名簿/491793

  • --
  • --
  • --
  • みゃーうにゃあーおー。おにぃさん、これはあにゃたの落し物じゃないかぬー?(頭に下着を乗っけた猫人が、とことこ猫歩きで近寄ってきた) -- ナラト 2012-12-12 (水) 17:03:12
    • うわ、なんだかあざとい生き物が……ん、俺の落し物?(ぽけっとを弄りながら首を傾げて)
      って、それ俺の下着ー!!いやーん!えっち、変態ぃーッ!(下着を奪うように取って顔を隠して赤面する)
      -- 2012-12-12 (水) 21:44:07
      • ぬにゅーぅ、あざとくないにょー。仮にあざといとしたら、ナラトだけじゃなく世界中の猫があざといことににゃっちゃうにぁ!(一応反論。でも人によってはそう感じるかもね!)
        ふにっ、それにえっちでも変態でもにゃーよ(頭から下着が離れたのを感じ、耳がぴこぴこっと動く) それにしても、男同士なのに今時めずらしい純情っぽい反応にゅね!
        ……んー……この街じゃよくあることだと思うかりゃ、そこまで気にしなくていいんみゃよ?(恥ずかしがるアーニスの胸元にぽふっと頭を当ててすりすりと猫慰めを試みた) -- ナラト 2012-12-13 (木) 00:49:42
      • そ、そうか……猫人って奴には初めて会ったもんだからよ。ってことは種族的には人間っつーか猫になるんかな。
        いやいや、男同士でも下着は恥ずかしいだろー!大切な部分を守ってくれるセーフティが野晒しになってたらだな!く、そういう感情は田舎っぽくあるだろうか……!
        お、おい、こら!これも街ではよくある光景なのかよ!?(と、驚いて両手をわなわなさせるワイルド)なんだ、頭を撫でてやればいいのか!?
        -- 2012-12-13 (木) 01:08:54
      • うに。こまかくは猫人によりけりにゃけど、ナラトは性格的に猫成分が多目だって言われるなーぉ。
        下着だってお日様の光を浴びてぽかぽかの洗濯物ににゃったら、心地いい布の仲間入りみゃー。そう考えればいいのみゃあー(まさに猫な発想)
        にぇすにぇす、下着だけじゃなくお薬が飛んでくることもあるぬー(すりすり)撫でてくれてもいいしーすりすり返してくれてもいいのにゃーん♪
        レッツ猫ミュニケーションなぉーん(そのまま、露になってる胸元や首筋をぺろぺろ猫なめせんとす) -- ナラト 2012-12-13 (木) 01:22:31
      • 干したてのふかふかした服は気持ちいもんなー、や、でも流石に下着に包まって寝るとかそういう趣味はねーけどな!
        まあ、それがオスの猫…人の流儀だっていうならいいんだけどよ。ちょっとばかしくつぐったいぜ……(頭をぽんぽん撫でつつ)
        薬っつーと……さっきそんな感じのが飛んできてたな。なんだ物騒な街だな!ほ、ホワーッ!??(ざらりとする様な感触に硬直)
        ひ、卑怯だぞ、その攻撃は!スットップイッツユー!(尻尾を掴んで持ち上げるように引っ張る)
        -- 2012-12-13 (木) 01:39:57
      • 一方、猫は積みあがった洗濯済み下着を眺めてると、ぽふーんと飛び込んで眠りそうになるのみゃ!常に気を抜けない生活……!
        みゃー時期に慣れて \体が火照るお薬にぇすって?ぶっそうねー/ てなりあくしょんに落ち着くと思うぬー。
        んふ〜ごろごろ……くるるぅ〜(ぽふぽふされ気持ちよさげに喉を鳴らすも)にゅあっ!?にゃーにゃあー尻尾はいやーんみゅああー!!
        (さすがにペロリズムは却下され、びくびくいやんいやん、名残惜しそうに離れる)
        うみゃう、折角だからこれからは、猫ミュニケーションの肝でありゅグルーミングにも慣れてって欲しいのにゃおーん。それじゃ、またにゅー!
        (尻尾ふりふりご挨拶しながら帰って行き猫したー) -- ナラト 2012-12-13 (木) 01:53:33
      • 猫の本能って大変なんだな……できれば下着じゃなくて普通の衣服の方に飛び込んで欲しいもんだけど。
        元気になる薬ならいいんだけどな。あれだぞ、突然変異の薬とか散布されるなら引っ越す事を検討だかんな!
        なんか変な癖が付きそうだな……生き物って何でこんなにあったかいんだろう……。いやいや、違うが!俺はそんなんじゃないが!
        お、おう。下着、拾ってくれてさんきゅーな!(手を振って見送った)
        -- 2012-12-13 (木) 05:48:46
  • 珍事発生!同性に発情する発情薬が走って口に向かって飛び込んできた! -- 2012-12-11 (火) 19:49:15
    • (見えざる手が"それら"を掠め取り、見えぬ空間の彼方へと消し去ってしまった。) -- 2012-12-12 (水) 21:39:01
      • ?…………!? -- 2012-12-12 (水) 21:39:35
  • うーん、やっと完成した執事服だ……。採寸もぴったりだぜ。(鏡の前でポージングワイルド) -- 2012-12-06 (木) 00:13:52
    • ……でもよ、何で俺すっかり嵌っちまってるんだこれ。
      わからない……俺は一体何者で、何処から来て何処に向かっているというのだろうか…
      -- 2012-12-06 (木) 00:29:46
  • --
  • --
  • --
  • 突風だ!
    すると突然あなたの顔を衣類が覆った、どうやら洗濯物か何かが飛んできたようだ
    風向きから考えるとどうやら向こうの方から飛んで来たようだ -- 2012-11-29 (木) 16:45:29
    • (交番に届けた) -- アーニス 2012-12-03 (月) 20:26:46
  • ハァイ、今日は。いらっしゃる?居なくても出てきなさい -- マーガレット 2012-11-26 (月) 20:52:48
    • !?(ダンボールの裏に咄嗟に身を隠すが)だめだ……!(すぐに顔を出す)
      いやいや……何か障害物ごと狙い撃ちにされる落ちが見えたからな。
      よー、マーガレット先生!学校の連絡事項か何かー?
      -- 2012-11-27 (火) 23:53:20
      • 違うわよぅ。時期外れのバレンタインチョコ(包み紙を持って)
        …ま、それは冗談なのだけど。個人授業をお望みみたいだから訪ねてきたのよぅ -- マーガレット 2012-11-28 (水) 00:09:52
      • え、バレンタインのチョコレート…う……うわァ……ッ!?(包み紙を恐ろしそうに凝視して)
        って、冗談なのかよ!あ、俺、意外と成績も優秀なので個人授業は必要ないかなーって!
        ほら、見てくださいよ先生。実習テストに提出する予定のこの手編みのセーターの出来栄えを。もう手袋も編んであるぜ(と、誇らしそうに掲げ持ってみせて)
        -- 2012-11-28 (水) 00:19:41
      • あらそう。折角血沸き肉躍る闘いを提供しようと思ったのに…ざぁんねん(包み紙に口を当てキスする)
        貴方、本当にメイドの方が向いて良そうねぇ…私より上手いもの…(最後は小声で) -- マーガレット 2012-11-28 (水) 00:31:33
      • 冥土の方が似合ってるとかちょっと反応には困るな!
        つーか先生なのに手習いの生徒より出来ないってさ……一体何者なんだマーガレット先生…!
        -- アーニス 2012-12-03 (月) 20:25:33
  • うに、アーニスとは何回目だっけか。とにかくお疲れさん…もうちょいやる気が出る依頼だったらよかったのになー
    ところでこの御札どーいう奴なんだ?(気になって御札を物珍しげに眺める。) -- ロッシャ 2012-11-25 (日) 21:31:13
    • いくら、もう三回くらいだったか!冒険すんのは楽しいけど歯応えがねーと遠足気分になっちまうよな!
      あ、お札?(見回せば部屋中を敷き詰めるように札があるが)……そりゃあ、幽霊が出るから貼ってある奴だぜ。
      夜になるとな……すぅーっと白い影みたいなものが部屋の隅っこを横切るんだ……。(身震い)
      ベットで眠っていると何かにマウントポジションを取られながらサンドバックにされてる悪夢も見たりな。安い宿だとは思ってたが、訳有りだったぜ…。
      うらめしやぁ(両手をぶらぶらさせてみせつつ)
      -- アーニス 2012-11-25 (日) 22:38:29
      • 遠足もあたしは嫌いじゃねーけどな、でもこう遠足みたいな冒険は勘弁だけど。
        ……へぇ、幽霊…出んのか、ここ(何やら引きつった笑みで、触ろうとした指を引っ込める。)
        …ふ、ふぅーん…別に怖くもないけど幽霊なんていんだな…別に怖くもないけど。
        …や、それは幽霊じゃなさそうだから怖くもねーけど…こ、怖くねーからすんな!(チョップを食らわせる。) -- ロッシャ 2012-11-25 (日) 23:07:57
      • へっへっへ、今もロッシャの後ろから白い影がゆらゆらと手を振って……あでぇ!?(チョップが直撃する)
        って、めっちゃくちゃ怖がってんじゃねーか。幽霊が出るっつっても俺はちゃんと生活できてるからな。
        実際に被害にあっちまえば案外怖くもないもんだぜ。ま、たまに額から血を流してる時もあるんだけどな!お札を置いてからはそういうのも少し収まってるしよう。
        怖くなっちまって今晩眠れなさそうなら一枚持っていってもいいんだぜ、ロッシャ。(余っている分なのかお札をひらひらさせつつ)
        -- 2012-11-25 (日) 23:25:03
      • う、後ろっ!?そこかっ!(一瞬で腰のチャクラムを手に取り、そのまま背後の壁を切りつけた。)
        …ってなんだ壁じゃん…怖くねーし、物理攻撃効かないのがいやなだけだし(壁からチャクラムを引き抜く。)
        …そういう話全然聞きたくねーし!…あたしもこういうの貰ってこうかな、確かレーゼルだっけ?
        …せっかくだから貰ってく、怖くねーけどご好意だし(あくまで否定スタイルで受け取る。) -- ロッシャ 2012-11-25 (日) 23:34:26
      • あ、こら!ロッシャ!大家さんにめっちゃ怒られちまうだろうが!?
        (壁に張り付いて、傷を確認する)あ、浅いか……!?(ふう、と溜息をついて額を拭う)
        確かに今の攻撃で物理的に俺の経済情勢に対してダメージを与えられたぜ…。それだけ十分な力を持ってんだし、慣れれば対抗だって出来ると思うんだけどな。
        そうそう、あの人から買えるだけ買ったぜ。給料全部つぎ込んでるからな。お得意様って奴だ、俺。
        -- 2012-11-25 (日) 23:46:21
      • 脅かそうとするアーニスが悪いし……でもまぁ、弁償なら半分持ってやっから(肩を叩いてあげる。)
        あたしはそんな怪力じゃねーからなー…急所狙えば、力なくなって倒せる訳だし(気軽に言ってるがなかなか物騒。)
        うに…物理効く死霊とかなら怖くねーんだけどな…物理無効な奴らなんて卑怯すぎるし。
        へぇ、来月も一緒だから聞いてみっかな…あ、それじゃあまた組んだときよろしくなー! -- ロッシャ 2012-11-25 (日) 23:54:22
      • うぐぐ……まあ、それもそうだ…!ロッシャが怖がってるもんだからついよぉ…(頭をぽりぽり掻いて)
        体躯が小さい分、素早く弱点を一突きにしちえばって考えは良いと思うぜ。喧嘩の基本だよな。
        (うんうんと頷いて)だからよ、そういう物理で殴れない奴が出てきたら俺に任せとけって話だぜ。こいつでなら一刀両断!っつってな!
        おー、また冒険先でなー!(と、手を振って見送る。彼のものと、薄っすらとした白い何か、二つの手が、だ。)
        -- 2012-11-26 (月) 00:07:47
  • そういえばアーニス。アーニスが居るのはメイド科だよね
    ……執事になりたいの?(食堂帰りなのか、コロッケを頬張りながら出会い頭にそんな事を聞いてくる) -- エリシャ 2012-11-23 (金) 23:34:24
    • おー、メイド科だなー(遠くを見る目。手元には毛糸の編み物がせわしなく紡がれている)
      執事って、そりゃあ人の下で犬コロみたいに働く仕事だろ!ワイルドな俺には似合わないぜー……
      ま、なりたいっていうか、なろうとしてるのは悪魔を退治する冒険者だしな。…くそう………腹減ったな!(ほおばられるコロッケを眺めてぐう、と腹を鳴らす)
      そういうエリシャは何になりたくて学園に来てるんだ。まさか魔女か!?(想像するイメージが伝わりそうなほど苦い表情で)
      -- 2012-11-24 (土) 06:03:09
      • さすがに器用だ……(感心したように手つきを眺めながら)
        え、でもメイドってそういう仕事だよ。何故悪魔狩りでメイド科。
        (がさがさ紙袋を探ってコロッケを差し出し)食べる?
        僕のなりたいもの? ……なんだろ。わからない -- エリシャ 2012-11-25 (日) 18:29:16
      • はぁん、だから、悪魔狩りで冥土科だろ。(目を丸めて言う)
        お、いいのか!(両手が塞がっているため、口で受け取るようにぱくりとコロッケを食んで)はんきゅーなー!
        ま、自分が考えてる将来何て結構曖昧なもんだよな。俺だってもっとチビの頃は別のもんになりたかったぜ。
        だからさ、無理に答えを出す必要もないと思うぜ。エリシャ。(にっこりと笑ってみせる)
        -- アーニス 2012-11-25 (日) 22:29:25
  • --
  • --
  • --
  • アーニス、お前天才じゃね?何これマジ美味いんですけど?
    昼休みの学園屋上。メイド科の実習(例によって自習だったとか)で焼いたというアーニス手製のクッキーを頬張る。
    自分にとってクッキーといえば、作り置きのカスカスなおみくじクッキー。中に巻紙が入っているアレだった。
    それに比べ、この焼きたてのクッキーのなんと美味しいことか。巻紙が入っている事を気にしないで食べれるのも嬉しかった。

    お前こっち方面才能あるんじゃねぇの?もう毎日焼いてくれよ、俺の為にさ。
    冗談を交えつつも、もう一枚。シンプルな味だが、飽きない。
    いやまあ、それはさて置いて、さ。興味本位で訊いてみたい事が有るんだけどいいか?
    もし答え辛い事とかだったら、適当に誤魔化してくれてもいいしさ。 -- 学生A 2012-11-21 (水) 02:02:05
    • まあ料理は自立した男の嗜みっていうかな。(と、照れくさそうに頬をかいて)
      よく母さんの手伝いとかで作ってたから、わりとそういうのが得意だったりするぜ。腹いっぱい食べてくれよな。
      って、ばか言ってんじゃあねえよ!あくまでも今はこっち一筋なんだからな。(刀を持ち上げて見せて)
      誰かの家政婦さんになろうってんじゃあないんだぜ。
      (柵に背中から持たれるように空を見上げる。あくびをして、随分とリラックスをしている様子)
      んー、なんだよ。改まっちまってよ。
      -- アーニス 2012-11-21 (水) 21:15:24
      • ん お前さ、いつもその刀持ち歩いてるよな いや勿論俺も他の奴等も自分の刀なり杖なりは持ち歩いてる、別にそれが珍しいとは思わないんだが
        俺さ、お前がそれを抜いている所って見たこと無ぇなって。まぁクラスが違うってのもあるだろうけど
        なんか、特別な刀なのかなって、さ。 -- 学生A 2012-11-21 (水) 21:49:08
      • あ、これか。(そういえば初めて会った時も随分と気にしていたな、とごちりながら)
        (捧げ持つように手前に突き出して、鞘から刀を抜き払おうと力を込める。刀が引き抜かれることはない。
         はたから見れば抜き身にする事を躊躇ったかの様にも見えるだろうが)引いても押しても抜けないんだ、これ。
        いや、化け物退治にしか使えないって言った方がいいか。奴らの気配に反応するんだ。だから普段は文鎮にしかならないわけよ。
        そもそも人間相手に刀振り回そうって腹づもりもないんだから、ぜんっぜん問題ないけどな!
        -- アーニス 2012-11-21 (水) 23:48:59
      • ……やっぱり、退魔刀なんだな。文鎮?冗談。 相手に反応して抜けるってんなら、それ極上の安全装置じゃね?
        使い方によっちゃちょっとした探知機というか いや、判別機代わりになるな?
        実を言うと、俺のも一応退魔刀だったりする。厳密には儀式の為の杖なんだけどな
        (腰から抜き、クルリと回転させまた鞘に収める。白い刀身の退魔刀だ) アーニー、その道の師匠とかいるのか? -- 学生A 2012-11-22 (木) 00:29:45
      • 実際その通りだぜ。こいつと身体一つだけを持ってこっちに逃げてきたけどよ。
        こーしてのんびりとしていたって、安心していられるのは襲い掛かってくる化け物の姿が見えないからに他ならないわけだしな。
        杖で、刀かよ。いや、結局どっちだそれ!お守りみたいなもんなのか?
        (まじまじと刀身を眺めつつ)ん、誰にも習ってねえよ。構えとかよくわかんねーし、実戦で鍛えてるっつーかなー。
        -- 2012-11-22 (木) 01:12:26
      • んだよ、借金取りからでも逃げてきたんか?
        どっちかって、ん。 どっちもだ。でもって、確かに大事な御守りだな、コイツで戦って、コイツで身を護るんだものな
        胸ポケットから黄色い札を取り出し、放り上げる。抜刀する際にそえた左手の小指を少し切り、空中の札に剣先でまじない紋様を描きこむ。
        退魔刀を腰の鞘に収め、リンと鐘を鳴らせば、札は滑り込むように術者の手元へ。

        …とまぁ、俺のは本来こんな感じに使うんだ。 ほい、御守り。クッキーのお礼な (言いながら札を手渡す)

        ありがとうな、アーニス 俺の名前一度で覚えてくれたのお前が初めてだわ。
        ・・・・・・あと、本当は (アルパって名前、本名じゃない、ごめん。)
        そう云い掛けた言葉は、昼休みがもうすぐ終了する事を知らせる予鈴の音にかき消された。
        いけね、戻らねぇと。 じゃな、アーニス クッキーごっとさん!2月にゃチョコ頼むわ! -- 学生A 2012-11-22 (木) 18:52:28
      • いや、もっと恐ろしいやつからだ……。
        なんだ、お前……いいやつだな。(お札をしげしげと眺めたあと、にかりと笑ってみせて言う)
        っつうかさ、友達の名前くらい覚えて当然なんじゃあねえの。色々あるかもしれねえけど、そんなもん些細なことだぜ。
        ん?(何事かと尋ねようとして、結局、聞きそびれてしまった。)
        おい、チョコはやんねーよ!さすがに寂しすぎるだろ!…多分な!(と見送った)
        -- 2012-11-22 (木) 21:23:57
      • (二人が会ったのは、結局それきりだった) -- 2012-11-22 (木) 21:31:15
  • --
  • --
  • --
  • 回想が終わるまで待つのは飽きたぞ。 -- 2012-11-20 (火) 23:59:28
    • すまない…… -- 2012-11-21 (水) 00:00:09
  • よ、アーニー。
    (学園の廊下、すれ違いざまに声をかける。術式が効いて自分を覚えていないかもしれないし、あるいは記憶しているかもしれない。)
    (記憶されている事に期待しているつもりは無かったが、こうやって声をかけるのは、自分の中に実際には少なからず願望が有るのかもしれない) -- 学生A 2012-11-18 (日) 16:52:19
    • よお……えーっと確か、アルパっつってたよな、S科の!元気にしてっかよー!
      (と、笑顔で答える。彼にとってしてみれば男の同級生というだけで特別に感じるものらしい。印象で覚えている。)
      今、次の授業で使う教材を取りに行かされてる所なんだけどよ。おまえはどーしてんだ?
      -- アーニス 2012-11-18 (日) 22:51:06
      • お、おぅ。元気も元気。(覚えられていた、という事に対して湧き上がった嬉しさの感情と、それに対する戸惑い。)
        (その名前が本名ではない事に対する後ろめたさも心の隅に居座る。)
        (きっと今、自分はさぞ間抜けな表情をしているのだろう)
        あー、便所帰りだったりするけど・・・なんだったら手伝おうか? -- 学生A 2012-11-19 (月) 02:00:35
      • ん、ならいいけどな。もしかしてちょっと遠慮してんのか、人見知りなやつなんだなー。
        (細かい事は気にすんなよな、と呟きつつ廊下を歩く。非常に能天気そうな足取りである。)
        お、おー!一緒にいくか!?
        誰かに手伝われるって程のものでもないんだけどな。場所がわっかんないんだなー。(メモを眺めながら頭を仕切りにかいた。)
        -- アーニス 2012-11-19 (月) 02:52:00
      • へへ、あんまり他人と話す事がないもんで、さ。
        どれ、どこよ・・・(メモを覗き込み)ん、隣の棟だなコリャ あそこの渡り廊下から行ける筈
        ・・・そういやさ、マーガレット先生料理した事ないって言ってたけどメイド科ってどんな授業してるんだ?
        てっきり調理だのなんだのがメインだと思ってたんだけど -- 学生A 2012-11-19 (月) 20:53:54
      • まじでか。まあ、俺もこっちに来て一番話した相手って子牛のみーちゃんだしな。そういうもんかな。
        どおりでこの辺りをウロウロしても見つかんないはずだ。そのままボイコットしちまおうかと思ってたぞ。
        授業内容か。S科と大して違わないとは思うけどなー。いや……でも何か自習が多い気がする。正直よくわからんな!
        ……学校で料理を習うのもなのか!?
        -- 2012-11-19 (月) 23:08:18
      • みーちゃん?はは、なんだそれ 喋る子牛か?
        お、ここだここだ(アーニスが預かっているキーで開錠するのを見ながら)
        食べれる草や木の実の見分け方だとか、旅先での最低限の調理の仕方とかS科でもやったけどな?
        メイド科って位だから、そっち方面力入れてる学科なのかと思ってたんだが・・・違うのか?
        (メイド科。冥途科。言葉の入れ違いである。それ以前に自習ばかりでは確かに授業もへったくれも無い。) -- 学生A 2012-11-19 (月) 23:30:33
      • まさかよ、牛が喋るかよー!(笑いながら言う。)
        冒険者の学校なんだから基本的な部分は似てるとは思うんだけどな。それくらいなら知ってるしな……。
        どっちかというと調教って感じだぞ。あの先生、鞭持ってるしな。あの世に礼儀もへったくれもないだろうに、おっかしいよなー!
        (授業で使うらしい幾つかの道具を荷物を箱で幾つか持ち出した。紅茶ポットにカップ、角砂糖、ミルク、とお茶会でもする様な内容である。)
        -- 2012-11-19 (月) 23:43:05
      • あの世?(何故今あの世の話を?)ああ、いやホラ。あの世っても広大だからな。
        それなりの礼儀を身に付けておけば何か役に立つ事もあるんじゃないか?
        (持ち出した道具を見ながら)へぇ、M科特有って感じだ。S科じゃこんな道具使う授業、無いものな。
        にしても鞭か、確かにマーガレット先生には似合ってる気はするけど。おっかねぇ・・・以上?んじゃチャチャっと運びますか -- 学生A 2012-11-20 (火) 00:14:03
      • あ?(と、不思議そうに首を傾げて)だから今冥土科の話をしてんだろ!?
        礼儀なんて食えないもん役に立つのかー。魔物をディナーにご招待するもんじゃあるまいし。
        ああ、多分これで交霊とかするんだろうな。ずっと斬ってないから楽しみだぜ。(くくく、と笑みを浮かべつつ腰の刀を掲げて)
        指導って奴らしいけどS科の先生は違うのか……。(ふと時計に目をやって)って、時間やばげじゃあねえか。よっしゃ、じゃあ近道してさっさと行っちまうか!
        (窓に足をかけて飛び出して)おーい、置いっちまうぜー!アルパー!(と言い残してその場を後にした)
        -- 2012-11-20 (火) 00:51:57
      • お、おい?!・・・たく、無茶しやがるね おーい待てよ、アーニー!
        (追いかけ、準備室から出て行った) -- 学生A 2012-11-20 (火) 00:57:20
  • --
  • --
  • --
  • う・・・ん?
    (学園の廊下。すれ違った同じ年頃の少年の、肩に担がれた剣を思わず二度見する。)
    (彼の剣は、もしかすると退魔刀ではないのか?ソード科に彼のような学生が居ただろうか、先だっての入学・始業式でも顔を見た覚えがないが・・・)
    (いや、もしも自分と似た様な術式で身を護っているのであれば、あまり詮索すべきではないかもしれない。) -- 学生A 2012-11-16 (金) 21:46:22
    • (学園の廊下を肩で風を切って歩いている。だが、足並みの堂々とした動きと彼の表情は一致しない。)
      や、やべえ……思わずすれ違いざまに眼をたれちまったぞ。入学して早々喧嘩とかになんねーよな…。
      (深呼吸。それから振り返って同じ年頃の学生らしい姿を見やる)……んだよ、やんのかこら!
      (内心の後悔に任せるまま、威圧でもするかのように肩で刀を担いでみせる。)
      -- アーニス 2012-11-16 (金) 22:36:11
      • (いけない、視線を向けすぎたか?自分と同じ年代、こういった反応を返す者が居るだろう事は考慮しておくべきだった。)
        (喧嘩といった揉め事や、あるいはここから力比べ的なショーに発展するのは不味い。よし、はぐらかそう。)
        ・・・・・・ヤる?真昼間から、君は随分と情熱的だな。残念だけれど、園内での性交渉は校則で禁止されている。
        (ポケットから生徒手帳を取り出し、校則欄を開いて示す。)ホラ、ここ。 -- 学生A 2012-11-17 (土) 11:54:41
      • んだど、ごらあ!……と、突然そんな恥ずかしい事口にしてんじゃねえよ(かぁっ、と頬を赤く染めて目を逸らしつつ)
        まあ、つまりあれか?同級生トークってやつかなこれ。よお、面白い冗談だぜ、おい!(そわそわ)
        あー、喧嘩しようってんじゃあないなら、何を見てたんだ?俺がそんなに珍しいかよ……?
        それとも、おまえ、まさかそっちの気があんのか……!?(引き気味に小指を立てて)
        -- アーニス 2012-11-17 (土) 14:03:20
      • いや、特に。君がどうしてもと言うのだったら考えなくも無いが・・・・・・いや、冗談だぞ?
        勢いが余っているようだったから、それなりには逸らさないとな?
        良さそうな剣だな、君は確かS科ではなかったと思ったんだが・・・?
        (自分の腰もとについている科章をブラブラと。Sの文字が刻印されている) -- 学生A 2012-11-17 (土) 14:19:48
      • なんで友情よりさきに愛情が芽生える会話だよ!都会のジョークはわかんねえ!
        剛を制するは軟みたいな感じか。いや、別にテンパッてるだけで誰かと衝突したいんじゃあねえんだぜ。
        剣……こいつか?(刀を掲げて見せつつ)珍しいもんかな。俺は冥土科だ。
        (制服も着ていないが、科章は襟の裏についている。めくって見せつつ)アーニスっていうんだ。よろしくなS科の!
        -- アーニス 2012-11-17 (土) 14:34:35
      • メイド科?マーガレット先生の?ふむ・・・
        アーニスだな、Mの。アルパだ、宜しく(念のために適当に名乗っておく。少なからず退魔師の修練があるようなら、記憶されるかもしれない)
        ああ、教室に戻らなきゃな またな、アーニス -- 学生A 2012-11-17 (土) 14:47:51
      • そうそう、あの眼鏡のオバサンのな!
        いや、Mじゃねえから!冥土科だからな!って、もうそんな時間かよ。急がないとおばさんがカンカンだぜ。
        それじゃあな!アルパ!(手でシャキッと挨拶してその場を後にした)
        -- 2012-11-17 (土) 15:18:12
  • (格好よさげな子が居たのでパカポコと追いかけてみるうま) -- うま 2012-11-15 (木) 19:23:52
    • あーん?(と眼を飛ばすように振り返って)
      って、なんだよお馬さんかよ……。どっかから逃げ出して来たのか?(角が生えてるぞ、とつぶやきつつ)
      -- 2012-11-15 (木) 22:35:02
      • (視線が合いドキーン!ってなるうま)
        (知らない人を見てテンションが上がった子犬のようにアーニスの周りをクルリと回るが、妙な気配を感じてまた距離を取る) -- うま 2012-11-16 (金) 00:22:13
      • 人に馴れてるじゃねえか!やっぱりどっかの飼い馬か!
        おい、おめーかっこいいもん付けてんのな!(角をむんずりと掴もうとする)
        -- 2012-11-16 (金) 00:47:05
      • (アーニスが手を伸ばすのとユニコーンが距離を取るタイミングが被り、角への接触は回避される)
        (ゆらゆらと尾を揺らしながらアーニスを観察するうま 何なのかまでは知覚出来ないながらも呪いの気配を感じもう一歩後ずさり) -- うま 2012-11-16 (金) 18:47:49
      • なんだなんだ、へんな動きをするやつだな!
        それとも、俺に触られるのが嫌なのか…………じゃなければ、あれだな。手が臭かったか?(じっと自分の手と馬を見比べる)
        -- アーニス 2012-11-16 (金) 20:41:20
      • 別に、嫌じゃないよ?(恐る恐る近づき、アーニスの刀の匂いを嗅いでみる。奇妙な気配はここからなのか?)
        この刀、なぁに? -- うま 2012-11-17 (土) 01:51:06
      • しゃべったぁぁぁぁぁ!!?(叫んで後ろに飛び退く、辺りをしきりに見回した後)
        ただの馬じゃあねえなてめぇ!?…この刀はな、悪魔を食い殺しちまうってもんだ。お前が悪魔なら……!(鞘から引き抜こうと見せつつ)
        -- アーニス 2012-11-17 (土) 01:57:28
      • きゃぁっ?!(叫んだアーニスに驚いてこちらも飛び退く)
        な、なんだよぅ!キミだって喋ってるじゃない!お相子だよ、プンだ。
        あ、悪魔だったら何さ!?(警戒) -- うま 2012-11-17 (土) 02:03:05
      • きゃあ、って随分と可愛い声を出しやがって……このお馬さんが!怪しすぎるぜ!
        馬刺しにして、食ってやる。生のまま滴る血をなァ!!(犬歯をむき出しにニヤリと笑みを浮かべる)
        (それから刀を鞘から抜いて)ふん!ふん!(…見せようとしてふんじばって失敗しつつ、そのままの姿勢で硬直する)
        ……やっぱりただの馬じゃねーか!!ホース!喋るお馬さんだぁ……すげえ!
        -- アーニス 2012-11-17 (土) 02:20:28
      • キミの言い回しのほうがよっぽど悪魔みたいじゃないのさ
        (刀が抜けないのを見て)引いても駄目なら、押してみな? -- うま 2012-11-17 (土) 02:28:13
      • ワイルドだからな、自然とそうなっちゃう。けど、退治する側なんだぜ。
        え、おまえ頭いいな!(ぐっ、と押し込んで見て)まあ……抜けないけどな!(ドヤァ)
        それよりもさ、お馬さんが何で喋ってるわけよ。口の中に誰かいるのか?(覗く)
        -- アーニス 2012-11-17 (土) 02:33:34
      • いないよ!覗いてもだれもいないよ!ボクが喋ってんの。プ〜ンだ。
        (もう一度アーニスの周りを一周すると、走り去っていく。でも表情は楽しげだった) -- うま 2012-11-17 (土) 16:43:39
      • !? -- アーニス 2012-11-17 (土) 21:01:56
  • --
  • --
  • 不束者ですが卒業までの間どうぞよろしくお願いします(ベッドの上で三つ指ついて) -- マーガレット 2012-11-15 (木) 23:28:59
    • (ボイコット中、ふとして、お手洗いから帰ってみればベットの上に、女性。)はあ……はぁ!?
      (一歩後ろに下がって部屋の扉を見直す。)……あ?え、あー、はっはっは!すみません、部屋を間違えました!(出て行く)
      -- アーニス 2012-11-15 (木) 23:34:52
      • (逃げるアーニスを見ると後ろ手に隠した鞭を振るう。とヘビのようにアーニスへと絡みつこうとする鞭)
        いえ、いえ、いえ。ここが貴方の自宅でしてよ旦那様(グイグイ) -- マーガレット 2012-11-15 (木) 23:39:13
      • ぐああー!?(しなる鞭がアーニスの足に絡みつく。そのまま引っ張る力が働けば、片足を浮かせてドアに両手で張り付いているという姿勢に)
        いや、いやいや!俺の部屋は確かにこの小さいおんぼろ長屋だけど、それにしても安らぎはあったっていうか!
        ともかくこんなバイオレンスな展開になるような宿じゃあねえよ!旦那様によろしく!グッバイ!(グイグイ)
        -- アーニス 2012-11-15 (木) 23:45:51
      • 安らぎならここにありましてよ旦那様!(グイグイ)
        旦那様たった一人の生徒なのに始業式にも来ないのでこうして私の方から出向いた所存ですのよ!
        さあこの責任を取ってくださいまし!(グイグイ) -- マーガレット 2012-11-15 (木) 23:47:45
      • ねーよ!この展開からの安らぎは絶対ねーから!(筋力/113を支える骨が軋み声を上げる)
        せ、生徒ぉ!?つまりあんたは学校の、先生ってやつか!始業式をサボっただけの代償にしては大きい罰だぜぇ……(ごくり)
        あれ、けど、何でそれで旦那様って呼ばれなければならないんだ!?生徒は生徒だろー!大事にしよ…アアァーッ!(抵抗に耐えられず内側に破壊されるドア)
        -- アーニス 2012-11-15 (木) 23:55:21
      • それは私がメイド科の教師だからよぅ、つまりは貴方の担任という訳…(ズリズリ)
        捕 ま え た。…さ、覚悟は良いかしら(ベッドの下に降りると踵を上げて踏みつける態勢) -- マーガレット 2012-11-15 (木) 23:58:28
      • こ、こんな女が担任だとぉ……!い、イヤーッ!(ずるりずるりと仰向けに引き摺られて両手で顔を覆って)
        し、始業式をボイコットしたのは俺が悪かったけどよ!ちょっと行き成りスパルタじゃねえかな、先生……!!
        ほら、こういうのは体罰になるっていうか、問題がさ……!安らぎ!俺の安らぎは何処にいったー!?(鞘の腹で踏み付けをどうにか抑えながら)
        -- アーニス 2012-11-16 (金) 00:10:12
      • そうよ、私が貴方の担任。すなわち私がご主…じゃなかった。メイドである私の生徒の貴方が旦那様という訳よ。納得いった?
        …あら?抵抗するのねぇ…旦那様…いけない人…このっ!このっ!(ゲシゲシ)-- マーガレット 2012-11-16 (金) 00:13:27
      • 担任だって以外は意味わかんねえ!って、今何言いかけたおい!!
        抵抗もなにも一般的な対応だと思……や、やめろォ!まだ登校すらしてねえのにこのまま登校拒否すっぞ、こら!(振り払って俊敏に起き上がる)
        -- アーニス 2012-11-16 (金) 00:28:22
      • あっ!逃げたわね…(鋭い目つき)…ま、いいわ。ある程度スッキリしたし…(アーニスの足首から鞭を取ると纏めて背へ回す)
        では挨拶も済んだし私は帰るわ(髪を掻き揚げ出口の方へ)
        あ、不登校になったらどうなるか分かってるわね?(流し目を送ると)それじゃぁ…楽しみに学校で待っているわ旦那様。んふふ…(妖艶に笑って部屋から出て行った) -- マーガレット 2012-11-16 (金) 00:39:00
      • 今のが挨拶だったら普段はどんな暴虐を繰り返しているんだよ、おめえ!(すっかり警戒する犬の姿勢で部屋の隅に隠れつつ)
        げ、まさかの自宅学習かよ…!そんなことはだめだ、ここは俺の聖域、聖域なんだ…(ブツブツ)
        も、もうくんなー!……ちくしょう、本当に担任だってなら否が応でも明日には会う事になるじゃねえか……!(身震いしつつ担任を見送った)
        -- [[アーニス>名簿/491793 ]] 2012-11-16 (金) 00:44:15
    • ●RECよし -- 影路 2012-11-16 (金) 00:03:16
      • !?(今気付いた) -- 2012-11-16 (金) 00:45:42
      • 学校サボったあかんよ…?(笑顔でカメラを回収していく見た目だけなら苦手な物に合致してるのに吹いたちっこいの -- 影路 2012-11-16 (金) 01:03:47
      • う、うるせー!黒髪の(お…女ァ?)の言う事はきかねえよ!きかねえよぉ……(頭を抱えて蹲る) -- 2012-11-16 (金) 01:08:40
  • ワイルドだろ〜? -- 2012-11-15 (木) 04:25:29
    • 今からなら始業式にも間に合うけど、あえてボイコットすることにしたぜ。ワイルドだぜ。 -- アーニス 2012-11-15 (木) 22:32:33
      • あれ、あんな奴見かけなかったぜって好奇の目を向けられちゃったりするんだぜ。こわいぜ…… -- 2012-11-15 (木) 22:37:50
      • だからもしもの時の為に風邪引いていたって言い訳を考えておいちゃうんだぜ。これならもう先生だって怖くないぜ。 -- 2012-11-15 (木) 22:40:03
  • 人が多いところ苦手なんだよな、おれ……。 -- アーニス 2012-11-15 (木) 03:49:15
    • 人が多い所でセックス -- 2012-11-15 (木) 03:54:53
      • バイオレンスだぜ -- アーニス 2012-11-15 (木) 04:04:22
  • --
  • --
  • (ベットに寝転がりながら、一冊の本に目を通してる。題名は『誰でもできる!はじめてのエクソシスト入門』)
    OHっと!勉強の本を読んでいたらもうこんなタイムだぜ!
    (また今日も頭が大変よくなった気がするな、とブックを鞄にインサートシュート。両手を頭に回して足を投げ出す)
    ふう……。こんなに平和な日常は久しぶりだ。母さんは元気にやってるかな。
    -- アーニス 2012-11-17 (土) 01:39:32
    • (視界の隅に白い影がゆらゆらりとゆらめく。白い旗が波でも舞う様な優雅な仕草であった。) -- 2012-11-17 (土) 01:41:46
      • なんだ……まるで天使か妖精さんがフェアリーダンシングでもしてるみたいだぜ……。
        何故だ、何故に俺の周りでそんなに不思議な踊りをプレイしているの?(フォワッーツ)
        -- アーニス 2012-11-17 (土) 01:47:07
      • (しなる揺らめきがアーニスの首筋を撫でる。まるで触手のようである。)
        (それが、次の瞬間にはアーニスを締め付けている。締め付けて、過重とも言える力がアーニスを襲う。それは緩む事もなく、また暴れればより力が増していくだろう。) -- 2012-11-17 (土) 01:53:41
      • (これは。これはまるで、成人した女性に奈落から首を絞め落とされている様な感覚だ。と、アーニスは悶絶の表情を浮かべ、思った)
        う、うぁああああぁぁぁはあぁッふぁーッ!?い、いやだー!死にたくない、しにたくな…ママァーッ!!(甲高い叫び声)
        (それからすぐに正気に返って、手元の退魔刀を抜く)ば、馬鹿やろー!!(青々とした銀光の刀身が鋭い半月を描いて宙を薙ぐ、もがきなふぁらもそのまま寝具に白刃を突き刺しもぐらせた。)
        (手応えはあった。……気がする。そう願い声を上げる)やったか!?
        -- アーニス 2012-11-17 (土) 02:13:14
      • (しなる五本指の触手は、その力をふっと弱めてぐったりと横になるように倒れた) -- 2012-11-17 (土) 02:23:10
  • それは、連日のじとじとした雨が降り止んでからしばらくぶりの晴天の日の夜。
    空には青みを含んだ帯があり小さな宝石がちりばめられていて、月は見るも確かに下弦の形に微笑んでいた。
    -- 2012-11-18 (日) 02:53:56
    • (少年が腹部に手をあてると、じわり温もりのある液体の感触に顔を顰める事になった。)
      (痛覚は一瞬だけ。刹那的に全身を硬直させて、まだ泥濘の残る地面に体を預ける様に倒した。
       その様は木の棒が倒れるのときっと代わり映えもしなかっただろう。)
      (じんじんと熱くなると同時に、身体からは力が失われていく。)
      (闇夜の暗がりを森がいっそう深い物にしている。蒼で広がる僅かな月の光が、視界の中に人の影を作っている。)
      (その影が、女の声で、何事かのなじり声をあげている。声色は心地よい程に響いていたが、何処か批判めいている。)
      (視界がうっすらとして霞む。少年は、何故、と考えた。)
      (とはいえ薄っすらとした意識の中で、手繰り寄せるように、言葉にならない走馬灯を脳裏に廻らせたに過ぎないのだろうが。)
      -- 2012-11-18 (日) 03:10:44
      • *
      • (ただの親切心のつもりだった。……最初は、と言葉を添えても問題もないだろう。
         女性がこんな夜更けの暗がりの、木々の生い茂った森の道を一人で進もうとしていたものだから、思わず声をかけたのだ。)
        (歩む後ろ姿がどうしても目に止まった。ほんのりと甘い残り香が鼻腔に残った。顔は白いベールを被っていて隠れていたが、それで十分過ぎる程だ。
         年頃の男の子である事もあって、それだけの事で不気味さもどうやら忘れてしまったらしい。そぞろに声を掛けた。)
        (女は)「何か……」(とだけ、振り向いて声を返した。)
        (少年は捲くし立てるように夜の森で活発になる獣や、魔物の話をした。
         そういった危険に、実際に会う経験も少ないが、それでも村の老人たちはお決まりの言葉でいうのだ。ほぼそのままを口にした。)
        (女と数合い言葉を交わして、結局は先導をする風に強引に道を進んだ。)
        (女は言葉の端が妙にぼんやりとしている雰囲気があって、それがどうにも掴み所もない。
         ただ下品な田舎言葉の雰囲気ではなかったことで、どこか遠くから来た人なのかもしれないと少年は心を躍らせた。)
        (街に対して憧れがある。旅人のこぼす話を聞くのが、自然ばかりに囲まれた環境にある少年の楽しみの一つでもあった。)
        (女性の持つ化粧の匂いにもそういう憧れが重なる。もしくは冒険譚の中の騎士にでもなったような気分でもあったのだろう。)
        (歩みは軽い。)
        (水溜りや、ぬかるみを女に教えながら暗闇を進んだ。女はその度に曖昧な返事を返したが、少年はあまりその事にも気を留めなかった。)
        (道なりにしばらく進んでから、ばかに恥ずかしくなりつつ、女が何処に向かっているのかを尋ねた。)
        (女は答えない。)
        「このまま進んでいくと祠がある。その先はずーっと森とか山が続いてる。っつーか、祠しかない。」
        (不安になり、立ち止まって女の表情を伺おうとした。)
        「そこで、良いのです」
        (確かに、女はにこやかな、優しい雰囲気で言った。『なめかましい』とも言えるが、少年は歳相応に頷いたばかりだった。)
        (目的地がハッキリとしたことで少年の足取りもまた軽くなった。祠への道筋はそれなりに安全でもある。
         気付かぬ間に早足にもなっているが、女の方はそれを箸にも掛けずに歩調を合わせている。)
        -- 2012-11-18 (日) 03:54:30
      • (「祠が近い」、と声を掛けようとした。)
        (次の瞬間にはぬかるみに転げていた。足を滑らせたのではない、腹部に衝撃があって、それで血を流して倒れたのだ。)
        (━━思い起こされる記憶は尽きた。それでも何があったのかすらも理解は出来ないままだ。)
        (声にならない声を上げる。ふと視界が闇に遮られると、そこに自らを覗き込む女の表情が見えた。)
        「案内をしてくれて、ありがとうございます。……必要はなかったですけど、まあ、可愛かったので許します。」
        (優しい表情で、少年の頬を撫でる女の手の甲は軟らかかったが、とても冷たかった。
         ぽたぽたと水の滴る音がする。雨は、降っていない。)
        「……」
        「なかなか、死なないのですね。」
        (どこか嬉しそうに女の口端が僅かに吊り上る。)
        「生命力がある事は生き物としては素晴らしく、賞賛もされることかもしれませんが、今に限っては……どうでしょう。」
        (女は雌の表情を隠さずに、少年の肉を堪能するように小刻みに薄肉を裂いた。)
        (吐息は熱い。状況が彼女を凶女に仕立て上げているが、もしも別の場面であったのならば、生唾ものであろう。)
        (血を滴らせて、凶刃が月の光に照らされて露わになた。女が鮮血を浴びながらも、片手で何度も振り下ろしている。)
        (肉の裂ける音がする。骨に克ち当たると、どんと言う衝撃が鈍く伝わった。)
        (既に悲鳴すらも、ない。何かが壊されているという感覚だけが少年に唯一残された意識だった。)
        -- 2012-11-18 (日) 04:22:29
      • (……明確的な表現を残す事ができうる意識はそこで消滅する。)
        (少年はただ肉片になった。夜が明ける頃には肉片は獣に持ち去られていて、泥で骨は洗われた。)
        (生き物が全身を這い。白んだ骨だけが残される。月日が何度も過ぎ去り、四季が移り変わっていく。
         その光景をずっと見ている。徐々に世界は白く、煌々とした光に包まれていく。)

        (━━声がする。)
        (声は『起きろ』と、少年の耳元で囁く。白で埋め尽くされた世界で、その声だけが反響をし続けた。)
        -- 2012-11-18 (日) 04:36:02
      • 「起きろ!」 -- 2012-11-18 (日) 04:36:44
      • (瞼の先に広がる色彩と、強い日差しで目が痛い。少年は想い出したかのように呻いて、その場で体を抱えるように蹲った。)
        (それからふと気が付く。)
        「どこも……痛くない、傷も無いし……」
        「ほう、五体満足な様子でなによりじゃな」
        (声の主に向かって顔を上げる。逆光で何も見えない。目を細めると、うっすらとだかゆらめく陽炎のような人影がある。)
        (ただ声色は澄んだ鐘のようによく通る。しなやかで芯が通っているはっきりとした発音で、ただなんとも妙な言葉尻だった。)
        (妙な安堵感もある。闇夜で凶刃を振るう女とは対照的な印象もあったせいかもしれなかった。)
        「お……おい、悪い夢にも程があるだろぉ」
        「そうであろうな。だが、余韻に浸っている時間もあるまい」
        (泥と土で汚れた服の袖で顔を拭う。土の匂いと、砂利を噛む様な感触で口を不味くした。)
        (状況を確認しようとして辺りを見回した。木々に囲まれた目と鼻の先に、開けた場所に白い石造りの祠が佇んでいる。)
        (声の主が見当たらない。例の女の姿は当然、影も形もない。)
        「……あまりのんびりとするでないぞ。お前の、家で待っているからすぐに戻れ」
        (声だけを残して、その気配も消えた。)
        (少年は土汚れのついた口を半分に開いたまま、しばらくその場から動けなかった。)
        -- 2012-11-18 (日) 05:01:00
      • * -- 2012-11-19 (月) 02:55:41
      • 村と言っても、集落とさほど変わらない。切り立った山間の洞窟に人が住み始めたのが最初らしい。
        村は森林に囲まれた断崖にある。遠めに村を眺めると、穴の開いたチーズの様にぽつぽつと崖に穴が開いているが分かる。
        国に文化が発展して大きな街ができた。その街と村の交流が盛んになり始めると、村人たちは洞窟に住むのを止めて、
        木造と石造りで補強された家を建てて、崖の上を眺めるようにして住み始めたのだ。
        今になると、洞窟に住んでいる人間はといえば老人たちばかりであって、もしくは古くからこの集落に根をおろしてる者達だけだ。
        大昔にはもっと崖穴に住まっていた者もいたのだが、今となっては物珍しくすらある。
        アーニスの家はその崖穴に新築の家を継ぎ足したような外見をしている。
        穴住まいを知らぬ者が見れば見かけよりも内装が広くなっていることに驚くだろう。アーニスはそこに母親と二人で住んでいる。

        「ただいま、母さん」
        泥だらけの服を隠すように両手に野生していた果実を抱えている。
        後ろ足で扉を閉めると、暖かく篭った空気が肌を撫でる。この季節の石造りの家は住み心地が良い。温もりがあって何処か居心地も良い。
        「あら、おかえりなさい。こんな朝早くからお出かけしていたのね」
        「遅すぎる。急げと申した筈だが相当に鈍間なのだな」
        「ははは、ちょっと小腹が空いて……」
        可笑しい。何処かで聞いた様な見知らぬ声が混じっている。
        「そうそう、あなたのお友達が遊びに来ているのよ。」
        にこりと微笑む母親が示した空間に、田舎の村にあって、アーニスが見た事もない様な姿格好の女がたいそう偉そうなポーズで佇んでいた。
        齢は母親よりも一回り、二回りは下であろう。身長もアーニスより高い。鋭利な刃物のようなあぶなげな美しさがある。
        その女は、「先刻、お前を助けたのがわらわである」と言う事を実に簡潔に告げた。「次には御礼を申し上げよ」と優雅な風体で言ってのけた。
        -- 2012-11-21 (水) 01:50:57
      • 今の都心の人は随分と綺麗な格好をしているのねぇ。と、母親がとぼけた様な声で言うのを横目に、アーニスは頭を抱えることになった。
        「これ、どーなってるんだよ……」
        「なんじゃ、今説明したばっかりであろうが。聞いてなかったのかえ。」
        「まあ……きっと果実を取ってきてくれた疲れが残っているので。まず、着替えて、泥汚れを洗ってしまうから。」
        アーニスはとにかく、母親の提案に頷くことにした。のそのそと、自分の部屋にまで歩いていく。
        その背中を、女が鋭く見つめている。とうに忘れてしまっていた痛みが思い起こされる様な気持ちになった。

        部屋に戻るや、のそりのそりと着替えを済ませると、肉体がずしりと重くなるのを感じる。
        本当に、疲れているのかもしれなかった。アーニスは溜息を一つ、吐こうとして悲鳴を上げる。
        何時の間にか女が、アーニスの背中に背負われるようにもたれている。部屋の、ドアを開ける音すらもなかった。
        「静かにせい。……本当に時間がないのじゃ。わらわにもお前にも。」
        「い、一体全体、どういう事なんだよ!俺は……まさか、とうの昔に死んでしまっているとかじゃあないだろうな!?」
        女がどうどう、と宥める様にアーニスの頬をつねる。長い爪でかんでいるので、なかなかに痛みがある。
        「今は生きているだろう……だが、一度殺されたのは、半分事実であると言ってもよいのだろうな。
         お前が先ほど体験したのは白昼夢のようなものだが、未来に起こる予測されるべき現実でもあるのじゃ。わらわの力を使って見せた。」
        「殺されるってことかよ!?……何時、何で!?」
        女が息を吐くと、アーニスの耳をくつぐった。
        「今日、これからの出来事じゃ。場所は先ほどと同じ、理由はお前が愚物だからであろう。」
        「な!?」
        「かの女の色香に惑わされたであろう。」
        「そ、それと殺される事は一致しねえだろ!すっげー、良い匂いだったんだ!!!」
        アーニスは歯を食いしばる様な表情になっている。かあ、と頬の紅潮を感じてまごまごとした。
        何を隠そうにも、彼は思春期の真っ盛りであった。
        田舎の村には若い娘も少なかったし、化粧の匂いだけでも胸をどきりとさせる年頃である。
        「間抜けにも程があるわ……。まあ、正確な理由はわらわにも分からぬ。身動きが自由に出来ぬせいじゃ。」
        「はあ」
        「お前の背中に触れているこの身体は偽りのものよ。本物の肉体はどこぞかにあるが、実に本体となるのは魂の方じゃ。」
        アーニスは思わず振り返って、言葉の意味を探りかねて女を凝視する。そうと思えば、確かに女からは感触も温もりも感じない。
        女はにたりと笑って返した。唇に塗られたルージュが瑞々しく反り返る。
        「お前に折り入って頼みがあるのじゃ。なに、難しい事ではない。愚物でも赤子でもやり遂げるであろう。
         わらわを自由の身にせよ。そうすれば、お前の命はわらわが預かって死の定めからも護ってやろう。」
        -- 2012-11-21 (水) 02:00:13
  • --
  • *
  • exp023549.jpg -- 2012-11-26 (月) 06:28:05
    • 考える暇も与えられないまま。重要な決定を、全くお構いも無しといった具合に━━。
      持ち出された刀を引き抜いたのも自分ではないじゃないかと、アーニスは思ったが。もしくは初めから決定権等は存在しなかったのだろう。
      「これで、本当に助かるのかよ」と、アーニスは言った。
      女は言った。「身を委ねる限りは。だがどうにしても、お前の定めは果たさねばならぬだろうな」そして口端を吊り上げてから続けざまに言う。
      「……二度目は痛いぞ。死なないのだからな。」
      何よりも驚くべきなのは、それが身震いをしそうになる程に優しげな口調だったことだ。
      -- 2012-11-26 (月) 06:38:40
  • --
  •  まどろむ視界の中、ふいに身体を揺さぶられてその場で身を硬直させた。肩に女の爪が食い込んでいる。
    村から一つ山を隔てる森の中、木々の合間に縫うように伸びる道の端に身を潜めるようにして、アーニスはその場にかがんでいる。
    視界は暗い。そよ風が僅かに肌に触れて、サワサワと木の葉の擦れる音を立てているが、全くの静寂を保っているものだ。
    -- 2012-12-22 (土) 02:19:45
    • アーニスはよもや未だに信じる事も出来ていないのだが。
      今、彼の背中に身体を預けるようにして足先を地につけることも無く、ふわりと浮かび上がっては、妖艶な笑みを絶やさす居る女とは
      魂の住処、肉体の一部を共有していると言う状態であるらしい。
      感覚的には一つ屋根の下で仲良しこよし、といった具合である。……それも見知らぬ妙齢の女性と、自分がである。
      実感こそないが、その様に思うとざわつくような妙な気分になる。心の奥底を覗かれている様な錯覚もあった。
      半場、幽霊に取り付かれでもしているような心地である。
      だが、この女は言った。
      「わらわは貴様ら人間の言う所の神である、精霊である。であるが故に、お前は魂をわらわに預けているとも言う。お前は血と肉を捧げ物にして、
      特別の奇跡を求めたという事じゃ。この事を深く感じ入り敬服するがよい。このわららの所有物になったのだぞ。」
      その言葉尻までもが嬉々としている。
      代償をきっちりと求めている所、悪魔とは何が違うのか、とも思ったが反論は許されそうにもなかった。徐々に肩に食い込む爪の力が増している。
      「何か、勘違いしてるみたいだけどさ。俺、別にあんたに魂まで売り渡したつもりはないからな」
      「ははん?」
      「死にたくない。まだ生きて、色々な事をしたいんだ。」
      「なぁにを言っている。わらわとならば様々な事も出来るではないかえ」
       言葉が続かない。押し黙ってアーニスは地面を見つめた。ぐるぐるとしたものがくい気味に頭に浮かび上がったが、言葉にはならないものだ。
      妙な緊張があり、それから周囲の木々の合間にざわめきが立つのを感じた。
      「来たぞ……」背を覆う様にあった気配が消えていくが、脳裏に響くような声が続く。「畏れず、克せよ……人間……」
      言葉通り、草葉の陰の間から身を乗り出して覗き込むと、暗中に誰かがこちらに向かって来るのが見える。
      アーニスも、その姿には見覚えがある。
      -- 2012-12-22 (土) 02:21:08
      •  立ち尽くしたまま、その歩む姿を見守った。こちらの視線には気付いているらしく、目配せをしてお辞儀をされる。
        鮮明な記憶が蘇るように甘く、身を溶かすような香りが鼻腔に届く。不思議なことであったが、嗅覚が鮮明である。周囲が静寂に包まれていた
        事もあったが、ぼそぼそとした声が耳元で何かを囁くようである。どうしたことか五感が研ぎ澄まされている。
        左右にその背を見送ると、はっとして、その女に声を掛けた。
        「ど、何処に行くつもりだよ。そっちは森の奥を抜ける道で、人気もないし……夜になったら獰猛な獣も出るから危ないぞ。」
         気後れをしていたが、それは前回にしても同じであった。違いがあるとすれば、内心恐々としていて、逃げ腰になるかけていることだ。 
        「それは……
        どうも……ありがとう御座います。けれども、どうしても行かなくてはならない道行きですから……」
         女は言葉の端が妙にぼんやりとしている雰囲気がある。ヴェールを被っているのだが、白い布地から覗き込む表情は儚げそうであるものの、
        具体的な表現としての掴み所がない。何処か憂いている様でもあれば、一点をじっと見据えているとも思わせる。
        「本当に、この先は古くさった祠しかないんだ。村は反対側だしさ……」
        「どうか、お構いなく……」
         引き留め様としても、とっとと歩いて行ってしまう。仕方が無いのでその歩みに追従しようとする。
         ヴェールの女が、ぴたりと一瞬歩みを止めた。それを通り越して道の先を進んで行く。
        「しょうがねえな、案内するよ!俺のせいで女の人が森で迷子になりでもしたら、大変だからな!」
         女は無言である。
        -- 2012-12-22 (土) 02:21:59
      •  歩みを止めて背を振り返る事は出来なかった。
        ただ後頭部に針が刺さるような視線を感じる。女は常に距離としては歩幅で三歩程を保ったままでいる様だった。
        アーニスは歩き出して間もないと言うのに汗を吹き出させていた。心臓が鐘を鳴らすように忙しなく、どうしても早歩き気味になっている。
        それでも、女はぴったりと距離を保って歩いている。
        道なりであるといっても、険しい山中の道である。でこぼことした地肌がほぼ獣道に近い、軽く傾斜した山を登っているので坂道だ。
        だが、女はその姿格好からは想像出来ない程に歩みが軽い。長いスカートの裾野から見える足先が、果たして地面を蹴っているのかと、判断に
        困るほどだった。アーニスとしては、一応足が在る事を確認してほっとするしかない。
        目的地は既に確認をしている。森を抜けた先にある、崖。そこにぽつんとある祠だ。
        祠に信心の深い村人がたまにはお供え物を置いていく事もあったが、今はほぼ無人である。
        昔は村の安寧を祝い、願っての祭事が行われていたものが、現在はそういうことも無い。
        アーニスは何が祭られているかも知らなかったが、知る必要も無かったとも言える。村には最近になって、遠く、街で繁栄しているという一神教の
        影響が及んでおり、こじんまりとしてはいたが教会までもが建てられている。
        アーニスが物心を付く頃には得体の知れない神を崇拝する理由も薄れていた。崖下の洞窟での生活をやめて、地に柱を建てて、天を仰ぐように
        家として住まい始めているのも理由としては同じ事であろう。古いものや風習は朽ちて、新しい物に変わっていく。
         祠までの道筋は想像するよりもずっと険しくなっていた。枯れた木々が倒れていて跨ぐ様に進む他無く、生い茂った草は肌を切った。
         アーニスは余裕がなくあまりその事を考えなかったが、日が落ち切ってしまえば進むのは非常に困難なことであろう。
         視界の先が開けて、日の落ちそうな薄暗い空が見える。

         そろそろ頃合いか、とアーニスは気を、引き締めた。
        -- 2012-12-22 (土) 02:23:21
      •  無常。
         とでも言えばそれまでの事であったが、彼女にしてみればどうでも良い事であったというものだ。人間の、希望等というものは、だ。
        アーニスと言う少年と、得体の知れないベールの女が縺れ合い崖から転げ落ちる様を達観して観察した。
        それから勝負はあっという間についたらしい。彼女にしてみれば、よもや、である。
        「相手は女であろうが、それを随分とあっさりと負けおってからに」
         首筋を山刀程もある短刀が突いて、咄嗟に少年が上体を逸らした。だが、馬乗りにされて組み伏されているが為に絶対の優位性が女の方に
        ある。体躯的にはほぼ五分であるにも関わらず、女の執念深い逆手持ち短刀の太刀筋は猛獣が振り下ろす牙の如くである。
         人を殺し慣れている奴だ。少年が逃れ続けるのも時間の問題であろう。
         「もはや、あれではどう足掻いたところで死ぬしかあるまいな。血を撒き散らして、のた打ち回り、畜生の様に土くれに帰するだけよな。」
        花が零れ落ちるようなこの笑い声が、少年の耳には届いただろうか。
        -- 2012-12-22 (土) 02:49:51
      • 少年は死にたくはないと、願った。その声が達観をしている彼女の魂に、甘美な響きとなって奥底にとけ落ちる。 少年の表層意識を奪い取るまでに、モノの数秒も掛からない。
        目には見えない魂の呪縛を具現化し、形として、現実として彼の意識までも拘束する。
        「少々荒っぽいが、このまま傀儡としてしまおうか。」
        じゃり、じゃらり。
        と、克ち鳴る鎖をしならせて、少年に馬乗るベールの女を横波に叩き打った。並みの人間の頭蓋骨であればかち割っていたはずである。
        金属音に弾き飛ばされた女は、悲鳴とともに二転三転して地を転げた。
        「手応えがあったが、咄嗟に身を守ったな。」まあ、それでも構わないことだ。と彼女は鎖を引き絞るのを止めた。
         後はこの少年にやらせればいい。何時だってそうしてきた様に、人間を、その心の隙間を愛撫し埋め合わせてやる様に耳元で囁く。
        http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp023758.jpg  それにしても、私はたった一つの後押しをしてやるだけだ。死にたくなければ、奴を喰い殺してしまえ、と。
        -- 2012-12-22 (土) 03:49:50

Last-modified: 2012-12-22 Sat 03:49:50 JST (4142d)