たいいくずわり
- 一枚のチラシと粗品の洗剤が送られてきた --
- この国のギルドか……今はそれどころじゃないな。…魔法の洗剤?(洗剤をまじまじと見た) -- アン
- (機材を抱えて無拍子で部屋に入る)……ん!?部屋だったかここは? -- ファ
- ファベール・ブリム!?(シャワーから帰ってくると、部屋の前にファベールが。呆然としながらファベールと機材を見比べて)
そうか……そういえばここは元々は倉庫だったな。悪い、今は俺の寝床に使わせてもらってるよ。あまり使われてなかったと思ったんだが… -- アン
- アントールか、なるほど……いや、勝手に使って構わない、自由なのがコール・アートルムのいい所だ
ふむ、アントールはここの暮らしには慣れたか? -- ファ
- そうか。そういってくれるならありがたい。(ベットに座って濡れた髪を梳きはじめる)
自分のことながら、そんなに慣れられては…いないな。俺は自由と言うのが苦手らしい。(自嘲気味に笑う) -- アン
- 私も未だに慣れないよ、驚きの連続だ……今日のドラム缶とかな、ハハ(カラカラと笑う)
ああ、それとこれをやろう除湿剤だ、この時期は雨漏りで湿気がなぁ……喉を痛めない程度に使ってくれ(箱から三箱ほど取り出して床に置く) 邪魔してすまなかったな、おやすみアントール(機材を抱えなおすと部屋から去っていった) -- ファ
- 俺は巫女としてあれに慣れてしまっていいものかと思うよ。いやっていうんじゃないけど…な?
除湿剤か使わさせてもらう。じめじめするのはな(大事そうに髪を撫でる)。存外、ファベールは優しい奴だな? 邪魔なんてことはない……おやすみ。(見送った) -- アン
- ここが・・・アントールのお部屋・・・(コンコンとノック)
初めまして・・・ちろは・・・ティランローア・ウェヴュリエ・・・ シヴュラとして・・・こーるあーとるむにきたの・・・ よろしく・・・ね・・・ -- ティランローア?
- (ドアを開けて目を丸くする)あ、ああ……よろしく頼む。ごほん。
俺はアントール・アンアッシリアだ。こんな狭い部屋に来客があるとは夢にも思わなかったよ。 -- アン
- (扉が開くとアントールの顔をまじまじと見る)・・・アントールは・・・綺麗。
どうして・・・このお部屋を・・・選んだの・・・? 大部屋は・・・いや・・・? -- ティランローア?
- て、ティランローア……!あんまり人をからかわないでくれ!(恥ずかしそうに視線を逸らす)
部屋…?ああ、俺はあんまり大勢でいるのが好きじゃないんだ。それに…13人目で空いている場所も無かったからな。 その点、お姫様がコールアートルムにきてくれてたことには感謝したいよ。(握手の手を差し出す) -- アン
- からかって・・・ない・・・ アントールは、綺麗だよ(にこっと微笑んで繰り返した)
皆と一緒は・・・いやなの・・・。 ん、話は・・・聞いてる・・・人数が足りなかったって・・・ちろ、頑張るね・・・。 でもお姫様じゃ・・・ないよ・・・(差し出された手を両手で握った) -- ティランローア?
- (赤面しながら軽く握手をする。手が汗でだらだらだ。)
お、俺のことはいい!ティランローアは部屋をどうしているんだ?ぼろい船だからな、ちゃんと部屋があったのか? -- アン
- アントール・・・てれてる? 汗かいてる・・・。(顔を覗き込み)
ちろの部屋・・・まだ、きいてない・・・。 どこで、寝たらいいんだろう・・・ -- ティランローア?
- て、照れてない!適当なことを言うな!…ちょっと部屋がな、暑くて(上擦った声で)
何だ、お姫様はお部屋がまだないのか……(自分の部屋を見返して)いや、流石にそれはないな。 -- アン
- もう・・・秋なのに・・・? アンは・・・暑がりなんだね・・・(勝手に愛称で呼び始め)
ない・・・? ないのは・・・ちろのお部屋だよ・・・。(理解できていないようだ) 誰に聞いたら・・・お部屋、もらえるかな・・・? -- ティランローア?
- そうかもなー……天然なのか……くっ!(呼び名については気にした様子もなさそうに)
ん、ああ。俺は艦長に直接言ってここを貰ったよ。ティランローアなら、言えばきっと誰かが親切にしてくれると俺は思う。 -- アン
- わかった・・・艦長にきいてみる・・・ ありがと、アン。 またね・・・
(小さく手を振ってから部屋を出て行った しかし直に戻ってきて)今度・・・一緒に祈れたら、いいね・・・ それじゃ・・・おやすみ・・・(今度こそ出て行ったようだ) -- ティランローア?
- ……それがいい。はぁ。(びくっとして)あ、ああ!お、おやすみ…ティランローア。
(出て行ったのを確認すると部屋に戻って、ベットに倒れこむ)……一緒に祈れたらいい……か。(枕に頭を沈める) -- アン
- 独り……結構なことだ!(ホコリにむせながら窓を開ける) -- アン
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