[[施設/私立ゴルロア学園]]

-''旧校舎'' --  &new{2010-07-04 (日) 21:23:31};
-''旧校舎'' --  &new{2010-07-04 (日) 19:20:11};
--(こっちも倉庫として勝手に使っていたので機材の片づけをしている) -- [[ハル>名簿/409872]] &new{2010-07-04 (日) 19:20:41};
---(ずももももも、と異空間から現れる頭部に骸骨がついたままの悪魔)…あ、いた。&br;…ハル……その…(言葉が出ない。あの置手紙を読んだ上で、何を言えばいいのかわからない。沈黙が流れる) -- [[ソーニャ>名簿/410170]] &new{2010-07-04 (日) 19:27:22};
---……!!?!??!!(とんでもなくビビッている)&br;(なんでソーニャがいるのか全くわからない、といった顔だったが、すぐに焦った表情で懐をまさぐり、例の丸めたメモの切れ端が無いことに気付く)&br;〜〜ッ!(「だあああ、かっこわりぃいいい!」といった表情でガリガリと頭を掻いて赤面する) -- [[ハル>名簿/409872]] &new{2010-07-04 (日) 19:29:30};
---…?…メモ、読んだけど… …ハル、もうお別れなの?遠くに行く、って…喉がやられて、声が出ないのに、また冒険始めて!(だんだん語意が強くなる)&br;そんな別れ方で、あたし達が納得、出来るわけないじゃない!…やめて、って言ったら…やめてくれたり、しない?あたし、もう、みんなと離れ離れになるのは、嫌…(頭を垂れる その頭に載ってる骨がいかんともシュールだ) -- [[ソーニャ>名簿/410170]] &new{2010-07-04 (日) 19:31:51};
---……(黙ってメモを取り出してまたサラサラと字を書く)&br;『帰る場所もねーし、仕方ねーよ。それに教室でもいったけど、俺がいるとみんなの進路に支障が出たりするしさ。俺が居なくてもみんないるからへーきだ。すぐに慣れる』&br;(近寄ってまた骸骨頭をぽんぽん叩く)&br;(……コイツがこれ被っててよかったわ。顔みたら決意が揺らぐっての) -- [[ハル>名簿/409872]] &new{2010-07-04 (日) 19:39:19};
---(ぽんぽんと叩かれる骨…よく見れば、僅かに震えているのがわかるだろう そして、頬に一筋の涙があることも)&br;…また、そんな事言って、カッコつけて…!…でも、もう、決めちゃったんだね…ハル…。…ハルが決めたなら、あたしももう、何も言わない…(言葉はとぎれとぎれに…まるで泣きながら呟く様に)&br;…でも、絶対帰ってきてね…!手紙にあった、十数年後!あたし、ずっとこのままで、この街からきっと離れないから!だから、また元気な顔、見せて、ね?(顔を上げる 頭蓋骨が彼女の表情を隠しているが…口元から、無理しているのが簡単に読み取れる) -- [[ソーニャ>名簿/410170]] &new{2010-07-04 (日) 19:43:14};
---(無言で頷き、優しく骨越しに撫でる)&br;(ああ、そうか……この距離か)&br;(俺はきっと、この距離が……こいつのこういうさりげない距離感が……気に入ってたのか)&br;(お祭りのマスクのような頭蓋骨越しにソーニャを撫でて、そう気付く。近くも無いけど決して遠くも無い、触り易い距離感)&br;(直に触れることは恐ろしくても、直に見る事は恥ずかしくても……仮面越しでなら、この寂しがりの悪魔のことも正面から見る事ができる)&br;(……ほんっと、かっこ悪いな俺)&br;(にやりと笑って離れると、その辺に置いてあったアコギを手に取る)&br;約束だったろ? 最後に一曲だ&br;(声の出ないハルは喋れない。喋っていない)&br;(だが、声が出なくても『色』は伝わる)&br;(近くで見えない空の色も、遠く離れれば青く見えるように、距離があれば『色』は見える)&br;([[紡げば『色』はカタチになる>http://www.youtube.com/watch?v=_DJdfuU8tTE&feature=related]]) -- [[ハル>名簿/409872]] &new{2010-07-04 (日) 19:56:27};
---(友人としての距離感)&br;(クラスメイトとしての距離感)&br;(あたしは人を分け隔てない。友人であれば、あたしは誰でも受け入れる 誰でも正面から見据えられる)&br;(だけど今、自分の顔には骨があり、これが彼とあたしを隔てている)&br;(頭蓋骨越しに撫でられて、その距離感を感じる 先月までは無かった、今は確かに存在している、この距離感)&br;(ああ、この距離感が別れなのだと。今まで、何度も友人と死に別れていた時に感じていた物が、今具現化されてあたしの頭にかぶっている)&br;(きっと、偶然じゃない。だからあたしは涙を流して、笑って楽器を手に取った、親友のぼやけた姿を見る)&br;――約束だったろ?最後に一曲だ――&br;(彼は喋れない。喋っていない)&br;(だが、声が出なくても『想い』は伝わる)&br;(近くだから見える貴方の顔も、遠くに離れて見えない髑髏の隔たりも、距離に関係なく『想い』は伝わる)&br;(紡がれた『想い』を聞き……あたしはただ、髑髏の仮面から涙を流し続けるだけだった) -- [[ソーニャ>名簿/410170]] &new{2010-07-04 (日) 20:04:39};
---(一通り演奏を終えて、ぎゅっとソーニャを抱きしめて笑う。声は擦れていて、ただ空気が漏れる音しかしないけれど、それは確かに笑い声だった)&br;さよならソーニャ。多分、お前が好きだった。多分だけどさ&br;(伝わるかどうか分からない想いを伝えて、ひらひらと手を振って去っていく)&br;(機材の片付けは済んでいる。もう此処に戻る理由もない)&br;(だから、しっかりとした足取りで去って行く)&br;(『今度は嘘をつかずに……ただの一度も振り返らずに』) -- [[ハル>名簿/409872]] &new{2010-07-04 (日) 20:17:21};
---(ぎゅっと抱きしめられる 感じられる彼の体温、鼓動、吐息。それらすべてに『想い』は伝わる)&br;(確かに伝わった彼の『想い』、立ち去る彼の足音を聞きながらも自分の足は動かない。動かせない。)&br;(それが彼に対する思いやりであり、自分に対しての言い訳であり、きっと―――――)&br;&br;………またね、ハル(表情を頭蓋骨に隠し、既に見えなくなった彼の背に告げる。そして、その場を去っていった) -- [[ソーニャ>名簿/410170]] &new{2010-07-04 (日) 20:58:35};