名簿/486363
- (第二次バルトリア会戦の折、竜害の影響をうけて大怪我を追っていた宗爛だったが、ウラスエダール攻めの頃からは回復し、前線に出ることも多くなっていた)
(中央から忠誠心を試すために縛らすウラスエダールの前線にとばされており、その関係で中央に残してきた阮焔とは暫くあっていなかったのだが、ウラスエダールでの一件の後、前線の縮小を余儀なくされた帝国軍はゾドに再び兵を集めていた) (その関係で六稜軍は再びこの地に集結することと相成っていた) ……久しいな阮焔。中央戦線では相も変わらず獅子奮迅の活躍だったそうではないか 柱の騎士の撃破数も順調に伸ばしているようだな。結構なことだ (そういう宗爛のほうは……以前よりもやつれていた) (仮面と外套でシルエットを隠しているとはいえ、それでも分かるほどに身体は萎んでいた) (にも拘らず、その瞳と、その覇気には些かの衰えも感じられない。むしろ以前よりも増しているようにすら見える) (目の前にいたのは、手負いの虎であった) 近く、おそらくこのゾドにまで敵の手が伸びる。補給も間に合っていない ……本国から増援が届くまで、どう少なく見積もっても半年はかかる。篭城戦になる公算が高い お前も準備を進めておけ。では、また戦場でな -- 宗爛
- (仮面の奥の双眸は変わらず戦の臭いに炯々と照り、宗爛のねぎらいの言葉にも変わらぬ口元の笑みで応える)
あぁ、大将もご苦労さんだぜ。連中全く、手加減つーか手段を選ばなくなって来やがったからなぁ (かく言う阮焔もまた、続く激戦に部下の多くを失っている。その中には当然、西句時代からの付き合いの兵も多く含まれていた) ゾドで持ち堪えられっかどーか、分水嶺ってトコだな……精々気張って連中のやる気ぃー殺いでやりますわ (だがこの男は手負いであっても、余裕を崩すことはない。補給が途絶えての戦闘も、何倍もの物量も、奴兵の指揮官が今の今まで生き残ってきたという事実の前には乗り越えるべき壁でしかない) (時に黄金歴226年前夜。手負いの獣たる六稜軍の将軍たちは来るゾド包囲戦に向けても、その士気に些かの衰えも無かったと、後の歴史書には残されている──) -- 阮焔
- グェンちゃん グェンちゃーん(転寝をするグェンの耳に声がする 無視してねていると)おーい ……半裸マン(ぼそっ) -- アベル
- (首を上げると、うるさそうに仮面に隠された頭を振って)
あぁ何だアベルかヨ。いーんかね、ンなところで油売っててよ (ごろ寝を決め込んでいる自分にいえたことでは無いが、そんな言葉を投げかける) -- 阮焔
- いーんだヨ、俺の仕事は終わってる 伝令が忙しい時は、将は暇なんだ そっちもそうだろ?
(鎧を脱いだ簡易兵装の女は、隣に座って)ほれ、差し入れ お互い、数日後には最前線だろ?英気を養おうぜ(東ローディアの地酒だ) -- アベル
- まぁーなぁ。
(そう返して視線を送る先は浅黒い肌の兵たちが忙しく補給を受けている姿で) おっいいねぇー。ありがてぇー (半裸の男は部下に言って杯を用意させ)こいつぁ東ローディアのか。この辺の酒ぁ美味い。大爛のよりな (アベルの杯へ酒を注ぎつつ、そんなことを言って) んじゃ、お互いの武運長久を祈って乾杯ってとこでなぁ -- 阮焔
- 大爛のは甘すぎたり苦すぎたりで、どうにも俺も苦手だよ ワインって言って、葡萄から作ってあるんだぜ
(濃い赤紫の液体が満ちる杯 相手に注ぎ、返杯を受けて 杯を掲げた) あいよ、あとは生き延びる事を願って(軽く杯を触れ合わせ、ぐっと酒を呷った)どう?美味かろ 俺が好きな酒なんだけど -- アベル
- っはは、俺の故郷の地酒はその辺たぁ違ってよ。まぁー、口当たりは結構ぉー良いが火酒の類でなぁー。こっちにもそう云うのがありゃぁいいんだけどよ
(同じく豪快に喉へとワインを通す。芳醇な香りと独特の渋みに、かぁーっと声を上げ) チーズが食いてえな……こりゃあ。確かにこぉー、葡萄の渋みがある。いいじゃねぇの。 (ふむ、と満足そうな吐息をした後、グラスを透かし見て) しかしまぁーアレかぁ。東ローディアも負けちまったから、こいつもその内「大爛の酒」になっちまう訳か (諸行無常だぁな、とごちて再びワインを呷る) -- 阮焔
- 火酒なのに口当たりが強いって、女殺しだね ヤダワ、私ガ落サレチャウ!(わざとらしく慄いて)いつか飲ませてよ(じゅるり)
チーズねえ、近くの村に徴発掛ければもらえるかもだけど、今の戦時下じゃあ難しいかもね 東ローディアは痩せた土地で、畜産も侭ならないから、蓄えもなかろうし (こちらは一口ずつ味わって飲む 阮焔とは対照的に落ち着いた飲み方)そうだな、その内ラベルも変わるんだろうね 東櫓産とか書かれて (東ローディアで戦っていた女は、少し複雑そうな目をして笑い それからふと)グェンちゃんはどうして奴兵に?(ふと尋ねた) -- アベル
- そーだねぇ、お前ぇーさんが大爛の南、カタクァの東の土地に来ることがあったならぁ奢ってやろぉーと思うぜ
(舌なめずりする赤毛の女には肩を竦め、次いだ言葉にふむ、と鼻息を漏らす) まぁー西侵っつっても大雑把なもんだわな、俺ら現場の兵にとっちゃよぉ。或いは宗爛の大将なら、その辺の損得考えた上で都市群を屈服させてったんだろぉーけどな (と、ふと投げかけられた疑問にワインを一口してから、どう答えたものか顎髭を撫でつけ) そりゃまあ、元居た国が大爛の併合を拒否してよぉ、まぁうっかり負けたっつぅーか 俺が将やってた部隊は、早ぇーうちに捕虜んなってたからよ。運良く生き延びて今や大爛の奴兵だっつーね -- 阮焔
- 先のゼナン防衛戦での活躍。見事であったな阮焔
西句仕込みの罠の前には流石の神殿騎士も手も足もでなかったようではないか 今後も働きを期待しているぞ…… ああ、それと……お前にも西ローディア国境沿いの村落への略奪を行って欲しい そのために必要な物資は全てそこに準備してある……たのんだぞ (そういって、運び込まれた物資の中身は……どこから手に入れたのか、西ローディア正規軍の軍服であった) (その服をきて、西ローディア国内の村落を荒らせという命令の意味と意図は、恐らく十二分に阮焔に伝わったことだろう) -- 宗爛
- ……まぁーそっちはな。こないだぁ、西ローディアの記録官取り逃がしちまったけどよぉ
(賛辞にも肩を竦め、首を傾げて……次いで告げられる任に、興味深そうに口笛を吹く) ……へぇ。此処に来て、そーゆー手ぇー打つって事は、そういう事じゃん? さて、必要と有らばこなすがね。足元ぉ掬われねぇよぉにしとかねぇとな…… (そう、懸念は一点。バレた時どうなるか、と言う話で) ま、上手くやりまさぁ、大将。 -- 阮焔
- (略奪任務。それも身分を偽り、敵と……そして自軍をも謀る軍務)
(自分たちは奴兵だ。将の言葉には無条件で従わねばなるまい……だが、我々は。小越の兵達は) (……大爛の兵ではない。あくまで彼らは阮嗣暎の兵である) (硬い表情の副官は、僭越ながら、と前置いて仮面の男へと、言う) ……阮様。此度の任……些か気が乗りませぬ。 我々とて、立場は弁えております。阮様の為であれば泥を被り血を啜りましょう。ですが…… -- 蓮
- ですが、阮様。
河南王が望みは……貴方に斯様な外道を行わせる事ではないと、私は考えます。 此度は我々のみにお任せ頂けませぬでしょうか。何も阮様が、先頭に立ち蛮行に手を染める事はありますまい…… (臣下の礼を取り、王に上奏するが如く。阮焔の副官は何卒、と続けた) -- 蓮
- (幼い頃から自らに付き従ってきた女を見下ろしつつ、阮焔は思う。拘りというか、棄てられぬ業と言うのは面倒なものだ、と)
蓮。 (名を呼ぶが、副官は顔を上げない。許しが出るまではそのままでいるつもりなのだ)
西句はもう無ぇーだろ。王族も重鎮も皆刑に処されて、今は大爛の総督が治める大爛の土地だ お前ぇーはこう思ってんだろ。「阮嗣暎は西句の生き残りとして我らを率い、最後に残った誇りを果たして欲しい。否、果たすべきである」ってな -- 阮焔
- 否……あなた様が居られる限り、西句が無いなどという事は有り得ぬ事かと
(伏したまま、絞りだすように答える。それに返る答えもまた、予想の内ではあろうが) -- 蓮
- 戯けが。
(否定も無いかと思えば、尚も度し難い答えであった。ならば、切って捨てるべきか) 西句人としての誇りは在る。解る。応えねばとも思う だがお前ぇ、言うに事欠いて「俺が居れば西句が在る」だと? 戦をなんだと思っている?
いいか蓮。 西句は……親父は。そして俺は負けた。負けたんだよ大爛に。 負けるにしても、存続の道はあっただろうに自らそれを棒に振ってな。その事をどうこう言うつもりもねぇが、それ故完膚なきまでに敗者となったのだ。 故に俺は奴兵であるし西句は滅んだ。民は大爛の民となり、王は死した。 -- 阮焔
- 敗者は全てを奪われても文句は言えねえ。言ってもいいが命までもが奪われる。
俺とお前らが生きてんのも幸運故だ。負けた時に死んでても不思議は無い。
なぁ蓮よ。 阮嗣暎は死んだ。名を失い死す事で、最早阮嗣暎は奪われたのだ。 誇りや名誉は死人には無用。生きている西句人にこそ在るべきだろう。 故に。故に、だ。 阮焔なる死人は生者の為に修羅になり、今一度勝者となる。
宗爛という将は、勝者の器がある。自らを勝者とするため、他の勝者を測る器もな。 -- 阮焔
- そういう訳で俺にゃこの任断る理由なんざねぇーっつーか。まぁどっちかっつーと進んでやる方な訳だぁ
(口調を崩す。最後にしてぇもんだ、と内心呟いて) 蓮。お前ぇらにゃ苦労かけてるが、俺を頭だと思ってくれんならンな妙な遠慮は要らねえ。いつも通りだ。
話は終わりだ。半刻後にゃ出るぜ。 兵を集めて準備させろ (言い置き、西ローディアの軍服を手にその場を後にする) -- 阮焔
- ……御意に。
(顔を上げ、後ろ姿を見送りながらも副官は思う) (帰る場所の無き西句の残滓の為そうまでする故に、貴方こそが最後に残った西句の誇りであるのだ、と) -- 蓮
- 準備完了ぉー、って所か。 -- 阮焔
- 半裸マン今日はどーしよっかな……戦争したいな…… -- 阮焔
- オラァ!相談用だ!柱の騎士戦だ!<ガシュアーン -- ヴァイド
- パソコンさんびっくりするぐらい重くて……まっじごめん -- 阮焔
- 悪い!きてもらったのに!よしどうするか、なるべく重くなさそうなここを使うぞ! 何か質問があれば!
というわけで先行は俺のターン! 暑さでやられたかパソコンよ! -- ヴァイド
- あとイベント戦闘みたいなもんだから、修羅マンがやりたいことやったら撤退するような状態の方がいいと思う。状態いいときにガッツリ遊びましょうや -- ヴァイド
- いいんだ……
っつーか多分とある戦場のページがやたらこのPCに負荷だったっぽいねぇー名簿に組み込んで表示を制限したらかなり軽くなったわ 殴っても埒が開かなさそうだなーと思ったら、適当にすたこらさっさする予定でござる -- 阮焔
- あぁそりゃよかった、ログ鳥もしなきゃいけないのかなこれは…というより構成かなこれ。
いいか、レスした今だからいうが 初登場のイベント戦闘はどんな作品でも強い…! -- ヴァイド
- あんまり長くねぇーだろーと油断した俺が浅はかだった……!
お、俺も唐突に登場して何か部隊に参入してくるSRPGのユニットみてぇーなもんだしぃー…… -- 阮焔
- やっててなんだが、強いなこのキメラゾンビゴーレム…右手に盾を、左手に剣をが効かない雰囲気っていうか… -- ヴァイド
- 半裸マンちょっとやめないかモードだわ……もうこわいおうちかえる…… -- 阮焔
- 普通の観念からしたら殴ってもしなねぇ!なにこれ!だよね -- ヴァイド
- 徒手空拳でなんとかなる相手じゃないわー。火砲!火砲一杯持って来て!俺は逃げるわぁー! -- 阮焔
- うーん、いいですね、戦場での拳法、異常にも思えるが、うん いい…お疲れ様でした -- ヴァイド
- うぇーい、ありゃーやっしたー! 異常なんスよ。でも生き残るから部下は付いて来るっつぅー。
その内黒山羊師匠とも相対してみてぇーわー。 -- 阮焔
- その日を待ってるよ…!ニコッ -- ヴァイド
- まだPC環境整備とかはしつつ。さて今回はどう動くかね -- 阮焔
- A.フリストフォンの首をとりにいく
つっても戦場では相手のレスポンスまちよりは積極的に枝はやしたり余所の戦場にあらわれてあれこれしたりと群像劇ちっくな遊び方擦る予定なので一人遊びの延長になるけどな 俺はフリストフォンとマクロ戦争遊びしてくる -- 宗爛
- おう、多分大将は戦場ぉー広く見渡してその時々に部下がやってたり敵がやってる行動をピックアップして遊ぶだろぉーと思ったから好きに動こうと思うんだがよ
誰と遊ぼうかなーってなーぐへへ -- 阮焔
- 企画終了には間に合いませんでしたが、完成したのでご報告ですー ※音が出るFLASHです
設定ちょっぴりしか入れ込めなくてごめんにゃ… -- 記者
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