#navi(../)
* 零家出身 ヨウム・コンパク 407800 [#z1992e74]
|ID:|407800|
|名前:|ヨウム・コンパク|
|出身家:|零|
|年齢:|16|
|性別:|#listbox3(女,server,sex)|
|前職:|#listbox3(貴族の召使,server,job)|
|理由:|#listbox3(運命に導かれて,server,reason)|
|状態:|#listbox3(冒険中,server,state)|
//////////
//|方針:|#listbox3(討伐を優先,server,type)|
//|難易度:|#listbox3(実力相応,server,diff)|
//|信頼性:|#listbox3(あまり気にしない,server,conf)|
|その他:| [[ステータス>http://gold.ash.jp/main/?chrid=407800]]/[[戦歴>http://gold.ash.jp/main/advlog.cgi?chrid=407800]]|
|>|CENTER:&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst037268.gif,nolink,むしろこちらが文通状態);&br;&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst033113.png,nolink,夜はほぼ文通状態になります);&br;[[&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst028168.png,nolink,コメント直行);>名簿/376648#fa7866f3]]|
//|>|CENTER:[[冒険中/380464]] / [[名簿/376648]] [[■>http://notarejini.orz.hm/?plugin=related&page=%CC%BE%CA%ED%2F376648]]|
//
//
//http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst025185.png
//
// ※ ご注意「//////////」より上は変更可能個所以外はそのままにして下さい。
// タイトルの「家出身」の記述も含まれます。
CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst064213.jpg>名簿/407800]]~
[[「引っ越しました。ご用の方はコチラにお願いします」と言う張り紙と&br;新居の写真らしきものが扉に貼られている>名簿/407800]]~



CENTER:&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst052389.jpg,247x400,※自画ではありません);&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst060405.jpg,300x300,酒場で頂いた肖像);&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst052317.jpg,150x171,エロイーズさんより);
//CENTER:&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst049027.jpg,265x420,※自画ではありません);
//CENTER:&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst048650.jpg,664x474,※自画ではありません);
-「ヨウム」でも「魂魄妖夢」でもない、不安定な存在//
//東方ネタを振られても答えれません(記憶が無いので)。外見だけ版権、という事で
-半人半霊(背中に常に巨大な霊魂を背負っている。誰にでも見れるし触れる)で二本の刀を携えたリス耳リス尻尾の少女
//-半人半霊(背中に常に巨大な霊魂を背負っている。誰にでも見れるし触れる)で二本の刀を携えたあんまり普通じゃないの少女
-部屋で大量の[[ヨウム>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst060403.jpg]]を飼っている。また、部屋には自分を模したぬいぐるみとドングリの形のクッションが大事に置かれている
--鳥ヨウムは現在5羽 ご自由にお持ち帰りください
--現在は[[タコ焼き屋台>名簿/366119]]での弁当作りが本業。何故かタコ焼きより売れているらしい
---店主・マロータが帰ってこなくなってからは、弁当屋として新装開店しているようだ
//http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst048657.jpg
~
***&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst058824.png,nolink,夜の霊圧的な意味で); 鳥の鳴く部屋 [[&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst048231.gif,nolink,コメント編集);>編集:貴方の中に私は居ますか]] [[&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst048230.gif,nolink,コメント閲覧);>貴方の中に私は居ますか]] [#fa7866f3]
 ヨウム>名簿/376648
 &br; &size(){};
#pcomment(貴方の中に私は居ますか,2,below,reply)
***[[&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst058818.png,nolink,コメントアウト);>http://notarejini.orz.hm/?cmd=edit&page=%CC%BE%CA%ED%2F376648&id=s82bf486]]  [#s82bf486]
// 説明
//366113のヨウムと同一存在です
//ただし、366113の頃の記憶は全て失っています
//また、それらを自力で思い出す事は有りません
//思い出す為には、以前交友のあった方々に撒かれたカードが必要となります
//カードをヨウムに見せる事で、ヨウムはその人物の事を思い出す事が出来ます
//逆に言えばカードを見せられない限り、ヨウムは一生その人の事を思い出せません

//…凄く色々中途半端なところで死んでしまった為に復活を決意しましたが、
//何かしらデスペナは必要かな、と思いこのような仕様とさせて頂きました

//何でこの子毎回ギリギリで引退できないんだろう…
//ていうか、これホントどうしましょうか…

//ヨウム……(あたふたしている赤毛)

//おっとあたふたしてる赤毛は君だけじゃないぜ!?(あたふたする赤毛)

//-引退した時の事は考えてたんですが、これは完全に予想外で…
//-2回できる復活方法じゃないですし、本当にどうしようかと…
//-前回も凄く何でもない依頼で会話中に急に、でしたし呪われてるんでしょうか…

//僕なら「危なかった…半霊じゃなかったら即死だったぜ!」とかなんとか言って平気な顔で帰ってくるけど
//それをするとネタキャラに堕する諸刃の剣だからおいそれとおすすめできないのよね…
//ロクなこと言えない以上正座して経過を見守ってる!

//ひとまず落ち着くまで休んでから考えてみるのがいいと思います…
//あまり深く考えずに復活だってアリですし!(ヴァルナー

//あわあわしつつも静観しまう(エロ美

//-皆さん、本当に心配ありがとうございます…!
//-と言う訳で復活はしましたが、またややこしい事にしてしまいました
//-とりあえず生きてるには生きてますのでー…!


// 現状の説明
//一度死ぬか引退する毎に記憶カードが1つ消滅します
//また、同時にヨウムに関する記憶もその人から全て消えます
//(コメントが全て消滅します)
//全てのカードが消える前に、武器をあと4つ拾えれば記憶消去は停止します
//なお、消えるカードは全ての配ったカードで、
//ヨウムの元へ運ばれなかったものから優先で消滅します

//剣拾ったら最終イベントやろうとか思ってたら拾えない内に引退…
//剣拾うまで再登録するか、ここで一旦終わらせるか…

//バニーやったら再登録します
//今度こそ剣拾えますように…


//★春のランダムジャンプ祭り
//今回は前回の反省を踏まえて、
//ランダム後にコメント見て極力霊圧が会う方に限定させて頂きました
//346801 
//400134
//394917
//350027
//389268
//394406
//350762
//当面の目標:上のリストの方1人と既存の知り合い1人を回っていく
//でも、その前に再登録どうしよう…



//#menu(empty)
//#include(冒険中/380464,notitle)
RIGHT:[[少し過去の話>365に乗り遅れた]]


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#region(譚)
** 零 [#g49d92e8]
~
「オハヨウ、オハヨウ」~
「オハヨウゴザイマス、オハヨウゴザイマス」~
「グッモーニン、グッモーニン」~
「ハロー、ハロー」~
「コンニチハ、コンニチハ」~
~
~
5つのやかましい声で私は目覚めた~
上半身を持ち上げると、そこには生活観に溢れた部屋と、ちぐはぐに喋る5匹の鳥の姿があった~
~
私は布団から起き上がると、足の向くままに歩いていく~
そこには鍋があり、蓋を開くとスープが入っていた~
~
そこで私は気づいた~
此処は、私の部屋なのだと~
~
~
スープを飲みながら、私は窓の外を見る~
知らない街の風景が広がっていた~
何故私は此処に居るのだろうか~
~
空の皿を台所に運ぶと、手は自然な動きで食器を洗い始めた~
それが私がこの部屋の主である事を確信づけた~
~
~
胃が満たされると、やる事が無くなった~
~
いや、違う~
やるべき事は沢山あったはずだ~
そんな気がする~
~
でも~
~
自分が何をすればいいのかを~
~
思い出せない~
~
~
私は服を外に出れるものに着替えると、布団の近くに置かれた刀を手にした~
何をすればいいのか分からないけど、何かをしなくちゃいけない気がした~
~
~
じっとしていても、時間は過ぎていくのだから~
~
~
~
~
** 壱 [#d2c3086d]
私の中には、沢山のカードがある~
そしてそれは二種類ある~

一つは心~
私と、私の大事な人達を繋ぐ心~
~
もう一つは力~
私の中に存在するらしい、もう一人の私の力~
~
二つは全く別の物だけど、それは共に私の一部~
~
~
そして今、私の手の中には一本の刀と、新たな後者のカードがある~
~
~
私の中にある、沢山のカード~
それが何であるかを私は知っているけど、何故存在するかを私は知らない~
~
それでも私は迷わない~
~
私は一人じゃないから~
~
私は立ち止まらない~
~
~
じっとしていても、時間は過ぎていくのだから~
~
~
~
~
** 弐 [#v025cb07]
その剣は、私の刀と同化した~
~
確かに分かる、刀から溢れる力の感覚~
そして、それと共に現れる新たなカード~
~
~
私は確実に強くなっている~
それをどう生かすか~
決めるのは、私~
これは、私の力なのだから~
~
~
歩こう~
~
私は止まっていられない~
~
~
じっとしていても、時間は過ぎていくのだから~
~
~
~
~
** 惨 [#vf563a46]
~
~
その時、まだ私は生きていた~
~
~
~
二人の死体と、コボルド達の死体がぼんやりとした視界に写る~
~
~
~
帰らないと~
まだ私には沢山やらなきゃいけない事があるのに~
~
~
~
~
刀を杖に、立ち上がる~
~
生きていると言っても致命傷~
~
街までの距離は馬車で3日~
~
歩いて帰るのは絶望的だろう~
~
~
~
~
それでも、私は諦めなかった~
~
~
一歩一歩~
~
~
血を零し、体液を吐き出し、這いずる様に歩き続けた~
~
~
~
~
~
~
~
でも~
~
~
~
運命は残酷で~
~
~
~
~
~
私の目前に、見覚えのある花が見えた~
~
~
知っている花だ~
~
~
これは、死を呼ぶ花~
~
~
~
~
~
~
そして周囲の空間が歪み、それは現れた~
~
~
~
それは悪魔~
~
今の私には、到底勝ち目の無い絶望そのもの~
~
~
~
~
~
私は刀を杖に、片手で脇差を取った~
~
~
~
~
帰りたいから~
~
~
皆の元へ~
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~
愛する人の所へ~
~
~
~
~
~
~
~
でも~
~
~
~
想いだけじゃ~
~
~
現実は変えられなくて~
~
~
~
~
~
その拳で私の身体は軽々と吹き飛ばし~
~
~
助からない量の血を噴き~
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~
私は倒れた~
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~
~
帰りたい~
~
~
帰れない~
~
~
帰りたい~
~
~
~
帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい~
帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい~
帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい~
帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい~
帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい~
帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい~
帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい~
帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい~
帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい~
帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい~
~
~
~
帰りたい~
~
~
~
何をしても~
~
~
~
~
「私」じゃなくなってもいいから~
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~
~
~
~
私の手にはカードがあった~
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~
使わないと決めていたカード~
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~
~
でも~
~
~
~
私は~
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最後の力で、カードを傍らの霊魂に押し当て~
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'''─── SpellCard "Genseizan"'''
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これでもう、私は只のヨウムじゃなくなった~
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もう、何も知らないヨウムじゃ居られない~
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私は~
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~
ヨウム・コンパク~
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** 肆 [#n2c6a361]
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私は知らねばならないと思った~
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この力の意味を~
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そして、その先にあるものを~
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そうしなければならないと、強迫観念にさえ駆られた~
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だから、私は危険と知りつつ「それ」を使った~
~
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'''─── SpellCard "Meisouzan" '''~
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消えた~
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今、確実に~
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~
私には分かった~
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~
~
~
今、私の~
~
「ヨウム」の一部が、消えた~
~
~
~
そして、その隙間に~
何かが入り込んだ~
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~
これは、記憶~
~
~
私じゃない私の記憶~
~
~
~
違う~
~
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~
こんな場所、私は知らない~
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~
こんな人、私は知らない~
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~
でも、知ってる~
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~
私は「知ってしまっている」~
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怖い~
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~
怖い怖い怖い怖い怖い~
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私は~
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私が、怖い~
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** 伍 [#vd03b017]
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………揃った~
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今、私の手の中には全てのスペルカードが揃っている~
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これで、終わり~
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そう、これで私は………~
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………………本当に?~
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………まだ、何かある気がする~
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終わっていない気がする~
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~
モヤが晴れない~
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………もう少し、続けてみよう~
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答えが見えるかもしれないから~
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#endregion