マスター　　ライダー

  • Epilogue -- 2014-04-24 (木) 23:21:44
    • 永劫続くかに思われた聖杯戦争は終わった。
      魔術儀式の大聖杯、英霊の座というシステム……その全ては砕かれ
      聖杯という万能の願望機に欲望を注ごうとする人間も、それに手を伸ばす英霊も
      これから先、現れることはないだろう。
      英霊も、人々も……その欲望の器から開放されたのだから       -- 2014-04-24 (木) 23:28:14

      • ──そして、男は再び戻る。戦いの世界へ
        　　救いを求める人々に手を差し伸べて……人々の命を踏みにじる者達と戦うために         -- 2014-04-24 (木) 23:30:11

      • （砂漠を歩く。砂の大地を踏みしめて歩く……）
        （あの戦いの後、史楼と再び会い……分かれて。アドニスやエオに会いに行っては話し）
        （アルヴィンは結局見つからなかったものの、ゼロが一日でも悔いなく過ごせるようにと、また話して語り……）
        （そして、戦いの傷も癒えたのもつかの間に歩く）
        （この砂漠にある小国家間の争いに潜む影を打ち砕くために、戦いの世界へ）

        ≪マスター、目標の街までまだありますが西に行商のキャンプがあります≫

        流石に俺も疲れた、今日はそこで休めたら言うことはない

        （マントのフードを払い、部下から来た無線機通信に受け応える）
        （この辺りは砂嵐もあってか徒歩の移動が一番安全な移動と言えた）
        （それでも本当にひたすら歩いていけるのはエフェクトマスターという異能者であるからなのだが）
        （あの戦いの後から、体の不調は徐々に癒えて今では以前よりも快調と言えるほどとなっていた）
        （それもこれの、彼女のお蔭かと右手のリストバンドを見つめて、また歩き出していく） -- ブレイズ 2014-04-24 (木) 23:40:01
      • （聖杯は破壊され、彼の聖杯戦争という名の舞台は幕を下ろした）
        （而して、男の戦いが終わることは無い。救いを求める声がこの世にある限り。虐げられる弱者がこの世に存在する限り、彼は戦うだろう）
        （それが「英雄」であり、マスター・ブレイズという男の生き方であるのだから）

        （砂漠の中。見渡す限りに広がる砂の海で、ブレイズは歩を進める。砂の海に描かれる足跡は一人分と、そして―）

        （彼の後をついて回る、一匹の小さな獣。機嫌よく可愛らしい鳴き声を漏らしながら、ブレイズの足跡の隣に小さな可愛らしい軌跡を描く）

        （聖杯戦争の後―）
        （何時からか彼について回るようになった獣。何処から来たのかも、どんな種族なのかも分からない）
        （けれど害意は無く。ただブレイズに懐き、行く先々について回るのだ）         -- 2014-04-24 (木) 23:49:17
      • （砂漠、砂の大海を歩き続けて……足跡を連ねて歩き続ける）
        （既に時は夕暮れ時となりつつあり、太陽は沈みかけていた）
        （砂丘を昇り、目を細めれば……件のキャンプはすぐそこに見える）
        （今の時期は日没が早い上に夜はとにかく冷えるため、間に合ったことに安堵した）
        （そして沈む夕日が照らす影は二つ……男と、小さな獣の影が砂丘に流れるように映し出される）

        もう少しだ……暫らく歩きっぱなしだったからな
        今日ぐらいはゆっくり休めて、明日へ力を蓄えたい所だ

        （男が話しかける、傍らにいるその獣について彼を知るものは誰もが聞いた）
        （何処のものか、どんな種族か……だが、マスター・ブレイズという「英雄」はただ笑い……）
        （次第に誰も聞かなくなりそれが当然という風になっていった）
        （彼の隣にいるのが当然であると） -- ブレイズ 2014-04-25 (金) 00:01:56
      • （丘の向こうで微かに揺れる灯りが目的のキャンプであろうか。どうやら日が沈むまでにはたどり着けそうにない）
        （地平線まで続く砂の中へと夕日が静かにその姿を沈ませていく。消えゆくその際まで世界を赤々と照らし出す夕日は、直に完全に沈んでしまうだろう）
        （暗く成りゆく砂の海を、太陽に代わって照らし出すは月の光）
        （熱気を持って世界の全てを照らし出す太陽とは対照的に、月は穏やかに全てを包み込む）

        （時折吹く風が一人と一匹の足跡を消していく。彼らが辿った道筋は既に振り返っても確認は出来ないだろう）
        （けれど、それでいい。彼らが道に迷うことは無い。陽が沈み、闇と静寂に包まれた世界でも、月は彼らの道筋を照らし出してくれるのだから）

        （月の灯りを導とし、歩を進めればやがて彼らの姿は丘の向こうへと消えていく）
        （目的地までもう少し。長い一日もようやく終わりを告げ、夜が明ければ守り抜いた希望の青空が再び世界を満たすだろう）

        （月明かりに照らされ、二つの影が丘の向こうへと消えていく）

        （歩調に合わせてゆれる影は二つ）

        （英雄として世界を救い、人々を救い続ける男の影と―）
        （その傍に寄り添う影は）
        （長い髪を揺らし、金色の耳と尻尾を機嫌よさげに揺らす、少女のものであった―）

        （この広い広い砂漠の中で、彼らを見ているのは）
        （全てを知っているのは、優しく、柔らかく、世界を包む月だけだ―）         -- 2014-04-25 (金) 00:16:02
  • The last light -- 2014-04-22 (火) 23:37:51
    • 天に穿たれた穴の先。その中……果てなくドス黒く、怨念と邪念。願いと呪いの渦
      漏れ出ていくそれらを史楼とセイバーに任せその大海を突き進んだ先は…… -- 2014-04-22 (火) 23:39:32

      • （白い、空間があった。二人は天に昇っていたはずだろうが……そこに、降り立った）
        （降り立った場所を言葉で表すなら透明な天涯に守られたドームの中にある神殿）
        （その真ん中……そう、そこは祭祀場。円形闘技場と言われても疑わないような場所）

        （ブレイズとステイシアがいただろう世界から切り離された、隔離世がそこにあった）
        （そこは人造物でありまるで海の中にある神殿のように静かにあった）
        （人が造りだしたような精密な美しさと人の暖かさのない真白の……無機質さ）

        まさかお前達がここに来るとはな……参ったねこいつは
        フローキー、このゲーム今回で終わりかもしれないぞ

        （そこに男がいた。和装の赤髪……ウェーブヘアーを揺らし）
        （二人がいる中央の祭祀場、その四方にそびえる祭壇上から降りてきながらも）
        （溜め息混じりに虚空へ語る）
        （からからと笑いながら。遊びがバレた子供のように明るく軽妙に）

        大聖杯へようこそ、ブレイズ。メディエイター
        俺はスレイン。この聖杯戦争最初に優勝したサーヴァントであり……この戦いの継続を望む者の筆頭ってやつだ
        言うなればお前らの敵だな、やっふー！

        （茶化しながら手を叩き、自己紹介と言わんばかりに名乗り、笑い）
        （二人を迎えた） -- セイバー 2014-04-22 (火) 23:48:44

      • （炎化は解けていた。あの汚濁の中を進むには……サーヴァントならまだしも人の存在を焼くには十分すぎた）
        （祭祀場の床に降りれば転がり、倒れ伏す。口から吐き出すように言葉をと思うが、うまく出せない）
        （めまいもする……いや、以前より激しくなった）
        （あの濁流の中で己の存在をも守るために働いた力が、体への負担をより加速させていく）
        （おそらくステイシアは無事だろう。しかしあの声は誰だ。動悸もあるが目が上手く捉えられない）
        （今何が起きている、と……蹲るように立ち上がろうと力を込めていく）

        ス、ステイシア…… -- ブレイズ 2014-04-23 (水) 00:06:02
      • （そこに存在するものは全て、現実離れしていた）
        （真白い空間に聳え立つ闘技場染みた建造物。全てを歪める聖杯の汚泥の根源とも言えるこの世界で、それは余りにも穢れ無い―）

        ―貴方が…黒幕ってことだね。分かりやすくていい。嫌いじゃないよ、そういうの
        （友人に話しかけるかの如き語調。手を叩き、楽しげに笑う目の前の男から感じるどす黒い重圧）
        （此処はいうなれば奴の本拠地。自分たちはそこに飛び込んで来た餌のようなもの。気を強く持たなければ―）

        っ、ブレイズ！？しっかりして！此処まで来て…っ、ダメ、絶対…死なせないからっ！
        （背後で倒れ伏したブレイズに思わず振り返り駆け寄った。目に見えて衰弱している―）

        此処は―人の身じゃ耐えられない、ってことか。……大丈夫だよブレイズ。私が…守ってあげる。終わらせてくるから。……待っててね
        （彼の手に巻かれたリストバンドを握り締め、力を込める。僅かばかりだが月の加護を。これで幾何かの時間は稼げるはず）

        ……悪いけど、時間かけてられないの。さっさと終わらせて…この世界ごと、貴方を砕くッ！！         -- 2014-04-23 (水) 00:18:20

      • ここまで来たのは褒めてやりたいが、そんなんじゃなぁ
        ま……人間の身じゃどのみち辛からろうよ
        安心しな。最初から俺はお前のマスターを殺す気はねぇし

        （とんとんと、自らの肩を叩くように現界させた剣を振る）
        （右手、左手……それぞれに剣が握られており……）
        （その語りは、どことなくブレイズよりもステイシアに向けられ続けていく）

        目に見えるわかりやすさは大事だよな。そういう意味じゃぁ俺はまぁ便利な存在だけどよ
        でもな……黒幕と言えば俺だけじゃないぜ？言うなれば人の妄執
        死者の生への渇望、生前への執着。生きる人の欲望、我欲、執着……

        （鎧が。白銀の竜を模した鎧が装着されていく……真紅の外套を纏った竜騎士へ）
        （男が、セイバーとなりメディエイターに剣を向けて手招きをする）

        みんな望んだんだよ。俺だけじゃない、誰もがな。
        目先の楽な解決手段。一時的な生への欲求、現世への未練……そういう意味じゃ第三期でフローキーに会えたのは幸運だったな。
        あぁいう同志がそうはいない。第二期で俺が手を貸して願いを叶えた甲斐があったもんだったわ
        （と言っても、最後まで面倒は見なかったけどな三期と呟いて欠伸し）

        お前にも期待してたんだけどなぁステイシア
        お前のような空虚なヤツほどハマるのがこのゲームなんだが、そんな姿になって牙を剥くとはさ -- セイバー 2014-04-23 (水) 00:38:14

      • （ステイシアから受けた加護が、己の存在を確かにしていく）
        （月だけじゃない……彼女からの意志が、想いが存在を顕にしていく）
        （言葉は聞こえる。しかし言葉を放つことはできない。悔しさだけが残る）
        （今ここにおいて、何もすることができないとは……） -- ブレイズ 2014-04-23 (水) 00:42:50
      • ―確かに、聖杯の澱みになったのは人の負の感情かもしれない。それを求めるのもまた、人の意思かもしれない
        だからこそ、貴方を放ってはおけないの。貴方を放っておけば…この聖杯を放っておけば、この負の連鎖は絶対に終わらないから
        （拳を握りしめ、赤髪のセイバーをしっかりと見据える。その腕に魔力を集中させれば、腕を覆うように獣の爪がぼんやりと形作られる）

        私も…ブレイズに合わなきゃきっと聖杯に望んでたよ。こんな世界、滅んじゃえって。……でも、今は違う
        そんな危ない願いでさえ叶えてしまえる願望器なんて、あっちゃいけないんだ。人の願いは、そんなものに頼って叶えちゃいけないんだよ
        人の願いは、想いは、希望は。…そんな形で成されるものじゃないから
        だから…だからッ！！！
        （血を蹴った。手足に獣の爪を纏えば、瞬発力は人知を超える。風を切り、銃弾の如き速度でセイバーへと迫り）

        貴方を、倒すッッッ！！！
        （その両腕に纏った爪を振りぬいた。大地を切り裂き、天を絶つ神の爪）
        （聖杯の泥の中でその神の威光はどこまで通用するものか―）         -- メディエイター 2014-04-23 (水) 22:15:52

      • 滅ぼす……？違うな、そいつは。憎悪や怨念ってのは単純故に強いが……
        それよりも、もっと強いものはある。お前も感じてただろう？メディエイターになる前なら手に取るようにわかってたからな
        （セイバーは悠然と剣を振り抜き、神の爪を流れるように逸らしていく）
        （月の力、神の力……それが圧倒的に通じる相手ではないことをその一合で知らしめていく）
        （聖杯の力でもなく、ただ霊格はお前と変らぬぐらいであると伝えるように）

        それはな、第二の生に対する執着だよ。
        死んだ後の世界はどうなっているか……何が変わっているか
        仮初の肉体でもそれらに触れて、感じていたい。まだ先を見たいという……貪欲ささ
        こいつは心を蝕む毒みたいなもんさ……最初は誰もが大望なんてもんを掲げているが、一皮むけば英霊も元人間
        なんだ感だいいつつも、所詮やり残しや未練に縛られた亡霊
        繰り返すうちに想うのさ……次が見たいってな
        今じゃここにある英霊の座にゃそんな連中少なくないぜ……大望も願いも、どうでもいいってヤツがさ
        お前もそうだろ？力の繋がりは消えたけど、そこは変らずじゃないのか
        （背から光の翼が生えてその魔力の、力の胎動を伝えていく）
        （まだ序の口だと、話はまだ続くぜとでも言うかのように）

        しかしそう考えるとマスターってのもかわいそうなもんだよ
        みんな同じさ。聖杯でしか願いを叶えられないと思い込んでる連中が殆どでさ
        そんな前提からして間違ってるのによ、お前の言うとおり頼るべきじゃねぇんだわ
        聖杯がそもそも何の目的で作られたかはさておきな
        願いを叶える願望機、なんて面は生贄誘い出すための餌でしかないってのにさ
        （神の獣と言えど、獣であることは変わりなしと）
        （狩人の如く……その剣は獣性を持つ技をいなし、切り刻む隙を狙う）

        だから選ばれるんだろうなぁ
        何でも願いを叶えます、っていうのが欲しいヤツなんて世界中にいるってのに
        自分は選ばれたとか、声が届いたとか……そんな勘違いしたヤツがさ

        特に「これしかない」とか「そのためなら犠牲が云々」とか
        自分を正当化するのが得意な連中がさぁ、みじめだよな……悲劇の主人公気取ってるのか知らんけどね
        ま、そういうやつらがどうなるかってのはよくある話さ
        「やっぱりだめだったね」って感じで、まぁ都合は良いいのは今まででよく分かったけどな
        お蔭さまで今回で俺の目的はよーやく達成できるだろうし
        ありがとうみんな、感謝してるよ本当に
        だからお前にやられるわけにはいかないんだよな

        我がマスターの為にも、ここで潰えて聖杯伝説の一端になれ
        （その気迫が、剣気が今まで隠していただろう殺意を一気に高めていく）
        （剣が聖杯の淀みを受けても尚、無色にただ澄んだ力を纏い……） -- セイバー 2014-04-23 (水) 22:42:48

      • （言葉はでない。言葉を出すにはまだ辛い）
        （だが彼女は戦っている。この場所で……ならば、今できることは）
        （自分の身を案じることではない、立ち上がろうとすることでもない）

        （令呪の如き焔の紋章が刻まれた右手に力を込める）
        （あの男を力の限り、打ち滅ぼせと）

        （リストバンドが付けられた右手に想いを込める）
        （頼む、と）
        （ただ純粋の、想いと力を届けるべく……） -- ブレイズ 2014-04-23 (水) 22:47:06
      • 此処で消えるのは間違いないね。聖杯伝説の一端にもなってあげるよ
        幕を引くって形でね！こんなところで、知ったような口を聞いて、上から人を見下ろしてッ！！
        皆、それぞれに願いがあったんだ！叶える方法が間違っていたとしても、その願いは純粋だった！
        私たちはその願いも全部抱えて此処に居るの！貴方なんかに…ッ！
        （獣染みて繰り出される連撃の合間を縫い、セイバーの剣閃が走る。ふざけた態度ではあるがその実力は、嘗ての優勝者という事実を証明している）
        （手数は此方が上の筈なのに。ラッシュをかけているのは自分の筈なのに。何故だか追い詰められているような焦燥感が過ぎる）
        （互いに繰り出す一撃一撃その全てが必殺の威力を持ち、必殺の意思を込めて振るわれる）

        ―月の雫は天地を満たす―スフォルツァンド・ルナ

        （そして展開されるは結界宝具。其処に月が無くとも。万物が浴び、蓄えて来た月の光を吸収し、対象の身体能力を引き上げる）
        （そしてそれは何もメディエイターだけを対象としたものではない。「月の加護を受けられる者」全てにその効果は発揮される―）

        っ、これなら、どうだぁぁぁぁぁッ！！！

        （全身に満ちる月の魔力を限界まで引き出してその両腕を振るえば、纏う爪は倍以上に膨れ上がり、強引にセイバーを叩き潰さんと迫る）         -- メディエイター 2014-04-23 (水) 23:18:03

      • 知ってるさ。ずっとこの目で見てきたというのもあるな。お前達よりずっと多くな それに俺は本当に意味でサーヴァントのマスターでもあるからな。
        このシステムの主である俺の従者が連中、本当の意味のサーヴァントさ
        お前じゃなけりゃとっとと自害させてたんだがな、権限でよ

        言うなぁメディエイター……なら俺も言わせてもらうぜ
        俺は純粋ですとか綺麗に飾り付けられたそいつら全部の願いを足に敷き、今ここにいるってな！
        クソまみれのエゴなんざな、裁かれてくださいって言ってるようなもんなんだよ！
        （力が集束していく。目に見えて巨大になるわけではない。それはまさしく力で叩き潰そうとするメディエイターとは逆であり）
        （力を集中させ、最大の力を斬るだけに使う）

        この一撃で知れ……貴様も所詮は亡霊、消えゆく運命……

        両断せよ　─ディバイン・ソード─無垢なる剣光

        （その双剣が、双の力がメディエイターの振る両腕と爪ごとその体を切り裂かんと）
        （振り抜かれ……） -- セイバー 2014-04-23 (水) 23:34:54

      • （男はそこに立っていた）
        （サーヴァントとメディエイターという存在、人非ざるもの同志の戦いの場に）
        （右腕を、今戦う彼女に向けて）
        （想いが繋がっていたからこそ今……）

        （メディエイターの宝具の力を受けて、メディエイターの加護からの力を得て）
        （その体を起こし、メディエイターに向けて右手を突出し）

        ステイシアッ！

        （メディエイターという存在ではない、少女の名前を呼んで）
        （彼女とのつながりである焔の紋章を輝かせた）
        （言葉は少ない。言葉はこれ以上必要ない。今ここにいるのは彼女だけではなく自分もいるのだと）
        （想いが繋がる、二人であるから……ただ一つ、倒すんだと意志を込めて想う！） -- ブレイズ 2014-04-23 (水) 23:43:28
      • （セイバーが振り下ろしたその剣は、斬れぬもの等存在し得ぬ絶対の剣。彼が信じればそれだけで鉄は紙切れの如く引き裂かれ、大地すらも割る魔剣）
        （その剣が振り下ろされた。メディエイターを。聖杯の淀みの根源たる彼にとって余りにもちっぽけで、余りにも頼りない、ただのサーヴァントである彼女を「両断する」と念じ―）

        （而して、剣が両断したのは彼女ではなく大地であった）
        （剣の軌道上に既にメディエイターの姿は無く）
        （ディバインソードが巻き起こした破壊の嵐の向こうに立っていたのは―）

        ―貴方が裁かれる側だなんて誰が決めたの。何時までも舞台にしがみついているのは貴方も同じ
        いい加減に幕を引く時だよ、スレイン。こんなふざけた脚本…誰も望んじゃいないんだから

        （メディエイターの声が空間を揺らす。その響きは遥か高みから。神の獣と化したその姿は、怨念と邪念が渦巻くこの地に置いて尚も輝きを放ち―）

        その咆哮は月夜を裂いて―ハウリングムーン―

        （ブレイズの右手に輝く焔の紋章。マスターの命を遂行するために、あらゆる障害を、困難を乗り越える力を与える紋章の力が、宝具の瞬間的な発動を可能としたのだ）

        （神獣の背に立つは一人の男。人々の救いを求める声を、光を求める意思を束ね、希望の顕現たるその姿）
        （人の身でありながら人の世の理を外れ、人々の希望そのものであるその姿）
        （世界の守護者たる彼を、人は呼ぶだろう。英雄と）

        終わりにしよう、全部。この儀式も、貴方が望む闘争も、全部だよ
        貴方が人の願いを足に敷き立つっていうんなら…私たちは、貴方を砕き、その願いを背負って先へと進む！

        朧月夜の夢物語―アルター・エゴ―

        （獣の姿が。その背に立つ男の姿に連続してノイズが走る。ノイズが走る度にその姿は一つ、二つと数を増していき―）         -- メディエイター 2014-04-24 (木) 00:22:42

      • ……そうだな、俺も誰もかもがしがみ付いてるな、こいつに
        （兜の下にどのような顔があるのかはわからない。だが……）

        だがな、ここではいそうですかと降りるにはもう遅いんだよ
        そんなことほざくには、あまりに俺らは熱を帯びすぎた
        （メディエイターが遥か高みに……輝きを放ちながら天高く飛び）
        （その背に乗せるマスターと共に数を増していけば）

        来い！同胞よ！
        （剣を一閃、虚空に振り抜けば何かが砕かれる音が響き）
        （その途端に七騎のサーヴァントが出現し……）

        これで最後かもしれないからな、役に立ってもらうぜ……
        全身全霊でメディエイターを討て！
        （聖杯のシステム根本を支配する力、その力は令呪よりも強く英霊という亡霊を縛り付け）
        （幾人にも増えていくメディエイター達へ構え……）
        （光の翼をはためせて飛ぶセイバー・スレインに連なるように、メディエイターへ向けて）
        （八騎が今、神獣と神獣の背に乗る英雄に向けて飛びすさぶ！） -- セイバー 2014-04-24 (木) 00:38:05

      • （月の加護があるからか）
        （それともその影響でステイシアとより深く繋がるように感じられているからか）
        （何の不安もなく、何の心配も、辛さも、痛みもなく……己を保っていられる）
        （それほどに彼女との繋がりは今強く、頼もしく、優しく、嬉しく……）
        （今持てる全ての力を発揮できる）

        （それはあの時、アルヴィンとキャスターと戦った時と同じく）
        （焔の槍を幾本も携えて……弓を構え、焔の槍を矢として番え）
        （ライフリングのように渦を巻かせ回転させて……唸りを上げて、燃え盛る）
        （その一撃一撃が何者をも貫き穿ち、燃やし尽くすような力で……）
        （メディエイターの宝具の力で、それは続々と増えて、数えきれないほどになれば）
        （あの時と違うことと言えば……その力、その意志の繋がりの強さ）

        ステイシア、全てを終わらせるんだ！俺達の手で！

        （宝具の使用を。全ての障害を打ち砕けと、示せと紋章を通し）
        （力を通して……繋いだ） -- ブレイズ 2014-04-24 (木) 00:47:53
      • 自分で舞台を降りられないなら、引きずりおろすまで！この世界は今生きている人たちのものなんだから！
        私たち亡霊は、潔く舞台から去るべきだって…ッ！！分かってる筈でしょ！？
        （ブレイズが展開する炎の渦の先に、それぞれ八騎のサーヴァントを見据えれば、獣が放つ煌めきがより一層強くなる）
        （天に立ち昇らんばかりの光の奔流。無数の獣と騎手は、莫大な魔力を放ちながら、八騎のサーヴァントの行方を遮る壁の如く連なって並び立つ）

        彼の獣は人の心と共に―ライドオンザライト―

        （そして、その時は訪れる）
        （無数の獣が一斉に炎のライフリングを通り抜け、圧倒的な魔力の塊となってセイバー達へと襲い掛かる）
        （初撃を回避しようとも、二撃を回避しようとも。間髪入れずに飛び交う黄金の弾丸）
        （全方位から襲い来る魔弾の嵐にセイバーは果たして―）         -- 2014-04-24 (木) 21:10:22

      • （ただ、撃ち貫く強大な力が幾多も解き放たれていく）
        （光の柱、炎の弾丸か……それはもはや聖杯戦争の１ページとは言えぬ神代の戦いの如く）
        （それらはサーヴァント一騎ずつではない……雨のように降り注ぎ、貫き、燃やし）
        （打ち砕いていく）

        ……わかってるさ

        わかっているからこそ……ここで消えるのさ

        （それはこのセイバーも例外ではない）
        （一撃、また一撃と光と炎の弾丸を受けて……剣、鎧、全てを打ち砕かれて）
        （光の粒子に散りつつ……）

        悪い、終わり時が見当たらなくてな
        まぁ……そういうことだ、こいつは
        ずっとわかってたんだよ……
        （それは彼らサーヴァントだけではない）
        （それらすら、撃ち抜いて……今この場所を、祭祀場を）
        （大聖杯や英霊の座などの魔術概念ごと打ちぬら抜き、砕き、浄化し、焼き払っていく）


        君の第二の命や、君のためと戦いを続けることよりも……
        （散りつつ、ただ今わの際に想うのは）

        あの時……本当は、君が死んだ時に
        一緒に消えていればよかったんだ……ごめんな……
        （ただ一つ、自らが想うただ一人）

        シノ……

        （そして、光の塵になって消えた）
        （英霊の座や、大聖杯が砕かれた今……どこかに戻ることなく）
        （それは……それらは、消えて行った） -- セイバー 2014-04-24 (木) 21:32:00

      • （白磁の祭祀場が、祭壇が、闘技場が……ひび割れ燃えていく）
        （透明な天蓋も、ひびと共に炎が走り……それらを焼いては燃え盛る）
        （英霊の座も、大聖杯も、全ての現況も……スレインが始めた呪いの如き願いも）
        （全て、炎と光……ブレイズとステイシアの力で砕け散っていく）

        ……終わりだな、ステイシ

        （崩落し燃えていく、この場所で。炎ではなく一人の人として立ち）
        （勝利の余韻ではなく……ここに来ることで成し遂げるべき、成し遂げたからこその終わりの中）
        （別れの時が始まるのだと、全てを通して感じ）
        （彼女に向き、色の戻った瞳で……彼女を見て）
        （彼女の声を聞き逃さないように、耳を向ける）

        これでもう、聖杯戦争は起きない……全部終わりだ

        （そして、彼女との時間も終わる） -- ブレイズ 2014-04-24 (木) 21:40:18
      • （全てが炎の包まれ、崩れ落ちていく。聳え立っていた構造物だけではない。この空間自体に亀裂が入り、ガラガラとガラスの破片が崩れ落ちるように崩壊していく）
        （此処に聖杯戦争は終結し―）
        （二人の終わりが、始まった）

        ―うん。これで、おしまい。いろんなことがあったけど……これで、終わりなんだね
        （向かい合い、互いを見つめながら言葉を交わす。これが、最後のひと時になるだろう）
        あの、さ。…色々あったけど……うん、すごく楽しかった
        （こくり、と頷いて柔らかく微笑む。生きることを望まぬサーヴァントは、幾多もの戦いを経て。二度目の生を全うし、それを「楽しかった」と言ってのけるまでになった）
        （生に意味など無いと。そう、暗く淀んだ瞳で呟いた少女は―）
        ……今なら言えるよ。私の人生は…無意味なんかじゃなかった。こうしてさ、色んな人の未来を護ったんだもん
        サーヴァントとしての生だけじゃない。その前の人生も…きっと、この為に…貴方に会うためにあったんだって、今なら思えるの
        だから…ありがとう。私は……貴方が救ってくれた命は。……幸せになれたよ

        （万感の想いを込めて、頷いて）

        そろそろ…行かなくちゃ。あんなに偉そうなこと言ったんだもん。私も……いつまでもしがみ付いてるわけにもいかない、かな
        （困ったように笑うその頬に、一筋の光。足元から存在が―身体を構成していた魔力が解けていき、光の粒子が宙を舞う）

        …あのね。最後まで言わずにおこうと思ってたけど。……やっぱり、言っとくね
        …私は。ステイシア・エルトクスは……貴方のことが、大好きでした
        （吐き出した言葉とともに、ぽろぽろと頬から雫が零れ落ちる）
        （こんなにも。こんなにも想いを募らせても）
        （こんなにも互いの想いを重ねても、共にあることは出来ない）
        （言葉にしてしまえば、抑え込んでいた筈の涙があふれ出して止められなかった）
        （それでも。それでも最後の顔が泣き顔なんて嫌だから、精一杯の笑顔を作って、彼を見る）         -- メディエイター 2014-04-24 (木) 22:09:17

      • （英霊の座と呼ばれた、システムに捕らわれていた英霊の魂が）
        （人の魂が解放され……光の粒子となって、消えていく）
        （炎燃え盛り……崩れ去るこの場所で、花吹雪のように吹き荒れるように）

        ……でした、って過去形は寂しいな
        （足元から消えていく、サーヴァント……いや）
        （戦うためのパートナーとして、奪い取ることが出会いだった……）
        （救う一人だった……少女に寄り）
        （今は己の一番の理解者であり……かけがえのない存在である最愛の人を）
        （別れに涙し、それでも笑う彼女を抱きしめた）
        （最早この場所は崩れ消えていく故に危険であるにも関わらず）
        （その存在が消えゆくことが覆しようのないから……一時でも共にいたいと）
        （身を寄せ、痛いほどに抱きしめた）

        お守りもらったからさ……いつでも一緒だ
        今も、これからも……俺は独りじゃない
        ステイシアと一緒だ

        ありがとう

        俺はもう……どんな時でも、自分として続けられる
        ステイシアと繋がっている限り……俺が俺だって、わかるから
        （求められる存在ではなく、彼女がいるからこそ……自身を知り、愛してくれた人がいるから）
        （心から想ってくれた人がいるから……自分がいることができる）
        （絆や、出会いが別れを定められていても……それすら越えられる想いの強さを）
        （優しさを……愛おしさを感じて、ずっと感じていたかった想いを胸に）
        （抱きしめた） -- ブレイズ 2014-04-24 (木) 22:31:44
      • ―うん。貴方は、一人じゃないから。私の想いは…ずっとあなたと共にある
        離れてても。姿が其処に無くても……絆は、想いは……其処に在るから
        （何時か自分を汚泥から引っ張り出してくれた言葉。暗闇に迷う自分の道しるべとなってくれた言葉を呟いて）
        （抱きしめられれば尚、涙は溢れる。幸福感と。寂しさと。さまざまな感情が混じり合い―）

        貴方が立ち止った時、道に迷った時…空を見上げてみて。月はきっと、其処に在る。私の想いが……貴方の導となりますように

        （愛する人の腕の中。彼がこれから歩む旅路が希望に満ちたものでありますようにと祈りを込めて）
        （ほどけていく身体はもう既に腰から下はおぼろげで。少しでも彼の暖かさを感じていたくて、ぎゅ、と抱きしめた腕に力を籠める）

        （そして最後に。彼の顔を見ようと顔を上げればそこには―）
        ――これが、私の見たかった未来、なんだね―

        （何時しか世界を構築していた壁は崩れ去り、ブレイズの肩の向こうに抜けるような青空が広がっていた）
        （何物にも歪められない、何処までも広がる自由な空）
        （あぁそうだ。自分はこの光景を見るために戦ってきたのだ）
        （激闘の果てに。流転する運命の果てにようやく辿り着いた終わりの地）
        （自分の生は此処で尽きるとも、この世に生きる命がこれから歩む道が希望に満ち溢れていることを知って―）

        ―生まれてきて、良かった

        （その言葉だけが空気を揺らし、残響する）
        （少女の姿は既に其処にはなく）
        （無数の光の粒子が、ブレイズの腕をすり抜けて青空へと昇って行くのだった―））         -- メディエイター 2014-04-24 (木) 22:58:56

      • （導たらんとした男は……導を得た）
        （太陽のような炎ではなく……闇の中にありても静かに輝き見守る月の光という導き）
        （ただの淡い光ではなく……想いが繋がり、想いが自分を照らす）
        （何か、最後の言葉をと思うも……想うほどにその時間すら惜しく）
        （ステイシアが消えていく最後の瞬間までその光を抱き続けた）

        （手を虚空が泳ぐ。この場所がもう崩壊し消えゆく中でしばし……声にならない声を呻くように出すも）
        （振り返り……青空を見上げる。ステイシアの見たかった未来の兆しを）

        （一歩、二歩……その未来に駆けるように走りだし）
        （炎のマフラーを呼び出し、燃え盛る炎の翼にして……飛び上がり）
        （ステイシアを導にするように、彼女と共に行くように青空向けて羽ばたいた）
        （二人がいた世界へ、未来へ羽ばたいていくように……） -- ブレイズ 2014-04-24 (木) 23:10:52
  • （小聖杯たるゼロがその役割を失い、世界に汚泥があふれ出ようとしている―）
    （決戦は近い。此処まで戦い抜いてきた結果が示されるその時が、すぐそこまで来ている）
    （日に日に増していく緊張感。張り詰めた空気が流れる拠点の中で、意を決したように口を開く―）

    ……あのね、言っておきたいことがあるの。多分……次の戦いが最後になるでしょ？
    その前に、伝えておきたいことがあって。……ちょっと、時間…いいかな     -- メディエイター 2014-04-21 (月) 23:42:03
    • （これがこの土地での最期の戦いになることは……最早語るまでもない）
      （それ故に己に限られた時間、そして今ここにいるステイシアとの時間もまた限られていることも）
      （人が生まれた時に死を決められているのと同じように……人との出会いは、別れもまたある）
      （そんなことを考えながら……味のわからないドーナッツと、コーヒーを腹の足しにと詰め込んでいた）
      （最近では見える世界もまたひび割れつつあった。色の欠けた見ている世界……これが俺の見たかった世界なのか、とか）
      （この症状も戦いが終われば治るのだろうか、と……確証もない予測を反芻していたが）

      ……あぁ。ちょっとでいいのか？今までというか……この前は俺が話してばかりだったからさ
      ステイシアの話すことならなんでも、いつでも時間を取るよ
      （それはもう限られた時間しかないこと、また……ことここに到り待つしかないことを物語っていた）
      （ようは、もう出来ることはやった後なのだ）
      （だからこそ一時でもこの、ステイシアという一時の理解者のために時間を使いたかった） -- ブレイズ 2014-04-21 (月) 23:54:06
      • ―うん。決戦の前にさ、これ…渡しとこうと思ってね
        （はい、と言って手渡されたのは小さなリストバンド。白地に鮮やかな刺繍が施されたものだ）
        （金色に輝く三日月に寄り添うかのように絡みつく、炎の図柄）

        えーっと。なんて言ったらいいんだろ。…その、生前あんまりこういうの意識して渡したことなくて
        ……今更恥ずかしい。…と、ともかく。お守りだよ。月の加護をブレイズが受けられるようにって、私の尻尾の毛を編み込んであるの
        （神獣の加護を、月の加護を受けられるように。それらの担い手たるメディエイターが魔力を込めて作り上げた―この世でたった一つのお守り）
        （効果の差はあれど、それは年頃の少女が想い人に贈るプレゼントと、意味としては変わらないものだ）
        （珍しく頬を染めながらブレイズの反応を伺っているが―）         -- メディエイター 2014-04-22 (火) 00:14:48

      • ん……あ、あぁ……ありがとう……
        （どことなく、予想と違ったものだったが故に戸惑う）
        （ステイシア自身の何か話だったと思っていたのだが……）
        （戸惑いながら手渡されたリストバンドを付けて、眺めてみる）
        （色はさておき幸いどのような意匠かはわかる。これは自分とステイシアのことだろうか）
        （それならばと令呪の如き紋章がある右手にはめてみるが……何か、言葉に表せないものが込み上げてくる）
        （もらったことに対して礼を言うべきなのか、それとも別のことを言わねばならないのか）

        ……

        （言葉が次げなかった。生前意識していなかった、今更恥ずかしいとステイシアは言う）
        （最初は決戦に向けてのお守りかと思った。死なぬように、励ましかとか死ぬかもしれない相手への…と）
        （しかし違った。そういう、ネガティブなものではないことぐらいわかる）
        （如何に人から離れつつあっても……木の股から生まれたわけではない）
        （ましてや自分も、まだ戦いが熾烈になる前は彼女に対して思うものはあった）
        （それが故に……今、思い出すように。思い出させるように人らしい部分が……戦うものではなく）
        （人と人との間の想いが、今出て来たからこそ）
        （恐らく近く戦いがあるからこそとか、決戦に臨むべくための意志とか、気合とか）
        （そういうものらを押しのけて、何とも言えない感情が刻々と時間を得る度に湧き出していく）
        （結びつき、連なり、膨張するように膨らんでいき）

        （ごめん、まってとでも言わんばかりに左手で顔を塞ぎ背けて）
        （右手をステイシアへ留めるように向けた） -- ブレイズ 2014-04-22 (火) 00:38:29
      • ―やだ、待たない。（手を突き出して制する己がマスターに向けて一歩、踏み出して）
        …私の願い、未来を見ることだって。そう言ったよね。……確かにそれはある。だけど、もう一つ…見つけたんだ
        私たちが作り出す未来を…聖杯に歪められない未来を。……貴方と一緒に歩きたいって願い
        （己を制するように向けられた手に己の小さな手のひらを合わせ、そっと指を絡ませる）
        （伝わるだろうか。この身体の熱が。決して炎の力を有するマスターの力が流れ込んでいるからではない）
        （心の高鳴りによる高揚。今こうして―サーヴァントとしての、聖杯にかける願いではなく）
        （一つの命として。ステイシア・エルトクスとしての願いを、想いを打ち明ける）
        （それだけで、こんなにも胸が熱い。でも―悪くない）

        ―貴方と一緒に居たいの。貴方が孤独に震えるなら、私が寄り添って温めてあげる
        貴方が歩む道を見失ったなら、私が一緒に探してあげる
        貴方は一人なんかじゃない、って。嫌っていう程、貴方自身に…ううん、周りの皆に見せつけてやるの
        炎の英雄の隣に、月の巫女有り。英雄の仮面を取った男の隣に、一人の女の子が居るって
        （英雄としての道を歩み続ける「ブレイズ」としての彼だけではない）
        （その仮面の下で孤独に震える青年の隣に―）

        （けれど。だけでれどもそれはきっと叶うことはない）
        （己がサーヴァントである限り。メディエイターという器である限り、それはきっと叶わない）
        （だからこそ、このリストバンドを送ろう）

        貴方に―月の加護がありますように
        …覚えていて。月は真昼の空でもそこにある。月は…いつでも、貴方を見守っている
        私は―ずっと、貴方の傍にいる
        （指を絡ませた手のひらに、もう片方の手をそっと添え、包み込むようにして己の頬へと引き寄せる）
        （離れていても。そこに姿が無くても）

        （絆は。想いは其処に在ると）
        （そう、祈りを込めて織り上げたリストバンド。どうか彼の心に、届きますように―）         -- メディエイター 2014-04-22 (火) 20:59:42

      • （熱が伝わってくる。右手の手を……リストバンドがある手を通して）
        （ステイシアという一人の少女の熱が、心が伝わってくる）
        （その純粋で、暖かい心が。自らを包むように寄り添う心が熱を帯びて伝わってくる）
        （それがどういうものであるかも、今はわかる）
        （だからこそ……潮が満ち引くように。強い力はまた引き込むように、熱を高めるが故に）
        （奪い、引き……強くなり）

        ……やめろ
        （手はそのまま、顔は向けず。否定の言葉は出た）
        （それは冷たい否定ではなく……熱が、火がくすぶるような声で）
        （火が……消える寸前のような、震える声で）

        次が最後だ。わかっているのか。
        甘い考えや予想や誤魔化しなんてどうにもならない段階だ。
        聖杯自体を壊す……それは、今あるお前の存在が終わることなんだぞ……
        未来を見たい、未来にと言うが一度死んで現世にいるステイシアが見れるものは、願いは叶わない
        わかっているのかステイシア……次で終わりなんだぞ！
        続きなんてない、最後だ！本当に最後の時なんだ！

        （サーヴァントという存在が故の、決められた終わり）
        （例え今のステイシアが聖杯のシステムだけを利用したものであっても……）
        （大聖杯や、聖杯戦争と言うもの自体なくなればどうなるかは言わずとも知れている）
        （再び得た仮初の命、幻の時間。それでも人であったことから人の心がある暖かさが）
        （尚更に誰も彼もを苦しめる）

        なのに……なのになんで俺のことを考えている
        今更だろうが言えばいいじゃないか。第二の人生を送って幸せになりたいとか
        自分のことを、自分の幸せを願って何でも言えばいいじゃないか

        （ステイシアの言葉から感じ取れる……察することはできる）
        （そうしようと言い、そう仕向けるようなことになっていたこともある）
        （だが今となってはそうではない。お互いが互いがどういうものか、わかっている部分は大きい）
        （故に、ステイシアが本当に思っていることがわかることが辛い）
        （ステイシアは……自分がいなくなった後の、自身の心配を心から思っていることが）

        （サーヴァントにという一時的な……仮初の存在にとって）
        （そう、自分達以外ならまた次もと思うかもしれない。だが今回で終わらせる自分達にとって）
        （次などない。ステイシアがまた英霊として呼び出されることはない）
        （つまり……再び、死が訪れる。二度目の死だ）
        （人は死の間際に何を思うか、大抵は自分のことか。自分の過去かだろう）
        （しかしこの少女は違う。自分が死んだ後のために残そうとしている）
        （絆、思い……物質としてのものも含めて。それは覚悟の表れか、違う……）
        （それこそ他人を想いやり、自分を捧げるような慈愛なのだろう）
        （だからこそ余計に辛かった。想いは届いている嬉しいなどとは口が裂けても言えない）
        （……ステイシアは、ステイシア・エルトクスは）

        （ブレイズという個ではなく、その名前を着せられた自分を救おうとしている）
        （自分の存在を捧げて……それは、誰にでも出来ることではない）
        （誰かが出来ることでもない。おそらく、ステイシア自身が自分にしかできないと思っていることであり）
        （また……この男自身も、きっと。彼女だからこそ受けれるものだとわかっていたからこそ）
        （恥ずかしさではない。辛さが。正面から受け取ってしまえないどうしようもなさから、顔を背けるしかなかった） -- ブレイズ 2014-04-22 (火) 21:25:19
      • 分かってる。そんなこと…これが終われば私は消えることなんて。最初から分かってる
        （こくりと頷く。真摯な瞳が―ブレイズの仮面の奥底にある、一人の青年の瞳を射抜く）
        だからだよ。…だから、これ作ったんだよ？私が貴方のためにしてあげることって…多分、これぐらいだからさ
        そりゃ…まぁ、受肉したくないって言ったらウソになるけど。でもね、そんなことは貴方は望まない。それは…この戦いの中で十分分かってるから
        だからね、私は消える。貴方の…ううん、私たちの…世界のために聖杯を砕いて、舞台を降りるの
        アリィが―セイバーが言ってたよ。私たちサーヴァントは、舞台にしがみついているだけで役者なんかじゃないって
        …私も、そう思う。だから、幕が降りれば私も舞台から手を放すつもり
        だってそうでしょ？この世界は生きてる人のモノなんだから。……でも、やっぱり私は貴方のために何かしてあげたいの
        終わりが決まってても、例え一緒に居られなくても。貴方の支えになりたい。……それが私の、ステイシアの願いだよ
        （受肉したい。生きていたいなどという願いはあくまで「サーヴァント」という形で現界しているが故の願いだ）
        （そんな願いは、今から聖杯を砕く以上は抱いてはいけない。それはきっと土壇場で迷いになり、剣を鈍らせることになるから）

        （だからこそ）
        （それを誰より理解しているからこそ、「ステイシア」としての望みを果たそうと決めたのだ）
        （終わりが定められた中で、彼を支えるために何が出来るのか）
        （考え抜いた結果が、この小さなリストバンド）

        ねぇ、知ってる？……「恋は盲目」って言葉
        好きな人が、大切な人が笑ってくれるなら、それでいい。前を向いてくれるなら、それで幸せ
        恋、ってそういうものなんだよ。私も―ステイシア・エルトクスも、そう思ってる。それだけのことだよ
        （自分の言葉に、自分の想いに特別な理由なんてない。聖人染みた慈愛を持っているわけでもない）
        （それはきっと、有り触れた乙女心。人が誰しも持ち得る、純粋な想い）

        ―ねぇ、教えてくれる？貴方の名前。大事な人の名前も知らないなんて、乙女失格だからね         -- メディエイター 2014-04-22 (火) 21:39:35

      • （きっとそれは、何か言葉で表せるものではなかった）
        （聖人とか、聖女とか英雄とか……綺麗さだけ救い取ったようなものでも）
        （それがそうであると、言葉でくくれるようなものではないのだろう）
        （世界のためとか、未来のためとかそういった理由があるようなこともある）
        （人を救うとか……言葉にできる綺麗さではなく、ただ単に）

        （そういうことがなかったわけでもない）
        （だが……今、手を取り繋ぐ彼女のようなことはなかった）
        （自分を見て、自分のことを知り、相手を見て、相手のことを本当に知った上で……）
        （自分の先のことも省みない。ただ相手のことをと……純粋で、熱く、暖かく……優しい）
        （今までにない得難く、かつ……かけがえないのない存在だと気づく）
        （だからこそ……予期される別れが胸を割くように痛みを与える）
        （それでも応えたい。例え最後が決まっていても、彼女に応えたいからこそ）

        （体を……顔を彼女に向け）
        （彼女から流れる想いに注がれるように、涙が零れた）
        （そのありふれた、純粋な想いに応えるように口を開く）

        ……俺の名前は

        （自分しか覚えていないだろう名前を口に出す）
        （歩き続けてきた砂漠で……いつのまにかすり減っていた名前が顕れる）
        （力に目覚めた時に封じられたような名前に命が再び宿った） -- ブレイズ 2014-04-22 (火) 22:06:20
      • ―忘れないで。離れてても…姿が其処に無くても。想いは、絆は其処に在る
        貴方は…貴方は絶対に、一人なんかじゃない。私の想いが…貴方を護るからね
        （青年の頬を伝う涙をそっと指先で拭い、柔らかに微笑むとその胸に身体を預けて瞳を閉じる）
        （月の加護を。月の巫女である己の祈りを彼に捧げよう）
        （この先、彼が闇の中で迷わぬよう。己の意思が、想いが、彼の道筋を照らす灯と成らんことを―）

        私ね、今…すごく幸せなの。あの時手に入れられなかった幸せって…こういうことなんだろうな
        だから、ありがとう。貴方にあえて良かった―

        （決戦前夜。想いを紡ぎ形にし、それを手渡すことで何かが変わったのだろうか）
        （この先に待つ別れは必然。元より変えようとは思わない）
        （ならばせめて。その先の道筋に変化があったことを祈ろう）
        （二人を照らす月の光に―）         -- ステイシア 2014-04-22 (火) 22:50:46
  • （草木も寝静まる夜更け。一人、屋根の上に上り月の光を見上げる）
    （静寂に包まれ、想起されるは己がマスターのこと）
    （人を救い続け、望まれるがままに手を伸ばし続けたが故に、その器にはヒビが入ってしまったのだ）
    （人という枠組みから外れ、生きながらにして人類の護り手として。英霊としての役割を人の無意識により任ぜられてしまったその青年は―）

    ……どうすれば、いいんだろう。
    （想いが、呟きとなって夜風に溶ける。人を救えば救う程、人々はその「役割」のみを彼に求める。完全無欠の正義の英雄、マスター・ブレイズという存在を）
    （手を伸ばしたのは「彼」なのに、人々はそこに目を向けようとはしない。ただ、助けて欲しいと。英雄が自分たちを救ってくれると望み、待ち続けるだけ）
    （ともすればどこまでも身勝手な願い。しかし、彼は求められれば手を差し伸べてしまうのだ。どこまでも、優しいが故に―）

    …私も、ブレイズだから…その手を掴もうと思った。自分が救ってもらうことを望んでたのは事実だけど…彼が、彼自身が私を救いたいって思ってくれてるのが分かったから

    （己の想いを口に出し、反芻することで再確認する。自分は、どうしたいのか。彼の為になにが出来るのか―）     -- メディエイター 2014-04-20 (日) 23:13:39
    • あの人と一緒に居たから、前に進もうって…そう思えた。一緒に戦って、力になりたいって。そう思えた
      （幾多の戦いを乗り越える度に、彼が望む未来を、隣で見てみたいと思った）
      （聖杯に歪められない未来。何処までも広がる青空を、希望の溢れる道を一目見たいと。そう思い、此処まで来た）

      でも…でもそれって。ブレイズを…「ブレイズ」としてしか見てなかった、ってことだよね
      誰でも助けるのはブレイズだから当たり前だって。その手伝いをしてれば、きっと前に進めるって。…そう、思ってた
      （行く先々で出会うマスター全てに手を差し伸べようとし。例えぶつかることになろうとも決して妥協などせず、「正義」を掲げて一歩を踏み出す存在。それが、マスター・ブレイズ）
      （「そういう存在」だから、人を救うのだと。心の何処かで無意識に思っていた。彼が手を差し伸べるのは「正義の味方」だからだと）

      でも、そうじゃないんだ。あの人は……優しいから。求められれば、応えてしまう
      どんなに辛くても、苦しくても。あの人は正義の味方で在り続ける。…そして、誰からも本当の自分を理解されることはない。ずっと、ずっと……一人なんだ
      （ずき、と胸が痛んだ。真に自分を見てくれる存在など無い。うわべだけの、自分が望んだとおりの英雄を称賛し、無責任に持ち上げるだけ）
      （人という枠から外れていく「彼」自身の想いに気づく者など誰も居ない。ただ己が望みを押し付けて、そのまま彼を人間という枠から押し出してしまうのだ）
      （そして彼は永遠に。その命が尽きるまで、孤独に戦い続ける）

      ―そんなの、嫌だ       -- メディエイター 2014-04-20 (日) 23:21:08
      • （そう。そんなのは嫌だ。自分を助けてくれたのは彼の優しさだから。その彼がただ一人、すり減って消えていくなんてそんなのは―）

        だめ、絶対ダメだよ。そんなの……悲しすぎる
        （ならば出来ることは何だ。自分が彼のためにしてあげられることは）
        （考えろ。自分が出来ることを。自分が彼にしてあげたいことを―）

        傍に、居てあげたい。一人じゃないよって。孤独に震えるなら、その身体を温めてあげたい
        居場所を求めて迷う日があるなら、私の隣はいつだって空いてるよって、教えてあげたい
        （想いが、溢れる。彼の笑顔を。英雄として人々に向ける笑顔ではなく。自分と笑いあっていたときのあの笑顔が好きだから）
        （彼の笑顔を、守りたい―）

        そう、だ。私、私がやりたいことは―
        （暗雲が立ち込める胸中に差し込んだ一筋の光。ピースが欠けていたパズルに、ぱちりと音を立てて最後のピースが嵌めこまれていく）
        （そして、完成させたパズルに描かれていたのは―）         -- メディエイター 2014-04-20 (日) 23:25:32
      • ―あ、あは。あはは。何だ。今更……今更、気づいちゃったよ
        （ぽろりと。笑いと共に零れ落ちたのは涙）
        （月夜に煌めく滴が、一粒、二粒と頬を濡らしていく）
        （パズルに描かれていたのは、余りにも単純な答え）
        （単純だからこそ、避けようが無くて。一分の隙も無くて。完膚なきまでに自分の心を締め付けた）

        ―私、死にたくないんだ。……ずっと、ずっとあの人の傍に居たい。支えてあげたい。一緒に、居たいよ―

        （絞り出すように吐き出したのは切なる言葉。隠しておかなければならなかった想い。望んではいけなかった望み）
        （「生きていたい」と。ずっとずっと、あの人と共に居たいと）
        （少女が抱く、ごく普通の。当たり前の恋心の発露）
        （とてもとてもシンプルな「恋心」は。何処までも純粋で、汚泥が灌がれた後に残った煌めく水晶は―その存在に気づいた瞬間に、砕け散った）

        ―だめ、なのに。そんなの…出来っこない、のに。やだ、よぉ…

        （嗚咽交じりのか細い声は、誰にも届くことは無い。夜風に混じり、月夜に溶けた少女の想いは果たしてどこへ行ったのか―）         -- メディエイター 2014-04-20 (日) 23:33:55
      • ―泣かないで、シア。思い出すんだよ。君が学園を旅立つ前に学んだことを。離れてても―絶対に一人にはならないってことを

        （いつの間にか、涙を零す少女の目の前に小さな縫い包みが一つ）
        （ぼんやりと光を放つ縫い包みは、優しく。暖かく。少女の頭をそっと撫でる）

        ―さぁ、顔を上げて。君はあの時絶望の中に沈んでいた。それを引き上げてくれた人たちが居た筈だ。彼らの言葉を…思い出して
        そして今度は君が彼に手を差し伸べる番だ。いつも助けてもらってばかりだった君が、恩返しをする番なんだよ
        彼に、だけじゃない。君を支えて来た全ての人たちに。君が手を差し伸べるということは。きっと…彼らが望むことでもあるんだからさ

        （表情など変わらない縫い包みが、何処か優しく微笑んでいるかのように感じられた）
        （人形の―いや、自らの半身の言葉が、心に染み込んでいく。そうだ。思い出せ―）
        （あの学園で学んできたことは何だ。彼らに、大切な友人たちに教えてもらったことは何だ）
        （心に抱いていたものは。一度は奪われたそれを、彼に救い上げられた時には失くしてしまっていたというのか―）

        ―離れても、一人じゃない…。信じるんだ。……見えなくても。触れられなくても。絆は…そこに、ある

        （呟いた。あの時の言葉を）
        （そうだ。この胸には確かに今も光が宿っているのだ）
        （それを、信じることを。彼に伝えてあげればいい）

        ……今度は、私の番。助けてあげるんだ。彼が…前を向いてあるけるように。それが―私に、できること

        （顔をあげ、小さく頷く。この恋心が叶うことは無いかもしれないけれど）
        （恋焦がれているからこそ、伝えられるものがある筈だ）
        （ぐ、とこぶしを握り締め、駆けだした。月に照らされ、屋根から屋根へと飛び移るその姿に最早迷いは無い）

        （生半可な想いでは彼に伝えることなど出来ないだろう。けれど、きっと大丈夫）
        （だって―）

        恋する乙女は、強いんだから。乙女の一念、岩をも砕く……って感じかな

        （その言葉もまた、夜風に溶けて消えていく）
        （けれど、誰も聞いていなくとも。あるいは誰に聞かれても構わない）
        （この心を恥じることなど無い。例えこの身が消え失せようと―）
        （それが愛する人の明日へとつながるのなら本望だ―）         -- メディエイター 2014-04-20 (日) 23:48:23
  • (ステイシアは港町の洋館に招待されていた)
    (呼び出した主は彼女をテラスのテーブルに待たせて、茶の準備をしている)
    (ゆるやかに潮の香りを運ぶ南風。ざわめく枝葉が涼しげだ)

    おう、待たせたな。

    (ティーセットと幾らかの洋菓子を持って、その主が現れた)
    (ステイシアの向かいに座る) -- アリィ 2014-04-18 (金) 23:47:49
    • ん、待った。…アリィ、お茶なんか入れられるんだ？何か意外かも
      もっとこう…ティーバッグの適当なのが出て来ると思ってたんだけど

      （椅子に腰かけ、テーブルに肘をつきながらお茶を運んできたアリィに軽口をたたく）
      （くすり、と笑うその姿。外見上の変化もさることながら内面の変化を見て取れるだろう）       -- ステイシア 2014-04-19 (土) 00:00:28
      • お前な……私は元々サ店の娘だぞ。
        これぐらい普通にできるよ！ったく。
        流石にもう残っちゃいないだろうなー……跡地には何ができてるんだろ。

        どいつもこいつも鬼籍に入ってて、知ってる顔なんて当然おらんからな。
        昔の友達が起業してそいつが大会社になってたり、弟子が歴史の教科書に載ってたり
        そういう面白おかしさはあったんだけどね。
        シアはどうなの？ 生前の付き合いを追ったりは？ -- アリィ 2014-04-19 (土) 00:23:51
      • んー…私は、してないかな。大概の子は洋上学園都市に残って仕事してたり、この街自体を離れてたりしてるから
        ……会いたい人はいる、けど。でも…まぁ、いいの。今の私の目的は聖杯に歪められない未来を見ることだし
        今を生きて、その先に何があるのかちらっと見られればそれでいいんだ。会ったりとか、調べたりすると…多分、未練になっちゃうからね
        （さく、とお茶菓子を一口齧って。以前アリィに言われた「舞台にしがみついているだけ」という言葉）
        （それを噛み締めるかのようにクッキーを咀嚼して、紅茶で流し込む）

        アリィは…どう？生前の知り合いのこと調べたりしてさ。もうちょっと生きてたいなー、とか。色々考えたりしないの？         -- ステイシア 2014-04-19 (土) 00:30:56
      • ないね。
        今、私の隣に旦那がいない。
        これだけでもかなり減点対象だよ。
        家庭を持たないとわかんないかなー……まあ、そういうアレなので。わかれ。
        写真の一つでも残ってりゃ、嫌になるほど惚気てやるのになー。
        残念だなー。

        (一頻り笑った後、一振りの剣をテーブルに置く)
        (細やかな細工が施され、薄紫の光沢が鮮やかに映るだろうそれは)
        (《幻魔》という名の彼女の宝具である)

        ……で、ここからちょっと真面目な話。つまりは本題だ。
        お前、これで私を斬れるか？ -- アリィ 2014-04-19 (土) 19:33:32
      • ―（アリィの言葉に思わず顔を上げた。齧りかけのクッキーがぽろり、とテーブルに落ちる）
        …何、言ってるの？……やだよ。別に私がそうする理由、ないじゃん
        マスター同士が本気でやりあうっていうなら話は別だけど……。何もないけど、友達とは殺し合いなんかしたくない

        （首を横に振り、困ったように眉間に小さく皺を寄せる。そんなことは聞かれずとも分かっている話の筈だ）
        （それでも改めて問う程の理由があるとでもいうのだろうか。穏やかな陽光に照らされ、<<幻魔>>が鮮やかに煌めいて―）         -- メディエイター 2014-04-19 (土) 19:56:48
      • いや、実はね。私のマスターはもういないんだ。
        私が殺した。本人がそれを望んだ。元より、そういう約束だった。
        故に、もう私には時間が無いんだ。

        あと一日、数時間……いや、もう一時間とないのか？
        正確なタイミングはわからないけど、この身体が維持できなくなるまで、そう時間はかからないだろうさ。
        だから……お前にこれをくれてやる。

        こいつは啜った相手の能力を覚える代物だ。
        もう私には大した力も残されちゃいないが、それでもまあ……宝具一発分なら残してやれる。
        固形物だろうが概念だろうが、触れれば確実に"破壊"する優れものさ。
        お前が剣を振るえないというのなら、ブレイズにでもくれてやれ。

        なあ……壊すんだろう、このシステムを。
        何を躊躇う必要がある？
        こいつは自刃じゃ効果がない。
        お前が、やるんだ。 -- アリィ 2014-04-19 (土) 20:17:23
      • （彼女の口から語られる言葉は余りにも唐突で。けれど、十分に在り得ると考えられるだけの真実味を帯びていた）
        （彼女は軽口は叩く。けれど、こんな冗談は絶対に言わない。付き合いは長くないけれど、そのぐらいは分かる）
        （だから―）

        …何で、私なの？……友達を、殺せだなんて（声が、震える。二度目の生を受けて。この姿になって。怖いだなんて思うことは無くなったはずなのに）
        （戦いの果てに相手のサーヴァントを打ち倒すことなら何度もしてきた。けれども。己の意思で、友人の舞台に幕を下ろすなど―）

        ―でも、やらなくちゃ…いけないんだよね。役者は舞台に幕を下ろせないから。誰かが、幕を下ろすしかない
        でなきゃ…アリィが消えても、アリィの物語は終わらない。きっと…未完のまま、何時までも想いだけが残り続ける
        （そしてその想いは聖杯を満たす糧となるのだろう。誰かに幕を引いて欲しかったという願いを吸って、聖杯はその歪な願望器としての役割を果たしてしまう）
        （ならば、ならばやらなければならない。それは、分かっているのに―）

        （<<幻魔>>を手に取って、強く握りしめる。震える切っ先の向こうにアリィを捉えて―）

        ………アリィのいじわる。なんで、こんなこと……。私に…

        （生前、誰よりも友人を。他人とのつながりを求めた少女が）
        （こうして友人に剣を向ける）
        （何て忌々しい脚本だろう。姿の無い演出家―）
        （舞台をコントロールする見えない何かの意思を感じながら、歯を食いしばる） -- ステイシア 2014-04-19 (土) 21:08:04
      • (最後はあっけないものだった)
        (腹部を剣に穿たれて、彼女は瞬く間に魔力へと還った)
        (今やアリィの声は聞こえない。時折聞こえるカモメの鳴き声が、遠く静かに響き渡る)
        (残されたのは少女が一人。他には誰も、そこにはいない) -- アリィ 2014-04-19 (土) 21:23:00
  • ’’運命は廻る'' -- 2014-04-17 (木) 20:50:48
    • げっっ

      (そんな言葉をぶつけるには、似つかわしくない人物が 公園でハトに餌をやっていた
      なら、何故そんな風に カエルを潰したかのような声を上げてしまったかというと
      とんでもない、粗相を見せてしまい 会わせる顔も、次にあった時どういう顔で対面すればいいのかも
      皆目まだまだ見当もつかない、思案の中にあるというのに 運命の悪戯か 二人はまたもや出会った。)

      どうも… ブレイズさん。

      (当然、無視して通り過ぎる根性は俺には無かった） -- 史楼 2014-04-17 (木) 20:50:55

      • ん……？

        （この男はすることがないのか。そんな言葉が出て来そうな男が
        公園でベンチに座り、鳩に餌を撒いていた。のどかな昼間にこうしてぼんやりしていたのだ。
        暖かな日差し、子供たちの遊ぶ声。出店でゆっくりしている大人や芝生に寝ている人もいる。
        聖杯戦争を通してこの男を見てきた者からすれば、似つかわしくない場所にいた）

        よぉ、史楼君か。この前はステイシアがすまなかったな。俺の体も調子が悪かったし、フォローできなくてすまなかった
        （そんなぼんやりとした、ゆるやかな口調で語り。戦うつもりなんかないから、ちょっと話せないかと）
        （ベンチの隣と、鳩の餌を薦めた） -- ブレイズ 2014-04-17 (木) 20:56:37

      • 俺も取り乱し過ぎましたし、しょうがないっすよ
        でもまあ、もうああはなりませんから すみません

        (声は出さずに、頷いて答えるが 隣を進められて)

        …失礼します。

        (と、誰に向けての言葉なのか 奇妙な遠慮をして座る) -- 史楼 2014-04-17 (木) 21:01:54

      • いいんだよ。俺もこう……体のこともあってか急いていた。時間も限られているという焦りもあったからさ。
        （あくびをしながら、平穏な空気に身を任せるようにゆったりとした時間を噛み締めるように伸びて）

        ここまで来たんだ。中々話す相手もいなかったしな。俺が何故聖杯を砕くことに……聖杯戦争自体ご破算にしようとしているか。
        ちゃんと話しておくのも、必要だろうと思ってさ。
        （中々相手がいなかったんだよ。そういう相手が、と苦笑いか微笑むのかわからないような曖昧な笑顔で自省するように顔を歪めて）

        さてさて……そうだな、史楼君。君はあれだ。「この戦い、犠牲はなるべく少なくしたい」
        というようなタイプの人間かな。今まで何人か見て、必要であればとか極力……のような人間は見てきたからなんだが。
        聞くまでもないかもしれないが、一応な -- ブレイズ 2014-04-17 (木) 21:08:59

      • 俺の気持ちだけでいうなら、不可能でもなんでも犠牲なんて出すつもりは無いんですけどね…
        なかなか、無理を通して道理を蹴っ飛ばすには 力が不足で、上手くいきませんよ
        全てをあきらめない、だなんて格好つけてますけどね
        (苦笑いを浮かべて)

        それと何か、ブレイズさんの目的… 聖杯を破壊することが 何か関係してくるんですか？

        (表情をそのままに、問い返すが 眼差しだけはしっかりと相手を見据えて) -- 史楼 2014-04-17 (木) 21:28:17
      • だろうな、わかるよ。
        なんとなくだが君は優しい。優しいことは弱さでもあるが……それが無ければ強くなれないし
        強くなっても優しさがなければどうしようもない。
        （うん、そうだよなと笑って）

        よし、では問題だ。
        『A君が聖杯戦争で優勝して願いを叶えました。
        　それを知ったB、C、Dはどう思うでしょうか。
        　この時A以外の人物は聖杯戦争に参加していた、或いはしていなくてもよいとする。』

        （史楼のその問いに返ってきたのは学習参考書に出てくる例題のようなものだった）
        （適当な棒切れで地面にAからD、そして聖杯のようなカップをカリカリ描いて図も示すようなもの） -- ブレイズ 2014-04-17 (木) 21:33:46

      • 俺は、なんつーか バカだし、鈍感なんで 人の気持ちを汲み取るっつうのが苦手なんですけど…
        たぶん… 祝福はされないんでしょーね 悲しいことに 勝ち取るっていうのはそういうことだろうから

        おめでとう、って言ってくれるやつも 居るとは思うけれどさ

        (問題の意図が読めず、あまり気持ちの良い内容では無いのも相まって
        図を見ながら、腕を組んで分かりやすい膨れっ面を見せる )

        Aの願いの内容にもよるし… 答えなんてあるんすか？ -- 史楼 2014-04-17 (木) 21:44:28
      • それで十分正解だ。君は気づいているからこそ真摯に考えて出せたんだ。
        人の心とか曖昧だから、断定はできない。ハッキリした答えを出せ、とは言ってないしな。

        Aの願いが何にせよ、君の考える通り祝福はされない。
        それが世界平和でも、全ての人の幸福でもな。
        何せ『何でも叶える願望器』とまで言われるものだ。
        最大公約数ではなく自分自身にしか叶えたい願いは書き記せないだろうさ。

        まぁそうだな、それで参加していた者の多くは諦めるだろうが……
        参加していない者や、また参加していたが急ぐ必要のでない者はこう思うだろう。
        『次は自分の手に聖杯を』とな。
        （そして、図に”新しい聖杯”を書き足してA以外から聖杯に向けて矢印を加える）

        ここまで来たらもう問題として聞く必要はないかもしれないが一応な。

        『次に聖杯戦争が起こったとき、聖杯を求める者達は
        　　　自分が聖杯を手に入れるためにに何を考えるか』

        （図に、また新しく書き加えられたのは…B’からD’）
        （それらはBからDに連なるように線を繋げられた……デフォルメされた人の記号） -- ブレイズ 2014-04-17 (木) 21:59:31

      • (頭が悪いと自覚しているだけに、正解と言われたのは良いが 納得が追いつかずに)
        (式を考えずに答えだけを出してしまった気分を抱え込む)

        ライバルを蹴落とすこと…っすかね
        (首に手を当てて、図に視線を落とす)

        それが延々と続く そう言いたいんですか
        憎しみや、悲しみが連鎖していくと… 世界平和を願っても。

        (答え合わせを待つ、が足で図に砂をかけてしまいたい衝動が沸いていた) -- 史楼 2014-04-17 (木) 22:16:36
      • それも正解。
        恐らく次回もまた、戦いが起きて命は奪われる。
        参加者だけじゃなく無関係な人もまた巻き込まれるだろう。

        聖杯で叶えることではないしな、世界平和自体人が解決しなければいけない問題だ。
        強制された世界平和はディストピアしか生まないよ。平和は作り上げるものだ。維持していくものさ。
        聖杯の力で世界が平和になったとされる世界でも……聖杯があれば、何も変わらん。

        さて、もっと根源的なことに移ろう。
        要は勝つこと、他より優位に立つこと……戦いは準備の段階から始まっている。

        例えばBは聖杯戦争に勝つために。
        マスターという存在の弱点を消すために……一度死んでも別の体が起き上がり、継続できるホムンクルスを作る。
        このB'というホムンクルスは少女の形をしていて、一見無力に見えるが何体も同じ体を持ち意識も記憶も共有している。
        （それは、史楼も知るエオという少女のこと。聖杯戦争のためにだけ作られた少女のホムンクルス）

        Cは聖杯戦争を自分の管理下に置くために小聖杯を作った。
        C’……小聖杯は聖杯の大本、大聖杯ではなく開催毎に必要な人型の器。敗北した英霊の魂を一時的に留め
        大聖杯への道を開くためだけの存在。ホムンクルス。今回はゼロという少女だった。
        （銀髪褐色の少女。史楼も知る、猫に餌を運んでいた少女）

        Dは人間を育てた。聖杯戦争のためだけに育て、そのためだけにD’という少年を育てて
        聖杯を取ることこそ全てだと教え込み、今も戦わせている。
        （それは誰ということでもない。いや、もう誰かは史楼自身がよく知っているだろう）
        （最後に、それらを書いていた木の棒きれを棄てて隣の少年に顔を向けた）

        史楼君、最初の問いに応えよう。
        犠牲は出続けているんだよ。最初の聖杯戦争が起きてから……今も
        そして聖杯が願いを叶えていく限り……これからも

        それは人間やマスターという存在としてだけじゃない。
        不死、存在自体がいわば英霊の座という場所に置かれているサーヴァントもそうだ。
        あれがある限り、サーヴァントはその人の未練を聖杯自体に利用されて戦い続けていく。
        聖杯がある限り、その望みを利用されて戦い続ける……

        だから聖杯を破壊するんだ。 -- ブレイズ 2014-04-17 (木) 22:41:15
      • それは…

        聖杯で救われる人間も居るということを…
        聖杯だけが救いだと思っている人間も居るということを…
        ブレイズさんはわかって言っているんですよね

        あんたが言っていることが大きく言えば、正しいのは分かります
        正しすぎて笑えないくらいに

        でもそれは強者の弁だ
        それを言って、あなたが人を踏みにじらないというのなら
        聖杯を失って、絶望する人々を一人一人手を差し伸べて
        アンタを恨み、怨嗟をぶつけてくる人間を真っ向から受け止めなきゃいけない

        聖杯を否定は、それを求める人間の否定だ…

        貴方は、ゼロをエオをそして俺を否定して
        尚聖杯を砕くと… そういうんですね

        (男の覚悟を確認するように、真っ直ぐな瞳を向ける） -- 史楼 2014-04-18 (金) 21:43:46
      • そうだ。
        今俺達がいる世界は、正しいから強い。正しくないから弱い。強いから正しい、弱いから正しくない。
        光があるから、闇があるから……というような簡単な世界じゃない
        故に聖杯という最も便利で簡単な手段が望まれる。

        だからこそ、俺は本当に救いたいと思い……今ここにいるんだ。
        君の言うとおり生半可なことではない。手を伸ばすことさえ恨まれ、憎まれ
        人の生々しい思いは、願いは人を殺すには十分すぎる。手を伸ばしても、殺意が返ってくることの方が多い。
        人では救えなくても手を伸ばさなければならないんだ。探さなければならない。時間の限られた中でも……
        そして、救えなかったとしても……手を伸ばすんだ。救えなかったのはお前のせいだと言われても
        ……本当に強かったら、踏みにじった方が早いと誰もが思うぐらいには困難であってもだ

        それでも聖杯を求めることを否定しなければならない。
        否定して、手を伸ばさなければいけないんだ。

        ただ人間を、存在を……可能性という未来を否定することはできない。
        生まれた理由も望むことも……過去が、どうしようもないことだとしても
        未来は変えていける。不安もあるかもしれないが、生きていけ
        ……今まで生きていたからこそ紡いできたものが必ず未来への支えになる。
        この戦争の全てを否定するが、そうした出会いは不幸中の幸いかもな。
        （ここで出すのは利用することに繋がるが故に出さなかった。救えた命の名前を）
        （小聖杯のために生み出されて、その機能に苦しんでいた少女の名前を）
        （彼女は助けることが出来た命だから……できなかった命もあるからこそ、出せない）

        未来を、可能性を信じるからこそ……その未来を歪めていく聖杯を砕くんだ。
        苦しむ人が一人でも救われるように、苦しまずに済む人が一人でも多く生まれるように

        （その真っ直ぐな瞳に向けられた……返す瞳は、研磨され続けたように強く）
        （磨き上げられたが故に強くある覚悟があった） -- ブレイズ 2014-04-18 (金) 22:20:02

      • (緊張の糸が切れたかのように、ふ と薄く笑いを浮かべる)

        やっぱり、ブレイズさんは強いんだな

        あんたがどうして、聖杯を砕こうとしているかはわかりました、理解もできます。

        それでも… 俺が納得するには
        背負った物が… 手放したく無いもが多すぎるし

        我侭を貫き通そうとしていた俺には、辛すぎる

        俺は、聖杯を獲って 誰かが不幸になるっていうならば、それを助けて
        次の聖杯の為に踏みにじられる誰かが出来てしまうならそれをぶっ飛ばして

        そういう風に、今全部は出来ないことに 力が足りないと分かりながら
        俺自信が、どうしようも無く弱くて無力な ただの人間だって知りながら
        這い蹲って、どうにか手を伸ばして伸ばして
        その中で掴んできたものを放さないように放さないように…

        貫いてきた道なんだ

        だから今さらそれを覆すのは
        (アドニス、マユルさん、エオ、爺さん、それにハイエナやリジェンだって)

        嘘つきになっちまう気がするからさ

        まだまだ… アンタの、言うことに 納得はできねーよ

        (立ち上がると、歩き出し 一度だけ止まる そこで言い残すように)

        だから、また… 話をしよう ブレイズさん
        きっと… 俺達は争わずに答えは出せるとは思うよ。

        (と 伝えて 振り返らずに去っていった) -- 史楼 2014-04-18 (金) 23:45:50
      • （もちろんだ。今度は……そうだな、君の話が聞きたい。また会おうと去りゆく背中に伝えて）

        （不意に転がってきたボールを蹴り、日常の喧騒の中に戻っていく）
        （それは全く別の方向から来ているのかもしれない）
        （どちらかが自らの歩いてきた道を振り返れば、歩いていく道を振り返れば）
        （そこに背中が見えるように）

        （我儘と、力がないと嘆きつつもそうではないと向き合って手を伸ばして足掻いてきた道）
        （伝えても、憎まれてもそれでも向き合って戦って傷ついても手を伸ばしてきた道）

        （誰かのために手を伸ばしてきた道であるはずなのに……その道は）
        （その道を歩いてきた二人の距離は、まだ遠かった） -- ブレイズ 2014-04-18 (金) 23:58:20
  • ──未来の意味は -- 2014-04-16 (水) 22:07:34
    • （アヴェンジャーと名乗るアサシン、《正義》との戦い……そしてアルヴィンの決戦を経て）
      （メディエイターとなったステイシアと共に今、拠点でぼんやりと過ごしている。戦いが続いていたから束の間の休みのためか？それとも……）
      まぁ、なんだ。参加者も残りわずかだし……今まで誤魔化していた部分は、解いていく方向のほうがいいかもな
      メディエイターになって変わった部分もあるだろうけど、変らない部分もあるだろうし
      （《正義》と戦ったあの時から料理は作っていない。味が分からなくなったのが大きい。メディエイターにその力を注ぎこむことで進行は緩やかになったものの）
      （人として感じられる部分が今はいくつか削られていた。いずれは治るだろうが……） -- ブレイズ 2014-04-16 (水) 22:13:51
      • （連戦に次ぐ連戦。そのどれもが正しく死闘であった。全力を尽くして戦い、勝利し、ここまで進んで来た）
        （互いに前だけを見ていれば未来が見えると思っていた。しかし）
        ―…向き合っておく、べきなんだろうね。お互いにさ

        （何を、とは言わない。言わないけれど伝わっていることだろう）
        （確かに己の身体はメディエイターとして生まれ変わり、大きく変化した。しかし、それ以上に―）         -- メディエイター 2014-04-16 (水) 22:25:19
      • ……人は、何故人生に。命に。意味を求めると思う。
        『どうして生まれたか』を求めているか……わかるか？
        （それは史楼のところでステイシアが吐き出した言葉。いや、彼自身も言っていた）
        （自分の生きている意味とは何かと嘆く史楼に、人生に意味がなかったと思っていると放ったステイシア）
        （二人が。いやステイシアが当初から抱えていた、その事について。遠回しだが直接的に話し始めた）
        それは誰もが自分が価値あるものとして、高めて尊いものだとしたいからとかもあるんだろうが……俺はそうだな、こう思う。
        自分の生に意味があると思わなければ、立てない程の人が殆どだから、とね
        ステイシア。あの時……君が俺に向かって自分の人生は無意味で戦うことしか意味を見いだせないといった時があったな。
        あの時俺が、正面から戦う事自体も意味をなさないと言っていたら……どうなっていた、どう思った -- ブレイズ 2014-04-16 (水) 22:38:20
      • ―（唐突とも言えるブレイズの問い。予想していなかった方向から殴りつけられた気分だ）
        （あの時、あの言葉で自分は救われたけれど。もし、もしもブレイズが言うように、そんな言葉を投げかけられていたら―）

        …それこそ、何のために自分が呼び出されたのか分からなくなってた、かな。ブレイズは自分の目的の為に私を使ってるんだと思ってたからさ
        それで、ブレイズの目的のために私ができることって、戦うことだけだったから。それも無意味なら…いよいよ壊れちゃってたんじゃないかな
        （想像してみて背筋が震える。今でこそ、願いを持ち、前を向いて歩いているがあの時は本当に自分の価値を見出すことに必死だった）
        （やっとのことで掴んでいたか細い糸を、主人に断ち切られたとしたら…それこそ、主人ごと自害していてもおかしくは無い。そう思った）         -- メディエイター 2014-04-16 (水) 22:51:35
      • あの時はそれでよかったんだろうな……何の解決にもなっていないが。
        ステイシアの経歴や生前を知っても尚……そうだな、どうすることもできないな。
        それはきっと誰でもそうだろう。過去を変えることはできない。
        できることなら過去に戻ってあの腐った連中を皆殺しにしてやりたいぐらいは思っているが……それでも何の解決にもならない。

        人を救う、人の為と戦いつつも俺はステイシア一人救えていないんだよ……全くな
        人一人救うことの難しさは重々承知している。どうしようもないくらい難しいこともさ
        人の人生の意味は元々こうだと決めることが間違ってるんじゃないかと思うよ。
        水が、森がどうしてそこにあるか意味を求めるように。今街を行きかう人々も、そこにいる意味を問う方がおかしいんだよ。
        それでもみんなそれを求める。だから応える。仮初でも一時的には楽になるからな……
        人を救うことも同じだ。その人が望むものを、望まれるように、その時に出せる最適な解答を出せば楽になる……
        最大的な解釈で言えば、聖杯と同じだな。あっちのほうがアヤフヤすぎて、毒性は高いが
        （言葉を零れ落すように呟き、流していく。その姿は炎とは言い難い。消し炭とも言い難く） -- ブレイズ 2014-04-16 (水) 23:33:42
      • （彼の語る言葉は全てが真実。全てが正しい。正しいけれど―）
        （あの時自分を引き上げてくれた手は。あの時縋ろうと思った光は、暖かさは其処にはない）

        ブレ、イズ……？（積み重なる違和感に思わず口をついて出たのは彼の名前。自分が知る彼の名前）
        （そこに居るのは、本当にマスター・ブレイズなのだろうか）

        ……確かに、ブレイズの言う通りだと思うよ。人を救うってことは。要するに…その人が望むことをしてあげるっていうのが一番手っ取り早いんだから
        私も、正直心の奥で望んでた言葉を貴方に貰ったから、立ち上がることが出来たんだと思う。……でも、でも…だからって
        （口を噤んだ。上手く言葉には出来ないけれど。彼の言葉に。自分が望んだ言葉をかけてくれる彼の姿に救われた身としては―）

        ……ねぇ、ブレイズ。貴方は……人を救いたいと思ったから、その人が望む言葉を、毎回違った言葉をかけていたの…？
        私にかけた言葉は……私が、掴もうと思った手は。貴方の手じゃなかったなんて…そんなこと、ない…よね？
        （聞いてはならない一言だったのかもしれない。けれども、膨らみ始めていた不安は。目を背けていた不安という名の風船は既に弾けてしまった）
        （胸中を満たす痛みに抗える程自分が強ければ、こんなことは聞かなかったかもしれない。けれど―）         -- メディエイター 2014-04-16 (水) 23:40:28
      • それこそ、今ステイシアの望む言葉を浮き立たせることにしかならない。
        ブレイズという存在『は』まさしくステイシアに望むように言葉を紡ぎ、手を差し伸べるだろうな。
        俺の存在はさておき。
        ブレイズという人が望む、人のためである役があるのならば。それは正しくある。
        正しく人を救うだろうさ……

        人を救うことは、人であるには重すぎる。小聖杯であったゼロが苦しんだように。
        俺が誰かを救おうと思えば……誰かの想いを力にすればするほど人間という器には役が過ぎてるんだ。

        人を呪えば穴二つ。では人を救ったら幾つ穴が増えるか考えたことはあるか？
        ただ、素直に。目の前の人を助けたいと手を伸ばして。救って……その先、未来に何が起こるか。
        何が起こっていくか。
        人を救うということは、救った人の未来にも責任を持たなければいけない。
        飢えた人にパンを渡すだけでその人は救われない。
        救った人は必ず善性であるとは言えない。救った人が、他の人を殺めて生きていくかもしれない。
        パンを渡し、その人が生きる道を示し、導いてこそ救うということになる。
        ……それも全て正しく導けて、正しく彼らが生きて行ってはいない。人間だからな。
        救うことは命を背負うこと。誰かの未来を背負うことだ。
        それは……何より重い。助け続けることで山の様に膨れ上がっていく。

        最初がどんな純粋な思いでも、人を助け続けるとそれは邪魔になり
        膨れ上がったそれらが、まだ手を伸ばす人たちがそれを擦り減らしていく。

        遅れたが、答えよう。
        どちらでもあるよ。俺の手でもあるし、俺の手でもない。
        俺が救いたいという想いの手でもあるし、救いを求める人が求めるブレイズと言う存在の手でもある。
        ……どちらでもあるし、どちらでもないか
        （ただただ、辛さを吐き出すような。それでも冷たくも正しい言葉が。）
        （表面的な、誰もが納得するような正しさではなく。現実的な生々しいものを見たが故のものがあった） -- ブレイズ 2014-04-17 (木) 00:12:20
      • ―確かに、そうかもね。救ったからってそこで終わりじゃない。救ったことによって起こることにも責任を持たなきゃいけない
        それは…人の身には余ることだよ。人は、自分の人生を生きるだけで精一杯なんだから。ほかの人の生にも責任を持つなんて、重過ぎる

        …でも。でも……それでも、私を救ってくれたブレイズは。私が握ったあの手は。……たとえその荷が重くても。それでも、目の前の人を救い上げずにはいられないって。そういう人だった
        今のあなたは…違うの？私が、変わったように……貴方も、ブレイズも…変わってしまったの？

        それとも……今此処に居るのは…ブレイズじゃない、別の誰かなの？
        人を救い続けるブレイズと。……その裏に隠れてたもう一人の誰か。…そういう、ことなの…？         -- メディエイター 2014-04-17 (木) 22:36:40
      • 変ってないさ。
        変っていないから、今ステイシアに話しているんだ。
        どちらも同じ、最初から誰かを救いたいと願って力を手にして……今ここにいるからこそ

        理想と現実は違う。理想の通りに戦い続ければ現実が俺を削っていく。
        理想の人たらんとすれば、人の生きた感情が……願いが俺を苛む。

        救いたい、救ってきた。手を伸ばす、手を伸ばしてきた……それは俺の理想
        俺がやりたいこと、俺の望むこと。でも掴む人は星の数いて、星の数より多い心の苦しみがある。

        わかるか、ステイシア
        その救いたいと言う望みが純粋であれば……強ければ強いほど
        現実と戦い続けることになる。俺はこれまでも、これからも変わらない。手を伸ばし続ける。
        笑えるよ。人を救おうとすれば、救おうとした人のエゴや欲望が俺を削る。
        俺が鈍感だったり、悪党だったら違ったのかもしれないけどな

        人が必要としているのは、助けたい俺という人間ではない。
        救おうと手を伸ばした存在なんだ。そうだろうステイシア
        君は俺の名前を知っているか……？マスター・ブレイズという誰が見ても人の名前ではない名前ではなく
        俺の名前を

        俺はこれからも変わらないよ。過去が消えて行っても……未来も変わらない ずっとこのまま、俺は歩いていくさ。
        未来に見える景色がどんどん過去になっていったとしても
        人を救い続ける限り、それは変わらない
        人が望み続ける限り、それは変わらない -- ブレイズ 2014-04-17 (木) 22:58:06
      • （それは正しくあろうとするが故の苦悩。正しさを胸に抱き、正しき道を邁進するからこその苦悩）
        （救われる人々は、「ブレイズ」を求めているのではない。あくまで「救ってくれる誰か」を求めているのだ）
        （人々は救いを求め、手を差し伸べてくれる人を思い描き、理想とし、手を伸ばす）
        （人の心がその理想を求めるのであれば、その理想に近づこうと。その理想の形であろうとすることが結果的に救いになる）
        （「救世主」の仮面をかぶり続けた結果、彼の心は決して誰にも触れられることは無く―）

        ……それじゃ、ダメだよ。…確かにね、私も…最初は助けてくれる誰かが欲しかった。ブレイズが手を差し伸べてくれたから、掴んだ。ただ…それだけだったよ
        でもね……それだけなら、私…きっと此処まで戦えなかった
        私がついて行きたいと思ったのは。私が支えたいと思ったのは……貴方だからだよ、ブレイズ
        隣で、色んな人に手を差し伸べて来たからわかるの。…私は今、素直に…貴方の力になりたいんだよ

        （そっと歩を進め、すり切れたブレイズを優しく包み込むように腕を回す）
        （目につく全てを救おうとし、人々から求められる存在を演じ、人々から求められ、感謝されても―）

        …ごめんね。向き合ってなかったのは、私もだった。……ずっと、一人にしててごめん
        （ぎゅ、と背に回した腕に力を込めて囁く。きっと、この正義の味方は。実のところ誰よりも孤独だったのだ）         -- メディエイター 2014-04-17 (木) 23:13:34
      • 聖杯戦争を通して、より強く感じたからだろうな。
        人のエゴ。願いに盲目な人々……救いを求める人、正義の味方を求める人。

        でも違うんだよ、俺はそうじゃない。
        俺は人間なんだよ……体を炎に変えて、戦えても
        人から離れていく存在になっても、どうしても人間なんだよ……

        史楼は言ってたよ。この戦いが終わったら一人になるって。

        それは俺も同じだ。また一人になって、また救うために戦って……
        人の為に戦えば戦うほど一人になっていく。
        こんな力を持つから人は俺に寄りつくわけはない。でも力が無ければ救えない。

        助けて、笑顔が見れて、送り出しても彼らは日常の中に帰っていく。
        そして俺はどんどん日常から離れていく。もう帰る家さえなくなった……
        過ぎ去って、どんどん変わって……全部色あせた写真になって
        それでも歩かなければいけない。これからもずっと……

        ステイシア、俺はずっと一人だ。これからも一人だろうな。
        辛い、苦しい、やめたいなんて……言ってはいけないからさ。
        それでも今この一時でも、聞いてくれてうれしいよ
        （涙は流せない。涙を流してはいけないから。ありがとうと、伝えることはできるけれど）
        （それ以上に今……少しでも、自分のことを知ってくれた人に感謝する以上にできることはなかったから） -- ブレイズ 2014-04-17 (木) 23:39:55
      • （何も、言えなかった。己の身は既に人の域を超越している）
        （だからこそ、人の世からはじき出され、人から逸脱していく彼に寄り添えるのは自分のような人間を逸脱した者ぐらい）

        ―ごめん、ごめんね

        （けれど―）
        （この身には終わりが定められている。この戦争が終わればこの二度目の生は終わりを告げるだろう）
        （聖杯戦争というシステムを利用して現界している以上、それは避けられぬ定め）
        （自分はこの戦争が終わると同時に、見たかった未来を垣間見て、満足できるかもしれない）
        （けれども、この青年はその先もずっと一人で孤独な英雄であり続けるのだ）
        （それを望まれれば、無意識に役割を演じてしまう程に。彼はどうしようもなく。誰よりも、優しい）

        （針の上を歩き、針の山の中で苦しむ人を救いあげたとしても、己はそのまま針の上を歩むしかない）
        （人が望む英雄の運命に囚われた青年を想い、ぎゅ、と回した腕に力を込めた）

        ありがとね、ブレイズ。私を…救い上げてくれて。私は……少なくとも私は
        ブレイズを……ううん、貴方を。貴方の優しさに…感謝してるよ

        （そんな言葉しか伝えることしか出来ないこの身を恨めしく思い、夜は老けていく）

        （窓から差し込む月光に照らされて―）
        （舞台の上で踊り続けるしかない、永遠の役者であることを己に課し、擦り減っていく青年と）
        （舞台を降りたにも関わらず、もう一度舞台に引き上げられ、閉幕までの間足掻くことをしか出来ない定められた命と）
        （舞台上の二人が辿るこの先の道。俄かに暗雲が立ち込めるその先。それでも、一歩を踏み出すしか自分には出来ないのだった―）         -- メディエイター 2014-04-18 (金) 22:40:52
  • ──人を呪わば穴二つ -- 2014-04-11 (金) 22:49:58
    • （肺が苦しい。喉が苦しい、砂漠の中を歩いているかのような体のダルさもある）
      （何が起きている、今までにない苦痛が湧き出てきている……おかしい）
      （今まで戦い続けて、こんなことはなかった。最近の連戦も続いたがそれも今まで無かったわけではない）
      （それがどうして……）

      ゴッ…・・ごふっ…・・げふっ……！
      （目が覚めた、意識を取り戻した俺は何を言おうとした。何を考えていた……今どこにいる？） -- ブレイズ 2014-04-11 (金) 22:52:10
      • ―っ！！ブレイズ、ブレイズ！！大丈夫！？
        （暫くの間うなされていたマスターがようやく目を覚ました。酷く苦しげな咳を零すその姿に、思わずベッドに駆け寄って）
        何処か、痛む…？あ、あの。どうすればいい？薬とか、買ってきた方がいいの？
        （何分人の看病などしたことがない。おろおろとブレイズのベッドの傍で狼狽えるだけ）         -- ライダー 2014-04-11 (金) 23:02:23
      • ……ステイシアか、悪い。今までこんなことなかっ
        （そしてまた、咳き込みつつも体を起こす。息をするのも辛い、だが動ける）
        病や毒ではない……俺達エフェクトマスターにはそういったものはかからないことになっている。
        （ステイシアを手で静止するように大丈夫だ、と伝えようとしてまた咳き込み）
        俺のことはいい、それより史楼はどうした。エオと一緒に帰ったのか？見送ったところまでは覚えているんだが……
        クソッ、折角アドニスを送り出す話になっていたのになんてザマだ。
        アルヴィンはまだ外に買い出しに行ったままか？いつまで遊んでいるやら……キリルと仲がいいのはいいことだが -- ブレイズ 2014-04-11 (金) 23:05:48
      • ―（言葉が、出ない。何を言っているのか分からない。彼は、彼は何を見ているのだろう）
        何、言ってるの…？さっきまでニーナと、あの子のサーヴァントとお話して、それで…喧嘩別れみたいになって、突然倒れたんだよ…？
        史楼は此処には来てないし、エオももうここには来ない。アドニスも…聖杯戦争から降りたんだよ？
        アルヴィンとは……此間、戦って…勝ったじゃない。どうしたのブレイズ。……ホントに、大丈夫？         -- ライダー 2014-04-11 (金) 23:13:21
      • ……（言葉に詰まった。ステイシアは何を言っている？確か今日は）
        アドニスを送り出す……ハイエナを倒したから……安心して、送り出せるから
        送別会の話じゃ……（思い出せ、思い出せ。何があった。何をしている）

        あぁ、そうだった。確か喫茶店で彼らと出会って喧嘩別れになったんだな
        すまない……最近疲れているのかもな
        （訂正するも、その口からでた言葉すら自分でも何を言っているのかわからなかった）
        （彼ら？違う、あの時二人いたが、俺が話していたのは少年一人だった。名前を聞き忘れた……）
        （何を言っている？何がどうなっている？今何が起きている）

        彼らにグリードのことを伝えるのは早かった
        やはり共に戦うなら彼らしかいない。
        まずセアラ君のところに行き、アーチャー、サーフさんと共に決行日の打ち合わせを…… -- ブレイズ 2014-04-11 (金) 23:19:31
      • ち、違う。違うよ！喫茶店であったのは最初の時の話でしょ？…あの後、向こうから此処を訪ねてきたんだよ？それで、お話して…
        （ダメだ。噛み合わない。絶望的に。彼が語る言葉全てが理解出来ない。彼は一体何を―）

        しっかり、しっかりしてよ！！サーフさんは私たちが倒したんだよ！？ハイエナにやられて、最後に私たちの背中を押してくれたじゃない！
        それまで……あの時の決意まで、忘れちゃったの……？         -- ライダー 2014-04-11 (金) 23:44:20
      • （サーフさんがハイエナにやられた？何故？あの人が？いや、そうだ）
        （あれで確か彼は救われた、聖杯戦争に参加しているアーチャーという英霊はあれで救われたのだ）
        （だからあれでよかった。そう、あれが最善の救いでだからこそ今俺はここにいる）
        （自分を正す。姿勢を、心を、いや正されていく。なぜなら……）
        （嘆きが聞こえる。響く、苦しみ、辛さ、悲しみから解放されたいという軋む心の叫びが）
        （行かなければならない。この声は知っている。彼女が求めている）

        この声はゼロだ。何があった……この気配、尋常ではない

        （先ほどとは打ってかわって、それが確かだと。咳も熱も……いや体のダルさすら消えて）
        （ベッドから飛び降りてコートと武器を取る。戦いにならなければいいが、そうならないのが聖杯戦争）
        （あの過去を失い、過去を取り戻そうとする少女のために……向かわなければいけない）

        行こう、ステイシア！ -- ブレイズ 2014-04-11 (金) 23:51:32
      • ゼロ、って…えっ、ちょ、ちょっとブレイズ！！（先ほどまでの苦しそうな表情など無かったかのように駆け出すブレイズ）
        （その姿は何時もの見慣れたものであり、見る限り意識も、記憶もはっきりしているように思える）
        （先ほどまでの記憶の混濁は一体なんだったのか。彼の身体の変調は一体何が理由として引き起こされたのか）
        （胸に楔を打ち込まれたかのように心は晴れない。けれど、けれども彼が行くというのなら）
        （誰かを救うために戦うというのなら、それに従わない理由は無い。自分は彼のサーヴァントであり、何より―）
        （誰かを救うことで少しだけ。ほんの少しだけ、未来に立ち込める暗雲が晴れるような気がしたから）
        （ちくり、と胸を差す微かな不安に気づかないフリをしながら、自分もまた彼の後へと続くのだった）         -- ライダー 2014-04-12 (土) 00:02:10
  • (マスターと共に、以前聞いていたブレイズ達の滞在先に赴く)
    (最初に邂逅してからしばらくの時が経った。仕切り直しというわけではないが)
    (恐らく専守防衛・民間人は巻き込まない。というマスターの方針と一番同調できる所がある彼らともう一度話がしたいと思ったのだ)
    さて、ここのはずだな。行こうマスター…カフェの方がよかったと思うか？
    (傍らにいるマスターに一応尋ねておく) -- セイバー・エラー 2014-04-09 (水) 21:21:17
    • （お互い会っていない間に変わったこと、変わっていないこと、それぞれがあるはず）
      （それらの確認も含めてこうして訪れたわけだが）
      ううん、せっかく連絡先もらってるし、行くのがいいと思うの
      彼らが言っていたことが本当ならば、何も臆する必要はないはずなの
      （そう言って正面から堂々と尋ねる） -- ニーナ 2014-04-09 (水) 21:27:02
      • （そう。そして宿屋の主人にはすんなりと通されただろう。特に子供や、若年層には警戒していないのか）
        （それとも通すように言いつけてあるのか……何の障害もなく、迎え入れられて）
        （何の警戒もしていないエプロン姿のブレイズが出迎え、茶を用意してテーブルにつかせていた）
        以前は粉末のしかなかったが最近はもっとマシなの頼むって言われてさ……
        （割かし適当に紅茶を入れる姿に不安を覚えるかもしれないが、そこそこのものが出てくるあたり熱の加減は心得ているようで）
        えぇと……なんだっけ、アップルパイの造り方を聞く……んだっけか？ステイシア
        （隣席の相方になんでだっけ、と冗談ともボケともつかないようなことを問う） -- ブレイズ 2014-04-09 (水) 21:39:34
      • （ステイシアはと言えば、椅子に腰かけ一人でお茶菓子に手を伸ばしていて。此方も警戒など全くしていない）
        （以前に見せた淀んだ瞳など何処へやら。もぐもぐとお茶菓子を次々と平らげつつ）
        …アップルパイ振る舞って聖杯戦争皆でやめようパーティ開くって話？すごいねそれ
        （表情を変えずにブレイズのジョークを皮肉る。7つ目のお茶菓子を手に取り、ちら、と来訪者二人にようやく視線をやって）
        ………要る？（今更）         -- ライダー 2014-04-09 (水) 21:47:39
      • (マスターの言葉に頷きつつ、度胸が出来たなと内心頼もしく思ったり)
        (あまりにもあっけなく通されるので少々拍子抜けした。というか素直に驚いた)
        (テーブルに招かれ、エプロンをつけたブレイズ。戦争と乖離した風景)
        …紅茶の入れ方ならニーナに評価を任せようか。この点だと俺も及ばないのでな
        (こちらもそんな余計な言葉を挟めるようになったし、そして一番目を見張ったのが)
        (ライダーの姿。何があったか分からなくても、一目見て感じ取れないはずがない…ブレイズが変えたのかとそちらを見)
        ああ、貰おうか…俺は一つでいいから。その分マスターが食べる
        (何をしにきたか忘れかけた返答をしてから、本来の目的を思い出すが…もう少しだけ待つかと今は口を噤んだ) -- セイバー・エラー 2014-04-09 (水) 21:53:44
      • （来るところ間違えたんじゃないのと思う扱いである）
        ………？
        （紅茶とかアップルパイとかやっぱり違うとこに来たんだと思う）
        うーん、住所間違えたかな…？
        （お土産のバームクーヘン抱えたまま首を傾げる） -- ニーナ 2014-04-09 (水) 21:58:49
      • いやしかし、今までのことから考えればそういうのもありじゃないか？
        大体話す時は何かしらお茶しながらだろうしさ。それに折角来てもらったんだから……
        あぁすまない。この格好はほら、あれだ。夕食の支度をさ……ん〜〜最近味にうるさくなってきたからなぁステイシアも
        ただ適当に煮込むだけだと言わなくても「また？」みたいな顔をするよな……
        ほら、あの前のパスタソースもさ……香りが強いねってことだったろあれ
        （そういいつつ紅茶に砂糖をざーっと入れて口にしているわけだが）

        いや、どうしたんだ。ニーナ君……？体調でも悪いのか
        以前見たより大きくなっているだろうから成長期特融の骨の痛み……？
        （すまない、ここらの医者は知らないんだとサーヴァントとその連れのような形になりつつある姿に返す）
        （彼ら二人の戸惑う姿、その真意にはさっぱり気づかずに）
        あ、このパイ生地使ったドライフルーツの菓子は俺が作ったんだよ -- ブレイズ 2014-04-09 (水) 22:06:12
      • どうせ食べるんなら美味しいものがいいじゃん？私我儘になるって決めたもん。食事は人生に彩を添える最高のスパイスだよ。あ、これ名言っぽい
        （戸惑う二人に対して此方は呑気なものである。聖杯戦争などという闇とは全く無関係にすら思える、ごく普通の日常―）
        このブレイズ手作りのお菓子美味しいからおすすめだよ。私がどんどん食べるからブレイズもどんどん作るんだこれ。その度に味が良くなっていって…これは…永久機関…
        （もぐ、とブレイズが指したお菓子を口に運び）……あれ？そういえば何しにきたの二人とも。何か話があるんじゃないの？         -- ライダー 2014-04-09 (水) 22:20:07
      • (何か今。さらっとサーヴァントの名前が出てきた気がするのだが気のせいか)
        (彼らが緩みきっているのではないだろうが、ここまでナチュラルな対応を取られると面食らうのである)
        (マスターも、普段は対話を求めて会話をかける側であるはずなのに、戸惑っているし)
        我々もそれなりに平和を甘受していたがこう、他の相手の住居にきてまでこうなるといや、これは中々
        (嫌がる素振りはなく、まあ戸惑い半分苦笑半分か)
        料理についてはマスターに仕込んでやって欲しいレベルだが…負けてるぞニーナ
        いい変化なんだろうが、ニーナの姿以上に変わったな君…雰囲気が華やかになってるぞ
        (そんなライダーの助け舟？に感謝しつつ)
        そうだな、ブレイズ、君も座って落ち着いたら話を切り出すとしよう。いずれまたこんな風に和やかに過ごすために、聖杯戦争の話を
        (情報提供という意味では二点くらいしかないがね、とすまなそうにしつつ。主にブレイズとニーナの体勢が整うのを待つ) -- セイバー・エラー 2014-04-09 (水) 22:28:10
      • ああうんそうだね負けてるね
        （状況適応力はきわめて低いのかもしれない）
        （というよりもまさかここのペアがこんな風になってるとは思ってもみなかったというのが大きい）
        （もう完全に何しに来たのかなんて忘れた） -- ニーナ 2014-04-09 (水) 22:39:06
      • 色々あるさ、暮らして行けば変化もあるし色んな人に出会えばそれもさ。
        あぁ、そうだった。いやこのチーズもパイと合うからまってくれ、今切るから
        （そういってチーズブロックを切って皿に取り分けてようやくエプロンを外して席についた）

        えぇと改めて。なんの話だったか……？
        豆のスープに使う豆をもらいに来た……様子ではなさそうだな -- ブレイズ 2014-04-09 (水) 22:45:17
      • （席に着くマスターを横目に見て、改めて対面の二人に向き直り）
        …聖杯戦争の話か。…私たちのスタンスは変わってないよ。この儀式を終わらせるっていうのが目的
        ……そっちは？やっぱりまだ聖杯を目指す気持ちは変わってないの？         -- ライダー 2014-04-09 (水) 22:50:28
      • そちらは変化なし、か。俺自身のスタンスの変化はは一歩進んだ程度だが…スタンスの話は先にマスターにして貰おう
        (話を進めてくれたライダーに感謝しつつ、そう答え)
        (マスターのほうを向き)
        マスター…ニーナ。そろそろしゃきっとしないか、呆けている場面ではないぞ
        (肩を軽く叩いて元気付ける) -- セイバー・エラー 2014-04-10 (木) 20:28:18
      • え、ええ…だってすごい緊張してたのに…こんなのって………
        （初対面が初対面だったのでブレイズにやや苦手意識を持っていた）
        （だからこそこうして会いに来るのには戦闘とは違う勇気が必要だったわけだが……）
        まさか、こんな風に…こんなに変わっちゃってるなんて思いもしなかったの！
        二人とも余裕が出たっていうか、んーと…なんか、そういう……
        料理してるなんて、しかも私より上手だなんて、本当に驚いたの！！
        緊張して損したの
        （全部暴露して緊張が取れたのか、席について薦められるままパイとチーズを頬張る）
        ………やっぱりおいしいし！
        （もっきゅもきゅ　あっという間にリスの出来上がりである）
        こっち、も、スタンスに大きな変わりないよ？　積極的に争わない、でも、聖杯は諦めてないの（もっもっ） -- ニーナ 2014-04-10 (木) 20:38:01
      • そう、か。サーヴァント、君が以前言った通りこの聖杯は疑わしいものだ。
        それでも……君は、彼女を手伝うのか。聖杯を使う、聖杯戦争に参加することだけが解決策だとし……
        二人とも、よく、考えてのことなのか。それは……本当に聖杯しかないような願いなのか。
        教えてくれ。一体、何を願うというんだ。まだ見ぬ……曖昧なものに
        （時折咳き込み、紅茶を喉に入れて休み休み言葉を紡ぐ。大丈夫だ、問題ないと伝えつつ）
        （最近どうも喉の調子が悪い。持病か何かか、それともこれまでの連戦がたたったか）
        （だが今それより目の前の二人のほうが心配だ。どちらも優しい、優しいが故に二人をこれ以上……） -- ブレイズ 2014-04-10 (木) 21:00:29
      • ―？（咳き込むブレイズをじ、と見つめていたが、彼の言葉が終わったとみれば二人組へと向き直り）
        ……私たちは、人の願いを乗り越えて前に進む覚悟をしてる。どんな切実な願いが立ちはだかろうと、それを乗り越える覚悟は出来てる
        …相手の願いを。骸を踏みにじって願いを叶えるんだもん。貴方の願いは…それに足るものなの？
        （この温厚そうな、いうなれば陽に属する二人がこの邪悪な儀式を使ってまでかなえたい願いとは何なのか）
        （それを、確かめておきたくて―）         -- ライダー 2014-04-10 (木) 21:11:55
      • (『マスター。悪いが少し本音で語らせてもらう、話の流れを独断で変えるかもしれないが…後で信じてくれると思っている』)
        (ブレイズの咳き込む様子に、少し目を細める。消耗しているのか…)
        その答えは否だ、ブレイズ。俺は、根本に聖杯への疑念がある。
        あの時語った、聖杯への疑念と、そんなあやふやな物にマスターの望みを全て賭ける気にならないというのも、変わっていない
        これは、マスターが聖杯を望んでいても、だ
        俺自身の願いは相変わらずない。だが、ここまで聖杯戦争に参加して、一つ考えを進めた。
        願いとは違うが、俺は聖杯とは何か。それを検めねばならないと思っている
        俺はマスターを助けると誓っている。その剣になると。ならば、マスターが願いを聖杯に託せるのかどうか、聖杯は託すに値する物なのかを
        この手で確かめなければならない。他の誰かの目ではなく。参加した責任として。何より、マスターより俺は、俺であれと言ってもらった恩に報いる為に
        俺は、俺が事故を起こしてまで召喚された意味を知りたい(生まれてきた意味を知りたい)
        …ブレイズ。君とてまさか、ただ単に現出した聖杯を壊せば聖杯戦争を壊せる、今後も続くであろう聖杯戦争まで含めて止められるとは思っていまい？
        (ただ、優勝して聖杯を砕いていくだけでは単なるいたちごっこだ。さすがに、それだけを求めているとは思わなかった)
        (聖杯とは何かを知る必要があるはずだ。と尋ねる。この点で折り合えるなら、共闘の可能性を見出せるのではないかと期待しながら) -- セイバー・エラー 2014-04-10 (木) 21:30:13
      • （頬張っていたパイを飲み込み紅茶で喉を潤す　なるほど、無骨な淹れ方をしていたのに味はおいしい）
        願いの価値を測るなんて、それこそ意味の無いことなの
        客観的にどんなにくだらないと思える願いであったとしても…当の本人にとって切実な願いなら…どんなあやふやな物であっても少しの光明が見える限り縋りたくなるものでしょう？
        でも誰かを手にかけるのはやっぱり悲しいことなの
        私はあなたたちみたいに真っ直ぐではない……矛盾がいっぱいあると思う
        （『大丈夫だよ、言いたい事があるなら言った方がいいの』）
        矛盾の中で、いっぱい悩んだよ
        だからこそ確かめてみたいの　セイバーが言うみたいに　聖杯って本当は一体何なんだろうね？
        （『それは的外れではないのだから』） -- ニーナ 2014-04-10 (木) 21:51:37
      • （二人の言葉を聞いて、喉がさらに詰まった。苦しげな顔を浮かべるも一瞬固まり）
        （止まり、飲み下すようにそれは降りた。そして定着していく……）
        （言葉を出さなければいけない。返さなければいけない。彼らを救うために）
        （そう、矛盾とかではない願うことで犠牲を容認するのは間違っていると）
        （聖杯がなんであれそれに頼るのはおかしいと）
        （ステイシアも、サーヴァントも、ニーナも……もしかしたらブレイズがそう言うと思ったかもしれない）

        お前には失望したよ、サーヴァント

        （しかし、その言葉は違った。ブレイズからでる言葉は恐らく今までこの戦いで彼を見てきた人からすれば）
        （到底想像し得ないものだったろう。鏡にような、それ以上に冷たく）

        マスターのためというのはわかる、それは誰か人の為であると共感できることだ。
        お前が言う召喚された意味というものがあるなら、それはニーナのためといってもいいだろう。
        だがお前はそのために何をしてきた……？聖杯が、いや聖杯戦争がそもそも何か調べてきたのか？
        よもや茶会ばかり繰り返し、そこの子供の遊び相手しかしてこなかったわけではないよな

        お前はサーヴァントである前に、大人として子供を諭し導く役目があったろうに
        それを見越していたら……全く、泥遊びを無邪気にする子供を助長させていたとは

        我々は聖杯戦争が、聖杯がどんなものか偶然であっても知り得た。
        それが子供の泥遊びには過ぎた器であることも、止めるべきものであり破壊するべきものであることも

        （ただ淡々と、目の前の二人の愚に呆れ果てていた） -- ブレイズ 2014-04-10 (木) 22:08:03
      • ―（マスターの吐いた言葉に思わず目を見開いて彼の姿を見直した。この青年は本当に自分の知っているブレイズかと。一瞬、本気でそう思ってしまった）
        （自分の脳裏を過った考えを振り払うように小さく首を横に振り）
        ブレイズ、言い過ぎだよ。一応…この二人はこの二人なりにやることがあったんだろうから
        最初から聖杯を砕くつもりで動いてた私たちと、認識に差があるのはしょうがない
        （マスターの強い言葉を取り繕うように付け足して）

        …でも、ブレイズの言いたいことは分かってもらえたと思う
        私たちは…聖杯について貴方たちが知ってること以上のことを知ってるの
        だからこそ…貴方たちの願いを叶えさせるわけにはいかないし、諦めるつもりも無い
        前に進みたいから。…見たことのない未来を見るために私たちは聖杯を砕く
        戦って戦って、ようやく見た景色が、聖杯の闇で歪められたものなんて…悲しいからね         -- 2014-04-10 (木) 22:27:04
      • (その言葉は、重くセイバーを貫いた)
        (しばし、瞑目する)
        (反論がないわけでない)
        (過ごしてきた時間が無為だったとは思わない。何もない自分には、互いを理解する時間が必要だったと思っている)
        (それでも。今大事なのはそこだけではないのだ)

        中途半端な覚悟で聖杯を知る君達を利用しようとした浅ましさを謝罪する
        (マスターはともかく、自分にそういった意図がある事は明かす。見透かされていたのだとしても)
        (『すまないなマスター。ここは俺の負けのようだ。一旦考えを纏め直したい』)
        (ブレイズにもライダーにも返せる言葉はそこまでしかなく。残りはマスターに託すしかなかった) -- セイバー・エラー 2014-04-10 (木) 22:59:04
      • ………
        （言いたい放題言ってくれるなぁとか）
        （願いにも犠牲にもモノサシなんてないのにとか）
        （そこまできたらもう完全にあなたたちの都合じゃないとか）
        （色々あるのだけれど）

        （何よりも）

        （強い叱咤の言葉に「そんなことはない」）
        （「私たちの歩んできた道は決して軽く扱われていいものではない」）
        （そう言い返し説得させる言葉をセイバーが紡げる程の関係を、絆を、セイバーと築けていなかった事が辛いのだ）
        （これでは私が千の言葉をブレイズへと言い返したとて　セイバー自身の救いになりはしない）
        （事実が伴わないのならば子犬がきゃんきゃん吠えているのとなんら変わりはしない）
        （セイバーが「負けた」と感じるのなら、誰よりも、セイバーと向き合わなければ）
        （足りないと思っている部分があるのなら埋めなければ）

        （目を閉じて耳を塞いで知らない振りをして無邪気に過ごすこどもの時間は終わった、そうでしょう？　ニーナ）
        （この少しだけ大きくなった手足と、少しだけ近づいた距離で）
        （向かい合って、支えあう）


        （ふう、と息をついてからライダーに視線をやり、次いでブレイズにやった）
        言いたいことはよくわかったの
        お叱りもかねがね、理由はどうであれ結果的に私たちは聖杯の真実に近づく努力を怠った…これは事実
        気づかせてくれたことには感謝するの
        そしてあなたたちのスタンスが未だ変わらないものだというのも分かった

        （『ねえセイバー、あなたが負けたと思ってしまう理由は他でもなく私にあると思うの』）
        （『これはとても悲しい事実だけれど、……けれど』）
        （『この役目、私以外に渡すつもりはないの』）

        （席を立ち、土産として持ってきた菓子をテーブルに置き）
        対してこちらからあなたたちに提示できるものはといえば、この有様
        申し訳ないけれどこれ以上会話をしても今導き出せるものは何もないの
        だから、引かせてもらうね？

        （セイバーが所持している<<夜の雫>>(ユニスクライオ)に触れ、それをトリガーとして仕込んでおいた魔術を起動）
        （…やはり前と勝手が違う　眉間に皺が寄る）
        （けれど帰り際くらいは見栄を張りとおしてもいいと思う）
        （魔術回路に魔力を流し込み強制発動――――）
        （空間転移）

        （二人の姿は僅かな魔力の余韻だけを残して、消えた） -- ニーナ 2014-04-11 (金) 00:01:45
      • （そのまま入ってきた時と同じように出て行けばよいのに）
        （きつく言いすぎただろうが……それでもまだ、伝えなければいけない）
        （だからこそ頬を叩くような言葉で、目を背けるな、安穏とするなと……）
        （そして彼らにとって本当の救いとは、あの二人ならできると）
        （彼らが完全に消えた後、言葉に出そうとして）



        （そのまま糸の切れた人形のようにテーブルへ倒れ伏す）
        （テーブルの上のものをひっくり返し音を立てて……意識を失った） -- ブレイズ 2014-04-11 (金) 22:25:38
      • （彼らともきっと話し合えば分かりあえた筈。けれど歩む速度が。互いが向いている方向が違いすぎた）
        （でも、信じたい。お互いの道は互いに一つになると。どんな道のりを辿ろうと、きっとたどり着く答えは同じだと―）

        …大丈夫だよね、ブレイズ
        （そういって振り向いた瞬間であった。どさり、と音を立ててマスターが床に倒れ伏すではないか）
        ―！？ブレイズ、ブレイズ！！ちょ、ちょっと！しっかりして！！
        （声をかけ、身体をゆすっても彼が起きる気配は無い。二人を呼び戻そうにも彼らは転移魔術で去って行った）
        （獣を呼び出し、片手で何とかかんとかベッドへと運んでいくのだった―）         -- 2014-04-11 (金) 22:44:40
  • ──瓦礫城　昼 -- 2014-04-07 (月) 21:41:37
    • （雑踏の中、気配を探しつつ歩く。それはマスター探索でもサーヴァント探索でもあり……何よりグリードというサーヴァントを探すことを目的としたもの）
      （グリード達との戦いを経て、瓦礫城から襲撃している……それか瓦礫城に連中のマスターがいると出現地点から割り出してのことだった）
      （ゼロとの探索の時は彼女の記憶についてだったが……今回は違う。グリードを探しだし、マスターの居場所を探し出す。そのために来たのだ）
      ≪ステイシア、そちらでは何か感じられないか。俺の方も探っているがこういう場所だと欲望が強い雑念が多すぎる≫ -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 21:44:43
      • <<―こっちもダメ。何か変な感情とか、変な気配とか…色々混ざり合ってて。魔力感知がうまく働かない。…あんまり、好きじゃないかな、この場所>>
        （ブレイズの問いに答えを返し、眉根に皺を寄せる。元来ライダークラスは其処まで魔力探知に長けたクラスでもない）
        （直感スキルを持ったサーヴァントであれば、この中でもある程度は敵の気配を察知できるのだろうが―）
        （霊体化した状態で周囲に気をやるも、此処は余りにも雑念が多すぎる）

        （行きかう人の欲が渦巻くこの城は、正に「グリード」という組織の隠れ蓑としては最適なのかもしれなかった）         -- ライダー 2014-04-07 (月) 21:50:45
      • （やみくもに雑踏をかき分ける中、どちらともなく、ふと、少女の姿が目に留まる）
        （もちろん瓦礫城の内部はどこも人でごった返しており、ただの少女であれば――多少耳目を集める容姿であろうと――気にすることでもないが）
        （少女は、明らかに綺麗すぎた。容姿ではなく、被服が。貧民のごった返す雑踏の中では場違い過ぎたのだ）
        （そして場違いな少女は、これまた場違いな、あまりにも無邪気な笑みを浮かべ、二人を手招きする。そう、少女の瞳は明らかに二人を捉え、二人を見据えた上で手招きしてみせた）
        （あなたがたは少女の消えた路地へと後を追ってもいいし、薬物中毒の気触れか何かだと断じて無視してもいい） -- ？？？ 2014-04-07 (月) 22:01:57
      • ≪あれは……！≫
        （この瓦礫城に似つかわしくない雰囲気、違和感……いや、それ以上にこの雑踏の中でも悠然と歩いている）
        （わざと気配をこちらにだけ向けて、誘っている。そんなことができるのは……そして、その気配は間違いない）
        ≪どうやら向こうからお出ましのようだ。行くぞ！≫
        （霊体化したステイシアに実体化を促しつつ、少女の後を追う……） -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 22:08:10
      • <<―わかった！>>
        （少女が消えた路地へと駆け出したブレイズの隣。走り出すブレイズの靴音に合わせ、何時しか義足の音が加わり、傍らに包帯だらけの少女が現れた）

        （少女から立ち昇る罠の香りはあからさま過ぎる程。だけれども行かないわけにはいかない）
        （何故ならば、自分たちはマスターとサーヴァント。聖杯戦争の参加者であり―）

        （己のマスターが「ブレイズ」という青年であるが故に）
        （罠が待ち受けていようと。それを操るのが悪しき者共なら、罠ごと砕いて進むのがブレイズという男）
        （そして自分は彼の武器となるべき存在。未来を望む確固たる意思を備えた矛として、二人は混沌が手招きする闇の中へと―）         -- 2014-04-07 (月) 22:19:29
      • （人を人でこすり合わせて洗うかのような密度の中、包帯ぐるぐるの小柄な少女が突然現れようとも、そんなことまで気の回る者はおらず）
        （果たして誰にとってか――首尾よく、あなたがたは人気のない路地裏に佇む、件の少女を発見するに至った）
        ……ふふ。本日はわたくし共のステージへお越しいただき感謝いたしますわ、マスター・ブレイズ様と……ライダー様、でよろしゅうございましたかしら？（屈託のない笑み。まるで舞踏会を主催した貴婦人のように、恭しく礼をしてみせる）
        わたくし、『グリード』所属のハニーガイド(ミツオシエ)と申しますの。よろしくお見知り置きくださいませね？
        本日の用向きは他でもありませんわ……『グリード』を探ることはおやめなさいませ。
        わたくし達を探ることはお互いにとって百害あって一利なし、あなたがたに不利益を押し付けるのみですわ
        一言「yes」と言っていただければ、わたくし共も不必要な干渉はいたしません……あくまで「不必要な」ことのみですがね（くすくす。鈴の転がるような音色、とはこのことか）
        淑女としては品のないお誘いであったかも知れませんが、誠意は込めているつもりですわ。いかがでしょうか？ -- ハニーガイド 2014-04-07 (月) 22:34:17
      • これはどうも。グリードにも社交的(エレガント)なヤツがいたとはな
        （冗談とも真面目ともつかない返事はさておき、その鋭い瞳は目標を見つけたとばかりに燃え盛る）
        （この手腕、そして精神性……ある程度予想はつく。ハイエナ同様かはわからないが幹部に匹敵するような敵）
        （でなければこうしてグリードを探している我々の前に出てこない。門番というよりも……）

        断る。

        俺達の名前を知っているなら既にそんな戯言に意味はないこと、わかりきっているだろう。
        貴様らの企み……そして貴様ら自身一人残らず砕く！
        （番犬。まさしく瓦礫城を探索してのこと……つまり、近い。近い故に……何にせよ連中に俺達を生かして帰すつもりはない）
        （最終防衛か、それとも警報装置かは知らないが嗅ぎつけたものがいるならば喉笛噛み千切るのが役目）
        （戦うことは最初から決められていたのだ） -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 22:51:18
      • …そういうことだから。誰が相手だろうと、どんな交渉を持ち掛けられようと、貴方がグリードである以上、戦わないなんて選択肢は無いよ
        選ぶのは私たちじゃない。……此処で逃げ帰るか、此処で私たちに倒されるか。選ぶのはそっち
        （ブレイズの強い言葉に頷き、カツン、と義足を鳴らしてブレイズの前へと歩み出る）
        （その瞳に迷いはなく。以前グリードに向けたような煮えたぎった黒い殺意も無く）
        （ただ眼前の壁を打ち貫くという、燃えるような闘志がハニーガイドを射抜く）

        さ、どうする？…どっちにしろ、逃がすつもりはないけど。貴方がグリードである以上、ね
        （左腕をハニーガイドに向けて構え、問う。不審な動きがあれば即座に行動出来るよう―）         -- 2014-04-07 (月) 23:01:02
      • ええ、人と人との交流(コミュニケイト)は、なべて言葉より始まりますから。言葉より先に拳……なんて野蛮なマネ、わたくしにはとてもとても（ころころ。顔も仕草も、全て無垢な少女そのものではあるが）
        ……（二人の返答を受け、悲しそうに眉をひそめ、大仰に首を振ってみせた。今に限ったことではなく、先だってよりの彼女の仕草はどこか芝居がかっており、言いようのない嘘くささを漂わせる）
        残念ですわ……とても、とても残念に思います。わたくしの言葉に頷いてさえいただければ……
        あなたがたのようにお似合いの二人を……殺さずにすんだのに（瞬転、ハニーガイドの声が低くなる。子供が見栄を張ってドスを効かせたような、可愛らしさの抜けぬ声ではあるが）
        （そして、懐から豆鉄砲のように貧相な拳銃を取り出し）
        シュラーイク！お仕事の時間ですわ！（叫びながら、ライダーめがけて撃ちかける） -- ハニーガイド 2014-04-07 (月) 23:25:33
      • （ハニーガイドの甲高い声と銃声が路地裏に響き渡った、その時）
        （音もなく、気配もなく、まるで突然そこに現れたかのように、ブレイズの頭上に人が降ってきた。身の丈2mはあろうかという大男だ）
        ……（男の目は一点を見据える。狙いはブレイズの頭！性格には頭骨から脊髄を抜けて肛門まで達する一直線の体幹！） -- シュライク 2014-04-07 (月) 23:26:41
      • （ほぼ反射的だった。反射的に飛びのいて、窮地を脱する）
        （降りてきた巨人、巨躯の大男の一撃がまさしく綺麗に一点だけを狙ってきたからこそ……）
        （音もなく、気配もなく一撃必殺の奇襲。見事としか言いようがないプロの技だったからこそだ）
        （あの少女のグリード……ハニーガイドに如何なる力があるかは知らないが、呼び出して始末するというコンビネーション）
        （それが定石になっているのなら……コンビで戦い慣れている。苦しい戦いになりそうだ。相手はサーヴァントが2体、はめられた形になる）
        （シュライクの一撃が目標に届かなかった為に大轟音が路地裏に響く！）

        ステイシア！敵は二体だ！相当戦い慣れている！最初から全力で行くぞ！

        （そうして背負っていた展開式可変弓をコートごと脱ぎ捨て……焔のマフラーになる過程を飛ばし、炎と同化！）
        （灼熱の不死鳥となり、飛び立ち……ライダー、ステイシアの背へ！）
        （焔の翼……いや、今回はそれだけではない。腕、足と失われた四肢に……そして竜の尾の如き尾を備えて！） -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 23:52:17
      • ―ッ！！！
        （迫る銃弾を袖の中の暗器で弾き返そうとしたその刹那、上空から迫り来る殺意に気が付くことが出来た）
        （ブレイズと同時に飛び退き、ギリギリの所で命を繋ぐ）

        ―成程、やっぱりこれ見よがしに誘ってきたのには訳があるんだね。…OK、それなら…こっちも遠慮しないんだからッ！！
        （炎の翼を得て上空へと舞い上がる。紅蓮の軌跡を描き、炎龍と化した二人がその輝きを持って薄暗い路地を照らし出す！）

        虚空裂く幻影の獣―ハウリングファンタズマ―

        （天高く舞い上がり、シュライクと呼ばれる大男目掛けて急降下！）
        （同時に展開される第一の宝具が、不可視の獣の爪となり、シュライクを狙う）
        （炎を纏った獣の爪が描く爪閃は宛ら炎の雨。触れれば全てを切り裂き、焼き付くす豪雨がシュライクへと迫る！）         -- ライダー 2014-04-08 (火) 00:10:30
      • ちっ……！！（もとよりライダーへの銃撃はブラフ。主人たるブレイズに、己への敵意を感じさせぬための囮でしかなかった。しかし）
        わたくしのシュライクの必殺の一撃を受けておいて……なにをのうのうと生きてらっしゃいますの！？！！？？！！！（そんなことはどうでもいい。己のパートナーたるシュライクの最も格好良い場面で、おとなしく犠牲にならなかったことが許せない）
        シュライク、わたくしにはどうしようもありませんわ！とにかくなんとかどうにかなさい！！（無茶苦茶な言い草に聞こえるが問題ない。彼女の中では、己の相棒はこの程度の苦境、難なく切り抜ける男なのだから） -- ハニーガイド 2014-04-08 (火) 00:44:58
      • ズがス！！！　（紙一重ではあるが、シュライクの鉄杭は届かなかった。人に刺さらなかった杭は何に刺さる？地面に刺さるのだ）
        ……（やれやれ、と言いたげな顔で肩をすくめる。この一撃を避けられるのも初めてだし、こんなアニメ映画のような攻撃を受けるのも初めてだ）
        せめてアイサツくらいさせろってんだよ……！！（天より降り注ぐ炎の雨。己の獲物は地面に深く刺さり、抜けようはずもなし）
        くっそおぉぉぉぉおあぁぁぁぁぁぁぁっっ！！！（懐より取り出した小型の鉄杭を投げる。投げる。なるほど獣とやらは見えはしないが、目に見える炎に対して投げつければいいだけのことだ）
        （どこに仕舞っていたのか、というほど大量の鉄杭は次々と炎を打ち消してゆくが、単独の力で二人がかりの大技を受けきれるはずもなく、）
        っつっぁだらぁぁぁぁぁぁ！！！！（最後の鉄杭をありったけの全力で投げつけ、それでも燃え止まぬ炎の舌に全身を舐め上げられる）

        ……（降ってきた当初は黒のスーツを着込んでいたが、もはや見る影もなく、ほぼ半裸。髪も皮膚もところどころ焼け焦げ、実にみすぼらしい風体となった。なったが）
        ……ドーモ。シュライク(モズ)・グリードです…………組織の敵、殺すべし……って、うちのハニーが言うんだ（ふらつく体ながら、深々と刺さった巨大鉄杭に手をかけ、引っこ抜くと）
        じゃあ死なないといけねえよな……死ねよおまえら。ハニーのおおせだろが（巨大杭を構える。構えているだけではあるが、その目には気迫がある。意地と言い換えても良い。そうした『何か』があった） -- シュライク 2014-04-08 (火) 00:45:21
      • ≪あの少女のほうを舐めてかかるわけではないが、ステイシアはシュライクに注視してくれ≫
        （現状何か宝具を隠し持っているのかもしれないが……目下、この目の前の大男が問題である）
        （あのハニーガイドがただの囮であること、そのまま受け入れがたい。しかし……）
        （火竜の舌の如く、炎の尾を揺らして二人のグリードを威嚇する）

        ≪後ろは、サポートは任せろ。相手が力で攻めるならさらなる力で砕く……！それだけだ！≫
        （炎の尾、揺れる炎の翼から火の粉が散れば……炎の羽が舞い降り、舞い散り……炎の渦を、指向性を形づくり）
        （幾多もの焔の矢になって二人を狙い、引き絞られ……放たれた！）
        （一体となっているステイシアならわかるだろう。その力は≪審判≫の時よりも強くなっている）
        （グリードとの連戦がか、強敵との戦いか……ブレイズ自身の力を溢れさせ引き上げさせているのだ！） -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 21:15:27
      • 残念だけど、そういうわけにもいかないの。…それに、主体性のない男なんて嫌われるだけだよ？
        どうせならレディをエスコートするぐらいじゃなきゃね？
        （地面から巨大な杭を引き抜き、改めて此方を見据えるシュライクに、ちっちっ、と指を振る）
        （燃え盛る炎の羽はいよいよ勢いを増し、この薄暗い路地裏に潜む全ての悪意を、罠を余さず照らしつくしてくれるかのよう）

        ―わかったよブレイズ。頼りにしてるから！
        （炎の羽から放たれた紅蓮の矢。それらとタイミングを合わせるかのごとく振るわれる獣の爪の数々）
        （先ほどとは違い、明確に対象を切り裂くために放たれる爪閃。炎の矢を打ち消さんと振るうであろう杭を切り裂き、無力化を狙う―）         -- ライダー 2014-04-08 (火) 22:00:51
      • へへっ、うちのハニーはてめぇでイニ……イニなんたらを取りたがるタイプでよ……おれも苦労してんだぜ？（こんなときに女の扱いを指南されるとは。思わず笑いが漏れる）
        ……っと、笑ってる場合じゃねえ！（二人に向けて飛来する炎の矢。当然、手にした得物で打ち払うのだが）
        ……っ！？（そこに感じる異様な手応え。なにもないはずの空間に「何か」が走り、鉄杭の軌道を妨げている）
        くっそ、見えない攻撃とかどう受けろってんだよ！？（見えない「何か」は、まるで「何処で鉄杭を受ければ火矢の運行を妨げず、杭を止められるか」を熟知しているかのようで）
        矢を落とさんと打ち振るわれる杭は、その尽くが虚しくも空中で急停止し、衝突で震えるのみであった）

        いけねえ、こりゃあ”詰み”だな……仕方ねえか（杭は「何か」と打ち合い続けた結果無残にひしゃげ、火矢の勢いは今この時も止むことを知らず）
        （打つ手なし。まったくの詰み。投了である。）
        （しかし、シュライクの両腕は止まることなく、矢と「何か」に立ち向かい続ける。打つ手はまだあるのだ、一つだけ）
        ――ハニー、愛してたぜ（と、不意に杭を手放し、己がパートナーを掴み上げると）

        じゃあな！てめえら全員サヨナラだ！！（ハニーガイドを火の鳥めがけ全力で放り投げる！）
        ハハハッハハハハハハ！グリードなんかクソっ食らえだバーカ！（放り投げたパートナーが炎の矢に貫かれるのを眺めながら、己自身もまた、飛来する炎に呑まれていく。炎が勢いを強める中、高笑いはじきに止んだ） -- シュライク 2014-04-08 (火) 22:56:14
      • （ああ……いけない。この二人は「本物」だ、自分達のようなオリジナルに毛が生えた程度のサーヴァントでは勝てない）
        （しかも彼女らは二人で戦っている。私は無力で、相棒は独力で、私を守りながら戦わなければいけない）
        あぁっ！？あっ、熱っ！（シュライクの脇を抜けた炎の矢が服を焦がす。見ればシュライクの体は穴だらけで、杭もみるみるひん曲がっていって）
        （このままこうしていても、いずれ矢は私達を焼きつくすだろう。死ぬのは今だ。これから先は死に方の問題でしか無い。すなわち――）
        （思考がここまで走り至ったところで、相棒が私をつまみ上げた。彼は死に方を選んだ。私達の死に方。座して死ぬのではなく、一泡吹かせせしめる死に方を）
        （ええ、おやりなさいなシュライク。わたくしはそのためにここにいるのですから）
        ……そう。わたくしは別に愛しておりませんでしたわ。（笑いが漏れる。相棒との最後のやりとりだからこそ、せめていつも通りに）

        …………っっ！！（自身より長く重い鉄杭を自在に操るシュライクの怪力は、小柄なハニーガイドを軽々と放り投げる。空高く……あの火の鳥と騎手に届く勢いと速度で！）
        さあ、お二方……受け取ってくださいまし！『グリード』からのプレゼントですわ！（矢がまさに身を貫かんとする刹那、身にまとっていたドレスを引き裂いてみせる。その下には……手榴弾、発破、何かの液体――各種爆発物がひしめいている！）
        ＼カッ／　（そして、ハニーガイドの体を炎が貫き、炎と閃光が路地裏を包んだ――） -- ハニーガイド 2014-04-08 (火) 22:57:00
      • ≪なっ……貴様ら最初から！≫
        （そう、二人の名前を知っていたならブレイズ自身が……炎となり、サーヴァントであるライダーと共に戦うこと）
        （その戦い方、戦法を知っていてもなんらおかしくない。つまりこいつらは最初から命をとして来ていた）
        （路地裏を埋め尽くさんとする炎を見た時は遅い。それら意志を持った炎は確かに可燃性のものらを包み）
        （路地裏だけではない、天にも溢れそうになる程の爆炎を生み出した）
        （まさしく液体燃料保管庫に火がついたようなそんな爆発が発生し………業炎となって全てを包んでいく）
        （そこには誰を何を燃やし、溶かしつくしてサーヴァントでさえ致命傷は免れないほど）

        （しかし、その爆発の膨張は止まる。正確に言えば一時止まり一気に収縮したのだ）
        （ステイシアの目の前にいる……目の前に立っているブレイズ自身に）
        （周囲をいくらか焦がしたがブレイズ自身も、ステイシアも焦げることなく、その炎をゆっくりくべらせて立っている）
        （あれだけの炎を、同化させたのだ。己自身に。それが如何なるものから生み出されたかも問わず）
        （従わせ、自らの力にして……マスター・ブレイズの力を示していく）

        流石に危なかったな。無関係な人を巻き込まなくてよかった。
        （≪審判≫と、アルヴィンらと戦っている時よりもずっと、もっと強まっていく力を傍らにステイシアへ）
        （ほっとした一息と共に呟いた） -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 23:28:12
      • （突如として、相手を焼き尽くさんと猛っていた炎が反旗を翻した）
        （閃光と轟音、そして周囲を焼き尽くす程の巨大な爆発は―）

        （全て、自分を庇うように立っているこの青年が受け止めた。いや、彼は突如として炸裂した爆炎を己の身体の一部として取り込んで見せたのだ）
        （そのコードネームが示す通り、彼は炎の扱いに置いては右に出る者のの居ない使い手だとは思っていた。思っていたが、此処までとは）

        ―……ブレイズ、平気なの？（あれだけの炎と同化しておきながら己のマスターは傷一つなく此方を見やる）
        （余りにあっけない幕切れにぱちくり、と幾度か瞬きをして）
        …すごいねブレイズ。強いとは思ってたけど、此処までとは思ってなかったかも
        …ブレイズも、私も。成長してるってことなのかな？
        （己が前を向き、一歩を踏み出したように。マスターもまた、幾多の戦いを乗り越えることで次のステップへ進んだというのだろうか）
        （加速度的に進化していく己の主と己の戦闘力。これなら、本当に―）

        これからも頼りにしてるからね、マスター？
        （周囲を漂う火の粉が、雪のように降り注ぐ中）
        （先へと進む決意と、それを成すだけの力を再確認し、彼女達は瓦礫城の更に奥深くへと歩を進めるのだった）         -- ライダー 2014-04-08 (火) 23:56:01
  • 瓦礫城でのとある戦いが終わってからそう時も経たずして深夜の郊外
    ブレイズ達の前にとある二人が現れる…
    片やブレイズの知るサーヴァント、混沌と悪の波動を持ちながら守護者を名乗る奇妙な老人だ
    そして片や15、6歳程の顔立ちと発育の良い白金色の髪が美しい少女
    少女は顔を青ざめさせている、一方傍らのサーヴァントもまた…何か様子がおかしい
    どちらも疲弊しきっていると言うべき状態だ     -- 2014-04-06 (日) 01:12:43
    • （男はブレイズ達に寄る、何かに耐えるように眉間の皺を深めながら笑いかけ）
      …やあブレイズ君、それに君のサーヴァントかな？宜しく（穏やかにそう語る）
      すまないが今、どうしても伝えなければならない事があるので探させて貰った…
      今でなければならない、…この戦争で最も気をつけるべき者達についてだ（男が寄れば二人は気付くだろう）
      （男からは血臭が立ち上っている、技量の高い魔術師やサーヴァントなどの目から見ればその状態はより見て取れるかも知れない）
      （致命的な状態なのだ、外見は取り繕っているがサーヴァントがサーヴァントとして存在する為の核が壊れている）
      （こうして現界している事自体が異常な程に） -- アーチャー 2014-04-06 (日) 01:28:19
      • この方がそうですか…はじめましてでしょうかね（鮮血と砂塵にまみれ、ところどころ擦り傷と裂傷に見舞われたダークスーツの少女が一礼する）
        （差し出した名刺には汚れもかすかな歪みさえもなく、『下軸工業公司』董事長の肩書きと名と連絡先が印字されている）
        セアラ・アンダーシャフト、武器商人をしています　お話はかねがね…お仕事道具がご入用でしたら承りますよ　今日はそれどころではない様ですけど…
        （底の抜けた桶のように、魔力を汲み取る端から流れ落ちていく　状況はまずもって絶望的、老僕のデッドエンドは時間の問題だった）
        だとしても、ここに来なければならないと（最後のわがままだと知っていて、拒めるはずもなかったのだ）
        （数分に一度、戦闘行動さえとっていないのに魔術用の宝石が砕けて塵に帰る　空恐ろしいまでの燃費の悪さ、カネが湯水のように溶けていく）
        （それはそれで構わない、と思う　戦うものを支えきることが武器商人の意地ならば、備蓄を切り崩すべきときは今をおいて他にないのだから） -- セアラ 2014-04-06 (日) 01:41:36
      • なっ……！
        （流石に動揺は隠しきれなかった。あのサーヴァント……まさしく英霊と思える存在が）
        （明らかにその姿を疲弊に沈ませ……しかもマスターと思われる女性を連れている）
        （態々散歩にしに来たのではないことぐらいわかる。敗走か？ありえない、と無意識にその全てが物語っているだろう状況を否定してまった）
        （だが現実は……違った）
        いや、今自己紹介をしている時では……一体何が
        （セアラにもまずは治療をと言う言葉を出そうにも……その血臭が、瞳がそれを押し留めて）
        （動揺した顔を正し……その言葉に耳を傾ける顔で、一字一句逃さぬと）
        お時間を戴き言葉もありません。その連中は一体 -- ブレイズ 2014-04-06 (日) 02:37:06
      • （一目でわかった。致命傷を負い、纏った衣服を鮮血に染めていたとして、この老人から感じる威圧のようなもの）
        （年月だけではない。心に背負った何かが、己とは圧倒的に違う。これが、英霊―）

        ……ライダー、です。よろしく
        （負傷し、その命が今にも燃え尽きようとしているのにも関わらず、その霊格の差に気圧される）
        （ブレイズの傍ら、小さく頭を下げて、相手の出方を伺う）
        （すぐにどうこうというわけではないだろうが―）         -- ライダー 2014-04-06 (日) 21:36:07
      • （挨拶を返すライダーを見ればその痛ましい姿、背負う哀愁に悲しそうに目を細める）
        （こうした若き身空で死んだであろう者がいる事が男にとってこの上なく悲しいのだ）
        （相手の出方を伺うライダーに静かに頷く、そう…今の所は危険ではない、まず伝えなければならない事があるのだから）

        （フッ…と苦笑し）順当な結果だよこれは、願いを持つ者と持たない者による…ね
        だが彼等に聖杯を持たせてはならない……、『グリード』、既に聞いた名かも知れないな
        瓦礫城に居る無貌のバーテンダーがそのマスターで間違いは無いだろう、…一つの組織そのものがサーヴァントと化した特異な例だ
        …彼等は危険だ、思想も何もかも（トン、と胸を指で叩く…傷が無い様に見えるが既に心臓は無い）これを成した者もまたグリードの一人
        ハイエナ・グリード…そちらはまた別個に呼ばれているように見えたがね
        彼は確かに幹部クラスの実力者だが幹部ではない、…そしてグリードには幹部が20人以上…構成員に至っては数えきれん
        （ハイエナの再生能力や生前知っていたグリードの構成員の情報などをつらつらと語る…それは絶望的な戦力差だ）
        （だが老人は倒せて当然と言う様に語り、か細く息を吐けば二人を見る…確かめる様に）

        …それともう一組、話術を以って生き延びている老人のキャスターが居る…
        これは個人的な判断だが…危険度ではグリードに匹敵すると思っているよ

        （語り終えると再び二人を見渡した後…セアラに傍に来てくれと手で示す）
        …ありがとう、彼等に伝えるべき事はあと二つだけだ…もう宝石を消費する必要も無い -- アーチャー 2014-04-06 (日) 21:49:52
      • ライダー、いやステイシア
        彼が……サーヴァントだ、俺が言っていたあの人だ
        （既にライダーが感じているだろうことを付け加える、補助するように伝える）
        （そう……目の前で今、負傷しているだろう人があの高潔だと言った、英霊）

        一つの組織そのものがサーヴァントに……！？
        道理であんな数が……（しかも幹部までいる。そしてそのマスターの正体は……）
        そんなところに……（だが彼の言葉にハッとし目を向けてしまう）
        （それはつまり……人の形をしているが故に持つものを失ったということで）
        ハイエナ、ヤツが貴方を！（あの時向けられた恐怖を植え付ける宝具だけではない。再生能力や……それ以上に）
        （目の前のサーヴァント、英霊が遺す言葉は我々にとって何より貴重だった）
        （これは……託されているのだな、と言外に感じざる負えなかった）

        （そして最後に、いやもう一組。老人のキャスター）
        話術を以って、ですか……
        （知りえる話で該当しそうなのはステイシアが語ったお茶会にいた老人）
        （目の前の英雄……高潔な人の感じたことだ。おそらく……俺もまた、そう感じるのだろうかと思い）
        （探し出さねばとも思うが今は……ただ、目の前の人の言葉を、想いを残らず受け取ろうと見守り） -- ブレイズ 2014-04-06 (日) 22:37:48
      • （ブレイズの言葉にこくり、と頷く。そして老兵の言葉を聞き、無言で唇をきつく噛み締めて）
        ……ハイエナ…。あの、アサシン…（嘗て一度だけ会いまみえた外道を思い出し、拳を握る）
        （この高潔な英霊を此処まで傷つけることが奴に出来るなど、俄かに信じがたい。きっと、虚を突かれたのだ。でなければ―）

        …老人の、キャスター。……多分、私その人とは話したことある。信用、出来ない感じはした。……どんな人か詳しくは分からないけど
        （老兵から語られる人物に合致するサーヴァントを思い浮かべ、こくりと頷き続く言葉を静かに待つ） -- ライダー 2014-04-06 (日) 22:55:03
      • …そうか、君達は既に…いや、ならば必要が無いのかも知れないな…では感傷としよう
        （あの修羅を退けた事を知れば何処か嬉しそうに苦笑する）

        （血臭漂う軍服に手を掛ける、手前へと引けば軍服は魔力へと還元され男の内へと吸い込まれる）
        （そこには黒のTシャツにズボン姿の筋骨隆々とした一人の男が立っていた、装備は一切無い…完全なる無手）
        （だが男のしめ縄の如く盛り上がった筋肉が英霊たる脅威を秘めている事を物語っている）

        …私はサーフ・ジュエルという、西方の国に於いては生物兵器の一人として名を遺す者だ
        他に歴史に遺るモノなど無いが…敢えて語るならば平和の内に生きられない生物兵器達(無二の兄弟達)を平和の為に殺し尽くしたぐらいか
        …かつてこの街で英雄と呼ばれた事もあったがね、ただの悪鬼には過ぎた称号だったよ

        （それは言葉による禊、男に混じる混沌と悪の気配は消え去り秩序の体現者たる澄み切った気配だけがそこには在った）
        （男は右腕を曲げて半身の体勢へ、それはボクシングのフリッカースタイルによく似ている）
        （男の顔と肉体に闘志と闘気が漲る…まるで死に体である事など嘘の様に）

        すまない、私は自身を語らねば全力を出せない枷があってね…つまらない事を聞かせた
        君達を試させてはくれんかね？ブレイズ君の覚悟、そしてステイシア君の願い…
        何より君達の絆が真に強きものかを知りたい、…そうでなければ私の様に死ぬ事になるからね
        …安心して逝きたいんだ（闘気に満ち満ちていながら声は何処までも穏やかに、若者を送り出す者の顔がそこにはあった） -- アーチャー 2014-04-06 (日) 23:02:25
      • この期に及んで出し惜しみはしませんよ　それなりにいい商売もさせて頂きましたし…（老人の隣に歩をすすめて）
        私のわがままだって、たくさん聞いていただきましたから（老人の様子に巨木が静かに枯れていく様を想った）
        ただ、この戦いの行く末を見届けるとき、おじさまは…私を知るあなたはもうどこにもいない　それだけが残念です
        お付き合いしますよ　そのために来たんでしょう？　退職金の代わりとでも思って下さい…あいにく、現物支給になっちゃいますけどね
        （2ダースばかりの大粒の宝石がぶちまけられ、青い焔にまかれて塵に還っていく　抽出された魔力を回路に乗せ、ホットラインを補強して）
        ブレイズさんも、ステイシアさんも…災難でしたね？　でもおじさまってこういう生き物なんですよ…若い人のことはほっとけないんです
        ご無理を承知でお願いします　もし差し支えなければ──今すこしの間だけでも構いませんから、私たちと踊っていだたけませんか？ -- セアラ 2014-04-06 (日) 23:19:59
      • ……わかりました。災難なんてとんでもない。なんとなくですが
        俺も同じことになったらそうするんじゃないかとか……そう思いますから。
        だから貴方の最後の時間で……サーフ・ジュエル、いやサーフさん

        今の俺達を……俺と、ステイシアの意志と心を
        全力でぶつける！

        貴方を知った上で、貴方の悲しみの欠片を知った上で……俺は
        その上で、戦う。一人として……いや、二人で貴方と！

        （己の意志を、存在を力強く高めて燃やし……己自身を炎と化して）
        （炎のマフラーからの変化ではない、そのまま燃え上がり自身を不死鳥の如く、焔の鳥類のように羽ばたかせ飛翔し舞い上がり）
        （ステイシアに急降下しており経てば、その翼となる！そして欠けた四肢の一つ一つを補うように炎は溢れ、形造り）
        （疑似的にも今……ステイシアは五体満足、そして翼に獣の尾を備えることとなる）

        ≪ステイシア、胸を借りるつもりなんて言わない……全力で行こう！見せよう！≫

        ≪今できるありったけのことを！≫ -- ブレイズ 2014-04-06 (日) 23:53:18
      • ―わかった。貴方たちが望むのなら、受けて立つよ（カツン、と義足を鳴らしてブレイズの前へと歩み出て）
        （炎と化したブレイズと文字通り一身となり、燃え盛る腕と脚を得て巨大な壁に臆することなく、突き破るために視線を送る）

        行くよ、サーフ。貴方たちはきっと、壁になる。私たちがこの先に進むのに、きっと乗り越えなくちゃいけない壁なんだ
        きっと…乗り越えられない程高いだろうけど。ちょっとやそっとじゃ、手足を変ける窪みすら見つからないだろうけど。…私たちは、前に進む
        登れないなら…砕いてでも、進むッ！！
        （ステイシアの闘志を現すかのように、炎を纏った右腕が猛る獣のように燃え盛る）

        虚空裂く幻影の獣―ハウリングファンタズマ―

        （そして開戦の狼煙を上げるかの如く、一つ目の宝具が解放される）
        （自身は炎の翼をはためかせて後方へと飛び退き、同時に幾つもの爪と牙が連続してサーフへと襲い掛かる）
        近づかれたら、きっと勝機は無い。まずは―私の距離にまで引き離すッ！
        （ライダークラスのサーヴァントは決して近接戦闘を得手としているわけではない。豊富な宝具で貧弱なステータスを補い、撹乱し戦うクラス）
        （サーフの周囲から続けざまに繰り出される不可視の獣の爪と牙。決してこれが有効打になるとは思えない。けれど、距離を取れればそれでいい―）         -- ライダー 2014-04-07 (月) 00:08:32
      • 相変わらず律儀な子だ（苦笑して、己を維持する膨大な宝石の魔力を得れば男の身体は更に威圧感を増す）
        …君達も強い子達だ、ああ…こんな子達がいる世界が続くのならば…

        （男は駆け出すとその無数の不可視の爪と牙を相手に止まらない、見えていないのか？否その殺気は見えている…が必要無いだけだ）
        （牙と爪が男に迫る刹那甲高い音が連続して響き、直後にステイシアへの道を邪魔する爪と牙が砕け散ったのだ）
        （それを見た者の目には一見男が不可視の攻撃を全て素手で殴っただけに見えるだろう、宝具たるソレをだ）
        （しかし<<審判>>と戦ったのならばそれが何かおぞましい物を秘めた攻撃である事に気付いたかも知れない）

        （更に枷を外した男の技量は以前ブレイズと戦った時とは比べ物にならない領域を見せる）
        （フェイントとは本来人を騙す為の技術だ、しかしこの男の技量は世界さえも騙し切り結果を齎させる）
        （男は突如到底届かない距離から蛇の様にしなる打撃を放ったかと思えば…それは確かに殺傷力を以ってステイシアの腹部目掛けて現れたのだ）
        （同時にステイシアの背筋にも怖気が走ったかも知れない、…全く同じ打撃が何も無い空間からステイシアの後頭部目掛けて放たれるのだから）
        （ステイシアの近接戦闘に持ち込ませてはならないという判断は正しかった…が、この男にとって時間と空間は然程意味のあるモノでは無い） -- アーチャー 2014-04-07 (月) 00:29:16
      • そう思います？　いつもいつもくどいくらいに言ってきましたよね私、戦う人の味方をしますって
        そこだけはどんな時でもブレてないつもりですよ…それとも、身内は例外とでも思いました？
        まさか！（老僕が動き出した途端に負荷が増す　覚悟していたレベルを遥かに凌ぐ重圧に回路が悲鳴をあげて）
        私には私の戦いがあるんです　あなたほどの英雄をお支えするのは初めてですけど…まあ、任せておいて下さいよ
        戦いこそは人の営みの最たるもの！　アンダーシャフトの悪しき名に賭けて、最高の戦争(パーティ)にしてみせます！！
        （少女の周囲に伝家の武器庫につながる《門》が口を開け、おびただしい量のくろがねが薄闇の向こうにきらめいて）
        音は聞こえど姿は見えず…その心は？　なんでしょうね…まさかほんとに透明に？（相手は文字どおりの超人にして英霊なのだ、ならばと刹那の思案をはさみ）
        （《門》のひとつから掴み出される古式ゆかしい小型擲弾発射器、ワルサーカンプピストルに風変わりな弾頭を仕込んで構える）
        （天高く炸裂したそれは強い白亜の輝きをもって戦場をあまねく照らし──ステイシアの無形の凶器におぼろげな輪郭を描きだす！）

        材料はどのご家庭にもある照明弾にいにしえの墳墓の塵、不凋花の粉に木蔦の葉と塩を少々──
        土星の日、土星の刻限に練り合わせて以下略をしたものがこちら！（凄惨きわまる姿でいつも以上に朗々と語りつつ、次弾を装填して）
        インド亜大陸チトールの地は『勝利の塔』にお住まいのア・バオ・ア・クゥもこれでイチコロ、『下軸工業公司』謹製の対霊照明弾です！
        イブン＝ガズィの粉薬を秘伝のブレンドで仕上げたところ効果時間が当社比なんと150％アップ！　これは買いですよ？
        （25回の鼓動が刻まれ燃え尽きるたび、切れ目なく異彩の光源を撃ちこんで）ね、おじさま　なかなかのスグレモノでしょう？ -- セアラ 2014-04-07 (月) 01:45:06
      • ―ッ（歯噛みする。やはり第一の宝具だけでは時間稼ぎにもなりはしない。無骨にただ殴りつけるだけで、砕ける筈のない獣の爪が次々とガラス細工のように破片を散らす）
        （セアラが放った閃光に照らされ、不可視である筈の獣は最早見え透いた障害物似過ぎない。炉辺の石と同じく、其処に在り、だた蹴り飛ばされていくだけのモノと化してしまった）

        ん、なッ…！！！（絶句するのと、背部に怖気が走るのは同時。老人が到底届く筈のない場所で腕を振るえば、その拳が距離を、時空を無視して自分へと迫る）
        こ、んのッ…！！こんなの、反則だよ…ッ！！！
        （致命傷となり得る後頭部への打撃を身をかがめる事で躱すも、それは同時に腹部への一撃をモロに食らうことを意味する）
        （纏った炎の羽を展開し、緩衝とするがどれだけの意味があろうか。老人の放った拳は性質上威力が減衰しているとはいえ、華奢な少女を背後の瓦礫の山へと吹き飛ばすには十分過ぎる威力があった）

        ―っか、は…ッ！（腹部に感じる激しい痛み。肋骨の数本はイカれたのではないだろうかと）
        （そんなことを想いながら瓦礫の山の下で空を見上げる）

        （老人からすれば余りにもあっけない幕引き。ただの拳の一撃で少女は瓦礫の中に姿を消し、動き出す気配も無く）
        （月光が照らす郊外の一角に、静寂が訪れる―）         -- 2014-04-07 (月) 20:35:08
      • ≪ぐぅ……！≫
        （宝具の間接的な可視化、加えて≪審判≫の宝具にも近い拳……）
        （しかも素振りをしたかと思えば打撃が飛ぶ、いや出現して打ち据えていく！）
        （ステイシアの背後にあって同化しつつあるブレイズ自身の感知能力を引きはがすような、恐ろしさ）

        ≪あの人もあの人だが、マスターも相当なものだな……なんだあれは！≫
        （瓦礫の中、焔の翼でステイシアを守るように包みこみ……そして驚愕するも）

        ≪ステイシア……俺の同期の話だ。かつて異能者ばかり集められた……いや、異能者が生まれる学園都市にいたんだが≫
        ≪その時ヤツが悪童の異能者組織に対して治安維持学生組織と共に戦っていた時……同期に空間や次元干渉系能力者いたらしい≫
        （当時その該当者以外に決して明かされることの無かった戦い。それは……表ではなく、裏の。光と闇の戦い）
        （それは彼女と共に学生生活を送っていたステイシアでさえ知らなかった過去）
        （光の能力者である彼女からの、ただの昔話が今）
        ≪そいつらの無茶苦茶な話を聞いていたのを思い出した……ステイシア、おそらくサーフのあの無茶苦茶な力は拳の軌道上しか効果を発揮できないはずだ≫
        ≪でなければあの予備動作……腕の動きは必要ないはずだ。即ち……それを予期し掻い潜ることができれば勝機はある！≫

        ≪第二の宝具を使うぞ！≫
        （焔の翼が天へ向き、瓦礫を押しのけて羽ばたく！焔の腕を掲げて！）

        万象満たす月の煌めき―クレッシェンド・ルナリア―

        （それは……月の出る夜。今……獣の咆哮と共に解放される！！）
        （その結界、月の祝福を持つライダーには加護を……されどサーフには呪いを圧し掛ける如く！その力を削ぐ！） -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 21:40:40
      • （セアラの照明弾による援護に少し残念そうな顔をする）
        （ここに来る前に自分は英霊として一人で戦うと伝えていたのだ、そうでなければ戦いの意味が無くなってしまうから）
        （同時に嬉しくも思う、この男にとって転機となる戦いはいつも孤独なものだったから）
        …皮肉なものだ、聖杯を求めん私が…生前の願い全てを叶えるとは

        …<<偽芸霞二段>>（放った技名を呟く、それは極北の大陸の英雄達が用いるという剣技、そこに距離感を偽装する腕の動きを織り交ぜ）
        （本来牽制である初撃に殺傷力を持たせる事で二撃とも牽制でも攻撃でもある魔技、歪めた技であるが故に偽芸）

        （これで終わりではない、その確信と共に瓦礫へ向かえば獣の咆哮と共に掛かる強烈な重圧）
        （本来は力を削ぐ宝具だが瀕死の男には十分な攻撃となった、男の身体から煌めく粒子が漏れ始めたのだ）
        （魔力ではなくサーフをサーフたらしめている構成要素そのものの流出が始まったのだ、それは記憶さえも）
        （セアラに、ブレイズに、ステイシアに男の記憶と感情が流れ込む）

        （両親から引き離され更に国により人からさえも離れたモノへと変えられていく光景）
        （記憶を消され、自分のモノではない何かを注がれ、自分の内にある怪物を引き出される）
        （その日々には初めは恐怖が、終わりには絶望だけが在った、よく出来た兵士が生まれるまでの日々）

        （場面が変われば頭陀袋を頭に被せられた男女を射殺した直後の記憶、袋を外したそこに在ったのは…両親の顔）
        （心臓を撃ち抜かれ意識が消え去る直前でありながら息子の顔を見て再会を喜び微笑むその顔が幼い兵士の凍った心を溶かした）
        （そして消えた筈の記憶が永劫の贖罪を誓わせた、か弱き人々を守らねばと、眼前の光景を繰り返してはならないと）

        （次に漏れ出る記憶は戦場、それはあまりに目まぐるしい程場面が切り替わり続ける）
        （そこには常に肩を並べる友が居た、同じく怪物に身を落としても平和の為に戦おうと誓った友が）
        （友の名はカルブンクルス、白髪、赤眼の逞しい体躯の男…ステイシアは男に見覚えがあるかも知れない）
        （だが最後はその友を殺す事で締め括られる、誰も怪物を望まぬ平和な世に絶望し戦争を求めた友を）

        （屈しかけた膝を戻せば深く息を吐いて）そうでなければ、そう来なければ私が困るというものだ
        （再びのフリッカースタイル、直後に先ほどの技の連射が始まる…だが宝具の影響もあり威力も速度も目に見えて落ちている）
        （だがそれはまるで誘い水だ、ブレイズの予想をその通りだと言う様に） -- アーチャー 2014-04-07 (月) 22:06:15
      • （男の記憶が、男が見て来た世界が脳裏を過る。何て、何て悲しい記憶）
        （されどこの老兵に絶望の色は無く。悲しみを抱きながらも秩序の体現者としてあり続けたその背中を、素直に羨ましいと思った）
        （そして、一瞬だけ。本当に一瞬だけ、懐かしい。とても懐かしい人が見えた気がした）
        （自分を助けようと手を伸ばしてくれた人。自分のために、血を流してくれた人。あの人の人生までもこの老兵は背負っているというのだろうか）

        ―だったら、カッコ悪いとこ…見せられないじゃんッ！！
        （瓦礫の下より舞い上がったのは一人だけではない。炎を纏った金色の獣が月夜の静寂を裂いて咆哮する）
        （眼下より襲い来る数多の打撃は、先ほどより目に見えて速度が落ちていて。そして此方は月光の加護を受け、獣の一蹴りは空を裂き、弾幕の如く張り巡らされた打撃の隙間を縫うように肉薄する）

        貴方が背負った悲しみも、決意も、きっと全部は私には背負いきれない！
        だけどッ、だけど無駄になんかしないッ！！
        私たちは、前に進まなきゃいけないのッ！！！

        （金色の獣がその腕を振るう度に、空中に炎の刃が形成される）
        （二撃、三撃）
        （当たらずとも炎の刃はその場に残り、サーフの行動範囲を少しずつ、少しずつ狭めていく）
        （それは最後の宝具を展開するための布石。確実に最後の一撃を当てるためのシナリオ）
        （けれどそれは同時にサーフの一撃を貰いかねないというデメリットもはらんでいる）
        （幾らサーフの動きが鈍っているとはいえ、彼我の距離は最早無いに等しい―）         -- ライダー 2014-04-07 (月) 22:42:17
      • そうだ、君達は未来を目指さねばならない…それこそが希望を抱く者の使命だからだ
        だがその未来を目指す事こそが君達にとって最も過酷な道となる
        私の様なただ殺すだけの者では辿り着けなかった、ならば必要なのは君達の様な絆なのだろう…

        （炎の刃により範囲が狭められれば打撃の数は徐々に減っていく、更に消耗がその数を失わせ…）
        （止められぬと分かれば動きが止まる、最後の一撃を放つために消耗を抑える為にも）

        これから見せるのは君達が抗うべきモノ、この戦争の一つの体現…理不尽そのものだ
        点は全てを穿ち線は全てを切り裂き面は全てを粉砕する、それこそが武の本懐
        そしてそれらをただただ殺す為だけに特化させ続けた私が導き出したモノ
        あまりにも単純な答え(フォーアンサー)だよ、遍く存在は上手に打てば死ぬ
        （それがこの男の宝具、この男の真の姿、ステイシアの爪を威力で相殺していたのではない…殺していたのだ）
        （遍く神話に現れる死を齎す力を人が連綿と継いできた武術が成し遂げた、それこそがこの男の宝具にしてこの男自身）

        （両腕のゆらめきは一度、だが放たれる打撃は四度…）
        （顎、丹田、両脇に対し同時に魔力、気功、霊力が篭った殺人的な拳が放たれる）
        （それぞれの衝撃が増幅し合い致命的な炸裂を齎す男の奥義、殺人的な宝具と共に用いる事で真の威力を見せるその名は…）

        <<絶招・金剛神掌>>

        （男の半生そのものがそこにはあった） -- アーチャー 2014-04-07 (月) 23:12:34
      • ―ッ！？
        （徐々に動きを弱めるアーチャー。如何にも追い込まれ、退路を失っていくその姿全てが彼のブラフ）
        （実際には、追い込まれていたのは自分の方であったのだ）
        （己の必殺の宝具を外したくないのは互いに同じ。なれば、必中の状況を作り出そうと策を張り巡らすのもまた同じこと）
        （では同じ思考に基づいて行動する両者に差異を。勝者と敗者を生み出すものは何なのか―）
        （それは、単純に経験の差でしかありえない。で、あるのならば）
        （幾多もの戦場を超え、幾多もの屍の山を踏み越えて尚、その身を戦場に置いてきた老兵に、己が思索で叶う道理など無かったのだ）

        ―ッッッ！！！
        （アーチャーの拳に込められる莫大な殺意と魔力の奔流に目を覆う隙も無く、その拳は放たれる）
        （その拳一つ一つが、物質の死そのものを内包した、ある種の呪いとも言える正しく必殺の一撃。それが、四つ）

        （瞬間、背に跨っていた獣が己の意思に反してその身を盾にした）
        （一撃。獣の下半身がまるで果物をつぶしたかのように破裂する）
        （二撃。残った獣の上半身が、空気を詰め過ぎた風船のように音を立てて消飛んだ）
        （三撃。月の加護を受けた状態で尚、その拳を避けきることはかなわない。残った左足が小枝のように拉げ、千切れ飛ぶ）
        （四撃。咄嗟に顔をかばった左手が、拳に触れた瞬間に内側から鮮血をまき散らしてその形を保てなくなった）

        あ、っぐ、ぁああああああああああああああッッッッ！！！！

        （少女の悲痛な叫びがビルの壁に反射して木霊する）

        （しかし）
        （だがしかしだ）
        （少女の瞳には未だ闘志の炎が燃え盛る）
        （今や両手両足を失い、アーチャーの宝具を受け切った反動で後方へと無様に吹き飛びながらも、その目は未だ絶望の色を見せはしない）

        （前に進む手段など最早何処にも残ってはいない。壁を乗り越えるための足も、壁を打ち砕くための手すらも失い）
        （それでもまだ、彼女には残っているものがある―）

        ブレェェェェェェェイズッッッ！！！         -- ライダー 2014-04-07 (月) 23:50:21
      • （プロと芸術家との違いはなにか）
        （芸術家は一作品を丹精込めて、それが芸術だと呼ばれるものを造りだす）
        （プロは同じものを寸分狂わず幾つも出せてプロフェッショナル足りうる）
        （では……目の前の、戦いに戦いの果てに戦い続ける戦いのプロフェッショナルはどうか）
        （それは……どんな条件でも勝つ。戦い、砕く。相手が怪物であっても、それが神であったとしても）
        （そのために技を磨き、練り上げて、完成させていく。しかも完成のない修羅の道）
        （故に……目の前のサーフに、策謀は通じないのはどうやっても覆せないものであり）
        （加えて……あのフェイントだと、誘いだとわかっている攻撃にしろそもそも誘い以上の威力も技量もあるのだ）
        （つまり。その先にあろうと……今、それをかわすことも、技量として逸らすことも、実力差は圧倒なのだ）

        （だがしかし。それでも勝たねばならない。それでもぶつけなければならない。）
        （ステイシアが呼び出していた、騎乗していたあのキトという獣がひしゃげて潰されて）
        （ステイシア自身の残る四肢が砕かれようとも……勝つんだと）
        （俺達の意志を。俺達の……今の力を、手よ届けと、届かせるんだと！）

        ステイシアアアアアアアアアアアアアッッ！！！！

        （傷ついた、戦いで傷ついていく……その隣にいるステイシアと共に）
        （届けるんだと。前に進むんだと……ステイシアの背にある翼の焔を燃え上がらせて！）
        （限界とかじゃない。ただひたすらに……届かせるために燃え盛る！！！）
        （前へ！俺の翼で、炎で、共に、ステイシアと共に……前へ！） -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 00:05:57
      • （無限に続く一瞬のあいまに紛れこんだサブリミナル映像　それはかつて存在したかもしれない光景、戦乱に蝕まれた国の一コマ）
        ──や、だ───（まるで、これから死んでしまうみたいで…事実そうではあるのだけど、あんまりにあんまりな気がして口を塞ぐ）
        （それは武器商人たちの楽園の先にあるモノ　理不尽に抗うための力が生んだ、新たなる理不尽）
        （アンダーシャフトの正義の外側に広がる漠たる空間　その荒野を力なく項垂れてさまよう人々の一人だったのだ、この老僕は）
        （世の理不尽にさらされ、虐げられた無辜の人々に手を差しのべる者はいない）
        （なぜなら、そこには経済活動が成り立ち得ないからだ）
        （そして善意の人々は堕ちていく　この世に顕現した地獄のただなかに置き去りにされたことにも気付かぬままに）

        それでも、私は──私たちは（あまりにも単純な答えだと彼は言った）武器を売りますよ
        どんな境遇におかれたって、理不尽と戦うこと決めたヒトがそこにいるなら　私は誇らしい想いで武器を売るでしょう
        たとえ理想が失われて、私の売った品物が遠い未来で次の地獄を生むのだとしても
        （消耗著しい生身の身体ではもはや立っていることさえ叶わない　武技の極みの巻き起こした闘気の疾風に意地だけで耐えて）
        （予備の宝石までひとりでに燃え上がり、魔力に還元されて吸い上げられていく　根源的な生命力さえも脅かされながら）
        その時はきっと、その時代のアンダーシャフトが最高の武器を売ってくれます…ですから、おじさま
        あなたは何も間違っていません　戦いの日々を誇ってほしいと思います　できれば、あなたの陰に生きて戦いを支えた誰かのために
        （言いかけて、ふと狐につままれたような顔をする　そうだ、願いは…本当の願いというのは、結局のところ──）
        いえ──いいえ、ごめんなさい、ちょっと違いました…「ここにいる私のために」
        おじさま…おじさまーーーーーっ！！　絶対に負けないで下さいよ…絶対に！！　勝って下さい！　『『『圧し潰せッッ！！！』』』
        （英霊の武技にこの上なくシンプルな作用を及ぼす至上命令、肌が焼かれていく痛みがびりびりと走り抜けて） -- セアラ 2014-04-08 (火) 00:16:15
      • （放たれた一撃はこの男の人生にとっても最強のモノだった、己の持ちうる全てを注ぎ込み…）
        （更には令呪の参画使用という破格のバックアップを受けたのだ、これ以上は無い…しかし彼等はそれさえも乗り越えた）
        （己の宝具を受けて尚その強い意志、諦めぬ光に満ちた瞳を見れば今まで冷たい顔をしていた男の顔に…何処までも嬉しそうな笑みが浮かぶ）
        （その美しい不死鳥を避けられはしない、既にその体力も気力も…何もかもが無い、あるのは満足感だけ）

        （実体をほぼ失っていた男の身体から一際光の粒子が撒き散らされたかと思えばステイシア達は男を擦り抜ける）

        …君達の勝ちだ、これで悔い無く逝く事が出来る

        （密度をほぼ失い半透明となった身体でセアラの方へと向かう、そこに在るのはもう英霊などでもなくただの残滓に過ぎない）

        …ああ、最後に…ブレイズ君、ステイシア君…キリルという少女を助けてやってはくれないか
        彼女はきっと…自分だけで答えを出そうとする、そして間違える…分かるんだ、私も間違えたクチだから
        約束をしたのは私だが…昔から約束を中々守れん男でね

        …セアラ君、君の善き人生を祈る、…楽しかったよ
        （ぽん、とセアラの頭に男の手が乗る…そしてぐりぐりと髪を乱す程撫でて）
        これからもその想いを貫いてくれ…理不尽がこの世から消えるその日まで…
        きっと無くなるよ、君や彼等みたいな強い子達が居る限り必ず

        （笑顔を一つ浮かべると…男は最後の粒子を散らせ消えた）
        （肉体そのものが戦う為の宝具となったのに対しこれがこの男の心の在りようなのだ）
        （己の死よりも誰かを想う事こそが、それは両親が彼に最後に与えた物と全く同じモノ）

        （最後に散った粒子から金髪の、傷まみれだがしかしそれさえも快活さとして映るような美しい少女の笑みが溢れる）

        ああ…こんな強い子達が明日を目指す『これから』があるのなら…

        （更に子供達の笑顔が…最後に男が見つけた、本当に正しいと思えた生き方の光景）

        戦い続けよう、いつか理不尽が無くなるその日まで…

        （その声を最後に男の気配も、残滓も何もかもが消えた…） -- アーチャー 2014-04-08 (火) 00:41:56
      • （手足を失いながらも、その瞳は死なず。何度でも蘇る不死鳥の如く炎の翼をはためかせる）
        （一歩でも、一センチでも、一ミリでも前へ。この聳え立つ壁を乗り越えるにはその意思を持ち続けるより他に無い）
        （燃え盛る炎がそのまま二人の闘志を表していて。突き進むその速度が二人の前に進む意思を表していた）

        うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッ！！！！

        （絶叫。手も足も無く、自分に最後に残されたこの声。それだけでも、意思を示すために―）

        （その身に纏った炎越しに見えた老兵のその顔に浮かんでいたのは、笑顔）
        （その意味を問う前に、不死鳥の一撃は壁をすり抜けて）

        なん、で―
        （振り返れば、老兵は既にその身体が霊子となり空気中へと解け始めていて）
        ッ、そんな！待って、まってよ！私たち、まだ―
        （全てを言い終える前に、男は舞台から降りた。舞台上には何事も無かったかのようにただ冷たい風が吹き抜けるだけ）

        …っ、そんなの、ずるい。ずるいよサーフ…
        私たち、まだ…貴方を―
        （地面に倒れ伏し、悔しさに歯噛みする）
        （結局、サーフという巨大な壁を自分たちは乗り越えることも、突き破ることも出来ず)
        （巨大な壁は、嘘のように消え去ってしまったのだ）

        （だがしかし、老兵はただ舞台を降りただけではない）
        （舞台上に残された自分たちが物語を進めるために。先に進むために、暗雲の立ち込める未来へと篝火を灯してくれた）
        （これが齢を重ねた者の務めだと言わんばかりに）
        （ただ闇雲に前を向いて、向いている方向が前だと信じ歩を進めるだけでなく）
        （彼が残した篝火によって、自分たちは正しく「前」へ進むことが出来る）

        ……ブレイズ、勝とうね。絶対…絶対に、止まってなんか…やらないんだから         -- ライダー 2014-04-08 (火) 21:53:54
      • （粒子になり、粉雪が風に吹かれて消えゆくように……消えゆくサーフに触れた時）
        （霊力に、魔力に、何より意志により……心が見せる）
        （ブレイズに、ステイシアに……サーフが助けてほしいという少女のことも）
        （それは二人が出会った、ある男のパートナーであり、その男をも救うことを願った女で）

        ……大丈夫です、彼女はもう一人じゃない。
        二人できっと……だから、安心してください。

        （美しかった。悲しいほどに、悲しいから美しかった）
        （その光が……人の、優しさの光なんだと胸を張って言えるほどに）
        （消えて行った）

        俺達はこれからも……明日を、未来のために
        ……止まらない
        もっと先へ、未来へ……誰かの未来共に
        進みます

        （実体化して、ボロボロになりつつも……未だ肉体を保つステイシアを抱えて立つ）
        （立ち上がって……セアラと。セアラの横にいた、傍らにいただろうあの人に……頭を下げた）
        （見送り、感謝……そのどれも、もっと複雑なこと。その背中を押してもらった恩人に）
        （もっともっとと、先があることを伝えてくれた人と。その人が連れ添った人に）
        （涙を流し、悔しさも携えて……）

        行こう、ステイシア。俺達にはやらなきゃいけない。
        進んで進んで……貫くんだ。 -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 22:09:18
      • それ、後はまかせたっていうことですよね…オブラートに包んでもダメです　いつもいつもそうなんですから（撫でられながらむくれる）
        ……ま、いいですけどね（アンダーシャフトの流儀をすこしは認めてくれたのだと、そう思えば誇らしい気持ちもあって）
        おじさま、あなたや私がどんなに足掻いたって、理不尽はなくなりませんよ　未来永劫、人の戦いが止むこともないでしょうし
        なので私は…いつか地獄に落ちるその日まで、あなたのお嫌いな武器商人のセアラ・アンダーシャフトを続けようと思います
        楽しかったですよ、私も　ほんとうのおじさま…お父さまみたいで（くすくす笑い、手のひらの上で最後の宝石に火をつけて）

        （燃え落ちるまでのわずかな時間　老いた英霊の胸に顔をうずめ、薄れゆく身体を抱きしめていた）───ご機嫌よう、おじさま


        （そして、それから）
        （ふとした拍子に我に返った　何もかもが夢の中の出来事みたいで、卒倒寸前の疲労と痛覚と空腹感だけが鮮明で生々しかった）
        （これが夢だというならば、いい夢だったに違いない　老人と過ごしたつかのまの日々、置き土産は少し重たくもあるけれど）

        それでは、あなたがたもご武運を──私のおじさまをやっつけたんですから、やるだけのことはやって下さいよ
        …できれば、いいお客さんにもなっていただきたいですよね　武器、装備のご用命は関帝路の『下軸工業公司』まで！

        （武器商人セアラ・アンダーシャフトと英霊サーフ・ジュエルの戦争は、こうして終わりを迎えたのだった） -- セアラ 2014-04-08 (火) 23:31:35
  • ──情報整理の時間が始まる -- 2014-04-05 (土) 18:11:46
    • 【報告１】　傀儡のキャスターについて -- 2014-04-05 (土) 18:13:28
      • 傀儡のキャスターと名乗るサーヴァントに出会った。
        ヤツはサーヴァントが召喚されて得る知識以上のを持っていた。
        大聖杯と小聖杯について、とかだな。小聖杯は聖杯戦争に出ているサーヴァントの魂の入れ物だと言っていた。それは人の形をしており、そこに注がれるのだと。
        ヤツの言葉……真偽は怪しいところだが俺はクロだと思っている。
        人に自分のたわごとを聞かせて喜ぶ手合いの、邪悪だ。仮面をつけたサーヴァントで、道化師のようだったが……
        ただ何を計画して、何をたくらんでいるのかは見えてこない。考えすぎても相手の思うつぼだろうが……な -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 18:25:56
      • （ブレイズの言葉に耳を傾ける。サーヴァントとして現界して得られた知識と照らし合わせれば確かに辻褄は合うが―）
        多分…その情報は正しいんじゃないかな。何となくだけど、そんな気がする
        …でも、だとしたら。…小聖杯っていうのが何処かに…人の形をして生きてる、っていうことだよね
        そこに魂を注がれたら、その器はどうなっちゃうんだろう。…ただの願望器になるのか、それとも―         -- ライダー 2014-04-05 (土) 18:30:20
      • ……おそらく、人として受けいられれないものだ。英霊の魂なんて。アクタとも話したがそのために調整されていると見るのが妥当だ。
        だとしても……いや、そうだな。なるべく早く見つけて保護したいところだ。俺達に今できる手は、その器を止めることも含まれているからさ。 -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 18:52:10
      • ……小聖杯が願いを叶えるために人でなくなるんなら、やっぱりこの儀式は止めなきゃダメだね
        私も、頑張る。……出来ることは戦うことだけかもしれないけど…それでも、頑張る（こくり、と頷いて）
        …他の皆も、この仕組みの話聞いて何か思ったりしないのかな
        （自分が参加していたこの儀式は想像以上に血生臭い仕組みとなっていた。ほかの参加者たちに想いを馳せつつ、目的をしっかりと再確認したのだった）         -- 2014-04-05 (土) 18:57:58
    • 【報告２】　謎のサーヴァントについて -- 2014-04-05 (土) 18:15:27
      • グリードを探している時に出会った。騎士道のような、誠実な、何か筋を通すようで……そう
        俺と同じ道をたどっていたような、人だった。先輩なのかなとも、師とも思える人だった。サーヴァントなのにな、あれがもしかしたら本当の英霊というのかもしれないが……
        ただ、サーヴァントとしての悲しみ、世界を護るということの悲しみを背負って……そこから抜け出すことができない、そこにいるのが報いだというような人だった
        ……強く、悲しい人だった。俺は……あの人と戦って、背中を押された気分になったよ。実際そうだったのかもな。
        次は2人で会おう、きっといい話ができるはずだ。 -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 18:28:48
      • 本当の英霊、かぁ（考えてみれば自分は正しい英霊というわけでもない。レスタの欲望のままに、聖杯戦争のシステムと触媒を使って現世に呼び戻されただけだ）
        （本来英霊の座に居るべき人間、というのなら―きっと自分とは似ても似つかない高潔な人なのだろう）
        ……そっか。でも、ブレイズが前に進む力を貰ったっていうんなら、それは多分良いことだね
        ブレイズが止まっちゃったら、私もどうしていいかわかんなくなるし……
        （と、其処まで言って）…でも、どうせなら……私が背中押してあげられれば良かったのにな。その、パートナーなんだし         -- 2014-04-05 (土) 18:32:38
      • 高潔な人だった。高潔な人だからこそ……命を割り切るしかできなかったんだろう。仕方ないと……
        いや、その、なんだステイシア。今俺としては、いてくれることが背中を押してもらうことと同じだと思っているよ。
        なんというかこう……いや、うん、すまん、言葉が浮かんでこない……次は頼むよ！いや、次があったら困る…… -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 18:54:35
      • ……うん、いいよ。ブレイズの力になれるなら、頑張るから
        だから…此処に居て、ブレイズと一緒に歩いて、ブレイズと一緒に戦うのは私。それ、忘れちゃダメだからね？
        （子供染みた独占欲。それと気づくことは無くとも、狼狽えるブレイズの姿がなんだかおかしくて表情はふっと和らいだ）
        （件のサーヴァントのように彼の背中を押すことは出来なくとも、こうして彼を狼狽えさせるのなんてなかなか出来ないんじゃないか）
        （それが自分に出来るのなら、まぁいいかと。そんな呑気なことを考えるのだった）         -- 2014-04-05 (土) 19:00:43
    • 【報告３】　謎のサーバント（森）について -- 2014-04-05 (土) 18:16:35
      • 魔物が棲む森、と呼ばれている郊外の森に探索に行ったが……やはりここ最近戦闘が行われていたらしい。
        マスターには出会えなかったが、話してみて感じた。あれは……世界を救うこと、何かに捕らわれて本当の目的を見失ったヤツだ。
        あれでは自分も誰も救えないようなヤツ……かな、強力な力を感じたが、それでもあれは間違っていた強さだ
        俺はヤツと……いや、俺達は立ち向かわなければいけないと思った。
        世界を破壊して救うなんて……そのために誰かを犠牲にするのは間違っている。 -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 18:30:30
      • …うん、あの戦闘の気配私も感じてた。やっぱり…サーヴァントが居たんだね
        救う、かぁ……何か、可哀想だね。救う、って目的だけが肥大化してるのかな
        生前どんな人だったかとか、生前の想いを思い出してくれれば…また違った話が出来るかもね         -- 2014-04-05 (土) 18:36:39
      • 何度か戦いがあり、何度か対話が試みられたらしいが……
        おそらく、本当に助けるのなら。ヤツを助けることができるのは……ヤツのマスターでは、ないかな
        マスターありきの行動概念だったし、悪いヤツではなかった……のだと思う。
        成れの果て……なんだろうかな、あのサーヴァント（↑）……彼と違うような、でも同じような……悲しみと絶望を感じた。
        今回はぶつかり合ってしまったが、次はマスターと交えて話したいところだな。 -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 18:57:41
      • 自分の目的だけで暴走してないんなら…まだ話し合う余地はある、のかな？
        どっちにしろ、マスターがどんな人なのかがはっきりしないと…交渉のテーブルにもつけないっぽいね
        誰か、マスターの情報知ってる人が居ればいいんだけど…
        （どちらにせよ、交渉事は自分には向かない。上手く手伝えない歯がゆさを噛み締めながら、まだ見ぬマスターが話の通じる相手であることを願うのだった）         -- ライダー 2014-04-05 (土) 19:06:35
    • 【報告４】　マスター：ゼロについて -- 2014-04-05 (土) 18:18:04
      • 街中で偶然あった少女のマスターだ。ドーナッツを駄目にしてしまってその縁で出会ったけど……流行っているのか？お茶会とドーナッツ……
        さておき記憶をなくしたマスターで、記憶を取り戻すために参加してるらしい。
        なので聖杯に頼まなくてもいいように、目下記憶を取り戻す手伝いをしている。
        ……それだけならいいんだが、サーヴァントはアヴェンジャーらしい。復讐者……会ったことはないが、嫌な予感がして仕方がない。 -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 18:33:53
      • ……ブレイズ、優しいね？（ブレイズの言葉にじと、とした視線を向けて）
        それにしても、復讐者かぁ。……言葉の響きからして、グリードのアサシンみたいに反英霊みたいな存在かもね
        そのマスターの女の子はともかくとして、サーヴァントには気を付けた方がいいと思う。もしあのアサシンと同じような奴なら…倒さなきゃダメだよ、それ         -- ライダー 2014-04-05 (土) 18:38:29
      • ……（あぁ、とかそうだとか。そういう返事を何か返せない言葉の棘があった）
        そうだな。アヴェンジャー……反英霊。とにかくよくわからん……何に対しての復讐なのか……

        なぁ、怒ってる？ -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 18:59:54
      • ―別に。怒ってないよ。私が怒る理由ないじゃん
        （何時もの表情のまま答え、ふと内心思う。じゃあなんでこんなにもやもやするのだろう？）
        ブレイズは優しいなーって思っただけだよ。……お腹空いた。私もドーナツ食べたい。買いにいこ？
        （考えてもよくわかりそうになかったので、もやもやする気持ちを食事で吹き飛ばすことにする）
        （選んだメニューが件の少女と同じだということが、彼女の不満を如実に現しているということには気づかないままだったとさ）         -- ライダー 2014-04-05 (土) 19:09:08
    • 【報告５】　マスター：アドニスについて　聖杯戦争敗退の件 -- 2014-04-05 (土) 18:19:45
      • アドニス……以前話したアサシン、マユルのマスターだ。ステイシアとは会うことはなかったが
        ……マユルがハイエナによって仕留められた。マスターを、アドニスをかばってのことらしい。自分を責めていた。自分が強ければと。
        俺には背を押すことはできない。でも……彼の身を案じていたマユルなら、押せるだろうな。俺にはそう伝えることしかできなかった。
        マスターとサーヴァントの関係は様々だが……あれは人が人を思いやることなんだろう、な。 -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 18:36:59
      • ……（ただ無言でブレイズの言葉を反芻する）
        （人を思いやり、人の為に血を流し、命を落とし、それを惜しまれる）
        （マユルというアサシンは、アドニスという少年に確かに何かを残したのだろう）
        （自分はこの二度目の生で、誰に、何を残すことが出来るのだろうか―）

        ……私、頑張るから。だから……
        （その先の言葉は紡がれることは無く。ただ黙ってブレイズのコートの裾を握りしめるのだった）         -- ライダー 2014-04-05 (土) 18:42:57
    • 【報告６】　ハイエナとの遭遇について -- 2014-04-05 (土) 18:20:35
      • ライダーの言っていたハイエナと遭遇した。マスターはいなかったが……
        だがどうもおかしい。その時聞いたが、どうやら今まで遭遇していたグリードのサーヴァントとは別らしい。
        つまりヤツのマスターは他のサーヴァント、アサシンを呼び出していない……ことになる
        それについては別件になるので詳しくはそちらで。ただ……ヤツの宝具をみた。人の精神を汚染し恐怖を植え付けるもの……あれをアドニス、少年に使ったのだろう
        ……ヤツは絶対に倒す -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 18:39:31
      • ってことは…今までたくさん倒してきたグリードのアサシンとは、別のペア…ってことになるのかな
        どっちにしろ…アイツが許せないのは私も同じだし。アイツがまだ人を襲ってるんなら…ううん、襲ってなくても、戦って倒すだけだよ
        （語る言葉は少なく、その青い瞳に炎が燃ゆる。マスターの操る炎に、心にともし続けている炎が、彼女の瞳の中へ燃え移る―）         -- ライダー 2014-04-05 (土) 18:45:06
    • 【相談１】　グリードについて：グリード≪審判≫との戦いと、ハイエナとの遭遇から -- 2014-04-05 (土) 18:21:16
      • 今まで連中と戦ってわかったこと……いや、≪審判≫とハイエナで決定的になりつつあることがある。
        まず１つ。≪審判≫や他のグリードとハイエナは違うマスターであること。連中はどうやら別らしい。
        そして２つめ。現役……いや、グリードが組織だって聖杯戦争に参加しているかと思われてたが
        ≪審判≫が殺されていた……死人いや、サーヴァントであったことがおかしい。あれほどのものなら他の連中なしでも
        幹部連中をこぞって招集すればいい話だ。
        ３つめ。そうであるのに好き勝手にやって倒されるグリードが多いということだ。連中は現役のグリードではないのではないか
        そして最後……連中の殆どは、あの瓦礫城近辺で確認されているということだ。
        俺達が最初に戦ったヤツも他の連中も、あの≪審判≫も……行動範囲が重なっているのかと思ったがそうでもない
        おそらく奴らの拠点はあそこにあり、連中のマスターもそこにいる可能性は高い。

        グリードという組織が現役で参戦しているか疑わしい今……一体何者がグリードをサーヴァントとして呼び出しているのか
        そしてその複数、死人を蘇らせているのかはわからないが呼び出している意図は……
        それを探るためにも、移動範囲を瓦礫城までに延ばそうと思う。
        言ってしまえば敵の根城に踏み込むわけだ……多少危険だが、それしか方法はない
        いけるか、ステイシア -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 21:52:09
    • 【相談２】「キト」の入れ物について -- 2014-04-05 (土) 18:23:14
      • あの、お願いがあるんだけど……裁縫道具が欲しいんだ、私
        昔持ってた縫い包みと同じ奴、作りたくて。…なんて言ったらいいんだろ。何時も呼び出してる獣いるじゃん？あの子の入れ物作りたい         -- ライダー 2014-04-05 (土) 18:25:15
      • ……あ、あぁ。構わないが……（あれが入る入物…？どんだけ大きいんだろう、と想像しながら）
        ただ……どうする、今、その……片手で縫えるのようなものなのか？裁縫って
        （裁縫については詳しくないが、なんとなく出来るのかどうか不安になり）
        やるときは手伝おうか？詳しい知識はないが、布を抑えたり針に糸を通すぐらいはできると思う。 -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 18:42:46
      • んと、足とか、口とか。その辺使えば一人でも出来るとは思うよ。…一応、生前は結構得意だったからね、裁縫
        でも…手伝ってくれるならその方が嬉しい。きっとあの子も喜ぶから（こくり、と頷き）
        キト、っていうの。優しくて、いつも私を見守っててくれてたの。きっと…ブレイズとも仲良くなれるよ         -- 2014-04-05 (土) 18:46:54
      • そうなのか……そのコートももしかして？フードの部分とか……
        キト、かぁ。あの獣はそういう名前だったのか。いや、度々発動の時に聞いていたけどさ
        改めて聞くと、な。
        今度会う時は戦うときじゃなく……こうやって一緒に話してみたいな -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 19:02:52
      • うん、きっと話せるよ。キト、おしゃべり好きだもん。前もよく私の友達と一緒におしゃべりしてたしね
        そんで…きっとブレイズのことは気に入ってくれる。私が頼りにしてる人、キトが嫌いになるわけないもん
        （ね、と心中でキトに語り掛ける。答えは帰ってこないけれど、きっと間違ってない）
        （私が大好きだった友達は、キトも皆大好きだったから。３人で話すところを想像すると、不意に頬が緩む）
        （なんだかそれが恥ずかしくて、ぱちん、と自分の頬を叩いてから）
        それじゃ、決まったわけだし買いにいこ？大丈夫、そんなに大きい縫い包み作るつもりはないからさ
        （ほらほら、とブレイズの袖を引っ張りながら出かけていくのだった）         -- ライダー 2014-04-05 (土) 19:12:29
    • 【相談３】自身の願いについて -- 2014-04-05 (土) 18:23:39
      • …あのね。何となくだけど…。ホントにぼんやりと、だけど。願い、ちょっと分かってきたよ
        私は…あの時見られなかった未来が見てみたいの。生きてるってことを噛み締めて、自分で一歩を踏み出して、その先にある未来がどんな景色なのか…見てみたい
        それは、聖杯に頼らなくても出来ることだから。ブレイズと一緒に前を向いて歩いて行けば見られると思う。……こんな願いでも、いいのかな？         -- ライダー 2014-04-05 (土) 18:28:01
      • いいと思う……いや、いい機会だから言っておこうステイシア。
        それは願いであって、願いじゃなく…欲望でもなく希望。　ステイシアの抱いたものは夢だ。
        未来という夢を抱いて……今、ステイシアはいる。その胸に、確かに。　夢を叶えようステイシア。 -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 18:46:51
      • 希望、かぁ。……何か、実感湧かないね。そんなもの、とっくに捨てたと思ってたんだけど…不思議
        でも、これも多分ブレイズがくれたもの。私一人じゃ何も出来てないし……多分、これからもまだ一人じゃ歩けないから
        だから、これからも…よろしくね？         -- ライダー 2014-04-05 (土) 18:51:48
      • 概念というか、なんだろうな。見えなくてもあるものだから……言われないとわからないもんじゃないかな
        でも確かにある、今ここに。だから一緒に行こう。未来に向かって……本当の希望と、未来のために
        あぁ、こちらこそ。これからもよろしくなステイシア -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 19:05:10
  • アドニスとの会話の後、路地の方から、ブレイズを誘う様に殺気が放たれる
    ブレイズのスキルなら…いや、例えスキルが無くとも察知できただろう
    それほどまでに禍々しく、かつ強烈な殺意が、ブレイズへ向け暗がりの向こうから放たれていた     -- 2014-04-05 (土) 00:55:01
    • （ここまで明らかな殺気……いや、邪気を感じたのは何日ぶりか。正確に言えばそれらは、追っている手合いに近いものだったからこそ……）
      （されどこのまだ日の明るいうちに活動しているとは、と……誘われるように路地へ歩いて行き、そして）
      ご指名か？日中にずいぶんな邪気を放つ…… -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 00:59:33
      • よお（そこにいたのは、ライダーから聞かされた特徴と一致する、血走った眼の男の姿）
        （周囲には男が魔力の『補給』を行ったであろう、その残骸がいくつも転がっている）
        あのガキ仕留めようと思ってついてまわってりゃあ、おもしれえ奴に出くわしたもんだ
        ああ、俺はハイエナ、アサシンのハイエナだ、よろしくな
        （なれなれしく挨拶する男からは、しかし微塵も友好的な気配は感じず）
        （むしろ隙あらばその喉笛を噛みちぎってきそうな気配が、放たれていた） -- ハイエナ 2014-04-05 (土) 01:03:39
      • そうか、ライダーから聞いている。（その血臭。それは、怒りとなり炎のマフラーとして現出させるに十分な燃料だった）
        グリードの連中を探してはいたが、そちらから呼び出すのはこれが初めてだな。（お互い声は出すものの威圧、威嚇。即発の空気、張りつめた空気が支配する）
        しかしそれがサーヴァントを失ったマスターを狙う輩とは……幹部ではないな、貴様
        幹部ならサーヴァントごとマスターを倒せるだろう……そういう手合いだ
        何にせよ、ここで貴様を放置していく道理はない、が（それは抜き打ちに近い。アサシンと向き合っている今、速度はヤツが上と言える。故に心身を構え……）
        な！（即座に炎のマフラーが伸縮、いや燃え盛り伸びてハイエナを刺し貫き燃やさんと走る！） -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 01:27:21
      • （その姿が消える、予備動作もほぼ無しに文字通り視界から消え失せたのだ）
        なあ、お前…もしかして俺をあちこちで暴れてる雑魚と勘違いしてねえか
        （声は背後から、そこには既に麻薬中毒者の姿はなく）
        （代わりに、巨大な人型の人狼が、あのアドニスのサーヴァントを殺害した存在が、悪意に満ちた瞳で、ブレイズを見下ろしていた）
        心外だぜ、こう見えて生きてた頃ぁ幹部と張り合えるぐらいの実力は持ってったんだぜ、俺？
        （お前等いつでも殺せる、とでも言うように、なれなれしく語り続ける） -- ハイエナ 2014-04-05 (土) 01:34:12
      • そうか、アサシンを……マユルを倒したのはお前か
        （ハイエナが弄ぶ獲物を見る目なら、ブレイズの目は討滅する相手を見る目。狩人の目。決して相容れない、視線）
        （神の掌か、餌場にいるだろう男の目には凛とした燃え盛る瞳があり、ハイエナをゆっくりと振り返り見据える）
        獲物を前に舌なめずりとは、三流がすることだな。幹部と張りえると言うが≪審判≫と貴様では格が違うことくらいはわかる。
        ヤツを倒した後であっても、貴様らグリードが未だ無秩序に暴れている……貴様のマスターは何を考えている？あの幹部レベルが呼び出せるなら、彼らだけで聖杯戦争など容易く制圧できるだろう！
        それでも雑魚をあちこちで暴れさせて……混乱が目的か！
        （故に、己を狩らんとする獣に立ち向かい。問う。物怖じもせずに） -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 01:48:54
      • マユル…あーあの雑魚か、ヒヒ、何だぁ、あの女でも狙ってたのか？
        確かにいい体つきしてたけどよ、けど悪いな、あいつならもうあの世にお帰りいただいたぜ、今頃地獄の鬼にでもマワされてんじゃねえの、ヒヒヒ！
        ＜＜審判＞＞？あーあのカマ野郎か、何だあいつ死んだのかよ
        こんなの相手にやられるなんざあ、あいつも言うほど大したもんじゃあなかったみてえだなあ！
        （死した仲間を罵倒し、嘲笑う、初戦男にとっては、同じグリードの仲間といえど、その程度のものでしかない）

        ヒヒヒ、何だぁ、俺の態度が気に入らねえなら、そうされないだけの実力ってもんを見せてみろよ？

        あ…？
        （一瞬、この場に似つかわしくない、きょとんとした顔を見せる男、そして直後）
        ヒャハハハハ！！！おいおい、俺をあんな連中と一緒にすんなよ！
        俺は確かにあいつ等と同じグリードの者だが…連中とは別のマスターに呼び出された、別モンだよ
        ま、あいつ等のマスターが何考えてるかまでは俺にもわかんねえけどな、そもそも

        ＜＜恐怖感染・魔狼譚＞＞

        （唐突に、自身の宝具を解放する男、途端、ブレイズの視角が、聴覚が、嗅覚が、知覚しうるすべての感覚が）
        （猛烈な恐怖を訴えてくる！気を強く持たねば、精神は容易く恐怖に塗りつぶされ、崩壊してしまうだろう）
        【お前がそれを知る事はもうねえだろうからよ】
        （相手を見下しきった態度で、宝具による精神への拷問を加えながら、男は語る） -- ハイエナ 2014-04-05 (土) 02:08:58
      • 貴様……！
        （どこまで愚弄すれば、いやどこまで人をあざ笑うのかと怒りが溢れていくのが、ハイエナの視覚的にもわかるだろう）
        （炎のマフラーがより一層燃え盛り、目の前の相手をもやし尽くさんと）
        （実力をその痛みでわからせてやると……構えた時）

        ……何？
        （そう、ハイエナのその……この場に似つかわしくない顔が戦いの場だというのに）
        （それにつられるように、ブレイズ自身も意外な反応だったのだろう。虚を突かれた顔をしてしまった）
        （同じグリードと言えど……ハイエナと連中は、今出現している連中とは別……？と）

        （そしてその一瞬の隙が、アサシンであるサーヴァントであるハイエナの宝具発動を許してしまった）
        （恐怖心、目の前にいる存在に対して恐怖と脅威を抱き、生命の危機を精神で圧迫される拷問）
        （自害を促し、この世の希望すら塗りつぶしていく精神汚染）

        （しかし、ハイエナに１つ誤算があった）
        （それはかけた相手が対魔術、対精神汚染を施しているとかではなく、魔術に対して抵抗があるとかではなく）
        （人の生命を脅かし恐怖をまき散らす存在に対して……いや、それらがいるからこそ闘争心を燃え上がらせる存在であったこと）
        （それはまさしく……炎に液体燃料をぶちまけるが如し！邪悪な精神支配の力が降り注げば炎はより猛々しく燃え盛る！）
        （視覚的……目に見えてそれは現れる。炎のマフラーが、路地にせましと今までにない以上に燃え盛り、周囲を炎に染めていく）
        （ハイエナの餌食になった人、周辺の物には一切燃え移らないが……ハイエナ自身、英霊であっても見た通りの熱を感じる炎が）
        （そう……グリードとの戦いもあったが今この男は。聖杯戦争中で一番、一段とブチギレていた！）

        これをアドニスに向けたんだなお前は……あの怯え……子供に、なんてものを！
        （その構えを、両の手をゆっくりと動かして行けば……その炎はハイエナを狙い澄ます竜の如く指向性を持ち始め……）

        燃え尽きろ！
        （手を下ろせばその竜の影を纏う炎が咢を開きハイエナへ飛び向う！） -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 17:55:35
      • ひひひ！ああ使ったぜ、あのガキと来たら
        自分のサーヴァントを守るだのぬかしといて、さっさとゲロ吐いて蹲っちまった上に
        最後は泣きいれて令呪使って助けまで求めてやがったな
        しかも結局それが元で負けてんだから、笑わせるよなあ、ヒヒヒ！

        は、ちったあやるみてえだが、サーヴァント相手にマスターだけで挑むつもりかよ！
        （襲いかかる竜の形をとる炎を、その巨木の様な腕が一撃で薙ぎ払う）
        （幹部級、と自身の口から言いきるその実力は、どうやら口だけではない様だ）

        へえ…
        （だが、振り抜いたその腕を見れば、その毛皮は焼かれ、痛々しい火傷の跡）
        （ブレイズの炎は、この人狼の強化された体を持ってしても、無傷で済ませることはできなかったようだ）

        （続くブレイズの攻撃が放たれるより早く、人狼が宙を蹴り、その場から遠くの建物の屋上へと退避する）
        ヒヒ、やるじゃねえか…もうちょい遊んでいてえが、今日のとこはここまでだ
        （実際の所は、バーサーカーにより消耗させられた魔力を、ブレイズを相手にまた消耗するのを避けるため
        だが、あたかも自身が見逃してやったと言わんばかりの、相手に屈辱を与えるようなセリフを吐く）

        ヒヒヒ、そんじゃあな、俺はアサシン、いつでもてめえの寝首なんざ掻けるってのを、覚えておきな、ヒヒヒ！
        （その言葉を最後に、その巨体が一瞬で手品か何かの様に姿を消す、もう気配も感じ取る事は出来ない） -- ハイエナ 2014-04-05 (土) 22:28:02
      • （続く竜の翼、尾の連撃すらも回避され……嘲り、笑いを許してしまう）
        （その目は怒り、燃え盛り、ハイエナの言葉には一つも返さず……ただ燃え盛り。闘争心を猛らせたまま……）
        （ハイエナが去った後、衛兵……官警に報せ、この場を納めた後思う）
        （いや、確信する。あの邪気、邪悪さ、混沌……嘲笑。絶対に許すわけにはいかない）
        （ライダーと共に、次は滅ぼすと。決めて……固く、誓い、戻っていった） -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 22:58:30
  • （連絡先に『マユルが死んだ』とだけ告げてオープンカフェに呼び出す）
    （以前と同じ景色が見えた。ただ、違うことは―――――隣にマユルがいないことだけ）
    …………。（複雑に表情を歪めたままブレイズを待った） -- アドニス 2014-04-04 (金) 20:49:34
    • （呼び出しの伝言はとても重いものだった。ただのサーヴァントが消滅したのではない。）
      （それはブレイズ自身自分の捉え方も……そしてこの伝言からも読み取れた）
      （だからこそ、オープンカフェに来たとき静かに席についた。席についてただ一言）
      ……そうか -- ブレイズ 2014-04-04 (金) 20:54:48
      • ああ。（店員に紅茶を頼んでから隣の席に視線を移す）
        （そこには誰もいない。今まで当たり前にいた人間がいない空虚さが心を苛む）
        ブレイズさん……オレは聖杯戦争を降りる。これ以上戦うことはできないし、その資格もなくなった。
        ……巨大な狼に変化できるサーヴァントに気をつけてくれ。あいつは…真っ当じゃあない…（少し震えて） -- アドニス 2014-04-04 (金) 21:00:52
      • （巨大な狼に変化できるサーヴァント。それならステイシアでも戦えるが……この怯えようはおかしい）
        （恐怖を植え付けられているような、そんな、だろうか。だからこそ気になった。それが何故……いや、それもあるが）
        アサシンは……マユルは、そのサーヴァントに倒されたのか？
        （決して実力のないサーヴァントではないだろう。でなければ日中マスターと姿をさらして守ることなどできない）
        （その彼女が倒された。にわかには信じられないことだった。） -- ブレイズ 2014-04-04 (金) 21:12:17
      • 違う……（運ばれてくる紅茶に角砂糖を入れて混ぜる）マユルは勝っていた。
        あんなサーヴァントに負けてなかった……もうすぐ勝てるところまでいったんだ……ただ。
        （涙が零れる）オレが弱かったから……オレが恐怖に負けて震えていたから…
        オレが……オレを助けようとしてマユルは足を倒れてきた建物に挟まれて……それで……
        （自分のせいだ、と呟くと俯いてボロボロ泣き始めた） -- アドニス 2014-04-04 (金) 21:16:13
      • ……そうか。マユルさんはアドニスを助けて、消えたんだな
        （自分のせいだと呟き、泣き続けるアドニスにかける言葉は少ない）
        （君のせいではない、相手が悪い。この聖杯が悪いと言ってどうなるのだろうか）
        （だからこそ……）

        アドニス。マユルとこんな形で別れてしまったのは本当に辛い出来事だと思う。
        その涙からも……俺がわかることは少ないよ。かけがえのない……取り返しのつかないことになったんだと。
        それは生きているから、だよな。仮初のでも。聖杯でよみがえったからでも……マユルは確かに生きてて、アドニスを守っていた。守った。
        その限りある命を使って……アドニス、弱いことも恐怖に負けたことも悪いことじゃない。罪でもない。
        でもマユルが君の命を救い、君の未来を繋ぐ橋になって君の命と一つになった今……
        君はもう、立ち向かえるはずだ。弱さとも、恐怖とも……自分自身とも
        （涙で瞳を塗らし、うつむくアドニスに……マユルが救った命に向けて話した） -- ブレイズ 2014-04-04 (金) 21:45:21
      • ……オレにとってあいつはかけがえのない存在だった。それがわかるよ…あいつがいないだけで、心を泥靴で踏み躙られたみたいな…
        世界中からお前なんかいらないと言われたような、そんな気分になるんだ……
        （弱さも恐怖に負けたことも罪ではないと言われれば首を左右に振って）でも！　オレを守ってマユルは！
        マユルが……オレの命と一つに…？（うぐ、と息に詰まったような声を出して）
        ああ……そうなんだな…マユルが命を賭けて守ってくれなかったら、オレは今ここにいないんだ…
        （涙を流しながら顔を小さな片手で覆う）考えなきゃいけないんだ。オレは、オレのことを。
        泣いてるだけじゃ……ダメなのに………って…本当は思ってるんだ…！ -- アドニス 2014-04-04 (金) 22:01:05
      • そうだ。世界中からなんと言われようと……誰からなんと言われようと
        君の命を、マユルは命をかけて助けたんだ。それは変わらない。
        誰かのために命を渡せるなんて……誰にでもできることじゃない。
        （失った悲しみが強すぎてどうにもならないと、少年は嘆く。それでも……）
        考えても、思っても……大事な人がいなくなったのは辛い。例えようもなく……
        でもマユルならどう言うんだ？俺にはわからない。でも君になら……わかるはずだ
        令呪だけじゃない。心で繋がっていた君なら……彼女が今の君になんていうか、なんと伝えたいか
        君になら……想えるはずだ。聞こえるはずだ。
        だから彼女のことを考えるんだ。マユルのことを……彼女が何を伝えたかったを -- ブレイズ 2014-04-04 (金) 22:09:44
      • マユルなら、どう言うか……？（そんなこと、考えたこともなかった）
        マユルが今のオレを見て何と言うか………（すっかりぬるくなった紅茶を飲み干して）
        ありがとう、ブレイズさん。（ごしごしと目元を擦って）オレはもう聖杯参加者じゃない。
        もう二度と会うこともないかも知れない……でも。あなたはただの子供だったオレに真摯に向き合ってくれた。
        ありがとう……あなたがくれた言葉、忘れない…（自分の紅茶の代金を置くと立ち上がり）
        考えてみるよ。マユルがオレに何を伝えたかったのかを。
        もし、答えに行き着いたら……オレは未来へ行く。自分の足で―――――さようなら、ブレイズさん。
        （小さく頭を下げて立ち去っていった） -- アドニス 2014-04-04 (金) 22:25:22
  • ──after day -- 2014-04-02 (水) 22:48:39
    • （あの後……街で。マスター探しでもなければサーヴァント探しでもなく。今は……）
      本当に女性の服は、桁違いなんだな……（ライダーことステイシアの私服を買いに来た。あの時話してたことを、今、戦いの後に日常の中で）
      白い服たくさんあるな……どういうのがいいんだ……？ -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 22:51:26
      • （かつ、かつ、と義足を鳴らしながら通りを闊歩し、ショーウインドウに並んだマネキンを色々品定め）
        （こうしてオシャレしようだなんて何年振りだろう？とか思いつつ）
        ん、とね。スカートは…ちょっと義足が目立つから、ショートパンツがいい。動きやすくなるし
        上はー…うん、あんまりかっちりしてないのがいいかな。ボタン止めなくてもいいシャツぐらいなのがちょうどいいかも
        （ブレイズの問いに視線を向けることなく答える。きょろきょろと店の中を覗いたりマネキンの前で立ち止まってみたり）
        （恰好こそ日常から逸脱したものであるが、その行動は年頃の女の子そのもので） -- ライダー 2014-04-02 (水) 22:57:13
      • 足の鉄球も外せれば、また幅が広が……ん、ショートパンツ履くなら取れるのか鉄球……？
        （あれ、サーヴァントの現界ってどういうものだっけと首をかしげながらライダーに追従するように視線を流す）
        あ、上とした別のを着るのか。確かに動きにくそうだけど部屋着なら構わないんじゃないのか？家の中なら別に飛んだり跳ねたりしないだろう
        （いざ日常になると、こと異性のとなるとサッパリに近いものだがそれでも今この静かで賑やかな時間は大切だと思えた）
        （戦いとは違う、平穏な……街中で。こんな時間は聖杯戦争が始まってから初めてだった）
        （今まではお互いを見ているようで、本当はお互いが見えてなかったのではと思えるような時しかなかった）
        （だからこそ今が……とても、かけがえなく思える） -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 23:09:53
      • んー…試したことなかったけど、多分宝具でも使えば取れるんじゃないかな。…多分だけど
        （じゃら、と鎖を鳴らして自分の足を見る。拘束具を外すなんて無意味だと思っていたが、今は違う）
        （これを外し、もっと自由に歩き回ることもきっと生きている証の一つ。一つ一つの積み重ねが未来になる筈だ）

        （あれもいい、これもいいな、何て柄にもないことを言いつつ、店の中で様々な服を手にとっては棚に戻し）
        ね、ね、ブレイズ。これ似合う？変じゃない？
        （時折、傍らのパートナーに意見を求めるも、ファッションとは無縁の青年から果たして全うな意見がもらえるだろうか）

        （召喚された時とはまるで別人。問いかけるその瞳には光が宿り。それは正しく今を生きる命を持つものの瞳であった）         -- ライダー 2014-04-02 (水) 23:35:48
      • 宝具って…英霊の？いや、ステイシア自身のではなくて……？それはそれでまずいのでは……
        あれ、じゃぁどう履くんだ……？霊体化するときに融合して……うん？？？
        （義足をならし、足を引きずるよう歩く歩き方も……解いてあげたい。そんな想いが積み上がっていく）

        え？あぁ……いいんじゃ、ないかな。似合っていると思う
        （というようなことを見せられる度に言うものだから、まじめに考えているのかどうか怪しいという顔で返される）
        いや、本当だって！色の……そう、色の度合い的にやはり白だよ。そのコートが赤いしさ、こう…映える！感じが！
        （どこにでも在り来たりな……店で服を見るような2人。それは本当に、今を生きてる。死んで蘇ったものとかでなく、活き活きと……） -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 23:54:50
      • （慣れない言葉でアドバイスを送るブレイズに思わず笑みが漏れる）
        （召喚されて以来、常に仏頂面だった彼女も最近は感情を表情に乗せるようになってきた）
        （嬉しければ笑い、不満であれば眉間に皺を寄せる。そんな人として当たり前の感情表現を、此処に来て彼女はようやく取り戻しつつあった）

        （そして数刻後。ようやくこれだ、と思ったものを持って試着室に入って数分）
        ―着替えた、けど。変じゃないかなこれ。何か、うん。義足とか、そんなので…似合わない気がしてきた
        （カーテンの隙間から顔だけ出して不安げな表情。どうにもおしゃれというものには此方も自信が無いらしく）         -- ライダー 2014-04-04 (金) 20:07:33
      • （女性の買い物に付き合うと時間を長くとられる、と同僚から仏頂面でぼやかれたのを思い出す）
        （それだけ彼女たちは必死というか、大事なことなんだろうとあの時は生返事で返したが今ならわかる）
        （今を楽しんで夢中になってるからこそだと）
        ……顔だけ出されても、答えようがないぞステイシア。顔だけの感想なら、今ここで答えてもいいけどさ。
        （不安げな顔に冗談めかして笑いながら答えて試着室のカーテンを開けるように促した） -- ブレイズ 2014-04-04 (金) 20:35:36
      • ……笑わない？絶対、絶対笑っちゃダメだからね。…笑われたらもう二度と服着ないから。包帯で過ごす
        （ぎゅ、と目をつぶり、意を決したようにカーテンを開く。そこに居たのは私服姿のライダー）

        （瞑っていた目を開き、居心地が悪そうに肩をすくめながらブレイズを見上げ）
        ―どう、かな。……変じゃない？         -- 2014-04-04 (金) 21:25:25
      • （一瞬……いや、もう少しの時間。言葉に詰まる。包帯でいたときよりずっと少女らしく、女性らしく、かわいらしく）
        （着飾った姿こそ本当の姿じゃないかと思うぐらい、どう答えていいか迷った。ドレスのような華やかな衣装ではないが……その服装は確かに女性らしい華やかさがあった）

        ……（迷ったからこそ赤面して片手で顔を塞いで、そっぽをしまう。）
        （共に戦う相棒、サーヴァント、ライダーであることを今忘れて女性として感想を考えてしまったことに）
        （確かに英霊も人であるから当然なのだが、そこには何か言い表しにくいものがあり）

        ……似合う
        （それだけの言葉を呟くように小さく応えた） -- ブレイズ 2014-04-04 (金) 21:53:43
      • ―よかった
        （片手で顔をふさぎ、そっぽを向いていたブレイズには見えなかったかもしれないけれど）
        （そういわれた時のステイシアは、今までに無いほど柔らかな笑顔を浮かべていた）
        （ほっとしたような、嬉しいような、恥ずかしいような）
        （人間の正の感情がこれでもかと詰め込まれたような、生きている人間にしか出来ない笑顔）

        じゃあ…これ買っちゃお。ありがとね、ブレイズ
        （ふ、とした瞬間にはいつもの表情に戻っていて。着替えて来るね、とだけ残して再び試着室の中へと戻っていくのだった）         -- 2014-04-04 (金) 22:34:37
      • （きっとその顔を見てたら、今以上に顔を赤くしていただろう。学生か俺はと自分にあきれるほどに）
        （それほどにまで……活きている彼女は魅力的だった）
        （この後どんな顔をして会えばいいやら、と頭を掻き毟りたくなるほど悩み、悩ませ）
        （買い物の、平和な一時を過ごして行った……） -- ブレイズ 2014-04-04 (金) 23:08:43
  • 瓦礫城　高層区 -- 2014-03-31 (月) 22:20:18
    • （瓦礫城。その、乱雑に区画が寄り添い混沌の様相を呈す表層。）
      （遥か見下ろす高度に、今決戦の場は求められた。）
      （空中庭園。そんな華やかな言葉とは縁遠く、どこまでも冷たい。古城とコンクリートビルディングに灯台を混ぜあわせたような奇妙な高層建築の天辺である。）
      …あら、デートのお誘い？
      （全身ヒョウ柄のケバケバし過ぎる男が、尖塔の先に腰掛けているさまは一種異様である） -- 《審判》 2014-03-31 (月) 22:26:19
      • （四方を見渡せば、ビルの屋上がまるで浮島のように点在する摩天楼。正にコンクリートの海の上で今、決戦の時は始まろうとしている）
        …デートだなんて。残念だけど、私は貴方みたいな人とデートする趣味はないよ
        分かってるんでしょ？そんな楽しいものじゃないって。今から始まるのは幕引きだよ。…貴方の人生のね
        （男が腰かける尖塔の対角線上。包帯まみれの少女が、片足で尖塔へ降り立った）
        （その深い青の瞳に覗くは明確な敵意。前回のようにむき出しの殺意とは違う、覚悟を決めた瞳）
        （あの時、<<審判>>へと一矢報いた際の覚悟の瞳で<<審判>>の姿を見据えている―）         -- ライダー 2014-03-31 (月) 22:38:03
      • グリード≪審判≫　今日こそ決着をつける……
        逝くのは貴様一人だ！
        （夜闇の最中に彼らはいた。男女が2人。包帯の少女が降り立った斜塔の屋根の縁に）
        （男が一人。彼らは戦う者。深く静かな覚悟と、深く燃え盛る闘志を携えて降り立った）
        （この夜の最中に……戦士が２人。殺戮の獣の前に舞い降りた）
        （月を背に……焔のマフラーを風に靡かせて。袖の通っていないコートの片袖を靡かせて）

        おぉぉっぉおおおおおおおおおおおお！！
        （左手を脇にまで引き、右手を掲げるように突出し……己の体を一気に炎へと変えて）
        （火の鳥、不死鳥のような姿に変わり……急上昇する）
        （そしてライダーに急降下し……彼女を羽ばたかせる焔の翼へとなった）
        ≪アルヴィンとの戦いで既に経験はできている、行こう！≫ -- ブレイズ 2014-03-31 (月) 23:00:16
      • （何の準備もせずに、激情のままに戦いを始めるほど愚かではない。それは、男にとって好ましい変化と言える）
        あらやだ、トゲトゲしい…でも、嫌いじゃないわ
        （覚悟の言葉に返す言葉はそっけないが。）
        （ファーに彩られたコートを風に任せて投げ捨て、軽く四倍の筋肉量にパンプアップする肉体は何よりも雄弁。）

        来な、坊ちゃん嬢ちゃん(ベイビーズ)
        （燃え盛る翼を得たライダーを前に、尖塔の上に一本足で構え。）
        （肉体を走る虎紋状の刺青、その全てが魔力に光る。） -- 《審判》 2014-04-01 (火) 21:09:43
      • ―っ、その余裕…打ち砕いてあげる。此間と同じだと、思わないことだねっ！！
        （紅蓮の翼をはためかせればその身体は軽々と宙へ舞う。月光の煌めきを背に、炎の羽を展開すれば幾多の火の粉が月夜に舞う）

        虚空裂く幻影の獣―ハウリングファンタズマ

        （解放されるは第一の宝具。あの時いとも容易く打ち破られた宝具を今また展開する）
        （一つ、二つ、三つ、四つ。爪が、牙が、次々と<<審判>>へと襲い掛かる）

        ―ブレイズッ！！
        （獣の連撃はあくまで陽動。第二の宝具を展開するまでの時間稼ぎに過ぎない）
        （だが、砕かれると分かっている連撃では幾何の時間も稼げまい）
        （しかし自分は一人ではない。此処に炎の担い手が居てくれる。自分一人では制御しきれない炎を彼が操ってくれれば、きっと奴の足を止められる）
        （奴の手足は4本しかない。すなわち―4撃以上の同時攻撃を加えれば、奴の動きは止められる―！）         -- ライダー 2014-04-01 (火) 21:24:24
      • （もちろん、陽動や囮だからという手が通じる相手ではないことは承知の上）
        （獣ではなく戦う相手としても……この≪審判≫は高くにいる戦士）
        （故に時間稼ぎであって時間稼ぎ以上、本当に倒すための力を全力で出していくしかない）
        （それは4本の四肢があるから４つ以上……そんな単純な足し算で勝てる相手ではない）
        （だがそれは、ライダーとの連携があってこそ足し算引き算以上の戦術となる）

        ≪任せろ！≫
        （焔の翼から舞い散っていく幾多の火の粉が……羽ばたき散った羽となり）
        （それが火球のように燃え盛り……渦を巻き鋭角的に指向を持ち、引き絞られ……幾多もの紅蓮の矢と変わっていく）
        （それは面の制圧。焔の矢が雨のように夜闇を切り裂いて……審判に向い降り注ぐ！） -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 21:34:17
      • （尖塔より飛ぶ！否、落ちているのか。）
        （その軌道を追い、迫り来る爪、爪、爪。その尽くを掴み折り、またその反動で宙を駆ける。）
        （自由に空を舞い、旋回と上昇、更にはフェイントと攻撃を織り交ぜながら隙を伺い、必殺の一撃を叩き込まんとするサーヴァントの気迫を柳のように躱し）
        （だがその動きは、地上よりも限定されていることは間違いない。）
        （此処が戦場となるように追い込んだのは、ブレイズとライダーの力量である。）

        さあ、まさかこれで…終わりじゃぁ無いんでしょう！
        （言うや否や！これまでの空中機動、その軌跡全てが発射台となる、全方位からの炎の矢！）
        （見えない爪を蹴り、落下しながらも塔を背にして炎の矢の1/6を防ぐ。そして虎ノ紋が激しく瞬く！）
        （結界宝具・『五万六百の瞳』(ビューティライズ)！）
        （その刺青状に無理やり定着させた結晶的な魔力を燃焼させ、瞬間的な対魔力性能を向上させる宝具！）

        （炎の矢と刺青が、打ち消し合うように散っていく。《審判》の肉体に、煤と流血が認められるのは、僅かなりとも攻撃が通った証拠か）
        （赤と紫の粒子が、塔に絡みつく蔓や葉、花に触れれば、炎となり燃え広がる）
        終わりじゃあないんでしょう…さもないと
        （未だ空中。地獄と化す逆さまの城を背に） 食べちゃうぞ
        （壁を蹴り跳躍する獣が、その牙を剥き出しにして襲いかかった） -- 《審判》 2014-04-01 (火) 22:02:35
      • ―効いて、無い…！？
        （マスターとのコンビネーション攻撃をこうも簡単に防がれるとは予想外だった）
        （幾ら手を加えようが、最早この宝具だけではあの化け物を止めるのは難しい）

        （降り注ぐ炎の雨を物ともせず迫る化け物を見据え）
        ―デートのお誘いならもっと紳士的にね？あいにくだけど、私には番犬がついてるんだからッ！！
        （くい、と指先を動かせば、<<審判>>とステイシアの間を遮るようにして現れる獣の咢。そこから発せられるは爆発的な音と風）

        万象満たす月の煌めき―クレッシェンド・ルナリア―

        （獣の咆哮と共に解放されるは第二の宝具）
        （既に展開されていた<<審判>>の結界宝具と重なり合うように、月の光を歪める結界が瞬時に展開される！）
        （月の光の加護を受けた獣の咆哮は、まるでボリュームのつまみを引き上げたかのようにその爆発力を増していく）

        （どうにかしてコイツをもう一度引き剥がせれば。距離が取れれば―。その時が仕掛け時）
        ―ブレイズッ！！！         -- ライダー 2014-04-01 (火) 22:19:28
      • （その次の手はさらなる火の矢か、火球か、それとも炎の翼で打つことか？）

        応ッ！食らうのは貴様だ！！

        （否、迫りくる≪審判≫に迎え撃つように放たれた第二の宝具クレッシェンド・ルナリア）
        （それは咢。獣の咆哮……そしてその開かれた顎の中から打ち出されるように出てきたのはブレイズ自身！）
        （ライダーの背に在った炎の翼……その炎を解除し、ライダー自身から打ち出されるように現界し……飛び蹴りを放つ）
        （炎となった右足を向けて……≪審判≫が纏った結晶結界を完全に消し、かつライダーとの距離を開けさせるために）
        （己自身を最後の一手を切り開くための刃として！） -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 22:38:29
      • （激突！そう、月光にその結界を引き剥がされ、燃え盛る脚を受けて！）
        （ここで、ライダーの翼すら捨てての特攻。）
        イイ…凄くイイわ！アンタ達ィ！
        （完全に虚を突かれた形、胸板の真ん中に強烈な蹴撃が突き刺さりその勢いのまま）
        折角来てくれたんですもの…喰らい尽くすッ
        （落下の勢いも乗せて、ライダーからぐんぐんと遠ざかる。しかし、ブレイズと《審判》は未だ離れない）
        「骸琴大楽団」(ビッグバンド)・セッション！！
        （止まらないのだ。胸に炎を受け、月の光に力を奪われながらも、全開で殴り合うことを選ぶ！掴めば一瞬で骨が粉砕される宝具。）
        （ラッシュに織り交ぜられたその一撃を、見切り、あるいは反らし、致命傷を防ぎ隙を突く。）
        （炎と化し、覚悟とともに野獣の領域に自ら足を踏み入れたブレイズにならば。今ならば出来る。） -- 《審判》 2014-04-01 (火) 22:56:32
      • これ以上……食わせてたまるか！
        （虚を突けた蹴りの反動で少しだけ……そう、互いに超至近距離と呼べるほどぐらいには距離はできる）
        （それは自分達だけじゃない。≪審判≫によって砕かれてきた命のために）
        （≪審判≫という暴力の権化と相対して尚……今、覚悟。いや闘争心が燃え上がっている今なら……）
        （その巨躯が柳の様にしなやかにも、されど必殺の一撃の中に……さらに極めて尚強く残る力の象徴）
        （魔力、昂る闘争心、高揚する獰猛な獣の心……それらを今、今の心で正面から向き合うことでくみ取り、読み取ることができる）
        （楽団の中で……一層強い響きを奏でる奏者を！）

        それが……貴様の宝具の正体！！
        （ラッシュに打たれても前に飛び込み……朧な炎になりつつも、炎を推進力に前に進んで……）
        （そして、その大楽団の演奏の中を……その必殺の響きだけ避けてを飛び込んで）
        （その肩を蹴り、打ち、飛ぶ！飛びすさび……炎の鳥、不死鳥となってライダーに向けて飛ぶ！）
        （再びライダーの翼……そう、彼を呼んだ時。その翼となるために！）

        ≪今だ……ライダァァァアアアアッ！！≫ -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 23:33:34
      • （遥か眼下から舞い上がる不死鳥を目にすればその手を広げ、不可視であった獣を月光の元に呼び出した）
        （全てを歪め、全てを護る月の光に照らされて顕現するは月の獣。金色の毛並みを夜空に煌めかせ―）

        ブレェェェェェェイズッ！！！！

        （叫ぶ。瞬間、舞い上がる不死鳥は月の獣に炎の羽を纏わせ―）
        （羽を抱いた月の獣はライダーと一体となり夜空を駆けのぼる）

        月光は天を裂く―フェローチェ・ルナ―

        （解放される第三の宝具。月へと駆けのぼる獣は爆発的な魔力を纏い、一蹴り毎に空を切り、音の壁を超え、やがて金色の弾丸となり天を裂く）

        これでっ……っ！！！！潰れてしまえぇぇぇぇぇぇぇッッッ！！！！

        （遥か眼下に獲物をしっかりと見据え、弾丸は夜空を切り裂いて急速降下！）
        （空気の壁を越え、音の壁を越えた弾丸は、弾頭に極炎を纏う。全てを焼き尽くし、粉微塵に砕く必殺の一撃が<<審判>>に迫る―）         -- ライダー 2014-04-01 (火) 23:46:11
      • （僅か一瞬。牙を剥き出しに嗤う獣と、人の意思に燃える炎が、互角に打ち合った時。）
        （そして、男が少女の翼へと戻る時！）
        （月の巨獣は、「ライダー」たるサーヴァントにより必殺の威力を現界させる）
        （大盤振る舞い。宝具の二倍、三倍掛けに、ブレイズの炎！最早単純なランク(A〜E)では計り知れないほどのそれを）
        っっしゃだらぁあああああぁあああぁああぁぁぁああッッッッッッッッッッッッ
        （受け止める。下は地上、地に足を着け！）
        （傷だらけの、火傷に塗れた肉体で、尚も天より来たる月の獣へとその両腕で立ち向かう）
        （それは、闇の世界の秩序のため、何度と無く振るわれた「裁く」力。）
        ―両悪貨天秤―(ジャッジメント・デイ)）
        （それは最後の手段。完全なる均衡状態を作り出す宝具。その時その場に存在するエネルギーを、全くの等価へと帰す）
        （言わば手四つ。全力で組み合う《審判》には余裕など最早無い）
        （あと一押しを！その一押しを持つものが、勝利する） -- 《審判》 2014-04-02 (水) 00:13:03
      • （完全なる均衡状態、今持てる最大最高の力をもってしても……止められている）
        （これがヤツの宝具……全力で、叩きつけても……投げつけても）
        （このままでは消耗して消えるのは我々。3度の宝具使用と2度の炎化が……2人の底を見せる）
        （足りない。このままの力では足りない。このままでは……）

        （……いや、まだ手はある。それは文字通りこの手に！）


        令呪を以って……打ち砕けライダー！！目の前の敵を粉砕せよ！

        （人の姿の時であったらはっきりわかっただろう。左手令呪の一画が消えるのを）
        （だが今は炎の翼……金色の弾丸が纏う炎！それは烈火の如く燃え盛り炎の勢いをまし）
        （確かに金色の獣へ力を注ぎこむ！必殺の一撃を届かせるために！） -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 00:27:04
      • （必殺の一撃。全てを打ち砕く己の、マスターの渾身の一撃は。三度の宝具の使用を以てしても<<審判>>を打ち砕くには至らない）
        ―っぐ、ぅ、ぁぁぁぁっ…！！！
        （叫ぶ。急激に消費される己の魔力を、更に振り絞るようにして出力を上げるも及ばない）
        （みしり、と音を立てて身体が、弾丸が歪む―）

        や、だ…っ！！あきらめない、絶対……っ、絶対に、諦めないんだからぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ！！！！

        （渾身の叫びに応じるかのように、マスターが命を下した）
        （瞬間、空っぽだと思っていた身体に爆発的な魔力が満ちる）
        （無尽蔵に湧き出すそれは正に外付けのブースター）

        これ、なら……っ！！！光に…なれぇえええええええええええええええええええええッッッ！！！

        （湧き上がる魔力を推進力に転換し、弾丸は再び魔力を帯びる）
        （纏った炎が猛り、湧き上がる魔力と螺旋を成して尾を引き弾丸を回転させる）
        （<<審判>>の宝具が均衡を作り出すものならば）
        （ライダーの宝具と<<審判>>の宝具が均衡になるというのならば）
        （其処に令呪の力が加われば、均衡は破られる―！！）         -- ライダー 2014-04-02 (水) 00:36:47
      • （閃光。今、最後の一押しにより近郊は崩された。）
        （令呪の光を纏った、巨獣が。組み合った男の膝を地に着かせる）
        馬鹿な…ッ！！私の力を破る、破るというのッッッ
        （男の腕が、光へと解ける。自然、その威力は、直ぐ様全身を包み込み―）


        （光の中で、《審判》と、その力を打ち破った二人の視線が交錯する。）
        アンタ達…誰かに似てると思ってたんだけど。
        ―思い出した。昔、私を殺してくれやがった奴に―

        （地を穿つ。爆発的な魔力の奔流は、《審判》の身体を砕くだけには留まらず。）
        （その墓標となった、高層建築の基礎にも甚大なダメージを与えた。）
        （傾く尖塔が、揺れる鐘楼が。勝利の鐘を鳴らす。） -- 《審判》 2014-04-02 (水) 00:50:03
      • （爆発的な光と炎、魔力の奔流が流れ切った後……散った魔力が光の塵となり消えていく）
        （傾く斜塔、ヒビが入り崩れてか礫が落ちていく……その場所で人の姿に戻り倒れていた）
        （≪審判≫と呼ばれた男……サーヴァントとの戦いに、決着がついたことを、その疲労と共に感じながら）

        ステイシア、生きてるか

        （満身創痍の中。炎と同化するのも、力を使うのもできないだろう中）
        （サーヴァントに対してかける言葉とは思えないような言葉を……共に戦った彼女に投げかけた）
        （一つ欠けた令呪からもその存在が無事なのはわかっているが） -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 21:49:55
      • ……何とか、ね（爆炎が天へと立ち上り、降り注ぐは瓦礫のカケラ）
        （まるでこの世の終わりを切り取ったかのような光景の中、少女は傷だらけの身体で天を仰いで地に倒れていた）

        ……勝った、ん…だよね？
        （全身を襲う虚脱感。先ほどまで身体を満たしていた魔力は今やどこにもなく、指先ひとつ動かすことすらままならない）
        （やっとのことで首を動かし、傍らで自らと同じく倒れるブレイズの姿を見やり）
        ……ブレイズ、おんぶして。私、ちょっと動けない
        （何とも気の抜ける無茶振りをするのだった））         -- 2014-04-02 (水) 22:00:07
      • ……はっ

        はははははは！！

        （ステイシアの無茶ぶりというお願いに心の底から晴れやかに、嬉しく笑って）
        （若干最後のあたり引きつって、むせて、笑った）
        （戦いに勝利した喜び、否。強敵と戦って勝った達成感……それもある。しかしそれ以上に……）
        （今、傍らにいるのは。共に誰かを守るために……誰かと同じところで戦う者なんだという嬉しさ）

        わかった……がんばる
        （よっこいせ！と気合を入れてなんとか膝を立てて、何度かふらついて立ち上がり）
        （それでもがんばって、足を引きずって何度か倒れても背負い……でもダメで倒れた）
        （おんぶしたまま、前のめりに倒れて……）

        あーそうだ……服買おう、服
        （地面に突っ伏しながら、無様でも……背負うパートナーに笑って言葉をかけた）
        （戦う前に言いそびれたことを、今思い出して……今だから、伝えて） -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 22:09:41
      • ―？（何とも言えぬ顔で夜空に笑い声を響かせるブレイズを見て、不思議そうな顔）
        …私、そんなに面白いこと言ったかな。疲れたからおぶってーって、わ、ぷっ
        （パートナーが笑う理由に思い至らず、眉間に皺を寄せると同時に身体を担ぎ上げられ、そして倒れる）

        …服？何で服？そんなの―
        （意味ないよ、と言おうとして思いとどまる。こういうのも、今を生きている証の一つ。それらを大事にしていくと決めたのではなかったか）
        （願いはまだ見つからないけれど。こうして二人で前を見て、未来のことを話すというのは案外悪くない）

        ―そだね
        私ね、白い服が良い。ひらひらってしてるやつ。似合うかな？
        （再び立ち上がり、歩き出せるまで）
        （二人して他愛のない未来の話に花を咲かせ、勝利という名の未来を勝ち取ったことに想いを馳せるのだった）         -- ライダー 2014-04-02 (水) 22:16:57
  • （出来立てのドーナッツを手にし、ごきげんそうに街を歩く　このドーナッツはなんでこんなにも美味しいのだろうと口へと運ぶ）
    （そんな時であった、こちらの不注意もあった　いや、ほとんど前を見ずに歩いていたのが悪いのだが立ち止まっていたブレイズにぶつかってしまった）
    あうっ！？（そのまま尻餅をつくだけなら良かったのだが悲しいことに食べかけのドーナッツは地面へと落ちてしまったのだ）
    あーっ！？　ちょ、ちょっと！　そんな所になんで突っ立ってるのよデクノボウ！（ほとんど言いがかりである） -- ゼロ 2014-03-31 (月) 22:21:34
    • （ある程度街の人の動きというのはわかるものだ。歩くときは無意識にでも避けるもの。）
      （人の無意識とはよくできているもので、それらを感じて予想した上で街を探索するとスムーズに動けるのだが……）
      あっいや、すまない！参ったな……いや、本当に申し訳ない。ドーナッツを駄目にしてしまったな…
      （しかしこういう時もある。特に子供は注意力が散漫で、このようなデカイ男が立っていても時々ぶつかってくるのだ）
      （夜時の酔っ払いならいざ知らず。マスターやサーヴァントを探していたところにこれなのだから、調子も狂ってしまう）
      （子供相手に怒るわけにもいかないし、確かに街中で突っ立っていたのも悪いとダメになったドーナッツを拾いつつ謝るものの…目の前の子の気は収まるわけはないだろう）
      いや、本当にすまない。駄目になった分は俺が買うよ -- ブレイズ 2014-03-31 (月) 22:37:47
      • 当然よ！　折角並んで買ったドーナッツなのにアナタ本当にどうしてくれるのよ！
        （自分に非はないとばかりに指をさして怒りを露わにする）
        （その怒りの感情がいつもの注意していることをなおざりにしてしまったのか、ブレイズに右掌の令呪を見せつける形となってしまった）
        んぁ……。
        （すぐに気がついて手を後ろに隠すも、見せてはいけないものを見せてしまったという表情は隠せない） -- ゼロ 2014-03-31 (月) 22:46:43
      • 並んだのか……本当にすまない、同じものとそれ以上になにか……
        （今日の関係者探しは中断だな、と溜め息をつきたくなるも今は彼女のドーナッツを……）
        （と考えているところにソレは目に入った。目の前の少女の右手にある、令呪が）
        （これも偶然か、何かのおぼしめしかは知らないが……遭遇は一応できた）
        （そして露骨にそれを意識している、と言わんばかりの少女になんとも言えない顔になってしまった）
        （そこまで露骨だとなぁ……という、顔を覆いたくなる）
        あ〜その、まぁなんだ。ドーナッツ屋、そこで食べれるんだろう？行こうか。好きに頼んでいいから -- ブレイズ 2014-03-31 (月) 23:05:09
      • な、なによ！　別に何でもないんだから！
        （このような反応を見せるのは少女がまだ幼いと言うべきものだろうか）
        ふ、ふん……まぁいいわ　代わりのドーナッツ買ってくれるんでしょ？　さっさと行くわよ！
        （相手の反応を見て隠せていないというのが分かると恥ずかしいのか拗ねた態度になってしまう）
        （それすらも隠そうとするのか早足でドーナッツ屋に早足で進んでいった）

        嘘……でしょ？
        （残念ながらドーナッツは売り切れてしまったのか「SOLD OUT」の札が掛けられていた） -- ゼロ 2014-03-31 (月) 23:20:45
      • （泣きっ面に蜂というものか。ドーナッツは落ちて、ドーナッツ屋は売り切れ。おまけにマスターと知られた）
        （彼女からすれば相当だろう。もちろん今ここにいる男がマスターであることを知らなければそのままだろうが）

        ……カフェで穴埋めはできないか？話もあるしな
        （そう言って己の左手を見せて、グローブの上から右手で叩き示す。君と同じものを持っているのだと） -- ブレイズ 2014-03-31 (月) 23:27:33
      • ……！
        （令呪を見せつけられると緊張したような表情を見せる）
        （誘いに乗るかどうか、こちらをマスターと知ってそのまま去ることも出来たのにこの男は……）

        わかった……行くわ。
        （近くの喫茶店へと向かうこととなった） -- ゼロ 2014-03-31 (月) 23:37:39
      • （そして喫茶店。カフェテリア、カフェー、パブ……は違う。ともかく喫茶店に入ればまずメニューは目の前の少女に任せた）
        私はコーヒーとこのデニッシュのアイス乗せ（大）を
        君……俺はブレイズだが、君はどうする。好きに頼んでいいぞ（と、名前を渡しつつ注文を彼女に促した） -- ブレイズ 2014-03-31 (月) 23:44:29
      • （メニューを食い込むように見つめる、こういった喫茶店で食事をするのは初めてだ）
        えっと……。
        （ブレイズの顔を見て）
        じゃあ、ココアとチョコバナナハニートーストで。
        （奢りであることをいいコトに高いものを頼む）
        私はゼロよ　犬も歩けば棒に当たるとはよく言うけど……マスターに当たるとは思ってもなかったわ。 -- ゼロ 2014-03-31 (月) 23:54:59
      • 昼時ならサンドイッチもと思ったんだが、話があるのにガッツリ食ってもな……
        （メニューで案外小さく見える喫茶店のメニューの数々……しかしそのどれもに必ず小サイズのがあった）
        （注文を確認し終えた店員がおしぼりと水を置いて引き上げていく
        ではゼロ、俺もマスターだ。聖杯戦争に参加しているうちの一人。

        ……しかし、いざ君のような相手と会うとどう話していいか迷うな
        大人や一目でわかる悪党なら問題はないんだが
        （学校で遊んでいた生徒とはまた違った層なのが聖杯参加者の子供たちというものだ）
        （かつて教師であった時は、無邪気に子供たちと遊べたのだが）
        よし。ではゼロ、君の願いはなんだ。願いがあるからこそ参加しているんだろう。 -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 00:00:19
      • なによ、私みたいな小さいのが聖杯戦争に参加してちゃいけないの？
        （不満そうな顔を見せる、一応はマスターで戦闘経験もあるのだ　舐められていると思ったのだ）
        それに……悪党以外とは戦えないっていうの？
        （この聖杯戦争は願いを持つものが多く参加している　良いも悪いもごちゃ混ぜである）

        私の願い……？　私は……ちょっとよくわからない……気が付いたら参加してたしそれまでの記憶が無いの。
        でも、記憶を無くす前の私が願いを持ってるなら　私はそれを叶えたいと思う、記憶だってそのうち思い出すかもしれない。
        思い出せるかなんて確証はないけどきっかけにはなるかもしれないってアヴェンじゃぁぁぁぁっぁぁがああぁぁぁぁぁ……。
        （「キャスターが」と言うつもりだったがうっかり嘘をつくのを忘れてしまった、言いかけている途中に気がついたのだから取り繕うことも出来ずに声が間延びになる） -- ゼロ 2014-04-01 (火) 00:20:35
      • あぁ。もちろんだ。こんな戦いに子供が参加していいはずがない。
        （戦闘に子供が出てきたことを笑うのではなく。戦闘に子供が巻き込まれている……もしくは、進んで臨んでいる状況）
        （それは許しがい状況であり、何より悲しく……）
        言うさ。俺は子供が戦いに参加するのも、子供が願いのために誰かの命を犠牲にするのは阻止しなければいけない。

        （そして答えてくれた願い。願いはないが記憶はない、あやふやな言葉）
        （それなら説得できるかもしれないと……思った時に彼女から出た言葉はその考えを一時止めるに十分だった）
        （記憶のない少女、聖杯戦争に参加している少女……それが頼る存在の名前、それは）
        アヴェンジャー……？それが君のサーヴァントの……クラス？
        （聞いたことのないクラスだった。知っている、知らされている７つのクラスではないクラス）
        （復讐、報復を意味するその言葉……それを体現するサーヴァントとは） -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 00:30:58
      • ん……難しいこと言うのね　でもなんだかこう……そのためなら自分が犠牲になってもいいってことなの？
        自己犠牲ってやつ……？　うー……よくわかんないこと考えるのね。
        （まだ、誰かのために自分を犠牲にするという考えは理解する事はできなかった）

        あー……えっと……なんていうかそのー……。
        （言葉を濁らせ、目を泳がせる　ブレイズの表情から察する）
        （アヴェンジャーからはこう言われていた）
        （「私のクラスは出来るだけ人には話さないほうが良いかと、復讐者(アヴェンジャー)と言うのはイレギュラーであまり良くないクラスとされていますから……」）
        （なるほどこういうことだったのかと）
        やっぱり……アヴェンジャーってクラスってそのなんというか……そういう顔になるクラスなんだ……。 -- ゼロ 2014-04-01 (火) 00:50:38
      • 自分も犠牲にしないさ。
        ……今戦っていることが、犠牲というのならそうかもしれないけどな
        俺の目的は聖杯戦争を終わらせることだ。
        人が人と、欲望のために殺し合うこの戦争……呪いの儀式を止めるために戦っている
        だから、君の命が犠牲になるのも君が誰かの命を犠牲にするのも俺は阻止したいんだ。
        （アヴェンジャーについて考えつつ自分の目的を伝え、そして……）

        詳しくは知らないが、そうだな……普通クラスは得意としていたものとか存在そのものをさす。
        セイバーなら剣を、アーチャーなら弓、ランサーなら槍とか…
        しかしアヴェンジャーというのならば何かしらに復讐をした……いや、それではその逸話で使ったものに準えてクラスになる。
        つまり……何かに復讐することこそ存在となるサーヴァントなのか……？
        願いでもなく、その存在自体が……聖杯戦争にて、か……？
        （少し考え込むように想像し、整理しようとするも情報が足りな過ぎた）

        どう考えても、あまり良いサーヴァントとは思えないな
        名前で風評被害というのなら謝るが

        その……君は大丈夫か、アヴェンジャーに何かされたりとかは？ -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 01:15:44
      • つまり聖杯戦争の阻止……？　皆が願いを叶えるための聖杯戦争を……？
        確かに殺し合いだけど……ん……ブレイズの言うことは私にはまだよくわからない……。
        （記憶を取り戻すきっかけがあるかも知れない、記憶を無くす前の自分が願いを叶えようとしているかもしれない）
        （そんな聖杯戦争を真っ向から否定している男が目の前にいるのだ）

        アヴェンジャーを悪く言わないで、名前は確かに不吉かもしれないけど実際はこう……。
        とにかく私に色々教えてくれるし、私が聖杯戦争で戦えるように色々してくれてるんだから！ -- ゼロ 2014-04-01 (火) 01:36:58
      • いいや……誰か一人が、他の誰かを踏み台にして叶える願いだ
        それは願いではなく……欲望だ。そんなのは間違っている。
        今はわからなくても、この戦いを進んでいけばそれは嫌でも見せつけられることになるんだ。
        それは……君が思っているほど簡単なものじゃない

        ゼロ、それは君を聖杯戦争で都合のいいマスターに仕立てているに過ぎない。
        アヴェンジャーの都合のいいようにではないのか

        ……俺は君が辞退することを望むよ。戦わなくてもいいじゃないかこんなこと
        記憶は本当に聖杯でしか取り戻せないのか、その願いは聖杯でしか叶えられないのか
        取り返しがつかなくなる前に、さ
        （運ばれてきたデニッシュのアイスのせにシロップをかけるとシロップの温度でアイスは解けていく）
        （それはもう元の形には戻せない……コーヒーにいれたミルクを取り出すことができないように） -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 01:57:34
      • 私は……私の願いがそれでも欲望でいいよ　間違ってるとか、正しいとかそんな説教じゃどうにもならない。
        どんな思いであれ譲れないものはあるよ　私の場合はそれが記憶。
        ブレイズの言うことはブレイズにとって譲れないもの……だからお互いに引けなくなった時は戦うしか無いよ。
        言葉でどうにか出来るだなんて思うほど簡単なものじゃない。

        それは違う、アヴェンジャーは言ったわ　誰かの言葉に従うんじゃなくて、自分で考えて、悩んで、答えを出せって。
        聖杯戦争で戦うって決めたのは私の意志、アヴェンジャーが何を考えていてもそれは譲れないわ。

        （ハニートーストに盛られたアイスを崩しながらトーストとともに口へと運ぶ）
        そういうわけでブレイズの提案に乗ることは出来ないわ、どんな言葉でも私の意思は譲れないもの。 -- ゼロ 2014-04-01 (火) 21:56:45
      • そう、か……？ （それ以上は言葉が出なかった。彼女の強い意志に押されたからではない）
        （子供だから強くでない……というわけではない）
        （その頑なな意志は何故出ているのか、だ）
        （一見筋が通っているようで、漂う雲の如く……根が張っているようで張っていないのだ）
        （自分で考えてとのことだがその自分とは一体何なのだろうか。記憶喪失、取り戻すためとはいえはいそうですかと参加するだろうか）
        （誰にも譲れないだろうその思いはどこからか。言葉にできない渇望は……言葉でどうにかできないほどの渇望が彼女を動かすのか）
        （言葉にできない違和感しか、感じられなかった）

        わかった
        なら俺は君の記憶を取り戻す手伝いをしよう！
        ゼロが記憶を取戻したら今の君の願いは叶うんだろう？
        お互い引けなくなった時というのは……その先、記憶を取り戻した先に、願っていたのなら……
        その時だろう？
        （だからこそ何もかもご破算、戦おうではなく。そのゼロが求めている記憶を探しだし）
        （取り戻せれば……まだ希望はあると、デニッシュを食べ終えて決めた） -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 22:10:50
      • 手伝う……？
        （不信な目でブレイズを見る）
        （何を言っているのだろうと、記憶を取り戻すと言っても元々関係のないブレイズに何が出来るのだろうと）
        （なにか考えがあるわけでもなしに……）
        （あぁ……そうか　この人は私と戦いたくないのだと）

        まぁ、いいわよ。
        （呆れた　ため息が出たのはそのためだろう　だが、悪い気は不思議としない）
        でも、私を知らないブレイズがどうやって記憶を取り戻す手伝いをするのかしら……てね。
        （からかいながらハニートーストを平らげるのであった）
        ごちそうさま。 -- ゼロ 2014-04-01 (火) 22:31:31
      • それは色々。人の記憶というのは複雑なようで単純なもので
        結構今覚えていることが繋がるものだ。
        君が今生きていることも、今いることも手掛かりになる！

        それについ最近なら、難易度はぐっと下がるはずだ！
        取り戻そう、君の記憶を！
        （聖杯戦争からズレて、目の前の記憶喪失の少女の記憶を取り戻すことに既に意識は向いていた）
        そうとなったら食後の運動も兼ねて、街を探索だ。
        新しい目で、他の人の視点もあればまた変わった発見があるかもしれない！
        （言うやな、準備はできたとばかりにコーヒーを飲みほし伝票を取った）
        （今日の予定は……決まったのだから） -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 22:44:23
      • えっ！？　い、今から？
        （唐突の提案、しかしこうなったブレイズを止められる気がしなかった）
        そんなことで記憶が戻るっていうのかしら……？
        （困惑した状態のままブレイズによって街中を引っ張り回されるのであった）
        （なお、記憶が戻る予兆すら無かった） -- ゼロ 2014-04-01 (火) 22:59:13
  • ──day after tomorrow -- 2014-03-29 (土) 21:01:58
    • （また、日々重ねるように互いに積もり積もっていく想い）
      （互いが語り、互いを知り、他のマスターやサーヴァントと会うたびにそれは積もっていく）
      （表面的に深まるように見えている互いの心はまだお互いを触れることなく時間が過ぎていて……）

      （アルヴィンとキャスターとの遭遇戦。英霊化したアルヴィンとの戦い、そして……雨）
      （雨の中、互いに言葉を交わすことなく宿に戻った後……外套をかけ、頭にタオルを乗せてそのまま豆のスープを造り）
      （食卓に鍋１つと皿２つ。パンをいくつか並べて無言のまま食事の時間に変わっていく）
      （黙々と食事を進め……その半ばぐらいという時に口を開く）
      ……嫌いか（それは戦うことか、それともあの相対したキャスターのことか。それとも……夢を、願いを持つ人を見るのがか）
      （そのどれらでもあり、どれとも含めたような……そんな問いを、静かに目の前の少女に呟く） -- ブレイズ 2014-03-29 (土) 21:18:58
      • （帰り道。彼女は一度も顔を上げることはなかった。宿に帰ってからもそれは変わらず、俯いたまま。無言でスープを口に運ぶ）
        （まるで怒られてふて腐れている子供のように。ついては来るが、話すことはしない。そんな状態）
        （食事中もそれは同じ。ただ無言でスープを口に運び、時折何かを考えるかのようにスプーンを加えたまま動きが止まる）
        （しかし、一度たりともブレイズと顔を合わせようとはせず）

        （ぴたりと、動きが止まる）
        ………どうでもいい。全部、全部どうでもいい筈だったの。聖杯戦争も、相手のことも。そう、思ってたの
        全部諦めちゃえば、何も辛くないって思ってたから。……でも、上手く行かないね
        ご飯食べたら美味しいし…もっと食べたいって思う
        遊んだら楽しいし、もっと遊びたいって思う
        ……綺麗なアクセサリつけたら、もっと可愛くなりたいって、思っちゃう
        （スプーンを握りしめ、其処に映りこむ自分の顔を見つめて呟く）
        （其処に映りこむ、包帯だらけの自分の身体が、無意識に感じる幸福を、願いを否定する）

        だから、ダメだって。そんなこと考えちゃダメだって。……後でつらくなるだけだって、思って。……我慢してたの
        なのに。……あの子は、あんなに……あんなに、真っ直ぐでさ
        私はずっとずっと我慢してた。無駄だって、そう言い聞かせてたのに……あの子はあんなに…まっすぐでさ
        ……ねぇ、ブレイズ。私………間違ってないよね？

        （顔をあげ、ようやくブレイズの顔を見る）
        （その瞳に映るのは、ただ肯定し、慰めて欲しいだけの女々しさともいえる感情）
        （しかし―）
        （言い換えるなら、それ以外に心を守る方法を知らなかった少女が、己の防壁の決壊の危機に直面し、助けを求めているということ―）         -- ライダー 2014-03-29 (土) 21:32:27
      • （問いかけに応えた少女が、助けを求める少女がみたのは）
        （心の点を打たれたように何かを言おうと口を開きかけ……歯を食いしばり、スプーンを握り潰しそうに持つ男の顔）
        （戦う駒であろうサーヴァントになりきろうとしている、サーヴァントという役割としては間違っていない考えの少女の前で……）

        ……間違って………………

        いる
        （ただただ幼気な少女を、女を慰めることをせずに応えた）

        誰かの願いを見て、妬ましさで憎み、殺意を抱くことも……

        人が人として当然望む願いを否定することも……間違っている

        誰だってそうだろう！？
        毎日ごはんを食べたい、おいしいものを食べたい。
        ゆっくり寝たい、楽しく生きたい。友達と遊びたい。
        かっこよくなりたい、強くなりたい、かわいくなりたい、綺麗になりたい……
        幸せに生きたいって！誰も皆、当然に望むことじゃないか！

        どうして否定なんてできるのさ！

        それは願いじゃなくて、希望とか夢だろう！？
        自分とか、みんながいるから思えることなのに……否定するなんて、おかしいじゃないか

        俺はステイシアに幸せになってほしいよ！
        人として当然の幸せを願って、見つけて欲しいよ！
        サーヴァントとして、戦う駒としてそれを殺してほしくない！
        （それは目の前の少女への怒りではない。目の前の少女をそうさせた理不尽な物への怒り）
        （幸せを奪ったものへの、幸せを奪って尚サーヴァントとさせるもの自体への怒り）
        （あの時公園であった男が言っていた。サーヴァントは救いを求めて、願いを持ち参加すると）
        （だとしたら……呼ばれたのではなく、望んだステイシア自身が救いを求めていたに他ならず）
        （加えて言えば、彼女は物がどうこうではなく……心という人、存在自身が一番に複雑で重要なものの救いを求めているからだろうか）
        （それは……あまりに、深く。混沌深く渦を撒いて救いを求めつつも救いを拒んでいた）
        （しかし、それでも救いたい。諦めない。諦めたくない思いが……溢れてくる） -- ブレイズ 2014-03-29 (土) 22:03:06
      • ……私は、幸せにはなれなかったよ。なっちゃいけない人間だったんだよ
        生まれた時から…体の中の魔獣のせいでずっと、ずっと幽閉されてきた。暴走の危険がなくなったら、村から追い出されて…
        学園にたどり着いて、そこで楽しく過ごしたよ。本当に楽しかった。…あれが、幸せだったんだろうなって思う
        色々楽しいこといっぱいあって、辛いことがあって。心が折れそうになったときも、皆が引っ張り上げてくれたよ
        私ね、思ったの。一人でも大丈夫だって。皆との絆があればきっと寂しくないって、そう思ってた。……ばかみたいだね
        結局、絆なんて何の助けにもならなかったよ。卒業して旅に出て…すぐにあいつ等に捕まった。あとは実験体として、10年以上体を弄繰り回されて…用がなくなったら殺された

        私の人生はそれでおしまい。結局、幸せを望んだところで何も手に入らなかった。生きた証も何もこの世に残してない。……こんな人生、本当に無意味だったよ
        分不相応なことを願ったから、きっとバチが当たったんだ。私はこういう人生を送る運命だったんだよ。誰も助けてくれなかったし、何も手に入らなかった
        （真っ直ぐブレイズを見つめて己の過去を語る）
        （その瞳は何処までも深く、重たく。先ほどまで敵のサーヴァントに向けられていたどす黒い感情が、今こうしてブレイズに向けられる）
        （人が人として向き合うには余りにも重く、苦しい呪い染みた視線）

        ……教えてよブレイズ。私は……今更幸せになって、何をすればいいの？
        30年近く生きてきて、何も残せなかった私が…この聖杯戦争の期間だけで幸せになって。……何を残せるの？
        何が変わるの？
        私の今の命の価値は、貴方のサーヴァントとして戦って…役に立つことだけだよ？
        貴方がそうしたの。私を呼び出したマスターを殺して、貴方がそう命じたから私の命に価値が生まれたの

        ねぇブレイズ。救いって…何？
        幸せになるってことは、今の私の命の価値を消すことに等しいよ
        貴方の救いが、私を幸せにすることなら…それは同時に貴方が作った私の価値を、貴方が消すことに等しいよ
        ……貴方は…この二度目の生も無価値なものにするの？

        （一度溢れだした想いは止まらない。救いの手を伸ばしてくれていたその手に、縋ろうと思った筈ではなかったか）
        （でも、やはり掴むことは出来ない）
        （救いの先に光があると誰が保障してくれるのか）
        （その手を掴み、幸せになって、それから自分はどうすればいい？）
        （分からない。分からない。分からない）

        見せてよブレイズ。幸せになったその先の私の価値を
        私に……その手を、掴ませてよ……

        （最後の言葉は消え入るように）
        （黒く淀んだ汚泥がブレイズを飲み込まんと吐き出される中で、わずかに残った彼女の心の一欠けら）
        （パンドラの箱の底に残った、彼女の「救われたい」というわずかな想い。それこそが、彼女が聖杯に願ったことなのかもしれない―）         -- 2014-03-29 (土) 22:26:53
      • （絆は確かにあった。それでもそれは……それがあったからこそ、今苦しんでいる）
        （人を信じたからこそ裏切られたような絶望。裏切られないために最初から信じなければいいというような）
        （失わないために手にしない……心を守る術）
        （本人が言う様にかろうじて、戦うということに意味を見出し自分を肯定している）
        （だがそのどれもこれもが……ブレイズとステイシアの溝を広げていく）

        ……命の価値ってなんだ？
        （質問に質問を返す……いや、それらの質問の答えよりも）
        （その質問自体に投げかける問い。想い。怒り。）

        なんなんだよ命の価値って
        みんな、誰も、それが重いとか軽いとか……！

        それが決まれば、幸せなのか！？
        意味があるから生きていいのか？！
        意味がないと価値がなくて、死ななければいけないのか！？
        それが運命だと何もかも諦めなければいけないのか！？

        なぁ、そうなのか？違うだろうステイシア！
        ステイシアはステイシアだろ！
        誰かより価値があるとか、ないとか……決めていいものじゃないだろ！？
        それがあるから幸せとかじゃないだろ！？

        自分が無価値だと、自分の価値を勝手に決めるな！！！

        今更何をすればいい？何を残す？…今ここにいるじゃないか！
        ステイシア自身が！どんな過去があっても、今ここにいるじゃないか！
        救われて、今を変えたいと思っているステイシア自身がいて……！
        幸せになった先に……幸せになったステイシアがいて！
        幸せになったステイシアが残るじゃないか！

        （価値や意味、命自身を比べることなんて……）
        （運命だと、諦めて閉ざして自分すら諦めてどうするんだと）
        （黒く淀んだ汚泥を掴んで、大地に投げつけ叩きつけるように言葉を返す） -- ブレイズ 2014-03-30 (日) 00:51:23
      • （ブレイズの言葉が全身に纏わりついていた汚泥を灌ぐ）
        （それは闇の中に降り注ぐ光であり、余りに眩しく、余りに―）

        ―っ、じゃあ……じゃあブレイズ。私は何を頼りに生きていけばいいの…？
        生きてちゃいけないって、ずっと言われ続けて。居ないものだとして扱われて
        最後の時も人間らしい扱いなんて一度もされなかった。貴方だって…っ！！ブレイズだって、目的を達成するためにサーヴァントが必要だっただけでしょ！？
        誰でも、良かったんじゃない……。救いたい、って言ってくれるけど。……ブレイズは目の前に困ってる人が居たら、誰でもそう思うじゃん。……ブレイズは、優しいから
        でも私はそれじゃ嫌なの。不安なの。誰かで代わりが務まるなんて、それこそ価値が無いのと一緒だよ
        私だけにしか出来ないことって…何…？私じゃなきゃダメなことなんて、あるの…？

        自分だけで思ってたって、きっと勘違い。誰かに…保障して欲しいの
        此処に居てもいいんだよって。私じゃなきゃダメなんだって。………誰かに、認めて欲しいの…
        ＆ｂｒ;（絡みついていた淀みが灌がれ、そこに残ったのは孤独に震える一人の小さな少女）
        （生前、誰からも真に必要とされることはなかった。友人達も皆、自分ではない誰かの隣にいることを選んだ）
        （彼らが歩んでいる道に自分など居ても居なくても変わりはないのだ）

        （それは子供染みた我儘。結局の所彼女は―さびしかったのだ）

        （共に或ると。絶対的に信頼していた相棒でさえ、無理やりに引きはがされて今此処には居ない）
        （今の主人だって、そもそもは目的のためにサーヴァントが欲しかっただけ）
        （身を切る孤独に震えながら、ブレイズのコートの裾をしっかりと握る）

        助けてよ、ブレイズ……

        （彼女を歪ませていた淀みが振り払われ、最後に残った、彼女の根源）
        （それだけを抱え、一人の少女が救いを求めて手を伸ばす―）         -- ライダー 2014-03-30 (日) 01:44:48
      • ……そうだよ
        俺は誰かを救うために、今この戦いに挑むためにサーヴァントを欲したよ
        戦えるのなら、誰でも良かった。ライダーでなくても
        この聖杯に自分の欲望を叶えるため、何を犠牲にしてもいいヤツなら……味方であり敵で
        令呪を使ってでも力に縛るつもりだった
        （己の願いという欲望のために、それを叶えるためだけに再び生を受けて蘇った霊）
        （だれが英霊などと呼んだのか……死者の懺悔を、後悔を、踏みにじって利用し呼び出して）
        （利用し……それと気づかず、全てを歪めていく質）

        でも……その出会ったサーヴァントは願いを、欲望を叶えるために再びこの世界に来たわけじゃなかった。
        ただ救いを……助けを願って、現れた
        本当に辛くて苦しいから……助けてほしいって、手を伸ばして
        （だからこそ令呪のない右手で……コートの裾を掴むステイシアの手を取り）

        ステイシア、俺は君を救いたい。一人の人間として、今ここにいる俺として。
        でもそれは俺だけ無理なんだ
        （右手でしっかりとその手を取って伝えるように握りしめる）
        （それは新たな契約の申し出だった。マスターとサーヴァントではなく…一人と一人の、約束のように）
        （固い誓いを告げるように、握りしめた）

        ステイシアも、君自身が必要なんだ。
        君の願いが……想いが。それがないと……君も、俺も何もできない。
        だからこそステイシア自身を救うために俺の隣にいるのはステイシアじゃなきゃだめなんだ！
        ステイシア自身も救って、みんなも助ける！

        そしてそれを叶えるのは聖杯なんかじゃない。
        歪んだ願望機でも、この邪悪な儀式の先でもない……

        俺と、ステイシアが救うんだ！ -- ブレイズ 2014-03-30 (日) 02:14:19
      • 私を、救うために―
        （彼は手を伸ばしてくれる。とても、とても真剣に）
        （その伸ばされた手を掴むだけではダメなのだ。掴み、這い上がり、そして一歩を踏み出すことが必要とされている）
        （出来るだろうか―）

        （胸に去来するのは暗い研究室の中、人としての尊厳を穢され続けた日々のこと）
        （こうして彼の手をとっても、また―）

        ―やれやれ。君はもう少し欲ってものを持つべきだよ。それを持つ資格なんて誰かに定められるものじゃない。なれるか、なれないかどうかはやってみなけりゃわからないけれど…なりたいと願うことは、自由なんだからね

        （声が、聞こえた）
        （とても懐かしく、とても、耳慣れた声）
        （あの日以来声を聴くことなどなかったのに、どうして―）

        あ、ぁぁ…わた、し…
        （ぽろり、と涙がこぼれた）
        （自分は一人なのだと。だからこそ心を閉ざさねば孤独に耐えられないと思っていた）
        （けれど今、声が聞こえた）
        （ずっと、ずっと一緒だと言ってくれた自分の半身。彼は。彼の意思は、消え去って等居ない―）

        （それを認識した瞬間に、想いをせき止めていたダムが決壊する）
        （封じ込めていた「ステイシア」という少女本来の感情が、溢れだす）

        ねぇ、ブレイズ…っ、私、私……幸せになりたい！
        前を見て歩きたい！私も、私も頑張る、から…っ、一緒に、居てください…っ！！こんな、足じゃ…。歩けない、から
        だから…手を、握ってて。今はまだ、どうすればいいか分からないから…貴方に、ついていくしか出来ないけど
        貴方と歩いた先に未来があるなら、頑張る、から…っ

        （ブレイズのコートに顔を埋め泣きじゃくる）
        （孤独の檻に閉じこもっていた少女は）
        （檻の中でないと危ないと。そう思い込んでいた少女は）
        （大切な友人の言葉と、正義の味方の言葉を借り、ようやくその一歩を踏み出したのだった）         -- 2014-03-30 (日) 22:52:51
  • （聖杯戦争に対する自分の意思を伝えるべく、ブレイズを呼び出しオープンカフェで待ち合わせた）
    ……来たか。（ブレイズに対面に座るように促す。既に隣にはアサシンが座っている） -- アドニス 2014-03-27 (木) 21:31:55
    • こんにちはでござる。何か飲むでござるか？（口布を巻いていないシノビはにこやかに挨拶をして） -- 雪影のアサシン 2014-03-27 (木) 21:32:28
      • こんにちは、アドニス。そしてマユルさん。
        ……あぁ、俺はコーヒーを。いや、なんだ。やってみると意外といいものだなお茶会というのも。話すことはやはり大事だ。
        例え伝えにくいことでも、直にあって言葉を交わすことでわかることもある
        （アドニスの対面の席に腰をおろし、アドニス達……いや、アドニスの話を聞く姿勢に入る。話を待つ……それがどのようなものでも）
        （目の前の少年と向き合うために、今ここに来たのだから） -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 21:41:11
      • ……ブレイズ…さん。（紅茶を前にして少し緊張気味に）オレは、人を殺す覚悟なんて最初から持っていなかったんだと思う。
        命に向き合うことを放棄してたんだ。自分の命も、他人の命も。真っ直ぐ見ようとしていなかった。
        ……今のオレに聖杯戦争で戦う資格はない。（搾り出すようにその言葉を口にして） -- アドニス 2014-03-27 (木) 21:50:29
      • 話すことは大事でござるな。そして……この子にもようやく人と向き合うことができてきたでござる。
        （少し寂しそうな笑みを浮かべたまま、アドニスの言葉を聞いて） -- 雪影のアサシン 2014-03-27 (木) 21:51:43
      • ……戦う資格なんてなくていい。無い方がいい。人を殺す覚悟が必要な資格なんてそれは間違っている。
        アドニス、教えてくれ。君の願いはなんなんだ。君が本当に望む……願いは。
        （運ばれてきたコーヒーに口も着けず、アドニスに聞く。その言葉はただ、辞退を促すことではなく）
        （アドニス自身の心に問いかけるような、言葉で） -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 22:14:03
      • オレ………オレは……（唇を噛んで）…オレの家は代々魔術師の家系で…でもオレが物心つく前に家長の父さんは死んでしまった。
        そのことで母さんは心を病んでしまった。母さんはオレを見ようとしない。オレはここにいるのに、オレなんかいないみたいに……
        （涙が滲む。だが堪える）母さんに振り向いてもらいたい。聖杯戦争が行われるって聞いて、オレは飛びついたんだ。
        もし、上手く物事が運んで………オレが聖杯戦争で死ねたら、母さんは悲しんでくれるだろうか、って… -- アドニス 2014-03-27 (木) 22:27:57
      • …………。（自分の心が痛んでいるかのように、悲しみに満ちた表情をして） -- 雪影のアサシン 2014-03-27 (木) 22:28:43
      • （それは、母親への愛。死を持って確かめたいと思う……悲しい心）
        （まだ幼さの残る少年が抱くにはあまりに悲しい、願い）

        ……俺は君の両親のことをしらない。だから、君のお母さんについては何も言えない。
        それでも言えることはある。君のお母さんは、君が見ている。同じように……俺は君を見ている。今ここで。
        俺だけじゃない。君の隣にいる人、アサシン……マユルさんだって君を見ている。
        それだけじゃない。きっと……君がここで出会ってきた人。そのみんなが君を見ている。
        （今ここでこうして話し合えたことが、何よりの証拠じゃないだろうかと思う。この少年を見て……他の参加者は、想う所があったのだろうと思う）
        （自分の言葉だけじゃない。そういった人たちとの絆が……アドニスの命に対する目を変えた）
        切っ掛けはこの戦いだ。それでも……君が傷つき、命を奪われることを悲しむ人は確かにいる。
        君は一人じゃないんだ。君は生きて……生きて、生き抜くんだ。
        死と言う形で……君自身で、君とお母さんの絆を断ちきってはいけない。 -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 22:55:57
      • 拙者もマスターが……アドニス殿が死んだら悲しいでござるよ。
        それは拙者のマスターだからではないでござる。
        無論、拙者の主君だからでもないでござる。
        それはアドニス殿だからでござる。
        だからこそ……アドニス殿の先に続いている道を、守りたいのでござる。拙者のすべてを賭けて……
        （テーブルの上のアドニスの手に自分の手を重ねて） -- 雪影のアサシン 2014-03-27 (木) 23:11:03
      • …………っ（涙をゴシゴシと拭って）
        （ブレイズの言葉が、心に響いた）
        （マユルの重ねてくれた手が、温かかった）

        （どうしようもなく流れてくる涙）

        オレには…聖杯戦争で死ぬことも、勝ち抜くこともできない。でもアサシンを、マユルを失いたくない。
        答えを出さなきゃいけないんだよな……どうするべきかを。勝ち取らなきゃいけないんだ…未来を。 -- アドニス 2014-03-27 (木) 23:15:03
      • （こんなにも心配してくれる人が傍らにいるのだ）
        （その答えは、きっと見つかる。見つからないわけがない）
        （この二人は……確かな絆で繋がっている）

        アドニス、未来は聖杯だけが導いてくれるものじゃない。
        君が、君と繋がる人達と導くものだ。

        君の願いは本当に難しい物だと思う
        でもそれは……きっと本当に笑顔になれる願いだから
        本当の答えを手にすることを、諦めないでくれ -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 23:37:29
      • ……ありがとう、ブレイズさん…オレ、考えてみるよ。
        自分ができることをきちんと……（それからしばらくして）…今日は帰るよ。
        大事な話ができてよかった。（立ち上がって自分たちの分の御代を置いて）行こう、マユル。 -- アドニス 2014-03-27 (木) 23:51:07
      • ふふふぅ。いつから拙者のことをマユルと呼ぶようになったでござるか、アドニス殿？
        （笑いながら立ち上がり）ブレイズ殿。あなたには本当に感謝するでござる。
        この子に真っ直ぐ向き合ってくれる大人というのは、本当に得難いものでござるゆえ。
        ではまた会いましょうでござるよ。それまでご健勝で。（二人で立ち去っていき） -- 雪影のアサシン 2014-03-27 (木) 23:53:34
      • ……いいんだ、こちらこそ感謝している。いや……嬉しいよ。
        また会おうアドニス。もし困ったことがあったらいつでも言ってくれ。困って無くても駆けつけるよ
        （そう見送りつつ……彼らの、２人の未来が自分の力になる……いや、今湧いてくる力を確かめながら）
        （コーヒーをゆっくりと口にした……） -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 23:59:48
  • ──それは、出会うべくして出会った -- 2014-03-27 (木) 00:51:02
    • （夜の景色……ビル群の中でサーヴァントとは別に気配を探す。己が探すのは邪悪な気配）
      （ことあのグリードと呼ばれるアサシンに至ってはその気配遮断が切れた一瞬を狙うような探索）
      （遠くに瓦礫城と月を臨むこのビルの屋上で……今日も男は真なる敵を探していた） -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 00:53:23
      • （そのブレイズの知覚に触れる者が居る、スキルにより偽装されている物ではあるが混沌、悪の波動を持ち…）
        （科学と魔術により人から人ではないモノへと変えられた怪物がその気配を突如開放したのだ、場所は瓦礫城とブレイズのいるビル間にある暗い公園だ）
        （此処へ来いとでも言うように、混沌にしては奇妙なまでに整えられた闘気と共に） -- アーチャー 2014-03-27 (木) 01:05:35
      • （それは驚愕だった。いや、アサシンが気配遮断を解放したのかと思えるほど突然）
        （しかしそれは淀んだ、悦楽を含む狂気や邪悪ではなく……異質な、騎士道を含むような、もの）
        （罠か。罠とも言える。しかし……罠を張るような闘気ではない。で、あるなら…）

        ……俺を呼んだのは貴様か
        （公園に降り立っていた。暗い、ビルの谷間にある……昼間とは打って変わって静まり返った場所）
        （そう、誰もいないだろう場所に……呼び出した相手を前に問う。いつでも戦えるように闘争心を高まらせて） -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 01:21:34
      • そうだ、君にはどうしても問わねばならない事があったからね
        （ブレイズに対するは黒色の軍服に身を包み傍らに鋸めいた長刀を携えた男）
        （熱い闘争心を見せるブレイズに対し男の瞳は鋭くあると共に、宝石の様な硬質さと透明さを見せている）
        （男の極めて高度な気配察知に於いてこれほど違和感のある存在も居ないだろう）

        （男は更に口を開く）この戦いに於いて荒々しく戦う者も居る、万能の願望機などというモノを望めばそうもなるからね
        だが君の戦い方は…残した痕跡は奇妙だ、そこには怒りがある
        …狂戦士めいたものとは別だ、明確な理由のある怒りがあった…何が君をそうさせる？この愚かな戦争で -- アーチャー 2014-03-27 (木) 01:36:14
      • （その男は……狂気に瞳を曇らせ、邪悪な意志で戦う存在ではなかった）
        （違和感、いやそれは戸惑いと言っていい。アサシン……？いや、これではまるでセイバーのようだ）
        （この薄暗い闇の中で、闇の中にありつつも固く鋭い意志……純粋な何かを感じさせるサーヴァント、いや男がいた）

        ……俺はマスター・ブレイズ。この戦いを終わらせるために戦っている。
        誰もが持つ純粋な願いを、暴力を与えて目を曇らせて戦い合わせる……邪悪な儀式
        そして、それが呼び出す混沌と欲望、暴力から人々を守り……聖杯を砕く。
        そのために戦っている。
        （言葉に闘争心はなかった。いや……言葉を出す前に静まっていた）
        （それは、どこか同じものを思わせる男だからだろうか。それとも……まるで自分の師に向かい合うようなのか）
        （その問う姿に、答えなければいけないと思ったが故だった）

        人の願いが欲望に変わったとき……どんな人でも、自分に言い訳してしまうんだ。
        そのためには仕方ない、犠牲がでてもしょうがないって……でも、それで叶えられた願いは本当にその人の願いになるのかって
        欲望が人を狂わせて、人の命を踏みにじって……それでも平気になって、それが当然になっていく。
        小さな子供でも、昨日平穏に暮らしていた人でも、歪んで、人の命が軽いとか、価値を決めて他の物と並べていく。
        それは殺し合いとか、戦争になって、どんどん命を奪って……みんな欲望に飲まれて、それが当然だって思えるようになっていく。
        この戦いもそうだ。年場のいかない子だって、願いがかなうと…力を与えられて、他の人間を殺してもいい。願いがかなうなら自分の命すらどうでもいいって言っている。
        そのために作られた命だっている。自分の予備がいるからって、戦って死んでも、自由になるため何でもするって言っている。
        俺はそんなの間違っていると思うから、戦うんだ。こんな愚かな……邪悪な、胸糞の悪くなるような戦いを終わらせるために
        こんなものが間違っていると、示すために！
        （言葉が溢れていた。他のマスターやサーヴァントとは違う。何か伝えなければ、想っている限りのことを伝えなければいけないという何かが心を動かす……） -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 01:56:34
      • 成る程、君の怒りは聖杯という争いを生み出す物への怒りか…合点は行ったよ
        （帽子を外し魔力化させ消す、現れた素顔はその愚かな行為の果てを知っている…そう言わんばかりの悲しみに満ちた顔）
        それは悲痛な願いを持つ者全てが自覚しているよ、こんな方法しか選べない自分の愚かさをね
        君自身見聞きしてきたのだろう、だからこそこうして言葉にして自分の気持ちを整理しようとする

        …言い訳か、確かにそうだ…（ブレイズを強く見据える）結局の所殺人が是とされてはならない
        だがそれは悪と断じて少数の報われぬ者達を切り捨てる時も同じだ、所詮殺人
        矛盾だよ、間違っていると叫ぶ者自身もまた間違っている。
        だがその間違った方法を選ぶしかない、それしか無いのだから。
        選ばずにいられる強さが在れば我々はこんな所には居ない（ブレイズと己を括る）
        違いがあるとすれば…生きている限りはもっと良い方法(殺さずに済む方法)があると信じていられるぐらいか。

        だが天秤を用い続ければいずれその資格も失う、私も気付けばこのザマ(英霊)だ。
        （長刀を振りヒンッと澄んだ音を響かせる、アサシンから奪った人斬りの鋸刃を手に馴染ませる為に）
        こうして出会う筈だ、私がこうして在るのは感傷からだが…似ているよ、君は
        武器を取り給え、聞いた以上私は君を試さねばならん。
        …君のその胸の炎(ブレイズ)が燃え尽きて愚かな守護者(わたし)と成り果てるか
        それとも誰かを照らす炎と成り得るのかを

        （半身から刃が肩に沿う様刀を持つ霞の構え、ブレイズの前に立つ男はアーチャーである）
        （だが男は剣を持ち試す、希望を得たこの街で剣聖と呼ばれていたが故に） -- アーチャー 2014-03-27 (木) 19:22:56
      • ……俺は、誰の命だって諦めたことはない。
        善でも悪でも……命を犠牲にしてきたのなら、犠牲になった人たちに手を合わせて
        償うんだと

        自分が正義だと、悪を断つものと肯定したことはない。
        戦うしかなかったとしても……それでも、誰かの笑顔を守るために俺は戦う。
        矛盾しててもいい！俺が戦うことが間違っていても！

        殺さずに止めることができるなら止める！
        戦わずに済むなら戦わない！
        俺は「これしかない」なんて諦めない！「これしかなかった」なんて……絶対に諦めない！

        （かつて誰かは言った）

        命を選べばその分多くの人が助かる
        英雄は1人を殺し、100人を生かす。1000人を殺して10000人救うんだと
        命を割り切ればもっと多くの人が助けられる
        割り切れ。悪と断じ、善のために殺せ

        （そして……男は答えた）

        俺は命を割り切らない！価値を、天秤にかけたりしない！
        助けられる命は救う！誰であっても手を伸ばす！

        （矛盾。それは誰しも我儘だと思うだろう……子供のような叫び）
        （そんなおぼろげとも言える信念、説得なんてできないだろう）
        （それでも断じて、決めて割り切ってしまうことはできないと）
        （叫んだ）

        俺を試すと言った、試すために戦うと
        （男の襟元に炎が湧き出す。それは燃え盛り焔のマフラーとなり……）
        （翼となる。それは鳥類、孔雀に近いヘキサゴンのような炎の連なり）
        （サーヴァントと共に戦うためのではなく……一人、ただ一人として戦うための戦闘スタイル）
        （そう、サーヴァントを呼び出さない戦い）
        （これは聖杯戦争の中にあって、聖杯戦争とは別の戦い）

        俺は違う。俺は……割りきり、諦めることが間違っていると……否定するために
        戦う！
        （背負っていた箱が変形し、キュービックが展開。青いラインが浮かぶ宇宙時代を思わせる弓が出現する）
        （左手に掴んだその大弓、腰には矢筒が４つ……）
        （闘争心は、十分すぎるほど高まっている）
        （今目の前にいる……かつて同じ道を歩いていた男に想いを叩きつけるために）

        行くぞ！
        （その気迫と共に翼が熱風を纏い、周囲へ解き放ち…戦いの鐘を鳴らした！）
        （右手には矢が4本。弓を引き搾りサーヴァントに向けて放つ！） -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 20:54:31
      • それは無理な相談だ、人の腕はそう都合良く出来てはいない
        矛盾を押し通せば殺していった者達の魂の重みが腕に染み付き重くしていく…
        故に（闘争心を高めるブレイズに対し男は流水めいた静かで冷ややかな闘気だけを溢れさせる）
        （練武、そして殺人の果てに辿り着いた境地…心がこの男の腕を鈍らせる事は一瞬たりとてない）

        フッ！（眼前に迫る炎の矢、それを息を吐くと共に音よりも早く訪れる突き一閃で跡形もなく消し去る）
        人を殺し続ければ人を辞める程の感情を持つかその時感情を抱かない怪物へと成り果てる

        （体を沈み込ませての間を詰める跳躍、そして低い体勢からの逆袈裟）
        （ブレイズは一瞬反応が遅れるかも知れない…跳躍の刹那男は邂逅時に見せた気配を消す技を用いたのだ） -- アーチャー 2014-03-27 (木) 21:14:02
      • （闘争心、戦う心。燃え上がる炎とは対照的に流水のような静けさ……）
        （受け流し……ただ静かに流れる冷たさ。そして剣筋に乗せられていない殺気）
        （それらが読みづらい……いやサーヴァントであるが故に研ぎ澄まされたそれは）
        （あの気配の消失も加わり、正面から来るとわかっているのに反応が遅れた）
        （炎の翼で迎え撃ち……防ぎ、叩き伏せるという防御策が、空振りに終わる）
        （そのサーヴァントの一刀は容易く弓を持つ左腕を切り落とした……）

        ……わかっている。そんなの、知っている。
        （激痛に顔を歪ませながらも闘争心を保ち、翼を羽ばたかせ後退する）
        （体だけの痛みではない……傷口が開いたかのように、零れる）

        奪ってしまった命も、救えなかった命も……ずっと忘れたことなんてない。
        （ただ無慈悲に、無情に日々それは増えていく。今でさえ……この戦いで失われた命）
        （それだけじゃない。自分が救えなかった、手を伸ばすこともできなかった命がある）
        （それは、自分のパートナーとして重く圧し掛かっていることも）

        それでも……それでも、諦めたくない。
        諦めてしまったら本当にそこで終わりだから、俺は無理と言われても手を伸ばす！

        （切り落とされた腕が炎に変わり、飛び……炎を纏った傷口に繋がり再びその手に戻る）
        （自ら宿す力との同化。それこそこのエフェクトの真髄にして秘。炎との同化がブレイズの力）
        （弓はない。空は飛べる……弓をもって空を飛ぶことも可能）
        （上空から炎を放ち、弓を討てば負けないことはない。勝てないことはない）
        （しかしそれは違う。それでは……きっと伝えられない）
        （だからこそ弓と同じほど習熟させてきた己の力で立ち向かうしかない）

        貴方にだって！
        （翼を展開させていた形態から集束、その先は両腕）
        （炎の翼がつつむ、両腕を構えて再び立ち向かう！） -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 21:35:36
      • 当然だ、我々は殺した者達の顔を忘れる事などけして許されはしない…
        誰もが思うよ、諦めたくない、人にはもっといい方法を選べる可能性があるのだと
        …だが想像してみたまえ、聖杯を手にする事で失った家族を取り戻せた者の笑顔を
        見た事の無い地平線へ歩む事が出来る様になった者の胸の高鳴りを

        （切り落とした腕が復元される様を見れば目を細める、理屈としては吸血鬼や精霊の類のモノに近いか？）
        （血や原素との同化…彼の場合は炎かと即座に判断をすれば対処法を考える）
        （空を飛び続けた場合の対処も…が、彼が自分の前に立ちはだかるのは分かっている為それは思考から切り捨てる）

        彼らの笑顔を戦い続ける事で守れるとでも君は言うのかね？
        （その言葉と共に再びの跳躍、有相無相を切り捨てる男の剣技が時間を屈折させたのかという程の速度で突きとして両腕に四度放たれる）
        （恐らくは完全に散らせばそれだけ消耗をする筈だ、不死者でなければこの類の力は負荷が大きい）
        その炎で？（至近だが反撃は気にしない、この男の意思の強さを確かめねばならないのだから） -- アーチャー 2014-03-27 (木) 21:59:19
      • ……それは、守れない
        （夢を叶えるものが聖杯だとしたら、自身は夢を砕くもの）
        （万物叶える願望器を砕くということはそういうことだ）
        （炎が削り落とされるように散る。闘争心を削られるように、それは確かに炎を抉る）

        それでも、それは間違っている。
        死んだ人を生き返らせるのは……誰かを犠牲に生き返らせるのは間違っている。
        誰かを犠牲に夢を叶えることは間違っている……

        失ったものは……2度と戻らない
        過去も、痛みも、命も……だから、失わないように戦う。
        （そう……だからこそ自らのパートナーであるステイシアに向き合う）
        （伝えなければいけないことと、その悲しみと過去を知って尚）
        （それでも間違っていると……）

        犠牲で作り上げた願いで、手に入れた笑顔は……本当の笑顔じゃない
        いつかその犠牲が過去からやってくる。過去からやってきて、未来を奪う。
        それは……本当の幸せじゃない
        それをみて、よかったと……笑えるわけないじゃないか！

        聖杯で叶えようとすることが、間違っているんだ！
        こんなのおかしいじゃないか！
        おかしいのに、それが当然と思って！

        貴方も！どうしてまずこの戦いを肯定してかかるんだ！
        こんなおかしな戦い……ずっと続けられていた狂った戦いを！

        本当にの願いはこんなもので叶えていいはずはないのに！
        （削がれて消えてもまた燃えて……その炎の翼を纏った拳を振っていく）
        （訴えるように……それは、愚かな子供が親に駄々をこねるように）
        （しかし、割り切れないことを選んだが故の純粋な意志をぶつけるように）
        （両の拳を振り上げた） -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 22:43:28
      • （ブレイズの拳をその腕で受け止める、ズン…という深夜に響き渡る音と共に男の足元で広がるクモの巣状の歪み）
        （だが男の腕は砕けない、焼けはすれどその表情も変えもしない、それではまるで足りぬと言う様に）
        肯定？違うな…私に肯定する資格など無い、ソレ以前なのだから
        過ちと知って尚背負う覚悟をした者達を殺して殺して殺し尽くした果てが私だよ
        そう生きるしか選べなかった同胞を、友を、兄弟さえも殺し尽くしたからこそ私は否定しない
        …感傷だ

        （そのままブレイズの頭を両の手で包む、視線を一瞬足りとも逃させない為に）
        （純粋な意思に対し言葉とは裏腹に未だに諦めきれない、きっと良い方法があると信じる男の瞳を向け）

        ならば答えたまえマスターブレイズ！何故君はサーヴァントを率いた！
        我らは願いを持つ！救われたい、戦いたい、誰かを守りたい、その願いを持つからこそ聖杯に導かれる！
        救いたいと願いながら何故君は共に在る者に絶望を与えようとする！

        その果てにより良い次があるのだと叫べるのか！
        （一旦ブレイズの頭を後ろへ押し、それと鏡写しの様に男も背を反らす）
        （つまりこれは…ヘッドバットの前兆だ、最も単純に意思を示せと） -- アーチャー 2014-03-27 (木) 23:08:32
      • （そうか、と……なんとなくだけど感じ取れる）
        （この人はできなかったことを悔いている。どうしようもなく悔いて、悔いて、ここにいる）
        （仕方がなかった。否定することもできない。ただ、諦めている）
        （手を伸ばすことも。自らの意志で本当に間違っているものに手を差し伸べたり、戦うことを）

        （これは……目の前の男が言う、サーヴァント自身の感傷という望み）
        （救い、後悔、懺悔だろうか。慟哭にも思える）
        （それが……悲しみの瞳の理由だろうか）
        （だからこそ、頭を掴まれ、その嘆きにも似た言霊が響いた時）
        （自分の相棒である少女のことが浮かぶ）
        （絶望、希望などない。願いもない。諦め……それは、救いを求めていることに他ならない）


        そんなものは……そんなものはない！
        （世界が揺れてひび割れるかのように、頭を打ちつけた）

        より良い次なんてない……聖杯で叶えようとする願い、救いなんて……
        こんなことを繰り返している限り、本当の救いなんてあるはずがない！

        だから俺は……
        （そう。だからこそ彼女と伝えあい、理解しあい……遂げなければならない）

        だから俺が！

        ステイシアの願いを叶える！

        願いを探し、見つけて、俺が叶えて救ってみせる！

        聖杯なんかに頼らない！

        人の力で、人を救うんだ！

        （意志を、強い意思を叩きつけるように……宣言するように叫んだ）
        （人の力で成し遂げて見せると、人の力で人を救うのだと……） -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 23:55:20
      • （この男が信じられる答えを得たのは殺し尽くした果てだった）
        （親を殺させられた、その時もう立ち止まる事など許されないと自らを呪った）
        （故に答えを得る事など捨て去ってしまったようなものだったが…それでも答えは得た）
        （ある少女がこの男を救ったからだ、それでも次に繋がる事は出来ると…許してくれた）

        （それでも世界は許さなかった、いや…認めたのだ、殺し尽くす者として）
        （未来永劫戦い続ける、この男はもう抜け出せない、それが英霊の定めだからこそ眼前の生きる者へ示さなければならなかった）

        （ガコン、と再び公園に音が響く…男二人はどちらも仰け反らない）
        （そして聞き遂げれば…その厳しい顔に笑みが浮かんでいた、その答えを待っていたと言う様に）
        （頭を包んでいた手は認めるようにブレイズの肩に）

        それでいい

        （離れ刀を鞘に収める）…だがその理屈を明日をも見れぬ者達は信じる事は出来ないだろう
        それ程までに生きようとする渇望は強い、愛する者を取り戻そうとする想いは強い
        …辛いよその生き方は、それは守護者ではなく正義の味方と呼ぶのだから
        （男の気配が再び消え深く屈み込む…角度からして去る準備だ、既に語る事は無いという事だろう） -- アーチャー 2014-03-28 (金) 00:17:29
      • （守護者……いや、正義の味方と呼ばれる生き方）
        （正義が何かよりもわかりやすく、そして辛い生き方）
        （生き方をそう呼ばれた男は、響く頭とふらつく体を……炎の消えた体を、立たせて向き合う）
        （先ほどまで戦っていたのに開放し、認めるような言葉と微笑みを返す男に）
        （師が弟子を認め、伝えるような……そんな、気があった）
        （今日初めて会ったというのにいつもずっと先に、ずっと後ろにいたようなことを感じていたからこそ）
        （今ここでぶつかり合い、思いのたけをぶつけていた）
        （辛い先があろうとも……と）

        ……それでも俺は

        （続く言葉はなかった。必要なかった）
        （おそらく今去ろうとしている人もそれをわかっているだろうから）
        （辛く長く厳しい道のりだろうと、進むこと覚悟はもうあるのだから）
        （ただただ見送るように、その姿を、背を見ていた） -- ブレイズ 2014-03-28 (金) 00:31:10
  • ──そして、情報整理が始まる -- 2014-03-26 (水) 21:17:56
    • 【相談１】　グリード≪審判≫について　どう戦うか -- 2014-03-26 (水) 21:18:45
      • …あの≪審判≫と言った敵について。とんでもない強さだったが、それでヤツを倒せないと諦めるわけにはいかない。
        それはエオが複数の体を持っていたとしても……命を奪ったアイツを野放しにはできない、これからも奪われるかもしれない命を助けるために。

        ヤツはサーヴァントであるせいかはわからないが、強力な膂力と宝具を破壊する力を持っていた。
        前者はヤツ自身の力とみていいが……後半のあのステイシアの不可視の爪を砕いた力。あれをまともに食らったらサーヴァントでも破壊は免れない。
        ……ヤツと対峙して、何かあの力について感じたことは、ないか。なんでもいいんだ。 -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 21:37:54
      • …あいつが使ってた力、全部は分からないけど…多分、あいつが触れただけで任意の対象を砕くとか、そんな感じの能力だと思う
        アイツの腕力が凄いのは確かだけど、それだけで私の宝具を砕くなんて普通出来るわけないもん
        …それに…私とブレイズの同時攻撃を防いだ時にも、軽く触れただけでビルの鉄骨を砕いてた
        あれも、同じ能力だと思う -- ライダー 2014-03-26 (水) 22:04:44
      • セイバーやランサーとは相性が悪そうだな……不可視の獣の爪を砕き、鉄骨を砕くか…
        だが2回め、ステイシアが使ったあの……逃げるときに使った宝具、あれはどうこうできなかったな。ヤツはそのまま受けていた。
        砕けるものには制限がありそうだ。　……だとしても、真っ向から戦うのは自殺行為だ。
        我々とは相性が悪い……戦い方を考えないとな。 -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 22:16:26
      • …あれは結界宝具だから。相当の対魔術スキルがあっても防げないと思うよ
        月の加護が無い相手の能力を強制的に下げる宝具。加護がある相手には逆にパワーアップになるから、相手は選ぶかもしれないね
        …でも、あいつには通じる。私たちが勝とうと思うと…あの宝具の使用範囲内での戦いに限られるのかな、やっぱり -- ライダー 2014-03-26 (水) 22:29:03
      • そうなるとあの宝具、結界内での戦闘に限られるな……それも継続的な戦いじゃ不利だ。
        決めるなら一撃で仕留めないといけない。おそらくあの結界の中で、ステイシアの宝具で切り裂くのが手……だが、アサシンのあの膂力、速度を相手にするなら
        あの結界での力を加えた上でさらにヤツより上回る速度でなければいけない。
        ……難しいな -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 23:03:46
      • ……まだ試したことは無いけど、一つだけ案はあるよ
        あの結界の中だと、私の能力も…宝具も大幅に出力が上がるの
        普段なら爪とか、牙とか。一部しか呼び出せないあの子を…もっとしっかりと呼び出せるかもしれない
        あの子を呼び出すことが出来れば……不可能じゃない。……ぶっつけ本番でやるには、ちょっと怖いけどね -- ライダー 2014-03-26 (水) 23:32:41
      • ではもし……その前に戦う機会があれば、そう……全力を出す相手がいれば、やろう
        ただし相手が何にせよ強敵で、その時必ず滅ぼさなければいけない相手なら……令呪を使用して、さらに高めることも考えよう。
        そうしてようやく……ヤツを倒せるかと、俺は思う。 -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 23:44:59
    • 【報告１】　アドニス＆アサシンペアについて -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 21:20:24
      • アドニスという少年のマスターと、アサシン……女性の、だがマユルと出会った。
        我儘坊主と保護者のような感じで……なんというか、気配消失させていないアサシンだった。
        彼らと戦わず、辞退させたいところだな。まだいくらでもやり様がある年齢だからな…… -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 21:49:46
      • …あ、その二人なら私も見かけたよ。直接話したわけじゃないけど…
        何ていうか。ただ聖杯が欲しいだけの子供って感じ。サーヴァントが強いのかどうかは分からないけど、マスターは…特に怖くは無いかな
        マスターの方はやる気満々だったけど、サーヴァントの方はそうでもないみたいだね。…どうなるんだろね、あの二人 -- ライダー 2014-03-26 (水) 22:13:53
      • ……そうか、だがどちらにせよアドニスの命を散らせたり命を犠牲にさせるようなことは起こさせたくない。
        そうさせないためにも……彼らともっと話さないとな。助けられるなら、助けたいんだ。助けられなくても……助けるために。 -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 22:20:47
      • ……ブレイズが、そういうなら。助けられたら、か……（表情は変わらない）
        （胸中に渦巻く己が辿った過去。救われなかった過去。己には何故救いが無かったのだろうと。複雑な気分だった -- ライダー 2014-03-26 (水) 22:33:18
      • （ステイシア。彼女についても……もっと、いや、これからもっと聞かなければいけない）
        （その間にも……自分の出来ることをしようと。それが彼女に何か心を動かす切っ掛けになればと……思い、走ることを決意させた） -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 23:01:04
      • ──続く -- 2014-03-26 (水) 23:30:09
    • 【報告２】　アルヴィンについて -- 2014-03-26 (水) 21:21:06
      • …スラム街に探索に出た時、異様な教会があった。茨に飲まれたような教会が。
        そこでアルヴィンと俺は出会った。ヤツは……覚悟しているものだ。何か、自分すら縛り付けてでも成し遂げようとする男。
        それでもヤツは何か、誰かのために戦っている。話が通じないとかじゃない……おそらく、闘うべくして戦う……
        アイツの言葉を聞くためには、戦わなければいけない。そんな風に感じたんだ。 -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 21:55:28
      • ……ブレイズがそこまで言うんだ。私も覚悟はしておくよ
        …自分を犠牲にしてでも聖杯を求める、かぁ。ある意味珍しいタイプのマスターかもね
        ブレイズが戦うなら私も戦う。……悪意があるマスターとサーヴァントじゃないのに戦うって、あんまり気乗りはしないけど -- ライダー 2014-03-26 (水) 22:17:58
      • 義理も、何かしらの信義は通っている。そこまでの男……魔術師、自らの血を媒介に魔術を行使する相手だ。
        水の属性を行使するといえ…よほどの覚悟が無ければできないだろう。ただ、滅ぼすために戦うんじゃない。アルヴィンの話を聞く為…あの、厚い何かの束縛を解いて話を聞くために全力で……な
        それとあの教会では戦わないようにしたい。あいつの気がかり…アイツがもっとも注意していたんだ。鍵はあそこにあるだろうけど、それは不本意だろうなというのはわかる。 -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 22:24:07
      • 話を聞く、か。……そこまでしないと話すら出来ないっていうのは、ちょっとしんどそうだね
        ブレイズがそうしたいなら…私はサポートするだけだけど。
        …忍び込む…ってのは逆鱗に触れるだけかな。それを知るためにも…戦わなきゃってことか -- ライダー 2014-03-26 (水) 22:39:24
      • アルヴィン、あいつには策を弄するよりッ直接訴えなければいけない……そう思えるんだ。
        そう思わせるものがある……だから、すまない。それはやめておこう。俺はあいつの口から聞かなければいけない……アイツの言葉で、さ -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 22:54:24
    • 【その他１】　エオについて -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 21:21:42
      • エオが話したことに偽りはない。だからこそ……俺は、それでもと言う。それでも俺は……間違っていると言わなければいけないんだ。
        きっと、わかってはもらえないだろうけど……それでも、俺は言う。言わなければ、いけないんだ。 -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 21:57:41
      • ………ブレイズがそういうなら、私はそれに従うよ
        エオが…たとえ優勝できなくて。ホントに……死んじゃったとしても。それがエオの運命なんだよ
        私が……ブレイズが、気にすることじゃないよね -- ライダー 2014-03-26 (水) 22:19:05
      • ステイシア、嘘はつかなくていい。……納得できないんだろう、このこと事態に
        （俺の言葉なら従う。その言葉の前の間……何よりようやくわかりかけてきた彼女のことから、それは直感的にも口に出た）
        俺だって納得してはいない、納得しない。そんな運命なんてあるわけない。
        気にしないわけない。俺はもう知り合った、知った、だから……命を割り切ることはできない。
        彼女の運命だから、彼女がそう作られたからなんて俺には割り切れない。割り切りたくない。割り切ってたまるか…… -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 22:35:02
      • ………でも、私があの子の命を奪うなんて……そう思わないと、私が耐えられない
        私があんな終わり方をしたんだから、あの子が死んだって仕方のないことだって、そう思わなきゃ…私……
        （ベッドの上で膝を抱える。悲痛な運命を抱えたあの少女の未来を自分が閉ざす）
        （それは即ち、己が忌み嫌ったあの集団と同じところまで自分が落ちるということに他ならない）
        どうにかして、割り切らなきゃ……ブレイズのサーヴァントとして、失格だもん。だから…… -- ライダー 2014-03-26 (水) 22:49:33
      • ……すまない、この話はまた後にしよう。エオにもう一度会ってからでも遅くない。
        それでも……これだけは聞いてくれ。俺は誰の命も割り切りたくない。それが……それが手が届かず、砕けてしまったとしても……俺はずっとそう思いたくない。
        仕方がない、命を諦めるとか……俺は……すまない。 -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 22:57:30
    • 【報告】史楼&セイバーペアについて -- 2014-03-26 (水) 21:26:24
      • …セイバーとカフェでお話してたらね、別のペアにあったよ
        史楼って眼鏡の男の子と、セイバーのペア。…戦ってる所を見たわけじゃないから強いかどうかはわからない
        でも、セイバーである以上まともにぶつかれば私が不利になるのは間違いない。…注意だけはしといてね -- ライダー 2014-03-26 (水) 21:45:48
      • わかった、眼鏡の少年とセイバー……？だな。しかし気を付けるにしても、街中にいられるとどうもな……
        聖杯戦争というのは、こういうものなのか？こう……日中穏やかな、ものなんだろうか…… -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 22:00:12
      • …本来はもっと殺伐としてるものなんじゃないかな。史楼とセイバーも自分から積極的に仕掛ける気はないみたい
        まぁ……悪い人たちじゃないよ。史楼もご飯くれたし。だから良い人。多分ね -- ライダー 2014-03-26 (水) 22:20:20
      • ……そういう人たちこそ、早々に日常に戻って欲しいものだ。こんな戦争の最中になんてな。
        ……というかステイシアはその、そういう判断基準でいいのか？ごはんがどうとかで -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 22:25:19
      • 他に判断基準って何かあるかな。……ご飯ちょうだい、って言うじゃん。くれるじゃん？悪い人じゃないじゃん
        悪い人はそもそも私を攻撃してくるし。攻撃してこなくてご飯もくれるなら、それは良い人だよ
        （表情を変えぬまま語る。それは彼女の生前から変わらぬ持論であった）
        （重苦しい過去を抱え、傷口の疼きに呻いていたかと思いきや、こんなことも口にする）
        （どうにもアンバランスなサーヴァントであった） -- ライダー 2014-03-26 (水) 22:51:43
      • いや、なんだ、そのまぁ……ごはんもらえるからってついていっちゃだめだからな
        世の中には危ない連中がいるんだから、ほいほいついて言っちゃだめだぞ、俺の関係者と言ってもステイシアに声かける人はいないからな
        そのつもりでな…… -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 23:29:33
    • 【報告2】戦車のようなライダー？について -- 2014-03-26 (水) 21:27:12
      • アクタのセイバーから聞いた情報。ちらっと小耳に挟んだだけだけど…そんなサーヴァントもいるみたい
        多分、私たちが接触してないペアってもっともっと居るんだと思う。気を付けなきゃね -- ライダー 2014-03-26 (水) 21:46:34
      • 戦車、か……バーサーカーか、それともライダーだろうか。何せよステイシアの言うとおりまだみぬ連中がいるのは間違いない。
        気を付けて、日々の探索に臨もう。 -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 22:02:52
      • 私ももうちょっと情報集めてみる。セイバーとは休戦中だし、そのぐらいは多分教えてくれるよ
        …見返りにこっちからも情報渡さなきゃいけないかもしれないけど。…いい？ -- ライダー 2014-03-26 (水) 22:21:40
      • いや、構わない。こちらから出す情報があるほうが向こうも理解を得てくれるだろうし……何より、どれも有利不利になるようなものでもないし
        話すものについてはステイシアに任せるよ。 -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 22:26:30
      • …分かった。一応、私個人としてもセイバーに聞いてみたいこともあるしね
        また何か新しい情報があれば報告するよ -- ライダー 2014-03-26 (水) 22:52:19
    • 【報告2】己の過去について　１ -- 2014-03-26 (水) 21:29:41
      • …昔ね、私の身体には魔獣が封印されてたの。今宝具で呼び出してるのはその子
        実験で無理やり引き剥がされて、今は離れ離れなんだけど…ずっとずっと一緒に居た、大事な友達なの
        ……こんな感じで。ちょっとずつだけど。気が向いたときに話していくから。…良い？ -- ライダー 2014-03-26 (水) 21:47:58
      • ……わかった、ありがとうステイシア。
        （少しだけの、ちょっとだけの話。語り。それは何より貴重で、大事なものだった……） -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 22:04:46
  • ──day after -- 2014-03-25 (火) 21:55:32
    • （色々なことがあった。それらがあって、それらを情報交換しようにも……2人の間には埋めがたい見えない壁がそれを遮る）
      （凶悪なアサシンとの戦い、敗北。エオの死とその存在意義等……）
      （それらは戦う相手以上に大きな壁となって立ちはだかった）
      （自分一人なら乗り越えられただろうか……それは、違うだろうなと。夜。お互い会話のないまま時間は過ぎていたが

      ライダー、その……少しいいか。聞きたいことがある。
      （静寂を打ち切るようにライダーである少女に投げかけた。話の些細なきっかけとして……） -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 21:59:51
      • ……何？
        （何をするでもなく、布団の上で蹲っていた少女が顔を上げる）
        （立て続けに起こった出来事で上手く心の整理がついていないのだろう。何時もと変わらない表情の中に何処か不安げな色が覗く）
        （―このままでいいのか）
        （―どうすればいいのか）
        （出口のない思考の迷路に迷い込んでいたためか、マスターからの問いかけでようやく思考を中断出来た） -- ライダー 2014-03-25 (火) 22:06:00
      • ……（そして言葉に一瞬詰まる。何を聞けばよいのだろうか。この目の前の少女について何も知らない）
        （ライダーと共に出た時。あったマスターやサーヴァントはライダーを見ては誰もがこう思っただろう）
        （呼び出した本人と似偏ることない、歪な存在で。ライダーに対してなんだこれはと口にする光景）
        （その時、何も口にしなかったのはライダーのことを知らなかったからと言っていい）
        （知らないから言及しなかったのではない。一度自分が呼び出したわけではないと言ってしまえばそこでライダーとの繋がりが本当に切れる気がしたからだ）
        （それこそ彼女を聖杯戦争の為の備品と見ることと同じだったがために口を閉ざしてきた）
        （しかしもう、それは許されない。いや……できない）
        （お互いこの戦いで多くのものを見て、それが自分達にどう影響を及ぼしたか。その及ぼした先……一人ではどうしようもないのを知っているだろうから）
        （本当にこの戦いを戦い続ける者として、パートナーとして互いを知らなければならなかった）
        （何より……犠牲者になるかもしれない人々、なった人たちと同じくらいに）
        （目の前の傷だらけの少女に手を伸ばさなければならないと思っていたから……）

        ……あぁ、えぇと……名前。ライダーっていうのもだし、名前は……聞いていいのかな -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 22:18:25
      • （きょとん、と。そんな擬音がぴったりの顔をした）
        （意外な言葉だったのだろう。ぱちくりと瞬きを幾度か繰り返しごくん、と言葉を飲み込む）
        （今まで駒として自分を律してきた。この主人も、己が目的の為に自分を使っているのだと思っていた）
        （正規のマスターを殺し、強引に令呪を奪った手口からも、己のことはどうでもいいのだと思っていた）
        （彼が見ているのは聖杯戦争という邪悪な儀式を破壊するという遥か遠い目的だけで）
        （あくまで自分はそこに至るための道具。よくて協力者程度だと思っていたから）

        （だからこそ。ただ名前答えるというだけの単純な行為を成すのに酷く時間がかかってしまった）

        ―ステイ、シア。ステイシア…エルトクス（ぽつりと。絞り出すように自分の名前を告げる）
        （何故だろう。アリィ相手にはあんなにハッキリと言えたのに。このブレイズという青年を、自分から遠ざけていたからなのだろうか）
        ……あ、の。何で…突然そんなこと、聞くの…？ -- ライダー 2014-03-25 (火) 22:27:34
      • （ライダーが特に願いもなく、ただついていくということに違和感もそれが都合のいいことも合わせてわかっていた）
        （しかしそれ以上に限界だった。ライダーの願いがない……それはただ単純に欲望がないというものじゃない）
        （人として、人だったものとして……希望がないというあまりに痛ましいものだった）
        （人として未来もなく、酷使し続けられたかのような目。その目を見た経験があるからこそ……どうしても見過ごせなかった。見過ごし続けるなんてできなかった）
        （だから言葉に詰まった今……自然と出てきたのかもしれない。聖杯戦争のサーヴァント、戦いのライダーとしてではなく）
        （1人の誰かとして名前を……）

        いや、ほら……俺、ライダー……ステイ、シアでいいよな。何も知らないしさ
        どういう人なのか、とか……昔何してたのかな、とかを、さ。知りたかったんだけどさ。
        （目の前の少女の言葉の歯切れがどうもわるい。いつもはただ淡々と答え、時折混ぜ返したようにドス黒く情念の言葉を残す少女が）
        （もちろんそれは自分もなのだが。傷跡に触れるように、という言葉が当てはまるほどに） -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 22:40:15
      • その…昔、この街で学生してたってだけじゃ…。多分、ダメだよね
        （全てを語るには、彼女の生涯は余りにも重く、苦しく。それを言葉にするために、多くの苦痛の扉を開けなければならない）
        （マスターが知りたいと望むのならば、応えなければならない。それが出来ないのなら駒としての価値などない）
        （また、一人に戻るのか）
        （この仮初の命を役立ててくれる存在が離れていけば、己にはまた何の価値も無くなる）
        （足元に、ぽっかりと。深い深い暗闇が覗いている―）

        あ、の。話すのが…嫌なわけじゃないの。ブレイズが知りたいなら、話さなきゃいけない
        自分のサーヴァントのこと知りたいって思うのは、普通だし……必要、だもんね
        （言葉にすることで、自分に改めて言い聞かせる。これは、必要なことだから）
        （ここで語ることが出来なければ、己の駒としての価値すらも無くなる。だから―）

        …何から話せばいい？生まれた時から、死ぬときまで。全部話せばいいのかな
        （戸惑いと、焦りと。見え隠れしていたそれらが、スッと彼女の表情から消え失せる）
        （そこに居るのは、ライダー。ブレイズのサーヴァント―） -- ライダー 2014-03-25 (火) 22:56:48

      • ……違う！
        （否定の言葉。それは叱りでも怒りでもなく）
        （普通、必要、当然。役目の上で必要だから聞いたのではないし）
        （それを求めていることも、ステイシアがそうなろうとしていること否定した）
        （否定して、ベッドに歩み寄り布団の上で蹲る彼女の左手を両手で握る）
        （言葉だけでは届くかわからないことを、心から伝えようと……）

        言いたくないなら、言わなければいい。話したいことは話さなくていい。
        俺が知りたいのは君が嫌なもの……そんなことじゃない。俺が知りたいのは……
        一人の人間としての、ステイシアだ。
        ステイシアが知りたいんだ！
        好きな食べ物で、好きな服でも、色でも、なんでもいい。
        人としてステイシアが生きてきた……生きてきたことを知りたいんだ。
        （そして……心がねじ切られるような苦しみを吐き出すように伝える）
        （後悔、苦渋……謝罪）

        ずっと話したかった、ずっと聞かなければならないと思ってた。
        聖杯戦争のためのサーヴァントであるとしても……だからこそ、聞けずにいて本当にすまない。
        ステイシアはそんなに辛くて、何もかも諦めて、悲しいってわかっていたのに手を取れなくて……
        本当に……すまない

        （目の前の彼女もまた……救えなかった人）
        （救いたかったのに、救えなかった人。自分が助けられなかった人）
        （救える人がいなかった人。悲しみに溢れた人。未来を、希望を……夢を奪われた人）
        （守れなかった人。痛み、辛さ、悲しみ、絶望に沈んでしまった人の手を取って） -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 23:25:12
      • （手を取られればびくりとその身体が震え、視線がブレイズをとらえる）
        （何時ものような暗く、沈んだものではなく。何処か怯えすら感じさせる弱弱しいもの）
        なん、で。何で…今更そんなこと聞くの…？そんな、友達…みたいな
        （そこまで言葉を絞り出したところで、脳内を過る記憶があった）
        （この生涯の中で最も輝いていた4年間の記憶。あの時も一人で抱え込み、怯え、孤独に身を窶し、手を差し伸べられた）
        （今こうして己の手を握るこの青年は。あの時と同じように、己に手を差し伸べてくれるというのだろうか―）

        （ぱく、ぱくと口が小さく開いては閉じる。何か、何か言わなきゃ）
        （溢れだす記憶と思いが混ざり合い、上手く言葉になってくれなくて）

        あ、の―
        わたし、私は……ステイシア。ステイシア、エルトクス。その、食べることが好きで。乱暴な人が、嫌いで…
        とも、だちが……友達が、欲しくて。いっぱい、友達が出来て……それ、で―
        （精一杯の、心からの言葉。目の前の青年に伝えるべきは何なのか）
        （あの時は差し伸べられた手を、どうやって握ったんだっけ）

        （思い出す。思い出そうとして―）

        『結局、お前はどこまでいっても一人なんだよ』

        （そんな声が聞こえて）
        （唇を噛み、瞳を閉じて。ぎゅ、とブレイズの手を握り返した） -- ライダー 2014-03-25 (火) 23:40:07
      • （零れ落ちるように言葉を紡ぐステイシアの言葉を聞き……）
        （握り返された手を……それが繋がりにするためにしっかりと握る）
        （言葉も、瞳も、耳さえ閉じてしまいそうなステイシアに伝えるために）

        ステイシア、俺は友達になれるかどうかわからない……いや、なれないだろう。
        聖杯戦争のマスターとサーヴァントである限り。
        （それは聖杯戦争に参加している中で絶対に消えない関係性）
        （戦う者としての宿命に近い。ぬぐえない、どうしても背に表れるもの）

        ……それでも、俺はそれを望まない。マスターとサーヴァントとか、役目だけなんて望まない。
        そういう役目だから、ステイシアと話したいわけじゃないんだ。
        言葉でいい表すことは……できないかもしれない。
        戦友とか……パートナーとかそういう型があるからじゃなく。
        （友達になる、それは今更すぎる上にまやかしに近い）
        （こと今に至っては麻痺させるような甘言と言ってもいい。とりあえずのごまかし）
        （戦友も、戦うためのもの。パートナーも…薄い。形式しかない）
        （今自分達はどんな関係なのか？言葉で表すのはあまりに難しい）

        一緒にいる人間として。
        共にいる人のために……苦しんでいるステイシアのために。
        （しかし、それでも伝える。繋がりのないただの役目だけの関係じゃなく）
        （一人の人間として、一人を見て。話して知りたいと）
        （手を伸ばして、手を取る）

        君の言葉を聞きたい。言葉を聞いて、考えて、実現するために……
        どうすればその苦しみを……悲しみをどうにかできないか。
        それはこの戦い自体と同じぐらい……大事なんだ。
        君と一緒に、どちらも解決したい。
        （だから手を伸ばすんだと伝えるように……） -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 00:08:52
      • （同じだ。あの時と同じ）
        （あの時も皆が手を差し伸べてくれて。一人じゃないと、共に解決しようといってくれて）
        （闇の中に飲み込まれた自分の心を救ってくれた）
        （あの時見えた光が。あの時自分を照らし、未来を切り開いてくれた光がもう一度差し込もうとしている）

        ―あ、の。わたし、わたし……っ！

        （何度も何度も、言葉を紡ごうとしては呑み込むという動作を繰り返す）
        （ブレイズは急かすことも無く、ただ其処に居てくれて）

        …前にも、ね。こうやって…優しい人に、助けてもらったの。一人じゃないよって。大丈夫だよって、言ってくれて…
        でも…でもね、ダメだった。結局、私は一人で…何も出来ないまま、掴んだと思った光は、すぐに指をすり抜けていったの
        （闇から引き上げてくれた友人たちとの絆は確かに其処に在った。けれども、心に輝いていた絆は結局何の意味も成すことは無かった）
        （圧倒的な運命の流れの前に、光など何の力にもならなかったではないか）

        （ふつふつと。差し込んだ光に照らされた黒く濁った沼が沸き立つのが分かる）
        （光に照らされ、諦観という名の静寂を手に入れていた筈の胸中が騒めく）
        （あの時手を差し伸べられ、手を握った。けれど―）
        結局…私が生きてることに価値なんてなかった。私が生きて来た意味なんて何もなかった
        私は、私は……何のために、今此処に居るの…？ブレイズの駒じゃなくなって、友達でもなくて。……じゃあブレイズは何のために私のマスターになったの…？私は…どこに自分の価値を見つければいいの…？

        （それは答えようのない疑問。結局のところ、自分の価値など自分で見出す他ない）
        （けれど、生前の人生に意味が、価値が見いだせない以上、この余生に価値を見出すことなど不可能に近い）

        （何のために生き、何を成したのか。そして今、再び生を与えられて何を願うのか）

        （答えを出すために最も重要な導が、彼女の中には存在しないのだから）

        ご、めん…なさい。ごめんなさい。……わかんないよ、私。どうしていいのか…分からないの
        先に進んで何があるの…？光を掴んだ先に待ってるのはどうせ終わりなんじゃないの…？
        だったら…それだったら…最初から光なんか、無くたっていいじゃない。平気だよ。暗い所に居るのは慣れてるんだもん
        だから、大丈夫。私は……だい、じょうぶ……

        （最後の言葉は絞り出すように。言い聞かせるかのように）
        （過去の清算失くして未来への希望を抱くことは出来ない）

        （彼女の心に絡みついた鎖は未だ、解けることは無く―） -- ライダー 2014-03-26 (水) 00:34:15
      • それ違う！価値がないと、意味がないと諦めていい命はない！
        そんなの俺は絶対に認めない！誰かに、自分でさ価値を決めていいものじゃない！
        それだけで尊いんだ！

        （誰によってそう決められた？そう言わざる負えなくなっった？）
        （光が強ければ強いほど、闇が強く栄えるからか）
        （ステイシアにかつてあった光がそれを生み出しているのか……）

        どうして諦められるんだ。諦めてしまうんだ……俺は絶対に諦めない。
        （大丈夫じゃないのは、自分でもよくわかっているだろうに自身に言い聞かせる姿）
        （あまりに惨い。そう追い込まれた少女の言葉はあまりにも深すぎた）
        （全てを諦めて……自分すらも諦めて、何もかも闇の底にあるような……）
        （だが。深すぎるからこそ……確信に変わる）

        偶然の出会いだった、ヤツが呼んだから君と組んだ……ただそれだけと言い切れるあの時
        でも何のためにか……今なら言える。今ならわかる……ステイシア、君との出会いは必然だった。

        俺は君を救うために来た。

        俺が君の光になる！


        （自身が標になると、導くと誓うように）
        （今は闇の底でも必ず光で掬い上げて、本当に輝かせてみせると）
        （覚めない夢も、明けない夜も……乾かない涙もないことを見せるために） -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 01:03:23
      • ―ブレイズは、優しいね？
        （激昂ともいえるブレイズの叫び。沼の中でへたり込む自分になお、手を伸ばしてくれるその姿）

        優しくて……眩しくて。凄く、温かい

        （彼は真剣に自分を救いたいと言ってくれている。それは分かる）
        （けれどあの時とどう違うのだろう）
        （あの時も皆、真剣に自分を助けたいと言ってくれたのではなかったか）

        でも、でもね。今は……まだ眩しすぎるよ
        そのうち…全部話すから。それでもさ、まだ手を差し伸べてくれるなら。……掴める気がするから
        それまで……私のマスターで居て。今はまだ、私は貴方のサーヴァント以外に、自分が居る意味を見つけられないの
        願いも無い。前に進む理由も無い。……だから…ごめんね

        （表情に乏しい彼女が次に見せたのは薄く笑うような、泣き出しそうな。そんな表情だった）
        （光に照らされることで、彼女に張り付く影がより一層その形をくっきりと浮き上がらせる）
        （未だその全貌は見えぬが故に、それを振り払うことは出来ない）

        （けれど彼女も目を逸らすことはない）
        （少なくともこの青年は自分から目を背けることはない）
        （手を差し伸べ、共に前に進もうと言ってくれている。それが分かっただけでも彼女にとっては大きな救いとなる）
        （一歩を踏み出すために。彼女が囚われている深い深い沼があるということが今、明らかになった）
        （次は沼の形を、深さを把握すること）
        （その為には暫しの時間が必要だった―） -- ライダー 2014-03-26 (水) 01:25:25
      • （……今はまだ、出来ることは少ない）
        （見せることも……伝えることも、支えることも、出来ることは何もかも少なすぎる）
        （それでも……それでも、約束する）
        （必ず救いだして見せると……深い深い闇でも、照らして導いてみせると）
        （新たな決意と、手を胸に…………） -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 17:04:14
  • ≪審判≫戦後──　翌日　拠点：宿屋 -- 2014-03-24 (月) 22:41:40
    • （アサシン、グリード…≪審判≫との戦い。そして敗走。報告後、身寄りのいない遺体が入った死体袋を閉じて翌日）
      （気が重かった。少女が易々と殺された。助けることもできず。殺したあの狂人には敗北）
      （パートナーであるライダーにも、かける言葉はなかった。言葉をかけられなかった。なぜならこの少女はライダーが言っていた茶会にいた少女）
      （失った悲しみは俺より大きいはず──重苦しい空気が宿屋に漂い、ソファーに黙って座るだけだった）
      （今後のこと、やつを倒すための策を考えなければいけないというのに） -- ブレイズ 2014-03-24 (月) 22:46:26
      • （無言でベッドの上で蹲る。頭をめぐるのは見知った少女の最後の姿）
        （願いが無いとは言ったが、死にたいとは微塵も言っていなかった。彼女は少なくとも。自分よりは人間らしかった筈だ）
        （人間らしく生きていた筈だ。それを、一呼吸で。まるで虫を踏みつぶすかのようにあの殺戮者は終わらせた）
        （それが許せなくて、絶対に打ち倒してやると決意して挑んだ戦いで、無様に逃げ帰ってしまった）
        （所詮意思のない駒には何かを成すことなど出来ないのかと。そんな想いが胸中を曇らせる）
        （マスターも、サーヴァントも互いに喋ることもなく。静かで、どこまでも静かな時間が流れる―） -- ライダー 2014-03-24 (月) 22:59:08
      • （それを打ち破るノックの音、ドアを開けば宿屋の主人が困惑した様子で「なんだかこんなちっちゃい子供が通せと騒いでいる」とそんなことを告げる）
        （通して良いかどうかの判断を仰ぐ主人の背後から顔を覗かせたのは）
        だから知り合いだっていってるじゃない！体の方が一足先に失礼していたみたいなんだけど…
        （妙に元気に動く死体だった） -- エオ 2014-03-24 (月) 23:09:33

      • ？
        （頭のほうが理解できていなかった。花を乗せた死体袋の方をみて、また主人の方を見る）
        （というか、その背後にいる死体と同じ顔をしてる子供）

        あ、あぁ……知り合いだ、すまない。問題ない。
        （「そうですかいカズキさん。それならいいんですけどね」と宿屋の主人は何か腑に落ちない顔で番台へ引き返して行った） -- ブレイズ 2014-03-24 (月) 23:20:58
      • ―？
        （状況が、理解できない。あの少女は間違いなく死んだ。血を流し、臓物をまき散らし自らの目の前で死んだ）
        （彼女の死の証拠も自らの手の内にある）
        （だというのに―）

        エ、オ……？なんで、どうして…。あの、あれは…偽物だったの？ -- ライダー 2014-03-24 (月) 23:32:59

      • あら（ライダーの姿を見て目を丸くする、ここにいるのは予想外だった。妙な縁もあるものだ、と）
        これは失敗したわね、いきなり手の内が一つバレてしまったわ…（言葉とは裏腹、然程気にしても居ない様子で肩をすくめる）
        入っても良いかしら？大丈夫よ、お茶を出せだなんて無礼なこと言わないから、お菓子の一つでもあれば嬉しいけど…
        とりあえず、どこから説明すれば良いかな…何から聞きたい？（腰を落ち着ける場所を探しながら首を傾げる） -- エオ 2014-03-24 (月) 23:38:25

      • （あっけにとられたままインスタントの茶、しかも粉末の溶かすヤツを淹れることになった）
        （茶菓子についてはそもそもライダーがあまりに食べるので常備してもすぐなくなる勢いで、昨日かっておいた甘食という素朴なお菓子しかなかったが）

        とりあえず、自己紹介を。俺は彼女のマスター、ブレイズ。どの程度知り合いかはわからないが……
        （そして、戸惑いつつも浮かんだ疑問を問うた。花の手向けられた死体袋を見やってから）
        君が何者か、ということが全ての説明にかかるんじゃないのか -- ブレイズ 2014-03-24 (月) 23:47:56

      • （ブレイズの言葉にこくこくと頷く）
        何で生きてるのかがとにかく気になる。…エオの身体に秘密があるんならそれが知りたい。エオは…人間じゃ、無いの？
        （用意された完食を一口齧りながら問う。目の前の少女はどう見ても依然カフェで話したのと同一人物）
        （生き返ることが「手の内」だと彼女は言った。果たしてその手段とはいかなるものなのか。それが気になって仕方がない） -- ライダー 2014-03-24 (月) 23:58:59

      • 私はエオよ、エオ=ルレイア　どの程度か聞かれるとそれほど深い仲でも無いのだけれど…
        （えっちらおっちら、とトランクを引っ張って室内に引っ張り込むとその上にひょいと腰掛ける）
        話は単純な方が良いわね、ホムンクルスよホムンクルス。今はもう無い国が国家を賭けて開発した高性能ホムンクルス…ここまでくるともう、ホムンクルスと読んでよいのか微妙だけど
        （トランクの上で足をぶらぶらさせながら、あっけらかんと言い放つ。）あ、なんで国が滅びたのかとかはわかんないわ私、寝てる間に無くなっちゃってたし
        ほら、聖杯戦争ってマスターを狙って殺したほうが勝ち、みたいなところあるでしょ？だからマスターが死んでもスペアがいれば勝てる…みたいな考えだったんじゃないかしら？
        （一個いただくわ、と甘食を咥えて）…なんで生き返るのか原理はよくわかんないけど、私は死ぬと記憶と令呪がそのまま新しい体に引き継がれるの　それを便利と見るかおぞましいと見るかは任せるわ
        ……これ結構喉に詰まるわ…もっとこう、女の子が喜びそうなお菓子を用意すべきでは…？ -- エオ 2014-03-25 (火) 00:11:10
      • 女の子が喜びそうな菓子は全てライダーが、な……
        でもおいしいんだぞ、これは。素朴な味で。
        （もそもそと食いつつ茶を飲む。めっちゃ水分を吸う菓子でかつボリュームがある）

        （そしてエオから語られる話を聞けば、納得できた。したくないことだが）
        人の欲望はどこまで命を踏みにじれば……費やす為に命を生み出すなんて
        そんなものに国家の未来を賭ければ滅びるのは当然だ。
        （悍ましいか、いや胸糞の悪くなる話だ。そんなことを許すような者達が国を支えていたんだ）
        （そして、生み出されたものも。姿を見ればわかる。子供だ。恐らく時間の関係か……いや、目的でわかる。見た目で油断させるためだ）
        （それを見越して子供の姿で産み出し……死んでもよい消耗品とした）
        （到底許せるはずのない外道の行いだった）

        話は理解できた。それで君はどうするつもりなんだ。
        こんなバカげた戦いに、何ともしれない連中のために命を費やすつもりなのか。 -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 00:22:42
      • （目の前の幼い少女が語る言葉に、普段変わることのない表情に苦悶の色が宿る）
        （この少女は自覚していないかもしれない。けれど、対外的にはこの少女の存在意義は聖杯を得ること以外に無い）
        （それを、どう捉えればいいのか。辛うじて存在価値を持ったか弱い少女の夢を叩き壊して尚、自分は存在し続けていいのだろうか）
        （己がマスターの目的は、彼女の存在意義を奪うことと同義だ。彼女を、己と同じ位置まで貶めることをしていいのだろうか）

        ……エオ、は。どうしたいの。聞かせて。貴方は…貴方は聖杯に本当に願うことは無いの…？
        （ぐ、とシーツを握る手に力がこもる。この少女の進退を、己などが決めていいものだろうか―） -- ライダー 2014-03-25 (火) 00:34:52
      • 私はね、聖杯戦争が始まるのを予感して目を覚ましたの
        つまりこの戦争が無ければ目をさますことも無かった、永遠に暗い闇の中で眠り続けていた
        （どういうことかわかる？と、一層足を揺らしながら、カラカラになった口にお茶を流し込む）

        聖杯戦争が終わるまで私、自由に生きることも許されないの
        目が覚めたら国が無くなってた…って言ったじゃない　つまり私が聖杯をとっても捧げる相手はもう居ないの
        じゃあつまり私、自由ってこと？
        （ぴょん、とトランクから飛び降りて、踊るようにその場で一回転する）
        …と思って、自由に生きようとしたこともあったのよね
        街に出て、何か私でも出来る仕事を探して…そうやって自由に生きようとして…
        そしたらなんか死んじゃった
        ３回くらい死んで気付いたんだけど、私聖杯戦争に参加するしか生きる道って無いみたいなの

        …ということはよ、この戦争が終われば私自由に生きられるってことじゃない？
        （つまり、そういうわけ、と）

        敗退じゃダメなの、また長い眠りについて次の聖杯戦争で目を覚ましてしまうかもしれない
        優勝じゃないと
        （今まで相対する２人にあっけらかんとした表情を見せていた少女は、そこで初めて真剣な表情を見せた）
        （トランクを撫でる手に力が籠もる）…そのためなら私、なんでもするわ -- エオ 2014-03-25 (火) 00:50:55
      • （その少女は生まれた理由や意味も、これからの未来も束縛されていた。それは呪縛だ。）
        （聖杯戦争という儀式に身を捧げるための供物としての呪縛）
        （抜け出せない呪縛の最中、つかの間の自由を謳歌し）
        （解放を望み、戦う）
        （自由になりたいという純粋な願いのために）
        （小人が机上で踊る舞台のように少女は語り、それを聞けば言葉に詰まる）
        （どうしてこんなことを人は強いれるのか）

        （おそらくこの少女は自由を。呪縛から逃れるためには言葉の通りするだろう）
        （自由はそれほどまで大きい。見てきたらこそわかるし、この幼い少女ならそれは未来に繋がる）
        （自分の未来を手に入れたい、本来あるべきものを取り戻したい自然な願い）
        （ゆがめられたからこそ戻したい……生きたいという尊い願いが目の前にある）
        （覚悟はしていた。そんな人物が参加しているかもしれないと。それでもその時、自分を貫くと決めたていた）
        （自身の目的は少女の未来を閉ざすもの……だからこそ、苦しく絞り出すようにしか言えなかった）


        ……それでも、それは間違っている。
        誰か、何かを犠牲にして得た未来に明日はない。
        必ず明日を、未来を奪いに来る。

        だから、そのために俺は君が何でもするというのなら……それを止める。
        君が望む自由と未来を奪うことになっても。 -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 01:11:53
      • ―っ……
        （何も、言えなかった。マスターは覚悟を決めている。己を貫くと。必要であれば、非常な判断を下すことも出来る）
        （それは己が道をしっかりと見据え、目的地にたどり着くために大地をしっかりと踏みしめているから。だからこそ、一歩を踏み出すことが出来るのだ）
        （だが、自分はどうだ―）

        （目的も無く。己の価値すら見いだせず）
        （ただマスターの意思にぶら下がり。義足だからと自分で一歩を踏み出すことをしない己に、前に進むことは出来ない）
        ……そういう、ことだから。私は……ブレイズが言うなら、それに従うだけ。ブレイズが、そう…決断したなら

        （吐き出す言葉はどこまでも重く、苦しい）
        （鉛を吐き出すかの如き苦しさで胸が締め付けられる）
        （自分の意思ではない）
        （自分は駒だから。マスターの意思に従う以外に道は無いから。仕方のないこと）
        （心の中で何度も何度も、何度も何度も繰り返す。彼女の存在意義を、命の価値を踏みにじりたいわけではないのだと）

        （命の価値の無い、意味のない生を送った己がこうしてまた―）
        （他人の命の価値を奪うのか。それは、望んでいなかったのではないかと自問する）

        ………ごめん、なさい……

        （不意に言葉が漏れ出る。意識していなかった。出してはいけなかった言葉が外に出てきてしまう）
        （自我を殺し、自意識を殺し、駒に徹することで己が心を守ろうとしていた）
        （その守りの壁に今、亀裂が走る）
        （此処に来てアリィの言葉がリフレインする）
        （私の、願いは―） -- ライダー 2014-03-25 (火) 01:25:25
      • （ブレイズの言葉を聞いて少女はどのような表情をするのか、といえば別段驚でも憤るでもなく）
        （髪の毛を指先で弄りながら、ふぅん、と声を漏らした。）


        私はね、いくつもの「私」を犠牲にしてきたの
        ここに来るまでに何度も死んだわ、この体誰にも守られないで生きるにはちょっと弱すぎて
        死ぬ前に私は次の私に願いを託して死ぬの、生き返る度に私は死んだ私に自由を誓って歩き出すの

        貴方は私を間違っているというけど、ならば私はどう生きれば良いの？
        この戦争を降りる、と決意すればその瞬間私の心臓は動くのを止めるわ
        産まれたことが間違いなの？
        私という存在そのものが罪なの？ならば私は死ぬしか無いの？

        生き続けたい、と願うことが罪なら私はどうして産まれたのかしら

        （真っ直ぐな瞳でブレイズを見据える。答えを待つ前に首を振って）
        …と、貴方にいっても詮無きことね

        （床板を軋ませながら、かつて動いていた自分へ歩み寄る。羽織っていたケープを脱ぐと）
        （赤子を包むようにそれを抱えて、お疲れ様と小さくソレへ声を掛けた）

        弔ってあげたいの、持って帰って構わないでしょう？

        …貴方が私を間違っている、と阻むなら私はそれに抵抗するわ…と言えればカッコ良いのだけれど
        見ての通り貧弱なの、私のサーヴァントも強力とは言い難いしね

        貴方が許せない私という存在は、貴方がどうにかする前に誰かにどうにかされてきっと永遠に死ぬわ
        ……それで貴方は満足でしょう？

        （右手にすっかりコンパクトになった自分を抱えて、左手でトランクを引っ張りながら小さく頭を下げる）
        それじゃあさようなら正義の味方さん
        …それと、私に「自由を知らないまま死ね」というのなら…それに従うのなら
        せめて貴方もそれだけの強い願いを持って。

        私の屍の上に立つのがただの傀儡だなんて、そんなの嫌よ
        （それじゃあ、また縁があれば会いましょう。それまで生きていれば…とそんな言葉を残して）
        （少女は去っていった。） -- エオ 2014-03-25 (火) 01:48:01
  • そして、ライダーが帰還したところで包帯の交換と情報整理が始まる -- 2014-03-23 (日) 16:09:08
    • 【相談１】　アクタ＆セイバーペアについて -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 16:09:52
      • 感じ取れる範囲だが、久多良木アクタというマスターには何かよからぬ気配……存在が憑りついているか、融合しているようだ。
        ただそれでもセイバーの質からして悪とは言えない気配を感じた。サーヴァントとマスターは通常似偏ったものが呼ばれるらしいからな。
        （それはある種、決定的に自分達は例外であることも表していたが言葉には出さず）
        聖杯戦争に関することも、嫌悪的な部分が感じられた。彼らの願いについては──解決というか、説得するには先になるが良識的な部分が歯止めになって人を殺めてどうこうするようには思えない。
        よって停戦をあの場でセイバーが進言してくれたのは助かった。
        しばらくは彼らとそんな関係になると思う。ライダーは彼らについて、何か感じた者はあるか。どう感じた？ -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 16:21:22
      • ……あのアクタってマスターは凄い不安定だと思う
        覚悟を決めて参戦してるんだろうし、いざとなったら引き金も引く。でも、多分だけど…迷いが無いわけじゃないよ。説得の足掛かりにするならそこから、かな
        セイバーの方は…ある意味あのマスターの不安定さを補ってるとは思う。竹を割ったみたいな、っていうんだっけ
        必要なら行うし、不必要なら切り捨てる。それだけの強さも覚悟も多分持ってる。……ただ、マスターを尊重してないわけじゃないから
        やっぱりマスターを先に説得すべきかな。セイバーにも勿論意思も願いもあるけど……マスターが決めたんなら、多分従うと思うよ -- ライダー 2014-03-23 (日) 16:28:44
      • セイバーにはあの場でも助けられたと言ってもいい。もちろんそれはマスターを考えてのことだろうが…
        聖杯戦争が進めば進むほど、メッキがはがれるように実態が明らかになっていくはずだ。
        その時こそ……彼らの、彼に聞かなければならないな。本当にその先で願いを叶えてもよいのかと。
        ……そこに救いなんて、ないのにな（彼らにでもなく、ライダーにもでもなく。誰かに呟くように） -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 16:43:28
      • ……もしあのマスターがそれでも願いをかなえたいっていうなら、やるしかないのかな
        …正直、あんまりやりたくは無いかな。魔力の素養は無いみたいだけど仮にもセイバー。ライダーの私じゃ分が悪すぎる
        サポート、よろしくね（ライダーの自分の得手は豊富な宝具による牽制とヒットアンドアウェイ。一撃必殺のセイバーはやりづらい相手だ）
        （なるべくなら戦いたくない。そう思いながら取り換えた包帯に触れるのだった） -- ライダー 2014-03-23 (日) 16:52:27
      • 続く -- 2014-03-23 (日) 16:52:44
    • 【報告１】　観測された魔術光（ニーナ＆セイバーペアのメガテリウム戦）について -- 2014-03-23 (日) 16:14:35
      • あのアサシンに似た気配を察知したが、その方向から強烈な魔術の力が行使されたと報告があった。
        詳しいことは未だ不明だ、だが強力なキャスターがいる可能性が出てきた。ライダー、独立行動するときは気を付けてくれ。
        観測された場所は瓦礫城に近い路地だったようだ。とてもキャスターの陣地がある場所とは思えない。 -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 16:26:06
      • 私もあの光は見たよ。多分、私じゃあのレベルの魔術には対抗できない
        もし当たることがあるのなら…何か策を練っておく必要があると思う。……私の頭じゃ思いつかないけど
        今後あの光に関して何か情報が入れば報告するようにする。ブレイズも…気を付けてね -- ライダー 2014-03-23 (日) 16:32:42
      • 独立して動くキャスター、遊撃可能なキャスターだと強力なのは間違いないな。
        まだ対向できる情報も、正確なものは一切ない。お互い気を付けておくに越したことはない。
        何かあればすぐ互いを呼ぶように、再認しておこう。
        ──しかしあの規模のものを行使できるサーヴァント、それと繋がっているマスターとは一体 -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 16:46:01
      • キャスターは基本的に陣地内でないと全力を発揮できない筈…単独行動可能なキャスターなんて、居ないって信じたいけど…
        あれだけの魔術だもん、相当の魔力を消費してるよ。その魔力を供給できるマスター…戦うことになったら、マスターを狙った方が良いかもしれない
        （それならブレイズに頼んだ方がいいかな、などと考えつつ包帯を取り換えるブレイズの姿をじっと見つめるのだった） -- ライダー 2014-03-23 (日) 16:57:41
      • ―続く -- 2014-03-23 (日) 16:58:01
    • 【報告2】遭遇した新たな敵サーヴァント「ハイエナ」について -- ライダー 2014-03-23 (日) 16:24:28
      • 路地裏で新しいサーヴァントに会ったよ。例の弱い奴と同じような性格と行動だった。一般人を楽しみのためだけに嬲ってる
        あれは…どうにかしなきゃいけないと思う。でも、あいつ等と違って私一人じゃ多分どうにもできない相手
        「ハイエナ」って呼ばれてたけど……ブレイズ、覚えはある？ -- ライダー 2014-03-23 (日) 16:34:33
      • 「ハイエナ」か……
        わからん。だが今まで遭遇した者より、明らかに質は違うだろう。
        俺も令呪を通してライダーの宝具が発動するのを感じ取れた。
        あの力をもってしても、ライダーがそう感じたのなら──
        何にせよ策も無しに当たってどうこうできる相手じゃない。
        「ハイエナ」についても調べてみよう
        何はともあれ、ライダーが無事でよかった
        ……犠牲者が出てしまったのは、やりきれないが -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 16:49:40
      • …多分だけど、あのペアはマスターがサーヴァントを御しきれてない
        偶然ではあるけど、マスターにも手傷を負わせてるから…すぐには活動再開はしないと思うよ
        今の内に情報を集めて…次に会ったら、その時は仕留める。そのつもりで居てね -- ライダー 2014-03-23 (日) 17:07:45
      • あの連中と同じ気質の者を呼び出したものというのに、「ハイエナ」のマスターは御しきれていない……？
        マスターについてもそうだが、まだ調べる必要ありそうだ。
        （もちろんそんなヤツは仕留めなければならない。滅ぼすべき相手だが……一点気になったのはライダーだ）
        （積極性に欠けるライダーが肌を通してわかるほど好戦的になっている）
        (その時はライダーの様子にも気を付けなければならない）
        （サーヴァントを直に見ていない今、何も言えないが……ライダーにそれほど思わせる相手、覚悟はしておくべきだと深く心に決めた） -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 17:18:18
      • ──続く -- 2014-03-23 (日) 17:29:13
    • 【報告３】カフェテラスで行った「お茶会」について -- 2014-03-23 (日) 16:29:59
      • 街のカフェテラスで複数の相手と接触したよ。エオっていう女の子と、金髪の男の子のサーヴァント。それと…お爺さん。皆聖杯戦争の参加者だと思う
        どっちもクラスは分からないけど、積極的に仕掛ける気はないみたいだった
        二組とも「マスターの願いは無い」って言ってた。もしホントなら説得できるかもしれないね
        ……それが本当なら、だけど。正直、エオの方はともかく、お爺さんの方は信用は出来ないかな -- ライダー 2014-03-23 (日) 16:36:18
      • （サーヴァントとマスターがお茶会をしている。なんでだろうか。包帯の交換を終えてお茶を淹れて考える）
        あ、あぁ……えぇと……その内容からすると、エオという少女と金髪のサーヴァントがペアで、その老人は別のサーヴァントのマスターなのかな
        （どこか戸惑いを隠せない様子で報告を整理しようと考えて口に出す）
        そして老人は怪しい、と……しかしなぜ昼間からそんな……いや、だがそれなら都合はいい
        そのエオという少女とサーヴァントには、会って話をすることができそうだ。 -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 16:55:11
      • お爺さんも多分サーヴァントだよ。「主」って言ってたからね。…使う言葉は紳士的なんだけど…底が見えないっていうか。何か不気味なの
        あのお爺さん、色んな人と接触してるみたいだから…ブレイズももし会うことがあったら注意してね
        エオも自分からは何もする気はないみたい。聖杯戦争に参加出来ただけで満足、って言ってたし
        ただ…サーヴァントの方がどう考えてるのかは分からない。自分の願いのために勝ち残りたいのか、主の意思を尊重するのか…何方にせよ、交渉するなら慎重にね -- ライダー 2014-03-23 (日) 17:11:33
      • 胡散臭い老人のサーヴァントか……狡猾なキャスターか…？何にせよ、先のセイバーからの言葉ではないが信じることはできない相手だな
        特に、そういう相手は。エオという少女については、まず話を聞くところからだろうな。突然辞めろと言っても、というのは重々承知だ。
        俺も……なんだ、お茶会に参加するべきなのかな……
        （明らかに場違いな空気になりそうだなと、複雑な心持で彼女たちに対する今後を考えた） -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 17:26:03
      • ──続く -- 2014-03-23 (日) 17:31:19
    • 【相談2】今後の自身の独自行動について -- 2014-03-23 (日) 16:30:20
      • 今後も多分一人で勝手にうろつくと思うけど、許してね
        単独行動スキル持ってるわけじゃないから、一人じゃ無茶はしないから。戦闘は仕掛けない。戦闘になるようなら逃げるようにする
        ……いいかな？ -- ライダー 2014-03-23 (日) 16:37:02
      • あぁ、問題ないよ。情報収集というよりも……そうだな、そこら辺は考えなくていい。
        お金が必要ならある程度は用意するよ。（そう、情報収集や戦いではなく日常を感じてほしいということが大きい）
        （サーヴァントやマスターたちとのお茶会はちょっと理解に苦しむが、それでも彼女が戦い以外でその、誰かが過ごしている平和な時間を感じてほしいと思って）
        ただ、日が落ちるまでには帰ってきてくること。イイネ？ -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 17:02:16
      • …ん、分かった。用事があるなら呼んでね。それまでは好きにぶらぶらしてるよ
        特にしたいことがあるわけでもないけど…家に引きこもってるの、嫌なこと思い出しそうだし
        何か見つけたら逐一報告するようにするからね
        （ブレイズの気遣いに気づくこともなく。ただ意味のない余暇を過ごすよりは、何か動いていた方が気がまぎれる程度の考えであった） -- ライダー 2014-03-23 (日) 17:15:05
      • （戦いだけではなく、彼女との時間を増やさなければいけない。謎のサーヴァント群との戦いもあるが）
        （それでも、ライダーという一個人について知らなければ……知って、そして……） -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 17:31:08
      • ──続く -- 2014-03-23 (日) 17:31:44
  • 街中を歩くライダーの目に、路地裏の前に立ちちらちらとあちこち警戒するように見回す
    不審な男が映る。手には、傷などある様にも見えないに関わらず、包帯をしている。
    そして、その路地裏の奥からは、微かな血の臭い…何かよくない事が行われてるのが、すぐに理解できるはずだ     -- 2014-03-23 (日) 00:11:03
    • ―（視界の端に映った不審者。立ち上る血の匂い。そのすべてが不快だった）
      （この気配。隠れて人の尊厳を踏みにじる悪鬼の気配。生前からこの匂いは嫌いだった―）

      ……この町、こんなのばっかじゃん。いやになるよね。全く
      （小さくつぶやき、実体化していたその身体を霊体へと変えて男の背後から路地の奥を伺う―） -- ライダー 2014-03-23 (日) 00:17:04
      • 「くそ、くそ…早く済ませよあいつ…おいハイエナァ！まだかよぉ！」
        （丁度、ライダーが覗いてすぐ男が路地裏の奥へ声をかける）
        アサシン「あいよ、もう終わったぜえ」
        （呑気に応えて出てくる男は、口から下はほぼ全身血まみれで）
        （奥には彼の犠牲者であろう、女子供の残骸がいくつも散らばっている）
        アサシン「ひひ、食うならやっぱ女かガキだわ」
        （狂犬を思わせる血走った目が、舌なめずりをしながら意図せず、ライダーと視線を合わせた） -- ヒラ 2014-03-23 (日) 00:22:07
      • ―（意図しないものにしろ、視線が交錯した瞬間、自分の中の何かがキレるのを感じる）
        （こいつは、生きていてはいけないと本能が告げる。己を生前嬲った輩と同じ、闇の住人だ）
        （本来自発的に行動を起こすことなど無い筈のライダーが、霊体化を解き―）

        虚空裂く幻影の獣

        （即座に宝具の真名を解放する。瞬間、殺戮者の顔面目掛けて虚空から見えざる獣の爪が振るわれる）
        （ライダーと殺戮者の間に立つ男を丸きり無視し、唐突に。予備動作無しでむき出しの殺意を「ハイエナ」と呼ばれた男にぶつける―） -- ライダー 2014-03-23 (日) 00:30:06
      • （おそらく、時間にして数瞬の出来事だったろう）
        ヒラ「終わったならとっとと―」
        （虚空から現れた奇襲の一撃に、マスターの男は令呪の無い方の腕を斬り飛ばされながら、壁にたたきつけられる）
        （対して、ハイエナと呼ばれた男の方は己のマスターが攻撃を受ける事でできた一瞬のラグの間に）
        （後方へと跳ね跳び、それでも距離が足りないと見るや、更に宙を蹴り距離を開けた）
        ヒラ「っっっぁぁぁああああああ！！！！！」
        （悲鳴を上げる主をよそに、ハイエナの方はにやけた顔でライダーに訪ねる）
        よぉ、素敵な御挨拶だなぁおい？
        （舌を垂らしながら、挑発するようにライダーを見やる） -- アサシン 2014-03-23 (日) 00:42:29
      • うるさい。貴方と挨拶なんて文化的なことするつもりはないの。いいから死んでよ、早くさ
        （挑発は意味を成さない。既にライダーはこれ以上無いまでに逆上しているのだ）
        （罪無き人々を己の悦楽のためだけに踏みにじる存在を、彼女は生前から一度たりとて許したことは無い）
        （サーヴァントとなり、その精神構造が大きく作り変えられて尚、根源たるその想いは変わっていない）
        ほら、ほらほら、早く。逃げないと死ぬよ？そこの君もさ、早く、早く早く！！！
        （少女はその場から動かぬままに、言葉と殺意だけを幾度も幾度もハイエナ目掛けてたたきつける）
        （言葉を紡ぐと同時に、獣の爪が幾度も幾度も襲い来る。全て異なる方向から振るわれる爪閃が折り重なり、三日月の檻の如き光景を作り出す）
        （殺意の矛先は全てハイエナではある。しかし、その余波は確実にマスターである男へも飛び火している）
        （此処でマスターを見捨てて挑みかかれば、ハイエナに分があるが―） -- ライダー 2014-03-23 (日) 00:51:16
      • （力は劣るが、生前の技術と経験で正体不明の獣の爪を予測、回避或いは軌道をずらす事でやり過ごす）
        ヒヒヒ！言うねえ餓鬼が、お前もそこのゴミみたくしてやろうかぁ！？
        （売り言葉に買い言葉と言った様子で、ライダーに食いかからんばかりにな殺意を剥き出しにする、だが）
        ヒラ「お、おぃ…は、早く、助け…」
        （流石に、片腕を失い顔が青白くなったマスターを見れば、舌打ちをして武器を納める）
        ったぁく…上手くいかねえな…おいガキ、今日のとこはお預けだ
        今度ゆっくり躾してやっから、楽しみに待ってな…ヒヒャヒャヒャ！！
        （それだけ言うと、その姿が何か別のものに変化したように見えた次の瞬間には）
        （マスター共々その場から姿を消していた…後には、犠牲者の遺体の残骸が散らばるだけ） -- アサシン 2014-03-23 (日) 00:59:58
      • ―っ…くそ、逃がした（姿を消した殺戮者たちに舌打ちすれば、むせ変える程の血の匂いと辺りに散らばる肉と臓腑に顔をしかめる）
        …ごめん、助けられなかった。敵は…打つからね
        （残された躯に対し、小さくつぶやいて）……ブレイズに、連絡しなきゃ。あいつは…あの有象無象のサーヴァントとは絶対に違う
        （「ハイエナ」と呼ばれたサーヴァント。今までの有象無象アサシン共とは別格であることは、宝具による一撃を回避されたことで分かった）
        （この戦争の闇の中、未だ図り切れぬ何かが蠢いているのを感じつつ、マスターへと連絡を取り、犠牲者を弔うのだった）） -- ライダー 2014-03-23 (日) 01:10:57
  • 情報整理フェイズ１ -- 2014-03-22 (土) 20:48:20
    • 【報告１】あの施設について -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 20:48:50
      • ライダーと俺が出会ったあの施設とあの施設にいた女性たちについてなんだが、聞くか……？
        （あまり気乗りしないような口ぶりでライダーに、手にした書類を手にして報告が必要かどうか質問した） -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 20:51:33
      • …一応、聞かせてよ。私の妹みたいなものだってのは分かるから
        話したこともないけどさ。野垂れ死にしました、なんてのは気分良くないし
        （特に表情を変えることなく頷く。義務感から、とでも言えばいいのだろうか。別に特段気になることなわけでもないらしい） -- ライダー 2014-03-22 (土) 20:52:54
      • ……わかった（部下たちからの報告書、経過報告の書類を手に簡潔に伝えた）　
        全員無事だ。その……子供も。子供以外、になるがある一定の年齢以上の彼女たちは精神操作を受けているらしく
        その鍵である……あの男が死んだ今、支えを失い自律した精神を持たなくなっている。一種の記憶障害や、発達障害。年齢退行に近い状態だ。
        彼女らは全員組織の医療施設で保護している。回復の見込みについてはわからないそうだ。
        あの施設に運び込まれた機材や情報も回収したが、彼女たちの治療には役立ちそうにはない。　すまん -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 21:04:41
      • …そっか。分かった（特に何の感慨も無く頷く）
        別に、ブレイズが謝ることはないよ。元々私のクローンってだけで…特に関わりはなかったもん
        私の分身が、好き勝手してるよりは…緩やかに死んでいく方がいいのかなーとも思うしね
        （彼女達にも自分と同じく命に価値は無いようなもの。目的のために生み出され、使い捨てられる。その終わりが今だっただけ）
        （ライダーはそう言いたげに会話を打ち切り、スナック菓子へと手を伸ばすのだった） -- ライダー 2014-03-22 (土) 21:09:19
      • ──続く -- 2014-03-22 (土) 21:23:27
    • 【相談１】瓦礫街で倒したサーヴァントについて -- 2014-03-22 (土) 20:49:30
      • ライダーが倒したあのサーヴァント……マスターがいなかった。
        何か引っかかるな……それにあのサーヴァントは本当にサーヴァントだったのか疑問も残る。
        もちろんライダーの戦闘能力に疑問は持たないが、宝具という必殺の一手を使用してなかったのもある…（腑に落ちない顔でライダーの意見を求めた） -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 20:57:17
      • …サーヴァントだとは、思うよ。何となくだけど、そう思う（同じサーヴァントとして魔力の形をある程度感知できるらしく）
        あとは…あいつは油断してたから。私を獲物としてしか見てなかった。だから宝具使わなかったんじゃないかな（もぐ、とお菓子をつまむ手を止めて）
        でもー…余りにも弱い、ってのは確かに気になるかも。サーヴァントでないとしたら…グリード？とか言ってたけど。なんかの名前かな？ -- ライダー 2014-03-22 (土) 20:59:57
      • そうか……だとしたら尚のこと、マスターの存在が気になる。あの様子ならマスターと諍いを起こして袂を別った…にしては元気が良すぎた。
        例外のクラスを除き、独立活動はできないはずだ。尚更不可解な点が残る……
        グリード？　強欲の大罪か…調べてみる必要は、ありそうだな。 -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 21:06:52
      • …そもそも、マスターから離反したなら何等かの手段で霊呪を維持しないとサーヴァントは現界出来ないからね
        あいつがサーヴァントで、マスターがまだ居るのなら…あいつのあーいう行動を容認してるやつがいる、ってことだよね
        ……それが、グリード…？(自分は頭が良い方ではない。考えても分からない）
        （マスターが考え、決めたのなら自分はそれに従うだけでいい―） -- ライダー 2014-03-22 (土) 21:11:19
      • ──続く -- 2014-03-22 (土) 21:23:36
    • 【質問１】ライダーについて　その１ -- 2014-03-22 (土) 20:49:55
      • 包帯もだけど、その傷は大丈夫なのか？包帯の交換は必要じゃないのか？
        （食事時に聞けなかったことを包帯やら救急セット片手に） -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 20:59:23
      • 大丈夫。…というか、この傷の治療に意味はないよ。この姿が、私のサーヴァントとしての姿だから
        包帯を取り換えても、この傷が治ることはないの。血は流れ続けるから…取り換えた方が清潔ではあるけど
        （話す間にもじわり、と血は滲み続ける。ただ特に痛みも無いようであまり気にはならないらしい） -- ライダー 2014-03-22 (土) 21:03:50
      • なら、取り換えよう。衣服もどうにかしたいところだ…ような心持だからな。
        病は気から、とかいうだろう。1人で出来るか？俺は応急手当には一定の評価がある。慣れてるしな。
        （はさみ、ガーゼ、テープ、消毒液等を手に応える。自信アリの顔で。） -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 21:09:32
      • …そう？じゃあ、よろしく。私自分じゃ多分上手く出来ないし（おねがい、と言ってフードを外し）
        ……身体の方もお願いしていい？（意外と手際よく包帯を取り換えるマスターの姿を意外そうに見つめつつ）
        （これなら安心、とばかりに別の部位の包帯交換もお願いするのだった） -- ライダー 2014-03-22 (土) 21:23:33
      • 生徒…弟子の傷や、仲間の傷を止血することも多くあったから自然にな。上手でないほうがいいんだろうけど
        どうしても、覚える必要はでてきたからさ。わかった。傷だけじゃない。気になることは遠慮なくいってくれ。
        今の俺にはこれぐらいしかできることはないしな。
        （そして手際よく、ガーゼと包帯を交換しテープで留めた。出血し続けるなら定期的な交換が必要になる。）
        （毎日のことだが……それでもできることがあるなら、と手を動かしていった） -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 21:35:08
      • ──続く -- 2014-03-22 (土) 21:39:31
    • 【相談2】今後について -- 2014-03-22 (土) 20:50:52
      • 聖杯を壊す、ってのは分かった。別にそれに文句は無い
        でも…マスターとサーヴァントを倒すっていっても、手あたり次第に襲っていくの？
        別にやれと言われればやるけど…無差別ってあんまり気乗りはしないんだけど？ -- ライダー 2014-03-22 (土) 21:04:47
      • いや、それは避けたい。戦闘を避ける…というより、巻き込まれて召喚した人や、わけもわからず参加した子供に手にかけるつもりはない。
        この戦いがどういうものか、理解してもらい辞退を薦めたい。目先の欲につられて取り返しのつかないことが起きる前に。
        ……ただこれは、戦うより難しいだろうな -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 21:12:02
      • …そっか。やっぱりブレイズは正義の味方だね？（マスターが語る手段は夢物語と言っていい）
        （各々が願いを以て参戦しているのだ。話し合いで敗戦に応じるなど、その願いを捨てろと言うのと同義）
        ……私、交渉とか出来ないから。その時はブレイズ、よろしくね
        （その言葉は事実でもあり、心中で蠢く「とある想い」をごまかすためのものであった） -- ライダー 2014-03-22 (土) 21:26:21
      • 知ってからでは遅いんだ。願いが……欲望が、何かを踏みにじった先でかなえられた時なにが現れるか
        それが起きてからでは……わかった。全力で試みる。こんな戦い本当は起きてはいけないことを、伝えるために
        （夢物語。それは現実に変えようとしなければそのまま消えゆく話）
        （それでも現実にするために、最前をつくし実現するのだと固く誓った）
        （目の前の少女のためにも……） -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 21:30:12
      • ──続く -- 2014-03-22 (土) 21:39:39
    • 【質問２】ブレイズの戦闘能力について -- 2014-03-22 (土) 20:51:34
      • ねぇブレイズ。ブレイズってどの程度戦えるの？
        戦闘中は私が守らなきゃいけないのか、それとも自衛ぐらいは出来るの？ -- ライダー 2014-03-22 (土) 21:05:22
      • 自衛はできる……その辺りは心配しないでほしい。宝具を向けられなければ大体はなんとかなるはずだ。
        俺自身、超常の力を有しているからな。もちろん慢心しているわけじゃない。
        だから本当に危険な相手、または俺が出る必要のある相手はライダーと一緒に戦うし
        マスターと戦う必要があるなら……マスターについては俺に任せてほしい。 -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 21:14:18
      • …ん、分かった。万全の状態ならともかく、今の私じゃ多分マスター守りながら戦うのは厳しいしね
        多分…一人じゃ勝てない相手も居ると思う。その時は頼りにさせてもらうから。…よろしく、ブレイズ -- ライダー 2014-03-22 (土) 21:29:20
      • 戦う時は心配なく戦ってほしい。他の人の避難がある時は、手伝えないかもしれないがその時でも全力を尽くそう。 -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 21:39:19
      • ──続く -- 2014-03-22 (土) 21:39:47
  • 召喚してすぐに感知したサーヴァントとの瓦礫街での戦闘の後。拠点に帰還するとのことであったが…… -- 2014-03-22 (土) 15:30:45
    • （ブレイズが霊体のライダーを連れて入ったその拠点とは、物々しい要塞でも電子の城でも魔術師の工房でもなく）
      （ただのありふれた中流の宿屋。キッチン等完備で自活もできる生活空間だった） -- 2014-03-22 (土) 15:33:32
      • ……これ、拠点？（入口から宿屋の部屋を見渡して首を傾げる）
        もっとこう、ちゃんとした組織の基地みたいなのがあるのかと思ってた。…そういうわけでもないんだね -- ライダー 2014-03-22 (土) 15:35:31
      • 拠点。ここで今日から生活していくんだ、場所は覚えておいてくれ。
        （おまけにこの男、帰り道で夜間もやってる店から食料品も買ってから来たものだから完全に独身男性が帰宅した様子でしかない）

        おっガスは通っている。水道さんも準備できてる……急だったが都合がついてよかった。
        今日はもう遅いし、パンと適当に煮込んだモノでいいよな。そういえば食事の時は実体化する必要があるのか？
        包帯の交換とかはやったほうがいいのかわからないが買ってきたけど、食事前にやっておくか？
        （部屋に入るや否やコートと武具を置いてキッチンに立ち）
        （鍋に水と野菜適当に切ったものと肉を適当に切ったものを粗雑に放り込んで火をかけながらライダーに聞く）
        （先ほどまでの様子とは打って変わって、砕けた、拍子抜けするような声で……） -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 15:39:58
      • …分かった（こくり、と頷き久方ぶりの現世での生活を送ることとなる拠点の中をうろつきはじめる）
        ブレイズ、料理作れるんだ？それはいい。…私いっぱい食べるから、いっぱい作ってね？
        （手際よく料理を進めるマスターの手元を見つめつつ）……っていうか、意外と優しいんだねブレイズ。なんか、もっと怖い人だと思ってたんだけど？
        （まさか自分の包帯のことまで気にしてもらえるとは思っていなかった。目をぱちくりさせながら思ったことを素直にぶつける） -- ライダー 2014-03-22 (土) 15:57:52
      • いや、実はこれしかできない。そう……「肉と野菜を適当に煮込んだモノ」が。
        あまり一か所に定住したことが無かったから、どうしてもなぁ。でも味は保障しよう。毎回味が違うって評判だったんだぞ。
        （鍋一杯溢れんばかりの野菜と肉の適当な煮込み料理を造り上げつつある中、食器の準備をはじめつつ応える）
        どちらも俺だよ。聖杯戦争については……人の命が関わってくる。どうしても戦うことが纏わりつくから、これからも最中には厳しい言葉になると思う。

        包帯もそうだがお互い聞きたいことが山ほどあると思うし、伝えることもあるだろうな。
        大丈夫そうなら、そこらへんは飯食った後にしようと思う。
        （パンを並べ、そうこうしている間に適当に煮込んだモノが鍋で運ばれてくるだろう……） -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 16:12:03
      • （運ばれてきた料理は正しく肉と野菜を適当に煮込んだモノであった。ざく切りにした肉と野菜を鍋にぶち込み、適当に煮込んで塩コショウで味を調えた代物だ）
        （まさに男の料理、といった代物だがなかなかに味は良い。だからこそ世の男達がこの料理を愛するのだろうが―）
        ん、割とおいしい。うん、これぐらいなら全然いいじゃん。上出来上出来（手伝いもしない癖に食べるのだけは一人前である）
        （その小さな身体の何処に詰め込んでいるのかと、不思議に思うほどの量をぺろりと平らげていく）
        ね、ブレイズは此処に来るまで何してたの？（ふと、思いついたことを尋ねる）
        （食事の最中、スプーンを口にくわえながらの行儀の悪い行動である） -- ライダー 2014-03-22 (土) 16:22:19
      • どういたしまして。しばらくはここに腰を据えるしレパートリー増やしていかないとな
        （牛乳、トマト、コンソメ、鳥ガラ、何で煮込もうかと考える。とりあえず味付けと火を通せば食えると思っている辺り……）
        （まだまだ色々な先は長いだろうか）
        （こちらはといえば普通に成人男性が食べる分をしっかり食べている）
        （戦いの後もある、煮込み料理は消化にいいのも利点だった。そこまで考えていなかっただろうが）

        俺？俺は今と変わらず色んな連中と戦ってきた。
        人々の平穏を脅かす組織、悪魔、人間……なんでもだな。
        俺達はそうしてきたし──これからもそうしていくつもりだ。

        その前は教師をしていたなぁ。自分の生まれた国とは別の国……といっても碌に学校とかない国でさ
        そこで学校立てる手伝いや井戸を掘ったりしながら、子供たちに色んなことを教えていた。
        （行儀悪いぞ、と注意しつつ昔を懐かしむように語る）
        （まだまだ世界の、人々の為に戦う使者になる前の話） -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 16:33:12
      • ―（こくこくと頷きながらブレイズの話に耳を傾ける。気付けば鍋は空になり食事の時間は、緩やかに終わりを告げていた）
        （目の前の青年が語る言葉は、己が久しく目にしていない真っ直ぐな人間であった）
        （どこか懐かしい記憶が想起される。何時かこの町で触れ合った学友たちと同じ真っ直ぐな意思。それを目の前の青年から感じる）

        ……ねぇ、それがさ、何で戦おうなんて思ったの？教師のまま過ごしてれば平和な人生だったと思うんだけど
        何でまた…正義の味方なんて、夢みたいなこと始めたの？ -- ライダー 2014-03-22 (土) 16:45:44
      • ……俺はその時知ったんだ。平和だと思っているものが。
        未来があると、明日もまた……そう思っていたはずのものが簡単に崩れさることを。
        （思い出す。始まりの時を──自らに炎が宿ったその時のことを）
        （燃え盛る炎の中で今までが、昨日が、明日が消えていく瞬間をどうすることもできなかった時を）

        誰かの勝手な願いや、欲望がそれを奪っていく。何の罪もない人々を一瞬で。
        容易く、あっけなく……それを見たからなったんだ。
        自分が出来る限りのことをするために。出来るのなら、やろうと。

        だからこそ、この聖杯戦争にも参加した。
        願いという欲望を集め、戦いあい傷つさせ踏みにじっていく邪悪な儀式を打ち砕くために。
        （先ほどのことだってそうだ。裏路地に顕れたサーヴァントは無実の人々を襲った）
        （己の快楽のために、享楽のために殺めて楽しんでいる）
        （それは許されるべきことではないと、その目は語っていた） -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 16:57:20
      • （青年は仔細を語ることをしなかった。けれども、何が起こったかを察することは十分に可能だ）
        （奪われたからこそ、奪い返すのではなく、他の誰かが同じ目に合うことを防ぎたいと。高すぎる理想を掲げ、それに向かって邁進している）
        ―なんていうか、すごいねブレイズ。私にはそんな風には思えないや。……全部、どうでもいいことじゃない？
        別にブレイズがそう思うのは構わないよ。それを目指すなら、私はそれについていくだけだもん
        でも……そうまでしてさ。命を懸けて誰かの為に戦って。…誰か感謝でもしてくれるわけでもなくない？ -- ライダー 2014-03-22 (土) 17:07:42
      • （ライダーの言うことは最もな言葉だ）
        （先ほどのこともそうだ。通り魔から助けた。だからといって感謝されるだろうか？）
        （むしろ戦う姿を見せれば恐れられることが多いだろう。その人から外れた力に）
        （力を持つものに非力な人々が投げる言葉も、目も冷たい）

        そうだな……それでも、俺は見過ごすことはできない。
        俺にとって、知らない誰かでもその人の命はどうでもいいものじゃない。

        昔考えたんだ……同じことを。言葉に、ハッキリ説得力ができる答えはでなかった。
        それでも…
        子供を助けたとしてその子が大きくなって誰かと出会って結婚して子供を産んで
        その子供が成長してまた誰かと出会って……未来に繋がっていくのだとしたら
        誰かの邪な願いで、欲望でそれを途絶えさせてはいけないと思ったんだ。
        感謝されなくても……いつかどこかで、元気な姿が、笑顔が見れるならそれでいいと思えたから……かな
        （荒唐無稽な話で決して同意も共感も得られるものではないだろう）
        （それでも語った。自分が感じたことを。心に沸いた感情を伝えるために）

        明日買う野菜が、花が助けた誰かが育てたものだったり
        偶然入った店が誰かを助けたことで続いていたら……よかったなって思えないか -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 17:25:33
      • （眩しいと思った。彼が語る言葉は何処までも真っ直ぐで。彼はどこまでも未来を見据えている）
        （こんな人が、自分にも居てくれたなら―）
        （そんな在り得ない「もしも」が頭を過り、表情を苦々しいものにする）

        …悪くはない、けど。……そんな人が、何処にでも居てくれたら。誰でも助けてくれたんなら、いいのにね
        （もしそうなら、誰かが絶望に瞳を曇らせることもなく。抗えぬ定めに涙を零すこともきっとなくなるのだろう）
        （その手伝いをする、というのであれば悪くは無い。きっと、これは正しいことなのだと思える）
        （けれど―）

        ……それで、自分が救われるわけじゃないけど…ね
        （己の確定してしまった運命は最早覆すことなど出来ず。聖杯を破壊する以上、己に未来など無い）
        （やはり、己は聖杯戦争に於ける駒でしかないのだ。どう足掻いてもこの命に価値などない）
        （心の奥底に絡みついた鎖が、ぎしりと心を締め上げる音がした） -- ライダー 2014-03-22 (土) 17:38:25
      • そう、だから手を伸ばし続けけなければいけないんだ。
        まだ届かない誰かのために。

        （そしてライダーの言葉に返す言葉は一つ）
        何を以って救われるか──何から救えるのか。
        俺はまだ知らない、ライダーのことを。

        俺もライダーもまだ知らなければいけないことがたくさんある。
        今日は休んで、明日また話そう。
        俺も伝えたいことがある。

        （あの研究施設のこと、そこにいた女性たちのこと）
        （今回倒したサーヴァントのこと）
        （そして……ライダー自身のことを）
        （まだまだ話たりないことばかりだった）

        （いつ倒れるかわからない戦いであっても）
        （時間をかけて目の前のライダーと──少女と向き合わなければならない）
        （そう思わせるのは最初に感じた通り。この言い表せぬ絶望感と虚無感）
        （その正体とは……）
        （鍋や食器を流しに片付け、ソファーに腰掛け休息を始まり──眠気を促す）

        あっ　ベッド使っていいぞ
        （そして言い忘れたとばかりに顔を起こして伝えた） -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 17:53:47
      • ―ん、分かった。…おやすみ、ブレイズ
        また、あしたね
        （また明日。明日からもこの意味のない生は続いていく。終わりの定められた生に価値などない）
        （ただマスターの指示に従い、戦い続けるだけしか自分には出来ないし、それ以上を求められても居ない）
        （心を縛り付ける鎖はなおも音を立てて自分を締め付けて来る。自分には何もない）

        ―我が命は塵芥の如く―

        （己のスキルが語るは、正しく彼女の心象そのものであった）
        （この価値観が書き換えられる日は、果たしてくるのであろうか―） -- ライダー 2014-03-22 (土) 18:06:40
  • 　 -- 2014-03-21 (金) 23:33:22
  • 　 -- 2014-03-21 (金) 23:33:15
  • 幸せな旅立ちを迎えた少女は、誰も知らない場所で、誰にも知られずに無残な死を迎えた
    しかし物語はそこで終わりではない。語られなかった物語のページを捲ろう―     -- 2014-03-21 (金) 00:21:41
    • ─君は、何故私がこれまで彼の存在を求めていたか理解していないようだな
      （男が一人。複数の男、それも武装した男達と研究員達に向けて溜め息混じりに語る）
      （それは失望の色が強く研究員どころか兵士達ですら覆面越しに血の気が引く表情を浮き立たせた）
      （彼の存在が意識を奪われた後。拘束を破壊し再起動してから、生命活動を停止させた報せを受けてこの男は戻ってきたのだ）
      （そして彼はすぐさま検体の蘇生処置を開始し、それは見事生命活動を取り戻した）

      「主任ッ！！しかしこの検体は非常に不安定で！！危険すぎます！！」
      （冷や汗混じりに再起動の折、とっさのことといえ処分を命じた研究員が弁明を簡潔に伝える）
      （その感情がこもった弁明は何よりこの男の失望と怒りを恐れてのことだった）
      （─そう、このガーレディンシュβ機関主任レスタというたった一人の男の意志を恐れて）
      （実際検体は希少価値こそあるものの、数百年前のカビの生えた研究成果。価値は低いと思われる）
      （故に捕獲するだけして標本としてサンプリングする程度に留めておかれるのが妥当だった）
      （機関の殆どの人間がそう考えていたし、主任もその方針でいくと誰もが思っていた）
      （─その主任という今ここで、かつこれからも絶対的な存在を除いて） -- レスタ 2014-03-21 (金) 00:25:27

      • 君達も君達だ─手荒で粗雑すぎる。これについては余りに目立つ故、査問委員会を開かねばならないな。
        （指を鳴らすことで兵士達の不安を恐れに変えて主任は語る）
        （それは苛立ちの静かな表現に他ならない。軍事国家として常に練度を磨いてるこの国の兵士が、この程度に落ちている）
        （質の低下が強くなればなるほどその余波で静かな研究に支障が出るのは明白なこと）
        （はっきり言えば、御遣い一つ満足にできない兵士ばかりでは検体確保など夢の霞の如く、不可能に等しい）

        生命活動を衰弱させた上での捕獲だったはずだが、質が落ちたものだ。貴重な、１つしかないサンプルというのに損傷がひどい
        （君達らの上の首を３つ４つ縦に切るだけでは済まないなと付け加えて伝える。反論を許さず）
        兵隊は兵隊の役割を果たすことに専念しろと言いたいが、まったくな
        （薬剤投与と拘束具で捕獲当初よりも厳重に梱包された検体が運ばれていく
        （加えてあの凶暴さをまざまざと見せつけられた者達は嫌でも神経を張りつめさせていた。この主任という存在を抜きにしても）
        （そしてその横で白衣を風になびかせて兵士達に告げる。今ここで、いや本国でこの分野であれば誰も口出しできない音が命令する）

        直に伝えよう。二度と気を抜くな。輸送中に、また君らが気を抜き拘束を解かれるようなことがあれば

        君達は廃棄だ -- レスタ 2014-03-21 (金) 00:27:48
      • ―ここは、何処だろう。私は何で、生きているんだろう
        ぼんやりとした意識の中、男達の声が聞こえてくる。何も見えない。体の自由も無い
        けれど、意識だけは未だそこに在る
        何一つ自由にならない状況の中
        私はただ其処に在った
        こぽり、と時折聞こえる泡の音と、歪を伴って聞こえてくる男達の声だけが、今の私の全てだった―         -- 2014-03-21 (金) 00:36:54
      • ─ページは捲られる。次の章へ -- 2014-03-21 (金) 00:40:25
      • これがキメラ研究の最終目標とも言える、わかったかね
        （ホワイトボードに羅列された単語と構図と絵画を理解しあぐねている研究員を前に語る）

        ─霊獣と言ってもいい。その神的存在を作り上げたことも偉業に数えられるが、重要なのはそう
        人類と融合し存在を内包することが可能となったことだ。人が神を作り上げ、人と融和する
        素晴らしい！！！！これが進化！人の手で人の未来を造る！！！
        （興奮冷めぬ熱弁で機関の研究員達と同期の軍上層部将校に説く）
        （この存在とケースが如何に貴重であるか。捕獲するに足るものか、研究するべきものかを）
        （しかしその興奮も一転し溜め息と共に抜け落ち、ぬるい失望の涙がこぼれる）

        それがどうだ、保護と称して監禁していた未開の猿は最後の一人になるまで酷使し、うちの兵士は検体の生命活動を停止させ廃棄物同然にまでした

        これは冒涜だ！存在と人の進化、未来への！嘆かわしい！！！
        （机をたたき、怒りを露わにするこの男には誰もが恐怖した。ただひたすらに研究に没頭し）
        （そのキメラ技術でこの軍事国家ガーレディンシュの軍事力の一翼を担っていたこの男がただひたすらに怒りを溢れ出していた）

        しかし、過ぎたことを嘆いても始まりません。未来のために動きだしましょう。それが進化です。
        （ズレた眼鏡を直すとプロジェクトの全貌を説明し始めた） -- レスタ 2014-03-21 (金) 00:40:38


      • 「─すると、何かね。解明できればこの霊獣を宿した兵士を量産できると」
        （配布された資料には解析計画の今後の展望が簡潔に、軍人向けに書かれていた）
        （ホムンクルス製造技術との混合により霊獣、その適正レベルごとに生産し最前線で活動する尖兵を作り出す計画）
        （また、解析で得られるだろう魔術─霊的技術の有用性を軍事的活用に合わせて述べた出資者向けの資料）
        （それらには確かに戦略的な魅力を秘めている素材や単語ばかりだった）

        まずは検体の複製からとなりますがね。複製を母体にしなければならないのが難点ですが、女性型であるため子の生産は容易です
        年齢も生産を始めるには適正な時期です。胎を使うには最高の状態です。第二段階としては母体が確保でき次第、摘出調査の開始です
        （少しの間ではあるものの協議した末に承認は降りた。霊獣プロジェクトの正式な発足が）
        「では関係した集落を掃除せねばなりませんな。機密に抵触する」
        「時間をかけて丁寧に臭いを消さなければ勘付かれますからな、人事の再編も兼ねて試験させましょう」
        「それがいい。あの将軍は更迭させなければな」

        （そして会議の後。β機関の研究室にて─）
        （培養液に漬けられ、クローニングのためのサンプル採取を受けている検体に向けて語る）
        （捕獲時の映像と書類を見返しながら）

        よかったじゃないか、もう一人じゃないぞ -- レスタ 2014-03-21 (金) 00:42:31
      • その男の言葉は何よりも待ち望んでいたものの筈なのに
        私が望んでいた幸せとは絶望的なまでにかけ離れていることは、何となく理解出来た
        違うの
        私は―
        私は誰かに隣に居て欲しかっただけ―

        そんな言葉を出すことも出来ず
        相変わらず私の身体は自由など無いままで
        毀れた筈の涙は、私の身体に纏わりつく気味の悪い液体の中ではその存在を気づかれることもなく

        ただ只管に
        私は自分の身体をかき回されるような不快感に包まれるのをこらえることしか出来なかった         -- 2014-03-21 (金) 00:47:39
      • ─ページを捲る。次の章へ -- 2014-03-21 (金) 17:22:01
      • 「検体から摘出した細胞を培養。第一期複製は全部で５体。教育課程まで成長を加速させます」
        「第三期は遅延させましょう主任、まだデータが必要です」
        （培養槽に浸された５つの胎児を眺めながら男は笑う。計画の第一段階は順調に進んでいる）
        （検体自身の適正はやはり他のサンプルと比べると強い反応を示している。このデータ、細胞だけでも十分に価値はある）
        （この細胞の多様性を広げるために交配を繰り返したサンプルが欲しかったが、未開の猿のお蔭でそれは自分らの手で行うこととなった）

        ─いや、感謝するべきかもしれないな。姉妹が増えるのは嬉しいだろう

        （自分の手で行えるのはそれはそれでよいかもしれない、と微笑んだ。自然に任せたほうがまた、都合はいいがより適正を高めるなら我々ではないといけない）
        （二次性徴後の教育課程を施した後は、霊的素養の高い者の精細胞を用いて繁殖を行えばいい）
        （再編成が済んだ軍事部門なら─それも容易い。様々なサンプルを捕獲できる。協力を仰ぐ必要はあるかもしれないがそれも金で解決できる話だ）
        （摘出計画は第三次が済んでからでも十分間に合う。並行して教え子には別のプロジェクトも任せている関係もある）
        （新たなホムンクルス計画が加速する。この検体の細胞を解明しつくしたい。これは素晴らしい検体だ）
        （そんな欲求が日増しに強くなる。どんな玩具、女、権力にも興味を示さなかったがこれは別格だと）
        （大事なパートナーを慈しむように培養槽の防護ガラスに手を当てる） -- レスタ 2014-03-21 (金) 17:22:43

      • 解析作業の経過はどうかな
        「表面的なものはこれまでのが全てです。おそらく別の相空間に格納しているのかと」
        魂か、それとも異次元か。最初にあの霊獣を造りだした天才は何を考えたのか
        （ガラスに手を付けたままその中にいる検体、一糸まとわぬ少女に語りかけるようにつぶやく）
        （それは最大の理解者─いや、その存在に対して最大の理解を探究する一人の恋い焦がれる人のように）
        そして、この現状を予想していたのだろうか？人との融合を─でなければまさに、奇跡

        それは進化の鍵。人がまた別の存在を内包して無事で済むわけなどない。しかし、今ここにある奇跡
        （美しい、と言葉が漏れる。その存在の神秘さは私を惹きつけてやまない）
        肉体も洗い直したまえ、逆算の可能性も否定してはいけない。霊的存在の次元段階は問わないのが軍部だ。それなりのものが解析できればよし
        （でなければ）

        でなくとも、十分すぎるよ君は -- レスタ 2014-03-21 (金) 17:24:20
      • 自分にはどうしようも出来ないまま、状況だけが流転していく
        同じ顔の少女たちが次々と増えていき、一言も言葉を交わさぬまま成長していく
        貴方たちは一体誰なの？
        何のために？
        問うてみてもその言葉が紡がれることは無いし、届いたとしても彼女たちが応える筈もない

        一方的な視線と偏執的な想いを寄せる男に対しても、嫌悪感と困惑だけが募っていく
        私の身体をこれ以上弄繰り回さないで
        私が、私でなくなってしまうから
        私の中をこれ以上覗こうとしないで
        大事な何かを、失いたくないから

        私はただ―
        一人になりたくなかっただけなのに

        私はただ―
        大事な友達とこれからもずっと一緒に居たいから一つになっただけなのに

        どうしてあなたたちはそれを不思議がるの？
        どうして、そっとしておいてくれないの？

        その答えが男から返ってくることはない

        今日もまた、何一つ自由にならない空間の中
        ただ自分を取り巻く状況が望まぬ方向へと転がり続けるのを、じっと見ていることしか出来なかった―        ; -- 2014-03-21 (金) 18:52:30
      • ─ページが捲られた。次の章へ -- 2014-03-21 (金) 20:59:01
      • 「摘出処置、開始します」

        （検体が内包している霊的存在を取り出す処置が、ついに始まった）
        （計画が始まってから既に１０年。第三次複製も終了していた。しかし１０年の月日はこの研究を陳腐化させていた）
        （主任という男もまた、この計画の副産物から新たなプロジェクトを第一次の段階で複数計画立案し、現在ではまたそれが派生しと順調に成功を収めている）
        （今や軍備計画の中にも一部門設立されるほどの歩兵計画となったが、なぜ摘出実験が行われるのか）
        （それはこの計画自体の終了を決定させるための手続きでしかなかった）

        君とは長い付き合いだったが、これで終わるというのも寂しいものがある。君のことはもう殆ど知り尽くしてしまった

        （霊的存在の力が摘出され、新たな耐圧ケージに変換されていく）
        （そのエネルギーの量はまさに膨大でまさに霊獣と言われるに相応しいレベルだった）
        （完全に検体とのリンクが切り離され、その存在が今ここに表れたのだ）

        （しかし）

        「エネルギーレベルが不安定に─いえ、これは低下している…？」
        （検体とのリンクが切れた途端にそれは不安定な映像のようにブレはじめ、揺れては明滅している）
        （とても神霊と呼べる代物とは言い難い怪現象のような─お粗末な代物に）

        やはりそうだったか。個体としての自我と融合していた存在だからこそ強く残れていたわけだ

        （納得がいった─確信できたとばかりに頷き、傍らにいる紫髪の女性に語りかける）
        （彼女が検体を見る目は侮蔑とも親しみとも言えぬ目。それは母でもあり姉でもある存在への傍観） -- レスタ 2014-03-21 (金) 21:01:55

      • 既に霊存在、エネルギー存在の確立は終了している。目新しいものもない。君の解析はしつくした
        （そう。１０年の月日は検体の解析を十分にすませ、また内包された霊的存在の重要度さえ低下させていた）
        （唯一無二の個体の原理はほぼ解明され、今や新たな段階に移りつつある研究の中でそれらはまさに）
        （進化に取り残された存在のように）
        （その姿は存在の力か─一体となっていた彼のエネルギーを抜かれ五体不満足であった）

        オリジナルは本日をもって廃棄。細胞分解にて処分を決定だ
        （傍らにいる秘書、検体の複製の女性に手を伸ばすと書類を出させる）
        （計画終了のサインと、計画移行のサイン。それは計画を民間レベルに移行させるもの）
        （民間といえど主任、レスタの直接の管理する機関で行うことだが）

        なぜ研究を続けるか気になるかい、簡単なことだよ。私は初めて見た時の感動が忘れられない

        だからこそ、続けるんだ。生涯に渡ってこの研究をね。忘れないために

        これは恋であり、愛であり、羨望なんだ。わかってくれ

        さようなら
        （愛しいものとの別れを惜しむように分解されていく検体を涙し見送る男とは逆に）
        （秘書の女と、その傍らにいる少女たちはどこか別の世界の出来事かのようにそれを見送るだけだった）
        （母とも言えぬ、姉とも言えぬ。直接語り合ったことも触れ合ったこともない存在の消失を前にしてただ見送ることしかできなかったし）
        （することもなかった）

        次はそうだな、自然交配に任せてみようかと思うんだ。第三次計画の成果がある。

        彼女らを使おう。諜報活動に使えないかと打診があったからね
        （研究員も去りはじめ消灯されていく区画を後に、男は秘書に語った）

        （今後の展望を、彼女たちの未来を） -- レスタ 2014-03-21 (金) 21:02:41
      • ―どれだけの月日が流れたのだろうか。昼も無く夜も無く。ただ無為に流れゆく時間を見つめ続けてどれだけたっただろうか
        初期こそ彼らは私の身体を維持しようと、体組織の採取も痛みのない手段で行っていた
        しかし今は違う。培養液の効果で自然回復するからと、肉を強引に引きちぎる。腕を、足を、何度失くし、何度得たことだろう
        抵抗など出来ず、自身の欠損と再生に伴う激痛に反応することすら許されない地獄の中で
        私の心は完全に諦観に支配されてしまっていた
        もう、私は二度と笑うことは出来ないし
        もう、私は二度と幸せを感じることもない
        こうして延々と彼らの玩具として無意味な時を過ごし続けるのだと、そう思っていた

        増え続ける私の姉妹たちに幾ら訴えても彼女達は何の反応もしめさなかった
        あらん限りの力を振り絞り、苦痛に顔を歪めてみても、男達は私の反応に狂喜してより一層の苦痛を与えてくるだけで
        私は一体何のために生きているのだろう―

        そんなことだけを考える日々が続いた

        そして―

        私を支え続けていた存在に、ついに彼らは手を出したのだ
        心の形が歪められていく
        こうして「思考する」というプロセスすらあやふやなものになる
        ただ漠然とした、離れたくないという危機感だけが胸を満たす

        やだ、やだよ
        やめてよ
        私はどうなってもいいから、キトには手を出さないでよ
        ずっと、ずっと一緒だったんだから
        あの子が居なくなったら、私は―

        やがて私の中から大事な何かが消え去った時
        私という存在を構成していた半分が消えた時
        私の肉体もまた、その形を維持できず崩れ去っていった

        そして下される男の指示
        ぼこり、と一際大きく培養層が蠢けば、それまで私を存在せしめていた絶対の檻は、私という存在を消し去る絶対の剣へと姿を変えた
        形を失った手足は以前のように再生することはなく
        さらさらと流砂のように培養層の中へと溶けていく

        あぁ
        ようやくここで私は終わりを迎えるんだ

        気が付けば故郷で幽閉され続けて来た日々よりも
        学園で過ごした夢のような日々よりも
        こうして知らない人の玩具として存在を穢される日々の方が長くなっていて

        この人生は一体何のためにあったのだろう

        私は、どうして生まれて来たんだろう―

        ガラスの向こうから私を無感動に見つめる、幾つもの私と同じ顔

        ねぇ、あなたたちは何のために生まれて来たの？
        望まれて生まれて来たのなら、私よりも遥かに上等な人生を送れるのだろうか

        こうして消えゆく私を見て何を思うのだろうか

        こんな人生は―

        無意味だった―         -- 2014-03-21 (金) 21:39:43
      • ─ページは捲られていく。次の章へ -- 2014-03-21 (金) 21:45:45
      • で、どうかな経過は。
        （以前と全く変わらない姿の秘書に尋ねる。しかしその実彼女は第二期計画の複製体であり）
        （第一世代よりも教育課程での洗脳を強くしたものでその機能はより正確に、従順になっていた）
        （これを踏まえて第三世代は刷り込みで行う洗脳課程をより効率よく行うこともでき、このような諜報活動も円滑に行えた）
        （ここは某国の地方都市にある売春宿。秘密裏に作られた諜報機関の本部であり、複製体達が子を孕むための飼育場である）

        そうかそうか順調か。生物の生殖活動はやはり自然体こそ発揮されるか
        （経過とは資金調達に諜報活動─そして複製体の着床状況についてだった）
        （そう、計画の終了後に第二期と第三期の複製体は諜報活動とレスタの研究の為に全て売春婦とし他国に纏めて送り込まれた）
        （地方でかつ戦線に近い場所ともなれば顧客は多く、また着床させるためでもあるが故に避妊をさせなかったがそれがかえって受けた）
        （連日盛況で、顧客のためにも妊娠の期間ズラして回している間にもまた一人二人と臨月に入った複製体が出でくるほどだった）

        君もそろそろ出ないといけないかもしれないな。ここまで人手が足りなくなるとは
        （第三期は複製体に霊的因子を植え付けたのもあり、外見的個体差が生まれていたのもあり集団で社会に出すには都合がよかった）
        （かつ、教育課程での刷り込みによりレスタの言うことは絶対とされているため伝えれば顧客の要望の殆どは応えた）
        （第二期や第三期の早期体も相まって年齢は様々な─商品の取り揃えが豊富な売春宿が出来上がっていた）
        （本国としても諜報活動の拠点として盛況すればするほどよく、近い侵攻を前にその期待をより強めていた）
        -- レスタ 2014-03-21 (金) 21:49:05

      • 私もまさか副業がこんなに忙しくなるとは思わなくてね、これはこれでいいかなと思ってるよ
        （黒シャツとカーゴパンツ、白衣というラフな格好を秘書に改めて見せて呟く）
        （一大軍事国家の中で権力の中枢に近い研究者が、売春宿の医者をやっているのだ）
        （秘書はさしずめ看護師というところか、しかし実務で言えば経営者にも匹敵しているのが異様だった）
        （レスタは請われて娼館以外にも駐屯地や家々を回る副業もやっていた）
        （近年の物騒な雰囲気から医者も出払ってる地方都市、診察料は取らずに薬剤の代金しかとらない姿は人々に好まれた）
        （それもあり売春宿は暗黙のように認可されていた。研究以外無頓着な性格もあり温厚なその顔が人々を信頼させるに十分だった、というのもあるだろうか）
        （とにかく戦争の雰囲気とは別に確かに売春宿はなくてはならない場所になっていたのだが─）

        ここが戦火に巻き込まれるなら、別の場所に行かなければならないがこう妊婦が多いと場所も選ばないといけないな
        （そんな溜め息をついた後、秘書が一枚の手紙を差し出した）
        （その手紙は本国にいる友人からのもので、ある街で起きる儀式についてだった）
        （かつて死んだものが儀式により蘇り、戦いあい─最後の一人になれば願いがかなう儀式）
        （記録も添付され、それは寄越された）
        （意図を汲んだレスタは笑いを堪え切れず、声を上げて笑った）
        （友人は知っている。自分が執着しているあの存在を。つまり─）

        もう一度、会えるのか！彼女と！
        （奇跡を前に、可能性を前に無邪気に喜ぶ男と裏腹に秘書の女は傍観する）
        （そう─数年前に自分と同じ存在が、一世代前の複製体が分解されて消えゆく彼女を見ていく瞳と同じように）

        今度はその生きた姿をこの目で見られる─神に感謝を！ -- レスタ 2014-03-21 (金) 21:49:47
      • ―私が差し出した手紙を一読したマスターは、確かに喜びの表情を浮かべていた
        マスターがこんな顔をするのはいつ以来だろうか。私が生み出されてからというもの、幾度も話を聞かされてきたオリジナルの存在
        自分の手でその存在を消去しておきながら、マスターは時折焦がれるかのように思い出を語る
        理解出来ない。姿かたちは私と全く同じだというのに
        その身に宿す「何か」が。あの時、彼女が消え去る直前に見た光り輝く「何か」が、オリジナルと私の決定的な差なのだろうか

        私は、マスターのために生きて来た。けれどもマスターは、私を通して何か別の物をいつも見ているのだ
        私は常にマスターだけを見て、マスターの意思に従って行動してきた
        そのマスターの意思の向く先にあるオリジナル
        培養層の中で眠り続けていた彼女
        その彼女ともう一度会えるのだとしたら
        その時私は、どんな顔をすればいいのだろう。どんな感情を抱くのだろう
        彼女が消える時にすら、何も感じることは無かった
        同胞たちが次々と商館送りになった時にも、何も感じることは無かった
        けれども
        こうして再びオリジナルと会いまみえる時、あの時と同じく無感情で居られるとは思えなかった
        マスターの夢であり、憧れであるオリジナル
        彼女と出会った時、私はどんな顔をするのだろう
        そして彼女は、どんな顔で私を見るのだろう
        狂喜に打ち震えるマスターを見つめながら、そんなことが頭の中を過った         -- 2014-03-21 (金) 22:14:22
      • ─そしてページは捲られた。次の章へ -- 2014-03-21 (金) 22:20:56
      • ─そろそろだ
        （月夜の魔力が満ちてくる。この研究施設は何者かが以前使っていたもので廃棄されて久しい）
        （それでもこの場所を選んだのは天文的な力を利用するためか研究所の天井が自由に開閉できるように設計されていたからだ）
        （花のつぼみが開いていくように研究所のドーム天井が開き、さらに月明かりを呼び込んでいく）
        （その照らす先には男が佇み、両手を上げて迎えるその絵は舞台の開幕を告げるかのよう）
        （魔力が満ちていく）
        （英霊を呼び出す儀式が始まる）

        素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。 祖には我が大師シュバインオーグ
        （床に描かれた方陣が光をを放つ。複製体達の魔力と月の魔力が惹かれあうように膨れ上がり爆発的な魔力の胎動を生み出す）
        （そのまばゆい光は第二の月のように輝き、力を溢れ出させる）

        降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ
        （歓喜した。この儀式の手応えが既に確信を得るに十分なことを）
        （月の霊獣を呼び出すに十分なことを。正解であり、全ては計画の通り） -- レスタ 2014-03-21 (金) 22:23:03

      • みたせ　　みたせ　　みたせ　　みたせ　　みたせ
        閉じよ。　閉じよ。　閉じよ。　閉じよ。　閉じよ。
        （今ここに満たす力が自分の願いそのものであることも、感じ取っていた）
        （そしてここにいる複製体の誰もが己の中の因子が震えるように呼び覚まされる瞬間を迎えていた）
        （母であり妹であり全ての始まりであるがガラスを隔てた先の存在を感じて）

        繰り返すつどに五度。ただ、満たされる刻を破却する
        （そこにいる誰もがその先のヴィジョンを求めてやまなかった） -- レスタ 2014-03-21 (金) 22:25:44
      • ―誰かが呼ぶ声がする。意識だけが残る永遠の暗闇の中、闇の向こうから声なき声が私を呼んでいる
        酷くあいまいなものとなっていた自分の存在が、声に引き寄せられるにつれて確固たるものへと変化していくのを感じる

        私は―

        無意識の海の中へと溶けだしていた自我が強制的に再構築される

        私はサーヴァント

        現世へと再び舞い戻るため、駒としての確固たる枠組みへと「自分」というものがはめ込まれていく

        自我を取り戻した意識が、枠組みへとはめ込まれた自分という存在が、物理的な形へと組み替えられる
        闇の中で、失っていた筈の肉体を、五感を取り戻せば眩いばかりの光の渦が私を包む
        揺蕩うだけの微睡の時間は終わりを告げる

        私が望むにしろ、望まざるにしろ、私はもう一度生を与えられるのだ

        願わくば―
        次の生が、意味あるものであるようにと

        私の運命をもてあそび続けた神様に祈りながら、光の渦へとその身を任せる―         -- 2014-03-21 (金) 22:35:25

      • （──だからこそ、その月を横切った影と。それから落ちてきた幾つもの影に気付くものはいなかった）
        （それが何かも分からぬまま─そもそも何か理解し言葉を発する間もなくレスタの左腕は落ちた）

        「？」

        （高高度から落下中に一射。第二射はそのままレスタの頭部を貫き、炎を纏わせる）
        （叫び声も上げる間もなくレスタは絶命し、左腕だけ残して塵も残さず燃えて消えた）
        （周囲の複製体が感知した時は遅い。男は既に”そこ”に着地していた。かつてレスタがいた場所に）
        （この月明かりしかなかった闇に、真っ赤な炎のマフラーを靡かせて落ちてきた）
        （彼はレスタの左腕に手を掴んでおり、光と炎が混ざり合った粒子を放っている）
        （その光の粒子は遺された左腕を包み──令呪を奪い去り自らの手に移すと燃え盛り、完全にレスタという存在を消し去った）

        （自らの主人、マスターの喪失を理解した時は遅い）
        （その危機に複製体達が立ち向かおうとするも、男が放つ炎が踊り寄せ付けず）
        （また光の明滅の暗示か、武器を取り落とす者もいれば膝をそのまま折り崩れて行く）
        （──全ては自らを構成する根幹としていた存在を失ったが故に隙となり。彼女たちは廃人同然となり崩れ、意識を失っていった）
        （炎が蜃気楼のように漂う今この場所で、召喚の儀式は自動で流れるように続き──）
        （その男の前に彼女は呼び出された） -- 2014-03-21 (金) 22:36:42
      • （光の渦の向こうに姿を現したのは、一人の少女）
        （形を失った右腕と右足。絶対的な戦闘力を持つサーヴァントにしては、余りにも頼りないその姿）
        （紫色の髪を揺らし、ゆっくりとその身体を起こし―）
        ―何が、あったの？
        （辺りを見渡し、そう呟いた）
        （燃え盛る炎の中、視界に入るのは倒れ伏す己と同じ姿の少女達）
        （そして血だまりの中に転がっている「人だったもの」）
        （最後に―）
        ……貴方、だね？
        （この場で唯一立っている男に視線を向け、そう言った）
        （自分を呼び出した霊呪の力は確かに感じる）
        （しかし、その持ち主らしき人間は既に其処に無く）
        （この惨状を作り出した男が今、自分の絶対的な支配者であることを認識出来た）         -- ライダー 2014-03-21 (金) 22:46:53

      • そう、俺が君のマスターだ
        http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp028277.png

        （続いてパラシュートで落下してきた兵士達が次々と降下してくる）
        （漆黒のスーツに炎のエンブレムを掲げ、自動小銃を構え周囲の安全を確保していく）
        （また施設自体に突入してきた兵士達も同じ姿であり、この研究施設を警備しているキメラ生物を破壊していく）
        （それら全てを指揮し、精神的拠り所にしていたレスタがいない今、野良犬の駆除にも等しかったが）
        「クリア」
        「クリア」
        「マスター・ブレイズ、施設全体を制圧しました。」
        （そう、真っ先に落下してきてレスタを仕留めた男。マスター・ブレイズと呼ばれた男）

        彼女たちを連れ出してくれ。その先は保護を優先、いつも通り頼む。
        「了解しました、マスター」
        （ミラーシェードのバイザー、黒いヘルメット越しに表情は読むことはできないがその言葉を予想していたように頷いた）
        （部下達に連れ出すよう指示すると力なき人形のように倒れている女性たちを連れ出していく）
        （残されたのは二人のみ）

        手短に話そう。既に戦いは始まっている──

        準備はできているか -- 2014-03-21 (金) 22:52:57
      • （目の前で繰り広げらる、鮮やかな手筈での制圧）
        （襲撃者たちの長たる男が、此方を見据えて問う。ついて来る覚悟はあるかと。手足となり、戦う力はあるかと問う）
        ―当たり前じゃん。私はそのために呼び出されたし、そのために存在してる
        …マスターが誰だろうとどうだっていいよ。私は、ただついて行くだけだから
        （燃え盛る炎を背に、此処に盟約が交わされる。本来の契約ではない、歪な形での主従）
        （しかし、彼女にとってはどちらでも良いことではあった）
        （己の生など元から無意味であり、己の命の価値など無いに等しいのだ）
        （呼び出され、使役されるのであればそれに従う以外に道は無い）
        ……私はライダーのクラスのサーヴァント。貴方の名前は？マスター         -- 2014-03-21 (金) 22:59:14
      • ライダーだな、わかった。
        俺はマスター・ブレイズ。ブレイズで構わない。
        （炎のマフラーを仕舞い、口元を開けて伝える）
        （顔を隠す必要がない…いや、そもそも敵対するものは今ここにはいないのだから）
        （それは安堵、違う。目の前の歪な少女の──無気力感）
        （それが、この俺の心をざわつかせる）

        目的を伝える。それはただ一つ……
        この聖杯戦争という邪悪な儀式に終止符を打ち、聖杯を破壊することだ。

        （それは願いを持って呼ばれたサーヴァントには到底受け入れられない目的）
        （この虚無的な少女がどう応えるか、それは嫌でも予想はできる）
        （無論「嫌ならやめてかまわない」等と言えば……それは確実なものにできるが、俺は拒んだ） -- ブレイズ 2014-03-21 (金) 23:06:39
      • （男、ブレイズから伝えられた目的は荒唐無稽なものであった）
        （サーヴァントは願いを持って現界するものが殆どであり、その願いの成就のために聖杯を求め、マスターと共に戦うのだ）
        （だというのに、この男はそれを破壊するのだという）
        （そのために。サーヴァントである自分の存在を否定するために、サーヴァントである己を利用すると言い切ったのだ）
        ―ふーん。……ブレイズは変わってるね。そんなこと、考えるなんてさ
        （だが―）
        （どちらにせよ己にとってはどうでも良いことであった。だから）

        …分かった。ブレイズがそう願うなら、私はそれに協力するよ
        （己の命に価値を見出さない少女は、その存在の抹消の為に使役されようとも、構わないと言い切ったのだ）
        （己が願うことなど何もない。もう一度生を受けようとも思わない）
        （異質なマスターに付き従うは、異質なサーヴァント）
        （期せずして、此処に盟約を交わしたのは聖杯戦争にとって異端となり得る者たちであったのだ）         -- 2014-03-21 (金) 23:15:04
      • （やはり、帰ってきた言葉は予想の通りだった）
        （だからこそ聖杯と戦う最中でも……戦うからこそ、このライダーという少女と向き合わなければならない）
        （その必然性？いや、やらなければらないという心が燻る）
        （されど、今は……）

        行こう、ライダー
        相手は全てのマスターとサーヴァントだ。

        （ダスターコートを翻し、研究施設を後にするために歩き出す）
        （この先に待ち受けるのは……戦い）
        （孤独に等しい、本来の規定からは異質な戦い）
        （そう──全てを終わらせるための、戦いが今始まったのだ） -- ブレイズ 2014-03-21 (金) 23:20:29
  • 　 -- 2014-03-21 (金) 00:07:35
  • 　 -- 2014-03-21 (金) 00:07:32
  • 絵が仕上がったのでー　後は開始を待つだけー -- ライダー? 2014-03-18 (火) 01:02:44
    • マスターはー？ -- 2014-03-18 (火) 01:03:24
      • いるよ？？ -- ライダー? 2014-03-18 (火) 01:06:28
      • ちゃんと書いてあるのにおかしいなーと思ったら仮名簿のほう削除してなかった
        というわけで消してきたよ　はい -- ライダー? 2014-03-18 (火) 01:47:48
      • あっ　これ名前のリンク先仮名簿にしてるから　　　あっ -- ライダー 2014-03-18 (火) 01:50:04
      • （めんどくさいのでふて寝） -- ライダー 2014-03-18 (火) 01:50:20
  • ついでに登録もしておくスタイル -- ライダー? 2014-03-15 (土) 21:32:28
  • セックス！ -- 2014-03-14 (金) 22:29:58
    • （情け容赦のない腹パン） -- ライダー? 2014-03-14 (金) 22:30:24
  • 取り敢えず、こんな感じで -- ライダー? 2014-03-14 (金) 22:29:52
  • 　 -- 2014-03-21 (金) 00:07:39
  • 明日は早いのでここまで -- レスタ 2014-03-21 (金) 00:50:06
  • さてライダー、今日はもうすぐ日付が変わる時間帯だ。というわけで今日はどこにカチコミかけに行くかに搾ろうか？ -- ブレイズ 2014-03-21 (金) 23:30:16
    • だね。取りあえず仕掛けて面白くなりそうだなーと思う所をピックアップしよう
      二人で行ってもいいし、私がぶらついて情報収集しに行ってもいい -- ライダー 2014-03-21 (金) 23:31:15
      • まだ召喚していないところもある。そこは後回しでいい
        スレイできるところをスレイしてこ！
        あと俺の感知技能で悪党とキチガイ連中はわかるから、手っ取り早くそいつらからというのもあるな。ライダーの教育にもいい。
        この上からみてあまりにあれなグリードとかいうやつもいるしな！ -- ブレイズ 2014-03-21 (金) 23:38:58
      • じゃあ二人で襲撃かけるのは傍目で分かる悪党にしよう
        私は非交戦的なマスターや鯖のとこに情報収集しにいくかな -- ライダー 2014-03-21 (金) 23:42:34
      • バーテンダー、ヒラ（ハイエナ）のところが完全に真っ黒だな。ここは積極的にカチコミかけていきたいところ。
        鎖骨キャスターペアもそうだな、意外性をついて叩き付けに行きたいか。あとラヴィ―タ、ランサーペアもだな。キチガイの匂いがする。 -- ブレイズ 2014-03-21 (金) 23:50:41
      • あと今バーテンダーのところで今後のお話ししてるので、お時間許す限りなんとやらで。ヒラくんのところもいくか。 -- ブレイズ 2014-03-21 (金) 23:52:14
  • 　 -- 2014-03-22 (土) 00:00:33
  • 拠点についてのお話お話し。日常パートの一回目とも。 -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 15:42:09
    • こういうのも大事だよねマスター -- ライダー 2014-03-22 (土) 15:58:05
      • 互いの、とかライダー自身のことも重要ですしね -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 16:15:33
      • 戦闘も楽しいけどこうやって描写を深めるの、すごい好きー -- ライダー 2014-03-22 (土) 16:22:44
  • あい、というわけでおしまいー。 -- ライダー 2014-03-22 (土) 18:06:54
    • お疲れ様。あと情報整理する時間やタイミングが見つからなかったのでちょっと簡潔なフェイズを造るね！ -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 20:46:57
      • はいさー！ -- ライダー 2014-03-22 (土) 20:47:46
      • 以上の３つですね、僕からは。ライダーからあれば枝増やしていただければ！ -- 2014-03-22 (土) 20:50:17
      • 生やしておいた！ -- ライダー 2014-03-22 (土) 20:51:47
      • よっしゃ！色々平行して、かつ簡潔にしておこう。どちらかというと次の日常フェイズなどに活かす方向の情報マテリアル構築ですかね！ -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 20:55:47
      • 上二つは此れで終わりかな、というのとこういう簡単なのを挟んでいければスムーズかなとも思った。 -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 21:21:38
      • さくさく行こう。次に繋げられるように色々織り交ぜていくぞーっと -- ライダー 2014-03-22 (土) 21:30:41
      • よし、終わり！色々ありがたい…結構便利だったなぁこれ。さておきカフェーをみつつアクタ・セイバーペアのところにいきつつ、ニーナ・セイバーペアの相談欄にご挨拶ということか…結構忙しいな！ -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 21:41:21
      • 時間は有限！やれることは全部やっていこー！ごーごー！ -- ライダー 2014-03-22 (土) 21:42:02
      • ドーモ、ライダー＝サン、一時位までちょっと遊びたいけど大丈夫かな？ -- ヒラ 2014-03-22 (土) 23:48:24
      • ドーモ、ヒラ=サン、いつでも行けますよ -- ライダー 2014-03-22 (土) 23:49:36
      • やろうぜ！ご指名はライダーのみかな、一時までならそのほうがテンポよさそうだけど -- ブレイズ 2014-03-22 (土) 23:50:04
      • 何だろ、1時までってことは会話とかかな？ -- ライダー 2014-03-23 (日) 00:01:14
      • 何かヤバいのがいる！って伝えてもらうもよし
        とりあえずころころしてる現場の導入何で
        ブレイズ君が乱入してしめてもよし
        後できるなら子のイケメンマスターに重傷ぐらい追わせてくれると、後の展開やりやすくてすごくうれしい -- ヒラ 2014-03-23 (日) 00:01:36
      • 鯖のお食事中に遭遇→ちょっとぶつかってその際俺が酷い事になる→撤収！って感じです -- ヒラ? 2014-03-23 (日) 00:02:51
      • ふむ、私は了解ー。導入を待ちますよ -- ライダー 2014-03-23 (日) 00:03:30
      • 導入、イキ…イケます！ライダーちゃんの義足持って大人の悪戯したい -- ヒラ 2014-03-23 (日) 00:11:56
      • 反応かえしましたー。マグロだけどいいの？？ -- ライダー 2014-03-23 (日) 00:18:21
      • （あ、これ一時無理だわ、ちょっと過ぎるけどいいわという顔）
        まじか、お、俺的にはてて、抵抗してくれると興奮するんだな… -- ヒラ 2014-03-23 (日) 00:22:56
      • 1時までらしいので巻き展開！撤退してくれればマスターに重症与えて〆るぞよ！
        重症だこの人…抵抗すると無詠唱即時発動射程無視の宝具飛んでくるけど…？ -- ライダー 2014-03-23 (日) 00:31:51
      • 邪悪な裸の大将か君は…… -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 00:36:30
      • ぼぼ、僕は女の子が抵抗してるのを力づくで捩子ふせてヤるから興奮するんだな！
        あ、宝具はやめて下さい死んでしまいます…
        思いの外一時ちょい過ぎで何とかなりそう、ありがたい… -- ヒラ 2014-03-23 (日) 00:44:00
      • ぶちぎれ金剛的な糞コテムーブ！これで退却しやすいかしら？ -- ライダー 2014-03-23 (日) 00:51:48
      • 凄い、珍しく時間内にごあいさつを終えられた…！ありがとうライダー＝サン
        無茶な注文に付き合ってくれて…！そしてこれで俺も精神汚染イベント進行フラグ建てられた！ -- ヒラ 2014-03-23 (日) 01:01:49
      • はーい、お役にたてたみたいでなによりだね
        マスターと相談してまたこっちからも遊びに行くかも！お疲れ様でしたー -- ライダー 2014-03-23 (日) 01:11:31
  • よし、というわけでハイエナ戦のことを聞きつつ、夜に備えよう。今日はエオ君がグリード幹部クラスのアサシンに殺されて我々が目撃してそのまま戦闘らしい -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 16:06:08
    • 殺されて喜ぶマスター初めて見たよ俺… -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 16:06:23
      • こんにちはこんにちはー、今夜マスターと伺おうかと思ってたけどイベントみつしりっぽいかな。日を改めた方がいいかな -- セイバー・エラー 2014-03-23 (日) 16:19:55
      • ハーイ、ブレイズ＝サン
        立ち直って自由に動けるようになったし動く方針も決まったしで近いうちに遭遇しちゃいませんかー？と誘いにきましたー -- ニーナ 2014-03-23 (日) 16:19:08
      • 別に私の方はいつでもよろしいのだよー -- ライダー 2014-03-23 (日) 16:23:26
      • なんだこのシンクロニシティ……つまり今夜、というわけだろう！どうだろうなライダー -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 16:23:40
      • おたくもなかなかのしんくろにてぃ！ -- ニーナ 2014-03-23 (日) 16:26:30
      • 今夜、よろしいです（こくこく） -- ライダー 2014-03-23 (日) 16:29:05
      • ひどい…では今日はエオ君が殺害されてるのを観つつ戦い、お二人と遭遇する感じかな！
        明日アタリ日常パート挟みたいところですね、挟もうかライダー -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 16:29:28
      • シンクロニティと未来予知が合わさっておる…
        戦闘イベントこなしながらもう一方でも…は忙しくないかと心配だけど二人ともいけるなら速めに接触しておきたいですね。こっちは街を把握するために探索中、そちらはマスター探ししてそうだから偶発遭遇かな -- セイバー・エラー 2014-03-23 (日) 16:31:34
      • 戦闘を優先してもらって、こっちは余裕があるときにぽつぽつ…でかまいませんよー -- ニーナ 2014-03-23 (日) 16:32:46
      • うす、挟もう。日常もやらなきゃだしね
        戦闘は決着つけない可能性もあるし、二窓ぐらいなら私は何とかなると思う。大丈夫大丈夫 -- ライダー 2014-03-23 (日) 16:38:11
      • 早いうちに遭遇したかったですしね、そちらとは。それにそちらといきなり戦闘するわけでもないと思いますので、はい -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 16:51:12
      • あい、では夜にぼちぼち伺います！ -- ニーナ 2014-03-23 (日) 17:07:34
      • というわけでこちらからは終わりかな、情報整理につていは。　楽だなこれ -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 17:28:49
      • はいはい、お疲れ様でしたー。これホント楽だね。これからもどんどん使おうこれ -- ライダー 2014-03-23 (日) 17:31:09
      • 日常RPガッツリできない時に、短時間でRPでかつ情報交換と進展ができる…これは強い -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 17:32:26
      • というわけで情報整理終わりー。私は夜までにどっか遊びに行って来ようかなー -- ライダー 2014-03-23 (日) 17:36:55
      • お疲れ様でした。夜が楽しみだ…ちょっと今後の自分の独立活動についても考えておこう。 -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 17:46:00
      • というわけで一人でぶらつくことが増えると思いますけど、今後の展開的に此処はまだ避けといた方が…とかあったら言ってね -- ライダー 2014-03-23 (日) 17:46:54
      • 実はむしろブレイズ、俺自身が行くほうがまずい（話と展開的に）方が多すぎてね。
        瓦礫城に関しては、場所が特殊な上にグリード関係で後々行くことになるから外していいかもしれない。
        あと話的にこちらから出向く必要または理由がない場所とか……？そこらへんはお任せします。 -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 17:58:57
      • 特に目的も無くブラついて偶発的に情報が集まる、といった形で話回そうと思うのね
        なのでであっても戦闘になりづらい方々に絞って遊びに行こうとは思ってる。特に縛りが無いのであれば非交戦的なマスター・鯖の所に遊びにいってきまーす -- ライダー 2014-03-23 (日) 18:03:13
      • で、後で情報整理フェイズで報告するんで、二人で行くきっかけにはなるかなーって思う -- ライダー 2014-03-23 (日) 18:03:41
      • BARに立ち寄ろうものなら何ここ悪の巣窟だ潰そうに直行ですからな… -- バーテンダー 2014-03-23 (日) 18:07:11
      • 盛り上がりとか色々台無し過ぎる…バーに行った人からバーの情報聞くぐらいはいいかなーとは思うけど… -- ライダー 2014-03-23 (日) 18:08:37
      • >バーに行った人
        俺じゃん -- アクタ 2014-03-23 (日) 18:10:31
      • 現状ライダーに助けてもらわないと満足にお茶会すらできない案件。現状アルヴィン、アドニス、ゼロの3人なんだよな、いけるとしたら。三か所同時になろうと俺一人ならいけるか……
        ご都合主義だろうと瓦礫城、特にBARは危険でござるよ薫殿。現状バーテンさんにフラグまいていただいてますし、2戦目の後「あれこれ場所偏ってない…？」みたいなの入れて探索始めてから瓦礫城入りしたいんですよね。
        そこで探索しつつ、良い時期にBARに、とか
        アクタ君とは先日の件もあるし、グリコレが進展していけばそのきかっけと話題にもなってアクタ君があそこに行くときに違った反応でイケると思う！思った -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 18:19:23
      • ただ2戦目の後といってもこれまだ始まって一週間しない後だし、まだ出現数も少ないから瓦礫城行きは2ラウンド目ぐらいからが一番良い時期だと思うんですよね。ちょっと急ぎ過ぎかもしれない。2ラウンドで決着つくわけでもないのに。 -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 18:21:22
      • ではアクタ君に聞き込むのはもう少しグリコレが進んだあとにしよう。それまでは停戦協定中だしちょっかいかける程度でー -- ライダー 2014-03-23 (日) 18:29:23
      • 今どれくらいダメかというと相談場所に一言置いたのを忘れてレ級ちゃんかわいいしてた挙句
        あれ幹部級出すの今夜じゃん戦闘の方向性の相談しないとって相談場所開いたらさっきの置きコメみてこの相談一時間前にするはずだったって気付くくらいダメ。 -- バーテンダー 2014-03-23 (日) 19:17:35
      • 落ち着いて　落ち着いてバーテンダーさん
        取りあえず相手めちゃ強なのは把握してますので、逃げ帰るのでもオッケーですよ私。うちのマスターはどうだろう -- ライダー 2014-03-23 (日) 19:25:16
      • いえ、何かもう来週いっぱいで終われるくらいのハイペースで飛ばしすぎて…平日はこんなわけに行きませんしね
        でもよく考えたらもう一回土日あるんですね、一回戦脱落でも
        どうせなら、敗走にしろギリ勝利にしろ+で成長要素でも挟めたらと思いまして。 -- バーテンダー 2014-03-23 (日) 19:30:39
      • まだ宝具一つしか使ってないし、もう一つぐらいは使えたらなーとは思っておりますはい
        っていうかまだ土日あるんだ…長いな聖杯戦争…既に1週間以上の密度のことやってる気がする -- ライダー 2014-03-23 (日) 19:39:31
      • 時間あるときに本筋を進めておいて、時間ないときは日常とかサブクエとか進める感じになりつつあります…
        グッド！じゃあそれにある程度耐えられるメタを積みましょう。 -- バーテンダー 2014-03-23 (日) 19:42:34
      • ありがたや…とはいえ本筋はエオちゃんが爆発四散する下りだと思うのであまり長引いてもあれかな、とか思う
        とりあえずうちのマスター今ご飯食べてると思うので、もうちょっと待ってね -- ライダー 2014-03-23 (日) 19:58:51
      • はい、まずはエオ様のコメント欄で爆散してもらって、それを目撃した、という流れでブレイズライダー組のコメント欄で戦闘開始したいと思います。両方本筋ですよ、大丈夫 -- バーテンダー 2014-03-23 (日) 20:16:54
      • 了解了解。別枝でツリー立てて死に際見てたーってRPだけ入れればいいかなぁ…エオちゃんとも相談しますね -- ライダー 2014-03-23 (日) 20:22:22
      • 了解委細承知！となるとセイバー・ニーナペアは向こうで出会った方がよさそうだなと思った　50分には流すよ！ -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 20:41:17
  • 　 -- 2014-03-23 (日) 20:40:42
    • （正座） -- ニーナ 2014-03-23 (日) 21:07:59
      • (正座) -- セイバー・エラー 2014-03-23 (日) 21:12:18
      • はい、えぇと今回ですがエオさんデッドエンドを見て、その犯人のグリード戦をここでやることになったわけですが
        場所どうしましょうか、そちら進行中ですよね。 -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 21:15:37
      • 別時間枠でこっちでやっても良いような気はしてきた -- ライダー 2014-03-23 (日) 21:16:13
      • ちょうど2段ある、2件ある……いけるな！ -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 21:18:48
      • ではこちらを2件表示にしまっす -- ニーナ 2014-03-23 (日) 21:19:00
      • いや、ここで戦闘するならこの相談欄で相談するでしょうしー。うちでやりましょうちで。しいたけありますよ！ -- セイバー・エラー 2014-03-23 (日) 21:19:42
      • えぇと色々状況が動きつつあるので、そうですね、こっち空きそうですけどっていうかどうしてそうなっえっ！？
        ちょっど状況が動きつつあるが、ここでまったりまごついたりすると時間のロスだ。タイムイズマネー、よしそちらに伺おうか！ぞんぶんにしいたけをごちそうしてもらうじゃないかライダー！ -- ブレイズ 2014-03-23 (日) 21:26:28
      • 行くぞしいたけ姫　しいたけの貯蔵は十分か…？？？ -- ライダー 2014-03-23 (日) 21:28:46
  • 今日は週初めですし、ニーナ＆セイバーペアのところとエオくんの遺体回収やって報告でしょうか -- ブレイズ 2014-03-24 (月) 20:28:17
    • 優先的にやりたいのはその辺だね。あとは適当にブラついて他のペアと顔合わせときたいな、と思ってる
      どっか一緒にカチコミ行くとこあるかな？ -- ライダー 2014-03-24 (月) 20:43:57
      • 現状ある程度行った場所が多いですし、平日ですから今日二人でどこか……はその辺りにしておきましょう。
        というか昨日の今日で連戦するのもまだ相手がな…っていう -- ブレイズ 2014-03-24 (月) 21:23:58
      • 行きたいといえば、あのバーサーカーと一角娘さんのところは行きたいですね -- ブレイズ 2014-03-24 (月) 22:15:09
      • それは私も行きたい。一人だと間違いなくスレイされるので行くなら一緒にかなー… -- ライダー 2014-03-24 (月) 22:22:33
      • 今は大盛況だからいくのもな！というのもあるし相談にはいっておこうかなー -- ブレイズ 2014-03-24 (月) 22:23:31
    • おう　死体返せや -- エオ 2014-03-24 (月) 22:40:01
      • では敗退後死体袋にエオだったものを入れて凹んでるところにきてもらおうか -- ブレイズ 2014-03-24 (月) 22:40:47
      • 凄い微妙な顔で迎えた後びんたするね -- ライダー 2014-03-24 (月) 22:41:45
      • 恐らく起きたの当日でも来るなら翌日ぐらいだろうと思ってそうしておいた　た -- ブレイズ 2014-03-24 (月) 22:42:17
      • じゃあ私がレスしていいよってなったらいいよっていってね　それまでパン食べてるわね -- エオ 2014-03-24 (月) 22:44:01
      • で、ライダーの後にエオchang inですかね…お願いしますライダー -- ブレイズ 2014-03-24 (月) 22:47:23
      • おまたせー。いいよエオちゃん -- ライダー 2014-03-24 (月) 22:59:24
      • うす -- 2014-03-24 (月) 23:09:40
      • （名前忘れた） -- エオ 2014-03-24 (月) 23:09:51
      • ライダーどうぞー　本当に元気な死体だな！ -- ブレイズ 2014-03-24 (月) 23:21:33
      • お返し。エオちゃんどぞー -- ライダー 2014-03-24 (月) 23:33:11
      • ぇぉ…ぇぉ… -- エオ 2014-03-24 (月) 23:38:42
      • そのぇぉぇぉ言うのをやめなさいっっっ！！！！（びんた） -- ライダー 2014-03-24 (月) 23:59:20
      • えおっ…！！えおー！！ -- エオ 2014-03-25 (火) 00:11:27
      • クソコテみたいになってる……甘食ってめっちゃもっさっってするんですよね、おいしいですけど -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 00:13:40
      • かわいい女の子２人いて粉末の茶しか出せない男の人って。。。 -- エオ 2014-03-25 (火) 00:14:31
      • ごめんなさい……気の利いたものがなくて……カフェテリアで何頼むか？と考えて牛丼！とまず思いつくような人で申し訳ない… -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 00:23:29
      • 貴方のマスターダメじゃない？？ -- エオ 2014-03-25 (火) 00:51:18
      • ご飯くれるから良い人だよ？？？おなか膨れればそれでいいよ私。牛丼でもいいからねブレイズ…ね？ -- ライダー 2014-03-25 (火) 00:54:04
      • 料理とかその、適当でいいかなとか……いやでも牛丼おいしいよ、このほら、お好み牛丼とかオススメ……ライダーはそれでいいの、女の子だよ -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 01:13:26
      • 強敵のサーヴァントたちよりもずっと壁として強く立ちはだかったなこの子…… -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 01:18:11
      • これは、つらい……マスター、日常パートやろう。もっとやろう。じゃないとこの壁は超えられないよ -- ライダー 2014-03-25 (火) 01:27:29
      • はい…明日からやろう、足りない、俺達自身のつながりが圧倒的に足りない -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 01:31:12
      • ｶｴﾙﾖｰ -- エオ 2014-03-25 (火) 01:48:43
      • すごい、何も返せないというか返せるけど今じゃないみたいな……うーん！ここでお開きで日常に繋げる感じですかな！
        お疲れ様でしたエオ君、いや本当にいい刺激で壁だ… -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 01:54:37
    • そんな日常会話を交わそうとする二人の前に現れる黒い影
      どうも、守護者として働いていると聞いてブレイズ君と戦いに来ました -- アーチャー 2014-03-25 (火) 01:35:41
      • いずれ戦うことになるだろうなと思っていた相手が向こうからお誘いに来たとかどういうことなのっていう顔になってしまう
        いずれは出会う運命だったから心の準備はできている！今日は時間的に厳しいでしょうし明日ですか、明日ですか！ -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 01:38:16
      • 運命ってそういうものさ、そうだね…時間的に明日以降にお願いしたい
        明後日でも構わないよ、大事な日常パートだからね、それを打ち壊しに守護者としての覚悟を問うだけで -- アーチャー 2014-03-25 (火) 01:46:07
      • 了解しました。では明後日ぐらい……と思っていただければ。思いの外に整理する情報も増えてきていますので、申し訳ない。
        と思ったのですがアーチャーさん単独で来られるんですか！？ペア同士ならそちらでも、と思いましたが確かにそちらから来られるほうが自然ですね… -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 01:48:58
      • 休日なら平行しつつできるんですが、いかんせん平日の週初めというのですからこう…… -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 01:51:45
      • 君達は特に動いてるからね（頷く）色々ドンパチしてる相手だから偵察エンカウント的なのが自然かなと思ってね
        という訳で時間が出来たら戦おう、大丈夫守護者は心の中は孤独にしないと駄目と言いに来るだけだから -- アーチャー 2014-03-25 (火) 01:53:56
      • 何はともあれ無理しないのが大事だからね、気楽に行こう！ -- アーチャー 2014-03-25 (火) 01:55:30
      • 今のうちにできるだけと思っているとこう、どんどん時間g足りなく感じて……了解しました、なんて頼もしく甘えてしまいそうになる言葉を……ぐぬぬ -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 01:57:28
    • ライダーちゃーんあそびましょー -- キャスター 2014-03-25 (火) 06:27:38
      • マスター同士が戦ったのであたし達は仲良くしてみるといいんじゃないかしらとおもったりするのです。事前相談なくてもよさそうでしたがいちおうごあいさつぺたりぺたり。
        またお帰りの頃うかがいますねー -- キャスター 2014-03-25 (火) 06:32:32
      • 普通に遊びに、と思ってたんですけど、よかったらその後ペア戦闘いかがでしょうか！
        鯖同士お話してるところでマスターがやってきて戦闘開始、みたいな…。お付き合いしていただけ層ならご予定などを教えていただけると（どきどき） -- キャスター 2014-03-25 (火) 18:21:17
      • へいお待ち！ちょっとこう、長いし整理が必要なのではい、ちょっと流しますね！そこらへんの御相談についても必要ですし！ -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 18:26:17
  • ライダーへ。本日とか明日とかスケジュールについてうちの名簿の相談の上にちょっと並べてみました。 -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 18:35:17
    • キャスター（赤）さん相談用 -- 2014-03-25 (火) 18:36:12
      • お手数おかけします、ありがとうございます（ふかぶか）こちらは本日からでも可能ですので。後お時間も合わせられると思いますので〜 -- キャスター 2014-03-25 (火) 18:40:16
      • ペア同士になりますと、そちらのアルヴィンさんとの相談も必要ですしライダーの予定が合えばまずお二方からーというのはどうでしょうとライダーもいないのにお薦めしておきます。 -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 18:43:35
      • ライダーさんしだい、という感じですね（こくこく）マスターも呼べばすぐこれると思います。 -- キャスター 2014-03-25 (火) 18:51:31
      • 戦闘がしたい。したいんですよ。 -- 名簿/510374 2014-03-25 (火) 18:56:03
      • 日曜に戦ったばかりですが、何か湧いてきたものがある…のか…？ -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 20:16:27
      • 今度はあたしがいますので色々つかいますので　どーんっと　こう、派手にマスターがあれしますので　是非（こくこく）
        ライダーさんはミハイロフに縁があった方ですしね　なかよくして　どーん　みたいな（身振り手振り） -- キャスター 2014-03-25 (火) 20:31:46
      • とりあえず、となってしまいますが本日平日ですので、やる場合連続すると時間的に伸びるのは確実ですので、4人になりますし。ペアで戦闘するのは明日以降にしませんか。 -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 21:15:52
      • 週末となるとお互いカグラさんとこにツバつけてるぶんトリプルバッティングが怖いですね。ライダーさんの予定次第ですが明日に出来るといい、かな。 -- 名簿/510374 2014-03-25 (火) 21:29:49
      • あたしはいつでもおっけーですので！とんできますのでっ！ -- キャスター 2014-03-25 (火) 21:31:33
      • 今帰ってきた。キャスター遊んでくれるの？遊ぼう遊ぼう -- ライダー 2014-03-25 (火) 21:37:01
      • あそんでくださーい！おかえりなさーい！街中で会って、ちょっとうろうろしながらとかどうなかーと…じゃあ書き込みますねっ　い、いきますよー！（うおー） -- キャスター 2014-03-25 (火) 21:42:31
      • あ、そっちの名簿って難しい？こっち使ってやろうと思ってることあるので出来ればーと思ったんだけどー…こっち共有コメ一つしかないんだ -- ライダー 2014-03-25 (火) 21:44:35
      • この「茨の魔女」というところ、使えませんかね -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 21:49:16
      • いや、それならこちらのペアコメでよろしかろう、あそこあくまで個人コメだしね。 -- 名簿/510374 2014-03-25 (火) 21:50:38
      • ではそちらにお任せしよう！僕はこちらでライダーとの舞台を整える -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 21:52:14
      • じゃあ私達のコメント欄におこしくださいねー！とうこうするまえにみてよかった！！えへ -- キャスター 2014-03-25 (火) 21:54:17
      • ではお二人のペア欄にお邪魔しまう！！行くぜカチコミだ！！！！ -- ライダー 2014-03-25 (火) 21:55:23
    • そのほか受付等今後のこととか -- 2014-03-25 (火) 18:36:37
      • とりあえず本日はニーナペアのところを引き続き、とライダーとの話しつつアーチャーさんところに相談かな… -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 18:37:12
      • なんで予定ここに挙げなかったかといと、かきだしたら予想以上に長くなったからだ…時間が足りなすぎる。
        それでも整理して一つずつ片づけよう。 -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 18:38:55
      • それとね、ライダー。なんかこう……ろだ２にアイコンと絵がね、あってね　あっ…って… -- ブレイズ 2014-03-25 (火) 22:20:20
  • 本日は情報整理とアーチャーさんと合ったり、引き続きアルヴィン＆キャスターペアとだな… -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 17:14:11
    • こんばんわ、お話したいですねぇ。 -- アヴェンジャー 2014-03-26 (水) 20:47:13
      • こちらから行こうと思っていたよ！！！ようきたな！！ -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 21:14:57
      • それは光栄です、と思いきや情報整理始まってますね。 -- アヴェンジャー 2014-03-26 (水) 21:25:22
      • あと予定が入って足りな、本日は。つまりそちらにカチコミかけることになる。 -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 21:30:19
      • 了解いたした。（ｽﾞｵｵｫｫｫｫ） -- アヴェンジャー 2014-03-26 (水) 21:31:09
      • そちらに向かいました。かしこ。 -- ブレイズ 2014-03-26 (水) 21:40:09
    • という訳で宜しく頼むよ（色々待たせたりで深々と謝る） -- アーチャー 2014-03-27 (木) 00:58:42
      • こちらこそよろしくお願いします。あぁ……楽しみにしてたこの時…… -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 01:22:22
      • フフフブレイズ君相手だと正体を隠すつもりは割と無いよ、ハナから冒険者時代と軍人時代のハイブリッドさ！ -- アーチャー 2014-03-27 (木) 01:39:24
      • すごい……本当にアーチャーなのこの人！？あと、こう……伝えようとしたら文章書くこと多すぎて、2時前になってしまったので、はい。今日はこの辺りで、ですかね -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 01:57:38
      • 遠近対応型アーチャー、よくあるよくある
        そうだね…いい時間だ、とりあえず別件で一つ済ませて私も休むよ -- アーチャー 2014-03-27 (木) 02:14:22
      • 近距離の方が強そうな人初めて見た……了解しました、こちら寝れるかどうかわからない攻撃受けましたが、ここらで一旦ということで。お疲れ様でした。 -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 02:24:27
      • 大量に言葉を投げつけられたら大量に投げ返す、ソレが流儀ィーーー！
        戦闘に入るのでここからは比較的無口に入るので安心して欲しい -- アーチャー 2014-03-27 (木) 19:24:10
  • 植え替え！本日は！ -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 20:56:23
    • アーチャーさん用相談 -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 20:56:52
      • ということでお返し、全力で否定させていただく！ -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 21:04:14
      • フフフ希望に満ちた若者へ投げかける真綿の様な言葉は沢山用意してきた
        存分に締めていくよ -- アーチャー 2014-03-27 (木) 21:15:27
      • 用意がいいですねアーチャーさん！？ぐ、ぐごごご…… -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 21:41:37
      • フッと言ってもあんまり言うと時間が凄くなるからあと一発だけどね！
        ブレイズにとって直面しているであろうサーヴァントを救う事と聖杯を破壊する事の矛盾を -- アーチャー 2014-03-27 (木) 22:03:43
      • 余りに重すぎる…！だからこそ出会いたかった、出会えてよかった… -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 22:15:51
      • そこでじゃあ殺すわを選んだおじさんだからね、必然だったね… -- アーチャー 2014-03-27 (木) 22:31:29
      • 完全に駄々っ子ですけどね、これだと。でも選べないよアーチャー！俺にはできない！ -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 22:43:58
      • アーチャー的には大正解だよ、絶対楽には生きられない道を選ぶ若者をアーチャーおじさんは応援します
        さあどうする、負けて答えを見つけるか勝ってライダーのハートをゲッｔ…幾つだったっけあの子… -- アーチャー 2014-03-27 (木) 23:11:07
      • この拳という応援強すぎる……ライダーは１９で止まっているんじゃないかな……？ -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 23:39:34
      • 生前極めたのは暴力とお茶会だけだからね…仕方ないね…
        良かった倫理の守護者としてブレイズ君と戦う事になるアーチャーは居なかったんだ -- アーチャー 2014-03-27 (木) 23:41:47
      • しかし力強い……だからこそ全力で返す！
        やめてください死んでしまいます！洋上学園都市もずいぶん前なんですよね……というか年齢以上にうちのライダーの服装はかなり倫理的にまずいです… -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 23:57:21
      • ステイシア君が思っていたよりもいい体をしていた時の困惑、分かってくれるだろうか（何か着せようという顔）
        という訳で戦闘ありがとう！あとは去るだけさ！背中から撃ってもいいのよ -- アーチャー 2014-03-28 (金) 00:20:25
      • アーチャーさんそれちょっと声かけ事案レベルのワードですよ！！包帯で隠れているのであまりわからないんですよね……あまり気にしたことがなかった…
        ２シーズンぐらいから服を調達したい、したい。いえいえこちらこそもう、お腹いっぱいすぎて……背中を見送らせていただきます
        今日は本当にありがとうございました！ -- ブレイズ 2014-03-28 (金) 00:35:16
      • ってルベウス君が言ってた！（義理の息子に罪を被せる男）
        ではまたいつか（深々して去っていく） -- アーチャー 2014-03-28 (金) 00:39:28
      • 今ひどい責任転嫁をみた……洋上で関わらなかったけど見ていたルベウス……！
        はい、それではまた！　近いうちにまた再会しそうだなぁ…… -- ブレイズ 2014-03-28 (金) 00:40:53
    • そのほか受付と諸連絡とか -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 20:57:07
      • ライダーがお仕事で本日帰れないようで、今日は俺オンリーですね…… -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 20:57:33
      • それじゃオレたちと会話しようぜ、ブレイズさん。アサシンも連れて来ていいよな。 -- アドニス 2014-03-27 (木) 21:08:27
      • オッケー、会話はなんでもいいよ。戦うつもりはないしね。お二人と話そうと思ってたんだよな、土日前にさ -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 21:14:32
      • オレたちも今のところ戦うつもりはない。聖杯戦争についてあれこれ話せたらいいなと思っている。
        それじゃ書き出しはオレからさせてもらう。連絡先の紙をもらったので気が楽だ。 -- アドニス 2014-03-27 (木) 21:23:32
      • 話せる相手にはばらまく連絡先！さぁお話しよう。アドニス無事に第一シーズン終えられたらならいいなぁ -- ブレイズ 2014-03-27 (木) 21:44:04
      • ……だな。何とか走り抜けたい。生き急げ、オレたちには時間がない！ -- アドニス 2014-03-27 (木) 21:52:13
  • 本日の予定。 -- ブレイズ 2014-03-28 (金) 20:28:52
    • 諸連絡事項 -- 2014-03-28 (金) 20:29:06
      • ライダー、おそらく日付変わるぐらいまで戻りません。本日単独行動決定 -- ブレイズ 2014-03-28 (金) 20:29:28
      • 現在アルヴィン、キャスターとの戦闘と、今からバーサーカーことDの森へ行きます…… -- ブレイズ 2014-03-28 (金) 22:02:23
    • そのほかのうけつけはこちら -- ブレイズ 2014-03-28 (金) 20:29:45
  • 本日のスケージュール -- ブレイズ 2014-03-29 (土) 20:28:51
    • 諸連絡事項 -- 2014-03-29 (土) 20:29:08
      • 本日は森にてＤの勇者と昨日から。
        あと日常的なものというか、色々挟みたいですね　情報整理ではなく。 -- ブレイズ 2014-03-29 (土) 20:31:04
      • 絆ポイントためよう　大事　実際大事…もう第一シーズン終わるしね… -- ライダー 2014-03-29 (土) 20:46:04
      • ……？？？　　あっマジだ！来週の水曜までじゃないこれ！！？ -- ブレイズ 2014-03-29 (土) 20:47:55
      • そうなんだよ　マジで速い。もう来週の水曜には脱落者出始めるからね…
        その次の一週間が第二シーズン兼第一シーズン決着期間。脱落者と決戦してると、下手すると第二シーズン何も出来ずに終わる可能性すらある -- ライダー 2014-03-29 (土) 20:52:38
      • 考えよう。まず上でお話しよう。導入は俺がしよう、スタートすれば問題ない。
        第一シーズン中の予定としてはライダーとのこと以外は
        審判との再戦、エオと話す、アクタ＆セイバーと云々とかかな。
        Ｄの森は土日で顔合わせすることを目的にしてたし、残り３つに重点していきたいところか…？ -- ブレイズ 2014-03-29 (土) 20:55:38
      • その３つをとにかくやりきらなくちゃね。戦闘RPは多分審判戦だけだし何とかなるかなぁ… -- ライダー 2014-03-29 (土) 20:57:18
      • 審判については第一シーズンで仕留めたい。
        アクタ＆セイバーについてはだけど、セイバーの願いというか目的の関係で第一シーズン終わるまでには関係を新たにしたい…
        エオについてはこちらの答えも云々とかかな

        さて、Ｄの勇者のところはカグラ君待ちだし現状動ける日常のほうからやっていこう -- ブレイズ 2014-03-29 (土) 21:04:04
    • その他受付 -- 2014-03-29 (土) 20:29:21
  • 本日の連絡事項 -- ブレイズ 2014-03-31 (月) 20:45:09
    • 諸連絡事項 -- 2014-03-31 (月) 20:45:18
      • ＞明日の0時にダイスが決まる

        いきなり重要連絡。本日はアクタくんのところに言ったり、審判との再戦だ……
        俺自身だと、ゼロと遭遇するかもしれん -- ブレイズ 2014-03-31 (月) 20:46:28
      • えっ　マジでこれ　こわ
        私はアリィのところに行ったりしようかな。あとはキャスターと個人で話してもいいかもなーと思ってるよ -- ライダー 2014-03-31 (月) 21:09:21
      • 祈ろう。了解致した、審判のところはバーテンさんの霊圧が確認でき次第相談に行こう。キャスターってえぇと…赤でいいんだよね、赤で -- ブレイズ 2014-03-31 (月) 21:20:33
      • （祈る）　そだよー。黄の所に行ってもいいかなとは思ってるけど、エオちゃんとの再会が済んでからの方が面白いよね多分 -- ライダー 2014-03-31 (月) 21:21:57
      • 方々まだ霊圧確認できないし、待ちになるが今の内に文章を、だな。黄色の彼ともまだ遭遇してないなぁそういえば……うん、そうだな。エオと話してからの方が面白いはず。 -- ブレイズ 2014-03-31 (月) 21:23:47
      • というわけで私はアリィとキャスター（赤）のところに打診してくるねー -- ライダー 2014-03-31 (月) 21:25:14
      • さて、今回はこちらで審判との再戦になる。つまり本日2ツリー同時だ。植林も防ぐために３件表示にして、バーテンダーさんを待とう -- ブレイズ 2014-03-31 (月) 22:16:22
      • あいあいさー -- ライダー 2014-03-31 (月) 22:18:45
      • はーいおじゃましますよ、折角なのでロケーションに凝ってみましたよ -- バーテンダー 2014-03-31 (月) 22:28:18
      • あ、ちょっとゼロとのうってるのでお待ちをを -- ブレイズ 2014-03-31 (月) 22:33:00
      • 私が先に行っておきました。摩天楼の上での戦いって原作っぽくていいね　わくわくする -- ライダー 2014-03-31 (月) 22:38:37
      • 助かった！そしてここで変身しつつ、お返し、行くぞ…審判！ -- ブレイズ 2014-03-31 (月) 23:05:36
      • …あれ？もしかして次私？ -- ライダー 2014-03-31 (月) 23:46:21
      • 審判さんだと思っていたが、あれ、どうなんだろう。このまま審判さん動いてもいいような内容にしてたけど…バ、バーテンさん？ -- ブレイズ 2014-03-31 (月) 23:47:39
      • 画像は座ったまま意識が消えていたバーテンダー山の表情。値落ちですよすいません…また今夜！ -- バーテンダー 2014-04-01 (火) 06:43:08
    • その他受付 -- 2014-03-31 (月) 20:46:41
      • （のそのそ……） -- ゼロ 2014-03-31 (月) 21:59:30
      • ブレイズ大変。痴女が来たよ（お茶をお出しする） -- ライダー 2014-03-31 (月) 22:01:15
      • 痴女じゃないし！ちゃんと服着るし！（お茶ズズズ） -- ゼロ 2014-03-31 (月) 22:06:35
      • 普段は白マントを付けているから問題ないのでは…？おしゃれなのでは…？ -- ブレイズ 2014-03-31 (月) 22:07:24
      • もしかしてオシャレ度では私この子に負けてる……？？そんな馬鹿な…… -- ライダー 2014-03-31 (月) 22:10:40
      • それじゃ普通に遊びに行きますねー。 -- ゼロ 2014-03-31 (月) 22:16:17
      • 了解、今回ここで2ツリー同時となるが安心してきてほしい。霊圧とエネルギーは全部整えてある
        あとゼロは俺だけかな？それともライダーともかな
        いや、そちらでの前回の話からすると俺だけのほうがそれらしいか。もちろんあれについては気づかないが、メタではそうだがブレイズ自身は知らんことだしね -- ブレイズ 2014-03-31 (月) 22:21:32
      • ブレイズさん単品でしょうねぇ、そしてこの言いがかり！ -- ゼロ 2014-03-31 (月) 22:22:23
      • （これいいの？って顔） -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 00:23:49
      • つまり私はアヴェンジャーでブレイズはキャスターで！　あれ……？？？？　えっと……！ -- ゼロ 2014-04-01 (火) 00:51:44
      • ブレイズ様は私のことをキャスターと認識しています。
        今、ゼロのサーヴァントはアヴェンジャーと認識した時点でブレイズ様の中では私とマスターのつながりが立たれてしまったのです。 -- アヴェンジャー 2014-04-01 (火) 00:52:50
      • そういうことになりますね。俺→アヴェンジャー（？）　となって、存在は知ったがそれはゼロのサーヴァントで
        傀儡のキャスターについては一切でてない。つまり、この繋がりを結ぶには２人いるところを見る必要がある。逆に言えばそれまでは……となりますね -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 01:01:36
      • 続きはまたあしたかなー。 -- ゼロ 2014-04-01 (火) 01:37:21
      • ２時ですしね、それでは僕はうっておきます。また明日ということで -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 01:49:06
  • 本日の連絡事項！ -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 20:44:57
    • 諸連絡事項
      • 本日0時に脱落ペアが決定します……恐ろしい！ -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 20:46:54
    • ≪審判≫ことバーテンダーさんとの連絡ツリー -- 2014-04-01 (火) 20:45:22
      • 平日を無理に入れてもらっているので、バーテンダーさんにつきましてはその……お体とご予定のほうを！ -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 20:47:21
      • ただいまですよ昨晩は寝落ちの件まことに申し訳なく…　いまからいけます -- バーテンダー 2014-04-01 (火) 21:10:23
      • いえいえ、週初めですし……それでは特に変わる時とかテンポの都合が出ない限り審判、ライダー、ブレイズの順でしょうか。
        本日もよろしくお願いします。 -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 21:24:58
      • 本日もよろしくお願い致します…いつの間にか今日脱落ペア決定なんですね、くわばらくわばら -- バーテンダー 2014-04-01 (火) 22:03:48
      • 宝具のセンス、キレてるなぁ……！ -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 22:51:42
      • ここで直接接触の最後のチャンスをくれるのが凄くわかっていらっしゃる… -- バーテンダー 2014-04-01 (火) 23:02:51
      • こちらこそ……やはりこうでなくては、というのと距離を離すなら直接ぶつかるのが一番ですしね。
        なによりその宝具をまだ見ていない！！！！なら自分が行く！！！ -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 23:08:08
      • あとオカマ界では美天使の存在とその象徴する数字は伝説となっているのであやかっている者は多いという今考えた設定が！ -- バーテンダー 2014-04-01 (火) 23:10:38
      • 美の天使、今でも……！あ、ちょっとテンポ的にライダーの前に俺がはさみますね。あとツリー整理します -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 23:30:25
      • よし、ライダー頼んだぞ！ -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 23:34:49
      • よしっ…。これで破られるとかすごい絶望感だよね（わくわく） -- ライダー 2014-04-01 (火) 23:46:35
      • 破ったようで破ってない、ちょっと破りました。勢いっていいですよね… -- バーテンダー 2014-04-02 (水) 00:19:53
      • よし、では引き続き私がうって、ライダーと…いうことで。 -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 00:26:56
      • というかこの宝具、他の宝具との合わせ技というか共にあるととんでもないな……だって元がそもそも強いじゃないか、≪審判≫ -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 00:28:00
      • それと日付変わりましたので、はい。明日にもと！モチベーションは問題ありません、むしろ燃えてます -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 00:29:36
      • 完全に互角の状態を作るだけで、あとは筋力とかで殴り勝つしかない宝具なので同時使用は無理というバランスになっております。脳筋です。
        ここに仲間がいれば横殴りでもう一押し出来たんでしょうが、そこはちゃんとペアであるブレイズライダー組との最大の差ということで。 -- バーテンダー 2014-04-02 (水) 00:33:16
      • 了解しました、こちらも爆散台詞を用意してもう楽しみにしている状態なので、文通スイッチ問題なしです -- バーテンダー 2014-04-02 (水) 00:34:44
      • よし、よし…！！最後のレス打てた…！！！おやすみなさい……（ぱたり） -- ライダー 2014-04-02 (水) 00:37:30
      • 了解、ライダーおやすみなさい……ゆっくりねんせぇ……　バーテンダーさんにつきましては本当にもう遅くまで……ありがたいことです…… -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 00:44:17
      • そして審判爆散しました！審判さんクランクアップです、ライダー様おやすみなさいまた明日 -- バーテンダー 2014-04-02 (水) 00:51:24
      • （ﾆｺｯ） -- 　　　 2014-04-02 (水) 00:54:19
      • お疲れ様でした……！後日また新ためて今後のことも相談に！ありがとうございました！
        後は明日、ゆっくり〆よう……・ -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 00:55:06
      • 美の光が……どこから？！天から？！ -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 00:55:36
      • しかし本当にいいキャラだったな……！散る時のセリフもこう……な！惜しい人を亡くした -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 00:56:46
      • 美しい…　幹部級という特殊な立場でしかも再戦ですので爆散しがいがありましたよ
        新情報としては、現在のグリードの「審判」（本家が未設定、詳細不明）でなく、明らかに死人である過去の「審判」がサーヴァントとして出張っていることで、グリードという組織が現役で参戦しているという情報はどうにも怪しいぞ、という感じです
        撹乱目的にしてはツメが甘いですし、幹部級が出せるなら小細工せずに幹部級で攻めれば良いですし、それでなくてもひとりで襲いかかって爆散するグリードが多いなど怪しいところ満載ですよ。 -- バーテンダー 2014-04-02 (水) 01:09:58
      • 情報のメタでの開示、大変ありがたく……死んだはずのが幹部が出てきている。しかも幹部がこうまで強いなら……他を圧倒するなど容易いでしょうしね。
        加えて瓦礫城に近いところでの事件発生数。第二シーズンは瓦礫城探索が加わりますね、ようやく -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 01:34:14
    • ゼロとの連絡ツリー -- 2014-04-01 (火) 20:45:43
      • 今日になってどうまとめようとしたのか思い出した！　これで少なくとも戦闘フラグ立てれたね。 -- ゼロ 2014-04-01 (火) 21:57:50
      • そうだな、少なくとも戦闘フラグは立ったし今後会うフラグも建てられたぞ！ -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 22:14:52
      • おまわりさんこいつです！ -- ゼロ 2014-04-01 (火) 22:59:26
      • やめてください（社会的に）死んでしまいます。　というわけでお疲れ様でした。ちゃんとフラグと今後へのが築けたな… -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 23:14:05
      • やりながら今後の展開をどうするか複数案用意してます、さてどうなるやら……。 -- ゼロ 2014-04-01 (火) 23:31:19
      • ゼロのほうは日常というか、平時の昼間の活動が主体でしょうしね。色々きかっけやお話しはできそうで…… -- ブレイズ 2014-04-01 (火) 23:35:43
    • その他の受付ツリー -- 2014-04-01 (火) 20:45:59
  • 第一シーズン最終日！！！の予定。 -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 21:25:48
    • ペア同士での諸連絡事項 -- 2014-04-02 (水) 21:26:03
      • 本日は昨日にひきつづき…といっても、審判戦の〆を。
        他の方々と関わることについては、第二シーズン以降瓦礫城に探索範囲を広げたり、エオと会話を……あ、まだ第二じゃない消しとこう↑の
        あとえーと　服買いたいですねステイシアの -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 21:29:47
      • ぐりこれの話を進めるためにも瓦礫城には行きたいよねぇ…エオちゃんともちゃんと会話しときたい
        服はー…そだね、第二シーズンだし衣替えしてもいいかも。絵を、絵を用意しなきゃ… -- ライダー 2014-04-02 (水) 22:01:34
      • その件にも関わるし、サー…アーチャーさんのところにもいかないとな。エオのところも行って伝えたいし
        アルヴィンともまた、なー……なんか第二スケジュールみっしりじゃないのこれ！？　心境の変化もあるし包帯少女はちょっともう辛いって今更ながら…… -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 22:12:21
      • アーチャーさんから指名あったんだっけね。ちゃんと準備しないとな…
        一週間でこなせるのか…いやこなすしかないんだけどさ！私も頑張って絵を描こうと思います…！！！ -- ライダー 2014-04-02 (水) 22:17:48
      • アーチャーさんから瓦礫城のBARの情報がくるというのもあってｸﾞﾘｺﾚにカチコミかけるかもしれないとか色々……あばばっばあ俺が足りない！俺もう一人なんでいない！と思える…
        無理せず、かつがんばろう！ -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 22:19:45
      • あとこの後グリード関係とかそれまであったことの情報整理したいところだが、緩急つけたいので今日は日常ゆっくりするのもありじゃないかなと思いました。 -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 22:28:30
      • 始めておこう。 -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 22:48:49
    • そのほか諸連絡事項　受付 -- 2014-04-02 (水) 21:27:44
      • 幾つか連絡をと思ったらすでに伝わっていた！
        という訳でいいのかい？後日ブレイズ君とライダー君を殺しに掛かっても？ -- アーチャー 2014-04-02 (水) 22:50:12
      • こちらから伺おうと、何せアーチャーさんのところのですし……ちなみに今度はお互い、いえ2人で立ち向かわせていただきます。
        今度は俺だけじゃありませんからね！ -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 22:52:26
      • ありがとう…既に予定自体は伝わってるとは思うが一応
        ハイエナ君と戦闘して心臓一つか二つ持ってかれた後のラストバトルをお願いするよ、勿論ライダー君とも
        その前後でこいつ等ヤベーぞ！ってペアを幾つか語ろうと思っていたが予定ギチギチそうならカットするかい？ -- アーチャー 2014-04-02 (水) 22:56:36
      • 了解しました。正直言いますと、貴方達とグリードに立ち向かいたかった……！
        いえ、是非お願いします。ガチガチでもやりたいことはザスザス差し込んでいきましょう！なぁにまだ全然差し込めますよ -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 23:00:40
      • 考える事は一緒だね…グリコレともっと戦いたかった…
        出来たよ！予定表！（ブレイズの予定表の上に透明なプラ板を張って更に書き足す）ではグリコレとリジェンペアを語るとしよう、この二つだけで凄い戦う事になると思う -- アーチャー 2014-04-02 (水) 23:04:43
      • うわぁぁぁぁぁぁぁっぁぁあ！（絶叫　絶対表ではできない叫びの略。）
        なるほど！その手があったか！（ラグビーのヘッドギア被って　あかんこれ名前までほぼ一緒だと気づく）　というかBARに戦いに行くことになりますからね……リジェンはちょっとわかりませんが、それだけでもすごいことに… -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 23:13:12
      • 秩序側を完封する方法取ってる時点で眉雪君は危険視してるからね私、グリコレは問答無用のスレイ対象だった
        最後はブレイズが辿っちゃ駄目な末路として、かつライダーと一緒に頑張る覚悟が出来たか非人道的な戦い方をするので楽しみにしていて欲しい
        では今日の所はこれぐらいで… -- アーチャー 2014-04-02 (水) 23:21:39
      • ＞非人道的　えっえっ…えっ？アッハイ！ -- ブレイズ 2014-04-02 (水) 23:56:34
  • 第二シーズン初日の予定！ -- ブレイズ 2014-04-03 (木) 21:13:30
    • 諸連絡事項 -- 2014-04-03 (木) 21:13:40
      • 本日ライダー不在！本日は俺だけになります。 -- ブレイズ 2014-04-03 (木) 21:14:17
      • （画像はハイエナがアドニスのところを襲撃してアサシンを倒して、ハイエナがサーフさんと戦って致命傷を負わてという流れがあってなんかハイエナ倒す理由になるのではと思いいたる顔） -- ブレイズ 2014-04-03 (木) 21:53:08
      • 考えを纏めておこう。
        １：エオとの会話。ライダーとペアで行くべき。明日以降。
        ２：アーチャーさんの死に水とり。これはグリコレに関することなので、また追記
        ３：本日敗退する予定のアドニスのところへ、マユルを失った後の彼と。
        ４：ハイエナの敗退について。これも気になるので後で打診。
        ５：ニーナペアとの会話したい。第二シーズン入って彼らは？？みたいな
        ６：アルヴィン＆キャスターペアと戦う。土日が良いかと思う。変化のあったお互いを出す感じで。
        ７：グリコレ。これについては情報を整理しながら、バーテンダーさんと相談したいところ。瓦礫城方面に足を延ばすためにも（主にグリコレ）しっかり情報の整理とメタでの相談をしたいところ。 -- ブレイズ 2014-04-03 (木) 22:01:01
      • 決まっているが、優先順位というか余所の進行状況によって左右されるのがハイエナが関わる一連のかな。
        ２，３，４か。こうして考えを纏めておくだけでも今後の予定の目途もたつ。金曜で１消化、土日や後半でどうなるか、か。 -- ブレイズ 2014-04-03 (木) 22:03:26
      • 特にグリコレに関しては、審判戦後の情報整理でバーテンダーさんからいただいた情報を踏まえつつ、絡めていきたいか。
        あと８：ゼロ＆アヴェンジャーペアともそれぞれ進めておく必要があるな、うん -- ブレイズ 2014-04-03 (木) 22:05:18
    • その他受付 -- 2014-04-03 (木) 21:13:55
      • ５番ニーナペアですが、日曜辺りに会話できないかなとアポ取りにきましたー。ただ翌日平日なので夜の限界時間が早めだと思われます -- セイバー・エラー 2014-04-03 (木) 23:24:11
      • 了解しました。当日どうなるかも含めて相棒とも相談しよう。そして待っていたよ！ -- ブレイズ 2014-04-04 (金) 00:59:23
  • 第二シーズン二日目。 -- ブレイズ 2014-04-04 (金) 20:29:08
    • 諸連絡事項 -- 2014-04-04 (金) 20:29:17
      • 今日は早く帰れました！二人で動けるよ！ -- ライダー 2014-04-04 (金) 20:30:05
      • やった！エオのところいこう！ -- ブレイズ 2014-04-04 (金) 20:30:54
      • らじゃー！ -- ライダー 2014-04-04 (金) 20:35:46
      • 本日エオのところ。　他としては僕らが戦うだろうアーチャーことサーフさんのところが今日ハイエナ戦らしい。
        あと土日アルヴィンとの戦うことになるだろうが、どう戦うかがちょっとまだ見えていないので後で相談に行こう。
        日曜はニーナ＆セイバーペアとお話しだ。 -- ブレイズ 2014-04-04 (金) 20:38:34
      • とりあえずエオのところに行っておいた。相談のところな！相変わらずしいたけ詰められてるなぁ -- ブレイズ 2014-04-04 (金) 20:42:08
    • その他受付 -- 2014-04-04 (金) 20:29:24
      • とりあえずそちらへ行って泣き言言わせてもらいます！　書き出しはこちらから！ -- アドニス 2014-04-04 (金) 20:46:46
      • たんとなけ！ -- ブレイズ 2014-04-04 (金) 20:52:44
      • まずは軽くジャブから… -- アドニス 2014-04-04 (金) 21:04:47
      • ジャブ！？ストレートで返しちゃったよ！？ -- ブレイズ 2014-04-04 (金) 21:48:12
      • 本気できてくれることは非常に好ましいので何も問題ない！！ -- アドニス 2014-04-04 (金) 21:53:02
      • 非常に大事なことを伝えてくれてありがとうございましたァ！！ -- アドニス 2014-04-04 (金) 22:25:51
      • こちらこそ！エンディングが近いかもしれないが、マユルさんを胸に！ -- ブレイズ 2014-04-04 (金) 22:33:01
      • （未だ誰にやられて爆発四散すっか決まってねえが、マスターと遭遇だけはして起きてえなと思う俺
        軽く話すだけでもいいし、ちょっとばかしバトッて宝具見せてもいい） -- ハイエナ 2014-04-04 (金) 23:34:25
      • おっやるか？いつにする、今ちょっと大変そうだから今日ではなさそうだが -- ブレイズ 2014-04-04 (金) 23:36:05
      • ややかけ足になるが時間が惜しいなら今からでもいけっぜ
        勿論無理にたあ言わねえが -- ハイエナ 2014-04-04 (金) 23:37:43
      • 返信遅れてすまないが、アーチャー戦のほうを集中してほしい。昨日今日で忙しそうだしな。 -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 00:19:02
      • いや始めるだけでもいけるか…？ツリー掃除はしておこう -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 00:27:48
      • オッケー、んじゃあ邂逅だきゃあしとくか
        ひひ、どうせなら宝具も見とくかい -- ハイエナ 2014-04-05 (土) 00:43:25
      • よしやろう！見ておこう、見ておこう。時系列的にアドニスと別れた後の方がいろいろよさそうだな。　よし -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 00:45:53
      • ヒヒ、ただ遅くても2時位には霊圧多分きれんのを伝えておくぜ -- ハイエナ 2014-04-05 (土) 00:52:54
      • 俺も人間だから流石にそこまではできない！その辺りに寝てしまう。導入は任せた。もちろん手隙のときで、な。無理しないでくれ… -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 00:53:50
      • まあ企画参加寸ならいつもの事だが、やれる事やれるうちにこなしてかねえと消化不良
        是ってえどっかで起こすからな、ヒヒ、ホント自由にできる時間がイベントの間だけでももっと欲しいぜ -- ハイエナ 2014-04-05 (土) 00:56:54
      • だよな、些か判断が鈍っていた。日寄っていた。いやライダーかわいいんだもん…
        というわけで出来ることはバンバンやろう！　この邪気は…… -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 01:00:22
      • ヒヒ、ま、そっちは男女ペアだ、日々を愉しむのもペアの楽しみだろ、うち野郎ペアだし
        そういうなあ望めねえからな、マスターは別の事で悩んでっけど、ひひ！ -- ハイエナ 2014-04-05 (土) 01:16:23
      • さて、それらはさておきここでグリコレというか、グリードと幹部について触れておいて、この邂逅の中で≪審判≫について出せるとなんか、こういけるんじゃ？と思える　思った -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 01:28:23
      • 過去のねつ造でも、バーテンのグリコレそのものについてもどっちでもイケるぜ
        ただ、グリコレについては俺も『グリードのメンツが聖杯勝ち取るために、鯖になった奴含め集められてる』
        位しか理解してねえけど、まあマスターよりは微かにだが正しい情報持ってるぐらいだぜ -- ハイエナ 2014-04-05 (土) 01:37:16
      • 了解した。ちょっとバーテンさんからいただいたメタな視点を差し込みつつ、ですね -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 01:49:41
      • こんな感じの回答でいいかい？んで、申し訳ねえが今日のとこは時間切れだ
        一応次かその次ののやり取りで俺は消えるんで、ワリいがもうちょいだけ付き合ってくれ屋、そんじゃあ、また明日な -- ハイエナ 2014-04-05 (土) 02:19:49
      • 了解、こちらももう活動下界時間だ。それではお休み、お疲れ様…… -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 02:22:49
  • 第二シーズン三日目。 -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 17:55:50
    • 諸連絡事項 -- 2014-04-05 (土) 17:55:57
      • 現在↑でハイエナとの邂逅＆グリードに関しての情報交換。
        本日の予定はアルヴィン＆キャスターペアとの戦闘ですね。
        加えていえば、アーチャー（サーフ）さんとハイエナの戦闘を見つつ、かな -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 17:57:11
      • この後で終わったら、グリードに関する情報や今までの情報を整理したいところですかなぁ、聖杯戦争第二シーズンもいよいよ中期です -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 17:57:53
      • 三日目で中期とか何かおかしくない…？？時間の流れ歪んでない…？？？ -- ライダー 2014-04-05 (土) 18:08:44
      • 一週間しかないんですよ！？あと火曜の深夜にはもう決まります。進退。駆け抜けよう！今やれることをやって！ -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 18:10:24
      • グリード戦追加。瓦礫城探索している中でシュライク＆ハニーガイド戦をと思う。ライダーちょっと出てたから勝手に決めてしまったが……
        だが、グリードを探るものを処刑するために出てくる連中だ。やつらと戦うことで確信に近いものを得られるはず。時系列的にはアーチャー戦の前になるかな。そこらへんはまず月曜前に相談して、お伝えしよう。 -- ブレイズ 2014-04-06 (日) 00:54:10
    • その他受付 -- 2014-04-05 (土) 17:56:04
      • お忙しい中お疲れ様でした……次で〆ておきます。 -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 22:53:17
      • こっちこそ無理に突き合わせてワリいな、お互い悔いなく追われるといいなあ
        ヒヒ、相談所でなきゃこんなセリフ普段じゃ吐けねえわ、妙な気分だぜ -- ハイエナ 2014-04-05 (土) 23:02:22
      • 本当だよ……ていうかさ、ハイエナはこのシーズンで脱落じゃない。そうなるとやっぱりティラシンも…って思うんだけどさ
        そこらへんどうなってるんだろうね……いや、だってこう……はなしてきに退場に絡む……？んだろう…？たぶん -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 23:27:03
      • ひひ、さーてどうすっかな、ヒラの野郎は悩んでたが俺は知ったこっちゃねえって感じだぜ
        ぶっちゃけると那珂の奴も悩んでるんでぎりぎりまで決まんねえんじゃねえかな、まあその時にはきちんと答えは出すつもりだぜ -- ハイエナ 2014-04-05 (土) 23:42:58
      • Q・急に艦これ？まあそんな感じです、はひ…（死んだ目） -- ヒラ 2014-04-05 (土) 23:43:50
      • そうだな……まだ時間はある。その中で思える最高の〆が出来るように祈っている。もちろん協力できることがあれば、手を貸すつもりだけどな。
        色々スケジュールや相手との打ち合わせや時間の擦り合わせで辛いかもしれないが、応援してるよ -- ブレイズ 2014-04-05 (土) 23:44:40
      • ありがとう…それじゃあ俺等は一旦引くよ…そっちも頑張ってな -- ヒラ 2014-04-05 (土) 23:47:11
      • 暴力を振るいたい（提案） -- アーチャー 2014-04-06 (日) 00:34:03
      • そんなキャラでしたっけ！？早いですね！？あれ！？終わったばかり……？
        ちなみに現在ちょっと相棒がいないのであれですが、始めるだけならいけるかと思います。
        日付変わってますし、日曜に跨ぎつつで行きますか。おそらくライダー、ちょっと今夜中かはわからないので… -- ブレイズ 2014-04-06 (日) 00:38:00
      • いや少し私の闘争本能が先走っただけなので気にしないで欲しい
        ハイエナ君との戦いが終わった事の報告だけをね、なので今日始めるかはちょっと未定で
        マスターと少し話す事もあるし -- アーチャー 2014-04-06 (日) 00:45:04
      • 了解しました（怖かった）こちらの予定としてはおそらく大丈夫かと思いますし、スケジュール的にそもそもお二人をお待ちしておりましたから
        別方面で戦っているものでじっくりとは読めていませんが……お疲れ様でした。 -- ブレイズ 2014-04-06 (日) 00:47:52
      • うむっお待たせして申し訳無いね、やはり戦うとなると長引いてしまうね…戦いを楽しむのが好きすぎていかん
        ありがとう、極々普通に即死してる怪我だが私普通に人間じゃないのでバッチリ戦えるから安心して欲しい… -- アーチャー 2014-04-06 (日) 00:53:40
      • いえいえ、華の〆です。力の限りお付き合いさせていただきます。
        現役時代からお付き合いがあったり、その系譜の彼らを見てましたが相当な人ですよね……生身でスパルタンみたいな……が、がんばろう -- ブレイズ 2014-04-06 (日) 00:55:43
      • 正直に言えばライダー君とも同じ神話生物系キメラとして色々交流出来たりで惜しい面はあったんだよね…
        さてそれでは予定がある程度固まったので始めよう、さわりだけになるが -- アーチャー 2014-04-06 (日) 01:05:55
      • ではえぇと、アーチャーさんとセアラさんからのほうが滞りないでしょうか。よろしくお願いします。 -- ブレイズ 2014-04-06 (日) 01:20:16
      • おっとそれもそうだったね、では… -- アーチャー 2014-04-06 (日) 01:22:04
      • ラストエリクサーとかライドウのソーマとか、スゴイ級の消耗アイテムは最後まで使えない私です
        でもこれでおしまいなので、ピンチになった時に使ってみたいんですよねこの使わずにとっておいた令呪三つ…よろしくお願いします！ -- セアラ 2014-04-06 (日) 01:28:04
      • 我々、もうというか今2つ目使ったんですよね令呪……出し惜しみは損かなと！はい！よろしくお願いします。 -- ブレイズ 2014-04-06 (日) 01:31:51
      • やっぱり主人公補正働いてる所は令呪の減りが違うね…（主と同じく貯めこむタイプ） -- アーチャー 2014-04-06 (日) 01:33:58
      • 文章打っていますが、おそらく明日に……となりますので今日はこの辺りでと。いや、本当にどうしよう…… -- ブレイズ 2014-04-06 (日) 01:50:32
      • 了解した、それでは上は一旦これで切ろう。む…大丈夫かね、ライダー君の霊圧が？ -- アーチャー 2014-04-06 (日) 01:55:14
      • あぁいえ、こんな致命傷で正直どうしようかというかなんというかで！ライダーには寝てもらってます、また明日ということで！ -- ブレイズ 2014-04-06 (日) 01:56:11
      • 大丈夫大丈夫私の一番の親友のね、国を幾つか革命でズタボロにしたC君は頭消し飛んでも無事だったよ（洗脳電波）
        ならば何よりだ、うむではまた明日… -- アーチャー 2014-04-06 (日) 01:59:38
      • ではこちらもてっしゅーしましょうかね　お疲れさまでしたー、明日またこの場所で！ -- セアラ 2014-04-06 (日) 02:02:51
  • 第二シーズン四日目 -- 2014-04-06 (日) 21:46:06
    • 諸連絡事項 -- 2014-04-06 (日) 21:46:12
      • 現在アルヴィン戦、セアラさん＆アーチャーさんペアとの最後の戦い。
        そして月曜にはグリード・シュライク＆ハニーガイド戦が、と。　加えて月曜深夜には第二期生き残りダイスが振られて結果がでます。祈ろう。 -- ブレイズ 2014-04-06 (日) 21:48:13
    • セアラさん＆アーチャーさんペア相談用 -- 2014-04-06 (日) 21:46:37
      • （お茶を煎れつつ待機） -- アーチャー 2014-04-06 (日) 21:55:17
      • （お茶菓子を持ってきて自分一人で食べる） -- ライダー 2014-04-06 (日) 22:08:56
      • （老人特有のゼリー的な甘いお菓子を渡す） -- アーチャー 2014-04-06 (日) 22:11:40
      • （ボンタン飴……？なんだろうこれ……） -- ブレイズ 2014-04-06 (日) 22:14:53
      • （甘くて食べられるので何でもいい　もっちもっち） -- ライダー 2014-04-06 (日) 22:17:19
      • （寒天ゼリーいいよね…と頷く）さてセアラ君がまだ居ないようでね、すまないが進めて貰えるかい？ -- アーチャー 2014-04-06 (日) 22:20:04
      • 了解しました、それでは文章をば -- ブレイズ 2014-04-06 (日) 22:26:12
      • お待たせしましたー -- ライダー 2014-04-06 (日) 22:55:21
      • 尚ここまでは書き溜めなので次からは実に遅くなる（キリッ） -- アーチャー 2014-04-06 (日) 23:03:19
      • セアラさん確認しました、それでは始めましょう -- ブレイズ 2014-04-06 (日) 23:39:04
      • すみません、遅くなりました！　何というか、ままならないものですね… -- セアラ 2014-04-06 (日) 23:41:43
      • うむお帰り、事情というモノは仕方がない…本当にね…本当に…（血を吐く） -- アーチャー 2014-04-06 (日) 23:44:09
      • 日曜でもご苦労さまです……明日平日ですし、そこらへんは、はい、はい…… -- ブレイズ 2014-04-06 (日) 23:53:43
      • まあ代休とかもあるからね、うん、今は土日休みが欲しかった（戦闘で気分を上げようとする男） -- アーチャー 2014-04-07 (月) 00:00:00
      • よ、よし！！がんばる、がんばります -- ライダー 2014-04-07 (月) 00:08:49
      • 尚ステイシアへの攻撃は遠い分ランクがガタ落ちな事に加え
        洋上で書記の剣術を知ってれば対処はしやすかったりする -- アーチャー 2014-04-07 (月) 00:33:29
      • 戦闘の流れ的にライダー、ステイシアに打ってもらう感じでしょうか。ちょっと変則になるかもしれませんし
        えぇともう日付変わってますしまた明日になるという感じで…今日はここまでという、はい -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 00:37:01
      • 了解した、日を跨いですまないブレイズ君…君達にとって大事なダイスロールが近いというのに
        頑張って〆るとしよう、あともう伝えるべき事は伝えたので別の人とは爆散後で話してくれていいからね
        ではまた明日… -- アーチャー 2014-04-07 (月) 00:45:56
    • その他受付 -- 2014-04-06 (日) 21:46:44
      • こにちゃーです　約束通りお伺いしようかと思ったのですがー　戦闘忙しそうですねというのと、こちら明日から出張な都合で２３時までしか無理＆月曜火曜ときっと会話が出来ないという状況でして…
        どうしましょう、水曜あたりに出直したほうがよいでしょうかー？ -- ニーナ 2014-04-06 (日) 21:50:57
      • 残り一時間で4人会話はちょっときついかなというのが、いえ戦闘平行でもやろうと思えばなのですが……水曜辺りになりますか、うぬぐぐ -- ブレイズ 2014-04-06 (日) 21:55:26
      • ２期の結果ダイス見てからの話になるだろうし、そっちの方が色々テンポ良くていいよね多分 -- ライダー 2014-04-06 (日) 21:58:09
      • たった１時間でぴしゃーっと軽く終わるのもなんですしね。水曜でよければそれがいいかな・・・・！ -- セイバー・エラー 2014-04-06 (日) 21:59:42
      • はいでは申し訳ないですが水曜でおねがいします…！ -- ニーナ 2014-04-06 (日) 22:04:44
      • 第二シーズン最後の会話はおそらく君達だ！よろしくお願いします！ -- ブレイズ 2014-04-06 (日) 22:05:53
  • 第二シーズン五日目 -- 2014-04-07 (月) 20:54:57
    • 諸連絡事項 -- 2014-04-07 (月) 20:55:05
      • 本日は戦闘が２つ。あと本日進退決まりますね……心臓吐き出しそうですが、余計なことを考えている場合ではない。
        水曜にはニーナ＆セイバーペアとの会話。 -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 21:00:15
    • セアラさん＆サーフさん戦闘相談場所 -- 2014-04-07 (月) 20:55:42
      • （凄い威力で当たった事に大丈夫かと思いつつ月が出ている事に安心しつつ待機） -- アーチャー 2014-04-07 (月) 21:04:19
      • あれだよ。私腕ぶっ飛ぼうが足千切れようが戦闘力に影響しないスキル持ってるからね　骨の２，３本は関係ないのだ -- ライダー 2014-04-07 (月) 21:05:48
      • 嫌な逸話がスキルになってる…！ところで吹き飛んで治るんです？ -- アーチャー 2014-04-07 (月) 21:08:25
      • 治るよ！時間はかかるけどちゃんと治ります。その度蘇生されてた事実もスキルになってるからね　ちゃんと治る -- ライダー 2014-04-07 (月) 21:14:21
      • 良かった、どんどん酷い事になる女の子はいなかったんだ…
        この展開はブレイズ君登場フラグだろうか、それとも変則的に私が？ -- アーチャー 2014-04-07 (月) 21:17:00
      • あ、私から行きます。ちょっと色々考えていたもので。 -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 21:22:24
      • うむ分かった、何だか君の予定表凄まじい事になっているし無理せずにね… -- アーチャー 2014-04-07 (月) 21:23:31
      • 変則的ですが、この後サーフさんとセアラさんかなと（過去をねつ造して予測して叩き込む所業） -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 21:46:53
      • いえ、ねつ造ではなく今明らかになった事実なだけです、ハイ -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 21:47:15
      • （ログ読み返したけど対処法分からなかったという顔）
        ほら、あれだよ。私書記の戦闘シーンみたことないし…仕方ない、しかたないよね… -- ライダー 2014-04-07 (月) 21:51:54
      • （同じ組織だったんだと驚く）そう言えば書記は霞二段と無月散水の弱点カバーする恐ろしい異能だった！
        セアラ君はいるだろうか…30分しても反応が無さそうなら書き始めてくれ、君達にとっても運命の時間が近い訳だし -- アーチャー 2014-04-07 (月) 22:12:24
      • 単独で戦っていただけですよ……今の同期。加減間違えば災害指定レベルでしたし。あの連中本当にとんでもなかったなぁ…・・！
        了解しました、ではそのつもりで… -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 22:16:17
      • そしてすまないがざっとシャワーを浴びてくる！ -- アーチャー 2014-04-07 (月) 22:23:08
      • ３０分だし私いくねー -- ライダー 2014-04-07 (月) 22:33:25
      • 戻りました！　こちらはおじさまのマスコット的なアレなので飛ばして下さっていいですよ　どんどん進めちゃって下さい！ -- セアラ 2014-04-07 (月) 22:37:45
      • へいおまちー -- ライダー 2014-04-07 (月) 22:42:40
      • ふーすっきり、集中するなら花粉は完全に落とさないとでね…お帰りセアラ君、最後のわがままをすまない… -- アーチャー 2014-04-07 (月) 22:49:51
      • 了解しました、ではこの後に俺が誘いにかんしてこう、短いのを入れてこう、アーチャーさんにへと。 -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 22:51:03
      • あ、いえ申し訳ない、色々考えましたがやはりこのライダーの後にアーチャーさんので。敢えて誘いに乗るような感じでしょうか、ぶちかましてもらって構いません -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 22:53:54
      • やっぱりこう、心置きなくぶちかましてほしいですからね！ -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 22:57:56
      • 了解した！ではハイエナ君に使った外道技をブッパしよう！ブレイズ君！ライダー君！君達の意志力が鍵だ！ -- アーチャー 2014-04-07 (月) 22:59:54
      • お待たせ致した、悪党に使おう使おうと思っていた技を可愛い女の子に放つ悪辣さ！ -- アーチャー 2014-04-07 (月) 23:15:44
      • たいへん、たいへんおまたせいたしました（土下座しようと思ったけど両手両足が無いので床で這いつくばるいもむし） -- ライダー 2014-04-07 (月) 23:50:56
      • いや気にする事は無い…私も遅いし何より君達もドキドキで仕方がないだろう…！ -- アーチャー 2014-04-07 (月) 23:55:36
      • このタイミングで令呪使っちゃいましょうかね… -- セアラ 2014-04-08 (火) 00:04:43
      • うむ、今がその時だろうね…と言っても敗北は確定だが…想いに負けた！ -- アーチャー 2014-04-08 (火) 00:07:48
      • うっかり水着絵で素肌を描いてしまったばかりにﾄﾝﾃﾞﾓﾅｲ位置にあるんですよね私の令呪… -- セアラ 2014-04-08 (火) 00:19:42
      • どこ？って言及したらライダーに裂かれるのでやめておきます……あとあれです、ちょっと月曜の日付変わってあれなので、また明日と言う形で……興奮してますが、正直こう、寝ないとまずいので -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 00:42:31
      • オケツとかだよね…そして消え行く私（スゥーッ） -- アーチャー 2014-04-08 (火) 00:42:55
      • 今日も遅くまでありがとうブレイズ君、そしてこれで決着なので安心して休んでくれ…付き合ってくれてありがとう！
        そしてすまないセアラ君、二人で会話して消える感じでやりたかったが二回目の決着ダイスの日なので〆てしまった！ -- アーチャー 2014-04-08 (火) 00:46:12
      • おじさまーーー！！（ﾊﾞｼｨｰ）ヤクザの情婦ですか私は！　でも死ぬなとは命じなかったのでこうなりますよね…
        召喚に使った聖遺物のハンドガンで介錯つかまつる気満々でしたけど…きれいにまとまっちゃいましたし？　おつかれさまでしたー！ -- セアラ 2014-04-08 (火) 01:08:59
    • おいでませグリード戦闘相談所 -- 2014-04-07 (月) 20:56:59
      • しめいされてるきがする（せいざ） -- シュライク 2014-04-07 (月) 21:06:52
      • この度はお忙しい中おいでいただき誠に……忙しいのは俺ら？気にしてはいけない。
        シチュエーションについてですが、瓦礫城で探索を開始した我々（サーフさん戦闘前、つまりBARが本拠地だとわかる前）に襲い掛かる！とかどうでしょう！ -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 21:10:55
      • 気にいたしますわ！ものすごい気にいたしますわ！というかアーチャーおじさまとの逢瀬が現在進行形ではありませんこと！？
        瓦礫城の繁華街で、雑踏の中からわたくしがにっこり微笑みかけ、そのアトモスフィアからブレイズ様に悪の気配を察知していただこう、とのように愚考しておりましたわ
        もちろん日中ですわよ？わたくし共は見せしめのためにおりますので！衆目に「グリードを探るとこうなる」をしらしめるために来ておりますので！ -- ハニーガイド 2014-04-07 (月) 21:17:44
      • いやいや、それもそうなんだがな！さておきグリードは砕く（目が光る）
        そうか、わかった！えぇとどうするか。では導入をば。しばしおまちを -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 21:24:32
      • やだこのひとこわい。あとおれたちはグリードの悪逆を印象づける舞台装置だからサクッとほふってくれていいのよ！
        アッハイ。なんかおいそがしいなかすいません（足がしびれたのであぐら） -- シュライク 2014-04-07 (月) 21:30:12
      • すいません座布団もお出しせずに……あ、これで次ライダーで、お二方にというあれでしょうか…？
        最近その、そちらの方々もお忙しいらしいですね。なんでも裏切り者が出たとか。 -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 21:46:11
      • はーいお返しー。襲撃を待ちます！ -- ライダー 2014-04-07 (月) 21:51:07
      • あ、これはどうもごていねいに（おざぶになおる。正座で）　アッハイ、処刑人としてはマスターさえころせばいいんだけど、やっぱりブレライ（ステ）ペアは昼日中でも二人でいてるのが自然かなと思います……（へどもど）
        アイツの処刑もおれたちに任されてるんですがね、おれ、ここでしんじゃうので、マスターがうまく生き延びればサードシーズンで便利キャラになるとおもいますよ(お茶ずずー) -- シュライク 2014-04-07 (月) 21:54:01
      • お茶会出来る相手ならお茶して話し合いで、グリードなら砕くので日中は二人……大体霊体化してるときは後者でしょうかね……
        予測できる未来だけれども悲しい案件に涙を禁じ得ない。ありがとうシュライクとハニーガイドコンビ…… -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 22:01:41
      • 少女の姿でもグリード、アサシンのクラス……なんて気配の消し方、向け方だ -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 22:10:22
      • お二人に少しでも楽しいイクサの一時を提供できれば、わたくし共にも召喚された甲斐があるというものですわ（白面の者スマイル）
        ライダー様は日中は霊体化してる？つまり五分と五分ですわね！？いえいっそ日暮れと共にキメてくださるというのもおいしい！？ -- ハニーガイド 2014-04-07 (月) 22:10:56
      • （そういえばおれたちアサシンなんだったという顔） -- シュライク 2014-04-07 (月) 22:15:40
      • 月ってね、日中でも出てるんだよ（にこり） -- ライダー 2014-04-07 (月) 22:20:11
      • 見えていないだけだけどね、っていうかアサシンということを忘れてたのか！？ -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 22:28:56
      • あー、ずるっこ！ずるっこですわそんなの！！目視できない月なんてマイクロウェーブも届きませんわよ！（ぷんすか）
        あとシュライクのアホは「そもそもグリードってなんだっけ？なんでおれここにいるの？」というレベルですのでほっといてくださって結構ですの -- ハニーガイド 2014-04-07 (月) 22:39:44
      • そこらへんは最終でしょうし、ハニーガイドさんの言う様に日暮れが入りつつというのもいいですね。
        よくある太陽が昇る、朝日で〜というのの逆のような -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 22:57:26
      • おかえしー。何かセリフが悪役みたい -- ライダー 2014-04-07 (月) 23:01:49
      • 「この瞬間が来るのを待ってた……時は日没、今これより私の時間！」てきなやついいよね……昼は昼でも正午とは言ってないのでせーふ！
        おれとしてはせっかくなのでキメッキメでころされたいのでした。いいんだぜらぶらぶ天驚拳でも -- シュライク 2014-04-07 (月) 23:04:20
      • しょけいにんが真正面から当たると思ったか？ふいうちだよ！（成功するとは言ってない）
        あとハニーが小物あくやくっぽさマシマシにしてライダーのぎねんをうちけそうというこころみをはかったってさ -- シュライク 2014-04-07 (月) 23:29:20
      • このペアグリードはすべて砕くとしか言ってない、こわい -- バーテンダー 2014-04-07 (月) 23:30:49
      • 日々を一生懸命生きている罪しかないグリード達を殲滅しようだなんて……なんという巨悪…… -- ハニーガイド 2014-04-07 (月) 23:36:28
      • この二人の殺害方法えげつないな。初見殺しでしょうにこれ -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 23:53:05
      • じつはおれたちは初見殺ししかないので避けられた瞬間しぬぞ！というね
        いまのおれはザ・フジミとよばれたサイアークをりょうがするそんざいだ！ -- シュライク 2014-04-08 (火) 00:50:22
    • その他受付 -- 2014-04-07 (月) 20:57:24
      • お話してフラグ進めたいと思……。 -- ゼロ 2014-04-07 (月) 21:00:28
      • 指名は二人かな？ -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 21:03:24
      • ブレイズがいればライダー同伴でもだいじょうぶだよー、記憶についてのフラグだモーン。 -- ゼロ 2014-04-07 (月) 21:08:30
      • ライダーどうする？会っておくかい？同伴で、という重要度が低いならここは優先度を付けることになるが俺一人のほうがよいかなと思ったけど -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 21:11:50
      • 会っておいて微妙にモヤモヤしたRPするのも楽しそうだとは思ったけど、戦闘RP２つと同時並行は私のキャパが…ごめん（土下座） -- ライダー 2014-04-07 (月) 21:13:44
      • りょーかいです、それじゃあシチュエーションはいつもの探索からスタートでいいかな？ -- ゼロ 2014-04-07 (月) 21:15:03
      • 了解、そのように。そちらに向かいますね…… -- ブレイズ 2014-04-07 (月) 21:22:44
      • はい、お待ちしてまーす。 -- ゼロ 2014-04-07 (月) 21:26:43
    • 爆散待機所 -- 2014-04-08 (火) 00:16:43
      • はい。最終決戦、本拠地で最後のグリードが待ち受けています。
        ネタばらしやら〆やらのお誘いに来ました。 -- バーテンダー 2014-04-08 (火) 00:19:07
      • いや、本当になんでしょう。話のこう、流れのタイミング的には良い感じかと思うのですが……
        お誘いいただき、ありがとうございます！ -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 00:22:44
      • 今のところのこちらの〆予定では、まずヒラ様関連がひとつ。これは完全に切り離されて、別所で進行します。たぶん並行で2日くらいで終わります。
        最終決戦�，箸靴謄筌�ザ様大暴れのち腹マイトで爆散、これもブレイズおよびライダー様いなくても進行可なので1日見ておきましょう。
        最後、最終決戦�△妊屮譽ぅ才佑燭舛�突入、ラスボスとの戦闘、ネタばらし、〆といった形になります。詰めても2日、うまいこと土日にあてられるといいな、という想定で。 -- バーテンダー 2014-04-08 (火) 00:27:30
      • 了解しました。というかうちに因縁あるところ殆ど落ちてこう、あれなのではい。ではバーテンダーさんとはそのような感じで。よろしくお願いします。 -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 00:35:55
      • 頑張ってください…（地獄の爆散待機列をさばくのを） -- バーテンダー 2014-04-08 (火) 00:37:29
      • これから関わるペアのところに行くのと、〆のお手伝いとかで第三がうまって　こう　あれです……決勝残りたい！！！ -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 00:41:12
      • 2組ですよ！？ -- バーテンダー 2014-04-08 (火) 00:43:42
      • 聖杯は砕く！残らないといけない……この戦いを本当に終わらせるために……ら、ラスボスが待っているんだ… -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 00:47:16
      • （これ残ったとしても相手がニーナ組とかで曇るパターンだな…） -- バーテンダー 2014-04-08 (火) 00:48:39
  • 第二シーズン六日目 -- 2014-04-08 (火) 20:35:04
    • 諸連絡事項 -- 2014-04-08 (火) 20:35:28
      • 本日は引き続き、セアラさん＆サーフさんペアの〆のお手伝いとグリード戦。明日はニーナ＆セイバーペアとのお話しかな。
        土日のどちらかは恐らくグリード戦決着……第三残れてよかった。最後まで突き進もう。 -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 20:37:55
    • セアラさん＆サーフさんペア相談 -- 2014-04-08 (火) 20:35:56
      • あと一日ありましたが、いえ多くは。お疲れ様でした……次はライダー、俺でセアラさん余裕があれば〆ていたくという方がよさそうかなぁ…… -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 20:41:35
      • これぐらいが色々なキリが良さそうだと思ってね、ブレイズ君達は前に向かって頑張ってくれたまえ… -- アーチャー 2014-04-08 (火) 20:53:02
      • こう言ってはなんですが、色々ともっとお時間を戴きたかった……これが定めか…… -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 21:16:22
      • 気持ちはよく分かる…が、今回は限られた中で万全を尽くす機会だったというだけさ
        まあなんだ、託せた訳だし君達の活躍を楽しみにしているよ（茶を淹れて観戦を始める） -- アーチャー 2014-04-08 (火) 21:22:04
      • お、おまたせいたしましたー…ちくしょう、サーフさんかっこいい　サインして -- ライダー 2014-04-08 (火) 21:54:17
      • お疲れ様でした……これからも、見ててください……やりとげてみせます！ -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 22:09:53
      • ではでは最後にひとこと添えて、決着としましょうかね…すこしお待ちを！ -- セアラ 2014-04-08 (火) 22:11:57
      • いやこちらこそ忙しい時にお世話になって、ライダー君も本当にありがとう（色紙にサインを書いて置いておく）
        私はあとはセアラ君で完全に〆だね… -- アーチャー 2014-04-08 (火) 22:44:50
      • あ、ずるいぞ俺も！　はい……いやぁ、なんといいますか諸行無常といいますか……ですがこうして関われたのは本当に嬉しかったし、何より楽しかったですよ -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 22:47:10
      • あんまり書いても有り難みが無くなるからね、二人で大事にしてくれ
        私もだ、それにこの呆気なさもまた醍醐味と言えるだろう…それを一足先に味わえたのだから幸運とも言える -- アーチャー 2014-04-08 (火) 22:55:15
      • というわけで、お二人のご健闘を祈ります！　しばらく瓦礫城の武器屋さんに戻るので、ご縁があればまたお取引しましょう…ありがとうございましたー！ -- セアラ 2014-04-08 (火) 23:39:53
      • うむ、私も勝利を祈っているよ…それでは…サヨナラ！（爆発四散した） -- アーチャー 2014-04-08 (火) 23:42:01
      • お疲れ様でした……何度謂ったろうこれ。あっもうステイシアずるい。セアラさんもお疲れ様でした。
        おそらく時間の都合だったりでできないと思われませんがグリコレ最終決戦にはそちらから買った武器を使わせていただきます……うおー！ -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 23:56:39
    • グリード大戦相談所 -- 2014-04-08 (火) 20:36:26
      • そういえば、処刑のオーダーはいったからおそいにきたのに、なんかグリー……GREEのほんしゃへむかいたくばおれたちを倒してからにしな！って感じになってた。ふしぎ！ -- シュライク 2014-04-08 (火) 20:57:02
      • 時系列的にはサーフさん戦前だから大丈夫！ここで確信もてて、やはりここに……みたいな。
        普通嗅ぎまわっている連中いたらあの一発目で死にますし……はい。グリコレ最終決戦の時期的にもオッケーだろう！ -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 21:19:26
      • ゆ、許されましたわ…！子供相手なら多少はソフトにあたってくれるかと思ったらこの決断的カラテですわよ、超こわいですわ
        図らずともお二方を襲うのに絶好のタイミングでしたようでホクホクしておりますの、死にますけど -- ハニーガイド 2014-04-08 (火) 21:28:18
      • 子供の姿で邪悪な行為を働くということは、子供の姿を有利に使うことを想定している邪悪だから砕かないと…念入りに…
        まだまだ面白そうなグリードが残っていたのに残念で……だが砕く。 -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 21:33:21
      • 言い訳するスキマがないすぎますわ……まさにそういう運用でしたし！ログ残ってますし！
        この年端もゆかぬ肢体を念入りにインタビューされちゃいますのね……☆（くねくね）
        ねー、タイガーなんてどこでどう使おうかずっと悩んでましたわわたくし。存在が出オチすぎて思いつきませんでしたけど -- ハニーガイド 2014-04-08 (火) 21:39:35
      • おのれグリード！インタビューする必要はない、どちらにせよ砕くのだから！
        魅力的なキャラもいるけど、どうしようっていうネタを持つキャラもいてこう……　 -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 22:25:06
      • ハニーは警戒されていたから届くかどうかびみょうだけど爆発だけは確定させていただこう！時間かかってごめん！二重にごめん！
        出オチと使いどころ難しいの入れたのはだいたいうちの中の人だからグリコレさんにはもうしわけないっていってた。でも出オチグリードかんがえるの楽しくて……ッ！ -- シュライク 2014-04-08 (火) 23:01:06
      • あ、この……貴様！そういうことか！わかるけどねトンデモないグリードおもしろいの！
        でもこう、思ってしまう。審判程ドストレートに強いとなんか、負けてしまう…… -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 23:18:04
      • シュライクの杭で倒せる可能性が無いならみんな死ぬしか無いじゃない！ですわ！（やりとげたドヤ顔）
        いえドストレートに強いですわよねあなた方。マスターは変身しますしサーヴァントは不可視の攻撃しますしムーンプリズムパワーでブーストかかりますし
        そりゃ自爆だってしますわ！精一杯ですわ！ -- ハニーガイド 2014-04-08 (火) 23:36:43
      • ありがとうございました。いや、ただ強いというよりももっと別のやりたいことができたので大変、こう、あれです。ありがとうございました。
        ちょっとどころじゃなく感謝しています。いやマジで。こういった形になってしまいましたが、大変ありがたく。お疲れ様でした…… -- ブレイズ 2014-04-08 (火) 23:41:56
      • おれたちがほんのちょっぴりブレイズ＝サンとライダー＝サンのおやくにたてたなら、こんなうれしいことはないんだぜ
        火の鳥形態だからあまり効かないかな、くらいにかんがえてたら「そうきたかー！」と膝を叩いたさ！ごまんえつです！おつかれさま！ -- シュライク 2014-04-08 (火) 23:48:23
      • 〆ておきました！私のマスター強いな…頼りになるなこれ……というわけでグリードのお二人はありがとねー
        グリコレ最終章も頑張るのでよろしくおねがいします（ぺこり） -- ライダー 2014-04-08 (火) 23:57:07
    • その他受付 -- 2014-04-08 (火) 20:36:34
  • 第二シーズン最終日 -- 2014-04-09 (水) 20:53:40
    • 諸連絡事項 -- 2014-04-09 (水) 20:53:46
      • 現在〆に関わるだろうバーテンダーさんについては云々。予定としてはゼロ＆アヴェンジャー組もだけども回線状況死んだらしいのでまだはい。
        本日はニーナ＆セイバーペアとお話し。あとアルヴィンのところどうなるかなぁ -- ブレイズ 2014-04-09 (水) 21:11:24
    • ニーナさん＆セイバーさんペア用相談 -- 2014-04-09 (水) 20:54:15
      • （ズァッ） -- ニーナ 2014-04-09 (水) 21:03:34
      • (正座) -- セイバー・エラー 2014-04-09 (水) 21:03:57
      • 待っていたよお二方、導入は任せる。時間も限られているだろうしやろうぜ！ -- ブレイズ 2014-04-09 (水) 21:11:47
      • 了解。俺からいきますー -- セイバー・エラー 2014-04-09 (水) 21:15:18
      • （スッ）
        わくわくするねぇ…あの時以来だからね。お互い変化にびっくりしちゃうねこれ -- ライダー 2014-04-09 (水) 21:16:02
      • 緩めに開始。第二の終わり、第三にかけてなので、お互いの変化に驚きつつスタンスを見つめ直したり、軽い提案ができたらいいな。 -- セイバー・エラー 2014-04-09 (水) 21:24:23
      • （なんだこれ……） -- ブレイズ 2014-04-09 (水) 22:11:00
      • (超平和…) -- セイバー・エラー 2014-04-09 (水) 22:13:55
      • ぜんぜんはなしをきりだせないまま２３時で文通をお願いすることになりそうです…！ -- ニーナ 2014-04-09 (水) 22:40:31
      • はい……おいしいね -- ブレイズ 2014-04-09 (水) 22:45:34
      • 流石に前フリ長すぎたなって反省したので巻きに入るね… -- ライダー 2014-04-09 (水) 22:50:53
      • 前フリ長いペアですまない…次はちゃんと切り出したいので明日霊圧出次第、レスを投下します…！ -- セイバー・エラー 2014-04-09 (水) 22:54:00
      • ニーナの中のブレイズさん像と著しくかけ離れてたのでぽかーんRPを愉しんだ結果いつも通り前振り長い族になってしまって…　こちらこそすみません！
        明日はちゃんとおはなしす…る…？　気を取り直したら取り直したでスイーツ三昧思想ですが -- ニーナ 2014-04-09 (水) 22:56:32
      • ブレイズさんのことすっごい怖い人だと思ってたやつ・・・　ナンデダロー -- ニーナ 2014-04-09 (水) 23:00:01
      • ライダーすまない。なんかこう、拍子抜けじゃないがこう……平凡な、そうそれ。いやだってほら、こうあれですよ
        話が通じそうな相手ですし……それではまた明日に -- ブレイズ 2014-04-09 (水) 23:22:10
    • その他受付 -- 2014-04-09 (水) 20:54:22
  • 第三シーズン初日 -- 2014-04-10 (木) 20:53:14
    • 諸連絡事項 -- 2014-04-10 (木) 20:53:20
      • 引き続きニーナ＆セイバーペアと対話。第三中に戦うだろう人達の動向はどうなってるだおるかなぁ、バーテンさんとアヴェンジャーさんのところは…
        アルヴィンのところはどうなるんだろうかなぁ、こちらからいくべきか。うむ。 -- ブレイズ 2014-04-10 (木) 21:02:10
      • マスターと今日また相談してきますのでっ！すみません…！！ -- キャスター 2014-04-10 (木) 21:42:07
      • いえいえ、大事な〆ですし。しかしごゆっくりお考えくださいとも言えないのがつらいところで… -- ブレイズ 2014-04-10 (木) 21:43:44
      • うちは今日ラスボスが出てきてヤクザを撃退、そのあとはいつでもカチコミOKいけます。
        土曜日にははじめられるといいなという感じで -- バーテンダー 2014-04-10 (木) 22:24:41
      • 了解しました。今のところ予定がこう、不透明なままですし先んじて入れていただけると嬉しいもので、はい -- ブレイズ 2014-04-10 (木) 22:29:03
      • 連絡遅れました、こちらのあれこれに関しては13夜（18時以降フリー）ということでよろしくお願いいたします。 -- 名簿/510374 2014-04-10 (木) 23:02:14
      • 了解しました、日曜スタートですね。おそらく平日進行になりましょうが、やりたいことをやっていきましょう！ -- ブレイズ 2014-04-10 (木) 23:13:07
      • 私もりょーかーい　因縁の相手だし頑張ります　がん、がんば…（プレッシャーでつぶれる） -- ライダー 2014-04-10 (木) 23:21:29
      • よろしくおねがいします！！お話が遅くなって申し訳なく…！！せいいっぱいがんばります！！（ぺこぺこ） -- キリル 2014-04-10 (木) 23:42:34
    • ニーナさん＆セイバーさんペア用相談 -- 2014-04-10 (木) 20:53:44
      • ぎゃーすみません！　すごく遅くなりました！
        こちらこれにて撤退です、ハンマーの一撃ありがとうございました -- ニーナ 2014-04-11 (金) 00:02:32
      • 厳しい言葉となり申し訳ありません。そちらのログ全部読み込んで考えていたのですがこう、こうですね……
        まだまだ色々お伝えしたいことがありますし、また次お会いしましょう。お話しましょう…… -- ブレイズ 2014-04-11 (金) 20:36:20
    • その他受付 -- 2014-04-10 (木) 20:53:55
      • ドーモ、聖杯壊すマン＝サン　突破希望組に少しでも絡んでおきたい魔本です　今度お暇がありましたらお喋りでもしませんかー
        聖杯から手を引かないだろう脳筋マスターという自己紹介くらいはしておきたいかなーと -- 2014-04-10 (木) 22:55:02
      • 大変申し訳ありませんが、予定が完全に詰まっておりますので不可能かと思います。他３ペアの〆以外にもペアでやりたいことがありますので……
        あと正直なところ、第三シーズン（残り今日含めて10日）で今更自己紹介しても…… -- ブレイズ 2014-04-10 (木) 23:06:36
      • お忙しいところ失礼しました　〆のお話頑張ってくださいませ　覗き見部屋で応援しております -- 2014-04-10 (木) 23:17:17
  • 第三シーズン二日目 -- 2014-04-11 (金) 21:47:00
    • 諸連絡事項 -- 2014-04-11 (金) 21:47:08
      • 本日ライダー遅くなるようです。今日はゼロ＆アヴェンジャーのところを見つつ、スケジュール調整かな。 -- ブレイズ 2014-04-11 (金) 21:47:47
      • バーテンダー戦は土日予定、現在読み込みと様子見中。≪正義≫これちょっとこれ、こ…勝てるの？
        本日よりゼロ＆アヴェンジャー組。ゼロ、ついに限界か……？
        日曜よりアルヴィン＆キャスターの〆と…… -- ブレイズ 2014-04-11 (金) 21:49:12
    • その他受付 -- 2014-04-11 (金) 21:47:16
      • ヤクザ様のおかげで初登場補正は切れます。大丈夫！全力を出して！ -- バーテンダー 2014-04-11 (金) 23:03:45
      • 大体バーテンダーさんの参加意図は読めましたが、なんと恐ろしい相手を…… -- ブレイズ 2014-04-11 (金) 23:20:08
      • 本日より開始できますが！あの、すごく説明回なのでてめーなんでこんなことを！みたいに問い詰めていただけるとすごくうれしい。です。 -- バーテンダー 2014-04-12 (土) 18:50:14
      • 私も待機ー -- ライダー 2014-04-12 (土) 19:44:09
      • お待たせしました、了解！そちらに向かおう。 -- ブレイズ 2014-04-12 (土) 20:29:03
  • 第三シーズン三日目 -- 2014-04-12 (土) 21:24:41
    • 諸連絡事項 -- 2014-04-12 (土) 21:24:49
      • 本日よりバーテンダー＆≪正義≫戦。ゼロ＆アヴェンジャーペアについては引き続き。
        明日からアルヴィン＆キャスターペアの〆だな…… -- ブレイズ 2014-04-12 (土) 21:25:47
    • その他受付 -- 2014-04-12 (土) 21:24:57
  • 最終シーズン初日 -- 2014-04-16 (水) 21:28:46
    • 諸連絡事項 -- 2014-04-16 (水) 21:29:21
      • さてまだまだやる事は山積みだ。今日からペア会話重点になるかなぁ -- ブレイズ 2014-04-16 (水) 22:00:49
      • だねー…決勝まで勝ち残ってもやることが減るわけではない。頑張ろう -- メディエイター 2014-04-16 (水) 22:04:26
    • その他受付 -- 2014-04-16 (水) 21:29:31
  • 最終シーズン二日目 -- 2014-04-17 (木) 20:21:56
    • 諸連絡事項 -- 2014-04-17 (木) 20:22:06
      • 実はもう半分という。今日は引き続きステイシアとのお話と、史楼君と話せたらなと -- ブレイズ 2014-04-17 (木) 20:22:39
    • その他受付 -- 2014-04-17 (木) 20:22:13
  • ザ・ラスト -- 2014-04-20 (日) 20:46:18
    • 諸連絡事項 -- 2014-04-20 (日) 20:46:26
      • 本日使えるラストの休日じゃないかな。あとはもう平日５日に土曜だから、金曜までには終わらせたいところだ。 -- ブレイズ 2014-04-20 (日) 20:47:12
      • 遅くなってごめんー。取りあえず今からちょっと一人遊びします。決戦イベントへの布石なので無駄ではないかな -- メディエイター 2014-04-20 (日) 22:32:08
      • 了解、俺は史楼君のところに行ってきます -- ブレイズ 2014-04-20 (日) 22:37:43
      • おっけー。お互い頑張ろう -- メディエイター 2014-04-20 (日) 22:43:38
      • 一人遊びおーわりっ！ -- メディエイター 2014-04-20 (日) 23:49:19
    • その他受付 -- 2014-04-20 (日) 20:46:35
      • お忙しいなか、失礼いたします。
        「聖杯6期まとめFLASH」に収録する [顔写真] [あらすじ] 等を募集しています。
        参加はあくまで任意です。〆切にも多少の余裕を持たせていますので、よろしければ是非 -- データ募集 2014-04-20 (日) 21:04:24
      • 提出はぎりぎりになるかと思われます……こちらのやること全て終わってからで、はい　申し訳ない。 -- ブレイズ 2014-04-20 (日) 21:05:21
      • いえいえ、最終メンバーになるほど〆切が他の方より余裕が無い形になるのは仕方ないので…よい改善策が思いつければよかったのですが、こちらこそ申し訳ない
        ラストスパート、岩陰から応援しております -- データ募集 2014-04-20 (日) 21:13:33
  • これにて完結。 -- 2014-04-25 (金) 00:18:32
    • まとめ版、無事に完成しました。
      念のためチェックはしていますが、表記データに誤りがある場合も考えられます。その際はお気軽に声をかけてください。
      ありがとうございました -- データ募集 2014-05-07 (水) 23:23:36
    • おつかれさま -- 2014-06-22 (日) 22:24:32
Last-modified: 2014-06-22 Sun 22:24:32 JST (3589d)