お楽しみはこれからだ!
- 熱血 --
- 指導 --
- …さて、マヤの方には会ったが兄の方に頼むといいと言われたんだが…腕があれば、メスも頼むつもりなんだがな…
こればっかりは、患者の命に係わるだけに…信頼出来ない鍛冶屋には託せない…んだが、わざわざ町まで行くのも面倒でな -- リド
- 僕は…(弟です。と姉そっくりの顔をした根暗が言う)
(信頼できない奴に任せられないと言いつつ面倒は嫌だと言う、矛盾しているようなことを言うリドを見てしかめっつら) ………(信用できないというなら、腕を見せればいい…ゴーグルをかければ『よこせ』と手を出す、仕事ならば半端はしないと…そういう意思表示と心の鎧を纏う) -- ヨシュカ?
- …あぁ、弟だったか?まぁ、二人とも似てるからよく分からんでな
…ほぅ、まずは俺のメスを渡せと?なかなかいい度胸だ…本来は、違う包丁研ぎなどで試そうとは思ったが まぁいい…そこまでいうなら…ただし、切れ味が悪くなったら…ま、とりあえずは試すか(皮肉った口の後、メスを) -- リド
- (受け取れば淀みない動作で研ぎに入る、先程までの自信なさげな少年の姿はない)
(ひたすらに鋭く、研ぎ澄ますことだけに全神経を集中して作業に没頭する…愛想のなさはこの場合プラスに働くのだろう) -- ヨシュカ?
- …ほぅ、確かに姉のようにまだ未熟なところがあるようには見えないな…
だが、問題は仕上がりだな…(完成までゆっくりとその仕事っぷりを眺め) -- リド
- (メスを受け取りしばらく、ゴーグルを外し額の汗を拭えば)
(そこには新品のように研ぎ澄まされたメス…触れただけで鋭利な切断面を形成するだろうことを感じさせる光沢は東洋の刀剣を連想させるだろう) -- ヨシュカ?
- …なるほどな…確かに、腕はそこそこいいようだ…(刃をじっくり眺め)
…だが、問題は…多少切れ味に拘りすぎてる点だな、それ以外は合格だ…で、いくらだ?(メスをそのまま内ポケットへと) -- リド
- (ゴーグルを外せばまた自信なさげな態度に逆戻り、切れ味にばかりこだわる姿勢にダメ出しをされればうつむきまたゴーグルをかける)
…(お代は満足具合に応じて、自分から言い出せずに沈黙する) -- ヨシュカ?
- 今度俺が愛用してる、予備じゃない方を持ってくる。それで参考にしてくれればいい…
…やれやれ、職人らしいのがいいが寡黙すぎるのも問題ありだな…まぁ、これくらいか(金貨を5枚くらいカチャリと) それじゃあな、寡黙な職人さん…(ポケットに手を突っ込んで帰宅) -- リド
- あれ……お前日頃何やってんだっけ(日頃何もやってなさそうな人がそんな事聞いた) -- イーサッキ
- 鍛冶、と…(冒険者も行っていることを手短に話す、視線はまだ合わせられない) -- ヨシュカ
- あーそっかそっか、お前たまーにいなくなるから何事かと思ってたんだけど冒険やってたのか。律儀な奴だなー
……所でもう一ついいか。なんでお前まともにこっち見ないの。照れてるの?男色趣味なの? -- イーサッキ
- …ええ…(矢継ぎ早にまくしたてられてたじたじ、自分で話すペースがつかめず)
あの、えっと…(もちろんそういう趣味は無い、だがそういうものとしてまくしたてられると否定するより前に話が進んでしまって…困惑) -- ヨシュカ
- (イラッ。当然顔にもそれが出る)
オッケー分かった、じゃあはいかいいえで良いわ取りあえず。で、ホモかお前 -- イーサッキ
- (ゴーグルをかけ精神の鎧を作る、そうしてようやく平静を取り戻したあと…短く首を振った) -- ヨシュカ
- 違うか。なら良かった。このクッソ狭いコミュニティで特殊性癖持ちが居るとノンケにも伝染しやすいとか言うしなー……
で……そのゴーグル越しならいけるか?こっち見れるか? -- イーサッキ
- (その問いには縦に首を振り頷く、しかし上目遣いで、俯いたまま) -- ヨシュカ
- (ヨシュカの有様にあーこーゆーのここじゃなかったら殴ってただろうなー間違いなくなー等と素直な感想を抱く)
目じゃなくて首上げてこっち見ろよお前さー。一応客商売やってんだから愛想と言うか……何?失礼じゃない態度?的な?いや俺が言う事じゃないか……なぁんかお前相手だと俺ばっか口数多くなってくる気がするんだよなー -- イーサッキ
- (ダテに15年生きてきたわけでない、『間違いなく自分を殴ってくる相手』だとわかっているからこその頑なな態度である)
(『冒険者の街』で一番怖い生き物は龍でも、吸血鬼でも、狼人でもなかった、それは自分と同じ『人間』だ) (だからだろうか?冒険先でこんな態度を取る前に『敵』としてモンスターを手にかけることができるのも…自分が『人間』だからと自虐的な物の見方をするようになっていた) ……あの、何をすれば…(そうだ、どんな相手でも仕事ならば、する。自分は鍛冶屋として何をすればいいか彼に聞く) -- ヨシュカ
- 何って(こっちの言葉に殆ど応えずそれどころか何か向こうで勝手に完結したらしい様子の言葉を返されて、理解が追い付いてない顔になる)
(慣れ親しんだ範囲なら適当に殴って金品貰う所だが、そんな事やっていい場所ではないし、ヨシュカがどう言うのかも全く知らない訳では無い、そうこいつは若くして仕事人間) ……いや別に、特にこれと言って。要は最初に言った通り何やってんのお前ってのだけだったからなー -- イーサッキ
- ……僕は…(何をやっているのか?漠然で曖昧とした質問は自問自答への入口)
(姉さんを巻き込んでまるっきりの新天地へ飛び出してしまった、『父を探す』そのために…) ………スイカという名前の、冒険者…(探している父の名を話す、こうして生まれ育った街を出たのは父を探すためだ) -- ヨシュカ
- えッ……(またである。最初の問いは鍛冶時々冒険等で答えは出された筈だったので、突然何を言っているんだこいつはという顔になる。ここまで会話の調子が合わないのも珍しい様ないつもの様な)
あー……?その何?スイカって冒険者がどうしたんだ? -- イーサッキ
- 父、です…父を探して…僕たちは…(姉弟いっしょに修行をしながら父を探している、そう告げる)
(しかしこの様子では父の行方も、名も知っていそうにない…この村に来てからも手がかりはゼロと言っていい) -- ヨシュカ
- ……ああ!(大変辛抱強くヨシュカの言葉をちゃんと聞いて、大体内容を理解し、それが何やってんのお前に対する答えなんだろうと繋がった瞬間大声出た。脅かす意図はなかったが)
そうかお前わざわざまた答えてたのかーいや全然分かんなかったわもっと分かりやすい会話を頼む本当マジで。でースイカって名前の親父さん探してんのね う〜ん……あんまり顔広い方じゃないから力になれそうもないが、まー覚えとけばどっかで何かうっかりする事もあるか。じゃーヨシュカよう、今度はなんか仕事依頼してやっから、少しは愛想とか良くしとけよ本当に(言いつつ肩を叩いて帰って行った) -- イーサッキ
- …!(身構えて、後ずさる。大声に警戒態勢)
……(またさっきみたいにまくし立てられて、肯定の意を表す相槌の頷きを返した) …(肩を叩かれ、やや表情を強ばらせた。ゴーグルの奥の表情は笑っていたのか敵意をむき出しにしていたのか…それは解らない) -- ヨシュカ
- 邪魔ぁするぜ?(ぬっ、と) 銛ぃ研げっか? 岩ぁ突いちまって先がバカんなっちまった -- リョウ
- (ぐっ!とサムズアップ、いつになく自信満々で銛を受け取るとさっそく作業に入った。普段とは打って変わって仕事は的確である) -- ヨシュカ
- へぇ。背中ぁ丸くしてる姿ぁ良く見かけたが…お前ェ、鎚ぃ振るってるトコぁ流石いっぱしの鍛冶屋だな(ヒュゥ。と口笛吹いてヨシュカの手元と真剣な横顔を見る) -- リョウ
- ……(仕事中は人が変わったように打ち込む、声は耳に入っているが振り向かず一心不乱に…よく言えば職人気質、悪く言えば余裕なく仕事を行っている…鬼気迫るものだ) -- ヨシュカ
- …ハハッ、聞こえちゃぁい無ェか(ニヤニヤしながらタバコを取り出して、少し考えてからまた仕舞う) 潜りぃ覚えたばっかの俺も「あんな」だったのかね
ちぃと危なっかしくて… 誰か、先ぃ歩いてくれるヤツでも居りゃいいンだが(腕を組み、壁に背を預けて仕上がりを待つ) -- リョウ
- (しばらくのち、装着したゴーグルを上に上げれば大きく息を吐いて…)
できました…(これが自分の仕事だ、と宣言するように…磨き上げられた銛を手にして差し出す) -- ヨシュカ
- …なるほどねェ(手に取り、銛を明かりに翳す。切っ先を凝視したまま、幾度も角度を変える)
まずまずってェとこだな(総じて辛口評価の男。今はニヤニヤと笑いながら) 砥ぎ賃だが、足りっか?(コチンとカウンターに置く金貨) -- リョウ
- ……(冒険者になるまではあまり馴染みのなかった金貨、それを突き出されると困惑)
(自分自身の仕事をまずまずと評価するわりにこんなにもらっていいのか?と確認するような視線でリョウを見る…仕事が終わるとこんなにも自信がなくなるらしい) -- ヨシュカ
- おいおい。金貨ぁ出した俺の見立てが悪いって言いてェのかい?(んぁ?とばかりドスのきいた声で) 手前ェの仕事にゃ自信ぉ持ちな
気に入ら無ェと思うンなら精進して、次ぁ岩なんぞ貫いちまうくらいのを研いでくれや。そンときぁ金貨ぉ袋ごと暮れてやるから、一枚釣りに寄越しやがれ(へへっ、と笑う) -- リョウ
- (見た目にガラが悪そうなリョウに凄まれれば後ずさりして、おどおどする)
……はい!(彼は『がんばれ』と言ってくれる、認めて…くれている。それが嬉しくて) -- ヨシュカ
- まァ、金貨一枚分くらいの砥ぎなら俺の手にかかりゃァすぐ砥ぎなおしだ。岩より硬ェ化けモン相手に銛ぃ振るうことだってある(くるりと銛を回して、しっかと背負い)
邪魔ぁしたな。また来らあ(潮風によく磨かれたハゲは帰って行った) -- リョウ
- そのときは、金貨10枚分の…それでもだめなら100枚分の砥を…してみせます!
(やる気を見せてハゲを見送る、目標があれば技の上達も早くなると見て発破をかけにきてくれたのかもしれない) -- ヨシュカ?
- (せっせと農具を用意) -- ヨシュカ?
- (じぃっとヨシュカの方を見ている仮面 仮面なのでほんとに見ているかはわからないが) -- グート
- (伐採用の斧も仕上がり、汗を拭いて一休み…と思った次の瞬間!)
(怪奇特集などでありがちな窓越しに謎の生物を見た!!というような状況になり固まる) -- ヨシュカ?
- もけけけけけけけけけ! -- グート
- (鍋をかぶり鍋の蓋を盾にするベタな防御体制) -- ヨシュカ?
- ・・・・何をしているジョール、人の子よ -- グート
- ……(ばーなうぃーにくらぼーん なる宇宙共通言語によるコミュニケーションを試みるくらいに切迫していたが、自分にも理解できる言葉で話しかけられきょとん) -- ヨシュカ?
- どうした子供よ?お前たちは新入りだっタな ここにはどうして来た? -- グート
- あの…鍛冶のお仕事を…(設備は万全…とは言い難いものの、小さいながらに鍛冶屋を営む家に来てどうしてもないもんだと思うものの…)
(『それ以外の目的があるのか?』という質問ならば意味も通る、なにより自分は父の手がかりを求めて新天地へ出てきたのだ) あ、の…スイカという名の冒険者を…探して(どちらがネイティブなのかわからないカタコトな喋り、人見知り 必死で父の情報を知らないか聞く) -- ヨシュカ?
- 鍛冶か、鉄を作るのか、お前が?街の方が良い稼ぎなるだろウ?馬の蹄くらいしか打つものはないぞ?
ふぅーむ・・・ 聞いたこトがあるな… 夏に取れる、中身の赤い… -- グート
- そうです、僕が…(暗にお前の如き未熟な奴に仕事などできるのか?という意味に取り自信なさげに答える)
あの…(勘違いをしたままの様子を見てそうではないと言い出したいが、納得している様子なので強く言えず) -- ヨシュカ?
- ならなおさらダ、街へ要られない理由がアったのか?ふむ、まぁいい お前に力要る仕事できそうニない
お前の姉はもっと仕事できるのか? -- グート
- (おもむろにゴーグルをかける、もともと髪の毛の事などで悪口は言われなれているし…だいぶ慣れているつもりだった)
(けれどこうして面と向かって『お前にできる仕事なんてない』と言い切られれば…) ……(うつむいたまま、頷く。自分より快活で人と仲良く接することのできる姉なら…いつか自分よりちゃんとした仕事だってできるだろう) -- ヨシュカ?
- この村はできたばかリだ 今はまだ小さイ、手がかかる だが時期に大きく、強くなるだろう(仮面の男はヨシュカに顔を近づけ、歯を剥く おそらくは笑っている)
お前のようにナ、子供よ 何か困る事のあるならば俺に言え 俺は人よりも長ク生き、力ある お前の知らぬ事も多く知る 子ら導くのが仕事だ -- グート
- (縮こまっている自分を嘲笑っているんだろうか、仮面の奥にどんな思惑があるにせよ…内に内にと縮こまっていく)
……(そんなバカな。見た目に自分と同じかそれ以下の年齢にしか見えない少年の言葉) (『あの街』の出身でなければにわかに信じがたい事もすんなりと信じられた、幼少から面倒を見てくれた狼人の女性や吸血機の夫婦といった身近な存在がいたから) …ヨシュカ、僕の…名前。 (まだゴーグルは外さない、絞り出すような声で名乗った) -- ヨシュカ?
- 俺はグートだ グート・ボーマ 竜の言葉を名につけた、自分でナ 俺には父も母も居なイからな
お前にも、自分ノなす事が見つかるだろう -- グート
- あ…(父母がいない、その言葉を聞けばゴーグルを上げてそちらを見る)
僕は…(問題を抱えているのも、辛かったのも自分だけではない、その中で自分のできることをして助け合い生きていく…それが必要なのだと彼は言いたいのかもしれない そう思ったから) -- ヨシュカ?
- (こっそり) -- ヨシュカ
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