*Riveron Company「リベロンカンパニー」設定 [#s7425c8f] ※このページはまだ作成途中であり、加筆修正がしょっちゅう行われます(てへぺろ☆) **ルブフロス王国、ヴァリアント帝国周辺地図 [#r61740df] #ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst079585.png,around,right,500x500,アンバウム大陸) 大陸を二分する二つの国家がある~ 西方のルブフロス王国、東方のヴァリアント帝国共に緊迫状態である~ 現在ヴァリアント帝国がルブフロス王国を侵略中。どちらも君主制ではあるが~ 歌や音楽を愛し、肥沃な土地を持つ比較的穏やかなルブフロス王国に対し~ 荒れ果てた土地を魔術で修繕しつつ魔導具の輸出で成り立っている~ ヴァリアント帝国にとってはルブフロスを侵略するのは必要不可欠なのであった~ ~ カラレグサ山脈によって分け隔たれた両国の貿易航路を牛耳っているのが~ リベロンカンパニーである~ ~ ※右図に示されたのは大まかな都市でありこの他にも小さな農村や集落などが多数存在する #clear **ルブフロス王国 [#xd4e6ea7] ***王都ルブフロス [#z551b67c] 肥沃な土地と穏やかな気候にも恵まれ、人々も何処かのんびりしている~ 歴代ルブフロス王は音楽と演劇を好み、芸術文化を発展させて来た~ これも食物に恵まれた故の余裕である~ -産業 --農作物、海産物、芸術品 -人口 --100万人程度 ***演劇の街ルブド・フェンリ [#bcc93027] -ルブフロスの城下街にして最大の娯楽街 --初代ルブフロス王の演劇好きが災いして全国から役者を集めた為今の様な街になった~ 老若男女問わず人々は必ず何か一芸を持っている(歌、演劇、パントマイム etc…)~ 会話は歌から始まり歌で終わる。街一つがミュージカルの様な装いをしており~ 外部の人間には買い物一つとっても付き合わなければならないので面倒である~ 年に一回、大演劇祭が行われ国を挙げての催しであり、優秀者には宮廷道化師の称号が与えられる~ 工芸品や産物も様々な物があり、中でも創作洋菓子が秀でている ***カラレグサ山脈 [#jfa145bd] -ヴァリアントとルブフロスを分かつ国境線にある山脈~ --両国は緊迫状態だがニブロード山を始めとする数々の山々に覆われて陸路で攻め込むのは困難であるが為 ある程度の平和を保っている~ 堅固な岩壁に囲まれた天然の城塞である~ また、天然資源も豊富であり、ここでしか取れない薬草や、鉱山資源、魔鉱石などが入手できる~ 中でも最大の標高を誇るニブロード山は魔獣の棲み家でもあり~ 後述の赤腕の悪魔が棲むとも言われ、狩人や鉱夫でも余程の用が無ければ近寄らない~ -赤腕の悪魔 --'''ニブロード山では決して血を流してはいけない。ニブロード山では決して獣を殺してはならない'''~ '''まぁ他にも掟は沢山あるだろうけど、それを教える奴はもう皆土に還っちまったよ'''~ ''' ──とある鉱夫''' --'''その悪魔剛力を持ち、岩を手で裂く。その悪魔咆哮の時、全ての生き物は鼻腔から黒血を噴き出す'''~ '''その悪魔腕を振り上げし時、首と身体がオサラバする'''~ '''──薬草売りに伝わる言葉''' --存在の確認は困難である。しかしいかなる討伐隊でもその悪魔を打ち滅ぼす事は出来なかった ***ロックケッチ [#ab17807f] -フィシャール海峡に隣接する港街。船場は漁船とリベロンカンパニーの貿易船でごった返している~ 漁獲量も豊富で海流の影響もあってか様々な種類の魚が獲れる~ ここで獲れる魚がルブフロスだけでなく様々な国へと輸出されていく~ ルブフロスの貴重な資金源でもある~ 中でも黄色イワシが味と値段の兼ね合いもあってか食堂や海外で人気である ***フィシャール海峡 [#tdf5dffc] -ベルスロット諸島、ベルフランジェ諸島、ベルシリンダ諸島を繋ぐ海峡~ --大小様々な島があるせいか海流が非常に不安定である 三つの諸島の真ん中には大渦があり、誰も船で近寄る事は出来ない~ 遥か昔は海賊達の拠点の島々であったがとある海賊が神の怒りを買い人が住めなくなったと言われている~ 大渦とは別に超巨大クラーケンであるベルフィナンシェの棲み家が近くにあり度々船が襲われるらしい~ この海域で獲れる珊瑚は非常に鮮やかな桃色をしており、加工されたものが人気の商品でもある~ -ベルフィナンシェ --ブルーホールに棲む巨大な蛸の怪物であり、現れた際には嵐を起こし、泳げば海流が変わると言われている~ 様々な討伐隊が討伐を試みたが、全て嵐で沈没している ***ローブゴーストの森 [#je3617a4] -ルブフロスの街道沿いにある森。通称お化け森 --薄汚れた布を被って空を飛ぶ、クローカーと呼ばれる悪霊を見たと旅人が噂をする~ 沢山の広葉樹が生い茂っており、昼でも暗い為奥に進むのは危険~ 良く若者が度胸試しに訪れる事でも有名。尤も、魔獣以外に襲われた報告は一度も無いが ***幸水の街リクゴウ [#ge47fda0] -ライディア川の麓にある街 --石造りの町並みがどこか癒しを感じさせる~ ライディア川は精霊の棲む川とも言われ清水で有名である~ そのおかげかこの街に住む人々は皆長寿であり、老人が多い~ 昔はライディア街と呼ばれていたが100年周期の川が氾濫したその時~ 自分の身を持ってせき止めた英雄リクゴウの名を取ってこの名前になった~ 水だけでなく年配の方手作りの具を入れたリクゴウおにぎりが保存にも優れた隠れた名産品 ***農耕の街ボセフォイ [#mb3f770a] -どこを見ても一面畑の街~ --ライディア川には敵わないが水が綺麗な土地であり土にも栄養が多い為、どんな作物でもすくすく育つ~ 土質がルブフロス一である為、他の街の農夫が此処に引っ越してきた結果がこれである~ どれだけ作物を育てても栄養が尽きる事が無い為、地下には魔脈が通っていると思われる~ ここでしか収穫出来ない野菜も多い為、市場は賑わっている ***温泉の街エスダラス [#n6ba0e1c] -ルブフロス北部にある温泉で有名な街 --付近の山々から湧き出る温泉があり、観光街としても有名~ 異国の文化を取り入れており、この街で無いと見られない衣服や料理も多い~ 中でも有名なのがスシ、サシミ、テンプラであり、温泉に入った観光客が良く注文して行くらしい~ 宿も沢山あり、これまた貴重なルブフロスの資金源となっている **ヴァリアント帝国 [#ad1e5759] http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp020001.png ***帝都ヴァリアント [#ge40998d] -昔話 --神は魔獣をお作りになった。魔獣はその土地を支配する為にあった~ 魔獣は人を餌にした。自然を壊す人を減らす為に~ やがて魔獣から白い姿の獣が四体生まれた。彼らは人の言葉を話し、人を護った~ 魔獣を森に追いやった彼らは神獣と呼ばれ、人に崇められる事となった -昔話2 --危機が去った人々はのびのびと暮らした。だが王は全てを欲した~ 人々に恵みをもたらす聖獣を捕まえ、その力を我がものとした~ 神獣の怒りに触れた王は殺され、人々は神獣の怒りを鎮める為に生贄を捧げた~ 作物から獣、獣から人へとそれは移って行った……~ その代わりに神獣の力が人々へと宿る様になって行った~ ~ -国土の三分の一が荒れ果てた土地であり、農耕で食料を賄うのは非常に困難である~ 外は魔獣が跋扈する危険地帯であり、城壁に囲まれた城塞都市に人々は暮らしている~ 優れた魔術師が多い所でもあり、土地の流れを操る魔術により食料問題を解決した~ 学問と戦闘技術に優れ、魔力を込めた品を作る魔工師(アーティファクサー)が多い~ 土地全体に魔素が多く魔術適性を持つ人間が多い。魔術を使える者が帝国軍への入団資格がある~ 逆に適性の無い者は平民止まりであり、実力主義でもある~ ~ -産業 --魔工物、書物、術式、術法 -人工 --150万人程度 -四神獣教 --ヴァリアントに棲む四匹の神獣を中心とした宗教~ それぞれの教えが微々たるものだが異なっており、生まれた土地によって教えも変わってくる~ ~ ┌─RN-01────KH-02─┐ │ │ │ 帝都ヴァリアント │ │ │ └─FM-04────ST-03─┘ -帝都ヴァリアントを囲むかのように城壁が立ち並び、その中に四つの国家が存在する~ --RN-01 ---ルインと呼ばれる国~ 神獣ルイン・ディ・ヴァリアントを祀る国でもある~ 剣術適性に優れ、独自の剣術を持つ事で有名~ 礼節を重んじ、ルールを用いた決闘が盛んである --KH-02 ---ケヒトと呼ばれる国~ 神獣ケヒト・ディ・ヴァリアントを祀る国でもある~ 特殊魔術に優れ、他の国とは全く違うトリッキーな術が得意~ また魔工師が多く住む国であり、魔導器の発達も著しい --ST-03 ---スルタと呼ばれる国~ 神獣スルタ・ディ・ヴァリアントを祀る国でもある~ 回復魔術に優れ、医療魔道具が充実している~ 唯一海に面しているので漁業もそれなりに盛ん --FM-04 ---フィモレと呼ばれる国~ 神獣フィモレ・ディ・ヴァリアントを祀る国でもある~ 攻撃魔術に優れ、尤も帝国軍へ在籍する物が多い国である~ かつては農耕が盛んであったが、先の神獣喰らいによって現行の神獣が死亡~ 農耕の神であるフィモレが死んだ事によって更に荒れ果てた土地となる~ 神獣喰らいの犯人を探す為に更なる魔術の研鑽を行っている ***ヴァリアント市場街 [#e34494ec] -大規模な砂漠の中にある市場街~ --ヴァリアントの流通の拠点である~ この砂漠は依然サッヴァの都市があった場所であり、他国と同じように豊かな土地であったが~ 先の騒乱で魔獣も人も住めないほど荒れ果てて砂漠化した~ 現在は魔術の発達により水源を保持し辛うじて人が暮らせる街へと変わった~ 魔獣が寄り付かない場所でもあり、生活環境さえ目を瞑ればヴァリアントの中では比較的魔獣被害の少ない都市でもある~ ~ その為か異種族(亜人)等が逃げ込むことも多く、彼らに対しての差別問題も多い~ 裏通りでは盗品、薬物、人身売買なども行っており別名奴隷街、闇市場とも呼ばれる~ 主に亜人などを捕まえて労働力として扱うものが多く、魔獣の被害はなくとも人による誘拐、障害事件が頻繁に起こっている~ ここに住む人々は商人になるか、辺りで起きている紛争に駆り出される傭兵となって生計を立てている ***妖精の森 [#g9da23a7] -ヴァリアントにある最大の森であり、魔獣の棲み処~ --様々種族が棲んでおり、緑も豊かでヴァリアントからは切り離されたように肥沃な土地である~ だがその全貌は未だに不明な所が多く、探検家も奥地まで行くことは決してしない~ 何故なら此処から魔獣が生まれると言う言い伝えがあるからだ~ 言い伝えの通り夥しい数の魔獣が居る為、中に入ることはおろか、近寄るのも危険である ~ ~ この土地に纏わるとあるおとぎ話がある~ 道に迷った旅人達が妖精に出会い深い森へと誘われていく~ そこには様々な果実や清い水があり、そこで飢えと渇きを癒した~ 沢山の妖精たちが踊りと歌を披露して、旅人は幸せな時間を過ごした~ しかし、そこに長くとどまり続けるにつれて~ ある者には翼が生え、ある者には爪と牙が生え、ある者には額に角が生えていった~ こんな姿ではもう街に戻ることはできないと妖精に言われ 人々はこの土地から出ることをやめてこの森で一生暮らした~ ~ その由来からここは妖精の森と言われ話に出た亜人の種族の存在も確認されている~ 亜人は人と近い存在ではあるが身体能力や寿命が異なる~ 個々に特殊な力を持っているものが多く、文化や教えなども人とは違っている~ ~ --ミコライト ---妖精の森に棲む中では二番目に多い種族であり、額から様々な色の角が生えている~ 主に一角でありまれに二角の者も生まれるが異端として殺される~ 角は成長によって伸びて行き、手入れをしなければ寿命までには80cmほどになる~ 角を粉末にすれば妙薬となり、これも色によって効果が様々である~ 上記の理由から誘拐被害が最も多く、最近では人前に現れることも少ない~ 身軽なものが多く、脚が速い、走ることにかけては他を寄せ付けないのが特徴~ 穏やかな性格のものが多く、戦いはあまり好まない~ --レアウィンド ---妖精の森に棲む中では一番数が少ない種族であり、背中や腰から大小様々な翼が生えている~ 翼の大きいものは空を飛ぶことができ、ヒエラルキーの上位に立つことができる~ 羽根や姿形が美しいものが多く、神話に出る天使のモデルになったとも言われている~ その羽根の美しさからか装飾品や工芸品などにも利用される~ 三種族の中で唯一魔術適性がある個が生まれる可能性がある種族であり~ その種族は多翼を持って生まれる~ 人間を非常に嫌っており、人里に現れることは稀~ 更に自らを高等種族だと思って居る為高圧的~ --ヴァルグド ---妖精の森に棲む中で一番数が多い種族であり、半人半獣の姿をしている~ 爪や牙が鋭いのが特徴であり、大半が狼や狐に似た姿をしている~ その外見は個々によって異なるが耳と尻尾だけは必ずついているので見分けやすい~ 誇り高い種族であり集団で統率された行動をとる~ その背景には一族の長たる者の指揮がある。基本は狼の種族による世襲制であったが~ 昔、長である者が逃げ出したため実力主義で勝ち取るものとなった~ 人間に対して割と好意的なのは、その戦闘能力の高さゆえ 人に捕まることが稀であるから~ **リベロンカンパニー [#bd89b9ec] ルブフロス、ヴァリアントに面した海路全てを把握し、独自のルートを使い輸送を行う貿易会社~ また貿易だけでなく自社開発の商品やブランド品も販売している多国籍企業~ 裏社会でもその名は知られている