[[名簿/504254]]

-''第一回 「雅楽」とは'' --  
--ここでは「雅楽」について色々書いていくよ。僕の自己満足だけど、もしこれで興味を持ってくれる人がいてくれなら、とてもそれは嬉しいことだ。&br;ではまず今回は、そもそも「雅楽」とは何かということについて話していこう。 -- [[呂律>名簿/504254]] 
---&br;皆さんは雅楽を聞いたことがあるだろうか。昔に比べれば、雅楽を耳にする機会は格段に増えてきていると思う。&br;神社や寺の音楽、結婚式の音楽という漠然としたイメージだったものが、今はもうインターネットなどで簡単に聞くこともできるし、演奏会も頻繁に行われている。&br;雅楽に関する書籍も簡単に手に入るし、録音されたものもほとんどなく、まさに遠い世界の音楽だった時代とは大きく変わってきている。&br;雅楽とは古来より日本にあったとされる歌舞、そして日本に伝来した大陸、アジアの音楽が日本で融合し、完成させられたものだ。&br;昔に比べて遥かに聞きやすくなったとはいえ、まだまだ知られていないのが現状だ。せめて少しでも、雅楽に関する興味を持ってくれれば、僕は嬉しく思う。 &br;-- [[呂律>名簿/504254]] 
---&br;ではまず、雅楽を全く聞いたこともないという人は、雅楽で一番有名だと思われる曲、''[[平調の「越殿楽」>http://www.youtube.com/watch?v=kx1uw4n575M]]''を聞いてみよう。越天楽とも表記されるこの曲は、越天楽今様や黒田節の元となった曲だ。&br;雅楽で最も有名な曲と言えるけど、実は謎に包まれた曲でもある。はっきりとした作者などが伝わっておらず、その曲自体も雅楽の中ではこの曲にしかない、独特のフレーズが取り入れられている。&br;''「平調」''というのは雅楽の''「六調子」''の中の一つだけども、それはまたいつか説明しよう。&br; -- [[呂律>名簿/504254]]
---&br;さて、これで雅楽というものの雰囲気はわかってもらえたと思う。&br;あまりくどくどと話していても仕方がないので、今日の本題へと移ろう。&br;今日は「雅楽」という音楽ジャンルを構成するものについて説明する。雅楽の歴史などはまだ別の回に行いたい。&br;ではさっそく、「雅楽」というものを構成する要素の概略をそれぞれ見て行こう。下の図を見てほしい&br; -- [[呂律>名簿/504254]]
--&ref(http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp027039.jpg,547x424); -- [[呂律>名簿/504254]]
---「雅楽」と一口にいうけれども、雅楽は先述した通り、日本古来の楽舞と、アジアの様々な楽曲の影響を受けた中国・朝鮮の楽が日本に伝来し、それらが日本人の感性に合う用に作り変えられ、大成したものだ。&br;その要素を分解してみると、おおむね上の図のようになる。&br; -- [[呂律>名簿/504254]]
---&br;「雅楽」と一口にいうけれども、雅楽は先述した通り、日本古来の楽舞と、アジアの様々な楽曲の影響を受けた中国・朝鮮の楽が日本に伝来し、&br;それらが日本人の感性に合う用に作り変えられ、大成したものだ。&br;その要素を分解してみると、おおむね上の図のようになる。&br; -- [[呂律>名簿/504254]]