TOP 携帯用 FAQ 質問箱
編集
最新の1件を表示しています。 コメントページを参照
かつて先祖の血縁者にアズラッドと呼ばれる男がいた。 彼は仇討ちのため魔導書ネクロノミコンの原本たるアル・アジフと契約し、さる魔術結社と壮絶な戦いを繰り広げたとされている。 このバルザイの偃月刀はアズラッドが遺したものと言われており、一族を滅ぼし永劫苦しめるための呪いが掛けられているのだ。 付与された呪いは「一族の衰退」と「永劫の生」 「一族の衰退」:一族の者で刀を持たざる者は子をなす事は出来なくなる、これにより彼以外の一族はすでに血が途絶えている。 「永劫の生」:この刀を継承するものに死が訪れる事はない、唯一の解放は子を生し刀を継承する事で生を受け渡す事。 彼は父の顔を知らない、永劫の生を受け渡すため父は彼を産ませると名付ける事も無く死に逃げる事を選んだのだ。 幼い頃は父を恨んだ事もあったが数百年の時を生き続けている内に父への恨みは理解へと変わり、やがて無関心へと変貌を遂げている。 生きた屍として無為な時間を過ごしていたが、刀を知るものに出会いこれが魔術刀剣である事を知り魔術によって呪いからの解放を願うようになる。