#navi(../)
* カルドセプト家出身 キギ・ビスティーム 366053 [#d7b3eeee]
//#ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst057739.jpg,around,left,wrap)
//|>|>|>|http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst057739.jpg|ID:|366053|
//|>|>|>|~|名前:|キギ・ビスティーム|
//|>|>|>|~|出身家:|カルドセプト|
//|>|>|>|~|年齢:|176(人間換算で約17歳)|
//|>|>|>|~|性別:|#listbox3(女,server,sex)|
//|>|>|>|~|前職:|#listbox3(猟師,server,job)|
//|>|>|>|~|理由:|#listbox3(故郷に錦を飾りたくて,server,reason)|
//|>|>|>|~|状態:|#listbox3(冒険中,server,state)|
//|>|>|>|~|その他:|[[ステータス>http://gold.ash.jp/main/?chrid=366053]]/[[戦歴>http://gold.ash.jp/main/advlog.cgi?chrid=366053]]|
//|>|>|>|~|方針:|#listbox3(討伐を優先,server,type)|
//|>|>|>|~|難易度:|#listbox3(実力相応,server,diff)|
//|>|>|>|~|信頼性:|#listbox3(気にする,server,conf)|
//|>|>|>|~|>|#contents|
|ID:|366053|
|名前:|キギ・ビスティーム|
|出身家:|カルドセプト|
|年齢:|180(人間換算:約18歳)|
|年齢:|182(人間換算:約18歳)|
|性別:|#listbox3(女,server,sex)|
|前職:|#listbox3(猟師,server,job)|
|理由:|#listbox3(故郷に錦を飾りたくて,server,reason)|
|状態:|#listbox3(冒険中,server,state)|
|状態:|#listbox3(野垂れ死に,server,state)|
|その他:| [[ステータス>http://gold.ash.jp/main/?chrid=366053]]/[[戦歴>http://gold.ash.jp/main/advlog.cgi?chrid=366053]]|
CENTER:http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst059171.jpg
#CLEAR
**三行で [#l2173c62]
ツンデレエルフ
*設定 [#p34b112f]
-''出自''
--ビスティーム大樹海からやってきたエルフ。
---里であるビスティームでは、森を荒らそうとする人間や魔物から森を守る役目であった。
-''冒険者になった動機''
--里には一つの言い伝えがあった。
--来るべき厄災に備え、ミストラルを捜せ、と。~
--ミストラルはビスティームを襲う厄災を未然に防ぐ、または打ち払う存在と考えられている。
--ミストラルは他種族の者である可能性が高い、と考えられている。
---キギはこのミストラルを捜すために、様々な種族が存在する冒険者の街にやってきたのである。
-''パーソナリティ''
--守役を務めていただけに、警戒心が強く、やや高圧的な言動。
--里では同年代の者が居らず、友人というものに憧れを抱いている。
--友達欲しい、他人に興味津々、でも接し方良く分からないし警戒心強いからツンツンしちゃう。
--身内には甘く、同種のエルフや、一度戦いを共にした者(依頼同行者)には気を許す傾向がある。
---要するにツンデレです。
-''現状''
--人里に降りて冒険者になってから約10年、依頼以外は街近郊の森で引き篭もりライフ。
--流石にこれはいけないな、せめて同行者に挨拶はしよう、と動き出した。
--ミストラル捜しに来たものの、手掛かり0なので、まずは他種族と仲良くすれば良いか、くらいに考えている。
--がしかし生来の気質からか、やはり森に引き篭もり気味。
-[[見た目>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst057739.jpg]]
--見えない?
---絶対に見えません。
--穿いてない?
---わかりません。
**// [#m03e4b99]
//原作カルドセプトは多次元宇宙的な世界観で、いくつも似たような世界が存在しています。
//ゲーム、漫画、小説と、全て異なる世界のお話です。(記憶によると確かそうだった……はず)
//
//ゴルロア世界のキギってことで。
//セプター能力(カードを使ってクリチャーを召喚したり魔法使ったり)は無い方向で。
//要するにただのツンデレエルフってことで。
*コメント欄 [#ye89f1c9]
**酒場、往来、あるいは森の中で [#e8f19e7e]
CENTER:''キギが普段いる森はビスティームではなく、冒険者の街の近くの森です''
 キギ>名簿/366053
[[http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst053491.png:http://notarejini.orz.hm/?cmd=edit&page=%A5%B3%A5%E1%A5%F3%A5%C8%2F%CC%BE%CA%ED%2F366053]]
   &ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst037691.gif,nolink,チャットじゃなくてもOK、文通スイッチON);
#pcomment(,5,below,reply)
*過去同行挨拶予定 [#x8f1ad85]
CENTER:「酒場で照合し、生存者のみに絞った。人の生は短いものだな……」~
~
|[[ザキ?>名簿/366000]]|[[ペカン>名簿/365057]]|[[アネリーゼ>名簿/366015]]|[[エメス>名簿/200347]]|[[ラビアンローズ>名簿/366122]]|[[ダークローレン>名簿/366686]]|[[ロルフ>名簿/318677]]|[[セギン>名簿/366051]]|[[デル&ゴメス>名簿/370693]]|
*エルフリスト [#n7bb07a6]
CENTER:「同族に人の世での処し方を教授願いたいところだが……」~
~
|[[ユーリィ>名簿/365296]]|[[アガメ>名簿/379863]]|[[ヨーニ>名簿/381777]]|[[グラド>名簿/382617]]|[[ゼフェス>名簿/387582]]|[[メルティ>名簿/388088]]|[[ニナ>名簿/228931]]|[[プレマ>名簿/358600]]|
**[[より詳細なエルフリスト>http://notarejini.orz.hm/?%A4%A8%A4%EB%A4%D5]] [#h504da32]
CENTER:「どこかの誰かが纏めている大変便利なリストだ」~
「活用せねばならぬところだが……う、うぅ……二の足を踏んでしまう……」
*不定期日記 [#me731002]
**黄金歴148年1月 [[ユーリィ・グランツ>名簿/365296]]に会う [#oc9bb322]
彼女はとても聡明であり、ガラスのように澄んだ硬質さを感じさせながらも柔らかさを内包している人物であった。~
私と違って昔から人間界に住まう彼女だが、私の置かれた境遇を理解した上で的確なアドバイスをいくつもくれた。~
~
我々エルフと人間(或いはそれに類する種族)との生きる時間の違い。~
それによって生じる精神的ギャップと関係の取り結び方。~
そして人間関係の摩擦による苦痛や、得た友を失うことによる悲しみ。~
~
我々は他種族と友人になっても、彼らが先に逝ってしまう可能性がとても高い。~
ユーリィもそういった経験を私に話してくれた。~
それでも彼女は失うことを恐れるな、と私に言った。~
魔獣の王の連撃がキギの身体を深く抉った。~
地に這い蹲るのを寸でのところで堪え、同道の者が魔獣を屠る様をしかと見届ける。~
討伐終えた一行の心配する視線の中、精一杯気丈に振る舞い、一人帰途に付いた。~
身体から力が急速に抜けていくのを感じながら。~
~
もう居ない友のことを語る彼女の顔は、とても穏やかなものだった。~
私も彼女のように友を得られるだろうか?~
~
#ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst056191.jpg,wrap)
~
~
「ふっ……私は何をしているのだろうな?」~
~
根城にしている冒険者の街近くの森へと辿り着くと、キギは一本の樹の下で長い間座り込んでいた。~
故郷のビスティームへ帰れるだけの力は残っていただろう。~
にも関わらず、彼女はこの森で最も旧く、大きな樹の下で取りとめも無い思いに耽っていた。~
死の影が徐々に徐々に迫ってくるのを知りつつも。~
~
「どの道、手ぶらでは帰れぬか……」~
~
ミストラルを捜す。故郷に将来訪れる危機を救う鍵。~
人界にあるというソレを探し当てるどころか、何であるかすらも分からぬ始末。~
~
「未熟……役目果たせず、この身も朽ち果てようとは……何たる無様」~
~
しかし。~
~
「全く……人間と関わるとロクなことには成らぬな……」~
~
だがしかし。~
~
「だが……」~
~
思い起こす。~
冒険者としてこの地で過ごした時を。~
~
「ふふっ……」~
~
~
連れ合いになった冒険者。~
初めて同行の挨拶に向かった少女、その縁者であるアンデッドエルフ。長身でいつも笑みを絶やさぬ優男。魔王を自称する少女。寡黙で頼れる大男。~
彼女等とは何度も同行した。いわば戦友であった。~
アンデットエルフとは別な意味で戦友だったが。~
~
里以外で初めて出会った同種族。~
突然訪問して打ち明けた悩みに、嫌な顔ひとつせず親身に応対してくれた彼女。~
あの日の言葉は今でも胸に刻み込まれ、決して心から離れることは無いだろう。~
~
森に迷い込んできた彼女。~
初めて道案内をし、初めて茶に誘われ、初めて物を贈り合い、初めて……~
初めての、友達。おそらく、たぶん、きっと。~
~
天敵であるはずのダークエルフ。~
酒臭く、鷹揚にして不敵。かと思えば微細な気遣い。~
伝え聞くような邪悪な存在であっただろうか? ……天邪鬼の間違いではないのか?~
人の話はあてにならぬ、と改めて感じた出会いであった。~
~
~
「悪くは無かった」~
~
そこで意識は途切れた。~
~
~
~
~
「人間の言う『死』とは少し違います。魂が眠りについただけです」~
~
酒場のマスターからキギの遺品を受け取りながら、帰らずの森より来たエルフが言った。~
~
「あの子はこの地で眠りにつく選択をしました」~
~
冒険用具や大量の財貨を撫でつけ、周りを見回し、エルフは言葉を続ける。~
~
「ここは良い風が吹いていますね」~
~
無風の酒場であった。~
それでもエルフは、吹かぬ風が、見えぬ風が、まるでその場にあるかのように言葉を続ける。~
~
「永い永い時を経て、あの子が再び風を感じ、風を吹かせてくれることを……」~
~
最後に、ふっと微笑んで言葉を結んだ。~
~
「それまで安らかな眠りを」~
~
~
CENTER:http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst062078.jpg
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#pcomment(,3,below,reply)
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*元ネタ [#n10078f8]
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キギは2〜4巻に登場します。~
ゲーム原作コミックですがゲームを知らなくても充分楽しめる内容なので是非読んでみてください。