[[名簿/433010]]

-''痴女服が届いた'' --  &new{2012-07-17 (火) 15:16:50};
-つー訳で、来たぞ。季來(普段と同じ格好で扉の前に立ってノックする) -- [[カウェント>名簿/412260]] &new{2012-07-09 (月) 21:20:21};
--はいな! …じゅんびは、おおむね…おっけー?です… -- [[季來>名簿/433010]] &new{2012-07-14 (土) 11:02:16};
---やりたい事はやれるだけやったか?思い残した事は -- [[カウェント>名簿/412260]] &new{2012-07-14 (土) 12:22:27};
---(ぴたり と固まって、数秒…) …… だっ だいじょうぶです!!(こくこくっ)&br;寧ろ……そーですっ、私、今から心残りを済ませに行くんです……!(ぐっ) -- [[ 季來>名簿/433010]] &new{2012-07-16 (月) 08:04:59};
---(答えを聞くと静かに笑う)そうかい。んじゃその心残りってのを…終わらせに行きますか!&br;(指を咥えると高らかになる笛の音)…くるかな?牛相手には自信ねぇが -- [[カウェント>名簿/412260]] &new{2012-07-16 (月) 12:37:29};
---はいです!&br;(笛音、少し首を傾げて…) …ぁはは、いくらうしさんが賢くても、舎から少し離れてますですから。流石に、聞こえないんじゃ… -- [[季來>名簿/433010]] &new{2012-07-17 (火) 03:21:05};
---(逆光を背負い、道遥か彼方より巨体が見え隠れ。ゆらめくように徐々にその像は大きく姿を見せ…)&br;(来た) -- [[うし>冒険中/480750]] &new{2012-07-17 (火) 03:23:26};
---来ましたです…(来ましたです) -- [[季來>名簿/433010]] &new{2012-07-17 (火) 03:23:48};
---昔取った杵柄だな(目の前の巨大な牛を満足そうに見つめ、褒める様にその肩を叩いてやり)&br;(牛車道具の具合を確かめ異常がない事を確認する)よし…(問題無しの合図、それは同時に出立の合図)&br;さて…じゃ、行くか(静かに依頼主に振り返った何でも屋がその手を差し伸べた) -- [[カウェント>名簿/412260]] &new{2012-07-17 (火) 19:21:58};
---(深く息を衝く牛の巨体、それをこれより従えんとする濃赤尽くめの男性。その様子を見…)&br;(ふと、ぴくりと毛先ごと反応しては、ててて、と旅籠を行っては来て、ころころとやや小振りなトランクを引いて来て)&br;…はいですっ!(はし、とその手を取って…) …行きましょう! -- [[季來>名簿/433010]] &new{2012-07-18 (水) 01:00:03};
---(シニカルに笑うと繋いだ腕を振るう。導かれるように軽やかに御者台の脇へ舞い降りた依頼主)&br;(それに続けてトランクを掴んだ赤い姿も軽やかに御者台へ移動する。どちらが乗っても車輪が軋む音すらしない)&br;(手に持ったトランクと背負った大剣を荒っぽく荷台に移すと待っていたかのように木材が鳴り乗客を歓迎した)&br;(御者台の上で立ったまま帽子を取ると胸の位置へ)一カ月位だったか…暫しの別れだ我が故郷&br;(紫水晶色の澄んだ瞳が暫く辺りを見回す。この男なりにこの街に愛着があるのだろう)&br;季來は?何かないのかい? -- [[カウェント>名簿/412260]] &new{2012-07-18 (水) 01:52:54};
---(御者台にやや浅めにちょこんと座り込み、少し、深呼吸をして…住み慣れた旅籠を静かに見上げる…)&br;……なんだか、不思議な気分なんです。 ずっと帰りたかったところに行くために、ずっと居たところを置いて行くの……&br;振り返ればいつでも手が届きそうなのに、手を伸ばそうと思ったらいつのまにか無くなっていそうな、あやふやな……。(表情は、ぼんやりとして…)&br;……、……。(沈黙、そして、ぎゅ、と目を瞑り) ……っ!!(一度、ぱん!と自分の両頬を叩く)&br;……。(目を開くや、目尻に少しの水気。頬に少しだけ、紅味は増し…) ダメダメ、ダメです…! こんな薄ぼんやりしていたら、行くも戻るもどっち着かずです!&br;出してくださいな、ロッソさんっ! キアイ、入れなおしましたです…!! -- [[季來>名簿/433010]] &new{2012-07-20 (金) 06:06:42};
---(こちらを見つめる潤んだ瞳を隠すように黒髪の頭に赤い中折帽を荒っぽくかぶせる)&br;(続けて肩に乗ったままのロングコートに手をかけるとそのまま依頼主に投げかけた。不可解な行動をした狩人の表情はコートを被せられた依頼主からは見えもしないが何時もとは違う微笑みを浮かべていた)&br;日除けだ。日焼けすると体力消耗する。長旅だからな体調管理は万全にだ。暑いと思うが我慢しとけよ&br;(手に持ったサングラスを顔にかけるとドカリと御者台に腰を落とし)では出発進行だ!&br;(手綱を握り一振り)走れ風のように、ブルズアイ!なんてね!(冗談交じりに、牛車を前に進ませる) -- [[カウェント>名簿/412260]] &new{2012-07-20 (金) 18:52:47};
---ひぁっ…?!(少し大きめの帽子が視界を遮り、次いでコートが覆い被さって、もがきがちに座席で丸くなる)&br;(ようやっと、何を被せられたのか理解した頃には、ゆっくりと牛車は歩み出し…) も、もー…っ! いいから、安全運転でお願いしますですよう!&br;(…足場が小刻みに揺れ、後ろに引かれるようなやや強い加速を感じつつも、襟と襟を合わせて…)&br;(自分よりも日の光を忌避すべき相手の、気遣いのようなもの。少し奇妙と思いながらも、今この時は甘えようと…)&br;…ぇと、ありがとうです… (ぽつりと、応えて) -- [[季來>名簿/433010]] &new{2012-07-23 (月) 05:19:54};
---そいつは俺より牛君に聞いてくれたまえ。なぁおい?(覗き込むように牛に話しかけると)&br;(再び手綱を振るい牛車を走らせた。礼の言葉は聞こえていなかったのか、聞こえていていても答えなかったのかわからないまま) -- [[カウェント>名簿/412260]] &new{2012-07-23 (月) 19:15:55};
-あーと、ここでいいのかな…季來平気か〜?やられたって聞いたが -- [[カウェント>名簿/412260]] &new{2012-06-24 (日) 18:34:51};
--ぁ……はいな、どうぞです……。(促し…)&br;ちょっと、うっかりです……、ここ最近はずっと調子が良かったから……。(ベッドより身を起こし、しゅんとなって…)&br;体の方は、もうそんなにですケド、やっぱり療養してると体力がどんどん落ちていっちゃいますです。&br;剣術修行は、またやり直しですね……(力無げに笑って) -- [[季來>名簿/433010]] &new{2012-06-26 (火) 00:45:16};
---はいどうも(部屋に入りつつ)&br;どうやら無事か…こっぴどくやられたみたいだが&br;ベッドで寝たきりだとすぐに体力落ちたりするんだってな。人間ってのは不便な物だ…&br;そりゃーなぁ、俺だっていまだに修行中だぜ?&br;もっとの上の連中だってこういうだろうさ。生きてる限りは修行の身だってさ(力無げに笑う嫌いとは対照的に何時ものように笑う男) -- [[カウェント>名簿/412260]] &new{2012-06-26 (火) 21:49:54};
---ぁはは…ごもっとも、そのとおりです…。(柔らかく微笑み返し、小さく頷いてみせて…)&br;(物憂げに、目を伏せ、両手を組んで…) でも、今度の療養はちょっと長引きそうです。…あの、ロッソさん。(顔を上げ…)&br;そろそろ、準備が整いました…です(しかと瞳を見据えて、告げる) -- [[季來>名簿/433010]] &new{2012-06-28 (木) 07:05:29};
---(告げられると真面目な顔になり)&br;承知した。何時頃出立する? -- [[カウェント>名簿/412260]] &new{2012-06-28 (木) 21:11:29};
---(静かに頷いて…) ……はいな。なるたけ早いほうがいいです。発つのは夏季の初め……それで、帳尻が合うと思います。&br;滞在はひと月、秋季に入る前までには里を出て……それまでに、全部済ませようと思います、です。&br;……残るか、戻るかのコトも含めて -- [[季來>名簿/433010]] &new{2012-06-29 (金) 02:02:30};
---…分かった。こちらの用意も済ませておこう -- [[カウェント>名簿/412260]] &new{2012-06-29 (金) 19:15:59};
---はいです。……ぁの。ありがとうございますです、ロッソさん。(そっとお辞儀して…)&br;私も、できるだけやり残しのないように……しゃんと、していきますです -- [[季來>名簿/433010]] &new{2012-07-01 (日) 06:13:38};
---あいよーんじゃ夏の初めにまたな?(そういうと踵を返し部屋から出て行った) -- [[カウェント>名簿/412260]] &new{2012-07-01 (日) 07:21:03};
-''股間部が開閉可能なレザーバニー服が届けられた'' --  &new{2012-06-19 (火) 01:32:25};
--……(ぴろーん、と広げて下げて、デザインを見て)&br;……機能性です? (お手洗いの時便利……?と首を傾げて) -- [[季來>名簿/433010]] &new{2012-06-26 (火) 00:41:31};
-こんにちは 牛さんいますか?10月にまた…でかっ!成長しすぎじゃ?! -- [[モコ>名簿/479146]] &new{2012-06-18 (月) 07:32:19};
--(しゃがんだ状態で、ぶもっふる、と息を吐いて。したたん、と尻尾を一振りしてみせる…) -- [[うし>冒険中/480750]] &new{2012-06-26 (火) 00:38:14};
---うしさん、成長期ですからー……。あ、最近は歯も生え変わったんですよう!&br;生野菜もばりばりたべちゃうんです!(やたらぎざぎざの歯型を見せて)&br;あとおにくあげるとよろこぶみたいです…それじゃ、よろしくお願いしますです(ぺこり) -- [[季來>名簿/433010]] &new{2012-06-26 (火) 00:39:38};
-先生と組んだし、せっかくだから挨拶しにきたのだが…ここで、いいのだろうか?&br;ともかく…まず言いたいのは…解錠、大変申し訳なく…(心苦しさから目をそらして) -- [[リーノ>名簿/475285]] &new{2012-06-15 (金) 23:16:12};
--あ…(仕事エプロンを翻して…) リーノくんです! ぇと、はいな。この間はおつかれさまでしたですー。(ゆったりお辞儀)&br;だいじょうぶ、きにしないで。(ニコッ)'''たからばこは、からばこでした。 ぜんぶからばこでした'''です… …ね?(ぺかー…) -- [[季來>名簿/433010]] &new{2012-06-16 (土) 00:55:59};
---…何故、エプロン姿…そういえば、キライ先生が…学園後、どうしてるか知らなかったが…&br;いや、こちらこそ…不出来なままで、申し訳なく……それは、まぁ…そう思うとしましょうか(ぺかーからやはり目がそれて)&br;そういえば…先生は、ここにお住まいなので?(旅籠を見上げて) -- [[リーノ>名簿/475285]] &new{2012-06-16 (土) 14:50:17};
---ん…そいえば、あんまり普段仕事のこと生徒さんにお話ししたことなかったです…?(微笑んだまま首を傾げて)&br;私、この旅籠の住み込みと、冒険と、先生の三速わらじだったんですよー。(ほら、仕事用 とエプロンをみせて)&br;リーノくんは近頃調子はいかだです? 結婚生活はー? -- [[季來>名簿/433010]] &new{2012-06-17 (日) 00:55:43};
---確かに、あまり聞いた覚えが…いや、その笑顔は…そろそろ、許してもらえれば…&br;…なんと…三足のわらじとは…また大変な…どうしてまた、そんなに仕事を?(金に困ってるようにも見えなくて)&br;…いかだです、ではなく…まぁ、ヴィータ先生も…順調に妊娠して、あとは生まれてくる子のための…準備を万端に、しているところで&br;冒険に関しても、まだまだなれど…知ってのとおり、それなり順調かと -- [[リーノ>名簿/475285]] &new{2012-06-17 (日) 01:03:11};
---いかが…(ふるふる…)&br;ん…私は、ちょっと遠出をするためです。生活費は旅籠で充分稼げてますですから。&br;それで…お子さんも、もうすぐ?(ぱぁぁ…) まあ、まあまあ、それはステキですっ!&br;お姉さん女房ですケド、リーノくんがしっかりリードするんですようっ!!&br;冒険も…私と一緒になるくらいだから、安全な線を取っているカモです? でも、お気をつけて…!(ぐっ) -- [[季來>名簿/433010]] &new{2012-06-17 (日) 13:34:56};
---…遠出…という事は、キライ先生も…この街を、旅立たれるので?(ずっといそうだと思っていたので意外そうに言いながら)&br;…いや、それはまだ…色々とあって、出産予定日は…不明なのですが(いいにくそうに苦笑して)&br;それはもちろん、尻に敷かれてばかり…では、男が廃りますので…&br;…最近は、情熱の関係で…難易度はあげていますが…できるだけ、気をつけて…いきたいものです -- [[リーノ>名簿/475285]] &new{2012-06-17 (日) 19:39:53};
-&aname(jijoh){http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075505.png};
- 昔々、此処より遥か東方、とある小さな国で。
--海に面し、緑に恵まれたその国を治めていたのは、一人の王様。&br;王様ですから、人々のために毎日毎日、とても大忙しです。&br;&br;そんな王様にも家族というものはあって、&br;お妃様やお姫様はもちろんのこと、血を分けた妹までいました。
---この国では、王様になれるのは、王様とお妃様の間に一番最初に生まれた男の子。&br;生まれた時から次の王様になることが決まっていた今の王様は、小さな頃から大忙し。&br;その妹も、王様の家族であるのだから、一緒に大忙しでした。
---&br;ある日、忙しい日々に疲れた二人は、お城を抜けだして、町へと遊びに出かけました。&br;お城では出会えない、色々な人がいました。お城では見られない、色々なものがありました。&br;&br;王様は、思いました。「この国を、大事にしたい」と……。&br;王様の妹は、思いました。「この国を、もっと豊かにしたい」と……。&br;&br; 二人がお城に帰ってからは、二人とも、どれだけ忙しくても泣き言を言わず、逃げ出さず……&br;「国を守るために」「国を豊かにするために」と、たくさん勉強をして、立派な大人へと育ってゆきます。
---&br;やがて王様は、先の王様からその立場を貰って、それからしばらくしてお妃様を貰って、お姫様が生まれます。&br;一方、その妹は、王様を助けるために、もっともっと、たくさんの勉強をしていて。&br;他の国の王様のお妃様として迎えられそうな機会もあったそうですが、&br;たとえば頭の良い女性を気に入らなかったり……たとえば話が合わなかったり……&br;そんなこんなで、なかなか良いお相手が見つからなかったそうです。&br;&br;それでも彼女は幸せでした。大好きな自分の国を、王様と一緒に守って、&br;豊かにしていくことが彼女の望みだったのですから。&br;&br;
---そうして、二人とも相変わらず大忙しな日々を過ごしていたある時。&br;町に、奇妙な病気に罹る人が現れました。&br;&br;その病気は、体のどこかが作り変わって、&br;うまく働かないようにしてしまうという大変恐ろしいものでした。&br;体のどこかが作り変わってしまうと、どんどん体が弱っていって、最後には死んでしまいますし、&br;病気を悪くすると、その人の形が失われてしまうことすらありました。&br;&br;そんな恐ろしい病が、日に日に一人、二人、十人、五十人と罹る人を増やしていったのですから、&br;町の人々は、自分もいずれ罹ってしまうのではないかと、とても不安な気持ちになります。&br;王様も、そんな状況を重く見て、どう手を打つべきかと思い悩んでいると……&br;妹が、言いました。&br;&br;「私が、その病気を解明し、治します」&br;&br;
---病気の人々は、彼女の手で町の一画に集められて、&br;治療を受けることになりました。&br;&br;妹は、治療のために思いつく限りの色々な方法を試しました。&br;色々な薬を試しましたし、遠い他の国の本を沢山調べました。&br;病気の人の体を切り開いて、病気の部分を除いたり、&br;時には鍼や按摩を、またある時は呪い師を呼び寄せたり……&br;出来うる限りの、あらゆることを。&br;&br;
---王様も、病気の根を断つために、沢山の兵隊と共に町をくまなく探しました。&br;病気の根は、思っていたより早くに見つかりました。&br;それは、罹っていたことを隠していた人でしたし、&br;罹ったまま死んでしまった人の死体でしたし、&br;罹った人の住んでいたところにあった品々でした。&br;病気を隠していた人は妹のもとに連れて行かれましたし、&br;死体や住処は燃やしてしまいます。&br;&br;
---けれども、病気はなくなりませんでした。&br;時に、どうにか助かる人もいたのかも知れませんが、&br;助かる人より、治らないままの人や、死んでしまう人、&br;そして新たに病気に罹ってしまう人のほうがずっと多くて、&br;町の人々は、どんどん不安になっていきます。&br;&br;
---王様は、国を守るために決断をしなければならないと思いました。&br;どうにかして、病気の根っこを断たなければいけないと考えて、&br;妹に、こう伝えます。「これ以上、病に罹るものを増やしてはいけない」&br;「このまま病人たちが町の一画を溢れる程になったら、私が手を打つ」……&br;妹もまた、国のために決断をしなければならないと思いました。&br;&br;
---やがて、&br;たくさんの病気の人々、手助けをしてくれる、ほんの少しの家来……&br;彼らを連れて、妹は町を去ってゆきます。&br;&br;病の元がどこへも届かないくらい、誰も気づかないくらい、&br;遠く深い山々の奥へと姿を消してゆきます。&br;&br;そうして、大きな病の根は町からなくなり、&br;もう国で、その町で、新たに病気に罹る人はいなくなりました。&br;&br;王様は、妹がいなくなってしまったことをたいへん悲しみましたが&br;いつか、病気の治った人々と共にこの国へ戻ってくることを信じて、待つことにしました。&br;&br;そして、妹は……&br;
-♥ -- [[ &ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075505.png);>名簿/433010]]
-(黄金歴221年未明……)
--(日も落ち牛車を止め野宿の準備、傍らに火をおこし薪をくべる狩人の姿)&br;ところで来來、お前の故郷ってどんな感じの所なんだ? -- [[カウェント>名簿/412260]]