[[君に無限の可能性>名簿/508334]]

-''仮面ライダー哮鬼 DVDシリーズ リリース開始するといいな'' --  &new{2014-02-24 (月) 00:29:55};
-SIZE(20){''最終之巻 『終わりなき哮り』''} --  &new{2014-02-22 (土) 21:24:56};
--COLOR(dimgray){エリュシオン某所} --  &new{2014-02-22 (土) 21:25:06};
---COLOR(dimgray){ヒッ!? に、逃げ……!(小動物のようにびくつき、目の前の何かから逃げ出した)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-22 (土) 21:25:22};
---COLOR(dimgray){その「何か」――滅龍は、逃げるテルシュを上回る速さで彼の右側から鉤爪を唸らせる テルシュの右側 包帯で隠れて見えない右目の、死角} --  &new{2014-02-22 (土) 21:25:32};
---'''融合人化呪術、限定解除!!'''&br;(腕と足をカラス化、テルシュの肩を引っ掴み、翼をはためかせて飛翔、鉤爪を回避する)&br;・・おっまえさぁ・・・ウチの王様の呪術である程度癒えたんだから、包帯とれるまで無茶すんなよ&br;(ぼやきつつも振り返り・・・)あぁやべぇこっち来る! -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-22 (土) 21:33:01};
---&COLOR(#FF0000){それは…(こちらへ来るジョンとテルシュと行き違うように駆け出す少年)&br;『望むところナリッ!!』&br;(共鳴音が響くと同時に、全身を炎に包まれ『鬼』へと変ずる少年)&br;(振り抜いた『炎の刃』にてテルシュを狙った滅龍の腕を切り飛ばす!)&br;『立てッ!…バカはバカらしく、行動あるのみナリ!』(テルシュにむけてまた馬鹿と…しかしそれは罵倒の意味ではない)&br;(戦いはこちらに任せてお前は走れ!と…ここからは自分たちの出番だと、そう告げる)}; --  &new{2014-02-22 (土) 21:40:57};
---COLOR(dimgray){ぬおああビックリしたぁ!? うっ五月蠅いよジョン・ウエストウィンド! 誰が馬鹿だ!! くっそ…!} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-22 (土) 21:53:11};
---COLOR(dimgray){『ギュアアアアッ』&br;攻撃を受けるたびに再生してきた滅龍の腕が、鬼の一閃によって消滅した。そう。彼こそ浄化の力を以て、滅龍を滅ぼせる唯一の戦士。} --  &new{2014-02-22 (土) 21:53:40};
---COLOR(dimgray){わかったよ、お前こそいいか! きっちり倒してくれよ、お前じゃなきゃ駄目なんだからな! アレーックス!!} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-22 (土) 21:54:05};
---ひひひっ・・・んま、またお前の情報が的中した訳だし?一先ずそっちの仕事は終わりさ&br;(テルシュを降ろす、手足を一度戻し、改めて右腕をカラスの足と変える・・・)&br;(マイからはあの禁術はもう使うなと言われた・・・アレックスもあまり良い気はしていない様だし、ならばこちらも使う理由はない)&br;(攻撃を受けても再生するって事は、再生するまでの間その器官は使えないって事だ・・・サポートは決して無意味じゃない・・・それでも)&br;お前が頼りだ、頼むぜ?アレックス!! -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-22 (土) 22:06:59};
---&COLOR(#FF0000){(びっ!とテルシュとジョンに返すは親指をあげたサムズアップ。振り返らず、そのサインだけを答えとし滅龍に対峙する)&br;『「鬼穿」ッ!』&br;(師の見せた神気の発動、それを模した我流の一撃…掌打に似た動きで滅龍にねじり込むのは『音撃鼓』)&br;''『ショーメン突破で…イセカイ界ッ!トォォォタルッ!』''&br;(真紅の鬼が吠え哮る、友を助け、悪を討ち、正義を為すために…生命の音を今日も、響かせる)&br;&size(30){''『ウォォォォォォォッ!!』''};}; --  &new{2014-02-22 (土) 22:09:07};
---&br; SIZE(20){[[''最終之巻 『終わりなき哮り』 完 ''>http://www.youtube.com/watch?v=5JYWH_rvvK4]]}   --  &new{2014-02-22 (土) 22:11:06};
-- 
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-- 
--SIZE(30){''哮 鬼''}
---http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst084885.jpg
---&COLOR(#507820){こっから先はてめぇの本分だ、ぶちかましてやれよ};
---&COLOR(#FF0000){『承知したナリ』};
--''主演:''
---アレックス・ダブルフェイク・ストレイフ([[508334>名簿/508334]])
--''共演:''
---ジョン・ウエストウィンド([[507820>名簿/507820]])
---マイ=フェヴァリー・K・フレイザー([[497623>名簿/497623]])
---おいたん([[417578>名簿/417578]])
---\ババァ/([[479245>名簿/479245]])
--''提供:''
---ごりふれたこやす
--SIZE(20){―終幕―}
---http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst084886.jpg
-SIZE(20){''最終之巻 『終わりなき哮り』''} --  &new{2014-02-20 (木) 06:30:27};
--COLOR(darkgreen){SIZE(20){来ませい!!!!}} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-20 (木) 06:31:05};
---COLOR(dimgray){SIZE(20){照木淤加美姫 安和!!!!}} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-20 (木) 06:32:04};
---&COLOR(darkgoldenrod){はい、主様(目に力が戻る。マイの声にも応えなかったが、主には応えた。まるでそう条件づけられた機械のように)&br;(と、髪が激しくはためき出した。その場にいるすべての者には見えただろう。大きな、大きな、千年樹をもはるかに超える大きさの、黄金の葉の大木の姿が)&br;(大木は光の粒となり、アンナを包んだ。目も開けられないほどの閃光が迸る)&br;(巨大な、黄金の竜が姿を現した。音もなく吹き飛んだ天井を超える大きさ)&br;(西洋のドラゴンの形をしているが、少し細身のしなやかな体つき。すらりとした長い尾に、大きな二枚の翼。体中を覆う鱗は黄金……神々しい、と形容するに相応しい竜だ)&br;(竜は、その輝く体と対比するような暗雲を背後に背負い、背中に従うべき主テルシュを乗せ、吼えた)&br;&br;SIZE(30){ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!}}; -- [[アンナ>名簿/507473]] &new{2014-02-20 (木) 06:32:56};
---・・・嫉妬してしまうね・・私の声には耳を貸してくれないのか・・・&br;ジャックっ気づいているかもしれないが・・・彼女は『種子』なる物を植え付けられたのとは違うみたいだ&br;彼女の核ともいえる部分が兎の彼に握られているから・・彼との接触感染であの状態となったと見ていいだろう&br;(誤算だった・・・体がやられても核が無事ならとニーナは言っていたが・・・核が彼女の中にあったんじゃ結局同じ事じゃないか)&br;実質人質だ・・・下手に手は出せないぞ -- [[マイ>名簿/497623]] &new{2014-02-20 (木) 11:51:49};
---・・・くそったれめ・・・(王の言葉を聞いて思い出すのはまたサイコメトリーの時のだ・・・『これを着れば隠しておけるってわけか』てっきり種子の事だと思ったが‥アンナの核の事だったか・・・気付けるヒントはいくらでもあったのにそこに至れなかった事が悔しい・・・後の祭りだが)&br;了解したが・・アンタに来られちゃ困るんだよ陛下・・・(自動的に王を守る身代わりの呪術は見てて心苦しい)&br;あと、人質の心配は今のトコねぇよ・・・&br;アイツにとっての第一目標は、恐らく愛しのマイカちゃんを守る事だ・・・んでそれを実行する為には自分も下手にダメージを負えないって判ってる・・・だからアンナを使うんだ&br;ピンチに見えるが・・・状況はそんなに悪くねぇ、奴はアンナをメインの戦力にしたせいで、逆にアンナの命を盾に出来なくなってる&br;・・・加えて彼女の光だ・・雷光程度であのダメージだ・・あの状態のアンナの近くにいてそう持つとは思えねぇ・・・短期決戦を仕掛ける奴は焦るもんだ、焦りは隙を生む、チャンスはあるさ&br;&br;(アンナを直す手立ては・・アレックスの撥が頼りなようだ・・・恐らくテルシュの種子もそれで何とかなる筈だ・・・問題は)&br;・・・悪ぃな・・(傷ついた武器を見る・・・キーアイテムがそんな状態じゃぁ躊躇うのも無理はない・・・アンナを切り捨てればもっと効率よく事が運べるのだろう・・・)&br;(サイコメトリーはプライベートを犯す術、友人相手に使う気はない・・・でも推測は出来た)&br;(アレックスの第一目標はマイカだ・・・ヒーローらしさはないが何を犠牲にしてもそれを達成しようとする姿勢は正しい、否定する事は出来ない)&br;(だがこっちの目標はあくまでアンナなのだ・・・彼女が帰らなければ悲しむ者がいる以上、その手は打てない・・いらぬ苦労をかける・・だから謝る)&br;&br;(──だからせめて・・・)&br;(『J-5』を戻す・・・僅かだが気力が回復したのが解る)&br;(──コイツが少しでもやりやすい環境を作る事・・・)&br;(フレディから余った釘を受け取る・・・アンナに有効打が期待できず、マイカが光に弱い以上、狙いはこれしかない)&br;(──それが俺の仕事)&br;(構え、吠える)いくぞおらぁ!! -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-20 (木) 11:52:23};
---すまない・・私も大概、愚か者でね‥自分だけ安全な場所にはいられないんだ&br;(アンナを足止めする手段はある・・・『足跡潰し』だ・・・ここ最近で最も長く留まっていたのはあのケージ、そこに呪いの打撃を与えればアンナの体を呪殺・・・最低でも動きの制限が出来る・・無論殺す気はないが)&br;(気がかりは一つ・・・こちらが負の感情を抱く度に活力の増すマイカだ・・・呪術は清濁表裏一体の術だが暗い側面の強い技である事も事実、アンナに効くかもしれない・・だがそれで彼女が強まるのでは論外だ)&br;(異常な者は清めるしかない・・呪術による清めは二種類、術者に感染すか、より大きな物で清めるか・・・前者は論外、清めとなれば大きな光がいる・・・既に雲を呼んだ以上、今から日照りを呼ぶのは効率が悪い)&br;・・・結局、頼りはこれか(でんでん太鼓を抜く・・・)&br;全員良いな!己が誇りをかけて戦え!引けば老いるぞ臆せば死ぬぞ!飛翔せよ!我ら!&br;「「「「「「「「「「「イレヴン・レイヴンズ・スレイヴス!!」」」」」」」」」」」(ぶわっと音を立てて99羽のカラスが舞い、二人の人間がヒーローの側に控える) -- [[マイ>名簿/497623]] &new{2014-02-20 (木) 11:52:53};
---http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst084870.jpg
---&COLOR(#FF0000){『照木姫尊…!』(ついにその身は龍となり牙を剥いた、あるいはひと思いに核を砕いていればこんなことにはならなかったのかもしれない)&br;(彼女の尊厳を踏みにじる行いを止められなかった事が悔やまれてならない…だが)&br;''『違う、『悪』は影法師マイカ…奴だけナリッ!』''&br;(ジョンたちは核の奪回を最初から模索していた、友を救わんとする心の何が悪か、何が罪か…)&br;(悪があるとするならば、皆の心を弄びあまつさえ殺し合うよう仕向けた奴のみだとジョンに告げる)&br;『各々方、油断召されるな!』(レイヴンズの咆哮を合図に一点突破、一直線にアンナだった龍へと駆け出す)&br;''『御免!!』''(構えた撥にて繰り出すは『爆裂強打』の型…龍の顔面めがけて跳躍し振りかぶるが)&br;『くぅぅ…ッ!!ぐぁぁぁぁぁっ!』&br;(音撃棒の損傷だけではない、属性の相性の問題か音の通りが悪い…ギリギリと拮抗をするもついには力負けし地面に叩きつけられる)}; --  &new{2014-02-20 (木) 12:13:45};
---&COLOR(darkgoldenrod){(少しずつはがれ、少しずつ滅龍へと生え変わる黄金の鱗。舞い散るそれはまるで花のように)}; -- [[アンナ>名簿/507473]] &new{2014-02-20 (木) 17:39:52};
---COLOR(darkgreen){(花のようなそれを、足で踏みつけて地面へ埋めた。埋花(マイカ)……光を浴びた闇の木の霊は、ガクガクと顎を揺すりながら笑った)&br;ホーーーーーホホホホホホホホ!!(腕を大きく広げれば、手から枝が一本ぼとりと落ちた) 照木が私に屈した……我が心であり我が身体となったのだ!&br;ここまでよく我らを打ち滅ぼしてくれたのう 人よ…… 恭しく噛みしめよ、この闇木に敗北する無力を!} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-20 (木) 17:40:36};
---COLOR(dimgray){下がってろマイカ!&br;……おいおいおいおい聞こえてるんだけどねジョ〜〜〜ン・ウエストウィンド〜 僕はお前らみたく耳が遠かないんでねぇ〜&br;知ってるかい こいつもマイカも、体がぼろぼろんなったって再生するんだぜぇ&br;(にまりと笑う。白兎というより、チシャ猫のように)わかるだろ? 盾にしてくれって言ってるようなもんだろうが? くくくっ&br;(アレックスが向かってくれば、声を限りに叫ぶ)言ったはずだアレーーックス!! いくら無鉄砲でも突っ込んでくなよってなあ!!}&br;COLOR(darkgoldenrod){(アレックスを力で押し切り、勢いよく地面に叩きつけ}&br;COLOR(dimgray){ たのは、アンナの行動だがアンナの行動と見るべきではない。アレックスの無謀を叫び、その憤りのままに床に叩きつけたのは、テルシュだ)&br;(テルシュの叫びはアレックスにも聞き覚えのある言葉だろうが、ジョンも同じような言葉を聞いたことがあるはずだ)&br;(さあ どこが嘘か?どこが本当か?)&br;(混じっている。嘘は嘘だけでは嘘っぽく映る。本物もまた嘘っぽく映る。一見すれば最も本物、ジョンが騙されたテルシュの言葉は嘘と本物の混合物だ)&br;(素直な奴らには見極められない。見極めろ。 どこが嘘か?どこが本物か? ''何が本心か'' 見極められるのは……)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-20 (木) 17:43:12};
---・・・だなっ(ならもう謝らない)&br;(あ、聞こえてた・・やべぇ)(声の聞こえない距離と思い情報伝達を優先したが・・・流石は兎と言った所か)&br;・・・・・・・・・あぁ・・そうだったな・・(だからアンナは体から核を抜かれたんだ・・・そしてそれはきっと、マイカにもある・・・体をボロボロにすることが危険なのは変わらない筈だ)&br;アレックス!!くっそダメか!(この程度でやられるとは思えないが・・・兎も言うとおり、一人で特攻はやりすぎだ・・・こういうのは多方面から攻めて隙を作って・・・・・・兎の言うとおり?)&br;(・・・何かがおかしい、どうにも腑に落ちない・・・俺を褒めた時も、狼狽えた時も、そして今も・・・完全に操られては・・いない?)&br;・・・へっ(本当に、状況は見た目ほど悪くはないようだ・・・認めてやるよテルシュ、化かし合いじゃお前の方が数段上だ・・・上手過ぎてまだすべてを見極められていない)&br;&br;(アレックスの事だ、どうせすぐに起き上って体勢を立て直してまた突っ込むかもしれねぇ・・・その前に!)&br;(王が太鼓を打ち鳴らす落雷準備・・・後は俺達騎士がポイントを指定するだけ)&br;'''──思い出せっ父より受け継ぎし魂を!求めろっ母より賜りし肉体を!我らは渇望する・・兄弟達と駆け抜けたあの空を!!──'''&br;(両の腕が巨大なカラスの翼へと・・・脚が同じく三前趾足に変じる・・・その足で釘を掴み、飛翔・・・次の行動はテルシュをある意味失望させるかもしれない)&br;おぉぉぉぉおおおぉ!!(何と正面から突っ込んだ・・・なぜ?ジョンには仲間がいるからだ、囮はなるべく目立たなければならない)&br;(反転して釘を龍に叩き付けんとするが・・・これは当然弾かれる、だがこちらのダメージは少ない、端から逃げるつもりだからだ)&br;(デカブツはテルシュに操られている、どれだけ強くなっても目は一対、大きくなった分死角は増える、耳が良くても限度はある、攻撃のポイントは頭、両腕、翼、尻尾、精々足・・・頭は自分に向いた)&br;(ジョン弾かれる瞬間、テルシュの意識がジョンに向いた瞬間)・・・山攻撃破剣ってな?&br;(がぁと一斉に声が響き、上下左右前後、見える場所、見えない場所、一斉に11羽9組のカラス達が襲いかかる・・そのどれもがブラフの釘を咥え、この中に本命の6本はある)&br;(そして一本でも当たれば雷だ、アンナは無事でも果たしてテルシュは?・・・雷光を浴びるマイカは?) -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-20 (木) 19:48:07};
---・・・(随分情報をくれるなと思う・・・だが優れた嘘つきは虚実を交えるという・・・安易な推測は危険だった)&br;(雷は有効打足り得ない・・・それでも彼らとの『約束』がある、あと一回はどうしても打たなければならない・・・)&br;(レイヴンスの戦い方はヒット&アウェイの積み重ね、仲間が仲間を守る集団戦術、相手の意識を一方に集め、その隙に別方向から攻撃を加えて仲間が逃げやすくする・・・)&br;(自分も含めてこの中で最も耐久力があるのはジョンだから、彼が死番を引き受けるのは妥当である・・・それでなくとも彼は己が囮になるのを好む傾向があるが)&br;(フレディが引きつけ、アイクが反対側から、ギルが下から襲って二隊を逃す・・・アルとハリーが上方から同時に行ってベンが横合いから、チャーリーがブラフの鳴き声で・・・)&br;良くやった特攻隊長!(エドが辿り着く、兎とマイカの後ろ鱗の隙間に釘が刺さった)「紫!!」&br;(素早くコートの内から紫の太鼓を抜き)デイブ!!『彼ら』に伝令!落とすぞ!「了解!!」&br;'''──落ちよ!!'''(雷が迸る) -- [[マイ>名簿/497623]] &new{2014-02-20 (木) 19:48:40};
---&COLOR(#FFA002){(迸った雷、またも現れる増援…今度は何者が飛び出すのか)&br;''ハァイみんな、ご指名ありがとぉー!ゲマちゃんオンステージよん!!''&br;(見た目にケバい花魁のような出で立ちのババァが猫なで声で周囲一同に手を振る、召喚の失敗だろうか?それとも…)&br;ピンチになったら新兵器!ご都合主義と笑わば笑え!''神をも超える赤き龍…激突ッ!!''&br;(ババアが取り出した包みから現れるのは[[一対の撥>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp027777.png]]、アンナの本体の一部と事前に打った一手、『勝利の鍵』)&br;(それを地面に叩きつけられていた赤き鬼に向けて投擲!!その軌跡は流星を思わせる赤き閃光!!)}; --  &new{2014-02-20 (木) 20:05:36};
---&COLOR(#FF0000){『あれなるは産婆!?』(事前に照木姫より賜った神木を掠め取っていったババァ、まさかこのタイミングで…!?と高所に陣取ったババァに視線を向けていたが…)&br;『うぉぉぉぉ!!』(叩きつけられる撥、受け取るその場から後ずさり床がえぐれ…爆発!クレーターが生まれる…)&br;『これが新たなる音撃棒…『安和』!!』(手にするは最後の希望、焼け付くほどの光と炎を纏った新たなる力…自身の気と同調し限りなく燃え盛っていく…!)&br;『これならば…やれる!!』(届けられた音撃棒を構え、臨戦態勢を取る気勢はこちらに傾きつつある…!)}; --  &new{2014-02-20 (木) 20:11:54};
---COLOR(dimgray){んだとおっっっ!!?(ジョンが突っ込んできた!? そうだ、失望した。期待を裏切られた。なぜなら、''やられたくないことだからだ'')&br;馬鹿かっ、餌食だっつーの!(ジョンの攻撃を弾く牙。ジョンの言葉に目を丸くする) ……やめろよ!&br;くっそ!(今することは、アンナの身体を同じ場所にとどめない、同じ格好でとどめないこと。回り、振りかぶり、このカラスの数……対応しきれない!)&br;ぁんで向かってくるんだっ(尾で横に薙ぐ。薙いだのとは逆方向のカラスが逃げていく) 馬鹿だろ! こんなことで!&br;勝てるとっ(腕を振るう) 思ってんのかああああ!(首で押しつぶす)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-20 (木) 20:53:57};
---&COLOR(darkgoldenrod){(とそのとき、雷!! 雷が出現した瞬間に、まるで光の速さで察した。体をすぐに動かそうと……しかし体は光のようにはいかない)}; -- [[アンナ>名簿/507473]] &new{2014-02-20 (木) 20:54:17};
---COLOR(dimgray){SIZE(20){ガラガラガラ…… ダン!!!!}} --  &new{2014-02-20 (木) 20:54:32};
---COLOR(darkgreen){(直撃は免れたが、それでもやはり)ぐあッ!? ギャアアアアアアアアア!!(竜の背から赤黒い煙が立つ)} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-20 (木) 20:54:54};
---COLOR(dimgray){(テルシュも……雷鳴と光が晴れたときには、体を丸めて痛みを堪えて)くっ……ぅ……&br;&br;(新たに参戦した者、新たな武器へ目が向く中。痛みにガクガク震えながら体を起こし、力の差にもかかわらず向かってくる奴らを睨みつける)&br;……くんな…… くんなよ…… かなわない奴に、向かって、どうなるか……わかるだろうがよ……!} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-20 (木) 20:55:16};
---&COLOR(darkgoldenrod){(……鳴き声も上げないまま、静かに涙が伝った。緑だった竜の双眸の片方が赤く染まっている。両目から流す涙は……誰か一人のものではない)}; -- [[アンナ>名簿/507473]] &new{2014-02-20 (木) 20:55:53};
---COLOR(darkgreen){……ふ ふふ&br;ホホホ……ホホホホホホホ!(のけぞっていた身体を、がくんと戻した) 醜悪! 人よ、何と醜い、美しい姿か! 泣け 悲しめ&br;いかなる者も、その心の醜きをもちて我が喰らうべき生贄となれ!!&br;さあ……力を示すのだ あ奴らにも苦しみを、絶望を、とくと心に染みこませよ!!} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-20 (木) 20:56:23};
---COLOR(dimgray){(苦しそうだった声が、ぼんやりと濁る)あ……ああ……マイカ 来るな……っつってんだろうがあああああああああ!!} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-20 (木) 20:56:44};
---&COLOR(darkgoldenrod){(体を回して勢いづいた尾が、巨大な竜の巨大な尾が、地上にいる者に否応なく襲い掛かる。双眸から涙を流しながら、攻撃は先ほどより更に苛烈に)}; -- [[アンナ>名簿/507473]] &new{2014-02-20 (木) 20:57:02};
---・・・・・・おい、何だあの下品な女(ばっさばっさ) -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-20 (木) 21:50:59};
---・・・・・・デイブ、『D-6』は何処で遊んでる、ヨアケはどうしたんだ?「・・・アルェー?」&br;「ア オバ・・オネーサンダ」 「ヘローゥ オバ・・オネーサン」(漂うノンキな空気も僅かな間) -- [[マイ>名簿/497623]] &new{2014-02-20 (木) 21:51:20};
---テメェら気合入れ直せ!!来たぜ来たぜぇ好機がよぉ!!(不安要素はある・・・さっき弾かれたのは単純な質量差とか武器が壊れていたからだけなのか?)&br;(アレックスとアンナは誓約で結ばれているって話だ・・・もしアンナの力がアンナに通じないって理屈だとしたら・・あれはそれを改善できているのか?・・・)それでもやらにゃぁなるんめぇ!&br;(来るなと叫ぶテルシュ・・それは嘘か真か・・・ホントだとは思うがそれがどういう立場の物か推測しきれない)&br;(勝てると思ってるのか?・・・思ってるさ・・・ただ火力が無いってだけ、それは今コイツが手に入れた)&br;(地上への攻撃・・・デイブは飛び立てる・・・アレックスなら何とかなるかもしれないが)&br;っべぇ!陛下!飛べ!! -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-20 (木) 21:51:39};
---(何はともあれ新兵器は届いた・・・後はアレを如何に叩き込むかだ)&br;(それだけじゃない、雷が確実に効いているという事だ・・・マイカもあるがテルシュへのダメージはアンナの動きの制限へと繋がる)&br;アンナ君・・・(泣いている・・自分がやっている事が正しいのか確証が持てなくなりそうだ・・・でもやらなきゃいけない・・効いていると信じよう)&br;(僅かな逡巡が遅れになる、変化?間に合わない)まずい!?(防御姿勢を取るのがせいぜいだ) -- [[マイ>名簿/497623]] &new{2014-02-20 (木) 21:51:56};
---おぉぉぉおおおぉ!!&br;(取り囲み、矢継ぎ早に襲って龍の注意を僅かでもこちらに向かせる) -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-20 (木) 21:52:12};
---&COLOR(#7f1184){(以前と似たシチュエーション、先ほどより濃くなった『暗雲』より放たれる『雷光』…)&br;(巨大な尾は確かにマイへ叩きつけられるはずだった、しかし…『本体』と切り離された尾はまるであさっての地点でのたうちまわっている)&br;『……』(その男が発するのは『闇』の魔力、その身は鉄の体、銀の鎧…そして、鮮血にまみれた両腕)&br;『ずいぶんいい格好だな?』(マイをかばう格好になったが、その言葉はマイにも、ほかの誰にも向けられていない、目の前の龍『アンナ』にである)};&br;&COLOR(#FF0000){『…ッ!』(マイを庇わんとそちらに注意を向けた刹那、雷光と共に現れた男…)&br;''『デイブレイク!!』''&br;(一体何をしに来たと食ってかかる勢いで咆哮、だいいち…『闇』は『光』を蝕み覆い尽くす)&br;(闇の魔力を使うことは『アンナを苦しめ、マイカに活力を与える』行為にほかならないのだ)}; --  &new{2014-02-21 (金) 10:50:35};
---&COLOR(#7f1184){『喚くな』(それに対してさらりと、他人事のように返すのも以前と同じ…)&br;『すでに虫の息の雑草如き、物の数ではない』&br;(そう、奴は反属性であるアンナを利用して優位に立ったように見えるが…実際はその逆)&br;(アンナの激情、ニーナの恐怖を見れば自ずと明らか…奴らにとって反属性の存在は文字通りの劇薬)&br;(そんな存在を使うなど『自爆』以外のなんでもない、要は…『いま多少の回復をしたところで焼け石に水』と言うことだ そう考えている)&br;『さっきから聞いていれば、ずいぶん飢えていたようだからな?』&br;(そこでちらりとマイカを『見下ろす』、散々煽るセリフを吐いたのはこいつらに負の感情を抱かせるため)&br;(ならもっと順度の高い闇をくれてやると…『水と肥料をくれてやる』と絶対的に優位な立場から見下ろすが如き物言いでそちらを見る)};&br;&COLOR(#FFA002){おまえいい性格してるよな(出待ちして言う事がそれとか退くわー…と『ヨアケ』に付き添うように後ろに控えるババァ、その身は以前のように短剣と変じる)}; --  &new{2014-02-21 (金) 10:51:00};
---&COLOR(#FF0000){『……貴様とはいずれ必ず決着をつける!今は…』(戦う気なら問答無用でこちらに仕掛けてくる…そういう男だ、ならば今は共に戦うと、そう吐き捨ててまた龍に対峙する)&br;(テルシュの言葉、奴の意識の現れだというのなら…奴は『できない理由』を、『嘘っぱちの証明』をすることに躍起になっている…)&br;(しかしそれは違う、奴は既に何度も行動を起こした、理屈など必要ないと…伝えなければならない!)&br;''『テルシューッ!!ワガハイの声が…聞こえるかぁぁァーっ!』''&br;(動き回り一箇所にとどまろうとしない龍に散発的に音撃を加えつつ叫ぶ)&br;『お前は…バカナリ!!』&br;(目の前の危機に打算なしでつっこめる、『賢い奴』ではない…)&br;『理屈をこね回すことなど…時間の無駄!』&br;(龍の腕とつばぜり合いをするかのごとく音撃棒でしのぎを削る、体重差は計り知れないがそれでも…その状態から語りかけ続ける)&br;『『時間の無駄』はお前の信条に反する…お前がワガハイの知る…情報屋テルシュならば…こんなことはしない!!…ぐぁぁぁっ!』&br;(拮抗した状態からまたも弾き飛ばされつつ、それを語りかけ続ける。奴を奴たらしめている事を思い出させる!それが浄化の…勝利の鍵!!)}; --  &new{2014-02-21 (金) 10:51:20};
---&COLOR(#FF0000){(刻むは最も原始的、生命力を現す心臓の鼓動『8ビート』、ド・クン…ド…クン…表裏のビートを狙いひたすらに打ち込む!)&br;(テルシュの心臓に、生命を撃ち震わせる…それだけを信じて)}; --  &new{2014-02-21 (金) 11:22:23};
---&COLOR(darkgoldenrod){(雷でも何の傷も負わなかった竜の尾がちぎれた)&br;(しかし痛がる様子も見せない。闇に何の感情も見せない。何もできない。じっと、涙に濡れた目でディーブレイクを見つめるだけだ)}; -- [[アンナ>名簿/507473]] &new{2014-02-21 (金) 11:39:07};
---COLOR(darkgreen){(一方で、マイカは少しずつ活力を戻していく)雑草? この、闇も光も手に入れた私に……&br;人も人にあらざる者も超えた鉄槌の前に、いかなる抗いも無力! その傲慢を悔やめ!(竜の背の上、物理的に上の位置から見下して)} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-21 (金) 11:39:33};
---COLOR(dimgray){(マイカに同調するように、さらにアンナを「道具」として使う。今は向かってくるアレックスへと)&br;誰がバカだああああっ!(アレックスを弾き、打ちつける) 無駄? それはっ、今はマイカが! 僕を頼っ……} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-21 (金) 11:40:04};
---&COLOR(darkgoldenrod){(生命の鼓動が無に蝕まれた体に響く。滅龍化していた部分が、一部だが消滅した。通った。音撃が通ったのだ)&br;(普通に考えればあろうはずがない。ただの一本の枝が、その木全てに勝るなど)&br;(そもそも最初に竜に浴びせた攻撃も、一時であれ「拮抗」していた。普通ではあり得ないはずのことが、なぜ起こる?)&br;(今も拮抗した状態から、アレックスを力任せに弾き飛ばす)}; -- [[アンナ>名簿/507473]] &new{2014-02-21 (金) 11:41:18};
---COLOR(dimgray){(アンナにも通じれば、テルシュにも響いた。心臓の鼓動が。ようやく動いた。心が、感情が。吹き飛ばされ、痛みに声を上げるアレックスが見え、何も掴んでいない手を伸ばす)アレーーーックス!!&br;……待て…… 何を……? 僕は……} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-21 (金) 11:42:29};
---COLOR(darkgreen){あの音は!? 使えなくしたはず、何故!? かき消せい!(激しい剣幕でテルシュに命じる)} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-21 (金) 11:42:47};
---COLOR(dimgray){は、待てよ……! これ、こんな、嫌だっ 僕はこんな……あいつの荷物になる位なら……死んだほうがマシだ……!} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-21 (金) 11:43:08};
---COLOR(darkgreen){傀儡風情が! 早くせい!!(テルシュの頭を掴む)} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-21 (金) 11:43:27};
---COLOR(dimgray){(頭を掴まれれば、意識が混濁した)は…… ……吼えろぉ!} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-21 (金) 11:43:48};
---&COLOR(darkgoldenrod){&br;SIZE(30){ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!}&br;(空間を震わすような咆哮。轟音が被さり、生命の鼓動が判別不能なノイズと化す。滅龍化の消滅が止まった)}; -- [[アンナ>名簿/507473]] &new{2014-02-21 (金) 11:44:41};
---・・・?(身代わり術式の反応がない・・・勿論衝撃もない・・・それはつまり)&br;(顔を上げ、その背が目に入る・・思わず頬を緩ませ)全く・・・来てくれないかと思ったよ、ヨアケ&br;(彼のいう事は最もだ、アンナとマイカ、どちらかに最有効打を叩き込めばどちらかが強くなってしまう・・・アンナを傷つけまいと光を放っていたが・・・)&br;(現状問題なのはアンナである以上、彼女を最優先で戦闘不能にして核を回収すれば、後は消化試合だ・・・理屈は分かる、分かるが・・・賛同は難しい)&br;&br;(振るわれるアレックスの撥・・・・・アンナとテルシュの変化・・)・・・あれが音撃・・(神威と音楽の組み合わせによる高い浄化能力・・・模倣できるか?)&br;(でんでん太鼓を見る・・・これじゃダメだ・・もっと、もっと大きな音がいる・・・カラスで合唱?・・ダメだ、まだすべてを把握していない以上似通った音でありたい)&br;(雷は古今東西を問わず神威の象徴だ・・・さらに太鼓の音色は雷鳴の模倣・・・ならば雷鳴は?・・・太鼓の音色に重ねられる?・・・共感から召喚した物をまた共感の題材とする二重共感・・・そんな事・・できるのか?)&br;それでもやらにゃぁなるんめぇ・・か(くすりと笑って構える)&br; -- [[マイ>名簿/497623]] &new{2014-02-21 (金) 13:14:02};
---(正直ほっとする・・だが)んだ?あのおっさん・・・(どうやら奴が噂の『ヨアケ』らしい)&br;!?(アンナの一部が消える、テルシュに変化があった・・・あれが音撃・・・シビれる!)はっすげぇじゃねぇか!&br;(マイカに再び洗脳を受けるテルシュ・・・それを口惜しく思うと同時に・・直前の叫びに思わずほくそ笑む・・・前言撤回、流石俺)似たもんだって思ってたよっ&br;(アンナが咆哮する・・・その痛烈な響きに思わずレイヴンスが揺らぐのが見える・・・消滅も止まる)・・一発じゃぁダメってか?&br;アレックス!!一でダメなら十だ!十でダメなら千だ!何万発でもかましてやれ!!(隙は俺達が作る)&br;&br;(再びカラスが飛び交う・・・右から左から襲いかかるが今回は警戒も強い・・・だからちと揺さぶりをかけてやる)&br;陛下!『もっかい』紫!! -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-21 (金) 13:14:34};
---いや・・・(ジョンは調子づいているが・・・恐らく単発をいくら当てても効果は薄い・・・無駄ではないだろうが弱い)&br;単発じゃダメだ!もっと重ねるんだ!!&br;&br;(『もう一回』・・・それは暗号、『釘と太鼓』は正確に雷を落とす術だが一度落とせば釘は燃え尽きマーカーは消滅する・・・基本的に同じ色をもう一回はあり得ない)&br;(だがそれを知るのはレイヴンスだけだ)&br;(マイカは、テルシュは、既に二度、雷撃で痛い目を見ている・・・ましてや紫は背後への直撃コース・・警戒をしない筈がない・・・その心理を突く)&br;(紫のでんでん太鼓を引き抜き、振るう)'''──落ちよ!!'''&br;(彼らは思うだろう、また雷撃だと・・・だが実際にはまるで見当違いの位置に雷は落ちる・・・その隙に取りついたカラスがまた釘を打ち込む)&br;&br;(此処までが普通の流れ・・・今回に限れば、上記に加えてアレックスに対して大きく隙を見せる結果となる・・・そして秘かに試す)&br;'''──その雷鳴をもって大いなる鼓の音をなせ!!'''&br;(これは確認だ・・・雷鳴で音撃を模倣できるどうかの・・・成程・・次の直撃の際にはいけそうだ) -- [[マイ>名簿/497623]] &new{2014-02-21 (金) 13:14:59};
---&COLOR(#FF0000){『承知!万といわず億!億と言わず…兆ッ!』(通るまでは何発でも叩き込む!そして…)&br;『耳を貸すなテルシュ!貴様の耳は…価値のある情報しか…くっ!…拾わんはずナリ!!』&br;(その間も、激しく動き回る龍との打ち合いと並行して語りかけ続ける…これも、成功するまで何度でもだ!)};&br;&COLOR(#7f1184){''『俺はまだ100と12だ』''( お っ さ ん  聞こえてるぞとジョンの言葉に返すように言い放つ)&br;『チッ…』(舌打ち、わずかに反応した寄り代もあの雑草がまとわりついたままでは説得の効果が薄い)&br;(加えて、マイの言う通り単発の音撃も無意味。おそらくは『禁術』を用いてもアンナの咆哮によって大きく威力を削がれることだろう)&br;(『寄り代の意識を引き戻しつつ、アンナに重奏の音撃を叩き込む』その障害となる存在は…)&br;『おい雑草』(不遜な態度、ハナからこっちを見下してかかっているマイカからすればそれだけで挑発になる)&br;『いや…宿主がいなければ生きることすらままならん宿り木か』(構えることすらせず、隙だらけのまま挑発を続ける)&br;『俺の半身は闇…貴様にとっては養分の塊だ、いつまでもそこにへばりついているよりは居心地がよかろう』&br;(手にした短剣を放り投げ、自分の体を明け渡すようにしてそちらを見つめる)};&br;&COLOR(#FF0000){『何を言う!それでは…』(奴は何を考えている?自分を食えとでも言っているのか?!龍と化したアンナと切り結びテルシュヘの説得を続けるものの…武器を捨てたばかりか先程まで漂っていた圧倒的な気すらなくなっている、まさか本当に…)}; --  &new{2014-02-21 (金) 17:22:13};
---COLOR(dimgray){拾ってるさ! マイカが僕を頼ってる、聞こえてるともさ! 馬鹿に説教される筋合いなんざぁ無いんだよ!&br;ハッ 聞こえたよ、僕が同じ手に乗るかっ(あれは雷の指示。カラス達の間を押し破るように竜を駆るが、当の雷は全く別の場所に)へ? ブラフ!?} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-21 (金) 18:28:38};
---COLOR(darkgreen){また雑草と! 私を愚弄するか人よ……いいだろう、我が供物となり滅びを受け入れよ!(竜の背から跳び、落下の勢いごと枝で鎧を突き破らんと)&br;小童、お前の血、残らず吸い尽くしてやろう!(血を思わせる赤黒い肌は、血を吸った幹が赤黒く染まるため……マイカは吸血植物だ)} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-21 (金) 18:29:01};
---COLOR(dimgray){馬鹿やめろマイカ!!} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-21 (金) 18:29:27};
---&COLOR(#7f1184){(マイカに飛びかかられれば無防備な身体、鎧と仮面の一部が砕け…流血。すぐさまそれを狙って触手が伸びる)&br;'''『『エド』お前…血を吸うのが上手かったんだな』'''(この男のクセなのか、目の前の相手ではない誰かに対して言葉を放つ)&br;(それはこの場にいる誰でもない、どこか遠く…手の届かないところに行った誰かへ語りかけるように…優しく)&br;『さあ、たっぷり味わえ…俺の半身、そして…もう半身を!!』&br;(今度こそ目の前にいる宿り木にむけて言葉を放つ、確かにこの男の半身は『闇』)&br;(では…もう半身は?それはいつかアンナに活力を与えた『光』、破損した仮面からのぞく真紅の瞳、太陽の炎を思わせる左目が煌く!)};&br;&COLOR(#FFA002){『ハァイ、おげんこ?』&br;(本日、この間の抜けた声を聞くのは二度目だろう。デイブレイクの右半身にまとわりついたマイカの反対)&br;(『左腕に握られている短剣』から声が響く…捨てたはずの短剣から繰り出されるのは…)};&br;&COLOR(#7f1184){''[[『音撃奏、烈・神速一閃…!!』>http://www.youtube.com/watch?v=XrIBJXXTc2Q]]''(気づいたときにはもう遅い、『ゼロ距離で、劇薬を喰らいながら放たれる禁じられた音撃』に耐えられるかどうか…根比べだ)&br;(片腕で足りない演奏はフレキシブルに動く『短剣に生えた尻尾』でカバーしつつ、ひたすらに息吹く!)&br; http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp027853.jpg &br;&size(40){グォォォォォォォォォァッ!!}; };--  &new{2014-02-21 (金) 18:59:19};
---&COLOR(#7f1184){(滅龍化しつつあるアンナは周囲の精霊の力『コア』の流れをせき止める淀み、『トラッシュ』を発生させる&br;トラッシュに囚われたコアを旋風と雷の形で解放し天を飛翔する龍、『烈の覇王』の像を結ぶ禁じられた音色が鳴り響けば…周囲の建造物も、敵も味方も巻き込んでその破壊領域が拡大していく!)&br;(この男の周囲を巻き込むことを屁とも思わない性格を知っているアレックスとマイ、ジョンたちレイヴンスは『何かをしようとしている』のを見た瞬間退避することもできるだろうが…)&br;(それを至近距離で喰らったマイカへの致命傷、ないし大ダメージは確実だろう)};&br;&COLOR(#FF0000){『あいつ…最初からあれを狙って?!』(死中に活、とは言うがこれではみすみす生命を捨てるようなもの)&br;(吸血を受けて減った分の体力と『禁術』を行使する力…常人ならば即死してもおかしくない消耗のはず)&br;(以前に見せた破壊力に相違なく、両足を踏ん張り総てを根こそぎ削り取る旋風と、雷のシャワーに耐える…これでどうだ…?)}; --  &new{2014-02-21 (金) 18:59:43};
---COLOR(dimgray){マイカあああああああッッ!!(聞く者の心に刺さるような、悲痛な叫び)&br;(先ほどの雷はブラフと気づいている。それでも、マイカを放っておけない!)&br;&br;(……転校生のアレックスはともかく、行動範囲の広いテルシュがこれまでジョンと面識がなかったのには、それなりの理由がある)&br;(テルシュは、ジョンやアレックスのような、自力で強く生きられる奴の前に出てはこない。立ち往生している人の前に現われ、声をかける。「僕は情報屋だよ」と)&br;(そして彼らのために、何も打つ手がない人のために、あるはずのない打つ手を無理やりに作り出す。全てを欺き、騙し、その責任を全て自分で負いながら)&br;(何故そんなことをするか? ……放っておけない。ただそれだけだ。行き詰った人のために悩み、苦しみ、悲しみ、彼らが日常を取り戻したのを見て喜ぶ)&br;(テルシュには何の力もありはしない。目立つこともない。しかし彼もまた……物語にはならなかった、一人のヒーローなのだ)&br;&br;SIZE(20){''させるか!!''}(初めてアレックスと会ったときに見せた、アレックスと同じ瞳。アンナと心を重ねられる、真っ直ぐな瞳)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-21 (金) 20:16:49};
---&COLOR(darkgoldenrod){(神速と冠した技より上をいく動きは、まさに光のごとく。マイカを前足で打ち付けディーブレイクから離した)&br;&br;SIZE(30){ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!}&br;&br;(音がかき消される。壁にぶつかったマイカの前に、彼女を守るように立ちはだかり、前に向けて光の気を放つ)&br;(それはまるで爆発のようだった。誰も傷つくことのない、形のない爆発。風も、雷も、形のないもの全てをその場から押し出す)}; -- [[アンナ>名簿/507473]] &new{2014-02-21 (金) 20:17:18};
---COLOR(darkgreen){ぐ……っガアアアアッ!!!?(いや。傷つく者はいた。光は直撃こそしなかったが、これほど近距離にいるのだ)} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-21 (金) 20:17:48};
---COLOR(dimgray){マイカ逃げろ!! 早く!!(守るべき者を傷つけてまでして叫ぶその顔には、苦しみと悲しみが深く刻まれていた。彼女のために片目を潰されても、なお彼女のために)&br;(……マイカは「守るべき者」などでは、ないはずなのに)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-21 (金) 20:18:10};
---・・・ヨアケ?(幾ら余裕を見せるにしてもやり過ぎである・・・それはつまり・・・いやそれにしても・・・)&br;おいおいおい・・・レイヴンス退避! -- [[マイ>名簿/497623]] &new{2014-02-21 (金) 22:45:14};
---いやお前もだー!!(大わらわに旋風と雷の嵐から逃げるマイを見る・・・縁を見通すが故の神業的避けっぷりだが見てるこっちはひやひやする)&br;・・・テルシュよぅ・・こんな時に根性見せてんじゃねぇよ・・・(性質は変われども本質は変わらず・・・それが却って痛々しい)&br;(彼女を守る為の力が彼女を傷つける・・・正直心苦しい以上の何物でもないが・・・容赦はしない)&br;・・・折角112歳の爺さんが落してくれたってのに、逃がす道理はねぇだろ?&br;「青」 「緑」 「橙」&br;(それは慈悲無き宣言・・・龍に弾かれ光に打ち据えられるマイカの・・・その逃げ道すら塞ぐように、釘が三つ放たれる) -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-21 (金) 22:45:42};
---・・・死ぬかと思った・・いや私は死なないが‥&br;(立ち上がる・・・同じく距離を置いてマイカの逃げ道を塞ぐ格好・・・懐から三つ、指の間に挟むようにでんでん太鼓を引き抜く・・・青、緑、橙)&br;音撃・・・大体仕組みは分かったよ・・再現率は3〜4割かな?・・・だから三倍だ&br;テンテントテンテンテン♪(と、その場に似合わぬ軽い三連音・・・それと共に)&br;'''──落ちよ落ちよ落ちよ!!その雷鳴をもって大いなる鼓の音をなせ!!'''&br;(雷撃、雷光、そして拙さを物量でカバーされた三条の音撃がマイカへと放たれる) -- [[マイ>名簿/497623]] &new{2014-02-21 (金) 22:46:10};
---&COLOR(#7f1184){『上出来だっ…!』(奴らが群れで戦うのなら、こちらが作ったスキを見逃すはずはない…)&br;(まさに死体に群がるカラスの如く、容赦のない攻撃を浴びせるレイヴンスを見つつ体勢を立て直す)&br;(体にこびりついた触手の残骸を身体から沸き起こる雷火で焼き尽くすと同時に光の治癒魔法で傷を塞ぐ…『ヤミ医者』の経験はダテではない)&br;『もうひと押しだ、最後まで付き合え』&br;(珍しく『相棒』に声をかければ、またも『禁術』の構えを取りその時を待つ…)}; &br;&COLOR(#FFA002){『どうせアタイがブッ壊れたってプップクプーとやるつもりなんだろ?最後まで付き合ってやるよ『クソガキ』』&br;(ここ最近武器としての出番が増えたせいか、声をかけられれば嫌に協力的に答える『相棒』。お互いに百年近く付き合ってくりゃ愛着も沸く)};&br;&COLOR(#FF0000){『なれば最後はッ…!ワガハイの手で!!』(マイカと分断され、隙だらけとなった龍と宿主)&br;(取り出すのは手のひら大の円盤状の物体『音激鼓』、その巨体の中心…胸部に掌打の要領でねじ込む!)&br;『いけぇぇぇぇぇっ!!』(ねじこまれればその場で高速回転しその面積を広げる!巨大な『太鼓』の形状をとったそれに『音撃棒』の連撃を叩き込む!)&br;''『刻むは浄化の轟き!生命の息吹き!そして…神威の響きッ!!』''&br;(その場に居るものすべてに叩き込まれる心臓に似た鼓動…自然と体が歌い、踊りだす最も原始的な生命力の調べ…穢れ、澱んだ気の流れを取り戻す。言葉も…理屈さえもいらぬ衝動を巻き起こす!!)&br;&size(50){『ウォォォォォォォォォッ!!』};&br;(本能のままに哮り、鼓動を刻む鬼…自分に続けと文字通り周囲を鼓舞し、その鼓動を強めていく!!)}; --  &new{2014-02-21 (金) 23:16:01};
---COLOR(dimgray){(マイカから目を戻したときには、全ての準備が整い終わっていた。ジョンが何度も仕掛けた小細工が重なって重なって、今、まばたきの時間すら奪い取られた)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-21 (金) 23:26:15};
---&COLOR(darkgoldenrod){(テルシュの心、マイカを守りたいという心だけは時間も関係なく伝わった。そこからの驚異的な反応。上体を浮かせ翼を広げて二条の雷を受けた。)&br;(一条を取り逃す。そして何より、雷の音は防げない)}; -- [[アンナ>名簿/507473]] &new{2014-02-21 (金) 23:27:25};
---COLOR(darkgreen){(直撃する。光が、浄化の音が)ギャアアアアアアアアアアアア!!!} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-21 (金) 23:27:49};
---&COLOR(darkgoldenrod){(と、アレックスががら空きの胸に飛び込んできた。この体勢では、もうこれ以上動くことなどできない。防げない)}; -- [[アンナ>名簿/507473]] &new{2014-02-21 (金) 23:28:12};
---COLOR(dimgray){アレっく……!?(全てを吹き飛ばすような哮りに全身を貫かれ、思考を、言葉を失った)&br;……こっこの音!! 駄目だ、吼えろ! 吼えろお!!} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-21 (金) 23:29:19};
---&COLOR(darkgoldenrod){&br;SIZE(30){ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!}&br;&br;(何度目かの咆哮が太鼓の音に被さった。また、この音を消さんと)}; -- [[アンナ>名簿/507473]] &new{2014-02-21 (金) 23:29:59};
---(吼えろと、アンナに指示を下した時・・・テルシュは気づくだろう・・・頭の後ろの辺りに突き立った黄色の印に)&br;(一体いつ?・・・あのブラフの雷の時だ・・・金色の中に黄色を埋もれさせるに十分な隙)&br;立て続けだなぁ!(マイカに雷撃を浴びせながら反対の手で黄の太鼓を抜く)&br;既に二度も使った、要領は分かったよ!'''──落ちよ!!!その雷鳴をもって大いなる鼓の音をなせ!!'''&br;(咆哮に合わせたタイミングで雷を落とす、先ほどよりも精度の高い音撃だ) -- [[マイ>名簿/497623]] &new{2014-02-21 (金) 23:56:04};
---できるな?分析屋 「恐ラクハ」(肩に止まったベンが頷く)&br;(その声はこの音と音の嵐の中でもテルシュの耳に届くだろう・・・なぜならジョンは、既にアンナの背にいるから)&br;咆哮に首を使った・・・尻尾は落された・・・核から手を離せば俺に攻撃できるだろうが・・・そんなこと出来るか?&br;(手にした無印の釘をアンナにつきたてている・・・その方が良く響く気がするから)&br;確か・・こうだったな?(メロディその物はわかりやすい・・・これでも一応、彼女の指導を受けてるし)・・まさかこれが役に立つとはな?&br;(口笛を吹く・・・その音は紛れもなくヨアケの使う禁じられた音撃の物・・・類感・模倣の原理により似た者は力を帯びる)&br;'''──その音をもって破邪の力をなせ!!'''(ジョンが音を奏で、ベンジャミンが共感の詠唱をする・・・見よう見まねだが確かに音撃だ)&br;(戦いやすい環境を作る・・ってのとは違うが・・・これも裏方のお仕事だよ) -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-21 (金) 23:56:47};
---&COLOR(#7f1184){『…!』(オウム返し…とことん小賢しい連中だ、並び立ち音色を奏でるジョンを横目で見れば)&br;(二重奏も悪くない、遅れずについて来いと一層響き渡る笛の音。旋風も雷も周囲に吹き荒れるが…さっきのような無差別な破壊ではない)&br;(まるで大きな渦に巻き込まれるように、音撃の『爆心地』であるアンナに集積していく)&br;(カラスたちの羽音、鳴き声、心音…マイの太鼓の音色…『生命そのものの音色』がある一点を起点に集中していく)};&br;&COLOR(#FF0000){『この感覚…忘れもしない…ッ!』(みなの生命の音が自分の身に集まる感触、これはいつかユエ氏に借り受けた『光輪』を通して得た『神』の力…)&br;(象徴への信仰心、人や植物、動物等が生きようとする力。世界に溢れる生命力 それらを己の体で受けるためのもの)&br;(願いの力、思いの力、そして生き様とする力。目には見えずのそれが神の力)&br;(その大きな流れの本流を肌で感じ、その身に宿す事が出来れば…)&br;''『ワガハイにも神威は宿るッ!』''&br;(自分にその道を示した『師』、神威の力を持つ正真正銘の神の言葉を思いだし…これぞまさにそれであると会得する)&br;''『そして、今…神をも超える力をッ!』''&br;(合奏のクライマックスが近づくにつれ、全身から溢れ出す神気が鬼の背に光の輪を創りだす…その姿は『鬼』から『鬼神』へと)&br; &size(30){''『超神ッ!星龍の型ァァァッ!!』''}; &br; http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp027861.jpg &br; &size(50){''ヴォォォォォォォォォァァァァァァッ!!''};&br;(新たな音撃棒で呼び出される星竜は神をも超えた紅き龍…超新星の輝きを放つそれは天空より一直線に、真っ直ぐに、『ショーメン突破』でアンナに迫る!)&br;&size(50){''これが…クライマックスナリッ!!&br;ショーメン突破で…明日を、トォォォォタルッ!''};&br;(最後の一打と同時に着弾する龍のオーラ、二つの響きが重なると同時に周囲を浄化の音と光が包んでいく…)}; --  &new{2014-02-22 (土) 00:32:45};
---http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst084878.jpg --  &new{2014-02-22 (土) 00:38:41};
---COLOR(dimgray){(ハッとした。竜の後頭部に光る何かが)……釘!?&br;(そしてやけにはっきり聞き取れる声。竜の背に片手を突っ込んだまま振り返った)ジョン・ウエストウィンド!?&br;(ジョンの言うとおりだ。竜も、テルシュももはや完全に身動きが取れない。騙し合いの勝利は……)&br;あぁぁ……くっそおおお!!(拳を竜の背に叩きつけるテルシュの様子が一番物語っている)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-22 (土) 09:50:24};
---&COLOR(darkgoldenrod){(吼え続けている。音が集まり、竜の咆哮が押し負け始めても、機械のように命に従い続けている)&br;(浄化の音が、今は誰の耳にもはっきり聞き取れる。音は穢れを払い、滅龍化した部分が消滅しだした)}; -- [[アンナ>名簿/507473]] &new{2014-02-22 (土) 09:50:45};
---COLOR(dimgray){音が重なる 思いが重なる 命が重なる 全ての力が、哮鬼から放たれた} --  &new{2014-02-22 (土) 09:51:02};
---COLOR(darkgreen){(赤黒い煙が立つ。身体のすべてが持っていかれる。そんなはずはない、)私はあああ!! 闇も! 光も超越したはずだあああああ!!!&br;(なのになぜ。なぜだ。……マイカの核を守るための、身体の中央、硬い組織が浄化の光に蝕まれたとき、ようやく理解した)&br;……あれは……神を超えし者…………!} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-22 (土) 09:51:20};
---COLOR(dimgray){&br;そして何もかもが、浄化の光に包まれた――……&br;&br;……竜の姿は消えた&br;竜の背のあった位置から落下する、気絶したテルシュとアンナの核 竜の頭だった位置から落下する、人間の形をしたアンナ&br;そして…… マイカの身体のあった場所からは、ひびの入りきった黒い核が自由落下を始めた} --  &new{2014-02-22 (土) 09:51:42};
---(共に奏でるヨアケにニヤリと笑って返す・・・真似や学習はカラスの真骨頂だ、ついて行ってやるよ)&br;(お前も強かったよテルシュ・・・・ 口笛を続けながら、心の中で健闘を称える・・・滅多にしないんだぜそんな事)&br;(辺りに浄化の光が満ちて・・・やがて竜の姿は消える、再び翼を広げて滑空を始めるが・・・)&br;・・・え?あ、・・あれ?(不意に体から力が抜けてずべーっと転がる)・・・立てねぇ・・&br;(ジョンの頭の上に止まりながら)「禁術 ラシイカラナ ソノ程度デ スンデ ヨカッタジャナイカ」&br;・・何でお前は余裕そうなんだよ・・・&br;「私ノ ホウガ 生命力ガ 少ナイ ジャックニ 多メニ 負担ヲ 割振ルノハ 妥当」&br;テメェ・・・! -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-22 (土) 10:16:18};
---(雷が迸り、マイカが核となる)・・・流石に、疲れるな・・(護身に持っていた最後の藍の釘を見る、使う事はなさそうだ)&br;ん・・・おいおい!(慌てて走って落下するアンナを受け止める・・・受け止めきれずにずべりと転んで)&br;「ヘーカ コッチヲ ツカマエナイト・・・」(降りてきたフレディが核を持ってる)&br;すまない・・頭では分かっているんだけどね?・・・なんにせよ、皆を治療しなければ・・・デイブ、集めてくれ「了解」&br;(龍の攻撃・・そのすべてを回避できるはずはなかった・・・傷ついた仲間たちは既に安全距離まで退避しているが・・・彼らを放っては置けない) -- [[マイ>名簿/497623]] &new{2014-02-22 (土) 10:16:40};
---&COLOR(#7f1184){『死ななかっただけ上等だ』(そんなジョンとカラスのやり取りを見れば、吸血された上に二度の禁術を行った『ジジィ』がそれを見下ろす、回復は必要ないというアピールでもある)&br;『……』( が し り  逃がすものかとマイカの核をその右腕で捉える)&br;(しぶとく生き残ったそれをこのまま握り潰すのは容易、しかし…)&br;''『ひと思いに死ねると思ったか?』''(生命を弄ぶ所業、真っ当な生命らしく浄化されて死ぬなんて上等な末路をくれてやるのは癪に障る…さてどうしてくれようか)}; &br;&COLOR(#FFA002){だからお前ソレ悪役のセリフだっつの&br;(あー肩こった!と人型に戻り背を伸ばすババァ、消耗も負担もそれほどではないようだ)};&br;&COLOR(#FF0000){テルシュ…やはり、お前はバカナリ…(金色の光を放つ鬼神から真紅の鬼、鬼から少年の姿に変じて『友』を助け起こす)&br;誰かの為に動き、それを喜びと感じられる…そんな自分を堂々と誇れれば、こんな事には…!&br;(何もできない、その思い込みと劣等感を利用されて付け込まれた)&br;(自分は何の疑問もなくそれを正しいと言えることが、こいつはできなかった…素直になれなかっただけだ)&br;ワガハイは信じている…お前ならばきっと、過ちを乗り越えた真の…&br;(『ヒーローになれる』あの日見た『黄金のヒーロー』の如く自分もこいつに道を示せたのなら…)&br;(その言葉を最後まで言うことなく、回復を行うマイにテルシュを預けた瞬間前のめりに倒れる)&br;(自分の力以上の限界駆動を行ったツケが来たのだ)}; --  &new{2014-02-22 (土) 12:38:33};
---・・・(マイカをしっかりと捕える様をみれば軽く首を振る)&br;さて、揃えたな?数が多い、武器軟膏を使う(ずらりと居並ぶカラス達を見ると懐から粉の入った瓶を取り出し・・・)&br;・・・頭と、腕と、足と翼は背中?尻尾はお尻かな?・・・あー・・面倒だ、とりゃ!(それをばさっとアンナの全身に浴びせる)&br;「横着 シナイデ ヘーカ」 大丈夫さ、いくぞ!&br;'''──我、傷つけし物の罪を禊ぐ・・汝の咎は彼の者らの傷なり、咎の濯ぎは傷の癒しなり・・・その繋がりを辿り傷痕を消せ!'''&br;&br;(接触・感染の原理により、傷つけたものと傷つけられたものとの間には特別な因縁が存在する・・・)&br;(それを恨みとみて大きなダメージを狙う事もあるが・・逆に辿る事でそこに癒しの力を見出すのが呪術師の治癒技術の一つだ)&br;(本来はテルシュやマイカからの謝罪を持って癒しの力を生じさせるが、彼らは今動けない為「用いた武器」であるアンナを禊ぐことでこれを成す)&br;&br;(次はテルシュに歩み寄る・・・こちらはマイカをどうにかしなければならないが・・・それは彼が許してくれそうにない)&br;ジャック!言葉だけでいい、「謝罪」をくれ、まだそんなに時間が経ってないから出来る筈だ -- [[マイ>名簿/497623]] &new{2014-02-22 (土) 20:13:56};
---・・・・・・・・・・・・・・・・・・目、傷つけてゴメンな(突っ伏したまま言う) -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-22 (土) 20:14:20};
---(構え、唱える)&br;'''──我、傷つけし者の罪を禊ぐ橋渡しをせん・・汝の咎は彼の者の傷なり、咎の悔いは傷の癒しなり・・・その繋がりを辿り傷痕を消せ!'''&br;(これも武器軟膏と同じ効果・・謝罪の程度に従って癒しの力は増す・・・テルシュが失明する恐れはないだろう)&br;・・・で最後は彼か・・(龍から受けた傷は癒えているが‥どちらかというと自分から消耗した面が大きい)&br;(しゃがみ、テルシュとアレックス、アンナを並べ、三人の頭に手を当てる)&br;'''──我は汝ら、汝らは我なり・・・良きはより良きへ、悪しきはより悪しきへ流さん・・・この接触を持って彼らに活力を取り戻さん!'''&br;&br;(触れた所から共感し、悪い物を術者へ、良い物を患者に流す術・・・有体に言うと「怪我のない状態」や「元気な状態」を分け与える術だ・・・こちらが動けなくなっては元も子もないので程々に留める)&br;&br;・・・これで一通りは終了だ・・疲れたよ、実は呪術はあまり癒しに向かないんだ(そのまま座り込んでふへーっと息をついて) -- [[マイ>名簿/497623]] &new{2014-02-22 (土) 20:14:49};
---&COLOR(#7f1184){『…』(真の名をホイホイと明かせないわけだ、言葉と多少の媒介でこれだけの効果を出せる…)&br;(呪術というものに気をつけろと幼少の頃教育を受けた身としてはその光景に驚異を覚えるのに十分)&br;『敵には回したくないものだな?』&br;(その場からさっさと立ち去るように…いつものように愛想なく、それだけ告げて…)&br;(その手には直線バカの『甥』を、猫の首根っこでも掴んで連れて行くように…引きずっていった)};&br;&COLOR(#FFA002){マイちゃんもジョンクンもカラスくんらもお疲れ!…アンナちゃんとテルシュくんたちのこと…よろしくね?&br;(愛想なくどこかへ行く『相棒』のフォローでレイヴンスに彼らのことを任せると、ババァはババァで行きつけの店に行く…なめろうが絶品の漁師の店だ)&br;''あと、ババァっつった奴はシメる''(さっきのカラスたちのセリフを聞いてたらしく、それだけ言い残して)&br;(さっきまでの騒ぎがウソのように貧民街には静寂…破壊の爪跡だけを残し、清浄な風が吹く…)}; --  &new{2014-02-22 (土) 20:53:02};
---それはお互い様だよ、ヨアケ・・・&br;(呪術師とは人と社会を助ける存在・・・例え向かなくても、その力を戦いにしか使わないのは望む所ではなかった)のろいとまじないは表裏一体・・・&br;「ババァ ナンテ 言ッテナイヨ」 「マタネー オバ・・オネーサンタチー」(ばさばさ3人を見送って)&br;・・・・・・さて・・私たちの仕事はまだ終わってないよ?(いきなり建物が吹き飛んだのだ、貧民街であっても・・否、治安のよろしくない此処だからこそあまりうかうかはしていられなかった)&br;デイブ、その扉をゲートに 「アイサー」&br;ジャック!立て!私一人に彼らを運ばせる気か?(「うぐぐぅ・・」っと呻きながら動いてるJの騎士を叱咤する、酷い)&br;(貧民街から図書館へ・・・その簡易医務室へと皆を移動させ・・閉じる前に一度だけ振り返る)&br;&br;純粋な一念が神をも超えるとはね・・ヒーローか・・・(あるいはそれが、初代の目指した境地の、一つの具現なのかもしれない)&br;「彼 大丈夫カナ?」&br;大丈夫さ・・ヨアケがついているし・・・なにより、彼にはまだまだ頑張って貰わないと困る・・・&br;(悲しいかな人の世がある限り悪は潰えぬ、それでも・・・)牙無き人々の不幸と嘆きを止める為に彼らはいるのだから・・・&br;(パタリと扉を閉じ、誰もいなくなる・・・最後に一言だけ残して)&br;&br;''ヒーローに幸あれだ'' -- [[マイ>名簿/497623]] &new{2014-02-22 (土) 21:22:08};
-SIZE(20){''八之巻 『重なる思惑』''} --  &new{2014-02-16 (日) 15:10:16};
--COLOR(dimgray){貧民街某所} --  &new{2014-02-18 (火) 19:52:36};
---COLOR(dimgray){メモにあった通りの場所には、屋敷ともなんともつかない、あえて言葉にするなら「薄汚れた堅牢なアジト」とでもいうようなものがあった。&br;マイカの放つ強い邪悪な気配も、アンナの強い光の気配も、少なくとも建物の外からは感じられない。} --  &new{2014-02-18 (火) 19:54:02};
---(メモを眺めて一言・・・一応声は押さえている)・・・此処か・・成程確かに攻めずらそうな・・・でも人の住んでる気配がねぇな・・ホントにここか? -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-18 (火) 20:03:16};
---・・・(アレックスには少し距離を置いてついて来てもらっている、まとまっている所を一網打尽なんざ真っ平御免だ)&br;(素早く駆け抜け、扉の横に潜むと・・・ゆっくり手をかけて開く) -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-18 (火) 21:23:25};
---(入口のホールは静かだ・・・試しに床に手を付けてサイコメトリーを試みたが・・・よく解らなかった)&br;・・・バックアップ、しっかり頼むぜ・・・(奴には自分から分離した『J-5』を付けている、多少耐久性は落ちるが情報の伝達力を優先する)&br;(テルシュより得たメモに従い、奥へと進み・・・やがてある扉の前にたどり着く・・・此処までは順調だが) -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-18 (火) 21:35:53};
---COLOR(dimgray){(突然聞き覚えのある声が、あの情報屋の叫びがジョンに向かって)危ない! 跳べ!!} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-18 (火) 21:37:21};
---っ!?(どっちに!?っと突っ込む間もない、本能的に後方に跳躍して迫りくる何かから逃げんとする) -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-18 (火) 21:43:13};
---COLOR(dimgray){なんてなあ(後方へ跳躍したジョンのさらに背後から、テルシュがショルダータックルをかました。人にしてはやけに強すぎる力、速さで)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-18 (火) 21:47:23};
---COLOR(darkgreen){それと同時に扉の向こうに、アレックスならば間違いなく解るだろう、マイカの巨大で邪悪な気配が生じた。&br;それをそれと解る間もなく、扉が10本の黒い枝に派手に破られ、ジョンにその枝々が襲いかかる。アレックスが以前不意打ちを喰らったときと全く同じだ。} --  &new{2014-02-18 (火) 21:47:41};
---・・・っ!(完璧にしてやられた!タイミングが絶妙過ぎた・・・何よりこの力だ)&br;(反射的に変化を解くまいとした事が災いした・・・今のショックで人化を解いていれば、回避のしようもあったろうに)&br;ざっけ・・・!(男の触手塗れなんざ面白くもなんともない・・・もがくが、時すでに遅し、枝に囚われる)&br;テメェこのウサギ野郎!(既に『J-5』へは連絡がいっている筈だ、すぐに駆けつけてくれりゃぁ良いが) -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-18 (火) 22:00:35};
---COLOR(dimgray){(枝がジョンを部屋に引き込み、テルシュがタックルの勢いで後ろから押し込んだ)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-18 (火) 22:13:05};
---COLOR(dimgray){部屋は、ダンスホールと言っていいほどの広さがあった。机や瓦礫が散らかっている部屋の奥には、人間も入るような大きさの、精霊密売に使われるケージ。&br;ケージの上に座っているのは、[[乾いた血を思わす強い赤褐色の肌、闇一色の黒い髪、アンナやニーナよりも暗い緑の瞳、着物を着崩した女……マイカだ>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp027788.jpg]]。&br;ケージのそばには脱ぎ捨てられた封印の服。そしてケージの中には、倒れてぴくりとも動かないアンナ。背中が大きくえぐられ、焼け焦げた深い傷を負っている……。} --  &new{2014-02-18 (火) 22:13:40};
---COLOR(darkgreen){(10本の枝はマイカの指が変化したものだった。部屋へジョンを引き込めば、しゅるしゅると枝を指に戻して)} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-18 (火) 22:15:38};
---COLOR(dimgray){(枝から解放されたジョンを後ろから羽交い絞めにすると、ナイフを首元に突き付けた)くくくっ 待ってたよぉ?(マイカの脱ぎ捨てたものと同じ服を着た獣人が、不敵な笑みを浮かべた)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-18 (火) 22:16:10};
---・・・(アンナの姿を確認する・・・全く王の予感が当たるときは決まって悪い時だ)&br;全く嬉しくないビロートークをありがとうウサギ野郎・・ったく男にカマ掘られるたぁ俺もヤキが回ったね&br;そりゃなんだ?ペアルックのつもりか?彼女お前と同じモンは着たくねぇってよ?(周囲の観察を続けながら軽口をたたく、首に当てられたナイフなど全く意に反していない)&br;(軽くサイコメトリーで走査したが‥どうにも悪い虫につかれている様だ・・・察するにこの見取り図を作るために侵入した時か)ウサギの癖にどんくせぇ奴め&br;・・・アンタがマイカか‥いいね中々の別嬪さんだ、クソみてぇな色の肌がたまんねぇよホント・・・なんか言っちゃぁくれねぇか?俺声フェチなんだよ&br;(窓の外、チャーリーが頷くのが見える・・・まだだ、まだ待て) -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-18 (火) 22:37:48};
---COLOR(dimgray){楽しんじゃもらえなかったか〜、おい? どうだい首に穴掘られるってな珍しいだろ いくらでもぶち開けてやるぜぇ〜?&br;くくくっ 振られちまったかあ 残念だよ でもお前はぁ〜……もう一人と一緒に来てるんじゃないのかい?} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-18 (火) 22:52:08};
---COLOR(darkgreen){(ジョンには冷笑を向けるだけ)} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-18 (火) 22:55:08};
---(まだか、まだ来ないのか・・・遠すぎんぞあんにゃろう)&br;やるなら一思いにすりゃぁいいじゃねぇかビビってんのか?&br;それが俺も振られちまってよ?皮肉屋ってなぁ長生きできないもんなのかね(軽く肩をすくめて笑う)&br;・・・彼女あれか?無口なタイプ?ダメだぜ自己主張はしっかりしねぇと行き遅れる、人魚姫だって微笑んでるだけじゃ王子に振られたろ?&br;・・・なぁ、俺の命運もここまでみたいなんだが・・・冥途の土産に色々教えて欲しいね・・・テルシュ、お前に何があった?、その趣味の悪い服はなんだ?・・あと、アンナは無事なのか? -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-18 (火) 23:08:41};
---COLOR(darkgreen){(冷笑から口の端が吊り上がり、それは楽しそうに……歪んだ笑いを作っている。楽しんでいるのだ、彼らが酷い目にあっているこの状況を)} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-19 (水) 07:12:35};
---COLOR(dimgray){ビビってんのはお前じゃないのか〜い? くくっ お前は眼中にないんだよ〜最初からねぇ&br;だぁれだって良かったのさぁ お前、あの女追ってたろ〜? めんど〜だと思って、止めようとしたけどね〜 いや〜こいつぁ利用できるんじゃないかなあぁってねぇ……&br;(間延びした調子も、へらへらした笑いも消え)……お前、信用には足る奴だ 態度はどうにせよ義理堅い真面目な奴で、約束と……友達は守る奴だと感じたね&br;(テルシュに事情を尋ねれば、断片的なビジョンが見えるだろう)&br;(「お前に何があった?」マイカの口車に乗り、絶対に助けてやると誓ったこと)&br;(「趣味の悪い服はなんだ?」マイカから服を受け取り、テルシュは言った。『これを着れば隠しておけるってわけか』)&br;(「アンナは無事なのか?」アンナの悲鳴。……えぐれ、焼け焦げたアンナの背中の傷に手を突っ込み、引っ掻き回しているのは、テルシュだ)&br;(アンナを痛めつけていたときの顔そのままに笑う)くくくくくっ だ〜からさぁ〜〜 ま〜んまとだまされて、連れて来たんだろ〜? あいつをさああ〜〜……!&br;巻き込まれる釣り餌が〜、まんまと連れてきてくれたんだろぉ〜〜??? 誰かを巻き込むのを、極端に恐れてるあいつをさ!!(「あいつ」と言うたびに語気を強めて)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-19 (水) 07:13:01};
---(話を聞く限りじゃどうも自分は完璧に利用され、眼中にないらしい・・・前者は気に入らないが後者は好都合だ・・・つまり自由に動ける)&br;(ビビってるかの声には敢えて答えない、その方が肯定に受け取れるからだ)&br;(義理堅い、真面目、どちらも自分とは縁遠いと思ってた・・・だがそう評価されるのならば乗ってみよう)&br;(ははははっとやけくその様に高笑いをする・・・相手の神経を逆なでするような声だ)これが笑わずに居られるか!あぁまんまと騙されたぜ&br;アレックスはお前の事『友』だって信じてたんだぜ?身を挺して助けようとしてくれたって・・・&br;それが蓋を開けてみりゃどうだ?敵の女の色香にまんまと騙されて裏切る準備をしてやがったっ・・どうせその逸話も全部ポーズなんだろ?アイツ単純だからな?打ち合わせて一芝居うちゃそりゃコロッといくさ・・・俺に言った奴への信頼の言葉も全部全部嘘っぱち&br;お前アイツの前でも同じセリフ吐けんのか?・・だとしたら恥知らずもここに極まる大間抜けさ&br;挙句の果てに女にゃ振られたときてる・・目も当てらんねぇなぁ・・・ひひっ・・一生ソイツのケツ眺めてマスかいてるのがお似合いだよ裏切りもん&br;(詳しくは知らないし根拠もないが‥あの時言った言葉も、アレックスを助けた事も。全部本心からの行動だったと信じてる・・・だから敢えてそこを穢す)&br;&br;(来た、やっと来た、アレックスが?否)&br;(視界の端、天窓の外にアイクが止まる・・・チャーリーの右側、「『レギオン』は運用不可」・・・首を二回傾げる、「『王』が来たれり」・・・身震い、「『プレゼント』あり」・・・いいね、この状況なら『釘と太鼓』ってとこか)&br;&br;呼ばねぇさ、ぜってぇ呼ばねぇ・・・人質になって荷物になる位なら死を選ぶ、それが『友』ってもんだ・・・お前とは違う -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-19 (水) 10:23:06};
---COLOR(dimgray){友だと……? あいつがっ……? そっ……(口をぱくぱくさせる。驚きすぎて言葉が出てこない)&br;ばっ馬鹿かあいつは! ポーズなんかじゃ、な……いいよ! ああそうさポーズだ、そうだよ、嘘ばっかりだよ僕は! 情報屋が恥なんて持ってられっか!&br;だから……友達なんて言うのはやめろアレックス……!!(うな垂れて叫ぶ。羽交い絞めにした腕にも、力なんて入らない)&br;マイカ……マイカ…… 僕はお前に迷惑かけてるかい……? ならすぐにやめるよ、埋め合わせだってする……} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-19 (水) 12:38:09};
---COLOR(darkgreen){いいえ(座っていたケージから降り、立って。それは優しい声で)あなたに頼んで、とても助かっていますよ あなたに頼ってよかった……そのように思っています&br;呼ばないのですか、それもいいでしょう 鳴かぬなら、鳴かせてみしょう(指がまた10本の黒い枝になり、マイカの足元へ広がり蠢く)} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-19 (水) 12:38:35};
---初めて見た時は似たもんだと思ったがな・・・&br;(その時、ほぼ同時にいくつかの事が起きた)&br;&br;(一つ、カキンと言う音と共に突き付けたナイフが咥えられる・・・何に?)&br;(ジョンの首からにゅいと生えたカラスの嘴にだ)&br;&br;(二つ、パリンという渇いた音と共に天窓から一斉にカラス達が飛び込む)&br;『Cレイヴンス!』『Iレイヴンス!』『Bレイヴンス!』『Fレイヴンス!』(その数、実に44羽)&br;&br;(三つ)ホントヤキが回ったぜ!うら!手ぇ緩んでんぞぉ!&br;(ジョンの後頭部や肩からも5つも6つもカラスの頭が生え、腕に、顔に・・・目にキツツキの如き連打を叩き込む)&br;&br;(その混乱と勢いに乗り拘束から逃れ)&br;やぁっと声が聞けたなかわいこちゃん!ソイツに捕まるのはもう御免だ!&br;(不意討ち闇討ち騙し討ち、奴の意識がこっちや仲間に向いた今が好機!)&br;良ぉく我慢したアレックス!「よし」だ!! -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-19 (水) 20:13:31};
---&br;&br;(・・・そして秘かなる四つ目・・・)&br;テンテントテンテンテン♪&br;(窓の外、どこからかでんでん太鼓の様な音が響く・・・布石は秘かに、淡々と) -- [[マイ>名簿/497623]] &new{2014-02-19 (水) 21:00:22};
---&COLOR(#FF0000){(次の瞬間…閃光、轟音、爆風…立ち込める煙を引き裂き熱気が迸る!)&br;''『…【招雷】の声を聞き…ただいま見参ナリッ!!』''&br;(ケージに直撃しそれを粉砕した雷…その中から顕れるのは『真紅の鬼』)&br;(囚われたアンナを抱き上げ、雷光の気で包み込む!以前弱まったときに『ヨアケ』に受けた光と似たものを感じるかもしれない)&br;『ジョン氏!これほど美事にことが運ぶとは…策を弄するのも善し悪しナリな!』&br;(そう、『ハナから自分を誘い出すための罠』である可能性を示唆して自分を温存したのはこのためだったのだ!とジョン氏にむけてサムズアップ)&br;(結果ものの見事に人質を救い出し一泡吹かせることに成功した、この前の件の意趣返しと相成ったのだ)}; --  &new{2014-02-19 (水) 21:11:25};
---COLOR(dimgray){はっ? ギッああ!!(反応が遅れた。ナイフを離してすぐにジョンの側から離脱したが、何度も打たれ目を片方やられた……)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-19 (水) 21:16:53};
---COLOR(dimgray){ケージが派手に破壊された。中にいるアンナにも当たりはしたはずだが、どうやら全く怪我が増えていないようだ。} --  &new{2014-02-19 (水) 21:17:48};
---COLOR(darkgreen){くっ……!(足元にうねった枝々がなければ、ここまですぐに反応はできなかっただろう。枝を勢いよく伸ばしてケージの側から離れる)&br;ぐううう!(二本、三本の枝が雷に当たり、当たった場所から遡るように大きく消える。アンナにダメージがない分、マイカには効果が絶大だ)} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-19 (水) 21:18:23};
---COLOR(dimgray){(普段より強まった脚力で、遠くに着地したが)いっ、いがぁぁぁ……(それでも立ち上がった。種で強化されていればこそ)&br;マイカーーー!!} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-19 (水) 21:19:07};
---&COLOR(darkgoldenrod){(アンナの気配は、抱きかかえるほど近くでもほとんど感じられないほど微弱だ。しかし雷光を受け、少しは持ち直した。&br;止めてもすぐに死ぬことはない呼吸に、回せる余力も残っていなかったが、小さく息を吹き返した)}; -- [[アンナ>名簿/507473]] &new{2014-02-19 (水) 21:19:46};
---(フレディが赤い印のついた釘を叩き付ける「刺シタ!! 赤!」叫び、それを聞いた窓に控えしデイブが同じく叫び、飛び立つ「赤!」)&br;(カラスは退避、その瞬間落される雷、現れるヒーローと救出されしアンナ)&br;策には策をだ!人質取られてショーメン突破もねぇだろ?&br;(アンナは光、ニーナに訪ねる時間はなかったが雷の効果が薄い事は十二分に予測が出来た・・・まぁ万が一やばくてもそこをなんとかするのがヒーローってもんだ)&br;&br;(素早く回り込んでアレックスの元へ・・・あの配置じゃまたテルシュにやられかねないし・・・)&br;アンナを・・&br;(彼女を受け取ればほら?・・・)こっから先はてめぇの本分だ、ぶちかましてやれよ・・・テルシュに邪魔はさせねぇ(ショーメンにゃぁ敵しかいねぇ)&br;&br;「(F)ダイジョーブ? アンナ?」今は喋れん、治癒は後だ・・・チャーリー!アイク!ベン!配置につけ!&br;「「「オウ!」」」(カラス達が周回し、ホールを飛び交う・・・360度、何処からでも襲える構え) -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-19 (水) 21:35:32};
---テンテントテンテンテン♪(別の太鼓に持ち替えたのだろう・・・僅かに音色を変えながら・・・まだまだ太鼓は鳴り響く)&br;(雲の上の都市でありながら・・・屋敷の上には重く、暗く、黒い暗雲が立ち込め稲光が走っている) -- [[マイ>名簿/497623]] &new{2014-02-19 (水) 21:37:29};
---&COLOR(#FF0000){『承知したナリ、なればいざ!尋常に…勝負ッ!!』&br;(アンナをジョンに預け、狙うはひとつ『影法師マイカ』雷光を受け弱まった今がその時)&br;(ひときわ高く跳躍すれば、身体に纏った雷光を滾らせ全身から発光!!)&br;''『 天 誅 !! 』''(それはまさに稲妻のごとく!直撃の瞬間右足に集中した雷光ごとマイカを蹴り飛ばし、反動で床を粉砕するほどの勢いをつけつつ着地!)&br;『立てッ!こんなものではあるまいッ!!』(これくらいでくたばるタマではない、まだ殴り足らないと『待った』を喰らったぶんの闘志を滾らせて残心、警戒を緩めない)}; --  &new{2014-02-19 (水) 21:52:08};
---COLOR(darkgreen){ギャアアアアアアアアアアアア!!!!(地面にめり込むほどの衝撃、いやそれ以上に、雷光によって全身が焼かれる)} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-19 (水) 22:00:21};
---COLOR(dimgray){ヒィィイイイッ!(耳を伏せて体を抱くようにうずくまった。まさに小動物のような反応)&br;(しかしこの体勢では周囲に見えなかっただろう……封印服の中に手を突っ込んだのが)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-19 (水) 22:01:52};
---&COLOR(darkgoldenrod){&br;(ふいに動いた。ジョンの頬に手を添え、もう片方の腕を首の後ろに回す。唇と唇、微かな息がかかる)&br;&br;(敵はショーメンだけ?……そう思ったジョンは、またまんまとテルシュに欺かれたのだ)&br;(後ろに回した手が5本の枝に変わり、ジョンに襲いかかる)}; -- [[アンナ>名簿/507473]] &new{2014-02-19 (水) 22:02:33};
---へっ・・存外あっけねぇな・・・いや、死んだふりかぁ?&br;「(F)・・・アンナ?」&br;・・・ぁん?(コイツはこんなことをする女だっただろうか?・・・詳しくはよく知らない・・意識が朦朧としてるせいで誰かと間違えた?)&br;(愛する妻以外にこんな事される筋合いもないので取りあえず離れた所に置いておこうとした所で)&br;「(F)ジャック! 離レテ!」&br;んっがっ!?(不意にまとわりつく5本の枝・・・そういや化けるんだっけ?・・・いやこれは・・)くっそ・・コイツもかよ!?&br;(してやられたともがくが・・・完全に不意を打たれた)くそったれめ! -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-19 (水) 22:25:57};
---(屋敷の外、使い魔達と陣を組み、でんでん太鼓を打ち鳴らす・・・赤のマーカーは燃え尽きた・・・後6つか)&br;&br;(金枝篇よりなるフレイザー式呪術を理解する上で重要なのは因果逆転の発想を取り入れる事だ)&br;(火のない所に煙は立たず、なれば煙を起こせば火を呼べる・・・太鼓の音色は雷鳴の模倣、類感の原理により模倣は力を帯びる、そして雷鳴ある所に雷が生じる・・・これぞ雷雲召喚術)&br;(コートに潜ませた太鼓は7つ、それぞれ赤青黄緑橙紫藍の印がつけられている、カラス達に配った釘も同じ・・・)&br;(同色の印を付ける事で太鼓と釘は術的に惹かれあう関係にあり、太鼓によって召喚された雷もまた、釘と惹かれあう関係にある・・・これが呪術、『釘と太鼓』の全容となる)&br;&br;凄いね彼、自分から雷光を呼び込んで力にしたよ・・・これがヒーローか・・&br;(不意に走る違和感、右の小指)っ!ジャック!? -- [[マイ>名簿/497623]] &new{2014-02-19 (水) 22:26:10};
---&COLOR(#FF0000){『……』(狸寝入りも策のうちか?起き上がる様子のないマイカに警戒をしていたが)&br;『ジョン氏!?』(ふいに上がる声、見ればアンナ…『照木姫尊』がジョン氏を襲っている!?)&br;(なにかがおかしい、しかしこの場を離れるわけにはいかない。スキを作り逃げ出す手はマイカの常套手段である)&br;『貴様ァッ!種子を植え込んだな!?』&br;(アネス、テルシュ…今度はアンナ…自分の身の回りばかりを狙うやり口がヒーローの逆鱗に触れ、怒髪天を付いた)}; --  &new{2014-02-19 (水) 22:32:55};
---&COLOR(darkgoldenrod){(ジョンを壁に叩きつけるように投げ、反動も利用して跳び退った。テルシュのすぐ横へ)}; -- [[アンナ>名簿/507473]] &new{2014-02-19 (水) 22:40:37};
---COLOR(dimgray){(服の中から何かを取り出した。ごてごてと機械のような物が埋めこまれた、黄色い石。アンナが本来持っている強い光の気配が、封印服から取り出されて初めて感じられるだろう)&br;五月蠅いアレックス……マイカから離れろよ こいつの核 壊されたくないだろ……?} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-19 (水) 22:41:27};
---ぐは!?(叩き付けられ、息が詰まる・・・完璧にしてやられた・・・これで二回目、だまし討ちを好むのはお互い様かこん畜生め)&br;・・・そういう・・事かよ‥(『種子を植え込んだ』・・それがこの悪い虫の正体か・・・)&br;(サイコメトリーで見たビジョンを思い出す・・・テルシュがアンナの背の傷を引っ掻き回してた・・その時に疑うべきだったのだ)&br;(よろよろと立ちあがり、再び対峙する位置まで歩く・・・人質を取られたとあっては下手な事は出来ない・・・カラス達も止まらせ、静かに待つ)&br;アレックス・・・あの状態からアンナを救い出せるか?(小さく問いかけ) -- [[ジョン>名簿/507820]] &new{2014-02-19 (水) 22:54:17};
---(窓から飛び込み、姿を見せる)くっ・・そういう事か・・・アンナ君!聞こえるかしっかりしろ! -- [[マイ>名簿/497623]] &new{2014-02-19 (水) 22:54:34};
---&COLOR(#FF0000){『何をッ…!照木姫は光の神樹!!貴様らなどに弄ばれるくらいなら死を選ぶはずナリッ!!』&br;(解りきっている、揺さぶりをかけその恐怖と憎しみ、悲しみ…)&br;(負の想念とでも言うべきそれを得て虫の息の身を復活させんと、マイカはそのための保険としてあの核を利用しているのだ)&br;(ならば迷う道理などない、あの日誓った誓いを為すためならば…)&br;(『必要な犠牲』?違う、それは『デイブレイク』の戦いを見て自分が真っ先に否定した事…いま、自分は奴と同じことをしようとしていたのか?)&br;(はっと我に返ったその瞬間、ジョンの声が耳に届く)&br;『……ひとつだけ、方法があるナリ』&br;(そう…滅龍も、マイカの種子も…その両方を跡形もなく滅する手段は『音撃』をおいて他にない)&br;(しかし『音撃』を繰り出す『音撃棒』は損傷したまま、新しい音撃棒もいまだ到着していない)&br;『それでも、ワガハイはやらねばならないナリ!』&br;(自分に言い聞かせるように傷ついた音撃棒を抜き放つ、やるしかないのだ)&br;(そんな心の葛藤をジョンはサイコメトリーで読み取れるかもしれない、勝算が限りなくゼロでもやる…事ここに至っても『ショーメン突破』は変わらない、目指すはひとつ『完全勝利』のみだと)}; --  &new{2014-02-19 (水) 23:09:56};
---&COLOR(darkgoldenrod){(人形のように無表情。いや、人の形をしているだけの物だ、人形と何も変わりない。マイの叫びに応えることもない)&br;(核……心の在りかは、テルシュの手に掴まれている。体に何を言っても届きはしない)&br;(その体が少しずつ……ほんの少しずつ、違う物に変化していく。心の乱れたテルシュと、心が繋がっている状態だ。……滅龍化している)}; -- [[アンナ>名簿/507473]] &new{2014-02-19 (水) 23:28:30};
---COLOR(darkgreen){くくくくくくく……(もぞり。上体を起こす。マイの、アレックスの負の念を受けて動き出した。)&br;悲しめ 苦しめ! 怒れ!! 醜き愚かな人らよ!! テルシュ……さあ、念じよ 人を超える力を、ここに呼び出し邪魔者を葬り尽くせ……&br;SIZE(20){来ませい!!!!}} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-19 (水) 23:30:44};
---COLOR(dimgray){SIZE(20){照木淤加美姫 安和!!!!}(マイカと意識がシンクロする。アンナの核を、アンナの背中の傷に押し込んだ。そして、真名を唱える)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-19 (水) 23:31:47};
---&COLOR(darkgoldenrod){はい、主様(目に力が戻り、髪が激しくはためく。その場にいるすべての者には見えただろう。大きな、大きな、千年樹をもはるかに超える大きさの、黄金の葉の大木の姿が)&br;(大木は光の粒となり、アンナを包んだ。目も開けられないほどの閃光が迸る)&br;&br;(巨大な、黄金の竜が姿を現した。音もなく吹き飛んだ天井を超える大きさ。暗雲を背後に背負い、背中に主を乗せ、吼えた)&br;&br;&br;SIZE(30){ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!}}; -- [[アンナ>名簿/507473]] &new{2014-02-19 (水) 23:34:44};
---&br; SIZE(20){''八之巻 『重なる思惑』  完''} --  &new{2014-02-19 (水) 23:36:32};
-SIZE(20){''七之巻 『現われる闇(後)』''} --  &new{2014-02-14 (金) 17:29:10};
--COLOR(dimgray){神社前} --  &new{2014-02-14 (金) 17:29:28};
---&COLOR(#FF0000){逃がすかッ!!(マイカを追い滅龍のもとへと駆ける!)}; --  &new{2014-02-14 (金) 17:29:39};
---COLOR(dimgray){身を隠す駆け引きがあったその場所に、物陰からうかがう人影がもう一つあった。「あいつ……一体何に関わってんだ……!」} --  &new{2014-02-14 (金) 17:30:19};
--COLOR(dimgray){街中} --  &new{2014-02-14 (金) 17:31:15};
---SIZE(20){白の滅龍 ヴィーザル・ドラゴニス}&br;堅牢な体を持つ巨体の白い滅龍。特に足はフェンリルの牙でも貫けないほど硬い。&br;硬い足は防御だけでなく攻撃にも使える武器になる。 --  &new{2014-02-14 (金) 17:31:46};
---暴れている滅龍と共に、 --  &new{2014-02-14 (金) 17:31:57};
---COLOR(darkgreen){全身が黒い枝で覆われた、人の形をした何かがいる。強い不浄の気配。街を破壊する力は強大だ。} --  &new{2014-02-14 (金) 17:32:14};
---COLOR(darkgreen){(人の形をした何か、いうなれば木人の横へ着地した)フフフフ…… 醜いのぅ、愚かな者よ} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-14 (金) 17:32:58};
---&COLOR(#FF0000){『ほざくな不浄ッ!』(開口いちばん巨体に飛び込むは炎の弾丸!炎の中から現れるは紅き鬼…)&br;『何故だ!…世に不満あらば使者を立て口上を述べよ!!』&br;(いままでの不浄とは違う『不浄でありながら自らの意志を保っている』)&br;『それをできんと言わばそれこそ愚か、野蛮なるぞっ!!』&Br;(『荒御魂』『和御魂』の思想があるように、この穢樹の化身も照子神尊同様名のある神の眷属が荒ぶったものではないか?)&br;(そう考え説得を試みるものである)}; --  &new{2014-02-14 (金) 17:51:28};
---COLOR(dimgray){物陰に隠れていた人物はついてきたようだ。やはり物陰から伺いつつ。「はあっ? 赤鬼のモンスターじゃないか! まさか、おいおいおい」} --  &new{2014-02-14 (金) 18:00:34};
---COLOR(darkgreen){人よ 人の尺度で私を測るかと言ったであろう?&br;貴様が私を疑う心、口惜しさ、頼る道具を穢された絶望…… ああぁぁ……貴様はなんと醜かったことか 醜く、美しい……&br;フフフフ、今一度龍を討たせてやろう 苦痛に歪む顔を見せるがいい さあ真の姿を見せよ、我が傀儡達!} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-14 (金) 18:00:55};
---滅龍が雄叫びを上げ、白い光となった。光が木人に集まっていき……木人と滅龍が合体した姿になった。 --  &new{2014-02-14 (金) 18:01:07};
---SIZE(20){白の滅龍闇樹 ヴィーザル・ドラゴアルヴル}&br;不浄の木に乗っ取られた人間と契約を結んでいた精霊が、その人間の欲望の暴走によって滅龍化し、&br;契約の繋がりと悪しき精神の同調によって人間と一体となったモンスター。ヴィーザル・ドラゴニスの特徴を受け継ぐ。 --  &new{2014-02-14 (金) 18:01:25};
---&COLOR(#FF0000){『……ッ』(この手の不浄は人の心を弄ぶことに長けている、『己の愛憎を殺す』術を身に付けようとも油断をすれば即座にその術中に入るだろう)&br;(武器をなくさば己が身ひとつを頼りとし、身体をなくさばその魂によって立つ、それでも滅さば我魂魄百萬回生まれ変わってでも必ず戻り正義を為す…たとえどれだけ不安を煽られようとも、その心だけは失ってはならない)&br;『これは…『転召』!?』(話には聞いたことがある、『生贄』となる魂をコアの墓場『ボイド』に送ることで成る術…その力は通常のスピリットを大きく凌ぐという、それは『滅龍』においても例外ではない…)&br;(なによりも先ほどよりも膨れ上がった禍々しい瘴気が周囲を蝕み拡がっていく…『風』に満たされたこの地の風がなくなっていく…澱んでいく…)&br;『ならば望み通り討ち果たす…!不退転こそ我が流儀ッ!!』(勝算?そんなものはない、ただ…取り込まれた人間の消耗はアネスの比ではないはず…一刻一秒を争う自体に取る先方は真正面からの突撃!!)}; --  &new{2014-02-14 (金) 18:54:54};
---COLOR(darkgreen){(十分に鬼を滅龍に引きつけ……今!目を見開いて笑い、指から変化した長い枝が近くのビルの隙間へ)} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-14 (金) 19:01:07};
---COLOR(dimgray){(枝に足を掴まれて宙づりに)うっわああぁぁああぁあ!?} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-14 (金) 19:01:28};
---&COLOR(#FF0000){『!?あれはっ!』(自分が幻覚を見ているのでなければ、あの生徒は…)&br;(突撃を躊躇し、加速が止まる…そして『完全に停止』した。戦闘中に棒立ちなどあってはならないことだ)}; --  &new{2014-02-14 (金) 19:07:33};
---滅龍の、異常なまでの硬度を誇る肥大した足が、横から大きく勢いをつけて鬼に叩きつけられる! --  &new{2014-02-14 (金) 19:08:29};
---&COLOR(#FF0000){'' め き り '' &br;(その衝撃を逃がしきることもできず、まともに土手っ腹に喰らう。建物を2〜3貫いて小石のように弾き飛ばされる)&br;『これっ…しき… ごふっ!』(真紅の身体に滴る吐血、明滅する眼光…誰の目にも深手は明らか。だが…それでも立ち上がり闘志を燃やす!)}; --  &new{2014-02-14 (金) 19:24:07};
---COLOR(darkgreen){(鬼の戸惑い、油断、そこからの痛みはなんたる美酒か。利用したテルシュを壁に向けてポイと放ると、高笑いと共に天を仰ぐ)&br;ホホホホホ!! まさに人は無力! 愚か! ……もはや他事を考える気力も絞り尽くしましたか あのカスを始末しておきなさい&br;(支えが闘志だけとなり、これ以上恐怖も絞れなくなった鬼への興味は失せ、どこへともなく去っていく)} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-14 (金) 19:32:20};
---COLOR(dimgray){ぐぶぇっ!(壁に叩きつけられた)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-14 (金) 19:33:03};
---マイカからの指示があれば、巨体が鬼へと勢いづけて迫っていく。一歩ごとに重みで地面が割れ、鬼の目前で大きく足を振り上げた。 --  &new{2014-02-14 (金) 19:33:19};
---&COLOR(#FF0000){『待てぇっ!…がぁっ!!』(立ち去るマイカを追わんとするも、即座にその足に踏み潰され…全身が軋み悲鳴を上げる。)&br;『離したな…』(それでも、テルシュを手放した事は失策だったなと『火事場の馬鹿力』を発揮し滅龍を文字通りひっくり返す!!)&br;『来い…まだっ…これから…』(肩で呼吸をし満身創痍、しかしこの状態でも戦い抜いてこそヒーロー!己の身に残った最後の力を…)&br;…ぐぅっ!(限界を超えた瞬間、訪れるのは力の喪失…変身を保つことができずにもとの少年の姿に戻る)}; --  &new{2014-02-14 (金) 19:41:46};
---ひっくり返ると、ずんと地面が揺れた。大きな隙だったが、鬼にはもう攻撃する力は残っていなかった。悠々と体勢を整え、最後に踏み潰そうと足を上げる。 --  &new{2014-02-14 (金) 19:50:20};
---COLOR(dimgray){いた…た……あいつ!!?!!?&br;(大きなショック、だが体はすでに動いていた。子供を助けた時のように、大きく跳躍して)''アレーーーックス!!!''&br;(アレックスを庇う。頭上には、滅龍の肥大化した足……) ……あぁ……} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-14 (金) 19:50:46};
---&COLOR(#7f1184){(しかし、いつまでたってもテルシュの身が潰されることはない。痛みもない、これが死というものなのか?)&br;(何が起こったのか…目を見開いて確認しない限りは解らないだろう)}; --  &new{2014-02-14 (金) 20:03:56};
---COLOR(dimgray){(アレックスを背中に庇いながらも、耳を押さえて震えていた。……が、何も起こらない)……ん?(恐る恐る目を開ける)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-14 (金) 20:07:51};
---&COLOR(#7f1184){(その身は鋼の鎧、白銀の巨躯)&br;『……』(無言で佇むその背中には説明も、問答も無用の強者の風格…獣の勘ならば即座に解る『相手にしてはいけない』者だと)&br;''『……いつまでそうしている気だ?』''(さっさと失せろとテルシュに語りかけたのか?それとも…『肥大化した腕を失い、悲痛な叫びを上げる滅龍に』だろうか?}; -- [[ディーブレイク>冒険中/480243]] &new{2014-02-14 (金) 20:13:20};
---COLOR(dimgray){あ……ぁぁ……(全身を貫く恐怖。滅龍の叫びが霞むほどの、その男への恐怖。尻もちをつき、そのまま後ずさりする。いや、震えてしまってうまく動けない)&br;(その男が声を出せば体ごと跳ねそうなほど)ヒッッ!!? お、ぉい、おい、逃げ、逃げ……!(傷ついたアレックスの服を掴み、後退しようと)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-14 (金) 20:20:56};
---&COLOR(#FF0000){(いや…ちがう、テルシュにも、滅龍にでもない…『ワガハイ』にだ…!)&br;''『デイ…ブレイク……ッ!!』''&br;(全身から流血をしつつ、それでも敵意をむき出しにした瞳でその男を睨みつける!)&br;(テルシュには『この二人が顔見知りである』こと『敵対関係にあるらしい』ことしか理解できないだろう)}; --  &new{2014-02-14 (金) 20:25:36};
---&COLOR(#7f1184){『くたばってはいなかったようだな』&br;(向けられる敵意を他人事のように流し、背を向けたまま言葉をかける)&br;『そこのお前』(今度こそテルシュに向けて言葉を発する)&br;『そいつを連れてとっとと失せろ』&br;(その言葉を発する間に、苦しむ滅龍へ一歩ずつ、瓦礫を踏みしめ確実に距離を詰める)&br;''『周りを見ながら戦えるほど、俺は神経質ではない』''&br;(それは先ほどテルシュを見て攻撃を躊躇したアレックスへのあてつけだろうか?それともこの男なりの気遣いだろうか?それはだれにも解らない)}; --  &new{2014-02-14 (金) 20:31:28};
---COLOR(dimgray){馬鹿!?(アレックスの行動に驚いたが、男に声をかけられ体が固まる)……は、はひ……!&br;(弾かれるように動いた。アレックスに組み付き、とにかく距離を稼ごうと)おい! 逃げんだよ!? お前がかなう相手かああああ!!} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-14 (金) 20:36:16};
---&COLOR(#FF0000){奴はっ!奴だけはぁ…っ!(絞り出すような声で、叫ぶが…既に意識が朦朧としていたためテルシュに引きずられていく)&br;(機械の身体が意識を失えば、非力なテルシュにとって足かせ以外の何者でもない。放置して逃げることもできるが…)}; --  &new{2014-02-14 (金) 20:40:34};
---&COLOR(#7f1184){『……』(気配が離れるのを感じれば、そろそろ頃合)&br;(一歩、踏み出して掌で空を切れば''『羽を薙ぐ』''…二歩、駆け出して二指を突き出さばその衝撃にて''『目を潰す』''。そして)&br;『でぇぇぇあっ!!』&br;(三歩目、跳躍した勢いから繰り出される拳にて全身を…''砕く!!'')&br;(着実に、徹底的に滅龍の体を潰す様はどこかアレックスの戦いに似ている)}; --  &new{2014-02-14 (金) 20:48:29};
---COLOR(dimgray){「奴だけ」もなんも、お前だって一人しかいないんだ馬鹿!(見捨てることなどできるものか。すでに体中が軋みながらも一歩でも遠くへ、遠くへ)&br;(しかし言いようもない恐怖が。背後で繰り広げられる恐ろしい何か。聞きたくない。聞きたくない)うわああああーーー!} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-14 (金) 20:56:06};
---速い。滅龍は格段に強くなっていたはずだ。それが為す術もなく体を潰されていく。『ギャアアアアアアアア!!』&br;砕かれた体はすぐにも再生を始める。新しくなった腕を男へ振り下ろした。 --  &new{2014-02-14 (金) 20:56:20};
---&COLOR(#7f1184){『…!』(さすがにしぶとい、やはり『単なる破壊』で滅するは不可能…)};&br;&COLOR(#FFA002){『セイセイセイ…フゥーっ!』(振り下ろされた瞬間、場違いなセリフを吐く『女の声』が響くと…振り下ろされた腕が粉みじんに『切り刻まれた』)};&br;&COLOR(#7f1184){『…』(男の手に握られていたのは金色の刃、炎を纏い煌びやかな光を放つ…)};&br;&COLOR(#FFA002){『ヘイッ!なんかねえのかよ!ありがとうございましたとか、あなたはいのちのおんじんですとかよォ!?』};&br;&COLOR(#7f1184){『とっととケリをつけるぞ』(男がそう言うが早いか刃は『短剣』に変じる、そして…)&br;&COLOR(#FFA002){『テメェロクな死に方しねえぞ…?まあいいや、ミュージック!スタァァァァト!!』};&br;&COLOR(#7f1184){『…』(男は短剣を構える、だがそれは刀剣の型のそれではない。『管楽器』を奏でるかの如きもの)&br;次の瞬間短剣は管楽器のごとく音色を奏で始める…その[[メロディ>つべ:XrIBJXXTc2Q]]は紛れもなく…『龍を征する音色』であった}; --  &new{2014-02-14 (金) 21:12:04};
---&COLOR(#FF0000){(その音色を聴けば、意識が蘇る…なぜならそれは…!)&br;''やめろ…やめろぉぉぉぉぉ!!''&br;(音色を遮らんと絶叫をする、力を振り絞り…死力を尽くして)}; --  &new{2014-02-14 (金) 21:14:08};
---『グオオオオ!!』壊され、また再生する腕。もんどりうち、体勢を整えれば武器が小さくなっているではないか。&br;好機。そう見た滅龍は全身で襲い掛かった。が……&br;『う……うがぁああああああああ!!あ!!あがあああああ!!』管楽器の音色が響けば、急に苦しみだした。 --  &new{2014-02-14 (金) 21:20:27};
---&COLOR(#7f1184){(音色により導かれるは『緑』の精霊の力…)&br;(滅龍の出現により発生したコアの淀み、『トラッシュ』に囚われたコアの流れを取り戻すための音色…)&br;(ひとたび流れ出したコアの奔流はもはや止まらない、『烈なる神速』にて飛翔する龍の形を取り…音色によって導かれた竜巻で滅龍を滅していく!!)&br;(その竜巻は囚われたコアの流れ、滅龍がせき止めていた精霊の力が全て解放されるまで止まることはない)&br;(故に『禁術』、安易に使用すれば大自然のバランスを根底から崩壊せしめる禁じられた音色…)&br;''『音撃奏…烈・神速一閃…』''&br;(音色を奏で終われば…滅龍によって導かれた曇天は晴れ渡り、そこには清浄な風が吹き渡るのだった)}; --  &new{2014-02-14 (金) 21:22:09};
---COLOR(dimgray){(突然戦場へ戻る力を加えてきたアレックスを離してしまった)なんだぁ!? う、うわ!(あたり一帯を吹き荒れる風。巻かれ、壁にぶつけられた)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-14 (金) 21:35:32};
---COLOR(dimgray){晴れ渡る空の下。精霊の力を失い、その場に残されたのは、木に養分を吸われ痩せ細った人間だった。} --  &new{2014-02-14 (金) 21:35:46};
---&COLOR(#FF0000){ぐぅっ…!(すべてを根こそぎ、跡形もなく削り取る烈風に踏ん張り…腕を交差し風を防ぐ)&br;(禁術の音色が途切れれば、そこには晴れ渡る空。清浄なる風…''竜巻によって破壊された街、虫の息の人間…'')&br;…ぜだ…(つぶやく)&br;なぜ…''なぜ禁術を使った!?''(デイブレイクと呼ばれた男に食ってかかる、奴ほどの力があればこんなことをしなくてもあの滅龍を倒せたはず、激しく憤り殺気を放つ)}; --  &new{2014-02-14 (金) 21:45:10};
---&COLOR(#7f1184){『なぜ、だと…?』(食ってかかる少年を見下ろす、見下げ果てた奴だと言わんばかりの視線)&br;『言ったはずだ、周りを見ながら戦えるほど、俺は神経質ではない…と』&br;(自分の戦いの結果、周囲がどうなろうと知ったことではないという物言い。さっきまでそこにいた現にテルシュのことを気にもかけていない)&br;『俺は自分の為すべきことを為した、貴様はどうだ…?』&br;(鋭い視線が少年を射抜く、全てが終わったあとで何を吠えようが『力及ばず何もできなかった』ことに変わりはない)&br;『何も出来なかった奴がヒーロー気取りとは…笑わせてくれるな』}; --  &new{2014-02-14 (金) 21:51:20};
---&COLOR(#FF0000){それはっ…!(何も言い返せない、自分の嫌悪するこの男がやってこなければどうなっていたか解らない。この被害も『必要な犠牲』と言えなくもない)&br;なにを…!''使命''から逃げた貴様が何をほざく…っ!(為すべき事、それをこの男が語るのかと目を見開き飛びかかる、もはや怒りを止められぬ)&br;もはや問答無用ッ!ここで貴様に…引導、を…(既に何度も限界を超えて活力を絞り出していた)&br;(最期の激昂が引き金となりぐったりと倒れ伏す…滅龍に取り込まれた者同様に衰弱が激しい)}; --  &new{2014-02-14 (金) 21:56:32};
---&COLOR(#7f1184){『……』(『使命』…その言葉を聴けば黙り込む、触れられたくない過去に関わる事だ)&br;『…見たことか』(倒れ伏したアレックスを猫の首根っこでも掴むかのように掴み上げ、どこかへと向かう…)&br;(姿を現した『影法師』マイカ、砕けた希望、そして傷ついたヒーローと謎の男…風雲急を告げる運命の行方は…)&br;(次回を待て!)}; --  &new{2014-02-14 (金) 22:01:58};
---&br; SIZE(20){''七之巻 『現われる闇(後)』 完''} --  &new{2014-02-14 (金) 22:02:59};
-SIZE(20){''六之巻 『現われる闇(前)』''} --  &new{2014-02-12 (水) 19:55:39};
--COLOR(dimgray){アネスの病室} --  &new{2014-02-12 (水) 19:55:58};
---COLOR(dimgray){アネスの入院は、彼女を外から見た様子から考える以上に長引いた。何かに寄生されていたような跡があり、内側にダメージがあったからだ。&br;しかしエリュシオンの精霊魔法技術で、もうずいぶんよくなったようだ。肌も健康的な色を取り戻している。&br;寄生の影響を調べるため、検査は何度も重ねられたが、何の後遺症も見られなかった。} --  &new{2014-02-12 (水) 19:56:23};
---&COLOR(#FF0000){(彼女が面会謝絶から回復すると、病室には見舞いに訪れるアレックスの姿があった)&br;これにて一安心!というワケナリな…(何を差し置いても彼女の命が最優先、目の前の生命すら救えぬのではヒーローたりえない…)&br;(情報は依然として集まらず、丸薬の服用をやめるよう情報を流す程度の対策した打てずにいた)&br;アネス氏、答えたくないのなら無理にとは言わないナリが…&br;(実際に被害にあった人物から情報を集める、心の傷をえぐることにも繋がりかねないため慎重に話しかける)}; --  &new{2014-02-12 (水) 20:04:05};
---COLOR(dimgray){ど、どうしたのアレックスくん なにか、大変なこと……?} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-12 (水) 20:07:51};
--COLOR(dimgray){アネスの病室の前} --  &new{2014-02-12 (水) 20:08:42};
---COLOR(dimgray){(病室のすぐ外で揺れる兎耳。メモを走らせながら独り言ちる)そーらきた どんどん聞き出してくれよ?} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-12 (水) 20:09:12};
--COLOR(dimgray){アネスの病室} --  &new{2014-02-12 (水) 20:09:33};
---&COLOR(#FF0000){そう、重要な事ナリ…ずばり例の丸薬を服用する前後のことを、分かる限りで教えて欲しいナリな}; --  &new{2014-02-12 (水) 20:16:30};
---COLOR(dimgray){丸薬って…… 丸薬? えっと……マイカさんにもらった薬のこと、かな……? でもあれは……} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-12 (水) 20:20:16};
---&COLOR(#FF0000){その!…その、マイカなる人物について詳しく教えてもらえないナリか?&br;(『マイカ』男性か女性か、生徒なのか教職員なのか、それすら判然としない…現状最も『影法師』に近い者)}; --  &new{2014-02-12 (水) 20:28:51};
---COLOR(dimgray){えっ マイカさん? マイカさんは、精霊使いの人で、その、精霊との、契約を取り持って……もらったの……&br;マイカさんね……精霊と心を合わせていれば、いつか、精霊は、願いを叶える龍になるって、言ってて…… ロマンチックな人、だなぁって……&br;でも……いなくなっちゃったな……トルーデ} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-12 (水) 20:32:49};
---&COLOR(#FF0000){ッ!(思わず身を乗り出す、願いを叶える『龍』…それが精霊との契約によってもたらされる?それは…)&br;…きっと、『願いは自らの力で叶えるもの』と…そういう事ナリ(消沈する彼女にそう伝える)}; --  &new{2014-02-12 (水) 20:37:31};
--COLOR(dimgray){アネスの病室の前} --  &new{2014-02-12 (水) 20:34:50};
---COLOR(dimgray){マイカが精霊を? おいおいこいつぁ驚きだ(マイカを知っている口ぶりでメモを走らせる)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-12 (水) 20:33:32};
--COLOR(dimgray){アネスの病室} --  &new{2014-02-12 (水) 20:34:43};
---COLOR(dimgray){そう……そうだね そんな、気がする なんでかな 何かやってみようって……ちょっと思ってるんだ 今&br;トルーデには悪いことしちゃったな…… 何も言わない、おとなしい子だったから……&br;マイカさん、どこから来るのかわからない不思議な人だったけど…… 親切で、綺麗な人、だったわ アレックスくんも、会えるといいね&br;……ごめん、ちょっと、疲れちゃったかも……} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-12 (水) 20:43:28};
---&COLOR(#FF0000){命短しというくらいナリからな!やりたいことをやったもん勝ちなのが青春ナリッ!(その姿を見て応援をする)&br;ああ、ワガハイも是非…''お会いしたい''(アネスの消耗にあわせて、その場を笑顔で去ると…)&br;そこで何をしている(メモに夢中なテルシュを見つける)}; --  &new{2014-02-12 (水) 20:52:37};
--COLOR(dimgray){アネスの病室の前} --  &new{2014-02-12 (水) 20:54:39};
---COLOR(dimgray){(ちょうどメモを取り終えると、懐中時計を開いて時間を確認する。出てきたアレックスには目もくれず、悪びれもせず)&br;ほいごくろうさん いい情報聞かせてもらったよ} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-12 (水) 20:55:40};
---&COLOR(#FF0000){情報を仕入れた分の支払いを忘れているナリ(タダ聞き、盗み聞き…それは情報を得るのではなく盗んだことと同義だと情報屋の矜持に訴える)&br;貴様がこんなことをするということは、知っているな?(こういう時『だけ』異様に鋭くなる感、こいつは時間を無駄にしない。『マイカ』についての何かを知るがゆえにこの情報を得ようとしたのだと)&br;(話すまでは逃がさんと肩を掴む手に力が入る、折れるかもしれない)}; --  &new{2014-02-12 (水) 21:00:11};
---COLOR(dimgray){いたたたたた!? 病人増やす気かああッ!(強烈な痛みに、必死で掴まれた手を叩きながら) わかっわかったよ! 知ってること言う!} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-12 (水) 21:05:33};
---&COLOR(#FF0000){…(手を離すが、逃げようものなら即座に引き倒さんと警戒を緩めず『話せ』と視線だけで促す)}; --  &new{2014-02-12 (水) 21:14:32};
---COLOR(dimgray){痛ぁ……うえええ吐き気する……僕よりよっぽどタチ悪い仕入れ方してヒッ(警戒する視線にびくつく。所詮は兎、小動物だ)&br;あっ、あんまり、まとまってないよ……?(メモをパラパラめくって) そういうの話すのは、気が引けるんだけどね……&br;いいかい? 確定情報じゃないんだからね?(困惑しながら言う。本当に嫌なのだろう。彼なりのこだわりなのかもしれない)&br;冬休み明けたら、来なくなる生徒がいるのはまぁ、これまでにもよくあったけどね そん中に行方不明が何人もいるのは初めてだ&br;全員の裏は取れてないが、あの丸薬をもらってた奴がそうなってると考えてる……&br;本当に、とんだ劇薬だったみたいだね(バチン。音を立てて時計を閉じる。どこか怒っているような、真摯な眼。マイカよりも、自分へ向けた怒りだ)&br;(ふぅ。ため息をつけば、またけろっとした様子で話し出す)マイカって女は、あの丸薬を広めてる大本じゃないかって睨んでるよ&br;あいつぁいっぺん見たことあるだけだが、裏じゃ名前はよく聞く マイカの居場所がわかりゃ、行方不明の奴らにも近づくんじゃないかって思ってたが……&br;どうにもこうにもお手上げでね でもまさか、精霊取引までしてるとは思わなかったよ そっちから洗えそうだ} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-12 (水) 21:28:11};
---&COLOR(#FF0000){どのみち、情報を片っ端から当たってひとつ残らず潰すだけナリ&br;(たとえマイカに全く関係がないにしても、精霊や人々の暮らしに害を為すのならばそれを叩き潰す…それは変わらない)&br;名が通っているということは、それだけ多くの人々を巻き込み…害を為したという事ナリな…ッ&br;(悪行の数々を知れば、近くにいるテルシュにはすぐ分かる程度に室温が上昇する感覚が伝わる)&br;なんとしても、追い詰めるナリ…(テルシュに、自分に言い聞かせるように言うと拳を握り締めた)}; --  &new{2014-02-12 (水) 21:41:09};
---COLOR(dimgray){けっ! そーれみろ 今話したってお前、なんもやることないだろ やる気出したってなんも前進しないんだよっ&br;(と毒づいた手前、そのやる気で室温が上がっているのを感じれば)い、いや……やる気……やる気……う、うん……&br;(最初に会ったときにも嫌な恐怖があった。こいつは、底抜けの馬鹿だからというわけじゃないが、どこか底が知れない……)&br;ま、まあ! あれだ、マイカは髪も肌も黒い女だ 気をつけるんだねっ じゃあなっ(今度こそさっさと逃げ出した)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-12 (水) 21:50:15};
---&COLOR(#FF0000){''前進しないのならば前進できるまで前進するのみナリ''(正面しか見えていない、それはこういう事態でプラスに働く)&br;(テルシュの感じるそれは、激しき憤怒によって『正義』を為さんとする『鬼』の気配だったのかもしれない)&br;……(必要なことは聞いた、テルシュを見送ると病院をあとにした。)&br;(髪も肌も黒い女、マイカ…その尻尾をついに掴んだのだ)}; --  &new{2014-02-12 (水) 21:59:53};
--COLOR(dimgray){下宿先の境内} --  &new{2014-02-12 (水) 22:01:02};
---COLOR(dimgray){神社の中に神聖な音が響く。アレックスが太鼓の稽古に励んでいるときだ。&br;「良い音ですね」女性の声がした。封印が幾重にも施された服を着た、黒い髪、黒い肌の女性。「変わった撥を使っているんですね 見せていただけませんか?」} --  &new{2014-02-12 (水) 22:01:29};
---&COLOR(#FF0000){…ッ!(一連の型を打ち終わり、残心をしていたときのこと。下宿の誰とも違う聞き覚えのない声に振り返る)&br;……氏は?(テルシュの情報通り、黒い髪と肌の女…警戒を緩めずにそちらに振り向く)}; --  &new{2014-02-12 (水) 22:52:03};
---COLOR(dimgray){「神社を見かけて、どんなところかと思って参れば、太鼓の音が聞こえたものですから」 人のいい笑顔を浮かべ、アレックスに近づく。} --  &new{2014-02-12 (水) 22:56:44};
---&COLOR(#FF0000){…参拝ならば、そこで行うとよろしいナリ(賽銭箱と本殿を指差し、警戒する。)&br;(『ヒーロー』としての感はこの女が『マイカ』だと告げている…しかし)&br;(『影法師』ならば持っていて然るべきの『穢れ』を一切感じない…そのことが逆に胡散臭く、しかし確かな証拠がない今こちらから仕掛けることもできずにいた)}; --  &new{2014-02-12 (水) 23:06:14};
---COLOR(dimgray){「あとで参拝しましょう もう太鼓はおしまいですか? 残念ですが、演奏の邪魔にならなかったのはいいことです 実に立派な太鼓に……」&br;太鼓の縁をゆっくりと、黒い手が滑る。「変わった撥…… 竜の撥、ですか」興味深そうに、アレックスの手の撥を覗き込む。} --  &new{2014-02-12 (水) 23:13:29};
---&COLOR(#FF0000){神域の御神木より賜ったものゆえ、みだりに衆目に晒すは不敬になるナリ&br;(修行を行う時と滅龍を滅する時にのみそれを使うことが許される…それをホルダーにしまい込み、敵意をむき出しにしたまま表面上は慇懃に接する)&br;楽器に、興味が?(いまここで『マイカさんですか?』などと聞くのは悪手、少しでも多くの情報を引き出さんと話を振る)}; --  &new{2014-02-12 (水) 23:20:36};
---COLOR(dimgray){能面のような笑みを崩さずに言う。「そうですか、残念です ええ、私も琴を少し…… では参拝してきます」&br;アレックスのすぐ脇、触れそうな距離でぬるりと抜け、先ほど示された本殿へ向かう。} --  &new{2014-02-12 (水) 23:26:21};
---&COLOR(#FF0000){祀られた神がすぐそこにおわすゆえ…''きっとご利益があるナリ''(いまだに尻尾を出さぬこの女へあてつけのようにそう言うと、その場から自室に戻った…と。見せかけ物陰から様子を伺う)&br;(どういうつもりなのかはわからないが、根比べだと…)&br;(既にこの段階でこの女の『知恵比べ』の土俵に引きずり出されたと思い至れるほどにアレックスの経験は深くはなかった)}; --  &new{2014-02-12 (水) 23:41:35};
---COLOR(dimgray){女性は参拝の作法を知らないのか参る様子は雑だったが、取り立てて不自然なことではない。神社から出ると、どこかへ曲がり見えなくなった。&br;……彼女は、神社と街とをつなぐ道の、物陰に隠れていた。一人、口の端を釣り上げて笑うとつぶやいた。「……来ませい」&br;ドゴオ!! 神社から離れた街のほうから破壊音が聞こえた。} --  &new{2014-02-12 (水) 23:51:26};
---滅龍の気配。 --  &new{2014-02-12 (水) 23:51:48};
---COLOR(darkgreen){そして、あの不浄の気配も感じられる。} --  &new{2014-02-12 (水) 23:52:06};
---&COLOR(#FF0000){…くそっ!(自分は女の影を全力で追いかけた、しかし…巻かれた)&br;(毎日の走り込みで培った土地勘、ましてや現住所のすぐ近く…隠れる場所などしらみつぶしに潰した場所で見失う)&br;(それだけであの女が尋常ならざる何かであることの証左、まるで自分の行動を読んだ上で嘲笑うかのごとき雲隠れ。やはり自分の勘は…)&br;…!(みすみす『マイカ』を取り逃した事に憤っていたとき、タイミングよく現れる滅龍と不浄の気配…)&br;''ふざっ…けるなぁぁぁ!!''(誰の目にも明らかに…罠、しかしこの時のアレックスは判断力を欠いていた。いつものように最速最短、まっすぐの直線コースで現場に駆け出す)}; --  &new{2014-02-13 (木) 00:05:11};
---COLOR(darkgreen){真っ直ぐ前を見て走るアレックスの、真横からそれは襲い掛かった。&br;ブチブチブチィぃぃ!!小気味いい音と共に封印を破り、黒い木の枝が塊となって、意思を持ったようにアレックスを……いや、撥を狙う。} --  &new{2014-02-13 (木) 00:09:26};
---&COLOR(#FF0000){なっ!?(駆け出した直後に襲撃され、バランスを崩し転倒。しかしすぐさま体を起こし臨戦態勢を取るものの…異変に気がつく)&br;…音撃棒をっ!?(『マイカ』はこの撥に興味を示していた…『最初からこれを狙っていた』ことに思い至れなかったアレックスはまんまとあの女の術中にはまった格好)&br;卑怯なっ…姿を見せろッ!『マイカ』ァっ!!(この状況をどこかで見ている、操っているものがいるとしたら『影法師』マイカのみであるとふんで叫ぶ)}; --  &new{2014-02-13 (木) 00:16:55};
---COLOR(darkgreen){「卑怯」 人の尺度で私を測るか&br;(音撃棒を奪い去った枝が、道の植木の中へと勢いよく引っこめば、木々は散り枝の主が姿を現した)&br;(アネスが木の枝に絡みつかれていたのとは決定的に違う。マイカの指一本一本が、木の枝に変化しているのだ)&br;(音撃棒を掴んだ枝は、じゅうじゅうと焼け始めている)照木姫の枝か…… 策を弄してきたのう、人よ} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-13 (木) 00:31:07};
---COLOR(dimgray){&br;パキ…&br;&br;ただ握られているだけの音撃棒から軽い音がした。} --  &new{2014-02-13 (木) 00:31:43};
---COLOR(darkgreen){(長く持っていられず、音撃棒をアレックスへと投げつける。大きなヒビの入った音撃棒を)フフフフ…… これでよい もはや手も足もでまい&br;この浮島は我が姫の名の下、新たな秩序を生む……!(耳障りな高笑いを残し、長い枝となった指を使いながら滅龍へと向かった)} -- [[マイカ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-13 (木) 00:32:18};
---&COLOR(#FF0000){貴様…穢樹の化身かっ!(その力、姿。さも自分が人間を超越した存在であるかの物言い…照子姫尊の事を知っているかのような口ぶり、相違ないはずだ)&br;くそっ…!!(その神木は輝きを失い…傷とともに絶望を刻まれた、これで現状滅龍を…目の前の不浄を払う手段は失われたのだ)&br;逃がすかッ!!(それでも、たとえ滅する事ができずとも戦えなくなったわけではない。その姿を追い滅龍のもとへと駆ける!)}; --  &new{2014-02-13 (木) 00:47:05};
---SIZE(20){''六之巻 『現われる闇(前)』 完''} --  &new{2014-02-13 (木) 00:48:16};
-SIZE(20){''五之巻 『捩れる希望』''} --  &new{2014-02-11 (火) 16:05:16};
--COLOR(dimgray){街中} --  &new{2014-02-11 (火) 16:05:35};
---COLOR(dimgray){冬休みももう終わりがけ。授業がないだけに、滅龍退治にわずらわしい調整も必要ない。昨日も一日中退治に明け暮れていた。&br;アレックスの着実な活動の甲斐あって、今日も街は平穏そのものだ。&br;&br;しかし……。&br;あの奇妙な不浄の気配はあれから現われていない。&br;先日の精霊密売も、ようやく今、警察から情報を入手したとサポートからS.N.R.I.フォンに連絡があったところだ。警察も密売を追うのには苦労しているらしい。&br;端末に表示される密売書類の画像。&br;売り手には、先日の取引の実行犯ベルズ・エイバオルの名前とともに、もう一人の名前が連なっている。「マイカ」。} --  &new{2014-02-11 (火) 16:05:54};
---&COLOR(#FF0000){補習も再試も無事合格ッ!順風満帆…世は並べて事もなしッ!(うおおおーーーっ!!とビルの谷間、ひときわ高いビルより街に向けて叫ぶ…新年が明けて清々しい気分だ)&br;(このエリュシオンに着任してもうすぐ1年。その性格から拒絶や反発を受けることがあったものの、信じ合える学友…自分以外の『ヒーロー』たちによってこの街が守られ、自分もその一助になっている事が誇らしかった)&br;&br;むっ…(そんな時に入った通信によってもたらされる情報…この「マイカ」なる人物はいったい何者なのか、情報を読み進める)}; --  &new{2014-02-11 (火) 17:01:28};
---COLOR(dimgray){情報は残念な内容を告げる。貧民街での犯罪は未だに多く、警察はまだ、書類に名前が載っているだけの「マイカ」について何も掴めていない。&br;とそこへ。前方から怒り心頭といった様子の男子生徒がアレックスに向かってきた。&br; 「お前か……!一本角、赤い髪に黄色い前髪!」アレックスの胸ぐらを掴みにかかる。「昨日はよくも!!アイギールをあんな目に合せてくれたな!!」} --  &new{2014-02-11 (火) 17:08:09};
---&COLOR(#FF0000){…(S.N.R.I.フォンを掴む手に力がこもる、機会を『無心』に待つことを覚えたとはいえ…こうしている間にも誰かが傷つくことに心が痛む)&br;…何をするッ!!(いきなり胸ぐらを掴まれれば、因縁などつけられる覚えはないと吼える)&br;(万一この男子生徒の言う通り、『アイギール某』という者を自分が叩きのめしていたとしてそれは『悪』を為していたからに他ならぬ)&br;(ならば自分に一切の非などない、じっと男子生徒の瞳を見つめて一歩も引かぬ構えである)}; --  &new{2014-02-11 (火) 17:15:11};
---COLOR(dimgray){「何をするだと!!こっちのセリフだ、彼女は虫の息なんだぞ……!」アレックスの態度が、男子生徒をさらに沸騰させる。} --  &new{2014-02-11 (火) 17:18:09};
---COLOR(dimgray){そいつは濡れ衣だガイト・オーネスト! その一本角は昨日、一日中、ずっと僕と一緒だったんだからね(さらっと嘘をつきながら兎の獣人が跳び下りてきた)&br;そりゃああれじゃないのかい? 最近起こってる擬態事件……別人に擬態して悪さしてる奴がいるらしい 何にせよそいつは無実だ、放してやれよ} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-11 (火) 17:19:00};
---&COLOR(#FF0000){なれば尚の事!ワガハイは婦女子に手をあげた事など一切ないっ!!&br;(覚えのない事で、それもそんな卑怯な事を自分がやったなどと言いがかりをつけられれば血が沸騰する…もう止まらない)&br;だいいち貴様はワガハイの名も信条も…一切を知らんナリ!なぜワガハイがそれをやったと思った!(自分のことを名で呼ばない、どんな奴かも知らない、誰かにまた聞きした断片的な情報で特定したに過ぎないと男子生徒を追求する)&br;(その一方で『一本角で、赤い髪で黄色い前髪の生徒』という情報で自分を特定するように誰かが仕向けた…?と、自分で叫んだことを反芻し状況を整理した。激情の裏に正義を完遂するための冷静な自分を作れるようになってきたのかもしれない)}; --  &new{2014-02-11 (火) 17:27:00};
---&COLOR(#FF0000){……(助け船を出されたとは思わない、自分で無実を証明するつもりで吼えたところにテルシュに何かを言われれば仏頂面…まだ溝は埋まらない)}; --  &new{2014-02-11 (火) 17:29:14};
---COLOR(dimgray){「擬態……?偽物?そんなことが、だ、だって!そんな特徴のある奴、あ……」テルシュの言葉に動揺すれば、アレックスの勢いに呑まれてしまう男子生徒。} --  &new{2014-02-11 (火) 17:34:26};
---COLOR(dimgray){なあ僕が知ってることは話してやるよ だからさ……いったん、どっかで顔洗って落ち着いてこいよ……(アレックスと生徒の間に体ごと割って入り、生徒を促す)&br;(生徒がどこかへ向かってしまうと)こんのぉ……石頭!! 見りゃわかるだろ、傷ついてんだ! 責め立てる奴があるか!} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-11 (火) 17:35:57};
---&COLOR(#FF0000){ワガハイは傷ついた事を理由に八つ当たりを是とする理など持ち合わせていないナリ&br;(心あたりあらば誠心誠意謝るのみ、だが…真実を見失いあまつさえ関係ない者に牙を剥くなどすべてを考慮しても容赦できぬこと。)&br;(それを是として皆が疑心暗鬼に支配されればこの世は地獄絵図であると言い放つ…穢れによって正気を失っていないのなら尚更だ)&br;して、その擬態事件とは一体何ナリか(時間を無駄にするのはこいつの信条に反する、『有力な情報』を得たからこそ自分に接触したのだろうと情報を明かせと急かすような物言い)}; --  &new{2014-02-11 (火) 17:42:36};
---COLOR(dimgray){お前なぁ……! ああ言い分は正しいさ、それが誰にでもできりゃあいいんだがな! ちったあ弱い奴の気持ちにもなれよ!&br;あ゛? 全部出まかせだよ、なに信じてんだぶぁーーか だいたい、お前と一日中一緒とか拷問か!&br;だけどね…… アイギール・ノアは気のいい女子生徒だって聞いてるし、お前、そんな奴に無暗に暴力振るいやしないだろ} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-11 (火) 17:52:44};
---&COLOR(#FF0000){貴様は貴様が考えているほど弱い存在ではない、やるか、やらないか…それだけナリ&br;(あのときの子供を助けたとっさの行動、それは忘れない。こいつがそうであるように、皆も強く…『勇気ある者』であることはできる)&br;''無論だッ!!''(その情報を聞けばますます怒りがこみ上げる、何者かが姿かたちを偽って暗躍している…許してはいけない『悪』に対する怒り)&br;……では、なぜワガハイを?(解せぬ。時間を無駄にしないことがこいつの信条ならば時間を無駄にしてまで自分を庇うことなどないのに…と、普段なら友情パワーだなんだと盛り上がるバカとは思えぬほどの鈍感さである)}; --  &new{2014-02-11 (火) 18:01:57};
---COLOR(dimgray){お前そりゃあ結果出せてなきゃ全員0点ってことかい補修再試のギリギリセーフ野郎が うるさっ!?(いきなりの大声に耳を手で伏せて)&br;うっ 五月蠅いな! 今日はあれだ、……忠告、忠告に来てやったんだよ&br;お前、マスコミが一時期騒いでた赤鬼のモンスターは知ってるかい? プールを一発で壊したとか、何トンって瓦礫をぶん投げたとかいうさ} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-11 (火) 18:08:53};
---&COLOR(#FF0000){…………い、や…(普段はじっと見つめる眼をそらし、歯切れの悪い返事でそれ以上は言葉を発さない)}; --  &new{2014-02-11 (火) 19:10:06};
---COLOR(dimgray){は?(目が点)&br;&br;……あ、いや そのモンスターがこのごろ、無差別に住民を襲うようになったそうで、ね まだ表に出ちゃいないが……マスコミが騒ぎ出すだろうし……&br;お前そのー、いくら無鉄砲でも、あれに突っ込んでくなよ?ってだけさ じゃ、じゃあな!&br;(アレックスにつっかかってきた男子生徒が戻ってくると、アレックスと鉢合わせにならないように連れていった)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-11 (火) 19:16:17};
---&COLOR(#FF0000){''バカな!有り得んナリ!!''(そう、有り得ない。その紅き鬼は自分なのだから…テルシュを問い詰めようとしたがさっきの男子生徒が戻ってくる。いたずらに混乱させるわけにもいかないとそのまま見送った)&br;(その時…通信が入る、環博士からだ)}; --  &new{2014-02-11 (火) 19:48:14};
---&COLOR(#228B22){…アレックスさん、サンプルの件…おおまかな解析が完了しました…&br;(博士の説明を要約するとこうだ、『丸薬にみえたものはコーティングを行っただけの植物の種子だった』)&br;(具体的な品種は不明、現状知られていない新種か突然変異かあるいは何者かが品種改良したものか…)&br;(いずれにせよ『浄化』すれば無力化されるもので、S.N.R.I.に所属するヒーローの中でも炎の音撃を使いこなすV・D…アレックスがこの任務に適任であると本部は判断したとのこと)}; --  &new{2014-02-11 (火) 19:49:06};
---&COLOR(#FF0000){了解した、引き続き任務にあたるナリ…!(いままで全くのナゾだったものの情報が手に入った、それだけで大きな一歩)&br;(自身の『音撃』が有効だというのなら片っ端から浄化して回るのみだ、そして…)&br;おそらくは、そいつも…(まだ気配を感じ取れないものの、『偽物』も間違いなくその『種子』の力を悪用していると…ヒーローの感がそう告げていた)}; --  &new{2014-02-11 (火) 19:52:32};
---COLOR(dimgray){まるでヒーローの感が呼び寄せたかのように、アレックスに聞こえてくる遠くの女の子の悲鳴。そして同時に、滅龍の気配。その方向は、都心だ。} --  &new{2014-02-11 (火) 19:54:13};
---&COLOR(#FF0000){飛んで、火に入る…!(今の自分は即ち炎、まんまと気配を現したそいつに激しい怒りの炎を燃やし…屋上から周囲の建物を足場にして一直線に現場に向かう!)}; --  &new{2014-02-11 (火) 19:58:20};
--COLOR(dimgray){都心} --  &new{2014-02-11 (火) 19:59:25};
---COLOR(darkgoldenrod){高層ビルの上で女の子を抱えているのは、なんと……哮鬼だった。哮鬼がもう一人いる。しかしアレックスにはわかるだろう。それが滅龍だということも、} --  &new{2014-02-11 (火) 19:59:49};
---COLOR(darkgreen){滅龍に抱えられている痩せこけた女の子から、プールの男を超える不浄の気配がするということも。} --  &new{2014-02-11 (火) 20:00:12};
---COLOR(dimgray){街が壊されたわけではなく、すでに警察が人々を避難させていた。&br;しかし警察内部にもとんでもないモンスターだと周知されている哮鬼を前に、有効な手立てもなくビルを囲むだけだ。} --  &new{2014-02-11 (火) 20:00:42};
---&COLOR(#FF0000){(驚きはしない、『形だけを模した偽物』…以前ある事件において相手をした『英雄着』なるシステムと同様のもの…魂の伴わぬモノなど本物たりえない)&br;貴様かっ!ワガハイの名を騙り…罪も無き人々を蹂躙した悪鬼はっ!!(ビルの屋上に到着、まっすぐに偽物に指を差して睨みつける)&br;滅龍…疾く退散すべしっ!!(有無を言わさず懐からS.N.R.I.フォンを取り出そうとする…しかし)}; --  &new{2014-02-11 (火) 20:06:33};
---COLOR(darkgreen){あハあ? アレックスくんじゃなああい?(この声、聞き覚えがあるはずだ。痩せこけた顔。軽く見ただけではわからないだろうが、アレックスの級友アネスだ)&br;(冬休みでしばらく見ていないが、それにしては痩せすぎている、変わりすぎている)} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-11 (火) 20:24:15};
---COLOR(darkgoldenrod){'''『お嬢ちゃん この坊や、何かしようとしてるねえ』'''} --  &new{2014-02-11 (火) 20:27:45};
---COLOR(darkgreen){本当トルーデ!? なあになあに、わたしを助けちゃうのお! やっだあああヒーローみたいじゃなあああいキャハハハハッ&br;なあんでそんなに目立っちゃうのお? 目立たせないんだからあああ!} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-11 (火) 20:28:53};
---COLOR(darkgoldenrod){'''『そうら』''' 滅龍が手を挙げると、周囲に[[ハープ>イメぐぐる:メロディアスハープ]]の音が鳴りはじめた。特殊能力を無力化する魔法の音色だ。} --  &new{2014-02-11 (火) 20:29:19};
---COLOR(darkgoldenrod){SIZE(20){黄の滅龍 トルーデ・ドラゴニス}&br;自由に見た目を変える滅龍。力は高くないが、厄介な魔法を使いこなす。} --  &new{2014-02-11 (火) 20:29:42};
---&COLOR(#FF0000){…ッ!アネス氏ッ!!(顔を上げた女子、それはあの日の女子生徒。その姿に動揺し一瞬集中が乱れた…)&br;!?…変わらない…?(S.N.R.I.フォンより放たれる共鳴音がハープの音色にかき消され…炎が掻き消える。これがやつの能力…!?)&br;貴様ァッ!アネス氏に何をしたっ!!(だが構ってはいられない、アネス氏が囚われている以上退くことなどできはしない…そのまま飛びかかり右ストレートを繰り出す!)}; --  &new{2014-02-11 (火) 20:38:20};
---COLOR(darkgoldenrod){'''『おいで』''' 滅龍が呼ぶと、全身真っ黒、影のような従者が1体現われてアレックスに組み付く。} --  &new{2014-02-11 (火) 20:44:12};
---COLOR(darkgreen){アレックスくんこそお! トルーデになにするのお!&br;もおおう ようやくう、引っ込みじあんが治ってもお…… きみみたいな人がいたらあ、意味ないじゃない!!&br;目立つ人が! いたら! わたしが目立たないでしょお!? 見てもらえないなんてもう嫌あ もう地味なのはうんざりなのお!} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-11 (火) 20:45:18};
---&COLOR(#FF0000){ぐぅっ!?…うぉぉぉぉぉ!!(普段ならばこの程度の相手、振りほどくにワケはない…だが、「鬼の力」のない状態では手も足も出ずその場に足止めをされる)&br;いったいどうしたナリアネス氏ッ!なにがあったっ!!&br;(『滅龍』が放つ言葉には耳を貸さない、『人心を乱す以外の意味などない音の羅列』だからだ)&br;心をしっかり保つナリ!奴に耳を貸すなぁっ!!(『目立たない』『見てもらえない』『地味』…そんな彼女の悩みを、心の傷をえぐりあの滅龍は力を得ている…それならば彼女の正気を取り戻す!)&br;(たとえ力がなくとも、やるべきこと、できることはある…今はそれに賭ける!)}; --  &new{2014-02-11 (火) 20:57:00};
---COLOR(darkgreen){トルーデを悪く言わないで!!!!&br;……ね〜〜トルーうデぇ その魔法〜、時間決まってるんでしょお? じゃあ〜アレックスくんをお……消しちゃってえ〜!!&br;きみの振りしてえ、評判落とすだけでもいいと思ってたけどお……トルーデを悪く言うんだものお……&br;それに! そおよ! きみがいなくってもお、わたしがヒーローになっちゃうからいいのよお!&br;トルーデはど〜んな素敵な恰好にだってなれるし〜、今はもうっ もうっ こ〜〜んなに力だってあるのおおお!!!!&br;(不浄の気配がさらに強まる。すると、アネスの背中から細い植物の枝が生え、アネスの体にまとわりつく。アネスは心なしか、先ほどよりやつれて)} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-11 (火) 21:06:01};
---&COLOR(#FF0000){だめだ…!めをっ…さませ…!!(『消せ』という指示とともに影がよりきつく組み付き、意識が遠のく)&br;''違うッ!''(遠のく意識の中叫ぶ、『異形に変じ、力を振るう』…それだけがヒーローとでも言わんばかりの言葉。示さなければならない…ヒーローとはっ…)&br;きみもっ…ヒーローナリっ!!そんな…穢れを使わずともっ!既にっ!!&br;(ぎりぎりと、肉が悲鳴を上げ、骨が軋み…組み付かれた体を振りほどく!それは生命の本質、『勇気』の証明…)&br;ワガハイを救い…弟氏へ想いを伝えた!誰かを救わんとするその精神こそすなわち…ヒーローの証明…ぐぁっ!!&br;(言葉を遮るかのように、脱出したアレックスの腹に影の拳が炸裂し軽く吹き飛ばす。屋上から落下する寸前に片腕でしがみつくが、その手を踏みにじられ…それでも叫ぶ)&br;ぐっ……見失ってはいけない!その正義を…魂を!(呼びかけるアレックスの懐、S.N.R.I.フォンのシステム画面に再び光が灯る、DJ(ディージュール)『精神的熱量』の数値が爆発的に増大するさまを表示する、その数値が10万DJを超えた瞬間)&br;''ウォォォォォォォォォォォッ!!''(共鳴音と共に封じられた炎が巻き起こった!!)}; --  &new{2014-02-11 (火) 21:22:36};
---COLOR(darkgreen){わたしが……あなたみたいな……? あの子、を……救う……(ボロ…。体にまとわりついていた枝が枯れ、落ちた)&br;何!? えええっ!? とっ、トルーデ……トルーデ……! わたしどうしたらいいのお!!} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-11 (火) 21:30:27};
---COLOR(darkgoldenrod){'''『気を乱すんじゃないよ!魔法が使えないじゃないか!お行きお前達』''' 滅龍が指示すると、全身青の人影と、全身赤の人影が出現し炎へと襲い掛かっていく。} --  &new{2014-02-11 (火) 21:30:50};
---&COLOR(#FF0000){『''黙れッ!''』(哮る鬼が滅龍の言葉を遮る、彼女が自分の意思を取り戻そうとしている…その邪魔はさせない!)&br;(『双翼乱舞』の最大加速4倍にて影を無に帰す!傍目には近づいた瞬間爆ぜて消え去ったようにしか見えないだろう)&br;『…かつて、人の身に異形の力を宿す呪われた鎧があった…』(独白、あるいはアネスへ語りかけるような口調で言葉を発する鬼。一歩、一歩、着実に距離を詰める)&br;『多くはその力に呑まれ、形通りの『異形』に堕した…』&br;(その間、滅龍の放つ魔力に怯みもせず。一定のペースで近づく)&br;『しかしそうならぬ者もいた、異形に堕したものと『英雄』に昇華したもの…それを分けたもの!』&br;(射程距離、手にした音撃鼓を自身の鏡像を取った滅龍の胸にねじ込む!)&br;''『それこそが、英雄の証明っ!高潔なる魂ッ!!』''(言葉と同時に抜き放った音撃棒と共に言葉を叩きつける、英雄の証明を自分に見せてくれた『黄金の英雄』に想いを馳せて…)}; --  &new{2014-02-11 (火) 21:42:56};
---COLOR(darkgoldenrod){'''『お前達!うぐ!?』''' 同じ見た目、しかし決定的に違う。真っ直ぐな言葉、そして音、それら魂の叫びが滅龍に叩きつけられた。} --  &new{2014-02-11 (火) 21:55:51};
---COLOR(darkgreen){異形に堕した……わたし……も……? でもわたし、一人じゃ、何にもできないよ……? きみみたいに強くないもん!!&br;わたしだって……きみみたいになり……なりた……(邪気が弱まっていき……大きく響きわたる音にあおられ、体ががくんとぐらついた)} --  &new{2014-02-11 (火) 21:56:13};
---&COLOR(#FF0000){''『なれる!』''(最後の一打、崩壊寸前の滅龍からアネスに振り向く…)&br;『既にアネス氏はヒーロー!なればその魂を…浄化するナリッ!!』&br;(無貌のマスクには表情などない、その視線を見てアネスは何を思うのか)&br;『セイヤァーッ!!』(滅龍によって穢された魂、ならば穢れごと滅龍を滅するのみ!一打と共に導かれた星竜の気とともに黄の滅龍を滅する!!)&br;(周囲には音の波と、金色の光が拡がっていく…)}; --  &new{2014-02-11 (火) 22:07:24};
---COLOR(darkgoldenrod){'''「ぎいぃいぃやああああぁぁあああ!!!」''' 赤い鬼から、醜く老いた竜人の姿に戻り、そのまま消えていった……。} --  &new{2014-02-11 (火) 22:19:52};
---COLOR(darkgreen){(なれる。目を見開いた)&br;(視界がにじんでいる。それでも、彼の目から目を離すことはできなかった。一打ごとに心が軽くなっていき、そして最後の一打。呪縛が、すべて音と光に消えた)&br;……あ…… ありがと……う……&br;&br;(とさ。木に養分を吸われて痩せた身体が、軽い音を立てて地面に倒れる。今はもう、木の不浄の気配は一片もない)} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-11 (火) 22:21:24};
---&COLOR(#FF0000){(倒れるアネスを即座に助け起こす、こんなにやせ細るまで…その心の闇と、それに気づけなかったことに悔やむ)&br;(その後、ビルの周囲を包囲していた警官隊のもとに向かい彼女を引き渡す。言葉を発して『彼女を保護して欲しい』と伝えたため潔白を証明できた…そのはずだ)&br;&br;(そして事件より数日、新学期が始まる。事態が深刻になるにつれて『滅龍』と『種子』をバラ巻く影法師の存在を公表し深く注意を促すべきでは?と苦悩したものの)&br;(解決策を示せない以上いたずらに不安をバラ巻くだけ…なにより人心が乱れれば乱れるほどに滅龍は活性化する、逆効果だとの本部の判断によりはがゆい想いをしていた)&br;(はたして自分はヒーローとして…人々の希望たりえるのか?自問自答の日々が続いた)&br;ワガハイのように、か…(たとえそれが一人でも、『ヒーロー』たらんとする誰かの模範となり、その希望となったという事実が自信に結びつく)&br;(いままでの情報から『影法師は自分の素性に気づいた』ことが予測されるが自分は絶対に負けない、どんな絶望的な状況にあっても戦い抜いた『黄金のヒーロー』のように戦い抜き勝利するだけだ)}; --  &new{2014-02-11 (火) 22:45:06};
---SIZE(20){''五之巻 『捩れる希望』'' 完 } --  &new{2014-02-11 (火) 22:46:14};
-SIZE(20){''四之巻 『溺れる心』''} --  &new{2014-02-09 (日) 16:29:39};
--''例の『薬物』のサンプルを本部に送り調査を開始して数日後…走り込みをするアレックスにその結果を伝える通信が入った''&br;&COLOR(#228B22){…結論から言えば…『何もわからない』ことが、わかった…といいますか…};&br;(モニターのブルーライトを浴びて鈍く輝くメガネ、歯切れの悪い報告をするのは天才『ティエル郷須』博士の姪にしてS.N.R.I.が誇る才媛『郷須環』博士)&br;(基地施設、各種装備、その他『博士』と聞いて人が思い浮かべる担当を一手に引き受ける何でも屋であり、縁の下の力持ちだ) -- [[環>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp024712.png]] &new{2014-02-09 (日) 17:00:51};
---(博士の説明によれば、丸薬に施された特殊なコーティングが『封印』となり、あらゆる科学的魔術的スキャニングを無効化しているとのこと)&br;(薬効を人体に作用させる以上、体内に取り込まれたのちオブラートのように自然に溶けるもので絶対に突破できない類のものではないが&br;(力の加減を間違えればサンプルごと消失しかねないため現状その材料、製法、具体的な薬効についてはなんとも言えないと…そういった意味合いの報告)&br;&COLOR(#FF0000){…了解した、博士らは引き続きサンプルの調査を行ってほしいナリ…&br;(通信を切れば、行き場のない憤りが溢れて強く拳を握り締めた。テルシュからの情報もまだない…前に進めず堂々巡りをしているこの瞬間が一番もどかしい)}; --  &new{2014-02-09 (日) 17:16:00};
---COLOR(dimgray){(と奴のことを考えていたちょうどそのとき、路地から声がした)おいアレックス・ダブルフェイク・ストレイフ 耳寄りな情報だよ} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-09 (日) 17:21:33};
---&COLOR(#FF0000){…(仏頂面、まだこいつのことを完全に容赦したわけではない。東方の捜査官『オニヘー』の故事に従い悪によって悪を探る…それも正義と『妥協』した自分への憤りも混じった不機嫌な顔である)}; --  &new{2014-02-09 (日) 17:26:11};
---http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp027580.jpg --  &new{2014-02-09 (日) 17:32:05};
---COLOR(dimgray){(懐中時計から目を外して)…なんだいその顔は 忙しい僕がわざわざ来てやってるんだ、情報やるだけありがたく思え!&br;(ぴんっ。メモ帳を一枚アレックスへ弾いて、すぐに跳躍。壁を蹴り上がりどこかへ去った)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-09 (日) 17:32:28};
---COLOR(dimgray){メモには、ある精霊売買の場所と日時が記されている} --  &new{2014-02-09 (日) 17:33:06};
---&COLOR(#FF0000){貴様は贖罪をしなければならない、当然のことナリ。&br;(普段のアレックスを知っている者ならばその怒気に満ちた声と態度で別人に見えることだろう、トーナメントにて見せた青臭い顔も、暑苦しい気配もいまはない…)&br;(『実戦』で『正義』を為すとなれば多少のことをかなぐり捨てられる、しかしそんな都合のいい正義に妥協してしまっている自分に苛立ちを感じている…そういう少年だ)&br;……(立ち去るテルシュ、残されたメモ…この精霊売買も例の薬物に関する事件なのか…?いずれにせよ知ったからには見逃すわけにはいかない、悪には正義の鉄槌を下すのみだ)}; --  &new{2014-02-09 (日) 17:41:01};
--COLOR(dimgray){貧民街} --  &new{2014-02-09 (日) 17:47:31};
---COLOR(midnightblue){メモに記されていた日。この先が精霊売買が行われるはずの場所だ。近づくほどにわかるだろう。滅龍の気配と……} --  &new{2014-02-09 (日) 17:48:13};
---COLOR(darkgreen){あの日のフロイと同じ不浄の気配がする。フロイの時よりももっと強く} --  &new{2014-02-09 (日) 17:48:36};
---&COLOR(#FF0000){「キキーッ!」(『魂符』より呼び出された小型の『スピリット』、ブレイドラに周囲の偵察をさせて布陣を探っていた。この配置と数ならば問題はない…応援なしでも十分にやれる)&br;よくやった、もどっているナリ(ブレイドラを魂符に戻し腰のケースに戻した、さて…)&br;間違いなく、いる…!!(忘れるはずもないあの不浄…滅龍を呼ぶ気配を発するあの薬を使った者が…)&br;''ショーメン突破でイセカイ界…トォォォタル!!''(顔を張り、すっくと立ち上がれば現場へと一直線。雄叫びとともに突入する)}; --  &new{2014-02-09 (日) 18:01:40};
---COLOR(dimgray){バーーン! 勢いよく開かれた扉。そこには精霊を閉じ込めたケージを渡す不浄の気配の男と、その気配が感じられない受け取る男。&br;「なんだぁ!?取引が割れたのか!」} --  &new{2014-02-09 (日) 18:51:13};
---COLOR(darkgreen){(一方の不浄の気配の男は目を爛々とさせた)ッハア!!!! いい度胸だなあああ、俺サマに任せとけやァ! やぁってやれェ!!} --  &new{2014-02-09 (日) 18:52:34};
---COLOR(midnightblue){男が叫ぶと、滅龍が姿を現した} --  &new{2014-02-09 (日) 18:52:56};
---COLOR(midnightblue){SIZE(20){青の滅龍 ダゴン・ドラゴニス}&br;水棲竜人の姿をした滅龍。身の丈3m。手には召喚書を持っている。} --  &new{2014-02-09 (日) 18:53:06};
---COLOR(midnightblue){滅龍の召喚書は生き物のように、ひとりでに動きページが繰られていく。風を切るような音と共に魚人が2体召喚された。魚人達がアレックスへ襲い掛かる。} --  &new{2014-02-09 (日) 18:53:46};
---&COLOR(#FF0000){''急々如律令ッ!''(悪人が何をかいわんや聞く耳持たず!先ほどのケースに手をやれば両手の10指の間すべてに「魂符」が挟まれている)&br;(召喚の文句とともに飛び出す式神、『スピリット』たち…その名は[[ミニーズ特攻隊>イメぐぐる:ミニーズ特攻隊]])&br;(一体一体の力は弱けれど、魂符八枚分…計40体のスピリットが周囲に放たれれば取引を行っていた悪漢共はもとより…呼び出された魚人たちもその波に飲み込まれていく)&br;もらったぞ!大将首!!(魚人の頭を踏み台にし跳躍!狙うはただ一つ、青の滅龍。懐から取り出されたS.N.R.I.フォンよりの共鳴音によって炎を纏い…紅き鬼が姿を現した!)}; --  &new{2014-02-09 (日) 19:06:41};
---COLOR(midnightblue){鬼に向かい手を向ける。大量の水が鬼へと襲い掛かった。} --  &new{2014-02-09 (日) 19:12:59};
---COLOR(darkgreen){ぐあァ!? まじぃッッ助けろ龍!! ズラかるぜェェ!?} --  &new{2014-02-09 (日) 19:13:15};
---COLOR(midnightblue){滅龍はミニーズ特攻隊をものともせず不浄の気配の男を抱え、連れ去っていった。} --  &new{2014-02-09 (日) 19:13:34};
---COLOR(darkgreen){ハッハァァァあいつの言ったとおり強えぇなァァァ!! もっと早く精霊から進化させときゃあよかったぜェ!!} --  &new{2014-02-09 (日) 19:13:52};
---COLOR(dimgray){「うわ!?うわあああ!!」ミニーズ特攻隊、そして水流に巻き込まれる取引相手の男。} --  &new{2014-02-09 (日) 19:14:10};
---&COLOR(#FF0000){がっ!?(水流の直撃!体力を大幅に削られた!簡単に直撃を喰らうほど焦って決着を急いだのには理由がある、水場…特に水中での活動は不得手でカナヅチである鬼と青の属性とは天敵同士といっていい)&br;うわぁぁぁぁっっ!(奔流に流され、その水の中で行動不能に陥る…このままでは溺れて…)};&br;&COLOR(#0000FF){<<相変わらず無茶をするな、アレックス>>&br;(周囲を覆い尽くした水流を裂き姿を表すのは[[蒼き機体、『青龍』を模した人型マシン。>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp024878.png]]その手には変身の解けたアレックスが)};&br;&COLOR(#FF0000){シアン…?(水を吐き出し、自力で立ち直ると『相棒』に気がつく)&br;…!あいつは!あの滅龍は…(姿を探すもすでに後の祭り、今回の介入は失敗に終わった…)};&br;&COLOR(#0000FF){<<『司令』よりの通達、『しばらくの待機を命じる』だそうだ>>&br;(要は頭が冷えるまで謹慎しろと言いつけられて、その日は帰投した)}; --  &new{2014-02-09 (日) 19:33:02};
--COLOR(dimgray){自宅} --  &new{2014-02-09 (日) 19:38:01};
---&COLOR(#FF0000){(事件より数日後、あの場にいた悪漢たちは奇跡的にひとりの死者も出さずに警察に逮捕された)&br;(密売組織がまた一つ潰れたことを報道する新聞を見たが、あの『滅龍』が逃げおおせた以上近いうちに同じことが繰り返されるに違いない)&br;…くそっ!(幸いにしてあの滅龍の気配も、瘴気を放つ男の気配も感じられない…しかし対策を立てなければ同じ結果の繰り返しになることは明白、焦りばかりが募っていた)&br;…(思考が煮詰まり仰向けになって自室の天井を見上げる、この天井のようにどん詰まった『こうあるべき』という発想の硬さこそが自分の弱点。だからトーナメント戦のときも『彼女』に完膚なきまでに叩きのめされた)&br;(もし、彼女ならばどうする?あの滅龍相手に何を使いどう立ち回ってみせる…?自分にない柔軟な発想を持つ彼女ならば…)&br;(なんでもいい、何かを上手く使いこなし知恵を絞って戦う…それこそが自分の課題なのだ…自室を見回しながらそんな考えを加速させ…)&br;………あっ!(答えは驚く程シンプル、そして近くにあった。街中では使えなかったそれ、あの時、これを借りた海のプロの言葉…全てが脳内でパズルのように組みあがっていく!)}; --  &new{2014-02-09 (日) 19:53:14};
---COLOR(dimgray){アレックスの思考が組みあがっていったそのとき、目を覚まさせるかのように外から女性の悲鳴が響いた。「キャーーーーーーーー!?」「嫌ぁ!!」} --  &new{2014-02-09 (日) 19:55:47};
---&COLOR(#FF0000){(自分の耳は特定の事柄に対して千里眼のごとく作用する、例えば今回のような悲鳴…ある意味呪いだが、ヒーローにとって必要不可欠なもの)&br;我に秘策アリ…いくぞっ!(悲鳴の聞こえた方角、街の中でも水場の近く…この地形にいるということは間違いない、奴だ!!)&br;(筒状の包を持って駆け出していく…その姿は韋駄天のごとく!)}; --  &new{2014-02-09 (日) 20:04:52};
--COLOR(dimgray){室内大温水プール} --  &new{2014-02-09 (日) 20:27:26};
---COLOR(dimgray){その日は11月25日。それは、ある意味恐怖の日といえる日のちょうど一ヵ月前。} --  &new{2014-02-09 (日) 20:28:01};
---COLOR(darkgreen){リア充どもォ!! お前らは魚人の嫁にでもなってろやああああ!!} --  &new{2014-02-09 (日) 20:28:30};
---COLOR(dimgray){プールサイドで声を張り上げる男の気配は、数日前よりも濃くなっている。水面は普段のプールよりも高くプールから溢れ出ている。&br;女性を担いだ魚人が、次々と室内へ入っていく。プールの中にも魚人がひしめき、そして} --  &new{2014-02-09 (日) 20:30:24};
---COLOR(midnightblue){プールの中央の水中には、今もまだ魚人を召喚している滅龍} --  &new{2014-02-09 (日) 20:30:57};
---&COLOR(#FF0000){『''[[双翼乱舞ッ!>イメぐぐる:双翼乱舞]]''』(現れ続ける不浄の気配…最大加速、四倍の加速度で炎を纏い現着する鬼、残像すら残らぬ速度で肉薄!魚人たちを蹴散らし無に帰していく)&br;『…待たせたな、決着をつけるナリッ!』(ザコを片付ければプールの中央の滅龍に向け指を指す!秘策を試すは…今だ!)&br;『''ハァァァァァァ…''』(両掌に集中するは螺旋、周囲の気を巻き込み…回転していく!その圧倒的破壊熱量は歯車的砂嵐の小宇宙に匹敵する!)&br;『''[[双光…ッ気弾!!>イメぐぐる:双光気弾]]''』(両掌から解放された閃光がほとばしると同時に『プールだった場所』が跡形もなく消し飛ぶ…鬼と龍との壮絶な戦いに巻き込まれた人々は生きた心地がしないだろう)}; --  &new{2014-02-09 (日) 20:52:37};
---COLOR(darkgreen){彼女なんざいるかァ、金! 金がありゃいいんだよォ!! もっと精霊売っぱらってや……なんだァああああ!?} --  &new{2014-02-09 (日) 21:02:02};
---COLOR(dimgray){何が起こったのかもわからない速さ。おぞましい呻き声を上げて次々と消滅していく魚人達。解放された女性達だったが…&br;閃光!破壊音!&br;「キャアアアアアアアアアア」耳をつんざくように悲鳴が重なり、女性達はプールだった場所から我先にと逃げ出す。} --  &new{2014-02-09 (日) 21:02:25};
---COLOR(midnightblue){水を練り上げようと手を挙げたが、一気に流れ出ていく水の勢いが勝る。一瞬の隙。身を守るプールも、もはや跡形もない。} --  &new{2014-02-09 (日) 21:03:13};
---&COLOR(#FF0000){(これではまだ一時的、周囲の水を吹き飛ばしただけでは時間の経過でまた水を集めて練り以前のようにこちらへ放出してくる…)&br;(水場にいる者を完全に地上に上げるのに一番いい方法、それは…)&br;''『滅龍…疾く退散すべしっ!!』''(取り出されたのは何の変哲もない『釣竿』、そう…秘策とは…)&br;『一本釣りナリッ!!』(釣り針を螺旋の軌跡を描き滅龍の口元へとキャスティング、そのまま口の皮膚を貫く勢いでひっかけ…)&br;『脳天!逆落としィーッ!!』(釣り上げる勢いで屋内プールの瓦礫に頭から叩きつける…その余波で龍に指示を出している男を巻き込むかもしれないが知ったことではない)}; --  &new{2014-02-09 (日) 21:20:44};
---COLOR(midnightblue){釣り上げられ、食い込んだ皮膚から青色の液体が飛び散る。形容しがたい恐ろしい呻き声。&br;すさまじい勢いで瓦礫に叩きつけられれば、体中から青い液体が散った。悲痛にも聞こえる呻き声が響き渡る。} --  &new{2014-02-09 (日) 21:28:23};
---&COLOR(#FF0000){『今だ!』(例によって取り出されるは『音撃鼓』、掌大の大きさの円盤を悍ましいうめき声をあげる異形の土手っ腹に…ねじ込む!!)&br;『竜導哮打の型…!これでトドメナリッ!!』&br;(音撃鼓が展開すると同時に腰背部からとりだされる一対の撥『音撃棒・安和』、飛び散る液体、漏れる叫びに構わずひたすらに、無慈悲に、徹底的に『音撃』を叩き込む!!その動きは空を裂き炎を纏う速度にまで高まる!)}; --  &new{2014-02-09 (日) 21:36:32};
---COLOR(midnightblue){呻き声をかき消すほどの浄化の音。音に、炎に焼かれ、一気に蒸発させられるかのように穢れが引きはがされていく……} --  &new{2014-02-09 (日) 21:39:02};
---&COLOR(#FF0000){『ハァァァァァァ…』(高まる炎の力、ピークに達した時点で撥を大きく上に振りかぶり…)&br;(それと同時に、天からは流星のごとく降り注ぐ『黄金の星竜』のオーラが同時に襲う!)&br;''『セイヤァーーーッ!!』''(振り下ろした撥と太鼓の響き、竜の真なる激突が共鳴したとき、金色の光と浄めの音が周囲を包んでいく…)}; --  &new{2014-02-09 (日) 21:47:41};
---COLOR(midnightblue){光に塗りつぶされ、存在そのものが……消滅していった} --  &new{2014-02-09 (日) 21:53:59};
---COLOR(darkgreen){(滅龍は消えた。だが、もう一つの気は、滅しきらなかった。弱っていった気配がまた急激に育っていく)&br;(確かに男は巻き込まれていた。巻き込まれたのだ。しかし…瓦礫の粉塵の中、ボロボロになった男は立ちあがる。顔に、腕に、太い血管のようなものが浮かび上がっている)&br;あンで……なァァァんでぇぇエええぇエ 邪魔ずルんだコラあああああ゛あ゛あ゛!!!!&br;(そして、傷ついた人間とは思えない動きで鬼へと突っ込んできた)} --  &new{2014-02-09 (日) 21:54:32};
---&COLOR(#FF0000){『なんで…?』(振り向きもしない、後ろから突っ込んでくる『異形』に向けて静かに…確実なる炎を燃やす!!)&br;『…ハァッ!!』(1・2・3…素早いながらも規則的なペースで距離を詰める相手に向けて[[カウンターの回し蹴りを見舞う!>つべ:pjnjTQZ15no]])&br;『''貴様のような奴から人々を護るためナリッ!!''』(『音撃』の余波でダメならば確実に掻き消す…間髪入れずに繰り出されるのは)&br;http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst084765.jpg &br; (抜き胴のようなフォームで撥を振り抜く…刹那の沈黙のあと…爆散ッ!)}; --  &new{2014-02-09 (日) 22:06:58};
---COLOR(darkgreen){(沈黙。何もかもが止まった時間。そして…)&br;&br;ヒギャアアアアアアアアアアアアア!!!!?(爆発音と共に不快な悲鳴が響き、不浄の気配もまた弾けて消滅した)&br;(どさっ。白目を剥いて倒れた男の顔には、内出血を残して、浮き上がっていたものは消えていた……)} --  &new{2014-02-09 (日) 22:15:33};
---&COLOR(#FF0000){『ふぅー…』(深く息を吐き、残心…滅龍も、人の体を蝕む不浄も復活の兆しを見せない…今度こそ、滅した)&br;『……』(騒ぎを聞きつけた警官や関係機関、マスコミなどが集まる…この男も身柄を確保されればどこぞの密売組織の一員であるだろう、もはやこれまでだ)&br;(滅龍を活性化させる不浄を持つ人間、不浄によって異形と化す者、その人間を作る薬、それをバラ巻く影法師…要素ばかりが増えていき一向に謎は見えない、だが…)&br;『釣りは「心」、いつでも無心をわすれないよう…』(イタズラに焦るばかりでは解決はしない。釣りのごとく機会を『無心』に待ち、一気に攻めることが重要なのだ…それを悟り、あらゆるものを活かして戦い抜く。一種の『遊び心』を得ることで殻を一つ破る手応えを感じるのだった…)}; --  &new{2014-02-09 (日) 22:44:10};
---SIZE(20){&br; ''四之巻 『溺れる心』 完 ''} --  &new{2014-02-09 (日) 22:45:39};
-SIZE(20){''三之巻 『新たな跳躍』''} --  &new{2014-02-08 (土) 16:02:49};
--COLOR(dimgray){学園の男子生徒フロイは、人付き合いは悪いものの勉強も魔法も剣もそつなくこなす優等生。&br;彼があのワイバーンを呼び寄せた張本人だとは、誰に言ったとしても信じてもらえないだろう。そんな彼は今、病院にいる。&br;&br;アレックスはフロイの病室に向かっている。病室まで案内してくれているナースが、アレックスを安心させるように言った。} --  &new{2014-02-08 (土) 16:03:25};
---COLOR(dimgray){しっかり検査したけど、どこにも悪いところはなかったわ ドクターがOK出せばすぐに退院できると思う ここよ、フロイ君の病室} -- [[ナース>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-08 (土) 16:04:10};
---&COLOR(#FF0000){よかった…(『滅龍』には未知の部分が多い、後遺症などがないのなら一安心である)&br;フロイ氏!ご無事でなによりナリなっ!(病室に通され、フロイに声をかけると笑顔でブイサインを作る…事情を聞くのは彼の心が落ち着いてからだ)}; --  &new{2014-02-08 (土) 16:11:16};
---COLOR(dimgray){(本から顔を上げると怪訝な目を向ける)………… 誰かは知らないが……病院で騒ぐのはよせ 迷惑だ} -- [[フロイ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-08 (土) 16:15:45};
---&COLOR(#FF0000){し、失敬…(大きな声を届けたいという気持ちはときおりTPOに反する、声を絞った。)&br;ワガハイの名はアレックス・D・ストレイフ…アレックスと呼んでほしいナリ!(握手を求めた)}; --  &new{2014-02-08 (土) 16:21:48};
---COLOR(dimgray){お前がアレックス? ……俺はこんな奴に助けられたのか……(額を押える。面倒だな、と言わずとも語っているようだ。握手にも応えない)&br;あの日のことは何も覚えてないが、礼は言おう もう何ともないそうだ(事件の日の少年とは、同一人物と思えないほどに違う)} --  &new{2014-02-08 (土) 16:27:06};
---&COLOR(#FF0000){あ、いや…まぁ…(ヒーローは自分の働きを誇ったりしないもの、と想い助けたことは伏せておくつもりだったが…噂の広まるは早かったようだ)&br;何も…?(握手を拒まれれば差し出した手をそのまま、顎に移して思案のポーズ)&br;(あの時の彼は正気を失っていた、その影響だろうか…?ならば)&br;ではここで目覚める前の最後の記憶なども、覚えてはいないナリか?(気がついたら病院だった、混乱する状況だが落ち着いた今なら順序建てて思い出せるかもしれない…そう思い聞いた)}; --  &new{2014-02-08 (土) 16:35:30};
---COLOR(dimgray){…………(ここで目覚める前のことを尋ねられると、むっと困った顔をして言葉に詰まる) お前には関係ないだろ} -- [[フロイ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-08 (土) 16:39:58};
---&COLOR(#FF0000){''ないことはないナリッ!''…失敬(近くの看護師や同室の入院患者などに咳払いされて縮こまる、声を絞る)&br;こうして縁が出来た以上、フロイ氏の力になることこそワガハイのやるべきことナリ!(彼の身にいったい何がおこったのか。それを知らなければこの件が解決したことにも、彼を救うことにもならないのだ)}; --  &new{2014-02-08 (土) 16:46:19};
---COLOR(dimgray){(大声を出されて驚いた。縮こまる様子を見て、フロイも周りに遅れて咳払いをした。この男を相手にすると調子が狂う)&br;縁も何も、会ったばかりだろ? 俺の力になって何の得があるんだ} -- [[フロイ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-08 (土) 16:54:33};
---&COLOR(#FF0000){(『まだ騒ぐなら出て行ってもらいますよ!』と怒られ苦笑いをして周囲に平謝りする、多分に情けない姿は滑稽ですらある)&br;とほほ…む?(損得。生きる上で常につきまとう判断基準であるが…)&br;友の力になることに理由も手続きも必要ないナリな!(そんなの決まってるじゃん!と笑顔で返す、よっぽど温い環境で生きてきたか、よっぽどバカか、あるいはその両方か、いずれにせよ死んでも治りそうにないことは確かだ)}; --  &new{2014-02-08 (土) 17:00:33};
---COLOR(dimgray){何の理由もなく……? 莫迦かお前は……(再び額を押える。『何なんだこいつは。何でそんな風に思うんだ。』 …少しずつ、話し始めた)&br;……いい気分になってたな ここで目が覚めるまでは やけに気分が良かったんだ&br;(目を合わせないまま、言いよどむ)……あいつの持ってきた薬のせいだ} -- [[フロイ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-08 (土) 17:10:37};
---&COLOR(#FF0000){ぐぬぬ…ぐうの音も出んナリ(その言葉がぐさりと突き刺さりうなだれる、優等生のフロイと違い成績はすこぶる悪い)&br;薬…?(いい気分、薬…違法薬物の類なのか?と不安がよぎるが、新たな情報だが検査の結果身体への後遺症はないはず…そこは一安心)&br;それに、『あいつ』とは…(彼の言葉を待つ)}; --  &new{2014-02-08 (土) 17:23:33};
---COLOR(dimgray){……情報屋だと言ってたな 学園の生徒で、テルシュと名乗られた 獣人の男だ&br;あの時は苛々してたんだ 勉強も、実技も、うまくいかなくて……&br;そのときに情報屋が、飲んだら気分が軽くなるハーブで、体に何の害もないと……だから買ったんだ} -- [[フロイ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-08 (土) 17:32:28};
---&COLOR(#FF0000){情報屋…(うさんくさい響きだ、『テルシュ』なる獣人の生徒…調べる必要があると身を乗り出す)&br;(人の弱みにつけ込み危険な薬物を売りつける…最も唾棄すべき男だということも脳に刻み込む)&br;よく、話してくれたナリな(なぜそんな事をしたのか追求も叱責もしない、その薬物を使用した結果『滅龍』が呼び出されたのなら…そのテルシュが諸悪の根源であり、責められるべきは彼ではないからだ)}; --  &new{2014-02-08 (土) 17:40:06};
---COLOR(dimgray){……何で、話したんだろうな 話さなきゃいいんだろうに……(こんな莫迦なことまで許すアレックスに、本音が全部出る。自分へのため息も)&br;(まるで詰まっていた気分が全部出て行ったようだった。初めて、小さく笑う)……莫迦にあてられたのかもな} -- [[フロイ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-08 (土) 17:48:05};
---COLOR(dimgray){フロイ君 取り込み中にごめんね? 診察の時間よ 退院許可が出て終わりだと思うわ} -- [[ナース>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-08 (土) 17:48:27};
---&COLOR(#FF0000){なっ…そんな事を言わずとも…(そんなバカバカ言われると傷つくぞ!?と少しうろたえつつ…彼の顔に『笑顔』が戻ったのを認めて自分も微笑む)&br;…なれば、ワガハイはこれで!また学校でお会いする日を待っているナリ!(戻ってくる日を待ってるぜ!と声をかけて病室をあとにした)&br;…シアン、データベースにアクセス!テルシュなる男子生徒の素性を洗い出すナリ!(『S.N.R.I.フォン』で本部に連絡、速やかに件の生徒を探し出し…一刻も早く事件を解決させるべく駆け出した。)}; --  &new{2014-02-08 (土) 17:55:01};
--COLOR(dimgray){《データベースの情報》} --  &new{2014-02-08 (土) 18:02:47};
---COLOR(dimgray){テルシュ…男子3回生。170cm。白兎の獣人。} --  &new{2014-02-08 (土) 18:03:07};
---&COLOR(#0000FF){<<これ以上の情報は不明、出身地や住所…氏名も本名か疑わしい>>&br;(『S.N.R.I.フォン』越しに聞こえる男の声、その情報網をもってしても足取りをつかめない…容易にここまでの情報を得ることができた事自体が罠である可能性もある、そうアレックスに忠告をした)}; --  &new{2014-02-08 (土) 18:21:48};
--COLOR(dimgray){街中} --  &new{2014-02-08 (土) 18:03:25};
---COLOR(dimgray){雑踏を足早に歩いている、データ通りの獣人。白く長い耳が忙しく揺れている。懐中時計を出して時間を確認しながら。} --  &new{2014-02-08 (土) 18:03:54};
---&COLOR(#FF0000){(罠だというなら望むところ、正面から叩き潰してやる…!ショーメン突破だ!そう思いその姿を探す…)&br;(雑踏のなか、人々の頭の中からちょこんと覗かせた耳。コミカルにも見えるその動きに怒りがこみ上げる…『いた、あいつだ!』)&br;''待てぇっ!!''(その耳に向けて大きな声を叩きつけると駆け出した)}; --  &new{2014-02-08 (土) 18:27:00};
---COLOR(dimgray){(大声。アレックスが時計に映り込む。……時々いるのだ、こうして追ってくる奴が。バチンと懐中時計を閉じ、呟いた)フン……&br;僕を捕まえられると思ってるのかい?(タンッと跳躍。一足でかなりの距離をかせぎ、エリュシオン内部へ続く道へ)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-08 (土) 18:30:29};
---&COLOR(#FF0000){声が届くのなら、手も届くッ!(人々に声を伝え助け、悪党には必滅を伝え叩き潰す…『哮る』ことにはそういう意味もある)&br;(毎日飽きもせずに走り込みをしているのは足腰の強化のためだけではない、細かいルートを熟知し土地勘を得るためでもある)&br;(入り組んだ内部への逃走を図るのならばむしろ望むところだと速度を上げる!!)}; --  &new{2014-02-08 (土) 18:38:42};
--COLOR(dimgray){エリュシオン内部} --  &new{2014-02-08 (土) 18:43:42};
---COLOR(dimgray){(人の通りのない職人街を軽々と跳び、狭い路地も壁を蹴っては進んで行く。トントン、トン。これで大抵は隠れられるはずだった。しかし…)&br;チイッ しつこい!(撒けない。慣れている?何者なんだ!) クソッ、人波で撒くか……!(路地からまた通りへと)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-08 (土) 18:44:13};
---&COLOR(#FF0000){''天網恢恢疎にして漏らさず…観念しろッ!''(往生際の悪い逃走劇を繰り広げる男に無駄な抵抗はやめろと叫ぶ、人波を掻き分け、『地獄の底まで追い詰める』そんな気迫を纏う)&br;(『鬼』とは『地獄の獄卒』に連なる眷属であり、その気配は心に悪を抱く者にとって恐怖の対象である)&br;(このまま距離を詰められれば間違いなく、宣言通りに手が届く距離 はたして…?)}; --  &new{2014-02-08 (土) 18:54:18};
--COLOR(dimgray){街中} --  &new{2014-02-08 (土) 19:01:09};
---COLOR(dimgray){(追ってくる男の叫びに、なぜか背筋がぞっとした。野生の勘なのだろうか)何だあいつは……! 嫌だ……嫌だ、あんなのに捕まってたまるか!&br;(恐怖を覚え脚に力がこもる、その時)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-08 (土) 19:01:39};
---COLOR(dimgray){テルシュの後ろ、アレックスの前、子供が大声で泣き出す声。見ればそれは車両も走る道のど真ん中、車両の隙をみて横断しようとして途中で転んだのだ} --  &new{2014-02-08 (土) 19:02:57};
---COLOR(dimgray){危ない!!!?(アレックスとの距離が縮まるのも構わず子供のほうへ跳んだ)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-08 (土) 19:03:45};
---&COLOR(#FF0000){ッ!?(子供の鳴き声、転んだ子供が今にも大型の車両に轢かれそうになっている…)&br;(それよりも、自分の負っていた男がその子供を庇うように動いたことに虚を突かれた)&br;間に合えぇぇぇっ!!(だが今は…あの子を助ける!子供を助けるべく迷わず自分も跳躍した、目の前の生命が最優先である)}; --  &new{2014-02-08 (土) 19:11:28};
---COLOR(dimgray){泣いた子供をテルシュが引っ張り、アレックスが抱えて押すようにして、向かいの歩道に突っ込んだ。二人の通ったあとを車両が抜ける。&br;……どうやら、子供には怪我がないようだ。その分……} --  &new{2014-02-08 (土) 19:16:25};
---COLOR(dimgray){あいたたぁ…… こんのぉ……! 馬鹿餓鬼が!!!! さっさと帰れ!(どこか小物臭のする権幕で子供に怒鳴りつけた)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-08 (土) 19:16:49};
---COLOR(dimgray){怒鳴られた子供は、ますます酷く泣いて逃げ帰っていく} --  &new{2014-02-08 (土) 19:17:20};
---&COLOR(#FF0000){''バカは…貴様だぁぁーっ!!''(子供が助かったのはいい、子供を助けようとしたのも…だが)&br;(フロイや、おそらく不特定多数の生徒たちに配られただろうハーブの件。あまつさえ逃げた件…すべてを考慮しても容赦できぬ、『滅龍に取り憑かれ正気を失っている』のではない何よりの証拠をこいつが今ここで証明してみせたのだから)&br;洗いざらい吐いてもらうッ!なぜあんなものを配ったのかを!どこから手に入れたのかも…全て!!(首を鷲掴みにし立ち並ぶ建物の壁に叩きつけるようにして問い詰める)}; --  &new{2014-02-08 (土) 19:24:38};
---COLOR(dimgray){は?(首を掴まれて素っ頓狂な声を上げる。そして、先ほど軽々とした跳躍を見せた身体が、軽々と壁に叩きつけられた)ガッ!?&br;なっ何をぉ……あの丸薬……? お、おいおい、何をそんなに……怒ってるんだい……?} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-08 (土) 19:31:06};
---&COLOR(#FF0000){答えろッ!!(そんな態度が逆鱗に触れた!首を締め上げ情報を吐き出させようとする、そして…)&br;解らんのなら教えてやる!貴様の配った薬は、子供も、大人も、動物も植物も…この街に生きとし生けるものが死に絶えるかもしれん劇薬ナリッ!!&br;(この男に残った『良心』に届くように簡潔に危険性を説明し返事を待った、それでダメならこのまま警察に突き出すのみだ)}; --  &new{2014-02-08 (土) 19:41:28};
---COLOR(dimgray){(劇薬だと聞くとへらへらした態度から一転)!!!!!&br;(首を掴まれた両腕を自分の両手で掴み、必死な目で問い返す)どういうことだい!? 劇薬だって!!? そんな情報聞いてないぞ、誰に被害があったんだい!&br;まさかフロイ……? 入院してるって聞いたが……あれのせいなのかい……?(フロイの名前が間髪おかずに出た。それだけ気にかけている証拠なのだろう)&br;(フロイのために問う、テルシュの目の力はアレックスと同じものだ)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-08 (土) 19:53:06};
---&COLOR(#FF0000){…(先程までとは違うまっすぐな目、これがこの男の本心なのだとしたら…)&br;それを確かめるために、サンプルが必要ナリ。いったいどこで手に入れた…?(肩をつかみ、じっと瞳を覗き込み聞く。ウソ偽りなどすぐにバレるぞという威圧するような悪を憎む眼差し)&br;早く!(この男が全ての出処でないのなら、この男のように真実を伏せられて薬を配っている連中もおそらく一人や二人ではない)&br;(根元を絶たなければこの連鎖は終わらない…それを確信した)}; --  &new{2014-02-08 (土) 20:01:20};
---COLOR(dimgray){あるよ持ってる、どこでって今アンダーじゃ広まってるんだよ! 不安によく効くシロモノだってね!&br;そんなことよりあいつは!! 危険なのかい!?(威圧も憎みもものともせず、真っ直ぐに。ただ真っ直ぐに)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-08 (土) 20:06:58};
---&COLOR(#FF0000){(テルシュからひったくるようにして薬を手に入れる、このサンプルを本部で分析すればより詳しいことが解るはず…)&br;先生の話では今のところ後遺症の類も、依存性もないそうナリ。(最初にこの情報を明かさなかったのは『無害ならいいだろ』と開き直ることが予想できたからだ、必要な情報は手に入れた…こういう状況になると妙にクレバーになるのがこの少年である)&br;フロイ氏の友だというなら、なぜすぐに見舞いに行かなかった?彼は…心を閉ざしてしまっていた&br;いや…''何故!彼の力にならずこんなものに頼った!?''(友だというのならこんな薬に頼らず、話を聞くでもいい、一緒にいるでもいい…いくらでも力になれたはずだと最後のひと脅しだ)}; --  &new{2014-02-08 (土) 20:13:56};
---COLOR(dimgray){そうかい……(安心し、全身の力が抜ける)&br;……ったく……! 噂通り五月蠅い男だな、アレックス・ダブルフェイク・ストレイフ!&br;僕はあいつの友達じゃないよ! 見舞いに行ける間柄じゃないんだ! 友達じゃなくたってね、''困ってる奴に手を貸して何が悪い!!''&br;第一お前だってあいつとは深い知り合いでもないんだろ? 中途の転校生&br;''誰もかれもお前みたいに突っ走って、よく関わりもしない奴の力になれると思うなよ!!''&br;&br;……できるもんか、そんなこと よくやるよ(懐中時計とメモ帳を出し、何かの確認を始める)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-08 (土) 20:25:44};
---&COLOR(#FF0000){(自分の名を知ってる、ならそれでもいい。身元が割れてこちらに矛先が向くのなら望むところ)&br;手を貸す…?どの口でほざく!(得体の知れない薬を渡して、それを困っている人々への人助けと抜かす…断じて認められない)&br;深く知り合わなければ助けてはいけないなどという法などないッ!それは貴様が何もしないことの言い訳でしかないナリ!&br;(手を出せない理由、できない理由、逃げ口上にしか聞こえない…こいつは『やれたのにやらなかった』現にいま子供を救うために動いたではないかと叫ぶ)&br;……(何かをしているテルシュへの警戒を緩めない、妙な動きをすれば即座に取り押さえようとじっと視線を送る)}; --  &new{2014-02-08 (土) 20:39:40};
---COLOR(dimgray){(アレックスの叫びに、憎々しげに睨み返す。が)……チッ(言い返せず、メモ帳の確認に戻ることで体裁をつくろった)&br;……おい何見てるんだ 何だその目は! 配っちまった奴に連絡取るんだよ! 悪いか!&br;ああ、ああ僕が悪かったよ悪かったさ そうだね、詫びと言っちゃなんだけどねヒーロー 悪でも見つけたら教えてやるよ、それで満足だろ!&br;(言い捨て、タッと跳躍した。あれよあれよという間に雲隠れする)} -- [[テルシュ>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-08 (土) 20:48:57};
---&COLOR(#FF0000){(じっと見つめる、あのときのまっすぐな瞳を覆い隠してしまったテルシュを追求するようにじっと)&br;…フン!(テルシュなりの罪滅し、そう受け取り見逃すことにした…これは『妥協』なのだろうか…葛藤する)&br;シアン!サンプルを入手した、本部にて早急に分析を行って欲しいナリ!(本部への連絡を取り、その場をあとにした)&br;(いまだ全容がつかめぬ闇…この薬をばらまいた『影法師』は『滅龍』を導くためにこんなことをしているのか?それともテルシュのように何も知らないまま『無害』な薬をさばいているつもりなのか…)&br;(多くの謎を孕んで学園都市は空を往く、その先にあるのははたして…?)}; --  &new{2014-02-08 (土) 20:59:18};
---SIZE(20){''&br;三之巻 『新たな跳躍』 完 ''} 
-SIZE(20){''二之巻 『壊される平穏』''} --  &new{2014-02-07 (金) 18:19:06};
--COLOR(dimgray){普段通りの街中。人々が行き交い、ショーウィンドーのテレビからはニュースが流れている。&br;「先月、エリュシオンに襲来したワイバーンの群れについて、なぜこうした事態が起こったのか専門家のあいだでも意見が別れており……」} --  &new{2014-02-07 (金) 18:19:36};
---&COLOR(#FF0000){…(市街地のビルの屋上より上空を見る、もし…もしも先日のワイバーンの襲来が『あれ』の前兆なのだとしたら…きっと兆しが現れる)&br;(空間をガラスのように割り砕き、襲来する[[破滅への序曲>イメぐぐる:破滅への序曲 バトスピ]]…『滅龍』)}; --  &new{2014-02-07 (金) 18:31:50};
---COLOR(darkgreen){上から注意を巡らせれば、どうしたことだろう。空ではない。下、雑踏に紛れて滅龍''ではない''邪悪な気配がする。自分も雑踏にいては気づかなかったほど微かに} --  &new{2014-02-07 (金) 18:57:54};
---&COLOR(#FF0000){ッ!(『耳』に不協和音…滅龍とは違う『悪』の気配…母親譲りの耳は悪を探し出す鋭敏な感覚器官である)&br;どこだ…(目を閉じ、耳を澄ませて悪意に意識を向ける。巨大な街のどこかに潜むそれを探り出す…)}; --  &new{2014-02-07 (金) 19:05:04};
---COLOR(darkgreen){その微かな気配は……少し離れた高速艇の駅前。人々が盛んに行き交い、交通の足がある目の前にある} --  &new{2014-02-07 (金) 19:13:02};
---&COLOR(#FF0000){(人の行き来が盛んということは、何かが起きればそれだけ巻き込まれる人が増えるということ。一刻も早くたどり着かなければならない!)&br;だぁーっ!!(ビルの屋上から屋上を跳躍、駅前までの最短ルートを一直線で突っパシる!飛行能力がない以上これが最速だ)}; --  &new{2014-02-07 (金) 19:23:06};
--COLOR(dimgray){駅前} --  &new{2014-02-07 (金) 19:33:24};
---COLOR(darkgreen){雑踏を歩く男子生徒。目は座っており、ぶつぶつと呟いている。「……てやる、壊してやる、壊してやる、」 不浄の気配を負っているのは彼だ} --  &new{2014-02-07 (金) 19:33:41};
---&COLOR(#FF0000){''ッシャァッ!!''(目測20m以上はある駅前のビルから男子生徒の近くに着地、えぐれる舗装道路、騒ぐギャラリー…本来目立つ行動は控えるべきだが非常時だ)&br;きみっ!いったいどうしたナリ!?(どうかしたのはお前だろうと騒ぐ周囲をよそに男子生徒の肩をつかんで揺らす、トランス状態から引き戻そうと試みる)}; --  &new{2014-02-07 (金) 19:41:55};
---COLOR(darkgreen){うるさい……うるさいィィ……!(揺らされれば苛立ち、それと共に不浄の気配が強くなる)&br;ああッ! 壊れろ、壊してやるよおァッ!(アレックスの腕を払う力は、外見に反してやけに力強い) あああああ!!!!} --  &new{2014-02-07 (金) 19:53:43};
---COLOR(darkred){心の乱れが高まりきったそのとき、甲高い、ガラスの割れるような音が響き空が割れた。割れた先から現れた物が、周囲を威嚇するように唸る} --  &new{2014-02-07 (金) 19:54:00};
---COLOR(darkred){SIZE(20){赤の滅龍 ワイバーン・ドラゴニス}&br;両手が翼になっている滅龍。4mを超える身の丈で空中を思うままに駆け回る} --  &new{2014-02-07 (金) 19:54:23};
---&COLOR(#FF0000){この力…!?(見た目に『人間』であり自分以上の筋力を持つとは思えない少年が瘴気と共に底知れぬ力を発揮する、尋常ならざる異常。これも人心の乱れと自然界と精霊との均衡が崩れた影響だというのか…?)&br;(そのとき、ガラスの割れるイメージ。間違いない…『滅龍』が出現したのだ…この少年とは無関係ではあるまい)&br;きみっ!心をしっかり持つナリ!みなと共に逃げるナリなっ!!(逃げ惑う人々、先日のワイバーン襲来を受けて迅速に避難誘導を行う警察や関係機関によりどうにか被害は抑えられそうである)&br;……(懐から取り出すのは、『S.N.R.I.フォン』自分はこいつを…奴らを浄めに来た、逃げるわけにはいかない)&br;&size(20){''ハァァァァァァ…グァァァァァァァァァァァァッ!!''};(音叉の如き共鳴音、炎に包まれるアレックスの体、そして現れた哮る鬼…)&br;『''双翼…乱舞ッ!''』(鬼の背中から翼の如く燃え上がる炎、滅龍の出現時に発動できる加速技能…通常時の実に二倍の加速を発揮し『ビルの壁面を垂直に駆け上がる』)&br;『セイヤァーーーーッ!!』(飛行を行う滅龍の顔面に飛び蹴りを叩き込む!出鼻をくじき、地面に叩き落とすためだ)}; --  &new{2014-02-07 (金) 20:09:50};
---COLOR(darkred){「キュアアアアッ」蹴りが決まり高い声を上げる。出てきたばかりのところを突然襲われ、地面に落下していく} --  &new{2014-02-07 (金) 20:17:57};
---COLOR(dimgray){騒然、いや、阿鼻叫喚。悲鳴に悲鳴が重なり、なんとか警察が対応する。しかしそんな中から、何人かの生徒がワイバーンの前に出てくる。&br;「また出たのか!?」「喰らえ!」思い思いの攻撃を落下中のワイバーンにぶつける。それもそのはず、彼らはワイバーンの襲来を経験しているのだから} --  &new{2014-02-07 (金) 20:18:20};
---COLOR(darkred){群れを追い払った生徒たちの攻撃。しかし受けたそばから赤い気が集まり傷を塞いでいく。鬼に蹴られた傷もだ。これは、ただのワイバーンではない。&br;ズシン!落下のスピードのまま、力強く降り立った。地面が大きくひび割れる} --  &new{2014-02-07 (金) 20:18:42};
---COLOR(dimgray){「おい……?」「なんだこいつ……なんだこいつ!?」「効かない!?どっ、どうするんだ!」ワイバーンとの戦いを経験したからこそ、前に出てきてしまった失敗。&br;そう彼らは、逃げ遅れた} --  &new{2014-02-07 (金) 20:19:01};
---&COLOR(#FF0000){…ッ!(即座に傷の回復するさまを見れば戦慄、先日のインプ級の小型ではさほど問題にならなかった回復速度…大型化すればその速度は加速度的に跳ね上がる)&br;(加えて『この地だからこそ』成せる異常な力の昂ぶり、『超活性化』とでも言えばいいのか?精霊に満ちた土地でなければこの高速回復は有り得ないのだ)&br;『よせっ!やめろぉぉぉぉっ!!』(彼らはそれを知らない、知らぬがゆえ手を出してしまった…その結果…精霊の力『コア』を借りた魔法を浴びせることで滅龍の力を出現時より遥かに増してしまった)&br;『貴様の相手はワガハイだっ!''こっちを…向けぇぇぇぇぇ!!''』(言い方は悪いが、彼らが囮になったおかげで倒壊したビルのガレキを持ち上げるだけの時間を稼げた。約7トン相当のそれをまるでボールでも放るかのごとく…滅龍に投げつけた!!)}; --  &new{2014-02-07 (金) 20:30:15};
---COLOR(dimgray){哮鬼の暴挙に、生徒達は恐れを加速させていく。「モンスター!?」「おい……おいおいおいあんな塊を……!」} --  &new{2014-02-07 (金) 20:41:52};
---COLOR(darkred){「キイィ!?キアアッ」うねりを上げて襲い来る巨大な塊。短い声は衝突に消され、背面のビルに大きな衝撃と共にぶつかる} --  &new{2014-02-07 (金) 20:42:08};
---COLOR(dimgray){「うわ……」「うわあああああああ!!」頂点を超えた恐怖に我を忘れ、逃げていく生徒達} --  &new{2014-02-07 (金) 20:42:42};
---COLOR(darkgreen){……壊せ 壊れろ!! 全部、全部だ!!} --  &new{2014-02-07 (金) 20:43:00};
---COLOR(darkred){異常な男子生徒に呼応するように、7トンもの塊が揺れ動き……&br;「キアアアアアアッ!!」生徒らの攻撃で力を増した滅龍は、あの塊を押しのけて再び現れた。背面のビルが崩れていく} --  &new{2014-02-07 (金) 20:43:21};
---&COLOR(#FF0000){『…』(これでいい、『ヒーロー』とはみなにちやほやされるだけの人気商売ではない。)&br;(『ヒーロー』とはたとえどんな状況にあっても誰かを守り戦いぬくもの…あの日生命を賭して戦い抜いた『黄金のヒーロー』の光を目撃してからそれを思い知った…今はこの龍を滅し、あの少年を…救う!)&br;&size(30){『''ウォォォォォォォォォォッ!!''』};(突如として叫びを上げる鬼、その咆哮は大地を揺らし、天を突き大気を震わせる)&br;『聞こえるか…聞こえるだろうッ!!きみの心は…ワガハイが浄めるッ!!』(少年に向けて声をあげる、声を届ける…必ず助けると宣言する)&br;『滅龍…疾く退散すべしっ!!』(構え、滅龍へ向かい駆ける!狙うは一撃必殺の『音撃』である)}; --  &new{2014-02-07 (金) 20:54:04};
---COLOR(darkgreen){(叫びにあおられた少年は、ぐらん…。危険なほど体が大きく揺れる。邪気が一瞬払われた)…………俺は……? …壊せ! 壊せえええ!!} --  &new{2014-02-07 (金) 21:06:03};
---COLOR(darkred){体を素早く回転させ、鞭のようにしならせた強烈な尾の攻撃で迎え撃つ。が、少年の様子に呼応して力が一瞬弱くなった} --  &new{2014-02-07 (金) 21:06:31};
---&COLOR(#FF0000){『そうだっ!きみはきみだっ!それが…きみの響きッ!』(反応した、ならば声をかけ続けて意思を取り戻すッ!)&br;『ハァッ!』(少年が自我を取り戻すほどに鈍る滅龍の動き、緩慢になった尾の一撃を『踏み台』にし…跳躍!)&br;『く・ら・えぇぇぇぇぇぇっ!!』(取り出された円盤状の物体『音撃鼓』、滅龍の背中にあたる部分に自由落下の勢いのままねじり込む!)&br;&size(20){''『竜導…哮打の型ッ!!』''};&br;(滅龍の背中にまたがり取り出した『音撃棒』、展開する『音撃鼓』…叩きつけられる『浄めの音』)&br;『ハァァァァァァァ…』(残像、いや陽炎、燃え上がる炎と熱気を纏う鬼の動きはそれらを伴って、撥の連打を浴びせることで滅龍の体にまとわりついた穢れを、精霊の力を分解していく!!)&br;『……でぇぁぁぁぁぁっ!!』(最後にひときわ大きく振りかぶると同時に、滅龍と同様に空間を引き裂き[[『星竜』>イメぐぐる:アルティメット・ジークヴルム]]が姿を表す!)&br;&size(30){『『グァァァァァァッ!』』};&br;(竜と鬼の咆哮が重なったとき、撥の最後の一打と竜とが滅龍に直撃!周囲には『黄金の光』と轟音が拡がっていく…)}; --  &new{2014-02-07 (金) 21:35:11};
---COLOR(darkred){背中に乗られ、振り落とそうと空へ舞い上がる。しかし「キィアア!」空中に響き渡る太鼓の音。剝がされる、穢れを、力を。&br;音が響くたびにみるみる高度を下げ、そして…… すさまじい咆哮に、存在のすべてがかき消され消滅した} --  &new{2014-02-07 (金) 21:44:23};
---COLOR(dimgray){(少年の体中に響き渡る竜と鬼の哮り。不浄が消え去り、その場に倒れた)} --  &new{2014-02-07 (金) 21:44:59};
---&COLOR(#FF0000){『ふぅ…』(砕け散り、消え去る滅龍…復活の兆しは ない)&br;…よかった…(残心を終えると変身を解く、少年は…無事だ、気絶しているだけらしい)&br;(ならば今すぐに病院へ運ぶだけ、担ぎ上げると一直線に向かった)&br;(しかし…いままでに『滅龍』と同調する人間など確認されてはいないはず。何かの歯車が、狂い始めていた。)}; --  &new{2014-02-07 (金) 21:55:39};
---SIZE(20){''二之巻 『壊される平穏』 完 ''} --  &new{2014-02-07 (金) 21:56:27};
-SIZE(20){''一之巻 『哮る鬼』''} --  &new{2014-02-06 (木) 19:06:05};
--COLOR(dimgray){ある日のクラスの休み時間。男子向けのファッション雑誌を見ながら、悩んでいる様子の女子生徒がいる。&br;アネスという名前のその生徒は、普段からおとなしく誰かに気軽に相談できないようだ。} --  &new{2014-02-06 (木) 19:06:41};
---&COLOR(#FF0000){…はっ!?(休み時間、周囲の喧騒で目を覚ます少年。赤い髪と機械の耳、『鬼』のツノ…人間ではない)&br;''しまったっ!?また寝てしまったナリかっ!!''(大声で叫びをあげる、やかましいがすでにみな慣れたものである)&br;(少年の名はアレックス、この学園都市につい先日転入してきた転校生。周囲の人々と時にはぶつかりながらも徐々に打ち解けてきていた)&br;…あ、アネス氏…相談が…ノートを写させていただきたく!(ちらちらと周囲を伺い…近くの席のアネス氏にノートを写させてほしいと頭を下げる!)}; -- [[アレックス>名簿/508334]] &new{2014-02-06 (木) 19:23:06};
---COLOR(dimgray){えっ(小動物のように驚く。勢いよく頭を下げられて、おどおど周囲を見てしまう)&br;(アレックスの勢いを前に、ごくごくいつものように見られる一般生徒の反応だ。それでもアレックスの真摯さに、大抵は…)&br;あのっ あのっ えっと、そんなにわたし、ノート綺麗じゃないけど…… わたしのでいいの……?(ノートを控え目に机の端へ寄せた)} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-06 (木) 19:42:49};
---&COLOR(#FF0000){何を仰る!授業中だれよりもマジメにノートをとってらっしゃるナリ!それが証拠にきちんと教諭のおっしゃったポイントなどもまとめて…&br;(普通に板書しているものを模写するだけでは解らないもの、口頭での口伝などもきちんとまとまっているノートから判断したらしい。かくいう少年のノートはやる気が鉛筆から漏れ出て殴り書き状態なのですこぶる汚い)&br;おぉぉぉ…この恩は必ず!(ノートを宝物のように恭しく受け取ると休み時間を徹して模写!テストの赤点回避のためにも必死である)}; -- [[アレックス>名簿/508334]] &new{2014-02-06 (木) 19:50:55};
---COLOR(dimgray){そ、そんなところまで見なくていいから……! おおげさだよぅ……&br;(どうにも困ってしまうのだが、必死に頑張る様子を見ているうちに、なんだか応援したくなる。アネスもいつの間にか微笑んでいた)&br;(それがアレックスという人物の人柄なのだろう…)} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-06 (木) 20:13:16};
--COLOR(dimgray){放課後} --  &new{2014-02-06 (木) 20:13:32};
---COLOR(dimgray){あの…… アレックスくん ちょっと、相談しても……いいかな……} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-06 (木) 20:13:55};
---&COLOR(#FF0000){相談?(ハテ?と首をかしげる、勉強の力にはなれないが…)ワガハイでよければなんでも!申し付けてほしいナリな!(どーんとまかせなさい!と胸をたたいて見せる)}; -- [[アレックス>名簿/508334]] &new{2014-02-06 (木) 20:19:22};
---COLOR(dimgray){申し付けるなんて……! もぅ、そんなことじゃないったら…… でも、その、ありがとう、アレックスくん……&br;あの…… アレックスくんは、誕生日、何もらったら嬉しいかな…… そういうのよく、わからなくて……} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-06 (木) 20:22:23};
---&COLOR(#FF0000){誕生日プレゼント!それはめでたい!して、いったい誰に…&br;(女子が誕生日プレゼントを渡したい相手。思春期ならばほぼ意中の男子だろうがそういったことに気づかず聞いてしまう)}; --  &new{2014-02-06 (木) 20:25:41};
---COLOR(dimgray){(しかし今回は、そうではなかったようだ)&br;うん……今、実は、弟が入院してて…… 誕生日に、プレゼントをあげたら、元気出してくれるかなって……} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-06 (木) 20:28:49};
---&COLOR(#FF0000){弟…(しばし沈黙、思い出されるのは故郷の姉…アネスの姿に自身の姉を重ね合わせてしまった)&br;もちろんナリ!いや、プレゼントがあってもなくてもアネキ…様が一緒にいてくれるだけで…弟は頑張れるものナリ!&br;(感動した!と瞳から心の汗を流しつつアネスの肩を掴んで叫ぶ)}; -- [[アレックス>名簿/508334]] &new{2014-02-06 (木) 20:33:17};
---COLOR(dimgray){(びびる)涙拭いて……! でも……そういうわけにもいかないの…… ここ、空の上だし、学校に行かせてもらってる身だし……&br;だから、会いにはいけないの(会えない姉と弟。アレックスと同じだ) でも……元気づけてあげたい、な、って} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-06 (木) 20:37:23};
---&COLOR(#FF0000){そうナリか…(しょんぼり、遠く離れた地の兄妹。自分と全く同じではないか…)&br;ではワガハイも手伝うナリ!弟氏のための贈り物を探すナリな!(ここは学園であり都市である、商店や各種施設も充実している…どこかによい贈り物があるはず!そう信じて駆け出す)}; -- [[アレックス>名簿/508334]] &new{2014-02-06 (木) 20:42:28};
---COLOR(dimgray){ああっ 待ってアレックスくん……!(勝手に駆け出すアレックスに、頼んだ本人が後からついていくことになったのだった)} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-06 (木) 20:46:15};
--COLOR(dimgray){買い物の帰り道} --  &new{2014-02-06 (木) 20:46:32};
---COLOR(dimgray){(ラッピングされた袋を抱えて)ありがとう、アレックスくん あの子、元気になってくれるといいな……&br;そういえば……最近の、「失くしもの事件」って知ってる……?} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-06 (木) 20:46:56};
---&COLOR(#FF0000){必ずや!(根拠はない、だが言い切る。そう信じているから)&br;…いや?(事件。単なる失くしものにしては穏やかでない響きに耳が動く)}; --  &new{2014-02-06 (木) 20:49:36};
---COLOR(dimgray){変な事件らしいよ…… ちゃんと手に持ってた物を失くしちゃうんだって……怖いよね……} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-06 (木) 20:53:02};
---COLOR(indigo){そんな会話の中、滅龍の気配がする} --  &new{2014-02-06 (木) 20:53:54};
---&COLOR(#FF0000){単なる不注意というわけでもなさそうナリな…(摩訶不思議な現象に首をひねっていると…)&br;!(ざらつくような風の流れ…何かのひび割れるイメージ。間違いないこれは…)&br;''アネス氏ッ!いますぐどこかへ逃げるナリ!早くッ!!''(さきほどまでとはまるで別人のような強い語気で叫ぶ)}; --  &new{2014-02-06 (木) 20:57:28};
---COLOR(dimgray){えっ!? あれっ!?(なんと、しっかり持っていたはずの誕生日プレゼントが失くなっている!) 嘘、どうして……!(突然のことに混乱して)} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-06 (木) 21:00:49};
---COLOR(indigo){滅龍の気配が遠ざかっていく。このままでは逃がしてしまうだろう} --  &new{2014-02-06 (木) 21:01:16};
---&COLOR(#FF0000){なっ…!?(アネスの手から無くなったもの、遠ざかる滅龍の気配、事件…ヒーローとしての感がひとつの結論を導く!)&br;すぐに、見つけてくるナリ(大丈夫!と肩をたたいて微笑むと、疾風の如く気配を追って駆け出す)}; -- [[アレックス>名簿/508334]] &new{2014-02-06 (木) 21:03:58};
--COLOR(dimgray){エリュシオン内部} --  &new{2014-02-06 (木) 21:06:37};
---COLOR(indigo){ひと気のない場所に、滑り込むように飛んでくる影……} --  &new{2014-02-06 (木) 21:06:54};
---COLOR(indigo){SIZE(20){紫の滅龍 インプ・ドラゴニス}&br;龍は龍の形をしているが、小さな子供程度の大きさ。悪魔によくあるような翼としっぽは、細かく動くことには向いているがパワーがない。下級の滅龍だ。} --  &new{2014-02-06 (木) 21:07:46};
---&COLOR(#FF0000){''滅龍…疾く退散すべしっ!''(駿脚にて追い詰めるともはや問答無用、その姿を認めるやいなや飛び蹴り『ライダーキック』を仕掛ける。)}; -- [[アレックス>名簿/508334]] &new{2014-02-06 (木) 21:12:49};
---COLOR(indigo){「ギギィ!?」不意打ちをまともに喰らった。しかし身軽な龍への空中攻撃、それも少年の攻撃だ。滅龍はすぐに空中で体勢を立て直した。&br;アレックスを真正面に見据えて威嚇!滅龍は、アレックスを敵と認識したようだ} --  &new{2014-02-06 (木) 21:19:30};
---&COLOR(#FF0000){…(取り出したのは携帯端末『S.N.R.I.フォン』、その機能は情報検索と通信だけではない)&br;''ハァァァァァァァァァ…''(音叉の如き共鳴音がS.N.R.I.フォンから放たれた瞬間アレックスの体が真紅の炎に包まれた!)}; -- [[アレックス>名簿/508334]] &new{2014-02-06 (木) 21:25:58};
---&COLOR(#FF0000){&size(50){''哮''};};&br;&br; &COLOR(#FF0000){&size(50){''鬼''};};&br;http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst013206.jpg --  &new{2014-02-06 (木) 21:33:27};
---&COLOR(#FF0000){&br;&size(20){''ウグァァァァァァァァァッ!!''};&br;(現れたのは真紅の体を持つ鬼…滅龍と同じく異形の存在、威嚇に対してか、感情の猛りか…咆え哮る)}; -- [[哮鬼>名簿/508334]] &new{2014-02-06 (木) 21:34:50};
---COLOR(indigo){大気が、大地が、哮る鬼の声に震えた なんという咆哮&br;……気圧された滅龍。すくんだ気持ちを振り切るように奇声を上げて、哮鬼へと噛みつきにかかる} --  &new{2014-02-06 (木) 21:39:26};
---&COLOR(#FF0000){(避けようともしない、動きもしない、龍のするがままに任せ…)&br;『''手癖、悪ぃなぁ…''』(その圧倒的な握力、筋力で…龍の腕ごと奪われた『大切なもの』を奪い返す…)&br;『''そんなに欲しいなら…コイツをくれてやるナリッ!!''』&br;(返す腕で龍の土手っ腹にえぐりこませるのは円盤状の物体、えぐりこんだその場で高速回転しその面積を巨大化させていく!!)}; -- [[哮鬼>名簿/508334]] &new{2014-02-06 (木) 21:47:24};
---COLOR(indigo){「グギャアァアァアアアア」もがれた腕に悲鳴を上げる。しかし紫色の気が集まり、腕が再生していく……いや、再生する間もない。「ギぃ!?」} --  &new{2014-02-06 (木) 21:51:15};
---&COLOR(#FF0000){『…』(それを確認すると同時に腰背部に手を回す、淀みない動作で取り出すのは鮮やかな紅で彩られた一対の『撥』)&br;&size(50){''『爆裂ッ!強打の型ッ!!』''};&br; http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst084765.jpg &br;(手にした撥を思い切り振りかぶる、無貌の仮面に眼光が迸り…もがき苦しむ滅龍にむけて全力で振り抜いた!)&br;(炎を纏ったインパクトの瞬間響くのは龍の咆哮を思わせる太鼓の音色、滅龍にねじこんだのは太鼓『音撃鼓』だったのだ)&br;(音色が轟いた刹那、太鼓に刻まれた三つ巴のシンボルごと滅龍を包んだ炎が高速回転し…爆散!!)&br;『…ふぃー…』(撥をくるくると二丁拳銃のように回転させ、残心。復活の兆しを見せぬ滅龍に勝利を確認した)}; -- [[哮鬼>名簿/508334]] &new{2014-02-06 (木) 22:03:09};
--COLOR(dimgray){街中} --  &new{2014-02-06 (木) 22:08:07};
---COLOR(dimgray){大丈夫……って、言われたけど……(そうは言われたものの、プレゼントが消えたことはやはりショックだ。通りの隅で俯いている)} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-06 (木) 22:08:31};
---&COLOR(#FF0000){''うぉーい!アネス氏ィーーーー!!''(遠くからでもよく響く声、きっとうつむくアネスにも届くだろう)&br;これ!みつかったナリなーっ!!(その手にはさきほど紛失したと思っていたプレゼントの包みが!)}; -- [[アレックス>名簿/508334]] &new{2014-02-06 (木) 22:24:26};
---COLOR(dimgray){(底抜けに明るい声に振り向く)それ……! ……アレックスくん、それもしかして……&br;買ってくれたの……?(まぁ、普通はそう思うだろう。何があったのかなど、住民は知るよしもない)} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-06 (木) 22:27:56};
---&COLOR(#FF0000){不思議なこともあるもんナリなー(ぼうよみ)ついさっきそこで『失せ物事件』で消えてたものがまとめてみつかったとかで…&br;(滅龍を滅した結果か、今までに奪われた『大切なもの』が周囲に降り注いだようだ。詳しい理屈は不明だが『取られたものは取り返す』という正義に天の理が応えたのだろう)&br;(もちろん自分が滅したとも、龍が原因だとも話せないので…ウソをつけない性格上ぎくしゃくとしたしゃべりだ)}; -- [[アレックス>名簿/508334]] &new{2014-02-06 (木) 22:32:02};
---COLOR(dimgray){(すぐに嘘とわかるアレックスの様子に、思わず笑ってしまう)ふふ…… いいのに……&br;……でも、ありがとう わたし、郵便局に行ってくるね まだ開いてるはず…… 届くと思う……あの子に(プレゼントを受け取り、抱きしめて)&br;あの、ノートの恩返しもあるけど…… わたしも何か、恩返し……するからね じゃあ(笑っている。気弱な生徒も、アレックスに心がほどけたのだ)&br;(アネスは頭を下げて、郵便局へと急いでいく)} -- [[アネス>大空に青、大地に命]] &new{2014-02-06 (木) 22:43:14};
---&COLOR(#FF0000){ああいや、ウソでなくて…その…(しどろもどろ、ウソではないが、ウソ…『ヒーローのジレンマ』に悩む)&br;…(『大切なもの』を、『想い』を伝えるべく走るアネスの背中を目で追うと笑みがこぼれた…)&br;(破滅の象徴、序曲を奏でる異形『滅龍』それを浄めるのが自分の使命…だが即座に世界の破滅に結びつく悪だけが自分の敵なのではない)&br;(世界を形作るひとりひとり、手の届く隣人、声の届く誰かのために戦うことこそがヒーローの努め)&br;(だから自分は手を伸ばす、思いきり声を響かせ、咆え哮るのだ)&br; &br;  SIZE(20){[[''一之巻 『哮る鬼』 完 ''>http://www.youtube.com/watch?v=g7OwYIwZQ64]]}  }; -- [[アレックス>名簿/508334]] &new{2014-02-06 (木) 22:54:14};
-てすと --  &new{2014-02-06 (木) 12:59:09};

|滅龍|色|特徴|
|BGCOLOR(white):|BGCOLOR(white):|BGCOLOR(white):|c
|インプ・ドラゴニス|紫|小さな子供程度の大きさの下級滅龍。悪魔のような翼としっぽを持つ。&br;手に持っているものを奪う能力がある。気絶させる前に道具を手に持つと奪われてしまうぞ。|
|ワイバーン・ドラゴニス|赤|破壊衝動が暴力的なドラゴンの形を取った滅龍。身の丈は4mを超える。両手が翼になっており、普通のドラゴンよりも飛行能力に特に優れる。&br;ドラゴン族の中で見れば小型で細身だが、人々が空を飛んで移動することが多いここでは、高い飛行能力と力を併せ持つ滅龍は脅威だ。|
|ダゴン・ドラゴニス|青|水棲竜人の姿をした滅龍。手には召喚書「水神クタアト」を持っており、モンスター「ディープワン」を召喚する。&br;周囲が囲われている場所を水で満たす能力があり、ダゴンとディープワンに都合のいい空間を作り出す。|
|トルーデ・ドラゴニス|黄|本来は年老いた竜人の外見をした滅龍。外見を自由に変える能力のほか、3体の手下を持っており召喚する。&br;力は高くないが、厄介な魔法を使いこなす。|
|ヴィーザル・ドラゴニス|白|堅牢な体を持つ巨体の白い滅龍。特に足はフェンリルの牙でも貫けないほど硬い。&br;硬い足は防御だけでなく攻撃にも使える武器になる。|
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|黒幕|
|名前|色|特徴|
|BGCOLOR(white):|BGCOLOR(white):|BGCOLOR(white):|c
|マイカ(埋花)|緑|闇木(クラコ)の眷属にして闇木姫の一の側仕え。隠れて人を操っていた。&br;普段は丁寧な態度だが戦いになると人が変わったように強い口調になる。人の負の感情を何より好み、自分の力とする。|