プロフィール Edit

アズラッド参考画像
  • 名前:ランドルフ(通称ランディ)
  • 種族:生ける屍
  • 年齢:不詳
  • 性別:♂
  • 容姿:参考画像を参照、血縁たるアズラッドに酷似
  • ステータス / 戦歴

  • 英国紳士風の格好をした褐色のアラブ人
    小額とは言え賞金首でもある彼は力ある魔導書を求めこの地へやってきたようだ
    それは永劫に生き続ける呪いを断ちきる力を得るため
    はたして不死の呪いから解放される事は出来るのか


山奥の小屋等 Edit

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  • こちらは流そう -- 2014-05-29 (木) 23:54:49

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  • 胎児の夢 -- 2014-07-24 (木) 03:55:49
    • シトリは駆けていた。ランドルフを急かすように無理矢理術衣を纏わせると、空中に浮遊しながら目の前を駆ける影を追っていた。
      「急げランディ!! 彼奴らが我が断章を取り込んでおるのは間違いない!」
      ランドルフの耳元で小さなシトリが叫ぶ。ランドルフが術衣を纏った際に、シトリはいつもこの姿となる。
      さて、何故こうなったかはいまより30分ほど前に遡る。

      暫くの間、心ここにあらずと言った様子のシトリだったが、ランドルフとの一件が合って以降は、かつてのような元気な姿を見せていた。
      しばらく中断していた断章探しも再開し、今日は街に断章の捜索に来ていた。
      シトリが大きな魔力を感知したのである。それはこれまでのものとは違う、とても強い記述であるということを示していた。
      シトリ達がその魔力の震源地へ向かえば、計らずともそれに遭遇した。
      そこにいたのは、二人の、黒衣の幼い少女だった。

       「白しイろい眼玉は可愛いよ」
       「トットの眼玉は可愛いよ」
       「ホントの眼玉は可愛いよ」
       「可愛い可愛い可愛いよオ――」
       「「ラアラアラアラアポンチキチ……ポンチキポンチキポンチキチ……」」

      その場に現れたシトリとランドルフを見ると、口端を吊り上げて笑うと、二人してぐるぐるとまわりはじめた。
      そしてそのままシトリたちから逃げていく。ケタケタと、奇妙な歌を歌いながら、こっちにおいでと言わんばかりに手招きしながら。
      二人の少女はどこか狂ったような笑いを浮かべて走る。幼い少女の走りでありながら、それはとてつもないスピードであった。
      その二人を追いかけ、今に至るのである。 -- シトリ 2014-07-24 (木) 03:56:04
      • 調子を取り戻したシトリに対し、ランドルフも表面上は変わらないがどこか安堵のような物を感じていた
        やはり彼女はこうでなくてはいけない、振り回されるような事も時にはあるがそれもまた良いだろう

        そんな時に舞い込む新しい断章の気配、シトリの調子が戻ってすぐとはタイミングが良い、良過ぎるような…
        とは言えただの一度、今回限りの偶然やもしれない…疑心暗鬼で機を逃す必要はないだろう
        従来よりも強い記述であるとの忠告に多少なりの緊張を持ちつつ、魔力源へとたどり着けば…
        「…少女…だな」
        判断に悩む、シトリに術を習っているとは言え即興で戦う術を身につけるための戦闘技術が中心だ
        相手の力量を…怪異としての力量を見定める力はまだ、ない
        その辺りはもっぱらシトリの担当である、いずれは身に着ける必要もあるだろうが今は判断を任せる他は無い
        さてこの少女たちこそが求める断片なのか…問おうとした矢先に笑い、逃げ出したではないか

        今までの断片は敵意を持ってかただ暴走していただけかは分からないが
        少なくとも真正面から襲いかかり、完全に敵対していただけに逃げ出すのは予想していなかった
        「まさかこちらが追う側になるとは!」
        強力な断片が相手となれば逃げ回りつつ…となる事を予想していただけに
        追う側になると言う事に奇妙な感覚を覚えつつ駆けだす

        そして現在

        術衣状態となるのを失念して追いかけ始めたためにシトリの叱責を受けつつ、術衣を纏う
        「取り込んでいると言ったな!あの娘二人はこの前の『砂男』同様別の書籍の存在か!」
        ついこの間戦ったモノは断片と一般小説が混じり合ったような怪異だった、常世神のようにそのままであればシトリにも判断がついただろうが…
        断片でありつつ『何の』記述か判断がつかない以上、またも別の書との融合怪異なのだろう
        だとするならば、その書が何であるか把握する事が出来れば戦う上で優位に立つ事が出来る事は想像に難くない
        ランドルフは頭で理解して問いかけたのではない、体が、心が、魂が、戦うための術を探っているのだ

        「しかしなぜ攻撃をしてこない、おびき寄せられているのか…?」
        今までとは違う断片、それだけに罠である可能性への疑念は拭えない -- ランディ 2014-07-25 (金) 17:18:15
      • 「ああ、あれはおそらく我が断章を組み込まれて無理矢理魔導書化されたものに相違ない!」
        同じ本でためか、その気配からか、それは理解できるようだ。
        「じゃが、一体何の本じゃ……?」
        シトリは長年生きてきた。あらゆる世界を巡ってきた。それなりに有名な魔導書、小説などに関しても知識を持っているつもりであった。
        無論全ての本を知ることなどシトリは出来ないが、それでも人間の何千倍もの知識は持っている。魔導書ゆえに、記述が増える事さえあるのだ。
        しかしそれでも、目の前を走る少女らが一体なんであるのかはわからなかった。魔導書化した一般書籍と言えど、それなりの力が宿っていなければ魔導書にはなれないはずである。
        即ち、有名であるとか、何らかの力が込められているとか、である。そういうものならばシトリも想像はつく。だが、目の前の少女らはわからなかった。
        どこか狂っていて、こちらを惑わすようにして。堂々巡りのような感覚をシトリは味わっていた。

        しばらくその追いかけっこが続いていた。しかし、徐々にそれが異常な状態であることを二人は気づき始めるだろう。
        同じ景色が繰り返している。ぐるぐる、ぐるぐると、街の中ではあるのだが、延々と同じ場所を回り続けているのだ。
        少女らはきゃっきゃと笑いながら、何かのフレーズらしきものを歌い、シトリらから逃げていく。
        堂々巡り、目くらまし。永遠に同じ場所で、同じことを繰り返させられる牢獄に閉じ込められたかのような、そんな世界だった。
        少女らはまた歌を歌い始めた。今度はシトリらにもまだ意味の分かりそうな言葉であった。

          胎児よ

          胎児よ

          何故躍る

          母親の心がわかって

          おそろしいのか

        すると、それと同時に次第に奇妙な音が聞こえ始めてきた。それは時計の音。ボンボン時計が時刻を告げる時の音に似ていた。

        …………ブウウ――――――ンンン――――――ンンンン………………

        蜜蜂の唸るような音が響く。それと同時に、世界が融解しはじめ、闇が包み始める。
        深い深い眠りに急激に落とされるような、そんな感覚をシトリとランドルフを襲う。

        「そうかっ! しまった、こやつは――!」
        シトリがランドルフに何かを伝えようとするも、その声が続くことはなく、二人は急激な眠りの中へと引きずり込まれていった。
        ただ残るのは、あの二人の少女の嗤い声と、ボンボン時計の音のみであった。 -- シトリ 2014-07-27 (日) 05:53:37
      • 元のページのままであれば単純にシトリの記憶を頼りに弱点を突く事も出来るだろう
        小説…いや、もしかしたらそれは絵本なのかもしれない
        何の書であるかはランドルフの知識では把握することは出来ない…シトリが知らぬ書であればそれまでだ
        「こういう物は、知名度が高いほど強くなったりするのではないだろうか
         神が信者の数だけ強くなるように、書もまたそれを知る読者の数だけ…
         『敵』が選ぶのであれば全く誰も知らない無銘の書などではない筈だ」
        ランドルフもまた、シトリと同じような答えに辿り着いたのは教育の賜物か
        書の解を求める作業はシトリに任せ、時折身近な屋根を蹴り速度を増して駆ける

        時計台を蹴る――加速
        宿屋の屋根を蹴る――加速

        もはや常人の目に止まることの無い速度の領域には達しているだろう
        それでも少女たちに追いつくことが出来ない…速い

        巨大な広告塔を蹴る――加速
        地主のものと思われる屋敷の屋根を蹴る――加速

        いくら加速をしても届かない、いや…加速をしたつもりでもすでにこれ以上ないという速度になっているのだろうか?

        時計台を蹴る/宿屋の屋根を蹴る/巨大な広告塔を蹴る/地主のものと思われる屋敷の屋根を蹴る/時計台を蹴る/宿屋の屋根を蹴る/巨大な広告塔を蹴る/地主のものと思われる屋敷の屋根を蹴る/時計台を蹴る/宿屋の屋根を蹴る/巨大な広告塔を蹴る/地主のものと思われる屋敷の屋根を蹴る/時計台を蹴る/宿屋の屋根を蹴る/巨大な広告塔を蹴る/地主のものと思われる屋敷の屋根を蹴る/時計台を蹴る/宿屋の屋根を蹴る/巨大な広告塔を蹴る/地主のものと思われる屋敷の屋根を蹴る

        幾度も幾度も蹴り固められた部位はひしゃげ、加速をつけるに不十分な形状へと変形していく
        (蹴り辛い)
        それがきっかけ、ようやく同じ所をめぐっていることに気がついた
        同じルートを同じように移動しているからこそ、同じ部位ばかりを蹴って…
        違和感に気づくが追いつけないのでは同じことだ
        だが同じ所をめぐるのであれば…罠を張ればよい
        糸で網でも仕掛けておけばよいだろうか?きっと次に巡って来た時に絡めとる事が出来るだろう
        「シト…」
        案を伝えようと口を開いた、その時だった
        今までとは異なる、少なくとも単語単位では意味のわかる言葉が…

        「ん…何の音だ?」
        先ほどから何度も蹴り付けていた時計台の音か?
        いや、あの時計台が鳴らす音はもっと小気味よい音がするはずだ
        このような       不快な   音     では…

        突如襲い繰る睡魔に抗うことは出来ない
        シトリが何かを言おうとしている
        しかし聞こえてはこない

        ああ

        眠らせてくれ -- ランディ 2014-07-31 (木) 21:15:08
      • ……。
        ………。
        …………。

        「フーム……成程。実に面白い話だね。いわば、君は先祖の呪いというべきものに囚われ、その魔導書というものを使ってその呪いを解かんとしているわけだ」

        覚醒したランドルフの目の前には白衣を着、イガグリ頭の中央にある鼻に眼鏡を引っ掛け、葉巻を口に加える男が座っていた。
        ランドルフがいたのは、何処かの大学の教授室といったよな場所であった。先ほどまで追いかけていた二人の少女の姿はなく、シトリもランドルフの隣にはいない。
        壁にかけられた日めくりカレンダーの日付は「大正15年10月19日」となっていた。ランドルフが聞いたこともない年号だろう。
        どうやら大学病院の一室らしく、標本と思われる奇怪なものが白衣の男の後ろの棚に並べられている。
        火星侵略の建白書であるとか、大小さまざまな形の脳髄の標本、歯茎の血で描かれた絵、垢で作られた観音像、『ドグラ・マグラ』と題された原稿用紙の束……それらがその棚に並んでいた。
        ランドルフはソファの上に座らされており、部屋の窓から見える光景は、酒場の街のものとは全く違っていた。
        この一室は巨大な近代建築の中の一つであるようだった。この巨大な建築の外には巨大な広場があった。そこには誰もおらず、入り口と思われる門は固く封鎖されていた。
        「解放治療場」という看板がその外の広場に打ち捨てられていた。

        「ドウだい、君もウイスキーでもどうかね。上等なハバナもあるよ。イヤ、客の前だが失礼。コウして口を湿らせておかないと上手く舌が回ってくれないのでね。アハアハアハ……。
         しかし君の話は面白い。吾輩の心理遺伝の研究にも使えそうなものだよ。先祖の呪いというのは心理遺伝でもよく言われることでね……ある先祖の強烈な体験が、子孫の精神にも影響を及ぼすと言う――」

        男はランドルフに話しかけ続ける。どうやらランドルフは酒場の街とは全く別の場所に飛ばされてしまったようだ。
        このままだと目の前の男は勝手に話し続けるであろう。 -- ??? 2014-08-02 (土) 01:24:13
      • ここは一体どこであるのだろうか、先ほどまで自分はシトリと共に…そうだ、少女を追いかけていた筈だ
        断片を内包した何らかの書であるはずの少女たち、それから…それからどうなった???
        まずは現状を把握しなくては…周囲をぐるり見渡す

        男だ…不可解な事にこの男は私の呪いについて語っている、話した覚えは無い
        カレンダー?…日付が記載されているが年号は分からない、暦であるとは思うのだが
        標本類…気色の悪いものであると言う以上の感想は無い
        部屋…それこそ病院とは無縁であったランドルフにはそこが医療現場に係わる所であるとはわからない
        部屋の外…先ほど居た街並みではない、どこか全く別の場所のような…

        状況確認は終了
        結論は全く分からないと言う事が分かっただけだ、シトリから知識を学びつつあるとしても今は意味をなしていない

        男が何かを喋っていいるようだがランドルフには届かない
        いや、耳に入ってはいるがそれを言葉として受け取る気がランドルフにないと言うだけだ、それは至極単純にノイズとして処理されている
        常人とは大きく異なる生い立ちから来る異常な集中力と表すべきか、今の彼の頭の中は『シトリの捜索』と『現状の打破』の2つが全てを占めている

        シトリは何処へ行ったのか?
        姿は見えない、そもそも術衣として一体化していた筈だ
        引き剥がされ別々の所に分けられたか…そうであるならば、目の前の男こそがシトリを引き剥がした張本人なのだろうか?

        「バルザイの偃月刀」

        魔剣を、魔杖を、静かに喚ぶ
        いつもの行為だ、幾千幾万と繰り返した枷であり武器であるモノを喚び出す行為だ
        何のために?

        決まっている
        この男を、斬るためだ

        ランドルフにとってヒトの倫理は守るべきものではあるが最優先されるものではない
        ヒトを傷付けてはいけない、殺めてはいけない、それは己の保身のための倫理である
        保身よりも改変を、現状の打破を求めるならば、シトリと言う少女を求めるならば
        そのような役に立たないモノを捨てることなどは容易い事だった… -- ランディ 2014-08-07 (木) 21:02:28
      • 「フーム、ズイ分と嫌われたようだネ。その奇妙な刀もかなり研究のし甲斐がありそうだが……」

        偃月刀を出現されたランドルフを見つつ、白衣の男はニッと歯を見せて笑う。動じた様子はない。
        葉巻をうまそうに吸いながら、まあ待てとランドルフに言う。

        「あまり上手い解決方法ではないと思うがネ。今君が話せるのが吾輩一人なのに切って捨ててしまうとはよくない。
         それにせめて名前とここはどこかぐらい聞きたまえよ。アンポンタン・ポカン君でさえそうしたぞ。  今ならベッドも空いている。精神病とは誰デモかかる病だ。吾輩はこの地上を狂人の解放治療場といっているが……一つ治療していくかね? ワハハ」

        すくりと立ち上がり、男は窓の方へと向かう。

        「聞かれないから自分で答えるが、ここは九州帝国大学医学部精神科。その附属病院だ。
         そして吾輩は正木敬之……一応医学部の教授で学部長だヨ」

        机の上にあったウイスキーの入ったコップを呷る、そして再びランドルフに向き直る。

        「我が解放治療場の前に倒れていた君をここまで動かしてきたのだから少々骨が折れた。 吾輩お得意の暗示で話を少し話を聞きだしたのは悪かったと思っているが、ズイ分と奇妙な成りをしていたのでね、気になってしまった。
         だがもうそこまで出来るなら十分に快復したと見えるナ、結構」

        正木と名乗った男は再びニッと笑うと、懐から一冊の本を取りだし、ランドルフの前に差し出す。

        「サテ……多分君が探しているのはこの本だろう?
         コレは実に面白い本だネ……日本の神話学がひっくり返りそうなことが書いてあって、まさに奇書だネ。
         失礼ながら君が気を失っている間に読ませてもらったよ」

        男が取り出したるは『倭文祭文註抄集成』。そう、シトリの本体がそこにあった。

        「催眠中の君の話だと、まるでこの本が人と化しているような話だったが……フーム。実に面白いネ。
         ……吾輩もネ、今の吾輩が普通の存在でないことは知っておるよ」

        不意に男はそう呟くと、一つの原稿用紙の束を棚より取り出し、机に置いた。

        「これは吾輩の学位論文である『胎児の夢』というものだ。そして吾輩はすでに気づいている。ソウ、キットこの世界こそ『胎児の夢』なのだ。  学問的な説明をしてもいいが、君は聞いてくれそうにないネ。ワハハ」

        そう哄笑する。そしてバンバンと『胎児の夢』を叩く。

        「この世界には最早吾輩しか人間がいなくなった。いつのころから全てが狂い、この病院の患者も何もかもが消えてしまった。
         そして、いつも「アレ」がやって来ては、吾輩を苦しめるのだよ。きっとあれこそ、躍る胎児だろうネ。
         そこに君が現れた。きっと君は外から来た人間なのだろう。吾輩もウスウス、自分が創作物の中の人間だということには気づいているヨ。
         それで思ったのだ。君がこの世界から外に出るためには、夢を終わらせなければいけない。あの胎児の夢を覚まさなければならない。
         胎児が母親の胎内で見続ける悪夢――それがここだ。堂々巡りのめくらまし。ドグラ・マグラさ」

        突如、天地が揺れ始めた。窓の外の景色が赤く染まっていく。

        「ホラ……やってきたぞ。吾輩の罪の象徴だ。科学の為に妻子すら捨てた吾輩の。
         あア……一郎……スマナイ……吾輩は科学の為に己が息子を発狂せしめた。妻をも殺した。そしてその報いが吾輩を襲っている」

        外からは何かが泣き叫ぶ声が聞こえていた。同時に、何かがこちらへと向かってきていた。
        それは目から血の涙を流す、巨大な赤ん坊だった。大きさは小さなビル一つぐらいはあるだろう。
        それが地獄めいた鳴き声を上げつつ、こちらへと向かってきている。肩には、ランドルフが元の世界で追っていた二人の少女が立っている。

        「解放治療場での参事の後、吾輩は自ら死のうとしたが、このようなことになった。イヤ、本当は死んだはずなのかもしれない。
         だがそんなことはいい。今はただ、君に願うほかない。
         この夢を覚まさせてくれ。あそこにいる胎児の夢を覚まさせてくれ。
         君にとっても、それが一番だろう。キットあそこにいる少女二人が全ての元凶だ。
         君なら、その刀で何とか出来るだろう? 頼んだよ。ワハハ」

        そう言うと、正木博士はポンポンとランドルフの肩を叩き、窓を開けた。 -- 正木博士 2014-08-08 (金) 00:37:26

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  • ウワアめっちゃゴルロア変わってる。黄金歴がない! -- シトリ 2014-07-28 (月) 18:31:59
    • なんとも言えない大きな変化についていけません…新しくなってよかったと思える部分もあるんですがなぜ変えてしまったのかという部分も多く…! -- ランディ 2014-07-31 (木) 21:16:05
      • 帰宅しました! ちょっと風呂入ってくるので出てきたら返します! -- シトリ 2014-08-02 (土) 00:03:40
      • しばらく帰省しますので霊圧が落ちると思います! -- シトリ 2014-08-10 (日) 00:17:06
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斬魔大聖のシミター・オブ・バルザイ Edit

かつて先祖の血縁者にアズラッドと呼ばれる男がいた。
彼は仇討ちのため魔導書ネクロノミコンの原本たるアル・アジフと契約し、さる魔術結社と壮絶な戦いを繰り広げたとされている。
このバルザイの偃月刀はアズラッドが遺したものと言われており、一族を滅ぼし永劫苦しめるための呪いが掛けられているのだ。
付与された呪いは「一族の衰退」と「永劫の生」
「一族の衰退」:一族の者で刀を持たざる者は子をなす事は出来なくなる、これにより彼以外の一族はすでに血が途絶えている。
「永劫の生」:この刀を継承するものに死が訪れる事はない、唯一の解放は子を生し刀を継承する事で生を受け渡す事。
彼は父の顔を知らない、永劫の生を受け渡すため父は彼を産ませると名付ける事も無く死に逃げる事を選んだのだ。
幼い頃は父を恨んだ事もあったが数百年の時を生き続けている内に父への恨みは理解へと変わり、やがて無関心へと変貌を遂げている。
生きた屍として無為な時間を過ごしていたが、刀を知るものに出会いこれが魔術刀剣である事を知り魔術によって呪いからの解放を願うようになる。

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Last-modified: 2014-05-31 Sat 07:23:05 JST (3589d)