[[名簿/472324]]

-（……太った男が小屋の前に立って海を眺めている　服が……ぼろぼろだ　しばらくそうしていたが、紫煙をふーと吐き出すと）&br;おい、犬コロ。どうせ俺がまた出てきたのもここに来てんのも分かってんだろうが。元上司への挨拶もなしか？&br;（特にどこを向いて言うわけでもなく　だが、はっきり誰かにむけて言葉を放った） -- [[ディーラー>名簿/510583]]
--ああしまった、そういえば墓参りも一回もしてないや。　化けて出てもしかたないね？&br;（知った声の返事は彼の背後から。　背中合わせで独り言のように、誰かへ向けた返事）&br;なにか”忘れ物”でもしたの？　それとも釣りでもしに来たのかな？ -- [[ヒメ]] &new{2014-04-02 (水) 09:31:01};
---相変わらず敬いってもんがねえ奴だ。再教育でもしてやろうか？……いやちと用があってなお前に。&br;（こき、と首を鳴らすと、着ていたぼろぼろのコートとチョッキとシャツを脱いで上半身裸になり、ひょいと後ろの奴に投げる）&br;縫っといてくれや。「部下」が一人もいねえんでな。頼める奴が居ないんだよ。英霊だろうと身体はさっくり治せても服は直らない直せないときたもんだ。&br;（ふーと煙を吐く）何だ？（ちらと振り返り、あの当時と同じ目で見てにたっと笑う）もっとでかい用件だと思ったか？ -- [[ディーラー>名簿/510583]] &new{2014-04-02 (水) 21:05:00};
---しょーもないなーっ　あのね、あたしは仕立て屋でもアンタの嫁でもないんだけどねーっ　&br; （男が顔を向けた先には、あの『最期』から何も変わりのない姿が居た）&br; （昨日わかれて今日また逢ったかのように。　違うのは「黒服」を纏っていないくらいか）&br; …にはは、二度と見たくないつらだと思ってたのにな&br; （クソボロっちい布キレの塊を受け取って、一度同じような台詞を言ってやった気がするのは、あれは夢の話だったか）&br; 身軽になった気分はどう？ -- [[ヒメ]]
---仕方ねえだろ。お前よりパルフェのほうが丁寧に縫ってくれそうなもんだがな。フォッフォッフォッ……&br;（変わらない姿に、少しだけだが心が緩む）……俺もそう思ってたが、知らんババアに願いを叶えろって「商売」持ちかけられて、無理矢理呼び出されたんだよ。&br;しょうがねえじゃねえか、なあ。（その辺の事情はヒメなら判ってる　だから、そこのマスターのところにも「黒服」は一応いるし、オウルにも手厚くしろとは命令されてるはずだ）&br;（服だって縫えといわれれば縫うだろうに――）&br;身軽、か。……ま、身軽だが……つまらんな。今まで糞餓鬼どものおんぶにだっこに世話ばかりで忙しいったらありゃしねえのに。&br;あの時から急に引き戻された感じでよぉ。急に仕事が少なくなってまあ……暇で暇で、つまらんこった。&br;（要するに、一人で居る事がずっと無かったから慣れないしちょっと寂しいし、ということなんだろう　素直にそう言えばいいのに、相変わらずだ） -- [[ディーラー>名簿/510583]] &new{2014-04-03 (木) 01:26:39};
---っくすっ　あはははは　あのおばあちゃん怒るとおっかないもんなー？&br;わかったわかったそりゃしょーがない。そういうことにしとくね？ふひひ…ぬくもりがほしかったらいつでも飛び込んでおいでね？&br;（あの歩く威圧感の『DART　OWL』頭領様がいまでは年寄りのお守り。ついでに心細いと来た。　笑わなきゃ損だとばかりに）&br;その君を"呼び出せてしまった理由"も気になるとこだけど、あそうそう、今の君の事をあたしはなんて呼んであげればいい？ -- [[ヒメ]]
---ああ目を見なくてもわかるな、馬鹿にしてるだろてめえ。昔みたいにゲンコツ食らわせてやろうか？フッ。（少し笑いながら）&br;さてなあ。あのババアは俺の事を知ってるようだったが、俺は分からん。少なくともこの町に居たころか、更にその前にあの瓦礫城に少しいた期間か……&br;どっちにせよあのババアが一応人間なら、ガキもいいとこだろ。分かるかよ、さすがに。あとあいつは「眼」で読み取れねえ。考えを見ようと思っても向こうもそれを見抜いてやがるんだな。&br;逆にガンつけてきて「見るな」って考えしか見えてこねえ。現役時代でもあんな肝据わったヤクザもんはなかなか居なかったぜ、フォフォフォ。&br;……そうだなあ。（煙を吐くと、少し間をおいて）俺ぁいわゆる「サーヴァント」だからな。俺自身本人とまったく同じの感覚だが、本人じゃねえのも良くわかってる。記憶から生まれた、聖杯のための英霊ってのは、本能レベルでな。&br;お前が「ボス」って呼んでた奴とは別人だ。そいつはあの世にいんだからな。……だからまあ、好きに呼べ。どうせ聖杯戦争が終われば俺は用無しのポイだからな。 -- [[ディーラー>名簿/510583]] &new{2014-04-03 (木) 15:45:11};
---し、してないよ？　っ…ｸｸｸｯ…ひひ！！&br; （そよぐ潮風に乗って届く波の音と海鳥の鳴き声に混ざって、''いやに鈍く重い音がゴツと響いた''）&br; &br; ………その「記憶」ってところがかなり重要だけどね（頭抑えながら）&br; 自分を自分であると証明する方法も、存在した事を証明する方法も、「記憶」だけだよ。&br; レイブン…ライブルのお爺ちゃんが眠る時にも似たことを話したね&br; （「また逢えたでしょ？」　と、そういってまた笑いながら）　&br; だからいいんじゃないかな、君も君で。　ね、ディーン？&br; &br; 代わりの服、作業着とエプロンならあるけど？ -- [[ヒメ]]
---おうおう、良かったな頭割れなくて。英霊になってるからこいつは人間の頭も吹っ飛ばせるぐらいなの忘れてたぜ、フォッフォッフォッ。&br;（ざまあみさらせという顔でヒメを眺めつつ）……フン、本名か。まあ……はぐれ鳥ならそれでいいか。&br;……「記憶や思考で成り立つ世界なら、俺たちは記憶の塊だから」か……なるほどな。どうやらお前は俺を忘れてなかったらしいな。&br;ま、今のゲンコツで色々忘れたかもしれねえがな。ククッ。……もう一発記憶を飛ばしたくなかったら最初に言ったとおり、「な・お・せ。」いいな。&br;お気に入りの服なんだよ。だいたい、普通の服が俺に着れないの分かってて言ってるだろ、てめえ。&br;&br;（なんやかんや問答があって、また数度ぐらい鈍い音が響いたあと、ちくちく裁縫セットをもってきて縫うヒメを背に座りつつ）&br;……あいつらは、どうしてる。&br;&br;'''（――北の国、ある街）&br;（とある、それなりに大きめなマフィア組織があったが、そこが随分前に改名したと聞いた――「ＤＩＲＴ　ＯＷＬ」と）&br;（老獪な、狡猾で、厳しく、しかし優しいブロンドヘアの老婆が相談役として後ろに立ち、その息子が指揮を執っているという）&br;（父親は、数年前に亡くなった　狙撃を受けたのだそうだが、それよりも高齢による体力の低下が復帰する力を残していなかったという感じらしい）&br;（実際はその銃弾はまるで鋼鉄に当たった音がしたという妙な噂まである）&br;（また兵器や薬学にも優れていて、裏社会はもちろん、認可されていない薬だが表社会にも違法ルートで横流しがされていて、それが結果的に命を救ったりもしてるらしい）&br;（その開発者は既に他界しているようだが、技術は部下たちが受け継ぎ、そこからさらに才能ある者もまた生まれているという）&br;（実際、名前が変わる少し前ぐらいからその組織のおかげで裏も表も治安が良くなったとのことだ　過度に組織を広げる事も無く、バランスを取る）&br;（少なくとも夜の街を平気で歩き回る馬鹿はその街にはいないそうだ）&br;（また、奇妙な事だが、現頭領とその妻は髪の毛が「両翼」のようになっていて、何かの種族の生き残りか、とも言われている）&br;（実は近親相姦という噂もあったりするが定かではない　ともかく、余計な詮索さえしなければさほど危険も無く）&br;（かといってその大人しさに付け込もうと攻め入った組織は容赦の無い制裁を受けるという組織だ）&br;（こう聞くと、まるで善行をしている集団のようだとも言えるが　私らは悪党で、違法なことで儲けた金でとにかく「生きる」ことに必死になっているだけ――）&br;（死にたくないようにしてたら、結果としてこうなっているだけだと、相談役の老婆はアングラ系ジャーナリストに不敵に笑って、言ったらしい）''' -- [[ディーラー>名簿/510583]] &new{2014-04-04 (金) 01:36:22};
---（頭部の鈍痛にふらつきながら「やっぱり気になるんだ？」と笑い、概ねのあらましを語ってやる）&br;―まあヒメは介入してないから情報だけだけどね。　にしてもその記者さ、なかなか度胸あるよね？　君がボスの時は殺されかけたけど&br;（それはきっと朗報でもあるが、時の流れはいつでも優しく、そして寂しくて残酷だ。　当然、オウルの知っていた時間は既に存在しない）&br;彼らはうまくやっているよ、君が遺したモノもひとつ欠かさずに。　……このファーの部分厄介だなぁ　もう&br;（自分の両手と、影から伸びた手のようなもの数組にもちまちまと修繕をやらせながら合間につぶやく）&Br;（―オウルがなにも言わないので少し間ができた。　人気のない廃港で、喧騒も重圧も何もない、静かで緩やかな時間と少しのデジャヴ。）&Br;どお、聞かないほうがよかった？（ちらと振り向いて横顔を伺ってみる） -- [[ヒメ]]
---……いや。安心した。&br;（その横顔は、ただの人の親の、良かった、という表情　本当に、それ以上でも、それ以下でもない表情だった）&br;俺は不器用だ。ああいう方法でしか伝えれなかったからな。その辺、ナターリアは器用だ。あれで口も回るし、はったりも利く。&br;伝えるべきことは素直に言葉と行動で伝える。そういう奴が伝えれば、次の伝える奴も伝えてく。&br;（今度はこちらが、ちら、とヒメの目を見た）&br;「長い時間が過ぎたことがさびしいんじゃないか」、か？まあな。俺が大事に育てた鳥たちは死んじまったんだからな。&br;だが、「さびしい」程度で済む。あいつらはあいつらで、次の鳥を育てる親鳥になって、また雛鳥を育てた。&br;それが、生き物の姿だ。それが、生きるってことだ。きちんと生んで、伝えて、遺せれば、死んでいけばいい。次が生きる番だからな。&br;それをせずに滅びたら、それは「かなしい」こった。俺のことは覚えてなくてもいいが、俺が生きた証は途絶えるわけだからな。&br;だがあいつら、やけっぱちにならなかったんだな。ずっと、「生きる」ことをしたんだ。十分だよ、その事実だけでな。&br;（生きるとは、死ぬまでに必死になることで、強い魂を繋げていくこと　終わるからこそ、繋げようとするのだ）&br;……てめえは、寂しいのか？ひたすら、見送るばっかりでよ。&br;（自分は、時間は残酷だとは思わなかった　これっぽっちも、過ぎていくことを後悔しない　満足に生きた者なら、そう思える）&br;（だから、自分よりずっとずっと生きた者が「残酷だ」と思ったことが「見えた」のが、そう思わせた）&br;&br;……たまにはどうだ。根っこの部分を言葉にして吐き出してみるのも、いいもんだぜ。「テリア」。&br;（今だけは、あの時のように呼ぶ　同じ「生きていた」時のように）&br;（……その目からは、悔いがわずかに感じられた　生きて、遺したが、遺せなかった相手が一人だけいる　遺志ではなく、記憶しか遺せなかった「番犬」が）&br;（生きているときから分かっていた　自分よりも、何もかも悟ってしまって、もう伝えるべきものがない　だから、写真を彼女に渡したのだ）&br;（当たり前のことだ　むしろ、遺せるはずがない　それは終わりを迎える刻を分かっている者にしか遺せないものだからだ）&br;（次に遺すためのものだから、遺す必要がないものにはただ「記憶」としてつみ上がり続けて行くばかりだから）&br;&br;――あんときは、生きるのに必死で聞いてやる暇も無かったからなあ。……ま、嫌ならいいぜ。&br;（ほんの僅かな時間で自分も消えてしまう　「親鳥」として　たった独り残った最後の「番犬」の話だけでも聞いてやりたかった）&br;（余計なお節介だろうか、とも思う　何しろ、あの時だって一度としてこの少女の奥底の気持ちは「見きれなかった」　あまりにも永く、多すぎるから） -- [[オウル>名簿/510583]] &new{2014-04-04 (金) 14:14:52};
---おーおー、あたしにまで親気取りー？&br; （年下の癖に、と笑って淡々と手作業を続けながら、少ししてまた口を開く）&br; …そりゃあね〜　寂しいよ？　自分だけ置いてけぼりにされていく感覚っていうのかな。&br; でも寂しいからって損だとは思ってないよ。立ち止まる気もないし。コレは本当&br; （むしろ終りがあるからこそ始まりを歓べる――辿り着く結論はオウルの語る「命」の話と同じ事だ）&br;  &br; 実はね、有り得ないよなって思ってた事だけど、君が生前の頃からこーしてね&br; 君とのーんびり話をする「もしも」の時間を想像してたんだよね。&br; それがあららびっくり？　まさか今になって、こうして実現しちゃってるよね。&br; やっぱある時はあるんだよ。　&br; そういう嬉しさがあるから、これからも『灯台』のようにそこに居ようと思う。&br; &br; ―ただね、ディーン？（そこで手が止まる） -- [[ヒメ]]
---見守る側、見送る側、ゆえの出迎える喜び、か……&br;フン。（少し笑って）寂しければ、たまに俺の「子孫」にちょっかいかけにいってもいいんだぜ？&br;もしくは……向こうがいつか、廻り回って、お前に会いにくるかもしれないかもな。……敵にしろ味方にしろ、「陰に潜むヒメ」には用心しろって事は……&br;しっかり、伝えてるだろうからな。フォフォフォッ……ま、もしかしたら尾ひれがついてとんだバケモン扱いになってるかもなあ？&br;&br;何だよ、そんなに話したければ言えば……（そこまで言って、苦笑する）ダメか、生きるのに必死だったからな。&br;死んで戻ってきて……やっと、生きることに縛られなくなって、ようやく、聞けるからな。……灯台……か。&br;（永く生きる者達が、自分を表現する時によく使う　家・灯台・目印・止り木……孤独の果てに、孤独な者のための存在になろうとする）&br;（真の孤独を知るゆえに、真の孤独を理解できるから、そういう者のために、いつだって居続ける）&br;……そうだな。お前がいるのが……判ったから、迷わずここに来れた。&br;（奇しくも、かつて呼んでいた「天灯」というコードネームは、今も役目を果たしたのだ）&br;&br;フン、馴れ馴れしく呼びやがる。……ただ、何だ？ -- [[ディーン>名簿/510583]] &new{2014-04-05 (土) 23:31:38};
--- （返事を返した瞬間に頬に衝撃。波の音にまぎれて''パシン''と小さな鋭い音がはじけて消える）&br; ・・・・・・・。&br; （ゆっくりと手を下ろして、言葉はない。　張り手の意味はすぐ理解できたろう）&br; （オウルは知らない、『あの瞬間』以後の事は。当然だ、死んだのだから。）&br; （だからいつでも飄々としていたその女がどれほど狼狽したかも、自分の血肉を引きちぎるほどに取り乱した事も）&br; （ひたすらにひたすらに悔いた。　あらゆる「もしも？」を考えずに居られなかった）&br; （それでも過去として思い出の中にしまって前へ向かったのに、その思い出が目の前に現れて）&br; （「テリア」と、そう呼んでくる。　平気ではいられなくなった。もう我慢もいいだろう）&br; ・・・・・・言わせておけば・・・好き放題買いかぶって・・・！&br; （付き合いが始まってどれほど長い時間が過ぎたかオウルにとっても珍しい出来事だろう。）&br; （”時の流れ方”が違うだけで、「根っこの部分」など結局同じ人並みでしかない）&br; （下を向いて表情は見えないが、時折肩を震わせて唇をかんで）&br; &br; （――ランターン・テリアはあの頃、オウルを、彼らを笑顔で見送った、泣く事はせずに） -- [[ヒメ]]
---&br;――！&br;&br;……………………（痛む頬　ヒメの見せた事の無いその目、初めてやっと「根」が見えた）&br;……（すぐに俯いて見えなくなったが、一瞬映った目を通して、自分が死んだ直後の彼女の慟哭のような記憶が全て見えた　そうか　そうだったのか）&br;（こちらも、俯く　……思えば部下として彼女と過ごしていた頃から、彼女の底は見えなかった　好き放題買いかぶった、とはまさにそのとおりだ）&br;（部下であったが、同時に敬意もあった　ふざけた姿の中にどれだけの経験と記憶を積み上げてきたのかと思うと、敬意を示さずにはいられなかった）&br;（だから重要な任務もたくさん任せた　全面的な信頼を置いていた　同時に、畏れも　だからあの写真はヒメも干渉しづらい場所で守護させていたのだ）&br;（――例えるなら、守護女神　オウルにとっては、組織の長として、心の支柱でもあったのだ　その底知れない力と思考が味方してくれていること）&br;（神格視し過ぎていた　ずっと、今の今まで、底が見えないまま、頼ってきただけに）&br;（精神構造なんてまるで違うと思っていた）&br;（ただの人間にはきっと見えないものなんだろうと思っていた　だから彼は一度たりとも「雛鳥」として扱わなかったのだ）&br;（死ぬ最後の瞬間まで――「お前なら、なんとかしてくれるだろう　番犬」と）&br;&br;…………………………「テリア」。&br;すまない……本当に、悪かったな……&br;&br;（鳥が大切なものを羽で包むように）&br;（梟のような体と腕で、華奢な身体をやさしく抱きしめた）&br;（出会ってから何十年　やっと初めて「人ならざる者」「番犬」でなく、自分が囲っていた「雛鳥」として、「一人の少女」として、心から慈しんだ）&br;（生きてる間、ずっとそれに気づいてやれなかったことを……心から詫びるように） -- [[ディーン>名簿/510583]]
---（ずっと、誰かにこうしたかったはずである。　ただそうしそびれて長い時間がたってしまった）&br; （それを本人に直接ぶつけられるのは幸運だったし、それが理想だった気もする）&br; ･･･くぅん･･　　くぅん･･･&br; （遠くに聞こえる波の音　風の音　もう開くことのない本　小さな恋の終わり）&br; （俯いたまま小さく小さく犬のような声を漏らしたと思うと）&br; （声を上げて）&br; （泣いた）&br; &br; （”同じ時間を歩めない者”同士がともに居た場合、ある歪みのような物が生まれる）&br; （考えたら、その「買い被られ」がもっとも寂しい事だったかも知れない）&br; （でもダート・オウルは確かに伝えたし、与えていたのだ。「物語」と『役割』を。）&br; &br; （それからまた少し時間がすぎて、少し日が傾き始めた頃）&br; ほら、出来たよ服。 -- [[ヒメ]]
---&br;おう。……やれやれ、何つーか……フン。ま、贅沢は言えねえな。&br;（ばさ、と少々、さっきより短く感じるようなコートを羽織る）&br;……フーッ……（紫煙を吐きながら、ふと、思い出した）&br;（……昔、まだ、「目」も育ってないような遠い昔　言われたことがあったな、と）&br;'''「――鈍感な上に朴念仁のデリカシー足らず」'''。&br;……ってよ。「あいつ」に言われたのを思い出したぜ。フォッフォッ……&br;（ヒメでなく、「テリア」として　ダート・オウルでなく「ディーン」として）&br;（あんまり生前見たこと無いような笑顔で、彼女の頭を撫でてやる） -- [[ディーン>名簿/510583]]
---あーうん絶対言われてるだろうね。　皆言うねえ、きっと。&br; （まさかさっきのでそっちまで悟られたか？　と少し動揺しかけた所で気づかれぬようそれはぐっとこらえた）&br; （撫でられると、ゲンコツ数発分の疼きがじわっと響く、痛い　が、子供のように嬉しげな表情を――）&br; その面を何で生きてるうちにもっと出来なかったものかー？&br; まあ、不器用こじらせて死ぬような奴だからもうしかたがないね、出せるお薬もありません&br; （――本人には向けないが、先ほどオウルが「目」から理解したもう一つ事がある）&br; （なにやら時折垣間見せていた肉親への歪んだ愛情。　その正体も、たったこれだけの事） -- [[ヒメ]]
---（その小さな動揺が、当時の彼ならいざ知らず、果たして強化された目から逃れられたか、はてさて）&br;お前が意地っ張りの見栄っ張りだからそうなるんだ、馬鹿たれが。フォッフォッフォッ。&br;ピジョンぐらいの素直さがあればなあ……嫁の貰い手も居ただろうになあ。クックッ。&br;（……やっぱり悟られたんじゃないだろうか？カマかけてるだけだろうか？）&br;……たく、本当に。意地っ張りだな。&br;（だが、何をどう理解してやれてもも、やはり出来ることはこれ以上は、無い）&br;（自分はまたすぐ消え、ヒメは生き続ける　少しばかりの気持ちを打ち明けさせてやることが、ただの人間には精一杯の――）&br;…………&br;いや……&br;（ただの人間――いや、違う　すっかり、あの当時の気持ちに戻っていて、忘れていたが、今は）&br;おい、テリア。お前、俺の「能力」のことは知ってるな。&br;「&ruby(ディール){取引};」をしないか。俺は、召喚された部分がお前らと一緒にいた頃の姿だ。&br;だが、これは正直全盛期ってわけじゃねえ。組織としてはともかく、俺としてはな。&br;……''「２０年」''、お前のクソ永い未来の時間を、少しばかし売ってくれねえか？ちょいと若返っておきてえんでな。&br;代わりに、お前の望むもんを、やるよ。それを、思い浮かべろ。 -- [[ディーン>名簿/510583]]
---&br;素直ですともさー!?　こんなに良い女他にいないんだけどなーっ？&br; （などと、実に下世話な話をあーでもこーでもいいあって）&br; &br;  ああ、その「能力」そういう使い方もできるんだね。　いーけど？　こちらにとっては”減るもの”じゃないし&br; 減る事はないけど、終わりはいつか来る…ややこしいね。まあ、この話は置いとくとして&br; 10年でも20年でも30年でも結構だよ。　（何なら生まれなおしてみるかい？と笑って）&br;  ただねえ、ヒメの望むものかぁ…それが一番悩んじゃうなー&br; 大体成就しちゃったし、もっと本当に望むものは君の能力でさえ手に負える物じゃないしね、にひひ&br; とにかく、「渡すもの」と「対価」って大義名分があれば取引は成立するのかな？&br; （それなら…と思い浮かべたことは―――）&br; （―――'''『ランタン』を返してほしい。'''）&br; …恩のあるやるに頼まれてることがあってね？&br; その時がもしも来れば、もしかしたら必要になるかもしれない。それはあたしの「役割」だ&br; 「なんとかしてくれる」って期待されてるもんでさ？　頼れる女はつらいよね？&br; …それでいいかな？&br;（//つまり子孫いつでもかかってこい） -- [[ヒメ]]
---てめえ自身が「等価」だと心で「納得」すれば、自然と能力が発動する。ま、そういうこったな。&br;……『&ruby(ランタン){天灯};』……？&br;（思い浮かべたものが目から飛び込む　しばらく、考えて）&br;……は、そういうことかよ。やれやれ……&br;自由の身になったのに、おもりがまたしたくなったと来たか。クックッ、カカーッカッカッカッカッ！！&br;（大きく笑った後　二人の間に巨大な梟が現れる）&br;よし、お互い「納得」したようだな。……フッ。&br;&br;'''『取引成立』　――お前からは「時間」を貰い、お前には「未来の役目『ランタン』」を贈ろう。'''&br;&br;'''バサァッ'''&br;（梟が、翼を交差させるようにはためかせれば、二人の胸から輝く何かが飛び出し、互いの胸に入り込む）&br;（ヒメに入り込んだ光は、胸から入り込んだ後、貫くようにして上空へ光の柱となって飛び出し、消えた）&br;（それは、何か「予感」のようなものとしてヒメの心に刻まれた　いつか来る「役目」への）&br;（そして、ディーンに入り込んだ光は、内側から彼の身体を包み――シルエットを変化させる）&br;………………ん。ちょうどいいな。&br;（そう言って、パイプから煙を吸い、ふうと吐き出す――）&br;&br;&ref(http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp028482.jpg,353x500);&br;&br;ん……この体型なら、てめえの裁縫で縮んだコートもまあ、丁度良いか。フォフォッ。&br;（//子孫は多分こんな感じにスマート。たぶん） -- [[ディーン>名簿/510583]]
---もしも情けない連中ならそうするしかないよね、君でもそうするんじゃない？&br;（空に向かう光を見つめて）ふふん、待っているよ？&br;（そして次に、目の前の人物が変化する様を見届けると）　お〜…写真で見た顔だぁ　&br;（この手の変化に特筆めずらしいということもないが、色々と感慨深さは感じた。）&br;…でもヒメが知らない頃の姿だからなー、なんか他人感あるよなー。　（顔をまじまじ見て）
---……クックッ。（顔を興味深げに見るヒメを見て、ふーと紫煙を吐いてパイプを口からはずすと）&br;じゃこの感触は「あの時」と同じか？&br;&br;（そう言ってぐいっと、顔を持ち上げて唇を重ねた　いつか昔、こんなことがあったような――その時のように） -- [[ディーン>名簿/510583]]
---（しっぽと耳がﾋﾞｯと跳ね上がり、目がまん丸になる）&br; ーーー〜〜〜〜〜っっっ！！！！？？？&br; わ…ああ…あわわわ…おおおおおお''おまえーーーっっ！！！！？''&br; （思わず後ずさってついでに尻餅をつき）&br; （あわわと、わたふたと、すっかり油断した自分の許せなさにわななきながら）&br; …おのれ…またしても　に、二度もされてしまった…おのれ…&br; た、対価！対価を要求します！もしくは地獄の釜の中にさっさと帰ればかたれーっ！！&br; （喚きながら、ぐるぐるになった目を耳で隠してｼﾞﾀﾝﾊﾞﾀﾝと転げ周る） -- [[ヒメ]]
---クックッ、カッカッカーーッカッカッカカカ！！！&br;対価だ？クックッ……（心底楽しそうに笑う）こいつはさっきの取引のサービス商品だぜ？なんてったって……&br;「小さな恋の物語」の締めくくりには、たとえフラレても、キスシーン……だろ？ククッ、カッカッカッ！！！&br;（……やっぱり悟られてた！あばあばとうろたえるヒメを見て、本当に楽しそうに）&br;……ふっ。あばよ、テリア。俺の子孫を……よろしく頼むぜ。&br;（そう言ってコートを翻せば――羽が舞い、姿は消えていた　最後の最後に、今度こそ全部を持っていって） -- [[ディール>名簿/510583]]
---ぐぬぬ…さ、さいてーだ…　あんなだから鈍感朴念仁のデリカシー足らずだって言われるんだよっ&br;（何かもういろんなものがぐしゃぐしゃと頭を駆け巡っているが、それでも気分はかなりすっきりしている）&br;…まあまたいずれね。　この世界では生とか死とか、過去や未来の意味は結局、一つの結論に辿り着くものだからね&br;たった一つの”言葉”に -- [[ヒメ]]
-&size(18){''　[[―　とある草原　―>つべ:RGdGU7MNFR0]]　''}; --  &new{2013-02-26 (火) 01:26:08};
--'''そこは町や村を結ぶ線上から大きく離れている為、街道も通っておらず&br;資源が豊富なわけでもないので開拓の手も入れられていない。&br;&br;かつて此処一帯は森林地帯だったという&br;そこに鳥人族の一種が集落を作り住んでいたという記録が確認できるが&br;あるとき大規模な火災が起こり全焼。生息していた者たちも全滅したとされている&br;煤と化した木々の残骸に埋もれた荒野となって時間が経ちようやく草原にまで戻ったのだ&br;事故ではなく意図して根絶やしにされた様な状況、賊の手によるものと推測されているが&br;だとしてそうした理由はなんであったのかは、はっきりしない''' --  &new{2013-02-27 (水) 00:06:56};
---まあ知ったところでなーんの得もないけどさ。 -- [[ヒメ]] &new{2013-02-27 (水) 01:15:19};
---http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst082485.png --  &new{2013-02-27 (水) 01:15:30};
---こんなの今頃になって見せられたってさ…どーすんのさ&br;死んでから家族自慢とかやってくれるよなあ、面と向かって見せるのがそんなに恥ずかしかったか？ -- [[ヒメ]] &new{2013-02-27 (水) 01:18:28};
---　（草むらに寝転がりながら、イーグルにオウルからだと渡された写真。結局まともに見るのは今これが初めてだ）&br;　（ありふれた家族写真のはずが若干一名実に不器用な表情なもんだから見てると笑いを誘う。） --  &new{2013-02-27 (水) 01:19:29};
---にはは　いいまぬけ面だなコレ。　笑い顔練習してたときのイーグル君そっくりだ&br;悪党気取ってあの面のくせにとんだ嫁馬鹿子煩悩ときたもんだ&br;何のつもりでこんなもんもっとけだなんて……遺産ならもっと金になるもんくれよなまったく -- [[ヒメ]] &new{2013-02-27 (水) 01:22:50};
--- &br;そういえば&br;あの魔女候補生の子ってどうしてるのかな　会った事もないけど&br;ああそれと&br;メィムに契約打ち切りの事　まだ言ってなかった -- [[ヒメ]] &new{2013-02-27 (水) 01:34:43};
---　（草の絨毯に寝転がりながらそんな事を考えていると　風に揺れて擦れ合う草の音がサラサラと耳を撫でる）&br;　（ディーン・オウルは　この写真を見る事はきっとなかったのだろう）&br;　（見てしまえばそれ以上時計の針は進まなくなる）&br;　（この写真を渡そうと手に取ったとき、すでにあの瞬間を決めていたのかもしれない） --  &new{2013-02-27 (水) 01:35:56};
---は、言い訳ですにゃぁ　未練がましくてよくないね -- [[ヒメ]] &new{2013-02-27 (水) 01:42:10};
---　（ふと天を見れば今宵は月見日和） --  &new{2013-02-27 (水) 01:42:34};
---そういえばアイン君は空に向かってブツブツぼやいて行ったっけ。わざわざ今日を選んだのかい？ -- [[ヒメ]]  &new{2013-02-27 (水) 01:42:47};
---　（そろそろ街を出て街道を北上している頃だろうか）&br;　（盗賊か暗殺者にでも襲われていたりして、もっとも襲った側の方が災難だろうが。） --  &new{2013-02-27 (水) 01:46:19};
---つわものどもがゆめのあと…　　ちょっとちがうか。&br;（『DART　OWL』と言う組織は去って　すでに過去。）&br;皆、巣立っていくんだね。  -- [[ヒメ]] &new{2013-02-27 (水) 01:48:27};
---　（写真をもういちど月明かりに透かすようにして眺めて　起き上がる） --  &new{2013-02-27 (水) 01:49:30};
--『君ももう行きなよ』 -- [[ヒメ]] &new{2013-02-28 (木) 02:26:59};
---http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst082500.png --  &new{2013-02-28 (木) 02:29:15};
---（振り向きもせずに　誰かに向かって。）&br;（しばしの間、さわさわと風の音だけが過ぎ去る時間が流れて） --  &new{2013-02-28 (木) 02:32:55};
---http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst082501.png --  &new{2013-02-28 (木) 02:36:25};
---&br;『二度とつらみせるなよな』http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst082502.png -- [[ヒメ]] &new{2013-02-28 (木) 02:39:07};
---（ランターン・テリアと言う名前はかなり気に入っていたが）&br;（彼にも　彼らにも　道を照らすランタンはもう必要ないというのだからしかたがない） --  &new{2013-02-28 (木) 02:45:48};
---http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst082503.png --  &new{2013-02-28 (木) 02:47:11};
---http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst082504.png --  &new{2013-02-28 (木) 02:48:07};
---http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst082505.png --  &new{2013-02-28 (木) 02:49:31};
---http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst082506.png --  &new{2013-02-28 (木) 02:52:52};
---http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst082507.png --  &new{2013-02-28 (木) 02:54:06};
---『にひひ。』　（うっかり振り向いてしまうと　なんだか妙に嬉しくなって）&br;&br;『君と君の愛する人を大切にね』 -- [[ヒメ]] &new{2013-02-28 (木) 02:58:37};
---&br;'''''ありがとう'''''&br; --  &new{2013-02-28 (木) 02:59:47};
--（全ては幻） --  &new{2013-02-28 (木) 03:01:07};
---（――目を開ければ空はうっすらと青く、月の光は夜明けの光に変わっていた）&br;（柔らかい月の光とは反対に、強く射し込む朝陽は何かをせっつく様でもあった。） --  &new{2013-02-28 (木) 03:01:27};
---（今日と明日の境界線が昨日と今日の境界線に変わり、今日に変わった） --  &new{2013-02-28 (木) 03:09:54};
---'''それが最後のページ''' --  &new{2013-02-28 (木) 03:10:19};

-　 --  &new{2012-11-25 (日) 17:10:18};
-　 --  &new{2012-08-29 (水) 13:30:28};
--〜ダートオウル閉店後の店内〜&br;ふぃ…　よっこら…っと（影に手を突っ込んで捲ると、そこにアイアン・イーグルとメィムの二名。）&br;（幸い夜で店内も消灯されて暗く、おかげで詰め番の黒服たちは全員上手く失神させられた。）&br;うんうん秘密厳守がもっとーだからね。カナちんは寝てるしスパロー君はなんか居なくて助かったなぁ&br;（疲れてるので適度な治癒魔法そして頬をぺちる）ほら、イーグル君起き給え？　とりあえず報告は自分でやんなよ？ -- [[ヒメ]] &new{2012-10-09 (火) 00:38:31};
---&color(#ff8080){……う、む。（目を開ければ、ずいぶん明るく感じる　サングラスが無いからだろうか）&br;……テリア。（ぐ、と体を起こし、手を握って）本当に、今回ばかりは感謝する。ありがとうとしか、言いようがない。&br;さっきも言ったが、何でも言う事を一度だけ聞いてやる。本当に、ありがとう。（切れ長の目でまっすぐテリアを見ながら）&br;……さて、こっちの処遇だが。……死んではいないのだな？}; --  &new{2012-10-09 (火) 00:42:42};
---もっと前からそんだけ素直だったらねえ？（サングラスを手渡して。）　その件は今度でいいよ〜？&br;で、この人だけど　今は寝てるだけかな？　むしろ確認だ。殺すとか"壊す"つもりなら今すぐ自宅に帰して、願い事でそれを君に黙認してもらう。&br;理由はないしょだ、どーなの？ -- [[ヒメ]] &new{2012-10-09 (火) 00:51:11};
---&color(#ff8080){……（気を失ったままの女を見てサングラスをつけると）お前もこのダートオウルにおける処遇というものはわかっているだろう？&br;まずは制裁。……で、その後は……採用試験、だ。……それに、お前に殺しは似合わん。&br;後は私がオウル様に報告するが……どうする。立ち会うか？}; --  &new{2012-10-09 (火) 00:54:31};
---おや、そうおもう？　まあ信じるよ。　とりあえず君らだけでいきなよ？　あたしは介入してない体だからね一応？覗きはするけど&br;君がオウル氏に嘘付くとも　つきとおせるとも思えないけど…　　おなかすいたから、厨房いってくるー -- [[ヒメ]] &new{2012-10-09 (火) 01:09:33};
---&color(#ff8080){そうしろ。……さて、どうだろうな。厨房には丁度、ピジョンが夜食のパンを焼いたようなにおいがするからな。&br;行って来い。（よ、っと立って）……さて。（メィムをぐい、と抱き上げるとオウルの私室へノックして入った）};&color(#d5bfaa){&br;&br;&br;（……メィムが目を覚ました時、その場所は整然とした、上品な書斎　そこにイーグルと、太った男が座っていた）&br;フォッフォッフォッ……お目覚めですかな、マドモアゼル。ワタクシ、ダート・オウルと言う者でございます。}; --  &new{2012-10-09 (火) 01:13:30};
---・・・・・・・・・・（目元を拭い部屋を見渡す）&br;（視線を泳がせながらふと思考をめぐらす。負けてここに連れてこられたのだと）&br;ごきげんよう、ミスタ。私はメィム・フオウよ&br;（負けたのね・・・私は・・・あの人に・・・） -- [[メィム>名簿/488250]] &new{2012-10-09 (火) 01:30:49};
---&color(#d5bfaa){なるほど、なるほど。よろしくお願いします、フォッフォッフォッ。（小柄な太った男だが、威圧感がある）&br;さて……話はこのイーグルから聞いております。うちの部下を何人か始末されたそうですなあ。フォッフォッ。&br;（気付けばメィムの服は全て剥がされている　指輪もなにもかも、だ　性行為目的ではなく、おそらくは無力化が目的だろうが）}; --  &new{2012-10-09 (火) 01:36:47};
---取るに足らない話ね、レディの気を引くにはイマイチだわ&br;（力を使っても勝てなかったのは何時振りかしら・・・相性、そうね、そう言ういいわけも出来るわね・・・）&br;（けど・・・それだけじゃないわね・・・名前はなんていったかしら・・・テリヤ？）&br;（顔がはっきり思い出せないわ・・・緑の髪だったかしら）&br;（自分の服装には無頓着に思いをめぐらせる） -- [[メィム>名簿/488250]] &new{2012-10-09 (火) 01:42:30};
---&color(#d5bfaa){……人の話を聞いてないようですなあ。あの幹部はランターン・テリアというコードネームでございます。本名は伏せさせていただきますがな。&br;うちの主力幹部の一人でして。このイーグルは物理担当、テリアは特殊担当といったところですかな。&br;このイーグルがふがいないところをお見せして申し訳ありませんでしたなあ、フォッフォッ。}; --  &new{2012-10-09 (火) 01:47:46};
---（テリア・・・テリア・・・ランターン・テリア・・・犬っぽいわね・・・そう言えば耳・・・犬っぽかったわね・・・）&br;で、用件は？&br;（本名じゃないのかしら・・・伏せてるとか言ってたものね・・・） -- [[メィム>名簿/488250]] &new{2012-10-09 (火) 01:51:54};
---&color(#d5bfaa){テリアの事で頭がいっぱい、と……なるほど、レディの気を引くにはいまいちなわけですな。&br;ではまず気を引きましょうか……(よっこらせと立ち上がると、メィムの前に立ち――）&br;&size(20){''ボグォッ''};&br;（――何が起きたのか　知覚速度をはるかに超えて、オウルの拳がメィムの腹に捻りこまれたのだ）&br;（メィムの体は吹っ飛び、書斎の壁をベギャリとへこませて叩きつけられる）&br;……これで、少しはコチラに意識が向いてくれますかな？フォッフォッフォッ。}; --  &new{2012-10-09 (火) 01:56:01};
---カハッ　―ハ　　　　ッ　カ　　・・・（胃液が口から溢れそれに血が混じっている）&br;・・・・・ヒューっ、ヒュー・・・フッ・・・（一笑してオウルを見た）&br;思ったよりもつまらない男ね・・・ -- [[メィム>名簿/488250]] &new{2012-10-09 (火) 01:59:27};
---&color(#d5bfaa){マフィアですからなあ。フォッフォッ、楽しい男ということはあまりございませんな。さて……用件に入りましょう。&br;（がし、とメィムの顔を掴む　みしみしと音がするほどに）うちの家族を２人殺ったんだ。その制裁はさせてもらうぜ。&br;俺達は裏社会の商人だ。公平さと対等な取り引きが絶対のルールだ。表社会のルールが無い代わりに、俺達は自分たちにルールを課す。&br;二人分の命のぶんだけ、落とし前をつけさせてもらうぜ。どういう方法がお好みだ？え？言ってみろ、売女。}; --  &new{2012-10-09 (火) 02:04:00};
---フ　ハ　ハ　ハ　ハ　ハ（相手の頭に響く悲鳴の混じった嘲り声を上げる）&br;ア　ハ　ハ　ハ　ハ　、なんて・・・なんて回りくどい！&br;本当に、本当に詰まらない男！&br;もういいわ、あなたに乞うことは何もない（完全にオウルから興味を失い以後口を閉ざす） -- [[メィム>名簿/488250]] &new{2012-10-09 (火) 02:08:15};
---&color(#d5bfaa){……なるほどな。（手を離し、見下ろす）死ぬのを厭わねえ顔をしてやがる。手ひどくレイプでもされたか、自分の子どもでも殺され……いや。&br;……殺したか。なるほどな。（どうやら、心を読む術をなにか持っているようだ）地獄を見た奴ってことだな。}; --  &new{2012-10-09 (火) 02:14:21};
---それは認めるわ、けどね、それがいったいどうしたのかしら&br;それに死ぬのは厭わないのは当然よ・・・、あのテリアに負けた時点で私の死は決定している&br;なのに、あはっ、はっ、死ぬのは厭わない！何を言い出すかと思えば！死体に向かって死ぬのは厭わない！あなたとってもユーモラスなのねぇ！ -- [[メィム>名簿/488250]] &new{2012-10-09 (火) 02:20:22};
---&color(#d5bfaa){死体？息をして心臓動かして感情丸出しの死体がどこにいやがる。……フゥーッ。（煙を思い切り吸って、吐く）&br;この状況がおまえにとっちゃ笑えてしょうがないわけだ。イーグル、服を返してやれ。二人で話す。&br;};&color(#ff8080){！……しかし、この装飾品がおそらく……};&br;&color(#d5bfaa){知ってる。だから返せ、って言ったんだ。こいつは見下ろされてる限り、何も話を聞かねえよ。};&br;&color(#ff8080){……分かりました。（イーグルが箱に入れていた服を全て渡すと、黙って部屋を出た）};&color(#d5bfaa){&br;一般的な奴をびびらす方法でアプローチしたが、お前さんには何の効果も無いな。……座りな。商売の時間だ。（椅子に座り、向かいの椅子に促す）}; --  &new{2012-10-09 (火) 02:31:11};
---起きたら足の一本でも無くなって表通りにさらされてるだとか、とっくに殺してるだとかそんな状況になってて可笑しくないじゃない&br;それってほとんど死んでるわよねぇ（彼女自身を縛るものが希薄な所為か今の状況ですら余裕に満ちていた）&br;なんだかアナタ可愛いわね・・・（指輪を最初にはめて力を使い一瞬で服を着た、便利でしょう？と笑う）&br;で、そんなに私と話したかったの？（卓を挟んでオウルを見る） -- [[メィム>名簿/488250]] &new{2012-10-09 (火) 02:39:18};
---&color(#d5bfaa){悪いがマフィアはチンピラや殺人鬼と違うんでな。最初からお前を殺すつもりなんか無かった。さっき言ったとおり、俺達は闇商人だ。&br;公平な取り引きこそがルール。そのルールを徹底的に守る事で部下の信頼を得て、商売を成り立たせ、生き続ける。&br;トップの癖に臆病ものだと思うか？逆だ、トップが臆病じゃあなきゃあ組織は崩壊する。お前をひんむいたのも、上から目線だったのも、安全策だからだ。&br;俺の部下は俺の家族だ。だからそいつらを守るために俺は神経質に安全策を探し続ける。最も、今回は裏目に出たがな。&br;で、だ。さっきも言ったが、俺は俺の家族を二人殺されてる。そいつは借りだ。だからお前に返してもらいたい。それだけの話だ。&br;並みの奴なら指つめるとかそういう方面になるんだがよ。恐怖心と、今後の苦労をもってして死んだ命に償ってもらうってわけだ。&br;が――お前は恐怖心ってものが無い。びびらせようと指つめようと半殺しにしようと、借りを返せねえ。それじゃ、どうしようもねえんだ。&br;だから聞いたのさ。「どう返すのが好みなんだ」ってな。……死んで償うにしちゃ、お前さんの命は軽すぎて返せねえぜ。&br;だが俺はマフィアのボスだ。取り引きは必ず遂行する。お前は、部下２人分の命の借りをどうやって返せるって言うんだ？ --  &new{2012-10-09 (火) 02:51:34};
---アナタも随分と損な取引をするハメになったわね・・・&br;家族の価値は家族にしか分からないもの・・・私がどれくらいの対価を払わないといけないかなんてねぇ&br;（返す方法に関して考える・・・どうしたものかしら、私から見れば取るに足らない雑兵ごときのために何かをしないといけないならあと１０は首が欲しいところだけど・・・）&br;部下を二人作りましょうか？（そう言って件の指輪を見せる、ようは人体精錬を持ちかけたのだもっともそれがどこまで可能かは分からない） -- [[メィム>名簿/488250]] &new{2012-10-09 (火) 03:01:28};
---&color(#d5bfaa){そいつは遠慮しとく。悪いが部下は心がある奴だけにしているんでな。機械のように喜んで命を捨てる奴ばっかりじゃ、困るんだよ。&br;（パイプから煙を思い切り吸い込み、吐き出す）……そもそも、だ。（目を覗きこみ）&br;お前さんは首二つ程度で何かしてやる義理は無いって目をしてやがるな。つまり、お前の力は……&br;逆に言えば、部下２人を殺してでもお釣りが来るほどのもんだ、って自信があるって事か？}; --  &new{2012-10-09 (火) 03:06:17};
---控えめに言って、あなたのご自慢の物理と特殊担当が束になってようやく倒せたこの私を、控えめに言って、ね&br;あなたの家族なんて知らないからここまでいうけども、そんな私がなぜ取るに足らない末端構成員の落とし前をつけないといけないのかしらねぇ・・・&br;そのためだけに指を動かすのも億劫だわ。彼らは弱いから淘汰されたのよミスタ -- [[メィム>名簿/488250]] &new{2012-10-09 (火) 03:16:26};
---&color(#d5bfaa){成程。なんとも人の神経を逆撫でするのが得意なようだ。なんとも腹立たしく感じるぜ、フォッフォッフォッ。&br;だが、最もな話だ。相性が最悪だったとはいえ、イーグルをコテンパンにのしたんだからな。正直、十分すぎるほどの強さだ。&br;つまり、構成員二人の首じゃ公平な取引にならねえ。……ムカツク女だが、その力はぜひともウチに欲しいんだよ。笑える話だろう？&br;愛する家族を殺した奴を、仲間に引き入れようとしてるんだ。感情は抜きにして……不公平だな、確かに。&br;（とん、と指を机に置く）シンプルな質問をするぜ。お前の欲しいものは、何だ？&br;１Ｇで殺人を請け負いまくって、金が欲しいわけじゃねえだろう。そうなれば、殺しが心底楽しいってことか？殺す相手が欲しいのか？}; --  &new{2012-10-09 (火) 03:24:25};
---犬が欲しいわ、可愛い犬が・・・（にやりと笑う） -- [[メィム>名簿/488250]] &new{2012-10-09 (火) 03:31:14};
---&color(#d5bfaa){……フゥーーーッ。（煙を溜息のように吐く）やっぱり、テリアか。しかし、参ったな。テリアは幹部だが非常勤でな。&br;なおかつ、俺の命令をなんでも聞くって訳じゃねえ。おまえにくれてやると言って、あいつがＯＫを出すわけも無いしな。&br;……とりあえず、そういうわけでテリアは自分で何とかしてくれ。組織に入ったら会うこともあるだろうからよ。その時点で少しはこっちの味方になるメリットはあるな。&br;だがそれじゃ流石に足りんだろう。だからもう一度聞くが……何を求めて、殺戮を繰り返したんだ？お前は。}; --  &new{2012-10-09 (火) 03:35:07};
---何も？（恐らく最もオウルが嫌うであろう回答を当然のように答えて席を立つ）&br;（だがそのそぶりにオウルを挑発するような意図は感じられず彼女の本心が読み取れた）&br;（理由など無いのだ）&br;ああ、それとダサイスーツを着るつもりはないから。私はこのままでいいわ（そう言ってスカートをひらめかせた） -- [[メィム>名簿/488250]] &new{2012-10-09 (火) 03:39:27};
---&color(#d5bfaa){……テリアに近づけるだけで、ＯＫ……てことか。楽な交渉も合ったもんだが……これほど不可解な交渉は始めてだ。&br;ああ、好きにしろ。……テリア直属の部下ってことにしてやる。その代わり、テリアに従って……勝手な行動を取るなよ。&br;話は、仕舞いだ。とりあえず、商人として困るんでな……オークションのバカ安売りはやめろ。最初の命令は、それだけだ。}; --  &new{2012-10-09 (火) 03:46:50};
-（四足の一本を失ってから幾許かの時が過ぎた）&br;（彼の死はそれぞれに何かを与え、皆がそれぞれの方法で彼の死を乗り越え始めていた頃）&br;―…ふぅ（飲食店での仕事を終え、ロビーで一息ついた）&br;（もうすっかり此処の生活にも慣れてきており、時折ではあるが笑顔を浮かべるようにもなった）&br;（慣れだけではなく。彼の最後の言葉を胸に行動してきた結果だった）&br;（此処に居る皆は「家族」であると。ぎこちなさは残るものの、最近では自然とそう思えるようにもなってきていた）&br;え、っと……次は、何時からだったかな…。パン、焼いとかなきゃですね&br;（壁掛けの時計に目をやれば時刻は昼過ぎ。黒服の数人たちから頼まれた分のパンを仕上げてしまわなければ）&br;（そんなことを思いながら、ロビーの椅子でぐー、っと伸びをしてみるのだった） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-07-26 (木) 22:33:13};
--&color(#80bfff){ハハハハハーーーーーッ！！！&br;（背後から、突如の笑い声）ピジョ〜ン、随分とココに馴染ンだンじゃあナイのか？ハハハーッ！&br;（振り返れば、四ツ足――いや三ツ足が一人、レギオン・スパローが立っていた）&br;オマエの作るまかないパンが美味くてナッ！！！ちょいと味見させてもらったらナカナカじゃないカ。今日はどんなパンを作るンだ？}; --  &new{2012-07-29 (日) 23:52:12};
---―っ！？&br;（突然背後で大声を上げられてびくんと身体を震わせて振り向く）&br;…ぁ、スパロー…様（声をかけて来た相手を確認すれば何となく萎縮してしまう）&br;ぁ、え…っと。今日はクロワッサンを幾つか焼こうかと…サンドイッチが食べたいというリクエストが、ありましたので…&br;（少し気恥ずかしそうに説明する。怖い、というわけでもないのだが、彼とは余り話したことも無くてどうにも距離感がつかめない）&br;（賑やかで―決して自分をどうこうしようという気が無いのは分かっているのだけれど、どうしても尻込みしてしまう。直さなくてはとは思っているが） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-07-30 (月) 23:58:33};
---&color(#80bfff){ン？今ワタシを呼び捨てにしかけなかったカ？……上司だゾッ！！気をつけろよ、ハハハハハーーッ！！！&br;ナンだよ、そんなにビクビクするナ。ワタシは部下に優しいことで定評があるからな、ハハハッ！！！（短気で気分屋で若干、黒服にもちょっとナメられている……が、真実だが）&br;イヤな？オマエが接客に出るようになってからサービスでつけるパンが好評ナンだよ。特に「あの女給が焼いてる」って言うとマスマスだ！&br;そこでだッ！！！……（ずいっと顔を近づける　高いところから深く腰を曲げて）売れる新メニュー、考えナイか？クックッ。}; --  &new{2012-07-31 (火) 04:45:17};
---は、はぁ…あはは…（テンションの高いスパローに苦笑いを浮かべながら所在なさげ）&br;…そう、なんですか？それはその…何というか。恥ずかしいですね&br;（ぽり、と仄かに染まった頬を掻く。大分馴染んできたとは言っても、パン屋をやっていた時のように明るく振る舞えるというわけでもないのだ）&br;―っ！？…へ？あ、えっと…あの、私のパンなんかで良ければ… -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-08-01 (水) 00:56:29};
---&color(#80bfff){善しッ！！！そうと決まればスグに行動だッ！！！（ぐいっとピジョンの腕を掴むとずるずると厨房まで引っ張っていく）&br;いいカッ！作るからには独創的かつ高級感溢れててジューシーで繊細でダイナミックで看板商品になりえるカリスマを備えた最高のパンだッ！！分かってるよナッ！？&br;（引っ張りながらまくし立てる　分かってるのか？と聞きたいのはこちらのほうだ、そんなパンがほいほい作れたら世の中のパン屋は苦労しない）&br;オマエは足が遅いナッ！！ホラッ！！善はスピーーーディーーーにナッ！！ハハハハーーーッ！！（ぐいぐいと引っ張られるピジョンを見て、下っ端黒服たちが同情の目を送っていた）&br;（「出たよスパ様の無茶振り……」「ピジョンちゃんアレ今日一日付き合わされるな」「誰か止めてあげようぜピジョンちゃん泣くぞあれ」「いや絶対無理だって逆ギレするよ……」）&br;（興奮気味のスパローには聞こえてないだろうが、ぼそぼそとそんな声が聞こえてくる　……どうもやっぱり、部下的にも面倒くさい人だと思われてるようだ）}; --  &new{2012-08-02 (木) 11:30:47};
---―へっ！？あ、あのっ！まずは具体的なアイデアを、って、ちょっとスパロー様！&br;（有無を言わさぬ勢いで厨房へと引っ張り込まれる。何処かから聞こえる黒服の声に戸惑った視線を向けつつ厨房へ）&br;&br;え、えーっとー…それでは何か作ろうと思うんですけど。何か具体的な案ってありますか？&br;例えば…何か特定の料理に会うパンがいい、とか…コースの中で出す一品としてのパンがいい、とかー…&br;（ある程度の具体案が無いと作りようがない。とりあえずまずは言いだしっぺのスパローに尋ねてみる） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-08-05 (日) 02:07:28};
---&color(#80bfff){ン？無いゾ。（即答である）ワタシはパン屋じゃなくて流通だからナ。餅は餅屋、パンはパン屋の専門だロ？&br;テリアも副業で漁をしてるが悔しいことに異様に安く上質な魚を仕入れてくるからナ……魚はテリアに任せてあるンだ。&br;だからだ！！（にたっと笑って手をワキワキ）ナンか一流店にふさわしいパンをクリエイトだッ！！！ハハハハハーーッ！！！&br;食材なら最高級のものがいくらでもあるからナ！！好きに使えるゾ、ハハハハハーッ！！！（要約すると……よくわかんないから全任せ　ということだ）&br;（さっきの黒服の反応からするに、慎重に事を進めないと……めんどくさいことになりそうだ　意見しても論争、闇雲に作っても期待はずれ）&br;（……黒服が同情の目を送るわけだ　典型的な現場知らずの上司って感じの）}; --  &new{2012-08-05 (日) 02:55:20};
---あ、あはは……材料が豊富なのは、ありがたいですね…（テンション高く笑うスパローに苦笑いを返し）&br;え、えっと…ではとりあえずダート・オウルの料理に合うようなものを作ってみましょう&br;コース料理の一品としても出せるようなものとなると……スープパイですかね&br;（気を取り直しメニューを考え始める。厳密にはパンではないが、パイ生地に凝れば一味違ったものが出来る）&br;少し生地を厚めにして、中のスープをしみこませられるようなものにすれば…どうでしょう？&br;とは言っても、スープの中身は料理長にお任せになってしまうんですけれど… -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-08-05 (日) 03:08:32};
---&color(#80bfff){フーム。……（しばしその話を聞いて吟味しながら、ちらりと横目で）オイ、シェフ。&br;「は、はあ。」（料理長がやってきて、苦笑い　……大体ピジョンと同じ理由だろう）&br;ハナシは聞いてたヨなッ？リッスン！！！パンに最高に合うスープは何だッ！？&br;「は、はい、左様ですね、きっとあの、味のしみこみ易い……とろみの少ないスーｐ」&br;ああもういい！！（シェフの言葉をさえぎって、ピジョンに向き直る）決定だッ、当店オリジナルスープパイ！！！開発、クリエイト、新発想ッ！！！スタァァァトしろッ！！！&br;ワタシは営業周りに行って来るから、帰ってくるまでに完成させとけヨ！！ハハハハハーーーーッ！！！（そう高笑いしながら、厨房を後にした）&br;（……気まずい空気がしばし流れた後、シェフが口を開いて）「何か……あの、本当すいません……あんな上司で……」}; --  &new{2012-08-05 (日) 03:20:28};
---えっ！？あ、あのちょっと―（引き留める間もなく慌ただしく去っていくスパローの背中を茫然とした表情で見送り）&br;……い、いえ！スパロー様も私のことを思っての指示でしょうし…ちょっと、驚きましたけど&br;（コックに声をかけられ、苦笑いを浮かべながら振り返る）&br;（余りにも唐突で、余りにも強引な指示ではあったが、恐らく未だにぎこちなさの残る自分を想ってのことなのだろう）&br;（そう思えば特に悪い気もしないのでそう思うことにした） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-08-07 (火) 23:33:06};
---&color(#80bfff){「……それは絶対無いですよピジョンさん。たぶん完全にただの思い付きです……」&br;（苦笑しつつ、続けて）「あの人、とにかく、しょっちゅう色々と発想をして全て実行しようとするんです。結果的に成功もあるから新兵器や新薬もできるんですけど……」&br;「大半は失敗ですし……こないだなんか「料理に麻薬を入れればまた食べたくなってリピーターになるんじゃないか」とか言ってたんですよ？」&br;「取引相手にそんなの出したら絶対アウトですよって言ったらそれに気付いて、やり場のない怒りをパンチにして私にお見舞いしましたし……」&br;（……どうも、本当に印象どおりの「変人」らしい　まあ、ピジョンのことを悪く思ってるわけではないのは確かなようだが）&br;「じゃ、まあ……一応、作ってみますか、スープパイ。やっぱり、さっぱり系のほうがいいですよね？ドロッとしたのより。」}; --  &new{2012-08-09 (木) 01:53:32};
---（コックから聞かされるエピソードに苦笑いを浮かべながら頬をかく）&br;（何というか―）まぁ、でも…悪いというか…嫌な人では、無いんですよね&br;（強引だし人の話を聞かない所があるのは事実なのだろうが、それでもどこか憎み切れない「愛嬌」のようなものがスパローにはあると思えた）&br;（多分、こうして何だかんだで彼の指示に従って料理を作っているのも彼の人徳ゆえだろうか？）&br;えぇ、そうですね…基本のオニオンスープで大丈夫だと思います。コースの中のスープとしてお出しするわけですし…&br;でもそれだと面白み、というか…スパロー様の言う「看板商品」にはならないかも…ですね&br;（どうしたものか、と顎先に手をやって考えつつ）…いっそのこと、パンだけのコース料理…なんてのも面白いかもしれませんね -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-08-14 (火) 00:05:25};
---&color(#80bfff){「はは、まあそうかもしれません。色々な意味で素直な方なので、信頼はできますよ。&br;　レイヴン様も最期に「子どもみたいな人」って言ってましたしね……まあ、だからあんまり部下から敬われてたりするわけじゃないんですけど。&br;　ただ、多分悪人度もここではトップじゃないですかね……えげつない方法とかも思いついて実行しますし。基本的に、自分が中心なんです。&br;　ある意味で一番「悪党」って感じの人ですよ。ははは。」&br;（そう言って笑うシェフ　なるほどそういうことなのだろう、自覚の無い無邪気さほど恐ろしい悪も無い　子どもがアリの巣に水をかけてなんとも思わないように）&br;（愛嬌を感じるのも、底が知れないのも、レイヴンに言わせれば――「わらべ」そのものだからなのかもしれない）&br;「っと……こんなこと言ってたなんて、ナイショですよ。さて本題に入りましょうか。……「看板」ですか。多分あの人そこまで深く考えてない気もしますけど。」&br;（ほう、とシェフが声を上げた）なるほど、それは面白いかもしれませんね。ええと、パン「だけ」というのは、スープパイのようにパンを使った料理のみ、ということですよね？&br;　えーとたとえば……チーズフォンデュなどのような。」}; --  &new{2012-08-23 (木) 02:28:56};
---「悪党」…成程（確かに言われてみればそんな気もする）&br;（思い付きで行動するのは事実だが、仕事に関してもそれは同様だ。何度か仕事に同行したことはあるが）&br;（さも「良い事を思いついた」という顔で血の気が引くようなことをやってのけるスパローに戦慄したことがあった）&br;…それでも、やっぱり私はあの人の事は嫌いにはなれません。その、こうして私を気にかけてくれたのも…嬉しいですからね&br;（そう言ってもう一度、くすりと照れくさそうに笑うのだった）&br;えぇ、例えば前菜にはクルトンを使ってみたり…魚料理はパイ包みにしてみたり、肉料理はパンでディップするものにしてみたり…&br;…出来そうですかね（と、思いつくままに案をあげてからシェフの方をちらりと窺ってみる） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-08-23 (木) 23:53:17};
---&color(#80bfff){「……本当にピジョンさんは心が広いというか優しいというか……気にかけてるって点なら黒服たちみんなが気にかけてますよ？」&br;（ははは、とシェフが笑う）「でもぬけがけ禁止なんだそうで。なんだかアイドルみたいな扱いされてますよ。……っとまあ、それはさておき。」&br;（さらさらとメモを取りつつ、話を聞いて）「ふむふむ、ふーむ。ああ、出来ると思いますよ。私も慣れたものですので。」&br;（それもそうだ　そもそもここにメニューなんて無く、客の無限のオーダーにほぼ対応して料理を出してるのだから）&br;（ただどうしても自分で決めれなかったり、いわゆる「おすすめ」を頼まれたときのためのある程度のメニューが存在する）&br;（……逆に言えば「看板料理」を作ろうとしてること自体がズレた発想なのだ、この店としては　そんなコースを作っても、どこにも表記しないのだから）&br;（つまり、自分でメニューを決めれない上、一風変わったコース料理がいい、という人しか注文しないという、看板どころかスキマ産業なメニュー）&br;（……評判が広がるまでの道は遠いだろうなあとお互いに思いつつ）「ま、やってみましょうか。」（シェフが笑った）}; --  &new{2012-08-24 (金) 05:06:30};
---あ、あの、優しいだなんてそんなことは……何というか、やっぱり私は元外様なわけですし…&br;そんな私を気にかけてくださっている方が居るのは知ってます。…とても、有難いことです。レイヴン様が言っていたように…家族、ということなんですかね&br;（照れくさそうに俯いたあと、はにかんだような笑顔を向けた。家族と呼ばれるのは照れくさいけれど、悪くない。むしろ嬉しい。そんな想いを込めての笑顔だった）&br;えぇ。用意しておいて損はないとは思いますし。…もし、このコースのオーダーをしたお客様が「美味しい」と思ってくれたなら…それで十分ですし、ね&br;（顔を見合わせてくすりと笑う。看板メニューにはなれないかもしれないけれど、食べてくれる誰かがもし居るとしたら）&br;（その人の笑顔のために今から準備をしていても悪いということもないだろう）&br;（穏やかな時間の中、二人の試行錯誤は続くのだった） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-08-25 (土) 00:58:56};
---&color(#80bfff){&br;&br;（しばし後、シェフてめえ俺達のピジョンさんと二人っきりでイチャイチャとか！とおしかけてきた黒服数名をピジョンがなだめ、手伝わせて）&br;（さらにその後、スパローが戻ってきたときに丁度そのフルコースが完成したのだった）&br;（時間も夕飯時になっていたので、スパローがそれを食べる運びとなった）&br;&br;……フー、ム。（もぐもぐと料理を、珍しく冷静なテンションで淡々と食べる　美味しくないのではない、これはピジョンも何度も見た様子だから分かる）&br;（吟味、しているのだ　新開発品の試し、奴隷の品定め、取り引きの考察、殺しの方法、その利用価値――それらを吟味する時は、それそのものに冷静に集中する）&br;（頓狂なところもあるが、流通をほぼ担当しているというのは伊達ではない　その「鑑定力」は確かなものだ　……冷静なら、だが）&br;……（しばしの時間が過ぎ、静かな時間が通りすぎる　スパローが全て食べ終わってから、ふう、と息を吐いた）……フム。フム。}; --  &new{2012-08-25 (土) 01:40:28};
---（彼のその物を見定める感覚は常人より遥かに鋭敏であることは知っている）&br;（審美眼だけではない。店で使う食材に関しても彼のその「吟味」によって選別されているのだ）&br;（そして今。自分達が作った料理が彼に「吟味」されている。果たして彼はどのような感想を―）&br;……え、えっと。どう…でしょう？パンに拘り過ぎず、他の料理を引き立てる役目としてそれぞれの料理にパンを用いたつもり、なんですけど…&br;（おっかなびっくり、と言った様子で食べ終えたスパローに感想を求める） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-08-25 (土) 01:54:55};
---&color(#80bfff){（――間　十秒か、二十秒か　暫くの無言が続いたのち、パン、とスパローが両手を叩いた）&br;ンマイッ！！！どれもこれもバランスよく仕上がってて、それでいて高級食材の味を引き立てているッ！！！&br;しかもパンそのものも相変わらず美味いッ！そして料理それぞれに用いたパンの種類も絶妙ッッッ！！！ンマァァァァァーーー、イッ！！！&br;（がたんと立ち上がり、バンバンとシェフとピジョンの肩をめっちゃ叩く）期待通りじゃあナイかッ！！！やるな！エクセレント、ビュゥティホーッ！！！&br;早速今夜11時にご来店いただく予定の上客にこのコースをオススメするゾッ！！！ハハハハハーーーーーッ！！！&br;基本がパンだから食材費もさほどかからない！パァァァフェクッ！！！（ばんばんばんと肩を叩きながらものすごい上機嫌だ　……肩が正直痛い）&br;今夜のお客様の反応が楽しみだな！！ハハハハハーーーーッ！！！}; --  &new{2012-08-25 (土) 02:10:34};
---ホ、ホントでｓ―（思わず笑顔を浮かべた瞬間、ばしばしと肩を叩かれて言葉に詰まる）&br;あ、ありがっ、とう、ござい、まっ、すっ！（笑いながら肩を叩かれ、苦笑いをしながら答える。が、素直に嬉しい）&br;って、ほ、ほんとですか！？いきなり！？ああ、あの、まだ心の準備とかその、色々と…！&br;（と、言ってはみるものの、スパローが言いだしたら自分では止められないのは知っている）&br;（シェフの方をちらりと見やり、「どうしよう…」的なアイコンタクト） --  &new{2012-08-25 (土) 02:22:02};
---&color(#80bfff){（アイコンタクトを送られたシェフはというと……あっ　レイプ目）「……はい……シェフ、フルコース作ります……」&br;（……どうやら、今夜はピジョンもシェフもベッドにはありつけないというところだろうか）&br;気にするな！！！ハハハハハハーーーッ！！！（ことさら強く肩を叩く）マフィアに心の準備なんかしてるヒマはナイッッッ！！！&br;「やる」そう思ったらもうとっくに行動しているッ！！！そのぐらい、常にポリシーを持ってナイとバァァァッドテイストだぞ、ピジョォォンッ！！！&br;ハハハハハーーーーッ！！！（やっと肩をたたくのをやめて、上機嫌でオウルへの報告をしに行った　……しばらくして、シェフが声をかける）&br;「……ほら、めんどくさいことになったでしょう？」（苦笑して、言った）}; --  &new{2012-08-25 (土) 02:35:11};
---えっ　あ、あのっ　ちょっと待っ……（機嫌よく笑いながら去っていく背中に手を伸ばすもスパローが振り向くことは無く）&br;（残されたシェフの言葉に振り向き、苦笑いを浮かべた）&br;……でも、やっぱり悪い気はしないですね&br;ほら、上客に出す、ってことは…それだけ気に入ってくれたってことですし&br;スパロー様が認めてくれたんなら、きっとお客様も喜んでくれます……よね？&br;（前向きな言葉は自分に言い聞かせるためか。それとも本心からか）&br;（実際半々、といった所だがその笑顔は本心から出たものであった）&br;…それじゃ、もう少しお付き合いお願いしますね？&br;（と、諦めたとも、覚悟を決めたとも言える言葉をシェフに投げかける）&br;（スパローの気まぐれが発端とはいえ、ピジョンが組織に馴染んでいく一つの切っ掛けになった出来事であった） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-08-25 (土) 02:47:42};
-&color(#d5bfaa){（――そうして、『ＤＩＲＴ　ＯＷＬ』は１つの節目を通り過ぎたのだった）}; --  &new{2012-07-06 (金) 00:23:08};
-&color(#d5bfaa){（――ウインター・レイヴンの私室　黒服たちが総出で集まっている……人数が多すぎて部屋に入りきらず、廊下にもひしめき合っている）&br;（その誰もが、沈痛な面持ちであったり、うろたえていたり、既に涙ぐんでいたり……）}; --  &new{2012-07-04 (水) 09:42:28};
--（廊下――　見るからに彼らの空気は重く。　小さく一つため息をついて）&br;はいはいちょっとごめんね　（と黒服たちの間を進んで扉の前）　ヒ…　ぁーぇー　ランターン・テリア。はいるよ&br;（//夜までぶんつーで宜しくおねがいですー） -- [[ヒメ]] &new{2012-07-04 (水) 10:58:32};
---&color(#d5bfaa){……（部屋のベッドには、レイヴンが横たわっていた　初めて見たときよりもますます老いて、やせ細った身体）&br;（まるで眠そうな表情で、一切の気力も感じられない）&br;……テリア。見ての通りだ。今朝、廊下で倒れているのを黒服の一人が見つけた。&br;病気ってわけじゃない。……単純に……時間切れが近いってところだ。ピジョンも呼んだが……まだ来てねえな、遠方への遣いに出したからな。&br;まあ、知らせは届いてる。もうすぐ来るとは思うが……どうする、話すか。まだ、少しぐらいなら話せるぞ。&br;（//ｵｯｹｰｲ）}; --  &new{2012-07-04 (水) 11:33:31};
---そっか…（話を聞くと黒服らをみわたして）　外様のあたしより他に話したいのいっぱいいるだろうに　…そうする。&br;（平静な表情を見せているオウルだが　心中の程は口調が物語る。　そういえばオウルはレイヴンにだけは敬意を払っていた）&br;…じーちゃん　きこえる？（横たわる老人の手に触れて。　―元々即身仏のような見てくれだったが　改めて見てみればなんと弱々しくなったことか）&br;（触れれば彼はもう”遠くに居る”感覚がした。つまりそれはそういうことなんだろうな。　少し顔を近づけてもう一度）きこえる？　&br;まったく　歳なんだから無理はダメだっていつもいっといたろー？ -- [[ヒメ]] &new{2012-07-04 (水) 20:34:30};
---―すいません、ちょ、っと…ごめんなさい、通してもらえますか…っ！&br;（部屋の戸の前に出来た黒服の人だかりの間をかき分けるようにして近づいてくる）&br;（危篤の知らせを聞き、全速力で駆け戻ってきたのだ。乱れた呼吸を整えようと、扉の前で深呼吸）&br;…ノーカラー・ピジョンです。入ります（小さくノックを三度。返事を待たずに静かにドアを開けて―） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-07-04 (水) 21:46:46};
---&color(#4a4a4a){……ぁ……（うすら、と目を開けて、ゆっくりとヒメのほうを見た）ホホ……聞こえて、おりますぞ……ヒメ、ちゃんや。&br;（なぜか、コードネームではなく、名前を）……少し、うたた寝をしていたら……ずいぶん……まぁ、にぎわしゅう……なって。ホホ……「まつり」騒ぎ……ですの……ホホ。&br;無理……ホホ、しておらぬよ。オウル様……も、ほとんど「しごと」をくださらない……随分、気を使われてしまいましたな……};&br;&color(#d5bfaa){……フン。必要に応じてそうしただけだ、爺さん。……！（ピジョンの声にドアを見る）&br;息ぐらい整えて来い、ピジョン。……ご覧の通り、だ。迎えが来る前に、少し話しておけ。&br;（思えば、この老人が初めて、ここに来たピジョンの心をほぐしてくれた　周りの黒服の落ち込みようからするに、きっと皆にとってもそうだったのだろう）};&br;&color(#4a4a4a){お、や……パルフェちゃんも……ホホ……そんなに「いき」を切らして……もっとゆっくり来てもよかったのにの……ホホ……}; --  &new{2012-07-04 (水) 22:14:50};
---たはは…いい孫に恵まれたね？　大喧嘩やらかして説教喰らったあたしとはおおちがいだ、　あれがなきゃもうちょっと長く元気も長持ちしたかねぇ&br;（長命種であると言うのはこういうのが損だ。　時間の流れに消える背を見送りひたすら置いて行かれるのだろう）&br;ああ、ピジョンちゃん間に合ってよかったね？　（息の荒いピジョンに自分の横を開けながら） -- [[ヒメ]] &new{2012-07-04 (水) 22:43:01};
---すい、ません…は、ぁ…でも、良かった…！（「間に合った」、とは言えなかった。このままお別れするだなんて、認めたくは無かった）&br;すいません、テリア様…失礼します（テリアが空けてくれたスペースへと歩を進め、横になったレイヴンを改めて見やり）&br;…ゆっくり、だなんて。そんな。…少しでも、レイヴン様とお話していたいですから…&br;（容態は思った以上に悪かった。こうして話が出来るだけでも幸運だと思える程に）&br;レイヴン様…あ、の…私…っ（何か言おうとしても言葉にならない。テリアとは対照的に、今にも零れそうな涙をこらえるのが精いっぱいと言った様子） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-07-04 (水) 22:49:25};
---&color(#4a4a4a){ホホ……あれは、老骨に堪えたの……ホホ……（ふるえる、骨のような手をゆっくり伸ばして、ヒメの頭を撫でる）ほんに、「やんちゃ」で……困ったことじゃの……ホホ。&br;ですがの……ヒメちゃんも、私にとっては……「まご」のよなもの……ホホ、私より年上じゃろに……の。}; --  &new{2012-07-04 (水) 22:50:24};
---&color(#4a4a4a){パルフェちゃん……も、ホホ……また、まるで死に掛けた猫を……道端で見かけた「わらべ」のような顔で……&br;（こちらもコードネームではなく、本名で呼ぶ　そっと、手でパルフェの頭を撫でた）ホホ……最初は、「かぞく」にも馴染めんで……くらい顔した子だったに……私のために、そんな顔に……&br;（二人に向けてにこり、と笑う）申し訳ないですの……ホホ。もうすぐお迎えがいらっしゃる……その前に、こうして話せるなんて……}; --  &new{2012-07-04 (水) 22:56:26};
---お迎え…　（そんなこと…と言いたいが、わかっている。　オウルと他の四足に一瞬目を合わせて　うつむいたあと眼鏡を整える）&br;にひひ　あたしにはじーちゃんっていなくってさ？いろいろ感謝してんだぜ〜？　　　……本当に行くの？ -- [[ヒメ]] &new{2012-07-04 (水) 23:18:53};
---…はい…。それを変える切っ掛けを下さったのが、レイヴン様なんですよ…？&br;貴方との時間…大好きでした…！だから、御迎えだなんてそんな、悲しい事…&br;（見れば分かる。最早彼の命の火は風前の灯火なのだ。逃れられないことだと分かってはいても、それでも―） -- [[パルフェ>名簿/472328]] &new{2012-07-04 (水) 23:21:27};
---&color(#ff8080){……（四ツ足の面々も、やはり普段とは様子が違う　イーグルは珍しくサングラスを外し、ずっとまっすぐ、レイヴンの姿を見ていた）};&br;&color(#80bfff){……ふっ、ぐっ……（スパローに至ってはもう涙をぼろぼろ流している　彼にとっても、やはり優しい「爺さん」だったのだろう）};&br;&color(#b7d1ad){あ……（カナリアは……なぜか、タンスを漁っていた　何かを取り出し、持って来る）おじいちゃんおじいちゃん！&br;ほらこれ……おじいちゃん、若いころ……写真。……イケメン、だね？意外と……&br;};&ref(http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp021564.jpg,300x300);&br;&color(#4a4a4a){（穏やかそうな青年がそこに写っている）&br;ホホ……カナリアちゃんは、本当に……やんちゃしゆうに……老いぼれの、若いころをからかうもので……ないぞ？ホホ……&br;（そう言って笑い、ヒメに向き）ああ、行くとも……ヒメちゃんは、慣れっこじゃろ？見送るのは……&br;（お見通しじゃよ、と言いたげに、笑う）私も感謝しておるよ……ヒメちゃんが、うちの「かぞく」を……明るくしてくれた。&br;（今度は、パルフェに向き）私も、パルフェちゃんのパンが……おいしゅうて、楽しみでなあ……「らでっしゅ」だったかの……？また、食べたかったんじゃが……&br;迎えは、必ず……終わりも、いつか。……そう、無理に引き止めるのは……およしんさい……の？（パルフェにも、にこりと笑いかけると）&br;よ……よっ。（ふるふると、体を無理矢理起こそうとするが、なかなか上手く行かず）……ちと……２人、肩を貸して……いただけますかな。&br;別れ際に……ベッドで寝たきりなんて、申し訳無くての……そこの、椅子まで……}; --  &new{2012-07-04 (水) 23:35:41};
---そんな無茶…いいの？（オウルの目を伺い）　…まったく　最後に両手に花とかエロジジイじゃんかー。　運んでる間待ってもらいなよ？（二人でそれぞれ脇をそっと抱えて）&br;（「…残念だけどその読みはハズレだねじーちゃん、家族と呼ばれるほど親しい人と別れるのは初めてだよ」）&br;（カナリアの出す写真をみると）…ぷっ　虫も殺せそうになさそうだなそいつ（笑いながら二人で爺と椅子に向かう）&br;…ねえじーちゃん、名前きいていい？ -- [[ヒメ]] &new{2012-07-04 (水) 23:49:23};
---えぇ…ご所望とあればいつでも…ご用意致しますよ。また、食べてくださいね…（叶わぬことと知りながら、涙を堪えて笑顔で応える）&br;…フフ、優しそうな…どことなく、面影はあるかもしれませんね（くすり、と小さく笑いながらヒメと二人でレイヴンを椅子に腰かけさせて） -- [[パルフェ>名簿/472328]] &new{2012-07-04 (水) 23:53:54};
---&color(#d5bfaa){……構わん、好きにしな。（ヒメの視線に、そう答えて）ハ……俺が出会ったころはもう既にしわくちゃの爺さんだったがな。};&br;&color(#4a4a4a){よ、よ……っこら、せ。……（とす、と椅子に座る　２人で担ぐ必要なんかないほどに、その身体は軽かった）&br;まだ、このころは……占い師の掛け出しでの……ホホ……虫も殺せん、「わらべ」じゃったのお……うう。寒うなってきましたな……&br;};&color(#b7d1ad){（ぶる、とレイヴンが身を震わせれば、カナリアがひょいと毛布をかけてやる）どーぞ、おじいちゃん。};&br;&color(#4a4a4a){おお……ありがとうのお……カナリアちゃんや。……名前？……ホホ……物好きじゃな、ヒメちゃんは……&br;（ゆっくりと椅子にもたれて）……ライブル。ライブル・ユーフィと、かか様につけてもらいましたの……むかぁし、むかし名乗ってた……名前ですの。&br;（ひゅ、ひゅと喉が鳴る）……そろそろ……別れの時間、かの。……最期に……みなに、挨拶をして……ええかの？}; --  &new{2012-07-05 (木) 00:03:19};
---（二月だ、外ならそれは寒いはず。しかしこの部屋は今十分に暖かくされているはずだ）　ライブル・ユーフィ。　うん、覚えとくね？　&br;（椅子をゆっくり皆のいる方向へ向けてやる、オウルを正面にして）　きみー　部屋の扉開けてー？　&br;（見えるだろうか？　彼らとはきっと色んな時間を過ごしただろう）　…ホラ、全部じいちゃんの「家族」だ -- [[ヒメ]] &new{2012-07-05 (木) 00:21:51};
---ライブル・ユーフィ……素敵な、お名前ですね。優しくて、温かいあなたに…ピッタリです（腰かけたレイヴンの足元にしゃがみ込み、痩せこけたその手を握る）&br;（開かれたドアからはたくさんの黒服達がそれぞれの想いを胸にレイヴンを見つめて居る）&br;…えぇ。みなさん…レイヴン様のことが大好きで。お話したくて、集まってきてくださったんですよ&br;…皆、レイヴン様のことが…大好きなんですね（ほら、と手を握ったまま視線で扉の向こうを示し） -- [[パルフェ>名簿/472328]] &new{2012-07-05 (木) 00:28:32};
---&color(#4a4a4a){……そうですの……覚えておってくだされば……幸いですの、ホホ……&br;（扉の方向には、黒服たち　皆、別れを惜しむ、悲しげな表情）&br;……バートル。ネイサン。ファルター。ケイシー。レゴラス。ケッティーヤ。アザム。ビスマルク……&br;（一人ひとり、一人ひとり　全員の名前を呼ぶ　全て……きっと、本名なのだろう）&br;……（すう、と力なく、だがしっかりと息を吸い）&br;&size(20){'''''しゃんとせえ！！！'''''};&br;（枯れ木のような乾いた、しかし力のこもった声が響いた）……しゃんとせえ、ほんに……「わらべ」じゃのお……&br;（にこり、と穏やかな顔で）もう……私に、頼らんと……強く、頑張るんよ……ホホ……の？&br;};&color(#d5bfaa){''「……はい」「ハイッ！」「はい……！」''（涙を堪え、涙を流しながら、顔に力を入れて、黒服たちが背筋を伸ばした）};&br;&color(#4a4a4a){……うむ……（満足そうに笑い、頷く）さて、次は……}; --  &new{2012-07-05 (木) 00:37:02};
---　…ぉぉぅ?　（横から出たその喝の声に少し驚いて）　きびしいじいちゃんだねえ&br;（レイヴンの影に触れていると時間が刻一刻と迫ってるのがわかる、というよりもう残っていない。消えていないだけだ） -- [[ヒメ]] &new{2012-07-05 (木) 01:03:24};
---―っ！！（レイヴンの一喝にびくり、と身体を震わせる）&br;（しかし、すぐに緊張を解いて）……きっと、大丈夫ですよ（呟くように言って静かに頷くのだった） -- [[パルフェ>名簿/472328]] &new{2012-07-05 (木) 01:08:02};
---&color(#4a4a4a){……スパイク。（スパローのほうを見て、そう呼ぶ）};&br;&color(#80bfff){ひ、ぐふっ、うっ……な、ナンだヨ……し、湿っぽいのは、ワ、ワタジは、にがっ、苦手なん、なん……ヒッグ……&br;};&color(#4a4a4a){（すっかり泣きじゃくっているスパローに、やれやれと笑い）ほんに、スパイクは、泣き虫……よのお……ホホ……&br;もっと、お前さんは大人になりんさい……すぐ怒らん、すぐ泣かん、すぐ慌てん……じゃが、の……&br;「わらべ」のように……好奇心と……探究心を忘れんとこは……お前さんのええとこじゃ……それは、ずっと、ずっと……なくさんようにな……};&br;&color(#80bfff){へぐっ、えぐ……わ、判ってンだヨ……ア、ア、アリガトなァ……ウウッ……};&br;&br;&color(#4a4a4a){ナターリア……ちゃんや。（今度は、カナリアを見て）};&br;&color(#b7d1ad){……うん。（こちらは、まるでいつもどおりのように笑っている）わかってる……よ。おじいちゃんは、混ざるだけだよね……};&br;&color(#4a4a4a){そうじゃ、そうじゃ……「もうじゃ」と……一緒に遊んでくるよ……やっぱり、そこを一番よおわかっておるのは……カナリアちゃんじゃの。&br;……（そっとカナリアの手を握り）……ほんに、私にとっては、初孫のような可愛さじゃったよ……ありがとうのお……};&br;&color(#b7d1ad){……私、も……ほんとの、おじいちゃんみたいだった……大好き。ありがと……（そう言って、そっと抱きしめた）};&br;&br;&color(#4a4a4a){アイン……（そして、イーグルを見て、呼んだ）};&br;&color(#ff8080){……レイヴン。いや……爺ちゃん。（そう呼び返す　きっと昔は――そう、呼んでいたのだろう）……ごめんな。&br;俺はこんなときに、涙も流せやしない。俺だって、爺ちゃんは昔っから大好きだったのに……（強く、レイヴンの手を握って）};&br;&color(#4a4a4a){いいや……私の目には見えるよ。泣きじゃくって……離れたくないって……私の目に映るのは、「わらべ」のままのアインじゃ……&br;別れ際に伝えようと、ずっと思っておった……アイン。お前さんは「にんげん」じゃ……機械でも、武器でもない……良く笑い、怒り、泣き、楽しむ……&br;ただの「にんげん」じゃ。……じゃからの……心配、せんでええよ……（さす、さすとイーグルの手を、さすった）};&br;&color(#ff8080){……爺……ちゃん。……ありがとう……（そっと頭を下げる　無表情なその目から、一筋だけ涙が流れた）};&br;&br;&color(#4a4a4a){……では……ヒメ、ちゃんや。（そう、呼んだ）}; --  &new{2012-07-05 (木) 01:20:41};
---（当たり前だが彼らのこういう姿は始めてみる。　命の前には彼らが善であろうが悪であろうが人並でしかない、そう思った&br;とりわけイーグルの態度はものめずらしくて、こんな場でなければおかしくて笑ってる所だ）&br;ん、なにかな　レイヴン？（こちらはあえて名前を呼んで答える）　説教ならきかないよ？ -- [[ヒメ]] &new{2012-07-05 (木) 01:49:09};
---&color(#4a4a4a){……まずは……ひとつだけ……（そっと手を握って）すまなんだのお……&br;私は疑っておった……ヒメちゃんが、遊び半分で……私らの「いえ」を踏み荒らしておるもんだと……じゃが……&br;ずっと、ずっと、その軽口に似合わず……いっぱい、いっぱいがんばってくれたのお……ほんに……ヒメちゃんは、ええ子じゃった……&br;（もう片方の手で、ヒメの顔をさすり）すまなんだの……疑ってしまって……そして、ありがとうの……こんなにも頑張ってくれて……&br;色々と気を遣っておったのも知っておるよ……ヒメちゃんも、私にとって……かけがえのない、「かぞく」じゃった……ありがとうのお……}; --  &new{2012-07-05 (木) 01:54:48};
---なぁんだそんなこと…　買いかぶりすぎだ。　あたしだって悪党だよ　いったろ？　あたしは君らを見て居たいだけ、ただの見物料さ&br;こう思う。この世界が誰か等の”記憶や思考で”成り立つ世界だとしたら、死ぬ事も別れも必ずしもおしまいじゃないんだ。存在したと記憶されることが存在することでもあるんだ&br;君たちの事を記憶の屑に消させるもんか、だから覚えとくんだ、だから名前も聞いた。　同じ”記憶”同士ならどっかで会えるかもしれないじゃないか？&br;（その骨と皮だけの肌をそっとなでて）…だからさ、礼なんていいんだよ。　こっちこそありがと、お爺ちゃん -- [[ヒメ]] &new{2012-07-05 (木) 02:28:07};
---&color(#4a4a4a){……ホホ……相変わらず、小難しい事を……ああ、そうじゃの……いつか、また会おうかの……&br;それならずっとずっと……覚えておいてほしい。私は……こんなにも、生きた……幸せに……幸せに。&br;さようなら、じゃの……ヒメちゃんや。&br;&br;……パルフェちゃん、や。（もう一人を呼ぶ　この中では、一番新米の彼女を）}; --  &new{2012-07-05 (木) 02:34:24};
---（皆のやりとりをただ見ていた。涙を堪え、ぐっと拳を握りしめて）&br;（新米である自分には、彼等が築いてきた絆に立ち入ることは出来ない。ただ、その別れを見守ることしか出来ない）&br;―は、はいっ！（不意に声をかけられ、ぴくりと背筋を伸ばしてレイヴンへと視線を向ける） -- [[パルフェ>名簿/472328]] &new{2012-07-05 (木) 02:40:18};
---&color(#4a4a4a){ホホ……そう、かしこまらんでもええ……よくあることじゃ……裏社会で、人が……死んでいくのは……&br;そお、悲しまんでもええんよ……（にこりと、笑う）そんなことよりの……私らを「かぞく」だと……思って欲しいんじゃ……&br;パルフェちゃんは気付いとらんじゃろ……ホホ。……みな……パルフェちゃんと、なかよお……したいと、思っておるよ……？&br;パンを欲しがる……「かぞく」がおったら……お話、してやんなさい……きっと……パルフェちゃんは、また……笑えるからの……&br;私らは「かぞく」……人に、ほめられたような「かぞく」ではないがの……それでも、みんながみんな……仲良しでの……&br;（目を細めて、笑いかけた）……な、最期ですからの……「お爺ちゃん」と……呼んでくださらんかな？……ホホ……}; --  &new{2012-07-05 (木) 02:47:18};
---…（細く、血管の浮き出た枯れ枝のような手をしっかりと握りながら耳を傾ける）&br;…かぞ、く……（心を見透かされたようで、言葉に詰まる。先ほどまでの彼等の絆が見せる光景を、ただ外から見ていただけの自分）&br;（自分から「私はまだ、違うんだ」と。そう決めつけて輪に入ることを諦めていた情けない心を、見透かされているようだった）&br;……は、い…っ。あり、がとう…ございます……！&br;（握る手に力を込めて、万感の想いを込めて言葉を紡ぐ。この老人は、そんな自分の心を見透かして尚、「家族」だと言ってくれた）&br;（自身が死の間際にあって尚、こんな自分の事を思っての言葉を残そうとしてくれている。そんな彼の最後の願いを聞かないわけにはいかなかった）&br;はい……ほんとに、ありがとうございます。…おじい、ちゃん……っ&br;（此処に来て、ずっと堪えていた涙が頬を伝い零れ落ちる） -- [[パルフェ>名簿/472328]] &new{2012-07-05 (木) 02:55:42};
---&color(#4a4a4a){（その言葉を聴いて、嬉しそうに）……ありがとうのお……パルフェちゃんや。&br;（祖父が、孫にそうするように、頭をそっと、なでた）&br;&br;……オウル様。いや……ディーン、殿。（そして、最後は――その様をずっと見ていた、オウルへと）&br;};&color(#d5bfaa){ああ。（レイヴンの目の前まで歩いてくる　本名で呼ばれても、動じず）……最期に聞かせろ、爺さん。&br;……占い師の爺さんと初めて出会った時、あんたは言ったな。};&br;&color(#4a4a4a){（それを聞いて、口を開く）&br;'''''――月を追うならば、鳥の群れを作りなされ。'''''&br;そう……お伝えしましたの……ホホ。……なつかしゅう、ございますの……};&br;&color(#d5bfaa){……見えるか。俺は……群れを作った。……月には、行けるのか。&br;（その表情は、抽象的な言葉とは裏腹に、真剣だ）};&br;&color(#4a4a4a){ホホ……ご心配、されずとも……見えますとも……貴方様には、「きずな」が……&br;それは、いつまでも、いつまでも、未来永劫、切れませぬ……いつか……それを手繰り寄せて……月へ、お行きなされ……&br;私は、その手伝いが出来て……本当に、良かった……&br;（周りを、くるりと見て）&br;こんなにも「かぞく」に囲まれて……「わがや」で……眠りにつけるなど……思いもしませんでしたからの……&br;ありがとうございます……ディーン殿。……それ、では……};&br;&color(#d5bfaa){……ああ。さようならだ……&ruby(ウインター・レイヴン){冬の渡鴉};。……ありがとうよ。};&br;&br;&br;&color(#4a4a4a){……不思議ですのお……寒かったのに……急に……&br;暖かく……なってきた……ホホ……&br;……「わらべ」が……笑っております……な……一緒に……&br;……………………遊んできて……あげましょう…………の……&br;&br;&ref(http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp021571.jpg,1000x1080);&br;&br;（頭を垂れて――老人は、それきり　動かなくなった――）}; --  &new{2012-07-05 (木) 03:11:53};
---（とても静かな空間が出来た。　まるでそこには誰一人いないかのように&br;頭を垂れた老人の姿を見てその場の誰もが”その瞬間”を静かに確認して見送った）&br;'''ページが一つ　捲られる――'''　&br;（そこから先に冬の渡鴉と呼ばれた男はもういない。　ただ亡骸だけを　彼が『確かにそこに居た』と言う痕跡として残して）&br;おやすみ　ウインター・レイヴン…　またいつかね。（そっと影を引いて死亡の確認を伝えた） -- [[ヒメ]] &new{2012-07-05 (木) 04:19:12};
---―……ッ！（その瞬間。きつく拳を握りしめて爆発しそうな感情を押しとどめた）&br;（ともすれば亡骸に縋りつき、声をあげて泣いてしまいそうな弱い「パルフェ」を仕舞い込む）&br;（「パルフェ」として彼に別れを告げることは出来たのだ。だから今は、我慢するんだ）&br;……ありがとうございました、レイヴン様。またいつか…何処かで&br;（拳を握りしめたまま、天井を見上げて瞳を閉じる）&br;（零れ落ちそうになる涙を留めるにはこれぐらいしか思いつかなかったから） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-07-05 (木) 23:43:49};
---&color(#d5bfaa){…………（泣き崩れる者、敬礼をするもの、その場を逃げるように立ち去るもの、胸を張って堪えるもの、様々だ）&br;（オウルは、一言部下に「埋葬を」とだけ言い、自室に戻って言った）&br;（イーグルは一度だけ礼をしてから、一筋の涙をぬぐい、仮面を被るようにサングラスをかけ、部屋を後にした）&br;（カナリアは「おやすみね、おじいちゃん」とまるで普段どおりのように言って、部屋を出ていった）&br;（スパローは、泣きながらレイヴンの亡骸にすがりたそうだったが、堪えるように、泣きながら部屋を出て行った）&br;（――老人の遺体は、数名の黒服に抱きかかえられ、部屋から運び出される）&br;（葬儀など、できるわけが無い　ただ、埋めて、墓を立てる　それだけだ　彼ら裏社会の人間は、みな、そうなのだろう）}; --  &new{2012-07-06 (金) 00:22:02};
-&color(#d5bfaa){（オウルの私室）}; --  &new{2012-06-16 (土) 13:35:49};
--ボスー　ご指名のヒメですよー（ドアをノックし） -- [[ヒメ]] &new{2012-06-18 (月) 01:18:10};
---&color(#d5bfaa){……お前はコードネームが板に付かんな。ま、お前らしいがよ。……入れ。&br;（私室でサングラスではなく眼鏡をつけて書類仕事をしていた　……目が少し老眼で悪くなったのだろうか？）&br;スパローに呼びに行かせてからずいぶん時間が経ったな。魚釣りでもしてたのか？}; --  &new{2012-06-18 (月) 20:56:36};
---テリアって呼ばれる事には泣くほど気に入ってはいるよ？失礼しますっと　デートのお誘いかも知んないからおめかしもしてきたし（ちょいめかし顔でにんやり）&br;申し訳ないす（ぱちんと合掌して）　まあ釣りもしてたし母の怪我の後世話とか研究とか知り合いの子の子守とか、一日24時間じゃたんないや&br;あれっ　オウル氏こそ柄にもない風貌しちゃって？　目、悪かったっけ？　鳥人なら余るほど目良さそうなのに？ -- [[ヒメ]] &new{2012-06-18 (月) 21:35:22};
---&color(#d5bfaa){……デートか、デートなあ。（ククッと笑う）デートじゃあねえが、合コンみたいなもんだ。&br;まったく、お前ほど裏社会らしくない奴もなかなかいねえな。ま、いい。（眼鏡を外しながら）ああ……これか？&br;老眼鏡だ。俺ももう６０過ぎたんでな、遠くは変わらず見えるが、近くの文字が見づらくなってな。……何か勘違いしてるようだが。&br;鳥人ってのはあくまで「鳥のような肉体を持つ人間種」ってだけだ。要するに……少し長生きで力が強いだけの、ただの人間だ。テリアは亜人だっけか？}; --  &new{2012-06-18 (月) 21:45:05};
---そういうもんかぁ、ていうかオウル氏の口から老眼鏡ってのもなかなかショッキング&br;あたしは親のこと考えると厳密にはキメラなんだけど実際亜人みたいなもんだね&br;ほいで、合コンみたいなもんって？　あたしの攻略やお持ち帰りは難易度高いよ〜？いろんな意味で -- [[ヒメ]] &new{2012-06-18 (月) 22:13:21};
---&color(#d5bfaa){あくまで人間だからな。人間は年を食うもんだ。（そういえば、しわが深くなったような、生え際が後退したような、少し痩せたような、白髪が増えたような――）&br;（時間の流れを、感じさせた）レイヴンもそうだろう。そろそろ、限界だ。……まともに歩くのもしんどそうだしな。&br;まあそうだろうな、俺でも落とせんだろ、フォッフォッフォッ。落とす気もないがな。……相手は俺じゃない。出会いの場だ。&br;（ぱちん、と指を鳴らして）入れ。（ドアに向かって、言った）}; --  &new{2012-06-18 (月) 22:25:53};
---…はい（ドアの向こう。落ち着き払った声が聞こえる。聞く限りは若い女性のようだ）&br;…失礼します。お呼びですか、オウル様（ドアを開け、部屋へと入って来たのは若い女性であった）&br;（ヒメや他の黒服達と同じく、黒のフォーマルに身を包んだ女性。ヒメとオウルの顔を見比べ、自身が呼ばれた意味を考えているようだ） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-06-18 (月) 22:52:27};
---そういうとこはちゃんと人並みなんだなあ、還暦祝いは白髪染めにでもするかぁ&br;で、出会い…？（ふいっとドアを振り返り）　…？あれ、新人さん？ -- [[ヒメ]] &new{2012-06-18 (月) 22:54:49};
---&color(#d5bfaa){……紹介する、ノーカラー・ピジョン。黒服の中でも新顔のほうだが……お前らに面識は無かったな？&br;ま、テリアは一方的に知ってるかもしれんがな。……ピジョン。こっちはランターン・テリアだ。お前と同じ、「外部からの」黒服だ。&br;……ウチに女の黒服は三人、女同士での交流も欲しいだろうと思ってな。が、お前らの職務が全く合わんので、こうして呼びつけたわけだ。&br;……カナリアは交流相手としちゃクルクルパーでどうしようもないしな。}; --  &new{2012-06-18 (月) 22:59:14};
---テリア…様、ですか。ご紹介に預かりましたピジョンです。以後、お見知りおきを&br;（オウルに紹介されれば畏まった態度で頭を下げる。同じ外部からの黒服とはいえ、一応相手の方が先輩であるが故のこと）&br;え、えっと…あの、テリア様も外部からの方なんですよね？何故、此方に…？？&br;（自分以外の外部からの黒服と面会したのは初めてのこと。純粋な興味から取り敢えず尋ねてみたかった） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-06-18 (月) 23:06:28};
---あのね、クルクルパーってわかってるならもうちょっとなんとかすりゃあいいのに…たまに止めるの大変なんだぞ？&br;ピジョン？　へーそういう名前になったの、ネーミングセンスいいよなあほんと。　メンタルケアもばっちりと来てたいした優良企業じゃん&br;テリアだよ、よろしくー（警戒する彼女の肩をすかすような軽いノリで自らの尻尾を摘んでお辞儀、この組織の中では明らかに異質）&br;あたしがここに居る理由？　ふぅん…（考えるフリのような反応をしつつ）　ボスのカリスマに魅かれたって奴かにゃ&br;ね？（とﾆｯｶﾘとオウルをみやり事実半分はぐらかし半分の返事） -- [[ヒメ]] &new{2012-06-18 (月) 23:18:45};
---&color(#d5bfaa){ふん、このファミリーイチのじゃじゃ馬が言いやがる。（くっくっと笑いながら煙を吸い、ふうっと吐く）&br;カナリアはアレでいい、アレだからいいんだよ。それに最近は少しぁマシになったろうが。&br;……ま、あとは2人で若いもん同士仲良くしてろ。俺は（よっこいしょ、と重く腰をあげて）夜の散歩だ。&br;（散歩、とは言うが、彼の散歩は要するに、ピンハネを初めとした契約違反をチェックしに行く「巡回」だ　それは二人とも知っているはずだ）&br;女同士でしか話せんこともあるだろ。……ま、この部屋は好きに使え。（そう言って、部屋を出て行った）}; --  &new{2012-06-18 (月) 23:26:26};
---朝になる前にちゃんと帰ってくんだよー？　夜なんだから何かあったら呼べばすぐ跳べるからね？　勝手な買い食いとか喧嘩しないことー歳なんだから&br;（と、ボスの背中を見送り）　まったくさ、イイ男でも紹介してくれんのかと思いきや -- [[ヒメ]] &new{2012-06-18 (月) 23:37:13};
---あ、行ってらっしゃいませ。お気をつけて（テリアとは対照的に固い言葉でオウルの背中を見送って）&br;…あの、随分と…何といいますか、軽いんですね？（外部からの人間だというのに、いや、外様だからこその態度なのかもしれない）&br;（自分とは対照的に、友人と接するかの如くのテリアの態度に戸惑ったような笑顔を浮かべて）&br;…私にはあんな態度、まだまだ取れそうにないです&br;（自分との差は何なのだろう、などと考えながらテリアに向き直り） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-06-18 (月) 23:43:20};
---自分とあたしとの違いが気になる　そんな顔だね？　大した違いはないよ&br;持った生まれた性格ってのもあるし。　もっとやんわりやんわり、せっかく怖いボスも居ないんだしさ？&br;しいて言えば出会いの違いかな？　彼のファンでもあるし、部下でもあるし、同志でもあるし、観測者でもあるってとこ&Br;きみ、随分とおぼれてここに流れ着いて来たね。　それともまだ濁流の中なのかな？ -- [[ヒメ]] &new{2012-06-19 (火) 00:26:47};
---ぁ…す、すいません。不躾なことを…（見透かされてしまったようで萎縮してしまう。肩をすくめ、上目使いにテリアを見る）&br;出会い、の…えぇ、それはあるんでしょうね。私は…あの方の部下というか、駒のようなものでしたしね、最初から&br;…まだ、中に居ると思いたいですね。まだ目的は達成したわけではないですしね -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-06-19 (火) 00:39:13};
---ん〜　随分曇っちゃって、パン屋さんのときはもっとかわいい表情してたのに&br;今もまだ駒だと思ってるならオウル氏はある意味ガッカリだとおもうけど。　目的って？ -- [[ヒメ]] &new{2012-06-19 (火) 00:58:40};
---…そう、見えますか？というか、ご存じだったんですね、私の…その、以前の仕事&br;（顧客として利用してもらっていた記憶は無い。彼女の得意とする情報収集の一環で知られたのかもしれない）&br;あ、いえ！今は自分は駒だなんて思ってないです。私は、私の目的の為にオウル様に従うことを選んでいるわけですし…&br;え、と…パン屋を。今度は何にも縛られること無く、パン屋として表の道を歩みたいんです -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-06-19 (火) 01:10:28};
---（「何かでたかるネタには使えるかな」などと考えながらドアのほうへ）そういうの嫌いじゃあない。　…ん、ああなんでもないよ？　独り言独り言&br;意外と余計な心配だったかな？　だったら…　もっこし安心していいんじゃないかな。&br;（何か見せつけがましいようにピジョンの顔に不必要に接近し一瞬ドアをちら見。　「ああみえてオウル”様”は家族想いだから」　と耳打ち。しかし角度的にドア側からは…）&br;お金の悩みとかならあちし個人でも、ちょっとは小遣い稼ぎの相談くらいのっちゃるよ〜？　報酬は特別にパン一個にしてやろー&br;パン、まだ作ってるんだよね？ -- [[ヒメ]] &new{2012-06-19 (火) 01:32:36};
---……はい。とても厳しくもありますけれど…優しい、人ですよね&br;（耳打ちされれば自分をしかりつけ、受け入れてくれた時のことを思いだして微笑む。テリアに向き直ったその姿はドアの向こうからは何だか不思議な雰囲気に見えるかもしれない）&br;…ふふ、ありがとうございます、テリア様。……え、と。それでしたら、今度相談に乗ってもらうかもしれません&br;…その時はきっと、とびっきりのパンをご馳走しますよ（くすり、と小さく笑ったその顔は、挨拶した時とは違い幾分かの親しみを感じさせるものでもあった） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-06-19 (火) 01:44:30};
---ま、いくら優しくても腹パンもらうのは勘弁だけどにゃ（笑いながらオウル椅子にぼさーっとすわり）&br;うん、やっと顔ほぐれてきたね、そうそうそんなかんじでいーいー。　ピジョンちゃん可愛い（投げキッス）　&Br;にはは、なんでも相談したまえ〜？　安心安全秘密は完全厳守っ　ただし恋の悩み以外なー？ -- [[ヒメ]] &new{2012-06-19 (火) 01:52:28};
---確かに…あれは効きますもんね。…テリア様も経験が？（以前、カウンターごとぶっ飛ばされたことを思いだして苦笑い）&br;か、可愛い…ですか？久々にそんなことを言われたような…（砕けた態度のテリアの言葉にはにかみながら髪の先を指で弄り）&br;えぇ、恋の悩みは大丈夫です。心に決めた人が居ますからね、私 -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-06-19 (火) 01:59:12};
---あたし？胸揉まれたりチューされた事はあるけどパンチはないなー？当たる気もしないし（どやっ）&br;やられてる様子なら何度か見たけど例えば君とか…　思い出すだけでおえってなるね&br;（帰る場所があって大事な人も居て、カタギに戻る夢…　なるほどなーなどと考えながら）&br;うん、可愛い。もうちょっと可愛かったら襲ってたね -- [[ヒメ]] &new{2012-06-19 (火) 02:27:37};
---えぇっ！？オ、オウル様に…ですか！？いやそんな、でも…あの人も…いやでも…（余りにもイメージとかけ離れていたので悶々としながら）&br;え、見てらしたんですか！？あ、あはは…何といいますか、お恥ずかしい所を…（ぽりぽりと頬を掻いて何とも言えない気分を誤魔化しつつ）&br;お、襲っ……あ、あの。もしかして…そっちの筋の方、なんですか…？（一歩距離を取りながら） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-06-19 (火) 02:33:08};
---（//そしてここで文通スイッチを押すのです…ぐぅ） --  &new{2012-06-19 (火) 02:41:11};
---おっ気になるかい？　でもないしょなのだ　（思わせぶりにニヨニヨと。　実際は単に皮肉ついでにやられただけのことであるが）&br;やだなぁ〜逃げないでよぉ　あたしは魅力的なものに示す好意に差はつけないのさ？&br;おかげでオウル氏にもしょっちゅうフラれておるわ〜ほっほっほ&br;さ、そろそろ店閉めてつだって帰るかなぁ（//同じくこっちもおやすみなさいますぐぅ） -- [[ヒメ]] &new{2012-06-19 (火) 02:46:46};
---……オウル様も、意外と……？？（謎の想像を膨らませて苦笑い）&br;う、魅力的と仰っていただけるのは嬉しいのですがその、少しストレート過ぎません…？？&br;あ、はい！では私も…！（と、二人連れ立って部屋を出て、店へと戻って行ったとか） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-06-19 (火) 23:34:49};
--&color(#d5bfaa){&br;（そのころ、ドアの外では――）&br;「おいおい、押すんじゃねえよ……」「マジかよ、うちの美人２人がまさかの会合かよ」「ヤベー写真とっときてえ」「マジで、撮ったら焼き増しよろ」&br;（木っ端黒服たちが扉の前に何人も集まって聞き耳と覗き見のオンパレードだ　もちろん、腐っても訓練された黒服、そこそこ気配は隠してるし何より一切の殺気が無い）&br;（……結局のところ、隠れファンが多いのだ、この２人には　男っ気しかないファミリーの中のきらびやかな女性二人）&br;（方や天衣無縫の明るくあけすけなメガネ犬耳っ子、方やちょっと雰囲気暗くなっちゃったけどたまに見せる笑顔がキュートなパン作りの上手な子）&br;（人気が出ないはずが無い）　//このツリーは気付かれないか気づかれても空気を読んで邪魔されないツリーです}; --  &new{2012-06-19 (火) 00:44:46};
---&color(#d5bfaa){「個人的にはカナリア様もかなりいい感じに育ってきた気がすんだけどな」「いやーでもあの性格はねーよ」「ただのキチガイだもんなあ……」&br;（対して、カナリアの人気はやや低めだ　下ネタ大好きすぎて女として見れないのもあるのかもしれないが）&br;「……で何の話してんの？」「とりあえずは自己紹介っぽい感じ？」「うわーやべえ絵になるなあ」「ピジョンちゃんのどもりマジ最高！」「テリアちゃんの物怖じしないとこもいい！」&br;（……心底楽しそうではある）}; --  &new{2012-06-19 (火) 00:50:09};
---&color(#d5bfaa){「兄ちゃんなんでテリアちゃんのぱいおつふかふかなん？」「節子それふかふかちゃう、ぽよんぽよんや」「ピジョンちゃんのバストサイズが知りたい」「あれ絶対脱いだらすごいです系だって」&br;（ちなみに、こいつら黒服に恋愛や色買いが禁止されている……ということはない　であれば、別に禁欲生活と言うわけではないのだが）&br;（しかし逆に言えば恋愛できるような奴ははなからここにはいない　色買いに精を出すほど金がある奴は木っ端黒服ではない　つまるところ）&br;（オウルファミリー内でもそこそこの格差社会があるということ　こちらは……いわゆる「モテない」組なのだ）&br;「やりてぇー……」「てめえ殺すぞ」「テリ＆ピジョは俺らのアイドルなんだよ」「手出したらケジメすんぞ」}; --  &new{2012-06-19 (火) 00:58:40};
---&color(#d5bfaa){「……なあすごい嫌な想像したんだけど」「何？」「言うてみ」「……いやさ、もしかしてあの２人、オウル様のカキタレなんじゃ……」&br;（そのとき、黒服たちに電撃走る）「なん……だと……」「待て、待て待て落ち着けジョニィ」「慌てる時間じゃない……」「そんなばかなことがありえるはずが……」&br;「だ、だって私室だぜここオウル様の」「い、いつでも気軽に呼びつけれるとかオウル様といえど羨まし過ぎる」「で、でもオウル様も年だぜ、もうおっきしねえんじゃねえの」&br;「いやちょっと待てよ……おっきしなくてもよ、バイブとか……」「何まさか今も２人の大事なところにはウィンウィン！？」「それはそれでちんちんいらいらするシチュだな！」「まさかのＮＴＲ展開きたこれ」&br;「壷に帰れ」「そもそも誰のもんでもないからな……ＮＴＲ成立しないからな……」「俺らが勝手にへこんでるだけだしな……」「泣けるわ……」}; --  &new{2012-06-19 (火) 01:06:16};
---&color(#d5bfaa){「写真撮れたお」「マジか」「うｐ」「まあ待て、いくらだ？」「１０Ｇまでなら出す」「ざけんな」&br;「５０Ｇは下らないだろ」「ぜんぜん足りないね」「じゃ１００Ｇか！？」「もう一声！」「ぬうう、１２０！」「いや１４０！！」「もってけ泥棒１８０！」}; --  &new{2012-06-19 (火) 01:19:03};
-　 --  &new{2012-03-05 (月) 01:32:05};
--&color(#d5bfaa){（――平日の昼下がり、居住スペースのロビーにて　今日は店も休みで、黒服たちが思い思いにくつろいでいる）}; --  &new{2012-05-11 (金) 23:01:17};
---……（そんな中。手持無沙汰にロビーのソファーに座り、天井を見上げていた）&br;（黒服の一員として彼等の巣で暮らすようになってから暫く経ったが、やはりまだ慣れない）&br;（裏の仕事や店員としての仕事はなんてことは無い。そつなくこなしてきては居た）&br;（が、未だにこうして自由な時間を与えられると何をしていいのか分からなくなってしまうのだった）&br;………はぁ&br;（誰に向けるでもなくため息を一つ。どうせなら、何か仕事を言いつけられていた方がまだマシかもしれない）&br;（そんなことを思いながら、一向に進まない時計の針を見やるのだった） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-05-11 (金) 23:41:31};
---&color(#4a4a4a){（――そんな中、声をかけるものが）ホホ……「あくとう」でも、休日とは喜ばしい時間ですがの……貴方様は違うようですな、ええと……&br;パルフェ、は本名でございましたな。……ピジョン殿ですかの？ホホ……暗い顔をなされておる。&br;（ウインター・レイヴン　黒服の中でも最高齢の男で、黒服たちからは敬意をもって扱われる老人だ）}; --  &new{2012-05-11 (金) 23:49:00};
---―ぁ…レイヴン、様（声を掛けられ、顔を上げれば其処には年老いた男が一人）&br;（黒服の中でも最高齢の此の男に声をかけられるとは思っておらず、気の抜けた返事になってしまった）&br;…えぇ、その。何か身体を動かしていないと…どうにも、落ち着かなくて -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-05-11 (金) 23:54:43};
---&color(#4a4a4a){ホホ……呼び捨てでかまいませんぞ。それか「爺さん」「おじいちゃん」でも。実際そう呼ぶ者もおりますしの……ホホ。&br;（とす、と隣に座る　不気味な見た目ではあるが、物腰は黒服の中でもかなりやわらかく感じる）ホホ……「わかさ」ですの。体など、この老骨では動かぬので……羨ましいですのお。&br;ですが、休みもまた必要ですの……何ぞ、ご趣味など無いのですかな？}; --  &new{2012-05-12 (土) 00:01:39};
---そんな、私みたいな新入りが四足の方に呼び捨てだなんて&br;（自分と同格の下っ端たちが、この老人に親しげに話しかけている様子は見たことがある）&br;（それでも、まだ何だか気が引けてしまう）…趣味、ですか？&br;以前は、暇があればパンを焼いていたんですけどね…この道を選んだ以上、何だかそれも未練がましいような気がして… -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-05-12 (土) 00:09:16};
---&color(#4a4a4a){それを言っては、貴方のような才あるお若い方が、こんな背の曲がった老骨におどおどするなど、道理が通りませんの……ホホ。&br;四ツ足にいるのも、単に年を召しただけで、年功序列でおるだけですからのう。そう「かしこまり」されては、私も申し訳ないですしの、ホホ……&br;おお、そういえば前職はパン屋でしたなあ……何をおっしゃる。パンなど、そこらの主婦ですら焼きますぞ？&br;好きなことなら、じゃんじゃんおやりなさい……「わらべ」らしく、遊びも、思い切り……ですのお。……ホホ、そうですな。&br;その「ぱん」を、１つ焼いて頂けませぬかの……一度も、食しておりませぬゆえな。隣にあったのに、機会に恵まれませんで……}; --  &new{2012-05-12 (土) 00:15:18};
---とはいいますが…年功序列です。やはり、目上の方には…すいません、性分みたいなもので&br;（薄く笑い、居住まいを正す。言葉の半分は本当だが、もう半分は単純にこの男が恐れられていることを知っているからだ）&br;（こうして恐れて居住まいを正すことが、完全に此方に染まり切っていない証だということにはまだ気づけなかった）&br;……ふふ、レイヴン様にかかれば私も「わらべ」ですか。…そういえば、そうですね（ん、と数瞬考えるようなそぶりを見せて）&br;…え、と。はい、それじゃ…私のパンで良ければ（少し、恥ずかしそうに笑う）&br;（先程の笑顔とは違うもので。少し、彼女の心も解れたようだ）…それで、どんなものがお好みですか？&br;特に注文が無ければ、デニッシュでも焼こうと思うんですけど… -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-05-12 (土) 00:31:58};
---&color(#4a4a4a){ホホ、律儀なお方だ……ですが、それも美徳ですの……ホホ。おや、素敵な笑顔をなさる……（にこりと笑うと、孫でも扱うかのように頭を撫でて）&br;はあ……「でにっす」ですかな？……「わらべ」の流行り言葉ですかのお……難しゅうて、私には食べれる気がしませんの、ホホ……&br;いや、しかし……新しいものを知ろうとする好奇心も、長生きの秘訣ですな……その、ええと……「で、で」……なんでしたかの？それをいただけますかの？}; --  &new{2012-05-12 (土) 00:40:38};
---……頭を撫でられたのなんか、何年ぶりですかね。少し恥ずかしいですけど…悪くは、ないですね。こういうのも&br;（まるで祖父がそうするかのようなレイヴンの手のひらに、何とも言えない気持ちになり、気恥ずかしそうに口元を綻ばせて）&br;えぇ、それではちょっとキッチンをお借りしますね。少し時間がかかりますので…出来上がったらお部屋までお持ちしますよ&br;（はにかんだ顔を誤魔化すかのように、いそいそとキッチンへと走って行くのだった）&br;&br;&br;（数刻後。バスケット片手にレイヴンの個室の戸を３度叩く）レイヴン様、ピジョンです。先ほどのパンが焼きあがりましたのでお持ちいたしました -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-05-12 (土) 00:44:51};
---&color(#4a4a4a){おお、入りなされ。（中から声がしたので、ドアを開けてみれば――老人らしい、渋みのある部屋だ）&br;（窓際には白色の花が飾られており、壁には四ツ足含む黒服たちで撮った写真）&br;（他はこざっぱりとしており、大きな棚には本がぎっしりつめられている）}; --  &new{2012-05-12 (土) 00:53:55};
---では、失礼します…（初めて入る老人の部屋に、些か緊張した面持ちだ）&br;（部屋の中を少し見渡した後、手にしたバスケットに被せた布を取る）&br;これが、「デニッシュ」です。しっとりして柔らかなパンですのでレイヴン様にも食べやすいかと思います&br;（卵黄とバターをたっぷり使って焼き上げたデニッシュ。その口当たりは柔らかく、優しい甘味と芳醇なバターの香りが楽しめるオーソドックスなパンだ） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-05-12 (土) 01:03:00};
---&color(#4a4a4a){ほお、ほお……これは。なんとも美味しそうな匂いですの、ホホ……では、１つ頂きますかの。&br;（まるで骨の様な手でデニッシュをひとつ取れば、しゃく、と口に入れて、ゆっくり租借する）&br;ん、ん……おお。美味しゅうございますのお……（皺だらけの顔にさらに皺を作って、微笑む）&br;「きもち」がこもった、ええパンですの……いつごろから、パンをおつくりになられたのですかの？}; --  &new{2012-05-12 (土) 22:15:15};
---お気に召してもらえて何よりです。…あ、あの。また気が向いたら申し付けてください。他にも…色々焼けますから&br;（率直に褒められて嬉しいのか。はにかみながらそんなことを言う）&br;何時頃から…初めてパンを焼いたのは何時だったか…あまり、小さい頃のことを覚えてなくて。&br;ただ…本格的に練習し始めたのはこの街に来る2年程前だったと思います -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-05-12 (土) 23:32:59};
---&color(#4a4a4a){なるほど、なるほど……あれですかな、店を始めるために……と言ったところでしょうかな？&br;（しゃく、しゃくとゆっくりデニッシュを味わう）……ホホ、よければ昔話などしてくれませんかの……？&br;どうして貴方のようなお優しそうな方が、「うら」に入ったのか……ホホ。言える範囲でかまいませんからの……&br;冥途への土産が少しでも欲しいですからのお……言い辛ければ、無理強いはしませぬがの。}; --  &new{2012-05-12 (土) 23:43:12};
---それ、は……（少し、口ごもる。吐き出したことの無い過去を吐き出すには良い機会かもしれない）&br;（弱味も何も。今はこの組織の一員なのだ。相談役とも言える老人に話したところで不都合も無いだろうと思う）&br;（それと同時に、何処までも打算的な自分に少し苦々しい思いだった）&br;…私は、孤児なんですよ。両親の名前も顔も知りませんけど、孤児院での暮らしはそれなりに楽しかった覚えはあります&br;（ともあれ、ぽつ、ぽつと女は身の上を語りはじめる。裏の世界においてはよくある話だった）&br;（組織に引き取られ、そこで技術と異能を叩き込まれた。オウル一味と彼女が所属していた組織で異なった点はただ一つ）&br;（「ファミリー」ではなくあくまで只の「グループ」であったこと。構成員に情など無く。機械の如くただ只管に任務をこなす毎日でしかなかった） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-05-12 (土) 23:59:27};
---&color(#4a4a4a){……ふん、ふん……（ゆっくり頷きながら、しっかりと話を聞いて）……なるほど。&br;（ピジョンとレイヴンが椅子に座って話していたが、レイヴンがゆっくり立ち上がり、ピジョンの前に）お辛きことだったでしょうなあ……&br;（そっと手を握る　老人らしいしわくちゃの手だが、暖かい）ひとつだけ、お伺いしても？……自分を「あくとう」と思われますかな？&br;どうぞ、正直に……取り繕うことなど考えず。（にこり、と笑う　穏やかな笑みだ）}; --  &new{2012-05-13 (日) 00:12:28};
---（手を握られ、少し頬が緩むも続く老人の問いに動きが止まる）&br;（少し俯いて何事か考えてから、顔を上げる。言葉にし辛い心境をどうにか纏めようと、ぽつり、ぽつりと）&br;……それ以下だったと、思います。自分がやっていることが悪なのかと。そんな疑問すら抱けませんでしたから…&br;この街に来て、人並みに心を持ってからは…そうならないようにと、思ってはいたんですけどね&br;…結局、流されるがままにフラフラしていただけの。中途半端な…人形でした&br;（自嘲気味に笑う。陰の道から逃れようとして足掻いたつもりが、ただ長い物に巻かれるがままの人生だった）&br;（「パルフェ」という存在が死んで生まれ変わって尚。「悪党」である彼等の流儀にもまだ―馴染めていない） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-05-13 (日) 00:29:01};
---&color(#4a4a4a){……左様ですか……（手をゆっくりと撫でながら）引取り先が引き取り先であれば、「うら」にはいることも無かった人生……&br;もしも人生が違えば、幸せに「かたぎ」で暮らせたでしょうにな。……これも、「さだめ」ですかの……&br;……１つだけ、この老骨から言わせて貰えば……貴方は「あくとう」ですの……&br;''我々は、「あくとう」にして「あくにん」に非ず。''&br;裏社会に生きることは、「かたぎ」にとっての悪事を行うことと同義……それは、どう足掻こうと「あくとう」であることの証明ですのう。&br;ですが、裏社会もまた、「しゃかい」……悪事は摂理なれど、悪心は摂理ではありませんからの。&br;貴方様は悪心無く、心は清きまま……「あくにん」にはございませぬな。&br;（にっこりと笑って）「さだめ」を嘆きなさるな。過ぎたことはしかたないですからの。……我々も、殆どが「さだめ」でここへ来たのですじゃ。&br;もし、あの時ああだったならば……そう思い続けては、現状を受け入れることは出来ず、仮説への羨望は消えはしませぬ。&br;貴方様の手には「ち」がべっとりとこびりついておられる……（手を、ぎゅっと握り締め）貴方様の作るパンは嘆きの味がしますからの……&br;その様な手では、悪事しか出来ませぬ。それは……本人が一番、よお知っておるのでしょう……？}; --  &new{2012-05-13 (日) 00:56:21};
---（老人の語る言葉に静かに耳を傾ける。時折、その言葉を飲み込むように呟いて）…悪党と、悪人……&br;（不思議な想いだった。悪は悪だと。全て忌むべきものであると、そう断じていたのは己の未熟な心故か）&br;（それとも、光を切望するが故に早計だったのか―）&br;……でも。私はもう一度、光の当たる道を歩きたいとも思っているんです&br;こうして貴方方と肩を並べ、裏の道を歩むと決めたのも…そのための布石でしか、なくて…&br;（オウルの言葉に覚悟を決めて道を選んだつもりだった。それでも、レイヴンの過去を嘆くなという言葉を考えてみれば）&br;（今のこの自分の光への渇望もただ過去を悔やむ心から生まれた情けない弱さの一つではないのかと、伏し目がちに） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-05-13 (日) 01:20:05};
---&color(#4a4a4a){良いのではないですかの……？ホホ……過去は変えられませぬが、未来はどうにでもなりましょうのう……&br;この「ち」は貴方様の涙。私の老いた目には泣きじゃくる「わらべ」が見えますのう。……その手で、ごしごしと目を擦り続けて……&br;貴方様が泣き止んだ時、その手を洗って、ゆきたいところにおゆきなされ。涙が止まらぬうちは、この「いえ」で……&br;ゆっくり、していきなされ。……「つみ」を、背負えるようになったら……我々は、お止めしませぬからの。&br;頑張りなされ、お若いの。私のような老骨には、このようなかび臭い励まししかできませぬからの……ホホ……&br;（もう一度、笑いかける　そして）見えますのう……「もうじゃ」が。貴方様に抱きついている、一人の……&br;貴方様を責めているのか、守っているのか……私には分かりかねますがの……ホホ。}; --  &new{2012-05-13 (日) 01:42:56};
---……ありがとう、ございます。きっと、その時が来るまではまだまだかかると思いますけど…&br;それまで、此処に居てもいいのなら。此処を塒にして、羽を休めてもいいのなら……少し、楽になれるのかもしれません&br;（レイヴンの優しい励ましに頬を緩める。自分の選んだ道を否定するでもなく、肯定するでもなく）&br;（ただ羽を休める場として、此処に居てもいいのだと。そう言ってくれた）&br;（光か、闇か。そのどちらにも居場所など無く、境界線に貼られたロープにしがみついていた自分に与えられた居場所を再確認し、少し気持ちが落ち着いた）&br;&br;（そして次の言葉に、少し、驚いたような顔を浮かべて）―それ、は……&br;（頭に浮かぶのはたった一人。生涯で初めて愛した人。それ故に、今尚忘れることが出来ない人）&br;（責められもするだろう。見守ってくれているのかもしれない。どちらでもいい）&br;―…それなら、心強いです。…あの人が傍に居てくれるのなら…贖罪の為でも、明日への一歩でも&br;どちらのためにでも…私は羽ばたける気がしますから -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-05-13 (日) 01:53:37};
---&color(#4a4a4a){なるほど……余程、結びつきは強いと見えますな……貴方にしがみついて、離れようとせんからの……&br;……ホホ、左様ですか……では、暫くは私らと一緒に夜闇を羽ばたきましょうの……ホホ……&br;おや……善いお顔になられた。……（うん、うんと頷いて、椅子に座りなおし）さて……夜がやってきますのう……&br;今宵は羽休めの夜にございますからの……ホホ……&br;……次の羽休めの夜にも……また、パンを焼いていただけますかのう？ホホ、この老いぼれが明日にも生きておるかどうか、わかりませんがのう。}; --  &new{2012-05-13 (日) 21:15:40};
---…はい。まずは一人前に羽ばたけるように、地道にやってみようと思います&br;その時なら…きっと、私にしがみついている彼の顔も、まっすぐ見られるような気もしますから&br;（何処か晴れやかな顔で小さく笑った。場所が、立場が違えどこの想いだけはなくしてはいけないと、密かに再確認しての笑顔であった）&br;はい、レイヴン様が望むのでしたら喜んで。…えと、でしたら…お体に良い物を選んでおつくりします&br;……その、な、長生きは。してほしいですから&br;（そんなありふれた理由で誤魔化した。本当は褒めて貰えて嬉しかったから、なんて子供じみた理由だったのは秘密だ）&br;（ともあれ、四足の一人でもあるこの老人と少しでも打ち解けられたのは、彼女にとってプラスに働くことだろう） -- [[ピジョン>名簿/472328]] &new{2012-05-14 (月) 00:26:44};
---&color(#4a4a4a){ホホ……そのはにかんだ笑顔。「わらべ」ですのお……ホホ……&br;（孫を見るような表情で笑いかけ、また、パンをかじった）&br;（そうして、その夜は更けていった――）}; --  &new{2012-05-14 (月) 00:45:39};
-（ここどれくらいかの期間で洋食屋『ＤＩＲＴ　ＯＷＬ』に変化がある。　いいのか悪いのか”洋食屋”としての収益がぐんと上がっているのだ。&br;かといって「特別な注文」の客が特に減ったわけでもなく　ただその収入比率が押し迫らんばかりというだけであるが&br;そのある種の「原因」となっているのは―… --  &new{2012-02-22 (水) 22:25:08};
--…それとですね、今日はとてもいい鯛が入っていますので　これらご注文にあわせての本日のお勧めとなってます&br;今ならサービスで（妙に接近して）こちらのグラスワインもおつけします&br;いかがですかぁ？♡（少し身体を傾けてにこっと目を覗き込む）&br;あ、はい追加ですね〜。ありがとうございまぁす（またお辞儀。これ見よがしに胸元をちらつかせながら）&br;それと本日のデザートですけれど…&br;（その他様々な口車にこれでもかと客をノせて高いオーダーを持ち帰る） -- [[ヒメ>名簿/138855#z2364768]] &new{2012-02-22 (水) 22:26:12};
---&color(#d5bfaa){……（苦い顔をして、それを見ているのが、店長だ）……イーグル。&br;「……は」（背筋を伸ばして答えるのは、サングラスで表情を隠した男）&br;奴に接客をさせたのはお前の指示か？「……いえ。自分でやりたがったので、ダメだと言って置いたのですが」&br;で？「……私が出払ってる間に勝手に接客をしておりまして。いつの間にか客に顔を覚えられており、『なんであの店員は居ないのか』と、裏の客にまでクレームをつけられる始末で」&br;……（ため息をつく）雀の涙でしかない洋食の売り上げを伸ばされても、困ることはないが、何と言うか……フウム。&br;（そんなため息が、ヒメの耳にも多分聞こえたろう）}; --  &new{2012-02-22 (水) 23:01:15};
---（困ることといえばむやみに店が忙しくなることくらいか、このまま人気店になられてもそれは困るだろう）&Br;やーイーグル君　接客ってたのしいねえ？　はいオーダーはいったよー（厨房窓にペタペタと大量の付箋を貼っていき）&br;どしたオウル氏ー？　ため息なんかついてると幸せが逃げてくじぇ？　あ、はいこれ（と注文表とは違うメモ）&br;あっちの冴えないオッサン、”ご指名”っぽいよ、あの顔は”ヒット”の依頼かな〜　さ、まかない貰ってこよ -- [[ヒメ>名簿/138855#z2364768]] &new{2012-02-22 (水) 23:37:30};
---&color(#d5bfaa){「……」（当然だが、既に何度も注意はした　したが効果なし　結局客に需要を見込まれてしまってはどうしようもない）&br;ウェイトレスだけのために高い金を払ってやってるわけではないぞ。それに色気なんぞで釣りよっては、店の品格が……&br;……（言ってやめる　性奴隷も売ってるのに何が礼儀だと）……ああ、そっちの客か。分かった。（そう言ってオウルは応対に出て行った）&br;&br;「……ランターン・テリア。何のつもりだ、本当に？」（控え室でまかないを食べるヒメ――もとい、ランターン・テリアにイーグルが問う）}; --  &new{2012-02-24 (金) 22:27:09};
---ちゃんと仕事は仕事でやってるっしょ〜？はいはやく行って行って(と、ボスの背中を見送り)&br;いっつも怖い顔だねーイーグル君はー。　何って別に〜？　店の売り上げのばしてやるとは始めにいったしさー。&br;…これ味濃いなぁ(本当になんでもないようでどこかしらじらしい返答）&br;（選びはするが仕事はこなしている。確かに仕事の痕跡は一切残さずいつも速やかに結果だけを持ちかえった。&br;諜報・工作その他…まれに調教監督もやりたがるが…　薬での件以外は相変わらず意図が読めない)&br;まあひとつはさ、他人の財布からにするのって楽しくてねぇｷｼｼ &br;(//ど…土下座何回でおゆるしなさる) -- [[ヒメ]] &new{2012-03-01 (木) 09:09:10};
---&color(#d5bfaa){………………仕事が出来るのはいい。だが、マフィアにも信頼関係は必要だ。むしろ、私達は悪ゆえに信頼が必須なのだ。&br;お前には「信頼」が存在しない。我々に対しても、我々からお前に対しても、だ。……いつ裏切るか、わかった物ではない。&br;お前をここに置いておく利点と、お前を確実に殺しきる可能性。果たしてどちらのほうが天秤にかけて重いのか？&br;（威圧だ　もう少し飼い慣らされてくれなければ、組織全体を上げてでも殺すという意思表示）}; --  &new{2012-03-01 (木) 13:20:54};
---&color(#d5bfaa){（//手始めに地下室でヤクキメヨガリポインツチンポ挿入プレイしたら許すよ！）}; --  &new{2012-03-01 (木) 13:22:01};
---(そんな意志をよみとりでもしたか)今回は随分高い評価だね？その話し何度目だっけ&br;(そもそもは後者を避けるために採った提案だ、それにしてはよくじっと見張られてくれているし&br;また仮に、この女を消せたとして果してそれで完結するか…調べると、トムラとヘルベチカの人間は実にやっかいだ)&br;賢いのか愚直なだけなのかわからないね、君は、勘違いをしているよ(スープを口に運びながら)&br;(//別の意味で許されざるコトになるじゃないですかー！やだー！　無しじゃないけど！) -- [[ヒメ]] &new{2012-03-02 (金) 08:56:23};
---&color(#d5bfaa){愚直、そのほうが正しい。私はただの猛禽類だ、獲物を追うことしかできない。ただの「武器」だ。オウル様のな。&br;……勘違いだと？……（くい、とサングラスを直す）では言ってみろ。私は何を勘違いしているのか。&br;（//ナシじゃないならマジでやりたいんですけど……ヒメちゃんにエロいことしたいんですけお……）}; --  &new{2012-03-03 (土) 09:23:31};
---にひ、そっか。さて？勘違いについてだっけかな（くい、とめがねを直す）&br;”物の価値”というのは正しく理解できなくちゃいけない。君は自分で言ったように『武器』として信頼があるんだろうね&br;そうして役割を担うのがきみたち４人だ。あたしのことを知っている人は誰もいない　っていったのは覚えているかな？&br;じゃあそんなあたしがわざわざ素性まで教えて、きみたちが”あたしを知っている”ということはどんな意味があるか考えてみたまえ？&br;それ自体があちしから君たちへの信頼だよ。　素朴な好意でそれをプレゼントできる程度には優秀だじぇ〜？手前味噌だけどにゃ&br;次に、あちしを殺すのはやっぱり無理だということ。きみ、最初の日のこと覚えていないね？&br;（そこでイーグルは気がつく。　身体が動かない。全くだ。拘束感は一切ないがとりつかれたような寒気を覚える&br;足元を見ることができれば気がつくだろう。影が侵蝕されている）&br;（//ヒメっちというキャラ的には行間でエロイなことはいくつかやっていてもいいが、そういうロールは中の人ができん…出来んのだ…） -- [[ヒメ]] &new{2012-03-03 (土) 11:02:03};
---&color(#d5bfaa){！（体が動かない　目線だけ下に向け、ああ、やはりと思う）……なるほど。……（表情１つ変えず、口だけを動かす）&br;確かに、そう言う意味で信頼はされているのだろう。だが信頼するためには――我々は「拮抗」していなければならないのだ。&br;「お前を殺すことは出来ない」「お前は我々を出し抜ける」……そう思っていられては、とても拮抗とは言えない。……我々も。&br;「お前を出し抜ける」そう、思ってもらわなくてはな。&br;&br;（闇が――部屋を包んだ　どういうことだろう、ヒメの洞察力をもってしても、その発動を見抜くことが出来なかった）&br;「ホホホ……そうですとも。少々、「ず」に乗りすぎては……いかんですのお……ホホホ……ま、それも、&ruby(・・・){わらべ};ゆえの……と、申しますかのお。」&br;（闇の中から、ずるりと抜け出てくるように、老人――&ruby(ウインター・レイヴン){『冬の渡鴉』};}が現れた　気配は一切感じなかった、どうして）&br;「おや……ここを通り抜けるのはやめなされ。いくら「かげ」とはいえ……魂が宿りまする。「もうじゃ」に……連れてかれますぞ？」&br;（部屋を覆っている闇が、一斉にヒメを「見た」　目なんてどこにもないのに、そう感じたのだ）&br;「そうですとも、ハハハーッ！！！」（別の方向から声　やはり気配は感じなかった　この「亡者の闇」が遮断しているのか？）&br;「勘違いされてはいけない！我々はファァァァアミリィィィィッ！！家族をそんな「脅しつけるような」真似をする悪い子はッ！！そう！&br;　家族として叱ってあげなくては……ネ！！ハハハハーーーッ！！！」&br;（細長い男――&ruby(レギオン・スパロー){『大群の雀』};が眼鏡を触りながら高笑いした　そして一瞬にして「召喚」され、ヒメを囲む「影雀」部隊が１０名）&br;};&color(#b7d1ad){……私達は……ふふ……家族……（頭上の闇から、ぞぶりと、&ruby(リトル・カナリア){『雛の歌鳥』};もまた、現れた）&br;かくれんぼ……好き？私たちは……好き。おじいちゃんの……「もうじゃ」にかくれんぼして……お薬、入れておいたから。その、ゴハン……&br;（気配を感じなかったのは、薬によるものか？それとも、亡者の闇の仕業か？分からないが、どちらにしても――気配は感じなかったのだ）&br;};&color(#d5bfaa){「……そういう事だ。」&br;（イーグルが、事もなく歩き始め、ヒメの目の前にやってきた　闇にまぎれて、イーグルの「影」が溶け込み、存在が見えなくなってしまったのだ）&br;「我々がお前をこれから殺すとしても、お前が得体の知れないものである以上、勝算は１００％とは言えない。それは確かに、そうだろう。&br;　だが、我々もこのように「お前を出し抜く」ことは出来る。お前が我々に見せていない部分があるように、我々もお前に見せていない部分はあるのだ。&br;　そうである限りお前が逃げる勝算も１００％ではあるまい。……我々を舐めるなよ、&ruby(ランターン・テリア){『天灯の犬』};。」&br;（&ruby(アイアン・イーグル){『鋼鉄の鷲』};がサングラスを指で直した）&br;「これでもまだ、お前を殺すことは無理だろうか？……お前だけではない。お前の縁者も、また。」&br;「卑怯と思いなさるな……ホホ。私らもか弱い「わらべ」ゆえ……ホホ。一人では、なんとも……」&br;「だが、ファアァァァミリィィィが手を組めば、話は別ッ！！デスネ！！ハハハハーーーーッ！！」};&br;&color(#b7d1ad){ね……一緒に、なかよしさんで、いよ……？……えらそーにするひと……きらい……ふふ……};&br;&color(#d5bfaa){（『四ツ足』――梟の群れの精鋭が、ヒメを取り囲んでいた）}; --  &new{2012-03-05 (月) 01:15:39};
---「う･･･（ｿﾞﾜｯ）　あちゃ…来たか〜じーちゃん」&br;(例えば、もしもの場合一番厄介だと思うのはこの冬の渡鴉だった&br;自分の能力に一番近く、それゆえに干渉を可能とするだろう。　事実そうなった&br;錚々たる数とメンバー。普通に考えてシャレにならない。ついでに場が自分に悪意を向けている）&br;「ぅぶっ…　だから喧嘩はしたくなかったのに…まあいーや　出さなかった履歴書代わりのアピールでもするか」&br;（彼らの目の前からランターン・テリアが消えた。この中ではイーグルだけこの現象を知っている）&br;「独り占めはよくないよじーちゃん」&br;（そういうと彼らにとっても場が”重たく”なった。）&br;「体術に長けるイーグル君？　例えば君は夜の街道を街の端から端までどれくらいで抜けられる？&br;10分？5分？1分？　君ならきっと驚くような記録を出すだろうね」&br;（暗い闇の中で　まず全員が再び動きを縛られた。全くではないが、気を緩めれば身体が絞り千切れそうだ）&br;学生のカナちゃん？料理が微妙だったわけだよ。問題だ、光の速さはどのくらいか習ったかな？　&br;（どうにもならないかというとそんな事はない。要は”暗ければ”いいのだから）&br;光と同時に影が生まれるんだ。影だって光速だよ&br;（消えたというよりあらゆる場所から彼女の気配を感じる。そして闇が水のように息をふさぐ&br;亡者の闇は決して彼女を味方はしないし離す事はない。のにどうしてここまでできる）&br;「前に…レイスロード喰っといてよかったよ…取り殺されかけた&ruby(はは){英雄};に感謝だな…」&br;（そうぼやく声だがさすがに余裕の口調ではない。　ヒメをひたすら凝視してまとわり憑く亡者の闇。&br;刃物を360度から突きつけられてるような首を抑えられているような彼らを"漬たし"窒息させんばかりのヒメそのものの闇―お互いに力の相性が良すぎて悪すぎる） -- [[ヒメ]] &new{2012-03-05 (月) 03:25:31};
---&color(#d5bfaa){「ぐっ……うっ……！！？」「な……なんと……！この……「かげ」は……」「なっ、ナニィーーーッ！？う、う、動けナイィィッ！？」};&color(#b7d1ad){「……うそ……！」};&br;&color(#d5bfaa){（４人が予想だにしなかった事態だ　まさかここまで、ここまでの力とは　黒服軍団最強のレイヴンの「怨術」に対抗するとは！）&br;「ば……か……な……テリア、貴様……っ！！」（イーグルが歯を食いしばり、ぎぎ、と動こうとする　が）「よさんか！！」（レイヴンが制止した）&br;「……成程、成程……テリアちゃんよ。……お主、本当に「やみ」の申し子なのよのお……」&br;（ずる、とレイヴンだけが動き出した　めらめらと、その体が燃え始める）「……まさか、私が全力せねばならんとはのお……」&br;「「やけたもうじゃ」よ……影を私から遠ざけえ。」（違う、燃えているのではない　炎を纏った亡者がレイヴンをコーティングしているのだ）&br;「……テリアちゃん。私と同じ事を思うとるじゃろう。「同じゆえに拮抗、同じゆえに共食い」……このままでは、根競べの末、共倒れじゃ。&br;　正直、この老骨にはこたえるのお……のう。「ふいうち」したわしらも悪い……じゃが、テリアちゃんも自分を省みなされ。&br;　力を持つからといって……」（みしみしと空気が震える　闇が怯え始める　レイヴンが闇を押し返すように、みしみしと腕を上げていく）&br;「舐めた態度を取るでないわ……！！！」（闇ごと――亡者を押し潰そうとしている　津波に対し、津波で押し返すような、まさに力技）&br;「このまま……この老骨ともども「もうじゃ」に潰されて果てるのか……少しは反省するか……選びんさい……！！！」}; --  &new{2012-03-05 (月) 03:52:28};
---（ただならぬレイブンの様子を見て血の気が引いた、その感覚は全員にも伝わった）&br;イーグル…　君たちは”全員でダートオウル”なんだ…ここにいる理由は、”最後まで見たいから”その対価だよ…　〜〜〜っ!!!…（喘息を患ったような声て呼吸をし）&br;「ダートオウルの物語」は…&size(5){ま"};だっ…続　う”…　あ〜〜…父みたくはいかないや…&br;はぁ…年寄りの言うことは聞いとくもんかね…　じーちゃん123で同時に解くよ？いーい？ミスったらただじゃすまないよ…&br;（これは”掛け”引きだ。　正直もう限界だった、実は時間もない、"薬"が回り始めている&br;レイブンがこれに否と答えれば彼が果てるまえに終わる）　・・・いち･･･にぃ・・・ -- [[ヒメ>名簿/138855#z2364768]] &new{2012-03-05 (月) 04:49:34};
---&color(#d5bfaa){「……よかろ。……では、解くぞい……いち……にぃ……''さん''！」&br;（迷うことなく、解除――互いの「闇」が、同時にあるべき場所に戻っていった！）&br;「ぐはあぁっ……！」「フ、フヒィーーーッ！！！」};&color(#b7d1ad){「ぷ、ぁ……！！」};&br;&color(#d5bfaa){（全員が一斉に息を吸い、膝を付いた）「ゴ、ゴホッ！！」（レイヴンもまた、咳き込んで膝を付く）&br;「ゴホッ、エホッ、オッ、オェッ！！と……年寄りを、こき使うものじゃ、ないぞえ……「わらべ」よ。……ホホ……ゴホッ！」&br;};&color(#b7d1ad){「おじいちゃん……！」};&color(#d5bfaa){「レイヴン……！」「レェェイヴン……オイィィ！！お前ら！影雀！早く医者を呼べ！！」&br;（四ツ足が老人に駆け寄り、介抱する）「ホホ……よさんか、恥ずかしゅう……そろいもそろって……「わらべ」よのお……ホホホ……」&br;（レイヴンがあらためてテリアを見た）&br;「……テリアちゃん。私らは「やくざ」ぞ……骨の髄までのお。私ら以外の家族がどうなろうと……何一つ目を向けることはなかろ。&br;　じゃが……私のような老骨に、この組の者は目を向けてくれおる……悪党には悪党なりの、「じんぎ」があるんじゃよ……ホホホ……ゴホッ。&br;　テリアちゃんは私らを信頼しておるかもしれんがの……さっきのような態度ばかりで……私らが、こういうふうに駆け寄ってくると……本気で思うかの……？&br;　よお……考えぇ……「わらべ」よ……ゴホッゴホッ！！」（咳き込む　そこまで言って、新たに召喚された影雀が老人を抱えて出て行った）&br;「…………」（静かにイーグルが立ち上がり、テリアを見た）「……レイヴンが全て言ってくれた。分かったなら……少しは改めろ。」&br;（そう言って、四ツ足はその場を後にした）}; --  &new{2012-03-05 (月) 06:24:02};
---(「さん」は告げなかった。解除したのではなく力尽きたからだ&br;それはレイヴンだけが解っただろうし、だからこそ応じてくれたのだろう&br;壁に背を付き、尻餅をついてひたすら空気を肺につめて吐く動作を繰り返す)&br;…たしかに　「わらべ」だね…　わがままだよきみら…言う事はわかるけどさ…&br;じーちゃんの場合自分から来たんじゃないか…(くったりと力なく呆れてイーグルと目を合わせ)&br;(理解しないわけじゃない、が)君がモノを教えるのへたっぴってこともわかった(あえて減らず口と笑顔で返して見送ってやった)&br; …臆病なんだから…(そうつぶやいてしばらく眠った) -- [[ヒメ]] &new{2012-03-05 (月) 11:02:59};
-&color(#d5bfaa){「失礼致します。」（オウルの私室をノックし、入室したのはアイアン・イーグル　そして――）&br;……！（オウルがその連れ人を見て眉をひそめた）……なるほど、そうか、お前か。イーグル、そいつを捕まえたのだな。&br;だが、何故連れてきた？お前の「目」はよく見えん。……説明しろ。&br;（イーグルが連れていたのは「ヒメ」と名乗る少女　以前、オウルの私室に現れた「影」の正体だ）&br;「……それはご本人の口から聞いたほうがよいと思われます。……ヒメ様、どうぞ。」}; --  &new{2012-02-17 (金) 14:15:07};
--説明もなんもないよ、近いうちにまたあおうって言ったのあなただよ？レディを待たせすぎっ&br;捕まったんじゃなくて面接に来たんだよ。スカウト受けてきたんだから少しは好待遇を期待したいな？&br;(くい、とメガネを光らせて見せる態度は先日と同じもの。少なくとも服従しようという様子はない&br;目を覗いてもひたすらはぐらかされるような不快さしか覚えないが&br;イーグルが“始末”せずにこの場に通した理由はなんとなく見えた) -- [[ヒメ]] &new{2012-02-17 (金) 20:04:00};
---&color(#d5bfaa){……フン。成程そういうことか。……何を企んでいるかわからんが……いや。&br;むしろ、何も企んでいないのが「最も恐ろしい」な。……誰につくか、まったくの予想がつけれない「特異点」……&br;味方につけるのは得策。そう考えたのだな。……イーグルよ。&br;「……はい。」（手を胸に当て、一礼する）&br;……いいだろう。だが、ワタクシは口約束は信用せん。お前が金を払う限り、ワタクシに従うという証明をしてみろ。&br;それで、面接は通る。……どうだ。手伝いが必要ならしてやるぞ。フォッフォッフォッ……}; --  &new{2012-02-17 (金) 21:05:55};
---え〜〜証明ったってなー　自由課題って苦手なんだよなー　物騒なことは嫌いだし&br;潰してほしい同業でもいる？　生物兵器に改造する薬でもほしい？　誰かの秘密でも暴いてほしい？　身体？やだお盛んだねー？&br;ともかく、あたしいちおーカタギさんなのでこことあなたのルールはしらないからさ　　あ、ちなみに手伝いって？ -- [[ヒメ>名簿/138855#z2364768]] &new{2012-02-17 (金) 21:35:04};
---&color(#d5bfaa){フン。身体だと？お前は黒服の面接に来たのか、性奴隷の売り込みにきたのかどっちだ？&br;……手伝いは、これだ。（机の引き出しから、カプセル錠を取り出してぴん、とハネさせて渡した）「レイン・トリップ」という薬だ。&br;どんな薬かは、教えん。だが、私の命令だから飲む、というのなら、忠誠心と判断してやろう。どうする？}; --  &new{2012-02-17 (金) 22:02:59};
---（床の影が手を伸ばしてそれを受け取ると　話を聞き終わる前に既にのみこむ姿があった。”命令よりも先”に。　いちいち肩を透かす娘である&br;度胸の評価をするなら十分に買えるがそれは逆に不信感も煽る態度だ） -- [[ヒメ>名簿/138855#z2364768]] &new{2012-02-17 (金) 22:30:48};
---&color(#d5bfaa){……ほう、言われんでも命令を予想して飲んだか、それか蛮勇か。前者なら有能だが、後者なら鉄砲玉だな。&br;まあいい、合格だ。……その薬の効果が切れたらな。&br;&br;（ヒメの視界に写るのは虹色の世界　そこに見えるのは、ヒメが欲しいと思っているものの姿がある）}; --  &new{2012-02-17 (金) 22:51:34};
---ふあ？（不可思議に変わっていく視界にまあ概ねの想定内とは思いつつもそこに現れるのは）&br;　・・・・・・・・　？　あっ父〜？　ちーちーっ　（うわ言をいいながら　父とやらの幻影であろうものに抱きついて。　パントマイムでもやっているかのようである）&br;今日は随分やさしいなー父？　とうとうヒメを抱く気になったか？ -- [[ヒメ>名簿/138855#z2364768]] &new{2012-02-17 (金) 23:13:50};
---&color(#d5bfaa){（眉をひそめ、その様子を見る）父親……か。フン……抱く？……コイツも相当な物狂いだな。&br;「…………」（アイアン・イーグルもその様子を見つめていた）&br;レイン・トリップ。自信の醜い欲望を、虹色のように美化して叶える幻覚を見せる薬。&br;あまりに幸せすぎて――現実に戻った後の落差が激しく、中毒性が高いのが特徴だな。&br;（幻影の父親は優しく、ヒメに口付けをして、ヒメの言うとおり体に腕を回し、その背をゆるりと撫でる）&br;（その父親からは無償の無限大の愛情が脳に直接感じられた　甘くゆるやかなキスが脳に響く）}; --  &new{2012-02-18 (土) 00:47:18};
---にへへ…父ぃ…（膝を落とし恍惚としたそれはもう幸せそうな表情で幻影に甘える。&br;ヒメにとって父親は産みの母でもある、父は父でもあり母　この娘にとって親への愛情は倍以上のものだ&br;愛情が歪んだのか単純に甘えなのか　人一倍親の愛を欲する。　父があまねく愛を自分に与えてくれるのならそれはもう酔い痴れずにはいられない） -- [[ヒメ]] &new{2012-02-18 (土) 01:23:08};
---&color(#d5bfaa){（父親の言葉がゆるりと脳に響く　甘い甘い囁き　愛の囁き　それは、娘として以上に愛しているというという意思表示だった）&br;（幻影の父親はヒメの身体を愛撫し、愛でる　ただ撫でられてるだけだとは思えないほどの快感と多幸感が全身に広がる）&br;フン。イーグル、教育係はお前だ。お前が管理しろ。&br;それと……喘ぐ女は目障りだ。「地下室」に連れて行け。&br;「……は。」（命令を受け、イーグルがヒメの体を引きずる　ヒメには「父親に優しく抱っこされて連れて行ってもらってる」とでも感じているだろう）}; --  &new{2012-02-18 (土) 02:02:38};
---ああ…やっぱしちがうよ　これ　　&br;（強制の間に割ってはいる声　　　ふっ―　　と　　イーグルの手を影が手を払った） -- [[ヒメ>名簿/138855#z2364768]] &new{2012-02-18 (土) 02:13:17};
---&color(#d5bfaa){「！」（オウルの私室を出たところで、手を払われ）「……速いですね。丸一日は、幻覚を見ているものですが」}; --  &new{2012-02-18 (土) 02:15:10};
---”普段は”さ…そろそろこの辺で張り手かちょっぷが飛んでくるんだ…''んげほっ！！！！''&br;（虹色の視界が歪む、甘美な夢を疑問で否定して　大きくむせると小さな黒い球を吐き出す。　黒い球が霧散すればそこには飲み込んだカプセルの残骸）&br;えほっ…　あ"ー…　いやでもいい夢だった…けど、違うんだよ　叶わないからいいんだ&br;何度　襲い掛かっても　夜這いしてもぶっ飛ばしてくるのが父で　でもそれがいいんだ、それでいいの&br;父は母のもんで母は父のモンだ。　マジでヒメのものになったら母怒んだろーなー？&br;（オウルの部屋の扉に背もたれて）イーグル君。水 -- [[ヒメ]] &new{2012-02-18 (土) 02:35:07};
---&color(#d5bfaa){「……成程。オウル様の言うとおり、「物狂い」なのだな、お前も。」（ふう、とため息を吐き、背を向ける）&br;「オウル様が合格だと仰った。教育係は私だ。お前はもう私の部下だ。水は自分で用意しろ。」&br;「……そうだ。（くる、と振り返り）コードネームを決めろ。我々のような。私が勝手に決めてもいいなら、それでもいい。」}; --  &new{2012-02-18 (土) 03:34:46};
---ちぇー冷たいの。ま、地下室であのまま堕ちちゃうってのも一興だったけどにゃー&br;じゃあ折角だからてきとーによさげなのきめてくり、あ、服の寸法ちゃんと特注しといてね&br;（――正直危なかった。　薬物への耐性にはかなり自信があったから飲んでも見せたのだ&br;普通の人間があれを味わえばたちまちに壊れて二度と現実に興味もわかないだろう。もっともヒメにとっても最高傑作ではあったのは事実で）&br;（扉越しに）オウルのおじさーん？さっきの薬いくらー？（呆れ果てる） -- [[ヒメ]] &new{2012-02-18 (土) 03:43:34};
---&color(#d5bfaa){「墜ちてたまるものか。あの薬は精神的な依存度は高いが、肉体的にはほとんど影響が無いものだ。１日経てば、元に戻る。」&br;「……『ランターン・テリア』でどうだ。『天灯の犬』という意味だ。」&br;「お前の能力は闇に紛れ、闇から秘密を照らしだすものだ。だから「天灯」とした。……それにお前は「犬」の亜人なんだろう、その耳は。」&br;（再度背を向け、歩き出す）「黒服に薬は売らん。もっと強力なのもいくらでもある。欲しければ、仕事の報酬にやろう。まずは、働くことだ。」}; --  &new{2012-02-18 (土) 04:03:49};
---いいねー！　いいセンスしてるっ　ほんとはもっと色々混ざってるけど犬でおっけー。しっぽは猫だけど&br;へいへい　あ、薬に夢中で自給の交渉し忘れた…（口の減らない。　しかし好き勝手出来るだけの能力持ちだ。監視下におけるだけマシなのだろう。　おかげでイーグルに手の掛かる部下が一人増えた）&br;//ここでねるですよ -- [[ヒメ>名簿/138855#z2364768]] &new{2012-02-18 (土) 04:24:21};