アーティフィシャル家出身 史楼 夕真 510364 Edit

ID:510364
名前:史楼 夕真
出身家:アーティフィシャル
年齢:19(登録時:17)
性別:
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理由:
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その他:ステータス/戦歴/名簿Edit


マスター
exp028373.png設定等
天涯孤独。捨て子であり、聖杯戦争の為に育てられた。
師であり、養父でもある者に由ってこの地へ送り込まれる。
【外見】

身長170cm以上 体重不明
メガネにジャケット。明るい髪色に猫目
【性格】
実直と評された。


【保有スキル】
熱量操作:A
熱量操作を行うことができる。
ここから派生するスキルには魔力を必要としないが、代わりに熱量を消費する。

神経回路:-
魔力回路が擬似神経に対し、神経を仕様した固有の回路を持つ。
副次的に、身体操作の精密度の上昇や、擬似神経以外の『神経』が最適化されている。

消化:C-
消化をスムーズに行うことができ、身体にロス無く吸収される。
異物の消化はすることが出来ない。

【武器】
不揃いの礼装短剣

名前:史楼 夕真
サーヴァント:セイバー
属性:中立・中庸
聖杯への願い:義父が起源へ到達すること。
テーマ:Run Away
その他:詳しくはこちら?


蛇に羽を描き足して、滑走路から空を飛ばしてやろう。 Edit


お名前:
  • Continue?
    • Run Way

      • 史楼… 史楼…と俺を呼ぶ声が聞こえる

        未だ混濁の中へ居る 声の元を探して、深い森へ足を踏み入れるが
        鬱蒼と繁る木々に視界が通らず 自分が今何処を歩いているのかも分からない

        ただ、空を見上げると満天の星空に加えて優しく光る満月が 俺を照らしていた

  • 『史楼!いい加減に起きろ!』

    『ぎゃあっ!?』

    教科書の角で頭を強打され、飛び上がりながら目を覚ます
    どうやら、ホームルームを待つまでの時間で居眠りをしてしまったらしい

    『お前というヤツは… 何度呼ばれれば起きるんだ』

    『あぁ… なんだ、俺を呼んでたのは先生か…』

    『なんだ。じゃない』

    二度目の強打を貰う、いてえ
    俺が頑丈なのを知ってかポコポコ殴るんだよなぁ
    他のヤツが寝てても知らん振りなのにさ

    『まったく…生徒会役員だったら他の学生の模範となるように心がけなさい』

    『…すいません』

    素直に頭を下げて、許してもらい ホームルームは再開される。 -- 2014-04-26 (土) 03:59:54

  • あの戦争が終わったあと… 閏が消えて、間も無く

    言っていた通りに、入学案内が届き

    何処か虚ろなままに、学園生活を過ごしていた

    正直なところ、あいつが居なくなったショックが大きすぎて
    新生活なんて気分では無かったけれど
    これがあいつが最後に望んだことなのだから、叶えてやりたいと

    しょうがなく通っていたのだが

    何故か生徒会へ半ば強制的に勧誘されたり
    学級委員長からは副委員長として指名されたり
    どこからか俺がそれなりに運動ができると聞きつけた運動部員の
    しつこい勧誘から逃げ続けることになったり…

    落ち込んでいる暇が無い…

    オマケに放課後、図書室で閏の祭られていた神社か古墳だか
    そんなものが無いものかと、片っ端から歴史書からオカルトめいた本までを
    読み漁っていると
    そこに居た先輩から " いまどきそれだけ読書するやつも珍しい "と
    気に入られてしまい、オススメの詩集から最新の小説まで貸し渡されてしまい
    キチンと読んで感想を言わないと見るからに不機嫌になる先輩を前に
    読まざるをえなく 日課の調べものすら捗らなかった

    皆なんで俺なんかに構うんだろうか
    どれだけ考えても一向に分からなかった。 -- 2014-04-26 (土) 04:23:20

  • そんな風にここんところを事を思い出して、窓の外を見る
    嫌になるほどの青空に、夢でみた満天の星空を浮かべ
    つい、溜息がもれる

    『おい、今の話聞いてたか?』

    時々、忘れてしまうのだが
    俺の席は窓際の後ろの方にもあるのだ、
    だというのに、そんなことにも関わらず
    少し気を抜いただけでもこの教師にばれてしまうのは何故だろうか

    アイアンクローを喰らう

    『星空を見てて聞いてませんでした…』

    『…まだ寝てるようだな』

    ミシリと、内側から音が聞こえた気がする

    『いってええ!どこからそんな怪力が!?すみません次からちゃんと聞きますって!』

    教室を笑い声が満たすが、俺は泣きそうだった
    絶対何かおかしいぞこの先生

    『模範になれ、と言ったばかりだろ まったく…』
    『そんなことでは転校生に誤解されてしまうだろう』

    『えっ転入生?この時期に?』

    『うむ、扱い的には復学になるが… 何でも病気だったらしくてな』
    『完治してようやく通学できるようになったそうだ』

    『へえ… 良かったっすね』

    『マヌケな声を出している居るが、副委員長で役員でもあるお前が世話を焼いてやれよ?』

    『はっ!?俺!?委員長は?』

    『お前と違って多忙だからなあいつは』

    どうやら俺は暇人と勘違いされているようだった
    結構忙しくしてると思うんだけどなァ…

    『ふむ、とりあえず釘は刺しておいたしこれで問題は無いだろう』

    『待たせたな、転入生』

    入れ、と先生が教室の外へ声をかける -- 2014-04-26 (土) 04:49:21
  • 『え…?』 -- 史楼 2014-04-26 (土) 04:51:22
  • 『―――失礼します……。』

    どこかで聞いたことがあるような。懐かしいような。
    そんな声がした、気がした。

    先生は、黒板にチョークで、その黒髪の少女の名前を書きこんでいく

    『あの……』
    久方ぶりの学校で緊張しているのか、声が震えている

    『憂月 閏、です……その、入院が長くて……』
    『その、色々、迷惑っ……か、かけるかもしれませんが……。よっ、よろしくおねがいしますっ……』

    黒いメガネが特徴的な、線の細い、正にインドア派といった風貌の大人しそうな第一印象を、皆、受けたと思う

    その中で唯一、たったひとりだけ、彼女に対しみんなと違う感想を抱いた生徒が、いた。

    -- ??? 2014-04-26 (土) 20:19:41
  • 『閏…!?』

    思わず、自分の右手を確かめる …もちろん令呪は無い
    さっきのアイアンクローで気絶して夢見ている可能性を考えて
    頬をつねってみる 痛い、夢じゃない

    相当悪質な冗談で無いとしたら
    神様は、4っつ目のお願いも叶えてくれたのだろうか

    『席はそうだな、あそこで変な表情をしてる頭がオレンジ色のバカが居るだろう』
    『その隣に座るといい、あれでも副委員長だから世話になりなさい』

    不名誉な紹介をいただいても反論する余裕が無く

    えっと… あなたが副委員長さんですか?

    と、問われて思わず俺は答えてしまう

    …ああ、そうだよ。お前のマスター 史楼 夕真だ。

    バカなことを言った俺の頭を、つかつかと歩いてきた先生が拳骨で殴る
    目から火花が散るくらいの衝撃、手加減を知らないなこの人は


    痛みのせいか、留め止めも無く 涙が零れた。 -- 史楼 2014-04-26 (土) 21:02:53



  •                               Run Way――To be continued.

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お名前:
  • 始まりの始まりへ -- 史楼 2014-04-26 (土) 04:55:47
    • 少し駆け足気味になっちゃったけど、これで俺の聖杯戦争は正真正銘 終わりだぜ
      俺のお話に登場してくれた人物と、読み見守ってくれた人たちに ただひたすらの感謝を。
      -- 史楼 2014-04-26 (土) 21:12:01

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Last-modified: 2014-04-01 Tue 02:47:56 JST (3672d)