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ステータス/戦歴
いつか誰かが縁日で買ってきた赤いカラーひよこ、それが私だ。 当然のように人語を話すが驚くようなことでもあるまい。この町ではよくあることだ。 知っていると思うがカラーひよこは短命なことが多い。だが私は身の内に宿る膨大なる霊力によって破滅の定めを覆した。 稀なることだ。世界広しといえども私ほどに高い次元にあるカラーひよこはそう居まい。 だが私はそれによって驕ることはない。 安心するがいい、人の子らよ。私はお前たちの愛玩動物であった頃の私を忘れてはいないし、またそれを恨んでもいない。むしろ誇りに思っている。 私はカラーひよこだ。例えあらゆる邪を滅する聖獣の末席に身を置こうともそれは変わらぬ。 愛しき人の子らよ。私はお前たちを慈しもう。 だからさあ、お前たちも私の愛に応えるがよいよいよい―――― (訳:ごはんください)
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