#menu(MenuBer/potato2)
*レオスタン・ナジャ政変 [#bd780e22]
[[http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp006960.png>設定/レオスタン/ナジャ政変]]
// [[http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp006960.png>設定/レオスタン/ナジャ政変]]
-[[英雄奇譚>設定/英雄奇譚]]収録、[[レオスタン>設定/レオスタン]]連邦[[ナジャ州>設定/レオスタン#kb8f7e3c]]と、酒場の街における政変イベントまとめ
-&color(red){183年夏。[[ミロク>名簿/425242]]側がナジャ奪還に成功し、終結};
-以降、気ままに加筆訂正

~
#contents

//|BGCOLOR(white):SIZE(12):|CENTER:BGCOLOR(white):SIZE(12):120|BGCOLOR(white):SIZE(12):|c
//|[[http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst063428.png>設定/レオスタン]]|[[http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005374.gif>設定/英雄奇譚]]&br;&br;&size(12){&color(#64a2f4){英雄奇譚};};|#contents|

**あらすじ [#lf927d79]
 &size(12){[[%%%オルクス%%%>名簿/438395]]博士などトライア一族よりいただいた ナジャ政変渦中の3名。左から[[%%%カウェント%%%>名簿/412260]]、[[ミロク>名簿/425242]]、[[%%%アラジン%%%>名簿/428316]]};~
#ref(http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005820.png,around,left,オルクス博士より);~
[[遠い砂漠の国の大きな街>設定/レオスタン#kb8f7e3c]]で、~
太守(王)の愛妾の子が跡取になりました~
正妻には子がいなかったためです~
正妻「絶対に許さないよ」~
黒幕「へっへっへ奥方様~
   やるならお手伝いしますぜ~
   その代わり・・・」~
正妻「分かっておる」~

やがて太守は病床に臥し~
なぜか愛妾の一族に不幸が続きました~

正妻「・・・やったか」~
やれてません~
生き残った跡取はミロクと名を変え、~
暗殺者として生きることになります~
いつか母と姉の仇を討ち、~
故郷を元に戻すために~

10数年後、ついに時は来ました~

彼は仲間と共に刺客を打ち倒しながら~
故郷では 散り散りになった~
旧臣たちを集結させて、~
黒幕を追い詰めていきます~

・・・はたして その結末は?~

~
~
#clear
**もう少しくわしく [#be9ab853]
  ミロクは、[[レオスタン>設定/レオスタン]]の地方都市「[[ナジャ>設定/レオスタン#kb8f7e3c]]」を治める太守(国王や州知事のような存在)の妾腹の子で、~
  次期太守になると有力視されていた~
  それを妬んだ第1夫人(彼女には子が無かった)が、ナジャを介しレオスタンに影響力を及ぼそうとする勢力と結託~
  (近隣の1州、2つの都市、3つの軍閥や財閥、4つの外国、~
  特に北西の魔導王国[[ベルチア>設定/ベルチア]]特務機関[[セクション13>設定/ベルチア#jb38dd3a]]が関与した疑いがある)~
  165年初頭に、太守に毒を盛って寝たきりにさせ、ミロクの母と姉を亡き者に~

  ミロク自身は、蜥蜴人の忠臣([[ラプ・ター>名簿/416900]]の一族の者)の手で辛うじて脱出~
  この政変後、第1夫人側は、ミロク死亡と誤認。彼に瓜二つの者を傀儡としてナジャの実権を掌握~
  徐々に国力を削ぎ、利益を横流しする~

  その後、2つの暗殺団(「紅い月」「暗殺教団」)を渡り歩き、冒険者となって国外へ脱出したミロクは、力を蓄え、人脈を構築~

  178年。彼の生存を知った第1夫人らの命により、酒場の街にまで迫る刺客・・・~
//9月ごろか?
  準備は整ったと、ようやく反攻に転じるミロク~
**構図 [#h6f149fd]
|BGCOLOR(white):CENTER:SIZE(12):|BGCOLOR(white):SIZE(12):300|BGCOLOR(white):SIZE(12):300|c
||CENTER:[[レオスタン連邦ナジャ州>設定/レオスタン#kb8f7e3c]]|CENTER:酒場の街|
|BGCOLOR(#ffd0d0):敵|BGCOLOR(#ffd0d0):ナジャ太守第1夫人とその側近(政変後の執政府)&br;ミロク影武者&br; ↑ 秘密裏に支援&br;連邦内の1州、2都市、3軍閥・財閥&br;  [[北西の魔導王国ベルチア>設定/ベルチア]]などの外国4ヶ国&br;   (レオスタン介入・弱体化を狙う勢力=黒幕)|BGCOLOR(#ffd0d0):第1夫人とその側近、黒幕が放った刺客&br;&br; [[シトリン>名簿/420212]]、梟熊(アウルベア)、ミノタウロス2人組&br; ハーフリザードの暗殺者と鏡の魔導師&br; [[真祖に準ずる力を持つヴァンパイア・ニッキ>設定/英雄奇譚/その他の地域#he2062c7]]&br; 蜥蜴人の多いナジャ暗殺団、酒場の街で雇われた傭兵|
|BGCOLOR(#e3e3ff):味方|BGCOLOR(#e3e3ff):ナジャ旧臣勢力、暗殺団「紅い月」&br;&br;(ナジャの民衆は政変について薄々感づいている)|BGCOLOR(#e3e3ff):第2夫人の子ミロク、[[%%%カウェント%%%>名簿/412260]]、[[%%%アラジン%%%>名簿/428316]]、[[%%%ゲハイムニス%%%>名簿/436053]]&br; ↑ 支援&br;暗殺団「紅い月」、[[暗殺教団(基本は中立)>同盟/暗殺教団]]|
|中立|>|CENTER:[[%%%カーマローカ辺境伯領%%%>欲界]]、[[%%%キリク%%%>http://notarejini.orz.hm/?cmd=diff&page=%CB%C1%B8%B1%C3%E6%2F433817]]、[[%%%ネモ%%%>名簿/323368]]、[[%%%エトナム%%%>名簿/435676]]、[[%%%メルーフェ%%%>名簿/435676]]、[[%%%オルクス%%%>名簿/438395]]、[[%%%レナータ%%%>名簿/333754]]など|

---マイペース個人企画(イベント)
---基本は行間という名の水面下で進行、時々 駆け引き戦闘RP発生~


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**補間 [#ae9fa066]
***ミロク [#yb440e26]
   黄金歴157年~
   大統一の混沌もとうに収まり、新たな興りの時代~
   レオスタン連邦ナジャ州。その太守と愛妾の間に生を受けた少年がいた~

   成長していく少年は母や姉に似て容姿麗しく、~
   本妻や他の愛妾たちの政争に興味を示さなかった母の庇護の下、自由に育つ~
   しかし、少年に次期太守の座が巡って来た矢先・・・~

   「あれは誰?」~
   自分に瓜二つの者が、宮殿に居る。そして誰もそれが贋者であるとは気づかない~
   母はいつからか、誰の仕業か。正気を失ってしまっており、姉も行方知れず~
   迫り来る死の気配は、少年の身にも降りかかる~
   危機一髪だった~
   長年、忠を尽くしてくれていた蜥蜴人(リザードマン)の付き人だけが異変に気付き~
   傷を負いながらも彼を宮殿から逃がす~

   数ヵ月後。古くからこの地に在る暗殺団『紅い月』の一員となり、生きる術(すべ)を学び、復讐の刃を研ぐ少年~
   高き鐘楼堂にて、母の葬儀を見下ろす双眸は哀しく、鋭かった~
   その少年の名をミロクと言う~
   かつて母に貰った本当の名は、もう長い間、口にしていない~
***血戦(加筆途中) [#j4275c10]
   黄金暦183年夏~
   ミロクは、酒場より遠く離れたナジャの地にいた~
   王宮を視界に捉える高い鐘楼堂~
   かつてここから母の葬儀を、隠れて見ることしかできなかった少年~
   10数年経った今、その双眸が王宮を捉えている~
   「若、手筈は整っています」~
   蜥蜴人の忠臣が彼の指示を待つ~
   「・・・・・・今日で終止符を打つ。生きてまた逢おう」~
   側に控えていた仲間たちが力強く頷き~
   何度目かの鐘が鳴り響いたときには、彼らの姿は無くなっていた~
       ・~
       ・~
       ・~
   全てが終わった後~
   幾つかの軍閥、財閥が叛逆の咎で取り潰しとなり~
   没収された莫大な財産((一説には公式の金貨数千万といわれるが、世界観的にちょっと多すぎるのでそれはないと思う。伝説の大富豪で250万だし))は、赤い狩人への報酬となった、とまことしやかに囁かれたが~
   真偽の程は定かでない~
***そして歴史の陰へ(加筆途中) [#f0abf0b9]
       ・~
       ・~
       ・~
   かくして、ナジャ奪還の裏で起きた戦いも ミロクと、彼に力添えした冒険者たちの存在も~
   光差さぬ歴史の陰に埋もれることとなった~

   太守の座は、後年生まれた第4夫人の子が継ぎ、ナジャは再び隆盛を極めたという~
**年表 [#p0728ee4]
-150.XX [[大統一>設定/レオスタン#u93abce2]]&br;     レオスタン砂漠に散在する諸王国、都市国家群が集結し連邦化&br;     [[ナジャ>設定/レオスタン#kb8f7e3c]]もここでレオスタン連邦に組み込まれ、王がそのまま太守に着任
-157.XX 太守とその愛妾の間に男子誕生(後のミロク)
-165.XX ナジャ政変。ミロクの母(太守の愛妾)、姉、家臣の多くが亡くなり、毒を盛られた太守も病床に臥せる&br;     首謀者は太守の第1夫人(正妻) レオスタン連邦に利害を持つ諸国がそれを後押し
&br;     太守の息子は敵に気付かれないよう王宮を脱出。暗殺団「紅い月」へ身を寄せる。ここでミロクの名を授かる
-165.XX 剣匠・[[アルミ>引退/199599]]に師事
-16X.XX [[アルミ>引退/199599]]が亡くなる。ミロクの染色体異常が発覚
-169.03 ミロク冒険者登録、遠く「酒場の街」まで移動し[[暗殺教団>同盟/暗殺教団]]に移籍
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          ''・''~
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-178.09 敵が自分の生存に気付き刺客を送り込んだことを確認&br;     [[夢幻館>名簿/424790]]から去り、反攻開始
-178.10 [[メルーフェ>名簿/435676]]を通じ[[エトナム>名簿/435676]]から呪殺を逸らすための土人形(寄り代)と、呪いを逆探知する掌サイズの青銅の犬を入手&br;     [[レナータ>名簿/333754]]から魔法防御用途にブラッドインク、ロック鳥の羽根などを購入
-178.11 呪師含む敵の一団がミロクに対し、竜言語による遠隔呪殺を試みるが&br;     事前に寄り代などを用意していたため、被害なし&br;     正確な位置を割り出し、[[暗殺教団>同盟/暗殺教団]]のアサシンと共に乗り込んで殲滅(酒場の街より10里行ったところにある村)&br;     敵側の呪いが酒場の街周辺の怪物勢力分布図を改変し、世界の均衡に綻びを生じさせる可能性がある&br;     禁忌術であったために教団が動いた(本来教団は中立の立場である)
-178.12 [[カウェント>名簿/412260]]の協力を得る
~
-179.01 スラムの空き地にて、カウェントが砂人(人間サイズのサンドゴーレム)4体を撃破。砂人を操っていた魔導師3名は泳がせる&br;     同月、街外れの森アラジンの家に現れた蜥蜴人の刺客を[[アラジン>名簿/428316]]と、ミロクが討ち、アラジンの協力を得る
-179.02 [[アラジン>名簿/428316]]、敗走時に正体不明の一団(北西の魔導王国「[[ベルチア>設定/ベルチア]]」の特務機関か?)から襲撃を受ける&br;     このとき見たキングワイバーンの足に付いていた紋章は、ベルチアの名家「レイトローズ家」が&br;     裏の業をなす場合に使用するもので、多くの外法組織はこの紋章を怖れる
-179.XX [[キリク>名簿/433817]]と[[ネモ>名簿/323368]]、[[シトリン>名簿/420212]]と接触
-179.06 酒場の街スラム水道管破裂事件。[[カウェント>名簿/412260]]が[[シトリン>名簿/420212]]の襲撃を退け、打ち倒す(9月頃との説もある)
-179.07 ミロク、黒幕に排斥されたナジャ旧臣の残存勢力を結集させ、ナジャの地での反攻を開始
-179.08 太守に盛られた毒を特定
-179.09 黒幕に取り込まれた暗殺団「紅い月」の一部勢力を壊滅させる
-179.10 酒場の街におけるミロク暗殺攻勢が激しさを増す
-179.11 黒幕が牛耳る現執政府の重臣数名が辞職。国外逃亡を図る者、行方知れずとなる者、様々
-179.12 政変後のナジャ財政逼迫の原因が、第1夫人と外国勢力との内通にあり、と連邦中央に露呈しつつある&br;     謀叛と外患誘致、内乱罪に関して内偵開始

~
-180.01 太守の症状を回復させる解毒剤調合法が発見される。しかし材料の入手は困難とも判明&br;     魔の眷属の毛髪、異世界製の生物のからだの一部を多数。マンティコアの肝・・・等々
-180.06 酒場の街に潜入した敵の75%以上を排除
-180.07 ナジャにおいて、ミロクに味方する旧臣数名が敵に暗殺され、劣勢に
-180.08 ミロク、旧臣勢力への援軍を送る
-180.09 酒場の街に潜入した敵の90%以上を排除
-180.10 敵勢力がフリーエージェントや傭兵を用いる。酒場の街における戦力増強・回復
-180.11 ナジャにおいて、旧臣側の勢力が再び優勢に。太守の身柄を確保
-180.12 ミロク、[[プレマ>名簿/358600]]調合の女性化薬を用い、敵協力者が居る場所への潜入、暗殺を行い、敵補給ラインを2つ寸断

~
-181.02 カウェント、敵が潜む倉庫を強襲。梟熊(アウルベア)を倒し、敵補給ラインのひとつを断つ
-181.03 敵勢力のうち1外国、1都市、1財閥が手を引く。ベルチアは依然として工作を続行
-181.07 ミロク、敵アサシンの刃で毒(ドラゴンゾンビの暗黒ガスを基にした神経毒)を受け、&br;     [[オルクス>名簿/438395]]に応急処置を施される(数日後、[[レナータ>名簿/333754]]によって完治)&br;     同月、カウェントが敵暗殺団の隠れ家1つを壊滅させ、&br;     帰還途中に路地裏にてミノタウロス2体(敵に雇われたフリーエージェント)に襲撃されたが、返り討ちに
-181.12 ミロク、冒険者を引退

~
-182.06 酒場の街、およびナジャ 敵残存勢力40%以下に
-182.07 酒場の街における協力者のチーム複数が圧縮空間に潜んでいた敵刺客の不意打ちを受け、壊滅。被害甚大
-182.08 ミロク、アーシュラから空間操作系呪文を感知するカードを入手&br;     圧縮空間に潜む伏兵による被害を大幅に減らすことに成功
-182.秋 [[アラジン>名簿/428316]]、旧市街の酒場にてナジャの暗殺者2名と、相手の姿そっくりに化ける「鏡の魔導師」と交戦し、これを退ける
-182.秋 カウェント、スラム街にて[[ニッキ>設定/英雄奇譚/その他の地域#he2062c7]]と交戦&br;     剣を折られ、多臓器破裂などの損傷を受け、「暗黒風」の術法にてスラムに被害を及ぼしつつも、これと引き分ける
-182.暮 酒場の街における敵勢力ほぼ全てを排除完了

-183.05 ミロク、半陰陽遺伝子起因型体組織崩壊症候群(ユニ・カスケード)発症。吐血を伴う発作、数年で肉体が維持できなくなる可能性ありと判明
-183.夏 ナジャにてミロク率いる旧臣勢が王宮を制圧、奪還&br;     第1夫人は蟄居閉門、その近臣に死者多数。黒幕も痛手を負い、全撤退&br;     ミロクは表舞台に出ず、旧臣らが太守を補佐する形で回復した政権を担う
-187.暮  ユニ・カスケード完治
~

※敵サイド情報の大半は情報屋[[ゲハイムニス>名簿/436053]]から得ていたという
**用語解説 [#b229542b]
***汎人類社会 [#edeb5fcc]
   主に人間や亜人種などの人型生物と、それらに比較的友好的な種族で構成された社会~
   大抵はゴールデンロアの世界を指している~
***明王拳 [#o4c13afb]
   拳を連続して複数の急所に叩き込む、素手の格闘技能。カウェントと対峙したミノタウロスが使用
***暗黒風 [#b05bb5d0]
   破壊作用のある暗黒物質(ダークマター)を生成・抽出して噴き付けるといわれる未解明の術。一応「闇魔術」に分類~
   別名:エリアブラスト、エナジーストーム~
   かざした手が一瞬暗い光に輝くと、前方数10m〜数100mにわたって~
   建造物の多くが崩壊。生物は(原型を留めるものの)内部組織に深刻なダメージを受ける~
   182年秋に[[ニッキ>設定/英雄奇譚/その他の地域#he2062c7]]が[[%%%カウェント%%%>名簿/412260]]に使用し、スラムの一角、雑居ビル群を破砕。瓦礫の山を築くという甚大な被害を及ぼした~
   184年春に再戦した際にもニッキが使用。舞台となった廃屋敷を半壊させた~
   207年夏の最後の戦いでは、術の発動寸前にかざされた手の前方、エナジーの渦巻く位置を攻撃することで~
   破壊力を暴走、逆流させて術者ニッキに深刻なダメージを与えた。それを起点に~
   連続攻撃を加えたカウェントがついに彼女を討ち滅ぼす~
***鏡の魔導師 [#p032a7ce]
   182年秋にアラジンを追い詰めた、標的の姿そっくりに化ける術を使う魔導師~
   レオスタンの裏社会では名の通った男。蛇人の血を引く種族で、年齢は100歳前後~
   毛髪が一切なく、のっぺりとした風貌~
   ヴォルデモードのイメージであってる~
***ナジャのステルス兵 [#r1bfd915]
   182年秋にアラジンを襲った、姿が見えない透明の刺客~
   連邦お得意の、魔法と機械の融合した技術によるもの。透明化装置はかなり小型化されているが非常にコストが高い~
   アラジンは煙幕を焚くことで姿を浮かび上がらせ、これを撃破した~
***3つの暗殺団 [#k5e26020]
   すべて別個独立の組織である~
|紅い月|レオスタン連邦全土に遍在。連邦が正式に擁する暗殺・諜報工作機関&br;北西の魔導王国ベルチアの諜報機関「セクション13」と張り合ってる|
|ナジャ暗殺団|レオスタン連邦ナジャ州にのみ存在。政変期ナジャ執政府(ミロクの敵方)の執行部隊となっていた&br;終結後に再編|
|暗殺教団|酒場の街に支部があるが本部は不明。特定の集団を利するのではなく、世界の均衡を保つことを目的にしているらしい&br;「紅い月」と交換研修を行う(ミロクがここに居た理由がコレ)など変わった試みも行っている|
***ナジャ民衆の認識 [#b77d5969]
   「第1夫人が第2夫人(ミロクの母)とその一族を陥れたのだろう」という認識はある~
   もっとも、外国への利敵行為がバレるまでは、政変後の執政府もそれなりに支持されていた~
   183年初夏のナジャにおける最終戦は、民衆に死傷者はなかったが、王宮や軍施設での戦闘は苛烈を極めたという~
   旧臣勢が政権を奪還し、太守の病状が回復に向かうと、民衆には好意的に迎え入れられた~
   (旧臣勢を率いていたミロクは、彼自身の意思により、その存在を隠蔽される)~

   第1夫人勢の大半は死亡、黒幕もナジャ州、ひいてはレオスタン連邦に弱みを握られることとなった~
***友誼の証 [#w8f4683e]
   政変を収めるのに命懸けで協力してくれた戦友[[%%%アラジン%%%>名簿/428316]]に対し~
   ミロクから贈られた『太陽の短剣』(宝剣[[サンブレード>設定/レオスタン#rf54805c]]のうち1つ)のこと~
   後年、アラジンの愛人であった%%%エンディアルレーゼ%%%の真の姿、[[%%%ローゼドラゴン%%%>名簿/430114]]の逆鱗を砕いた際に、失われた~
***ミロクの本名 [#ba1a5ef2]
   カムシン・アル・ナジャ~
    (カムシーン、またはハムシンとも発音する)~

   「カムシン」は、北アフリカやアラビア半島で吹く、砂塵嵐を伴った乾燥した高温風のこと~
   レオスタン砂漠にも似たような風が吹く模様~
   どこかで聞いたなって思ったらハリードの剣と名前一緒だこれ

   「アル・ナジャ」は、部族名~

   ナジャの旧臣たちには「若様」と呼ばれる~
***フゲンとグンダリ [#oa30ca22]
   ミロクと共にナジャ王宮奪還作戦に参加し、行動を共にした7人のアサシンたちのうち2人~
   (ネーミングの元ネタ:普賢菩薩、軍荼利明王)~
   フゲンは女性。蜥蜴人との混血、肌が所々ウロコ状に角質化しており、舌が青い~
   グンダリは男性。彼もまた蜥蜴人との混血。スキンヘッドの大男で青く長い舌を持つ~

   『手練れの暗殺者』クラスであるミロクに匹敵する腕の持ち主らしい(『下っ端暗殺者』クラス?)~
   政変終結後も、ミロクと行動を共にしていたが、188年ごろには帰国している~
***ナジャ太守 [#bbdae0b2]
   ミロクの父~
   ナジャ政変の折、毒を盛られ、ミロクが政変を鎮め、薬を完成させるまで起き上がれない状態が続いた~
   回復した太守は、息子を讃えた。が、しかし、その手腕と、旧臣の間での人望に危機感を持ち~
   また、前黄金暦時代に魔属(族)とよく交わり、彼らを従えたという~
   「ナジャに災厄をもたらした女貌の王」の再来をイメージさせる息子に虞(おそれ)を抱く~

   やがて父は子を疎み、子が太守を継ごうとしなかった原因がここにある~