[[名簿/デストルドー]]

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-'''そういうわけで、デストルドーはステイシスとバリスタの過去に何があったのかを知るために、黄金世界とは別の、バリスタとコルトのいる次元にやって来たのだが……''' --  &new{2016-05-02 (月) 00:21:59};
--&color(#580327){……珍しいね、キミがわざわざ私を訪ねてくるなんて。(訝しさとやり辛さと少々の戸惑いと、そういったものが混ざり合った声色)&br;(黄金世界のそれとは異なり、静かで上品な雰囲気の漂う酒場……カフェと言ってもいいかもしれない。そこで、テーブルを間に挟んでデストルドーとバリスタ、その傍らにコルトという配置で座っている)}; -- [[バリスタ>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst085939.png]] &new{2016-05-02 (月) 00:23:18};
---&color(#ff1493){は、はい!ご無沙汰しておりますー。 そして、お忙しい中呼び出してゴメンナサイ!&br;(少し緊張した面持ちで謝罪の言葉を述べる女は、コルトにとっては初めて見る顔かもしれない)}; -- [[デストルドーさん>名簿/デストルドー]] &new{2016-05-02 (月) 00:24:12};
---&color(#580327){いいさ。最近ヒマを持て余していたところだし、私も以前はそっちで暮らしていた身。キミ……たちの調査と研究のために、当時の情報が必要になることもあるだろうし、ね。&br;(……と、言葉ではそう述べているものの、やや警戒した様子で、軽く座り直すとコルトを庇う様な位置に)&br;で、何を聞きたいんだい?}; -- [[バリスタ>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst085939.png]] &new{2016-05-02 (月) 00:38:20};
---&color(#ff1493){えーっと、その、あの……(プレッシャーのせいで、既にしどろもどろ) 今回は『黄金の物語』の調査とは別でー、いえ、ちょっとは関係あるかもしれないのですがー、&br;どちらかと言えば個人的に知りたいことで、あー、う〜……(思い切って、テーブルに両手をついて少し身を乗り出し) バリスタさんとコルトくんさんと姉さんの関係について、ですっ!}; -- [[デストルドーさん>名簿/デストルドー]] &new{2016-05-02 (月) 00:53:06};
---&color(#580327){…………うん? (答えを聞くと眉をひそめ、しばしの沈黙の後、唸るように声を絞り出す)&br;(……が、長身の割に幼く見える面立ちのバリスタが凄んでも、傍から見ればさほど迫力は無いかもしれない)}; -- [[バリスタ>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst085939.png]] &new{2016-05-02 (月) 00:53:31};
---&color(#B8860B){(バリスタとデストルドー、座ったとて自分よりだいぶ高い位置にある二つの顔を見上げながらテーブルに頬杖ついてる)&br; (生前に失われた左腕だったがこの通りだ。青年期に差し掛かった晩年の姿ではなく少年の頃の姿故)&br; (ここは空気すら微かにとろみを帯びてるような落ち着いた空気のカフェ)&br;(相対するのがかの一族なのは図体と風袋でわかるが腰が低い。童顔なバリスタよりも同じかさらに幼げに見える。だから少年は警戒心をほとんど抱いてなかったのだが)&br; (バリスタから金髪に挿された花をとろうかどうか、触れながら迷ってた手先が、切り出しされた言葉で止まり)}; --  &new{2016-05-02 (月) 00:55:27};
---&color(#B8860B){・・・・・・。&br;(メンチ切ってるバリスタの方に髪から花を抜いて投げつけた)&br;言えば?&br;(目つきの悪さが加速する睨み顔。なんだろうこの顔。なんでそっちなんだろう睨むの)&br;(スカート穿%%かされてる%%いてるのは関係ないと思われる。一族の二人にとっては)}; --  &new{2016-05-02 (月) 01:01:50};
---&color(#ff1493){ひいっ!?(瞬時に張り詰めた(と、少なくともデストルドーは感じた)空気に、思わず叫び声。今にも逃げ出しそうなポーズのまま固まる)}; -- [[デストルドーさん>名簿/デストルドー]] &new{2016-05-02 (月) 01:23:09};
---&color(#580327){(コルトが投げた花は「ぽふん」とバリスタの頭にクリーンヒット。でも、デストルドーを睨むのは止めない)&br;……関係、と一口に言っても色々あるだろう。 コルトくんは私の仕事の――「主」から命令を受けての諜報やら工作やらを行う上での相方だ。&br;それを知らないわけでもあるまい? それとも……(コルトの方をちらと、デストルドーに向けるそれとは違い険の無い表情で見て)&br;……キミの姉がコルトくんにした酷い仕打ちを、わざわざ思い出させに来たのか?&br;アイシクルは……いや、今はステイシスだったか、兎に角、まだこの子を自分の物にしたがってるのか?&br;(「苦虫を噛み潰したような」とはまさにこれか、といった顔でデストルドーを見つめる)}; -- [[バリスタ>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst085939.png]] &new{2016-05-02 (月) 01:23:29};
---&color(#B8860B){(どちらの視線にも言葉を返さず、椅子ごと半回転しテーブルに背を預けてしまった。もうデストルドーの方を見ようとはしない)&br; (空気に既にビビってる新顔にはわかりずらいが、死角になるところで少年はバリスタの服の端を握っていた)&br; (姿に魂が引っ張られているのか、それとも。とにかく生前に見せていたのよりも少し幼い仕草ではあった)&br; お前はなんだと思うんだ? 何に見えるって言うんだ? 俺のことが&br; (表情を隠したまま新顔を見極めんとする問いを呟く) }; --  &new{2016-05-02 (月) 01:37:10};
---&color(#ff1493){ああ、お仕事ってそういう……。(こんな状況でもそういう発想&言葉が出るあたりは、この一族の性(Sa・Ga))&br;ひぅぅ、そんなつもりじゃありませんー! 今回の件は、姉さんは無関係ですー!(ちょっと涙目で慌てて釈明)&br;はうあう……(その上コルトくんにもそっぽを向かれては、取り付く島無し……かと絶望しかけたところで、その問いかけ)&br;……何に見える、って……スカートの似合う可愛らしい男の子、です?(ほぼ見たまま、感じたままを答えたのは、緊張で頭が回っていないというよりは、いわゆる天然なのだろう)}; -- [[デストルドーさん>名簿/デストルドー]] &new{2016-05-02 (月) 01:52:35};
---&color(#580327){違う、そうじゃない。(こっちもこっちで、デストルドーのボケに思わずツッコミを入れてしまう)&br;(そしてデストルドーの答えを聞きながら、服の裾がわずかに引っ張られたのに気付き、それを握るコルトの手にそっと己の手を添えた)}; -- [[バリスタ>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst085939.png]] &new{2016-05-02 (月) 01:52:59};
---&color(#B8860B){(大丈夫、二人から見えないけど少年も崩し絵のしかめっ面になってた。ダンジョンに飯を求めて練り歩くエルフみたいな顔してた)&br; お前らみんな同じだ。くたばっちめえ!&br; あいつにも言っとけ&br; (少年が開いている手を己の背筋に回す。片手で器用に、服のボタンを外していく。生脱ぎですか? もしかしてブラもしてるんですか?)&br; (悪ノリ空間が続いてるのか!?と電流走りそうなデストルドー。傷口を押さえるように添えた手に少しだけ力がこもるバリスタ)&br; (少年が襟元を引き身を縮めるように上体を丸めると華奢な背中が露わになった)&br; (伸びて裂けて破れて引きつった痕が鮮やかに残る皮膚。命も意識も固定してショックと痛みを性器に刺激として直結した状態で皮膚と肉の下から力任せに背骨を掴み引き抜き出すとこんな風に残る)&br; (心と身体に我を記す。花の盛りの乙女のような思い、浮かれた独善でされた行為だった)&br; こないで }; --  &new{2016-05-02 (月) 02:16:29};
---&color(#ff1493){……っ!(おもむろに服を脱ぎ始めた少年の様子に思わず頬を染める……が、続いて露になったその背の凄惨な刻印に、すぐさま血の気が引き、息を呑んだ)&br;…………姉さんが、こんな酷いことを?(震えた、掠れた声。少年が受けた、想像を絶する苦痛の濁流を思うと眩暈すら感じ、また、姉への今までとは異なる畏怖が芽生える)}; -- [[デストルドーさん>名簿/デストルドー]] &new{2016-05-02 (月) 09:21:16};
---&color(#580327){(「もういい」と言うように、手を握ったまま、コルトを自分の方に抱き寄せた)&br;……そうだ。これがキミの姉のやった事だ。 罪、と表現するのすら生温い。(溜息。先程のような敵愾心とは違い、憂いを含んだそれ)&br;黄泉から魂を引き戻し、それに再びの生を与える……アイシクルの編み出した技は、我々にとって、特に「野垂れ死に」とも揶揄されたかの地で動くには、大いに役立つものだった……。&br;だがそれはあくまで、我々の内だけで用いるならばの話。 死への恐怖も、生の苦痛も薄い、初めから長久の存在として創られた、我々のね。&br;&br;アイシクルはこの技で、「蘇った不死者なら、生者では考えられないような、無限の快楽を与え、得ることができる」という歪んだ考えを持つに至った。&br;コルトくんは、そんな彼女の欲望の犠牲者だ。 ……これでわかったろう。キミの姉とコルトくんの関係が。&br;そして……(少しの躊躇の後) 私がキミの姉を憎み、許さない理由が。}; -- [[バリスタ>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst085939.png]] &new{2016-05-02 (月) 09:22:17};