◆保有スキル解説◆ †
コマンドー:B
軍人としての能力を示す。単独行動、破壊工作の複合スキル。
更に銃火器のランクを上げ本来銃が持ち得ない破壊力を持たせる事が出来る。
Bランクのこのスキルは、それぞれB相当の単独行動、破壊工作を可能とする。
手榴弾とグレネードランチャーによる建物の破壊が可能となり、自動小銃の弾が尽きる事が無くなる。
紛い物の聖者:-
人の手により神霊の形質を付与、または覚醒させられた生物。その者の特性により発現する効果が異なる。
サーフの場合精神汚染、毒に対するBランク相当の抵抗と魔に対して1ランクの全能力低下を齎す。
神霊の形質を持つ為本来は神性を持っているが、本人が自身を兵器と断じている為失っている。
無冠の武芸:-
様々な理由から、認められる事に無かった武具の技量。
剣、槍、弓、拳、騎乗、神性のスキルランクをマイナス1し、属性を真逆のものとして表示するが、真名が明かされた場合消滅する。
宗和の心得:A
同じ相手に何度同じ技を使用しても命中精度が下がらない特殊な技法。攻撃を見切られなくなる。
◆宝具解説◆ †
<<対魔、対霊格用重火器一式>>
西方のある国で標準化されている儀礼済み銃火器、対霊用の特殊弾、手榴弾、火炎放射器等の総称。
同型の装備は他にも存在するがサーフ・ジュエルが用いてた物であるという判定の結果
E〜Dランクの宝具と判定されておりサーヴァントでなければ十全には活用出来ない。
<<あまりにも単純な答え>>
無冠の武芸の消失と共に開放されるC〜A+ランクの対人宝具。
厳密には英霊を象徴する道具としての宝具ではなく、武術の真髄。
対象を殺傷する為だけに古今東西の武術を統合、研磨され続けた軍隊格闘術。
その技術を戦場の中で磨き続けたサーフが辿り着いた極めてシンプルな答えの結晶。
「上手に殴れば人も悪魔も熊も不死者も巨人も皆等しく死ぬ」
その持論の下に強力な勁力から放たれる単純な破壊力だけではなく
魔力、霊力、気を込めた霊的な破壊力を以って存在そのモノへダメージを与える。
距離が近ければ近い程その威力は増し密着からのリバーブローは死の権能と等しい威力を持つ。
<<絶招・金剛神掌>>
一般的な不死者を遥かに凌駕する程の再生力を持つ者や神に等しい者といった
強大な存在に対し拳で対抗する為にサーフが導き出した二つ目の解。
単体ではBランク、<<あまりにも単純な答え>>と共に行う事でA++ランクの対人宝具となる。
相手の急所に対し四度の打撃を精密に同時に加える事により、
それぞれの威力を相手の体内で増幅させ致命的な炸裂を引き起こす。
性質上無冠の武芸の消失と<<あまりにも単純な答え>>との併用を基本とした技であり、
それ単体で用いる場合不発に陥りやすいという弱点を持つ。
◆自己申告◆ †
生前の彼は家族と戦友と呼べる者全てを殺し尽くす事となった人生でありとても幸福な人生とは言えない。
しかしそれでも多くの出会いがあった人生は幸福なものであったとして幸運値を表面上変えている。
その為実際の幸運の数値はDである。
◆来歴◆ †
かつて西方の国から酒場のある街へとやってきた軍人
西方で生まれた極めて危険な『黄昏の魔女』の監視という任務を遂行しつつ
人の為となる冒険業を行い『英雄』の称号を獲得
幾つかの任務を終えると共にこの街で出会った少女の言葉を胸に帰国
慈善事業を行いながら100歳をキリに老衰死をした人物
◆外見◆ †
鍛え抜かれたと表現するのが似合う逞しい肉体と無愛想な顔つき
更に黒色の軍服に身を包んでおりその見た目から強い威圧感を持つ
戦闘に於いては特にその威圧感は顕著で鉛を空気に纏わせたかのような気配を持つ
ただし会話をすれば案外表情が変わるのでそこまでの威圧感は無い
人のいる場に出る場合は皮製の頑丈なジャケットとズボンに身を包んでいる
◆能力◆ †
現役時代は6、70年前の事なので比較的名前を調べるのは楽かも知れない
ただ何故冒険者時代の戦い方をしないのかや正体を知るのはやや難しい
主に用いるのは銃器とナイフ
中〜近距離を維持してマシンガンやアサルトライフルなどで打撃を加えつつ、
遠距離型には狙撃ライフルやグレネードランチャーなどで対応する
剣聖と呼べる程度の技量はあるがセイバークラスではない事と、
自身の情報の秘匿になる為長剣を使う事は滅多に無い
ただし最も得意な距離は無手による超近接戦
東西南北問わず身となり肉となり骨とした軍隊格闘技を用いる為、
圏境染みた歩法や柔術、ボクシング等用いる技に暇が無い
◆戦う理由◆ †
その生き方を貫いた、きっとそれは正しい方法などではなく後悔も数多積み重ねて尚
彼らが生み出す不幸を傲慢にも天秤に掛けた時自分の腕は、足は、意思はその生き方を選んだ
その生き方を貫き通せば世界は何時しか自分を英霊と呼んでいた
…だがそれは正しさの証明などでは無い
例えそれしか選べない弱い存在だとしてもその方法はきっと間違いだから
…そんな愚かな生き方をしたがやり直すつもりも更々無い
どんなに繰り返しても自分はその道を進むと分かっているからだ、何より…
過ちばかりの在り様でも出会えた人達がいた、共に笑ってくれる人達がいた
…私の愚かな生き様を認め、後に続くものなのだと許し、師と仰いでくれた少女がいたから
故に願いはただ一つ、やり残した…感傷だ
見知らぬ者達の明日ではなく誰か一人の今の為に
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