[[名簿/484865]]

-COLOR(#20b2aa){(霊山での邂逅を果たした後に、少し待っても再度現れないのを確認すると、すぐに旅に戻る)&br;(といっても、目的地のある移動と言った方が正しい)&br;(辿り着いたのは、奇しくも爛京の祭りの日。始まるまでもう少しだけ間がある)&br;(人で賑わう中、ある場所を目指して歩いて行く)&br;(昔々、迷子の皇女を見つけた事があった)&br;(不思議と、場所まできちんと覚えているものだ。とその場所に着いた)} --  &new{2012-09-10 (月) 00:57:53};
--(あの頃と比べれば、活気は薄くなったように思う)&br; (しかしそれでも随分な人の量だ。子供が迷子になるには十分な程に)&br; (母親を求めて泣く子供の声がそこいらで聞こえる)&br; (ひどく懐かしい気分であった、あの頃もこうやってこの路地裏で泣いていた気がする)&br; (違うことと言えば身体の大きさと…服がないことぐらいだろうか)&br; (どう見てもどう考えても変質者そのものである。)&br; (別の意味で泣きたい、あの男にそこまで考えて服を用意してくれるほどの気遣いがあるだろうか)&br; (そもそも来るのだろうか、このままだと兄君殿と最悪の再開の仕方をしかねないのではないだろうか)&br; &br;(いよいよ不安になった頃であった、待ち人が現れたのは)&br; ……泣いてないぞ、あと 遅い &br;http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst081068.jpg -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-09-10 (月) 01:23:04};
---COLOR(#20b2aa){(子供の頃も、全く持って似たような風景を見た覚えがある)&br;(全く持って懐かしいな、と笑いながら進めば、思い出に残る場所に、同じように)&br;(何か違うが、まあ予想の範疇ではあった)&br;(あの女が生前の衣装をそのまま復活させているとも思えなかったし)&br;悪い悪い。だがまぁ、兵士より先に俺に見つかってよかったな&br;サイズ以外は妖精が選んだもんだが&br;(ポン、と渡す紙袋に服が入っている)} --  &new{2012-09-10 (月) 01:33:18};
---http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst081069.jpg --  &new{2012-09-10 (月) 23:24:23};
---うっさいわ!来るのが遅いのだ!どれだけ待ったと思っておる!&br; (余韻も再開の感動もない、つい先日まで影も形も無くしていた少女とは思えぬ尊大な…)&br; (と言うより小うるさい態度であった)&br; (まるで不在であった2年の間こそが夢であったような自然な振る舞いのままに紙袋をひったくる)&br; (助けてくれてありがとうの礼の一つ二つあっても良いようなものだが)&br; (生憎龍脈に揉まれても可愛げは出なかったようである)&br; …いつまでそこに居るつもりだこの助平が、乙女の柔肌且つ着替えであるぞ&br; 気を効かせてちょっとそちらを向いておるとか出来ぬのか!&br; (可愛げも出なかったし体型も一向に変化なかったようである、至極残念な復活であったかもしれない) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-09-10 (月) 23:37:53};
---COLOR(#20b2aa){へいへい、俺も二年は探したんだぞ? それくらい待っても罰あたらねえよ&br;(相変わらずの態度に安心する。随分まぁ懐かしく感じるものだ)&br;(そして、こちらもしおらしくはならない。相手もそんな自分を望んでいるわけでもなかろう)&br;(普段通りの自分達で、また会っている事には意味があると思うのだ)&br;はいはい助平助平。もうちょっと凹凸ついてたら土下座して見せて貰ってたが俺も紳士的に行こう&br;(くるりと背を向けて、笑いながらさっさと着換えろと促す)&br;&br;祭りが、そろそろ始まるな} --  &new{2012-09-10 (月) 23:43:13};
---(随分着替えるのに手間取ったようであるが、ようやく何とか形になったらしい)&br; (まだ歩くことに慣れきっていないのか、ぎこちない様子で隣に並ぶ)&br; &br;うむ、案内せよ平民&br; (無い胸張って尊大に言いながら、手を取ることを許すぞ、と左手を差し出し)&br; (それから、堪えきれぬというように笑った)&br; ……違うな&br; 暁翼、行こう&br; (楽しみにしてたんだ、と暁翼の手を引いて歩き出す)&br; (少し歩いて動きを止め、困ったように振り向く。歩き出したは良いが、どこへ行けば良いやら検討つかぬ)&br; 案内せぬか、ばか 男であろうが -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-09-11 (火) 00:08:42};
---COLOR(#20b2aa){(遠く、喧騒が強くなる。祭りが始まったのだろうか)&br;(着替え終るのを待ち、振り向けば差し伸べられる手…かつて。子供の頃差し伸べたのはこちらからだった気がするが)&br;(それが面白くて、しばらく手を引かれるままに歩いていたが)&br;そうだな&br;(こちらから、手を引いて歩きだす。約束を果たそう)&br;&br;一緒に行こうか、爛煌&br;&br;(それが、祭りの話なのか。それ以外も含むのか。受け取り手は一人だけだ)} --  &new{2012-09-11 (火) 00:17:54};
---(満面の笑みでもって頷く)&br; (例えそれがこの祭りの間だけの話しであっても、もしくはその先もずっとの話であっても構わぬと)&br; (何、知らぬ物も案内してもらう物だっていくらでもある)&br; (いざとなれば繋いだこの手を離さぬだけだ)&br; &br;(小走りに隣に並ぶ)&br;(並んでふと尋ねてみた、あの消える直前私が言った言葉は聞こえたかと)&br; (否の言葉に少しむくれた様子を見せて、しかし気を取り直したように笑った)&br; &br;…当ててみるが良い!&br;お前があの時の私と一字一句違わぬ言葉を吐けた時解放してやろうぞ&br; (繋いだ手を揺らしながら、つくづく難儀な男であるな!と楽しげに微笑む)&br; ゆるりと考えるが良い、時間は余すほどあるのであるからな -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-09-11 (火) 00:52:56};
---COLOR(#20b2aa){(繋いだ手を握る力は、弱いようで強い)&br;(時間の流れが許す限りは、離さないでおいて損はないはずだ)&br;&br;いや、難しい事を言うなお前&br;(あの時の事は、脳裏に今も焼きついている。その言葉を思い出そうとしても…聞こえなかったのは事実なのだ)&br;&br;そうさな……お前の唇の動きが読める様になったら思いだせるかもな&br;&br;(その後どうしたか、言うまでもなく。語る事もしないでおこう)&br;(二人が出会った最初の場所で再会した二人の最初の目的地に向かう。その明るい喧騒が、未来を暗示している事だろう)} --  &new{2012-09-11 (火) 01:07:52};
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-COLOR(#20b2aa){(明確な手掛かりを見つけてから、更に1年ほど)&br;(龍脈を何度も辿り、龍穴を見つけては、魔剣で反応を見るも、中々上手くいかず)&br;(帝国で恐らくは最大であろう龍穴を見つけたのが一ヶ月ほど前、霊山を昇り、途中の洞窟に入る)&br;…ここか。さすがに凄まじいな…&br;(地底湖に、光が満ちている。陽光ではない…気が。普段見えすらしないはずのそれが立ち上る様に)&br;(逆に流れる、光の滝のようだ。以前、自分達が降ろした存在を思い起こさせるその姿に、魔剣をゆっくりと引き抜いた)} --  &new{2012-09-09 (日) 22:23:00};
-- …コンドモダメジャナイノー?&br; (寝ぼけ眼で食料袋から顔を出す。)&br; (数えきれぬほど徒労を繰り返してきた。いい加減諦めてもよさそうな物だと思うがこの人間なかなか執念深い)&br; (…とはいえ、ここが駄目ならもうどこを試しても駄目なように思える。)&br; (そうなればいよいよ諦めるだろうか)&br; モウタビスルノアキタヨー --  &new{2012-09-09 (日) 23:01:04};
---COLOR(#20b2aa){いや、ここでなら大丈夫だろう&br;(顔を覗かせた妖精の方を見ずに答える)&br;(ここは、生命が溢れている。そして…きっと爛煌はあの城より、個々の方が似合う)&br;(帝国をなんだかんだと護ろうと決めていた彼女なら。帝国最大の龍穴に溶けていても不思議ではない)&br;なんだ、定住したい場所でもあったのか? もう少し待てって&br;(魔剣を掲げると、輝きに呼応する。暁翼の姿が、光と同化する。いつか、ヴァイドと戦った時に高みに昇りかけた様に)&br;(そして、それを断ちきる様に)&br;…ここだ!&br;(魔剣を、龍穴の中に投げつけた。楔の如く。何かの記憶を縫いとめる様に)} --  &new{2012-09-09 (日) 23:07:47};
---(赤い刃が白光に沈む。)&br; (刀身に走る光が赤から白に変わり、やがてそれは明らかな罅になって軋む音を響かせた)&br; (目視出来る程の氣の量である、そこに投げ込まれては幾ら完成された魔剣とはいえ耐え切れなかったか)&br; (色が消えてしまえば、骨細工のソレは溶けるように氣の渦の中に消えていった)&br; (あれほど眩かった輝きもすっかり失せていく) --  &new{2012-09-09 (日) 23:32:39};
---COLOR(#20b2aa){これで「素材」は返したはずだ。後は…&br;(この生命の本流の中に、爛煌の魂の器であった魔剣を還す事には成功した)&br;(これで、正しく全てが生命の流れに還る。後は、帰って来れるかどうか)&br;(死者すら、魂が健在であれば生き返りそうな気の量を見て)&br;どうなるかしばらく待ちだな&br;(投げつけた剣が、輝きを失った中から骨だけ出て来る…柄だ)&br;…これだけ残るとは&br;(拾って、とりあえず身を翻す)} --  &new{2012-09-09 (日) 23:48:08};
--- ……ヤッパリダメダッタンジャナイノー?&br; (一度大きな光を発して以降、すっかり静かになった流れを見ながら首を傾げる)&br; (今度はどこへ連れ回されるのか、いい加減静かな場所でゆっくり寝て過ごす日々を送りたい)&br; (そんなことをぼやく妖精の声に混じって)&br; &br; …返すのであればすべて返さぬか&br; 収まりが悪くてかなわぬ&br; &br;(非常にか細い声であった。風の音にも掻き消されそうな程に) --  &new{2012-09-09 (日) 23:55:37};
---COLOR(#20b2aa){どうだかな。手応えはあったんだが……&br;(手の内の、柄の部分だけとなった魔剣の残骸を握り)&br;(妖精ってそういうもんなのか? 等と思いつつ、その声を聞いた)&br;&br;……っ!?&br;&br;(その声を聞き間違える事はなかった、だから、振り向く)&br;(そこに居るのか、と問う様に)} --  &new{2012-09-10 (月) 00:00:21};
---物の聞こえぬ男であるな&br; 返すのであれば総て返せ、と言っておるのだこのうつけ者め&br;&br; http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst081052.jpg  -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-09-10 (月) 00:23:36};
---COLOR(#20b2aa){(光の塊のような姿を見て、耳はきちんと機能していたと分かった)&br;(ふっと笑ってくるりと手の中の柄を回転させ)&br;&br;ちゃんと受け取れよ、探したんだから&br;&br;(綺麗な放物線の軌跡を描いて、それは爛煌の下に落ちていく)} --  &new{2012-09-10 (月) 00:31:39};
--- (形すら覚束ない指がその柄を受取る)&br; (最後残っていた柄も飲まれるように崩れて、遂に剣の影も形も無くなった)&br; (と、同時に光が形どっていたその姿も溶けるように消える)&br; (消えてしまえば後は静かなものだった)&br; (いつかと同じように、全てが幻であったように)&br; (果たして、果てのない旅に疲れ果てた男の見た夢であったのか)&br; (それとも現実のものであったのか……その証明は存外に早く成されることになった) --  &new{2012-09-10 (月) 00:50:50};
-掃 
-除 
-だ 
-COLOR(#20b2aa){(爛煌が消えてから1年ほどが経った)&br;(荒れる帝国内を梟と、妖精と旅をしながら情報を集めていた最中)&br;(魔剣を作った連中を捕まえ、あらかた吐かせて、資料を全て検めていた)&br;(新しい情報も少なかったが、魔剣を作った人間の思想が明らかになったのは大きい)}&br;COLOR(#8b4513){『魔剣と合一して、龍脈との仲介をしていた。完成した故に、龍脈側に完全に溶け込んだ…という事だろうな』}&br;COLOR(#20b2aa){それを引きずり出さにゃならんわけだ&br;(野営中、妖精に食べ物として色々上げながら梟と相談する)} --  &new{2012-09-05 (水) 00:59:33};
--(小石の上に座りながら干した杏を齧っている)&br; (難しい話をしている一人と一匹を見ながら「マダヤルノー?」と退屈そうな声を上げた)&br; (そもこの妖精、拾われてからずっと辛い戦争中は六稜でだらだらしていた)&br; (元は野生の出だろうにすっかりだらけきっている) --  &new{2012-09-05 (水) 01:06:29};
---COLOR(#20b2aa){まだやるんだ、見つけるまではなー&br;(何度もかわした問答をしつつ、欠伸をする)&br;お前もなんだかんだ長くついて来てるよな、旅楽しいか?&br;(息を詰めて目的ばかり睨んでいるよりは、妖精と話でもした方が生き抜きになる。そういう意味では全く役に立ってないわけでもないなと思っている)} --  &new{2012-09-05 (水) 01:23:03};
---ミツカルノー?&br; (ひらひろ焚き火の方まで飛んでいって、食べ残したへたを投げ込む)&br; (弾けた火の粉に慌てて後退しながら)&br; フツー。&br; (暁翼の頭の上に降り立って次の食べ物を強請る) --  &new{2012-09-05 (水) 01:31:24};
---COLOR(#20b2aa){見つかるんじゃねえかな、ようやく手掛かりらしい手掛かりが得られたからな&br;(慌てて逃げる様に苦笑してから、乾燥した果物の袋からブドウを取りだしてひょいと差し出した)&br;それならもうしばらくついてくるといい。まだまだ楽しめるぞ} --  &new{2012-09-05 (水) 01:37:59};
---ミツカラナカッタラ ドースルノー?&br; (差し出されたブドウを両手で受け取ると、頭の上からへろへろ降りていく)&br; (皮ごと齧りながら小さい頭をこくこく縦に振って)&br; アシタハドコイクノー?&br; (花の一杯あるところが良いなあ、というような事を言っているようだが、食べ物で頬がぱんぱんなのでどうにも聞き取りづらい)&br; (荒涼とした景色にも飽きがきたらしい) --  &new{2012-09-05 (水) 01:48:33};
---COLOR(#20b2aa){そうさな、内乱が酷くない街を見つけて祭りにでも行くかね&br;(中々難しそうだが、出来なくはあるまいと笑っていう)&br;&br;風の吹くままに…でもいいんだが。花? 花ね…そうか&br自然の力に満ちた場所は悪くないな…んじゃそっちに行こうか&br;(案外悪くない提案だ、と大きく頷いた)} --  &new{2012-09-05 (水) 01:53:26};
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-(空中庭園での熾烈な一戦が終わり、辛い戦も一段落…という訳もなく)&br; (戦いは続く、戦争であるから当然である。誰を倒せば終わると言うものでもない)&br; (爛煌…というより、剣の調子はと言えば恐ろしい程に良かった)&br; (最早力を貸せと声を掛けるまでもない、欲しいと思った時に欲しいと思っただけの力が与えられる)&br; (剣として完成されてきている、それが喜ぶべきことかどうかはともかく) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-09-01 (土) 22:03:39};
--COLOR(#20b2aa){(単純な話、戦場を舐めている訳でもないのに、危機を一切感じないという状態は初めてだった)&br;(気を配るのは、味方の生死のみ。己がやれる事は、やろうと思うだけで2人でこなせる)&br;(大敵との戦いの後だからか、俯瞰して全てを見れる余裕がある)&br;&br;爛煌、この辺りの味方はもう大丈夫だろう。一端下がるぞ&br;(相方の調子を案じての発言だが、味方を見捨てる事もない。その配慮は十全に行った後だ)} --  &new{2012-09-01 (土) 22:19:37};
---(返事が聞こえたような気もした、しかし戦場の活気に掻き消されどうにも聞こえない)&br; (以前まではどのような状況でもやかましい声が聞こえたものだが)&br; &br; ……ああ、何ぞ用事でもあったか?&br; (一先ず落ち着ける場所まで退き、幾度か声を掛けた後返ってきたのは気の抜けるような声)&br; ………戦局はどうか、こちらが勝っているのであろうか… -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-09-01 (土) 22:30:43};
---COLOR(#20b2aa){(調子が悪いのは察していたが、これは余程だ)&br;(薄々、何があったかは分かっている。全て、ヴァイドとの戦いで感じ取れていた事だ)&br;&br;(ゆっくり休める場所まで下がり)&br;俺らが居る場所は優勢だが…全体で言えば五分五分って所かね&br;それよりも…大丈夫なのか、お前は} --  &new{2012-09-01 (土) 22:35:41};
---……五分、か&br; (さして残念な様子でも無く、かといって安堵した様子でもなく)&br; (言われた言葉をただオウム返しにしただけ、そんな口調。)&br; (だいぶの間を置いて)&br; わからぬ、どうであろうな…&br;好調か不調かでいえば、好調であるぞ&br; それよりな…この戦&br; (駄目かも知れぬ、というのとその報告が飛び込んでくるのはほぼ同時だった)&br; (天壤帝が崩御なされた ── )&br; (場が静まり返り、やがてどよめきに包まれる)&br; (ざわめきの中、剣はただ沈黙を守っていた。まるでその報告を受ける前からそれをしっていたように) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-09-01 (土) 22:49:41};
---COLOR(#20b2aa){(自我が薄くなっているとでもいえばいいのか)&br;…お前、本当に大丈夫か…好調すぎるくらい好調なのは、剣としてだろう?&br;(そう、剣としては申し分ない。天下一品だろう。しかし…)&br;戦争が…!?&br;(その報告には、皇帝への敬意など特にない暁翼ですら驚き)&br;…やばい。援軍を出してたのは皇帝だって話だよな…それに…} --  &new{2012-09-01 (土) 22:58:48};
---…こうなればもはや我の力ではどうしようもない&br; 多くの血が流れようぞ、退くならば今である&br; (淡々とした様子で持ち手に語り掛ける)&br; (真偽はともかくとして、仮にも父親が死んだというのに揺らいだ様子は欠片も無い)&br; どうする、我が使い手よ お前の判断に従うが -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-09-01 (土) 23:12:25};
---COLOR(#20b2aa){退く。さっさと出て、退路を確保しないとどうにもならん&br;囲まれて殲滅されるだけだろう&br;(そうと決まれば、自分の部下を呼び寄せて気合を入れさせると、出撃していく)&br;&br;(奮戦を重ね、なんとか突破は出来た。だが、失った物はそれ以上に大きい)&br;(その日の追撃は無いであろう地点まで全力で進んだ頃には、日も暮れ、月が大きく見える夜だった)&br;…ここまでくれば、しばらくは安全か} --  &new{2012-09-01 (土) 23:22:32};
---(剣はあれ以来沈黙を守っていた)&br; (必要が無かったとはいえ、随分長い間 爛煌が姿を表わすこともなく)&br; (問い掛けに声が返ってくることもない。かといって剣が力を失った…という訳でも無かった)&br; (ただ爛煌という人格だけが、何処かへ溶けて消えてしまったような…)&br; &br; (不吉にも思えるほど、大きな月が夜空を照らす夜。)&br; (いよいよ暁翼が諦めた頃か、それともまだ諦めず幾度目かの呼びかけた頃)&br; ………腹が減ったなー…&br; (久々に聞いた言葉がそれであった。随分気の抜けた声であるが、確かに感情の乗った声が響く) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-09-01 (土) 23:43:44};
---COLOR(#20b2aa){(月が綺麗な夜だ)&br;(不安になるほどに。そして、心配から剣を呼ぶ、時が来たのではないかと)&br;(果たして、返事はあったが)&br;…ようやっと声を出したのがそれか。保存食ならあるぞ?&br;(感情の乗った声も久しぶりだな、と思ってしまう)} --  &new{2012-09-01 (土) 23:50:36};
---腹が減ったのだから仕方あるまいよ…&br; (気だるそうに答える。)&br; (僅かに周囲の空気が揺らめき、暁翼の隣、ゆるりと爛煌が姿を現した)&br; (声を聞くのが久しぶりであれば、姿を見るのはもっと久しぶりだ)&br; …人のものは食えぬ、…いや食えるのであったか…&br; ……なんだかお前と顔を合わせるのも随分久しい気がするな?&br; (寝ぼけたような表情で首を傾げ、それから力なく笑った )&br;久しぶりだというのに浮かぬ顔ではないか、景気が悪い… -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-09-02 (日) 00:06:30};
---COLOR(#20b2aa){(存在は感じ取っていたが、姿を見るのはあの城以来か)&br;(隣を見て、何気なく苦笑した)&br;……随分曖昧になってるみたいだな。記憶が&br;(やはり、残された時間は短いのか。ならば何を話そうか)&br;(景気が悪いと言われれば、勤めて笑う様にし)&br;そうだなぁ…ああ。お前さ、祭りならどの街でみたい? 多分、首都のが一番賑やかだろうけど&br;(何気なく振る、たわいない話)} --  &new{2012-09-02 (日) 00:13:27};
---人をボケ老人のように扱うな、あいも変わらず失礼な男め…&br; (言っては見たものの、もう記憶のほうがだいぶ薄れかかっている)&br; (気を抜けば目の前の相手の名前さえ忘れてしまいそうなほど)&br; 祭り、ああ 祭りか…&br; …なんでも良いぞ、何を見ても物珍しいであろうからきっと楽しめるであろう&br; 無論案内してくれるのであろう&br; 皇女を連れて祭りにいけるなどそうそうある機会ではないぞ、誇るが良い&br; (冗談めかして言う様子は、まるで以前のままであるのに笑みが弱々しく見えるのは月明かりのせいか)&br; (決してそのような未来が訪れぬ、と互いに分かりきっている虚しさのせいか) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-09-02 (日) 00:31:57};
---COLOR(#20b2aa){(その様子にただ、残り時間を大切にしようと思った)&br;…そうさなぁ。まあ案内くらいはしてやるさ&br;何せ、皇女に祭りを案内するのは初めてじゃあないんだ&br;そうそうないと思うだろ? でもあったんだよ&br;(思い出した、遠い昔の記憶と、約束の事)&br;(果たせるかどうか、わからないが。やってみようとは思うのだ)&br;(よわよわしい笑みを見て笑い)&br;誇ってやるから、ちゃんとその段になったら着いて来いよ?} --  &new{2012-09-02 (日) 00:38:16};
---お前あれを案内と抜かすか あんなもの案内とは言わぬぞ&br; まったくもってなっておらぬ、手が引っこ抜けるかと思ったわこの無礼者&br; (呆れた様子で言って、憮然とした表情になる)&br; (しかしその表情もそう長くも続かなかった)&br; まあどれだけ礼儀作法が身についたか楽しみにしておいてやろう&br; 何せ教えた者の腕が良いからな、さぞや見事な付き添いを見せてくれるであろうな?&br; (静かに手を重ねて顔を覗き込むと、表情に笑みを戻す)&br; (見れば確かに手は触れているのに、感触は希薄で暖かさも冷たさも感じない)&br; …昔話したことがあったか、妖かしの剣は自ら持ち手を呼ぶことがあると&br; 多分きっと、お前があの街に来たのは偶然ではなくそういうことなのだろう&br; 厄介な約束をしたばかりに、より厄介に巻き込まれて災難であったな -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-09-02 (日) 00:56:47};
---COLOR(#20b2aa){子供ながらにちゃんと案内したし、食わせたもんは美味かっただろ?&br;祭りってのは無礼講なもんさ。庶民の楽しみ方ならな。優雅なのがお好みなら考えなくもないがね&br;(からからと笑い、重なった手の感触にふと、目を細めた)&br;(感覚がない。もう、そこまで存在が薄まっているのか)&br;ああ、そんな話をした事があったな。随分昔の約束に導かれたもんだなぁ、おい&br;(数奇な運命すぎる。悪い気はしないのだが)&br;何、色々あったがそう悪いものじゃなかったさ…お前はどうなんだよ、そこの所} --  &new{2012-09-02 (日) 01:11:49};
---どうもこうも何もあったものか、本当にお前ときたらとにかく無礼であるし粗暴であるし&br; 口の聞き方も知らぬし、挙句の果てに人を馬鹿扱いしよる&br; 雨降って地固まれりとは良く言ったものであるが、ほんにここまでこれたのが奇跡であるわ&br; (ぺいっと手を払うようにして…といっても、その感触もまた希薄であるのだが)&br; (やおら立ち上がる)&br; (本当に今宵の月は見事に丸く大きく、立ち上がれば一層強く月光を受けてますますその姿は消え入りそうに見えた)&br; (月を見ながら何を考えているのか、後ろ姿からは読み取れない)&br; (ただその両手は何か堪えるように強く握られていた)&br; (やがて、ゆるっとその手が解かれる)&br;&br;http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst080956.jpg &br;……楽しかった&br;&br;(穏やかな笑顔だった。末路を悟り、受け入れたであろうことがその笑顔からも)&br;(過去形で語る言葉からも感じ取れるだろうが、最早どうしようもない)&br;(その体は闇に光に溶けるよう、揺らいでいた)&br;ここまで巻き込みすまなかった、先に行く事を許せ 生きるという約束、守れそうにない&br; 随分、頑張っては見たがな -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-09-02 (日) 01:57:42};
---COLOR(#20b2aa){ははは、確かに最初はソリが合うとは思えない相手だったな&br;思えば遠くに来たもんだ。色々あったせいだな…&br;悪い気のしない、奇跡だったさ&br;(手を払う感触の少なさに、寂しさを感じながらも、己も立ち上がった)&br;(月を背に、遠くを見ている爛煌をじっと。焼きつける様に見守る)&br;&br;(勝手に消えるとは何事か。なんとか消えない方法を探す。と言うつもりだった)&br;(寝ていれば、その間に探すと。だが)&br;(その、穏やかな笑顔を見られたら、それは違うかなと思ってしまったのだ)&br;(…綺麗だと思った。この世にあるのは不思議な程に。だから、今はこのまま別れなければならないのだろうと)&br;謝るな。お前は、やれる限り、全力で生きたんだ。誇ってもいいんだ…だから。俺もここまで生き抜けた&br;&br;……ありがとう&br;&br;(笑い返した。その笑みと感謝の言葉が、きちんと伝わる様に。別れの言葉は言わなかった)} --  &new{2012-09-02 (日) 02:13:31};
---&br; http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst080957.jpg &br; &br;(その言葉を受けて、最後に何と言ったのか)&br; (同じように感謝の言葉だったのか、それとも何か他の言葉であったのか)&br; (最後の言葉は葉擦れの音に掻き消されて、暁翼の耳まで届かなかった)&br; (月に影に、あるいは夜に、崩れるように溶けるように身体が綻びていく)&br; (そのまま穏やかに消えて行くかと思ったが、しかし消滅は突然であった)&br; (瞬き一つのしたころには、既にその姿はそこに無く)&br; &br;&br;http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst080958.jpg &br;(月だけがただ煌々と輝いている)&br;(手元に残された剣は月明かりを受けて、あいも変わらず紅く光を放ち) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-09-02 (日) 02:39:08};
---COLOR(#20b2aa){(遠く、遠く、月だけが見える空)&br;&br;(最後の言葉は聞こえなかった)&br;&br;(唐突な消滅を見送って、握った剣を見る)&br;&br;(それが、今までで最高に輝いているのに)&br;&br;(それがくすんで、鈍らにしか見えないのは、そこに爛煌が居ないからなのか)&br;&br;(そのまま、鞘に仕舞いこむ。大事な思い出を護る様に)&br;&br;(言葉に出せない寂寥感を抱えて、青年はずっと月を見上げていた)} --  &new{2012-09-02 (日) 02:48:53};
- 
- 
-COLOR(#20b2aa){…いい加減やばいな。退き時だが…!&br;(城塞の一角から出撃し、止め切れなかった敵兵を相手にする)&br;(馬は既にないので、歩兵として突撃してくるアンデッドを捌き、ゴーレムを斬り)&br;(銃撃の範囲になれば、それらを盾にして凌ぎ)&br;(そんな善戦も、疲労に押されて厳しくなってくる頃だ。他の兵士と交代するのが望ましい、が)&br;(今、それをすれば…大量の味方を死なせる事になる)&br;(生きる約束は勿論だが、ここで大量に味方に死なれても、踏み止まれなくなり結果は同じだ)} --  &new{2012-08-28 (火) 01:21:08};
--(今までに無く調子は好調である、まるで手に取るように先の事が見える)&br; (だというのに、まるでそれは戦いの役に立たない)&br; (上手く伝えるには言葉が足りぬ、伝えた時には既に攻撃が来ている)&br; (もとより、集団の戦いで自分だけ先が見えることにどんな意味があるのか)&br; (あまりに歯がゆい、所詮自分の覚悟などこんなものか)&br; (暁翼の言葉通り、退き時である。暁翼と自分だけ退くのであれば、比較的容易に事は運ぶだろう)&br; (退路は見えている、しかし)&br; …退けぬ&br; すまぬ、先ほどあのような事を言ったばかりであるが ここは退けぬ&br; どうかもう少しだけ、堪えてくれ …頼む -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-28 (火) 01:37:50};
---COLOR(#20b2aa){(先が見え、命拾いする事はあったが、劇的に戦況を変えるには至らない)&br;(指揮官が持つべき力なのだろうな、と実感しつつ…剣を振る腕も、地を駆ける足も止める訳にはいなかった)&br;&br;退けねえか。ならやるしかねえな…生きる。生き抜くぞ!&br;(覚悟を決める。生き抜く覚悟だ)&br;&br;(生きる意志が、魔剣と持ち手の間で合致する)&br;(全ての覚悟を決め、気の供給を増やした時にそれは起きた)&br;(かつて、柱の騎士と戦った時に起きた金色の流れ。龍脈から引き出される力の流れ込む感覚)&br;(金に染まった瞳が、束の間ながら未来を視る)&br;(それに従って動き、剣を振るえば…ただ一人でその場の敵軍の進軍を遅滞させる戦士が完成した)} --  &new{2012-08-28 (火) 01:59:24};
---COLOR(#20b2aa){(さて、これでどれだけ時間を稼ぐかと思案した所で、強化された聴覚に、転機を告げる声が届いた)&br;''『総員よろこべ!! 増援だ! 打って出るぞ、準備をしろ!! 』''&br;(宗爛の声が遠く聞こえる。これを聞きつけ、今まで出ていた自分は一旦引いてもよかろうと、先に他に居た味方を引かせる)&br;本当に来たのか…しかも。あの先頭に居るのは…&br;(アベルの声のようだ。風向きが変わった。それを確かに確認して)&br;…これでどう転ぶか。とにかく…生きていけるのは確かだ&br;(戦場にそぐわない遥か未来を見るような遠い目をすると、一時的に城砦に退く)} --  &new{2012-08-28 (火) 21:12:39};
-場面 
-転換
-中
-(どれほど寝ていたのか)&br;(実際の所、然程暁翼が休んでいた時間は長くない。しかし、人の魂を喰らい)&br; (…これが関係あるのかはわからないが、その肉を食らって…力をつけた魔剣の加護だろう。)&br; (意識を失う以前より、ずっと身体は軽くなっていた)&br; (魔剣はと言えばその横で座り、膝に紅い刀身を横たえたまま何か考えこむようにしている)&br; (それから、持ち手が目を覚ましたらしいのに気が付いて片眉を上げた)&br; 大事ないようであるな、全く無茶をしよる 危うく死ぬところであったぞ -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-27 (月) 23:24:21};
--COLOR(#20b2aa){する必要のある無茶だったからな…城壁壊されそうだったんだぞ&br;(身体を起こすと爛煌の方を見てそう言った)&br;戦況がよく…なってるわけないか。よっと&br;(多少なりとも回復したならば、再び前線に出て闘わねばならない)&br;(砲弾切りの代償に真っ二つに折れた剣の代わりにと、立ち上がり手を出した)&br;すまんが、剣が折れて替えがない。そっちでそろそろ出させて貰おうと思うんだが…ん?&br;(ここで、何か考えている表情なのに気付き)&br;何かあったのか?} --  &new{2012-08-27 (月) 23:28:21};
---(柄を握った手は動く様子はなく、剣を渡すつもりは無いように見えた)&br; (再び戦場へ出ようと身体を起こす様子を見て、首を振る)&br; …そこそこに体力を取り戻したようであるな&br; であればここから逃げるくらいは出来るか&br; (逃げろ と言っているようにも聞こえる。そんな口ぶりであった)&br; もうこの国への借りは十分に返したであろう、これ以上勝機の見えぬ戦いに身を投じる必要もあるまい&br; これ以上ここに残れば何れ命を落とす&br; 私の理想にお前が殉じる必要は何処にもない、何処へなりとも飛んでいけば良い&br; ……実はであるな、この不可思議で強固な繋がり断ち切る方法を見つけた、見つけたというより思い出した&br; 故に、お前がこれ以上私を手に取り戦う必要も無い&br; (他に誰なりと代わりを見つければ良かろうし、いざとなれば自分が剣を振っても良い、と)&br; (無論、嘘である。暁翼がここより離れれば自分はただの剣に戻る)&br; (そうなれば自分の理想を貫くことも出来ぬようになろうが、しかし)&br; この戦勝ち抜き帝国に勝利をもたらす、というのもまた私の目標ではあるがな&br; それとは別に、お前には生きて広い世界を歩いて欲しいと思う これは夢であるな&br; 私の望みに付き合うというのであれば今ここで縁を断ち切り、逃げよ -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-27 (月) 23:45:29};
---COLOR(#20b2aa){うん?&br;(どうにも、話があるようだと分かれば座り直し)&br;逃げるねぇ……&br;(まあ出来なくはないだろう、冷静に判断する。逃げるだけならば可能だが)&br;………ほう。思い出したねぇ……&br;(突拍子もなく出てきた話に、目を丸くする。もう少し話を聞いてみれば)&br;話はわかった。が、逃げるつもりはない…というかお前はもう少し嘘を突く練習をした方がいいぞ&br;このタイミングでそんな上手い話があるくらい強運なら、既に援軍が来て敵を蹴散らしてるさ&br;(くつくつ笑い、それから表情を引き締め)&br;俺が望む自由ってのはな、誰かに与えられるものじゃあない。己の意思で掴み取るもんだ&br;己の為すべき事をなさずに、背を向けて得られる物は逃避から来る仮初の自由でしかない&br;そんな自由を切符に世界を歩いても、空しいだけさ&br;だから俺は、お前の理想の達成とは別に、お前との約束を果たすまでは逃げん。その結果死ぬなら、それは俺が自由に手を伸ばした故の結果だ、恨み事は言わんさ&br;(今度こそ、剣を寄こせと手を伸ばし、掌を上にして見せ)&br;&br;ここまで来たら一蓮托生だ、もう少し信用しろよ相棒} --  &new{2012-08-28 (火) 00:00:18};
---……私とのつまらぬ約束など反故にして構わぬ&br; 約束をした本人がそうしてくれと頼んでいるのだから、そうすれば良い&br; それをしたくないと言うのであれば、決して死なぬと誓え&br; (柄を握っていた手を解く)&br; 出来ぬ約束はせぬ、というのであればここより去れ&br; 逃げるのも嫌で約束を果たせぬのも嫌であるというのなら、何があっても生きると約束せよ&br; (真っ直ぐにその目を見据える。剣はその膝の上であいも変わらず鈍い光を放っていた) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-28 (火) 00:21:52};
---COLOR(#20b2aa){約束をするのは相手と自分だ。自分が割りきれなきゃそうすっきりはいかんものさ&br;(そそれが必要ならと頷くと、一つだけ確認しておく)&br;そこまで言う以上、お前も生き残るつもりだろうな&br;何があっても死ねないと思う様な事があったんだろう?} --  &new{2012-08-28 (火) 00:28:29};
---死なぬし、死ねぬ&br; この状況より抜け出るまでは何があっても死なぬ、例えこの身砕けようと、生き延びる&br; …そうせねば、斬った者たちに申し訳立つまいよ&br; この状況さえ抜けでれば、勝機の芽も多少は出よう&br; であるから、ここから抜け出すまでは死なぬ&br; 無論その先も、死なぬつもりではあるがな&br;&br; (淡々と言葉を重ねていき、それからふと言葉を止める)&br; ……そうして生きておれば、いつか平穏な時代が来る時もあろうな -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-28 (火) 00:42:15};
---COLOR(#20b2aa){それならいいさ。平穏が欲しいなら、お前は戦いが終わった後に政治をやる算段を立てた方がいいと思うがね&br;(相手が生きるつもりならば、問題無い。全て合致する)&br;&br;約束しよう。何があっても生きると&br;&br;(短い答えで約束を一つ追加した)} --  &new{2012-08-28 (火) 00:46:25};
---(その言葉に頷き、唇が微笑みの形を作る)&br; (それから、笑みを湛えた唇のまま眉を顰めてなんとも困ったような表情で) 人間向き不向きがあるものでな、政には向かぬと身にしみて判った&br; そういうのは兄君殿たちのような聡い人たちに任せるよ&br; 戦いが終わったら、そうであるな&br; 一先ず祭りの一つでも見てみたい、戦が終われば大きな祭りの一つ二つ執り行うであろう?&br; (こんな状況になって、それどころでは無くなってしまったからな、とぼやく)&br; (今の状況で、このようなこと言っている場合か とも思ったが、なんとなく ふと思い出した)&br; そういえば幼き頃の夢は、再び誰かと手を取って祭りに行く事であったのを思い出した&br; 可愛らしい夢であろう?&br; (叶えさせてやっても良いぞ、と冗談めかして言って笑い剣を取る)&br; (暁翼の手の上にそれを託し、出るぞ と短く告げると少女はその姿を消した) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-28 (火) 01:03:53};
---COLOR(#20b2aa){皇女としての責任ってんなら妥当だと思うんだがね…ま、難しいのは分かるが&br;(まあ、仕方ないなと苦笑をしていたら、話の風向きが変わり)&br;祭り? ああ、まぁあってもおかしかないと思うが…&br;……祭りに連れていく……&br;(可愛いらしいと言えばらしいが、それ以上に引っ掛かるものを感じ)&br;祭りに連れていく約束…&br;(剣を握っていたまま、そう呟いていたが、外での戦闘の音が激しくなれば、剣を握り直し)&br;……行くか&br;(戦場へと向かうのだった)} --  &new{2012-08-28 (火) 01:15:39};
- 
- 
-  --  &new{2012-08-26 (日) 23:09:18};
--時刻合わせ、良し。「砲弾」の様子はどうか?&br;(砦の向こう、山2つほど超えた先での事。統一連合勢力圏内の端に、急ピッチで建造された巨大臼砲「クルップ」…その照準が向く先は当然)&br;目標ゾド要塞天守閣。公国の砲撃技術…ナマモノどもに見せてやる&br;(攻城戦には最適の兵科である砲兵であるが、戦力を出し惜しむ公国議会の方針には従うしか無い)&br;(この戦場へ派遣されたのも、またもや試作兵器のついでのような扱いである 砲兵は、正直苛立ってさえいたが)&br;ファイエル!(その仕事自体は、流石に正確であった) -- [[704戦試・特殊砲兵>名簿/485680]] &new{2012-08-26 (日) 23:18:25};
---(さてその「試作兵器」の内部である。攻城突入外殻に固められた、所謂人間砲弾―)&br;(常人であれば自殺装置と変わらぬ構造の中で、瓦斯駆動の騎士は勝利を確信していた)&br;(質量弾の衝撃を持って城塞を破壊せしめ、然る後外装を排除し一騎駆け、敵将の首を取る。)&br;(荒唐無稽なお芝居の中での話のはずが、実現したのだから始末に悪い…)&br;(有人徹甲砲弾として後に実在すら怪しまれる奇想兵器はそれでも今そこにある脅威として空を翔ける) -- [[レーヴェンフック>名簿/485680]] &new{2012-08-26 (日) 23:26:10};
---COLOR(#8b4513){(極限状況において、力を貸し与えていた梟は。その遠く、遠くからの発射音はともかく、飛来する何かを、その場のどの人間よりも早く確認した)&br;…暁翼。砲弾だ}&br;COLOR(#20b2aa){(砲弾? 城壁はまだ持つだろ?)}&br;COLOR(#8b4513){狙いが違う。恐ろしく遠くから撃たれたようだ、国外かもしれん…威力が凄まじい&br;このままでは、あれの直撃で城塞が破壊されかねん…そこで終わりなのは分かるな}&br;COLOR(#20b2aa){(…国外から? じゃああの巨大な閃光を撃ってきた奴らか…? それなら…)&br;(ありうる。そう判断せざるを得ない。ならば…)&br;やるしかねえ、な…&br;(城壁の前に歩み寄り)&br;(遠くの爛煌に最後かもしれぬと念話をかけた)&br;『この城塞を狙ってるやばい砲弾がある。迎撃しなければ、城壁崩れて敵が雪崩込んできて終わりだ』&br;『一か八かで全力使う。後は頼んだぞ』&br;(流れこむ僅かな気を溜め、集中する。疲弊しきった身体で、身体を跳ね上げ)&br;行くぞ…!(城壁を、梯子も使わずに駆けあがる。その姿は敵味方も驚く勢いで)&br;(城壁の頂上に辿り着き、待つ事しばし)} --  &new{2012-08-26 (日) 23:42:25};
---COLOR(#8b4513){……来るぞ!}&br;COLOR(#20b2aa){……見える!&br;(極度の集中から、気が僅かにも関わらず先見が発動した。砲弾が、迫るイメージが。ラインをはっきり認識し)&br;(全力で城壁を蹴り、そのラインに飛び込み両腕を振り上げる)&br;&br;''っがっぁああああああああああああああああああああああ!!''&br;&br;(絶叫と共に振り降ろされる一閃は、確かに砲弾を真っ向から捕え…)} --  &new{2012-08-26 (日) 23:42:37};
---ガハハハハ!汝らの非道、裁かれる時が来…''何ィ?!''&br;(衝撃。一瞬、何処かで見た記者の顔が視界に写った気がした。)&br;(重質量砲弾は、城塞を捉えるはずであったが、本来有り得ぬ軌道を描き…包囲軍の一角に弾着。周囲を巻き込んでクレーターと化した)&br;(突入角をズラされたため、衝突安全機構は不発。外装と鎧は分離され、衝撃により意識は撹拌、関節は曲がり稼働は不可能)&br;(試作兵器は、運用方法はともかく…戦果の上で、完全なる失敗に終わった) -- [[レーヴェンフック>名簿/485680]] &new{2012-08-26 (日) 23:58:14};
---COLOR(#20b2aa){……がっ……&br;(手応えはあった。だが、綺麗に両断できるというものでもない。そうであれば綺麗に着地もできようが)&br;(一瞬だけ、スリュヘイムで見た騎士の声を聞いた気がするのは気のせいだろうか?)&br;(それを確認する間もなく、砲弾に斬りつけた反動で跳ね飛ばされ、空中を舞い…)&br;(地面に落ちていれば死んだであろう。幸いにも、城壁の高い地点、味方の居た場所に転がるように落ちたのが幸いだった)&br;(生きている。それでも一瞬以上、意識を失っていた。血反吐を吐く反動で、それが戻って来た)&br;……今度こそ、やばいな……&br;(走り寄ってきた味方に介抱されつつ、肩を貸されてかろうじて立ち上がる…視界が明滅している)} --  &new{2012-08-27 (月) 00:08:57};
---(包囲軍は直ぐ様空きを埋める。万一にも補給が届いてはならない)&br;(中心にてよくわからない金属塊と化した騎士を、公国の不死兵が心なしか嫌そうに引きずってゆくのが遠目に見えた…) -- [[レーヴェンフック>名簿/485680]] &new{2012-08-27 (月) 00:22:35};
---COLOR(#20b2aa){(遠く、何かが去って行くのが見える。一瞬の邂逅で、何かを感じたのだが…)&br;……もうダメか&br;(意識を保っていられず。気絶する事になった)} --  &new{2012-08-27 (月) 00:33:18};
---COLOR(#20b2aa){(目が覚めたのは、医務室…と呼べるだけまだマシな一角だった)&br;(どうやら随分いい所で寝かされていたらしい)&br;…ん?&br;(目が覚めたまではよい。だが、身体に使い切ったはずの気が流れ、痛みも薄らいでいる)…どういう事だ&br;(爛煌にそこまでの余裕があったとは思えないのだが…ともかく、深呼吸して)&br;…もう少しだけ生きながらえたな&br;(生きているのなら。まだ闘わねばならない。そのために、今は静かに休む)} --  &new{2012-08-27 (月) 01:11:53};
-  --  &new{2012-08-26 (日) 23:09:10};
-  --  &new{2012-08-26 (日) 23:09:03};
- 
--(旗色は兎角悪かった)&br; (スリュヘイムのアンデッド兵、以前よりずっと統率の取れた動きをする柱の騎士…)&br; (這々の体でそれを乗り越えた者は、ことごとくマスケットの的になって倒れていった)&br; (ゾド要塞での籠城を余儀なくされたころには、見知った顔も随分減り)&br; (兵士の顔は一様に疲れ果てていた。それは持ち手たる暁翼も例外ではなく)&br; &br;……もう何日目であろうかな、数えるだけ無駄か&br; (活気を失った砦の中、唯一顔色の変わらぬ少女がぼやく)&br; (物資も底を尽きてきた。攻め落とされるが早いか、餓死するが早いか…) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-24 (金) 22:46:13};
---COLOR(#20b2aa){(何とどれくらい戦ったかはあまり覚えていない)&br;(籠城を続けながら、時に前線に出て撹乱し、引っ込んでは弓での攻撃に加わり)&br;(昼夜を問わず戦い続けている)&br;(その中でも群を抜いて働いていたにも関わらず、どんな意図か不明だが少ない食料を部下に回してやった暁翼の疲労は濃い)&br;(15分寝かせろ、と言って何も文句も出ないのもある意味当然)&br;(爛煌が覚えている限り、暁翼が前に寝たのは3日前である)&br;(そろそろ15分が経つ頃だ)} --  &new{2012-08-24 (金) 23:21:54};
---(八面六臂の活躍だ、と誉めそやす声もあれば、食料を隠して食っているに違いない、という口がさない声もあった)&br; (事情を知らない者に取っては、顔色変わらず未だにけろっと動き回っている皇女が側にいることが余計に疑惑を深める原因となり)&br; (しかしそれでも表立って不満の声が出ないのは、暁翼が人二倍働いているのと、もはやそのような暴動を起こす元気すらないからだ)&br; (実際の所、飲まずや食わずやでここまで暁翼が動けているのは、爛煌との繋がりがある為、というのが大きい)&br; (意識的にか、持ち手に死なれては困るという魔剣の無意識が成した技か)&br; (この不確実かつ不可思議な【氣】という代物、持ち手の身体に流れその命を繋ぐ助けをしているらしい)&br; …しかしそれもいつまで持つやら&br; (状況は悪い、兵の士気も落ちている)&br; (なによりこの土地では十分に氣の流れを汲むことが出来ない)&br; (尽きてしまえばそれまでである。魔剣は人の姿を保つことが出来なくなり、飲まず食わずで動いている持ち手は即刻に死に至るだろう)&br; (せめて援軍が来てくれれば、と歯噛みするがそのような様子も無い)&br; (弱気になりそうになるのを頭を振って堪える、痛くも痒くもない自分がこの空気に飲まれてどうする、と)&br; &br;おい、15分経つぞ 起きよ&br; (一度立ち上がり、どこへやら行ったかと思うと薄汚れた器を持って戻ってくる)&br; (それから死んだように寝ている暁翼に声を掛けた) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-24 (金) 23:58:48};
---COLOR(#20b2aa){……&br;(意外に感じるかは人それぞれだが、声に反応してすぐに目が開いた)&br;(心持ちが常に臨戦態勢なのか、この様子だと目を閉じていただけなのかもしれない)&br;(周囲を見回せば、相変わらず沈みきった周囲。浮き上がる要因などないのだから当然か、と頭を振りながら起きあがる)&br;おう、目覚まし代わりに使って悪いな&br;(疲労に軋む腕を曲げ伸ばし、動く事を確認すると、すぐに立ち上がる)&br;(武装は既に剣と弓だけ。矢の残りもどれほどあったか)&br;(装備の確認もすぐに済み、爛煌を振り向く)&br;気の供給の方はあとどれくらいできそうだ?&br;(自分の生命がそれで繋がれているのは当に分かりきっていたので、そう尋ねる)} --  &new{2012-08-25 (土) 00:08:23};
---皇女を鶏代わりに使うとは贅沢なやつであるな&br; (軽口を叩きながら器を床に置く)&br; (十分粥よりもっと薄い、器の底が見えそうな米混じりの汁に申し訳程度に草が浮かんでいる)&br; (1日1度配られるか配られないかの粗末な飯であった。これで力が出ようはずも無いが、もはや他に食料も無い)&br; …5日、もたせて7日、といったところであろうか&br; 一先ず食え、少しは自前で力をつけてもらわねば持つものも持たぬ&br; (少しでも力を温存するため、既に爛煌は戦には出ていない)&br; (故に、暁翼は身一つで戦っている)&br; (ここ数日、離れてこそいるが戦いの場へ繰り出している持ち手の様子が不思議と理解った)&br; (極限状態に置かれているためか、普段より繋がりを意識せざるを得ないためか)&br; (それとも他に何やら理由があるのか…ともかく、それで感じたのは)&br; (あそこに自分が居ても役には立たぬであろうな、ということであった)&br; (あまりに兵力が違いすぎる、一人二人倒したところでどうにもならぬ上に、あのマスケットが厄介だ)&br; (個と個の戦いであるならともかく、集団対個の戦いに追い込まれれば自分という存在は随分無力であった) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-25 (土) 00:34:53};
---COLOR(#20b2aa){中々悪くない待遇で気に入ってる&br;(減らず口で返しながら、器を見た)&br;(誰かにやろうかと思ったのだが…誰もが飢えている。こうして一人分持って来られた以上)&br;(下手な譲渡は不和を広げるだけだろう。爛煌のいうように、自分の分を確保しておくべきか)&br;(出来る限り味方を活かす事が爛煌の望みで、契約内容でいいはずだからここまでやってきたが)&br;(さすがに、限界も近い。器の中身を一気に飲み干すように平らげ)&br;…こんなもんでもないよりマシだな。助かった&br;(味もへったくれもあったものではないが。とりあえずそういっておいた)&br;(士気が崩れない様に、限界までやりきる必要がある。まだ、戦えると示さねば誰もが立ち上がれなくなるだろう)&br;よし。行ってくる、援軍がくるまで持ちこたえないとな&br;(援軍が来る保証などない。がそれでもいうのは)&br;(援軍が無ければ全滅だろうと、そう思っていたからだ。率先して、戦場に向かう)} --  &new{2012-08-25 (土) 00:48:52};
---うむ&br; …持ちこたえねばならぬ、良いか くれぐれも命を無駄に落とすような真似をするなよ&br; 必ず戻って来い、死ねば旅は出来ぬぞ&br; (険しい表情で、戦へ向かう暁翼を見送る)&br; (もう行かずとも良い、と引き止めたいとも思ったが、ここまで巻き込み引きずり込んでおいて、今更それを言うのも)&br; (あまりに馬鹿にした行為に思えて、出来なかった)&br; (何より、打算的ではあるがこの状況、未だに折れず戦いへ出ることが出来るものは既に少ない)&br; (そういう者がいる、というだけで次いで立ち上がることの出来る者が出てくる)&br; (…だから、出てもらわねば困る、というのが本音か)&br; (自己嫌悪に苛まれど、これが自ら選んだ道であるから耐えるより無い)&br; (詫びるより、先へ道を拓く為自分が出来る事をただやることだけが報いることになるだろう)&br; &br;(戦えるものが戦へ出れば、砦には怪我人や病人が残され一層空気は重くなる)&br; (明日明後日にでも援軍が来なければ、このまま死に至るであろうその姿を眺め)&br; (腰に下げた自らの分見である剣を撫でた。肚は決まっている、後はいつやるべきかだ、と) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-25 (土) 01:25:46};
---COLOR(#20b2aa){ここで死んだら約束も果たせんしな。梟も居るしなんとかしてくるさ&br;(まだ、戦える者の先頭に立って、残り時間を、命を持って引き延ばす作業に参加する)&br;(大怪我を負えば、それだけでもう戦線復帰は不可能だろう)&br;(治している間に押し込まれる。そんな気すら使った戦闘は、極限状態に追い込まれ、一旦退く事を余議なくされるまで続いたという)} --  &new{2012-08-25 (土) 21:16:29};
- 
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-COLOR(#20b2aa){(東側に帰還した後の事、地脈が整備されて良好な土地まで行く)&br;つーわけで、今後の戦闘のために色々再確認しておきたいわけだがいいか爛煌&br;(木の棒で地面に図を書く。斬ったら不味いもの 問題無いもの と二つに分けて)&br;で、柱の騎士はこっちらしいな?(不味いものの方を示す)} --  &new{2012-08-20 (月) 23:04:42};
--絵心無いな…&br; (描かれた図を見てそんな感想を漏らしながら頷く)まあ、わざわざ斬りに行く必要も今後はあるまいが…&br; あのデカブツを斬ったのが原因というより、あの不浄の氣を吸い上げたのが原因であるように思うぞ&br; だからといって喜んで斬りたい相手でも無いが&br; やはり斬ってみなぎるのは人であるなー、人&br;丹田に力が満ちる思いであるぞ、我ながらどうかとも思うが -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-20 (月) 23:12:09};
---COLOR(#20b2aa){あんなグロいもん精巧に書いてどーすんだ。書けないけど&br;必要はないけどな、必要に迫られる場合はあるかもしれないだろ&br;うーん…つまり吸い上げなければ切る事事態に問題はないんだな?&br;人間…つまりはまっとう生きてる生き物か。地面の気を食らうのとはまた違うのか?} --  &new{2012-08-20 (月) 23:19:34};
---そも氣の力抜きでアレに傷を負わせられるかどうか、という感じである&br; 氣の力無ければただの頑丈な剣であるぞ、成るべく必要に迫られない立ち回りが必要であるな&br; 違うな、なんというか…腹が満ちる感じであるな?&br; 氣は…なんであろう、甘露か?&br; (首を目いっぱいに傾げながら唸り)兎に角斬れば腹が膨れる…ような気がする -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-20 (月) 23:29:19};
---COLOR(#20b2aa){斬るだけならなんとかなるが、図体でかいせいで致命打に至るのが難しいんだよ&br;その辺は戦術だから、俺の管轄じゃない気がするが。まぁ頑張ってみますか…火砲とかで始末がつきゃそれでいいしな&br;(だが、こちらがそう出るのがそろそろ向こうも分かりきっているだろう。何かしら、対策を出してくる可能性は高いと思っていた)&br;腹が満ちる…ね。そういや西で酒は飲んでたみたいだが…?&br;…分かるような分からんような。死人の類は切ってもダメだっつーし…生気なのか…?&br;ちなみに、お前が負担に感じないレベルでこっちに気を吸い上げるのはどのくらいまでになる?} --  &new{2012-08-20 (月) 23:35:13};
---とりあえず今怖いのはあのデカブツよりますけっとやら大砲やらであるなー…&br; 流石に遠くより狙われてはどうにも防ぐに防ぎきれぬ(西で見てきた技術の数々を思い出し渋い顔をする)&br; ん?うむ、あれは大して旨いものでも無かったな…&br; 徐々に食い物も食えるようになったのかと思ったが、そういうわけでも無いしな&br; (退屈そうにぼやきながら、袖から出した饅頭を差し出す)食うか?&br; はてどのくらいまでになる、とは?&br; …どうであろうなー…そも、今どれだけの力が発揮できるものやら自分でもまったく想像つかぬ&br; 次の戦の折りにでも確かめて見るか -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-20 (月) 23:53:42};
---COLOR(#20b2aa){大砲か。俺らも行ったスリュヘイムからとんでもないのが飛んで来たらしいが…あれは個人じゃどうにもならんな&br;マスケットの方は…集団になるから恐ろしいわけで&br;矢より遥かに小さい丸いのがとんでくるのもなー…弾きづらい&br;(接近戦になればどうとでもなるが、そうなる前に飛んでくるのが戦場である)&br;味が分かりだしたのはなんか凄いと思うんだが…もうちょいと変化あるといいんだがね&br;(食う。と貰って半分食べながら)&br;なんつーか、どのくらい早く動けるようになるのか。みたいな…&br;そうだな、大戦の前に小競り合いもあるだろうし。その時にちょいと試してみようぜ、ぶっつけ本番はお互い危険だ} --  &new{2012-08-21 (火) 00:05:40};
---…結局情報は掴めど、間に合わなんだな… まあ完全に無駄足ではなかったが&br; (どうにもあの攻撃はどこから飛んでくるのやら読み辛い、と溜息を付く)&br; あれが主戦力になったら実に面倒であるなー…&br; 酒しか飲めぬというのもなかなかに虚しいぞ、どうだ 甘いか?美味いか?事細かに感想を聞かせてみ?&br; (饅頭を齧る暁翼の周りをうろつきながら背中を突く、鬱陶しい)&br; うむ、暫くまともに戦ってない故、錆び付いて居らぬと良いが…&br; 草餅食うか?(袖から出す) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-21 (火) 00:17:27};
---COLOR(#20b2aa){さすがに間にあわなかったな、見てきた物の報告は役立ってるはずだが&br;マスケット…あの銃が完璧に量産されたら、もう剣とか槍の時代は終わりそうだな…&br;&br;水とか茶は試しただろ? その辺はどうだった…ええいいちいち突くな。甘いぞ&br;腕前って事か? なんなら今から訓練してみてもいいと思うが&br;…なんでお前そんなに沢山持ってんだ?&br;(一応受け取りながらも疑問顔である)} --  &new{2012-08-21 (火) 00:25:28};
---そうなれば私も用済みであるな…&br;そのような時代来る前に早うに戦を終わらせねば…&br; &br;さっぱりであるな、酒しか駄目であるらしい&br;酒などただ苦いだけであるし指して美味いとも思えぬ、無駄である…そうか、甘いか&br; 私が甘いモノを食えぬせいで悲しんでおるのに良くそのような事が言えるな、鬼か?&br; (草餅を手の上に落としながら更に背中を突く)&br; んや、力の使い方であるな 微妙に以前と感覚が違うような気がする…&br; ヨウセイとやらの飯にと思って買ってやったが、あのヨウセイ こんなに食えぬと申す…おのれ&br; (西より連れ帰った生き物への愚痴をぶちぶち言いながら、更にバラバラと飴を落とす)&br; とりあえず食って感想を聞かせい、甘いか美味いかやわいか固いか&br; これは持ち手の義務であるぞ -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-21 (火) 00:36:50};
---COLOR(#20b2aa){俺もそんなに重宝されなくなりそうだ。ま、後10年はそんな事なさそうだけどな&br;&br;甘い酒もあるこたぁあるぜ? 見かけたら持って来てやるよ&br;お前が聞きたいっつったんだろーが!? だから背中つつくなっていってるだろーが!&br;(でも草餅も食う)&br;ああー…結局名前つけてないんだよな。そりゃ、あの身体じゃこれ一個入ればいい方だろうしな…&br;…飴も!?&br;なんか甘いものしばらく食いたくなくなりそうだが…&br;(結局、爛煌が満足するまで食べまくり、感想を聞かせ、それで何故か突かれるというのを繰り返していたという。比較的和やかな日ではあった)} --  &new{2012-08-21 (火) 00:44:43};
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-''【黄金暦225年 9月 ローディア連合王国首都 ローランシア 宿屋】 ''--  &new{2012-08-19 (日) 21:51:03};
--『時期は秋に差し掛かる頃であるか。暁翼と爛煌が東方へ、とのことを受けてから数日してのこと』&br;『場所として選んだのは中流以上とも言える宿屋である。未だ戦時であり駐留する傭兵らも多くなる中で場所を設けるためといえど』&br;『このようなところまで場所を貸しきれるというのは、何かしらの力が働いているのか。それとも背後にいるだろうあの男の力がより強くなっているのか…さておき男と2人のテーブルには酒と食事が並んでいた』 --  &new{2012-08-19 (日) 21:56:53};
---いやすまんな、戦時でないときは戦時よりも忙しいのが常で都合をつけるのに時間が掛かった&br;(さぁ食うかとボウルの水で手を洗い食事を始める姿は先ほどまでどこにいたのか、何をしていたのかもしれず)&br;さて、戻るとのことだが。お互い固めるものは固まったのか -- [[ヴァイド>名簿/484137]] &new{2012-08-19 (日) 21:59:39};
---おい暁翼、何だここ 今まで泊まってきた宿屋が馬小屋のようであるぞ&br; (椅子の上に座って落ち着かなく辺りを見回している)&br; (目の前に並ぶ食事には恨めしげな目を向けて、対面に黒山羊のが着くと)&br; …何ぞ会うのも久々のような気もするな&br; うむ、西にもそろそろ飽きた とりあえず互いに戦に参ずる意思の確認はし終えたしな -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-19 (日) 22:09:36};
---COLOR(#20b2aa){(旅行する豪商や貴族相手の宿ではないかと思えるいい宿である。この国においてヴァイドはそこまでの信用やら金やらがあるという事か)&br;(それ自体はさほど驚かないが、貸し切りにしたのは驚いた)&br;こんな所に毎回泊まってたら金の浪費すぎるだろ…&br;(ヴァイドが食べ始めるのを見れば、自分も習ってボウルで手を洗い、爛煌の指導でマシになってきた作法で食べる)&br;(爛煌が師なので、東方式ではあるが)&br;飽きるってほどくまなく回ってはないけどな。意思を固めるには十分な時間と場所は貰った。さすがにここまで来て何も固めずに終わったなんて事は無いさ} --  &new{2012-08-19 (日) 22:18:22};
---仕事の都合もある。フォン…本欄もバルトリアを機に力をつけているからな。公と身分が必要であればということだ、これも仕事ということだよ。&br;士気にも関わるからな、過酷な仕事であるならばそれに見合うものがなければならん。用意するのも頭の務めだ。&br;(他のテーブルでも団員が食事を始めているが、元騎士や元貴族がいるためか教育が行き届いているのか…好き勝手飲み食いする連中はいなかった)&br;ハハハハ、悪党と毎日顔をあわせるのは悪党だけでいい。気にするな気にするな&br;(暁翼のちょっとした所作からも蛮が取れたことが取れる。かといって翼が取れたようには見えず)&br;とりあえず、というのはやめておけ。戦う理由を適当に取られかねんからな。&br;といってもここで固まりすぎるのは羽が硬くなとなるのと同じ…良い塩梅か(とキッシュをサク、とつまみつつワインを明ける)&br;(給仕がいないのは配慮か、それとも邪魔であるからか…料理を運ぶもの以外はいない)&br;互いに確認しあっているのならば問題はない…で、あるか。それぞれ短く纏めてみろ。俺にはそれで充分だ。&br;(細かい意志疎通、繋がりを作る上で何かある…できたのであればそこまで言わずともよいと暗に示し問うた)&br;(戦いに参加せずこのままどこかに雲隠れする手配ぐらいしてやれるのに、なぜ東へ…戦へ戻ると決めたのかと) -- [[ヴァイド>名簿/484137]] &new{2012-08-19 (日) 22:34:41};
---自らが悪という自覚があってなお、それを楽しんでいるとかタチが悪いな&br; 無自覚の悪よりはマシであろうか…&br; (指先を洗ってみたは良いが、物を食えないこの身体では虚しいだけだった)&br; (とはいえ、何も手をつけないのも悪かろう、と金細工の酒杯を両手にちびちび中身を飲む)&br; (ごまかしにした行為ではあったが、予想外に味がした。)&br; (酒なら飲めるのか、と目を丸くして)…ん?うむ、そうであるな&br; まあ戦う、という意思に変わりは無い 言葉のあやのようなものだ、許せ&br; &br; 短く…長く語れというのは緩いが、短くまとめろというのは難しいな&br; 一言で言えば西より東が好きであるからな&br; 東の地にて辱めを受け死に至った身ではあるが それでもなお私はその地が好きらしい&br; 愚かさも貫き通せば錦であるからな、貫き通してみようと思った次第である -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-19 (日) 22:59:47};
---COLOR(#20b2aa){部隊の士気ね…&br;(有体に言えば、上品そうには見えない者の方が多い団員達も、場に合わせた雰囲気で食事を摂っている)&br;(原因は一つではなかろうが。その中に目の前の男の統率力は確実に含まれていると思うと)&br;(「…まだ遠い」先行きを見つけた程度ではこの男に食らいつくには足りなそうだ、その自覚が前より強くできた)&br;&br;相変わらず翼って表現を使うんだな…俺の名前か梟の話かどっちとも取れるが&br;(話せと水を向けられれば、爛煌が話し始めるのが見て取れたので、そのまま聞き)&br;&br;戦いに戻る理由か、自分が自由であるための筋を通しに行く。逃げて勝ちとるよりは、進んで勝ちとりたい&br;親から継ぐべき遺志を見直す気にもなったしな&br;もう一つは、魔剣の継承者としての約束がある&br;(内容までは踏み込まず、端的に理由を告げた)} --  &new{2012-08-19 (日) 23:17:49};
---俗に言う悪ほど世は生き易い。戦国の世なら尚更な&br; 単純にして真理だ。この先いくら人の世が続こうとこれだけは変わらん。&br; &br; 翼というよりも質の問題だ。翼がない鳥など食われるのみ…自ら翼を固めればそれこそ愚。&br; お前も気付いているだろう…自分が人の下につき、自らの下に人を就ける者の性質でないことは。&br; &br; &br; (飯の類など取れぬものと思っていたが、と驚く爛煌をちらりと眺めつつ)&br; (2人の話を聞いていく…その口、所作は食事を中断し真摯に話を聞く人の態度であり)&br; (終始笑顔であった。内を知るものからすれば不気味極まりないものであるが)&br; (…そして2人の話を聞き終えれば、声を挙げて笑い出した)&br; (心底嬉しそうな顔で、声で。宿屋に響く軽やかな笑い声が…)&br; &br; ハハハハハ…クハハハハハッ!アハハハハハッ!&br; &br; そうか、そうかそうか…あぁ、そうかそうか&br; &br; 爛煌、お前は辱められ人としての尊厳すら奪われそのような有様になったというのに&br; あの土地が、地が。そこにいる人々を好むか、愚かだな。なんたる愚かかな!&br; お前の意志先三寸で滅ぼすことも容易いというのに、好み、戦いにでるか…ハハハハ&br; (馬鹿にするわけでもなく、指を指して笑うわけでもなく。それが嬉しいかのように笑う)&br; (賢さでは割り切れぬ愚かさ、正道。優しさ、良心…果たしてこれは誰が残したものだろうか)&br; (何によって生まれたものか…しかし、今見てきた中で何よりも美しい心…美徳といってもよいものだった)&br; (地脈を、この大地の息吹と血脈を感じ触れることができるもの…故のかはわからない)&br; (だが間違いなく…淡く光るもの、言えば世の希望の欠片にも思えた)&br; &br; 暁翼、語ることなど今やあるまい。ようやく0から1へと成り立った。&br; そこから先は他者が介在することなど無粋。&br; その先に至り、汝らが感じ、決めた故により我と相対する時がくれば相手をしてやる。&br; (自由に生きる鳥に餌を与えること、居場所を与えることは正しいことだろうか)&br; (都合よく自らの小さな心を満足させるために愛でることは罪であろう)&br; (土台は整った。短く聞けば解る…要は爛煌と共に自由に行きるために…戦うのであると)&br; (敵は統一連合だけではない、大爛でもあるのだと…それも理解ではなく感じているだろう)&br; &br; では、戻るに当たって宗爛と会わねばなるまいな。&br; 今前線と…近くなるとすればウラスエダールか、軍を集めているとの話がでている。&br; 明日には出てウラスエダールの包囲が完成するぐらいを目指そうか。&br; 今日はよく食っておけ、明日からはまた旅路だ。&br; (うんうん、と頷き満足以上だったか…酒を一気に飲み干し食事を再開した) -- [[ヴァイド>名簿/484137]] &new{2012-08-20 (月) 00:10:16};
---うむ、人道の為に正義の為にと謳うよりは健全であろうかな…と思うようになってきたぞ、最近&br; (心底人生を楽しんでおるなこいつ、とジト目で見ながら西の酒を舐める)&br; (美味いか不味いか、と聞かれれば不味いものの久々に感じた味と思えば、悪くない)&br; (これならば食い物もいけるか、と思えば…そうでも無かった)&br; (渋い顔をして摘んだ葡萄のやり場に困っていると、響いた笑い声に危うくそれを落としかけた)&br; &br; 女は多少愚かな方が可愛いと言うであろうが&br; (結果、今まで見てきた西の民を虐げる結果になろうとも、その恨み辛み総て前線で受けて果てよう、と)&br; (その後ろでいつか東の者が笑えるのであれば、良かろうと思った)&br; (独善的である。鼻で笑われても仕方なかろう、けれどそういう風に進まねばどうにも気が済まないのだから仕方あるまい)&br; &br;……居場所までわかっておるか、さすがであるな -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-20 (月) 00:39:36};
---COLOR(#20b2aa){あんたは簡単だから悪を選んだわけじゃあなさそうだがな&br;(そして、人の下につけるか、否だろうと言われれば)&br;全くだ。短い間ならまだしも、な&br;(にやりと笑いを返す。まあ、笑いを返せる程度にはなれただろう)&br;&br;(そして響く大笑。楽しそうに、愉しそうに)&br;(自由に生きる為に、魔剣と戦う事は見抜かれているらしい)&br;0から1にね…ああ。いずれ故と縁があればな、借りは全て返すさ&br;(その巡りは訪れるだろうか。少なくとも…様々な感情が渦巻く今の感覚を大事にしようと思った)&br;(目の前の男の影響からすら自由である為に、いずれ為すべき機は来るだろうと思いつつ)&br;&br;分かった、ウラスエダールねえ…結局行けなかった場所だ、いいタイミングだ&br;しっかり食って寝て旅に備えるとするぜ&br;(食事を再開する。遠慮はなしに、明日以降も生きていく為に)} --  &new{2012-08-20 (月) 00:48:57};
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-(騎士邸より戻り直ぐ、宿屋にて床に正座している皇女)&br; (先立っての軽率な振る舞いを怒られている最中、という訳でもなく)&br; 暁翼、私はそろそろ戦場に戻りたいと思う&br; 西のが何やら奇っ怪な大砲とやらを用意しておるのは明白であるし、何よりやはり、戦の状況が心配である&br; 私一人戻った所でどうともならなかろうが、いい加減この恵まれた環境で見聞を広げ続けるのも、心が痛む -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-15 (水) 23:42:24};
--COLOR(#20b2aa){(いや、椅子があるんだから椅子に座れよと進めても正座したので、自分も対面で正座している)&br;たかが大砲の一つや二つで戦況が変わるもんかは分からんが…まあ、気になるのは分かる&br;帰りたいっていうのもいいが。わざわざ西を回って帰る成果が本爛からの伝言にあやふやな大砲の情報じゃ余りにもお粗末だろう&br;&br;次に、ヴァイドや本爛に会った時に胸を張って言える。己の在り方は見つかったのか?&br;(暗に、それが出来ていないなら帰っても無意味だと言っている)} --  &new{2012-08-15 (水) 23:51:18};
---別にあの者たちに胸を張っていう必要もあるまい&br; そうして意識して納得させようと頭を悩ませた時点で、何ぞズレていたような気さえするぞ&br; 私は私が納得できる、私が戦う理由を見つけたぞ&br; (お前はまだ見つけた居らぬのか、と首を傾げて)&br; (それから佇まいを直し、静かに口を開く)&br; …なんというかな、ここに来てより落ち着いて人々の暮らしを見てきたであろう&br; 暮らしぶりや文化こそ違えど、ここに住んでおるのも我が故郷に住んでおるのも、同じ人であるな&br; 同じように細やかな幸せを大切にし日々を過ごしておる&br;素晴らしき事である、話し合いこそすれば分かり合えるのではないか…と思わず錯覚する程に&br; (しかし、それは無理であろうからな、と一旦言葉を止め)&br; ……負けた国の民は、何れ笑える事になろうとその時が来るまでは苦しかろうな&br; 戦に負けた民がどのような目に合うのかは身にしみて分かっている&br; ゆえに今知ったこの国の幸福、打ち壊すかもしれぬ所業に加担するのは心苦しい -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-16 (木) 00:15:26};
---COLOR(#20b2aa){別にわざわざ言いに行く必要はそりゃないがね。あいつらに言えるなら、誰にだって言えるだろうって話さ&br;(お前はどうか、と問うように首を傾げる爛煌には答えなかった)&br;(己の中にもそれはあるが。相手の答えが、それに影響されない様に。漏らさない)&br;(静かに、ちゃちゃも合いの手も入れずに爛煌の語る言葉に耳を傾ける)&br;(概ね、見てきた物は変わらないなとは思った)&br;(人の本質は、文化が変わってもそれほど変わらない)&br;(感情も。強者が弱者を糧にするのも。弱者が強者を引きずり降ろすのも)&br;(どれもこれも、世界にある現象に過ぎない)&br;(語りがひとまず止まると、軽くうなづき)&br;…それで?&br;(最低限の言葉で先を促す)} --  &new{2012-08-16 (木) 00:23:07};
---私の力など些細なものである、私がはせ参じたところで戦の勝敗にどれ程の影響があろうか&br; ゆえに、どちらも選べぬと逃げても良いかとも思った&br; どちらの地にもそれほどの恩も無し、逃げる口実に我が生い立ちを言い訳にすれば誰も咎めはしまい&br; …で、あるのだがな、やはりそれは出来ぬ&br; (遠い地で、あるいはこの地でひっそりと暮らしたい、と願えば恐らくそれは叶えられるだろう)&br; (軽蔑されこそすれ、無理に戦場へ引っ張られるということはあるまい)&br; ……しかしそれをして、私は果たして人に混じり生きていけるのであろうか、と思った&br; 生前…というのも、おかしいがな&br; 人の身であるときの私は、生まれ持って備わった力の使い道を誤った&br; (じっと両手を見る、例えばあの時ああしていたら…という後悔は尽きない)&br; 確かにな、あまり良い土地ではなく、あそこに住まっていた人々にも恨みつらみばかりだ&br; しかし生きてさえ居れば、何とでもなったろうに&br; 改心することもあったろうし、私が恨みをぶつけ言い合うこともあったろう&br; 総てを諦め、日々をやり過ごすことのみに執心した私があの地が汚染された原因の一旦である…といっても過言では無い&br; ゆえに、今度こそは力の使い道、誤りたくはない&br; これは贖罪などではなく、自分の為であるな&br; 私が胸を張って、人々の笑顔の中に加わる為の決意である …とりあえず、ここまでが前提だ&br; (ふう、と一息ついて) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-16 (木) 01:01:44};
---…それでな、以前お前は帝国の為に戦えるようないい思い出があるか、と聞いたろう&br; まああれは以前言った通りであるな、私にはほとんどそのような思い出はない&br; 義理も無い&br; しかし…何であろうな、やはり私はあの土地が好きであるよ&br; あの地に住まう人が少しでも平穏に暮らせるようにあれば良いと思う&br; 確かに、ろくでもない部分もあるし、ろくでもない人間もおるがな&br; 決してそればかりでは無かった&br; (あまりに些細すぎてすっかりと忘れて居たが、そっと水をくれたりマトモな食べ物を差し入れてくれるような)&br; (そんな小さな優しさに触れたことだって確かにあったのだ)&br; だから、我が故郷の民達がせめて少しでも平穏に暮らせる期間が長くあるよう&br; 私のようにしようのない人生を送る者が、少しでも少なくあるよう力を尽くしたいと思う&br; …そうして始めて、私はかつての自分を救えるのではないかと思っている&br; 突き詰めれば自分の為であるな&br; 非常に身勝手な理屈であるし納得してもらえるとも思っておらぬ&br; 鼻で笑われるやもしれぬが、良い&br; 西と東、どちらにも人が住んでおりそのどちらも同じ人である&br; どちらを選ぶか、と言われれば私は愚者であるゆえ、愛着の在る方を選ぶ&br; &br; ……実際戦に出るまではわからぬがな、私はこの程度の理由で人が斬れる&br; 嫌であるなら向こうも抵抗すれば良い、結局理由はどうあれ、力の強きほうが勝つのだ&br; 理由はどうあれ人斬りは人斬り、どんな斬った側が崇高な理由を持っていようと、斬られたものが無念であることに変わりはあるまい&br; だからせめて、揺らぐまいと決めた&br; &br;……というような感じであるな(喋り終えると、疲れたのか息を吐いて)&br;で、お前はどうする -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-16 (木) 01:47:17};
---COLOR(#20b2aa){(実に長い語りであったが、聞き漏らさずに全て聞けたと思う)&br;(今は、その内容に対して言葉を返すより先に。自分の答えを返礼として返そう)&br;俺か。俺はな&br;&br;西側を旅してみて感じたのは、どこも変わらないって事だった&br;文化だとか風習みたいなものは、土地が違うから違うってだけで、変わらない物がある&br;世界は広いけど、人間がやってる事は大差ないとでもいうのかな&br;そう思うと、戦争もバカバカしくなった…いや違うな。&br;それもまた、変わらずある争いの一つだ。善でも悪でもなく。生きる為のものとして&br;俺は今まで、生きる事が善で、死ぬ事が悪。強くある事が善で弱い者が悪だと。そう思って&br;生きていればそれだけで十分に正義だと思い込んでいた&br;…でもまぁ、勘違いだった。思い込みだと言ってもいい&br;俺は、両親や自分を陥れた奴らが憎かっただけだ。そして、同様にそいつらに似た人間も憎悪してた&br;でもまぁ、そんなものは溢れているものなんだよな。何が悪いわけじゃない、世界がそうあるってだけで&br;当事者以外を恨むのはお門違いだってようやく気付けた&br;(弱い者は死んでも当然。という切り捨てた考え方は、自己を貶めた者と、関係ない者を同一視していただけだと言う)} --  &new{2012-08-16 (木) 02:37:29};
---COLOR(#20b2aa){そこまで思い至って。これからの事について二つ決めた。&br;一つは、未来の話だ。戦争に加担するのは止めて、俺は世界中を見て回る旅人になる&br;一番、性に合ってるし。広い世界を見て回るのは単純に楽しい。敵国だった場所ですらそうなら、どこでも楽しめるからな&br;&br;もう一つ。現在の話をしよう…全て捨てて風になって生きる前に。親父が言っていた事を思い出した&br;何かを護る意味を持って生きて欲しいと。憎しみで、当てつけのように生きて行くのを止めた今なら、それをもう一度見直してみてもいいと思った&br;あの人は、まあ子供の贔屓目を置いても善人だった。そして、7年くらいは帝国の庇護で生きてきたってのもある&br;まっとうに。自分の力を、自分と他の誰かが生きる道にすべく戦う。それが親父の生きた道なら、俺はそれを汲んでみようと思う&br;帝国に義理なんてないとはいったがな、旅してる間は楽しかった。それはつまり、楽しませて貰った分の借りがあるって事だろう&br;己が己であるために。自由な己である事が、人としての責任を放棄した好き勝手でない様に&br;まっとうに、受けた借りを返して、手に届く範囲を助け。過程で殺めた憎悪は全て受けて、己が力で筋を全て通して生きる&br;そうして生きて初めて俺は。生きている事こそ正義である、という己の信念に胸を張れると思った&br;今までの過ちも、これから犯す罪も。全て受け止めて、それでも為したい事の為に前に進む事が俺にとっての生きる事なんだ&br;&br;(だから、と言葉は続けず)&br;この戦役が終わるまでは帝国の為に、その地を護るために戦う事にした。その場所が宗爛の下でになるかは分からないがな&br;(さすがに、時間が経ちすぎた感もある。同じように戦える保証はない)} --  &new{2012-08-16 (木) 02:38:37};
---ふむ&br; (総てを聞き終えると頷いて)&br; うん、私もお前は旅人であるのが一番似合っていると思うよ&br; (短くそういって笑う)&br; (旅をしている最中思い出せば、積極的に道中何かを学ぼうとし、溶け込もうとするその姿は)&br; (実に楽しげであった。)&br; とりあえず、一先ず東へ戻る…という点は一致したと言うことで良かろうかな? -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-16 (木) 02:49:37};
---COLOR(#20b2aa){そいつはどうも。俺もな、親父が仕えてたのがお前みたいな頭悪い皇族だったら死なずに、死んでも満足で来たんじゃないかって思ったよ&br;(頭が悪いだろう。ついぞ、こいつの口からは皇族争いやら皇帝になろうなどという意思は見えなかったのだから)&br;(だが、それはきっと、人と触れあう生きていくならならば美点だ。蟲毒の中では生きられないであろうが、素直に好ましいと思えた)&br;&br;そうなるな、具体的な帰還ルートは後で考えよう。第一、宗爛が今どこにいるかも分からん&br;&br;ああ、先にその後の事について話しておきたいんだが。とりあえずお前についてだ&br;(魔剣を、刀身の方を指差し)&br;お前の戦う意思は確認したが、持ち手が俺でいいかは聞いてない。そもそも、俺がお前を手に取ったのも成り行きだったしな&br;解呪の方法がないとか気に入る奴を探していたら戦争が終わりかねないそういうのは置いておいて&br;やはり信念の下に戦うならお前自身が納得する持ち手であるべきだろう?&br;つーわけで、暫定の持ち手として、お前の相棒探しに協力したいわけだが。その辺りはどう考えてる?} --  &new{2012-08-16 (木) 03:03:23};
---………褒めているのか貶しているのか微妙なラインであるな&br; まあ頭が悪いのは自覚しておるぞ、広い視点で物事を捉えるなどという器用な事も出来ぬ&br; (母には実に申し訳ないと思う、けれど結局、やはり自分は向いていないのだ)&br; 一生懸命でなんとかなるほど政は甘く無かろう、増して私は今までそれから逃げてきた身だしな&br; 我が力と足りぬ頭、活かすのであれば上に立つより誰かの元で働く方が都合が良い&br; (開き直った様子で胸を張る)&br; &br;…まあ成り行きであるな&br;一番手っ取り早い方法はお前が誰ぞに殺されることであると思うが、他に穏便な解決方があれば良いが…&br; (腕を組んだまま、そのまま後ろにひっくり返る)&br;(床に頭をぶつけて「痛い」と小さく呻きながら)異論無いぞ&br; 腐れ縁という言葉もある、成り行きとはいえそこそこに長くを過ごした訳であるし私としてはお前で不満は無いがな&br; お前が我が力を持って何がしか為したい、というわけで無いのであれば逆に我が力、枷となろう -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-16 (木) 21:21:00};
---COLOR(#20b2aa){半分褒めて半分けなしてるかな。お前の頭が悪いのは自分はどうせ頭が悪いって思ってる所だ&br;お前が、お前の戦いに頭が必要だと思うなら今からでも勉強すればよかろうに&br;必要ないと断じるならそこまでだけどな。あって損はしない気はするぜ?&br;&br;そーなるな。所有権の交代が死らしいのは、最初に手に取った時にあのダメ領主を斬った時に分かってた事だ&br;(殺されてやれんから探すといっとろうに、と肩を竦め)&br;方法探しなら帝国の魔術の資料がある場所を回らなきゃいけない辺りが難儀だが…&br;(ひっくり返ったのを見て何やってんだおめえ。と笑いながら)&br;…ないのか? それならまあ、有難く使わせて貰うが…ふむ。枷はないが…&br;(しばしの思考)&br;もう少し明確にしておこうか。俺達が対等である為にな&br;とりあえず暫定で、期間はこの戦争が終わるまでお前の持ち手をやらせて貰おう&br;その期間内は、お前が壊れない範囲で全力を貸してくれ&br;その対価には、お前の戦争への意思、帝国を護るという目的を尊重して戦う事。期間後の持ち手の自由変更が出来る様に取り計らう。この二つを支払おう&br;腐れ縁っていうなら契約っていうのも他人行儀だし、これは約束って所でどうだ&br;(ひっくり返ったままの爛煌に尋ねる)} --  &new{2012-08-16 (木) 21:41:42};
---めん ど くさい(右にごろん)&br; 何がわからぬのかーわからーぬ、呪術のことだけ学んでいっきていたーいー(左にごろん)&br; (不抜けきった顔で左右にうだうだ転がりながら仰向けに戻る)&br; ……とばっかりいっても居られぬな、まあおいおい暇を見てな&br; &br; 愚か者め、死人に旅が出来るか&br; 他に穏便な解決策が見つからぬのであればお前は呪われたままであるぞ、気張って方法を探すと良い&br; (とはいえ、果たしてどこから当たれば良いやら自分でもさっぱりわからない)&br; (どう考えても外道の方法で造られた様子であるし、なにか書物が残っていれば良いが)&br; &br;……異論は無いがー&br; 異論はないが、その約束お前に利はあるのか?&br; 互いに利の無い約束でなければいまいち気が進まぬぞ -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-16 (木) 22:01:28};
---COLOR(#20b2aa){今ここに保存食の豆とかあれば投げつけてたな…!&br;(ごろごろしてる爛煌を見ながら)&br;そうそう。やる気があるんならまぁいいんだ&br;&br;呪われてる…ねえ。別に体調不良とかはねーんだが…&br;(どうも、魔剣がついてくるというだけで呪われているという自覚はないらしい)&br;ま、探す段になったら帝国を巡る事になるだろうな&br;&br;利ねえ…あんまりお前を武器扱いしたくないが、分かり易く言えばお前以上の剣はなかろ&br;腐れ縁だけあってもう随分手に馴染んでてな、手放さずにやれるなら十分利点さ&br;そっちこそ異論ないらしいが、さっきの条件で本当にいいのか?} --  &new{2012-08-16 (木) 22:10:54};
---まあ暇が出来ればやるつもりではあるが暇が出来るかは別であるな!&br; やる気だけはあるのであるがなーっ&br; 残念であるなーっ(ごろりごろり)&br; &br;何も体調を崩したり命を吸い取ったりばかりが呪いではないぞ&br; 現にこうして私が憑いている事によりお前の行動の選択肢は狭まっている訳であるしな&br; 意地悪く考えれば魔剣たる私がお前を村まで呼び込んだ、という考えもあるわけであるし、もちっと私を恐れよ&br; (と、威厳も畏怖も感じさせない姿でごろつきながら言うと)&br; (のろのろ起き上がる)&br; &br;武器扱いしてきたと思えば今度は一転してそうしたくない等と…&br;いよいよするへいむの空気に充てられたか…、大丈夫か?羽根など生えてきておらぬか?&br; 何ぞ素直すぎて気味悪いがどこぞの商人に売り飛ばすつもりではあるまいな…&br; (疑わしい、といった様子のジト目で暁翼を上から下まで睨み上げ)&br; (とはいえ悪い気分でも無かったらしく、一転してにんまり笑う)&br; くどい、構わぬと言っておる -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-16 (木) 22:24:35};
---COLOR(#20b2aa){仕方ねえな、戻ったら宗爛に暇が出るようにちゃーんと言っておいてやるからな&br;(にやにや笑いながら頷き)&br;&br;…ほう? 行動の選択肢ねえ…そこまで制限されてると思った事は無いが…&br;魔剣ってそんな能力もあんのか…?&br;(そういうものか、と納得する、が)&br;でもお前を畏れるってのはないなー&br;(少なくとも恐怖を感じる事は無いな、と笑う)&br;&br;ただ単に、ただの武器と対等になる気はないってだけだろ?&br;生えたら飛べるから強くなりそうだけどな(カカカと笑い)&br;よろしい。なら約束は成立だ。破らないようにしようぜ&br;(とりあえず握手だと手を伸ばした)} --  &new{2012-08-16 (木) 22:33:40};
---いらぬが(真顔)&br; &br; 良く聞く話しであるぞ、封印された悪霊だの悪神だのを近所の童子が解き放ってしまうという話は&br; 封印されて尚、抑えきれぬ力が偶然に波長の会った相手を引き寄せるのであるな&br; お前は肝が太いというが図太いからな… 仏に遭うては仏を殺し、師に遭うては師を殺し、まこと不遜な男である…&br;後々に恐怖して後悔しても私は知らぬからな!&br; &br;……お前は羽根が生えても可愛げが無さそうであるなー…そのままで良い&br; (砂糖菓子を抱えたまま寝こけている妖精を見ながら首を振る)&br; 約束が成立、というのも妙な言葉であるな…&br; 一度した約束は破らぬ、任せておくが良いぞ&br; (伸ばした手を掴む、考えてみればなるほどこうしてキチンと触れ合うのも初めてか)&br;&br;http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst080790.jpg &br;&br; (…初めてか?と首を傾げた)&br; ……いや始めてであるな、うむ -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-16 (木) 22:57:57};
---COLOR(#20b2aa){遠慮しなくていいんだぞ?&br;&br;…へぇー。確かにそういう逸話は何度も聞いた事があるが…&br;なるほど。呪術師から見ると、そういう理屈だったわけか……&br;(畏れるというよりは、教訓話や伝奇の類だと思っていた事に理屈が存在した事に感動しているようだ)&br;無用な殺生する気はないがね、立ちはだかるなら仏でも師でも払いのけるしかあるめえ&br;&br;可愛げって羽から出て来るもんじゃねえしな…ああ&br;(何故羽か、というのが寝ている妖精の姿で分かったらしい)&br;まあ気にするな、格好よけりゃいいんdな…俺も。この約束を破るのは自分を裏切る事になる。必ず護るさ&br;(事情や状況ではなく、互いの意思によりきちんと触れあったのは初めての気がする)&br;(するのだが…?)&br;…ん? 何が初めてだって?} --  &new{2012-08-16 (木) 23:13:51};
---(首を捻り、難しい顔で考えて混んでいたが、やおら真面目な表情で顔を上げ)&br;…………寝ている間に私に何ぞしていないだろうな&br; こう……不埒な事とか -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-16 (木) 23:46:23};
---COLOR(#20b2aa){(どうにも。脳裏に何は引っ掛かる物があるのだが…)&br;(昔話の様な遠い記憶は……)&br;…?&br;(妙に真面目な顔で顔を上げる爛煌に、何があったかと見返し)&br;寝ている間に…?&br;(言葉を聞いて真顔で見返し、安心しろと肩を叩き)&br;俺は子供に手を出すほど飢えてないから安心していいんだ&br;(偽らざる本音であった)} --  &new{2012-08-16 (木) 23:55:30};
---………&br; (笑顔でそっと肩に置かれた腕を逆に曲げる)&br; &br;そうと決まれば今日は早めに休もうぞ、帰路へ着く旨黒山羊にも伝えねばなるまいしな&br; 兄君殿が現在どこへおるのかは分らぬが、まあ前線に出てきておろうし…&br;……すぐ会えると良いのであるが…&br; (そう呟くと、欠伸を一つしてゆっくりと姿を消した)&br; (以前「寝ないし疲れない」とぼやいていた魔剣が、いつの間にやら眠気を訴えて睡眠をとるようになっていたのであるが)&br; (その様子と振る舞いがあまりに自然な調子だったので、お互い暫くの間違和感に気付かなかったという) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-17 (金) 00:15:19};
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-COLOR(#20b2aa){(高く、山を昇る様に街を昇ると着いた首都の中層)&br;俺が愉快ならそこら歩いてる奴全員愉快だわ、見てみろよ&br;(と指し示す、首都中層の大通り。アンデッドやゴーレム以外の住人は、皆ガスマスクだった)&br;息苦しい。こっちで言うあれだ、毒を防ぐための仮面と同じじゃねえかな&br;出て来る時はつけろよ、どうもこれがここの常識らしい&br;(ほぼ例外なくつけているという事はそういう事なのだろうと)&br;で、何処行く? それとさ、この辺もさっきみたいな汚染はありそうか? ぱっと見じゃ分からねえんだが} --  &new{2012-08-13 (月) 02:13:20};
--………愉快であるなー&br; (ここまで徹底してれば壮観である)&br; (つまりコレをつけていれば人間で、つけていないものは人外か、と納得した)&br; 成る程、様々なデザインがあるのも同じであるな&br; …しかしあれであるな、他の街ではそう見なかったのに、ここでは人外の者が多いな?&br; (道行く住人たちを眺めながら、感心したような声を挙げる)&br; (こちらの人間は総じて亜人や奴隷への扱いが悪いものと思っていた)&br; うーん…兵器の開発ができそうな場所…&br; …といっても分らぬな、聞き込みも怪しまれそうであるし…&br; こういう時はどこに行けば一番効率良く情報を収集できるのだ?&br; 酒場であろうか? -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-13 (月) 02:23:44};
---COLOR(#20b2aa){見た感じ必須装備みたいだな、亜人用の形が変わったマスクもあるみたいだし&br;しかし毒の気が出てる感じはしないんだがなぁ…&br;&br;多いな。でも亜人と人間は距離離して歩いてるぜ…仲は良くなさそうだ&br;(目ざとく、人通りの中からそれを見て取ったらしい)&br;工房みたいな所か? アテも無く探すのもな…&br;情報屋を探すか。噂話レベルでいいなら酒場でも聞けるしな&br;(さすがに、初めて着た街ではそれくらいの指針しか示せない、酒場を探す事にして歩きだすと)&br;ここか&br;(ほどなくして酒場の前に着いた)} --  &new{2012-08-13 (月) 02:31:35};
---毒気が出ているか出て居ぬかはわからぬがなー…&br; しかし出ていたら野生動物が生きてはいけまいと思うのであるが…&br; (適応するといっても限度があろうしな?と袋の中の妖精を思い出し)&br; まあ亜人と人間が手をとって仲良く出来ている土地などそうはあるまいなー&br; こっちだって完全に差別が無いというわけでもなし&br; (酒場までの道、珍妙な連中を見ながら耳を傾けてみるものの)&br; (そもそも立ち話、世間話、というものをしている人間を見つけられなかった)&br; (まあガスマスクをつけていては話辛いか、と納得する)&br; (酒場では流石に皆饒舌になろう、と期待してみたものの)&br; &br;……酒より水のほうが高いぞここ…&br;…というか水で金が取れるものであるのか… -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-13 (月) 02:51:25};
---COLOR(#20b2aa){…じゃあなんで防毒のこれをつけてんだ?&br;(屋内ではさすがにガスマスクをつけないらしい。外して一息吐くと酒場に入る)&br;まあそりゃそうなんだが、なんかギスギスしてるっつーか…&br;(上手く言えなかったため、口を結ぶ)&br;&br;(カウンター席に座り、とりあえず安酒を頼んでから)&br;確かにな…いや、水な貴重な地域では金取るもんだぞ?&br;でもなぁ…この街、水源があるって聞いてたんだがな&br;(酒場のマスターに聞いてみるか、と話し始めた所)&br;(とりあえず分かったのは、工業などにも水を大量に使い、貴族が水をどうにかできる立場でそれ故に高いらしい。という事だった)} --  &new{2012-08-13 (月) 03:07:07};
---いわゆるおしゃれの一貫ではないのか?もしくはお守りのようなものであろうか…&br; 大体屋内でつけぬ意味がわからぬぞ&br; 外が汚染されておれば中もそうであろうに&br; (いまいち勝手がよく分らぬ他所の土地、事情を聞いてみれば成る程、と納得する)&br; (聞くに、ここは中層部で、更にここより酷い下層部、そして貴族が住まいを構える上層部があるらしい)&br; (上層部へ行けば何やらわかるだろうか…と考えるものの、そも一般人は上層部への立ち入りは難しいという)&br; (それも当然といえば、当然か)&br; …黒山羊の威光を使って何とかできぬかな?&br; (酔っぱらいの戯言の中に何や有益な情報でも入った居らぬか、と耳を傾けるものの)&br; (戦でまたれーぶんふっくやらなにやらがどうとか、とかそんな戯言の類しか聞こえなかった)&br; -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-13 (月) 03:23:59};
---COLOR(#20b2aa){お洒落ねえ…息苦しい上に顔が見えないのに? 文化ってのも色々だな…&br;…そいつはちょっと気になるな、それも聞いてみるか&br;(また酒場のマスターを捕まえて話等聞きつつ…)&br;&br;あいつらのコネを借りるなら明確な理由話して納得させねえとダメだがなんかあるか? &br;貴族の住んでる区域ねぇ……もう少し中層の酒場でも回って情報集めるか。それともその上層の入口くらいまで行ってみるか?&br;(門番に話が聞ければ何か分かるかもしれんし、と提案する)} --  &new{2012-08-13 (月) 21:54:27};
---ち 知的好奇心を満たすため…では駄目であろうか&br; ………そもあやつら今どこにおるのだろうな、今頃戦であろうか…&br; (そも情報集めの仕方などわからない、上げられた提案に同意し)&br; ここではますます戦の現状、わからぬからなー…&br;それも含め情報を知りたい所である -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-13 (月) 23:30:40};
---COLOR(#20b2aa){なんか誤魔化してるのがバレバレなんじゃねーかなそれ…&br;さてな、向こうは向こうでやる事があるんだろう、いちいち俺達に教えたりしないだろうけどな&br;&br;そもそも戦の正確な現状なんて平民には伝わらんからそっちは難航すると思うが&br;とりあえず、別の酒場も探してみよう&br;(と、今居る酒場を出て、別の酒場がないかと探す。なお妖精は『シラナーイ』らしい)} --  &new{2012-08-13 (月) 23:40:19};
---しかし真っ正直に言った所で教える…ような気もするが…&br; (機密であろうと何であろうと、愉快そうだと思えば教えそうな連中ではあると思う)&br; (地元民なら何ぞ知らぬか、と妖精に聞いてみたところ帰ってきた返事は、やはりそれで)&br; ……んー、まああれである&br; 何ぞ変わったことはないか、とかそんな感じの柔らかいところから聞いていこうぞ&br; (酒場を移り、似たような事を繰り返す内 どうやら何がしかの兵器を開発していたのは確からしい、と判った; (鬱陶しいぐらいのゴーレムやアンデットがいた、最近見なくなったということは既に開発は終了しているのだろう)&br; (それこそ高名な研究科や技師であれば、何ぞわかるかもしれないが)&br; (その日暮らしの酔っぱらいにはそれ以上詳しいことはわからぬ…)&br;&br; (それだけのことを聞き出すだけで、2日程潰れた)&br; (泊り賃はやたら高額な割に、粗野なベッドの上で死んだように突っ伏す)&br; ………しかしこの国、思いの外文明が発達しておるな&br; 環境こそアレであるが、銃…といったか、あれは凄いな… 良くもあれだけの武器を人の手で作れたものである… -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-13 (月) 23:56:41};
---COLOR(#20b2aa){あいつらの場合は興味を引くかどうかが大きいのかもな…&br;(まあ、積極的に手を借りるのも何か違う気がしたので、この案は保留にした)&br;&br;ま、そのくらいが妥当だろうな&br;(同意して、地道に噂話を集める。まあ、正確な情報こそでないものの)&br;(この国がどういう場所なのかについては大分知ることが出来た)&br;&br;(お互い集めた情報交換しつつ2日ほど経過し)&br;(ベッドに突っ伏した爛煌を横目に、妖精にドライフルーツを与えている暁翼である)&br;ああ、これはやばい。一丁なんとか手に入れたけど…&br;もし西の国全部にこいつが配備されてたら…帝国は下手すると負けてたんじゃないか&br;(実物を見ながら、唸る)} --  &new{2012-08-14 (火) 00:05:55};
---剣でドンパチするより余程楽に人が殺せるなこれは&br; …我が国に持っていった所で、これが量産できるとも思えぬ&br; (美味いか?美味かろうな、羨ましいな、と妖精に絡みながら寝返りをうって)&br; この技術力であれば確かに、何やら凄い兵器を開発している…と言われても信じられるな&br; えぇと…なんであったか…お、おりはるこん…&br; 聞いたことも無かったが、炎や熱に強く、打撃にも強いのであったか…&br; ここでしか取れぬし加工できぬ、と聞いた&br; なんとも奇っ怪な街であるな…&br; (見たことも聞いたこともない、お伽話の産物かと思われるような物が次々に出てくる)&br; (こうも纏めて、想像の範疇外の代物を目にすると流石に頭が痛い) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-14 (火) 00:17:52};
---COLOR(#20b2aa){ああ。鉄の鎧くらいなら簡単にぶち抜くし…何より、使い方覚えるのが早そうだ&br;剣も弓も、訓練してから使い物になるまでかなりかかるのにな…&br;『オイシイヨー』&br;(とドライフルーツを一つ無邪気に持って来る妖精)&br;&br;…凄い兵器ってこいつの改良型とかかねえ(マスケット銃を見て首を捻り)&br;ああ、なんか特産らしいな…あの、大地の澱んだ場所で取れるって&br;死体が普通にうろついてる街だけはあるな…上層に行くのは明日にして今日は休むか?&br;(情報屋が捕まるのはもう少し後だし、理解し辛い文化と代物に囲まれたのでこちらも認識を整理すべきだと思ったのだ)} --  &new{2012-08-14 (火) 00:29:42};
---引き金を引くだけ、であったか?&br;まこと恐ろしい武器であるな… 噂には聞いておったが、間近に見るのは始めてである&br; (左様かー、とぐったりした様子で妖精を突く。)&br; (そろそろ名前も決めてやらぬとな、と独りごちながらのろのろベッドから起き上がり)&br; …うむ、病は気からとも言うし、気のせいやもしれぬが…&br;やはりこの土地はしんどい 少し休ませて貰うぞ&br; (ゆっくりと姿を消す)&br; (それから、思い出した というように)&br; れーぶんふっく…なる騎士がな、話しやすいと聞いた&br; 話しやすい…?まあ、他の貴族よりは話しやすいと&br; (訳の分からないことばかり言うが、うんとおだててやればやりやすいと笑う酔っぱらいの顔を思い出し)&br; …そこをあたってみるのも良いやもしれぬ&br; (とだけ言い残し、剣は喋らなくなった) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-14 (火) 00:37:57};
---COLOR(#20b2aa){火をつけたりもうちょい手順はあるけどな&br;教えられりゃ子供でも出来るんじゃねえか…子供に持たせるには重いけど&br;(妖精は遊んで貰っている感覚らしく楽しそうである)&br;…ん? あの魔術汚染の場所だけじゃなくて、この辺でもか?&br;(ありえない話ではないが、顔を顰めて心配そうに)&br;レーヴン…? じゃあ、ダメもとでそいつの所に行ってみるか&br;場所を調べてから寝るかね…&br;(と、魔剣を置いて情報収集に再度向かった)} --  &new{2012-08-14 (火) 00:45:36};
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-COLOR(#20b2aa){(スリュヘイム行きの話が出て、出発してからしばし。無事入国し、首都の辺りを目指さんとした)&br;(旅自体は上手く行く。そして、件の魔術汚染地域とやらにきた)&br;(場所は、スリュヘイムの首都の下層。魔術汚染の強い地区)&br;…おい爛煌。柱の騎士切った時みたいに気分悪くなったらすぐ言えよ、なんだこりゃあ…&br;(素人目にすら明らかに分かる異常。植物が螺子くれ、大地が澱んでいる。そこにしかない稀少鉱物等も取れるらしいが…)} --  &new{2012-08-12 (日) 23:36:07};
--(いつもは見慣れぬ景色に騒がしい背後であったが、いつの間にやら静かになっている)&br; (見ればその姿はなく、剣に戻ったようであった)&br; ……ここで戦うのだけはやめて欲しい、胃もたれしかねん&br; (氣を見るまでも感じるまでもなく、よくもここで人が住んでいける物だと感心する有様だ)&br; (自分の住んでいた土地も大概であったが、ここに比べれば楽園だったか、と思う)&br; 人の創りあげた街であるな…&br; 成る程、ここでなら何が造られてもおかしくはないか…&br; (何ぞ面白そうなものは見えるか?と剣が尋ねる) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-12 (日) 23:42:48};
---COLOR(#20b2aa){(眠りを決め込んでいた梟が事前に「長居すると変異しかねんぞ」と起きて2人に警告してきたほどである)&br;分かった。そうなると、妙な化物に出くわす前に退散した方がよさそうだな…&br;魔術汚染。とか言ってたが…なぁ、術師ってのはここまで土地を澱ませられるもんなのか?&br;(名前からして、改造された土地なのではないかと思ったが。人の手には余る様に見えて仕方がない)&br;(面白そうな物、と言われれば周囲に視線を巡らし)&br;見た事もない草木に、虫も居るな…ん?&br;(木立の方から視線を感じて、振り向いた。その先には…)…?&br;(羽を持った人の様な物が見えたのだが…)} --  &new{2012-08-12 (日) 23:50:19};
---分らぬ…、大体普通はこうなる前に人が去る&br; 生まれついてこういう土地…というわけでもあるまいし、なにゆえここまで淀んだのやら…&br; (何の変哲も無い土地をここまで濁そうとしても、恐らく上手くはいくまい)&br; (ここまで来ると最早呪いじみている)&br; ……しかし、この土地に適応してまで住む人間がいるのだな…&br; 住み辛ければ他所へ行けば良い…と言うのは簡単であるが、しかし…&br; (やたらに巨大な花だの、化物じみた大きさのコオロギだのに顔を眉を顰める)&br; …?&br; (不意に声を止めた暁翼に、こちらも声を止める)&br; 何事かあったのか? -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-13 (月) 00:04:46};
---COLOR(#20b2aa){確かに、普通は生きていけないわな…だが、これよりもう少しマシな程度な所にゃ人が住んでんだ&br;お前にもわからんか…&br;(なら俺には理解不能だな、と思考を切り替える)&br;お高い金属が取れるからかねぇ…?&br;(何事かあったのか。と聞かれると動作だけで頷き)&br;(ぱ、と俊敏に樹の方に駆けよると、手を伸ばし…)&br;…なんだこりゃあ&br;(それは20cm程で。人の形をしており。何か蝶の羽のようなものがついている)&br;なんだこりゃ&br;(手の内でばたばた暴れるそれを見てもう一度)} --  &new{2012-08-13 (月) 00:11:39};
---金属か、金属は重要であるな&br; (故郷でも高値で取引されていた。とはいえ、いわば金のためにここに住めるか、と言われれば)&br; (それもまた微妙である)&br; (この土地の状態を何か有益に使える人間がいる、ということであろうか…と)&br; ……なんだそれは&br; (考えを巡らせていた所で、暁翼の捕まえたそれに目を留める)&br; 新手の虫であるか…? -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-13 (月) 00:16:57};
---COLOR(#20b2aa){帝国じゃロクに取れないからたけぇもんなぁ…&br;…奴隷を住ませて危険地域で金儲けの為に…なら国まではならないか&br;(難しいな、と黙る。中々、成立を探るのは難しい)&br;&br;わからん&br;(これ以上ないストレートな返答をしつつ)&br;…羽は虫っぽいが…&br;『ムシジャナイカラハナシテー!』&br;(喋った)} --  &new{2012-08-13 (月) 00:35:06};
---…虫が喋った!!&br;おいこの虫喋るぞ!!面白いぞ!!&br;(思わず飛び出してくる)&br;(間近で見れば見るほど、人間にそっくりだ、と感心しながら)&br; お前の読んでいた本には載っていなかったのか?この虫…じゃないと申す虫&br; (妖精などという可愛らしい存在は知らない、ゆえに虫呼ばわりである) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-13 (月) 00:39:53};
---COLOR(#20b2aa){え? ああうん…&br;(まさか喋るとは思っていなかったので手を離せば、出てきた爛煌の目線辺りに飛ぶ)&br;載ってない載ってない。虫じゃない虫って新しいな…名前は?&br;&br;『ヨウセイダヨー』&br;ヨウセイダヨーらしいぞ…!&br;(喋る虫との邂逅で何か良く分からない事になっている)} --  &new{2012-08-13 (月) 00:43:15};
---落ち着け、恐らく「だよ」は語尾であろう…!つまりヨウセイが名前…&br; 名前であるか… 陽性、要請…珍妙な名であるな…?&br; (飛ぶ様子を見ればますます虫にしか見えない)&br; (精巧に出来た玩具のようにも見えて、捕まえようと手を伸ばし空振る)&br; …うむ、生きているなー…&br; ヨウセイとやらはここの住人であるのか?&br; ここの住人はえらく小柄であるな… -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-13 (月) 00:54:17};
---COLOR(#20b2aa){なん…だと…!?&br;(未知との遭遇に震えつつ、やりとりを爛煌に任せて見ると)&br;&br;『ヨウセイ、一か月クライ前に生まれたバッカリダヨー』&br;『カソウに住んでるヨー』&br;『おっきい別の種族もいるヨー。サイキンニンゲンコワイケドー』} --  &new{2012-08-13 (月) 00:58:30};
---むむ…産まれたばかりのヨウセイ…&br; 火葬?仮想?…確かに仮想上の生物らしい見た目ではあるが…&br; …下層?&br;なんだそれならそうと早う言え、下層か…&br; (おっきい別の種族もいるだと?!と一人盛り上がりながら会話を続けていく)&br; (最終的には等身大ヨウセイとやらも出てくるのではないか、と地味に期待しながら)&br; 人間、ああそうか人間もいるのか…&br;まあ戦中であるからな、ここからの出兵した者がおるのだろう&br;…おるのか?&br;……ここの住人、マトモに戦えるような身体具合であるのか? -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-13 (月) 01:14:35};
---COLOR(#20b2aa){『カソー。カソー。』&br;(ぱたぱた飛びながらそういう仕草は幼い)&br;『ジュウジン(獣人)トカー、トカゲとかー(リザードマンだろう)』&br;『イルンジャナイカナー。ニンゲンとアジン仲良くないからワカンナイ』&br;(首をふるふる振る妖精である)&br;&br;身体具合ねえ…街に上がって見ないとわからんかもな} --  &new{2012-08-13 (月) 01:23:01};
---獣人とかトカゲ…あまり可愛らしい感じはしないな&br; ……暁翼、これ飼って良いか?&br; ………駄目か&br; 人間と亜人、ヨウセイは亜人の一種であるのか …特別身体が人より強かったり&br; 他に秀でていたりには見えぬが、やはり人間とは違う能力があるのか?&br; (妖精を目で追いすぎて具合が悪くなったのか、一旦剣に戻る)&br; (黙り込んでいる辺り、まだ妖精を目で追っているらしいが)&br; ん&br; そうであるな、とりあえず生きているものがいるらしいことは確かであるし&br; ここで奇っ怪な植物や虫を見ているより、余程為になりそうである -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-13 (月) 01:32:26};
---COLOR(#20b2aa){『ウリモノジャナイヨー ゴハンクレルナラツイテクヨー』&br;…ダメっつーかなんつーか…なぁ&br;(どないせーっつーのと顔に書いてある暁翼である)&br;&br;そりゃ生き物が居なけりゃ街も国も出来ないだろうが…&br;おし、それじゃ移動するか。ずっとここに居たら身体に悪いだろ、俺もお前も&br;(そう言うと、とりあえず街のある方向へ歩きだす)} --  &new{2012-08-13 (月) 01:39:02};
---左様か!&br;(意気揚々と再び飛び出してくる)&br; (勝手に食料袋に手を突っ込んで乾パンを取り出すと)&br; 駄目でないのなら良いのだな!&br; (となんとも勝手な理屈で餌付けを始めた)&br; (持ち手の顔色など見ない知らない)&br; 不死者だけの街というのもあるやもわからんだろう&br; 死体が歩き出しても驚かんぞ、この土地では&br; (移動を始めれば再び剣へ戻る)&br; (目的地までの道中、妖精との会話で忙しいのかやかましいことこの上なかった) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-13 (月) 01:45:50};
---COLOR(#20b2aa){『キョウカラオニンギョウサンー』&br;(見事に飼われる事になった名前の無い妖精であった)&br;いや、いいけどな。お前が面倒見るなら&br;(肩を竦めて認めるのだった)&br;&br;街はそうだけどさ、国は無理だろう。政治とかあるんだから…&br;(やかましい二人の会話をBGMに、街に着くと防毒マスクを買わされた。とりあえず二個買い、一つを装着)&br;…息苦しいなおい} --  &new{2012-08-13 (月) 01:50:46};
---名前を決めねばなるまいなー&br; (道中気楽なものであったが、街へ到着する前に妖精を食料袋に押しこむ)&br; あまり人と仲良くないのであったな、万一ということもあるから隠れておると良いぞ&br; (と袋に話しかけてから、暁翼の方を見て)&br; …………愉快な格好であるな…?&br; (何といって良いかわからないので、とりあえずそう一言)&br; (息苦しさも良くわからないので首を傾げる)&br; 息苦しいのか?&br; ……私もせねば妙に思われようか…&br; (空いている防毒マスクを見ながら暫し悩み)&br; (姿を消した)…それはちょっとつけたくないぞ、面白すぎる -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-13 (月) 02:00:36};
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-腹が減った…&br; (とある街の宿屋、いい加減ベッドにも慣れた。)&br; (肌触りの悪いシーツの上転がりながら呟く。)&br; (腹が減ったといっても、物が食べられる訳でもあるまいに何を、と見れば)&br; ……戦が始まっておるらしいな&br; (むくりと起き上がる)&br; ………こんなことをしていて良いのだろうか&br; (表向きには、西が押している、勝利の日ももうすぐだと詩ってはいるが) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-12 (日) 21:33:27};
--COLOR(#20b2aa){…食べられないのに、腹が減るって感覚はあるのか?&br;(さすがに手元に新鮮な飯があったりはしないので、保存食を入れた袋に目をやりながら不思議そうな顔をする)&br;(窓の近くの椅子に座っていた、窓から外を眺め)&br;再開した、だな。こんな街でも聞けるって事は大規模なのかもしれん&br;手持無沙汰なら街を回るなりなんなりしてくるか?} --  &new{2012-08-12 (日) 21:41:22};
---私にも良くわからん、しかしこの感覚は腹がすいた感覚…のような気がする&br; (のそのそ這い出して、袋から干した魚を取り出し齧る。)&br;&br; (相変わらず味も無ければ飲み込む事も出来ず、確かに噛んだ筈であるのに跡の一つも残っていないそれを再び袋に戻し)&br; …兄君殿達の軍は無事であろうか&br; ……お前の部下がどうなっているのか気にならぬのか?&br; (ここにいては戦の正確な情報を得るのも難しい)&br; いや、この街はもう良い&br; するへいむ…とか言う所に行ってみたい&br; (スリュヘイムという地に帝国を叩き伏せる兵器が眠っているらしい、なる噂を聞いた)&br; (酔っぱらいの戯言の類であろうが、どうにも気になる) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-12 (日) 21:58:54};
---COLOR(#20b2aa){…人間としての感覚が少し戻ってきてるとか?&br;(しかし、やはり食べられなかったようなので首を捻った)&br;&br;さすがにここからじゃ分からんな。よほど無茶な命令が帝国から来たんでもなければ大丈夫だと思うが&br;ここからでも知る方法があれば気にするけどな、不可能な事で気を揉んでも仕方なかろ&br;(そういうと、手元で閉じていた本を、指をかけて途中にしていた所から読み始める)&br;(最近、よく本を読むようになった暁翼は、熱心に様々な書を読んでいる)&br;(西方の字が読めるのかと言われれば否だったが、住民に真面目に教わって平易な文程度であれば読みこなせるようになっていた)&br;(なお、最初は絵本だったので基本的にそれを見た人間には笑われていたものである)&br;&br;する…スリュヘイム? 西ローディアの南の国だよな、土地が汚れてて食い物がない国らしいが。足を延ばしてもいいけどなんでまた?&br;(すらっと出て来る辺り勉強の成果であろう。問い返しは、理由が気になってのものらしい)} --  &new{2012-08-12 (日) 22:08:10};
---確かに道理ではあるがな&br; それでも気になるのが人の心というものであろう&br; (何を読んでおるのか、と覗きこんでみてもさっぱりわからない)&br; (どうやら識字率の高いらしいこの国で、よくもまあ大胆なことを、と呆れたものだが)&br; (帝国のスパイでは等疑われる度に、口八丁でのらくら切り抜ける姿を見るに、旅暮らしが長いだけはあるかと感心した)&br; なんでといっても…&br; 何ぞ強力な、秘密兵器…なるものが眠っているらしいぞ&br; ……と飲んだくれが言っておった、気になるであろう&br; ならぬか?&br; (次いで言えば、何やら陰なる氣を常に感じる…のであるがこれは感覚的なことなので口には出さない)&br; (あのような氣に満ちた土地で、どうやって人が暮らしているのか気になる、という思いもあった) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-12 (日) 22:17:44};
---COLOR(#20b2aa){…ふむ。そういうもんかもな(軽く同意して頷き)&br;まあ、戻った暁には顔を見に行ってやればよかろ&br;&br;(覗きこまれれば、表紙を見せてやるが読めないらしい)&br;(この辺りにある逸話や説話のようなものをまとめてものだぞ、と教えておいた)&br;なんだそれ、ヴァイド達から聞いたのか?&br;(そうならば確証もあろうものだが、そんな事を漏らすだろうかと疑問顔で)&br;ってのんだくれかよ! アテになんのかその話……いや、なるっちゃなるが…他に理由とかないのか?&br;まぁいいけど(爛煌からの行動希望は尊重する事にしている、前向きならば汲もうと)&br;…んじゃ出発は明日の朝にしようぜ。飯が少ないらしいから準備しておかねえと} --  &new{2012-08-12 (日) 22:32:27};
---(とはいえ果たして戻ることが出来るのやら)&br; (ため息をつきながら、見せられた表紙に目を細める。やはりよめない、蚯蚓がのたくったような字だな、と思う)&br; …なんぞ面白い話でも乗っておったか?&br; (のそのそベッドの上に戻って、腹を抱えながら尋ねてみる)&br; &br;……なる、かもしれぬ&br;ならぬかもしれぬ、あの男昨日まで神聖騎士団の一員であったと言っておったが&br; 今日会ったときはするへいむの名誉騎士であると吹いておった&br; (自分の口から言ってみるとますます胡散臭さが増した)&br; (駄目か、とつきかけたため息を飲み込む)…良いのか&br; 私は今からでも良いぞ、飲まず食わずで良いからな&br; (起き上がって宣言するものの、暁翼はそうもいくまい。再び寝っ転がる)&br; …では出発となれば呼んでくれ&br; 腹が減ってしょうがない… 少し戻る&br; (ゴロンと寝返りを打つと同時に少女の姿が消えた。剣に戻ったらしい) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-12 (日) 22:48:24};
---COLOR(#20b2aa){名前のある騎士の活躍話だとか統一王朝時代?の昔話とかそういうの&br;だいたい誇張とか入ってんだろうけどな。なんつーか西の考え方みたいなのがなんとなくわかる&br;&br;神聖騎士団……スリュヘイムの名誉騎士…日毎に所属変わってたらすげーなおい&br;俺とそれを乗せてく馬はそうもいかんからな&br;(肩を竦めて、本を閉じると立ち上がり)&br;…やっぱ腹減るのか。なら飯も食えるようになりゃいいのになぁ。あいよ&br;(ともかく、出発の準備をせねばなるまい。部屋を後にしていった)} --  &new{2012-08-12 (日) 23:06:36};
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-COLOR(#20b2aa){(ヴァイドらに連れられ本爛と出会った後。とりあえずの「戦争から離れてみる」という目的のために訪れたのは西ローディアの街道沿いの街だった)&br;(戦争中でもそれない以上に賑わっている街に入ると、旅行者らしくとりあえずは宿を探す)&br;西も、人の流れみたいなもんが全く違うって分けじゃないか…&br;(以前として変装は完璧に近い為、特に不審に思われる事も無く街の入口からさてどこに行った物かと周囲を見回す)} --  &new{2012-08-09 (木) 22:47:29};
--http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst080709.jpg --  &new{2012-08-09 (木) 23:11:35};
---まあ所変われど住むのは同じ人間であるからな…&br; (上の空で返事を返す爛煌。慣れない服に身を包まれ、どうにも落ち着かない様子である)&br; (東へ戻るまで剣の身のままで居れば、このような窮屈な服を着なくて済むものを)&br; (それはならぬ、と皆口を揃えて言うものだから、つい押されてしまった)&br; (服に慣れるまでは落ち着いて周囲を観察する余裕もないらしく、なんとも言えない様子でスカートの裾を摘んでひらつかせている)&br; ……西の人間は良くこのような落ち着かぬ格好で過ごせるものであるな -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-09 (木) 23:20:29};
---COLOR(#20b2aa){なるほど。考え方とかその辺は大分違うみたいだが、結局人間に必要な物は変わらないって事か&br;(一方、傭兵風のこちらの格好は堂に入ったものであり、年若い傭兵として見るなら全く遜色ない)&br;(本人も着せられて数日で馴染ませてしまったくらいである。武具であるのがよかったのだろうか)&br;(爛煌の言葉を聞いて、その姿を見て頷き)&br;単に慣れの問題じゃあないのか? スカートって言ったっけそれ…なんで足を覆うようにしなかったんだろうな&br;女的にはそっちの方が洒落てるのか?(等と聞きつつ、目を街に戻し)&br;酒場みたいのに宿屋っぽいのはあるな。後は…(遠目を利かせて建物を物色している)} --  &new{2012-08-09 (木) 23:30:13};
---人食い蛮族がこうして紛れていると知ったら大騒ぎになろうなー…&br; (そもそも確りとした下着を着ける習慣がない、その為窮屈であるような)&br; (反面やたら下半身がスースーして落ち着かないような、とにかく着心地が悪い)&br; 全くである、腰が冷える…&br;女人にこのような格好はよろしく無いのではないか…洒落てるかどうかはわからぬが…&br; 慎みが無いような気がするな…&br; (胸元の辺りも落ち着かぬ、この国の女はいわゆる好き者であるのか…?と一人ぶつぶつ呟いていたが)&br; ………して、これからどこにいくのであろう? -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-09 (木) 23:43:19};
---COLOR(#20b2aa){日頃から常に食ってる奴なんていねぇだろうになぁ&br;(そういう問題ではないのだが、文化の違いというものは難しい)&br;腰が冷えるんなら確かによくはなさそうだな、身体より見た目重視なのか…?&br;慎みねえ…別に娼婦とかだけが着る服って訳じゃなさそうだが。服屋でなんでそういう形なのか聞いてみたら面白そうだ&br;(服屋も探すかね、と頷き)&br;今日はここで一泊するだろうし街を一周してから寝床探しでいいんじゃないか。なんかやっておきたい事あるか?} --  &new{2012-08-09 (木) 23:50:48};
---弔いの一環であるからな、私より見れば暗い地面の奥へ死人を押し込め石で蓋をするほうが余程に&br; 非人道的に思えるが… 文化の違いであるかなー&br; (やっておきたいこと、と聞かれてようやく顔を上げる)&br; ん…特に浮かばぬ…&br; そういう暇つぶしはお前に任せる、私は後ろよりついていこう… 靴もな、向こうと随分違うゆえ歩きづらい&br; (普段履いている高下駄染みたあれよりは、余程革張りの靴のほうが歩きやすそうに見えるが)&br; (あちらになれると、どうにも視界の低さが気になるらしい)&br; …それと私はなるべく口を開かぬようにしよう、向こうの訛りが強いゆえ怪しまれよう&br; (長く旅を続けてきた暁翼と違い、順応が遅いらしい)&br; (細かいイントネーションの違いがどうにも真似し切れない) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-10 (金) 00:01:49};
---COLOR(#20b2aa){石の中にってのは確かに分からんな。血肉を森に返すとかならまだしもなぁ…ま、お前の言う通り文化なんだなそれが&br;(様は何をしてはいけなくて、何が普通なのかさえ感じればトラブルは減らせる。深く考えるのは後でいいか、と頷き)&br;ん? なんだ、靴が合って無いなら歩き回る気にならねえだろ…しょうがねぇな。そこからだ&br;(目的地は決まった、とばかり道を歩く始める。後ろから着いてくる爛煌に振り向き)&br;ですとかますとかつけておけば田舎もんで通る範疇だと思うが。そういうのはこの街に居る奴の言う事をよく聞いてればなんとなくわかると思うぜ} --  &new{2012-08-10 (金) 00:12:13};
---いんや、それもそうなのであるがな それ以前の問題でだな…&br; こう、声の高さと言おうか…話し方…が微妙にこちらとあちらでは違うのだ&br; こちらの人間は基本的にべたーっとした喋り方をしよる…慣れぬ…&br; その辺り暁翼は良く順応しておるな…すっかり話し方が西のそれであるぞ…&br; (ぐったりした様子で首を振る。慣れぬ国の言語に囲まれるとこれほどにつかれるとは思っても見なかった)&br; (靴屋に行くのであれば下駄が欲しいぞ、と後ろをのろのろついていく爛煌)&br; (と、何かを見つけたのか歩みが更に遅くなり)&br; (気づいて振り向けば、その姿ははるか遠くにあった。薄汚れた店のガラスに張り付くようにして何やら見ているらしい) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-10 (金) 00:25:04};
---COLOR(#20b2aa){それ以前?(思い至らなかったのか首を傾げ)&br;向こう(帝国の事)だって地方によって凄い訛りとかあるしな、旅してると似せるくらいはできるもんだぜ、地元の奴からは分かるんだろうけど&br;まあ、旅慣れてるかどうかだから気にすんなって…(いや下駄はねえよ…と返しながら進むと、気配が遠ざかる)&br;(騒ぎはないのでトラブルではなさそうだ、とのんびりそちらに向き直すと)&br;なんだなんだ(物珍しいものでもあるのかと、自分も後ろからガラスを覗く)} --  &new{2012-08-10 (金) 00:34:48};
---……いや こちらの子供たちもこのようなもので遊ぶのであるなと思ってな&br; (ガラスの向こうにずらりと並んだ錫の兵隊を眺め)&br; (帝国の子供達も、こんな上等な作りでは無いものの、骨やら木やらを兵士に見立てて)&br; (勝てや何やと騒いでいたな、と思い出す)&br; まあどこも同じであるな、戦中故仕方なきことではあるが…&br; ………戦中に何をやっているのであろう&br;(ごちんとガラスに頭をぶつけてため息をつく)……むずかしいものであるなー…&br; なんであろうな、戦へ臨む 人を殺すに値する目的と覚悟とは -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-10 (金) 00:52:09};
---COLOR(#20b2aa){子供の遊びもそんなに変わらないって事かね…兵隊ごっこか&br;(しみじみと、そして珍しく苦い顔になるのは、幼少期に遊んだ思い出があるからか)&br;平時より遊び方は減るだろうしな、玩具で遊ぶのも戦争絡みか…&br;(ガラスに頭をつけて悩む爛煌を見て)&br;この世の全員が納得する理由ってのはないんじゃないか。だから難しいんだろう&br;生きる為に何かを殺すってのはある意味当然なはずだが、それじゃ誰も納得はしないだろうしな&br;突き詰めれば東側が生きる為に西側を食いに来たって見方も出来る気がするんだが&br;(結局の所、生存競争が拡大しただけなのではないかと)&br;そう単純に見てると視界が狭いらしい。うーん…人を殺す。&br;罪を犯してでも為したい事があるかどうかって事かね? 人殺しだと言われても胸を張れる、自分を信じられる目的があるって事か?&br;(自分の考えでも回答ではない。それを導くための思考過程だ。頭を使うのは得意ではないのだが)} --  &new{2012-08-10 (金) 01:11:17};
---………我が国は侵略侵略で肥えた国であるからな、どうにもこう…&br; …この度はその規模が大きくなっただけ、という印象があるゆえ、いけぬのかな&br; 兵はとにかく目の前の敵だけ叩いておれば、上が後からその地を帝国の色に染めてくれるであろう&br; (故に、戦に望むのに大層な理由など要らぬ。上に言われるままに赴けば良いのであるから意思など邪魔なぐらいであるかもしれない)&br; (命令のまま戦い、殺し死んでいく、戦を盤遊びと言われ不愉快ではあったが、成る程確かに駒である)&br; 我等はいわゆる駒であるな、あの男はそれを手繰る遊技者の類であろう&br; …であるから、今会ったのは失敗であったかもしれぬな&br; いくら強くとも駒は駒であるゆえ、駒の心意気語った所で醒めるだけだあろー&br; (ごちん、ともう一度ガラスに頭を打ち)&br; …………私が西につくといえば、どうするつもりであった? -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-10 (金) 23:10:22};
---COLOR(#20b2aa){やっとわかってきたが、その侵略がそう悪い面ばかりじゃない…って思うのは帝国出身だからなのかもな&br;そりゃあ、前線の兵士は目の前の敵を叩かなきゃ自分が死ぬんだ、他の余計な事考えてる余裕はないだろうよ…&br;(それではだめなのか。ダメだから迷っているはずだ)&br;将棋なら王が指揮官、残りは兵士で駒だよな? あいつが言ってた対面に立てってのは指揮官者になれって事じゃあないと思ったが…&br;醒めてたのはそういう理由か分からんが…&br;&br;(その質問に、僅かに考え)&br;その着くって答えの本気具合にもよるが。お前が剣としてとか諦めて出した答えじゃないなら、尊重して別の相方探しまできっちりやってやるんじゃないか&br;俺は西に着くってだけならまだしも、あいつの下でっていうのは御免だしな&br;(では、爛煌があの男の下ではなく西に着くとしたら自分も西に着くのか…ガラスに映る自分の顔は思案顔だ)} --  &new{2012-08-10 (金) 23:27:45};
---価値観の違いであろうな、侵略、戦、生死の観念すら違うようである&br; 当然といえば当然であるが…&br; んー…あの男はつまり盤の外にいる人間であろうからな、盤の内にいる以上我等が何を言っても戯言であろう&br; どのような理屈を持って戦いに赴いているにせよ、使われるまま使われるのであれば他の駒と変わらぬ&br; ……やはり理由が浅く弱いのであろうな、あちらの目より見れば&br; (ガラスに頭を打ちつけながら何やらブツブツ喚く少女は余程奇異に映ったのか、人目が集まってきた)&br; (むずかしいな、と独りごちながらよたよた、歩きつらそうに歩き出す)&br; &br;ま、相性悪そうであったな?&br;どこの国でも上官に礼儀のならぬ者では兵士は務まらぬぞ、兄君殿の懐が広いだけであるゆえ、もう少し礼儀を身につけよ&br; (思案顔を他所にケラケラと笑って)&br; 向いてないのであろうな、兵士というより誰かの下へ付くという事へ&br; 考えてみればお前は巻き込まれただけである、望むのであれば気ままな旅人の生活へと戻っても良いぞ -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-10 (金) 23:50:19};
---COLOR(#20b2aa){帝国国内を旅するだけじゃ分からない事だらけだな、実際見て見ないと分からない物もある…か&br;…盤上のコマから脱しろと?(ほほう、と首を縦に振り)&br;…なんかこう、少しずつどうすればいいか見えてきた気はするな。回答には遠いんだが&br;(集まった周囲に何でもないと手をひらひら振って、自分も歩きだす)&br;胸を張って誇れる、他人に容易く論破されない理由があればいいんだろう&br;&br;宗爛の方はまだしも、こっち襲って来て人の顔も覚えてないような奴にも礼儀ってのは尽くすもんなのか?&br;(ま、礼儀知らずなのは認めるがね。とさして気にもせず笑い)&br;そうさな、旅人の方が向いてるかもしれねえ。だが、巻き込まれでも借りと責任は清算しとかねえと&br;俺の事巻き込まれただけっていうがな、お前は違うのか? お前はどこでどうしたい、とかないのか&br;(魔剣にされた、という時点で振り回され続けてきたのは爛煌の方だろうと。それ故に、何処へ行こうとしているかは気になる)&br;(それが以前のような諦めに満ちていなければいいのだが、今現在はどうだろうか)} --  &new{2012-08-11 (土) 00:06:04};
---その為であればどれだけの血が流れても構わぬ、と言い切れる程の覚悟か…&br; 決して血は流させぬと決め、それを成す手腕か、まあ何がしかあれば良いのであろうかな…&br; &br;だってお前も私もただの駒であるもの、それは覚えぬよ&br; それに戦であるぞ?襲うも襲われるもあるまい、敵だから襲ったわけであって暁翼であるから襲ったというわけではなかろう&br; (今回の面会すら、3日覚えているかどうか疑問であるな、と首を振る)&br; ……これは真剣な言葉であるがな、礼儀というものはこの先必要であるぞ&br; 礼儀とは相手を見て尽くすものではない、礼儀が成っていなくば主張すら聞いてもらえぬことなど珍しくもないぞ&br; 身の程を弁えろ、というのではないが… 多少は猫をかぶることも覚えよ、後々お前の為になろう&br; (足元をよろつかせながら振り向く。諭すように言う表情は至って真面目だ。)&br; &br;…私も巻き込まれただけではあるがな、お前と違い皇女の端くれである。国のために力を尽くす義務くらいはあろうよ&br; そして戦うのであればせめて、信用のおける人間の下が良い、先に語った通りである&br; …これだから愚か者を見る目で見られるのであろうな&br; (とはいえ骨身に染み付いたこの根性、どうにもならぬ)&br; (それに、表立って語らぬが負い目もある。むざむざと長くを過ごした故郷を枯らせたのは自分だ)&br; (人として命を持って産まれた以上、何かを成さねば産まれてきた意味が無い)&br; (成すどころか、一つの土地に終焉を早く迎えさせ死へ逃げた。それは許されることではない、他の誰が許しても自分が自分を許せぬ) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-11 (土) 00:30:15};
---COLOR(#20b2aa){この状況で無血はないだろうから最小限って所か。個人の才でどうにかなるようには思えないがね…&br;&br;&br;なるほど道理だな、だが道理で感情が引っ込むなら誰も苦労しない。恨みつらみはそういうのから溜まってくもんだ&br;(その点は同意する、と頷き)&br;なるほどねぇ、今までの人生で偉い奴に会うなんて、せいぜい豪商くらいだったからなぁ&br;その手のは、調子乗ってたら睨みつけるか鼻っ柱折るだけで済んだんだが。そりゃ皇族やら相手にしたらそれで通るわけねえか&br;覚えろって事は教えてくれるんだろうな?&br;(その言葉は了承に等しい。素直に受け入れる気があるようだ)&br;&br;(剣だから。という回答でなかった点は素直に評価できるが)&br;せめて、とか愚か者と見られるとか言ってる時点で胸を張れてはいないな。そこが惜しい&br;皇族だからって義務をお前が信じてるなら、胸を張ってあの本欄に言えたんじゃないのかね&br;(生まれただけで、というのは納得行かない。帝国から恩義やら、世話になったというのも)&br;(あの辺境での出来事や、爛煌の夢を垣間見た後は信じられなかった)&br;…皇族だからとかさっぴいてとしてさ。お前は、帝国の為に戦えるようないい思い出が、帝国にあるのか?} --  &new{2012-08-11 (土) 00:50:50};
---出来ずとも出来る、と言い切れねば駄目なのだろうよ&br; 半端者がいえば単なる戯言であるが、確かに出来るであろう…と感じさせる者がすればその言葉には力が宿ろう&br; &br; 礼節無きものは子供と一緒であるからな、子供の主張など誰が聞くものか&br; いい加減に良い年であろうし、そろそろ礼儀を身に付けるに良い機会であろう&br; …私より兄君殿や上の将達に教えを請うた方が良いと思うがな、私に出来る範囲であれば教えよう&br; (反発するものとばかり思っていたのか、僅かに目を丸くし、それから気をとり直したように頷く)&br; (まずは言葉遣いからであろうな、と品揃えの少ないパン屋の店先で立ち止まり)&br; (饅頭の一種であろうか、とまじまじ眺める)&br; &br; ……皇帝の血を継いでいる、というだけであるからな私は&br; 土地を治めているわけでもなし、武芸に秀でているわけでもなし…剣として蘇ったは良いが、使われるのみであるし&br; そのような身で義務、と言っても我ながら馬鹿らしい思い上がりではないかと思ってな&br; (良い思い出、と言われれば一瞬表情が陰る)&br; ………ま、幼き頃僅かぐらいなら良かったと思えた時もある&br; 恨みつらみを抱くことの方が多かったがな -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-11 (土) 01:18:45};
---COLOR(#20b2aa){まあ、演説でもしてみせるならそのくらいじゃないといけないのかもな。扇動する奴の態度だが&br;&br;なるほど確かに(うっすらと笑ったのは何を思い出してか)いやさすがにそんな暇はないだろうどいつもこいつも…だからお前が担当だ。東に戻る前に頼むぞ&br;(パン屋の前で止まれば、久しぶりに見たと中に入り、西ローディアの平民が食べているパンを買ってきた)&br;食うか?&br;&br;そういや、あの領地は宗爛と違ってお前が納めてた訳じゃなかったみたいだな&br;…どうしてそこで地脈の話が出て来ない? 剣の能力としてじゃなくお前には地脈を見る力があるだろう、宗爛の軍の地教術師より確かだったじゃねえか&br;&br;…なるほど。じゃあその少しでもよかった思い出の為に戦う気だったのか} --  &new{2012-08-11 (土) 01:28:44};
---……その笑いには何か嫌なものを感じるが、何故笑った…&br; (真っ当な者に教わったほうが正しき礼儀が身につくと思うがなー…とぼやきながら暁翼の行動を目で追う)&br; (慣れたものだ、本当にここに移り住んでも十分にやっていけるであろう、と妙に感心してしまった)&br; 食えぬと言っておろうに…&br;(恨めしそうにパンを見て)…食えるときには食えず、食えぬようになってから食える機会に恵まれるとはなんとも言えぬな…&br; とりあえずどのような味であるか教えよ、想像で楽しむ&br; &br;…さて、生きてる頃私がそれを正しく使い国を守り立てるのに役立てていれば、胸を張って言えたのであるがな&br; 残念ながらそのようなことはなかった&br; …どころか街を一つ、滅ぼした ゆえに胸を張って言えぬ&br; &br;そういうわけではないがな、私が憎むべきは我が運命と愚かな立ち振舞いで会って、土地ではなかろう&br; 私の人生が不運であったからといって、土地に住む全ての民が私の敵というわけでもない&br; 考えてみれば何を憎めば良いかわからぬ、だから何も憎まぬことにした -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-11 (土) 01:52:04};
---COLOR(#20b2aa){他人の振り見て我が振り直せって奴だな。自分に言ってる&br;(肩を竦め)&br;つい忘れるんだよな。調子悪そうには見えないのになぁ…(とりあえず半分に千切り、片方に食らいつく)&br;これだけだと腹は膨らむけど味は無いな、汁物と一緒に食べるもんだった気もする&br;食感は固めだ、中はちっと柔らかいけど&br;(意外にきちんと味の評価をしてみる暁翼である)&br;&br;…お前が滅ぼした? 宗爛はあそこは領主の施策が悪かったとか言って無かったっけ…?&br;まあ、お前がそう思ってるなら事実がどうあれ仕方ないか。そういうの払拭するのはもう一度やってみて成功するのが一番だと思うが&br;&br;(その回答は、暁翼とは真逆であった故に、驚きを禁じ得なかった)&br;…「何もせずに見ていただけ」ってのを罪に問わないならお前が正しいんだろうな&br;それでも、なんか引っ掛かるんだが……ああそうか(手を打ち)&br;憎まないだけじゃ見て見ぬふりしてるだけだろう。お前はお前が憎む…立ち向かう物を何か決めるべきなんじゃないのか&br;(問い掛けは、爛煌だけでなく自身の裡を探るようでもある)} --  &new{2012-08-11 (土) 02:05:46};
---食っても味が分らぬ、飲み込めぬ、布でも食ってるようであって非常に気持ち悪い…&br; (その様子を見ながら、ますます恨めしそうな顔をして)&br; 外は硬くて中は柔らかい…餅のようなものであるか…?&br; まったくもって想像がわかぬ…中に餡かなにか入っていないのか?&br; &br;(のろのろ歩きながら、畳み掛けるように質問をして)&br;(暁翼がパンを食べ終わると非常につまらなそうにため息をつく)…ん?&br; ……あの辺境に追いやられたとはいえ、私も皇女である&br;二人も皇族がいながらあのざまだ、恐らく私が死ぬ気で立ち回れば何とかなったやも知れぬ、だがそれをしなかった&br; ゆえに同罪であるよ&br; その払拭のためだけに土地を治められる民も溜まったものではなかろうしな&br; &br;例え損をしても私を助けるべきであった、薄情者どもめ…と責められるほど、私は強くない&br; 同じ立場に立ったとして、私ならば助けるのに…と言い切れる自信がない&br; 悲しいことであるし悔しいとは思う、しかし憎むのは違かろう&br; &br;………憎しみに蝕まれて立ち向かう相手を決めるのは、不毛ではないか?&br; (きょとんとした様子で首を傾げる)その先に何も残らなかろう? -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-11 (土) 02:18:34};
---COLOR(#20b2aa){そこがなんとかなったらいいんだがなぁ…&br;(それならば生の実感も沸くだろうに、と思うのだが。ままならぬものだ)&br;これはねえな。探せばそういうのもあるかもしれんけど。肉餅みたいに肉入れればいいのにな&br;&br;同罪か…ふーん。命令できる頭が二人いるって状況はどうみてもよくねえから大変だったろうに&br;いきなり治めるんじゃなくてな、レムザとかで地脈弄って作物が良く取れる様にしただろ、ああいうのでいいんじゃないのか?&br;&br;俺は何もしないってのは気に入らん。例えば死のうとしてる奴を見捨てたなら、それは殺したのと同じなんだ&br;それについてれっきとした理由があるならいい。罪があると認めるならそれもいい。だが「自分は悪くない」とか言いだす奴は許せん&br;&br;蝕まれっぱなしじゃそりゃ不毛だよ、だが感情の行き先にケリは着くんだ。お前は外に出すべきものまで裡に籠めてるじゃねえか…要するにさ&br;怒りや憎しみを吐きださないで自分の中で澱ませてるだけじゃ、その出口を見出さないなら何か残る残らない以前に先に進めないと、俺は思う&br;自分が悪いってんなら、悪いからこうする! って外に吐き出さなきゃ憂鬱に決まってるさ} --  &new{2012-08-11 (土) 02:43:26};
---まあそれであれば、治める立場で無くてもよかろう?&br;崇めよ讃えよ、と踏ん反り返れる程肝が座っているでもなし…心底、皇族に向いておらぬと思う&br; …そういうものであるかな…&br; 他人を助けるのは美徳であるが、義務ではなかろう?この世の中、我が身と大切な物を守るのだけで皆いっぱいであろう&br; 許せぬ、というのであれば憎むのではなく、そういう者たちがお前の望む善人として生きるには&br; どうすれば良いか考えるほうが余程建設的であるぞ?&br; (所詮は他人ごとだから、「まあ私にはどうすればそうなるのか皆目見当もつかぬがな」と笑う)&br; &br; 恨みつらみはあれど、身から出た錆である&br; 何が悪いとは一概に言えぬよ、時代であったり土地柄であったり、立場であったり、私の選択であったり&br; どこを改めればよかったのか、何を憎めば良かったのか…皆目見当もつかぬ&br; 皆目見当もつかぬゆえ、戦いの理由にするに値せぬ&br; …………というか、なんであるな 妙に諭すな?何ぞ悪いものでも食べたのか?&br; (怪訝そうに目を細めて暁翼を見上げ)…私の戦う理由をどうこう言うより&br; まずお前が確固たる理由を探すべきであるぞ?身の振り方もな、このままこの地へ骨を埋めるか、国へ戻り戦へ馳せ参じるか&br; それとも気ままな旅人に戻るか…&br; 好きに選ぶと良い、お前がお前の正義たる、生を長く全うできそうな道を&br; (どれを選んでも恨まぬ、とだけ言って)&br; (それから、しゃべり疲れた、少し戻る と呟いてその姿を消した) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-11 (土) 03:06:45};
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-よう、柱の騎士を倒した英雄殿(ゾドの町で声を掛ける 暁翼が振り返れば、赤毛の女がそこにいた)&br;暫くぶり あの戦以来だな(まだ、腕には包帯が巻いてある 最近やっと柱の巨人が負わせた傷が癒え、動き回れるようになった) -- [[アベル>名簿/483788]] &new{2012-08-02 (木) 20:56:21};
--COLOR(#20b2aa){はいはい英雄英雄、英雄一つお待ち&br;(士気高揚のためか、そんな呼び方をされる事もあった。割とうんざりしている顔で振り向き)&br;(アベルの顔を見ると、そのまま視線を下に足元までやり)&br;怪我は直ってきたみたいだな?} --  &new{2012-08-02 (木) 21:56:36};
---じゃあついでに英雄ジュースと英雄ランチもお願いね ひひひ、嫌な顔してら、うんざりって感じ?&br;仕方ないさ、勝てるって希望を広める為には、ヒーローを仕立て上げるのが一番簡単だしな 何なら、ヒーローに助けられた子供役でもやってあげようか キャーシャオサーン&br;うん、お蔭様で 薄荷さんの薬もよく効いたし、今度の神国攻めには参加できそう 奴兵の身分で其処までじっくり休んでもられないってのもある&br;有難うな、シャオ あのあと結局、助けられちまったな 助けに行ったのに格好悪いところ見せちまった(頭をかいて笑った) -- [[アベル>名簿/483788]] &new{2012-08-02 (木) 23:08:56};
---COLOR(#20b2aa){じゅーす? らんち? まあ、飯奢れっつーなら奢るけどな&br;まあ分からんでもないけどよ、どうして俺だけなんだ。賞与はおめーも貰ったろうが(不満なのではなく、それが当然だという顔で)&br;へぇ。あの薬師はやっぱ凄いんだな…なるほど。そりゃ心強い。奴兵でもやる事やってんだからいいと思うんだがねぇ…その辺は難しいな&br;借りならあの戦場でとっくに返されてる。アベルが稼いでくれた一瞬がなきゃ俺も死んでた可能性が高い。連れ帰ったのはその礼さ(気にすんな、と手を振って笑い)} --  &new{2012-08-02 (木) 23:17:41};
---南の言葉で、昼飯さ マジで じゃあ奢られるわ 男臭い軍隊の中で、こんな可愛くて可憐な女の子と飯が食えるんだ、運が良いねシャオ&br;(恥かしげもなくそう言ってから、「何で俺だけ」には)其れはほら、俺は異国人で、女で、東ローディアで最後まで逆らった嫌な奴だし(指折り数えて答えた)&br;だから、前線を盛り上げる宣伝部長にゃ向かないよ ただでさえ、宗爛将軍の妾だのどうのとか、馬鹿馬鹿しい噂立てられてるのに(肩をすくめた)&br;ああ、あの人の腕は確かだ それに、少なくとも俺達が働いてる間は味方をしてくれる(随分と評価が高いようだ)&br;シャオも一度顔を繋いでおくと良いよ ヒーローの特権が有効な内に(今なら良い意味で名が広まってるだろ、と)&br;実際にそう思ってるんだろうな、シャオは 実直だねえ(呆れたように言ってから、ひひひ、とギザっ歯を見せて)じゃあ、飯の奢りで借りはチャラな -- [[アベル>名簿/483788]] &new{2012-08-02 (木) 23:24:12};
---COLOR(#20b2aa){なんだ結局飯か。当たってたな…へいへい。(品定めするようにアベルを見て)そーだな可憐だな、戦場で捕まったらがっつかれそうだからせいぜい気をつけろよ。ついでに男に囲まれて食うよリはいいのも認める&br;…ははぁ(言われるままに指折り数えればなるほど、と頷き) 戦場で信じる足るかはそこじゃないと思うんだがねぇ…&br;大将の妾ねぇ…(ふむ、と宗爛の隣にアベルが居るのを考え)…頭に置くコンビなら頼もしくていいんじゃね?(戦力的な評価だけで肯定してしまった)&br;ふーん。あんま話してねえから怪我した時にでも顔見るかね…ほいほい。特権とかいらねーんだがなぁ&br;それでいい、実直だとかは知らんが。お互いやった事は正しく評価すべきだろ、どっちが居なくても、爛煌が居なくてもあの時は手詰まりだった&br;おう。んじゃ好きな店に行っていいぞ、選ぶのめんどいから} --  &new{2012-08-02 (木) 23:45:16};
---ゴメートー って、そんなジロジロ見んなし(ちょっと照れた)ああ、まぁ、実際其れは帝国に捕まった時にありそうだったけどな 宗爛将軍の軍じゃなかったら危なかった&br;(流石に、少し眉を寄せる マワされなかったが、ぎりぎりで助かったと言う所だったのだろう)性別ってのは面倒だな、俺は男に生まれてりゃ色々楽だったのに&br;戦場で信じるかどうかの前に、面子と恨みはそれだけデカいって事さ 判る気がするがね、俺は シャオや宗爛将軍みたいなのの方が珍しいよ&br;って、おい、考えるなよ!?俺は妾にも恋人にも向かないよ 俺がデレデレな様子なんて想像出来るか?(肩をすくめ)しかも、頼もしいってのが理由か 其れは其れで悲しいな女として!?&br;ああ、そうすると良いよ ひひひ、要らない特権は使わなきゃ良い 持ってるだけでイザという時に切り札になるもんだ 持っとけ持っとけ、特権&br;爛煌?あ、もしかして、あの巨人と戦った時に一緒に居た子?あの子にも迷惑掛けたな……怒鳴ってたけど、礼を言いたいな シャオの恋人? -- [[アベル>名簿/483788]] &new{2012-08-02 (木) 23:55:22};
---COLOR(#20b2aa){見なきゃ分からんだろ(にやにやしながら) 大将は要らん事せんからなその辺、よかったじゃん&br;ま、人間生まれと親は選べねえからそこに文句言ってもしょうがねえよ。結局自分の持ち物でやりくりしてくしかねーからな(男なので気楽なものである) 男の方がよかったのか?&br;…あー。周りの連中見てればその辺は分からなくもないな。大将は知らんが、俺は生き抜くために要らん物は気にしないってだけだけど&br;(言われて思案)……演技なら出来るんじゃね? 実際行けるだろ? 男になりたがったり女として悲しかったり忙しいな…&br;持ってると面倒なんだが…ま、なんかに使えるならそうしとくか&br;恋人戦場に連れ回す奴ぁいねえだろ…あいつはアレだ、宗爛の妹…つまり皇族だ。ま、会いたければ会えるだろ、話通しておこうか?} --  &new{2012-08-03 (金) 00:10:58};
---というか、自分で可憐とか言うか普通!?とか突っ込んで欲しかったんだ 之ではまるで道化だよ 可憐ってなお姫様かお嬢様に言うもんだぜ?ひひひ&br;良かったと言うか、こんな道を進むんだったら、男の方が色々有利だよ 力とか、身体の具合とか お前も女になればいいー(子供を脅かすような仕草 がおー)&br;一部のお偉いさんには、生き抜くに面子とプライドが大事なんだろうさ 身一つの俺らとは立場が違う、可哀想な話だよ(肩をすくめてあっさりと言った)&br;……演技でも見たいか?俺がシナを作ってかわいこぶってるの(わざとらしく下手糞に可愛らしい仕草)少なくとも、必要がなきゃする必要を感じないね 今は&br;ソーランノイモート?(目を瞬かせて、それから眉を寄せた)全然似てなかったな って言っても、そうか、皇帝の子供ってだけで血の繋がりは薄いか(一人で納得)&br;ああ、てかそんなさっくり会えるもんなの、皇帝の娘!?……うん、でも、一つ二つ言いたい事があるし、今度会いたいな 頼めるかい、シャオ -- [[アベル>名簿/483788]] &new{2012-08-03 (金) 22:12:37};
---COLOR(#20b2aa){いやぁ、そういう期待を外してみるのって面白いよな。その手の知り合いはいねぇなぁ…あ、皇族って一応姫か?&br;まあ、女ならではの利点とかもあるが基本男の方が戦には向いてるわな。んな呪いあるわけねーだろ! ならねーよ!(手をひらひら)&br;ははぁ、貴族とかそういうのか。西側じゃその手の奴が多そうだな。贅沢の代償なんかねぇ…(なるほどな、と頷いた)&br;それに騙されてる男が居たら見たら面白くね? ちぇー、つまんねぇなー。まぁいいか、しょっちゅうやってたら種が割れるもんな&br;数え切れないくらい居るしな、似てるのもいるだろうけど似てないのも居るって事だろうよ&br;宗爛と違って一軍率いてるわけでもなきゃ政治してるわけでもねーからな。あいよ、話通しておくわ} --  &new{2012-08-03 (金) 22:22:27};
---そんなほいほい姫が出歩いてるような乱れた世の中ってのは、ヤダな(しれっとした顔でそういう元王女様)&br;女ならではねえ……篭絡位しか思いつかないな そして俺はそれには向かない(したくも無いし、と肩を竦めた)其れより俺はお腹が減った(歩き出す)&br;帝国だって結構同じだよ 未だに、一部の隊長格からは目の敵にされてるし まぁ、将軍が将軍だから、表立ったり、判りやすい意地悪はされないけどね&br;じゃあとりあえずシャオちゃんだますわー、ぜんりょくでろうらくするわー、うっふーん(ちょう棒読みでダル顔ダブルピース)&br;ふぅん、姫や王子ってのも色々あるもんだな でも、何だかんだで前線に出てきてるのが凄い……あれ、でも、いつ頃から居た?前線攻めで最後に会った時には。部隊には居なかったよな?あれ? -- [[アベル>名簿/483788]] &new{2012-08-03 (金) 22:42:00};
---COLOR(#20b2aa){戦争中だからしょうがねえだろー。つーか、前線に指揮官として出てる皇女は他にも居るみたいだぜ?&br;身体の柔らかさとか、小回りが利く事とか。筋肉ついて重くなればそれは力だが、速度は遅くなるしでかけりゃ回転悪いだろ。まあそんな感じ。で、どこで食うのさ(歩きだせばのんびりその後に続き)&br;手柄の取り合いなら存分にやるといいんだが、しょうもねえ妨害が多いからなそういうの大将もその辺気をつけてるのかもな&br;うわー だまされたー こいつはひどいおんなだー……おい、これ楽しいのか(真顔)&br;その辺は色々あるんだよ、まあ会ってみてから確かめてみればいいんじゃねえの?(実は魔剣と化していたり、事情が複雑なのは隠しておくらしい。情報を漏らさないためというよりは驚かす為だが)} --  &new{2012-08-03 (金) 22:52:43};
---貴方の隣の隊、実はそれが王女の隊なのかも知れません……貴方の知らない世界……(どろどろ……)よし、季節物(こくこく)&br;身体が固くても指揮はできるし、小回りなんて馬を使えばそう変わりはしないさ&br;個人で考えても、結局、鍛えた男の速度には叶わない ズルいのでおごりには酒もつけて貰おうそうしよう&br;いや、知らん どっか美味しい所無い?俺が東ローディアで働いてた時は、国境ばっかり行ってたからさ(先に歩きながら人に任せるわがまま)&br;'''『競い合うならば咎めはすまい、しかし、足を引っ張り合うのならば許さぬ 俺や兵の…ひいては帝国の民の死に繋がると思え』'''&br;(似てない声音で宗爛を真似する すぐにパタッと元の声に戻して)とか言いそう、将軍さん 本音はどうかわからんけど&br;え、結構楽しい ほら、帝国きてからはあんまりこんな馬鹿な話できる相手もいないし(こくこく)ノッてくれる時と乗ってくれない時の差が激しいねシャオちゃん&br;会って確かめるねえ……まぁ、とりあえず伝えたい事があるから、そっからかな(片眉を挙げて考えて) -- [[アベル>名簿/483788]] &new{2012-08-03 (金) 23:10:08};
---COLOR(#20b2aa){死んだら○○様の仇を取れー、とかやって士気上げるしな。割とマジにありえそうだ…季節物(こくこく)&br;ああ、個人での話な。頭の回転とか道具で補うとか言ったらキリがなかろ。おめー、酒が飲みたいだけだろ……(否定しない辺り前言撤回はしないようだ)&br;ここでか…(ゾドの街を見回し)…んじゃその角を右に曲がって突き当たりの店で。その店だけ何があるかまだ知らん(行った事無い店を選んだ)&br;……微妙(声真似に対する評価であった)&br;本音は読めねえな、合理主義なのは分かるんだが…ま、そうそう胸の内を明かす奴でもなさそうだし&br;マジか。ああ、奴兵の中じゃ仲良くやってそうなのにダチいないのか、部下だから? だからちゃん言うな、そうか?(自覚なし)&br;そうそう、会ってみてでたとこ勝負の方が面白いぞ。俺が} --  &new{2012-08-03 (金) 23:23:28};
---まるで簡単なカードだね 手っ取り早く指揮と意気を向上させる道具だ(そこではじめて、少しだけ眉を潜めた 実際に、其の現場を見たのかもしれない)&br;個人の話でも、俺は柱の騎士を両断なんて真似、まだできねえし 男はずるい!酒のみたい(こくこく)まぁ、そのうち切れる位強くなりたいもんだけど……修行が足りないわ、まだ&br;チャレンジャーだな!?冒険者向いてるぜ ひひひ、戦争が終わって無職になったら、冒険者の口を紹介してやろうか(南にある街の話しをした)&br;……判ってるし!(素直に言われれば悔しそうに返した)胸のうちを明かす前に、一度顔を拝んでみたいもんだけどね まだ見た事ないんだ&br;ダチも居たけど、今は元敵地で上官部下だからね そう簡単にへらへらできないのさ 俺は自由をそれなりに許されてるけど、隊の皆はそうでもないし 良いじゃん、シャオちゃんかわいいじゃん&br;お前がかよ!?ガールズトークに聞き耳を立てるつもりだな、このスケベ!あ、二人でー(先に店に入った) -- [[アベル>名簿/483788]] &new{2012-08-03 (金) 23:49:06};
---COLOR(#20b2aa){大かた、皇族が大量に居る理由にそれもあるんだろうよ。宗爛は蟲毒とか言ってた気もするが(こちらは淡々と告げ)&br;俺もあんまやりたくはねーなアレは。爆薬で潰すのが一番だ、あんなん。強くなりたいなら気合で頑張れ&br;顔見た事ないのか? ああ、大抵仮面つけてるもんなー、凄みつけるためなんだろうけど。ま、機会はあるんじゃねえかな&br;なるほど。指揮官様は大変だ(自分も斬り込み部隊の長でありながらコレである) 可愛くて嬉しい男なんざいるか!&br;俺だよ! 聞き耳なんざ立てないが…おー。さて何があるやら…(とりあえず店に入る)} --  &new{2012-08-03 (金) 23:55:42};
---蟲毒なぁ…王家ってのはどこもどろどろしてるもんなんだな……(複雑そうな顔をして息を吐いてから)&br;気合でがんばってるっての、こっからだっての ……仮面で凄みをつけないでも、あんまり逆らおうって奴はいないんじゃないかね あんだけやってりゃあ……&br;可愛い!シャオちゃん可愛い!!(そうしてワイワイと二人で飯を食ったとか) -- [[アベル>名簿/483788]] &new{2012-08-04 (土) 20:40:18};
---COLOR(#20b2aa){何処も? 他もやっぱりそうなんだな……ま、俺には関係なさそうだが&br;まあ、表だってはそうだろうけど。実際他ではどうなってんのやら…&br;お前それ本当に気に入ったんだな!(呆れながらも楽しくやったそうな)} --  &new{2012-08-04 (土) 22:14:32};
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-COLOR(#8b4513){(夢は、梟が暁翼の精神を見ている、俯瞰風景に変化した)} --  &new{2012-08-01 (水) 20:49:14};
--COLOR(#8b4513){''【黄金歴219年・秋】 ''&br;(あれほど擦り切れていた少年も、部族に受け入れられ、そこでの生活を保証されれば馴染んでいった)&br;(適応力の高さとでもいうのか。生きる、それ以外の拘りを失くした少年は平和な場に居ればそれはそれで平和に過ごす事を覚える)&br;(少年にとっては必要がなくなったからしなくなっただけだが、盗み等の悪さも働かず、狩りで生計を立てる日々が続いた)&br;(少年は事、身体を動かす事に関しては何をやらせても優秀で13になる頃には、大人の狩人よりも弓が上手く、また喧嘩になっても負けはなかった)&br;&br;(いつしか、感謝される事に気が緩んでいたのか。部族の為に働く事が嫌でなくなっていた)&br;(森から獲物を狩り、不作であれば遠出してでも食料を持ち帰り)&br;(「外から着た半分だけ血を引いた部族」である事で避けられつつも、尊敬を集める)&br;(束の間の、少年期の黄金時代)} --  &new{2012-08-01 (水) 20:53:15};
---COLOR(#8b4513){(部族の長老の家に引き取られていた暁翼。そこには他に4人の家族が居た)&br;(現在の部族の長と、その嫁。その息子である長男に、妹だ。長の一族は、村を害獣やモンスターから護る結界を張る役目を負っている)&br;(長男も部族の男として一人前の狩人ではあったが、暁翼には遠く及ばない)&br;(妹は成人前に梟憑きになった聡明さと器量の良さを持ち合わせていた)&br;(そんな男としては忸怩たる思いも、次期の部族の長となる事が約束されていたので収まっていた)&br;(妹は女である故部族の長は継がないからだ)&br;&br;(それが、崩れる時に、森の部族の道も斜陽へ転がり落ちて行く)&br;&br;(ある時その長男は、長老と部族の長が後継者の話をしているのを聞いてしまう)&br;(暁翼と、長の娘を結婚させて部族の長にしようと)&br;(それは、長男にとっては何よりも許しがたい事だったのだろう)} --  &new{2012-08-01 (水) 20:56:00};
---COLOR(#8b4513){(それからしばらくして。暁翼と狩人達が部族の住む村に戻れば、騒然としている村)&br;(長と、長老が誰かに殺されたという。食べ物に入った毒による殺害だったようで、動物やモンスターの仕業でもない)&br;(そこで、槍玉にあげられたのが暁翼であった。狩りに行く前に毒を仕込んだのだと、長男を始めとして幾人もが主張した)&br;(その数が多ければ、暁翼が釈明してもその場の雰囲気や流れというものは変えられない)&br;(だが、その時に唐突に異変が起きた、結界が長老の死で途絶えていた所にモンスターに襲われたのだ)&br;(村人は緊急避難場所である大きな建物に立て篭もり、結界の不備を報せた妹によりなおかつ暁翼に白い目が注がれる)&br;(「どうしてこんなことに」「結界がなくなったんだ」「あいつのせいでこうなった。」「俺達は悪くない。」「責任を取るべきだ。」「外から来たあいつのせいだ」)&br;(多数の声なき声、視線も暁翼一人を責めていた。落ち着く様に呼びかける冷静な声を上げる物は極一部で、善意は悪意に掻き消されてしまう)&br;(そこで暁翼が提案したのだ。身の潔白を証明するために、このモンスターを退け、森の奥で梟に誓いを立ててくると)&br;(森の奥深くに住むという梟の精霊と出会い、フクロウ憑きになった者は部族においては絶大な発言力を持つ)&br;(それが出来るならいいだろう、と長男を初めとする暁翼を糾弾していたグループも納得し、そして他の村人も止めはしなかった)&br;(長老の孫、妹だけは暁翼を心配して止めるように言ったが、どの道、立てこもって居られるのは2日か3日。その間にモンスターが去る事がほとんどだが…不安は消えないのだ)} --  &new{2012-08-01 (水) 20:57:19};
---COLOR(#8b4513){(結局、扉の閂を一瞬だけ外して、暁翼が出ても中からは声の一つも上がらなかった)&br;(暁翼が犯人かどうかはともかく、それを庇い疑われるのが怖い)&br;(あいつ一人が食われてくれれば俺達は助かるかもしれない)&br;(極一部を除いて、村の雰囲気はそういうものだったのだ)&br;(いつだってそうだ。弱い人間は他人を護らない。かつての父の言葉を思い出すなら)&br;(弱者もまた悪だ。信用できず、他人の足を引っ張り、強者に寄生する)&br;(暁翼は今も覚えているのだろう。モンスターの五月蠅い声よりも、暁翼が出て行った)&br;(生贄が出ていった後に建物から漏れ聞こえた、安堵の声や笑い声を)&br;&br;(そうして、ボロボロの姿で森の奥地に辿り着いたのが暁翼で、それを迎えたのが私であった)&br;(我ら精霊は、それぞれ司る場所から世界の流れを眺めるのが本分であるが、その力を人に貸す事もある)&br;(私は、暁翼の強い「真実を明らかにしたい」という欲求に従い、彼に力を貸してみる事にした)&br;(真実は蜜のように甘いものではなく。常に苦い物だと聡しても、それでも求めると言った暁翼を気に入ったからだ)} --  &new{2012-08-01 (水) 20:59:47};
---COLOR(#8b4513){(私は暁翼に、精霊としての力を分け与え、まずモンスターの群れを蹴散らさせた)&br;(13の少年でも、精霊憑きの力を使えばその程度は容易い。宿り主が武術に天賦の才を持つとなれば尚更だ)&br;(そうして、驚きと、しかし歓迎で出迎えられて終わっていればよかったのに)&br;(長男が言ってしまったのだ、まだ梟憑きにはなっても余所者の疑いは晴れていないと。長老殺しは、それに加担したものまで火刑。それが部族の掟だ)&br;(長男は、私の力を正しく把握していなかったのだろう。過去は、神にしか見えずとも残った証左を見れば解き明かせるというのに)&br;&br;(ほとんど証拠を隠していない有様は、私に犯人を特定するのに時間をかけさせなかった)&br;(そして、複数の犯行であることもわかってしまった…結局、活躍する余所者が気に入らない人間は多数居たのだ)&br;(暁翼は、そうして全ての罪を私を使って暴いてしまった。意趣返しもあったのだろうがやりすぎではあった)&br;(その人数は、村の男の半数以上。殺せば、村を維持する事が出来ないが、部族の掟を護らぬのならそれは部族ではない)&br;(だからその全員を焼いた。誰も止める事は出来なかった。暁翼が暴いたものはあくまで真実であり、抗えぬものだ。それが必ずしも幸福を呼ばないとしても)&br;(建物に長男とその加担者全てを押し込めて焼く。残った村人は恐れて近付きもしない)&br;(次が、この地で最後の言葉になる。私とは別のフクロウが憑いた娘、焼かれた長男の妹との会話)} --  &new{2012-08-01 (水) 21:02:33};
---COLOR(#8b4513){『あなたは間違ってはいなかった。でも、貴方の振り翳す強さに。真実に弱い人は耐えられない』&br;&br;『誰も、貴方ほど嘘偽りなく強くは生きていけない。それが悪であっても、そうしないと弱者は生き残れない時があるの』&br;&br;『認めてくれとはいえない。焼かれた兄さん達も、目を逸らして生き残った人々も。あなたを都合よく利用して、あまつさえ生贄にしようとした。私も止められなかったのだから』&br;&br;『だから、その罪は私が引き受けます。貴方はそれに免じてここから旅立って』&br;&br;(そう言う彼女は、暁翼と同じ強者であったろう。だが、弱者の側に立つ強者であった)&br;(自分の腕を前に出し、逆の手で前腕部を思い切り斬り落とす。精霊憑きであれば少女の膂力でも可能な事であった)&br;(その腕を差し出し)&br;&br;『持って行って、剣にでもして下さい。それをもって、私達の罪を許して欲しい』&br;&br;(部族では、死んだ家族や友の骨から剣を作るのは儀礼的な事であった。暁翼は、感情がこみあげすぎて逆に無表情になった顔で受け取り)&br;(お前はこれからどうする。とそれだけ尋ねた)&br;『部族を立て直します。あなたがいなくなってからの部族を…私は弱さを悪だと思えない。許して共に生きて行きたいから』&br;&br;(それは、明確な決別な言葉だ。故に、何も言わずに暁翼も立ち去った)&br;&br;『どうか、もう一度同じような事があったら…その弱さを許せる強さも、忘れないで』&br;&br;(その言葉が、暁翼にどう響いたのか。それは私にもわからなかった。夢語りはここまでにしよう)} --  &new{2012-08-01 (水) 21:04:44};
---&br;(夢、というものを見たのはいつぶりであったろう)&br; (それから醒めて暫くは、己が暁翼であるのか爛煌であるのか、そのどちらでもない誰かであるのか)&br; (境界線があやふやで酷く気分が悪かった)&br; (人の人生を圧縮して見せられたのは、当たり前であるが始めてだ。)&br; &br; (反りが合わぬ筈である)&br; (彼の観点から言えば自分は弱者であり、悪であるのだろう)&br; (足掻こうとせず諦める姿はなるほど、気に入らぬであろう)&br; (納得はした、納得した所で何が変わると言うわけでもない)&br; &br;(気に入らぬと言われる自分の内側、今更変わり様もない、どう変われば良いかもわからぬ)&br; (そも変わることなど望まれて無かろう)&br; (こちらが諦めたというのなら、あちらも疾うの昔に諦めていただけだ)&br; &br;(つくづく愚かである、と自らを笑って虚ろに意識を沈めた。) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-08-02 (木) 00:38:36};
-(まどろみの中の回想が続く。記憶を辿っているのか、夢なのか本人にすら判然としない) --  &new{2012-08-01 (水) 00:53:37};
--''【黄金歴213年・春】 ''&br;(傷心にやつれた母を、7歳の少年が連れて歩くのは困難を極めた)&br;(森に近付くと、稀に空から食える物が降ってきたが、母の故郷に戻るには森を通る事はむしろ稀だ)&br;(覚えていたのは、護れと言われた事。そして、今の暁翼に取ってその対象は自分と母以外には存在しえなかった)&br;(南に行く旅路の中で、生きる為に出来る事は全てやった。盗みも、殺しも、詐欺も)&br;(父に禁じられていたという事への後ろめたさだけ振りきってしまえば、別段難しい事もなかった)&br;(子供だと侮る相手の不意を打ち、財布をすり取り、食べ物を奪って遁走する)&br;&br;(死んだ父は何も護らない。自分達すら)&br;(そんな事に気付いたのは、盗みに失敗して半殺しにされた後だった。泣いて助けを求めても、死人は来ないのだと悟った)&br;(死んだら護れない。何も護らずに他者から奪うのは悪だと父は言っていた)&br;&br;(''ならば何も護らぬ死は悪だろう'')&br;&br;(生きていなければ何も為せない。何が何でも生きる事こそ肝要にして正義だと、幼い心は刻みつける)&br;(歪んだ道に行く少年を引きとめる物は何も無く。母は何をしても謝るばかり。旅は続く) --  &new{2012-08-01 (水) 00:54:26};
---(生こそ絶対の正義。そう学んだ少年と、憔悴した母の旅は続く)&br;(少年は、怪我を負った体で稼ぐために手を広げた。身体を使う事すらも覚えた)&br;(母にそうさせるよりは、母を護る事になるだろうと思ったから)&br;(金が増えれば、その金で旅をし、尽きればあらゆる手段を持って稼ぐ。食事は母にだけ金で食わせ)&br;(自分は残飯を漁るか盗んで済ます。そんな日常になれてきた頃、季節が変わった) --  &new{2012-08-01 (水) 00:54:49};
---''【黄金歴213年・夏】 ''&br;(かくして、擦り切れた目の少年と、やせ細り憔悴した母が辿り着いた故郷)&br;(帝国南西部の森林に辿り着く。部族の者は、母を覚えていたらしい)&br;(ここで暮らすのか、と問う暁翼に、母は頷き)&br;「ごめんね、ごめんね暁翼…」&br;(そう言って事切れた。実に呆気なく、子を抱きしめようとした手は震えるだけで)&br;(死の間際にこちらにもたれかかってきた、その軽さを覚えている)&br;(だが、感情は動かなかった。ああ、母も悪になってしまったのだな。と)&br;(そう思っただけ)&br;(それを幼いからだろうと、憐れんだ部族の長老に引き取られる事になる)&br;(暁翼の、第二の生活が始まった) --  &new{2012-08-01 (水) 00:55:29};
-(昔の夢を見ている。久しぶりの夢だ。結末はありふれているから見たくないのだが) --  &new{2012-07-31 (火) 22:47:54};
--''【黄金歴212年・春】''&br;(爛京。郊外の家の庭)&br;(貴族皇族には遥かに及ばざるとはいえ、それなりに裕福な、近衛武官の家)&br;(若冠5歳から続けていた武術は、2年で常人よりは遥かに実を結び、両親にその将来を嘱望されていた)&br;(筋骨隆々とした壮年の男性が、昆を担いで大笑する、母はそんな二人の様子を見て静かに微笑む。幸せな光景だ)&br;「暁翼! お前ならいずれ帝国で一番の戦士になれるかもしれんな!」&br;(まあ、多分に親馬鹿の類であろうが。それでも一流の武官にそう言わせるまでの才能が暁翼にはあったらしい)&br;(武術・体術に関して、1を教えれば10を知り1日たてば100をこなす。そんな成長速度を見せていた)&br;(練習用の短い昆を抱えてへたり込みながらも、嬉しそうに笑っていた)&br;(まだ、家族が幸せだった日の記憶) --  &new{2012-07-31 (火) 22:48:23};
---''【黄金歴212年・夏】''&br;(奇妙な少女と仲良くなって、それきり会わなくなってからしばし後。父親が難しい顔をして帰ってきた)&br;(子供である暁翼には理解できない話ばかりだったが、後から鑑みるに)&br;(皇族の政争に巻き込まれた、という事らしい。元より、そういったものに巻きこまれやすい立場ではあったのだが)&br;(父は、しかし不安を吹き飛ばすように言うのだった)&br;「何、心配そうな顔をするな二人とも。私は天壌帝を、そしてこの国を護るために働いているのだ」&br;「そこに偽り無し。そうであれば何も起こらんよ!」&br;「引いてはそれがお前達を護る事にもなるのだからな!」&br;(父を信じ、疑っていなかった家族はそれで安堵した。この先に待ちうけるものが何かは知らず) -- [[暁翼>名簿/484865]] &new{2012-07-31 (火) 22:58:15};
---''【黄金歴212年・秋】''&br;(戦があった。とはいえ、歴史書に載らないような小規模な争いだ)&br;(何も心配する事は無い、と皇族の護衛として出陣していく父を、母と遠巻きに見送った)&br;(畏れ多くも、天壌帝のお膝元近くで暴れた盗賊団の壊滅。皇族の華を飾る為のエピソードのお膳立て役)&br;(少なくない市民に、讃えられながら出陣する姿に、確かに当時の自分は誇りらしきものを抱いていたのだ)(そして、万全で帰ってくると思っていた。それが日常であったから)&br;(日常も、崩れる時は容易く崩れる事を。この時の自分はまだ知らない)&br;(風が気持ちよかった、そんな覚えがある秋の日の話)&br;(楽に勝てるはずだった戦に負け、護るべき皇族を失い帰還したボロボロの父の姿を、忘れる事はないだろう)&br;(父は家に帰ってこなかった。投獄されたからだ…皇族殺しの罪で)&br;(母は事情を聞いて絶望に泣きくれ、子供はうろたえるばかり)&br;(何も出来ずに、蓄えを切り崩して生きていく日々。父が帰って来る事だけを夢見て) --  &new{2012-07-31 (火) 23:20:03};
---''【黄金歴212年・冬】'' --  &new{2012-07-31 (火) 23:31:28};
---(平民が何度助命の嘆願をしても叶う所かまともに耳を貸される事もなく、それでも刑期が伸びたのは父の功績か)&br;(それとも単に、政争の駆け引きの一巻として生かされていたのか)&br;(父の処刑の日取りが決まったのは冬だった。本の一片の温情か、家族は牢の前で面会を許された)&br;(数ヶ月ぶりに見た父の身体は、やせ細り、尋問の痕で酷い有様だったのを良く覚えている。忘れる事等できなかった)&br;(それでも、久方ぶりに妻と子を見た父は笑って言うのだ)&br;(母には、故郷に戻り、そこで暁翼を育てよと。そして、子には…)&br;「暁翼。そんな目をするな…父は失敗したが、それでも人生に悔いは無い」&br;「何かを護り、それを己の意味として生きよ。それが父の願いだ…後の事を頼むぞ」&br;(こちらに、優しく笑いかけ…そして兵士に引きずられていく。母と後を追う)&br;&br;(処刑場の柵に縋りついて泣く母の横で、じっとその死刑を眺めていた)&br;(大蠍と、ボロボロの父が戦わされている。壮健であればまだしも善戦したであろう父も)&br;(牢での生活で疲弊した体では為すすべもなく大蠍に食われていった)&br;(隣で泣く母の声が絶叫に変わる)&br;(だが、それより鮮明に覚えているのは、歓声)&br;(物見高い皇族、貴族、平民達の興奮の声。愉悦の声)&br;(ああ、こいつらは…そんなに父が死ぬのが楽しいのか。お前達を護ろうとしていた我が父が死ぬのが)&br;&br;(見るに絶えずと、暁翼の手を引き家に逃げ帰る母)&br;(そこで辿り着いた家で見たのは、燃え盛る我が家)&br;「皇族殺しの家だぞ! ぶっこわせ!」「焼いてしまえ!」「いい様だ!」&br;(郊外で他に燃え移る可能性もないからか、焼かれ、中の家具は盗みだされ)&br;(母が、言葉も無く呆然としている間に、下手人達がこちらに気付いた)&br;(罵倒する。石を投げる。遠巻きだったからその程度で済んだ、為す術もなくそれらに曝される母を見て、暁翼は)&br;(護れと。その言葉を思い出して、母の手を引いてその場から逃げだした)&br;(幸い、収奪が優先されたのか。追い掛け回し殺される事はなかったものの)&br;(思い出も、家財も全て失って爛京を後にする)&br;(7歳の少年に深く刻まれたのは一つだけ)&br;(父は、皇帝を帝国を、民を護ろうとしたけれど。それらは何一つ、自分達を護ろうとしなかったという事) --  &new{2012-07-31 (火) 23:31:41};
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-(ゾド陥落より数日の後。ゾド市内にて、反抗勢力を処理した後)&br;(仮面をつけた上司が視察に現れる)&br;……ふむ、滞りなく職務をこなしているようだな暁翼&br;切り込み隊長にまで取り立てた甲斐があるというものだ -- [[宗爛>名簿/484455]] &new{2012-07-28 (土) 01:30:07};
--COLOR(#20b2aa){おう、大将(声が響いてからそちらに向き直り、形として敬礼。ようやく覚えたらしい)&br;結局あのイエローシールドとかいう奴らより上のは居なかったからな。楽な残党処理で給料泥棒にならんか心配だ&br;(肩を竦めて返答し)&br;そうそう、斬り込み隊な。やるべき役割は分かったが指揮とか戦術がいまいち分からん俺が隊長でいいのかい?} --  &new{2012-07-28 (土) 01:39:27};
---この仕事振りで楽だと断じれるのなら、頼もしい限りだ&br;(無数に転がる死体を見ながら、ため息をついてそう答える)&br;切り込み隊の役割は戦端を文字通り切り開く事だ&br;性質上、欠員の激しい切り込み隊員たちをまとめるためには腕が必要だ。頭は二の次でいい&br;そして、お前には腕がある。何の問題も無い。部下もついてきているだろう? お前の振り撒く畏怖と武に -- [[宗爛>名簿/484455]] &new{2012-07-28 (土) 02:01:45};
---COLOR(#20b2aa){幸い、相棒に恵まれてるんでね。何人斬っても途中で武器が壊れないってだけで楽なわけよ(腰の魔剣の柄に軽く手を乗せ)&br;(意外かどうかは人によるが、宗爛の語る説明には真面目に耳を貸し…)&br;俺にはうってつけだな、まぁそのうち頭の方も一つご教授願いたいもんだが&br;ああ。意外なくらいにな、最初は若造若造って馬鹿にされてたもんだが(その手の輩はだいたい一度は打ちのめされたが)…あんまり文句も出なくなってきたぜ。ああ、それと。俺の斬り込み部隊の名前、何だ?} --  &new{2012-07-28 (土) 02:11:37};
---なるほど、それは確かに頼もしい。後でしっかり手入れしてやれ。機嫌を損ねないうちにな(などと、冗談めかして笑う)&br;(しかし、切り込み隊の名前は? と聞かれれば同じ切り込み隊員と共に目を見合わせて)&br;いや、特にないが? 今までつけていなかったからな……もし、何か良い名前が思い浮かぶのならお前が考えてくれ。切り込み隊長&br;名を持つモノは力を得る。期待しているぞ -- [[宗爛>名簿/484455]] &new{2012-07-28 (土) 02:27:40};
---COLOR(#20b2aa){了解。皇女様には礼を尽くしますよ(笑った雰囲気を感じてか、こちらも大仰に答え)&br;(さっと答えが返ってくるものだと思っていたのだ。それが妙な雰囲気で首を傾げる)&br;ないのか!? …だから今まで名前呼んで指示されなかったのか…俺が!?(突拍子も無く指名され驚いているのは珍しい)&br;……参ったな。ああいや、ちゃんとつけはするさ、名付けとは初めてなんだがな…(とぶつぶつ悩み始める)} --  &new{2012-07-28 (土) 02:38:55};
---それは楽しみだ。一騎当千の兵、初の名付けが如何な趣向のものか興味がある&br;(周囲にいる切り込み隊員たちもやんや、やんやと暁翼をはやし立てる)&br;まぁ、俺は特に何もいうつもりはない。決まったら一言いってくれ。今後はそれで記録しておく&br;では、またな&br;(普段よりも幾らか和やかな雰囲気でその場を後にした) -- [[宗爛>名簿/484455]] &new{2012-07-28 (土) 02:44:18};
---COLOR(#20b2aa){…ったく盛り上げてくれちゃって&br;(苦笑いするが、まあたまにはいいかという顔)&br;へいへい、そんじゃ後でちゃんと申請するわ…(宗爛を見送り)&br;ああもう、お前らもいつまで囃してんだ! 持ち場に戻るぞ(悪い気はなしない。和やかな雰囲気にほだされたのか、のんびり名前を考えながら移動を始めるのだった)} --  &new{2012-07-28 (土) 03:22:52};
-(暁翼が街に新しく出来た、帝国式の飯処で飯を食っていた その隣に客が座った 女だ、と視界に入った髪で判る 長く艶やかな髪)&br;(暫く何かを悩んだ後、その女が声を掛けてきた)失礼ですが、お聞きしたい事が このメニューには、なんと書いてー……&br;……あ(言葉が止まった その声には、暁翼は聞き覚えがあった) -- [[アベル>名簿/483788]] &new{2012-07-27 (金) 23:33:13};
--COLOR(#20b2aa){こんな所で帝国のもんが食えるとはなー…(等と感心しながら飯を食べている)&br;(特に隣に誰か座っても気にしないで食べ続けていたが…声を聞くと横を向き、上からばーっとメニューを呼んでいく、相手の言葉が止まったのに気付かず)&br;よう、久しぶり&br;(ついでに、覚えていたらしく軽く手を上げて挨拶。無視してるわけではないが、飯に戻る)} --  &new{2012-07-27 (金) 23:53:54};
---あ、ああ、久し振り?……まぁ、久し振りか(思わず素で頷いてから、音の響きが気に入った物を頼む)&br;……動じないな、ええとー……シャオイー?だけ、戦ってる時に、そっちの兵隊が言ってた気がするけど&br;……何食ってんの、それ(水を飲んでから、横目で暁翼の手元を見る) -- [[アベル>名簿/483788]] &new{2012-07-28 (土) 00:00:07};
---COLOR(#20b2aa){捕まる最後の最後まで死のうとしてる目じゃなかったからな、またそのうち会う事になるたぁ思ってたよ。戦場じゃないのはちと驚いたが(動じないなと言われて肩を竦め)&br;共通語で言うと暁って言葉に翼って言葉。二つ合わせてシャオイーだ。なんならシャオでもいいぞ…えーとなんだっけ。あべる…だよな?&br;肉餅。ひき肉包んで焼いた奴だ。一個食うか?(まだ手をつけていない物が残ってる皿を顎で示し)} --  &new{2012-07-28 (土) 00:10:07};
---そりゃ、まあな 悔しい気持ちはあったけど、東ローディアに殉じる義理はなかったし&br;それに、『俺達の大将』が、元より、俺をこうして召抱える気満々だったんでね 多分、死のうとしても止められて縛られてただろうな&br;シャオ?可愛い名前だな 帝国ではそうでもないのか?(シャオ、と何度か繰り返し、覚えやすいな、と頷いた)アベルだ 長くはないから覚えられるだろ?&br;ふぅん?モチねぇ……(其処に運ばれてきた自分の料理 蒸篭を開ければ甘い香り 桃まんじゃよ!)ぷぁっ 凄い湯気!(その湯気に目を瞬かせてから)…ん、じゃあ、お言葉に甘えて&br;(素直に皿に手を伸ばす パクリとあっさり口に入れる)……ん、あ 之美味しい(感想も子供のように素直だった) -- [[アベル>名簿/483788]] &new{2012-07-28 (土) 00:24:36};
---COLOR(#20b2aa){…ふぅん。あべる…アべル。アベルだな(発音を直し) もしかしてここらより外の人間か?(単なる直感だが、義理という部分でそんなふうに感じた)宗爛は使えない奴には厳しいからよっぽど気に入られたんだろうなぁ。奴兵隊長だって?&br;小さいって意味じゃねえのによくそう、言われるよ(いい加減言われ慣れたらしく苦笑) 桃まんか、やっぱ女は甘いもん好きなのかねー…&br;中身の肉が色々その地域によって違ってな、それが面白ぇんだ…(最初の女らしい口調に、戦場での印象に、今の子供っぽい顔。目まぐるしく変わるのでいまいち掴み所がないな、とその様子を眺めている)} --  &new{2012-07-28 (土) 00:35:16};
---お上手(直った発音を聞けば、にやりと笑う ギザっ歯が覗く)ああ、元々、東ローディアよりも南の街で冒険者やってた その前は旅人 この大陸じゃない所の生まれだよ&br;気に入られたのか、足元を見られたのか(肩をすくめ)まぁ、武功の一つに、シャオと渡り合ったからってのがあったらしいし……そっちも随分買われてるみたいじゃないか?&br;シャオってのは小さいって意味にもなるのか 帝国のカンジーは一つの音で何個も意味があるらしいな これから勉強するのが憂鬱だぜ(指についた肉の脂を舐め、息を吐いた)&br;甘いもんが好きじゃない人はあんまり居ません!(言いながら、湯気の立つ桃まんをとり、熱い熱いと言いながら二つに割った それを暁翼に差し出す)お返し 甘いのは嫌いか?&br;……って、何をそんなに見てるんだよ(片眉をあげる)あ、最初の口調が変だって言いたいのか?流石に、初対面の人に物尋ねる時くらいは、丁寧な言葉使うぜ、俺も -- [[アベル>名簿/483788]] &new{2012-07-28 (土) 00:46:24};
---COLOR(#20b2aa){最近、西の奴の名前を聞くのも増えてきたからなー。ああー…随分遠くから来たな。商人からそういう所もあるって聞いたけど…別の大陸…(目を丸くしている)&br;気に入った。ついでにつけいる隙もあったって所だろ…へぇ。てっきり指揮能力を買われてたんだと思ったが。確かに戦争始まって手こずった相手はアベルで2人目だし妥当か&br;買われてるっつーかそれしかないっつーか。ああ、俺も文字を初めて勉強してみた時はそう感じた。割と最近の事だが…&br;そんなもんか?(差し出されれば素直に受け取って頬張り)…確かにうめぇけど食後用じゃねえか?(デザートっぽいといいたいらしい)&br;そ、そ(だいたい合っていたので頷き) なるほど。それにしても随分変わったから猫被ってんのかと思ったぜ} --  &new{2012-07-28 (土) 00:59:44};
---ひひひ、世界は広いぞシャオちゃん?とは言っても、俺も自由に船で七つの海を股にかけ、とかしたわけじゃないけどね&br;(よく見れば、まだ年も若い きっと、暁翼と同じか其れより若いか ももまんを齧れば、熱さに目を白黒させ、水をぐいっと飲んだ そんな様子に戦場の時の顔はかけらもなく)&br;さてね、何が気に入ったのか あの大将さんの事だ、人を褒めても真意は見せないだろうし まだ、何を考えてるのか読めんよ&br;ふぅん?やっぱり結構イケる口なんだな(それ自慢?とからかう)って、最近の事って……暁翼も異国の?にしては、顔つきとかは帝国らしいように見えるけど……&br;食後でも食前でも(もぐもぐ)甘い物は(もふもふ)別腹って言うわけで(ごっくん)よし、気に入った&br;猫でも、狼でも 必要と感じましたら、いつでも被って見せますわ、暁翼様?(肩を竦め、綺麗でたおやかな発音で返した)&br;(しかし、変わったのは口調だけ 服装は、薄汚れた物の侭で そこで、思い出した様子で手を止める)&br;なぁ、このあと暇か?俺、この辺りのことが判らなくてさ 帝国式の服売ってる場所ってあるか? -- [[アベル>名簿/483788]] &new{2012-07-28 (土) 01:13:11};
---COLOR(#20b2aa){ちゃん付けすんな(素早くデコピン。アベルなら気を抜いていなければ避けられる速度で放つ) 正直羨ましいね、帝国だけでも広いっちゃ広いんだが…もっと大きなもんを俺は見てみたいしな。別の大陸かぁ…&br;まあ、殻の堅さはとびきりだろうからな。あの大将。中身はどうかわからんが…(一度、零れ出すように激昂したのを見た事がある身としては。真意をこぼす隙くらいはあるだろうと見ている)&br;自慢するほどの事じゃないだろ、別に(本気の口調で) あ? ああ、帝国の生まれだよ俺は。帝国じゃ、平民はそんなに文字読めねえんだ、場所によっちゃ平民にも教えてくれる所もあるんだろうが多くはない&br;おーおー、女は怖いねえ、せいぜい注意しねえとな(一瞬で豹変したアベルを見てお手上げだと両手を上げ、変化自体は気に入ったのかにやにや笑い)&br;この街は随分歩き回ったから知ってる。腹がこなれた頃に稽古に付き合ってくれんなら案内してやろうか?(ぴっと指を立てて交換条件を)} --  &new{2012-07-28 (土) 01:24:31};
---あたっ(あっさりデコにダメージ!存外に無防備だ)デカイはデカイけど、此処だけが国じゃないからな そのうち出て見りゃ良いさ 楽しいぜ、旅も&br;外が固いのは、中の柔らかさを守る為だってね 一回割れたら結構脆かったりするもんだけど、あの大将はゆで卵かも知れないしなぁ(中身も固い)&br;ちょっと位自慢して良いとおもうけどな ま、俺が帝国に来たからにはお前はいつでも二番手の強さだけどな!(ビシッと指を指してどや顔して見せた 実際は引き分けである)&br;ふぅん?識字率が低いのか……分業がしっかり出来てるって事なのかな?それとも、教育レベルが……?(何かぶつぶつと思案顔で呟いて首を傾げてから)&br;そ、女の怖さと戦士の強さを持った俺には、たっぷり注意したまえよ、シャオ?ひひひ&br;うん?……ひひひ、なんだそりゃ(笑って料理を平らげれば、席を立ち)ま、その交換条件はのんでやるよ&br;流石に、之一枚邪気回しも何もなくてさ 帝国の兵隊になったなら、折角だし帝国の服を着てみたい よろしく、シャオちゃん?(にやっと笑ったのだった) -- [[アベル>名簿/483788]] &new{2012-07-28 (土) 01:34:16};
---COLOR(#20b2aa){……お前面白いな(戦場でなら手を取って捻じるくらいはしてきそうなものなのに。今はこれである) 旅の楽しさは知ってるよ。そうだな、そういうのも悪くねえか…&br;…中身はどうだかなぁ。ま、それも今後分かるだろうよー&br;ははは、帝国全体で言うならその見方はちと了見狭すぎるぜアベル、広いんだぞ帝国は(冗談なのは分かっているので本気ではなく軽く笑いながら)&br;識字率?(良く分からん、という顔だ。学識はさほどない)&br;大丈夫。出来る奴か出来ない奴か見抜くのは得意だからな、お前はとっくに要注意人物だ&br;手合わせして上達の糸口が掴めるくらい見所がある奴が狗面くらいしか居なかったんだよ、大将とやらかすわけにゃいかんし。そこにお前だ、使わない手はないだろ(練習台になれと言っているわけだ。ニヤリと笑い)&br;色々豪胆な奴だな、ま。女なんだし着飾るのもよかろ、案内してやるよ&br;(その後、街を案内するために大分歩きまわったとか。稽古の結果はやはり互角)} --  &new{2012-07-28 (土) 01:52:32};
-''【黄金歴223年11月】'' --  &new{2012-07-26 (木) 22:00:17};
--……何があった。(顎の先で宗爛が腕を組んでいる。戦列を離れて聞こえないように言葉を放つ)&br;今に始まったことではないが、明確な基点があるとすれば賊を撃退したあの日からだ。&br;正直、貴様も主も、ただ賊の襲撃に遭ってそれを撃退しただけではないように見えるが。(さほど興味もなさそうに訪ねてくる) -- [[狗面>名簿/484455#kumen]] &new{2012-07-26 (木) 22:03:20};
---COLOR(#20b2aa){ん?(顎で示された方を向けば、宗爛の姿。何か考え込んでいそうだが)&br;俺よりあんたの方が宗爛とは長いんだよな、さすがに鋭いねえ(興味なさそうに聞いているのは…まあ気にせず)&br;っても俺も詳しい事情までは知らんだがね。賊の…単なる賊にしては意味分からん攻撃だったが。あれを率いてた男とどうも深ーく因縁があるみたいだ。俺も目の前の相手に必死じゃなきゃ盗み聞き出来たんだがねぇ} --  &new{2012-07-26 (木) 22:14:31};
---本人は否定するだろうがな、彼奴が何かに才を発するのは彼奴がそれ以外に目を向けたくないという鬱屈に依る時分が多い。&br;(小さくため息を吐き)益体ない。我が主であるなら泰然自若としていてもらいたいものだが。&br;成る程な……男が語る過去に、居合わせない場所で肴の話(強敵のことらしい)……どちらも聞きたくもない話だ。&br;暁翼のが苦戦か。そちらを視逃した方が、私としては残念だ(面の下で嗤い)……それほどの強者だったのか。(こちらは真面目な声色で尋ねる) -- [[狗面>名簿/484455#kumen]] &new{2012-07-26 (木) 22:23:11};
---COLOR(#20b2aa){…へぇ。確かに、思ったよりは感情豊かな奴みたいだしな…普段のは押し込めてるだけか&br;恐らく、その賊の統領さえ出てこなきゃ大丈夫だろう…が。最近、一部の捕虜に風当たり強かったみたいだ。兵が噂してたが…泰然自若は少し難しそうだ&br;(どちらも聞きたくないというのを見て笑い)苦戦じゃねえな。はっきり言おう、俺が負けた(平坦にそう言う声音の奥には、燻ぶる怒りが残っている)&br;…そうさな、俺とあんたで同時に仕掛ければ…なんて、都合のいい状況が作れれば一矢報いれるかもしれん&br;後はそうだな…西の金属だと思うんだが…鉄じゃあない。水銀槍を竹みたいに割りやがる、鞭みたいな剣を持ってたぜ、恐ろしく厄介だった} --  &new{2012-07-26 (木) 22:34:56};
---皇は斯く在れかし、とでも思っているのだろうな。だが彼奴の歩みだ、それに沿うと決めた私の身では箴言の一つも邪魔になろう。&br;……ほう。負けたか。良く生きていたな。(それは自分に返ってくる皮肉でもある)&br;期待はしてくれるな、挟撃に参加出来るほど我が弱くもないものでな。今は宗爛という主についているが、生来生き方としては西側の人間の方が近しいのだ。&br;誇りも誉れもないこの戰いに身を置くのは、少なくとも戦場にいれば錆びつかずにいられるという理由だけだからな……。&br;笑うか? 悠長にも名を残そうと高らかに名乗り、その間に幾千の矢を受け死んでいった西側の人間を。(帝国の人間から見たら、その生き方はどう見えるのかを問う) -- [[狗面>名簿/484455#kumen]] &new{2012-07-26 (木) 22:43:41};
---COLOR(#20b2aa){…それはなんていうのかな。忠誠心みたいな奴か…?(変わった考え方だな、とは思う)&br;俺は運にも恵まれた男でね? まあ…遊ばれてたのもあるんだろうな。忌々しいが(隠さず舌打ちして)&br;…あんたが居るって前提で作戦建てたとしたらって話さ、気に入らないなら乗らなくていいさね。西側の出身なのか…ああ、答えなくていいから(何か言われる前に手をひらひら振り)&br;名誉や誇りねえ…(笑うか、という問いかけを聞き)&br;別に。笑いはせんけど名乗ったまま矢を食らって死んでいったのは阿呆かと思った。戦場で余計な事をするなら、それに見合った実力が要るだろう?(嘲笑の対象というわけでもなく、単に無駄が多いな、という感覚のようだ)} --  &new{2012-07-26 (木) 22:59:16};
---いや、答えを自分の道に求めていない私が挟める口など持たぬというだけの話だ。&br;彼奴とは他の家臣が手前、主従という形を取っているが、互いに利用しあっているというのが正しいからな。&br;必要とあらば、あるいは命令とあらばやるさ。出自はどうあれ、今は宗爛の剣であり槍であるからな。&br;(面の下で嗤い)……道理だ。勇無き力は暴邪に過ぎないが、力なき勇はただの蛮勇だ。&br;西側の者達が愚かなのは、名乗ることではなく、名乗るに値する力を持ちあわせていなかったことにある。それが、本質だ。&br;名を捨てた私には、それでも羨ましい話だがな。(嘆息してすれ違う)&br;(すれ違いざま、面を少し上げる。女性のように端正な頬の形から古傷で爛れた右頬が少し覗いた)……敗北から得る物もある。(自分がそうであったように)&br;励め若人。全てを喰らい、強くなるがいい。(宗爛の方に静かに歩いていった) -- [[狗面>名簿/484455#kumen]] &new{2012-07-26 (木) 23:16:37};
---COLOR(#20b2aa){答えを自分の道に…か(戦場に、戦に何かを求めている人物だと思っていたが)&br;互いに利用…ねえ。そういうのは分かり易いんだが…(今の暁翼では、その真意を推し量るのは難しいようだ、首を捻る)&br;左様け、それならま、命令次第で今後も戦場じゃよろしく頼むぜ。あんたはアテに出来るからな&br;そういうこった。名乗りを上げてもいいし、正義を語ってもいいが…それを貫くには力が必要だ&br;相手が合わせてくれると思ってる甘ちゃんが多かったってだけの話だぜ…名前が無い?&br;(すれ違い様に見た顔は…焼け爛れた怪我の気配を強く感じさせるものだった)&br;…言われなくても。必ず食らいついて這い上がるさ…努力しないと出来ない事なんて、何より心躍る(去りゆく背中を見て…今度抜き打ちで稽古がてら仕掛けてやろうかと物騒な事を考える暁翼であった)} --  &new{2012-07-26 (木) 23:30:37};
-''【黄金歴223年10月】'' --  &new{2012-07-25 (水) 21:40:17};
--おい、小男起きろ&br; (熟睡している暁翼の頭の上に、器用に積み上げた饅頭やぐらを崩す)&br; 外に出るぞ、剣を貸せ&br; (夜中剣を持ってふらふら出歩く→珍妙な場所で剣に戻っていてわざわざ暁翼が回収に行く)&br; (という事態を3度程繰り返した挙句、持ち出せないようにされた本体を見ながら言って、不満そうな顔で立ち上がる)&br; ついでに外まで剣を回収にし走りたくなければついてまいれ&br; お前がいなければおちおち遠出も出来んとは不便な身体だ -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-25 (水) 21:40:33};
---COLOR(#20b2aa){(殺気やら敵意があれば即座に起きる男であるが、この程度の悪戯では起きない)&br;……んあ?(故に積み上がった饅頭にあっけに取られつつ、犯人を見て欠伸)&br;はいはい、夜歩きしたいのはいいんだが猫みたいに気まぐれなのが難点だぜ(素直に言う事を聞いて剣を手に取り)&br;で、今日はどっちにいくんだ?} --  &new{2012-07-25 (水) 22:00:28};
---あのようなよくわからんぐにゃっとしたいきものと一緒にしないで貰いたいが&br; (姿形だけは知っている物の、あまり馴染みのない動物だ。)&br; (金持ちの道楽で飼う愛玩動物、という印象が強く眉を顰める)&br; 何といったか、あの…やたらに人がいる…れ、れむざとかいったか…&br; こっちの地名は言い辛い&br; (ぼやきながら姿を消す。剣に戻ったらしい、ほどなくふてぶてしい声が響いた)&br; 歩いて行くのは骨が折れる、馬を出せ -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-25 (水) 22:22:58};
---COLOR(#20b2aa){なんだ、猫嫌いか? この辺に居るのかはしらねーけど。豊かな土地なら野良がいるんだがなー&br;レムザか。宗爛の大将の政策のおかげで随分賑やかになってるよな&br;ほいよ(剣を腰に留め、適当な馬を見つくろって借りる)&br;どの道歩くの俺なんだからそりゃあ馬使うってよ。で、着いたらどうすんだ(馬を走らせながら聞く)} --  &new{2012-07-25 (水) 22:31:35};
---知らぬ、幼き頃見たきりの生き物に好きも嫌いもあるまい&br; (中央に居た頃には確かにそんな生き物が居た気がする)&br; (目付きも悪いしその上懐きもしない。あれのどこが良くて飼っているのやらほとほと不思議であった)&br; …杭を打ちに行く&br; こちらの人間は然程龍脈に頓着しないタチらしい、建物の並びを見れば大体わかると思うが&br; 氣の流れが滞っている場所に杭を打って流れを変える&br; 地味ではあるが、積み重ねていけば何れこちらの力になろう -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-25 (水) 22:44:56};
---COLOR(#20b2aa){なるほど。あそこにゃ住んでなさそうだなそりゃ&br;(申枯の有様を思い出して頷き)}&br;COLOR(#8b4513){気脈の整調化かね。帝国より西の国には、そもそも気を扱う知識が欠けているのだよ&br;なれば、あのような建物の建て方なのだよ。文化の違いは、魔術にも色濃く表れるものだ&br;(梟の理知的な解説が入る)}&br;COLOR(#20b2aa){なるほどね。建物をいきなり退かす訳にもいかねえしな&br;呪術師の仕事だねぇ……宗爛に頼まれてたのか?(レムザが見えてきた。もう少しで着くだろう)} --  &new{2012-07-25 (水) 22:55:06};
---頼まれておらぬ&br; 私以外に呪術師もいようし、中央にいけば私より有能な呪術師も居よう&br; この戦に一段落つけば、何れはそういった人間たちもこちらへ送られてくるだろうがな&br; (前線で未だ戦いは続いている。龍脈だの地脈だのそれはこの戦に勝利してから行えば良い話である)&br; (とはいえ、それを用いて戦う自分にとっては大問題であり、毎夜せこせこと杭を打っていたわけだ。)&br; 次に大きな戦いがあればわかるであろう&br; ……恐らく&br; ………もっと早く走れんのか&br; 前から思っていたのだが、端から見ていれば風のようであるが&br; いざ乗ってみると実に大したこと無いな…この馬といういきもの&br;(剣の身では身体に当たる風の感覚は良くわからない。不満そうな口調で無茶なことを言う) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-25 (水) 23:14:14};
---COLOR(#20b2aa){へぇ(頼まれ事だと思っていたのだが、自主的な物だとは思わなかった)&br;一段落、ねぇ…どうもこの戦、どう転がるか分からん所があると思うけどな&br;次の大戦…ここの国の首都を落とす時かねえ(とぼんやり街を見ていたが)&br;あんま無理させてやるなって。もっと早くは出来るが、潰れちまうからな&br;緊急の伝令でもなけりゃこのくらいのペースで丁度いいんだ&br;(以前ならアホか、で一蹴して皮肉でもくれてやった所を、説明してやる。そろそろ街に入る頃だ、門番にはこちらの事は分かっているようで。すんなり街に入る)} --  &new{2012-07-25 (水) 23:20:55};
---あれだけ良い物を食べている癖に潰れるのか、燃費の悪いいきものだな&br; (説明を受けて不思議そうに呟く)&br; (良い物、といっても青菜だりんごだそこいらの馬と何ら変わらない餌であるが)&br; (爛煌の視点から見ればあれは良い物の区分に入るらしい)&br; &br; (時間帯に関係なくこの街は賑わっている)&br; (馬を繋いでいる間、人型を取って物珍しそうにきょろついていたが)&br; 暫くその辺りで暇を潰していると良いぞ&br; (以前は羅針盤に頼っていたが、この身になってから道具が無くともなんとなくそれを感じることが出来た。)&br; (人ごみに紛れるようふらふらと歩き出す)&br; (服飾の違いからもどうにも目立つ後ろ姿だ) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-25 (水) 23:44:43};
---COLOR(#20b2aa){あれだけ食えば馬と同じだけ走れるか? 出来ないだろ? そんなもんなんだよ&br;(軽く答え、賑やかな町に入った。馬を兵士に預け…)&br;暇を潰してていいんなら有難いが。俺がついていかねえと動けなくなるだろお前&br;(目立つ爛煌を視界の端に置きながら、適当に店を見て何か買っている。帝国兵というだけで歓迎されているようだ)} --  &new{2012-07-25 (水) 23:51:41};
---走るのは無理であろう&br; 無理であろうが人間であれだけ食えればもっと良き働きが出来ると思うのだが…&br; (実に不思議だ、と唸りながら、ふらりと路地の隙間へ消えた)&br; (少しすればまたふらりとそこから出てくる、出てきたかと思えばまた違う道へ消え)&br; (消えたり現れたりどうにも忙しない)&br; おい、もう少し向こうに…&br; (街の奥を指して言いかけ、ふと言葉を止める)&br; (商売に貪欲な街である、帝国の領土となれば需要も出るだろう、と見越して作られたのだろうか)&br; (コマだの木で出来たラクダだの、子供向けの玩具が並ぶ屋台が目に入った)&br; ……これは何をするのだ -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-26 (木) 00:08:15};
---COLOR(#20b2aa){まぁなぁ、だが他の動物より上手く走れるってのはそれだけで利点って事だ&br;(忙しなく動く爛煌を横目に、売っていた饅頭のような菓子を買っている。商業都市だけあって帝国の品もあるようで)&br;ほれ、一個どうだ(ほいと饅頭を渡しながら、示された屋台の方を見た)&br;あん? これで何するって…ふむ(2つくれ、とコマを買う)&br;懐かしいな、こんなん仕入れてたのか…(一つ手に取り、コマを回転させ始める紐を戻して更に回転を加え)&br;(回転が鋭くなると、風切音が鳴り始めた)&br;こんな感じだな(兄ちゃん上手いねえ、という店主の声を背に遊び方を実演する)} --  &new{2012-07-26 (木) 00:24:06};
---(渡された饅頭を持て余すようにして)&br; …いらん、食えぬ&br; (突っ返す。惜しそうに返す様子から、痩せ我慢をしているとか意地を張っているとかではないらしい)&br; (文字通り、物を食べることが出来ないらしい)&br; (独楽の行く末を目で追い、やがてそれが回転を始めるとみるみる目に輝きが宿った)&br; (およそ、この少女のこういった表情を見るのは始めてやもしれない)&br; ほー…&br; (回る独楽を観る様子は歳相応か、あるいはそれ以下に見える。)&br; 何だこれは 面白いではないか!&br; 実に愉快であるな、回ったぞ!店主よ、これは流行るのではないか!&br; (昔ながらにある玩具の一つだ、今更流行るも何もないものだが真剣な様子で仕切りに店主を褒め)&br; (手を突き出す)&br;私もやるぞ! -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-26 (木) 00:49:56};
---COLOR(#20b2aa){なんだ、食えないのか? いまいち出来る事と出来ない事の区別が分からんな…&br;(首を傾げながら突っ返されたものを受け取り)&br;(なんというか。子供なのだなというのが分かる光景だ。だが、それはそれとして輝いた表情は珍しい)&br;(悪い事ではないな、と一通り見せて一旦止める)&br;独楽だよ独楽。名前くらい聞いた事ねえか?(店主と苦笑すると、差し出してきた手にもう一つの独楽を乗せてやる)&br;ほいよ、しっかりな} --  &new{2012-07-26 (木) 00:55:16};
---食えてたらお前の頭の上に饅頭やぐらなど建てぬわ&br; (忌々しそうに言って、暁翼の手へ戻った饅頭を恨めしげな目で見る)&br; (死んでから、ようやく食べ物に困らないかと思えば上手く行かないものである)&br; 独楽 独楽か…&br; (いちいち、驚いたり歓声をあげたりとかくやかましい)&br; (お陰で道行く人間が何事かと立ち止まり、血栓が出来ている)&br; うむ、知らぬな!見たこともないな!&br; (元気よく言って独楽を受け取る)&br; (ぎこちない手つきで紐の上に独楽を乗せて、しっかりな という言葉に力強く頷く)&br; 任せておけ、この独楽とやら立派に…&br; 立派に、立派に…&br; (弱々しく紐の上左右に転がる独楽は、やがて地面に落ちて虚しく転がっていった)&br; (今のは練習だからな、とごにょごにょいいながらそれを追いかけて拾い上げ)&br; (再び、今度は勢い良く両手を引いて)&br; あっ&br; (紐を持った両手を勢い良く引けば、無論紐はピンと張るわけで、独楽が勢い良く飛んでいく)&br; (飛んでいった後、やけに鈍い音が聞こえた。誰がしかにあたったらしい) ……おい、これつまらんぞ -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-26 (木) 01:20:01};
---COLOR(#20b2aa){まあ食えなくても食べ物で遊ぶもんじゃねえぞっと&br;(まるっきり子供の所業だが、面白いので何も言わないのが大人である)&br;……ははぁ(まあ、初めて遊んだならそうなるだろうなという挙動である)&br;(慣れた様子で独楽の飛んでいった方に向かって行って回収してくる)&br;やり方教わらずにやるからだろ。おめぇだって誰からも教わらずに呪術覚えたわけじゃなかろうに、ほれ&br;(僅かに自分への自嘲が籠められた言葉と共に、基本的な独楽の扱い方から教えていく)} --  &new{2012-07-26 (木) 01:27:17};
---ん、見よう見まねだぞ私の呪術は&br; 教わっていればもう少し実用的な… ありがたがられる、呪術を つかえたろうに、な&br; (独楽を左右に揺らしながら応える。実用的な、とはいわゆる呪殺であるとか対象を病にするとか)&br; (そういった類の呪いだ。口ぶりからすれば母親は使えたようである)&br; ………うむ、才能があるのではなかろうか?&br; (ようやく落としたり飛ばしたりせず手繰る事が出来るようになっただけだが、得意満面)&br; (このやりとりの最中、吊られて物を買った人間が居たらしく上機嫌の店主が褒めるものだから、余計調子づく)&br; (もはや何をしに来たのかすっかり忘れている様子だ) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-26 (木) 01:43:24};
---COLOR(#20b2aa){ほう、そりゃまた凄いな(皮肉ではなく心からの賞賛だ)&br;気脈の制御だけでも十分有難いと思うがねえ……実用的って例えば?&br;(この店主も商売上手いな、と思いつつ。別に急ぎの用向きでもないしもう少し遊ぶかと)&br;よう、慣れて来たんならちょっと独楽を上に弾いてみ} --  &new{2012-07-26 (木) 01:46:40};
---誰がしかに呪いをかけたり、運気を下げたりだな…&br; そういった呪術師のほうが有り難かろうし、畏れられる&br; (とはいえ母が中央を追われるハメになったのは、それを使えたが故であると考えると複雑な顔になる)&br; 上に、上に…&br; (先ほどの失態を思い出し、慎重に紐を引く)&br; (今度は勢い不足で独楽はピンと張った糸の上緩やかに転がって止まった)&br; (紐をたわませて、今度こそ!と再び紐を張れば今度は勢いがつきすぎたのか)&br; ''ぐえっ''&br; (飛んだ独楽が見事に顔にあたって、後ろにひっくり返った) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-26 (木) 01:59:04};
---COLOR(#20b2aa){農作物とか動物が元気になる地脈改良の方がよっぽど万人受けしそうだがなぁ…&br;(恨みを買いやすい技は、強力だがリスクも大きい。人を呪わば穴二つという奴だ)&br;はははは、失敗したな…と(独楽を外した紐で、顔に当たって落ちてきた独楽をキャッチして回し始める)&br;こうやって他の奴のコマを捕まえる遊びもあるんだが。やるか?&br;(ひっくり返ったのを見ながら)} --  &new{2012-07-26 (木) 02:03:27};
---(随分良い音をさせてひっくり返った物だから、集まった人間から不安の声が漏れるが) (むすっとした面構えで身体を起こす)&br; ……やらぬー&br; 大体私はここに遊びに来たのではないからな!仕事に来たのだ!&br; (今更何を、というような事を言いながら立ち上がり)&br; (独楽を指して、あれは幾らだ!と店主に詰め寄る)&br; (既に買い上げ済みの物だと聞かされれば、眉釣り上げて独楽を回す暁翼を指さし) …おい、それ絶対に持って帰れよ!私のだからな! -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-26 (木) 02:17:10};
---COLOR(#20b2aa){ははは、思いだしたんなら結構&br;(独楽を二つ同時に回したり、2つを同時に投げ上げて交互に受け止める等、大道芸染みた事をして客を沸かせている)&br;(最後に全てをぱしっとキャッチして一礼。それなりに拍手が鳴り響いた)&br;へいへい、買ってやったもんをわざわざ盗むかよ。んじゃ行くかね} --  &new{2012-07-26 (木) 02:21:14};
---(むすーっとした様子で沸く観客に紛れてそれを見ていたが)&br; (最終的にそれに混ざって拍手しながら歓声をあげていた辺り非常にちょろい)&br; (すべき事が全て終わり、いざ拠点へ戻る…となった時、何故か人型を解こうとはせず)&br; もっと詰めろ、狭い&br; (独楽を抱えたまま馬の背に跨る。)&br; (どうせ拠点へ戻れば渡されるものだというのに、今抱えて帰らないと気が済まないらしい)&br; (仰々しい衣装のせいもあって、非常に乗り心地が悪くなった馬の上)&br; (独楽の練習をしようとして独楽を落とすこと4度)&br; (爛煌ごと馬から落ちること2度)&br; (結局来た時より3倍の時間を掛けて拠点へ辿り着いたが、爛煌は始終上機嫌であったという)&br; &br; (その日より、朝起きると出来ている饅頭やぐらやら桃の塔やらに悩まされることは無くなったものの)&br; (代わりに夜中、頭の上に急に降ってくる独楽に悩まされることになったという) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-26 (木) 02:35:17};
-''【黄金歴223年8月。ゴーント】'' --  &new{2012-07-24 (火) 00:14:17};
--COLOR(#20b2aa){(ヴァイド達と戦った日から数日後。街を見下ろせる高い城壁の通路で)&br;(魔剣を握って無心に剣術の型を繰り返す暁翼が居た)&br;(1時間ほどじっくり、ゆっくりと剣を動かす様は、何かを思い出すかのようで)&br;(しかし感情は乗らず静かなものだった。爛煌の感覚にしても振り回される、というよりは風に乗せられている。といった雰囲気が近い)} --  &new{2012-07-24 (火) 00:14:39};
---(普段の感覚よりは悪くない、と思ったのか、それともあれ以来妙におとなしい様が気になったのか)&br; (空気が揺らぎ、刀身から少女が踊り出て床を小さな足で跳ねる。)&br; (跳ねて手すりの上に移動すれば、腰掛けたまま足を揺らつかせて)&br; (しかし口を挟むでもなく、暁翼の様子をじっと眺めていた)&br; (大体少女が姿を現す時と言えば、戦いの時かぎゃんぎゃん文句をいう時と相場が決まってきている)&br; (こうして大人しい様子は珍しい) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-24 (火) 00:28:33};
---COLOR(#20b2aa){(己の剣舞の出来、そのものに不満はなかった。幼い頃に叩きこまれたおかげで、基礎は揺ぎ無く。後は道として極めるのみ)&br;(だが、これでは意味がないというのも理解していた。根本的に、立っている場所が違うというか。ふと、手すりの上に昇った爛煌が目に入った)&br;(構えを止めると、そちらを見ながら軽く魔剣の腹を叩き)&br;…そうやって出てる時も、こっちに感覚残ってるのか?&br;(思えば、それなりに共に戦ってきたがそんな事も知らなかったな。と思ったのだ)} --  &new{2012-07-24 (火) 00:40:58};
---叩くな阿呆&br;(むっと眉を顰めて、それを咎める)&br; …そちらの内に居る時より幾分薄くはあるがな、敵を斬ったのぐらいは感じるぞ&br; 痛いだの血で濡れて気持ち悪いだの、そういった感情では無いがな… 妙にざわめく感じがする 人を切った時が最も顕著であるな&br; (逆に死霊であったり、屍鬼であったり、そういった木偶人形をいくら斬った所で然程感じるものはない)&br; (魂食らいの剣、と以前あの薄気味悪い仮面の男は言っていた)&br; (つまりそのざわめく感じ、というのは自らに力が満ちる感覚なのだろうか…と考えを巡らせつつ)&br; …考えてみたのだがな、私が振り回されて気分が悪いというのは、お前と私の気が合わんからだ&br; 思わぬ方向に身体が動かされ視点が動くというのはな、非常に気持ちが悪いぞ&br; (一度体験してみれば良い、と手すりの上ため息を吐いて) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-24 (火) 00:59:02};
---COLOR(#20b2aa){悪い悪い(おざなりだが謝るのも珍しい事だ。普段はこの程度の文句だと無視である)&br;人を斬るとざわめくねえ……たまにいる死人の兵は?&br;(スリュヘイムのアンデッド兵の事だろう)&br;単純な体術の話で言うなら急な視点移動やら滅茶苦茶に頭を振り回されるくらいは訓練次第でどうにかなると思うぜ&br;(俺は戦闘中しょっちゅうやってんだろ? と言われれば宙返りを繰り返したり異様な姿勢で剣を繰り出した事を見覚えがあるだろう)&br;だから、その理由ならもう慣れてもいいはずなわけだ。そうじゃねえって事はお前の言い分が正しいんだろうなぁ…(はて、と考え)&br;気が合う…ってのはどっちだ? 性格の話か氣の話か} --  &new{2012-07-24 (火) 01:10:00};
---ふん&br; (おざなりではあるが謝罪は謝罪である、それ以上文句を言うでもなく鼻を鳴らして)&br; あの木偶どもか&br; 100斬ろうと200斬ろうとさっぱりだ、ああいうのならば霞を斬るようなものだ、何も感じん&br; いくら斬っても良いぞ&br; あの、ヴぁ、ばいど…とかいう男か、あれが喚んだアイツらもな&br; (先日の男の、顔に貼りついたような腹立たしい笑みを思い出し眉を顰める)&br; (恐らくまた会うことになろう、というのは自分よりむしろ暁翼の方が感じているだろう)&br; (自分からはそれ以上、あの男について話すことはせず)&br; 性格の話だな&br; お前が右へ行くとき私は左に行きたいし、お前が左に行くとき私は右に行きたい&br; そういう意味で気が合わんのだ&br; (互いに合わせる気も無いのだから当然か、と揺らつかせていた足を床に下ろす) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-24 (火) 01:22:54};
---COLOR(#20b2aa){今まで見た感じあいつらは捨て駒だ、積極的に斬る機会はすくねーと思うが。ま、あれには遠慮しなくていいってこったな&br;&br;……ヴァイド、か&br;(あの日の敗北を思い出したのか、声音が低くなる。だが、怒気を拡散させる事もなく)&br;(敗北の怒りは裡で籠るのみ。魔剣を傍らに立てかけて深呼吸する)&br;&br;なるほど道理だな。て言うか今じゃ合うはずねえよ&br;(立てかけていた魔剣の、峰の方から刃を掴むと、柄を爛煌に向ける)&br;お前はそもそも、どこに行きたい? 何を為したい?&br;行先を知らんのじゃ合わせ用もないだろ?&br;(お前の望みは何なのだ。と真っ向から問い掛けた)} --  &new{2012-07-24 (火) 01:30:46};
---(問いただされれば、向けられた柄をつまらなそうに見やる)&br; (頼りなげな白い指が、それを掴んで)&br; どこに行きたい、何を為したいか&br; (掴んだ柄を引く)&br; (自分の本体であるというのに、持てばどうにも重く感じた)&br; そんなもの、一つでもあるものか…と言いたい所だが…&br; そうだな…私は死人だ&br; こうして無様な姿を晒す前に、確りと死んでおきたかったものだ&br;&br; そも、嫌いなのだ 既に命を失ったものがこうして姿を取っているのは&br; &br;死人如きに何かを為せるものか、死人は死人だ&br;この剣諸共滅されてしまえば良い (吐き捨てるように言う。この剣叩き折れれば、よもや解放されるだろうか)&br; (そう思い何度か試したことがあったが、憎らしい程に頑丈である)&br; (罅一つ入らず、我ながら可愛くない) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-24 (火) 01:50:17};
---COLOR(#20b2aa){(魔剣を渡した後は、この少年にしては不気味な程神妙に爛煌の話を聞いていた)&br;(ここが、今後分かり合えるかの分水嶺だと思ったのだろうか)&br;死人ねぇ…お前は自分の事をそう思っていたわけか。本当に死人なら喋りもしないし意思もないはずだが&br;(その認識には異論があるが、ここで水を差す事はしなかった。言葉は途中で打ち切り)&br;(自暴自棄なのも気に入らない。意思があるならそれだけでも十分だと思うのだが。今は自分の意見をぶつける時ではないと飲み込んだ。今は相手の望みを理解する時だろう)&br;テコでも折れ無かったしな…じゃあ、何かお前の今の望みは&br;&br;''人としてまっとうに死ぬ事''&br;&br;(合っているか? と尋ねる視線)} --  &new{2012-07-24 (火) 02:02:14};
---(乾いた瞳を暁翼に向ける。)&br; (その顔に、気に入らないとまざまざ書いてあって、分かってはいたがため息を付いた)&br; (やはり気が合わない、と) &br; (理解を求めるのも面倒である)&br; (この身になって何が一番うんざりしたかといえば、意思があることだ)&br; (意思があるからこういう面倒事が起きる、感情を殺せる程大人でも無い自分が恨めしい) (ゆるゆると首を振って)&br; …せめて意思のない、ただの剣になりたい&br; いつでも良い、いつ消えても後悔など無い&br; 消えてそのまま、二度とこの世に生を受けることなどないよう、永遠と石を積み続けるようなそんな場所へ行きたい&br; &br;…気に入らんだろう、気に入る人間のほうが少ないか&br; 面倒な女なのだ、お前が私を理解しようとし合わせるより 私がお前に合わせるほうが幾分簡単だろう&br; 何、私の思うことと逆さのことをすれば良いのだろう 時間はかかるかもしれんが、なんとかなる&br; (口こそ笑っていても、目は笑っていない。ただただ諦めの色が濃く見える)&br; ………そもそもだが、何故お前はそこまで剣を持ち戦いたがる&br; そんなに戦いが好きか -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-24 (火) 02:48:02};
---COLOR(#20b2aa){(気が食わない。諦めの塊のようなこの少女は、暁翼の感性では理解できない)&br;(だが、彼女がどういう風に気に食わないだけわかっただけでも随分マシだ、それなら改善の余地もある)&br;&br;死ねずに意思として存在を拾ったくせに随分と後ろ向きだな&br;意固地に拗ねてどうせ出来ない、諦めた、もう嫌だとか見苦しい…分別もつかない子供か(爛煌と同じような溜息を吐き)&br;合わせてやってもいいぜ、子供に合わせてやるのは大人の仕事だろう?&br;俺が死ななきゃお前が死ねない訳でもなかろうし、いつか死なせてやるよ。方法を探してみればいい&br;そのためにまずはお前を剣に生まれ変わらせた奴を探さなきゃならんな。お前の方の道はそこからだ、手伝ってやろう&br;(理解せずとも、目的さえ分かれば同じ方向に進めるものだ)&br;(生き様そのものが根本的に気に入らないという感情を排して、合わせてやるという暁翼は確かに大人びていた)&br;&br;戦うのはそうだな…道端の喧嘩やら盗賊をぶったたく以外、人間同士での戦に参加したのはこの西侵が初陣だったわけだが&br;好きかどうかで考えりゃ、別に好きでも嫌いでもない。ただ、誰もが自分の命を賭けて必死で生きている戦場ってのは悪くない&br;残念ながら、手を抜いて生きてる事自体が我慢ならない俺には向いてるのかもしれん。旅人のまま一生を終えてもいいと思ってたくらい旅は好きなんだけどな&br;で、俺がお前を持って戦いたがっている様にに見えてたとしたら、そりゃ単に戦争ってものを自分の肌で感じたかったからだよ&br;体験した事が無い事を賢しらに語る様な奴にはなりたくなかったんでね。&br;申枯で戦争に加担するのを決めたのは単にあの場では宗爛から逃げられんと思ったからだが。頭が切れる奴はやりにくいねぇ} --  &new{2012-07-24 (火) 22:29:29};
---お前の手助けなどいらんわ&br; どうせ私は見苦しい子供だからな、それらしく一人で足掻かせてもらう&br; 今までもそうしてきたしこれからもそうする&br; …こうなってからの私しか知らんくせに偉そうに言いよって&br; ちょっとは歩み寄ってやろうかと思ったがやはりお前は気に入らん、気が変わったわ!絶対合わせんからな!&br; 合わせようとするなら私はその逆をいってやるからな!!&br; (それをやって辛いのは爛煌だけであるが、それすら気付いていないようだ)&br; (怒り心頭、といったようすで暁翼を指していた指を下ろし)&br; 兄君様だからな、当然だ&br; お前の感覚はよくわからん、わからんが…&br;&br; 恐らく戦に出続ける限りあの男に会うことになろうな、しかし肝心の私とお前はこのザマ&br; …次は命がないやもしれんな&br; (ぽつりと呟いて、城壁の上へ跳ねると更にそれを蹴って)&br; 頭を冷やす&br;暫く呼んでくれるな&br;(そのまま落ちていった。途中姿が消えたところを見ると剣へ戻ったのだろう) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-25 (水) 20:31:10};
---COLOR(#20b2aa){お前もそもそも、一人じゃどっちにもいけんだろうが……&br;(もはや言葉に出すまでも無い、これは我儘な子供なのだと、若干の憐れみを感じつつ)&br;(消えていった少女を見送り難しい顔になり)&br;あの鎧に剣の材質。ついでにそれを破れる何かが無いと不味いな…指揮自体はあの因縁っぽいのがいなきゃ宗爛に任せておけるし&br;(だが、連携しているか仲間か何かなら…)…さぁて、どうすっかね(生き抜く為に手を探す、というのも久しぶりだ。それはそれで面白いと思って剣を拾い歩きだした)} --  &new{2012-07-25 (水) 20:47:16};
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-''【黄金歴212年某月】'' --  &new{2012-07-11 (水) 01:36:02};
--(大爛帝国の中央、要とも言える都市)&br; (さすがに街並みも華やかなもので、人通りも激しい。)&br; (何らかの祭りの最中らしく、絢爛な竜舞が行き交い普段より余計に活気づいた表通り)&br; (恐らくは両親と逸れたらしい子供の泣き声がそこかしこで聞こえる)&br; (それを、少し逸れた裏通りでしゃがみこんで聞きながら)&br; …なかんぞ ぜったいになかんぞ こーていになるこどもだから ぜったいになかないからな&br; (びすびす鼻を啜る少女が一人、歳の頃は4,5歳程。頭や服にやけに重そうな装飾をつけていることからも)&br; (そこそこに良い身分の者であることが伺えた)&br; (母親の言いつけに背いて、こっそり祭りを見に来て迷子…ありがちといえば、ありがちな話である)&br; (結果、広い街の中帰る道も行く道も分からず、こうして裏路地で座り込んでいる) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-11 (水) 01:36:29};
---COLOR(#20b2aa){(祭りの日。父は当然のように貴賓の護衛。母は騒がしい場所は苦手らしく、遠くから見ているので遊んできなさいとの事)&br;(母が、不思議とどこからでも自分を見つけるので一人で遊ぶ事に怖さはなかった。危なくなったら助けてくれる者がいるという安心感は子供の行動力を後押ししていた)&br;(与えられた小銭で買った出物の菓子を片手に喧騒の隙間を潜り抜けていく)&br;??(その途中。優れた聴覚が一つ異音を捉えた、祭りで賑わう通りから外れれば、泣き声のする路地)&br;なんかないてんのおーいな(恐れや不安と無縁な7歳の少年はそんな感想を漏らす)} --  &new{2012-07-11 (水) 01:51:55};
---…ないてないぞ!!&br; (引き摺る程長い袖で覆っていた顔を勢い良くあげる)&br; ないてない!おまえのめはふしあなか!!&br; (服が重いのだろう、よろけるようにして立ち上がると、声のした方によたよた近づく)&br; (滲んだ涙を擦りすぎて赤くなった目を指さし)&br; 見てみろこのぶれーものめ!ないてないだろ!&br; わたしはまいごではなく か、かんこ…(ごにょごにょ)…きゃくだからな!まちがうなよ!&br; (母に普段よりきつく言われている、平民に弱みを見せるな、決して馴れ合うな、という言いつけを思い出し)&br; (必死に言い張るが、誰がどう聞いても強がりだ)&br; (見るからに迷子だし、どう見ても泣いていた) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-11 (水) 02:08:16};
---COLOR(#20b2aa){(何やら泣いている声は複数聞こえたのだが、一番勢いよく反応したのは…)&br;(何かごてごてとした飾りの多い少女だった。父が護衛している中にそういう子が多かった気もするが、子供の暁翼にはそこからやんごとない身分の子供だと察するには至らなかった)&br;ふしあな? ふしあなってなんだよ(近寄って来た女の子の頭をぺしぺし。重そうな飾りが揺れる、悪意はない、単純な好奇心だ)&br;あははははは、ちょーないてる。なにやってんのかんこきゃく&br;(相手の強がりを無視、という意識もなく聞き流して聞きたい事だけ聞く辺り既にマイペースさの片鱗が伺える)} --  &new{2012-07-11 (水) 02:16:33};
---ぬ ぬ…!(突かれる度に揺れる、子供の身体には重すぎる飾りに引っ張られてよろける)&br; こっ この(手を振り払おうとして、やたら重くて長い袖に思うように腕が動かせずいっそう身体が大きく揺れて)&br; (そのまま尻もちをつくように、後ろに転げた)ふぐっ…&br; (重ねに重ねた服のお陰で、身体のどこが痛いということもなかったが、こけてビックリしたのと)&br; (何より、目の前のこの小生意気な平民の前で無様な姿を見せてしまったことが悔しくて、みるみるうちに瞳に涙が滲む)&br; なぅ、ないてっ ないてない ないてない…ないて…&br; (ぶわぁっ) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-11 (水) 02:28:18};
---COLOR(#20b2aa){なー、これ何の飾り? なー…お?&br;(個人的な感想としては、触ったら勝手に転んだ。である)&br;なにやってんだよもー&br;(みるみる溜まる涙にも罪悪感無く、転んだから泣きだしたとしか思って無い少年はひょいと持っていた焼き菓子を突きだした)&br;くっていいぞ だからなきやめでください(胸を張る。ちなみに最後のは父親が皇族の子供をあやしているのを見た真似だったりするが、言葉が既に変である)} --  &new{2012-07-11 (水) 02:37:52};
---いらぬ!&br;(ぐしぐしと涙を拭うと、キッと顔を上げて少年を睨めつける)&br; へーみんふぜーがおそれおーい!はじをしれ!ぶれ ぶれ…ぶれーのも!!&br; (意味も良くわかっていない言葉を使って吠えながら、重い衣類に四苦八苦して立ち上がり)&br; (突き出された焼き菓子を弾こうとして)&br; ……(町中をふらふら彷徨って、だいぶ長い時間が経った)&br; (一人での心細さと、重い衣装を背負っていることもあって、疲労が溜まっているのは何より、お腹がすいている)&br; (焼き菓子を弾き飛ばそうとした手はそのまま止まり)&br;…もらってやらないこともない&br; かんしゃしろ、このへーみんめ(奪い取るようにして焼き菓子を取り、もそもそ齧り出す)&br; ……しょみんのあじだな -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-11 (水) 02:52:50};
---COLOR(#20b2aa){なんだー、おいしいのに…あまいんだぞ?&br;(睨みつける姿は子供からしてすら「可愛らしい」としか映らなかったようで気押される事も無く)&br;あはははは! ぶれーのも! ぶれーのも!!(笑い転げる始末である)&br;おー、くえくえ。あまいぞ(さっと焼き菓子を奪った様子を見て上から笑い)&br;しょみんのあじってなんだ? どういうの?(食べている爛煌を覗きこむ)} --  &new{2012-07-11 (水) 02:58:00};
--- (甘くて美味しい、とは口が裂けても言えない。相手は平民である、舐められてはいけない と仏頂面で焼き菓子をかじりながら) しっ しょみんのあじはー!&br; ……しょみんのあじだ そんなこともわからないのかこの えーと…&br; お、おろかの おろもの おろかの…もめ!(焼き菓子をかじりながらごにょごにょと誤魔化す)&br; (なんだかんだと文句を言いながらも、ぺろりと焼き菓子を平らげ、行儀悪く指を舐めながら)&br; …おい へーみん、へーみんは道にくわしいか? -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-11 (水) 03:20:28};
---COLOR(#20b2aa){(相手のそんな葛藤も知らず、こいつは焼き菓子を美味いと思っているに違いないと確信している自信に満ちた顔を崩さない)&br;お前さっきから面白いなー! 凄く面白いな!!&br;(間違える言葉も何もかも面白いらしく結局食べ終えるまで笑いは止まなかった)&br;へーみんじゃないぞ。しゃおだぞ。みち? どこに行くんだお前} --  &new{2012-07-11 (水) 20:53:54};
---へっ へーみんのくせにわらうな!へーみんのくせになー!&br;わたしはおおきくなったら「こーてー」になるんだからなー!えらいんだからなー!&br; (よっぽど蹴りつけてやろうかと思ったが、衣装が重すぎて思うように足が上がらない。)&br; (代わりに地団駄踏みながら必死に自分の偉さを主張して)へーみんのなまえなんてきいてないが!&br; …あっち(いわゆる皇帝の住まいである城の方を指さし)&br;…のちかく 家にかえるのだ、ははさまがしんぱいしているからな&br;おくっていくことをゆるすぞ(ふんぞりかえる) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-12 (木) 01:05:56};
---COLOR(#20b2aa){へーみんとか関係ないぞお前が面白いんだもん!!&br;こーてー…(凄く偉い人)…えー。おまえみたいにちっちゃいのがなれるわけないだろー?(顔を覗きこみニヤニヤ)&br;人の名前も覚えられないなんておまえばかだろー! ばかー! あほー!&br;おー。とーちゃんが居るお城だ。そっか、わかったお前まいごだなー! 祭りで遊ぶついでに連れてってやるよー(子供らしい遠慮の無さで手を取り)} --  &new{2012-07-12 (木) 01:14:04};
---(皇女頭突き うかつに覗きこんだ平民は死ぬ)&br; なるんだからな!そうなったらへーみんなんて…へーみんなんてー…か、かっとーけーだからなっ&br; おっ おぼえるひつようがないだけだ!へーみんのなまえなんてどーでもいいからな!!ばかじゃないっ&br;ばかっていったほうがばかなんだからな!このばか!&br; ……へーみんのちちうえがいるのか(つまりこの平民扱いしていた少年も、皇子の一人なのだろうかとじっと顔を見て)&br; へーみんはばかそうな顔をしているからちがうな へーみんはすぐうそをつく あとまいごじゃないからなっ&br; わたしはまいごでなくて さんぽだ!一人でもかえれるけどへーみんに、えーと…おんを売るきかいをあたえてやるだけだからな&br; おいきいてるのかへーみん!(手を取られたまま地団駄踏んでいたが)…うむ&br; (人肌に触れて安心したらしく大人しく頷く)あんないしろ、へーみん -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-12 (木) 01:37:43};
---COLOR(#20b2aa){かたっ! お前あたまかたっ!!(※飾りです)&br;どうやってなんの? かっとっけーってなんだ?(疑問顔)&br;とーちゃんはいっていた。ばかはみんなそういうんだ、ひつようないー とか こうきなものにはいみがないーとかいうって&br;うん。いるぞ? じゃあさんぽで泣いたのか。ころんだのか? ばかか?&br;へーみんじゃなくてしゃおだってば。よーしー しゅっぱつ(意気揚々と…お城ではなくて祭りの真っただ中に飛びこむ平民)} --  &new{2012-07-12 (木) 01:45:34};
---おうじょだからな!(どやぁ)&br; ……なんかすごいことだ、そんなこともしらないのかへーみんは これだからへーみんはおろかだな!&br; (自分も良くしらないので目を背ける)う、うるさいばか!ばかばか!ばかへーみん!!&br; ばかっていったほうがばかだっていってるだろばか!ばーか!(地団駄地団駄)&br; うむ よきにはから ぶえー(人ごみに揉まれる皇女(木っ端))&br;こっちなのか?!本当にこっちでいーのか?!へーみんがいっぱいいるが!! -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-12 (木) 01:53:11};
---COLOR(#20b2aa){じゃらじゃら重そうなくせになまいきだ…&br;なんかすごいことってなんだ? ばかじゃないならちゃんといえよー ばかー!&br;(人ごみに巻かれた皇女を更に引っ張って撹拌する平民。真っ直ぐ向かったのは焼き菓子の屋台)&br;おっちゃん、さっきの甘いの二つー(懐からお小遣いを出して焼き菓子を確保。皇女の話? 聞いてない!)&br;祭りは食べ歩きながらするって言ってたぞかーちゃん(一個押しつける)&br;で、あっちだっけ(今度こそ城の方に歩いて行く)} --  &new{2012-07-12 (木) 02:03:14};
---おもくなどない おうじょだからな!(どやぁー)&br; う、うるさいばかばか!へーみんにせつめーしても へーみんはばかだからわからないからしないんだ!ばかー!&br; ぶあ ぶえ ぐにゃー(人ごみに揉まれまくる皇女、既にどこをどう歩いているのかもわからない)&br; (恐らく手を離したら一瞬で迷子になる、便りの綱である平民の手をぎっちり握りながらようやっと立ち止まった様子に息をつく)&br;ぶ ぶれーものー…もっとーゆっくりある、ある… ふへえ…&br; (いい匂いがしたので黙る)……うむ(大人しく焼き菓子を受け取る。まだ仄かに温かいそれをもごもご齧りながら)&br; …むう…ありが…… いや へーみんならばみつぎものはとーぜんだからな うむ むぅ(もごもご)&br; (静かになって焼き菓子を齧りながらついていく)…おいへーみん、お前はへーみんだがなかなかみ、みる みところ?があるな&br; ほめてつかあす こーえいにおもうがいいぞ -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-12 (木) 02:19:34};
---COLOR(#20b2aa){おうじょだと重くないのかー。おうじょすげえなー、おうじょっていうのかその飾り(何か勘違いしてる)&br;うめぇうめぇ(手を引きながら歩く。相変わらずの人混みを器用に抜けていく様は、子供ながらにして物をよく見ている証拠だ。自分基準なので手を引いている子の事は考えていないのだが)&br;(だんだんと人混みを抜け、城に近付けば人も少なくなってきた)&br;みところあるとほめられるのか? こーえいはいいからさー、なんでさんぽしてたんだ? お祭り好きか?} --  &new{2012-07-12 (木) 02:28:10};
---ちがう!わたしがおうじょだ!ばかなのかへーみんは!ばか!&br; (反対に人にぶつかりまくりながら呻き声をあげる皇女。何で手を引く平民はこんなに人ごみをすいすい抜けていくのか不思議で仕方ない)&br; …にぎやかだったからな 「まつり」とやらがどんなものかみてみたかっただけだ&br; へーみんのあつまりをみるのも こーていになるのに必要だからなっ すきとかそういうのではないのだ&br; (城に近づいてくると、市民の数が目に見えて減り、代わりに従者や兵士の姿が増えてきた)&br; (俄に騒がしい辺り誰かを探しているらしく、一人が爛煌の姿を見て声をあげた。どうも探しものは迷子の皇女だったらしい)&br; (あまり穏やかでない空気を纏いながら、二人の元へ駆け寄ってくる)&br; うむ このへーみんにあんないしてもらったのだ えらいへーみんなのでほめて ぬあ&br; (猫の子を抱くように首根っこ掴まれながら兵士の一人に捕まり)ぶ ぶれーものー! -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-12 (木) 02:37:14};
---COLOR(#20b2aa){おうじょ…おうじょってなんだっけ…(両親の話に出て来たのだが覚えていない)&br;ふーん。でも面白いだろまつり。こーてーになるのにひつよーならまた引っ張ってってやろうかー?&br;……んー?&br;(穏やかでない雰囲気を明敏に察し、止まったが…兵士が来る。兵士に生意気言ったりしてはいけないと父親に言われていたので首根っこ掴まれたランファンを見上げるだけである)&br;おうじょってたいへんだなー、お前ー(捕まってるのを見た感想である)} --  &new{2012-07-12 (木) 02:43:24};
---こっ こうじょにー こんなことをしてー!&br; (じたばた暴れながら抗議するものの、暴れれば暴れるだけ苦しくなるとわかり、大人しくなった)&br; …うむ わるくはなかった またいっしょにいってやってもいいぞへーみん!&br; わたしのなまえは あっ こら まだなのりのとちゅうだろうがこのぶれーものー!&br; (何やら難しい顔をした兵士に、有無をいわさず連れて行かれながら声を張り上げる)またあおうぞ へーみん!&br; かならずだぞ!こんどはゆっくりあんないするといい!&br; (首根っこ掴まれてぶらぶら揺れながら手を振り、やがて遠ざかり見えなくなる爛煌)&br; &br; (程なくして、恐れ多くも皇帝に呪いをかけようとした、という容疑で呪術師が厳罰に処され、その娘諸共中央を追放された)&br; (皇子、皇女で溢れ権力争い盛んな中央では珍しくもない話題である)&br; (子供どうしの細やかな約束はついぞ果たされる事無く、爛煌はその後二度と中央へ足を踏み入れることは無かった) -- [[爛煌>名簿/484719]] &new{2012-07-12 (木) 03:12:07};
---COLOR(#20b2aa){(遠い、昔話のように遠い夢を見た)&br;(夢の中身というのは、よほど劇的でも無ければすぐに抜けていく物。ただ、抜け落ちた後でも覚えているのは祭りの喧騒と……)&br;っと(遊牧民に混じってしばらく生活させて貰っている旅の途中。手伝いに呼ぶ声で目覚めた。タダで置いて貰っている訳ではないのだ)&br;(テントから出ると見える白狼平原を見渡し、一日が退屈で無い事を祈る事にした)} --  &new{2012-07-13 (金) 22:27:01};
-COLOR(#20b2aa){ほいよっと} --  &new{2012-07-05 (木) 00:40:27};