名簿/494094
- なんだぁ?火事か!?(煙が漏れ出すドアをopen) -- アナクマ
- もう、何ですか。今作業中なんですよ。
(部屋の中では、蒸気を吐き出す機械を弄っている少年がいた。煙の原因はこの機械だ) -- ニコラス
- すまん、火事かと思った。……蒸気機関? 何ができるんだコイツで -- アナクマ
- こんちわー、隣の204号室に住むクライムってもんだ。こんなナリだが怪しいもんじゃあないぜ?(鉄のマスクに角を生やした男が言う)
まぁそんなわけで、これから先よろしく頼む、という挨拶にきてみました -- クライム
- 僕には十分怪しい人に見えますが……。(どう見ても変な格好なので、スチーム掃除機を構える)
僕はニコラス・エディソンです。見ての通り、機関整備なんかならお任せくださいですよ。(どうも無害そうなので掃除機は下ろした) -- ニコラス
- 待とうか!? わ、わるい鬼じゃないよー! 普通の一般的な鬼だよー!?
よろしく、ニコラス。しかしなんだって? キカンセイビ? その、なんかよくわかんないもんみたいなののことか?(スチーム掃除機を指差して) -- クライム
- お、鬼……?(怪訝そうな顔をする) 僕のいた国にはそういう非科学的な存在はいなったんですよ。でもすごいなあ、鬼ですか……この青空がある世界っていうだけですごいのに。
ええ、僕はこういう機械を整備したりしています。将来は機械の碩学になりたいです。これは僕が作ったんですよ! (自慢するようにスチーム掃除機を見せる。機関で動く掃除機だ。鈍器にもなる) -- ニコラス
- よくわかんねぇけど、俺も最近俺が鬼だって教えられたからなぁ、もしかしたら嘘かもしんねぇけど。
へぇ〜、これが機械か。あんまり見ないからよくわかんねぇけど、すげぇなお前。こんなン作れるとか、そもそもさっきの青空がどうのとか、一体どこで暮らしてたんだお前?(見た目が子供なのにすごいなぁ、とある種敬意をも窺わせる眼差しをぶつける) -- クライム
- う、嘘かもしれない……? 最近知った……? そういうものなんですか……でもほら、角生えてますし
ふふふ、そ、そんなことないですよ、普通ですよ、普通。(すごいと言われてかなり嬉しいのだが、それをそのまま行ってしまうのは子供であると思い我慢する。) 僕の住んでいたところはここから遠く西の国です。蒸気文明の発達したところなんですが、機関の排煙により、青空がなくなってしまったんです。 僕の住んでいた国も、僕が生まれた時には「灰色の空」でした。だから、青空を見たのは、この世界に来て初めてなんです。 -- ニコラス
- もしかしたらこれも本物ではないのかも……!! まぁ本物だけどな
いやいや、謙遜する事ねェと思うぞ。少なくとも俺からしたらすげぇことだ。謙遜するもんじゃあねぇよ、たいしたもんだ 青空がなくなるほどの煙……想像つかねぇな。 なるほど、それで青空があるってだけですごいとか言ってたのか -- クライム
- いやいや、そんなことないですよー、ハハハ……(照れたように頭を描く。内心誇らしげだ)
ええ、といっても、僕が生まれた時から灰色の空だったので、僕にとっては空は灰色でした。父や母は子供の頃は青かったといっていましたけど…… 蒸気文明の発達のおかげで空が染まってしまったわけです。だから、僕はすっごくびっくりしたんですよ! 本当に空は青いんだって! -- ニコラス
- 生まれた時から灰色って言われたら、そら信じるよなぁ。さっきも言ったが、俺も鬼だって最近知ったし。
つっても、俺のはただただ驚愕だけど、ニコラスのは感動もあったろうな。そんだけ嬉しそうにしてるとわかるよ、こっちも、当たり前のものではあるけどさ、なんとなくこの空はやっぱ綺麗なんだなって、再確認できる -- クライム
- 空が青かったのは遠い昔の話ですからね。文明と引き換えに、空は灰色になってしまった。
今更、どうしようもない話ですけどね。僕はきっと幸せなんだと思います。こんなに青い空を、見えて。 -- ニコラス
- ……っと。これはまた随分と――……(扉を開ければ煙のヴェールで視界を覆われた先に機械の歯車がうっすらと見え隠れして)
機械職人か何かかな? 私は104号室のアルカーヌと言う。よろしくな -- アルカーヌ
- はい、僕は今は碩学を目指している身ですよ、機関の整備等を今はやっています。機関の事ならお任せください、です。
(機関の整備をしていたが来客に気づくと機関を止める。) 僕はここの部屋のニコラス・エディソンと言います。ここから遠く離れた連合王国からここまでやってきました。 (ゴーグルとマスクを外して) -- ニコラス
- げほっげほっ! んだよこの部屋! 煙い!!(人のこと言えない程度にはタバコで煙い部屋にいながらそんなこという) -- グラフ
- 当たり前ですよ、今機関の調整をしているところなんですから。
(蒸気が噴き出す音と、金属音が響く部屋の中でゴーグルとガスマスクめいたものをつけた少年が返事をした。) (機関は一度止めたようで、徐々に煙が晴れていく) そういえば……どちらさん、でしたっけ? -- ニコラス
- 105号室のグラフだ。煙いんで苦情と挨拶にきた
まぁよろしくな(しかめ面しつつゲホゲホと咳き込む) -- グラフ
- そうでしたか……すみません。なるべく窓は開くようにしますよ。
僕はニコラス・エディソンです。よろしくお願いしますね、グラフさん -- ニコラス
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