[[FA/0102]]

-&color(darkorange){今日もいい天気だー! 開店ーっ! (シャッターを開けて日が昇り始めたばかりの早朝に元気な声)}; -- [[アリー>FA/0102]] &new{2017-12-03 (日) 14:48:40};
--&color(darkorange){(そんな女の前を散歩中の老人が通りかかり、花を一輪買っていく) お爺ちゃん、今日も奥さんに朝のプレゼント? もー、ラブラブなんだから! 今日はおまけね&br;(いつも買う安い花ではなく、薔薇の一輪を純白のレースがついた包み紙で装丁して 驚く老人にウィンクする女)&br;奥さんの誕生日でしょ? 特別特別! 今日も良い一日ですように!}; -- [[アリー>FA/0102]] &new{2017-12-03 (日) 14:55:33};
-セックス! --  &new{2017-12-03 (日) 16:00:34};
--&color(darkorange){とかけまして?   (にっこり笑って促す)}; -- [[アリー>FA/0102]] &new{2017-12-03 (日) 19:20:33};
---永き因果に決着ととく --  &new{2017-12-03 (日) 19:30:37};
---&color(darkorange){ほうほう、その心は?}; -- [[アリー>FA/0102]] &new{2017-12-03 (日) 19:56:17};
---どちらも気持ちいいでしょう --  &new{2017-12-03 (日) 20:32:20};
---&color(darkorange){んんん〜〜〜〜〜〜〜… … …猫じゃらしをあげよう… (凄く微妙な顔でリボンをつけた猫じゃらしをあげた)}; --  &new{2017-12-03 (日) 20:41:11};
-花売ってそういう… --  &new{2017-12-03 (日) 19:31:17};
--&color(darkorange){良い仕事だよ、お母さんから引き継いだお仕事なんだ 男も女も大人も子供も、綺麗な花を買う時は誰かを想っての事が多いからね&br;そう言う、優しい気持ちのお手伝いができるって、素敵じゃないさ? (そう言って微笑んで、子安にも花を一輪)}; -- [[アリー>FA/0102]] &new{2017-12-03 (日) 19:58:10};
---くっ、浄化される!!(アリーの手に花を残したまま夜明けの悪霊のように霧散) --  &new{2017-12-03 (日) 20:07:56};
---&color(darkorange){ああっ!? 子安ー!? …またおいで― (霧散した子安に驚きつつも、一日だけはその花を店の隅に飾っておいたのでした)}; -- [[アリー>FA/0102]] &new{2017-12-03 (日) 20:15:17};
-え。あれ?アリ姉ちゃんもう18歳だっけ?(おつかいで仏花を受け取りにきた墓守。深い困惑の表情)&br;なんでだろう、1つ違いだってずっと思ってたよ…僕(半年もしないうちに17歳になる予定の少年) -- [[イタム>FA/0026]] &new{2017-12-03 (日) 20:18:24};
--&color(darkorange){うん、私は10月生まれだからねー…あれ、イタム君まだ16だっけ? ふっふっふ、おねーちゃんと崇めなさい!&br;(豊かな胸を張り、どやぁ…って感じで) まあでも、もう身長も抜かされちゃうだろうし、最近身体もたくましくなってきたしねえ、イタム君…おねえちゃんは嬉しいやら寂しいやら…&br;(大袈裟に泣き真似をしつつも、仏花を小分けに包む手は素早く、運搬用のキャリーに並べていく) はい、いつもの 配達手伝うよ、詰所まででしょ?}; -- [[アリー>FA/0102]] &new{2017-12-03 (日) 20:25:47};
---まだ相当かかるんじゃないかな…(年に不相応な、欲を感じさせない乾いた目でアリーの胸元を見て…胸筋ムッキムキとは言い難い自分の胸を見下ろし、ため息)&br; …ん、助かるけど(今日は朝からセンセイが墓参に来てた。いつも帰る時間はまちまちで、読めない。最悪の場合、はちあわせしちゃうかも)&br; 遠慮しておくよ(深くは事情を知らないながら、出くわさないよう気を回す)このくらい軽いし、詰め所の先輩にからかわれるからさ(にっこり笑って、受領証を手渡す。お代は組合から支払われる様子) -- [[イタム>FA/0026]] &new{2017-12-03 (日) 20:48:34};
---&color(darkorange){人の胸を見て溜息とか失礼じゃないかなイタム君!? (花屋の握力によるアイアンクロー! …別に普通の18歳女子の力だった)&br;うん? そうかい? 男の子だからって遠慮しないでいいのにー (そんな事を言いながら手を離し、受領証を受け取って古いレジスターに入れる チンッ、とアンティークな音)&br;詰所のおじちゃん達もまだまだイタム君を子供扱いだねえ 頑張んないとだ! (明るく笑って)}; --  &new{2017-12-03 (日) 21:09:54};
---あはは、痛い痛い。ゴメンって(鉄の爪から解放されれば頬をさすりながら)…みんなアリ姉ちゃんのファンだから、一緒に帰らないとそれはそれでブーたれそうだけど&br; いつまでも手伝ってもらうわけにもいかないしね。これからは一人で持って帰るよ(笑顔に笑顔で応えて)&br; なあに、ホトケさん三人とか乗せて運んだこともあるし…余裕余裕。(小山のように仏花をのせたカートを押しながら帰っていきました) -- [[イタム>FA/0026]] &new{2017-12-03 (日) 21:26:11};
---&color(darkorange){しゃーない、許してあげよう (偉そうに言いながら) あはは、おじちゃん達に宜しく伝えておいて 今度の墓参りには酒を差し入れるよ&br;そう? んー、なんかこう、大人になって来たんだなあって感じがして、嬉しいやら寂しいやら…ってこれ言うの今日2回目だね (泣き真似を仕掛けて止めて笑い)&br;3人かあ…大変なお仕事だね (一瞬だけ痛みを堪えるような顔をしてから、微笑んで見送る) 気をつけてねー}; -- [[アリー>FA/0102]] &new{2017-12-03 (日) 21:35:09};
- --  &new{2018-01-01 (月) 11:05:06};
- --  &new{2018-01-01 (月) 11:05:10};
- --  &new{2018-01-01 (月) 11:05:17};
-&color(darkorange){(届いた手紙を読んでいる …それから、一つ溜息をついてそれを畳む)&br;…家族が殺されて、今更になってやっと手紙だなんて… (一人、思い切り顔をしかめ、その手紙を暖炉に投げつけそうになって…止める)&br;(握りつぶしてしまったそれをもう一回畳みなおし、そして、複雑な顔で便箋を取り出し、筆を走らせた …送り先は、憎い男にではないけれど)&br;(ぐしゃぐしゃになった手紙を自分の封筒に同封し、投函した …その日は、お店を終日閉め、暗い部屋の中でじっとしていた)}; -- [[アリー>FA/0102]] &new{2018-01-01 (月) 11:08:39};
-此処かな・・・(お店を見つけたが・・・)・・しまってる・・定休日・・・だったのかな・・ -- [[リリア>FA/0009]] &new{2018-01-01 (月) 20:15:16};
--&color(darkorange){(少し遅れた開店、リリアの目の前でシャッターが上がる 現れたのは、明るい蜜柑色の髪をした女 赤い目にはクマがあり、泣いていたようにも見える)&br;(しかし、リリアを見れば目を瞬かせてから、にか、と明るく笑って見せる) おはようお嬢ちゃん! お花を買いに来たのかな? ごめんねえ、ちょっと寝坊しちゃってさ!}; --  &new{2018-01-01 (月) 20:44:40};
---ぁ・・・(目の前でシャッターが開いていく・・・女性のその容貌に少し面喰ってしまって)&br;ぇ・・ぁ・・・は、はい・・・此処に・・お花屋さんがあるって聞いて・・・・・・その・・大丈夫・・・ですか?(真っ赤になってる目とクマに、心配そうにして) -- [[リリア>FA/0009]] &new{2018-01-01 (月) 21:02:42};
---&color(darkorange){え? ああ、大丈夫大丈夫! ちょっと眠れなかっただけだから! ふふっ、有難うね、心配してくれて&br;(心配してくれた初対面の少女に心配かけまいと、しっかり笑って見せる) 私はアラミリエル、この花屋の店長さんだよ&br;お嬢さんは何のお花をお求めかな! お誕生日? それとも、もしかして大好きな彼氏さんにプレゼントとかぁ? んー? (にんまり笑って見せる)}; --  &new{2018-01-01 (月) 21:05:00};
---・・・そう・・ですか・・・ぁ・・り、リリア・・・っていいます・・・よろしく・・アラミリエル・・さん&br;えと・・自分の・・(部屋にと言いかけて)ふぇぇ!?・・か、彼氏・・は・・・い、いない・・です・・・(わたわたと否定して・・・)お、男の人・・に・・お花を渡すって・・・変・・じゃない・・でしょうか・・・(と少し迷う様に) -- [[リリア>FA/0009]] &new{2018-01-01 (月) 21:56:04};
---&color(darkorange){はい、よろしくリリア 良い子だね、ちゃんと名前を名乗れてる 良い女になるよ! (あはは、と明るく笑う 目元の隈は残ったままだけど、勤めて明るく)&br;うん? そうかな、好きなら好きって伝えるのは、男でも女でも大事な事だよ! リリアは私より若いのに保守的だねえ、ダメダメ、どんどんぐいぐい行かないと!&br;と、でも今日は自分用かな? (言いかけた言葉はちゃんと聞いてたようで、シャッターを開け切れば) 中へどうぞ、今日一番最初のお客様だ、ゆっくり見ていってよ&br;(色取り取り、種類満載の店内は華やかに) アルチェットの花屋へようこそ!}; --  &new{2018-01-01 (月) 22:05:22};
---(彼と同じセリフに思わずくすりと笑ってしまう)よく・・・あるんですか?・・あまり眠れない事・・&br;す・・っ!?・・・え・・えぇと・・・花を・・送るのって・・その・・・そういう・・事なんです・・か?(おろおろと)&br;は、はい・・・お部屋に・・飾りたいなって・・・春・・だし・・・色んなお花がいいなって・・・(わぁっと感嘆の息をついて見渡して) -- [[リリア>FA/0009]] &new{2018-01-01 (月) 22:37:20};
---&color(darkorange){うん? どうしたんだい、何を笑ってるのさ …ふふ、ごきげんだね (笑みを零した少女に目を細める そんなちょっとした仕草が酷く似ている)&br;んんー、まあ、その、うん、まあね 子供の頃にさ、ちょっと色々あって (苦笑して頬を描くが、慌てる様子を見て声を上げて笑う)&br;ねえリリア、誰か贈ってあげたい人は居る? … …もし今誰かを思い浮かべたなら、特別だ、一輪私からプレゼントしてあげる 初回サービスって奴さ (世話焼きな笑顔でそう言って)&br;もし誰も居なかったなら、自分用に一輪サービス、ってね うん? 色んな花ー…じゃあ、予算だけ聞いておこうかな 無理が無い範囲で選んであげる (華は全て瑞々しく、若い娘一人にしても完ぺきと言える手入れだった)}; --  &new{2018-01-01 (月) 22:42:53};
---・・・ぁ・・いえ・・・その・・・同じことを・・言われて・・・言い方も・・なんだか似ていたので・・つい・・・(すみませんと)&br;送って・・あげたい人・・・(贈って欲しい人・・・ならばいる・・その直感ともいえる思い付きを・・・実行してみたくなって)あ、ありがと・・ござい・・・ます・・(躊躇いがちにこくりと)&br;えと・・・(並んでいる花の値段と花瓶の大きさを鑑みて)このくらい・・なら・・・(小さめの花束を買えるくらいの額を提示して) -- [[リリア>FA/0009]] &new{2018-01-02 (火) 12:41:41};
---&color(darkorange){あはは、そっか、じゃあ二人からお墨付きって訳だから、堂々としなさいな、堂々と! 謝る事はないよ! (明るく笑ってそう言って)&br;ふむふむ、何か分からないけど、じゃあ、花束以外に一輪サービスだ (頷く少女ににっこりと微笑む 柔和な笑顔)&br;ふむふむ、うん、それならブーケ位なら作れるよ! ちょっと待ってねー… んー… しかし、ここらじゃ見ない子だね、引っ越してきたのかな? (華を選びながら)}; --  &new{2018-01-02 (火) 12:57:13};
---ぁぅ・・は・・・はい・・(躊躇いがちにそう頷いて)&br;(ありがとうございますと選定してもらう間、花を眺めて)いえ・・・普段はこっちの方には・・あまり来ない・・ので・・・(もっと街のあっちの方にいるんですと指し示して) -- [[リリア>FA/0009]] &new{2018-01-02 (火) 13:12:55};
---&color(darkorange){そう? 何、じゃあわざわざうちの華を買いに? やあ、嬉しいねそれは 誰かの紹介? それとも噂でも流れてる?&br;『美人な女店長が切り盛りしてる最高の花屋さん!』なぁんて、雑誌の取材でも来たらどうしようー! なんて! (華を一輪頬に当てて乙女チックなポーズを取ってから、恥ずかしくなって誤魔化す)&br;(賑やかで明るい店主は、そんな事をしながらも手際よく花束を作る 女の子がもって似合いそうな、華やかで可愛らしいブーケが出来上がっていく)}; --  &new{2018-01-02 (火) 13:22:41};
---(乙女チックなポーズにくすくすと笑ってからどう言うべきか少し迷って)その・・・どちらかというと・・紹介・・ですね・・・その人は・・貴女の事をとても怖がってましたけど・・・&br;(出来上がっていくブーケを見れば嬉しそうに、ちょっとどきどきとして) -- [[リリア>FA/0009]] &new{2018-01-02 (火) 19:47:54};
---&color(darkorange){とても怖がってたぁ? …う、うーん、もしかしてイタム君? あの子にこないだアイアンクローをかましちゃってるんだよね…&br;(そんな話をしながら、ブーケにリボンをかける フリルの施された紙で包まれたそれは、彩り豊かだが清楚な花束)&br;はい、それとー…一輪なら、これかな (とげを抜いた薔薇に、白いリボン) はい、お代はまとめてさっきの金額で大丈夫だよ}; --  &new{2018-01-02 (火) 20:57:06};
---い、イタム・・さん・・・に・・そんな事・・・されたんです・・か?(はわわと震えて)・・・いえ・・昔・・酷い事をしてしまったから・・と・・・&br;(ありがとう御座いますとお礼を言いながらまとめてお代をはらい・・お花を抱えて)最近・・・お手紙を送った・・・とも・・・ -- [[リリア>FA/0009]] &new{2018-01-02 (火) 21:25:52};
---&color(darkorange){いやあ、色々あってねぇ…って、昔酷い事を? (お代を受け取りながら首を傾げて)&br;(そして、続く言葉に一瞬遅れて、表情が消える) …何、あの人の知り合い? 言われてきたの? (さっきまでの朗らかな顔から一転の、色の無い目でリリアを見つめる)}; --  &new{2018-01-02 (火) 21:38:57};
---(一転して変わる雰囲気に「あぁやっぱり」と肩を落とす・・そのままぺこりと頭を下げて)だます様な事をして・・ごめんなさい&br;ただどうしても・・・貴女とお話をしたくて・・・伺った次第です・・ -- [[リリア>FA/0009]] &new{2018-01-02 (火) 22:05:06};
---&color(darkorange){…良いよ、別に君が憎い訳じゃあないし (そこはあっさりと返し、しかし滑らかな眉間に皺が深く)&br;でも、やっぱり根っこは変わってなかったかあの男、こんな小さい子を様子見に立たせるなんて、最低だ …話したいって言えって言われたんでしょ?&br;ごめんね、ええと、リリアちゃん? …あんなのでも血が繋がってるから、謝らせて 迷惑かけたみたいで (眉間の皺を揉み解しながら)}; --  &new{2018-01-02 (火) 22:33:57};
---冷静・・なんです・・ね・・・(坊主憎けりゃ袈裟まで憎いとなるかと思っていたので少し戸惑う・・・)&br;(困ったように微笑み)・・・怖がり・・なんだと思います・・・・家族から逃げ続けていると・・言ってました・・・(振るりと首を振り)贈った手紙が・・破かれていないかと・・心配していたので・・私が申し出た・・次第です・・・(「会いたい」と言うべきなのは自分ではない、そこはきっちり線引きをする) -- [[リリア>FA/0009]] &new{2018-01-02 (火) 22:58:17};
---&color(darkorange){君が男なら、その顔をぶん殴ってた でも、女の子だし、あの男から言われたら断れないでしょう 怖いもんね、男は&br;怖がる? あの男が? 誰を? …ここにわざわざ来たからには、知ってるんでしょう? (此処に居ない血縁をあざけるように鼻を鳴らす) 親を殺して、今更何が怖いのかな&br;…手紙? ああ、手紙ね アレはもう私の手元にないよ すぐに処理したから (呼んだ、とは言わなかった 酷く、自分が意地の悪い顔をしてるのが分かった)&br;君が? なんで? …あの男の為に? …弱みでも握られてるなら、相談に乗るけど (深く息を吐く) …じゃなきゃあ、帰った方が良いと思う&br;(わざと突き放すような言葉を選ぶ 握った拳が震えているのがリリアにも分かる 怒りではない理由の震え) 話す事なんてないよ、私には ()}; --  &new{2018-01-02 (火) 23:09:03};
---(似合わない意地の悪い顔に、なんとなく自分が引き際を誤った事を察する・・・同時に彼女の今の心境も察せられた気がした)&br;(処理といった・・・処分ではなく・・・その言い回しの些細な違いと意地悪な表情に何かしらの企みを感じる・・・手の震えの理由までは察せられなかったけれど)&br;・・お花・・ありがとうございました・・・大切に・・供えさせて・・いただきます・・・(ぺこりと一礼するとその場を後にして) -- [[リリア>FA/0009]] &new{2018-01-02 (火) 23:35:05};
--- &color(darkorange){…うん、花は、大事にしてあげて …その一輪、誰に上げるか分からないけど、花には罪はないから&br;…気をつけてね 今はどうか分からないけど、あの男の根っこは、傍若無人で自分勝手な乱暴者だから (見送らなかった、自分が今どれだけ醜い表情なのか分からなかったから)}; --  &new{2018-01-03 (水) 00:13:08};
-あら、春だけあって華やかね。並びも素敵だわ(野太い声が店先から飛び込んでくる)&br;ここなら安心して任せられそう。ねえ、賑やかな花束をひとつ作ってくれないかしら?(ぬう。と巨岩のようにガッチリした筋肉に鎧われた大男が入ってくる) -- [[ダリア>FA/9000]] &new{2018-01-02 (火) 21:33:43};
--&color(darkorange){(鼻歌交じりに店の花の世話をしている所に男の声 お客さんかな、と首を傾げてそっちに向かえば)&br;わひゃあっ!? あ、あっと、え、あ、花束? お客さん? (目を白黒させる町娘、その筋肉に圧倒される一般人)&br;あ、あの、賑やかって言っても、こう、シーンがあるんで、えっと、ご家族とかですかァ?! (動転して声がひっくり返る)}; --  &new{2018-01-02 (火) 21:41:07};
---そうよ。店頭のディスプレイのセンスを見込んで、アナタに見繕ってほしいの(にっこり、微笑みかける2m超の巨人…エルフ?)&br; ご家族用といえば、そうね。もうすぐ妹の命日なの(言葉に悲壮感はなく、ただ積み重ねられた風雪だけを感じさせるかもしれない)&br; といっても、お墓は故郷だし実際に供えるわけじゃないのよ。花が好きだったあの子を思い出して偲ぶために、宿に飾りたいだけ。だから、華やかなのがいいわ -- [[ダリア>FA/9000]] &new{2018-01-02 (火) 21:48:36};
---&color(darkorange){花屋さんでジャケ買いって中々チャレンジャーだねおにいー…お姉さん? (客商売なので、そこら辺の機微が働いて)&br;命日ですか …うん、じゃあ、判りました 花が好きな人でも喜ぶようなの、作って見せますよ! (にっこりとしっかり笑えば、豊かな胸を叩いて請け負い)&br;一応、ご予算聞いておきますね それと、妹さんが好きだった色とかがあったら}; --  &new{2018-01-02 (火) 22:03:12};
---アタシそういうの見る目は自信あるのよ?(察しの良い対応に笑顔で)ダリア姐さんって呼んでね&br; あら、頼もしいわね。…ホントは、お店にある花ぜんぶって言いたいくらいよ(予算を聞かれて、そして答える内容は花束ひとつなら最高値の花だけ束ねてもどうにかなる額面)&br; あの子は白が好きだったわ。真っ白い花を両手に抱えて、墓前に供えてあげられれば…って毎年思うけど、ダメね。勇気が出なくて(ぽつりと零す) -- [[ダリア>FA/9000]] &new{2018-01-02 (火) 22:18:32};
---&color(darkorange){ダリアさんね、お眼鏡に適ったなら嬉しいな って、全部なんて言われたら3日待ってもらわないとなあ 包むだけで大忙しだよ (明るく笑った)&br;ふんふん、それならかなりしっかりできるけど―…そうだね、部屋に飾るなら、大きいのよりも、選りすぐりが良いかもね 任せて頂戴な! (しっかり頷いてから、話を聞きながら花を選ぶ)&br;そういう物だよ、私も、両親のお墓に備えられるようになったのは、両親が亡くなってから2年経ってからだったし… 大事なら、そうなっちゃうよね&br;…ねえ、ダリアさん、どの辺りの生まれ? (不意にそんな事を尋ねる)}; --  &new{2018-01-02 (火) 22:38:41};
---(方針が決まれば迷いなく花を選んでいく姿に長い前髪の向こうから信頼の視線を送るゴツいの)&br; …アタシ、あの子に恨まれてたんじゃないかって不安なの。可笑しいでしょ?こんな図体をした大人が何年も…いえ何十年もね、血を分けた妹のお墓の前に立てないなんて(自虐的な微笑み)&br; まあ…ご両親を(ふ、と表情に悼むような気色が混じる)このお店は、じゃあ一人で?&br; 西方は霧深き森の奥、エルフィンプライムって国の生まれよ。おおらかで、いい街だったわ(アリーからは見えないが、遠い目をしているようだ) -- [[ダリア>FA/9000]] &new{2018-01-02 (火) 22:51:38};
---&color(darkorange){二人の関係を、私は知らないけど…少なくとも、何十年も思い続けてるなら、こッとそれは天国の相手にも伝わってるはずだよ&br;イタム気持ちは絶対届くし、それはきっと、天国に行った人達も見てくれてる …だから、こうして花束を贈るんだ 大丈夫だよ、ダリアさん&br;少なくとも、初めて会った私でも、ダリアさんが、妹さんの事が大事だったのは伝わるもの (そう言って微笑んだ)&br;うん、一人 時々親戚にも手伝ってもらうけどね …エルフィンプライム …西の大森林ね? あの辺りかあ…&br;(頷いてから少し手を止めて…そして、出来上がるブーケ 白を基調にして、カラースプレーを散らしたケーキのように、可愛らしく色々な花で彩る)&br;(そしてその中央にあるのは、ダリアも見覚えがあるかもしれない) …大森林に生えてる花は扱ってなかったけど、向こうの地方の白い花って言ったら、これだよね 種類は同じだと思うんだけどー… (どう?と)}; --  &new{2018-01-02 (火) 23:03:12};
---妹とアタシはね、同じ呪いにかかって死ぬ運命だったの。解呪できる方法を探して世界を飛び回ったけど、結局呪いは解けず…かわりの治療法に出会う前に、丈夫なアタシより先に妹は世を去ったの&br; あわてて故郷に戻ったとき、アタシが自分ひとり助かりたくて妹を捨てたなんて噂も耳にして…怖くて逃げだしちゃったの。傍にいて一緒に死んであげるんだった、なんて悩んだりね。…弱いものよ、「お兄ちゃん」なんて&br; (完成したブーケに、ハッと息をのむ)…やだ、何年ぶりに見たかしら。この花…(声が少し、震えていたかもしれない)&br; 「治療」のせいで涙なんて失くしちゃったけど、そうでなければ…きっとアタシ、泣いていたわ(花束を受け取り、泣き顔を見られまいとする乙女のように足早に店を出る。伝えた予算どおりの金貨を置いて)&br; ありがとう。また、お花を戴きに来るわね -- [[ダリア>FA/9000]] &new{2018-01-02 (火) 23:22:55};
---&color(darkorange){…そんなの、ダリアさん何にも悪くないじゃん? …運と、時間が悪かったんだよ 誰も悪くないよ、そんなの…&br;妹さんも、判ってると思うよ … (お兄ちゃん、という単語に眉を寄せるが、息を吐き) 自分を助けようと奔走した人を、怨むことはしないよ、「妹」だからね&br;…私の兄も、ダリアさんみたいな人だったら良かったのにと思うよ (かすれた声でそう伝えて、そして、金貨を受け取れば) いつでも来てね、ダリアさん&br;ダリアさんが良ければ、大森林の花も入荷しておくからさ またね! (戸口まで見送った)}; --  &new{2018-01-03 (水) 00:10:12};
-(深呼吸)(深呼吸)…よし&br; (アリーが花代を受け取りに墓守詰め所に来る週末、いつも通り両親のお墓に手を合わせていくのを確認したあと時間をずらして花屋を訪ねる)&br; アリ姉ちゃん!(気持ち速足で、花屋に飛び込むなり)''闘技場で仇討ちバトルやるって、本当なの?!''(ひっかき回しスタート) -- [[イタム>FA/0026]] &new{2018-01-05 (金) 23:53:57};
--&color(darkorange){(墓参りを終えて帰り、一息ついた   月命日ではあるが、午後はいつも店を開いている   評判の良い花屋だった母への手向けだと思っているからだ)&br;(気持ちを切り替えてシャッターを開けたところで、駆けてくる青年の姿を見つけて目を瞬かせる)  い、イタム君どうしたのそんな息きらせて…&br;ってはああああ!?   え、なにそれ、私が?  闘技場で!? }; --  &new{2018-01-06 (土) 12:08:50};
---何から話そうか…待ってね、えっと(驚く顔の前に手を広げて、息を整える)&br; さっきアリ姉ちゃんがお墓参りしてるの物陰から見てるヒトが居たんで声をかけてみたら、僕が前から通ってる道場の師範代さんでさ。自分のことアリ姉ちゃんの兄だって言うんだ&br; で、なんで声かけないのか聞いたら妹から両親を奪ったのは自分だからって…。僕その人から聞くまでそのへんの事情知らなくて(これは、本当のこと)ごめん。道場でも普通に話してたよ。その…お兄さんと&br; なんで隠れて見てたのかって聞くと、手紙をちゃんと読んでもらえたか不安になって様子を見てたって。なんでも、アリ姉ちゃんが20歳になるまでに自分は罪を償って決着をつける約束になっているとかで…アリ姉ちゃんなら両親の仇討ちを願うだろうから自分はそのときに討たれる覚悟だって&br; その''決闘の日時を打診する手紙を出したけど返事がないから心配になった''って言ってた(嘘だ)&br;…ねえ、本当にやるの?仇討ちなんて(実際そうなりかねない、あるいはもっとひどい結末になる可能性もあると考えている墓守の表情は嘘を語りながらも真剣そのもので) 僕、心配だよ(これも、本当) -- [[イタム>FA/0026]] &new{2018-01-06 (土) 14:00:35};
---&color(darkorange){師範代…イタムの先生? それがあの男だって言うの? そう …イタムの自由だけど、私は別の道場を探す事を勧めるよ 何があるか分かったもんじゃあない&br;(思いっきり眉を顰めるも、そう言うに留まる 嫌悪はあるが冷静な様子を見せ…)&br;…でも、見られてたの? …実際に参りもせず、見てるだけなんて 半端な事をしてる …いや、良いよ、イタムは知らなかったんだしね 私に遠慮することはないよ&br;(そう言って物事を切り分けようとしたが、しかし) 決闘? …ああ、そう (その言葉に表情を無くす) 償うとか、責を受けるとか、殊勝な事を書いておきながら、そう、イタムには決闘なんて言ったんだ? あの男は&br;(顔色が白くなりながら、口元に歪むような笑み) 討たれる覚悟なんて口だけよ、そんなの 戦う気満々じゃない やっぱり、様子を見てろなんて言われて我慢してた私が、馬鹿みたいじゃない…&br;敵討ちは、するよ (イタムの問いかけに、短く返す 真っ白な顔で頷く) イタム、この事については、もう、話すのを、止めよう? 踏み込んでも、良い事、無いよ}; --  &new{2018-01-06 (土) 15:19:09};
---別の道場は、探さなくても大丈夫。少し前にね、お兄さ…「その人」が師範代を次の人に代わってもらう手続きをしてるって古参の門下生が言ってて、近々別のセンセイに代わるみたい。せっかく師範代にまでなったのに勿体ないと思ってたけど、こういう事情だったんだね…&br; でもまあ、時々怖いなって感じるトコある人だし(嘘ではない。危険を愉しむように飛び込む癖も、今思えば自責か憂さ晴らしか…)アリ姉ちゃんが警戒するの、分かるよ&br; (あ。読んだんだ…手紙。と心中で)んー…。でも踏み込まないと、なんだよね。仇討ちするってなると余計に&br; 「その人」から話を聞いたのは僕ともう一人。墓守の先輩で「大騒ぎするとアリーちゃんが困るかもだから聞いた話はとりあえず内緒にして、オマエちょっと行って確かめてこい」って僕を走らせたんだ。…アリ姉ちゃん、墓守仲間じゃアイドルだからね&br; 「アリーちゃんが仇討ちなんかするとは思えない。何か行き違いがあるようならオマエが間に入ってとりなせ。あの道場通ってるんだろ」って言われちゃってさ(苦笑する。確かに適任のポジションだ)&br; でも「誤解とかじゃなくアリーちゃんが仇討ちをするって話なら、知り合いみんなに話して危険なことは辞めてくれって有志全員でお願いしよう。大事になっても構わない」なんて言っててさ…ねえ、本当にするの?仇討ち&br; …アリ姉ちゃんは、20歳になったらどういう決着がつくと思ってたのかな。なにか聞いてたりするの?様子を見ろって言ったヒト…きっとお兄さんに決着の約束させたヒトだよね?そのヒトからさ -- [[いたむ]] &new{2018-01-06 (土) 20:03:23};
---&color(darkorange){ふうん…そう、準備は出来てるんだね …警戒じゃないよ、事実さ 10年経とうが20年経とうが、人は変わらない それを証明させるだけだよ&br;他にも動いてる人が居るの? 墓守の? …ベン爺さん? それともヨーゼフさん? (自分とよく話す別の墓守の名を挙げ、少しだけ弱ったように顔をしかめる)&br;…他の人がこうして関わって来た時点で、私は困るんだけどね…私と、あの男の問題なんだから 行き違いじゃないよ、もう知ってるんでしょう? あの男がパパとママを殺して、今ものうのうと生きてる だから、罪を償わせなきゃいけない&br;(それだけだよ、と冷たい声 それから、ぐっとイタムを睨みつける …恨みは無いし、心配も分かってしまうから、憎しみは込められないけれど)&br;するよ、あの男が決闘だなんて息巻いてるなら、私はどんな手を使ってでも、あの男を殺す 誰に留められても …どういう決着?&br;…それを聞いてどうするのさ、イタムが代わりにあの男をどうにかしてくれる? …しないよね、イタムはあの男の弟子だもんね、味方だもんね&br;… (自分の舌の根が苦くなるような事を言い、少しの沈黙の後、息を吐く) …期日まで、待てって言われただけだよ 殺すのは、あの男が変わっていないことが証明出来てからで良いって}; --  &new{2018-01-06 (土) 22:20:02};
---期日まで待って、変わってないと分かったとして…仇討ちでなく、どう殺すの?(冒険者の街とはいえ、仇討ちや闘技場での事故死がギリギリのところだろう。殺人者が罪に問われないためには)&br; わかるでしょ?止めたいって僕らの気持ち。…アリ姉ちゃんが、お尋ね者になっちゃうようなことさせられないよ&br; たとえ二人の問題だとしても…半分はアリ姉ちゃんの問題で、アリ姉ちゃんの人生を変えちゃう大問題なら捨て置けないってファンが居るんだよ。僕もだけど。&br; どうしても殺す…仇討ちするのを止められないなら、今度は助太刀したいって言いだすかもね。相手は強いもの。アリ姉ちゃんの言うみたいに、討たれる覚悟が形だけのものなら返り討ちにされちゃうよ&br; …僕は、そうだね。あの人の弟子だ。週に二日だけだけど(今のお給金じゃ月謝がねーと苦笑して)たとえば、覗き見されたくないなら僕からそう言うよ。殺したいから殺されろというなら、それだって伝えちゃう。…でも、そうか&br; あの人がもし言われて大人しくその通りにするようなら、アリ姉ちゃんの側は殺す大義を失くしちゃうのかな&br; 「変わってない」ってことが証明できなくなるから(そうすれば、この人は手を汚さなくて済む。…心のわだかまりは別として) -- [[イタム>FA/0026]] &new{2018-01-06 (土) 22:56:28};
---&color(darkorange){それ教えたら、イタムはあの男に教えるでしょ? …そうじゃなくても、…幼馴染に、人殺しの話はしたくない 心は変わらなくても、口には出したくない…&br;(気付けば、女は関節が白くなるほどに拳を握りしめていた あくまで普通の町娘である少女には、やはり、重いのだろう 顔色は白を通り越し、青い)&br;… …ファンなんて 死んだら、段々みんな忘れてくもんだよ パパとママの事すら、段々とみんな忘れてるんだもん それをずっと見て来たし、感じて来た …私が町から居なくなっても、死んでも、その内ね&br;助太刀なんていらない!! …っ (思わず叫んだ口を押さえ、酷く痛むような顔で) …皆の手は借りないし、借りれない これは、私とあの男の問題だから (抜け出せない善性 だからこそ狼狽して)&br;(月謝の話をされれば、少しだけ空気が緩むような表情をして) …返り討ちに合うなら、それも良い どうせ、パパとママの元に召されるだけだし、あの人が居なかったら、私はもうあの時に死んでるんだし その通りになるだけだよ&br;(見え隠れする誰かの影 深呼吸する少女) …変わってないはずないじゃない こんな風に、イタムをよこして、自分が顔を出しもしない卑怯な男なんだから}; --  &new{2018-01-06 (土) 23:36:00};
---墓参の絶えたお墓なんて、山ほど見てきたよ。思い出を作っている間は、ヒトも物も生きてる。思い出されるだけになると、それは死んでる。思い出されなくなったら…お墓も均しちゃう。…アリ姉ちゃんもファンたちも、まだ生きてるよ。そして、一緒に生きてほしいって願ってるんだ&br; 変わってないはずないよ。誰ひとりとして。アリ姉ちゃんは「あの時」に全部失ったかもしれないけど、花屋を継いで、ファンもできて…仕事ぶりを褒めてくれるお客さんだって居る。僕見たことあるよ?花なんか似合いそうもない無骨な大男が嬉しそうに花束抱えてお店から出てくるのを&br; 「あの時のまま死んでてもいいヒト」なんて、もう何処にも居ないんだよ。アリ姉ちゃん。ご両親だって、最初からファンが居たわけじゃない&br; あの人も、きっとそうなんだよ。僕はまだ日が浅いけど、古参のお弟子さんなんかは困ったセンセイだと苦笑しながらもあの人のことを慕ってる。最近じゃ幼年部なんてのも始めて小さい子供たちからも人気みたいだ&br; 僕らからアリ姉ちゃんを…(そして弟子たちからお兄さんを。…言葉には、しない)奪わないでよ。そのためにできることなら、何だってするから(体を「く」の字に折る懇願。そして沈黙) -- [[イタム>FA/0026]] &new{2018-01-07 (日) 00:17:26};
---&color(darkorange){… (イタムの説得を聞く 聞きながら、段々と自分が惨めになってくる) …何よ、そんな風な事言って…&br;そんな事言われても、じゃあどうしろって言うの? 親を殺された無念の気持ちだけ抱えて生きろって? あの男が変わりもしてないのに、へらへら笑ってるのに!!&br;(そして、激情がうねり、言うつもりじゃない言葉が零れる) イタムから私を奪うなって?! なによ、私の今までの気持ちも知らないで、我慢して、何とか一人でやってきて! あの男をどうにかしてやりたくて! それで生きて来たのに、それを止めろって言うの?&br;(頭を下げてまで踏み込んだイタムに、叩き付けるべき言葉じゃないと分かっているのに) 私のこれは、子供の我儘なの?! 許せって、目の前で親を焼かれた私に、なんで許せってなんで言えるのよ!! 何でも出来るなら、生き返らせてよ、パパとママを…!!&br;(悲鳴のような声を上げて、顔を両手で隠す 死者が還らない事をよく知っている墓守に言うべき言葉じゃないのだ 自分が酷く見難く惨めに思えて、そのまま涙を流す顔を押さえて隠して…)&br;… …じゃあ、あの男が変わったって証拠を、見せてよ パパとママを奪ったあの男がこの世に居て良い理由を教えてよ …私のこの恨みを晴らす方法を、教えてよォ…&br;(へたりとその場に膝をついて、嗚咽を零した 鍛えたイタムの身体より小さな女は、細い肩を震わせて泣いていた)}; --  &new{2018-01-07 (日) 19:15:04};
---(極まった感情の嵐だ。でも、無理もない。引き起こしたのは自分だ。ただ頭を下げたまま、ひとつ凪ぎが来るのを待つ)…アリ姉ちゃん&br; 「許せ」なんて、一度も言ってないよ。僕らが止めたいのは、アリ姉ちゃんが返り討ちに遭ったり私刑だって後ろ指さされることになりかねないような仇討ちだけ。復讐のために命を落としたり、日陰者になってほしくないんだ。&br; ちゃんと、どうにかしよう。それは向こうもそう思ってるとおもう。なにしろ「決着」の約束があるんでしょ?それは果たされるべきだよ。&br; 「変わってないことが証明されたら」だっけ?後見人さんのつけた条件も、ちゃんと本人を見て確かめて…それで「やっぱり死んでもらおう」ってことになったら正規の手順を踏んで、助っ人もしっかり揃えて仇討ちしよう。&br; 更生してないとなれば様子を見ろって言った後見人さんや、お兄さんを引き取って弟子にしたっていう道場の師範さんにも責任のある話になるしね。一度、集まって話し合わなきゃ。…まずはそのために、できることがあれば何だってする&br; (崩れ落ちるアリーを追うように「ぺたん」と床に座る。幾つも愁嘆場を見てきた目が、今は潤んでいる)…大切な人を奪われた恨みを晴らす方法なんて、ないよ。仇討ちをしたって晴れないんだ。本当には。&br; (仇討ちを遂げたのだから恨みも晴れたと強く信じている間は確かに、晴れやかな気分も続くだろう。しかし大切な人は戻ってこない。ただ憎むべき相手まで居なくなったというだけで、なぜ自分がこんな目に…という感情が消えることはない。仇討ちを果たした後、身を持ち崩し…自ら命を絶つ者も居る。墓守には、アリーもまたそうした復讐者に見えた)&br; お兄さんが「あの時」に死んでて、もし生きてなかったら(家族を一度に失い、恨むべき相手すら居なければ…)アリ姉ちゃんは…(こうして花屋を継いで人を笑顔にしていただろうか。言葉にすべきじゃない、と疑問を飲み込む)&br; とりあえず、話し合いの機会を設けてよ。後見人さんにも連絡とってさ。そしたら、僕も今日お兄さんから聞いた話を誰にも言わない。墓守仲間にも、心配しないよう言っておくから -- [[イタム>FA/0026]] &new{2018-01-08 (月) 13:52:32};
---&color(darkorange){(静かなイタムの声が悲嘆と憤怒に汚れた耳を濯ぐ それは、はじめてかけられる『前に進むための言葉』)&br;(親を兄に殺されて一人で生きて来た少女に、周囲がかけるのは暖かく、しかし憐れむ言葉ばかりで 励まされもしたが、しかし、それは悲しみを遠ざけるものではなかった)&br;(その優しさのお蔭で立ち直れたのも確かだが、その温かさが胸の奥の恨みを腐らせて、身を蝕ませてきたのも事実だった その中で、初めて、) 仇討ちを、しようなんて… (恨みを怨みとして認める言葉に、ゆるゆると顔を上げる)&br;(涙でぐしゃぐしゃになった顔は、普段勝ち気で明るく笑う少女からは考えられない程に弱々しく、疲れ果てた顔 悲嘆の嗚咽すら尽きた顔)&br;…決着は、果たすわ …果たす、けど… (イタムの目が潤むのを見て、その何倍もの涙がまた零れる 顔を押さえていた手を力無く膝に下げ、隠しもせずに涙を流しながら、深く息を吐き出す)&br;…分かってるわ… 殺して、でも、何が変わる訳じゃないって… …でも、どうすればいいか分からないし、…殺した後、何をすればいいか、判らなくて…&br;(ほとほとと顎から涙を滴らせながら嗚咽を零す きっと、イタムの予想通りだろう このまま復讐を成していたら、きっと、早晩、花に咲いた店内に揺れる物言わぬ物が増えるだけだったのだ)&br;…話し合い… なんて… …何を話せばいいの …あの男と、私、… (困憊したまま、息を吐いて) …連絡… 手紙は、送れるから … (小さく、頷いた 考える事に疲れたのか、素直に)}; --  &new{2018-01-08 (月) 21:39:28};
---たぶんアリ姉ちゃんは「決着」って言葉で「もう恨みながら暮らさなくても良くなる解決」みたいなのを考えてるんだと思う。でもそんなものは無いから、何を話せばいいのか分からなくなるんだよ。そんなことができるのは仇討ちくらいしかないって、救いを求めていたのかしれない。…恨みながら生きるのは、本当に苦しいからね。&br; でも恨みを晴らす方法はないんだ。ただ晴れるのを待つだけ。…そしてそんな日は来ないかもしれない。&br; 話し合いはきっと現状を確認して…これからも恨みを抱えて暮らしていくために、今より楽に暮らせる距離と関係を探るんだって勝手に思ってる。&br; もしお兄さんが何も変わってなくて、ドコに居てもどう関わっても無駄だなってなったら…盛大にやろう(仇討ちを)&br; 道場関係者ってことで僕が助太刀できないなら、かわりに頼もしい助っ人を探そう。…できれば後腐れないよう、この街の住人でない旅のヒトで。アリ姉ちゃんが信用できる人で…見た目から強そうで、武術に長けてるような。…そんな都合のいい人、居ないかな(苦笑する)&br; …うん、連絡おねがい。ダメでなければ、僕も話し合いに並ばせてよ。ダメでなければだけど(立ち上がって暫し沈黙)&br; 今日はゴメンね。お手紙のお返事きたら、また教えて(去り際、もう一言何か言おうと口を開いたが…どこか潤んだ目のまま深く頭を下げて、花屋を後にした) -- [[イタム>FA/0026]] &new{2018-01-08 (月) 22:43:51};
---&color(darkorange){苦しいよ…ずっと、苦しくて、でも、恨みが消えなくて、悔しくて、悲しくて… 楽になりたくて、でも、出来なくて…&br;(繋ぎ止めたのは、母が遺した店…家庭への未練と、兄を憎む気持ち それを片方離しただけで、落ちてしまいそうな恐怖があった)&br;… その時は、イタム お願い …私、誰も、頼れる人、いないもん …後見人なんて言っても、めったに帰ってこない遠い血縁だもの&br;… (立ち上がるイタムの顔を見れないまま、俯いて) …イタム、ごめん …味方に、なって …あの男の方に、いかないで… (見えない顔から、新しい雫が床に落ちるのが、イタムにも見えた)&br;… … (返事が来たら、と言う言葉に小さく頷く頭 戸口で振り返ったイタムが見た女の姿はひどく小さく、灯りをつけない花屋の店内に、暗く蹲って)&br;…パパ… ママ… (遠のく青年の足音を聞きながら、一人、顔を手で覆って泣くのだった)}; --  &new{2018-01-08 (月) 23:04:21};
-ハアイ♪また来ちゃったわ(おおらかな街の出身と言っていた大男が重量級の体躯に軽いノリで来店)&br; このあいだは素敵な花束をありがとう。…ねえ、あの白いののほかにも西方のお花を扱ってたりする?&br; あったら、見せてほしいの -- [[ダリア>FA/9000]] &new{2018-01-09 (火) 08:49:55};
--&color(darkorange){あ、ダリアさん…   いらっしゃい    (少し萎れたような表情だが、遅れて笑顔を浮かべて迎える)&br;西の花?   うpん、うん、数は多くないけどね   えーっと…この辺りが西側の花だけど、範囲が広いから…   (少し考えてから、ひとつ花をつまむ)&br;これは?   西のある国で国花にもなってるの   (薄紅色で、小さな花が連なっている)}; --  &new{2018-01-09 (火) 12:07:19};
---国花に?…あら、可憐な花ね(そっと、ゴツい指先で淡い紅の先端に触れる)知ってる国かしら?&br; …どうしたの?元気がないみたいだけど(花に触れていた手をひっこめて、改めてしげしげとアリーを見る)&br; 乙女の悩み事?アタシで、力になれることかしら(聞くわよ?と低い落ち着いた声で) -- [[ダリア>FA/9000]] &new{2018-01-09 (火) 12:22:47};
---&color(darkorange){うーん、確か海沿いのなんとかって国でね   (ダリアの生まれた森よりも更に西の国の名を挙げる)   海の青にこの花のマークが国旗になってるんだよ&br;(そんな話をしつつ、顔を見られれば自分の頬に手を当てる)  チーク強い色にしたんだけど、顔色ばれちゃった?   ダリアさんには敵わないなあ…&br;(眉を下げて笑い、ちょっと首をかしげるようにして言葉を探す様子…)   ダリアさん、誰かを殺してやりたいって思ったこと、ある?}; --  &new{2018-01-09 (火) 19:29:54};
---あら、ま。随分と遠くから来た花ね(国の名前を聞いて、前髪の向こうで目が丸くなる気配)&br; …アタシ、そういうのを見る目も自信あるの。メイクの腕もそれなりなのよ(ふふふと笑う)&br; うーん、そうねぇ(首をかしげ返して) 小さいころまだ故郷の森をうろついていたドラゴンゾンビたち。ドラゴンゾンビの主でアタシと妹に呪いをかけた古代の邪神。邪神を呼び出したというアタシたちのご先祖。…まだ幼い妹の傍に居てあげられなかった自分(つらつらと出てくるので中略)…あと、サラダを4人前頼んだら飼い葉桶で出してきた宿屋のオヤジかしら(失礼しちゃうわ。と憤慨)&br; …生きてればそれなりに、思うものよ。で、アタシは誰を殺せばいいの?(話が早すぎる)力になるわよ? -- [[ダリア>FA/9000]] &new{2018-01-09 (火) 20:11:25};
---&color(darkorange){最近は魔法も流通も発達してるからね、遠くからでも運んで来れるようになったんだよ 私も初めて見る花も増えてきて、楽しいもんさ (そう言って少しだけ笑って)&br;うん、なんかそれは分かる…多分私女子力で負ける…っ (笑う表情につられ、少しずつ普段の調子を戻し…しかし、詩を読む様に長々と上げられる殺したい相手に言葉を失い、目を丸くした)&br;(そして、何でもない事の様に尋ねてきた相手に言葉を忘れ、パクパクと口を動かす 強めの頬化粧でも分かる位顔色を失って) …う、ううん、良いの 大丈夫 …ダリアさん、怖い人なんだね…}; --  &new{2018-01-09 (火) 21:25:14};
---あら。心外ね(怖い人と言われれば、苦笑して)でも、殺してやりたいと思う相手というのが怪物や邪神じゃないことは分かったわ。&br; 人間ね?…それも、近しい人。違うかしら?(艶のある笑みを口元に浮かべて)恋の相手?悪いオトコなら、アタシの平手打ちくらいがちょうどいいかも&br; それとも…前に来たとき言っていた、お兄さん(私の兄もダリアさんみたいな人だったら、というくだり)のこと?(嫣然とした笑みから、表情が少し陰る) -- [[ダリア>FA/9000]] &new{2018-01-09 (火) 21:43:17};
---&color(darkorange){…私はただの町娘だよ… 怪物みたいな奴に恨みはあるけど、…なんか、ダリアさんは次元が違ったよ (呆れたように疲れた顔に笑みを浮かべ)&br;恋で狂った事はないよ、お蔭様 …っ … よく判るね ダリアさんは凄いなあ (店内の腰かけに腰を下ろし、お見通しだ、と肩を落として笑う)&br;ダリアさんはさ 自分と妹さんを助けようとして、それで間に合わなかったって自分を責めてるけどさ …私は、ダリアさんは立派なお兄ちゃんだと思うよ&br;… …私の兄は、両親を殺したんだ 私の目の前で 魔法使いだったんだけどさ (ぽつぽつと話す過去の話 まだ兄は生きていて、町外れで道場をやってると) …殺したい位に怨んできたのに、ここにきて、罪を償いたいだなんてさ}; --  &new{2018-01-09 (火) 22:43:38};
---乙女は強くなくちゃ勤まらないわ。アナタも女のコで居るなら、いつかアタシより強くなれるわよ?(次元が違うと言われて肩をすくめる)&br; …妹は、巻き添えで呪いを受けた可能性もあるの(アリーからは見えない両目が伏せられた気配)。最後の屍竜を倒して、邪神討伐に名乗りを上げたアタシのね&br; まだ細マッチョだったころだけど、魔法だけは得意で…邪神にも勝てると思いあがって(自嘲するような、少しいびつな笑み) けして、立派な兄じゃないわ&br; 償いたいってことは、悔いているのね。…本意でなく肉親を死に追いやった魔法使い。今でも殺したくなる「かつてのアタシ」とそっくりね(胸元で拳を打ち合わせ)&br; じゃあ半殺しでいいかしら?(話が早い。しかし今度はカマをかけるのでなく明らかに冗談と知れる声色)…アナタは、どうしたいの?&br; 償えるものじゃないのは、相手にだってわかってるでしょうけど…それでも、っていうその気持ち(自分が抱え続けている気持ちにも似たそれ)少し、分かるわね -- [[ダリア>FA/9000]] &new{2018-01-09 (火) 23:08:39};
---&color(darkorange){…あの人と似てる 魔法が得意で、増長して (は、は、と声を漏らして笑って) どうだか …今更、悔いてるなんて言われて、私にどうしろって言うのさ&br;殺してやるって思って、押しとどめられて我慢して やっと思いを遂げられる頃になって、手紙なんてよこして …私、幼馴染にまで、諭されて&br;どうしたい? 言ってるじゃん、殺したいよ 殺してやりたい …でも、判ってるよ、それでどうなる訳じゃないって… …じゃあ、どうすればいいのさ (深く息を吐く)&br;赦す事も、殺す事も、見過ごす事も、忘れる事も出来ないで 宙ぶらりんで …もう、わけわかんない… }; --  &new{2018-01-09 (火) 23:19:28};
---…でも、アタシが殺そうかって言ったらアナタ戸惑ったでしょ?(混乱している様子のアリーに、野太く低い声が問う)&br; 無関係のアタシが手を下す分には、その幼馴染ちゃんだってアナタを責めたりはしないと思うわよ?道場をやってるなら、丁度いいし試合中の事故に見せかけたりとかね&br; アタシそういう魔法も使えるの。…お兄さんも魔法が得意っていうのがちょっと面倒だけど、何とかなるんじゃないかしら。たぶん(うん。と頷く)&br; …殺してどうにかなるわけじゃないって分かってるなら、相手との距離や関係を変えるしかないわ。気持ちが宙ぶらりんなのはきっと、どうにもできないから&br; アタシみたいに旅に出るのもひとつの道だけど、アナタはこのお店を離れないほうがいいわね。きっと -- [[ダリア>FA/9000]] &new{2018-01-09 (火) 23:38:25};
---&color(darkorange){…戸惑うよ、まだ会って二度目の人に殺しの売り込みをされたら誰だって戸惑うよ…!?&br;…もう、そうやって口に出された時点で、見逃したのなら私に関わる事だよ、ダリアさん …それに、あの男を殺すのなら、私が良い 私じゃなきゃあ意味が無い&br;(壁を作るように言って、顔を上げ、) 変えるしかない、って簡単に言うね 変えられると思う? 変えられるならこんなに苦しくないし、そもそも… 怨み続けたりもしない…&br;(額に手を押し当て、息を吐く) …ダリアさんと私も、ダリアさんとあの男も、違うよ 自分の事は、そんな簡単に割り切れない}; --  &new{2018-01-09 (火) 23:47:56};
---アナタが見逃しても、誰にも言わなければ関わってるってバレないわ。そしてアナタがアタシを使って殺しても…アナタがハサミを使って殺しても、同じことよ?(壁を意にも介さずに)&br; …例えば殺さないにしても、試合で負けたほうが街を出ていく約束をしてアタシが勝てば距離は変わるわね。同じ街で暮らしているのが気に入らないって部分もあるんでしょう?さっきの話からすると&br; 割り切らなくていいわ。でも、現状がつらいなら変えるしかないの。良くない形で限界が来る前にね(アリーから見えない瞳はきっと、悲しい色をしている)&br; アタシとアナタは違うけど、だから助けになれるコトもあるかもしれない。今すぐでなくていいわ。状況が動いて…力になれることがあったら、言ってちょうだい&br; この街には素敵なお店が多いけど…この花屋さんは特に素敵だわ。アタシは、アナタの味方よ(普段は町はずれのカンフー道場に居るわ。と告げて、フェミニンな大男は花屋を後にした) -- [[ダリア>FA/9000]] &new{2018-01-10 (水) 00:07:57};
---&color(darkorange){同じじゃない …同じじゃない…っ! (僅かに乱れる声、そして、ダリアの提案や言葉にまた俯いて、弱く首を振る)&br;それを同じだと言えちゃうダリアさんは、私の気持ちが分からない… 私は、そんな風に割り切れないよ…ダリアさん…&br;(去るダリアの背をぼんやりと光の無い目で見送る それから又小さく首を振った) もう、なんか疲れちゃった… (グルグルと頭の中で回るダリアの言葉 深く息を吐き、店の奥にはいって行った…)}; --  &new{2018-01-10 (水) 00:29:17};