*三沢家 [#m61e7112] 大元が3Bなので、比較的現代準拠~ 基本的に版権を崩してキャラメイクしてるせいか、酷いカオスだと思う~ *三沢家 [#ye83ef12] 初出は3B。版権崩れが大半。~ **三沢 遼 [#x8db2731] 父を幼少期に亡くし、時折寂しげな表情を見せる母の背中を見て育つ。~ 年の離れた弟とはかなり仲が良く、誕生日プレゼントに貰ったカードが宝物。~ そんな事情があってか、『僕がしっかりしなければ』と気丈に振舞っていた。~ 本質的にはクラスメイトの誰よりも臆病で、硝子細工のように脆い。~ 趣味趣向は母親からの影響が色濃く、家事全般含め、何処にでも嫁に出せるほど。~ 華奢で女顔だったために、母親が時折女物を着せては遊んでいた。~ 当人も満更ではなかったらしく、それが切欠となり女装の道へと踏み外してゆく。~ 人に明かすことはしなかったが、鏡の前で着飾った自分に興奮するという性癖があった。~ ある種ナルシストな人間だったのかもしれない。~ 当初、3Bの生徒として元の世界へ戻る方法を模索していたが、諸事情により断念。~ 技術的に不可能とほぼ等しいことよりも、『この地を捨てきれない縁が出来た』というのが大きい。~ 特にアセルスとの縁は深く、この地ではじめてできた、心身共に安らげる相手だった。~ これが後に彼の運命を左右することになる。~ それから転移して1年を待たずして、モンスターの群れに襲われ消息を絶つ。~ この際学校の教師や生徒などに死亡通知が届けられ、書類上は死亡として扱われた。~ 事実、死に絶えてもおかしくない傷であったし、誰が見てもそう思うだろう。~ それから後を追うように、相次いで彼の友も死んでいった。~ だが、彼は生き延びていた。~ 行軍中の聖騎士団員に拾われ、おおよそ半年ほどを駐屯地で過ごす。~ 彼らの技術力は全世界でも指折り、こと法術に関しては、他国の追随を許さないほどであった。~ 非力な彼が、数年に渡って冒険者としてやっていけたのは、この辺りでの鍛錬が大きい。~ 失踪から半年ほど、未だ朧げな記憶を頼りに、失った過去を取り戻すことを決意する。~ 心焦がれたあの人との出会い、冒険者としての日々が、彼を突き動かした。~ 記憶を取り戻してからは、以前とは打って変わって活発な生活を送る。~ 冒険者家業にも随分と慣れ、弓の腕には一層磨きがかかっていた。~ されどやはり現実は無情。 平原での殲滅戦にて数ランク上のモンスターと遭遇し、完全敗走。~ 仲間と散り散りになりながらも、アセルスの元へと辿り付くころには、既にその命は消え去ろうとしていた。~ 色が落ち、掠れる景色の下、必死に何かを訴え掛ける憧れの人。~ 玄関を自らの血で汚してしまったこと。弟として迷惑ばかりかけてしまってること。死の間際で浮かんでは消えてゆく思い出。~ 『いつまでも、貴女と……。』 巡り巡って、最後に呟いた言葉がそれだった。~ 混濁し、消失してゆく意識の中で、彼はアセルスの血を受け入れることになる……。~ 妖魔の血を引く半端者の眷属、1/4、クォーターとしての第二の生。 これが二人の出した答えだった。~ 1/4とはいえ完全なる人外の血、老いも病もなく、名実共に憧れの人と一つになれた気がした。~ しかしそれは劇薬故、副作用が彼を苦しめることになる。 体を維持するための吸血衝動に……。~ 互いに傷付けあい、鮮血を啜りあう日々。 それはとても甘美で、耽美で、背徳的。~ 永遠ともとれる毎日。 けれど世に普遍的なものなど存在する訳もなく。~ 時を待たずして別れの日がやってくるのであった。~ それは突然の訃報。 余暇を趣味のクッキングで過ごしていた彼に、アセルスの死が知らされる。~ 培養液に佇む彼女を前に、無力感、虚脱感。 このまま果ててしまおうかとも考えた。~ 生前の彼女はどこか死に急いでる感があり、神経質な一面は、日増しに増大していく。~ いっそ二人このまま、そうも思った。 けれど、それは裏切り行為他ならない。~ 『自分では止めることができない。 ならば、最後まで悔いの残らないよう傍にいよう。』~ 三日三晩立ち尽くし、納得のいく形で意思を固めるに至る。 それからは、吸血衝動に抗い、ただ待つだけの日々がはじまった。~ 元々、アセルス以外の血は一滴たりとも口にしたことがない。 否、口にする気もない。~ 一刻一刻飢えと乾きに苛まれながらも、目覚めのときを待ち侘びる。~ 思い出したかのように手帳を開いては、忘れないよう忘れないよう、彼女あての手記を残しながら。~ これが、甥であるファングが旅立つキッカケになるとは、まだ誰も知らない。~ そして最後、彼の遺体はグリフォンに裂かれて、塵すら残らなかったことも。~ 冒険者ギルド管轄の行方不明者欄には、未だに三沢遼の名前が載っている……。~ ***総評 [#d2074ab5] 現実世界の日本から、現世(ゴルロアの大地)へと飛ばされた中学生。~ 共に迷い込んだ友人らと同じく、彼もまた等しく魔獣の牙にて命を落とす。~ しかし何の因果か、とある女性の血を得、人ならざる者として第二の生を歩んだ。~ 紆余曲折あり、恩人である女性と別れることになる。~ 最後はグリフォンの餌食となり、霧散して果てた。~ -自己評価~ 元は3Bでシミュ使いまわして女装させてによによするためだけの存在で、最初はすぐ死亡~ アセルスさんと同行した縁で絡み始めた辺りで、RPを意識するようになった~ 版権から血を貰って半版権とか、よくそんな冒険できたもんだと思う~ 色々訳があって強引に纏めたけれど、後の聖杯で清算できたのもあって思い出深いキャラ~ **三沢翔 [#q59bbe60] 今から書く ***総評 [#i796e694] 後から書く **ファング・H・ミサワ [#f520520d] 後から書く ***総評 [#o17ff025] 後から書く **三沢 翔 [#q59bbe60] 遼の弟。悪魔を従える術を用い、荒廃した現実世界を生きた。~ 四半生を動乱に費やし、手元に残ったのはたった二匹の使い魔だけ。~ 次元を越えて兄探しの旅を始めた当初は得意の口で行商などをしていた。~ 既に遼がこの世にはいないことを知り、冒険者を引退。~ 以後、喫茶店のマスターとして余生を送った。~ -自己評価~ あまり動けなかったが、わりとやりたいことはさせてもらった。~ 初の同居キャラで、サキュバスは別の人。~ 子供は好き勝手につくった。~ **ファング・H・ミサワ [#u098c775] 翔の長男。アカデミーの客員教授に呼ばれるほどの素養を持つ。~ 天才肌ではあるが粗暴であり、一見するとどこにでもいる少年であった。~ しかし書斎にて見つけた一冊の手帳が、彼の人生を大きく変えた。~ それは伯父である遼が残した物。恩人へ宛てた最後の手紙。~ 届け先である女性を見つける過程で、第一次聖杯戦争に参加。~ 勝ち残ることなく、機械の魔人と刺し違い命を落とす。~ 使い魔の腕の中で、その短い生涯を終えた。~ -自己評価~ 手帳の宛先はアセルスさん。以前からの感謝の気持ちを、素直に届けることができたはず。~ 手帳があるからサーヴァントとして彼女がでてきた、ってネタもできたので楽しかった。~ 最後の〆に付き合ってくれたパーマンの人にも、感謝。~ 死亡後の復活で色々と動いていたのは、妹が結婚後のイベントで使うつもりだった。~ 中身が入院してどっちも死んだ。~ **アルテリーベ・I・ミサワ [#rb38eba7] 後から書く ***総評 [#m86c6746] -自己評価~ 後から書く