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|&size(16){* 世界観設定:第一幕 霊界編};|

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|* 当頁は[[国辱冥府>冥府]]に共通する、世界設定の頁になります。&br;* 中身のRPの際に整合性を整える為の物です。&br;* 当頁を発見したこやすは、見なかった事にすると幸福になれます。|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011587.png|* 講師:スノゥ=ドロップ|
|~|* 雪の森の魔女。己の肉体を複製する事により生き続ける、永遠の魔術師。&br;* 目標は創造主の座。日夜、魔術、錬金術による創造を追求する。&br;* 引きこもり。まぬけ。|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011588.png|* 生徒:ザキ=デッドクローカー|
|~|&br;* 霊界生まれの半魔半精、まぬけ。&br;&br;|

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|* 第一章:霊界、概要編|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011588.png| 先生!先生!&br; 霊界は何の事を言うの?霊界は美味しいの?&br; それとボクの紹介が酷いよー。|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011587.png| ごきげんよう。今回、講義を行いますスノゥと申しますの。&br; 早速、根本的な問答をしますのね。&br; 霊界とは、霊的存在――肉体の無い、精神体の棲む世界の事ですの。&br; 悪魔、神、精霊、この様な存在の世界、これを霊界と言いますの。|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011588.png| 今先生、ボクの紹介の件スルーしたよね…。&br; んと、悪魔の棲む冥府に、天使の棲む天国。精霊の棲む精霊界とか、ヴァルハラとか…&br; 全部まとめた言い方が霊界なんだね。これは簡単、簡単。&br; そんじゃ、その霊界は何処にあるの?|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011587.png| 貴方の心の中に。|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011588.png| …先生。&br; 今時そのネタは――|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011587.png| ネ、ネタと違いますのー!&br; 霊とは精神体。精神体は当然、精神の在るべき処に在りますの。それは心の中…&br; 人間達の精神の奥に存在する<普遍的無意識>とよばれる領域…&br; 其処に霊界は存在しますの。|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011588.png| 本当に!?んじゃ天国も地獄も心の中に在るんだ…。&br; 宇宙を探しても、地面を掘りまくっても無いワケだよね。あははは…&br; 驚いたよ、天国と地獄が同じ場所に在るとは…ね…。&br;|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011587.png| 非物質世界が物質界に在るはずは無い…。&br; 霊的存在も、霊界も、人の心の中に生まれ、其処に在りますの。&br; 天国は人の心の高潔な区域に、地獄は罰と救いを求める病める区域に、と…&br; それぞれに相応の場に位置しますの。|

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|* 第二章:霊的存在、禁忌編|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011588.png| 霊界の事はわかた。&br; けどボク達、悪魔は勿論、神様も人間の心の中に生まれたの?|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011587.png| 勿論、その通りですの&br; 最初に自然、運命等の人の力の及ばぬ事象への畏怖が有り&br; 人は其処に超常的な存在が在ると想像しましたの。&br; 災害を齎す存在、益を齎す存在…いろいろね。|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011588.png| 大昔の精霊信仰の発祥だね。ボクもその位は分かるよ。けど…&br; それは妄想なんだよね…?|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011587.png| 最初はね。けど、其れを疑う人間は居ないですの。&br; 唯の妄想を、凄まじい人数が信じましたの。&br; 自然に脅え、その恐怖より救われたい。救う者に縋りたい、その一心でね…&br; それは<普遍的無意識>に概念として刻みこまれましたの。|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011587.png| <普遍的無意識>の奥に生まれた概念…。&br; 本来、其れは共通の幻想に過ぎませんの。けれど<信仰>がはじまりますの。&br; <信仰>を捧げる、と言う言葉が在りますけれど…&br; 其れは、言葉の通り、自らの精神エネルギーを捧げる行為ですの。|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011587.png| 当時、人間のほとんど全員と言うに等しい数の信仰が捧げられましたの。&br; 途方も無い量の精神エネルギーを捧げられた救済者の概念は&br; その結果、魂を、霊を、意思を得るに到り――&br; 人間が想像した通りの超越者…。<神>になりましたの。|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011588.png| (長い!長いよスノゥ先生!)&br; 悪魔も神も人間の精神エネルギーを糧に存在する者…それは分かるよ。&br; 悪魔が人間の魂を欲しがるのも、神が信仰を求めるのも、それが理由だよね。&br; けど、そ、それじゃまるで人間が神様を創ったみたいじゃない…!?|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011587.png| EXACTRY(その通りでございます)|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011588.png| ぐぐぐ、聖書をはじめ、どんな聖典、経典にもその事は記してないけど…|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011587.png| それは当然ですの。この真相は沢山の魔術師が長い長い年月を掛け&br; 霊界を探索し、霊的存在と交流した末に得た結論ですの。&br; それに、創造主は人間の方だ、という知識が一般に拡まったら…&br; どんな事態になるか…想像出来るでしょう?|
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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011588.png| まず、神様の地位は墜ちまくりになるよね。|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011587.png| はい。信仰=精神エネルギーの供給を失い、神霊は弱体。&br; 宗教は解体し、その教えを心の拠り処に生きる人々の心は…狂いますの。&br; <普遍的無意識>に刻まれた共通項の破壊――&br; 其れは世界を一変する程の大恐慌を引き起こす事になりますの。|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011588.png| はぅはぅはぅ…。それは流石にまずいよね…。|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011587.png| ですのでこの知識は、ほぼ全部の宗教におけるタブー。&br; 上層部の中のごく一部の者のみが、密儀の形で識る事を許される禁忌中の禁忌。&br; これにより人は神を創造主、高位の存在だと信じ続けるわけですの…。&br; 盲目的に、只管、信じる者のまま…。|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011588.png| 言葉通りの信者だね。&br; それに真実は知らずにいる方が良い事もまあ…有るよね。|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011587.png| ま、宗教自体、辛い現実から目を逸らす目的のものですの。&br; それはそうと、今回の講義はこれで終了としますの。&br; 霊的世界の根幹の設定は、ご理解頂けました?|

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011588.png| ましたのー。&br; それじゃ、次回をお楽しみにねー!&br; またね!|

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