麗花と竜巻
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編集:MenuBar
逆巻く風の中でも咲く花はある
とまあこうして悪の貴族の野望は食い止められました、めでたしめでたし…ってなもんだが本当にお前はあれで良かったのか?
(男は中庭にて麻布に入れた炭の塊を手でゴリゴリゴリゴリ砕いている、ゴリラオブゴリラな行為だ。鍛錬もあるのだろうが…そんな中での問い)
確かに福音書では救世主は右の頬を打たれたら左の頬を差し出せたぁ言ってるがそれより古い申命記じゃあ目には目、歯には歯と教えてる
法と慈悲の矛盾だが法は少なくともあの男爵から奪う事を神は認めてるぜ?(当然平民が貴族に手を出す事はこの時代難しい)
(難しい…が、事の真相を知っていたのなら東国に罪を被せる方法も無くは無かった。あの場に在った無数の命を散らす事になるが) --
ゲルベル
2025-05-28 (水) 22:37:47
いいも悪いもないさ。あたし達は因縁を断ち切ってこれから生きていく。親父が暗殺者だったことも、朱蒼の親父が皇帝だったことも
だから一番手っ取り早いのは「全部なかったことにする」だよ。朱蒼の身柄以外何も手を付けない。だからそれ以上何も起きなかったことにする。グロワールと喧嘩はしたがそれだけ。連中も何か頼まれてたけど失敗した。
(裏社会なりの手打ちの仕方。相手のメンツを立たせることも時には重要ということだ トゥールと朱蒼は二人で中庭の掃除をしている)
神サンも救世主サンも、昔の王サンもいいこと言ってるとは思うがね。それだけじゃ立ち行かない事があるのも渡世ってもんさ
特にあたしらは孤児を後ろに抱えてる。余計なやり口してあの筋肉ダルマが物理的に孤児院を壊しに来たら困る。一人でやりかねないだろ?(肩を竦めて)
--
トゥール
2025-05-28 (水) 22:56:45
偉いねえ、俺よりもずっと高い視点で物事を見てるぜ。それに真っ当だ、これで安心して孤児院が安定したらまた出ていけるよ
俺からすりゃああの男爵が言ってる事はとにかく魅力的で味方してやりたいって気持ちも無くは無かったしな
(つまりは自身がこの孤児院に居れば思想的に宜しく無いと告げているのだろう、ただこの男はあの男爵とも違う…求めるのは冨貴ではなく闘争)
(この一年間孤児院で腰を据えて真面目に作業をしていた事が稀なのだ、ただそれは同時に男の情を示してもいた)
こっちの国と東の国とで恨みを抱えちまえば少しは貴族周りも忙しくなるかとも思ったがそんな事しか俺は考えられねえからな
そういう意味じゃあお前さんの判断は大正解だったろうよ?ただそれでも因縁を断ち切るってのは生半可なもんじゃねえ、思い詰めるなよ(ざーっと袋から砕けた炭を出すと新たに炭を袋に入れて砕き出す) --
ゲルベル
2025-05-28 (水) 23:19:07
相変わらずというかなんというかだね(はぁ、とため息 朱蒼はゲルベルの意見に若干引き気味に表情)
ま、そういうのをきちんと制御出来てるんだから随分大人になったとあたしは思うよ それ故に孤児院や市には居場所がない、か(淋しくなるね、と呟いた)
結局は一男爵が利益のために考えてた策略、それも得するのは向こうのひっくり返された側の人間だけ。んなもん台無しにするぐらいでいいんだよ
そうだね、問題は後から湧いてくるだろうけど、しばらくは余計なことは考えないで生きてみるさ 孤児院のことももうそろそろ手を離せそうな雰囲気だしね
……ま、実際因縁に関しちゃそこまで心配もしてないけど 想像になるけど、皇帝も自分が殺されることは承知で、親父に朱蒼を託したんだろうと思ってる
革命の因縁をあたしら子供に被せないための西への移住だったんだろうさ(記憶の中で幼い朱蒼を可愛がっていた両親の姿を覚えていたのだろう)
(ゲルベルが炭を砕いたものを出しているのを見て)あんまり跳ねないようにしておくれよ。また掃除のし直しになる(なんて小言を投げる 炭を砕いている事自体は必要なのだろうと)
--
トゥール
2025-05-28 (水) 23:34:12
ヘッヘッヘ、お前の育ての親父よかイカレてるだろ?ただこればかりはしょうがねえや、暴れて許されるのはガキの内か酒場か戦場か遺跡ぐらいかってな
とはいえトゥールちゃんにそれだけ褒められてるという事はガキの頃よりは成長していると思います、まる!
(おどけた様子だが実の所この男はその事を苦に思った事は一つとしてない、そう在ってそう在り続けるという強固な我があるのだ)
東の国で働き先が得られなくなったのは勿体ねえけどなぁ…(としみじみと言う、悲劇を回避出来た二人の前でかなり最低である)
あ?違う違う、そんな壮大な話ではないぜ?お前の両親の話だよ、親を失った意味がやっと理解出来たんだ。思う所は無くはねえだろう
もしかしたらは人間のサガだ、もしかしたら…もしかしたら。そういう事を言ってんのさ、そういう時は空を眺めて面白い雲の形を探せって言いたかったんだ
(炭を注意されればあいあいと返す)とはいえ大量に用意しねえとだからなこれ、水量がまだ分かってねえし(何か意味の通らない事を言う) --
ゲルベル
2025-05-28 (水) 23:47:11
暴れていい、むしろ暴れるべき場所を選べてる人間はずっとまともな部類だとあたしは思うよ
そういうのはやっぱシスターの教育の賜物ってことなのかね。昔から殴る相手は選んじゃいたけれども(隣で喧嘩を見た、あるいは同じ喧嘩に混ざったからこそ知る彼の性根)
ただ物騒な物言いはおやめ。せっかく向こうも落ち着いてきた頃だろうってのに(傭兵にとって戦場とは仕事場ではあるが、平穏を求める人間には恐ろしいことで)
ああ、もしかしたら、って話ね。……ま、思うところがないとは、言わないさ。(遠くの空を見上げて)
でもさ。あたしは孤児になったからこそ、今の
孤児達
(
かぞく
)
がいる。悪いことばっかじゃないってことさね(それだけの温もりを貰ってきたのだと、微笑んで遠くの雲を見つめた)
水?炭を使って水に何をするのやら。ゲル兄のことだからなんかしら役にたつんだろうけど(ふむ、と首を傾げ粉になった炭を見る サバイバル術には相変わらず疎い)
--
トゥール
2025-05-29 (木) 00:09:46
とはいえ結局は俺は俺の中の獣と一緒に生きてく事しか出来ねえがなあ、親に似たのか何に似たのか…そんな興味はねえけどな?楽しいし
ま、なので次は南方の冒険に出かけようと思ってるよ。戦争がねえなら冒険だ、グラントの呪いも解いてやりたいしな
(それはつまり暫くの間はこの孤児院が脅かされる事は無いだろうという事も示していた、男の知る限りではあるが)
こういう時泣けねえのが俺達の弱みだわな、お前はもうちょい弱く泣いていいと思うけどよ(まるでこの件が起こる前にトゥールが悩んでいた事を理解していたかのようで)
そのための家族だとも思うし…んでこいつはな浄水器の元だ、樽に砂と一緒に詰めて水を注ぐと川や井戸の水の毒気を濾してくれる力がある
(西方都市に似た構造の物があるのだという、その都市では長期間保存した雨水を安全に使用する為の浄水器なのだそうだ)
冬の内は良いが夏になると川上に何が混ざるか分かったもんじゃねえのよ、動物が死に腐る事もあるから --
ゲルベル
2025-05-29 (木) 00:28:55
南、ね?(グラントの呪い絡みと聞けば眉を上げる)宛があっての冒険なのかね。ま、あたしから言えることは土産話をよろしくってとこか。子どもたちも冒険譚は喜ぶだろうよ
それこそグラントがちゃんと歌えるようになりゃ、語り部にもなれるだろうにね(二人の冒険だと言うならそういう「土産」も期待できるか、と)
年長者の辛いところだよね。ハッ、そういうのは今後は夢に見て起きた時に流してるぐらいがちょうどいい。起きたらしゃかりき働かなきゃぁね(弱さは夢の中に置いてくるぐらいでなくては、と笑い飛ばす)
へぇ、こいつと砂で水がキレイになるのか。何だい?汚れだけくっついて水だけ落ちていくとかそんな感じ?(ぼんやりと仕組みを理解したようで)
ああ、外の生水は時々生き物の糞とかが混じるから危ない、だっけ(冒険者になる時に酒場で聞いたアドバイスだ)
孤児院で使える水も限度あるしね。ほんと、こういうのは現場知ってる人間じゃないとね(町の便利さを享受してる人間には出来ない発想だと、ゲルベルの肩を叩いた)
--
トゥール
2025-05-29 (木) 00:41:01
そこん所は旅のがてら俺がきちーんと鍛えてやるから安心してくれよ、旅と言えばリュートと歌ってなあ相場が決まってるもんだ!そんでリュートは俺!
(実際時々この庭園で男が弾き語りしている事があるが腕前は悪いものではない、怪物と戦う歌が多い分男の子向けが多いが)
おうおうそいつぁ頼もしいもんだぜ、その強さでこれからも皆を支えてやってくんな?無理はしねえ程度にな
そうそう、まあ細かい理屈は俺知らねえんだけど…昔一緒に旅した奴が色々教えてくれてよ、浄水と煮沸で泥水もほぼ安全に飲めるようになる
交換の頻度も数十年に一度でいいみたいだし子供達も構造覚えやすいからやっといて損はねえってワケ(そうして砕けた炭を積み重ねていく)
次の世代が来ても安心して暮らせるようにな(珍しく穏やかにそう告げれば山となった砕けた炭を袋に詰めて抱えていったという) --
ゲルベル
2025-05-29 (木) 00:54:10
あたしが心配なのはグラントの歌のセンスなんだがね……まぁ、そこ含めて教えてくれるってんならそれでいいさ(以前の歌は酷かったと顰め面!)
あいあい、大人にゃヤなことを忘れさせてくれる魔法の水もある。上手いこと渡り歩いてゆくさね(酒なり他の楽しみなり、陰った気持ちを抑える手はある それだけ大人になったと)
へぇー……数十年に一回でいい、てのが特にいいね。時期が来た時にちゃんと交換出来るようにしとかなきゃいけないけど。
確かにね。これからも孤児院には恵まれない子どもたちがくる。いつ何時でも生活に困らない環境が、孤児院には必要ってわけだね
(義兄のそういう優しさがただの暴力の化身でなく、一人の人間たらしめているのだろうと誇りに思いながら二人で中庭の掃除を済ませていった)
--
トゥール
2025-05-29 (木) 02:42:27
--
2025-05-28 (水) 21:02:40
--
2025-05-28 (水) 21:02:36
--
2025-05-28 (水) 21:02:31
因果応報、天道輪回 在后代身上?
--
2025-05-28 (水) 00:21:41
(青年はアジトの惨状を見回して、状況を把握しつつあった 倒れ伏すマフィアたち 打倒された義父 そして……眼の前に立つ黒髪の女。)
(その女に得も言われぬ感情を抱いていた青年は、突如跪いた女に驚愕を覚えた)
お迎えに上がりました。朱蒼皇子。(などと仰々しくする自分に思わず失笑してしまった)
「(そう、見覚えがあった とても幼き日に共にあった、姉の如き)……そなたは、私を連れていた者の娘か」
ああ、そうだよ。(もういいだろ、と立ち上がって)だけど皇子なんて肩書、もういいだろ。どうせあんたもどういう運命か、悟ってたんじゃないのかい?
(アルムストロングに匿われていた朱蒼皇子は、徹底して革命のために教育を受けていた そしてそうなった後、どういう待遇を受けるかは想像していた)
「そうだな、私も運命にうんざりしてきていたところだ。彼女は案内を断るそうだ。では、この先私の役目はないのだろう?」
「……出ていくといい。籠の鳥よ 荒野で自由を謳歌し、野垂れ死ぬといい」(皮肉めいて追放を告げた)
「だ、そうだ。私は家なき子になってしまった。どうすればいいのかな」(その宛があるからきたのだろう?と首を傾げた)
(くすり、と笑って)ああ、孤児は孤児院にいくもんだ。でもあんたの年だとすぐ卒院だ。花屋にでも就職する?
(なんて笑って、元皇子の肩をたたきアジトを後にしようと皆に声を掛けた)
(親の因果に縛られることなく、東国の二人は西の地で命を繋いでいく)
--
2025-05-28 (水) 00:21:50
……皇…子。そうか、そういうことか…(これが、宝。尊き血筋、そのもの)……既に革命が終わり、国として形が作られてしまったなら、
滅んだ国を立て直す象徴が必要…(そしてそれにもっともうってつけなのは、古今東西、前支配者の実子だろう)
いやはやこれは……ある意味じゃ予想はあたったけど…そっとしておいた方がいいやつ、だね…こりゃ領主には渡せない(と苦笑して) --
ヴァルク
2025-05-28 (水) 00:32:22
ぷふー…(貯めて吐いた息と共に漲る闘気を鎮める、ドッと全身から汗を吹き出して膝から力が抜けそうになるのを拳で叩いて奮起)
(弟妹達の前で見せたこの術技はあまりに負担がありすぎるのだ、疲労や精神的な物もあるが何よりも長引けば長引く程に振り絞れば振り絞る程に人に戻れなくなる)
(とはいえこの男爵はそれだけの相手ではあった、家族で力を合わせてこれなのだから己一人では果たしてどうなっていたか)
(息を整えて)で…もう一戦か?まだやれるぜ、1日中だって出来…ん?んん?
(汗塗れの中顎に手を当てている、己の中でバッチリ答えは出てしまった)宝ってのはこういう事かよ!そりゃあ財じゃねえわな!
そんで皇子を降りちまえば俺の大好きな戦争も起きねえ!ハーッ…ま、なんだ?それでも楽しめたぜ、次があったらまたやろう!
(男爵へ、マフィア達に聞こえるよう大きな声を上げれば男は踵を返す。次は無い筈だ、ただ次を考えた時この男の顔が擡げる事だろう) --
ゲルベル
2025-05-28 (水) 00:34:03
宝だったな、確かに。(口元の血を拭い)だが、持つ者によっては時代を歪めかねない宝だ。
さて…(折れた刀剣を拾ってなんとか鞘に納め)飲みに行こうぜ。とはいえ…(口の中を舐め)血の味がしそうだ。
(ふっと笑って去っていった) --
グラント
2025-05-28 (水) 00:36:36
(倒れたアルムストロングの上でぴょんぴょんしばらくと勝ち誇っていたが)
(皇子とトゥールのやり取りを不思議そうに眺めては)
ぽてぽ?
(一人だけ何も理解していないかのように首を傾げるのだった) --
『ワ』
2025-05-28 (水) 00:43:29
因果応報、天道輪回 在后代身上?
--
2025-05-27 (火) 22:43:07
「ああ、君が彼の娘か。その鋭い瞳、見間違えるはずもないな」(不敵に笑うアルムストロング)
「あいつの最後を聞きたいか?吊るした妻の前で奴は……」(下卑た笑いを浮かべた瞬間、竜巻が舞った)
(眼鏡の反射に視線が隠れる その表情は怒気に満ちていただろう 振るった拳は嵐のごとく)
(ドドドドドッ、と激しい衝撃音が響く トゥールの鋭い拳足が叩き込まれた証拠 しかし。)
(山は、揺るがない。)
(返礼のパンチは速く重く、トゥールの腹部を捉えとてつもない衝撃とともに壁へと叩きつけた)
(ジャケットを脱いで放り投げれば、磨き上げられた筋肉がより強調される)
あ、あんたホントに貴族かい……(驚愕に目を見開いたトゥール まさかマフィアより恐るべき者が糸を引く貴族とは)
俺はスポーツマンだ!!
そこらの貴族とは鍛え方が違う!!!(説明になってない!!!)
その気になりゃぁ、伯爵だって真っ二つにして見せる!!(本気で言っているのだろうか?)
さぁ、お前には喋ってもらおう。お前の故郷への道を。お前の覚えている故郷の全てを。
喋るまで……
お前のお友達を一人づつぶん殴る!!!!!
(あまりにも力任せ あまりにも剛力な貴族の襲来 トゥールから東の大国の情報を引き出すため、孤児たちへ圧倒的な暴力が迫る!!!)
--
2025-05-27 (火) 22:43:23
こいつは……なんだ!?(拳を振るう、相手の腹筋に阻まれ硬質な手触りを返してくる)何!?
(殴り、蹴り、肘を打ち、急所を狙う)
(だが!!)こいつ……鍛え上げられている!!(殴り飛ばされて壁に叩きつけられる)
ぐぁっ!?(しまった、隙を見せてしまった。どうにか。勝機を。思考が散らかる) --
グラント
2025-05-27 (火) 22:47:30
おうトゥール!死んでねえな!?死んでねえならヨシ!しかしまあなんともデカいじゃねえか!権力に負けねえ身体をしてやがる、とはいえ義妹の手前反省して貰わねえといけねえんでな
フーーーーーーーッ(深い息を吐く大男、直後に)カアアアアッ!!!(全身から闘気が漲り出す、普段から放っている比ではない。人が身に収めてはならない程の力が男の身体に満ちる)
(その全身は血の巡りが極端に増しておりまるで東の「アカオニ」や聖書に出てくる悪魔の類の如くに赤く色付いている)
鬼身法!こいつの果てにゃあ鬼にも悪魔にもなると言われてるが…趣味の悪ぃ拷問なんぞやってるテメエにゃ丁度良い!
(アルムストロングに負けない屈強な身体をした男が蒸気を吹き出しながらその鋼の拳を腹部に突き立てんとする!) --
ゲルベル
2025-05-27 (火) 22:54:51
……こりゃあ凄いのが出てきたもんだ。貴族には珍しいパワー型の闘士か…(ゲルベルにまさるとも劣らないだろう凄まじい鍛え上げられている体躯に、頬に汗が流れる)
(その武力は簡単に予想できる。少なくとも自分が掴まれでもすれば、くしゃり、だろう。更には構成員も全てが戦闘不能という訳ではない。時間が立てば復帰し、圧殺されるだろう)
その前に、俺達が持つか…って!?、え、詠唱破棄!第二十三頁《Souffle du Géant/巨人の息吹》!(凄まじい勢いで迫る男爵の圧倒的な肉体。それに反応して圧縮空気を叩きつける魔術を発動する、が)
止まらない…か?(詠唱破棄の影響もあり、普通の人間ならば食らって体ごと吹っ飛ぶようなそれも痛恨の一撃にはならぬだろう。焦りがにじみ出るも)
くっ…こうなったら…(ゲルベルが気の技を繰り出した。あれならば男爵とはいえ少しは止まるだろう。冷静になれ、今できることを、できる限り。そして、本は頁を繰る) --
ヴァルク
2025-05-27 (火) 23:01:50
!?
(ぬいぐるみ人は軽い)
(他のメンバーよりもより強く弾き飛ばされ)
(壁どころか壁から天井へと飛ばされては ぼてぼてぼててんと地面へと落ちる)
ぽてっ?
ぴっぴるんご ぼぼぼっ
(倒れたまま怒りを表現するようにじたばたじたばた) --
『ワ』
2025-05-27 (火) 23:02:46
(驚愕するグラントに対しずんずんと歩み寄る 叩きつけられた拳もものともしない)
「そんなヤワな拳じゃあ、フットボールで頂点はとれん!!」(返礼の拳はグラントをトゥールの隣へ叩きつけた 熟練者二人を同じ末路に)
(東洋の鬼のごとく赤熱した肉体を見せるゲルベルにほう、と感嘆の息を漏らす)「冒険者ってのは面白いやつがいる」(にやりと笑い、お互いの拳の間合いに)
(鬼を殴る。揺らがない。鬼の拳を受ける。揺らがない。どちらが先に参るかのデッドレース。それはもはや人の肉体では出ない音を立てて)
(その最中に叩き込まれたヴァルクの圧縮空気砲 奇跡的にゲルベルの拳と噛み合い、巨体をノックバックさせるに至った)
「
草食系
(
メトロセクシャル
)
と思っちゃいたが無視できんか」(ゴキゴキと首を鳴らし、仕切り直しに至る)
(一方でワ=タの動きに関しては一瞬目で追っただけで気にはしていない 戦闘に影響を及ぼさないと見た 彼の視線はトゥールへ向けられる)
「宝が何か知りたいか?ひっくり返ってしまった東の大国を立て直すために必要なものだよ」(破れたシャツを脱ぎ捨てれば鋼のごとき筋肉があらわになる)
「彼女の父親は暗殺者だった。皇帝を拳一つで殺して見せるほどのな そして『宝』を持ち去り西へ、西へと向かっていった」
「私も事情を知って心苦しい。かの大国を立て直してやりたいんだよ 君の父親の過ちを正すチャンスだ」(そう言って壁にもたれ掛かるトゥールに手を差し伸べる)
ああ……よくわかったよ……(握手に応じ、身体を引き起こされる が)
アンタが最低の屑だってな!!
「!?」
(腕を引いてその勢いで拳を叩きつける 気と竜巻が乗ったそれがアルムストロングの芯を捉え、ついに山を揺るがせた)
因果応報、天道輪回 在后代身上
(
親の因果が子に報い
)
だって!?ナマいってんじゃないよ!!
あんたの目的は結局金だ!!!それと栄誉!!!!(がん、がんと怒りと気を乗せて拳を叩きつける 皆の攻撃のお陰でようやく堪えてきた)
革命が成った国をもう一度ひっくり返して、その恩義で交易をうまくやろうってんだろう!!!!(そう叩きつけるトゥールは確信を持っていた 幼い日の記憶を思い出した)
そんなつまんない事のために『あいつ』を使わせない!!(強い意志を持って男爵を見返した これで決着をつけると手招きをしてみせた)
--
2025-05-27 (火) 23:22:40
ぷぃーーっ
(ぴょーんと跳ね起きて)
(ワ=タのふしぎなおどり)
(ワ=タのふしぎなおどり)
(ワ=タのふしぎなおどり)
らっぱっぱっぱ
(この世界にレベルという概念が存在するならば)
(まるでそのレベルが下がったかのような脱力感が)
(アルムストロングを襲うだろう)
(下がれ! 筋肉のレベル!) --
『ワ』
2025-05-27 (火) 23:27:28
テメエも貴族にしとくにゃ惜しいぜ男爵様よ!暴力ってえ何者にも縛られねえ自由をこれ以上体現してやがる!
(こいつは計算外の怪物だな、と内心嗤う。この力に耐えうる人間は今まで居なかった、居ても数発、だがこの男はどれだけ打ち込んでも同じだけ笑って返してくる…しかも余裕たっぷりにだ!)
(だがその拮抗が崩れた、義弟による一撃で)ヘッ味な真似するじゃねえかヴァルク!(その隙にビッと鼻血を吐き出す、殴り合いに必要な余裕が出来たのだ)
悪ぃなトゥール!小難しい話とか今は頭からすっ飛ばす!加減も無しだ!こいつはそんだけの男だよ!
(その手招きに飛び込む。金も欲得も無く、いや欲得はある。この男をぶちのめす、徹底的に。それを示すように男の心は暴力に染まりながらしかし打ち勝つ事に絞られる)鬼心法!
四!(四本立てた手刀を男爵の腹に)三!(三本立てた手刀を男爵の腹筋の裂け目へ)二!(二本立てた指を男爵の胸へ)一ッ!!!(最後の刺突をその首へ) --
ゲルベル
2025-05-27 (火) 23:36:28
(これは手を抜いてやれる相手ではない、異空間から刀剣を抜く。腕の一本は覚悟してもらう)
(全身の関節をフル稼働させて音速を超える斬撃を浴びせろ!!)
絶禍・白刃一掃!!
(横薙ぎの一閃)
(が)
(相手はこちらの刃を掴み折ると同時に流麗な動きで蹴りを浴びせてくる)が……!!(白刃折り三日月蹴りだ)
刹那の間に見切り、白刃取るかよ…!!(血を吐きながら前に出る)
(見切られた、だがそれは音速を超えるだけの教科書通りの斬撃だったからだ)
う……(前に出るは強き意思、振るわれるは異次元の拳)うおおおおおおおおぉ!!!
(敵の直前で脱力───虚の構え、究極の静)
(瞬間加速と同時に全体重を乗せた正拳突き──実の構え、究竟の動)
(水のように流れ、当たる瞬間に全身の関節を締める!!)
(アルムストロングの胴体へ放たれるアルティメット・アタック)絶拳。(師範も実戦で成功させたことのないと語る最大最強の正拳突き) --
グラント
2025-05-27 (火) 23:38:22
(トゥールが、吠えた。ああ、なんて気持ちの良い、啖呵なんだろう。その威勢に、自分も乗せられるようで、体に…気合が入る)
(書は進む。魔力を大量に注がれて、青白く輝いて。頁は捲れていく。家族の父を害した相手へと、母が編んだこの本を持って)
(頁は開かれる。《Danse des Lames d’Acier/刃鋼の舞》、《Lianes Enchaînées/絡み木の蔓》、《Crocs de la Terre/大地の牙》)
第八十二頁。 鋼核活性、展開開始。 舞う鋒、軌道設定、刃を鈍化。第四十頁。絡み束ね、目標地点周囲認識、かつ、周辺敵対座標スキャン、クリア。
第三十五頁。合わせ鋼牙射出。 地脈同調、穿孔軌道、制圧範囲拡張…(三つの頁が、開かれ光を放つ。のち…その全てがぱたん、と閉じ、最初の頁が開いた)
融合開始、第一頁展開。 術式交錯、構造固定、術式、統合完了――第一頁《新生の章》(始まりの、一頁目。その文字が光れば…本から飛び出し、少年の周囲を舞う)
……大儀式級魔術。《Jugement d’Acier/鋼鉄の審判》(四つの魔術が融合し、強化され、一つの魔術として成り立ち、放たれる)
(途端、室内のあらゆる床、あらゆる壁、あらゆる天井から、鋼鉄の柱が爆発的に幾本も、幾本も伸びる。本来であればそれは、刃を持ち周辺空間の全てを切り裂くが)
…同じ土俵に上る必要はない、って言ってたもんね(様々な角度で伸びる鋼鉄の柱たちは、行く手を塞ぎ、行動を阻害し、そしてその超質量で殴りつける)
(仲間の邪魔にならぬよう、発動中も精妙な制御により位置関係を調整しつつ、男爵の、更には周囲の構成員にも割り込ませぬよう柱はそちらへも立ち上り)
一応言っておきますね、男爵。貴方の敗因は…サンテぺルラ孤児院を、トゥール姉さんを、敵に回したことですよ(そう、眼鏡を直して呟いた) --
ヴァルク
2025-05-27 (火) 23:49:46
ワ=タ、ゲル兄、グラント、ヴァルク……ありがとよ(アルムストロングを一手、また一手追い詰めていく家族たちに礼をいい、男爵の前へ立つ)
あたしは暗殺者の娘だ。だからどうした?あたしの道に親父のやったことが関わりあるかよ?(動きを封じられたアルムストロングの丹田の前に拳を置く)
あたし達はそういう因縁を断ち切って、新しい未来を歩んでく。あんたは昔をずっと見返してな(こぉ、と深い呼吸をすれば、地下のアジトの周囲の地脈から生命エネルギーがトゥールに集い出す)
豪ぉぉあああぁぁっ!!
(ほぼゼロ距離からの全身の駆動で、筋肉の勢いを、気の力を、風の魔力を一点に爆発させる)
(ワンインチパンチ、またの名を寸勁。東国拳法の極意を持って、筋肉の怪物を打ちのめさんとする)
--
2025-05-27 (火) 23:59:15
(取るに足らない、とワ=タを放置した それがアルムストロングの過ちだった 視界の端で踊る奇妙なダンスを目に焼き付けられてしまい)
「なん、だ……?力が、筋肉が、萎びていく……!!」(効果は僅かなもの、表すなら「1レベルダウン」だっただろう それでも戦局をひっくり返す初手には最適で)
(暴力の化身が再び並び立つ この男だけは正面から殴り勝たなければ、貴族の、スポーツマンの意地が廃る)
(数え貫手とも呼ばれる技。面積が減るたび貫通力が増すそれに)「俺の筋肉を、貫くか!!」(抜かれ流血しながらも、鉄槌の如き拳を返す しかしその気勢は数えるたび減る)
(グラントの超速抜刀 ゲルベルとの打ち合いの最中にもなんとか捉えて)「させん!」(白刃取り そして刃を蹴り砕く)
(……だが、それこそが大きな隙となる その瞬間に潜り込んできたグラントの究極の一は)「ごおっっ!?」(山が鳴動する一撃だった)
(男爵の意識はヴァルクから逸れていた 拳を振るう三人に意識を取られていたのが大きかっただろうが、彼を嘗めていたのもある)
(だが、鉄の柱が無数に伸び、打ち付け檻となせば)「魔術師、風情がぁっ!!」(もはや見ずにはいられない それだけの大魔術)
(冷酷に告げられる、因縁の脱却 因縁を持って支配を図ろうとした男爵の計略は打ち砕かれた)
「ぎああああぁぁぁっっっっ!!!!!」(気が、衝撃が、アルムストロングの肉体を駆け巡る そして、立つ力を奪い尽くした)
「お、俺の肉体を、打ち破るとはっ……」(ついに膝を突き、崩れ落ちたアルムストロング)
「良い筋肉、してんじゃねぇか……」(それでも肉体信仰だけは本物だったのか、打倒した孤児たちの力を褒め称える)
(倒れ伏した男爵の荒い呼吸音だけがしばらく響いていたが、階段を駆け下りる足音が聞こえてくる)
「義父上っ、一体こんな所で何を……!?」(入ってきた青年はアルムストロング同様貴族と思しき身なりをしていた)
(それでも彼がアルムストロングの実の息子でないことは人目でわかるだろう。 彼は東洋人の血を引いている容姿をしていた)
(激闘を終えたトゥールは彼の顔を見つめ続けていた。)
--
2025-05-28 (水) 00:01:21
……はっ、はあっ…(魔力がごっそりと無くなった。その影響は体にも現れ、無傷であるも頭がぐらぐらと揺れる、が)
………え?義父上…?(その言葉に視線を向けざるを得ない。そう、ここで倒れる訳にはいかない。真実を、謎の向こうを見極めなければ) --
ヴァルク
2025-05-28 (水) 00:14:27
因果応報、天道輪回 在后代身上?
--
2025-05-27 (火) 21:26:04
(がん、と扉を蹴破ってグロワールのアジトへと押し入る 大きな物音と闖入者に驚く構成員達の姿が目に映る)
「何者だ!ここが『グロワール』のアジトだってわかっててやってんだろうな!!」
怒鳴り声を上げるマフィアの下っ端はしかし身なりもしっかりした、貴族街をうろついていても違和感のない端正な姿の男たちばかり
市場中央のマフィアとは違い、貴族相手の警護や違法物品の取り扱いなどを生業にしている様に見える
それでも荒事には慣れているのだろう 揃いも揃ってガタイがよく慣れた手つきで武器を構える
--
2025-05-27 (火) 21:26:12
花屋のトゥール。あんたらにはこう名乗った方が早いか?
東から来た竜巻の落胤、
龍風花
(
ロン・フォンファ
)
。
(今まで滅多に名乗らなかった第一の名、親からもらった名前を名乗って威圧する)
親玉を出しな。あたしに用があるんだろう?出さないなら……出てくるまで全員ブチのめす。
(言うが早いか、手近な下っ端の懐へ踏み込んで勢いを乗せての螺旋拳!先制で一人ぶっ飛ばして有利を作る)
--
2025-05-27 (火) 21:26:21
すまない。(拳を鳴らして)殺さないための表道具なんて持っていないんだ。
(マフィアの武器を素手で払って顔を掴み、地面に叩きつける)
グラント・ザッカムだ。懺悔しろ……その時間だけ殴らないでおいてやる。 --
グラント
2025-05-27 (火) 21:35:48
付き添いの義兄のゲルベルです、今回はラブ&ピースを目的として来ました!つまりはぶっ殺さねえ程度に遊んでやるから楽しもうやって事!
(オーガにも見紛うほどの屈強な男が笑顔で挨拶をすると共に徐ろに前蹴りをすれば人間が壁に向かって空を飛ぶ)
(それぞれの手で二人の男の胸ぐらを掴んでまるで玩具をぶつけるようにかち合わせる、滅茶苦茶な膂力を以て進む)
ほらもっと危ない道具出そうぜ!(言うが早いか棍棒を手に取り剣技の姿勢を取ろうとした男を棍棒を砕きながら顔面に拳を叩き込む)
やっぱこういう場所が俺に一番向いてるや!ガンガン来い!ガンガンぶん殴るから!! --
ゲルベル
2025-05-27 (火) 21:35:50
へぇ…大陸呼びの姉さんの名前、カッコいいじゃないか(文献により大陸の知識もそれなりにある少年には、なんとも勇ましくそして可憐な名であるように聞こえ)
まあ…でも、俺の魔術まで吹き飛ばされそうで心配だね!(突入と同時に開いていた魔術書の頁の文字が淡い光を放ち始め…突き出した手のひらから前方に霧が立ち込める)
第四十一頁、開示。視界遮断条件設定、急速噴霧開始。濃度増加、指定範囲にて安定化…沈め、《Voile de Serein/夜霧の帳》
(室内の一角を霧が覆う。伸ばした手の先も見えぬその中では、敵の視認どころか、下手に動けば同士討ちとなるような濃い霧が立ち込め捕われた男達を一時無力化するだろう) --
ヴァルク
2025-05-27 (火) 21:37:42
(今回は言われた通りに 皆の後ろをぽてぽてついて行くワ=タ)
くぁ!
ちぺちぺ ぐーまっ
(ぶっ飛ばされ倒れたマフィアの下っ端達の上に乗っては)
(ぺちぺち 意識を確認するように顔を叩いて)
んむんむん ち
(うんうん) --
『ワ』
2025-05-27 (火) 21:38:51
「ごはっ!」「あの拳……!まじで竜巻の女だったか!!捕らえろ!!」(一人先制で伸され、しかし怯まない)
(駆け寄り武器を振りかざすも)「いぎっ!」「ぐわっ!!」「なん、だとっ……」(拳が、蹴りが、肘が、竜巻のように舞い打ち据える)
「ぐえっ!」「ち、ちきしょう!吸血鬼狩りのグラント!!なんでてめぇがこんな連中と!!」
(素手であろうと吸血種を狩る手腕は健在 武器をもぎ取られた男たちは抵抗の甲斐もなく叩き伏せられる)
「げ、ゲルベルだ!」「出やがったなゴリラ野郎!!今日こそ積年の恨みを
ぐわっ!
」
(荒くれ者にとっての悪夢とも言うべき男の暴力は瞬く間にマフィアたちをなぎ倒していく 叩きつけられ、かち割られ、血を流して)
(ヴァルクの濃霧魔術が部屋内を覆えば)「み、見えねぇ!」「ぐわっ!馬鹿野郎俺は敵じゃ……」(乱戦模様だったアジト内は混乱の一途を辿る)
(隠密はある 暴力もある 技術もある しかし魔術を学ぶものはそういない 裏社会の構成の弱点を突かれた形)
(ワ=タにぺちぺちと顔を叩かれて)「ナニコレ……慰められてんの?バカにされてんの?」(惨めな気持ちになる構成員)
(そこにどんどんと吹き飛ばされてくる 瞬く間に戦闘が終わりそうな予感にぐんにゃりする)
(次々と打ち倒されていく構成員。駆けつけても駆けつけてもその度に叩き伏せられていく。)
(逐次投入では打ち倒せないかと増援は一旦止み、しばらくの静寂の後……大勢を伴った威厳ある姿が現れる)
「おうおう、やってくれてんじゃねぇかガキども。ここが貴族街、グロワールのシマと知ってての狼藉とは嘗められたもんだ」
(顔に幾重もの古傷を残したグロワールの頭目と思しき男は最新式の魔術投射杖を構え、見栄を切る)
「生かして連行しろってのがクライアントの依頼だが、傷一つなく連れてこいとは言われてないんでな」
「十何年も前にやられた『竜巻』への借りを、お前に返させてもらおう。何、そのキレイな顔には傷一つ付けんよ 色々喋ってほしいそうなんでな!」
(頭目の投射杖が爆炎を爆ぜ、轟音が合図となり構成員が突貫する 先程の散発的な動きとは違う統制の取れた攻勢だ!)
--
2025-05-27 (火) 21:54:03
上等、あたしの顔に傷も付けずに捉えられるんならやってみな(魔術射撃を首の動きだけで躱し、その勢いで駆け寄っていく)
(打開、連環腿、双掌底 マフィアたちを一気に押しのけて頭目への道を開く)
(そして)でぃやぁっ!!!(深く踏み込んでの飛び蹴り 風の魔術が勢いを増し、恐るべき速度でつま先が迫る)
--
トゥール
2025-05-27 (火) 21:58:56
ひゅぅ、やっぱりお金持ってるねぇ。王都でしか出回ってないような最先端の魔導器だ(と、頭目が持つ杖をひと目見て看破し、即座に頁を捲る)
疑似魔力体、急速硬質化。各従属元への意識リンク開始。クリア。自動危機反応機能付加。展開《Bouclier de Force/理力の盾》!
(仲間の各人に、魔力で作られた幾つもの盾が展開し、爆炎から身を守らんとそばに浮遊する。なお燃えやすそうなワ=タには特に多めに盾がついた) --
ヴァルク
2025-05-27 (火) 22:01:04
(魔術をヴァルクの盾で防ぐと一歩前へ)こんな連中? 人の家族を悪しざまに言うものじゃないぞ。(爆炎の後を怯むことなく歩いていく)
懺悔は。(殴り飛ばす)懺悔はどうした。(蹴り伏せる)懺悔を……(投げ飛ばし)
神へ悔恨と贖罪の言葉を口にするんだよォォォォ!!!(頭目に襲いかかり、拳打を速射する) --
グラント
2025-05-27 (火) 22:04:56
おうおう懐かしい顔揃いじゃねえか!俺の人生に潤いをくれる友たちよ!とはいえ就職先間違えたなぁお前ら?その点だけはお悔やみ申し上げるぜ
なんたって俺以上に暴力者の妹に喧嘩売って売り続けたとこに入っちまったんだぜ?ま、つまりは大怪我したくなきゃ俺に突っ込んで来いや!
(とてつもない欺瞞と侮辱である、少なくとも殺すなと告げたのはトゥールであるしこの男の方が遥かに話が通じない)
ん?おおっこりゃあ便利だ、じゃあ依然ぶん殴る方で行きますか!(ヴァルクの防御呪文に任せるままに爆炎を防がせながら足元に倒れたマフィアを人間手裏剣として集団に投擲)
(全身から奇妙に湯気の出始めた男がその投擲されたマフィアに追いつくという離れ業を見せながら手裏剣に蹴り込み集団に打撃を加える)トゥールの借りは俺にツケといてくれや!楽しもうぜ!! --
ゲルベル
2025-05-27 (火) 22:09:41
(下っ端の生存確認をすれば けたけたと笑って)
わ!
(既に戦意喪失した構成員達を周辺に多量に用意されたヴァルクの盾の元に手招く)
くち?
とぺと ぱっぱ にゃ〜よ
くちくち --
『ワ』
2025-05-27 (火) 22:11:18
(どん、どん、どんと人の海をかき分けて竜巻が迫る 人垣は彼女の拳法の前に壁にもならない)
(そして迫る跳躍蹴り 頭目のみぞおちを見事に打ち抜き)「ぐぅおっ……てめっ……」(肺から空気が抜ける 反撃の拳も緩いもの)
(頭目の射撃、構成員の投げナイフや棍棒の打撃 それらは的確な攻撃であった しかしそれらはマフィアの戦術の範疇)
(冒険者でも比類なき支援力を誇るヴァルクの防壁魔術には)「んなっ、通らん!!」「あいつから潰せ!……無理だって?」(歯も立たず、目標をヴァルクに絞るも他のものが遮る)
(グラントの殴打が一人、一人、また一人と叩き伏せていく その若さに見合わぬ戦闘力)
「か、神になんか祈るか」「助けてくれやしねぇんだよ、クソ神なんざ」(裏社会のものに信心はなく、懺悔は見られない)
「だっ、誰がお前なんか相手にするか!ヒィイィィッ!!」(妹のほうが凶暴とは言われても過去のゲルベルを知る者からすれば間違いなく恐怖の対象は移らない)
「あっ、やめっ」(足をすくい上げられ投げつけられれば)「があぁっ!!」(みぞおちを撃ち抜かれた頭目に追加ダメージ!!その勢いで倒れ伏した)
(ワ=タに張られた防壁が倒れ伏して戦意喪失したマフィア達を守る)「……なんでぬいぐるみなんかに守られてるんだろうな、俺等」
(身体こそ守られているが、メンタルとプライドはメシメシとへし折られている 無邪気さが擦れた大人に突き刺さる)
押し寄せる構成員をなぎ倒し、最後まで抵抗した頭目をも床に叩き伏せたところでアジトには静寂が訪れる。
終いかい?(倒れ伏した頭目の背中と頭を抑え、声を掛ける 情報を喋らなければ圧を掛けるという脅し)
(しかし、その直後に孤児院の一行が入った入口とは別の方向から足音が響き出す それもごく重い、しかし人の足取りには違いないそれ)
だ、男爵!!と、頭目!!!アルムストロング男爵がいらっしゃいました!!!(入口のそばに倒れていた構成員が叫ぶ 彼らのパトロン、そしてこの事件の黒幕の登場を)
(その男は確かに貴族であろうというフォーマルな装いをしていた だが、この鉄火場に現れたならばその風体に異常さを覚えるだろう)
(2mを超える体躯、その長身に見合う山の如き恐るべき筋肉 一体貴族としての活動に何に役に立つのかという肉体は、重低音を立てて入室する)
「V.I.P.がようやく到着したと聞いてきてみればこの有り様とは。グロワールの連中もロートルになってきたか」
(その男こそがアルムストロング男爵 今回の一件の糸を引いていた男だ)
--
2025-05-27 (火) 22:27:09
22:40頃植え替えます
--
2025-05-27 (火) 22:27:43
因果応報、天道輪回 在后代身上?
--
2025-05-27 (火) 20:33:08
雪解けを待つ最後の厳冬の寒さが渦巻く貴族街。複雑に入り組み日も当たらない薄暗い路地裏。
人通りの少ない路地裏に積もった雪に残る足跡。それも一つや二つでなく、結構な人通りを想像させる数だ
貴族街に潜むマフィア『グロワール』の秘密のアジトはこの先にある。
雪の降る季節になりようやく足取りを捉えることが出来た それだけ彼らの潜伏力は高い 一介の裏社会組織とは思えないほどに
トゥールの父を殺した者たちはこの先の地下にいるようだ。 一体事件の真相とは、そして彼らがトゥールの身柄を求める理由とは。
--
2025-05-27 (火) 20:33:23
ついに殴り込みのときがやってきたってわけだ。難しい事を考えるこたぁない。連中のツラを思い切りぶっ飛ばしてやりゃいい。
ただ、殺しは可能な限りナシだ。ぶっちゃけ孤児院の皆に顔向けできないからってだけだけどね。まぁ、クズだからって死んでいいわけでもない
親父を殺したやつも可能な限り痛い目は見せるが、殺したりはしないさ。連中と同じ土俵に降りてやるつもりはない
うだうだ言ったが要は喧嘩だよ、喧嘩。連中は殺しのつもりで来るだろうがね(ガシッと拳を打ち付けて凶暴に笑う 昔からこういうところのある女だ!)
--
トゥール
2025-05-27 (火) 20:34:01
貴族街を探るのとは別に役場の要注意者リストも探っといてよかったよ…。直接載ってる奴が居なかったのは流石って所だけどね。
人と金の流れも調べれば、淀んでる所は分かるもんだね。…俺、喧嘩とか殆どやったことないんだけど(と、苦笑する草食系)
ともあれ…これで姉さんを悩ます謎の真相もわかるってもんだね(その真実を求める眼鏡に映る瞳の輝きは、彼女の凶暴さに負けていない) --
ヴァルク
2025-05-27 (火) 20:41:03
そういうことだね。お貴族様でも、いやお貴族様だからこそ法の目を掻い潜ったビジネスも好むわけだ
なぁに、ムカつく連中をぶっ飛ばすだけの話だ。ごちゃごちゃ考えなくてもいいってこと(拳を打ち付ける女とは両極端な構図である)
一体連中が何を隠しているのやら、というところだけどね。スッキリさせて孤児院と花屋の運営に戻りたいもんだ(ゴキゴキと首を鳴らして調子を整える)
--
トゥール
2025-05-27 (火) 20:49:43
…だろうね(そんな姉の言葉を聞いて、思い起こされるのはリーチェル商会の会長の顔。彼ならばもっと早くここにたどり着けたのかもしれないが…借りを作るのは怖い相手だ)
それ以外の所で頭を回してる分、考えなきゃいけないことが少なくなるのは助かるけどね…万一の逃走経路に、想定戦力の再計算…。…宝が何かによっては、それの保管方法とかも…(ぶつぶつ)
まあ実際、俺達が得るようなタイプの宝じゃない可能性もあるけど。その場合は王国への報告になるのかな…領主のモノになるのは癪だね(こちらも冷たい手を擦り温めて備える。その時は近い) --
ヴァルク
2025-05-27 (火) 21:03:18
ぺた? ぺたぺたぺた ねぇね
な〜
(何をしに来たのやら 特に警戒する様子もなく地下?の方を覗き込んでいる) --
『ワ』
2025-05-27 (火) 21:13:46
殴り込みなんてなぁ。神が知ったらさぞ悲しまれるだろう。
(路地裏で声を出して)だから……今日起きることは神には内密に頼む。
俺も加勢するぞ。(ロングコートのまま首を鳴らして)それに、“宝”を一目拝むのも悪くはない。 --
グラント
2025-05-27 (火) 21:14:41
とりあえず殺しは無し、腕と足をもぐのは無し、背骨を折るのは無し、出来るだけ相手の関節を増やすのは少なめにって事だな?
大丈夫細かい考え事はお前達に任せるので今日は純粋な暴力装置として血の雨を降らせる所存です!
いやぁ〜〜〜純粋にぶん殴りまくれるのも久しぶりだなぁ(満面の笑みで拳を物凄い風切り音をさせながら振っている)
後はどんなお宝が見れるかってとこだな!出来れば次の冒険に繋がるようなのだと嬉しい! --
ゲルベル
2025-05-27 (火) 21:17:58
21:25頃植え替えます
--
2025-05-27 (火) 21:20:29
……頭を回してくれるのは助かるけど、程々にね(知恵熱が出るかもという懸念を抱きそうなヴァルクの思索に苦笑い)
危ないよ、ワ=タ。あんたは後ろに下がってな(子どもたちなら危険もあり帰らせただろうが、ぬいぐるみ人のワ=タをどう扱うものか困り肩を竦める)
神サンだって路地裏まで見ちゃいなかろうよ(非常にどうしようもないごまかしのセリフ!)
まぁ、そこまで抑えられるんだったらゲル兄を連れてきた甲斐があるってもんだよね。血の海で勘弁してやってよ(それ以上は裏社会の連中相手でも責任が取れない!)
--
トゥール
2025-05-27 (火) 21:24:53
--
2025-05-27 (火) 20:32:41
--
2025-05-27 (火) 20:32:35
(食事作りの担当を複数人で交代交代でやっていく内にこうして竈を囲うこと数度、男の手並みは大雑把だが体作りという面で重視しているのが見て取れた)
(というよりも清貧たる宗教の教えに軽く背く程度にしっかりとした料理を子供達に振る舞っているのだ)
(今日も今日とてシチューはこちらで用意するからおかずの方を頼む…とトゥールに告げているのである)
(そのシチューも永遠のシチューと呼ばれる継ぎ足しではなくまっさらな干し鱈や燻製の鶏肉と野菜を沢山刻んで作られるシチューだ)
そういやあよ一つ知っときてえんだが昔取られたモンってのはどういう代物なんだ?鍵をお前が持ってるとかお前の血が必要とかそういうの?
(グツグツシチューが煮込まれる横で男が水に漬けておいたアーモンドをすり鉢で擦ってペーストにしている) --
ゲルベル
2025-05-23 (金) 23:32:30
(卒院してからしばらく料理はしてこなかったが、危機以後料理当番を務めることも多数 ゲルベルの意図を汲んでタンパク質多めのメニューを作っている 本日は鱈のムニエル)
(野趣ながらしっかりしたスープを作るゲルベルに)野営じゃ飯の旨さも生命線かね(街の外をあまり知らない女は訪ねた)
(と、調理中に質問が飛んでくれば)流石にガキすぎて覚えてないね。……はずなんだけど。(ふむ、と鱈をひっくり返しバターを回しかけながら首をひねる)
なーんか忘れてる様な引っかかりがあるんだよねぇ。親父とお袋が大切にしてた何か……あたしにも朧げに大事に思えた何か。
(年端もいかない子供が大事に思えるような物を奪われた、ということなのだろう 首をひねるがすぐに答えは出ない)
両親を殺されたショックと孤児院に引き取られるゴタゴタで忘れちまったのかも。なんせあたしは最初、こっちの言葉が分かんなかったからねぇ(引き取られてから苦労した、とため息)
--
トゥール
2025-05-24 (土) 00:15:53
旅が長期間になる程その辺出てくるわな、それがどうにもならん僻地だと少しの刺激で楽しめるように頭を切り替えるけどよ
(出来るだけ脂を、出来るだけ香辛料を、出来るだけ温かさを。人里から離れると不思議と冷えてくる心を定期的に温めるのが食事であると男は語る、常にリュートを持っているのもそうなのだろう)
ふーんむ…じゃあ書類とかじゃねえか、子供にとっちゃさして楽しいモノで無し(アーモンドペーストをシチューに入れるとコクに満ちた良い香りがする)
宝石箱とか…もしくは宝そのものか、仕事柄特定の血族でしか開けられねえ扉を見た事があるんでその線もあるか?
(シチューに古く硬くなりすぎたチーズをナイフでガリガリ削って加えていく)ああそういやそれでお前にぶん殴られたっけ(良かれと無数に汚い単語を教えた男) --
ゲルベル
2025-05-24 (土) 00:39:49
飯もろくに楽しめない僻地か……想像もしたくないね(それほどの苦難を圧して向かったのはいかなる道が待ち受けていたのか)
(アーモンドペーストで風味づけする様に洒落てるな、と口笛を吹く 必要でないと男みたいな肉と塩分の料理に走りがちな女である!)
ただ一つ、今のあたしにわかることはそいつのために親父ははるばる西まで来ただろうってことさ
(それほど大事なものと娘を抱えて国内に留まらず過酷な道を超えて何故西へ?「宝」はその問いに答えてくれるはず)
お陰様でご覧の通りの半々グレってやつだよ(9割自業自得!)まぁ、あの頃のあたしにゃ岩殴った様なもんだったけども(10も行かない少女の拳では自分が痛いだけだった)
--
トゥール
2025-05-24 (土) 00:56:12
(//そしてここらで文通でお願いします!)
--
2025-05-24 (土) 00:56:34
//了解!おやすみなさい! --
2025-05-24 (土) 00:58:04
ま、それだけの価値があるお宝との出会いもあるもんさ。お前に話せる中だと永久氷晶(魔道具の素材にされる魔力伝導性の極めて高い魔性の氷)に良く似た何かで出来た50フィートはある氷の門とかな?
最初は巨大な鏡かとも思ったが縁を見ると古いエッダの巨人文字が刻まれててな…鏡の世界に繋がる門だとか書いてあるのよ
(巨人、現在でも僅かに現存する種族だがそこまで高度な文明を持っている巨人族は確認されていない。ただただ恐ろしい怪物として暴れる事すらあるのだ)
(そんな存在がかつてそれだけの転移門を作る程の種族だったのかも知れないと男は語っている、北の神話ではそういった話も無くは無いが…)
その時点で財じゃねえもんな、俺の冒険魂に火が点きそうなモンかも知れねえ(義妹にとって裏社会絡みだというに男は実に楽しそうで)
ヘヘヘッすいやせん、その分心にドシンとは来たんで!(一応程度に今回の騒動では子供達の倫理面で気を付けているらしい)
(一方タラのバター焼きを作る義妹に少しレモンかワインビネガー垂らすと味が締まるぞとアドバイスする、味にうるさいゴリラなようだ) --
ゲルベル
2025-05-24 (土) 01:25:00
そいつはまた、おとぎ話かなんかのようにしか思えないぐらいの話だね……(聞いている話にくらくらしてくるほど)
神話だとかおとぎ話だとかが実話を上手く解釈したものだったりしたら……この世界にはまだまだ不思議が溢れてるってことかね
(なるほどゲルベルが冒険に身を投じるのもわかる気がする 巨人の国の門、神々の座、妖精国……真偽を調べようとするだけでもロマンはある)
楽しそうだね、全く。だがまぁあたしとしてもお目見えするのはやぶさかじゃない気分だね 遠い祖国のルーツを見れるのかも、どうかね(ゲルベルの語る冒険心に火を付けるにはやや現実的かも知れないが、と苦笑い)
まーゲル兄程の人でも変わるっちゃ変わるし変わらないとこは変わんないわけだ。今回の騒動は身近だった人のそういう面が見れて驚き通しだね
(ゲルベルのアドバイス通りにレモンを絞って味見すると確かに纏まった味になり、ほぅと息を漏らした アレンジの類は得意ではなかった故)
--
トゥール
2025-05-24 (土) 22:02:46
分かってるじゃねえの!そうして不思議がある限り俺はあちこち歩き回るのさ、勿論楽しい結末ばかり味わえる訳じゃねえがお釣りは十分出てるよ
(では傭兵業の方は?そちらも勿論趣味だ、血か宿命か、幼い頃から男にとって冒険と戦いは共に在るものだった)
(それを苦労しながらも導いたシスターの手腕は見事なものであったのだろう)
いいんじゃねえ?ルーツを知るってのもロマンの一つさ、それもお貴族様が後ろに付いてる連中が求める様なスリルも付いてくるとなりゃあ身になる経験になるだろうさ
(それは此度の件を成長の為の糧にしろとでも言うかのようだ、デリカシーは死滅しているがやはり家族を想う心はあるのだろう)
な、ダリウスがあれで中々冒険好きだったりサキが仕事の才能があったりトゥールが花嫁修行必要だったり、あっ最後のは分かってたかウヒヘヒヒヒ
(変な笑い方をしながら蹴りが来るのを待ち受けるように尻をキュッと固めながら)出来たぞーーーー!(響く声が院を駆け巡る、今日もまた皆で食を囲むのだ) --
ゲルベル
2025-05-24 (土) 22:52:00
空振りもあるが、それも含めて冒険か。らしいっちゃらしいね。あたしも自分の足で届く範囲だったら行ってみたくなるね、そういう話聞くと
さて、貴族まで絡んでくる東国の何かってのがスリルで済むのかどうかだよね 鬼が出るか蛇が出るか(やぶ蛇をつつく事にならなければいいが、今回はやぶ蛇が飛び出してくる恐れすらある)
身になる経験なんてもう今回の孤児院騒動だけでもお腹いっぱいだけどね。まぁ、今後裏社会の連中との付き合い方を考える良い教訓には……
(なんて言いつつ鱈のムニエルも完成、皆を呼ぶゲルベルのシャウトに苦悶が交じるかどうかはトゥールとゲルベルの修練のレベル次第と言ったところだろう)
--
トゥール
2025-05-25 (日) 00:11:52
トゥールねぇね、ねぇねの所で薬草とか置いてみない?
えっとね、皆の為に薬草とかいっぱい作ったんだけど…(ちょっともじもじ)いっぱい出来ちゃって…(供給過多であまり始めたのだ!) --
フェリ
2025-05-14 (水) 22:27:00
ほぉ、これはまた随分と豊作だね(フェリの持ってきた薬草の出来ぶりに微笑んで)
いいと思うよ、うちは花屋だけどポプリみたいな花に関わる実用品も置いてるし。薬草も植物絡みって訳で扱える 売れるまで瑞々しくしておくのも容易だしね
物によっちゃ薬になる花もある。今後そういうの扱うのもありかねぇ(フェリの活動とも意外と親和性あるな、と首を傾げた)
--
トゥール
2025-05-14 (水) 22:34:08
やった!皆元気でいい子だよ!(わーいわーいと嬉しそう)
(植木鉢に移された薬草の表面は瑞々しく、葉は力強い。健康そうだ)お花は小さくてピンク色で、かわいいんだよ!(アピ)
今度いくつか見繕ってくるねっ(と嬉しそうにしてからハッと何かに気付いた様に)お店に置くなら・・・鉢は綺麗なのを選んだ方がいいかな!(意気込んでる) --
フェリ
2025-05-14 (水) 22:53:00
道具屋なんかに行ってる乾燥してるやつとは違う、とれたて新鮮のやつが使えるっていうのは売りになりそうだねぇ(ならちょっと高めに付けてもいいかな、と商売人の表情)
観賞用にもできる薬草か、いいよね。救急箱の代わりに、なんて売り方も出来そうだし(フェリのものなら相当長く生きそうだと頷く)
ああ、鉢はこっちで用意してるから選んでやりな。小さい花用の鉢が倉庫にあったはず(と、店奥の倉庫へと案内していく)
--
トゥール
2025-05-14 (水) 23:01:40
(普段は見て楽しんで、いざって時は薬に・・・話の流れだったが良い考えだったようだ)
いいの?わかった!持っていくね?(案内された倉庫をうろうろして・・・)これとーこれとーあ、これ可愛い!(直感で綺麗で可愛い物を選んでいく・・・統一感が考慮されていないので大きさやデザインはバラバラだ) --
フェリ
2025-05-14 (水) 23:24:35
ふぅむ(フェリの選んだ鉢を並べてみる 彼女の意思を汲みたいが、あまり鉢がバラバラだと見栄えがよくなくなる ので)
これはこっち、この大きいのはこっちに纏めて……どうだ(フェリの選んだ鉢を並べ替えて、色やサイズをうまい具合に揃えた)
大きい目の鉢には2つぐらい植えて売ってもいいかもね。見栄えするままでも売れるかも(観賞用にも出来るなら、こういうやり方もありかと頷く)
--
トゥール
2025-05-14 (水) 23:30:35
・・・?(並び変えてるのを不思議そうに見つめ・・段々と意図を察してくる)大きさを揃えるって事?
うん!じゃぁそうする!(これは2つーこっちは1つーっと楽しそうに数を数え)・・・えっとぉ・・・一回じゃ持ち帰れないから、何往復かするね?(あははーと笑ってごまかしつつ持っていく・・・以後定期的に薬草を納入する事だろう、フェリが育てた薬草はすぐ育つので出荷ペースも早いぞ) --
フェリ
2025-05-14 (水) 23:47:53
ん、スペースは開けておくからたくさん持ってきておいで。後はお客さんに興味持ってもらえるようにあたしでもいろいろ考えてみるかねぇ
(以後フェリの納入を受けて薬草の販売を行うようになっていった フェリの似顔絵を置いて生産者表示をしたり観賞用・薬用両方にという表示を出したりで売上を伸ばしていったのだとか)
--
トゥール
2025-05-15 (木) 00:00:02
トゥール姉、こないだは大変だったですが…もし何かあった時戦ったりできたら、って思ったのです
その…トゥール姉は、どうやって今みたいになったのです?(食後のひととき、向かいのテーブルからそう訊ねた) --
サキ
2025-05-10 (土) 21:20:56
グラントが思ったより物わかりのいい子で助かったよね。院内で喧嘩なんてのは小さい子の教育に悪い(力を振るうのは褒められたことではない、という意識が強いようだ)
(どうやって、と問われれば)毎日修練を積み重ねて、というところかね。こっちに来て親が死ぬまで……5歳頃まで親父の動きをずっと見てきてたものでさ
その目に焼き付いた動きをずーっと辿って鍛え上げてたってわけ。あたし自身に才能があったのもあるみたいだけど(目玉焼きを切り分けて食べていく)
--
トゥール
2025-05-10 (土) 21:30:58
グラント兄は話せば分かってくれる人だったのです、でもでも…みんながみんなそういう人じゃないです…
毎日の…シューレン……そんな前から始めてたのです!?い、今からじゃ遅い感じなのです…?
覚えてたことを、思い出して…それをやるのです?きちんと覚えてられるだけでも凄いのです…(最初の段階で挫けそうな内容に思えた) --
サキ
2025-05-10 (土) 21:37:45
まぁ、ね。市場にゃ言っても聞かない悪ガキも結構いる。そういう連中をシメるときにゃ振るうこともあるさね
親父が毎朝やってた鍛える動きやら、地元の悪党と揉めたときの拳法の動きやら。あたしの脳裏には色々と焼き付いていたのさ
それを色々整理して、小さい頃からね。まだゲル兄が居た頃から男と殴り合いが出来る程度には。そっから更に、ということだ(結局血の気が多い!)
あんたが鍛えてほしいなら教えてやれるけどね。ヴァルクなんかも鍛え直さなきゃ、ってあたしに聞いてきたからさ(本日の野菜はブロッコリー 残さず頂く)
--
トゥール
2025-05-10 (土) 21:46:20
お手本が記憶の中、っていうのはー…それだけでも大変な感じなのに、ずっと続けてきたですか…
(確かに孤児院の裏手で修練している光景を見た事はある…が、それほど意識して観察して居た訳でもなくて)
んんー……僕は、まず運動ができるよーにならないと 戦う以前のお話なのです…(此方は食べ終えて、お茶を飲んでいる最中)
ヴァルク兄、戦えたのです…!? 全然そんなイメージがないです…サンテぺルラは武闘派孤児院だったのです… --
サキ
2025-05-10 (土) 21:52:25
それぐらいしか、親父の残したものはあたしの中に残ってなかったからね。ただ、たかだか5歳のガキの脳裏に焼き付くほどの動きでもあったのさ
お陰様で孤児院の裏手が大分凹んじまったけどね。シスターにいつどやされるやら、なんて戦々恐々してたもんだが(最近は気にしないようにしたようだ)
そっか。まあ、体力つけるのは悪いことじゃない。軽い走り込みから始めてみるかい?事務で働くにも体力がいるって、それこそヴァルクが言ってたからね
魔術師なりに、だけどね。あいつも体力の不安を抱えてるみたいで、改善したいんだろう 達人並みに鍛えなくても体力付けとくのは損はない。今みたいな孤児院の危機がまた訪れないとは限らないしね
(そういう時に動けると断然違う、と微笑む 肉も片付けて食事は完食)
--
トゥール
2025-05-10 (土) 22:15:59
んー、親の事覚えてるのって…僕はあんまりないのです。よっぽど印象に残ったってことですです…
地割れとか起きたらさすがにお説教かもですけど、まだセーフだったのです…シスターも今は居ないですね
軽い…って、どれぐらいの感じです…?(トゥール基準での軽い、となると相当ヘビーなのが来そうだと身構える!)
そうなのです…その通りなのです… たとえば、誰かを守れるほどじゃなくっても…僕が自分を守れれば、みんなの負担は減るのです
けど、トゥール姉のお話を聞いてると…そんな風になれるのは何年も先のことになるかもです 早めに始めないとです…(漠然とした危機感は抱いたようだ) --
サキ
2025-05-10 (土) 22:30:10
その辺は人それぞれだろうし、孤児になった時期の問題もあるだろうしね 赤ん坊の頃に孤児になってしまったらもう、形見ぐらいしかないよねぇ
見逃されてた、ってことにしておこうか……あんまり自分たちで壊して回るのも良くないからね
何、子どもに教える分に山まで走れなんていいやしないよ。孤児院の周りをぐるぐる回るぐらいがいいだろ、駄目ってなっても誰かが助けてくれるさ(子どもが無理をする時は監視の目が必要、と)
そうさね、今からやってすぐにってわけにゃ行かない。でも昨日よりも今日、今日より明日、少しでも遠くまで走れるようになればそれは大きな進歩さね(ちょっとづつ積み重ねるのが重要だ、と諭す)
--
トゥール
2025-05-10 (土) 22:49:50
だから逆に、それほど思い入れとかがないのです…親ってどういうものなんです?ぐらいの感じです
もし怒ると、今度は遠くでシューレンするようになったりして逆に危ないかも…って思ったのかもです
孤児院の周りをぐるっと走ってみるですか…何周できるかわかんないです…でもやってみるです!
毎日こつこつ続けるのって、実はすごーく大変って知ってるのです…(継続は力なり、とはよく言ったものだと)
まずは体力づくりでー、何をどうやって戦うのか決まったら…その時にトゥール姉にまた改めて相談するのですっ
(そう言って、食器を片付けに厨房へ向かうのだった) --
サキ
2025-05-10 (土) 22:57:07
あたしにも朧げにしかわからないけどね。ただ、偉大な背中を覚えてる。普通の子なら、ずっと見て育つんだろうね
かも知れないねぇ……そう思うとほんとにシスターには頭が上がんないよ、ホント(恥じるように頬を掻く)
ちょっとづつ走れる距離が伸びれば、それが意欲にもなるはず。自信がついたらちょっと遠くを目指してもいい
戦う方も考えているのかい?まぁ、あたしに教えられることなら面倒みるよ。一人で始めないことだよ 危ないからね
(そんな訳で同様に食器を片付けに行ったという)
--
トゥール
2025-05-10 (土) 23:15:28
(食料の買い出し中、エトフ市場で。)
(見知った長身の女を、さらに高い視点から見つけた。誰かと話しているようだが、邪魔をすべきかせざるべきか。とりあえず近づいてみる) --
ダリウス
2025-05-09 (金) 22:30:58
(根っからの世話焼きなのか、それとも他の何かが後押しするのか、誰かの面倒を見ることに余念がないトゥールである)
(本日はといえば、問題を起こした不良少年を連れ、街の建築屋の事務所を訪れていた すなわち不良の更生である)
ああ、ああ……そうさね、行き場のない子も稼ぎと住処がありゃ問題を起こさないもんさ。よろしく頼むよ。また今度、仕事お願いするからさ
(ダリウスの視線には気づかないまま、不良少年を預け終える 一息ついてふーっと息を吐いた)
--
トゥール
2025-05-09 (金) 22:37:31
なるほど、非行少年は現場にぶちこむに限る、というわけか。(いつまでも出歯亀も関心しない。近づいて声を掛け)
(もっと怖いお兄さんたちから上下関係も叩き込まれるだろうし、力だけは余っているだろうし、なるほど理に適っているなと)
溜息をつくと幸福が逃げるという。疲れ気味か、トゥール姐。 --
ダリウス
2025-05-09 (金) 22:41:09
(後ろから声掛かって)見てたのかい。(見られてたとは思わず仰け反る)
そこまで厳しいもんじゃないよ。悪ガキっつっても大体はどこにも行けなかったり、仲間が居なかったりで問題を起こすのさ
だからするべき事と飯と寝床。それが更生の第一歩ってわけ 変なとこに引っ張られないようにしないといけないからね(手慣れている手際だ)
まぁ……ため息は良くないが。ちっと忙しいかね、孤児院も店も、こういう活動も(広い活動範囲はそれだけ多くの活動を要求する)
--
トゥール
2025-05-09 (金) 22:47:10
そういうものか。……昔の(孤児の)仲間にもシスターの言うことを聞かぬ跳ねっ返りはいたが、今頃何をしているだろうか。
(するべきことと飯と寝床。その全てが満たされていることを祈る)
動かずにはいられないのだろうが、頼れるトゥール姐が疲れ顔では、孤児院のちびたちも不安になる。
たまにはゆっくり休んでくれ。……何か手伝えることは? --
ダリウス
2025-05-09 (金) 22:58:29
全員が全員そういう子ばかりじゃないからね。シスターは根気強かったから大人になってからちゃんとしてると信じたいけど。(離れた先の仲間についてはもはや信じるしかない)
かもしれんね……店はちょっと休めないけど、街を上手く回すのは市場の皆に任すことも考えるか(頑張り過ぎか、と口元に指を当てて)
手伝えること、ね……(指を口元から離さず思案)店の花の運搬、手伝っちゃくれないかね。あたしも身体能力にゃ自信あるが、街のあちこちに畑があるもんでね(結構な労力だ、と)
--
トゥール
2025-05-09 (金) 23:10:04
街は皆が暮らす所だろう? 皆で協力しあって回していくのが好い。誰かに頼り切りな形は歪だし、きっと長持ちもしないように思う。
花畑というのは一か所ではなかったのか。
(少々驚いた。確かに、ひとまとまりに育てていては逆に管理が大変かもしれない)
力仕事なら任せておけ。水に生けた状態で運ぶこともあるのだろう? (すぐにでも行ける、と) --
ダリウス
2025-05-09 (金) 23:25:37
あたしのやり方だと一つの畑をあまり大きく出来なくてね。まぁ、着いてみればわかる。もしかしたらあんたも感じるかも
(そんな訳でダリウスを連れてきたのは市場の外側、建物がまばらになった区画にその畑はあった)
(畑に生きる花々はその外側より遥かに力強く咲き誇っている 狼獣人であるダリウスなら畑に満ちる生命エネルギー……気を感じるかも知れない)
(トゥールは地脈の合流点を捉え、畑として買い上げて利用しているのだ)
(そして咲き誇っているのはコスモスやサルビア、ガーベラなど秋の花)こっちの畑はちっと冷やして秋の花を先取り出来るようにしてあるのさ(その証拠にこの小さな畑の周りだけ少しひんやりとする 魔術の冷気法だ)
--
トゥール
2025-05-09 (金) 23:40:28
(それが気である、と分かったわけではないが。生命エネルギーの充足を感じたのだろう)
実に気持ちの良い場所だな。なんとも筆舌に尽くしがたいが。
他の土地よりも植物が元気だ。(※比較対象:墓場)
花に季節を勘違いさせる程度なら、この規模感の魔術でいけるわけか。便利なものだ。
(神聖魔術、あるいはその系統の戦闘技術ばかり収めているので 一般的な魔術に関しては雰囲気しかわからない。邪悪なものには逆に詳しい、敵を知ればなんとかというやつだ)
実によく咲いている。綺麗なものだな。
(ひとしきり感心し、季節外れの秋花を観賞した後は 摘み取ったりなどの、運ぶ前段の作業なども手伝うのだろう、おそらく) --
ダリウス
2025-05-09 (金) 23:52:13
……あんたの想像してる他の場所が目に浮かぶけども、ともかくここは他所よりも生命力が強い。花も強く育つわけさ
その分雑草とかも強く育つんで結構難儀はするがね。この色艶には変えられないね(秋に入ったとしても他所では見られないほどの色艶のコスモスに手をやって)
こういう魔術はツレの得手でね。あたしが花の育成計画と実務をやって、そいつが温度管理だとか魔術で土壌操作とかやってたりするわけ
まさに勘違いだけどね。こういうのを季節ごとの花にやってるってのも畑を分けてる理由なわけよ(一つの大きな畑で2つ3つの季節を使い分けるほうが大変、と)
魔術ってのはこういう生活を便利にする使い方のが会ってると思うわけよ、あたしゃ。よし、じゃぁ店に持ってく花を指示するから摘み取り手伝っておくれ
(そういう訳で色づいた花々をダリウスとともに摘花、店へ運ぶ荷台へと積み込んでいたとか)
--
トゥール
2025-05-10 (土) 00:12:43
(トゥールの自室の扉をゴンゴンゴンと叩く音、その打点の高さから並大抵の男が鳴らしたものではないと分かるだろう)
(というよりも闘気を常に垂れ流しているような男などこの辺りでは滅多に居ない、内功として溜め込まずに放ち続けるのは常に戦いたいですと言っている阿呆と同意義だからだ)
(ただその阿呆であるという事をトゥールは知っている)ちょっと孤児院のベッドについて軽く意見聞きたいんだけど今いいか?(言葉と身体が当にちぐはぐなように) --
ゲルベル
2025-05-08 (木) 22:33:54
(孤児院の戸をこれほどの勢いで叩く人間もそうはいない そもそもトゥールの場合気の激しさでノックの主がわかるのだが)
はいはいはい、今開けるから戸は破らないでおくれよゲル兄(市場の自室でなく孤児院に泊まっていたのは庭園や礼拝堂の手入れで忙しかったからだ)
その気を必要な時まで抑え込む術を学べばもっと上行きそうだけど。ま、それはいい。で、ベッドだって?
木材の事はちっと専門外だよあたしゃ。まぁ、すでにある木材の良し悪しを気で見るぐらいは出来るけど(他に聞きたいことがあれば、と手のひらを向けて促す)
--
トゥール
2025-05-08 (木) 22:43:00
ガハハハッ!蹴破る時は蹴りで行くし待つ暇も与えねえさ!単に俺の筋肉が高らかに音を鳴らせと叫んでんのさ!
んー?へへっ別段カードの中身を全部提示してる訳じゃねえんだけどな、とはいえ無理をするつもりもねえんだな
(そう言いつつ男は後ろに下げていた幾つかの小さな袋をトゥールに見せる)木材はヴァルクが今集めてるみたいなんで俺はマットレスの方の相談だよ
(袋達からはハーブの香りがふわりと香る、一番強い香りの物は複数種類混じった中々香ばしい代物だが…)
どういう配合や比率でマットレスに詰めた方がいいかってのをな、とりあえず藁をメインに樟脳とヨモギとクローブが候補なんだが
(嗅いでみれば藁だけの懐かしい香りから樟脳の独特な香りの物、ヨモギの優しい物、クローブの甘くスパイシーな香り…そして全てが混ざった物など様々だ) --
ゲルベル
2025-05-08 (木) 22:59:09
あんたにそのつもりがなくても耐えきれないかも知れないのが今のうちの設備なんだからね……敢えて壊して直す?それも面倒か
スイッチのオンオフは大事だとあたしは思うんだけど、ゲル兄ぐらい規格外だとそうでもないのかね(呆れたように肩を竦める)
そこの分担は出来てんだね。しかしマットレスかぁ、ちぃっと専門外なんだが……?(と、ゲルベルが取り出したのはいくつかの香りのする素材 ははぁ、と得心がいった)
マットレスとか枕に香りのするものを入れようってわけか。考えてるねぇ(考えられないわけじゃない、と改めて唸る)
あたしとしちゃ新しいのを提案したい所だけど。安眠にいい花の香りがある。ラベンター、カモミール、ジャスミンなどなど。高ぶった神経を収める効果があるのさ
もちろん香り過ぎたら鬱陶しくて眠れなくなるから適量だが。あんまり色々入れすぎると逆効果かも知れないし、一つに絞るか枕にも仕込むか、かね?(まず小さいのを作って自分たちで試してみるべきか?と首を傾げる)
--
トゥール
2025-05-08 (木) 23:16:02
常在戦場常在戦場、なんてな?生き急ぐんだったらこんぐらいで丁度いいのよ、っつっても早死したい訳じゃねえから単に俺の気性なだけだけどよ!
惜しい、俺がこいつを嗅がせてえのは人間じゃなくその人間を狙ってくる害虫共なのよ
(つまりは防虫用の香りのようだ、とはいえトゥールの考えもやはりあるのだろう。他に強い防虫作用の薬草もあるが比較的馴染の香りの物が多い)
俺の頭の中にはねえ香りを提案してくれて聞きに来て正解だったけどな、試作品結構臭えな…と思ったからよ(単純に入れすぎている)
出来りゃマットには2種類は防虫用のを入れてえな、花の香りで誤魔化せるんなら三種類全部入れちまうのもありだが
調香とかそういうのは出来るか?基本的に俺は臭いとかどうでもいいんでよ…そういうの苦手なんだよな --
ゲルベル
2025-05-08 (木) 23:33:21
防虫用か。確かに鬱陶しいもんねぇ、害虫ども。夏場となると特にか(そこまでの案はなかった、とぽむと手を打つ)
ならなおさらラベンダーを推したいところだけどね。ラベンダーには防虫効果もあるんだよね(両面で役立つ香り、と)
調香か。ポプリだとかハーブティーだとかでやったこともあるし出来ることは出来る。樟脳はちょっと試したことはないが……
ともあれ、まずやってみるかね。これが活かせるならうちでもポプリとか売り出して改善してみるかぁ(漫然とやってた商品を改良するチャンスでもある、と腕まくり)
--
トゥール
2025-05-08 (木) 23:42:06
ほお、そいつぁ知らなかったな(トゥールの知識に素直に感嘆の表情)ラベンダーは探索で気が昂ってる時に茶にして心を鎮めるぐらいでしか使った事無かったぜ
おっじゃあ細かいとこの調整はトゥールに頼むぜ!俺だとどうしても具合が悪くならねえ最大量でいいだろで細けえ作業がな…(反省しているようでうんうんと頷いている)
ポプリなら枕元に置いて防虫とリラックスって感じで売り出すのもいいかもねえ、マットレスと比べるとそこまで効果保つもんでもねえから稼ぎもよ(金に汚いニコリとした笑み)
ま、一先ずはおちびさん達がぐっすり眠れるの優先だわ。そういう訳で調整頼むぜ(…と袋を預けつつ腰の鞄に入れておいた防虫の樟脳、ヨモギ、クローブも渡しておく)
いい感じのが出来たらそいつで行くからよ(と若干無責任に任せ次の仕事に向かった) --
ゲルベル
2025-05-09 (金) 00:02:32
それも一つの使い方だけど、あの鎮静効果のある香りは虫が嫌う臭いでもあるんだよね つくづく役に立つ香りだよ(だからこそ多方で重宝されている、と微笑む)
あー……まあそりゃゲル兄にそういう細かい調整ができるとは思ってなかったけど。ならあたしの領分ってことになるのかね?(様々な香料の詰まった袋を受け取って)
ま、店の方のポプリは他の香りも足せるし、色々試してみるさ。稼ぎになるのは悪いことじゃないさ 今この危機の中ではね
あいよ、赤ん坊とかにぐずられると大変だからね。開花を遅らせてたラベンダーが結構あったはず。取ってきたら調合やってみっかね(そんな訳でゲルベルの投げ渡したものに加えてラベンダーを調合した香料の調整に取り掛かっていったという)
--
トゥール
2025-05-09 (金) 00:22:51
やあやあ、トゥール姉さん、栞の売れ行きがぐっと増して定着したよ。紙だけじゃなくて木や金属製の栞も売り始めてバリエーション増やしたし、
後は季節の変わり目に花の種類を入れ替えたりすれば飽きさせない売り方が出来るだろうね……冬の間はどうしたもんか、だけど。花屋って冬はどうしてるんだい?
(と問いかけながらも)あ、それはそれとして…聞きたい事あるんだけど…姉さんって、体どうやって鍛えたの?俺もちょっとは体鍛えないとなぁ、って思ってさ。 --
ヴァルク
2025-05-07 (水) 21:31:23
うん、好調なようで良かったよ。今度あたしも一つ買ってみるとするかね。何ならヴァルクの選んだ本も読んで見たい所だしね
あぁ、もう夏の花が色とりどりだ。秋にもまた彩りが変わる。(冬は、と問われれば)ふっ、そこがうちの売りでね。相方の魔術師が畑周りの温度を管理しててね
冬の花だけでなく秋や春に咲く花も扱えるってわけ。土壌的に多少無茶やってもいいぐらいの土地を選んでるしね
(そしてヴァルクが鍛えたい、と問えば)意外だね。ゲル兄に土つけたとは聞いてたけど 冒険者でも始めたかい?(驚いた表情を見せた)
ともあれ、あたしは親父のやってた動きを辿って功夫を、孤児院の裏手でね。見るかい?(指で裏手を指して)
--
トゥール
2025-05-07 (水) 21:55:10
まいどあり(と微笑みを見せつつ)へぇ!それはすごいね。冬の間にも季節違いの花を育てられるんだ。そりゃどこの花屋にも無い売りだね。
しかもそうなるとそれぞれの花に合った温度を、個別に調整しなきゃいけない…姉さんの相方の人、凄腕なんだね(しかも、花にも詳しくなければできないことでもある)
あ、聞いた?って言っても実質俺の負けだけどね…一矢報いた、程度で。そそ、それで冒険者もやってるんだ、この前はエグと冒険に出たよ。エグの剣技すごかったよ。
その辺りで痛感したんだけど、腕力とかは要らないとしても、脚力と、やっぱり体力をつけなきゃってね(言いつつ、提案には頷いて裏手の方へと)
事務仕事やるにしても、体力はあった方がいいし、仮にもし遠征なんてやることあったら俺途中でへばりそうだもん(苦笑して彼女がどんな事をするのだろうかと観察する) --
ヴァルク
2025-05-07 (水) 22:07:34
冒険者にはなれないぐらいのどんくさだけど、魔術の精密さでは右に出るものが居ないものでね
流石にそこは効率化ってことで、いくつかの畑に分けて温度管理してる。あたしも花の調子を気で見て取れる。逆に言えば冬は大忙しなんだよねぇ……(街の方方の畑を巡回して回る必要がある!)
それでもあの暴力の化身のゲル兄に一枚上回るだけでも十分さね。とすると、うちの孤児たちだけでもいい感じのパーティ組めそうだね(今まで前衛ばかりで力押ししか出来なかった!)
まぁ脚力が必要なのはわかる。だが腕力もバランスよくつけとかないと体に良くないよ。(そんな訳で着いた孤児院の裏手 一部石畳が人の足形に凹んだ部分がある!)
……長年やってるうちに凹んじまったんだよねぇ(と、その凹みに両足を置いて)ふっ!(と両足で踏みしめる動き いわゆる震脚と呼ばれる動作だ)
やる鍛錬はいくつもあるが、基本的に重りはなくても出来る。つーかあんたの場合今から重りってわけにも行かないだろ(初心者は自重から、と)
--
トゥール
2025-05-07 (水) 22:23:59
それはそれで大変だ…(と苦笑しつつも)ああ、それは良いね。頼もしいし、何より楽しそうだ(皆と出かけ、困難に立ち向かう。それは魅力的な案で)
それに俺としても、信用できる相手と組めるのは有り難いしね。…まだ実戦経験もヒヨッ子なもんで(苦笑い)魔術の練習だけなら、欠かさずやってたけどさ。
(などと言いつつも、彼女を観察する。そして、あ、と)その凹み…トゥール姉さんの仕業だったんだ…長年不思議だったんだよ(浮かぶ笑み。疑問が解かれる瞬間はいつだって嬉しい)
(そうして彼女の震脚をじっと見る。その挙動をしかと焼き付けんと)なるほど…多分体の体幹を鍛える動き、なのかな(そうして彼女の向かいに同じような姿勢で立つ)
えーと……てぃっ!(とマネして両足を踏みしめる…も。露骨に軽い。彼女の震脚が、どすん!という感じなのであれば、こっちは、ぽふ。だ) --
ヴァルク
2025-05-07 (水) 22:41:54
マリとも言ってたけど、今冒険にってるのってヴァルク以外皆前衛の人間だからねぇ……やることが力押しになっちまって良くない
あたしは特に、皆に怪我してもらいたくないって理由で冒険者を始めたとこあるからね。まぁ、鍛えてた魔術を上手く扱う機会ってわけか
(気づかれて気まずそうに)……結構この辺、鍛錬でへこませたりしちまったからね(育った孤児院を傷つけてしまったことに気まずさを覚えてたようで)
強い踏み込みを得る歩法、加えてそれを成すための脚力の鍛錬ってとこかね。毎日欠かさずこなすことだ(小さな積み重ねが身体を作る、と)
(ぽふ、という震脚にも笑わず)それがあんたの第一歩だ。拳を使えるようになれとは言わない。その踏みしめを力に変えれるぐらいは鍛えてみな(ぽんと肩を叩いた)
--
トゥール
2025-05-07 (水) 22:54:07
ああ、それならなお良かった。俺が冒険者を始めたのは稼ぎ口を増やすってのもあるけど、みんなを助けたいってのがあったからね。
サポートが出来るなら本懐ってところさ。はは、母さんが作ってくれた魔導書を、実践したいってのがあるのも否定しない(と頷き)
(何度か繰り返すも、やはり、ぽふ、ぽふ、という程度にしか威は発せられない。元々の筋力が低いのもあるが、力を上手く伝えられていない)
…姉さんは気にしてるみたいだけど、いいじゃないか。その凹みが姉さんが培ったもので、それを使って今度は皆を助けてくれるんだ。
なら凹ませたこと以上に意味があって…誇りにしてさえいいくらいだと、個人的には思うな(そう微笑みながら言い、肩を叩かれれば、少し奮起して)
いつかは…俺も少しは凹ませるくらいになってみせるさ(気合を入れ、踏み込む。今度は…たん!くらいにはなった。彼女の言う第一歩に続く第二歩か) --
ヴァルク
2025-05-07 (水) 23:05:31
皆で組めばそれだけ大きい怪我や事故を防げるからね。町中の冒険者がやるようなパーティがうちでも組めれば万全なんだけど
親の残したものを活かしたいってのは誰でもそうだろうねぇ、あたしの拳法だってまさにそれなわけでさ(記憶の中の父を思い返して)
(繰り返すも覇気の乗らない震脚 それでも最初はそんなものだと頷いて)
ま、あくまであたしの気にし過ぎなのかもだけどね。確かにあたしの力を培った証ではある。誇りにってのはあれだけど、気に病むのはもうやめとこうか
応、千里の道も一歩から。積み上げていきな どういう形であれあんたの力になるさ(とん、と勢いの乗った震脚に飲み込みがいいとふむと声を漏らした)
--
トゥール
2025-05-07 (水) 23:20:50
へぇ、そうだったんだ。トゥール姉さんの拳術って親ゆずりだったんだね。納得したよ、どこかで師匠とかに習ってた訳でもなく、何処で覚えたんだろう、って思ってたし。
じゃあ…姉さんにとっての拳術は…親御さんとの絆なんだね(それは、大事なものだ、と思う。孤児である自分たちにとってはなおさら。だからこそ、彼女は強いのかもしれないと思い)
(ふう、と彼女に比べれば明らかに不格好だった構えを解く。それでも、ひとつ、また学びを得た。それに、これもまた一つの絆であるのかもしれない)
うん。そうするといいと思うな。なぁに、気にしなくてもいいくらいに、いずれ俺も凹ませるように……となるには、俺は卒院までが見えてるね。
(今は非常事態に付き居残っているが、本来ならば今年中には孤児院を出なくてはならなかった身だ。事態改善が上手く行けば…ここを離れる日は遠くなく、苦笑してそう言い)
それじゃ…もちろんこの鍛錬は続けるけど、違う意味で凹ませなくていいように、両方頑張るよ(そう呟き…しばしの間、彼女に見てもらいながら鍛錬をしていたという) --
ヴァルク
2025-05-07 (水) 23:48:20
それもガキの頃見た親父の動きを辿った末ってだけだけどね。それでも記憶に焼き付くぐらいのものだったのさ
なんだかんだで孤児になったあたしたちにも、親の残したものがあるってことだろうさ(ヴァルクの魔導書も然り、と)
ま、硬い地面ならどこでも出来るし、次にあんたが拠点にする所でそれぐらいの鍛錬を積んでもいい
上半身の鍛錬はまた今度にしておくか。とりあえずは一端になれるぐらいはやってみな。冒険者をやめても資本になるだろ、体の強さってのはさ(そんな訳でもうしばらくヴァルクの鍛錬を見守っていたという)
--
トゥール
2025-05-08 (木) 00:00:16
(どの街にも薄暗い部分はある。フィエルテ市にも夜の闇に紛れ、法の隙間に生きる者たちがいるものである)
(マフィア「リヴァル」 長く長く市場に根を張り、法に寄らないシノギを行う無法者である)
「それで、次の賭場は?」「へぇ、水曜に水道橋の下で。常連には声がかかってやす」「搾り取れよぉ、他所が賭場立てない内にな」
「みかじめは芳しくありやせん……酒場ぐらいっすね」「揉めやすい所絞っとけ。介入できるとこは限られてっからな」
(賭け事を仕切る。土地を法や教会に寄らない方法で守る。暴力を振るい薄暗い所に貯まる金を攫うのが彼らの生業であるが、事業は芳しくない)
「あの通りの花屋とか行けませんかね。女ばっかで脅しゃすぐ……」「バ、バカ!滅多なこと言うもんじゃねえ!!」(歴の浅い下っ端の言葉にボスは怯えた声を上げる その反応は正解であった)
花屋が、なんだって?(凛とした、しかし冷えた声色が響く。彼らの死角のテーブルに腰掛けた、黒髪の眼鏡の女)
「な、なんだてめぇ……」(逸る下っ端を遮って)「トゥールの姐御!お越しならノックぐらい頂けりゃ茶でも出しやしたのに!!」(ボスは彼女に下手に出た 足音どころかドアを開ける音すら立てず忍び込んだ彼女を)
いらねぇよ。あんたと仲良しこよししようと思った事は一度もない(身を軽くし存在を悟られづらくする軽気功がその侵入を可能にしたのだ)
--
2025-05-06 (火) 00:09:24
「お前、外出てろ。話の邪魔だ」「へ、へぇ……」(下っ端はボスにそう指示され、部屋を退出する これでトゥールとリヴァルのボスの二人きり)
「い、いやはやトゥールの姐御にゃぁいつも世話になっておりやす。こちら心ばかりですが……」(ボスは奥に仕舞われてた宝箱を開け、黄金の詰まったそれを差し出そうとするが)
いらん。あんたと縁を作るつもりはない。「世間話」をしな、「世間話」を
(厄介事を起こす輩を叩き潰し、エトフ市場の安寧を守っているトゥールであったが、その悪の根を完全に叩き潰すことはしないし出来ない)
(マフィアの類を完全に潰したところで別に新しい新興勢力が湧き上がるだけだ ならば今ある組織に程々に旨味を与える代わりに闇を見晴らせるほうが現実的、というのが実情だ)
「えっへっへ……そう脅さんでもらいたい。うちぁ小さいもんです。時々「竜巻」が若いもんを攫っちまうもんで」
あぁ、そういう連中は表で汗流してるとこを見るね(タバコをふかし、遠回しな嫌味を受け流す リヴァルの構成員であったものを時折引き受け、縁のある市場のものに委ねる)
(そう言った更生もまた、トゥールは仲介していたりする 監視しているリヴァルの力を削ぎつつ悪童を正しい道に立ち返らせ街で胸を張って生きていけるように指導する)
--
トゥール
2025-05-06 (火) 00:26:13
「最近『リゾーマタ』なんて連中が「オレンジを絞ってる」みたいでさぁ。俺らは「ジュース」を飲みそこねちまった」
新参者にいいようにされてるようじゃ、あんたらもロートルだね。まぁ、「業者」に目をつけられるのも時間の問題じゃない?
「そうそう、リーチェル商会って新しい商会。おっかねぇ『天使』を連れてきてるようですぜ デュボア商店の旦那が『拝む』ぐらいに」
リーチェル、ねぇ……しかしあのがめつい主人が『拝む』とは。さぞ『ありがたい』天使サンなんだろうね
(二人の会話はエトフ市場の近況を示す噂話 それも隠語を用い漏れても内情が読みづらい形のもの)
(リヴァルのボスからすれば敵対者や新参者の後ろ暗い噂を渡せば、自分たちが根城とする街の暗がりのスペースを上手く確保できる)
(そしてトゥールは彼のそんな思惑に乗っかって情報を集めているのだ 表から見たのでは見えない、フィエルテ市の裏側の事情を)
(この事は孤児院の誰にも、いや相方の魔術師にすら知らせていない 裏社会に関わる時は常に身一つ でなければ弱みを握られてしまう)
そういや新しい伯爵のこと、なんか知らない?代替わりしたのに「お祝いの花」もないのはちょっとなって思ってさ
「新しい伯爵ぅー?そうさなぁ……ああ、カネが大好きだそうでさぁ。何でも「カネを拝んでる」ってぐらいだそうで。俺等でもそこまではしねぇね、へへへ」
ふゥん……(孤児院の支援打ち切りの件は福祉予算を削るためのものだったか。カネを拝むということは信仰心が薄い、教会勢力に目くじらを立てているということか)
(であれば孤児院の窮状はあくまで予算緊縮の一貫であり、やり返すなら教会との結びつきを強くして孤児院の立ち位置を固めるぐらいがちょうどいいということか、と唸る)
--
2025-05-06 (火) 02:44:44
「そうそう……姐御に一番耳寄りな話があるんでさぁ」もったいぶって。何だい?(眉を寄せて訝しむ ろくな事考えていないだろうと)
「ええまぁ……市の外縁部をチョロチョロしてるネズミがいるんですがねぇ、そいつを捕まえた時に聞いたんでさぁ 大昔に『竜巻』に遭ったことがあるって」
(その語り口にトゥールは身を乗り出した)……詳しく(視線は鋭く、ボスを射抜いた)
(しかしてボスは薄ら笑いを浮かべる 致命点を捉えた確証を得たか)
「ええまぁ、15年だかそこら前に『東から来た竜巻』に遭ったんだとか。そりゃあひどい目にあったんだってしきりに言うもんだ」
「だって言うのに連中、未だに『竜巻』を探してるとぬかす。なんでだって聞きゃあ、『竜巻が宝を輝かせる』だとか。アホでしょう?」
(ぐふふと品のない笑いを浮かべる ボスはその話の経緯の大凡を把握している どうやら宝の真相は知らないようだが)
(それはトゥールに『ネズミを始末しろ』と突きつけている そしてトゥールはどういう形であれ飲まざるを得ない)
(『大昔に起きた竜巻』……父親のことで間違いない。母も殺された抗争 その大本をようやく捕まえた それは自分のルーツを辿る事件でもある)
(何故父は抗争に身を投じたのか。何故母は死んだのか。何故自分は孤児となったのか。そして『竜巻が輝かせる宝』とは何なのか)
ネズミは。どんな『学名』だ?(眼鏡越しに睨みつけた ギラつくガラス面がその瞳を隠す)
「『グロワール』。気をつけくだせぇよ、あの辺は貴族街だ。『貴族のペット』ってこともあり得る」
ああ。邪魔したね(テーブルから飛び降り、来た時同様足音を一切立てず、リヴァルのアジトを立ち去っていった 扉前に居た下っ端以外には気づかれないまま)
(いずれは来ると思っていた しかしこんな混乱の渦中に飛び込むとは 人生とはままならないものだ)
親父、あんたは何のためにこんな西の果てまで来た……?(暗い地下階段を抜けた先、輝く月に向けて独りごちると煙がたなびいた)
--
2025-05-06 (火) 03:12:15
(トゥールが立ち去って後、下がっていた下っ端が入室し直す)
「ボス、さっきの話、適当にケムに巻いたんです?」「んなことするか。あのアマはそういうの感づくんだよ」
「だが……ぐふふ、マジだからこそ人を動かせるってこともある」(緊張から開放され、葉巻を咥える)
「これでグロワールの連中がぶっ潰れればあっちの方まで俺等が勢力を伸ばせる。隙間を空いたままにゃ出来ない」
「万が一あの女が死ぬんなら……それこそ俺等の天下なわけだ。抑え込まれる日々もこれまでよ」
(ファハハハと笑うボスに、下っ端は不安そうに尋ねる)「……そういう考えはバレたりしませんかね?」
「向こうも承知の上だろうが。それでもつまんねぇ連中に裏社会を牛耳られるよりゃマシだってな 俺等の替えがそう簡単に見つかるなら見つけてみろって話だよ」
「領主様だって溜め込んでるやつがゼニを吐き出す賭場を取り潰したくないだろうしなぁ……?」(世界は白と黒が混ざり合って出来ている 黒の塗られた部分は小さくされていくが、それでも黒く輝いている)
--
2025-05-06 (火) 03:24:47
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2025-05-05 (月) 23:41:08
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2025-05-05 (月) 23:41:04
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2025-05-05 (月) 23:41:01
生花店『アネモネ』にやってきた。パンの差し入れを。
味付け肉と刻んだ香味野菜の入った新作パン『ベイクサンド』の感想をもらい、そして。
「失礼します」
他の、きちんとした機序で回っている店を見ることは。勉強になるため。 --
レイモンド
2025-05-04 (日) 21:21:11
(夏の熱気を待ちわびる色とりどりの花が咲き誇る『アネモネ』 レイモンドの来店を二人の女が迎えた 一人は彼の義姉トゥール もう一人は彼女の友人でありこの花屋の中核を担う魔術師)
(2人分の差し入れを受け取り)ありがと。おっ、
パニーノ
(
サンドイッチ
)
か。パン屋のやつは美味いんだよねぇ あんたも食べて評価しなよ(と、相方にサンドを手渡す)
立ち話もなんだし奥で話そっか。あんたもうちを見たい感じなんだろ(と、店奥の事務所を示す 相方の魔術師も頭を下げて続く)
(店の花々には様々に注釈がつけられ、用途に合わせて売りに出されている 祝いの席なら華やかな暖色系 厳かな場には凛とした寒色のもの 弔事には清廉な白)
--
トゥール
2025-05-04 (日) 23:21:54
「見たいな、正直。何もかも手探りな状況で学びが欲しい」
そう素直に告げて事務所のほうに向かう。……花のための事務所だ。
これはただのトートロジーではなく、花を売るために必要なものが揃っている。という意味の。
「……なんだか、不思議な気持ちになる。パン屋が踏み入る機会のない場所だからかな」 --
レイモンド
2025-05-04 (日) 23:29:32
まーね。口で伝えるより実物見たほうがわかりやすいだろ。色々やってるが、あんたの参考になりゃいい(そう言って招いたのは事務所というには華やかな彩りを持つ一室 それは女性二人が経営しているからと言うだけではない)
(花の開花予定を同じ色で書き入れたカレンダー、お得意先からの受注を書き入れたリスト、花束や立て花を作るデザインの草案、備品の在庫と発注用の書類……)
(紙との戦いはどこの職場でも大いにある しかしアネモネの事務所はそれを色鮮やかに彩って退屈な空間に色を取り入れている ほぼ二人の趣味ではあるが)
さて、あんたが見回してる間に頂いちまおう。せっかくの差し入れだしね(二人揃ってがぶっとかぶり付き、新作の味を確かめる)
(うん、と二人揃って頷く)いいじゃない。肉の調味も野菜の扱いもバッチリだし、だからこそそれを支えるパンの味も引き立ってる
……個人的な趣味だけどあっさり目のチーズ挟んでるやつが好みだね、ちょっと南の方で流行ってるやつ(このままでも美味しい、と相方は頷いた)
--
トゥール
2025-05-04 (日) 23:45:04
「そうだね……参考になるよ、僕の店にも書き込めるタイプのカレンダーを用意したいな」
「それと、パン屋らしいデザインは必要かも知れない。今の店内も、窯の周りも。少し無機質だね」
色々考えている間に感想が来た。
「チーズ…そうだ、チーズ。仕入れれば僕の店でも使える、いろんなパンが焼けるかも知れない」
チーズのパンだってあるし、パンに挟むにしたって。眼の前にたくさんのパンがあると、シンプルなアイディアを見落とす。 --
レイモンド
2025-05-04 (日) 23:53:36
事務作業をつまらなくやってるとやる気が出なくなっちまうからねぇ。レイのやり方でやるべきだけど、気分の上がる事務所は大事だと思うよ
確かに、殺風景な店よりらしい店構えのが入ってくる客も喜ぶかもだ。パンの美味しさだけじゃなく、もう一度来ようと思わせる工夫だね(アネモネは花屋故あまり意識せずとも華やかになるためあまり強く意識してはいなかったが)
(レイモンドがチーズに目をつけたのを聞いて)あたしの勝ち。(ぐっとガッツポーズするトゥール ちょっとむくれる相方)
良いチーズを扱ってる所と取引するのは難しそうだけど、そこは商会を頼ってもいいかもね。サキの行ってるリーチェル商会とか、ヴァルクの勤務先のテラヴィス商会とか
(商品の目利きは商人に頼るのが吉と 幸いにして孤児達に縁深い商会も多い)
--
トゥール
2025-05-05 (月) 00:05:09
美味しいパンを出す店、ではなく。美味しいパンを出す雰囲気の良い店。それが目標だ。
「リーチェル商会か、テラヴィス商会か。どちらも協力してくれれば心強いな」
「良いチーズというのは市場では奪い合いに近い競りが行われる。それにぽっと出が割って入るんだ…」
我ながら仰々しい言い方だったな、と笑って。
「とても面白いじゃあないか。まずはリーチェル商会に声をかけてみようかな?」 --
レイモンド
2025-05-05 (月) 00:10:06
両方に声を掛けるなら声の掛け方を間違えないことだね。商人の顧客の奪い合いってのは恐ろしいもんだよ?(総合商会のしのぎの削り合いは苛烈なものである)
流石に牛飼って牛乳から作るわけには行かないからねぇ。良いチーズの仕入れ先を見つけてもらおうじゃないか
(仰々しいレイモンドの物言いにくすりと少し笑って)そうだね、サキに話を通してみるといい。他所の商会だから他所の品を上手く扱えるとかなんとか。外国産のチーズが手に入るかもね?(それはそれで売りになりそうだ、と)
--
トゥール
2025-05-05 (月) 02:30:06
「それは怖いね、通すべき筋は通さないと」
そう、発酵食品の多くは手間と工数の果てに生まれるものだ。味だけでなく、文化に関わる。
「うん、サキに。上手くいったら、チーズを使った甘いパンなんかも……良いかもね」
ふふ、と笑って。それからしばらく話をして、仕事をする場所というものの見識を深めて。
僕は帰っていった。 --
レイモンド
2025-05-05 (月) 20:15:15
そうだろう?不義理はするもんじゃないさ(数多の人間の意図が絡み合う市場に住むからこそ、その怖さを知る)
チーズの甘いパン、ね。そいつは試したことがない。新しいレパートリーが増えりゃ、顧客も増えるかもしれんね
ああ、あんたのパン屋に活かせる事があったら幸いだ。頑張んな(レイモンドが社会見学を終えて帰るのを、二人は手を緩く振って見送っていた)
--
トゥール
2025-05-05 (月) 23:30:26
(ロケーション表9番。冒険者として偶々同行した、西に少しいった洞窟のゾンビ討伐)
(流石に専門家といえる、堂々たる働きぶり。積極的に前衛に出てはその長い手足と怪力で生ける屍を破壊する)
『お前は顔に汗を流してパンを得る。土に返るときまで。お前がそこから取られた土に。塵にすぎないお前は塵に返る。』
(聖句を唱えながら前進し、銀混じりの鎚を振るった)
Amen!!
(粉砕!)
(こうして洞窟の一部屋の制圧が終わり、おそらくは次が最後のエリアで。その前の小休止のタイミングである)
いけそうか、トゥール姐。(やや乱れた呼吸を整えながら問いかける。) --
ダリウス
2025-05-02 (金) 22:44:51
(孤児たちを守る そのために己の身を投げ出した冒険者業であった しかしダリウスに関して言えば余計なお世話であったといえる)
(退魔の力籠もる槌の一撃は不死者の再殺を成し、ただの土塊へと返していく 見ぬ間に成長したものだ)
(義姉として負けていられぬ 振るう拳は)墳ッッッ(腕の捻りの技巧、竜巻の如き風の魔術、そして地に根ざした地脈の気を乗せた螺旋突き)
(不浄なるものを払う生命の鼓動が不死者を祓う これで相性は良かったと言える)
(小休止に向け息を整え)あたぼうよ。(呼吸を整えればトゥールの体に力が巡る 薄暗く湿った洞窟でも、生命の力は走っている 上手く辿れば力となる)
……ところで一本吸いたいんだけど(ダリウスがいるときはエクスキューズがいる!とりあえず煙を逃がす場所を探して)
--
トゥール
2025-05-02 (金) 22:55:36
(東洋でいう生命エネルギー、気、というものを扱う技術。似たような技術は苦行を行う類の修道僧が収斂進化的に扱うというが)
(流石に年長者というべきか、彼女の才覚と修練……功夫が為せるわざか。なんとも目を瞠る練度であった)
(問われれば風向きは奥、つまりはボス格のゾンビの根城に向かっていた。最奥にも、外に通じる縦穴か何かがあるのかもしれない)
……屍人は音には聡いが、大抵鼻は利かない。
己の死臭で飽和しているからだとか、鼻が腐り落ちているからだとか、説は様々だが。
(奥に向けて煙を吐いて吸え。それで問題は起きない。そのような回答であった) --
ダリウス
2025-05-02 (金) 23:24:26
(孤児院での彼女の修練を見ていれば想起するかも知れない その動き、その技、その鍛錬が辿る姿を そうあるべきとした理想の姿を)
(それこそが彼女に宿る素質を呼び起こし、技を磨き上げ、体を叩き上げ、西洋に生まれた拳法の達人に至らしめたと言えるだろう)
(ダリウスの指摘を受け)サンキュ。(懐から一本弾いてキャッチ 火をつけ紫煙を含みだす)
(副流煙は風の魔術で奥へ流し、吐息もなるだけダリウスへ向かないよう配慮 喫煙者のマナーである)
そういや、あんたなんで教会戦士やってんの?や、別に批判とかそういうんじゃない。疑問でさ
戦いを道として選ぶにしても、他にも色々あったんじゃないのってさ。同じ教会付きでも、マリみたいな聖騎士とか(なにか己が目指すものがあったのか、と問うてみた)
--
トゥール
2025-05-02 (金) 23:49:42
俺の両親が教会戦士だったらしいのだ。怪物との戦いで命を落としたと聞いているが。
ほとんど記憶もなく、淡い憧憬ばかりが残っている。
彼らの人となりがどのようなもので、どのように生きて死んだのか。多少なり分かるかもしれないと……知ることが出来るなら知りたいと、そう思ったのだ。
(揺れる松明の火に照らされる洞窟の天井を、そして流れてゆく煙を、茫洋と見上げて彼らしくもない湿っぽいことを語る)
(その後に付け加えるように)
ちなみに、教会戦士と聖騎士団では組織の色が違う。採用の基準にも差があるが、俺は前者向きだったというのも理由だな。
(教会戦士は実力重視で比較的粗野なものでも好まれる。聖騎士団は高い実力に加えて高潔な精神性も求められた) --
ダリウス
2025-05-03 (土) 21:47:56
ふぅん、親の道を辿る形で、か……(その心境には重なるものがある トゥールが拳を修め、人々の助力になると決めたのはいつか見た日の父の背中を追ってのことだ)
言葉で誰かから伝えられたことを聞くよりも自分の足で足跡を辿ることでわかることもあるよね(何を思って両親が故郷を離れ遠き西の地までやってきたのか、道半ばながらわかって気がする)
あんたはどうだい、ダリウス。教会戦士の成すことの中に親の目指したものが見えたりはしたかい?(未だ人生の半分も生きてない中に見出すのは僅かだろうか、と呟きつつも)
(付け加えた話には)まぁ、聖騎士団はそれこそ聖職者としても戦士としてもエリートじゃなきゃだめか。あたしも帰ってくるまでまさかマリが聖騎士になってるなんて思わなかったからね
(孤児たちの中からそれほどの者が出るなどそうそうないことだ 長い一本を吸い終えほとんど灰になったタバコを携帯灰皿に押し込んだ)
--
トゥール
2025-05-03 (土) 22:15:35
まだ分からん。両親が優秀な戦士だったこと。最後は殿に立ち勇敢に戦って死んだらしいこと。
言葉では聞かされたが、それがどれほどのことだったのか。実感はまだ湧かない。
(そう言って首を振る。タバコを吸い終えたのを見届けて)
休憩は終わりのようだ。最後の一息、やるぞ。トゥール姐。
(気持ちを切り替えて立ち上がり、トゥールと、他の冒険者たちとともに奥へと向かう)
(特に孤児院組の二人の活躍により、ボス級のゾンビも物の数では無かったという) --
ダリウス
2025-05-03 (土) 22:25:58
そうか。まぁ、後10年20年は先を行ったであろう親御さんだ。焦ることはないさ
親御さんが皆を庇って殿を務めた意味が理解できる日もいつかはくるさ。ただ、あんたには生きて帰ってきて欲しい。そう思う家族がいることを忘れないでおくれ
(ダリウスが立ち上がるのに合わせて立ち上がり深呼吸 体内を巡る気を感じながらトントンと軽く跳ね)
応。死んだ人間より生きてる人間のが偉いことを思い知らせてやろうじゃないか(きゅっと音がする程の踏み込みで戦闘態勢に入り、奥底へと踏み込んでいく)
(魔を祓う槌と拳の乱打はいくらゾンビとして古強者になった者共であろうと凌げるものではなく、二人の獲得した報酬は孤児院を潤すに足るものとなったという)
--
トゥール
2025-05-03 (土) 23:37:10
(厄介事が苦手なトゥールにとってかつてこの男は存分にその厄介事を招いていたのを見ていたかも知れない)
(魔物や獣の出る森に数え切れない程立ち入っては血に塗れた木の棒と小銭と何らかの肉を孤児院に持ち帰る事多々)
(町のゴロツキを意味も無く殴り訳も無く殴り時に正義のある暴力も無くも無かったが殴り味方にしようとしたゴロツキも殴り続け生物の区別無い暴力で己を鍛え続けていたのだ、孤児院や町の人間を殴った事は無かったが)
(そんな男が今庭園で作業しているトゥールを呼び止めている)おうい、お前さんの寄付集めに関するアドバイスが少し欲しいんだよ --
ゲルベル
2025-04-28 (月) 23:05:46
(嵐の如き暴力の化身であったゲルベルであったが、トゥールが彼を苦手としていたかといえばそうでもない)
(何故ならトゥール自身も喧嘩自体は密かに嫌いではなく、ゲルベルの起こした揉め事に混ざって背中を守るという名目で鍛え上げた拳技を振るっていた事があった!)
(それでも基本は秩序を重んじる側、庭園でフェリの薬草の様子を見ていた所に声を掛けられ)厄介事じゃないだろうね、ゲル兄。あんたが寄付を集める様が想像できないんだけど(怪訝な表情!)
ま、でも基本は普段から顔と恩を売っておくことさね。あたしは町の皆の面倒を見ることが多かったからね 恩返ししてもらった……というのはちとビジネスライクな話か(そんなつもりで皆の困り事を解消してるわけではないのだが、と肩を竦める)
--
トゥール
2025-04-28 (月) 23:25:50
(この男は内心でその拳に感謝を持っている、この地に根のあるトゥールが居る事で孤児院が守られていた事は間違いの無い事実だからだ)
(だからこそ根の無い己は自身を試す為に気兼ねなく血に、ロマンに満ちた世界にその足を運べたのだから)
いやあそういうのはガラじゃあねえな!金を集めるんなら酒場で力自慢するか依頼を受けて魔物を狩った方が気楽よ!
今後もトゥールの信頼でそっちは頑張って貰うとして俺が言いたいのは教会の修繕についてだな
みすぼらしい方がいいのか?それとも白く塗り上げた方がいいのか?宣伝に使うイメージをどちらにするかってのを話したい
(ただ暴力だけで外の世界で生きてきた訳ではないのかそんなイメージ戦略についての話を切り出す) --
ゲルベル
2025-04-28 (月) 23:41:25
(ゲルベルの返答に)あんたらしいよ。ったく その調子ならいつかドラゴンだって締め上げられるんじゃないのかね?(冗談めかして呆れて言う ただ本当にいつかやってのけるのではと思う節も)
教会の修繕?(それでもゲルベルがそう切り出したのには意外そうに眉を上げた)確かに壁やらの修繕はしたほうが良いだろうけど
でも一息に白く塗っちまうのはちょっとね。まだピンチだ、てぇのは残しときたいし脆くなってるところの修繕にとどめとく方が良い 材料費の問題も含めてね
んで、借金も返して他所からの支援も要らないぐらいになったらどーんと白く塗る。そうすりゃ孤児を任せられる孤児院だってなるだろ(ゲルベルほどではないが市井で様々な商売や人のあり方を見てきた目でそう語る)
……てか、意外だね。ゲル兄がそういうイメージ戦略とか見てるの。外の世界は見識が広がるものだったかい?(兄貴分の成長に笑ってそう告げる 癖なのかタバコを吸う様な仕草(草花の前なのでNOタバコ!)をして見せて)
--
トゥール
2025-04-29 (火) 00:05:26
意外そうだな?傭兵として土木関係は覚えといて損は無いんで一通りは頭に叩き込んどいたよ、筋肉と同じぐらいに知識に沿った構造と材質は生き延びるのを楽にしてくれるからな
ついでに言えば遺跡を冒険する時に使われてる構造を知るとこれから何が待つかをある程度予想も出来る、こりゃあ今は脱線だな後で歌って教えよう!
(ハッハー!と愉快そうに語る、今も昔も闘争とロマンがこの男の魂を形作るものだ。聖なる教えは男の道徳を育てるのみに留まった)
まあそうなるか(逞しい顎を手で擦り)遺跡発掘するんなら短期的に貴族から金を引っ張る為に適当な発掘物をでっち上げるのもアリなんだが…(あまり宜しくない見識を広げてきたようだ)
金が無きゃあ発破の一つも大変になったりと色々身に沁みたよ、そういうトゥールもタバコを始めて随分経つみたいじゃねえか --
ゲルベル
2025-04-29 (火) 00:28:24
土木ねぇ。兵士の仕事の半分は土木作業だってのは聞いたことがあるけどね ま、そんなら孤児院の力作業は任せても良さそうだね(やはり男手があると違う、と)
遺跡調査の話はなんともはや、ってとこだね。あたしが殴ってきたのはゴロツキとたまにちょろちょろと魔物ぐらいでさ(なるほどロマンに従うタチは今も変わらずか、と呆れるような懐かしむようなため息)
詐欺はやめな詐欺は。ただ貴族からの寄付ってのもどうかね。伯爵家の支援打ち切りといい、シスターがどっか行っちまったのといい、どうもきな臭い感じがすんだよね……(杞憂であればいいが、と顰め面)
まぁそうだね、今のあたしらは金を稼ぐための金を借金に頼ってる。首が回らないとはこのことだね……(窮地を脱するにはかなり思い切ったやり方で稼がなければ)
(タバコの癖を指摘され)ああ、まぁカッコつけというか。女ばっかで店やってるとナメられるもんでね、ガラの悪い連中に絡まれるから、てんで始めたらやめられなくなっちまってね(難しい表情をするがやめるつもりはない!)
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トゥール
2025-04-29 (火) 00:40:31
なぁにただの詐欺じゃあねえ、俺の冒険の為の詐欺だぜ!(悪びれない笑顔、とはいえ単に騙すだけの男ではない事はトゥールも知っているだろう。「ある」から男は挑むのだ)
少なくとも政治基盤の確保には成功してるが先代の影響を出来る限り消したい…って思惑はあるだろうなあ
ただ分かりやすく悪名が出るのは避けたい辺り教会と完全に仲良くはやれてねえだろうな、引き継ぐ価値ありと示せれば教会と縁は取り戻せるかもだ
(顎に手を当てたまま男は考えている、筋肉で脳が出来ている種類の人間だがその筋肉を生かす為に知恵を回してきたのだろう)
ヘッ大人になったな…(嬉しそうに鼻を擦る)始まりは威嚇でもやりたくてやるんならそりゃあ大人の遊びだよ
けど量が多くならねえようにな、肺は筋肉の友だからよ(義妹を労るように告げつつ)となると修理の方針は決まったな、まず屋根の雨漏り止めからだが…他に何か気になる部分あるか? --
ゲルベル
2025-04-29 (火) 00:58:54
あったら詐欺にはならないってか。ま、冒険者なんてそんなもんだし、それに金だす好きモノもそのつもりか(らしいな、とため息)
ふぅん?(伯爵家の代替わりについてはトゥールは知らなかったらしく興味深げな声色)てことは、新しい代の伯爵のツラ拝んどく必要がありそうだね。孤児院の件だけじゃない 領地をどう回してるかってのも
金回りを孤児院だけで回せりゃ教会も文句は言わないだろうさ。……後は新しい伯爵の気分次第、ってか(こちらは孤児院だけでなく町の秩序を守るため様々に頭を回してきた 二人の年長者が指針を纏め出す)
子どもたちや花の前では吸えないけどね。今更やめようって気にはなれないぐらい染み付いちまってるよ(自分に呆れるように首を振る)
お気遣いどーも。弁えてるさ(近頃タバコが有害という説が教会からも上がってきている 信心深くはないが教えとは生活に結びつくもの)
屋根はもちろんだけど、窓周りと……後階段かね。駄目になってると小さい子がつまづく。良くないよ、そういうの
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トゥール
2025-04-29 (火) 01:36:18
俺も詳しくは知らないけどな?教会を動かしつつ血腥い騒動が耳に入ってない辺り死人は出てない可能性もあるねえ
(妄想込み込みよと下品な笑い方をしつつ様々な人間像を男は口にする、それに対しどう対処すればいいかを)
それでいいのさ、誰かを想えるなら十分節制出来てる。俺もタバコの煙が覿面に効く魔物と戦う時用のは持ってるし
なら先に階段にしとこ、見た目は不格好になるがレンガと石とモルタルで修繕して…で、次に窓の隙間をモルタルだな
見た目はまあーなんだ我慢して!イメージ戦略と生活の質向上を真っ先にって事で!おチビちゃん達のベッドもなんとかしたいけどなあ
よしとりあえず優先順位は決まったぜ、ありがとうよトゥール!(ぐっと握り拳からの力瘤、修理に向かった) --
ゲルベル
2025-04-29 (火) 01:53:16
政治的なアレコレは難しくてどうもね……しかしまぁ、そこまでして孤児院を切り捨てたい?何故?(寄付を切り捨てたい、という理由だけではことが大きすぎる 気がする)
タバコが効く魔物ね。鼻が効く連中にはそういうのもアリなのかね(ダリウスの顔を思い出す ヒトにも効くなら使い所は難しそうだと悩む)
ん、優先順位はゲル兄に任せる。建物のこととかそういうのはあたしにゃイマイチでね(素材の調達からやるほどのゲルベルほどの専門家はいないだろうと唸る)
ああ、孤児院の立て直しも基礎からだね。そういうとこは頼りにしてるよ、ゲル兄。(その力強さを発揮しに行った義兄を見送り、引き続き庭園の薬草の手入れをしていたとか)
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トゥール
2025-04-29 (火) 02:30:15
(画像は間違って相談窓口の方に顔を出してたフェリの図)
(図鑑を手に花屋へ顔を出して)トゥールねぇねは居ますか? --
フェリ
2025-04-27 (日) 22:08:12
(軽い足音を聞いて来たな、と微笑む)ああ、フェリ いらっしゃい(孤児院の中でも親しかった仲だ 孤児院を離れても顔を合わすことは多い)
(そして手持ちの図鑑に目を落とす)勉強熱心なことだ。良いことだよ 何が聞きたい?(こうしてガーデニングのやり方を教えることも少なくない)
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トゥール
2025-04-27 (日) 22:14:52
うんっ(迎えられればにこーっと笑顔を見せて)
うんとね?(聞きたい事を問われればよいしょっと図鑑を抱えて開く)この…あれ?…えっと…これ!(重さとページ数に少し苦戦した後、目的とするページを開く・・・そこに図解付きで記載されているのはごく一般的な薬草である)
この草、フェリにも育てられる?森で拾って育てれば、種とかも取れるかな? --
フェリ
2025-04-27 (日) 22:27:07
(本を開くのに苦戦する様に手伝ってやろうとも思うが、小さい子の自立心を育てるのも年長者の役目か、と穏やかに見守る)
ふぅむ、こいつは薬草だね。種からでも根っこごと移植でも、これぐらいなら孤児院でも育てられるんじゃないかい?(特段扱いの難しそうな種類にも見えない)
コツは森の環境に近づけることかね。日向が近すぎるとまずいかも(フェリとともに図鑑に目を通し、ふむと唸る 専門外ではあるが、植物だ 通づる物はある)
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トゥール
2025-04-27 (日) 22:46:56
ほんとう!?(できると聞けばぱぁっと表情が明るく)じゃぁ早速採って来ないと
森の環境かぁ…土も集めてきて、明るくなりすぎない程度にしてあげるといいかな(流石に雑草は無い方がいいよねとなったりしつつメモを取り出して必要な事を書きとっていく) --
フェリ
2025-04-27 (日) 22:54:29
ん、特殊な環境が必要そうなものにも見えないけど、薬として使うなら原産地に寄せた育て方をしないとね
土もそうだし、水もどれぐらい吸ってるか、取るときに少し確認しておくと良いかもだ(植物にとってはその場の環境が全て 採取場所が全て教えてくれる)
取りに行くときは上の子を連れていくんだよ。そのへんの森って言っても危ないかも知れないからね 空いてるときならあたしも付き合うけどさ(まだ8歳のフェリ一人で森に採取は少し危険だ、と忠告して)
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トゥール
2025-04-27 (日) 23:03:27
(うん…うん…と頷きながらメモってる)わかった!ありがとう!
でも・・ねぇねもにぃにも皆大変だから、採ってくるくらいならフェリが一人でやらないと(今大変な時期だからと言ってるが実際危ないモンは危ない) --
フェリ
2025-04-27 (日) 23:22:20
(皆が大変だから、というフェリの健気さには感じ入るが、それはそれとして危険なことに変わりはない 誰かにこっそり見守ってもらうか?と思案)
それにしても薬草、ね。孤児院のためってことかい?(今までの草花とは毛色が違う 野菜のような食べられるものでなく直接役に立つ植物 彼女なりの奮闘ということか)
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トゥール
2025-04-27 (日) 23:33:28
うんっ急にお金が必要になって、皆いっぱい無理をしてるの…そうしたらきっと怪我とか病気になっちゃう
お医者さまにもそんなにかかれないし、フェリが薬草いっぱい用意出来れば、皆元気になれるって思って(うんうんと力強く力説) --
フェリ
2025-04-27 (日) 23:48:46
そっか……そりゃぁ心配にもなるよねぇ(支援は打ち切られ、借金で孤児院を回そうにも相当無理をしなければいけない それを見守る側のフェリが心配になるのも無理もない)
なら頑張るといいさ。薬草の効能だけじゃない、フェリの心遣いが皆の助けになるってこともあるさ(小さい子が頑張っているとなれば皆も奮起するだろうと)
それに豊作になれば市場にも売れるかも知れないしね(フェリの意図とは違うだろうが、それも孤児院の助けになるか、と)
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トゥール
2025-04-28 (月) 00:18:11
うんっありがとうねぇね、フェリも頑張るねっ(励まされ頷き)
売る…出来るかな?それだといっぱい作れるようにならないと…なんにせよ、はじめの一歩からだねっ
それじゃぁ、準備したら行ってくるね?(そう言うと図鑑を抱え直し、手を振って帰って行った) --
フェリ
2025-04-28 (月) 00:25:15
その辺は育て方次第ってところかね。あたしもちょくちょく見に行くから、頑張んなよ
もう行くんだね。重々気をつけなよ(大丈夫だとは思うが、今後は誰かに声をかけておくか、と瞑目して思案するのだった)
--
トゥール
2025-04-28 (月) 00:49:07
やあ、トゥール姉さん。久しぶりのオムレツの味はどうだったかな?(とやってくるメガネ)
あれでも今のウチとしては割と豪華なものを揃えていてね、少し情けない話だけれど。姉さんが帰ってきてくれて頼もしいよ(微笑みを見せて言う) --
ヴァルク
2025-04-27 (日) 21:23:50
ヴァルクか(イースター会の終わり頃、片付けを手伝っていた所だった)ああ、変わらない味にため息が出るほどだったよ 三年ぐらいしか離れてないのにね(エトフ市場にいる以上さほど離れてるわけでもないが、孤児院の食事は久しぶりで)
流石にイースター、手は抜けないってわけね(季節ごとほど手を抜けない それも決起会を兼ねているとなれば)たまの贅沢は悪いことじゃない、神サンもそう言ってる(信心は篤くないが、長く信仰とともにあったが故)
情けなくなんかないさ、困ったときはお互い様、だろう?今回はちっと問題が大きすぎるみたいだけど(に、と笑顔を浮かべる 頼られるのは慣れてると)
--
トゥール
2025-04-27 (日) 21:33:54
変わらぬものの良さを噛み締めてもらえたようで重畳だね。伯爵サマにもそうあってほしかったものだね、全く(苦笑を浮かべて彼女の笑顔には肩を竦める)
お互い様になれるよう、俺達も頑張っていきたいところだけど、トゥール姉さんの花屋の話は聞いてるよ、品数豊富で質もいいってね。おんぶに抱っこにならないようにしないとね。
…そういや俺の仕事先の本屋でも、話が出たことがあったんだ。『あそこの花を押し花にして栞にしたら売れるんじゃないかね?』なんて店のお婆さんがね。
これならWinWinな取引にもなりそうかな。花屋的には生花でなく最初から加工用、ってのはどうなのかな、なんて思うけど。その点、こちらの店主としては如何かな? --
ヴァルク
2025-04-27 (日) 21:48:57
伯爵家で何があったのか、そいつを知る必要もあるのかもね 考えはなくもないが……(彼女的には顔を売るいつものやり方 問題はタイミングを掴めるか)
ああ、ここ三年で商売も軌道に乗ってる 売上から孤児院にいれるのも不安はないさ それだけじゃ足りないってのもあるが……
(と、唸ってた所にヴァルクの提案)押し花の栞。面白いこと考えるね、あの婆さん(くくっと笑った なんのかんので顔見知りだったようで)
花のあり方は生け花だけじゃない。長い事愛されるなら押し花やドライフラワーも悪くない、そう思うよ(すっとタバコを吸うような仕草 孤児院内では吸わないので持ってないが、あっ、と首を振る 悪癖だと)
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トゥール
2025-04-27 (日) 22:01:50
場合によってはそういうアプローチも有りかもしれないね。そちらを当たるなら俺としては役所から、かなぁ……末端も末端だけど(厳しそうな顔をする)
変わらぬモノ筆頭みたいな老舗中の老舗にしちゃ、案外考えが柔軟だよね(知己の間柄だったか、と微笑みつつも)姉さんが乗り気なら今度提案してみるか。
軽くぱぱっと企画書でも書いて…ああ、それならまずは萎れかけの捨てるようなものを安くお試しで、とかどうかな。そちらはゴミが減る、こちらは安く新商品ができる。
(と、ちょっと商人の顔になりつつ、その仕草にこちらはマッチを擦るような仕草)…とまあ、俺も姉さんが居ない間、接待の真似事なんてのをするようになったんだよ。
フェリとかの前じゃ微妙な所だけど、俺なら気にしなくてもいいよ?(なんて笑ってマッチを消して捨てる仕草を加えて言う) --
ヴァルク
2025-04-27 (日) 22:16:50
いつかはそういう事情を知る必要もありそうだけど……今は回らない首を回るようにするのが先かね(借金さえなくなれば行動に余裕も出る)
案外老舗の知恵袋ってやつかもよ?(年の功は侮れない、と)ああ、栞を作る技術はおまかせするよ あたしは使えそうな花の選定か
売れ残って居場所のなくなる花にチャンスが残るのもいいもんだ でもウケとしては発色の良い押し花のが売れそうなんだよねぇ(そこは商売、難しい顔で)
(ヴァルクがマッチを擦る動作を見せたのを目を細めて)随分大人になったもんだ。男子三日会わざれば、なんていうがこれだけ離れてりゃね(弟分の成長を見る気分で)
とはいえね。孤児院内じゃ匂いも残る。せめて外で吸うようにするよ 煙も他所に流さないとね(指先に風を纏わせる せっかく学んだ風の魔術をそんなことに!)
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トゥール
2025-04-27 (日) 22:34:22
その辺りはお任せあれ。本そのものの修復なんかに比べれば簡単なものさ。まずは紙で、評判がいいようなら木や皮で耐久性のあるものを…(ぶつぶつ)
へぇ?押し花にしても発色が良いものなんてのもあるんだ?流石は姉さんだね。いずれはその辺りの豊富な知識を本にしてみないかい?(半分本気、半分冗談でそんな事を言いつつ)
商会に出入りしてるとどうしてもね…ちょっとした接客ならやらんでもないんだけど、子どもに交渉までやらせるのはどうかと思うよ(苦笑しつつも、姉貴分に褒められたのが嬉しいよう)
(ほほー、とその指先を見つつ)そんな器用にできるならいっそ、風の道を外まで繋げてみちゃどうかな?(くつくつと笑い言う。怪奇!煙の道が這い回る孤児院)
ともあれ、これからもまた宜しく頼むよトゥール姉さん。ひ弱な弟の分までさ(そう言って、残る片付けを済ませて部屋へと戻っていった) --
ヴァルク
2025-04-27 (日) 22:51:32
台紙の種類も色々あるんだね。軌道に乗ったらあたしも一つ欲しいかもね(ヴァルクほどではないが本を読む時間は好きな方だ)
もうすぐ駄目になりそうな花だとどうしてもね。 よしな、そこまでの知識はあたしにゃないよ(おだてには手を振って)
有能なら色々任せたくなるものなんじゃないのかい。それか手が足りてないか どっちにせよ頼られるのは悪いことじゃないさ
そんな器用な真似出来るんだったら魔術師で食えるよ。あたしのはアマチュアレベルだ(それを運用でなんとかするのが彼女であるが)
ああ、また何かあったら言いなよ。なんだったら体の鍛え直しまで面倒みようか?なんてな(そんな暇はないか、と軽く笑い、イースターの片付けを仕上げていったのだとか)
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トゥール
2025-04-27 (日) 23:40:11
全く、孤児院の支援打ち切りとは頭の痛い話だね 伯爵家は一体何考えてるのさ(イライラと、タバコをふかして)
それでも孤児院の皆が諦めてないのは良いことさね だったらあたしも力を貸してやらないとねぇ
まずは市場の皆に寄付を募って地盤を固めるところからか 何もないところから始めるのは本当にしんどいからね(くしゃりと灰皿にタバコを押し付け立ち上がった)
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トゥール
2025-04-26 (土) 00:13:17
で、孤児院でイースター祭も兼ねて決起会をやるわけか。諸々考えると開始には間に合わんね
とはいえイースターを盛り上げるための花を用意しておこうか。イースターリリーはもちろんだけど、チューリップ、ヒヤシンス、ラナンキュラス……(会に遅れるであろう詫びも込め、パーティーを彩る春の花を選定していたとか)
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トゥール
2025-04-26 (土) 00:18:36
Last-modified: 2025-05-29 Thu 02:42:27 JST (42d)