[[戻る>冒険中/505331]]

-────────────────────── --  &new{2013-11-28 (木) 21:07:53};
-────────────────────── --  &new{2013-11-28 (木) 21:07:49};
-────────────────────── --  &new{2013-11-28 (木) 21:07:43};
-缶 --  &new{2013-11-16 (土) 23:20:02};
-黄金暦263年 7月 某日8 --  &new{2013-11-16 (土) 22:53:12};
--……えー、それでは今よりフルプライス家ジャスティンとスデニ家ステイシアさんの見合いを始めたい&br;予定でしたが…… -- [[ジャスパー>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 22:54:55};
---(港の夜から夜が明けたその日、日差しがさんさんと窓から照らす昼時、クロウクロウ家屋敷の広間には人が集まっていた)&br;(あの夜、なんとか発信機が充電を終え二人が転送された後。スデニ家当主ティオークレが領内法を新たに立法、行使することで事態は収集……ではなく)&br;(屋敷内で起きたオットー家の私兵と精霊達の乱闘により屋敷内部は火の海、書類は焼失という形でこの件は収まった)&br;(こんな事なら港に行く必要も無かったと肩を落とすジャスティンを屋敷の者達がなだめる中、改めて見合いの場を設けようとなったのだが) --  &new{2013-11-16 (土) 22:58:59};
---えー……その、ティオークレ氏が誘拐された際、拷問による二つの睾丸の損失で&br;ティオークレ氏の心の整理が付かないということで、今回のお話はお流れとなりました……以上です -- [[ジャスパー>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 23:00:22};
---…… -- [[リッパー>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 23:00:37};
---まぁ、こうなる感じはしてたわよ……ねぇ? -- [[リーザ>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 23:01:02};
---うん、まぁ……うん -- [[リッパー>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 23:01:29};
---まぁまぁ、いいじゃないか。ティオークレ氏以外怪我人は出なかったんだし -- [[ジャスパー>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 23:02:13};
---なんとも……申し訳ありません -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 23:02:51};
---(広間には人が集まる、とりあえず見合い話も流れたことで、見送り会と化したそこには既に精霊達によって宴会場となっている)&br;(しかし終わりよければすべてよし、といわんばかりに騒ぐその場にはジャスティンの姿は無く。思うところがあるのだろうか)&br;(ところ変わって屋敷の裏、小さな丘のようになっていたそこで、ジャスティンは疲れたように座り込む) --  &new{2013-11-16 (土) 23:05:17};
---疲れた…こんな事になるんなら断っておけばよかった&br;もう見合い話はこりごりだよ!(周囲が黒くなる -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 23:08:45};
---まだ終わらせませんよ?(ワイプ的穴を広げる -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 23:09:09};
---俺のオチが! ……ステイシア! お見送り会はどうしたんだ -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 23:12:47};
---ぼちぼち帰る時間になったので、最後にご挨拶をと思いまして&br;今回は色々とお世話になりまして、ありがとうございました。お父様も無事? に帰ってきました -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 23:13:36};
---うん、男としては無事ではないみたいだけどな……俺は缶を投げてただけだからなぁ&br;ま、無事に済んでよかったよ -- [[ジャスティン]] &new{2013-11-16 (土) 23:14:23};
---それでも助かった事は事実ですわ。なによりあの最後の私を抱えて走る姿はなんともふふふ……&br;は置いといて、あまり時間もないので、すいませんがこれで……またいつか会いましょうね -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 23:16:47};
---あぁ、今度は平和に会いたいものだ。元気でやれよ! -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 23:17:56};
---(二人は手を振り、最後に挨拶を交わす。やがて屋敷に馬車が来ると、それに乗り込みステイシアは帰っていった)&br;(とにかく疲れる見合い話はこれで終わる、今後また会えるかどうかは分からないが、ジャスティンは馬車を見送りながら思う) --  &new{2013-11-16 (土) 23:19:22};
---もう見合い話はこりごりだよ -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 23:19:53};
-黄金暦263年 7月 某日7 --  &new{2013-11-16 (土) 00:39:40};
--''死ねぃやぁ!'' (片手で持った棍棒を前に出し、ジャスティンの喉元を狙い、一歩強く踏み出す -- [[ごろつき]] &new{2013-11-16 (土) 01:02:04};
---ふんっ!(しかし! その一歩と共に突き出された棍棒を横から手の甲で逸らし、首を傾ければ横スレスレを棍棒が通り過ぎていく&br;富豪に雇われたと言っても所詮はごろつきだな! 俺に負けるようじゃ(そのまま横を通る棍棒を持った腕を掴み&br;''どこに行っても通用しぇん!''(そのまま腕を肩ごと、相手の後ろ側へ捻るように持って行き、足払いをかける -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 01:04:33};
---''噛んだ!'' -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 01:10:11};
---ち、ちくしょうなんだこいつ! 離れてたらへんな缶を投げてくる&br;近づいた奴は皆腕を折られてやがる! くそっ! こいつは後だ、女の方を追うぞ! -- [[ごろつきD]] &new{2013-11-16 (土) 01:11:58};
---このジャスティン、みすみす敵を逃がす事はせん! ッハァー!&br;(腰につけていた缶を空に投げると、缶は白い煙を吹いて爆発したかと思えば蜘蛛の巣のようなネットが降り注ぐ) -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 01:13:18};
---ひっひぃっ!? なんだこりゃあ! -- [[ごろつきG]] &new{2013-11-16 (土) 01:13:42};
---べたついて動けねぇ! -- [[ごろつきE]] &new{2013-11-16 (土) 01:13:56};
---はぁ…はぁ……こいつらが弱くて助かった…いや、冒険に出ているおかげか&br;とにかくこの調子なら俺だけでもなんとか……うおおっ!? -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 01:14:39};
---(突然鳴り響く怒号、形容しがたい叫びと何かがぶつかり合う音が何度も響き始める)&br;(薄暗い中でも分かるほど、少し遠くからは土煙が立ち上がり、岩の破片が空を飛ぶ) --  &new{2013-11-16 (土) 01:15:35};
---な、なんだありゃあ! ……ん? あれは、ステイシア…と、なんかでっかいのが居る!?&br;ステイシア! ステイシアー! -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 01:41:14};
---あああああジャスティン様ー! お逃げくださいいいいやああー! -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 01:41:49};
---(ステイシアを追いかける巨人は走るたびに体がぶれ、倉庫にぶつかるたび建物がひしゃげる)&br;(どすどすと一歩踏み出すごとに地面はえぐれ、そんな物体から逃げるステイシアは、もはや半泣きの状態でジャスティンに手を振った)&br;(ごろつきは悲鳴を上げ逃げ惑う、普段は静かな港が、この日ばかりはどこよりも騒がしかった) --  &new{2013-11-16 (土) 01:44:13};
---じゃっじゃ……じゃ……っ! ジャスティン様! 逃げてください! あれはマジデヤバイデス!(勢いあまりジャスティンの体にぶつかり、がっしりと両腕で体を掴んで止まる&br;あのあのあののあのだからこの発信機についてる、付いてる赤いのをつけて逃げて逃げて付けて! -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 01:46:17};
---まてまてまて落ち着け! いったいなんの話だ、っていうかあの追いかけてきてる奴はなんだ!? -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 02:32:01};
---あ、あれはその…私のせいで出てきたガードナーとか言うもので……&br;とにかく、この発信機についている赤いのを体につけたら帰れるらしいのです!&br;は、はやく、はやくつけてください! -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 02:33:36};
---おぉ、そうか! それを知ってるって事はティオークレ氏を助けられたんだな!&br;よし、俺達もそれを付けて今すぐ帰還しよう! -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 02:35:27};
---はい!(赤いのをはずして自分につける) -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 02:36:48};
---(つける) -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 02:37:06};
---………… -- [[ステイシア&ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 02:38:16};
---……なんもおこらないぞ? -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 02:38:39};
---あ、あれ? でもお父様はこれで……じゃ、ジャスパーさん!&br;ジャスパーさん!?(発信機を振る -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 02:40:06};
---(充電中) -- [[発信機]] &new{2013-11-16 (土) 02:40:24};
---電池? 切れてるー! どどど、どうしましょう! 電池が切れてるから帰れないんですよきっと! -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 02:40:53};
---充電だと……何だってこんな時にっ、ステイシア! そこの物陰に隠れていろ!&br;また時間稼ぎをする必要があるようだ! -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 02:41:47};
---(慌てるステイシアをおさえ、ジャスティンは腰につけられた缶を両手に構える)&br;(いつの間にやらステイシアを追いかけてきていた巨体はすぐそこまで来ており、なおも煙を上げながらこちらへ直進してくる)&br;(ジャスティンは右手に持った缶を構えれば、すぐには投げず、ぎりぎりまの距離まで待つ) --  &new{2013-11-16 (土) 02:43:17};
---んんどーこーだー! いつまでも逃げてるんじゃあ……っなーい!&br;(足で地面を蹴り、手は地面に付くたびにその石床を抉り取る)&br;(身長は3mといったところだが、その筋肉の量から、それを目の前にすればさらに大きく見えることだろう) -- [[ガードナー]] &new{2013-11-16 (土) 02:45:15};
---もう少し…もう少し……今だ!(巨体が近づいてくる、やがてその足音がすぐそこまで、視認にしてすぐ目の前までの距離に来たその瞬間&br;(右手に持った缶を相手の顔に向かい、山なりに投げる) -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 21:21:12};
---んぁ……っ! がぁっ!?&br;(目の前に逃げる女性を追いかける、しかしそれしか目に入っていなかったのか、突如目の前に現れた空き缶に不意を突かれる&br;(思わずそれに足を止めたその瞬間、視界が大きく揺れたかと思えば、直後周囲の世界が真っ赤に染まる)&br;(いや世界が赤く染まったのではない、視界に飛び込んできた缶がガードナーのすぐ目の前で火薬による爆発を起こしたのだ)&br;っあ゛っがあぁ……っ!?(その衝撃と顔、眼球に広がる痛みに顔を多い、大きくよろければすぐ隣の倉庫へと倒れこむ -- [[ガードナー]] &new{2013-11-16 (土) 21:27:15};
---よし……ステイシア! 発信機の様子はどうだ! -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 21:27:58};
---え、あ……あっ!(とっさに手に持っていた発信機を見て)な、なんか67%って出てます! -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 21:29:00};
---67%……充電中か! しかしまぁなんだかんだで敵方も片付いてしまった感じだし&br;後は充電が終わるまで待てばいいだろう -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 21:34:47};
---(ジャスティンがようやく一息つけば、安堵したように後ろに隠れていたステイシアのほうを向く)&br;(ガードナーは先ほど倒れた際、倉庫の壁へと激突した衝撃で壁を突き破り倉庫内部にまでめり込んでいた)&br;(流石に目の前で缶が火薬によって爆発したのだ、死にはせずともしばらくは動けないだろうと、ガードナーは既にジャスティンの意識の外にあった)&br;(がらりと、穴の開いた倉庫から音が鳴る。瓦礫がガードナーの上に落ちたかと思えば、かすかにガードナーの指が動いた) --  &new{2013-11-16 (土) 21:45:18};
---(煙が上がる……瓦礫と埃で構成された柱は無秩序に立ち上がり、そして消えていく。しかしその柱が消え去るよりも早く次が立ち)&br;(やがて港の一角が煙で完全に覆われると、茶色く染まった空間において視覚はなんの機能もなさなかった)&br;(煙の中からジャスティンが飛び出す、体にわずかな埃を付着させながらそこから離れれば、それを追うように、ガードナーが砂埃の壁を突き破るようにして現れた)&br;(ジャスティンは左手に持っていたもうひとつの缶を投げる。すると周囲に大きな、空気の波とも思えるほどの音が広がった、事前に耳栓をはめていたジャスティンはそのまま地面へと足をつけるが)&br;(それを追いかけていたガードナーはその音に大きく鼓膜を揺らされ、軽減されなかった音の波が脳を激しく揺らす)&br;(両目から血を流すガードナーは耳を潰され、膝を突くと動きを止めるかと思えたが、それでも手当たり次第に地面をえぐり、それを投げつける)&br;(剛速球で飛んでくる。頭よりも少し大きいぐらいの石の破片、狙いはめちゃくちゃで当たる確率はそれほど高くは無かったが、それの斜線上に居た場合意識してよけれるほどジャスティンの能力は高くない) --  &new{2013-11-16 (土) 22:37:17};
---あと何パーセントだ! -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 22:38:05};
---(必死に破片が飛んでこない部分を見つけながらジャスティンが叫ぶ、なんとか物陰に入ろうにも周囲には遮蔽物となるものは無く)&br;(それどころか自分を狙っているであろう破片は倉庫に当たると、反対側まで貫いてしまうほどの威力である、恐らく隠れてもそこに飛んでくればどちらにしろ死ぬだろう)&br;(ステイシアが声を聞いて返事を返す、充電が終わるまで残り6%なのを確認すると、既に二人の体についている赤い小型端末が始動するまでとにかく逃げなければならなかった)&br;(目と耳が潰れているとはいえ、自分、もしくはステイシアに危害が迫らないとはもちろん限らない)&br;(最後の最後、念を押すようにジャスティンは腰のベルトにつけられた残り少ない缶を握る)&br;(最初付けられていた缶は10個、ごろつきに3個、そしてガードナーの目を潰すのに1個だが、耳を潰す状況に持ってくるまで3個、そして耳を潰すのに1個使用した)&br;(残りは二個、そのうちのひとつのプルタブを引っこ抜いてから、ガードナーの頭上を通るように投げつける)&br;(すると周囲にきらきらとしたものが空を舞う。缶の開き口から漏れ出たそれは空気よりも軽いようで、地面に落ちることなくいつまでもその周囲を浮いている) --  &new{2013-11-16 (土) 22:44:17};
---うぇっごほっ! じゃ、ジャスティン様! ジャスティン様どこですか!&br;(自分のいる周囲は砂煙にまみれて何も見えない、ただ茶色い視界の中少しはなれたところでは轟音がいくつも鳴り響き、時折小さな破片が顔の横を風を切って通り過ぎる)&br;(とにかく相手の名前を呼びながら歩くと、ふと向こうから声が返ってきた) -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 22:46:05};
---走れステイシア! とにかく走れー!&br;(空き缶から一定のなにかが出たのを確認すれば、最後に残った缶を握り締める)&br;(目の前のガードナーは既に投げるものが無くなり、その鉄骨よりも太い腕を手当たり次第に振り回し、叩きつける)&br;(とにかく動きを止めなければ。ジャスティンが最後に持った缶のプルタブを一気に引き抜けば、その銀色に舞う物の中心に投げつけた) -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 22:49:34};
---(''どかん''、投げられた最後の缶が盛大に火の粉を撒き散らす。散った火の粉が銀の粒に引火すれば、今度はそれが爆発を起こし、また火の粉を散らす)&br;(どかん、どかんどかん、次々と誘爆を起こしはじめるそれを見れば、恐らくステイシアがいる煙が舞う方角へ走り出す)&br;(相変わらず待った煙と埃は落ち着かず視界を塞ぐが、ここで爆発に巻き込んでしまえば元も子もない。背後から熱気が迫るのを感じると同時に、目の前におぼろげながらも必死に走っている人影を視認した) --  &new{2013-11-16 (土) 22:52:44};
-黄金暦263年 7月 某日6 --  &new{2013-11-15 (金) 23:49:49};
--(暗い港に足音が響く、速いペースで響く足跡の主は息を切らし、発信機から発せられる声にしたがっていた)&br;(右へ左へ、誘導する声に導かれる足音は、やがてひとつの倉庫の前にたどり着く)&br;(両開きの重そうな扉の隙間からかすかに漏れる光、今までの情報を信用するのであれば、父はここに居るはずである) --  &new{2013-11-15 (金) 23:55:50};
---はぁ…はぁ……こ、ここに、お父様が居るんですね…… -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 23:56:19};
---'''うん、そこにティオークレ氏の反応があるよ''' -- [[発信機]] &new{2013-11-15 (金) 23:57:15};
---は、反応? とにかく居るのですね! よーし!(息を大きく吐き、気合を入れれば大きな扉の、取っ手のようなものを掴む&br;ふぅんん〜〜〜〜ッッ! ッ、ッ、っ……っはぁ!&br;開きません!(開かなかった -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 23:58:24};
---'''まぁたぶんそこ人間用の出入り口じゃないだろうしね、たぶん横あたりに別のドアがあるんじゃないかな''' -- [[発信機]] &new{2013-11-15 (金) 23:59:02};
---えぇっ!? あ…ほ、ほんとだ。い、いやですお恥ずかしいうふふ(顔を赤くし、大きな扉のすぐ隣にあるドアのノブを握る -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 00:00:01};
---(ステイシアは扉を開く……しかしすぐにすべてを開くわけではなく、半開き程度の隙間から顔を覗かせる)&br;(倉庫の中は広く、高い天井までの途中、壁には小さな窓がいくつもあった。天井は剥き出しの鉄骨がいくつも走り)&br;(荷物が運ばれていないのか、偽装だからなにもないのか、倉庫の地面は広い床ばかりを見せていた)&br;(ステイシアは視線を動かし中を見る、誰も居ないか……そう思っていると、閑散とした倉庫のど真ん中、縛り付けられ椅子に座らされた人物を見つける) --  &new{2013-11-16 (土) 00:02:43};
---あれは……っ! お父様!(その姿を認識すると、思わず走り出そうとするが -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 00:03:19};
---'''待つんだステイシア! ティオークレ氏はどんな状態でおかれている?''' -- [[発信機]] &new{2013-11-16 (土) 00:03:53};
---な、なんですのいきなり……どんなって&br;広い、何もない倉庫の真ん中に、椅子ごと縛られて置かれています -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 00:04:38};
---'''ううん……それは罠の可能性もあるな。さっきのステイシアさんが出した大声から、周りに人は居ないようだけど'''&br;'''それがますます怪しい……''' -- [[発信機]] &new{2013-11-16 (土) 00:05:35};
---し、しかしそれではどうしろというんです。とにかくお父様を一刻も早く助けないと&br;そちらのお屋敷も大変そうですし…… -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 00:08:23};
---'''うーーん……確かに、こっちもそろそろ限界だ。今はギルモットが耐えてくれてるけど他の精霊まで来たら洒落にならない(ブツブツ'''&br;'''……分かった、それじゃあ君はティオークレ氏に近づいて、発信機に付属された赤いボタンのようなものをくっつけてくれ&br;'''いいか、くれぐれも気をつけるんだよ!''' -- [[発信機]] &new{2013-11-16 (土) 00:10:52};
---わ、わかりました! それじゃあそーっと、そーっと…… -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 00:13:42};
---(広い倉庫、電気だけがついたその中へ周囲を警戒しながら入る。足音がかすかに響くが)&br;(ただそれだけでそれでなにかが出るようには見えない……ステイシアはゆっくりとティオークレへと近づけばかすかに声をかける) --  &new{2013-11-16 (土) 00:14:45};
---おとうさま……お父様ご無事ですか…… -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 00:15:10};
---……ん! ん! んーん! んっんっ! -- [[ティオークレ>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 00:15:35};
---よかった、無事でした! なにか言いたいことがあるんですね?&br;もう大丈夫ですよ、お父様!(そういって口に貼り付けられていたダクトテープをベリッと剥す -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 00:16:26};
---'''しかし何でこんな真ん中に……! いけないステイシア! ティオークレさんの拘束を解いちゃいけない!''' -- [[発信機]] &new{2013-11-16 (土) 00:17:10};
---っぶへ! ステイシア……あたし女の子になっちゃった! -- [[ティオークレ>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 00:17:44};
---へ? -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 00:17:57};
---んんんんーーーーー!!!! しごーとのーーーー……&br;''時間だーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!''' --  &new{2013-11-16 (土) 00:18:40};
---え?(上を見る -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 00:18:58};
---(ダクトテープを剥してからの父の第一声、その直後天井から轟音が鳴り。振ってくる巨大な人物)&br;(なにがどうなっているのか分からないステイシアは、ただただ呆然とするしかなかった)&br;(巨人のような男は身長3m、腕は丸太のように太く、大きな人間と言うには少し説明が付かない体格をしている)&br;(そんな呆然とするステイシアを現実に引き戻したのは、発信機から聞こえる声だった) --  &new{2013-11-16 (土) 00:20:38};
---'''やっぱりガードナーが付いていたか! ステイシアさん、早くお父様に小型の端末を!''' -- [[発信機]] &new{2013-11-16 (土) 00:22:20};
---……あっ! は、はい! お父様、もう大丈夫ですからね!&br;(発信機をさぐり、横に三つ付いていた、赤いボタンのような物を取り外すと、父の額につける) -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 00:23:09};
---あぁ……もうおしまいよ! 私これからどう生きてけば'''ーーー''' -- [[ティオークレ>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 00:24:19};
---お父様が……光になっちゃった…… -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 00:24:45};
---'''よし、転送は成功だ。君も早く、それを自分につけてこちらへ帰るんだ!''' -- [[発信機]] &new{2013-11-16 (土) 00:25:22};
---あんれ……おっさんの方が消えちまった…とりあえず女の方を捕まえるぞー!&br;(腕を振り上げそう叫べば、それだけで周囲の窓がガタガタと揺れる) -- [[ガードナー]] &new{2013-11-16 (土) 00:26:12};
---っ! ……いいえっそれはだめです! 私はまだ帰りません! -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 00:26:38};
---'''危険だ! ティオークレ氏を助けても、君が帰ってこれなければ意味がないんだぞ!''' -- [[発信機]] &new{2013-11-16 (土) 00:27:23};
---私がこのまま帰ったら、誰がジャスティン様を戻すんですか!&br;彼は身を挺して私をここまで導いてくれました、その恩を返さないほど&br;このステイシア・スデニ……薄情に育てられた覚えは''ありません!'' -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 00:28:38};
---'''それでもきけ(爆発音)そろそろ洒落にならなくなってきた……ステイシア! 早く帰ってくるんだ!''' -- [[発信機]] &new{2013-11-16 (土) 00:31:02};
---それでも私は…っ!? うわぁっ!?(会話中、突然飛んでくる岩の塊をとっさによける&br;(ステイシアより一回り大きなその塊は壁へと激突すれば、盛大に騒音と煙を巻き上げ、壁に大穴を開ける) -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 00:32:32};
---なんでよける! おとなしく捕まらんかぁ!&br;(ガードナーの前には一部がえぐられた床がある、再びそこに指を突き刺せばびきびきと音を立て、先ほどのように投擲用の物体を作り出す) -- [[ガードナー]] &new{2013-11-16 (土) 00:34:09};
---っこっの……! 誰が捕まるか、バーカ! -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-16 (土) 00:34:55};
---(ガードナーに拳を向けた後、次の弾が来ないうちにステイシアは後ろの壁の穴から逃げ出す)&br;(二弾目が放たれた時ステイシアの姿は既に倉庫には無く、むなしく二つ目の穴を開けることになる)&br;(ガードナーはそれに雄叫びを上げ、体当たりで第3の穴を開けてから、それを追いかけた) --  &new{2013-11-16 (土) 00:36:31};
-黄金暦263年 7月 某日5 --  &new{2013-11-15 (金) 20:57:29};
--はぁ……はぁ……な、なんとか、なんとか逃げられたようですが&br;倉庫を探さなくてはいけません…… -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 21:01:53};
---(ジャスティンが合図をした瞬間目を閉じたので詳しい事は分からなかった、しかし男達のうめき声が聞こえてから目を開ければ)&br;(そこにはごろつきたちが皆、その場でうずくまっていた。後ろから聞こえるジャスティンの声に促され、とにかく後ろを見ずに走る)&br;(やがて人の気配がなくなったのを察すると、一度立ち止まり、膝に手を付いて息を整える) --  &new{2013-11-15 (金) 21:06:15};
---'''あー、あー聞こえるか、誰かこれを聴いてるかい?''' -- [[発信機]] &new{2013-11-15 (金) 21:07:27};
---わっとっ!? あ、は、はい! 聞こえてます! えっと……グリークさん……? -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 21:08:04};
---'''あれ? ジャスティンじゃなくてステイシアさんが出ちゃった。今どんな状況かな'''&br;'''あぁ、ごめんね、私だよジャスパー、今グリーク兄さんと変わったんだ''' -- [[発信機]] &new{2013-11-15 (金) 21:09:02};
---あ、あぁ! ジャスパー様でしたか、その……今は -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 21:09:39};
---(ステイシアは一度周囲を見て、かろうじてあった隙間に身を隠す。とりあえず見つからないかと確認し、再び両手に発信機を持ち)&br;(そこからごろつきに囲まれたこと、ジャスティンが敵をひきつけていることを告げる。今は明かりの漏れた倉庫を探している最中だが) --  &new{2013-11-15 (金) 21:11:59};
---勇んだはいいものの、正直見つかる気がしません……!(弱音を吐いた -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 21:12:22};
---'''ははぁ……そういう事が、まぁジャスティンだけなら大丈夫だけど、問題はこっちだねぇ……'''&br;'''と言っても、私に変わった理由はそれにあるんだけど……それじゃあこれから誘導するからその通りに行ってください''' -- [[発信機]] &new{2013-11-15 (金) 21:54:30};
---ゆ、誘導……? あの、さっきから私の分からないことばかりが起こっているのですが&br;とりあえず私はどうすればいいのでしょう……? -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 22:46:53};
---'''あー…説明してる時間がないからとりあえず従ってくれると嬉しいかなぁ'''&br;'''とりあえず(銃声)って(銃声)か(銃声)らそこ(銃声銃声銃声)うるさいなぁ……''' -- [[発信機]] &new{2013-11-15 (金) 23:09:17};
---なにが起こってますの!? なにが起こってますの!? そちらは大丈夫なんですか! -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 23:09:51};
---'''うん、まぁいいから。とりあえずほら立って、今から言うとおりに走ってね''' -- [[発信機]] &new{2013-11-15 (金) 23:10:28};
---は、はぁ……(大丈夫かな……) -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 23:14:46};
---(発信機から出る声に促され、ステイシアは立ち上がる。なんとか隙間から出れば、右へ左へと出される指示に従う)&br;(目指すは光の漏れる倉庫、父が今どうなっているのか、思うだけでも胸が苦しくなるのを押さえ)&br;(その細い足を必死に動かし、今のところ人の気配がしない港を、ひたすら走り出す) --  &new{2013-11-15 (金) 23:16:39};
--黄金暦263年 7月 某日5.3 --  &new{2013-11-15 (金) 23:34:36};
---……よし、なんとか逃げれたか -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 23:35:12};
---(ステイシアが走り去った後、目の前には潰れた缶が転がっている)&br;(合図をした直後、護身用に持っていた閃光缶を床に投げつければ、見事油断していたごろつき達は今も地面にうずくまり、唸り声を上げている)&br;(さて、どうするか……このまま自分も逃げる事は容易だが、それは得策ではない)&br;(今ここで逃げたところでこの男達が必ず自分だけを追いかけるわけではない。固まらずばらけて二人同時に探す事は想像に難くないだろう)&br;(彼女の体力なんかは詳しく分からないが、どちらにせよ倉庫を見つけるにはしばらく時間がかかるだろう、なら自分が思いつく一番の策は) --  &new{2013-11-15 (金) 23:42:01};
---っくそ…なんださっきの……あ、おい女がいねぇぞ! -- [[ごろつき]] &new{2013-11-15 (金) 23:45:15};
---本当だ! あ、でも男の方は残ったままだ、なんでだ!? -- [[ごろつき]] &new{2013-11-15 (金) 23:45:45};
---おいお前ら……お前らの相手はこの俺だ!&br;てめぇら全員地獄送りにしてやる、覚悟しな!(親指でのどをかききるジェスチャー -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 23:46:48};
---…… -- [[ごろつき]] &new{2013-11-15 (金) 23:47:04};
---…とりあえず、こいつを殺してから女の方を捜すか -- [[殺す気]] &new{2013-11-15 (金) 23:47:31};
---(……死んだな、俺!) -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 23:47:56};
---(自分の身を犠牲にし、時間を稼ぐことであった) --  &new{2013-11-15 (金) 23:48:17};
-黄金暦263年 7月 某日4 --  &new{2013-11-14 (木) 19:55:21};
--(時は黄金暦263年7月、夏の導入を過ぎ猛暑を思わせる7月の夜。オットー家領内南方面、海に面したそこには港町)&br;(時刻は既に午後7時を越え、いかに日の長い夏の季節も。その夏の暑さまでもを沈めたかのように、周囲は暗くなっていた)&br;(言ってしまえば夜である。そんな夜の港町、港に並ぶ倉庫の前に、突如金色の光を帯びた魔方陣が浮かびだす)&br;(魔方陣はしばらくその場に静止したかと思えば、やがては電流のようなものを走らせ、二人の影を作り出す) --  &new{2013-11-15 (金) 19:34:34};
---…っ! え、えぼぢわるい……! そういえば14年前、移動式無線を使った時もこんな感じだった気がする…… -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 19:37:38};
---勇んで来たは良いものの、まさかここまで乗り心地が悪いものがこの世に存在するとは思いませんでした……&br;そ、それでもお父様をお助けするためなら耐えられます! さぁジャスティン様、参りましょう! -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 19:38:54};
---(二人の影はやがて同時に膝を付くような形をとれば、それは二人の人間となる)&br;(移動式無線、ジャスティンの伯父であるグリークが所有するそれは所謂人を電波に変えるもので、魔術を使えない者でも一瞬で遠くへ移動できる代物であった)&br;(しかし乗り心地は壊滅的に悪く、二人もこれまでの被験者同様、膝を付き嘔吐の危機に瀕していた。しかしそんな気持ち悪さの中)&br;(二人のうちの片方であるステイシアは蒼い顔をしながらも立ち上がり、未だ膝を突くジャスティンに立ち上がるよう手を差し出す)&br;(自分の父を助けるため、吐き気を抑え手を掴んだジャスティンを立ち上がらせれば。事前に聞いていたリンクスの情報から推測される、港の倉庫を探し始める) --  &new{2013-11-15 (金) 19:43:53};
---確かリンクスさんのおっしゃっていた情報では、お父様が捕まっている倉庫は青い屋根だったそうですわ&br;青い屋根の倉庫を探しましょう! -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 19:50:00};
---そうだな、青い屋根青い屋根……あぁ、ステイシア? -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 19:50:40};
---どうかなさいましたか……? -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 19:51:00};
---うん、この港にたくさん立ち並ぶ倉庫の中から青い屋根を探すって言うのは分かる&br;でも……今が夜なせいなのか、倉庫の屋根あたりが真っ暗で、上手く色が分からないな? -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 19:52:37};
---何をおっしゃいますか、港というのは大抵電灯や明かりのついた船がたくさんあって&br;夜でも賑やかで明るいもの……あ -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 19:53:29};
---(二人は立ち上がり、港を見て立ち尽くす。その港には明かりのついた船は愚か、船影もなければ港に備え付けられた明かりもない)&br;(見れば港に並ぶ大きな倉庫も、大きさだけは立派だが、手入れがされていないのか屋根も、扉も所々酷い錆が多くあり)&br;(とてもではないがこの明かりひとつない暗がりの中、屋根の色を識別できる目を二人は持っていなかった) --  &new{2013-11-15 (金) 19:55:49};
---そんな…こ、こんな寂れた港があるなん…て……? -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 19:56:49};
---(ステイシアは知らなかった、育ちの良い家故に見せてもらった港は実に裕福である街ばかりで)&br;(その立場故に、港での多少のサービスを知らぬうちに受けていた事もあっただろう、それ故に港が夜こんなに暗いとは知らなかったのだ)&br;(思わず一度立ち上がった足を折り、地面に座り込む。こんなことではこんな多くの倉庫から父を見つけ出すことも出来はすまいと)&br;(一度そう思ってしまえば、心がぐらぐらと折れかけはじめる) --  &new{2013-11-15 (金) 19:59:31};
---まいったな……そもそも青い屋根が分かったところで、この多さじゃ青い屋根なんてたくさんあるぞ&br;父さんが時間を稼いでるって言ったって今頃屋敷は乱闘になってるかも知れんし……ん? -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:01:13};
---'''…ン、……ジャ……ナイ''' --  &new{2013-11-15 (金) 20:01:54};
---(二人が途方にくれてから数秒、短い沈黙の中にひそかにノイズに混じりの声が響く)&br;(かすかに聞こえるそれに耳を澄ませば、それは意外にも近くから聞こえる) --  &new{2013-11-15 (金) 20:08:00};
---どこだ、どこから聞こえる…… -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:10:20};
---'''……ティン、ダ……ム…、ムネ…ダ''' --  &new{2013-11-15 (金) 20:10:57};
---''胸!?''……む、むね(ステイシアを見て)ちがう! こっちか!(自分の胸に両手を当てる -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:11:32};
---ジャスティン様……なにしてるんですか…? -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:11:55};
---やめろ! 俺を不審者を見るような目で見るんじゃない!&br;……ん!? なんだこれ? -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:12:37};
---(はたとジャスティンは手を当てた胸にしこりがあるのを感じ取る、別に硬くしているとかそんなわけは無いそれを探ると)&br;(手を当てていた胸ポケットの中から小型の黒い機械が出てくる、どうやらノイズはそこから発せられているようで)&br;(ジャステインはその手に取った機械を少し、自分の体から放すと。先ほどまでのノイズは消え、クリーンな音声が送られてくる) --  &new{2013-11-15 (金) 20:14:47};
---'''やっと電波がとおった……''か''、ジャスティン私だ、グリーク……''だ'' ''' -- [[発信機]] &new{2013-11-15 (金) 20:16:35};
---グリーク伯父さん! ……なんで俺の胸ポケットにこんなのが入ってるの? -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:17:15};
---'''うむ、それはだ……''な''、君達だけでは心配なの……''で'' '''&br;'''私がこっそりいれて……''いたのだ'' ''' -- [[発信機]] &new{2013-11-15 (金) 20:18:07};
---まぁ! なんて用意周到なことでしょう! -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:18:42};
---……もう細かい事はいいや。それより伯父さん、わざわざこんな物を持たせたって事は&br;なにか手助けをしてくれるんでしょうね? 後屋敷の方はどうです -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:19:28};
---'''うむ……手助けはもちろんする……''つもりだ''、ちなみに屋敷は今オットー家の私兵とジャスパー'''&br;'''そしてジャスパー側にはギルモットが控えてのにらみ合いが続いて……''いる!'' あまり時間は……''ないぞ!'' ''' -- [[発信機]] &new{2013-11-15 (金) 20:21:43};
---まさに一触即発だな……それでなんだが伯父さん&br;今青い屋根の倉庫を探そうとしていたんだが、真っ暗でどの倉庫が青い屋根なのかまったく分からん! なにか他に見分ける手段は無いか! -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:23:16};
---'''うむ、それなんだが……''な!'' リンクスが言うには倉庫には見張りが何人か居た……''そうだ'' '''&br;'''人が居る、つまり明かりが漏れている唯一の倉庫……''が''、ステイシアさんのお父さんが捕まっている……''倉庫だ!'' ''' -- [[発信機]] &new{2013-11-15 (金) 20:25:05};
---……? ジャスティン様、向こうがなにやら騒がしいのですが -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:25:55};
---すまない、後にしてくれステイシア。しかし他にも倉庫に人が居るかもしれない&br;唯一なんて事は無いんじゃないか -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:26:43};
---'''その心配は……''無い''、君達が居る港はオットー家が偽装のために作った港……''らしくてな'' '''&br;'''あの家の関係者を除けば1年中無人……''らしいぞ'' ''' -- [[発信機]] &new{2013-11-15 (金) 20:28:08};
---あ、あのなんか明かりがいくつも近づいてきている気がするんですが&br;ジャスティン様!?(袖を引っ張る -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:28:46};
---そうか、分かった。それじゃあ今からさががが(袖を強く引っ張られよろけて&br;なんだ、なんだ!? 明かり? 本当だ、変だな関係者以外は今居ないって言ってたのに -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:29:41};
---(近づいてくる松明、ランプなどを使って発せられる複数の明かりは、ゆらゆらと二人へと近づいてくる)&br;(何故揺れているのか、それはその光がゆっくりと揺れているのだと、最初二人は思った。しかしそれはやがてその光を持つ人間が走ってこちらへ向かってきているためだと分かる)&br;(関係者以外は居ない、つまり話の通りであれば、あれはオットー家の関係者、もしくは雇われた人間)&br;(偽装された港、関係者以外が居ない環境……つまりそれが意味する事は) --  &new{2013-11-15 (金) 20:32:26};
---''都合の良い人間処理場!'' 逃げるぞステイシア! なんで見つかったのかは分からんが、捕まるとやばいのは分かる!&br;(袖を掴むステイシアの手を掴み、走り出そうとするが) -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:33:24};
---おっと、どこへ行こうって言うんだ。いかんな若い子が二人してこんなところに来ちゃ&br;逢引かなんかは知らんが、ちょっとお話を聞かせてもらおうか -- [[ごろつき]] &new{2013-11-15 (金) 20:34:56};
---(反転し、走り出そうとしたその時だ。その反対側には既に4人ほどの男達が、片手の棍棒を手にこちらを待ち構える)&br;(逃げられる前後の道はふさがれ、街側は人が来れないようにするためか、倉庫がふさがり道らしきものは見えない)&br;(最後の一方は暗い海、すっかり挟まれてしまった二人は、じりじりと、棍棒を持った男達に挟まれていく) --  &new{2013-11-15 (金) 20:37:09};
---これは……俺だけならともかくも、ステイシアさんまで居ると無茶が出来ない&br;どうする、ど、どうする……! -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:37:59};
---'''あぁ、言い忘れていたんだが……''ジャスティン'' ''' -- [[発信機]] &new{2013-11-15 (金) 20:38:26};
---なんです!? まさか逃げ道が! -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:38:48};
---'''あんまり大きな声を出してると……''敵に見つかるぞ!'' '''&br;'''気をつけたまえ''' -- [[発信機]] &new{2013-11-15 (金) 20:39:33};
---言うのがパーフェクト遅いよ!? あと間をあけなくても喋れたんだなぁ! -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:40:10};
---そ、そんな逢引だなんて……私達会ったばかりですわ(ポッ -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:40:33};
---今照れる場面じゃないよね!? さっきまでの絶望した表情どうしたの!&br;……えぇいっ、ちくしょう! ステイシアさんこれ持って!(発信機を押し付け -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:41:25};
---……ん? おい、あれ旦那様が坊ちゃんの嫁にしようとしてた女じゃないか -- [[ごろつきA]] &new{2013-11-15 (金) 20:42:05};
---えぇ? ……ほーんとだ! かぁーわいいなぁ! -- [[ごろつきB]] &new{2013-11-15 (金) 20:42:34};
---ばかっそうじゃねぇだろ、あの穣ちゃんは今頃屋敷に居るはずだ&br;それがここに居るって事は大方あの男に連れ出され、父親を助けに来たってところか -- [[ごろつきA]] &new{2013-11-15 (金) 20:43:20};
---はー……お前そういうのよく分かるなぁ……探偵してたほうがいいんじゃないか? -- [[ごろつきB]] &new{2013-11-15 (金) 20:43:53};
---うるせぇよ、それよりあの兄ちゃんには悪いが死んでもらって、穣ちゃんを連れて行くぞ&br;兄ちゃんには悪いが逢引ではなく合挽き肉になってもらうわけだ&br;いや、一人で死ぬからただの挽肉か -- [[ごろつきA]] &new{2013-11-15 (金) 20:44:55};
---いや、殴り殺すから挽肉じゃなくてたたきだな -- [[ごろつきB]] &new{2013-11-15 (金) 20:45:16};
---HAHAHA! -- [[ごろつきA&B]] &new{2013-11-15 (金) 20:45:40};
---何気に漫才やってんじゃねぇよ! 持った、ちゃんと持ったな!? -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:45:59};
---えっえっ! あ、は、はい! 持ちました!(押し付けられた発信機を受け取り、キョトンとする -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:46:36};
---よし、合図したら目をぎゅっと閉じて&br;それから俺が走れと言ったら一気に走るんだ! 後ろを振り向くなよ、それから倉庫を探せ! いいな! -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:47:47};
---えっえぇ私一人で!? で、でも……っ、いえやります!&br;わかりました、ジャスティン様はどうするんです? -- [[ステイシア>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:48:22};
---俺は……とりあえずこいつらをひきつけよう、ステイシアは女だからきっと後で捕まえればいい、とか思われるんじゃないかな!(希望的観測&br;それじゃあ行くぞ、いーち…にーの……''さん!'' -- [[ジャスティン>冒険中/505331]] &new{2013-11-15 (金) 20:55:26};
-黄金暦263年 7月 某日3.5 --  &new{2013-11-14 (木) 18:59:55};
--''んんんんんあああああああはいるかあああああ!!!11!1!1''&br;(静かな屋敷に怒号が響く、玄関の両開き扉が乱暴に開かれれば、そこには赤い顔をした男が怒りの形相で立っていた)&br;(彼の名前はオルフェルド・オットー、国に取り入り領地をほぼ独立国状態にしている3悪大名の一人に数えられる人間だ) --  &new{2013-11-14 (木) 19:07:34};
---なんだうるさいな、ここは宴会場じゃねぇぞ場所わきまえろ&br;(酒瓶を持ったメイドが頭をかきながら、その怒号を聞いて階段を下りてくる)&br;おいおっさん、なんだおっさんおいこら、やんのかコラ、喧嘩なら買うぞコラ -- [[ぺトラ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:10:38};
---''んんんんんんんねぇぁああんだあぁぁぁこのメイドはぁぁあああ!!!''&br;''目上に向かってそんな口利いていいと思っているのかこのむむぇええいどふずぇええぇぇええぇぇええぇえぇぐぁぁああああ!!!111!11!'' -- [[アルフェルド]] &new{2013-11-14 (木) 19:11:54};
---えっ、なにこのおっさん……怖い、引くわ……なんの用だよ、はよ言え下等生物 -- [[ぺトラ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:12:51};
---まぁまぁ父さん落ちつきなよ。悪いなメイド、うちの父は興奮すると粘っこくなるんだ&br;それよりここにステイシアという女性が来なかったか、髪は長くて少しウェーブがかかってる、目は蒼いぞ -- [[リッフェンドー]] &new{2013-11-14 (木) 19:14:35};
---知らんがな、帰れ -- [[ぺトラ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:14:55};
---なっ! 人が下手に出てれば調子に乗りやがって!&br;庭にステイシアの馬車があったんだ、ここに居るのは分かってるんだぞ! -- [[リッフェンドー]] &new{2013-11-14 (木) 19:15:35};
---なんだなんだ騒がしい、いったいなんの騒ぎだい? ……おや、あなた達は確か&br;オットー家の当主様とご子息様じゃないですか。こんなところにどうして -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:17:06};
---はっ! 人の息子の嫁を連れ去っておいて白々しい! いいか! お前らがステイシアを誘拐したのは分かっている!&br;今すぐステイシアを出してもらおうか! 息子との婚儀があるんでね! -- [[オルフェルド]] &new{2013-11-14 (木) 19:18:41};
---誘拐とは人聞きの悪い、彼女は自分の意思でここへやってきたのです&br;言ってしまえば彼女はここの客、人の家の客を無理矢理奪って行こうなんて&br;上流階級のやることとは思えませんね -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:20:23};
---なにが客人だ、胸糞悪い。今すぐステイシアを出せ、出なければ私の私兵が黙っておらんぞ&br;見た限りこの家は平和ボケしているようだな……私の待機させた私兵が動けば、こんな屋敷1時間ともかからずに廃墟に出来るんだぞ&br;それでもここに客人が居ると言うのかね? -- [[オルフェルド]] &new{2013-11-14 (木) 19:22:04};
---……そうですか、つまりあなたは私に喧嘩を売っているわけですね?&br;私兵私兵といっていますが、あなたもこのクロウクロウ家を知らないわけじゃないでしょう&br;私自身はともかく、この家に手を出せばここの当主、はてはセカンドクラフトが黙ってませんよ -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:27:33};
---セカンドクラフトが黙ってませんよ……ってジャスパーさんが言ってからお互いもう3時間も睨み合いねぇ…&br;暗くなってきたからってメイドさんたちが気にもしないで明かりをつけ始めちゃうし、これはしばらく続くわよ、意地の張り合い&br;(2階の廊下、階段を覗いて下の様子を最初は見ていたが、次第に飽きて現在は部屋で夫を待つ)&br;ジャスパーさんも時間を稼いでるのは分かるけど、もっと他に方法ないのかしらねぇ……腕が寂しい -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:30:12};
---すいません、私が逃げ込んでしまったばかりに -- [[ステイシア>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:30:38};
---まこうなった以上仕方がない、とりあえずリンクス伯父が報告を持ってくるまでなにも出来ないんだ&br;しばらくは甘んじて時間を稼いでもらうしか…… -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:31:55};
---ないわけでもないんだな、これが(腕を組むジャスティンの後ろに、音もなく立つ大柄男性&br;ばっちり見つけてきてやったぞ。まぁ俺にとってはついでだけどな -- [[リンクス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:32:56};
---あらーリンクス、おひさしぶり〜(手を振る -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:33:22};
---おうリーザ、相変わらずべったりなんだってな(手を振る -- [[リンクス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:33:43};
---あ、あの……この方は? -- [[ステイシア>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:34:03};
---なに、ただのしがない情報屋だ。それよりステイシアだったか? あんたの親父さん&br;捕まってる場所が分かったぜ -- [[リンクス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:35:13};
---な、なんですと! それはどこですか! どこですかお父様は生きてらっしゃるのですか!&br;どどどどこですか!(思わず相手の胸倉を掴み、揺さぶる -- [[ステイシア>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:37:35};
---おおおいおい、落ち着けって&br;あんたの親父さんは案の定オットー家の領内に監禁されてた、場所は領土内の南側、海に面した町にある港の倉庫だ&br;距離的には今から列車に乗って三日後に付くレベルの遠さだな -- [[リンクス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:39:40};
---三日後……そりゃ随分遠いな、今から助けに行こうっていける距離でもない&br;まさか父さんが後三日、いや早くても六日も時間を稼げるわけじゃなし&br;場所が分かったところでいけなきゃ意味がない -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:40:45};
---そ、そん……な……三日なんて…こ、これまでか&br;私の青春、これまでですか……(ずるずると、床に座り込む -- [[ステイシア>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:41:30};
---ジャスティン、男があんまり女の子を不安にさせるようなこと言うんじゃねぇよ -- [[リンクス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:42:13};
---そうよジャスティン、今のは好感度ダウンポイントよ! -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:42:53};
---うっ……む、すいませんでした! -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:43:31};
---それに列車で三日の距離とは言ったが、別にすぐにはいけないとは言ってないだろ&br;ほれ、あるだろお前も昔触った。移転型無線機? だっけか -- [[リンクス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:44:48};
---移動型無線機……あぁ! そういえばあったな! 確か14年前屋敷に来た時も、いじって変なところに飛ばされて&br;……あれ、でもあれって誰かが管理してたと思うんだが、誰だか思い出せない -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:46:30};
---あぁ、ありゃグリークの管理だからな。グリークはまぁ……いや、いまそのことはいい&br;とにかくさっさと行くぞ、ジャスパーが時間稼いでるんだ、もたもたしてる時間もないぞ&br;って、今グリークが言ってる -- [[リンクス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:47:50};
---なんだかよくわからんが助けに行くだけならこれで出来るな!&br;よし、父さんが時間を稼いでいるうちにティオークレさんを助けに行くぞ! -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:50:03};
---そういう事でしたら私も同行させていただきますわ!(先ほどまで弱弱しく泣いていたのが嘘のように、力強く立ち上がり -- [[ステイシア>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:51:29};
---うん! うん……うん!? -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:51:47};
---''私も行きますわ'' -- [[ステイシア>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:52:03};
---あ、はい -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 19:52:14};
-黄金暦263年 7月 某日3 --  &new{2013-11-14 (木) 17:45:13};
--(ここまでのあらまし:ジャスティンと見合いの予定を組んでいた相手ステイシアはクロウクロウ家屋敷に着くと同時に、馬車から飛び出し助けを求める)&br;(不審に思った彼らフルプライス一家はその事情を聞いたところ、彼女が騙されてサインをした書類の元、オットー家の子息と婚儀を上げさせられそうなのだと訴える)&br;(フルプライス家の主ジャスパーはこの問題を解決するため、まず誘拐されたステイシアの父ティオークレ氏の行方を捜すための手段を模索する) --  &new{2013-11-14 (木) 17:54:24};
---父さんはうちの領内法を使うと言ったっきり入った部屋から出てこない……&br;人がいいのは分かるけど少し安請け合いだったんじゃないか? ティオークレさんを探す手立てだって目処が立ってないのに -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:56:58};
---ジャスティンちゃん! あなたいつからそんな薄情な人間になったの&br;仮にもあなたと結婚するかもしれない相手を、みすみす見捨てて望まない相手と結ばせるなんて&br;あなた、ステイシアさんがそうなっても平気なの? -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:58:14};
---むっ……いや、そういう意味で言ったんじゃないが……言い過ぎた&br;しかし父さんも遅いな、本当に領内法なんて使えるのか? あれって家の当主しか使えないって言ってたけど&br;家名を捨てた父さんって疎まれてたりしてる印象あるんだが -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:03:19};
---あら、ジャスパーさんは疎まれてなんかいませんよ。あの人は私のために家名を捨てたんですから&br;なによりあんないい人、12人も居る兄妹のうちから少しはなれたぐらいで嫌いになるわけないじゃない -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:04:23};
---納得できるような出来ないような…… -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:04:49};
---それよりジャスティン、あなたステイシアさんのところに行かなくていいの?&br;仮にも縁談話は継続中、弱っている女性を易しく包容してあげるのは! とってもポイントが高いのよ! 高いのよ!(鼻息荒く&br;そして一人で暮らすのが精一杯なあなたが玉の輿にのれるチャンスでもあるのよ! -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:06:46};
---母さん……こんな状況で玉の輿がどうとか言う方が不謹慎だと俺は思うぞ&br;第一、俺はやるといっただけで別に積極的になったわけじゃない……&br;玉の輿はともかく、あまりそういうのも考えた事もない! -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:07:48};
---考えた事もないが許されるのは20歳までですよジャスティン……まぁいいわ&br;あなたがそこまで甲斐性を持ってるとは思ってないし。今回の話だって、上手く行けばいいって博打的な考えだったし&br;……それともなに? まさか気になる子でも既に居たりするのかしら -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:08:52};
---……様子、見てくる(踵を返して部屋を出る -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:10:48};
---……怒らせちゃったかしら? -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:11:05};
---まったく、母さんの恋愛脳にもこまったものだ!&br;(大またで廊下を歩いていると、ちょうどそこに部屋から出てくるジャスパーを見つける)&br;ん! 父さん、話は終わったのか? -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:12:20};
---ジャスティンか、あぁ我が当主様とは話が付いたよ。とりあえず我が領土から客人を連れ出す事は出来ない!&br;と言う領内法を行使してくれるそうだ。便利だなぁ魔法みたい……ところでジャスティン、親戚に挨拶をしたんだよな?&br;この屋敷の中に私の兄妹は誰が居た? -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:25:53};
---あぁ、一応挨拶はしたけど、居たのはグリーク伯父さんとソルティス伯母さん、あとはリンクス伯父さんが居るらしいけど&br;リンクスさんは留守で会えなあったよ -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:27:45};
---リンクス兄さんが、そうか……ソルティス姉さんはともかくグリーク兄さんは使えるかも知れんな&br;よしジャスティン、リンクス兄さんに会ったら伝言を伝えて欲しいんだが -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:29:18};
---俺になにか用か?(会話をする二人の間に野太く低い声が響く、やがてドスドスと足音を鳴らす人物が現れ&br;息子を伝言役に使うなんて感心しねぇな、用があるなら自分から言えっていつも言ってるだろ&br;(その大柄で厚着の男性は、ジャスパーを見下ろせば言葉とは裏腹に白い歯を盛大に見せて、笑顔を作る) -- [[リンクス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:31:08};
---リンクス兄さん、帰ってきてたのか。いや悪いね、少し急いでたもんでさ&br;それで早速なんだけど頼みたいことがあるんだ、いいかな? -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:32:01};
---可愛い11人目の久しぶりの兄弟の頼みだ、断るわけにはいかねぇな&br;だがそれよりジャスティン、お前久しぶりだな。どうだ、最近はちゃんと飯食わせてもらってんのか&br;それと変な奴とつるんだりしてねぇだろうな -- [[リンクス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:34:01};
---大丈夫だよちゃんと飯も食えてる。変な奴とつるんでるかは……&br;まぁ、あの街は変な奴だらけだから、それは無理かな -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:34:49};
---はっはっ! そりゃ違いない! それでジャスパー、頼みってのはなんだ? -- [[リンクス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:52:02};
---あぁ、実はティオークレさんを探して欲しいんだ。知ってるだろ? 前にうちに来た&br;上流階級のティオークレ・スデニ氏だ、3ヶ月前から行方不明みたいでね、連れ去った奴らの目星は付いてる -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:53:44};
---ほお? しかし俺を使うって事はそれなりに良いとこの相手なんだろうな?&br;可愛い弟の頼みは聞くといったが、相手次第じゃ待遇は変わるぜ -- [[リンクス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:54:58};
---うん、相手はオットー家、あの2個となりの領地を仕切ってる富豪の家だよ&br;確定では無いけど、たぶんそこが誘拐したはずだから、調べて欲しい -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:55:55};
---オットーか……いいだろう、じゃあばっちり調べてきてやる&br;ただしわかってると思うが俺は調べるだけだ。どこに捕まっていたかは教えても、助ける手伝いはしないぞ&br;それは分かってるな? -- [[リンクス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:56:46};
---分かってる、それだけで良い。場所が分かればジャスティンを救出に行かせるよ&br;うん、それじゃあまた(去っていく大柄な男を見送る)頑張れよ、ジャスティン -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:57:33};
---うん……うん? うん!? なんで! なんで俺が助けに行く人!?&br;俺がスゴイヨワイって知ってるだろ父さん! -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:58:15};
---知ってるけどあれだよ……縁談相手のお父さんをかっこよく助けて、好感ポイントアップ!(サムズアップ -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:59:01};
---お前もかー! -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 18:59:18};
-黄金暦263年 7月 某日2 --  &new{2013-11-14 (木) 14:51:32};
--(ここまでのあらスジ:4ヶ月前に見合い話を両親から持ち込まれたジャスティン、今までその話から逃げていたものの。当日になりしぶしぶ見合いの話を承諾)&br;(列車で国境を越え馬車に揺られて着いた先は父方の実家。そこで2人の親戚との挨拶を終えた彼は、ついに見合い相手と対面することになるのだが……) --  &new{2013-11-14 (木) 14:53:44};
---……で、相手の馬車が来て、私達がそれを迎えたは良いんだが&br;(屋敷の広間、ジャスティンとその両親が座る椅子の向こう側には、顔を伏せた女性が座る)&br;(広間の雰囲気はどうにもさぁ見合いだと言うものでは到底あらず。逆に不可解な空気が流れていた)&br;まぁその、急に馬車から降りてくるなり助けてくださいと言われたきりだと&br;私としてはそんなに息子との縁談話が嫌だったのかなって思うわけで…… -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:28:30};
---まぁジャスパーさん! あなたがそんなことを言ってはダメじゃない!&br;息子であるジャスティンを誇らしげに差し出してこその親と言うものだわ! 確かにこの子はちょっと……まぁその、無償の善意に没頭してるところはあるけど&br;それでも今は人並みには生活しているわ! -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:30:02};
---(相変わらずフォローになってない気がする) -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:30:22};
---まぁまぁリーザ、とりあえず落ち着きたまえ。今はもうそれど頃じゃないようだし、彼女もあれきり黙ったままだ&br;あー……ステイシアさん? その、どうしていきなり助けを求めてきたのか&br;そこのところを説明してくれると嬉しいのだけれど、あと君のお父様はご一緒じゃ……? -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:33:12};
---(恐る恐る聞くその質問にも女性は答えない、ただ聞こえるのは時計の秒針の音だけで)&br;(彼女がこの屋敷にやってきてからはずっとこの調子のままだ、いったいどうしたものか)&br;(手を貸すにも相手が何も言わなければどうしようもない、三人が悩んでいるところに) --  &new{2013-11-14 (木) 16:34:37};
---そのお話、私からご説明いたしましょう!&br;(突如紳士服を身にまとった初老の男性が、リッパーを引きつれ現れる)&br;お嬢様は今、非常に危険な立場におありなのです! -- [[グレイテル>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:36:30};
---誰? -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:36:44};
---(誰…?) -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:36:56};
---(……誰だ?) -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:37:11};
---ステイシアさんの執事だって、馬車の中で寝てた -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:37:34};
---おっとこれは失礼いたしました……私ステイシアお嬢様の執事をさせていただいております&br;テンプレオブテンプレ執事グレイテルと申します。お嬢様と共に馬車で逃げている途中歳とともに迫り来る早寝の習慣に負け&br;一人夢心地で馬車に揺られておりました -- [[グレイテル>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:39:17};
---なるほど……あの置物かと思っていた物体はグレイテルさんだったのか&br;それよりその馬車で逃げてきたと言うのは…いったいどういう -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:40:53};
---それについては -- [[グレイテル>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:41:12};
---それについては私からちゃんとお話します! もうしわけありません、心の整理をつけるためしばらく黙っていました&br;グレイテル……長旅ご苦労様です、でも途中で寝て私を一人にした事は許せないので覚悟してなさい -- [[ステイシア>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:42:17};
---Zzz... -- [[グレイテル>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:42:32};
---立ったまま寝てる…… -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:42:48};
---……それで、その逃げてきたって言うのはどういうことなんです? -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:45:38};
---あらジャスティン、あなた居たの -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:45:51};
---''ずっと居たよ!?'' -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:46:11};
---(ここに逃げてきたの間違いだったかしら……)コホンッ、それではお話させていただきます&br;あれは3ヶ月前、私のお父様とジャスパー様が縁談の話を取り纏めた翌月の事になります&br;その日父は珍しく仕事があるといって朝から出かけていきました、お父様はお仕事に出かける時間はまちまちなのですが&br;必ず夕方になる頃には帰って来ていました。しかしその日以来、お父様は夕方になっても夜になっても、その翌日になっても帰ってきませんでした…… -- [[ステイシア>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:52:40};
---ティオークレ氏が行方不明に! それは知らなかった……それで捜索届けなんかは出したのかい? -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:53:55};
---もちろん出しました、しかし自警団の皆様も派遣されて来た騎士様にもお父様は見つけられず&br;すっかりお父様の消息は不明に……思えばあの時、お父様を探すばかりではなく、屋敷の警備にも気を配るべきでした -- [[ステイシア>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:55:45};
---それはつまり、君のお父さんが居なくなったその後にも&br;なにか不可解な事があったと言うことなのか? -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:56:40};
---アレはお父様が消息を絶ってから9日ほどした頃でしょうか、その夜屋敷に強盗が入ったのです&br;最初に発見したのは窓ガラスが割れる音を聞いた召使の一人、彼が言うには強盗は3人ほどで。自分を突き飛ばしお父様の書斎へとまっすぐ走って行ったそうです -- [[ステイシア>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:58:57};
---まぁ……それはさぞ怖かったでしょうに……あなたは大丈夫だったの?&br;怪我とかしなかった? -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 16:59:43};
---えぇ、強盗は私の部屋にはきませんでしたし、なによりグレイテルが真っ先に来てくれましたから -- [[ステイシア>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:00:10};
---この不肖グレイテル! お嬢様のためとあらばたとえ火の中水の中!&br;たとえ睡眠中であれどお守りに行く所存であります! -- [[グレイテル>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:01:07};
---うん……と言う事はその強盗の目的はティオークレ氏の書斎にあるものが目当てだったわけだね&br;それで、なにか盗られたものはあるのかい? -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:02:21};
---はい…それがその、盗られたものは一点だけで&br;ご先祖様が取り決めてからお父様の代まで受け継いでいる領内法書が…… -- [[ステイシア>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:04:27};
---領内法書……ってなに? -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:04:54};
---領内法書とはこの国にある風習だね。昔国が信用できなかった時代があって、その地域に住む上流階級の人間が&br;自分の身を守るため自分の領土内だけで適応される法律を個人個人で作ったんだ&br;もちろん国はそんなこと認めないけど、多くの貴族や富豪が組合を作ってそれを正当化したのが、今もまだ残っているんだ&br;しかし変だね、領内法書を盗んだってそれを行使できるのはその土地を持つ家の当主だけだし&br;そもそもその持ち出したところで別の領内で使えるわけでは無いのに -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:09:20};
---えぇ、まぁそうなんですがなんと言いますか……実はお父様が居なくなった理由と&br;盗みに入った集団の後ろに居る人間の目星はついているのです -- [[ステイシア>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:10:39};
---目星付いてるなら捕まえればいいじゃない -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:11:19};
---きっと証拠がないんだろ、ところでその領内法書? にはどういった法が書かれてあったんだ? -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:12:05};
---実はその書かれていた法から目星が付いたのですが……甲と乙が婚儀を挙げる約束を示した書類にサインをしてから3年間&br;互いが納得を経てその婚儀をあげられなかった場合、その書類は無効と化すといったものでして…… -- [[ステイシア>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:15:30};
---すっごく限定的だなぁ! -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:15:43};
---……その、つまり。これはもしかしての話なんですが&br;ステイシアさんは過去誰かとそういった書類にサインをなさったことがおありなので? -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:16:47};
---えぇ、まぁその……ちがう! 違うんです! あれは12歳の時に半ばだまされるような形でしたわけで!&br;けしてそのような気持ちを持ってサインをしたわけではないのです! -- [[ステイシア>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:17:42};
---あら12歳、最近の子はませてるわねジャスパーさん -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:18:11};
---リーザ、残念ながら今回はそんなのんきな話でもないようだ&br;それでステイシアさん。これは僕の予想なんですが、家に泥棒が入ってから数日後ぐらいに……やはり誰かが尋ねてきましたね? -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:19:22};
---ジャスパー様のおっしゃる通りです……数日後2個となりの領地からオットー家のご当主とそのご子息がやってまいりまして&br;私が婚儀を挙げられる年齢に達したと言うことで当時の、12歳の頃にだましてサインをさせた書類を持ってやってきたのです&br;その時は強引にお帰り願ったのですが、それ以来私を逃がすまいとしてのことでしょう&br;夜な夜な彼らが雇ったと思われる人物が、屋敷を取り囲んでいるのです -- [[ステイシア>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:24:02};
---なるほど、それで今日ようやく屋敷から逃げ出せたと……随分ややこしい事になっているのだね&br;さて、助けてやりたいが問題はティオークレ氏がまだ生きているかどうかだね -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:26:41};
---っ! -- [[ステイシア>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:27:01};
---ジャスパーさんっ! -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:27:13};
---おっとすまない……しかし実際問題彼が居なければ領内法である書類の無効化が出来ない&br;こっちの国じゃあの書類の力は絶対だからねぇ…… -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:28:12};
---絶対って、いくら書類があるからって詐欺まがいの方法でサインさせて&br;しかも強引に迫ったりしたら流石に違法なんじゃないか? -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:29:13};
---いやぁ、騙してサインをさせたという証拠もないし、なによりこの国の法律だと&br;書類がある限りはどんな手段をとっても違法ではないのだよ。書類自体にも期限は無いし、そもそもその書類自体昔の王族が愛人なんかを囲うために作ったものでね&br;まぁなんというか、未だ残る悪習というやつだね -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:32:33};
---やな国だなー -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:33:06};
---まぁ怖い……ジャスパーさんっ、もし私がそんな書類の毒牙にかけられそうになったら助けてねっ(ひしっと抱きつく -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:33:35};
---はははもちろんさ、その時は書類だけじゃなくその家の人間全員に風穴を開けて差し上げようじゃないか -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:34:09};
---真面目なのかふざけてるのか相変わらず分からん二人だ&br;それはともかく、そうなると助けようがないじゃないか。書類は厳重に保管されているだろうし&br;領内法を行使できるのも行方不明のティオークレさんとくれば&br;打つ手なしに思えるけどな -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:36:04};
---ジャスティン、私はいつも言っているだろう。まず考えるには中心ではなく周囲のものを利用する事からだ&br;とりあえずステイシアさんとグレイテルさんにはしばらくここに居てもらうことにしよう、それでいいね? -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:38:27};
---! し、しかしそれではこの家にまで迷惑がかかります!&br;流石に私としてもそれは…… -- [[ステイシア>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:39:37};
---おや、私はてっきりこちらに助けを求めるために、うちへ来たのかと思ったのだけど&br;……ちがったかな? -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:40:13};
---い、いえそれは…そんな期待をしていないと言えば……正直、嘘になります -- [[ステイシア>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:40:51};
---うんうん、正直な事は良い事じゃないか。それに皆忘れてるみたいだけど&br;この屋敷だってステイシアさんと同じ国にある屋敷なんだよ? まぁ元々その土地にあった家ってわけでもないんだけど&br;それでもそれなりの歴史は持っているよ -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:41:58};
---あらジャスパーさん、それはどういうことかしら? -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:42:19};
---うちにだって領内法ぐらいあるってことさ -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 17:42:35};
-黄金暦263年 7月 某日 --  &new{2013-11-13 (水) 23:12:05};
--'''ーーー'''と言うわけで、こうして家族一緒に里帰りと言うのも久しぶりだ&br;前回はリーザと共に来たが、子供達を連れてくるのはリッパーが生まれて以来だなぁ&br;(住み慣れた街から列車で一晩、国境を越えた先の駅から馬車で2時間ほどかけついた先にある大きな屋敷)&br;(父方ジャスパーの実家であるクロウクロウ家の屋敷の中で少しのんきな声をしたジャスパーが)&br;(客室の中妻であるリーザを隣に、長男ジャスティン、そして長女リッパーを前に口を開く)&br;(目の前に居る子供達は長旅ですっかり疲れてしまったのか、椅子に座り、机に上半身を倒したまま微動だにしない) -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:19:37};
---俺も昔子供の頃に来た記憶はあるが、まさかここまで疲れる旅だった事は思わなかったよ……&br;おかしいな、あの頃はここへ来るまでに疲れなんてまったく感じなかったんだが。子供の頃より体力が落ちたのか&br;(なんとか上半身を起こし、肘でその体を支える。まだ疲労と馬車酔いで震えるその手を見下ろしながら)&br;(自分の体力のなさに絶望した表情を浮かべる) -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:24:39};
---あら、ジャスティンは随分と薄情さんになったのね。あの頃はジャスパーさんのお兄さん&br;叔父のスプリングさんが同じ馬車に乗ってくれたからじゃない。あの頃のあなたったら疲れたなんだって馬車に乗る前ぐずってて&br;どうしようかと思っていたところをスプリングさんが馬車の中でお話をしてくださったのよ、あなたったらそれに夢中になってそれ以降疲れたなんて一言も言わなかったんだから&br;ねぇジャスパーさん(場所、時は選ばない。妻リーザは夫の腕に両腕を絡め、夫にべたつきながらその顔を見る -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:29:58};
---んー……まぁ、そうだったな。スプリング兄さんはいろんなところに行くから、ジャスティンはそれを熱心に聞いてたんだ&br;しかしまぁ? 僕的には兄さんの話がなくても、リーザがこうして隣に居てくれれば10時間でも20時間でも平気なんだがな&br;(腕に絡みつく妻の存在を感じ、誇らしげな表情) -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:31:47};
---まぁ! ジャスパーさんったら……どうしてそんな恥ずかしいことが言えるのかしら! -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:32:12};
---言えるさ、だって僕は今でも君を愛しているからね -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:32:29};
---ジャスパーさん…… -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:32:40};
---リーザ…… -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:32:53};
---ジャスパーさん…… -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:33:05};
---リーザ……! -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:33:16};
---''ジャスパーさん!'' -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:33:28};
---''リーザ!'' -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:33:39};
---はいはい -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:33:54};
---ごちそうさまごちそうさま -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:34:05};
---あら、リッパー起きてたの? あなた目の下に隈が出来てるわよ&br;ここはジャスパーさんの実家……玉の輿チャンスなんてたくさんあるんだから。そんな顔してちゃだ・め・だ・ぞ!&br;(夫の腕に絡みつつも、言葉に合わせて指を振り、最後に娘に対しウィンクを飛ばす) -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:35:42};
---'''ッチッ!''' 玉の輿はともかく、今日は兄さんの見合いなんだから二人は自重しなよ&br;ただでさえ本人が人に引かれるような人間なのに、親すら相手が引いちゃうような要因持ってたら絶望的だよ -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:37:17};
---うん……それもそうだな、ただでさえジャスティンはその……親の私達から見ても少し変わった子だ&br;今回の縁談、やるからには本気で取り組まねばなるまい……すまないリーザ、相手の方が見えた時はお互いくっつき過ぎないようにしよう&br;(腕に絡められた相手の両手を手に取り、真剣な表情でその顔を見る) -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:39:53};
---っ! そうね……これも子供のためと思えば仕方のない事、ジャスティンが頑張っても出来ない子なのはともかく&br;私達だけでも精一杯努力しましょう!(相手の手を握り返す、ひしと見つめ返して -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:41:01};
---それでこそ私の愛するリーザだよ。なに一生はなれたままと言うわけでは無いんだ&br;みんなの幸せのため、頑張ろうリーザ! -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:41:44};
---あぁジャスパーさん! -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:41:59};
---リーザ! -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:42:09};
---ジャスパーさ -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:42:19};
---''もういいわ!'' それで、相手の人って何時ぐらいに来るの -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:42:40};
---うむ、予定では午後1時ごろにこの屋敷につくそうだ&br;今は午前11時、まだもう少し時間があるな&br;(左腕の袖を少しずらし、腕に巻いた腕時計を見て)久しぶりの私の実家だ、二人は親戚にご挨拶でもしてきなさい -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:44:24};
---(俺こんなかだと影薄いなー……) -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:44:44};
---分かった……まぁ私の見合い話じゃないんだから、時間そんなに気にする必要も無かったんだけど&br;(椅子から立ち上がり)父さん達はしなくていいの? 挨拶 -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:45:37};
---私達は前に来た時挨拶は済ませたからいいのよ、相手の方ともお話済みだし&br;言ってしまえば今はフリータイムね! ジャスパーさんとのフリータイムね!!!(鼻息荒く -- [[リーザ>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:47:01};
---というわけだ、リッパーもジャスティンももう大人なら分かるだろう。私が挨拶へ行くように言った意味を&br;……分かるね? -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:47:47};
---親の口からそんな言葉聞きとうなかった……まぁ挨拶は必要だから行くよ&br;ほら、兄さん存在を薄くしてないで立って。挨拶に行こう -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:48:27};
---……はっ!? 俺はいったい今まで何を…あ、あぁ挨拶か、挨拶行こうか&br;それじゃあ時間まで行ってくるよ&br;(妹に促され席を立つ、客室のドアを開ければそれはそれは広い廊下が目の前に広がり、壁には照明がいくつも取り付けられている)&br;(絨毯の敷かれた廊下を一歩踏み出せば、自分の家とは違うなんともいえないやわらかさがそこにあった) -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:50:50};
---ふぅ……さて、あの二人はほっといて挨拶に行こうか&br;……って、私誰が帰ってきてるかわかんないんだけど。お父さんの兄妹ってなんであんなに多いんだろうね&br;(兄と並び、その広い廊下を歩く。今は日の光が窓から差しているためか、廊下の壁につけられた照明は光を放っていない)&br;(赤い絨毯は足音を吸収し、二人の足音が廊下に響くことはなく。なんに使うのか分からないほどの数の部屋が、その廊下に入り口をいくつも作っていた)&br;そういえばここに来たの私が産まれて以来だって言ってたから、この屋敷がどういうところかまったくわかんない。兄さんはなんか覚えてる?&br;(隣を歩く兄よりも背の短い少女は、兄を見上げて尋ねる) -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-13 (水) 23:58:19};
---ん? んー……そうだな、この屋敷がとにかく広いって事は覚えてるぞ&br;これは今でも思っていることだが、外から見たよりもずっと広く感じるって程に広いな&br;(廊下を歩き続ける、昔と変わらないその長い廊下は一個人が所有する屋敷とは思えないほどに長い)&br;まぁ玄関か広間に行けば流石に誰か居るだろ。とりあえずそこに居た人から挨拶しよう -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 00:01:21};
---(二人の兄妹は歩く、時折窓から外を見ればそこからは庭が見えるのか、手入れされた花や木が並ぶ)&br;(また今まで自然すぎて気が付いていなかったが、二人を取り巻く空気が馬車や列車の中と違って暑さを感じないことにも気づいた)&br;(広さといい部屋の数といい、そしてこの夏でも快適に保たれた温度といい。ほとほと不思議な屋敷だと、ジャスティンは思う)&br;(やがてそんな廊下を抜け、記憶を頼りに広間へと通じる道をたどると、広間へ来た二人の存在に気づく一人の人物が声をかけてくる) --  &new{2013-11-14 (木) 00:04:57};
---ジャス……テイン……久しぶり……&br;(薄い目を開け、はたきで意味があるのか分からない場所の埃を払っていたその人物はこちらを見つけると早足で近づいて、その名を呼ぶ)&br;(名前はタピオカ、表面上この屋敷のメイドということになっているが。ジャスパーの兄妹のうちの一人の母親代わりであり、その屋敷を支える精霊の一人だ) -- [[タピオカ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 00:58:56};
---ん、ん? ……あぁっ! タピオカさん、お久しぶりです&br;昔と変わらず今も意味のないところの埃をはらってるんですか? -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 01:02:15};
---今微妙に、忘れてたね……? 別に無駄ではない……と、私は思ってる&br;(はたきを握り締めたまま軽く振り)……そっちの子、あの? -- [[タピオカ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 01:03:30};
---(はたきを持ってこちらを見る相手。なにやら見知らぬ相手だが、相手はこちらを知っているようで)&br;兄さん、この人は……お手伝いさん?(とりあえず首をかしげながらも、確認するために兄に聞く -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 01:05:23};
---あぁ、まぁそうだな。簡単にいえばここのメイドをしてるタピオカさんだ&br;メイドと言っても正直うちの血筋の人間じゃ頭が上がらない存在でもあるんだが……そうだ&br;タピオカさん、今この屋敷に帰ってる父さん……ジャスパーの兄妹、誰かいますか -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 01:07:06};
---私の質問がスルーされた気がする……でも、いいや。メイドさんです&br;ん、ジャスパー君のご兄弟。7世代目兄妹……(しばらく固まったまま考え)&br;……………リンクス君と、ソルティスちゃん、あとグリーク君が、帰ってる…と思う -- [[タピオカ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 01:10:58};
---意外と少ないな……よし、それじゃあ一人ずつ挨拶していこう&br;ありがとうございます、じゃあ俺達はこれで。行くぞリッパー、今居るのは比較的癖のない人たちだから挨拶もすぐ終わるだろ -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 09:34:53};
---う、うん。えっと、それじゃあさよならタピオカさん&br;(一度頭を下げてから、兄の後を付いていく) -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 09:35:41};
---ん、それじゃあさようなら&br;……うちの子の癖が強いって言われた気がする -- [[タピオカ>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 09:37:37};
---(二人の兄妹は広間を出る、父方12人の兄弟は屋敷に居る時のその殆どの時間を自分達の部屋ですごすと聞いていたからだ)&br;(目指すは広間から一番近いグリーク室、ペリエを親に持つ彼は成人後この屋敷に残り常に無線機と向き合う)&br;(今日も朝から部屋でその物々しい機器を前に、彼は国の境を越えるほど遠くから送られてくるそれを受け取っていた) --  &new{2013-11-14 (木) 09:43:21};
---ついたぞ! ここがグリーク叔父さんの部屋だ(その部屋の前につくと、ドアを軽くノックする -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 09:44:33};
---……兄さん、グリーク叔父さんはどういう人なの? -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 09:45:24};
---俺も会った事は無いので分からん。父さんからは兄弟の中で一番常識的だとは聞いているが&br;……怖い人だったらやだな? -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 09:46:38};
---嫌なこと言わないでよ。とにかく早く済ませちゃおう&br;(ノックをしてから数十秒、二人はドアの前に立ち、その部屋の主が出るのを待つ) -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 09:47:31};
---…… -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 09:47:46};
---…… -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 09:47:56};
---出ないな?&br;すいません、グリーク叔父さん!(ノックノック -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 09:48:52};
---誰も出ないね、今は居ないのかな -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 09:52:05};
---おかしいな……まぁいつも部屋に居るってのも聞いた話だし&br;もしかしたら寝ているだけかも知れん。とりあえず他をまわるか -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 09:53:19};
---その必要は……''ない''&br;(彼ら兄妹がノックをしてしばらく、部屋から出てくる気配のないそこから立ち去ろうとしたその時。二人が背を向けた方角から声が聞こえる)&br;(二人がその声に振り向けば、そこには耳に小型の端末をつけ、そこから黒い紐のような者を伸ばした痩せ気味の男が立っていた)&br;俺の部屋に用があるようだな、君達は……''誰だい'' -- [[グリーク>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 09:57:55};
---んっん、ん……?(突如現れる人物に思わずたじろぐ、その間を空ける話し方、そして言葉の最後に必ずキメ顔を決めるその人物があまりに普通とは思えなかったからだ&br;いや、えっと…ジャスパーの息子のジャスティンと、こっちは妹のリッパー。今月いっぱい居る予定でこの屋敷に来たので&br;とりあえず親戚に挨拶をしに -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 10:04:00};
---ふむ、君達があのジャスパーの子供たち……''か!'' 挨拶に来たのならちょうど……''いい''&br;私はグリーク、ジャスパーの兄だ。どうぞ……''よろしく''&br;(そう言って男は二人に歩み寄り、手を差し出す) -- [[グリーク>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 10:06:19};
---あ…あ、あぁはい……どうぞよろしく…(差し出された手を握れば握手をして -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 10:07:15};
---変な人だ……この人絶対変な人だ……! -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 10:07:40};
---り、リッパー! あんまり失礼なことを言うもんじゃない! -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 10:08:06};
---ふっふっふ、変な人は言われなれて……''いる''、だから気にしなくても……''いいぞ''&br;それよりジャスティン君、ジャスパーは……''元気かね'' -- [[グリーク>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 10:09:24};
---えぇ、相変わらず母とべたべたしていますよ&br;正直こうして挨拶してるのも殆ど厄介払いに近い感じで -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 10:10:28};
---そうかそうか、あいつも幸せそうで……''なによりだ''。君達もあいつを見習い自分の幸せを……''見つけるんだぞ'' -- [[グリーク>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 10:11:52};
---兄さん……兄さん……もう次行こうよ(袖を引っ張る -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 10:12:22};
---お前は……、すいません叔父さん、そろそろ次の人にも挨拶をしないといけないので&br;俺達はこれで失礼します -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 10:14:56};
---いや、気にする事は……''ない''、俺も会話はあまり得意では無いから……''な''&br;それじゃあ……''また''、縁があればまた……''会おう'' -- [[グリーク>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 10:16:24};
---(やがて二人の兄妹はその場を後にする、その背を男は廊下で見送った後、自分の部屋のドアを三回ノックした) -- [[グリーク>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:06:40};
---……そうか、廊下に私が居るのだから、部屋に居るのは気配だけ……''だったな'' -- [[グリーク>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:08:14};
---(しばらくして) --  &new{2013-11-14 (木) 11:09:02};
---さて……グリーク叔父さんと別れてから尋ねたリンクス叔父さんは留守だったようだ&br;後残りはソルティスのおば……の人だな&br;と思ったわけで既にその人の部屋の前に来たわけだが……ううん(腕を組んでうつむくばかりで、いっこうのノックをしようとしない -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:12:50};
---兄さん、そのソルティスおばさんってどういう人なの?&br;とりあえず兄さんの態度から普通の人じゃないって言うのは分かるけど -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:13:37};
---そうだなぁ……まぁ俺も12歳ぐらいの頃にあったっきりだからそのままかは分からないが&br;なんていうかこう…本来の気質と親の影響も合わさって気が強いと言うか、強すぎると言うか -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:14:42};
---''いざゆかんば我が名馬! 幾多の修羅を駆け抜けすべての兵は道を譲れ!''&br;''そこだ! 全軍突撃ー! 敵の骨を一片でも残した奴は打ち首だ!'' -- [[ドアの向こうから聞こえる声]] &new{2013-11-14 (木) 11:16:34};
---……といった感じの人だ&br;変わってないみたいだな -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:17:06};
---だいたいわかった、私お屋敷の中見てくるね -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:17:49};
---! お前逃げる気か! 兄妹だろ、ここは運命共同体と行こうじゃないか! な? な!? -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:18:23};
---そもそもここに来たのは兄さんの見合い話ででしょ、私無理矢理付き合わされた人間なんだから&br;自分でちゃんとして、一人でちゃんとして -- [[リッパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:19:00};
---''だれぞそこに居るのか! ええいまさかの刺客だな!? 出てこぬば扉ごと突き刺してくれる!'' -- [[ソルティス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:20:02};
---あっおいリッパ……っじゃ、ジャスパーの息子、ジャスティン・フルプライスです!&br;今日は久しぶりの屋敷への訪問なので、是非ソルティスさんにご挨拶へとやってまいりましたぁ! -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:21:23};
---ジャスティン……ジャスティンだと! 久しぶりだな! 入るがいい''ッハァー!''&br;(言葉が終わるか息遣いが先か、途中盛大に気合の入った掛け声が響いたかと思えばドアが突き破られ)&br;(向こう側からは槍を持った女性がジャスティンへと向かいまっすぐに突っ込んでくる) -- [[ソルティス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:23:21};
---は、はい! 不肖ジャスティンはいらせていただきまああぁー!?&br;(ドアを突き破りこちらへ向かってくる槍。それを紙一重でよければズダンと、先ほど居た場所を槍が貫き、廊下の壁にめり込んだ)&br;なっなっなにをいきなり!? 人殺し! -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:24:56};
---''甘えるなこのバカチンが!'' 人はいつでも常在戦場! いつ身内から刃を向けられるか分からんこの時世に気を緩めるでないわ!&br;だが槍を避けた事は褒めてやろう、以後精進するといい!(槍を引っこ抜き、振り回す -- [[ソルティス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:26:49};
---は、はぁ……今日はいつになく滾ってますね。前見た時はもう少しおとなしいと思ったんですが&br;こんな人だったかな…いやこんな人だったけど今日は昔より一段と酷い&br;(なんとか立ち上がり、衣服の乱れを直しながら小声でつぶやく) -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:29:00};
---うむ! 近々私の領土と隣国の戦争が起きるからな! そのために普段よりいっそうと気合を溜めているのだ!&br;彼奴らめなにに惑わされたかは知らんが魔術師のお告げだとか言って私の領内に侵攻し始めおってな!&br;まぁ三日後には奴らの血筋を全員根絶やしにしてやるわ! -- [[ソルティス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:30:33};
---屋敷の中で物騒なことを言わないでください! と言うかそんな大事な時に里帰りなんてしてていいんですか&br;なんかもう俺の挨拶どころじゃないですよ、そんな話聞いちゃったら -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:31:37};
---なに貴様ごときが心配することでもない、向こうには息子を残してあるし&br;それに私もいくつもの戦場を生き抜いてきたが、今度も生き残れるとは限らん。指揮をする者ほど矢の的にされやすいものだ&br;だから何の未練も無いよう! 戦の前にはこうして家に帰るのだ。私の夫もそうして死んで行ったからな! -- [[ソルティス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:33:31};
---そうですか、それはまぁ……頑張ってください。それじゃあ、挨拶も済んだので俺はこのあたりで(そそくさと立ち去ろうとする -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:35:26};
---なんだ、もう行くのか! せわしない奴だな!&br;……いや、まてジャスティン。ひとつ頼みがあるんだが -- [[ソルティス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:36:28};
---! い、いやです…… -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:36:46};
---まぁそう遠慮するな、お前を信用しての事だぞ -- [[ソルティス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:37:22};
---いいです! 2回しかあってない親戚を信用しないでください!(逃げ出す -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:37:43};
---まぁまぁまぁまぁ、そう言うな!(走って捕まえる -- [[ソルティス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:38:38};
---''ぐっふっ!''(内臓に響くタックルをくらい、うつぶせに倒れ)うわー! 言うな、それ以上言うなー! -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:39:26};
---もし今回の戦いで私が死んだら……息子と仲良くしてやってくれ -- [[ソルティス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:39:54};
---あー! あー言っちゃった! そういう事言っちゃった! あんた俺にそういうの背負わせるのやめろよ!&br;鬼! 悪魔! 前この屋敷に来た時もあんたそれの夫バージョン行った次の月に夫死んだだろ! -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:40:56};
---はっはっはっ! まぁそういうんじゃない、2回しか会ってない人間に言うなじゃない&br;2回しか会っていないからこういうことを言うのだ! それではなジャスティン。私はそろそろ帰り支度をしなければ(立ち上がれば、部屋へ戻っていく&br;あ、ドア直すよう誰かに言っといてくれ -- [[ソルティス>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 11:42:44};
---(そうこうして騒がしい伯母はそれだけを言うと部屋に入り、とたんに静かになる)&br;はぁ……なんだったんだいったい(一気に疲れた体をなんとか起こし)しかしこれで挨拶も全部終わりだな&br;相手さんもまだ来てないようだし、自分の部屋に戻るか……ん? -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 13:33:40};
---ジャースティーン! 時間だ、そろそろ相手さんの来る時間だぞ&br;準備をするんだ、いやしたまえ(廊下の向こう側、手を振りながらやってくる -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 13:34:49};
---父さん! しかし準備といったって俺はなにをして良いか分からないぞ!&br;それ用の服を持っているわけでもないし、事前に準備してきたものだってなにもない&br;いったい何を準備すると言うんだ! -- [[ジャスティン>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 13:46:09};
---うん、それもそうだ……じゃあいい、お前はぶっつけ本番で行きなさい&br;と言うか見合い話を持ってきたのが4ヶ月前なのになんの準備も出来てないことに父さんちょっとびっくりしてるよ&br;とにかく玄関口まで行こう、そろそろ相手の馬車が来る頃だ -- [[ジャスパー>名簿/505153]] &new{2013-11-14 (木) 13:47:25};