[[公共施設/闘技場]]
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#pcomment(闘技場/対戦,1,below,reply)

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#region(|CENTER:&SIZE(14){''対戦ログ''};|)


-  --  &new{2016-08-27 (土) 01:41:56};
-  --  &new{2016-08-17 (水) 02:11:18};
--(リング設営中)&br;(闘技場の中央にレスリング用のリング、そして5メートルほどの巨大な脚立がリング中に設置された&br;そしてリング外に現れたクレーン!あれは一体!?長く伸びるクレーンはリング中央に一抱えほどの宝箱を吊るしているではないか!?) -- [[ジョー>冒険者/777]] &new{2016-08-26 (金) 21:08:36};
---い、一体これは何が始まるというの!?(割とノリがいい考古学者だった) -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-26 (金) 21:18:19};
---''レディース!アンッッゥジェントルムェーーーン!!! &br;只今より行われる試合は!「ラダァァァァ…インザ!バンク!!」&br;この栄光の脚立上に乗り!あの宝箱を手にしたものの勝利!あの中には金貨10万枚が入っている!重さ?気にするな!!&br;ルールは簡単だ!必ず脚立を使ってあの箱をつかむこと!ジャンプや飛行は無し!箱を奪われるか、ギブアップで敗北だ!'' -- [[アナウンサー>冒険者/777]] &new{2016-08-26 (金) 21:21:23};
---&color(RED){会場に花火が上がるが、しかし選手入場口にはジョーの姿は現れない!どうした、昼食のタコスに当たったのか?まさか敗北の恐怖から逃げ出したのか!?&br;いや違う!彼はなんとリング上に首を延ばすクレーンの上に居た!!)&br;HAHAHAHAHAHA!&size(20){ジョー!マスカラ!};&br;(自らの名を叫びつつ!回転跳躍!そのまま華麗にリング上への着地を決める!会場は割れんばかりのマスカラコールだ!)}; -- [[ジョー>冒険者/777]] &new{2016-08-26 (金) 21:24:58};
---(こういうショーマンシップは嫌いではない いやむしろ好きな方だ 一瞬ニヤリと笑みを浮かべ)&br;&color(blue){(そして次の一瞬で、その瞳は戦士の眼差しに変わる 高く高く飛び上がり、白いキャンパスに宙返りしながら降り、片膝をついて着地!)&br;アニー・ゲットーバード、推して参る!(そして立ち上がれば、その四肢は蒼く迸る稲妻が走る リングの対面に座するジョーを見据える)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-26 (金) 21:33:20};
---&size(25){''カァン''}; &br;&color(RED){(今、運命のゴングが響いた、ジョーは胸に十字を組み、空を仰いでいた。彼のまぶたの奥には遥か遠く、マスカラス王国にて栄光に包まれたかつての自らの姿、そして愛する妻子の幻影がはっきりと見える&br;だが今は、目の前の相手に集中すべし、ジョーはカッと目を見開いた。そして両腕を顔の高さまで上げ、掌をアニーへ向けてじりじりと迫る)};&br;''さぁ始まりました!まずはジョーがじりじりと、白い歯をむき出してにして闘志満々で距離を詰めていきます。対するはアニー選手、小柄ながら恐るべきスピードとバランス感覚の持ち主であるとされています。&br;あ、私解説の田中です。よろしくお願いします。'' -- [[ジョー>冒険者/777]] &new{2016-08-26 (金) 21:39:58};
---&color(blue){(さて、相手と向き合った所で一度ちらりと脚立を見上げる 黄金が詰まった宝箱を取ること、もしくは相手をギブアップさせることが勝利条件とされている)&br;(だが、悠長に階段をのぼる事を許してくれる相手ではない 相手の隙の無さを見れば一目瞭然だ だから)&br;しぃっ!(まずは距離を詰めてローキックから始める 走る稲妻のごとく鋭い)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-26 (金) 21:52:11};
---&color(RED){(乾いた音が響き、アニーのローキックが突き刺さる。だが体格にまさるジョーは全身に力を漲らせ、痛みを堪える!)&br;ガァアァァ!!!(言葉にならない叫び声!そしてもっと打ってこいとばかりに両手でアニーを招くしぐさをとる)}; -- [[ジョー>冒険者/777]] &new{2016-08-26 (金) 21:56:36};
---&color(blue){流石プロレスラー……!(レスラーは受けて耐えるもの それがショーだからだ ジョーのプロ精神と強靭な肉体に恐れ入る)&br;(もっと来いと手招きされれば拒んでアウトレンジで挑むなど&ruby(チキン){臆病者};のすること もう一度向き直る)&br;でぃやっ!(ぱん、と空気の爆ぜる音すら聞こえるほどのジャブの二連打 まだまだショーは始まったばかりだ)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-26 (金) 22:07:34};
---''さぁ、アニー選手、序盤から猛攻を加えていきます、流れる髪がとても綺麗ですね。使ってるシャンプーを是非教えて頂きたい所。一方のジョー選手はコレを耐え忍ぶ''&br;&color(RED){(顔面に受けた拳に顔が歪み、巨体が後ろへとたたらを踏んだ。)アァー!!(再び叫び声を上げると突如鋭いチョップ(貼り手)を繰り出す!&br;さらに後ろに向けて走りだし、ロープの反動を加えてアニーに向けてジャンプ!両足を揃えた状態の蹴り、ドロップキックを放つ!&br;彼はこの技を得意としており、自分に挑みかかった何人もの選手たちをその一撃でマットに沈めてきたのだ!)}; -- [[ジョー>冒険者/777]] &new{2016-08-26 (金) 22:14:46};
---&color(blue){(ジャブでは無理だ この巨体は揺らがない 叫び声の乗ったチョップはガードを上げるが、ずしりと響く)&br;(後ろ足でたたらを踏んでいる隙にジョーはロープの反動を利用し迫る! 回避は間に合わない!)&br;ぐっ!!(ドロップキックは大木が飛んできたような衝撃 軽い体が宙を舞い、マットへたたきつけられる)&br;(だがそれで黙っているわけはない)うりゃあぁぁぁっ!!(魔術強化によるハンドスプリングの驚異的な反動を乗せてのドロップキックの意趣返し 稲妻の槍のようにジョーを狙い撃つ)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-26 (金) 22:42:13};
---''oh…なんという衝撃!リングが激しく揺れました、アニー選手大丈夫でしょうか? おおっと!?起き上がりジョー選手へ強烈な一撃ィ!''&br;&color(RED){(ドロップキックからの起き上がり、まだ体勢の整わない所へのキック!コレは当然回避不能!しかし!そのマスクの奥の目が凶暴に輝く!&br;僅かに体をひねり、キックを躱すとアニーの細い体を、丸太のごとき腕でつかみ、抱え上げる!これは試合の最中の出来事であり猥褻な行為ではないことを付け加えておく!&br;さらにジョーはパワーを誇示するかのようにアニーを抱えたままリングを半周、そして鋭くその場で回転しつつ力まかせにアニーをロープに向けて放り出した!これは危険だぞ!)}; -- [[ジョー>冒険者/777]] &new{2016-08-26 (金) 22:56:57};
---&color(blue){(キックを躱され、掴まれたのは不覚としか言いようが無い そのまま抱えられリングを廻る ショー故そこで抵抗はしない)&br;(ロープへ勢い良く振られ、反動で帰ってくる この勢いのままジョーへ激突すれば危険だ だから一つ手を打つ)&br;(脚立へ向かい飛んだのだ こうすれば宝箱を狙っていると一瞬迷わせる事が出来るかもしれない だが狙いはそこでなく、高い足場だ)&br;しゃああぁぁっ!!(脚立を強く踏みしめ、月面宙返りを体現するかの如くくるくると舞い、遠心力を乗せた踵を振り下ろす!)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-26 (金) 23:18:01};
---&color(RED){(固く張らした腕の筋肉、ロ−プに飛んだアニーに対して待ち構えるこれは必殺の「クローズライン」!これが決まれば並の人間なら首が吹き飛ぶような一撃だ!実際、彼はこの技で幾多の挑戦者を脳震盪に追いやった!&br;しかし、その一撃を放つことは出来ない。アニーは飛んだ。それはまるで美しく舞う蝶!しかしその蝶には鉢の如く針があった!&br;その技に名前をつけるならば''「マリポーサ・ロス・タロネス!(蝶の踵)''」一撃をうけたジョーの巨体がゆらぎ、 よろよろと数歩前進、そして膝から崩れ落ちる!&br;普通の試合であればこれで勝負有りだっただろう!しかしこれはラダー・イン・ザ・バンク・マッチ!脚立に登り、箱を手にするまでは勝負はつかないのだ!)}; -- [[ジョー>冒険者/777]] &new{2016-08-26 (金) 23:29:09};
---&color(blue){(ふわりと舞った身体から放たれた踵の一撃は確かにジョーを捉え、その体を倒れせしめた しかしゴングはならない)&br;これで決着……え、宝箱取らないと!?(レフェリーが上を指差し、ショーの決着が宝箱を手にする事だと告げる)&br;急がないと……!(慌てて脚立を登り出す しかし、戸惑っている時間も長く、脚立を登るのも慌てており遅い それは大きな隙である)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-26 (金) 23:37:15};
---''なんということでしょう!アニー選手の華麗な一撃!さしものジョーもこれは耐えられない!頭蓋が陥没したかもしれません そしてその隙に、脚立を上がるっ、なれないのか少しもたついてますね''&br;&color(RED){(男は仰向けにリングに横たわり、天井を見あえげていた。彼の目には、降り注ぐスポットライト、舞い散る色とりどりの紙吹雪、声援を送る観客、勇敢な友、愛する家族の姿、そして脚立を上がるアニーの姿が見えていた&br;断じて、断じて負けるわけにはならない、それは戦士としての誇り、ファイターとしての闘志&br;男はムクリとまるで何事も無かったかのように、ベットから起き上がるかのように自然に上体を起こし、立ち上がった。&br;そして、なんとアニーを載せた脚立に体当たりを敢行する!)}; -- [[ジョー>冒険者/777]] &new{2016-08-26 (金) 23:45:21};
---&color(blue){(必死になって脚立を登る そもそもこういう足場を使うことがない 素早く登ることに長けてはいない)&br;(そこへムクリと起き上がったジョーの体当たり 山のような身体がぶつかり)ぐぅっっっ!!!(伸ばした手は届かず、空中へ投げ出される)&br;電光……(電磁加速術を詠唱し、逃れようとする しかし恐らくは間に合わない ゆっくりと落ちていく)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-26 (金) 23:58:06};
---&color(RED){(もちろん、この一瞬を逃すジョーではない!恐るべき反応速度で跳びかかり、空中のアニーの頭を掴み、自らの肩に押し付けると、そのまま自ら尻もちを付くように落とす!&br;顔面と頚椎を傷めつける荒業、[[「ダイヤモンドカッター」>https://youtu.be/Bh43Sqz2PGY]]だ!&br;そして倒れたアニーに上からのしかかりフォールの体勢!これは試合中の出来事であり猥褻な感情からではない事を付け加えておこう しかしフォールをとってもカウントは取られない!&br;ラダー・イン・ザ・バンク・マッチ!脚立に登り、箱を手にするまでは勝負はつかないのだ! なんたる不覚!倒れたままのアニーを放り、ふらつく足取りで脚立へ… あと数歩で箱へ手が届く… しかし男はそこであろうことか足をとめ、アニーの方へ振り向いた&br;そしてまるで鳥が羽を広げるがごとく両手を広げ、天を仰いだ)};&br;''ああっ!あと一歩の所でジョーがカット!さらに飛びつきダイヤモンドカッターで沈めた! ああ、フォールをしますが、カウントはとられません、この試合ではフォールはとられません&br;ジョー選手、脚立へと、栄光の階段へと足を進めていきます ああっ!まさか!そこから飛び込む気でしょうか!?自殺的攻撃を決めようというのでしょうか!!'' -- [[ジョー>冒険者/777]] &new{2016-08-27 (土) 00:14:11};
---&color(blue){(がしりと太い腕が首に廻る そして……地面へと叩き落とされる)ッッッ!!!(金剛石切りの名は伊達ではない 魔術強化の恩恵を持ってしても、顔と頚椎のダメージは甚大)&br;(ジョーが脚立を登る間、のたうち回ることしか出来ない その音がやんだ時、凡そのことを悟った)&br;(プロレスの何たるかの心得はある ショーの締めを台無しにするつもりはない 痛みは引いたが横たわったままだ)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-27 (土) 00:32:13};
---&color(RED){(男は飛んだ185センチ、90キロを超える鍛えぬかれた体が脚立から飛ぶ。その高さ五メートル。&br;空中で前転するように回転!そのまま背中からアニーの体の上へとダイブする!名づけて''「トペ・コン・ヒーロ・スイシーダ」''自爆覚悟の大技だ!&br;コレが勝負の分水嶺!決まるのか!決まってしまうのか!?)}; -- [[ジョー>冒険者/777]] &new{2016-08-27 (土) 00:50:13};
---&color(blue){(ぐるりと廻る巨体を見上げる その筋肉の動き、一連の流れはもはや美しさすら感じる セントーンという技であったか)&br;(ただただ横たわりジョーの一撃を受け入れる その重量がのしかかれば)ぐっ……!!(肺から空気が絞り出され、意識が遠のく)&br;(最後の力を振り絞って};マットを叩く ギブアップの証であった) -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-27 (土) 01:04:09};
---''ギブアップ!!勝者、ジョォォオオオオオ・マスカァアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!'' -- [[レフェリー>冒険者/777]] &new{2016-08-27 (土) 01:05:52};
---(男は勝利した。万開の拍手と歓声を浴び、男はリングを駆けまわり、ロープを揺らす そして倒れたアニーへ駆け寄ると、その体を抱き起こす) -- [[ジョー>冒険者/777]] &new{2016-08-27 (土) 01:10:28};
---あ、ども……(咳き込みながらジョーに抱き起こされる 勝負が終わればノーサイド 観客に手を振って感謝の意を示す) -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-27 (土) 01:14:51};
---実に素晴らしい闘いだった 今日のこの試合の事はいつまでも記憶に残ることだろう!!(アニーを肩車してさらにリングを一周 そしてそのまま舞台を後にしたのだった) -- [[ジョー>冒険者/777]] &new{2016-08-27 (土) 01:20:58};
-   
--最近は色んな所に奔走してたからどうにも試合出来てなくて。なまってないといいけど(グイグイとストレッチをしながら挑戦者を待つ) -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-16 (火) 21:28:52};
---待ち合わせじゃないからね 誰か誘えばよかったかもだけど(観客席にカサネを見掛けて手を振り) -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-16 (火) 21:37:49};
---やっぱりベストは話つけて来てやることだけど、いつもそううまくは行かないからねー……気長に待つよ、うん -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-16 (火) 21:47:58};
---むむ、タタラさんがやる気だ。レギュレーションの相談には応じるよー -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-16 (火) 21:56:05};
---了承得られたか(とっとっと闘技場に降り立って) ではでは 一手合わせ願いまするぞ(頭を下げる)&br;ルールの細かくはアニーに任せるがのー&br;そうじゃ 隙をを見てキス出来たら勝ち というルールなら足しても良いぞ -- [[タタラ>冒険者/0026]] &new{2016-08-16 (火) 22:14:18};
---タタラさんしばらく見ない間にすごい色になってるよね……(ラストダンジョンで出てきそうなどと思いつつ)&br;んー、殺傷禁止だしそこら辺に気を使ったルールでいいかな 刀なら刃引きか木刀か 私の銃はゴム弾に変えておこう&br;キスはー……まあそこまで持ち込まれたら多分私の負けだし?(結果的に了承である) -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-16 (火) 22:19:40};
---ホホ まぁ口口じゃとしたされたの判定難しいがのー&br;うむ では刃引きじゃな(黒い愛刀を抜き放てば) そういう事になったよろしく頼むぞ(刃引きされたように段々と刃部分が消えていく)&br;よろしい 準備オッケーぞ いつでもおいで -- [[タタラ>冒険者/0026]] &new{2016-08-16 (火) 22:31:12};
---そういうのは多分相手を崩してキスに持ち込んだ側が勝利、ってことになると思うんだよねきっと&br;(レギュレーションが定まった所で)''&ruby(デュプリケーター){万象の虹};・アベンジャー!!''(複製魔術で呼び出したのは旧式のリボルバー ゴム弾をロードして)&br;よし、準備完了(右手にリボルバー、左手に磁性の小太刀を構え)&color(red){じゃあ、始めるよ(狙いを定める 銃を扱いつつ近接に対応するスタイル)&br;(まずはタタラの足元、両側面目掛け一発ずつ打つ ゴムの弾丸は跳弾となりタタラの側面から襲いかかる これが業師銃・アベンジャーの特性だ)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-16 (火) 22:39:30};
---それではまず捕まえるところからかのっ?&br;&color(blue){(一歩 二歩と前へと駆けだして)&br;ホホホ ダメじゃダメじゃ 曲ろうとしょせん直線じゃ 1発ずつではズレもあるぞ?&br;(一発目を跳ねるように避けてさらに一歩 二発目も見切ってさらに前へ アニーの眼前へと直線で迫る)} -- [[タタラ>冒険者/0026]] &new{2016-08-16 (火) 22:52:20};
---&color(red){そう、だったら(タタラほどの使い手にただ曲げただけでは通用しない わかりきってた事だ)&br;(だからこそ追ってくるステップを凝視する 軽く引きながら様子を伺い、強く距離を詰めてくる瞬間を狙い)っ!(逆に飛び込む タタラの長刀に比べ小太刀は小回りがきく 故に接近戦だ)&br;しっ、(左手を振り上げ、小太刀の峰で打ち据えに行きつつ)やっ(右手のリボルバーはタタラの肩越しに床を狙い跳弾させ挟み撃ちに持ち込む)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-16 (火) 22:59:56};
---&color(blue){よろしいっ では妾もさらに前へじゃなっ&br;(踏み込み強くそのまま前へと飛び込んで 刀から片手を離し 無手のままの右手で振り上げたアニーの腕を掴み止め)&br;そして 床壁に跳ね返るようでは妾の刀を抜けはせぬぞ&br;(後ろから銃弾を逆手の刀の側面で受け 弾き返す)&br;(感覚の角度計算がうまくいけばそのままアニーの方へと銃弾を逸らせるはずだ)}; -- [[タタラ>冒険者/0026]] &new{2016-08-16 (火) 23:16:27};
---&color(red){しまっ……!(小太刀はキャッチ、跳弾は更に払われこちらに向かう そのまま小太刀を抜きに掛かるにはワンテンポ遅い)&br;(やむなく)ぐ……!(跳弾は甘んじて受ける ゴム弾特有の衝撃が脇腹を揺さぶる)&br;(しかして防御を捨てたことにより、攻撃に転じる余裕が出来る)だあっ!(握った銃の重さを乗せた銃底打ち タタラの臓腑への衝撃を狙い、魔力を乗せ文字通り稲妻のごとく迫る)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-16 (火) 23:24:30};
---&color(blue){(なんとかうまく弾けたか) くくく じゃろう? この程度では敵にも利用されようぞ?&br;はっ アニーもなかなかの猪武者じゃのう 良いぞ良いぞ 元より接近戦では刃以外は受ける覚悟じゃ&br;がっ ふふっ(銃底を腹に受け 刀を取り落とせばそのまま開いた左手で銃を持った腕を絡め取りにかかる) ふーいー&br;これはキス勝ちルールが活きるのじゃないか? (接近戦の望むところ うまく腕を絡み取れれば顔を近づけてのキスだ)}; -- [[タタラ>冒険者/0026]] &new{2016-08-16 (火) 23:41:36};
---&color(red){(銃底打ちは重く響いた はず だがタタラはそれでも揺らがない 軽い自分と鎧武者のタタラの差が現れ始める)&br;(左手まで抑えこまれれば隙ありとなる)……まだまだ!(このままではキスを迫られることとなる が、振り払う手はある)&br;''電光、石火っ!!''(常からの得意技、電磁加速術 しかし今回はベクトルが違う 直線上ではなく下から上、上から斜め上、斜め上から斜め下……)&br;(直線の組み合わせで曲線を作る 腕の力も合わせ、その軌道は背負投げめいている タタラが腕を離さなければそのまま投げ飛ばしに掛かる 放すならばそのまま距離を取ればいい どちらにせよ仕切りなおしを狙った策だ)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-16 (火) 23:51:39};
---&color(blue){っ! あいやっ(むしろ逆にキスの隙をつかれ腕も絡め取れないまま投げ飛ばされる)&br;(ごろごろと転がり)あいたったたっ ごほっごほ はぁ 戦闘中キスはあまり成功率が高いとは言えないのー&br;仕方がない 戻れ(起き上がり手をかざせば落ちていた黒い刀がタタラの手に飛んで戻る)&br;うむ(刀を納刀し 抜刀の構えをとって はぁーと深く息を吐く) さぁ もう一手ぞ}; -- [[タタラ>冒険者/0026]] &new{2016-08-17 (水) 00:05:41};
---&color(red){ふうっ(背負投げの後、タタラ同様距離を取る 体制を建てなおさなければならないのは同様だ)&br;(リボルバーは6発を打ち切り、用をなさない 消えるまでホルスターに収める すなわちお役御免 小太刀も同様に鞘に戻す)&br;(代わりに手に掛けたのはガンブレード 刃引きをされた刀の抜刀術 ザックからヘリオトロープのドライフラワーを取って柄とともに握りこむ 光魔術は未だ触媒抜きで安定しない)&br;(そしてタタラと同じ構えで身構える 繰り出す技こそ異なるだろう だが、この状況は一瞬が物を言う 神経を張り詰め動きを見定める)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-17 (水) 00:15:04};
---&color(blue){(納刀した刀がゆったりと黄色がかった緑色の剣気を帯び始める)&br;ホホ 同様に構えるか 良い良い トリッキーな受けを 期待しておるぞ?&br;カカッ では行くぞっ ''色 即 是 空 ・'' (一瞬 アニーの視界からタタラの姿が消え)&br;''鶸萌黄''(ひわもえぎ) (視界の逆 背後にて現れて刀を抜く 全ての力を早さに変えた 視界外からの超速の抜刀術である)}; -- [[タタラ>冒険者/0026]] &new{2016-08-17 (水) 00:28:12};
---&color(red){(じり、じりとコンマ単位の間合い取り それは光の魔力を練る時間稼ぎでもある)&br;(一瞬でも動きを見せればこちらも仕掛ける その心意気でタタラの姿を目に焼き付けていたが)!?(ふっと掻き消える 瞬間、悪寒が走る)&br;(正体が分からないまま一歩踏み出す 視界から姿が消えたのなら''視界に映る全ては安全圏だ'' 二歩目を踏み出す頃にようやくタタラの秘技の正体に感づく 前でないなら後ろだ)&br;(三歩目、強く踏み込み宙返りで逆さの形で振り返る 身体を捻っていては反撃が間に合わない だがどのみち、タタラの鶸萌黄が喉元まで迫る)&br;(引き金を引き抜刀、対するは)''『虹芒』''(一筋の煌めきから&ruby(プリズム){三稜鏡};を通したように七色の斬撃が乱れ飛ぶ 斬撃を止めきれるとは思ってない 姿勢も悪い ならば押し切るだけ)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-17 (水) 00:48:22};
---&color(blue){(一瞬 狙いを定め刀を振る一瞬 タタラの視界は全て七色に染められていて 見惚れた&br;とても綺麗だ と&br;速度全振りの刀は乱れ飛ぶ七色の斬撃に綺麗に押し返され 床へと転がり その余波にてタタラをも同様に&br;床へと転がる)&br;&br;};えぇっとこれは 参った じゃなぁ 綺麗に返されたのー あぁ アニーは勘も感も鋭いの  -- [[タタラ>冒険者/0026]] &new{2016-08-17 (水) 01:09:27};
---&color(red){(タタラの秘剣が速度に全てを賭けていた事が幸いした 一か八か無理な姿勢での抜刀を行ったことも)&br;やっ……(遠ざかっていくタタラの姿に勝ちを確信するが)};ぐえー!!(宙返りは上手く行かず、背中をしたたかに打ち付ける 勝者とは思えぬ無様だ)&br;あってて……身体捻って反撃に出てたら間に合わなかったなぁ(紙一重だった、と大きく息をついて)&br;タタラさんのほうは大丈夫?立てそう?(頭を振って異常がない事を確認 対戦相手を気遣う余裕ぐらいはある、と) -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-17 (水) 01:16:30};
---うむ 大丈夫は大丈夫じゃ(寝ころんだまま手をふりふり)&br;あ 勝ちを確定させるため&心配ならアニーからキスをしてくれても良いぞ (プリーズキスミー)&br;しかし 七色は 七色はずるいぞ 妾もそれ出したいぞー -- [[タタラ>冒険者/0026]] &new{2016-08-17 (水) 01:19:15};
---まぁ、魔法使ってるからねー 虹が出来る要領で斬撃を分裂させた感じ、うん&br;随分前の貸しもあるし、そういうことなら……(と、顔を近づけるが)……人妻にキスってありなの!?(そこが引っかかって止まる) -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-17 (水) 01:29:43};
---妾的にはアリアリじゃぞ (隙あり捕まえてキスを図るよ) -- [[タタラ>冒険者/0026]] &new{2016-08-17 (水) 01:33:11};
---しらたま君に怒られないかな……んっ(と、捕まえられるままに唇が重なっていって) -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-08-17 (水) 01:40:56};
---(べろちゅー暗転〆)&br;(嘘ですちゃんと運ばれて治療されます されました) -- [[タタラ>冒険者/0026]] &new{2016-08-17 (水) 01:46:41};
-んー、ここに立つのもずいぶんと久しぶりだな……思えば勝ったことないな俺…… -- [[かさね>冒険者/0120]] &new{2016-08-15 (月) 20:35:00};
--我もだいぶ久しい気がするよ。だが此処に経つと自然と気が引き締まる(リングにひらり、と駆け上がる)&br;え、お主無勝だったのか!?それは意外だな…2勝5敗の我といい勝負だ -- [[ドロッセル>冒険者/0035]] &new{2016-08-15 (月) 20:38:43};
---そーね、カラテをするにふさわしいアトモスフィアが満ちてるね……アニーちゃんに2回とサザンカくんに1回負けてんだよ実は。&br;まー勝ち負けより楽しいかどうかのほうが重要ってもんよ。負けても楽しいっていいよな……(とりあえずここで一服。試合になると吸えないからね、今のうちにね) -- [[かさね>冒険者/0120]] &new{2016-08-15 (月) 20:41:32};
---そう言えばその二名と殴りあいして居ったのが記憶に新しいな。というかオセロ以外皆見てたな我は(カサネが一服している間に体の筋を伸ばしている)&br;さて、楽しい戦いか…それも人それぞれだが。ま、やるからには気持ちのいい一戦にしたいものだな! -- [[ドロッセル>冒険者/0035]] &new{2016-08-15 (月) 20:48:26};
---そーいや君が初めてうちに来た時は「女の子にボコされてたうすらでかいだけの木偶の坊!生きてるか!?」みてーな感じだったな。いや懐かしいね(けたけた笑いながら煙草を口から離す)&br;おう、スポーツのような奇妙な一体感のあるさわやかな試合を……&color(red){(手に持ってたタバコを指で弾き、同時に地面を蹴って駆け寄る)&br;しましょうねー!(加速がついたところで地を蹴って飛び上がり、顔面めがけた蹴りを放つ。これは……ライダーキック……)}; -- [[かさね>冒険者/0120]] &new{2016-08-15 (月) 20:53:51};
---言ってない言ってない!確か&br; 「うわっオメーあれだけ食らって生きてんのかよ大したもんだな」&br; 的な言葉だったぞ!風評被害やめてよね!&br; &color(blue){(カサネが地を蹴ると同時にストレッチが完了する。本日のドロッセルは珍しく得物をまるで持たない、脚の重し以外はまさに完全な無手の状態。しかし臆する様子はない)&br; (飛び込んでくる純粋な質量攻撃となったライダーキック、まともにかち合えば確実に撃ち負ける。故に軽快にサイドステップを踏み回避を試みる)応、爽やかに頼むぞ…&br; カサネさんッ!(そして跳躍と同時に片足を畳んだ水平蹴りの構えへと移行する。狙うは頭部、ライダーキックの隙を狙い刈り取る算段だ)}; -- [[ドロッセル>冒険者/0035]] &new{2016-08-15 (月) 21:08:03};
---&color(red){ニュアンスは間違ってないからセーフだねー!(蹴りはステップでするりとかわされる。俺の奇襲成功した試しねえな…)&br;ま、努力はしますよ!(と、着地したところに飛んで来る水面蹴り。当然防御も回避も間に合わないが)''とあー!!''(脚を掬われ、宙に舞った状態からさらに回転!宙返りして着地!)&br;私は安々とダウンしなーい!!(背面のドロッセルへ向き直るついでに、横回転を加えた回し蹴りを打ち込む。軌道はミドルだが、水面蹴りから立ち上がる途上なれば顔面に当たるかもね)}; -- [[かさね>冒険者/0120]] &new{2016-08-15 (月) 21:17:52};
---&color(blue){(奇襲が成功していたら成功したら一撃で勝負は決まっていただろう、それ程までにウェイト差は歴然)&br; (レクトール仕込みの水平蹴り、彼から伝授された技の中でも優先的に鍛えていただけに鋭さには自信が有った、が)&br; …!見た目以上に身軽でないか…!(巧みな重心移動と回転で回避!その動き慣れした体捌きに舌を巻く)&br; (そしてまともな機動で迫る回し蹴り、特に低身長のドロッセルからすれば頭部に届きかねない)&br; …っ!?(まずい。ミドル、それは一番対応が困難な高さだった!敢え無く腕を盾にミドルキックを受ける)&br; ぐおっ…蹴り重っ…!(腕がミシミシ音を立てるのが体感できる蹴りだ)}; -- [[ドロッセル>冒険者/0035]] &new{2016-08-15 (月) 21:33:40};
---&color(red){こう見えて脚は掬われ慣れてるんでな!(えばれない。要するに足元がお留守になるような攻撃ばっか仕掛けてんだよいつも!)&br;お、うまくガードしたな(蹴りが当たったが振り抜きはしない。一旦脚を戻して)…でもよォ、女の俺で重いとか言ってたら(うにょうにょとカサネの体が蠢き、みるみる体型が変わる。男フォームだ!)&br;本来の俺相手にどーするよ!こっちの俺はもっと重いぞおらぁ!(間髪入れずボディ狙いのアッパー。タッパのないドロッセルに打ち込むためには大きく身を屈める必要があるが、それが逆にタメを作り、より重くノビのある拳となる)}; -- [[カサネ>冒険者/0120]] &new{2016-08-15 (月) 21:41:43};
---&color(blue){(蹴りを受けながらも転倒しなかったのは奇跡的か、ガードから顔を上げれば其処には…)うわ何時見てもモーフィング不気味!(失礼だけど思わず言ってしまうのは仕方ないと思って頂きたい)&br; (確かに更に受けたら溜まったものでは無さそうな一撃だ。しかしスピードが身上のドロッセルを前に溜めを作るということは)&br; …そうだな(次の瞬間にはその身は真上に高々と跳躍している、カサネの身長以上のジャンプだ)&br; それならば、こうするまでだッ!(そして空中で勢い良く回転しながら頭上を狙いつけ踵落としを見舞う!) }; -- [[ドロッセル>冒険者/0035]] &new{2016-08-15 (月) 21:56:46};
---&color(red){うっせほっとけ自覚あるわ!(まぁキモいよね、仕方ないね) おろっ?(アッパーはスカる。屈んで伸び上がる以上、パンチがスカればいきおい視線は上に向き)&br;オイオイオイ、ノータイムで飛びすぎだわコイツしゃーねーな!(はじまりが女フォームだったので今日はメットを被ってない。パンチを振り抜いた状態では腕をガードに回すこともできず)&br;''ンだらぁ!!''(取り得る手段は…頭を軽く引いての頭突き。踵落としを額の硬い箇所で受け止めてダメージを少しでも少なくしようと試み)&br;ぬ、ぐぬぅ……(くらっときた。多少ウェイトが軽かろうと全体重の乗った攻撃を食らって無傷で済むはずもないね)}; -- [[カツネ>冒険者/0120]] &new{2016-08-15 (月) 22:10:01};
---&color(blue){うぉりゃあッ!(確実に頭をとった、そう確信した時カサネの予想外の行動に一瞬度肝を抜かれる)&br; (そして踵落としはミートしたが、ダメージは最低限に抑えられた。さらにその衝撃がドロッセルにも伝わる)&br; な、なんたる奴だ…!?やってくれるじゃないか…!(確実に打撃を受け慣れしている、彼のタフさは見て知っているが、それ以上に受ける工夫もしているという事か)&br; (そして踵落としを受けても倒れない相手というのは想定外だった。そのまま地面に落着すると受け身を取る)&br; (カサネの次手は何が来る―!)}; -- [[ドロッセル>冒険者/0035]] &new{2016-08-15 (月) 22:26:05};
---&color(red){ぐぬぬー…(ふらふら)ぬぬー…(くらくら)……''打ち込まないのかよ!?''(せっかく頭にキてるフリしてたのに台無しだ!)&br;まーわりと痛かったのは確かだけどダウンするほどじゃねーな!攻めてほしいならお望み通りにしてやんよ!(右手を高く掲げ、頭上に光の壁を作り出す)&br;避けてみやがれ重ね当てー!(ドロッセルめがけ降り注ぐ光壁の束。一枚一枚に確かな魔力と質量があり、安々とは蹴り割れるたぐいのものではないことが見て取れるだろう)}; -- [[カサネ>冒険者/0120]] &new{2016-08-15 (月) 22:35:21};
---&color(blue){だっておぬしその程度のダメージで甘んじて食らうタマじゃないだろ(耐久性に関しては織り込み済みだ!)&br; 何で来る…って''魔法で来やがっただとー!?''(魔法を行使するにしても完全に格闘に絡んだ手で来ると思い込んでいただけにコレは完全に想定の範囲外だった)&br; 避けるだと!?無茶を…うおおおおおお!(次から次へと降り注ぐ光の壁、その僅かな落着の差をくぐるように足を運ぶ)&br; (しかし、一枚、また一枚…その物量差から完全にかわし切るのは不可能だ。詰み、とばかりに一枚の光壁が直撃コースで迫る)&br; くそっ…やってみなきゃ…(一か八か、多少軌道を変えるだけでも―。右足を引くと溜めを作る、構えるは蹴りが伸びたと錯覚させるほどの超高速の一蹴、''蛇打ち'')&br; 分からんだろうッッ!(光壁目掛けその一撃を放つ)}; -- [[ドロッセル>冒険者/0035]] &new{2016-08-15 (月) 22:48:23};
---&color(red){悪いね、最近の俺は魔術とカラテのハイブリッドだ!(フフーン!と得意げな顔しつつ、重ね当てを置いて殴りかかる、といった芸当はできない。なにげに魔力の調節が難しいワザなんです)&br;とか言いながらけっこうフツーに避けてるし……むっ!?(ドロッセルが脚を引いたー、と思ったセツナ、光壁の一枚が音高く蹴り飛ばされる。なるほど割れはしなかったが軌道は逸れた)&br;ふうん…面白い蹴りだな今の?鳥おじに習ったやつか?(一発くらいは当たるだろうと思って撃った重ね当てを全て回避された。内心舌を巻いてるが軽口で誤魔化せ!)&br;まぁいいや、だったら──(一歩、二歩。大きく跳ね跳びながら駆け寄り)──カラテだ!(三歩目でジャンプ。幅跳びしながらの膝蹴りとヒジ打ちで頭部を挟み殺さんとする)}; -- [[カサネ>冒険者/0120]] &new{2016-08-15 (月) 23:00:23};
---&color(blue){はっ、はあっ…全く、アニーと言いお主と言い…少し目を離せば日進月歩で進化しおってからに…!&br; (放たれたこちらは這々の体だ、避けるのも一杯一杯、精一杯。蛇打ちで直撃を避けられたのも単純に運が良かったと言わざるを得ない)&br; (呼吸が整う前に迫る巨体、カラテとは戦いの基本であり根本である。単純な打撃にこそ真意が宿るのだ)&br; …くっ、もう一度…!(避ける間もない、再び蛇打ちの構えに移行する。しかし呼吸が整わない分威力は削げる)&br; (故に、狙うは)膝…!(挟まれたら一撃で勝負がつく、いや…肘だけでも危うい。それでも膝を目掛け、再度の蛇打ちを抜き放った!)}; -- [[ドロッセル>冒険者/0035]] &new{2016-08-15 (月) 23:18:18};
---&color(red){言ったろ、俺ぁ負けっぱなしだから工夫してんだ''おぅっ!?''(膝か肘か、膝を狙ったのは正解だった。肘を崩されても膝は生きるが、膝が崩れれば体幹がブレる)&br;あーもうやっかいだなその蹴り!(バランスを崩したまま、膝蹴りを中断して足を地面に着き、体が泳いだままなぎ払うような肘打ち。躱すのも容易いだろう)&br;ふん、でもそいつは遠間での技だろう、つまり…(うにょーん。またフォームチェンジだコイツ!女フォーム!)&br;この距離ならさっきの蹴りはできないな!(着地点から踏み込みつつ、右、左、右とミドルキックを打ち込む。蹴り足を振りぬかず、当てたら戻すタイトな蹴り)}; -- [[かさね>冒険者/0120]] &new{2016-08-15 (月) 23:31:54};
---&color(blue){成る程!その工夫は成功しておるよ…ッと!(姿勢を落とすとすんでのところで肘打ちが頭上を掠める)&br; (だが、蹴りの中でも二番目の切り札とも言える蛇打ちの特性を見切られた、これは別の点でも痛手だ)&br; なにぉー!この距離でもな―!(ミドルキックの右1段目にケリを合わせる。が、当たりが浅い…!反復のある蹴りだ!)&br; ―早っ…がっ!?(明らかに諸々で蹴り慣れているカサネの方が読みでは上手であった、残り二段が胴に入り、思わずよろける)&br; く…クソぁっ!(このまま甘んじて受け続けるのはまずい、苦し紛れのケンカキックをど真ん中に打ち込むべく蹴り足を上げた)}; -- [[ドロッセル>冒険者/0035]] &new{2016-08-15 (月) 23:44:40};
---&color(red){この距離でもー!アドバンテージはもらったァーってか!(すぱーんすぱーんと続けて入る。体重を乗せない早いだけの蹴りだが、脚の質量と速度だけでも無視できぬ威力がある。蹴りとはそういうものだ)&br;お゛うっ!?(そして、それは何もカサネの蹴りに限った話でもなく。苦し紛れとはいえ予想外の反撃を土手っ腹にもらったカサネさん、ぐらりと前かがみになります)&br;(だが──)……へっ、いいケリしてんじゃない(ドロッセルが倒れなかったように、カサネもまた軽いケリ一撃で沈むほどヤワではない。かがんだまま左手で蹴り足を抱え込んで)&br;だっしゃらー!!(諸共に倒れこみテイクダウンを狙う!そのまま馬乗りにならんとするぞ!)}; -- [[かさね>冒険者/0120]] &new{2016-08-15 (月) 23:58:50};
---&color(blue){(足を掴まれた瞬間、明確に表情が変わる。さながら「しまった」と言わんばかりの顔だ。明らかに手を誤った)&br; (何故ならば)…なっ、くそっ!このー!(掴まれたら鍛えても居ない打撃ぐらいしか解除する手立てがない)&br; (さらに言えば、軸足で蹴ることも掴んだ腕を極める技もない。加えて頼みの綱の武器も持っていない)&br; (「捕縛される」というのはまさにドロッセルが1,2を争う対処を苦手とする状況であった) ''うがーっ、畜生ー!!!''(加えて、テイクダウンなどされたらいくら暴れようと体重差で動くことすら出来ないだろう。詰みである)&br; (それでも尚、しばらくジタバタしていたが…)&br; うぐ…ぎ、ギブだギブ!ギブアップー!};&br; (場内に''勝者・カサネ!!''のアナウンスが響き渡った) -- [[ドロッセル>冒険者/0035]] &new{2016-08-16 (火) 00:12:30};
---&color(red){ははっ、なんかいけねーことしてるみてーだなオイ……(足を抱えたままじたばたもがくドロッセルを見て愉悦していたが)&br;まぁこれも勝負だ、悪く思うなー、よ!っと!(ごろんと転がし、そのまま馬乗りに。下のドロッセルに向けて拳を固め──)&br;さーてそれじゃあ……''何ィー!?''(高らかに響くギブアップ宣言。ああ受理されちゃった…)};&br;おまっ、こっからが俺のショータイムだってのに……まあいいや、じたばたする君が思いの外かわいかったからな!いいもん見れた!(サムズアップをビシィー。愉悦いただきました!) -- [[かさね>冒険者/0120]] &new{2016-08-16 (火) 00:22:33};
---ええい、もう勝着は付いた!とっとと手を離さんか愉悦部っ!(えらく立腹した様子でまだ掴んでるカサネの腕を叩く)&br;くそっ…まさか蹴り足を素手で掴まれるとは思わんかったわ…我の蹴りもまだまだだし、受けキング・カサネも面目躍如って事だな(そう言いながらお手上げ) -- [[ドロッセル>冒険者/0035]] &new{2016-08-16 (火) 00:30:16};
---おっとこりゃ失敬(ぱっと脚を離して立ち上がる。馬乗りだったからね)&br;俺はまぁ見てのとーりグラップル大好き26歳だからなー、鳥おじに組み技のレクチャーも受けとくんだったな!(けたけた)&br;とはいえ重ね当てをふつーにすり抜けられた時は冷汗かいたわ俺も。あとあの伸びるケリな!やるじゃない…!(ニコ…と微笑みつつおてあげの手をとって立ち上がらせ、熱く打ち振る。ユウジョウ!) -- [[かさね>冒険者/0120]] &new{2016-08-16 (火) 00:36:59};
---…お褒めいただきどうも(ちょっと呆れたかのように。しかしそこもカサネの良いとこなんだなあ、と)&br;…だが次やるときはがっちりメタってやるからな…覚悟しろよな!(そんな事を言いながら闘技場を後にしたのでした) -- [[ドロッセル>冒険者/0035]] &new{2016-08-16 (火) 00:41:50};
---おぉこわ…素手メタ張られるんなら次は武器アリだな!うちの蕃薯考さんはつえーぞ!(とか言いつつ帰ってったってさ) -- [[かさね>冒険者/0120]] &new{2016-08-16 (火) 00:44:58};
-  --  &new{2016-08-01 (月) 02:17:23};
-大分変わってんね。 -- [[黒くて水色な人>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst035278.png]] &new{2016-08-01 (月) 01:42:51};
--闘技場だよ? -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 01:43:03};
---うん、大丈夫。 -- [[黒くて水色な人>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst035278.png]] &new{2016-08-01 (月) 01:43:30};
---おー…ほんとだ変形した。射撃場なった! -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 01:44:35};
---な?基本的なとこ昔と同じなんだよね。んじゃあとは適当に時間まで練習するといいよ。 -- [[黒くて水色な人>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst035278.png]] &new{2016-08-01 (月) 01:45:22};
---ありがと♡ 今度サービスしちゃうね! -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 01:45:54};
---ぉぅょ -- [[黒くて水色な人>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst035278.png]] &new{2016-08-01 (月) 01:46:25};
--&color(red){的10 移動無し 距離50 目標値3}; --  &new{2016-08-01 (月) 01:48:55};
---&color(blue){(練習用ライフル)}; -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 01:51:12};
---&color(blue){1射目}; -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 01:51:48};
---2D6=【3】+【6】 (命中) --  &new{2016-08-01 (月) 01:52:17};
---&color(blue){2射目}; -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 01:52:42};
---2D6=【3】+【2】 (命中) --  &new{2016-08-01 (月) 01:53:32};
---&color(blue){3射目}; -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 01:53:59};
---2D6=【1】+【1】 (ハズレ) --  &new{2016-08-01 (月) 01:54:28};
---&color(blue){4射目}; -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 01:54:47};
---2D6=【3】+【3】 (命中) --  &new{2016-08-01 (月) 01:55:12};
---&color(blue){5射目}; -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 01:55:33};
---2D6=【3】+【6】 (命中) --  &new{2016-08-01 (月) 01:55:55};
---&color(blue){6射目}; -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 01:56:14};
---2D6=【4】+【2】 (命中) --  &new{2016-08-01 (月) 01:56:45};
---&color(blue){7射目}; -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 01:57:13};
---2D6=【2】+【2】 (命中) --  &new{2016-08-01 (月) 01:57:39};
---&color(blue){8射目}; -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 01:57:57};
---2D6=【2】+【2】 (命中) --  &new{2016-08-01 (月) 01:58:16};
---&color(blue){9射目}; -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 01:58:32};
---2D6=【3】+【5】 (命中) --  &new{2016-08-01 (月) 01:58:59};
---&color(blue){10射目}; -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 01:59:18};
---2D6=【5】+【4】 (命中) --  &new{2016-08-01 (月) 01:59:46};
---ave 6.4 真ん中命中ナシ…微妙な腕前 --  &new{2016-08-01 (月) 02:03:07};
---ぬぅ… -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 02:03:26};
-- &color(red){的5 横移動 距離50 目標値4}; --  &new{2016-08-01 (月) 02:08:26};
---&color(red){連射してください}; --  &new{2016-08-01 (月) 02:09:00};
---&color(blue){1射目}; -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 02:09:27};
---&color(blue){2射目}; -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 02:09:41};
---&color(blue){3射目}; -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 02:09:53};
---&color(blue){4射目}; -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 02:10:04};
---&color(blue){5射目}; -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 02:10:17};
---2D6=【3】+【6】(命中) 2D6=【2】+【4】(命中) 2D6=【4】+【6】(命中) 2D6=【3】+【2】(命中) 2D6=【5】+【6】(命中) &br;ave 8.2 真ん中命中ナシ…悪くない腕前 --  &new{2016-08-01 (月) 02:13:56};
---むふぃ。 -- [[ソニア>街人/田舎娘あとロボ]][[@ミミツケタ>ロダ3:031863.jpg]] &new{2016-08-01 (月) 02:14:44};
-  --  &new{2016-07-25 (月) 02:07:55};
-(一応の刃先を潰したハルバードを片手に、舞台へ)&br;(軽く片手で持つが、床に置くと質量のある響きが足元へと伝わる)&br;兄以外とこういうデートは初めてですね(凄く嬉しそうな笑顔で待ち人を待つ) -- [[チェル>冒険者/0011]] &new{2016-07-24 (日) 22:50:49};
--(刃の切れ味を殺いだ装備を持ちながらリングへとあがる)&br;(そして何処か複雑そうな顔で相手を見ながら)&br;待って、兄と一体どんなデートしてたの、ねぇ?……いや、なんだだろうな、この感覚&br;(実家にいた頃を思い出す、と苦笑しつつ今まで知っていたチェルが持つものとは明らかに不釣合いなハルバーとを眺める) -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-24 (日) 22:53:18};
---普通のデートもしますけど、こういうデートでしょうか……あ、姉ともしますよ?(スカートの両端をつまみ、礼で出迎える)&br;本日はとても調子が良いので最後まで楽しめそうです。(言うと、足元のハルバードを軽く持ち上げて)&br; &color(blue){いざ。(左手に掴んだハルバードを目の前に並行に突き出して。右腕は後ろに構える)}; -- [[チェル>冒険者/0011]] &new{2016-07-24 (日) 22:58:59};
---&color(red){はい!今は無性に女の子と普通のデー…どんだけただれてるんだよぉ姉ちゃん!&br;(礼をする相手に合わせるように反射的に頭を下げると)&br;それは良かった…常日頃、コンだけ病弱そうなのにどうして冒険者やってるんだろう、と思っていたんだぜ&br;(その謎がとける、と笑うようにして声を発すると、後ろに構えられた右腕に注意は向く)&br;(ソレと同時に腰を静かに僅かに落とし、両足に魔力をこめだし)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-24 (日) 23:02:25};
--- &color(blue){兄姉仲良しって言ってください、ただれてませんもの(少し拗ねた顔)&br;(くるり。軽い槍のように手の中で回るハルバード。しかし穂先はやりではなく斧刃物)&br;(柄を両手持ちに持ち直すと、刃先を後下にして斜めに構え、様子を伺う)}; -- [[チェル>冒険者/0011]] &new{2016-07-24 (日) 23:10:14};
---&color(red){ああくそ、こんな場面だって言うのに姉ちゃんったら可愛い顔して、ダメです!ダメですー!&br;(拗ねた顔をする相手に思わず噴出しそうになった後、頭を振って呼吸を正すと)&br;(そもそも目の前で繰り広げられた光景が俄かには信じがたく、あの少女の何処にハルバートを振り回す腕力が、と苦い顔をする)&br;(しかしソレも束の間、この短い間に獲物を振り回すのに何一つ不安は無い、という事実を確かめられた事に安心すると)&br;では、参ります!&br;(ソレと同時に、魔力によって強化された身体能力を全開にして駆け出す)&br;(決して短くない距離を瞬きする間にも縮めながら、あっという間にお互いの距離が狭まってくれば、チェルのハルバートの間合いに入り込んでしまうその前に)&br;っ、と、と、とっ!&br;(リングを踏みしめ急停止、そして即座に彼女がハルバートを持っていない手、即ち彼女の右側に向って、その身体を追い越していく)&br;(その途中、腰から引き抜いた刺貫様の短剣を彼女の胸元に向かって投げつけておき)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-24 (日) 23:17:34};
--- &color(blue){(顔は笑顔…しかし瞬きせずに、相手を見据える。どの様に距離を詰めてくるかを考えて)&br;(姿が迫れば、ハルバードの石突を前に、軽く突き出すようにして)&br;(両腕で棍を回すように斧刃を回し、短剣を弾いて)&br;(右に迫る姿を追うように身体を、半身そちらへ向ければ斧刃で、四季の身体を引き寄せ絡めんと突き出し、引く)}; -- [[チェル>冒険者/0011]] &new{2016-07-24 (日) 23:37:13};
---&color(red){ (まるで斧槍など存在していないかのように振り回す少女の姿に、いよいよ驚きを表す事すら出来なくなってしまう)&br;(そういうものなのだ、と納得を自らの中でしっかりつければ、弾かれた短剣の方は見ず)&br;(代わりに自らを狙って突いてきた先端を、大きく横にステップを踏み回避すると、そのまま跳ねるように前に踏み出し、斧槍の間合いのその一歩内側へと飛び込んだあと、身体をわずかに屈めたかと思えば下から上へ、相手の肩口へと狙いを定めて抜刀する)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-24 (日) 23:43:49};
--- &color(blue){(そう、そういうもの、だってこの街に何百年も居るのだから、通常のヒトでないのは直ぐに分かる事で)&br;(もしかすると、幼少の四季はどこかで、彼女とすれ違っている可能性もあるのだ、この変わらぬ姿のままの少女と。)&br;(避けられた斧刃はそのまま、戻るように柄を両手持ちの構えへ)&br;……''ビッ''(避ける様な素振りもせずに、肩口から奔る朱い華…血の量が深さを物語る。)&br;(少し眉根を寄せて、抜刀したその身体に前蹴りを放つ)}; -- [[チェル>冒険者/0011]] &new{2016-07-24 (日) 23:55:15};
---&color(red){ (チェルの事情など知る由も無いが、それでも何とも懐かしい感覚が胸に迫り来るのを感じられない)&br;(望郷、と表現しても差し支えないソレは家族への思いであり、口うるさい実家での一幕であり、ソレを思い出せば、知らず、口は薄く開き舌なめずりが行われ)&br;姉さん、何かやっぱり、姉さんは姉さんだって感じだな!&br;(何を言っているのか自分でもわからないが、それでも相手を姉さんと呼ぶ事に違和感が無くなってくれば)&br;(ソレとほぼ同じタイミングで自らの手に、切れ味を殺いである、とはいえそれでも多少は切れてしまう刃が、皮を切り、肉を僅かに裂く感触が手に伝わり)&br;…よし!でも、まだっ…!&br;(こんなものではない、と口の中だけで唱えるよりも先に、チェルの前蹴りが飛んでくる)&br;(刀を振り上げきった自らの体勢では避ける事は不可能)&br;(ソレを悟れば歯を食いしばり、激しい痛みが訪れるのも覚悟の上で、しかし片手を前に突き出し)&br;ぐげっ!&br;(そして訪れた痛みは、想像していたのより遥かに大きい、ハルバートを振り回せる相手の、その蹴りの威力に身体は吹き飛び口からは血が吹き出す)&br;(そして、蹴りの勢いに従って身体を大きく吹き飛ばしながらも、突き出した片手でチェルが切りつけて居ない方の手を狙い)&br;フローズ…ヴィト、ニル!&br;(吹き飛ばされた勢いもようやく納まろうかという頃、ようやく血の味がする口を動かし呪文を唱えれば、掌からは闇色の小さな槍が生まれ、チェルのもう片方の肩へと向かって飛んでいく)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-25 (月) 00:05:56};
--- &color(blue){んー……ふふふー(楽しそうに笑う、その顔だけ見れば今の状況に似合わない顔で答える)&br;(前蹴りを放ち、すぐさま脚を戻す。翻るスカートが…巻きスカートの様で、スリットから銃が見え)&br;(吹き飛んだ相手から目は離さない。肩口の傷は…痛みはあれど、何も躊躇することもなく、怯むことも無く、腕を振り上げると血が更に湧き)&br;……よい、しょっと!(肩を狙う槍を撃ち落とそうと、ハルバードを、上から下へと、力を込めて斧刃を振り下ろす!地割れ、衝撃波が四季へと迫る。槍を落とせなくても構わぬ振るい)}; -- [[チェル>冒険者/0011]] &new{2016-07-25 (月) 00:23:55};
---&color(red){ うげ、げっ…がはっ!(べちゃぁぁ!と盛大に血がこれでもかと言わんほど混じった吐瀉物を地面に吐き捨て、ぜい、ぜいっと肩で何度も呼吸を繰り返す)&br;(相手から視線を外すのは得策ではないが、それでも少しでも持ち直して掛からねばという想いから、口元を払い胃液を払う事も忘れて)&br;(ちらり、と何かが見えた気がする、それの形状や何やらを詳しく思い出そうとする前に、やってくる地割れを見れば、むしろニヤリと口元を緩ませ)&br;…ガイアスラッシューーッッッ!!!!&br;(再び、刀を下から上へと、盛大に抜き放つ、しかし今度は魔力の適正が見るものが見れば、土の精霊が愉しげに騒ぎ立て、或いは四季に従うようにその力を存分に発揮させるのが見えるだろう)&br;(その結果は、地割れ。大地を突き割り岩や土のトゲを大量に作りながら、地面を割る必殺技は、チェルが振るった地割れとぶつかり合い、その勢いを相殺させるだろう)&br;(その一方で魔力によって放たれた闇槍は、魔力で出来ているという性質故にだろうか、彼女の一撃を受けてかろうじて存在しているのがやっと、と言った程度の勢いでチェルへと向かい、そして彼女の肩口の薄皮だけを破るに留まった)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-25 (月) 00:32:26};
--- &color(blue){あらあら…大丈夫ですか?少年(少し心配そうに尋ねるが、手を緩める気配はなく。しかし追い打ちをかけるような事はしない)&br; ''――――ドッ''(地割れ同士がぶつかり合い、一瞬の間を置いて辺りに衝撃を広げる。石つぶてが肌に朱い華を増やして行く)&br;(敗れた肩口の傷から、じわりと血が滲むのを目で追い)……ふむ、器用ですね流石少年です。&br;私にも飛び道具はあるのですが……少年にそれは出す…のは今は酷でしょうか(出血量を考えても常人なら倒れるか、痛みでのたうつだろうその傷も平然と、笑顔で出方を見、立っている)}; -- [[チェル>冒険者/0011]] &new{2016-07-25 (月) 01:02:28};
---&color(red){ (激しい勢いでぶつかりあったリング上での地割れ同士の潰れに、こちらもまた頬や腕といった部位を身体を掠めた分だけ、ぶつかり、肌を裂き、小さな傷跡を増やしていく)&br;(だが、そんな事を気にするならばと、相手をひたすら見詰め続け、急所に当たりそうな石だけを払いのけていく)&br;(それが納まった頃に、むしろ誘うように)&br;はんっ!オレには加減をするなって言っておいて姉さんは,酷とかって相手を気遣うのか…良いぜ、存分に気を使ってくれよ、でもオレはオレが勝った後で&br;いや〜少年は強いのですよ、とか言った時に本気で怒るぜ!&br;(血を吐いた口元を拭う余裕が出来ればそれを拭い、片手を相手に向けて突きつけたかと思うと、人差し指をクイクイっと動かし不敵な様子を見せた後)&br;代わりに、オレも…殺す気でいく!&br;(リングの石畳を脚で踏み抜けば、足元から響くような音が闘技場全体に響き渡り、そして四季の髪の色も白とも銀ともつかないそれから、はっきりとした紫色へと変化する)&br;(相手に蹴り上げられた痛みなど忘れて、いまや紫の髪になった少年は)&br;闇よ!&br;(その叫びにあわせて漆黒の闇を剣の形に作り変え、右手にしっかりと握ると)&br;…オレを相手に、飛び道具を出すのは酷とかいったこと、後悔させてやる……&br;(暗い闘志を宿した瞳で、再びチェルへと向けて駆け出した)&br;(ただし駆け出した直後に四季は身体を屈めて、更に加速するその動きは極めて変則的で、右へ、左へ、一々動く度に視線を大きく変動させなければ追いつけない程の速さでかく乱を混ぜた動き)&br;(そのうちに、チェルは気がつくだろう、闇で刀をつくり握りながらも、四季は両足両手を床につき、その手足を使って闘技場を駆けていると、それはさながら訓練された猟犬、か。或い狩りを忠実に行う狼の姿が被るかも知れない)&br;べーろべろ、ばぁー!&br;(そうして、かく乱にかく乱を重ねて、自らの速度が最高速に至ると判断した瞬間、空気も、音すら置き去りにしてチェルへと飛びかかり、手に持っていた闇の剣を振りかぶり、切りかかった)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-25 (月) 01:16:55};
--- &color(blue){(頬やこめかみにも、石は掠り、ぶつかり血が滲む。目元は石を弾きながらも避けはしない)少年は強いですよ?、強いからとても素敵なデートですね(笑顔で心からの感謝の言葉を)&br;あら……あらー……(驚くより漏れるのは感嘆の息。それは見事な紫色の髪が、ぞわりと背筋に震えを起こし)&br;いいですよ……っそれなら(スカートを捲り、スリットから銃を抜く。父ゆずりの、コルトガバメントに似たその銃は、弾数が存在せずに魔力を弾として使う)&br;(銃は当てるものではなく、威嚇、誘導に使うように、四季の動く先へ先に撃ちこむように。(銃を握りながらも片手にはハルバードを握り、腕を前で交差するように構え)&br;(目を閉じる。視界に頼らず、気配で相手を追い、撃つ。恐らく大きな一撃への前触れと…)&br;(一瞬の無音。次の瞬間、激しく伸し掛かる圧力と暴力)&br;(間一髪で柄と銃をクロスさせて受け止め)''メギッ……''(きれずに、その剣の威力は、少女と武器まるごとを、舞台へと、砂煙と血煙を綯い交ぜて、沈めた)}; &br; (すべてが終われば舞台の上、貧血と威力に血だまりと瓦礫の中、笑顔で動けない少女)ぁー………イイの貰いましたー… -- [[チェル>冒険者/0011]] &new{2016-07-25 (月) 01:41:47};
---&color(red){ (素敵なデートとそんな風に表現されればしかし、ちょっとだけ嬉しそうに戦いのものではなく、平時の気の抜けたにへらーっとした笑顔の片鱗を口元に覗かせる)&br;あ、いや、今のずるいって!姉さんからデートとか言われたら油断するじゃん、そうか…オレ、姉さんのデート相手に見合ってるんだな…&br;(だったら、やっぱり、と前置きを置いて紫色の、母親譲りの魔力で溢れた髪の毛を揺らして)&br;オレに首ったけ、くらいにはなってもらわないといけないよなぁ、はっはー!&br;(四足で走る、駆ける、飛ぶ。闇の剣は手に握っているのに四脚で駆け回る障害にはならず、むしろ意気揚々とチェルの取り出した銃から放たれる弾から避けまわる)&br;(一撃撃つたびに服の切れ端が宙を舞い、次に髪の毛が数本空を舞う)&br;(そして順当に自らに近づいてくる一撃から逃げ回りかく乱するのが必死と言った中で)&br;(それは完全に相手の思惑通りだった)&br;(逃げる先を決められ、自らのタイミングで決めた飛びかかりは、それをすると同時に相手の防御の構えが来る)&br;(少なくとも立ち回り、或いは読み合いそういった部分では、完全に敗北した、その事実を防御の構えを取るチェルを見た瞬間に悟り)&br;……う、うわぁ!?姉さん…しっかし、しっかりー!?!?!?&br;(刀を振るった直後、それが相手に届くとは欠片ほども思っていなかったのだろう、嫌な音、嫌な手応えと共に相手が沈んでいる姿を見れば、もうなりふり構っていられない、闇の剣を手放し霧散させると慌てて駆け寄り)&br;きゅ、救急班!早くー!…サザンカ!あのヒールマシンは居ないのか、誰かこの人を治療す・・・ゲボァ!&br;(叫んでいた直後、口から盛大に吐血する、先ほど蹴り上げられたダメージが無視を出来ない部分まで到達したのか、咳き込みながら)&br;……取り合えず姉さんを助けてあげて、それから、あれだ…姉さん…参りました……&br;(最後の最後の瞬間、姉の力が途切れていなければ、銃で動きを制限され、それに気がつかず見事に追い込まれた自分を恥じるように呟いた)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-25 (月) 01:54:10};
---えっ……少年、しょうね、''四季君ー?!''(骨が折れ、きしみ、血が溢れる身体を無理やり起こして)&br;(四季をお姫様抱きにすると救護室へ舞台を後にした) -- [[チェル>冒険者/0011]] &new{2016-07-25 (月) 02:03:38};
---(おかしい、逆だ…オレが颯爽と姉さんを助けて、こうして…だったはず!)&br;(そんな風に思いながら息も絶え絶え、チェルに抱っこされながら医務室に運ばれていった)&br;(その後で、多分倒れたであろうチェルを必死こいて傍で見守り続けたりしたかもしれない) -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-25 (月) 02:06:51};
-  --  &new{2016-07-24 (日) 04:33:26};
-いざ -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-24 (日) 01:05:24};
--…コレは、オレがはいっても良い戦いかい? -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-24 (日) 01:16:56};
---(薄く目を細めてから、振り返り、鯉口を切る)&br;(そして、ただ無造作に刀を抜き、構えた)&br;(それこそが、答えであると云うかのように)&br;&br;……いざ -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-24 (日) 01:19:29};
---(腰の刀の調子を確かめる、それから二つの短刀、傍に居るゴーレムとハイタッチを重ねてその動きの具合まで確かめる)&br;(不意に見つけた戦いの場、高揚する心を抑えるように深呼吸を一つすると構える相手の前で一礼し)&br;ありがとう……まさか本当にアンタと戦える時が舞い込んでくるなんて、夢みたいだよ&br;(唇を吊り上がり自然と笑みの形を取る、そして刀を鞘に納めたまま腰を深く落とし眼光鋭くリシャールを見た) -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-24 (日) 01:22:53};
---&color(red){(互いに体を落とし、構え、見合、視線の先を見定めた、次の刹那)&br;(リシャールが、駆ける)&br;(最初に一歩、蹴り込んだ左脚は、闘技場の石畳に爪痕の如く足跡を刻み、四季へと向かうリシャールの身は、弾丸の如く瞬く間に間合いを詰めてくる)&br;(速度を正に威として刀に乗せて、放つ一手は左手一本、片手突き)&br;(殺意を隠しもしない、肋骨の隙間を狙う平突きだ)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-24 (日) 01:33:02};
---&color(blue){(視線の先で今まさに刃を交えんとする相手が駆け出すのを見れば、その速度にまずは驚愕する)&br;(一歩目から速い、そしてその駆ける姿から風を斬る音さえ聞こえてきそうな程で、その動きに未だ距離があるという事もあってか半ば見惚れながら、刀の柄に手をやり)&br;なぁ、アンタ…いやリシャールさん…リシャールさぁ!&br;(相手が腕を動かした、その微細な筋肉の動きまで捉えてから跳ぶ)&br;(魔力を通して強化された脚で地面を踏みしめ、こちらは踏み込んだ石畳に宛らクレーターの如き小さな穴を残しながら、目指すはリシャールの後方)&br;それって、オレみたいに魔力使ってんのか、それとも鍛えて到達してんのか!&br;(身体を跳躍させる最中、少年の傍らに浮んだゴーレムが、その殆ど全身とも言える巨大な掌に、似合った刀を掴んで正面からリシャールの喉元へと切りかかり)&br;(意思を通わせあう魔道兵器との連携により、殆ど同じタイミングで少年はリシャールに後ろから、鞘から刃を走らせ不安定な視線をモノともせずただ、ひたすら速度に特化した抜刀術を放つ)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-24 (日) 01:41:03};
---&color(red){(紙一重で高々と跳躍し、目前から消える四季)&br;(その姿を探す前に、既に目前にはゴーレムの斬撃が迫っている)&br;&br;ただ研鑽しただけだ&br;&br;(静かに、リシャールの口角が吊り上り)&br;(リシャールの髪から、紫電が迸る)&br;(その刹那)&br;&br;そうすれば、魔術も交えれば『こう』なる&br;&br;(鮮血が、闘技場の石畳を濡らす)&br;(だが、その血は……刀傷によるものでは、ない)&br;(真正面から喉元へと飛び込んできたゴーレムの刀に対して、寧ろさらに前に出て、速度が乗り切る前に『喰らいつき』、文字通り口で『歯止め』、僅かに側面へと受け流しながらさらに身入り)&br;(電撃魔術による反射速度強化と筋力強化によって、さらに加速を果たした平突きをゴーレムに叩き込み、そのまま刀を手放して即座に側面へ離脱)&br;(同時に前後より放たれた抜刀はリシャールが先ほどまでいた空間……ゴーレムへと、放たれている)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-24 (日) 02:12:36};
---&color(blue){     (リシャールを飛び越えた先で放つ抜刀、それが到達するよりも早くに目の前で繰り広げられたゴーレムの刃を歯で受け止め、その勢いのまま平突きを放たれる光景に思わず内心で唖然とする、なるほど、と驚嘆と納得を重ね合わせた思いで、躊躇いなく動作に入り始めた抜刀を振り切ると)&br;百!&br;(短い掛け声、それは誰に言うでもない自らの相棒である突きを受けた、ゴーレムへと向けたもの)&br;(その存在はたった一言で主人の意思を理解し、相手の突きに逆らう事無く受けさせ、自らは体制を崩す事無く空中で抜刀、その行いの結果は既に予想がついている)&br;(相手の突きに逆らわなかった分だけ僅かに後方へと逸れたゴーレムに自らの斬りを放ってしまう)&br;(相手の反応速度に追いつけなかった、その事実を理解すれば肉体が刀を振り抜き切り、その刃を鞘に戻す動作の途中に、強引に刃を地面につきたてると)&br;うっ、おっっ、おぉぉっ、ぉー!&br;(ぐるんっ、と柄を支点にその場で回転するようにして身をまわした後、軽快な様子で石畳に着地する)&br;(視界の先では平手突きに、抜刀、その両方を受けたゴーレムが転がり、ごんっ、ごんっ、と音を立てて跳ねていく)&br;(一度跳ねる度に硬質な音と石畳に僅かな傷跡を残しながら、遠く離れた場所で止まったそれは重大な損傷から、この試合の最中は動きそうにない)&br;なるほど、二つの方向で研鑽した結果か、…やっぱ人間の可能性ってすげーや&br;(試合の最中だというのに笑うようにそう言うと、自らが着地、する為に使った刀を石畳から引き抜き、ソレを鞘に戻す)&br;(そして再び柄に手をかけると、全身、そして両眼に魔力を通わせると、白とも銀とも取れる髪の色をぱちっ…と静かに明滅させるように紫に変色させ)&br;秘剣、零の太刀!&br;(叫ぶ、その瞬間リシャールの腹を大きく横切るようにして殺意とも敵意とも、或いは死そのものとも取れる気配が通り過ぎるだろう)&br;(それに一拍、遅れるようにして刀が振るわれ、その切っ先に最も近かった闘技場の壁に深い切込みが突如として刻まれる)&br;(壁、客席、壁、そうして切込みが入る場所はどれも先ほど「気配」が通った場所、即ちリシャールを腹からキレイに横切る場所ばかりだ)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-24 (日) 02:32:44};
--- &color(red){(血の筋が、無数に石畳に残る。それはリシャールが口から吐き出した鮮血)&br;(魔術によって無理に駆動するという事は、それだけ体に負荷が掛かるという事)&br;(そのダメージは真っ先に内臓や筋組織に掛かってくるが……まともに斬撃を喰らって死ぬよりは遥かにマシだ)&br;(それは計算したことではない。ただ、戦いの中で自然に身についた、当然の取捨選択でしかないのだ)&br;(それを示すかのように、リシャールはそれだけの負荷を体の内側にかけて尚、さらに加速し、紫電の黒影と化し)&br;(まず、掻き消えるようにゴーレムに突き刺さった刀が消え)&br;(次の瞬間には、既に四季の目前で、リシャールが腹からいくらか出血をしながらも、刃を振るっている)&br;(気配の通過など、知ったことではない。未知の攻撃に対する一手はいつでも一つしかない)&br;&br;(即ち、殺られる前に殺れ)&br;&br;(音もなく刃が振られる。しかし、それは正確ではない)&br;(刃のあとから、ドンと何かが破けるような音がついてきている)&br;(尤も、もしも、その音を聞いてしまったのなら……既に刃が達している証ともいえるかもしれないが)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-24 (日) 02:46:15};
---&color(blue){ (視界を世界と認識し、その視界を視えたままに斬る、即ち遠近の一切を完全に無視する一太刀は躊躇い無く真横に振るわれ、しかしその術者であり剣士の表情は優れない)&br;(予想にもしない、否。ある程度は想像していたのかも知れない、一度だけこの場で戦った相手を見た時から、常に殺しに掛かってくる為に引く事をしないのだと)&br;&br;(そう思い出し、実感した瞬間、胸が晴れ渡るような感覚が心を満たす、何て事は無い)&br;(ただ限界を通り越して加速する相手の速度が、あまりにも速すぎに視認が追いつかず、結果としてリシャールを両断せんとした攻撃は不完全だったのだ)&br;(その回避の方法、その気迫、一瞬でも気を緩めればそれらに飲み込まれて、ただそれだけで敗北を認めてしまいそうになる自らを奮い立たせ)&br;&br;(一瞬の内に目の前に現れた相手、まずはそれに驚愕するべきなのだろう)&br;(だが、それをあえて無視して彼が手に持つ刃にだけ注視する、その刃を振るうための腕が動いた、そう認識した時には咄嗟に転がるようにして前方)&br;(即ちリシャールへと向けて、身体ごとタックルを振るっていた、とは言えそのあまりの速さに完全には対応しきれなかったのだろう)&br;(彼が狙いをつけた場所を刃が掠め、血が噴出し石畳を汚していく)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-24 (日) 02:56:50};
---&color(red){(速度を持つ攻撃は、その速度が速くなればなるほど、当然制御は効かなくなる)&br;(神速を是として打ち出した攻撃に二の太刀などあろうはずもない。切り返しすら困難な速度)&br;(故に、その一撃に対して僅かでも前に出てきたというならそれは……踏み込まれたということ)&br;(即ちそこは、最早刃の間合いではない)&br;(なれば)&br;&br;(あっさりとリシャールは刃を『手放し』て、向かってくる四季に対して放つは、単純な肘鉄によるカウンター)&br;&br;(武器はあくまで道具でしかない)&br;(ならば、不利な状況になってなお、持ち続ける必要など何処にもない)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-24 (日) 03:10:25};
---&color(blue){ (血が噴出す、斬り付けられた所が痛い、より先に熱いという感覚を伴ってやってくる)&br;(その熱量に困惑しながらも、自らは身体を屈め相手に飛び込もうとしている)&br;(続く展開に頭を走らせ思考をし直感を冴え渡らせている最中に、それは起こった)&br;&br;(まったくの意識の底から繰り出された肘鉄)&br;(ソレを顔に受けて、今度こそ痛みに眼を見開いた時になってようやく、相手が武器を手放したのだと気がつけば)&br;ぐ、ぅ、ぬ……ぉ、っ、ぉ…!&br;(悶えるようにしてリシャールの肘鉄の勢いに負けて後方に吹き飛ばされる、鼻から血が噴出し、目の前がチカチカと明滅する感覚に捕らわれる)&br;&br;(痛い)&br;(その感情を抑え込み,飛ばされた身体を慌てて持ち上げると、咄嗟に腰からククリナイフ型の短刀を引き抜く、身を低くして構え)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-24 (日) 03:15:50};
---&color(red){(刹那)&br;(空中に投げ出された筈の刀がまた掻き消え)&br;(刃が、振るわれている)&br;(肘鉄を放った後、追撃がなかったのは投げ出した刃を逆手で回収するため)&br;(単純な速度をただ暴力を振るう為だけに、その身の全てをただ相手を打倒する為だけに用いて、リシャールは前に出る)&br;(既に限界稼働を越えたその身体……全身から、血を吹き出しながらも)&br;(なお、刃を振るう。ただ一撃。その一撃を、加えるために)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-24 (日) 03:31:15};
---&color(blue){  (瞬間的に、自らの目を持ってしても視えなくなる場所がある、その事実を今更ながら悟るが、別に構わないと消えた刃に思う)&br;(彼の、リシャールの今まで目にしてきた速度ならば、ソレが当然だろうという、最早信頼にさえ近い納得を抱きながら自らも構えた姿のまま、前に出る)&br;(片手で構えたククリナイフを立てるようにして相手の逆手の刃に垂直にして)&br;(しかし、それでも勢い、速度、筋力、全て全てにおいて理想を超えて、もはや脅威の域にさえ到達しうるそれは、短刀越しに自らの皮を切り、肉を裂き)&br;(歯をむき出しにしてその勢いに負けじ、と必死に耐えている間にぴきりっ、とククリ型の短剣にヒビが入る音を聞いた)&br;(その音を聴いた瞬間、少年は懐からもう一つの短剣、刺貫用の装備を取り出し、投げる)&br;(狙いは相手にとって、最も面積の広い腹部、避ければ身体を崩し、受ければ痛みに確実にダメージを与えるであろう、その場所だ)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-24 (日) 03:43:20};
---&color(red){(速度はそのままそれが威となり、重さとなる)&br;(至極単純な物理法則に従って四季の身に襲い掛かった斬撃を、それでも四季はなお受け……受け切り)&br;(ただ、反撃してきた)&br;(だが、リシャールは避けない。ただ腹部への鎧越しの痛みとて許容する。事実、刺突用の短剣とはいえ、深々と突き刺さるには至らず、鎧の丸みに弾かれて地面へと落ちていく)&br;(既に刃を受けるほどの間合いともなれば、それこそ器械より投射された矢や弾丸ならまだしも、素手で投げられた投擲武器が十分な加速を得るまでの間はない)&br;(致命打となりえるほどの威とはなりえない。咄嗟に理解ではなく、本能的にリシャールは判断した)&br;(故に、腹部への痛みなど、まるで無視して、リシャールは一度だけ刃を返して)&br;(素早く、柄を順手に持ち直して、改めて斬り降ろした。単純な、切り返しの要領で、淡々と)&br;(それでいて、素早く、確実に)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-24 (日) 03:58:50};
---&color(blue){  (投げつけた短剣、そして相手の一撃を受けきったが故に、再生するまでは短剣としては深刻なダメージを受けたククリの短剣を投げ捨て、意識の外へと捨ててしまう)&br;(投擲した短剣はしかし、相手に致命傷を与えるに至らない、それでも痛みに、僅かたりともダメージを与えられたはず)&br;(そのダメージはリシャールへと伝わりほんの一瞬でも行動を遅らせる事が出来れば良いと、そのまま腰の刀を掴み)&br;(同時に、もう片方の短剣を投げたばかりの腕もまた、掌に魔力を灯し)&br;フローズヴィトニル!!!!&br;(悪名高き狼の意、そう称される魔法を発動させれば、短剣を投げたせいで素手だった掌に漆黒の、強い闇色をした刃が握られる)&br;&br;(刀を逆袈裟に、闇剣を逆袈裟に)&br;(或いはそれは、相手が刃を返しきり返すのならば、こちらはその二倍という単純な狙いだったのだろう)&br;(技も何もかもかなぐり捨て、ただガムシャラに刃の速度を上げる事だけを念じて)&br;(目の前の、この、尊敬すべき戦闘相手に習うようにただ、全力で刃をリシャールの胸元で交差させるようにして振り上げ)&br;(その代償として、自らもまた彼の刃を防御する事など不可能のまま受け止めてしまう)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-24 (日) 04:07:01};
---&color(red){(普通、互いに刃を振り合えば、それは互いの目前でかち合い、鬩ぎ合う)&br;(それが所謂、鍔迫り合いという状態を生み出し、目前での死闘を演じる刹那の間となるのだが)&br;(今回は、そうならない。順手で打ち下ろされた唐竹割りに対して、逆袈裟の交差撃)&br;(普通なら重なり合う位置で交錯し、鍔迫り合う)&br;&br;(だが、互いに尋常な速度は有しておらず、また尋常な沙汰でもない)&br;(然らば、その始末こそは……まさに目にも見よ)&br;&br;(黒髪の戦士、リシャールの胸元には確かな二筋の刀傷が刻まれ)&br;(そこから、派手に出血する)&br;(それでも、リシャールは目の色一つ変えず、振り降ろした唐竹割りを切り返して、今度は相手の刃を強引に退けるように袈裟掛けに打ち下ろしてくる)&br;(あれほどの斬撃を受け、確かな刀傷と出血を強いられて尚、リシャールは痛痒を感じた様子すらない)&br;(それは、何故か?)&br;(それもまた、単純な話でしかない)&br;(既に先ほどの邂逅から……痛覚神経の麻痺を電撃の魔術により、既に施しているからに他ならない)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-24 (日) 04:19:16};
---&color(blue){  (一刀に対して二刀、間合いは十分)&br;(勝利を確信した、とまでは思わないが有利に立てたであろうという一撃決まった直後)&br;(しかしそれだけの一撃を受けても尚、留まらぬ相手の刃)&br;(迫り来る白刃、何故?と心は問う)&br;(理由、事情、結果、様々な事を通して思考、思案を重ね)&br;(その結末にたどり着いた時には)&br;お前、まさか……!?!?&br;(二刀を逆袈裟に振り上げたが故に無防備、その身体に袈裟懸けの一撃が加われば、)&br;(肉が裂け血が飛び散り、絶叫とも、断末魔とも言える叫び声が響き渡り)}; (少年の身体はリングに沈む)&br;(血が抜けつつあるのに重たい身体、ソレを不思議とも思わず、どさりっ、と音を立てて石畳に上に横たわると)&br;(僅かに残る意識、そして気力を振り絞り)&br;…オレの負け、だ…殺し合いなら勝ってやるんだが、なぁリシャールさん、恥ずかしい話、なんだけど、さ&br;次はいつ…&br;(戦える? 気を失う直前で尚、ぎらぎらと輝く瞳を相手に向けた後、命を絶えさせるかのごとく崩れ落ちると、しかし確かな呼吸の元に気を失い敗北した) -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-24 (日) 04:26:56};
---(全身からリシャールもまた出血し、満身創痍のまま、振り抜いた刃を今一度、血振りの為に振り切る)&br;(鮮血を技場の石畳に弧を描くように飛び散らせ、納刀し……意識を失った相手にそれでも、リシャールは答えた)&br;&br;それこそ、是非もない&br;また会おう&br;&br;(届くか、届かないか)&br;(それは、大した問題ではない)&br;(いずれにせよ、互いの答えは決まっているのだから) -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-24 (日) 04:32:56};
-  --  &new{2016-07-17 (日) 02:45:19};
-(外套を着用しつつ待つ。こないだ戦おう―って約束して、それが今日である)…式を挙げてから初の戦闘となる! -- [[サザンカ>冒険者/0001]] &new{2016-07-16 (土) 22:21:03};
--さって、っと…(首や肩をぐりぐり回し、ごきごき言わせながらやってくる) -- [[緋乃>冒険者/0037]] &new{2016-07-16 (土) 22:20:08};
---待ってたぜー。ルールはいつも通り…特に刃引きとか俺はいらねーけど。緋乃さんにそのあたりは任せるよ。&br;俺はいつも通り、素手で。…後は、俺の耐久力をご所望だったようなんで、外套は着たまま行くぜ。それでも最近はそこそこ早く動けるし。 -- [[サザンカ>冒険者/0001]] &new{2016-07-16 (土) 22:23:11};
---んんー、今日は私も素手でいこうかな。サザンカとは一度…殴りあってみたかったんだよ(そう言う刺青少女は、いつも腰に履いている剛刀を持っていない)&br; 前とは違って…サザンカの顔腫らしちゃうと奥さんに恨まれそうだねー?(などと冗談っぽく言いながらも…闘技場の中央まで来ると、両手を軽く持ち上げ)&br; ……ま、その程度で恨むなら…そもそも結婚してないだろうけど、ね(軽く、握るか握らないか程度の拳を作り…僅か前傾姿勢となる。型とも呼べぬ型、本能に色濃く根ざした、戦いの中で自然に培われた少女の型だ) -- [[緋乃>冒険者/0037]] &new{2016-07-16 (土) 22:31:38};
---了解ー。なら俺も遠距離技はあまり使わない様にしようか。エイルの事は安心してよ、たまに喧嘩で殺されそうになってるから(笑顔でそんなことを言いつつ)&br;(こちらも闘技場の中央へ。お互い3mほど、一歩でクロスレンジに入れる程度の近さで)……さて、と(ビリー神父に習った型。相手と正対しどちらの脚も腕も反応できるように。十字が緋乃を迎える形となって)&br;&color(blue){んじゃ、始めよう。……本気で行くぜ(ぐ、と拳を握る。開始の合図だ まずサザンカは緋乃の出方を伺った…十中八九、突撃してくると読みながら)}; -- [[サザンカ>冒険者/0001]] &new{2016-07-16 (土) 22:35:12};
---&color(red){ ……サザンカの…人としての力。見せてもらうよ(そう呟き…サザンカの予想通り、いや、予想せずとも分かったろう。その目はサザンカの目しか見ておらず)&br; (それ以外は取るに足らぬが如しと、全く揺らいでなどいなかったのだから。そして…まるで獣が獲物に食らいつくがごとく、闘技場の大地を鬼人の力で蹴り、地面を僅か凹ませ)&br; しゃらぁっ!!(その勢いをそのまま乗せ、握りしめた左拳を振るう。ただただ、真っ直ぐ。正拳突きにも似た、ただし力任せの拳が愚直にサザンカの元へ奔る)}; -- [[緋乃>冒険者/0037]] &new{2016-07-16 (土) 22:48:49};
---&color(blue){(イェチンに倣った、相手の気功を読み取ることで次の動きを察する技……完璧にではないがある程度はつかめている。緋乃の吶喊も結果として予想と正しく)&br;(距離が埋まるのは一瞬。緋乃の力任せの左拳…が来る、と判断できたのは緋乃の蹴り足を目で捉えたため。放った瞬間を目で捉えていれば、反応する前に拳が炸裂しただろう)&br;(対してサザンカが生み得た一瞬の反応時間で――)…甘いっ!!(サザンカは蹴りによるカウンターを試みる。上体を大きく後方に反らしながらの上段回し蹴りを)&br;(拳が顔または腹を狙っていれば…回避と同時に攻撃を重ねる形になる。万が一股間を狙っていたら?勝負がつくの早かったね…)}; -- [[サザンカ>冒険者/0001]] &new{2016-07-16 (土) 22:57:14};
---&color(red){ (拳の狙いは顔。更に言えば鼻。始まる前にあんなことを言っておきなからサザンカの形良い鼻を潰す気満々だったということだ)&br; (しかし、振るった拳が空を切った。それが分かった瞬間に残る右手を上げ、曲げて頭を守る防壁とする。ごん、と重い衝撃が奔る。外套を来たサザンカの蹴りはこれほど重いのかと)&br; (だが今の動きで分かったことも多い、法力によるものか、重ね続けた戦闘経験か、それとも才か、サザンカの読みは自分とは比べ物にならない、なら)&br; ''滔々と満ち腐る:逆巻く蔦:因果を誹り:永劫を問え…触れろ『朶鬼』''&br; (こちらもそれを追う。触覚を高めた左腕により、風を読み、空気を読み、それをかき乱すサザンカの体捌きを読む)&br; (回し蹴りの引き際、体勢を整え直す僅かな間隙を読み、狙い、空を切った左手を振るい容易には動かし辛い上体と下半身の境目の胴を横から狙う)&br; (それは空手ならば鉄槌打ちと呼ばれるような、握った拳の側面を使った槌のように打ち込まれる)}; -- [[緋乃>冒険者/0037]] &new{2016-07-16 (土) 23:08:37};
---&color(blue){(回し蹴りの当たりが浅い――わけではなかった。今の外套を着たままの重さであれば、態勢は崩せると読んでいた だがここで改めて緋乃の巨力を思い知る)&br;(体勢を崩せばそこから『旋』に移行し――必殺の3連蹴りを繰り出すつもりだったが。予定が変わり、蹴り足を引きながら次の一手を、と相手の動きを読んだところで…)…ん、とぉ!?(明らかに緋乃の左腕の気功の流れがおかしいことを感じ取る)&br;(そういえば半身が鬼だって話を聞いたような――と思考はそこまで。態勢を直す隙に、もっとも避けづらい位置である胴に鉄槌が叩き込まれる…回避すること能わず)''げっふ…!''(重い一撃がモロに入る)&br;(が、吹き飛びはしない。外套が十全にそのダメージを吸収し…それでもひどい衝撃が入るが。それこそ、法力で堪えた 痛みはヒーリングでごまかすいつもの手段)……かっは。すげ(何発受けられるかな、と冷静に頭を回して)&br;(続く反撃が来るだろう…ここで無理にこちらから反撃を繰り出してはカウンターを喰らう。改めて緋乃の次の一撃を捌いてからだ…ぎり、と足が地を強く踏みしめて次の手を待った)}; -- [[サザンカ>冒険者/0001]] &new{2016-07-16 (土) 23:16:09};
---&color(red){ (重い手応え。直撃だ。しかし幾度も見たサザンカのタフネスならば、これが致命打になりえぬことは重々承知)&br; (ましてや己が見たサザンカは外套を脱いでいることが多かった。今の一撃で浮かれるようなことはない)&br; ''往相し還相せよ:悔恨:歪曲:粛々と汚れ纏い:軋め:悪の路よ、猛れ『朶鬼』!''&br; (単節鬼言。ここは好機、膂力を増加させる鬼言を用い、更なる力を込め、動きの止まったサザンカを狙い、両腕を弓のように引き絞り)&br; せい、やぁっっ!!(まるで両腕を使えば威力も二倍、と言いたげに、不格好な双掌底、その二つの矢を一度に放つ)&br; (ずどん、と人の体と、人の掌が立てるにはおかしい音が響く。良いのが入った、そのことに油断している訳ではなかったが、無意識に、ほんの僅か無意識に気が緩む)&br; (元より体系立てた技法など持ち得ぬ身、攻撃から続く防御などありゃしない。突き立てた掌にサザンカが耐えたならば…それは、隙となる)}; -- [[緋乃>冒険者/0037]] &new{2016-07-16 (土) 23:30:47};
---&color(blue){(次に緋乃が放つは両の拳…自分がレクトールにはなった時のような不格好で威力の乗らないそれではない。殺意が二重となって襲ってくるそのダブルハンマーを)……(受け止める覚悟を持つ)&br;(『梅花』を使えば捌けるだろうが…捌いた後の反撃が続かない。『桜花』に繋いだら間違いなく殺してしまうし、『梅花』のままだと攻めに転じることができない あれは守りしかない型なのだ)&br;(であれば。素の状態で受けるこの掌底。腕でガードを取れば多分腕が折れる。…体で受ける 全力で法力を体内に回し、強度を上げて――)&br;(''―――ずどん''。サザンカの両方の肋骨が粉砕されて大きく凹む。外套の上から攻撃するには掌底が最も内部へのダメージが大きくなる…見事な一撃。だがサザンカも死んではいない…両の手で。緋乃の両の手首をそれぞれ掴んでいた)&br;…げはっ(血を口からこぼす。両の手で掌底を止めようとして失敗した?否。俺の反撃はここからだ)……『指穿』ッ!(握った両手首。そこに握力を込める…握りつぶすためのそれではない)&br;(穿つためのそれだ。法力を満たし十全に強度を増した、狂気足り得る10本の指を…5本ずつ。それぞれ'''ぞぶり'''、と緋乃の手首に突き刺す。指の第一関節まで潜り込ませるように…さらに、奥まで…!)}; -- [[サザンカ>冒険者/0001]] &new{2016-07-16 (土) 23:43:36};
---&color(red){ (掌から伝わった衝撃は十全の手応え。外套越しであるが肋骨がイったのは分かった。思わず、一瞬だけだが気が抜けた)&br; (……サザンカが、あのサザンカがその程度ではないことは、よく分かっていたはずだったのに)&br; ぐ、ぐああっ!!(指が、サザンカの指が鋼鉄のキリの如く手首に突き刺さるのが分かる。少女の歳相応に瑞々しい肌に、ずぶり、ずぶりとめり込んでいく)&br; (リカルドに学んだ気功の鍛錬を行なっている今なら分かる、法力を指へ込め、あろうことかその指を鋭き武器と化したのだ)&br; こな…くそぉ…!!(しかし、しかしその程度。激痛走り、手首からだらだらと赤い血が溢れようと、まだ、まだ己は立っている)&br; (歯を食いしばる。両手を潰された?違う。この状況は"サザンカの両手を捕らえた"のだ)&br; ''あまねく光:閉じゆく夜:沸き立つ汚泥は:穂の先へ!纏え…『朶鬼』!…ぬ、ぐおおおお!!!''&br; (単節鬼言。自らの体表面を硬化する鬼言により、両手が二の腕ほどまで鋼鉄の硬さを宿す)&br; (既に空けられた穴は致し方無いが、そうすることによりそれ以上の侵入を食い止め、なおかつ、両手へ力を込め、筋肉を強固に固める)&br; (簡単には抜けぬようにした血の流れる両手を…ゆっくりと開き…そして、背伸びをしながら少し高いサザンカの顔に自らの顔を合わせるようにし)&br; …私、割と石頭なんだよ…ねっ!!(頭突き。ぐわん、と二人の額が激しくぶつかり合い、衝撃が自らの頭も襲う)}; -- [[緋乃>冒険者/0037]] &new{2016-07-16 (土) 23:59:11};
---&color(blue){(ぎりぎりぎりぎり、と指先を緋乃の腕に食い込ませ食い破る。このまま骨まで…と思っていた暁に。腕が高質化したのを指先で感じ取った)…くっ&br;(この程度ではやはり根は上げないか、と嘆息し…同時に両腕はお互い使用不可能に。この密接の距離で、次に来る技を読む――頭突き、だ。サザンカはその次に自分を見舞う技を好機と捉えた)&br;…石頭なら負けないぜっ!(この言葉はブラフ。頭の固さに自信がないわけではないが…自分が同調行動を行うことで緋乃の動きを、意識を頭突き一本に集中させる。結果、読み通りの頭突きが来る)&br;(当然、こちらも身を屈めるようにして頭突きを敢行―――すると同時に。身をかがめる反動を活かし、右膝が緋乃の意識の外から跳ね上がる)&br;(サザンカの脚はそこそこ長い…そして身長差による、緋乃の頭部が下になる位置。すなわち、顎に膝が届く)――――ッ!!(頭よりもむしろ膝に法力集中。自信の頭部へのダメージは計り知れないが…額同士が当たる瞬間に合わせて。緋乃の顎に、ヒザを見舞った)&br;(変形の『虎王』。本来は両足で頭頂と顎、もしくは後頭部と顔面を挟み込む様に蹴る技だが。今回は片方を膝、片方を頭突きでそれを行った。挟み込む様に緋乃の頭部へ衝撃を送る)&br;(――――当然の結果として、サザンカへの頭突きのダメージはさらに増し、目に星が飛ぶ…)………がっ……!(両腕を拘束されたまま、ふらついて僅かに態勢を崩した)}; -- [[サザンカ>冒険者/0001]] &new{2016-07-17 (日) 00:08:43};
---&color(red){ (超近接距離で行う頭突き、ある種それは常道にはない奇策であり、読みづらい行動であったが…)&br; …ッ!?か…はっ!(サザンカの言葉により誘導され、意識せずとも意識をしてしまったために、自分の頭突きによる衝撃へは備えていたものの)&br; ……ん、ぐぅ…(方向の違う、顎から来る衝撃に頭を揺さぶられ、意識をふっ飛ばしそうになる。が)&br; …ま、まだ、まだ…ッ!!(幸か不幸か。いや幸運だろう。顎を蹴り上げられたことにより、舌の一部を噛み切ってしまい、その痛みが意識を僅か繋いだ)&br; (朧気な意識。力の抜けてしまった両腕からは、サザンカの指は殆ど抜けかけているが、まだ完全に抜けてはいない)&br; …くっ!(その両手を振るようにして、サザンカの両手を引き、更に体勢を崩させ、かつ指を自ら引き抜いて胴体へと蹴りを見舞う)&br; (殆ど気絶しかけの今は、不味い。少しだけでも時を稼がねばと、切れかけの意識で、そんなことを、思いながら)}; -- [[緋乃>冒険者/0037]] &new{2016-07-17 (日) 00:25:00};
---&color(blue){(お互い頭部への甚大なダメージによる意識朦朧とした状態…緋乃の意識が途切れなかったのは予想外だった…が。誤算ではない)&br;(闘いの先の先を読むことが戦いの常…イェチンの言葉でもあり、ビリーの言葉でもある。サザンカはそれを実践した。今の状況を、自分に絶対有利だと判断した)&br;(なぜか?答えは明白で―――――自分には、今の状況を回復させる手段がある)&br;''『    無   極    』''&br;(走馬燈よりも鋭く素早く脳のニューロンを震わせる、極限の集中状態に入る。アルテアとの邂逅で完全にモノにした一瞬の超高速思考――そして同時に、この技は気つけにも使える はっきりと、現在の状況を取り戻し)&br;(緋乃が腕を引く。同時に自分の指…あえて抜かずに自分の姿勢をさらに崩す。問題ない。緋乃の体重の移動、そこから放たれる回り蹴りの軌道が予測できる)&br;(だから…両腕が自由になった今。自分の身を縛るものは何もなく。態勢を前方にあえて崩したのは次の技に繋げるため)…ここだっ!(緋乃の回し蹴りを受ける直前、跳躍。ただし回避できるほど高くは飛べない それでいい)&br;(サザンカの太ももの辺りに回し蹴りが直撃し…筋繊維が何本かちぎれるような音を立てたが。問題ない。次に俺が放つ技は、脚の力は必要のない足技だ―――蹴りの反動と、前に崩した体勢。前方への跳躍。これが何を生むか)&br;(緋乃の回し蹴りの蹴り足を軸として、蹴りの反動も加味して前方に一回転…まるで緋乃の脚を鉄棒に見立てて、前回りをするように。そして勢いよく回転したうえで緋乃の頭上に落ちてくるのはサザンカの二連踵落し。『斧鉞』だ)}; -- [[サザンカ>冒険者/0001]] &new{2016-07-17 (日) 00:36:46};
---&color(red){ (蹴りが当たる直前、サザンカの動きが目に見えて良くなった。気の流れには大きな変化はなかった、無かったはずだ)&br; (つまりはこれは、サザンカの技能。彼がこの町で暮らし、過ごし、その生き様の中で身につけた、人の、技)&br; (やばい、これは、やばい。直感的に感じるも、鮮やかに、実に鮮やかにサザンカはこちらの力を利用さえして、妙技を繰り出す)&br; う、あああッ!(鬼ではない、自分の中のカンだけに従って、未だ血の滴る左腕を持ち上げる)&br; (踵は、狙い違わず少女の頭上へと落ち…鋭き二つの牙は、その左腕を完全に破壊した)&br; (本当に、ぎりぎりだった。この技は見たことがない。もし、少しでもサザンカの用いた技が違えば、確実に落ちていた)&br; …これが…これが、サザンカの、技。&br; (たたらを踏みながらも無様に蹴り足を戻し、口早に、唱える)&br; ''殴り:打ち:穿ち:裂き:撃ち:壊し:割り:崩し:破り:破り:討ち:突き:弾き:そして:殺す''&br; ''闘争に惑い:闘争に酔いしれ:闘争に怯え:闘争に溺れよ:劫の長きに渡り:争わん:是則修羅なり''&br; (気功の修行を積み、付随的に鬼の力を更に引き出せるようになった)&br; ''満たされよ満たされよ:欲に捕われ:肉に捕われ:心に捕われ:全てを逃れ得てなお時に捕われ''&br; ''衰退し:衰退し:髪は穢れ:衣を汚し:汗を流し:目を閉じ:生くるに飽き:孤独に滅せよ:是則天上なり''&br; (気の流れを体内で鬼の力と混ぜあわせることにより、自らへの反動を抑えられるようになった)&br; ''愛すれどいつか別れ:恨めばそれに面し:求むること得られず:自らを律せず苦しみに悶え''&br; ''脹れ:破れ:滲み:溶け:黒ずみ:食われ:散り:骨を残し:灰となれ:是則人間なり''&br; (三善浄斗特質鬼言。体中の紋様が踊り出す。動きに切れが戻ってくる。それは、この街で生まれた言葉。この街で生きた少女の、技)&br; (視覚、聴覚、そして…脳の働きを飛躍的に高める鬼言により、薄れかけた意識を繋ぎ戻し、残った右腕…紋様走らぬ、人の拳を、ぎり、と握りしめ)&br; (それらを最大限に駆使しながら、残った最後の力を込め…ただ、真っ直ぐに、ただ実直に。ありったけを込めた正拳突きを、打ち出した)}; -- [[緋乃>冒険者/0037]] &new{2016-07-17 (日) 00:55:52};
---&color(blue){(両の脚の踵に感じる、防御の動きと粉砕する感覚。左腕で受けられたか――だがしかし。指で穿つそれ以上に、今度こそ左腕は貰った)&br;(今、流れは俺に傾いている。このまま押し通せば、と片足を何とか着地に成功させ、体のバランスを戻す…間に。緋乃の詠唱が聞こえた)&br;(酷く胸を打った)&br;(闘いに明け暮れる修羅。自分の体に流れる血、戦いを求め続ける細胞の衝動を指摘されていると感じた)&br;(満ちぬ想いに飢えを。諦める事を知らない自分の、あらゆる苦難を乗り越えていったその行き着く先は孤独だと。心の弱さを説かれた気がした)&br;(愛することは憎み合う事と表裏一体。愛憎に似た人の黒い部分の闇を。婚姻の儀の重さを説かれた気がした)&br;…(聞き入っていた。無極で集中した状態だからこそ聞き取れた高速詠唱…瞬間、こちらの無極は切れる。通常の思考速度に戻るが…既に気付は済んでおり)&br;(ここからは信念の勝負になる。自身の負傷は両肋骨粉砕骨折に両太ももの筋肉断裂。他腹部に軽い打撲傷。もう腕しか動かない。)&br;(緋乃は頭部打撲…脳震盪は自分と同じで復帰したか。及び両手手首重症左腕破壊済み。いい具合だ。この一撃で決まる)&br;……(ぎり、と右拳に力を込めて…緋乃の放つ拳を迎えるは、こちらも拳、右ストレート。法力を乗せた単純に暴力的な威力を誇る――『金剛』)&br;(本来であれば相手の心臓を撃ち失神させる技だが、あえて相手の拳にブチ当てるように。法力と、外套を含めたサザンカの重量をすべて乗せた拳で迎撃を試みた)}; -- [[サザンカ>冒険者/0001]] &new{2016-07-17 (日) 01:17:41};
---&color(red){ (サザンカが、拳を放とうとするのを視る。高まった聴覚が彼の体の軋みを伝える)&br; (加速した思考が、攻撃行動に自らも入った今からでは拳を掻い潜り攻撃を加えることが不可能であると悟らせる)&br; (ならば、狙うは…伸びる拳。もはやそこしかない)&br; (…既に人としての極みに達していたイェチンとは違い、自らの目で見て、自らが生き様を知って、人としての高みに到達した少年)&br; (人である、と彼は即座に、快活に言い切った。作られた者であろうが、根源があやふやで、記憶がなかろうが…人だと)&br; (輝かしい、と思った。愛する人を得て、家族となり、祝福され、幸せになった)&br; (人として。人、だから、こそ。それに…追いつきたいと、思った)&br; (打ち合う拳、血に塗れ鋼鉄となった拳が法力篭もる拳とぶつかり)&br; (弾けた)&br; くっ…あ…。&br; (まるで爆弾でも弾けたかのような激しい音が、一つ、高く鳴り)&br; (衝撃が、高密度に練られた法力が右腕を通じ、肩を通じ、右胸で弾け)&br; (高めた鬼の力をも、それは大きく削り取り)&br; ……ここ、までかぁ…(ぐらり、と倒れこむ。しかし、後ろに倒れてなどやるものか、と最後の最後の力を使い、前へ、と)&br; (ふ、と視線をサザンカへ向ければ…彼も、法力を使いきったのか…同じように、前へと倒れこんでいて)&br; (それがどうにも彼らしい、と、口元だけで微笑み…意識がぷつり、と切れた)};&br; &br; &br; ─────両者ノックダウン!!サザンカ選手!緋乃選手!ドロー!!&br; (互い違いに、うつ伏せに前のめりに倒れこんだ二人の上で…審判の声が闘技場に高らかに響いた) -- [[緋乃>冒険者/0037]] &new{2016-07-17 (日) 01:54:46};
-いざ -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-13 (水) 23:22:55};
--(空から降る緑の影は 舞台の石畳を幾許か撒き上げながら着地した)………………………………………………スヤァ(こっくり こっくり) -- [[シヴァン>冒険者/0089]] &new{2016-07-13 (水) 23:37:01};
---(天から降り立つ影に向き直り、問う)&br;得物はどうする -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-13 (水) 23:39:05};
---…………………パンッ(鼻ちょうちん割れた)────────────第一フォートレス──────展開──いたしました──────(2m程の装甲板が両横二つ 肩背部に1m程の装甲板二つ 光が集まり防壁を成す)&br;──────────────グゥ -- [[シヴァン>冒険者/0089]] &new{2016-07-13 (水) 23:46:13};
---(展開される重装を見て、ニヤリと口端を吊り上げ)&br;本身で良さそうだな&br;(腰から刀を抜き、)&br;我が名はリシャール&br;&br; &color(red){いざっ!&br;(駆ける。一直線に、ただ、相手に向って)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-13 (水) 23:49:07};
---&color(blue){──────私は──────シヴァン・ジア・デラーク──────でしょう────────────(かくん 頭傾いで)&br;(弾丸の如き速度にて大装甲二枚対応 リシャールの眼前に並び立つ)}; -- [[シヴァン>冒険者/0089]] &new{2016-07-13 (水) 23:53:05};
--- &color(red){(分厚い肉厚の装甲板二枚。まともに打ち合えば武器破損は必至)&br;(まさに結果は火を見るよりも明らかな筈。それでも、リシャールは躊躇わず踏み込み)&br;シッ!!!&br;(息を吐いて、突きを放つ)&br;(宛ら、装甲の隙間にねじ込むかのように)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-14 (木) 00:02:04};
---&color(blue){(突きの動き 装甲はあえて二枚狭間に隙を作る 刀身はそこへ吸い込まれ柄が当たるだろう)&br;(隙から見える光景 シヴァンまで距離はまだ少し)&br;ガンッ(装甲二枚 刀身を万力さながらに挟みこむ)──────螺旋込まれて───ございましょう────(更に残る小型装甲一つ 上空より リシャール頭部に迫る)}; -- [[シヴァン>冒険者/0089]] &new{2016-07-14 (木) 00:09:37};
--- &color(red){(強靭な二枚の装甲により挟み込まれた瞬間)&br;(リシャールの髪が……うっすらと紫に輝く)&br;(虚空に火花が躍った刹那)&br;(リシャールの全身から、強力な電流が発せられ、刀身を通して雷撃をシヴァンへと叩き込む)&br;(上空より飛来する小型装甲版は、同じく身体から発せられた電流が磁場を象り、僅かに落着点を逸らしてしまう)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-14 (木) 00:18:44};
---&color(blue){──────────第6────フォートレス────────────(薄い皮膜が両者の間に出現 電撃を受け止め散らす)────────────あ────そういうタイプなので───ございます────────?──────&br;──────では──────(上空の小型装甲板は同時に消滅 大型装甲板は電撃構わず 刀身を挟んだままに横回転 捻る様な動き)}; --  &new{2016-07-14 (木) 00:27:56};
---&color(red){(挟まれた刀身をそのまま、力いっぱい握りしめ、脚を踏みしめれば)&br;ふんッ!&br;(そのまま、意図も容易く刃は中ほどからへし折れ、鍔元だけに僅かに刃が残った状態となるが……それにより、拘束からは脱する)&br;(無論、その機を逃すはずもなく一歩踏み込み、短剣さながらの刀身となった折れた刀を振るう)&br;(これならば、拳ほどの間合いまで詰まろうと、振るうに支障はない)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-14 (木) 00:44:49};
---&color(blue){───────第6フォートレス──の────展開───────お忘れなく───────────(二人の間には 雷撃受けし光の皮膜有り 装甲を越え近づくならば)&br;(薄く柔軟な光皮膜は粘りつく投網の様相 短き刃は通る だがそれを持つ手をそのまま包み 腕を上りて纏わりついていく)&br;(そのままなら ステージを覆う程の広膜はリシャールの全身を包むだろう 刀身を挟んでいた大装甲消滅 立ち尽くすシヴァン両脇にて再実体化)}; -- [[シヴァン>冒険者/0089]] &new{2016-07-14 (木) 00:54:04};
---&color(red){(被膜に包まれ、僅かに勢いが殺されるが)&br;(通った刃の穴から左手を突っ込んで、勢いのまま被膜を引きちぎる)&br;(既に相手の手には装甲が握られているが、やはり、躊躇わず、そのまま刃を突き立てる)&br;(無論、折れたそれを)}; --  &new{2016-07-14 (木) 01:11:33};
---&color(blue){(第6フォートレス 実際には24枚からなり 衝撃とエネルギーから護衛対象を守護する力破の広光膜)&br;(故にこれは本来の用途ではない その事に眉根を僅か寄せ)────────真っ直ぐな──方でしょう───(突出せし腕に構わず 光膜にてリシャールの全身を包む 無論顔も)&br;(そして己は初めて数歩下がる 宙を舞う3つの装甲──第1フォートレスは組み合わさり Yの字めいてリシャールと彼女の中間地点に展開)&br;────────(かくり 小首を傾げて)─────私もやってみましょう──────}; -- [[シヴァン>冒険者/0089]] &new{2016-07-14 (木) 01:30:04};
---&color(red){(全身、被膜に覆われ、いよいよ勢い留まり、停止する。そのまま動きも止まり、身動きもとれなくなるかと思いきや)&br;(否)&br;(リシャールは、それでも前に出る。ただ真っ直ぐ。前に手を突出し)&br;(手に持った折れた刃を自らの身体に振るう)&br;(その刃でもって、稼働に問題のある部分の被膜だけ肉ごと切り裂き、口を覆うそれは噛み切って吐き捨てる)&br;(呼吸は確保され、機動にも支障はない。ならば)&br;(やはり取る手は、前進の一手のみ)&br;っしゃああああ!&br;(視界は濁り、音もそれほど判然とはしない)&br;(それでも、相手の居所くらいは理解できる)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-14 (木) 01:45:32};

---&color(blue){(Y字複合装甲の向こうで叫ぶ姿 彼女には見えぬ位置だが)────本当に無茶な程──真っ直ぐな────お方です──(手を振る 切られた光膜は粒子となり消滅)&br;(自由となった彼 戦士の本能にて我が身に吶喊特攻であろう)──────さて──────(もう片手を前に出し 空を押し出す動き)&br;(刹那 Y字の複合装甲が突撃 爆発的勢いのそれは舞台を抉る威力を見せ ただ真っ直ぐリシャールへ)}; -- [[シヴァン>冒険者/0089]] &new{2016-07-14 (木) 01:59:50};
---&color(red){(突如、拘束が解け、自由の身になるが……その意味など、考えている暇などない)&br;(そして、考える意味もない。身体は動く。ならば、ただ前へ)&br;(直後、舞台ごと抉るほどの装甲板の一撃が、土煙と共にリシャールに襲い掛かるが……)&br;(刹那)&br;シぃいっ!!&br;(黒影が、躍る)&br;(電撃魔術により強制駆動で全身の反応速度と筋力を無理矢理引きあげ……血と肉の焦げる匂いを立ち上らせながら、リシャールは一つの影となって動く)&br;(紫電と血を滴らせ、火花を中空で迸らせ、手に持った刃を放り投げて)&br;(複合装甲に、柄ごと突き立たせる)&br;(そして、そのまま跳躍し、その『柄を踏み台に』もう一度、大きく前に飛んで)&br;だっっらああああああッ!&br;(迫る。黒影が。紫電を纏った蹴撃が。シヴァンへと)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-14 (木) 02:18:13};
---&color(blue){────────────────ああ────────────(軽いデジャヴュ 数瞬の思考 思い起こすかつての戦闘)────────その動き──────四季君も────行っておりまして───────(常在勉強とは本当ですね と)&br;(これが経験 装甲を前に戦士がとる動き 自身行う防衛 それらは二度目 タイミング良し)&br;(電瞬の駆動にて装甲に突き立つ柄を踏み跳躍 その時────────複合装甲を『消す』────────土台は失われ 踏み込まれたエネルギーを全て疾躍に変換させない)&br;────そして空中では───やはり動き難いでしょう(ここで四枚目 第1フォートレスは計四枚 彼女は残る2m級装甲を側に置いていた)どうしますか!?(瞳輝く 目醒めた言葉 大装甲は前面を向け 縦で空中のリシャール目掛け特攻 雷光の戦士は越えるや否や)}; -- [[シヴァン>冒険者/0089]] &new{2016-07-14 (木) 02:36:32};
---&color(red){(威が乗り切る前に消える足場。跳躍は完全たりえない)&br;(そして、空中で失速している間にまた装甲が突っ込んでくる)&br;(空中では身動きは取りづらい。それは正しい)&br;(だが)&br;&br;だから&br;&br;(それでも、向かってくるそれがあるのならば)&br;&br;どうしたッ!&br;&br;(その身に触れる直前。雷光が再び閃く)&br;(それこそ電撃的な速度で即座に突っ込んでくる装甲版側面に『掌を突き』、そこを軸にまた身を捻って、前方へそのまま飛び蹴りを繰り出す)&br;(たとえ装甲を消されようと、今回はただ受け流し、身を捻る為に触っただけ)&br;(しかも、雷の如き瞬き一瞬)&br;(最初からどうするも何も、決まっている。リシャールの取る手はただ一つ)&br;&br;(攻めて、食らいつくのみ)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-14 (木) 02:51:45};
---&color(blue){「やってみたい」まではいけそうでしょう!それでは実践と参りました!(反転に使われた装甲消失 狙い通り挙動に影響は無い だが)&br;(先んじて消滅させた装甲一枚 身を捻るリシャールの眼前にて再実体化 そして動く先へ もう一つ実体化 だがそれだけではない)&br;(今 彼女は『乗り越えられた瞬間 その装甲を解除 電光よりも速くその先へ再実体化』を繰り返している それは刹那を越えた速度 未来視に踏み込む領域への挑戦 手札四枚で全ての動きを防がんとする意志)&br;攻め切るならば護り切りましょう!(雷走よりも速く先制防衛 装甲の消滅と再実体化はもはや明滅する光の様 光律空間により得る感覚は膨大になり いつも提灯ができる彼女の鼻からは一筋血が流れ)&br;どこまでもおつきあいしましょう────────────!!(攻防激突す)}; -- [[シヴァン>冒険者/0089]] &new{2016-07-14 (木) 03:11:02};
---&color(red){いいだろう、根競べなら……付き合ってやる!&br;&br;(返す言葉すらも、発した傍から後方へと流れて消える)&br;(電撃による肉体の強制駆動と神経伝達の最速化により、リシャールの身体は限界を超え、人間の肉体が許す最大スペックで常に稼働を続ける)&br;(目前に現れる装甲板を踏み、躱し、受け、蹴り、ただただ前へ)&br;(シヴァンにその身至るまで、前へ。ただ前へ)&br;(例え血が噴き出そうと、例え傷が広がろうと、例え骨が軋もうと、ただ前へ)&br;(最早、意識や意思で判断などしていない)&br;(反射的闘争心のみで、ただただ愚直に、前へ。ただ一撃を加える為に)&br;(意識を越えて尚、思考を越えて尚、身体のみが前へと出て)&br;&br;};&br;&br;(最早、意識なく、それでも、ただ前へ。ただ一撃)&br;&br;(その意思だけを残して、リシャールの意識は途切れた) -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-14 (木) 03:21:42};
---&color(blue){(数瞬だが無限 まさにその言葉通りの攻と防の激突 そして瞬く間の果てに辿り着く)&br;(剛光装甲を一旦解除し その身近く 定位置へ 一つ長く息を吐き 流れる鼻血を拭う)}; &br;そうですね──────(立ったまま 眼前で意識を失っているリシャールを見て 次に足元に目をやり)───ここまで接近されては砦士としては失格でしょう。''私が敗北でした'' &br;(それは砦士の掟 砦士の防衛力は己の身を守るものでない 他人を守る鉄壁 ゆえに 例え自身が負傷していなくとも『突破されれば 守りきれなければ』敗北なのだ)&br;ありがとうございました────良い勝負をさせて頂きました(一礼)────────ところで───この時間では回復役は────────?(困った様子 周りを見回し) -- [[シヴァン>冒険者/0089]] &new{2016-07-14 (木) 03:40:36};
-  --  &new{2016-07-12 (火) 01:13:08};
-  --  &new{2016-07-10 (日) 01:12:21};
--(スッ) -- [[イェチン>街人/カンフー道場]] &new{2016-07-11 (月) 21:06:09};
---(ズァッ) -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-11 (月) 21:06:48};
---ふむ、実は闘技場でやるのは初めてでな。まぁルールなどは解っている。お前と私だ、刀は真剣で構わんだろうな?&br;(手には極薄刃の中国刀 派手さは無く、無骨なまさに剣といった趣だ。) -- [[イェチン>街人/カンフー道場]] &new{2016-07-11 (月) 21:12:00};
---イェチンがそう言うのならば俺に否やはない。……光栄なことだな、俺が初めての相手というのも。(薄く笑いながらそんな冗談を口にする) -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-11 (月) 21:16:55};
---何、お前には私も初めて性教育をしてもらったからな(誤解をうける表現)お返しというのも色気もくそも無い話だが。&br;私は知っての通り、仙人だ。もちろん剣術もできる。遠慮は無用。ぜんりょくで来なさい。&br;&color(RED){(大きく息を吸い込み、強く地面を踏みしめる。硬いはずの闘技場の床に亀裂が入り、小さな石塊がそこらに散った。 キョーレンとは距離を置き、その場で刀を振り、演舞を始める)&br;纏頭刀!(チャントウダオ)(刀を腰の前で回転させるように、持ち手とは逆に向けて巻きつけるように回す)&br;背花!(ベイファー)(手首をゆるめ、刃で縦に円をかくように回転、それを体の左右に反復させる、一切の乱れなし、完璧に刀を操る)&br;よぉし、準備運動はできたぞ。さぁ始めるとするか。(キョーレンと観客に一礼、そして真っ直ぐにキョーレンに刃を向け、片足立ちに構える)}; -- [[イェチン>街人/カンフー道場]] &new{2016-07-11 (月) 21:27:39};
---//ごめんでんわきたちょっとのあいだはんのうでkばう -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-11 (月) 21:28:46};
---//ゆっくりでだいじょうぶだよ! -- [[イェチン>街人/カンフー道場]] &new{2016-07-11 (月) 21:30:32};
---はは、それでいいのさ。してもらって嬉しい。返してもらってうれしい。大体人付き合いなんてそんなもんだろう?(イェチンの演舞に小さく拍手)&br;だからお互い全力で行くのさ。(イェチンと同じタイミングで互いに頭を下げ、そしてイェチンと同じタイミングで観客にも頭を下げた。)&br;&color(blue){――鳴神抜刀流、霧景・経蓮だ。(今回は観客にも相手にも見慣れた構え……ではない。抜いた刀を逆手に持ち替え、その右手を身体の後ろに、深く腰を落とし左足を前に出した、左半身の構え)}; -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-11 (月) 21:50:33};
---&color(RED){''普く十方窮盡虚空、周辺法界微塵刹中!我が冠は仙!号は青葉! 霧景経蓮、いざ尋常に勝負よ!''&br;(強い語調で啖呵を着れば、その身は低く、逃げの水が流れるが如き勢いでキョーレンの元へと侵攻する&br;まずは下段、体ごと回転させながら、小さな体をさらに低く、小さく畳み、斬りつける。だが止まらない、さらに回転した体は中段になぎ払い、払ったかと思えばまた足元へと連続的な攻撃をしかける!)}; -- [[イェチン>街人/カンフー道場]] &new{2016-07-11 (月) 22:01:09};
---&color(blue){なんと美しい回転か。軸に全くブレがない! いつまでも回っていられそうだ!(イェチンの小兵たるを活かした足元への斬撃、自分が足元へ刃を滑らせては間に合わない、ならば)&br;いぇぁァ!(踏み込んだ右脚。左足を軸にして下段の回し蹴りを刃に合わせて繰り出す。恐らく靴に装甲が仕込んである。キィンと高い音を立てて刃を弾いた。しかし刃は止まる気配を見せない、脚を止めるのは得策ではない、それならば、いっそこのまま)&br;せぇあ! いやぁ!(互い違いの高速回転。ベーゴマか何かが互いに弾き合うかのように二度、三度。いかなる動体視力の為せる業か、回転で流れる視界の中でイェチンの斬撃を三度弾き切って、)&br;''鳴神抜刀流・雷槌!''(四度目の回転はない。回転の慣性を身体のバネで完全に御しきりながらも勢いを殺さず、右足で直線的に踏み込みながらも愚直かつ正直。すなわちそれは、刀の柄を握り込んだままの右で放つ、雷を帯びた中段正拳突き!)}; -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-11 (月) 22:17:07};
---&color(RED){(一撃目は足で捌かれ、薄刃がしなる。)味な真似を、思ってたよりも勝負慣れているな。(だがそんな事は問題にならない、一撃を防がれたのならば二撃目を、三撃目を、当たるまで続ければいいだけだ。&br;しかしこの高速の攻撃を、三度まで堪えるとは、キョーレンの技を過小に評価していたつもりは無かったが、改めねばなるまい)&br;!(そこに飛び込むは真っ直ぐな正拳、これは予測の外にあったと見えた。しかもその手には雷気を帯びている、当たればもちろん、触れるだけでも手痛いダメージとなる)&br;はっ!(ならば、回転の勢いをそのままに、足を地面か離し、その場でキョーレンの腕を軸に平行棒のごとく回転ジャンプ!&br;さらに空中、頭を地面に、足を天に向けた体勢でキョーレンの刀の握りに向けて刀の腹をぶつける)この剣にはこういう使い方もある!&br;(普通の剣であればそれは簡単に防がれるものだったであろう、だがイェチンの剣は極薄刃で非常によく「しなる」のだ。その腹をあてた刃は当然のごとく大きく湾曲し、キョーレンの手を直接叩く)}; -- [[イェチン>街人/カンフー道場]] &new{2016-07-11 (月) 22:30:56};
---&color(blue){づッ……!! なるほどそういう剣か、面白いな!(この男の知識に大陸の剣の知識は薄い。だから、刃が薄いということを目で見て認識はしていても、こういう使い方ができるという意識がない。拳撃で伸びきった手を強かに叩かれ、その刀が叩き落とされて……)&br;ならば!(両足が地を蹴る。ただし、後ろ向きに。痺れのない左手一本でのバク転。この男には特段難しい話でもない。だがこのバク転は派手に距離を取るための示威を兼ねたようなものではない。)&br;(その地を蹴った脚が、手を離れ重力に引かれて落ちていく刀の柄を捉えた。)&br;(距離を取りながらこの男はあろうことか、バク転で踏み込んだ足で自らの刀を、いまだその身を空中で倒立させているイェチン目がけて蹴り飛ばしたのだ!)}; -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-11 (月) 22:41:45};
---&color(RED){ぬおっ?(キョーレンに一撃を与え、さらに縦回転、その下方に自分の顔をめがけて襲い来る刀の切っ先!驚きに思わず声が漏れた&br;だが常人なればいざ知らず、イェチンは仙人だ。その動体視力と判断能力は普通の人間のはるか上。高速思考、泥めいてゆっくりと流れる主観時間。空中でイェチンは大きく体をそらし、その刃を躱す&br;胸の谷間をかすめるように突き上げられた刃は衣服をわずかに切り裂きつつ、伸ばしたイェチンの手の中におさまった)&br;ふっ、やりおるなキョーレン。(手にしたキョーレンの刀を一度だけ振るうと、気をつけの姿勢でキョーレンに向けて礼とともにこれを差し出す。&br;キョーレンが刀を受け取れば、再び一歩飛び退いて剣を構える。その刃先は絶え間なく回転し、スキを伺う肉食獣のごとく閃く。)}; -- [[イェチン>街人/カンフー道場]] &new{2016-07-11 (月) 22:51:12};
---&color(blue){……こっちのセリフだ。避けるまでならいざ知らず、空中でそれを捕まえるか普通。(頭を下げて刀を受け取った。イェチンに限ってその隙を騙し討ち、などということはするまい。そんな信頼がふたりの間に在る。)&br;さあて……?(さっと飛びのいたイェチンを見据えながら、黄色い錦に彩られた鞘にその刀を納める。ほとんど左足の上に腰が乗るまでに深く深く腰を落とし、そして前に伸ばした右足は伸びきっている。いっぱしの武芸者が見てさえ無理のあるとしか思えないこの構えこそがしかし、彼の必殺の構えであった。必ずや後の先を取り、イェチンという獰猛なる獣を狩ってくれよう。)}; -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-11 (月) 23:07:57};
---&color(RED){(切っ先を向けたままの刃が白く、微かに光を帯びたように見える。それは日を浴びた目の錯覚か、否、刃に気をめぐらし力としているのだ。)&br;(剣だけではない、その両足も背に回した手もが微かに光を放ち始めている。数合の斬り合いのうちに、老獪にも気を練っていたのだった。)&br;その技、見せてもらおういくぞっ!(あえての真正面からの飛び込み。地を蹴り、まるで空を飛ぶかのように突き出した刃をキョーレンの胸元に向けて鋭く飛びかかる)}; -- [[イェチン>街人/カンフー道場]] &new{2016-07-11 (月) 23:16:05};
---&color(blue){望むところだ、''鳴神抜刀流――''(一歩の踏み込みが恐ろしいほど早い。完璧な胸元目がけた中断突きの、その刃先の延長線上から……キョーレンが消えた。違う、踏み込みの最中、さらに身体を低くしたのだ!)&br;''――一閃ッ!''(極限まで低く低い足の運び、地面と踏み込む脚との間には10cmとあるまい。そこへさらに上体さえも大きく前に倒したこの男、イェチンの突きの下をくぐってその足目がけて精妙なる抜刀術を振るう!)}; -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-11 (月) 23:31:36};
---&color(RED){(突き出したその刃先が皮膚へと達する僅かに前、その体が消えた。遅ければ刃が貫き、早ければかわされる、完全なタイミング。)&br;''ザンッ''(草を払ったような斬撃音、キョーレンの刀は500年の修行を続けた仙人の体に届いた。切り裂かれた足元からは血がほとばしる。だが浅い。キョーレンの技は完璧だったはずだ。&br;イェチンは咄嗟に空中で両足に纏う気を放ち、僅かに足の角度を強引に変えたのだ。それで致命的な一撃は免れた。ぎりりと歯をかみ、そのまま体ごとキョーレンに当たる)&br;キョーレン、ここは、私の距離だ。(その瞳が僅かに金色の輝きをみせる。そして、空中で両肩へ手刀を放ちつつ着地。ワンインチ距離。&br;足を踏みつけ、連続の掌打。まるで洪水のごとき攻撃が始まる。わずかでも守りに綻びあれば、それは致命的な攻撃の呼び水となり決壊をまねくだろう)}; -- [[イェチン>街人/カンフー道場]] &new{2016-07-11 (月) 23:46:35};
---&color(blue){知ってる。本来なら斬り抜けるつもりだったのだがな。そうは問屋が卸さんらしい。(金色の輝きに静かに頷きを返す。自分のすべてを出し切るに際して、相手が何であろうが関係はないのだ。)&br;(脚を踏みつけられた。最初の蹴りのように仕込んだ靴の装甲のおかげでそれ自体負傷するには至らない。が、闘技場の石床を踏み砕くイェチンの踏み込みから、脚を抜け出すこと能わない。すなわち、間合いを離せない!)&br;(さらにここへきて両肩への打撃。動きへの影響はわずかなものだし、循環する霊力はその影響すら短時間で取り払ってくれる。その短時間の僅かな動きへの影響が、イェチンの怒涛の連続攻撃を捌くに際して致命的。守りの綻びを攻撃する前に自分で作ってくるのだから恐れ入る。)&br;''鳴神抜刀流・奔騰!''(連打の掌底を長く捌くことは叶わない。そもそもまだ右手には刀を持ったままなのだ。右の掌打を左手で払い落し、続く左には左ひじを合わせて、防御が間に合うのはそこまで、だがそこまでで十分だ。)&br;(奇しくも先ほどキョーレンの刃に対してイェチンがしてのけた気の爆発。キョーレンはそれを、全身で行う。ワンインチの距離が逆に好都合だ。距離を離すほどに減衰する威力は、逆に言えば距離が近いほどに威力が増すのだ。ワンインチ、上背に勝るキョーレンの全身から迸る攻撃的な霊気が余さずイェチンに襲い掛かる!)}; -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-12 (火) 00:06:49};
---&color(RED){掌打、肘打ち、横払い、目つき、流れるように、風舞うように、炎の様に、それは次々と雪崩かかる。&br;気功を熟知するイェチンにはキョーレンの体を流れる気が強く、循環していくのを感じていた、そして次なる一撃が放たれるのを、頭ではなく体で判断した。&br;来る、全身にみなぎるエネルギーの奔流、それが次の瞬間には炸裂してくるのを感じた。)&br;それを待っていたぞキョーレン。剣の勝ちはお前に譲ろう、だが…!''抱排手・絶招''(イェチンの体内には強力な気功の「炉」が回っている&br;「内丹炉」それは言わば気の粒子加速器。一瞬にして気功が増幅していく、それは外へと光となって漏れだす。両手に練り上げていた気功、その力を開放する。&br;ぶつかり合う二人の気の力、それは強烈な斥力となり雷のごとく閃光を生んだ…!)}; -- [[イェチン>街人/カンフー道場]] &new{2016-07-12 (火) 00:26:42};
---&color(blue){なんッ……だと!?(果てなき修行の果ての果てに感覚を掴んだ霊気の扱いである、このみち500念のイェチンに、知覚においても扱いにおいても遠く及ばない。当然……自分の霊気を逆に利用されるなど、まったく想定の他であった。)&br;(強烈な閃光、一時的に視覚の麻痺を招く。未だワンインチの距離に間合いが固定された状態で視覚を奪われるのは、絶望的な状況と言って差し支えあるまい。が、)&br;それでは……それでは駄目なんだよッ!''鳴神抜刀流・迅雷!''(キョーレンの身体が紫電に覆われる。外に向けてのものではない。それはキョーレン自身に流す雷による、そして普段から使っている霊気による二重の身体強化。左の拳が腰の横で握られる)&br;(白く塗りつぶされた視界に、足同士が触れ合っている足元を基準にイェチンの姿を思い描く。自分の足が固定されている以上そこから大きく離れていることはありえない。膝を撓め身体を捻り全身の筋肉を連動させ、まさしく電光よりも早い左拳が下からイェチンの体の正中の中心……鳩尾をめがけ今まさに撃ち放たれた)}; -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-12 (火) 00:43:24};
---&color(RED){(それは同時だった。イェチンの両掌がキョーレンの腹に届き、逆に自らのみぞおちに左拳が突き刺さり、口元から一筋の血が流れ落ちる。小さな体のうちに雷撃が暴れ、その肉と神経を焼く。仙人の体と気功術をもってしてもその威力を封じることは出来なかった。&br;足元がぐらつく、しかし、踏みとどまった。金に光る眼光がさらに強さを増していく。&br;イェチンの掌が触れていたのほんの一瞬。だがその間に、普通の気功の使い手であれば練るのに数ヶ月はかかるであろう途方もない量の気を打ち込む。&br;膨大な気が暴力的な力となり、その内の内臓をシェイクする。それが、''抱排手''気功を極めたイェチンなればこそなせる奥義!)}; -- [[イェチン>街人/カンフー道場]] &new{2016-07-12 (火) 00:55:54};
---&color(blue){ぐ、ぶ……っ(この感覚には覚えがあった。サザンカに食らった内当てと同じだ。外からの衝撃ではなく、内側に浸透した気が爆発して直接ダメージを与えてくる。……もっとも、感覚自体は同じでもその威力は圧倒的にイェチンのほうが上ではあったが。)&br;……ひとつ、今だからイェチンに言えることがある。(足元から順に力が奪い去られていく。が、辛うじてまだ踏みとどまっている。眩いばかりの金眼をひたと見据えた)&br;};その目が光るの、カッコいいな。(それだけ言って、膝から崩れ落ちて、そしてそれ以上は倒れなかった。)&br;&br;『ノックアウトにより、勝者イェチン!!』 -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-12 (火) 01:04:21};
---なんだそりゃ。(それだけ言って、崩れ落ちたキョーレンを担ぎ、念入りに気功で癒やしてやるのだった。内臓ダメージはおっさんには厳しいからね。) -- [[イェチン>街人/カンフー道場]] &new{2016-07-12 (火) 01:08:55};
- 
--はい!今日ならいける気がするのでたちます! -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-09 (土) 21:09:14};
---こうしてたちながら観客席の視線を独り占めしてると、何だか凄く申し訳ないのと&br;恥ずかしい気持になってくるぜ…! -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-09 (土) 21:13:17};
---よいしょ、じゃあ失礼して。四季くんの闘いは一度見てるけど、どんなもんかなって -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-07-09 (土) 21:14:18};
---アニーさんだ!…どうしよう、オレの命は今日ここで終わるかもしれない&br;(以前の相手の戦いを思い出し、恐ろしいと身震いしながら)&br;どんなもんって、そりゃ見たことあるとおりだぜ、魔法と刀とゴーレムと、割と何でもします! -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-09 (土) 21:16:56};
---そんな恐れられるようなことしてただろうか……(冷や汗たらり)&br;私は色々あるけど、今日は……''&ruby(デュプリケーター){万象の虹};・タービュランス!''&br;(背中に掛けた藍微塵を少しだけ抜いてそう詠唱すれば、生成されるのは嵐を纏う槍 ニンジャやカサネはそれを知っているだろう ただ、喋りはしないが)&br;これと、こっちかな(更に腰に下げた一鞘二振りのナイフを抜き、それぞれをブーツに装着 足で扱うナイフ術だ)&br;(どちらもカバーをかぶせて切れ味を殺している) -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-07-09 (土) 21:22:09};
---あははっ、以前に見た時の印象が強すぎて…でも、そういえばカラオケとかでもあってるもんな&br;気さくだけどこういう時になると怖い人、見たいな印象があるのかも、うーん…&br;(そう言いながら軽く傍らを浮遊していたゴーレムとハイタッチ、そうして後ろに下がらせると腰から提げた刀の柄に手をやり)&br;それにしても、何だか知ってる人が居たりして恥ずかしいんだぜ…うん、恥ずかしくない試合にしよう&br;(そう言って深呼吸をすると)&br;それじゃあ、よろしくお願いしますっ! -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-09 (土) 21:26:32};
---戦闘時は集中してるから、性格が変わって見えるってよく言われる……(頬を掻いて苦笑い)&br;うん、それじゃあ(一度瞑目して深呼吸 吐き終わって目を開けば)&color(blue){よろしく、お願いします(その瞳は戦に全神経を注ぐ戦士のそれ)&br;(槍を前に構えた姿勢から)ふっ、せいっ!(短く持って振り上げ、振り下ろし すると槍の穂先から旋風が渦巻き、四季へ向け薙ぎ払われる)&br;(まだまだ挨拶代わり 動きを見たいという肚)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-07-09 (土) 21:39:53};
---&color(red){(そう挨拶をして手にした柄に魔力を流し循環させる)&br;(母親の魔力に呼応するかのように、白とも銀とも付かない髪の色がちかちか、と紫に明滅し)&br;(自らに向かってやってくる渦巻く風を見れば、恐れる事はないと、その旋風の余波に髪の毛を揺らしながら)&br;(僅かに腰を落とし姿勢を正すと、まっすぐに相手を見据え)&br;今日は最初から本気で…ソレにヤバそうな武器もあるし!&br;(そう言って、相手とその背後の闘技場のリング、そして客席の壁面、戦う相手と、自らに向かう旋風、それらを纏めてしっかりと視ると)&br;零の太刀、いきますっ!&br;(そう叫ぶや否や、不可視の気配のようなものが横薙ぎに走る)&br;(ソレに遅れるようにして刃を高速で引き抜く居合いを放つ)&br;(その放たれた刃の切っ先は空を斬り進んでいくが)&br;(ソレにあわせるかのように気配の通り過ぎた位置を確かめるように横薙ぎに、リングを傷つけ壁面を削り、旋風を二つに割って行く)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-09 (土) 21:44:02};
---&color(blue){(四季の魔力の流れに目を見張る 見たこともないスペクトルを発し、四季の身体に満ちていく)&br;(そうして抜刀から放たれた剣圧は風を切り裂いて向かってくる 当然受けるわけにはいかない)&br;(ナイフの取り付けられた両ブーツに稲妻が走り)ふっ(軽くジャンプし剣圧を飛び越す 高く飛べば的になるからだ)&br;(そのまま着地際を狙われるわけにもいかない 槍を構え)せいっ、やあっ!(地に下りながら四季をめがけての二連突き 渦巻く風が槍の穂先となって迫る)&br;(一つはやや右にずらして、その後の一つはそこから左に避けることを想定した左側への偏差突きだ)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-07-09 (土) 21:53:01};
---&color(red){ (視界を世界として、眼に映るものを斬りつける事で現実の物体に影響を与える魔剣技、母の魔力の影響もあってか発動は極めてスムーズに、抜刀術を扱う背の高い友人の教えのお陰か、刃を振るう速度は極めて速い)&br;(斬りつけた旋風が見事に二つに割れ霧散したのを確認すると、そのまま流れるようにして刀を振り抜き鞘へと納める)&br;(どれだけ不安定な体勢であろうとも放てるように訓練した甲斐もあってか、一連の動きに一切の乱れはなく、むしろ相手の次の動きを観察する余裕まであった)&br;くっそぉ、先に読まれた…いや、気配を出しすぎた…!&br;(舌打ちと共に自らの未熟を呪う言葉を一つ発すると、紫に明滅していた髪の色は元に戻り、変わりに落下と同時に攻撃を行う相手に向けて刃を向けて)&br;普通の突きじゃない…けど、ここは!&br;(一つ目の突きを左に身体を動かし避ける、ソレと同時に自らに迫ってくる二つ目の突きを認識した時には、咄嗟に腰に提げたククリ型の短剣を手にとって、風が渦巻く穂先に半ば強引に叩きつける様にしてぶつけて軌道を逸らし)&br;(よろめく体勢のまま、もう片方の手はしっかりと刀の柄を握り締めたまま)&br;(落下の為に自らに寄って来た相手に向けて、下から上へ、股を切り上げる形で刃を繰り出す)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-09 (土) 22:00:23};
---&color(blue){(風の突きを逸らされ心の中で感嘆 決して狙いは甘くなかったはず それを凌ぐ四季の力量は油断ならない)&br;(股下からの切り上げ 速度も早い そのままでは対応できぬ はずだが)しっ!(右足を払えば尋常でない速度のナイフでの受けを形成)&br;(両足に備えられたのは双短剣ベターハーフ 揃えて使う限りにおいて持ち主に加護を与える夫婦剣 足の振りを援護しているのだ)&br;(そして無事着地 と同時に)せぇい!(槍の中ほどを持ちぐるりと回転 すると小規模の嵐のような風を纏いつつ足払いとなる 嵐槍はただの風の魔導器ではない 嵐を伴う槍だ 真価は中距離にある)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-07-09 (土) 22:11:13};
---&color(red){ (突きを逸らした影響か左腕を中心に身体が揺らぐ、しかしソレを意に介した様子も無く師から教わった通りの太刀筋をなぞるように、しっかりと繰り出し)&br;(しかしソレが常識を逸脱した速度での受けに阻まれれば、目を見開く)&br;ちぃっ!通ると思った、のに…なぁ!&br;(元々体勢を崩していた上に、相手に切り上げを受けられてしまい、更に追い討ちのように槍を纏う風に襲われれば、大きく身体が揺らぎ)&br;(その流れには逆らわず倒れこむようにして身体を崩して、闘技場のリングに倒れこむと同時に二度、三度と転がり相手から距離をとる事を選択し)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-09 (土) 22:20:21};
---&color(blue){(足払いの加減はよし 近距離に踏み込まれた際のフォローとなる脚の短剣技も実用的なライン)&br;(とは言え、逃れた四季にはまだまだ山程手が残されているだろう 迂闊に踏み込み過ぎればその技の餌食)&br;(先に体制を整える アニーの体中に稲妻の身体強化が蒼く走る 魔力もまだまだある 試合はこれから)&br;(そして駆け出せば槍の風と己の雷を纏い正に嵐が迫るよう 目指すは四季へ槍の穂先がぎりぎり届く中距離と遠距離の狭間)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-07-09 (土) 22:27:41};
---&color(red){ (相手からの追撃は来ない、コレは見逃されているのか、それとも警戒されているのか、その真意を探るようにじぃっと身体を起き上がらせながら相手を見つめ続け)&br;…やっぱり戦い始めると別人みたいだ、見逃されたならヤダなぁ……(一人で、ぼそりとそんな風に呟いた後、相手の身体に走る紫電の眼を細めながら)&br;……色んな武器を使いこなして、スゲー厄介…だから、奇策で行くぜ!&br;(ククリ型の短剣「満月」を元の位置に戻すと今度は、刺貫用の短剣「新月」を取り出す)&br;(そして短剣の持ち手を強く強く握り締めると、息を一度だけ吐き捨てると、その短剣を相手の持つ槍に向けて向けて投擲する)&br;(ソレと同時に自らも勢いよく走り出す。投擲した短剣の後を追うような形での疾走の最中、そろそろ二人の距離も縮まり先に槍の間合いへと入ろうかという頃合に)&br;(僅かにだが速度を落とすと前方へと向けて大きく跳躍)&br;ヴァナルガンド!&br;(叫んだ言葉に呼応するように投げつけたナイフを中心にしてバスケットボールサイズの漆黒色の球体が発生する)&br;(球体は、周囲にある空気を吸い込み、リングの石畳が弱い所をカタカタと鳴らし、本物のブラックホールさながら周囲の存在全てを飲み込もうとし始める)&br;(ソレは当然、相手の繰り出した槍が纏う風や突き出した穂先、或いは相手の肉体そのものすら飲み込もうと強烈な勢いで、ごうごうと空気を、そして相手の槍が纏う風すらも吸い込む音を立てていく)&br;(一瞬、前方に向けて跳躍した身体が大きく揺らぐが、それでもそのために全力で跳んだ甲斐もあってか、無事に相手の背後を取る形で着地をすると)&br;(殆ど振り返るのと同じタイミングで相手の背に向けて刃を振るう、ソレと同時に発生していた漆黒の球体は消滅、短剣が石畳の上に落ちてからんっ、と音をたてた)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-09 (土) 22:34:41};
---&color(blue){(槍を目掛け短刀を投擲 何のつもりか それを払おうと槍を動かした矢先に)''っ!?''(短刀が突如引力を生じ始める)&br;(それは重力魔法を操るために研究を行っていたがために知っていたもの ブラックホール 無論小規模だが、逃れるのは困難)&br;(前のめりになった身体 持っていかれぬ為に磁力魔法を緊急的に発動 己の身体を地面に縛り付け、踏ん張る)&br;(当然そうなれば、飛び越した四季はアニーの背後を取る その斬撃を躱す余裕はない)&br;(とっさに槍を背側にまわして受けるが)ぐっ!(肩口へ切り傷を作る まだ浅いが受け続けるわけにはいかない)&br;(やがて重力が収まった所で反撃として)でぃやっ!(文字通り電撃的な振り返りざまのトゥーキック 驚異的な速度のその先端にはカバーが掛けられた短剣 狙うは肋骨の隙間 肺打ちだ)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-07-09 (土) 22:45:18};
---&color(red){ (振り向きざまに振るった剣は見事に相手の肩を斬りつけはしたものの、手応えは浅い)&br;(この程度で戦意を喪失したり、或いは負けを認めたりする人ではないと、視線を鋭く相手を見つめ続け)&br;(意趣返しのように振り向くと同時に蹴りが飛んでくれば、眼を見開き)&br;…かっ!はっ…げ、はっ、はっ……!!&br;(短剣で思い切り打たれた肺は酸素を全て吐き出し、痙攣を繰り返す。呼吸が出来ない、まるで陸の中で溺れるかのような痛みに声を失うが、咄嗟に刀を地面に突き立てかけると、自らを蹴り上げた相手の足首を強く掴むと))&br;…………ぐ、ぁ…はっ…フ…ロ……ル!&br;(掴んだのとは別の手が真っ黒に染まり、それに呼応してその手の中に漆黒の長剣が発生する)&br;(悪評高き狼の意と母が呼ぶ闇を変質させ自らの意で操れるその刃は、しかし呼吸困難故の意識の揺らぎのせいかそこまで強い闇を感じさせはしない)&br;(しかしそれで十分、と未だ呼吸の定まらぬ口で笑うと、その漆黒の…といっても闇の足りないせいで、切れ味など無いに等しい、鈍器と呼ぶのが正しいそんな長剣を相手の喉元へと向けて、思い切り突く)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-09 (土) 22:55:15};
---&color(blue){(肺打ちは十二分の手応え だが)しまっ……(足首を捉えられる 逃れる手段を考慮する が、四季はその時間を与えてくれなかった)&br;(四季が空いた手で呼び出した闇の剣 これにも先ほどのように引力が備えられているのなら……小細工を弄して足首を逃れても、再度突きが待っているだけ)&br;(ならば仕方ない どのような目に合うとしても、下手に逃れるより攻めるほうが望ましい だから)&br;''だぁぁぁあああらああぁぁぁぁぁ!!''(嵐槍を振り回し、四季を打ち据えつつ己達を嵐の渦中に放り込む 風と槍の打擲に揉まれれば四季とて無事では済むまい)&br;(それは同じく風に揉まれる自分も同じ だが、それは四季ほど長い時間揉まれなければ良いだけの話 逃れる手段はある)&br;(だがそれは試練を乗り越えてからの話だ 四季の闇剣の突きが)ぐ、ぶっ……(喉に突き刺さり、喀血を催す)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-07-09 (土) 23:08:00};
---&color(red){ (威力の大きく減衰させられた闇の剣で突く事をする、たったそれだけの相手に相手が槍を振り回し始め、その一発一発が激痛と呼ぶに相応しい痛みが連続して、絶え間なく自らを誘う)&br;っ、は…ぜひ……!!&br;(痛みに悶絶の声を上げようにも、蹴り上げられた肺は十分に機能を果たさず、ただこひゅ、こひゅ、と僅かながらの仕事を果たすのみ)&br;(ソレならばと、歯を食いしばりながら痛みに耐え、闇の剣を突きいれ、その確かな手応えを感じると同時に剣を、悪評高き狼の意と呼ばれる術法によって形成された刃を消し去ると)&br;(途端に自由になった手で握り拳をしっかりと固め、喀血した相手の顔面へと向けて今度は拳による突きを放ち)&br;(ついでと言わんばかりに掴んでいた相手の足首を離し、その身体を大きく崩してやろうとする)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-09 (土) 23:17:52};
---&color(blue){(四季の手から足首を逃す それだけのためにどれほどの苦境に立たされているのだろうか)&br;(槍で打ち据え、風で打ち据え、それでも四季は己の策のためにしか離さなかった)&br;(だが、その最後の一瞬離してもらうだけで十分だった)''でんごぉ、せっがぁっ!!''(喉にダメージが有る中の無理矢理の詠唱)&br;(だがその動きは練られていたかのように正確 四季の拳からあっという間に身体を逃し、四肢を無理矢理動かし着地姿勢)&br;(槍を持ったままの不安定な姿勢すら考慮済みの、着地姿勢 距離をとって仕切りなおし だがダメージは甚大だ 残る手は少ない)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-07-09 (土) 23:29:19};
---&color(red){ (拳には確かに相手を殴りぬいた感触、そして喉を突いた感覚、それら全てが鮮明に残っていたというのに、それでも手を離した途端、当たり前のように離れて行った相手に眼を細める)&br;(ひゅー、ひゅーっ、と空気の音を何度か繰り返している間に少しずつ蹴り上げられた肺が落ち着いてくるのだろう呼吸は未だ頼りないものの浅いながらも、酸素を取り込み始め)&br;あっ、がは…うぇー……ちくっ、しょ……フローズ…ヴィトニルまで、使った、ってのにさぁ……げほっ…!&br;(べぇっ、と血液交じりの唾液や痰をその場に吐き捨てると、傍らに突き立てかけておいた刀に手をやり、それを鞘に収める)&br;(ちらり、とこのまま待つという考えが頭に浮び、頭を振って否定する、やるのならば思い切り、と腰を落とし刀の柄に手を置き)&br;(全てを短時間低出力で済ませてきたとはいえ、魔法の連発ですっかり不調を訴える身体で、にぃっっと唇を吊り上げて笑い)&br;アニー…げほ、っ、さん、行くぜ…?&br;(掠れる声で相手の名前を呼び、仕切り直しをして見せた相手に向けて残った魔力を使い駆け出す)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-09 (土) 23:39:26};
---&color(blue){げほっ、げほっ!……うん、いくよ、四季くん(咳払いで喉の調子を戻し、離れた位置で槍を横に構える)&br;(そして風と雷に乗り、四季へ目掛け距離を詰めに掛かる ぐるぐると周りを回りながら、徐々に徐々に距離を縮める)&br;(槍の間合いより遠い距離で、飛び込む瞬間を見計らう 仕掛けるのは一瞬 この距離でも瞬きで勝敗が決する)&br;(背後は警戒しているだろう だから仕掛けるのは側面に回った瞬間 踏み込む足を四季の側に向ける)&br;(……その瞬間、嵐槍は溶けて消えていく 複製魔術の時間切れだ だが、それは考慮の範囲内 もっと前に入って仕掛ける)&br;(ならば、四季は脚のナイフを読んでくるだろう ……だから、更に奥の手を切りに行く)''電光石火ッ!!''(過剰とも思えるほどの加速 それは脚の間合いよりもっと奥へ踏み込むための物)&br;(四季の手が伸びきるより先に踏み込み、剣の威力を殺しつつ必殺を仕掛けに行く その無謀すぎる突貫はサザンカには狙いが見えるだろう)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-07-09 (土) 23:58:45};
---&color(red){  (周りを回りながら距離を詰める、その不思議な動きに駆け出した足は止まり、視線が相手を追いかける)&br;(何を狙っているのか、その不穏な感覚に心がざわめきたつのを感じ…相手を追いかけるようにして身体を動かしかけてしまう)&br;(ソレを無理やりに推し留めて僅かな間、瞳を閉じる。整い始めた肺を使い大きく深呼吸をすると、静かに相手の気配に集中するように意識を空にして、相手を視る)&br;(彼女は何処から来るか、足跡から、そして風と雷から来る嵐の音が彼女の存在を正しく教えてくれる)&br;(背後に周り側面に回り正面に来る、その足音に異質な、こちらを向くものが混じったのを察知すると)&br;(何かが来る、ただそれだけはわかったのだろう、その為の準備を心の中で終えると)&br;…アース―――ウォール!&br;(魔術の発動を宣誓、派手さは一切無く地味で、堅実的な土属性の魔法、しかし何より信頼する兄から教えられた土の壁は動作を行うよりも早く闘技場のリングから迫上がり、四季とアニーの間に立ち憚るだろう)&br;そしてぇ!ガイア、スラッシュ!!&br;(鞘に収めた刀を下から上へ、壁へと向かって思い切り切り上げる)&br;(ただそれだけの動作はしかし、土の精霊に働きかけ地面を隆起させ、無数の土や岩の突起を作り出しながら壁を粉砕し、そしてその壁の向こう側に居る彼女さえ飲み込まんと放たれる)&br;(ソレと同時に魔力の使いすぎ故だろう、その場に膝を突いてぜいぜい、と折角元に戻った呼吸が荒くなる、それでも相手がまだ何かをすると信じてか、懐に手を伸ばし、ククリの短剣を取り出し、構え)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-10 (日) 00:12:52};
---&color(blue){(電光石火にて接敵する瞬間に展開される土魔術の隆起 闘技場のあちこちから吹き上がる)&br;(走る最中、それらの突き上げを出来るだけ避けて進んでいこうと図る だが)ぐっ、があっ、んぅっ……!(脚に、腹に、突き上げがドスドスと刺さる)&br;(だが止まらない 止まれないのだ 引き絞られた矢と同じく いくら血反吐を吐いてでも 狙うは拳のクロスレンジよりも更に近い密着距離)&br;(ククリのこともある 反撃は覚悟の上 膝をついた四季に対し、身をボロボロにしながらも肩と肩が触れるような距離、四季に手の側面を当てて)&br;(繰り出す技は)''雷獄勁''(相手の体内に圧力を送り込む浸透勁に電撃を載せて打ち出す絶技 だが、繊細な技ゆえ技の掛かりが浅ければ反撃を見舞われるだけだ)}; -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-07-10 (日) 00:32:19};
---&color(red){ (壁で防いで地面を隆起させて、それら全てを叩き込んでもまだ戦う事を辞めない相手に、感動と敬意すら覚えあの日、あの時見た彼女のままの姿に息を吐き)&br;(自らに女性特有の柔らかい、しかしその実威力だけは暴力的な手が触れると)&br;っ、あ、がああぁぁあああっ、ぐ、あ、がっぁっ!&br;(全身に電流が走り、先の暴風と槍の殴打とは比べ物にならない激痛が身を襲う)&br;(内側から襲い来る痛みに意識は飛び、痛みに再び覚醒し、また飛び、ソレを繰り返しながらコレを受け続ければそう長くは持たないと即座に理解する)&br;(途切れ途切れになる意識の中で、手にしたククリを握った手が真っ白になるほど強く握り締め)&br;りゅうせい……夜!&br;(魔力の残りなど殆ど存在していない、それでもこのまま負けるくらいならば、と搾るようにして痛みの中で口にすれば、手にしたククリの刀身が光の粒へと変わっていく)&br;(数は、そんなに多くはなく100を越えることは無いだろう、輝きも流星と呼ぶには頼りない)&br;(それでも生み出された星の輝きは、触れれば物理的な衝撃を伴い闘技場の石畳すら破壊する光点は、その全てを彼女へと降り注がせる)&br;(光点がアニーに触れれば、それだけで硬質なソレが彼女にぶつかり体力を削る音が響き、ソレだけを頼りに歯を食いしばり自らを蝕む電撃に耐え続ける)}; -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-10 (日) 00:49:53};
---&color(blue){(歯を食いしばり堪える四季 やはり土のあぜ道が威力を奪っていたか 一撃でダウンを奪えずにいた)&br;(後のことは……言うまでもない 敗者は負けを受け入れるのみ 四季の放った「りゅうせい」の星はアニーを突き、打ち据える)};&br;(その数が百を数える前に、視界がブラックアウトして背が舞台に倒れ伏した) -- [[アニー>冒険者/0003]] &new{2016-07-10 (日) 00:57:21};
---&color(red){ (電撃の受けすぎで視界が定まらない、全てがぼやける世界の中で相手の倒れるような音だけが聞こえるが、それさえも現実なのか夢なのか定かではなく)&br;(ただ、絶え間なく続いていた電気の痛みが止んだ事を感じ取れば、魔力も無く、体力も無い電撃のせいで身体のあちこちが焼けるように痛く、身体を動かす事も出来ない)&br;(故に、いつからかわからないが、母の色である紫を色濃く出した髪の毛や、闇の剣の影響で真っ黒に染まった手はそのままに、その場に倒れる事も無く意識を失い)};&br;(それから数十秒、まるで事態が追いついたかのように自らも倒れ伏した) -- [[四季>冒険者/0014]] &new{2016-07-10 (日) 01:03:33};
---(二人にヒーリングを行い、大事ない程度にまで回復させて二人を担いでいった)……闘技場がボロボロになってる… -- [[サザンカ>冒険者/0001]] &new{2016-07-10 (日) 01:05:39};
-いざ -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-06 (水) 21:32:27};
--応。 -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-06 (水) 21:55:19};
---(舞台に現れた兵を前にして、口端を吊り上げる)&br;得物はどうする&br;本身か? それとも竹光か? -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-06 (水) 21:56:40};
---''鳴神抜刀流・堅剛''(黄色い布でもって装飾された鞘から音もなく白刃を抜き放ち、その刀身に紫の光を灯す)&br;俺はこれで刃引きをするのが常でな。そちらは好きにするといい。(と、またも音もなく刀を鞘に納めた) -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-06 (水) 22:01:06};
---ならば、そうさせてもらおう&br;(腰に佩びた刀を抜き、構え)&br;我が名はリシャール&br;いざ、尋常に……&br;&br;&color(red){勝負ッ!!&br;(疾しる)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-06 (水) 22:13:06};
---&color(blue){鳴神抜刀流、霧景・経蓮だ。(静かに名乗りを返し、そして白刃は鞘に収まったまま、鯉口を切って腰を深く深く落とす。左足はほぼ曲がりきり、右足は伸びきる。そのような不自然な体勢でありながら、リシャールを待ち受けるキョーレンの抜刀姿勢にはいささかの無理も隙も見受けられない)}; -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-06 (水) 22:19:12};
---&color(red){(眼前待ち受けるは、あくまで受けの姿勢を取るキョーレン)&br;(しかし、リシャールは止まらない。止まる意味もない)&br;(ここは戦場。これは立ち合い。ならば、どうして、止まる意味がある。どうして、止まる必要がある)&br;&br;(折角相手がその『武』を披露しようというのに、どうして臆する理由がある)&br;&br;(浮かぶは凶笑、纏うは覇気)&br;(然らばその身は、ただ躍るのみ)&br;&br;ハァアアアアアアアアアアアアッ!&br;&br;(気合い一閃、仕掛けは片手一本、平突きの一刺し)&br;(速度と間合い、両方を稼ぐ一撃)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-06 (水) 22:25:59};
---&color(blue){意気や良し!(まったく臆する様子見せず突撃してくるリシャールをいっそ破顔と称せる笑みでもって待ち受ける。その右腕の肩から先だけが動いた。)&br;(かつてイェチンの道場で見せた抜刀術による丸太の薄切り。何も大道芸のために鍛えていたわけではない。鍛え抜かれて初めて用いることのできる霊気と併せた動体視力と組み合わせて、)こう使うんだ……!&br;(金属どうしがこすれ合う耳障りな悲鳴と火花。抜き打ちの一撃を平突きの刀身の下にカチ合わせて、弾いたのですらなく逸らした、そして訪れたクロスレンジに対して、)&br;''鳴神抜刀流・雷槌!''(低い低い軌道で弾丸のように体が動く。限界まで撓めた左脚を解放し、右脚で踏み切る。雷を纏った左膝がリシャールの胴を襲った)}; -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-06 (水) 22:35:46};
---&color(red){(まるで、木の葉を薙いだかのような刃触り)&br;(柔の極地とも呼べるその往なし、見事それは成り、紙一重でリシャールの平突きがキョーレンの身から逸れていく)&br;(だが、それに驚愕する暇もない)&br;(手応えの違和を感じるや否や、既に放たれた左膝が強かにリシャールの胴を捉え、十二分に威の乗ったカウンターとなってその身に襲い掛かる)&br;&br;……ごぅっ!&br;&br;(くぐもった呻きが口から洩れ、その身が宙を舞う)&br;(リシャールは体躯に恵まれているわけではない)&br;(上背のあるキョーレンから放たれた威の乗った蹴撃は、その身を易々と中空へと放り出してしまう)&br;(しかし、それもリシャールからすれば常の事)&br;(身の丈で勝る相手と戦うなど、戦場ではそれこそ日常)&br;(空中で猫科の猛獣のように身を捻り、四肢全てで衝撃を殺しつつ着地)&br;&br;うっらぁあああああああああ!&br;&br;(そのまま、四肢全てをバネにして再び疾駆)&br;(狙いは同じ。片手一本、平手突き)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-06 (水) 22:46:50};
---&color(blue){(高々と中空へ弾かれるリシャールの身体。並の武芸者であればこの時点で勝負は決しているというのに、相手は何事もなかったかのように空中で着地、そのまま突撃してくる。)&br;浅かった…!? 違う、こいつのタフネスが尋常ではないのか。(野獣めいた低い姿勢から駆けてくる姿を見てキョーレンの背筋をぞくりと這い登るは、)&br;リシャールのような相手は初めてだ……面白い!(興奮だ。)&br;ならばこいつを躱して見せてくれ! ''鳴神抜刀流・叢雨!''(まだ距離はある。日本刀から霊気の刃が鞭めいてしなやかに伸びる。そのまま大きく振り抜けば切り離された小さな霊気の刃が無数の投げナイフと化してリシャールに迫った。)}; -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-06 (水) 22:56:25};
---&color(red){(無数に降り注ぐ霊刃)&br;(無論、リシャールはそれが何かは知らない)&br;(ただ、飛び道具と判断する。その程度しか時間も手掛かりもない)&br;(だが、しかし)&br;&br;(それこそ、戦場では常の事)&br;&br;(相手の手の内、仕手、技、膂力。全て初見、全て知らずが当たり前)&br;(故にリシャールは引かない)&br;(引く意味もない。相手は躱せといった。そして放ったならば)&br;&br;(躱す意味はない)&br;&br;(前に出る。ただただ前にでる。本来、躱すべくを躱さず、ただ前に出る)&br;(それこそが、躱すということ)&br;(その身が霊刃に切り裂かれ、腕から、脚から、そして頬から血が流れるが、それでもリシャールは前にでる)&br;(最短距離。射撃武器を相手にするのなら、初速から最高速に達する前に少しでも、前へ)&br;(手練れであるなら躱す相手を予測して射線をバラす。だからこそ、やはり真っ直ぐと、前へ)&br;(血路こそが突破口。それこそが血に塗れた戦士の定石にして常道)&br;(故に、リシャールは笑う)&br;&br;振ったな……居合屋ッ!&br;&br;(大きく振り抜いたその隙。強引に詰めた最短距離であるならば)&br;(既にリシャールの刃は、キョーレンの目前)&br;(躊躇わない。怯まない。ただ、リシャールは初志を放つ)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-06 (水) 23:09:22};
---&color(blue){(避けない。目の前の男は全く避けずに、まるで己自身を一発の弾丸としているように自分の喉元を喰い破らんと迫ってくる)&br;(対して己はリシャールの言葉通り、最大の武器たる日本刀を振り抜いた後。どちらが体勢として有利であるか、緋を見るより明らかであった。が、)&br;リシャール。俺は居合屋を名乗った覚えはない!(左手が最短距離で脇差に伸び、逆手に抜刀。しかしタイミングが悪すぎる。平突きを初撃のように十分に逸らすには至らず、頬をざっくりと抉られた。血線が宙を舞う。)&br;(しかしこの瞬間……リシャールは突きを放った直後。彼の言葉を借りるなら、)……振ったな?&br;''鳴神抜刀流・帯気!''(不完全にリシャールの突きを上に跳ね上げ、逆手に振り上げた格好の脇差が……''伸びた。''サザンカやアニーには馴染み深い、霊気でもって刀剣の刀身を延長する術。リシャールから見れば、ちょうど顔の左側の空間に光の刀身が出現したことになる。)&br;(逆手のまま、今度はぐっと力を込めてその霊気刃を引き下ろした。)}; -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-06 (水) 23:28:35};
---&color(red){(正しく変幻自在の闘方。刀とみれば体術、飛び道具。長物とみれば蹴り、脇差)&br;(振り上げた脇差により、切っ先が跳ねあげられ、即座に返される刃に対して)&br;&br;ハァアアアッ!&br;&br;(切り返し、逆手に対して、両手持ちの順手で刀を叩きつける)&br;(跳ね上げられた一瞬。その後に相手が切り上げ、返している以上……同等の事は当然リシャールにもできる)&br;(片手の逆手と両手の順手、どちらの方が力が乗るかは正しく瞭然)&br;(膂力を生かした強撃を振り、踏み込む)&br;(単純故に強固な一撃。ただ、それのみを、仕手とする)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-06 (水) 23:42:22};
--- &color(blue){強いな、リシャール!(コンマ01秒にも満たない拮抗の後、崩れて脇差は押し返される。自明の理である。)&br;(キョーレンの纏うチョハは羊毛のコートであり、間違っても刃に抗しうる力はない。実際リシャールの手にも剣を通じて深々と肉に食い込む感触があるだろう。)&br;(が、)&br;(浅い。籠めた力に比して肉を切る感触が浅すぎる。ある程度以上のところで、込めた力がそのまま上滑りするような感触。なんのことはない。キョーレンが倒れたのだ。力尽きたのでなく、自分から。)&br;''鳴神抜刀流・巻雲・改!''(そしてこの超至近距離から伸びる鞭刃。リシャールに触れれば巻き付いていくだろう。)&br;(先ほどの霊気刃と違うのは……それが霊気を変換した雷気で形成されていること。そのパワーの源、筋力を奪い去らんと雷撃が迸る)}; -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-07 (木) 00:02:04};
---&color(red){そうある為に研鑽してきた&br;それはキョーレン、アンタも同じことだろうがなッ!&br;(刃越しに伝わる感触は浅い。戦闘不能足らしめる傷は負わせられていないと判断するや否や)&br;ぬっ!?&br;(リシャールの左腕に、それが絡みつく。内心でキョーレンの多芸に舌を巻くが……直後に流された電撃を受ければ)&br;(口端が、吊り上る)&br;&br;(ぞわりと、大気が震える)&br;(空が明滅し、リシャールの髪が一瞬、薄紫の輝きを帯びた刹那)&br;&br;(むしろ体内に流れる電流の操作を魔術にて行い、流された電撃をそのまま筋力増幅の起点にして)&br;(それにより生まれた驚異的な膂力でもって、鞭の巻き付いた左腕を跳ね上げる)&br;(当然、鞭の先にいるのはキョーレン)&br;(刹那で十分。僅かの隙でも構わない。少しでも間合いがつまったのなら)&br;&br;(躊躇いなく、刃を振り降ろす)}; -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-07 (木) 00:12:11};
--- &color(blue){そのとおりだ、リシャール。(雷撃が効かない。いや、それどころか自分の攻撃を相手の攻撃の威力にそのまま転嫁される。形と主客を変えて最初の攻防を再現された気分だった)&br;(間合いは詰まらない。そもそも現時点で地面に倒れているのだ。刃が腹に食い込むに十分すぎた。)&br;俺もこの街で色々な達人の戦闘者に出会った。お前もそのトップレベルに値する一人と思うよ。強くて面白い奴だ、リシャール。&br;(ニイ、と笑いかけて};ようやく、その体から力が抜け、意識を失った。)&br;&br;''『ノックダウン! 勝者、リシャール!』'' -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-07 (木) 00:29:19};
---(振り降ろした刃を、そのまま血振りしてから鞘へと納め、構えを解く)&br;キョーレン、アンタの技も、俺の知る限りでは非凡な多彩さだった&br;まだアンタの技をすべて見れたとは……俺は思っちゃいない&br;また会おう&br;(意識を失ったままのキョーレンに、それでもそう声を掛けてから、踵を返し、舞台を後にする)&br;(手当は心得あるものがしっかりとした方がいい)&br;(そこで自分がでしゃばるのは、無粋だ) -- [[リシャール>冒険者/0079]] &new{2016-07-07 (木) 00:41:25};
---やれやれ、仕方のない男どもだな(キョーレンを担いで運んでいくのだった) -- [[イェチン>街人/カンフー道場]] &new{2016-07-07 (木) 00:44:14};
- 
-  --  &new{2016-07-03 (日) 02:36:44};
--さて、ここだな。……なんだかこの場に立つのも久しぶりな気がする。 -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-04 (月) 21:21:42};
---私はこちらには初めて来ますね(修道服の下。裾や袖から何本ものナイフを抜き出しては取り換える…非殺傷性の、刃を潰したものに)&br;(50本近く本身のナイフを捨てて取り換えてから)……ルールで、何か気を付けることはありますか? -- [[アルテア>冒険者/0001]] &new{2016-07-04 (月) 21:23:07};
---''鳴神抜刀流・堅剛''(黄色い布で装飾のされた鞘から一度刀を抜いて、紫の光を宿してからまた納めるながら、アルテアの作業風景を目を丸くしてみている) ……ナイフ屋か。&br;そうだなあ……まあ言うまでもないけど人命は大切に。あとはまあ……全力で楽しくやろうぜ、ってくらいか。 -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-04 (月) 21:27:01};
---ええ。もっともこのナイフは、投擲するためのものですが。…近くで使うのは、これらです(二本、少し大きめのナイフを取り出す。二つともその外見だけで業物とわかる形)&br;『やっと人を斬れるときが来たってのに刃引きしろとか姐さんぱねぇっスわー…マジで…』(そのうち一本がしゃべる。が、当然アルテアは耳に入らない)&br;では…開始の間合いは、どの程度にしますか?私は遠い間合いから始めたいところがありますが… -- [[アルテア>冒険者/0001]] &new{2016-07-04 (月) 21:32:54};
---無論、それで構わない。サムライに遠距離への対応手段がないと思ってもらっては困る。……あとそっちのナイフは災難だったな。まあ冒険の時の魔物やら盗賊やらで我慢してやってくれ。(と、自ら15mほども離れた)&br;そういえば、あの時(クライベイビー事件)は状況が状況だったからしっかり名乗れてなかったんだよな。そういうわけで、あらためて……&br; &color(blue){鳴神抜刀流、霧景・経蓮だ。(すっ……と雰囲気が変わる。柄に手をかけ、鯉口を切った。)}; -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-04 (月) 21:38:43};
---お心遣い、悼み入ります。(間合いが離れる…離れれば離れるほど。こちらの攻撃手段が増える)&br;(恭しくスカートを持ち上げて一礼し)&color(red){アルテア=アンデルセン。参ります(この瞬間から。相手の口を読むことはなくなり…会話は途絶える)&br;(そして、頭を上げて。スカートの下、太ももに巻いたいくつものナイフを両手に持ち、キョーレンに向けて僅かに放射状に投擲する。その速度、弩弓の如く)}; -- [[アルテア>冒険者/0001]] &new{2016-07-04 (月) 21:41:30};
--- &color(blue){こうして改めて相対してみると恐ろしい数だ。(対して武芸者はそのナイフの群れに対して……真正面から突撃する。瞬き一つ分ほどの時間さえ要することもなくナイフが肌を抉るかと思われたその瞬間、)''鳴神抜刀流・奔騰!''&br;(キョーレンが、正確にはキョーレンが練り込んでいた霊気が解放され、彼自身を爆心地とした霊気の爆発は物理的な圧力さえ伴ってナイフの勢いを圧し留めた。からんからんと乾いた音を立ててチョハを貫通できなかったナイフが闘技場の床に落ちた。)&br;(突撃の勢いは止まらない。15mあった距離はわずかコンマ数秒で半分以下に減っている)}; -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-04 (月) 21:50:36};
---&color(red){(キョーレンの突撃と、それに伴って霊気の爆発によりナイフの勢いが弱まり…地に落ちる しかしキョーレンがナイフに意を向けたその瞬間。アルテアは疾走った)&br;(ナイフの向こう。キョーレンが吶喊したその先……既にアルテアの姿は無い。右だ)……っ!(声も立てずに。さらに数本、走るキョーレンに偏差で狙いを定めて投擲)&br;(まだ止まらない。キョーレンの生の速度、それを上回り後方へ回り込んで投擲。先ほど投げたナイフがキョーレンに刺さるよりも早く次のナイフを。さらに跳躍し頭上からもナイフを)&br;(360度、全方位からのナイフの投擲―――アルテアの十八番だ)……(そして、それらを捌き切る瞬間には。キョーレンの真後ろに、アルテアは位置取りした)}; -- [[アルテア>冒険者/0001]] &new{2016-07-04 (月) 21:55:05};
--- &color(blue){俺より速い……ッ!!(彼女に以前襲撃を受けた時よりもさらに修練を積んでいる。実戦の場数だって踏んだ。あの時よりも強くなっているはずだ。が、彼女はさらにその上を行く。しかしそれだけだ。それがどうした。)&br;''鳴神抜刀流・堅剛!''(開始前と同じ術。自分に向けて本来の用法で使ったのは初めてだ。すなわち、防具の防御力強化。チョハにかけた。多少貫通して細かい傷を全身にこさえるが、この際無視する。)&br;(そうして真後ろ、ナイフよりも何十倍も危険な本体への迎撃準備を整えた。)}; -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-04 (月) 22:06:44};
---&color(red){(何十ものナイフは、どうやら防護魔法のようなもので防がれたようだ…ナイフが突き刺さった感覚がない。見事なもの…と感嘆する。が、それでも囮としては十全な効果を発揮した)&br;(そしてキョーレンの後方。近接専用、「ギルティ」と名前の付けたインテリジェンスナイフを持ち)『ヒャッハー!行くぜお兄チャァーン!?』(その声と共に、振るわれる)&br;(刃引きしている以上、一切躊躇いのない―――斬撃の嵐。片手で何度も、まるで野菜をみじん切りにでもするかのように、すさまじい速度で背中を乱切りに切りかかった)}; -- [[アルテア>冒険者/0001]] &new{2016-07-04 (月) 22:12:57};
--- &color(blue){いいとも来い来い。――来られるものならな!(次の瞬間、背中を向けたままのキョーレンは戦闘者としておおよそ有り得ない行動に出る。全身の力をもって、''自ら闘技場の地面に身を投げ出した。''慣性に従って立った髪の毛が切られ、見る間にみじん切りにされていく。)&br;''鳴神抜刀流・雷槌!''(さらにそこから……腕と全身のバネだけを使って後ろ向きに跳躍、地を這う軌道でアルテアの脚を狙う蹴りを繰り出した。このような高速斬撃を行う以上は下半身の動きはごく制限されるはずだ。もちろんどうしても足りなくなる威力は、脚に纏う雷で補っている。)}; -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-04 (月) 22:21:25};
---&color(red){(思い切り伏せた…結果、アルテアのナイフは宙を切り、髪を切り祓うにとどまった)……(やる。流石に私の襲撃で刀を一度会わせられただけはある)&br;(しかし。この女、得意技はナイフだけではない)――――(耳が聞こえないことで、常人を遥かに超えた動体視力を秘めたその紫の瞳が。キョーレンの動きを、見下ろす形で捉えていた)&br;(回避は不可能――足をすくわれたら終わりだ。なので)っ!!(得意技の、踏み込みを極限まで減らした上でレクトールの首をへし折る威力を持つ、トゥーキックで応対)&br;(キョーレンのすねを狙うトゥーキック…爪先が触れた瞬間、雷撃による痺れが走った)…!(が、もう片足は無事。蹴りによる迎撃を済ませて、もう片足だけで後方へ跳躍し距離を取る…一歩で8mほど。)}; -- [[アルテア>冒険者/0001]] &new{2016-07-04 (月) 22:26:52};
--- &color(blue){ッ!! やっぱりすごいな、アルテアは。(完全に対応された。イエロースミスの加護がなければ一撃で脛の骨をやられていただろう。それは免れたにしても、こちらも衝撃が抜けてくれない。腕を支点に軽業めいたコンパクトな動きで向き直りながらアルテアのほうを向けば、さらに距離を離されている。)&br;ならば一つお手本を見せてもらおうじゃないか……''鳴神抜刀流・叢雨!''(抜いた日本刀の刀身が光って伸びる。アルテアとの冒険でも見せた霊気の鞭刃を精製する巻雲に似るが……違う。長い。そして、そのすべては雷で形成されていた。)&br;(距離を利して大きく振るえば空中でとぐろを巻いて、その雷の小刃同士の連結が、切れた。切れて、まさしく驟雨のごとくアルテアに水平に降り注ぐ。当たっても切れない。ただ痺れるだけだ。ちょうど、最初にアルテアが見せた速すぎるナイフ投げに似ている。)}; -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-04 (月) 22:45:17};
---&color(red){(言葉は読み取れねど…キョーレンの意図は理解できた。自分に迫る雷撃の驟雨。意趣返しのつもりなのだろう)&br;(ならば、応えよう。私なら――)……(アルテアが手を一振りすれば、袖口からナイフが4本、指の間に収まる。両手で8本)&br;(雷は金物に落ちる――自然の摂理だが。今回は、金物であるナイフから、雷を落としに行ってもらう)っ!(アルテアの腕が、掻き消えるほどに速く捌かれた)&br;(自分へ迫りくる雷撃の小弾、それらをナイフですべて撃ち落とさんと、1波、2波、3派と何度も両手を交錯する。空中で雷撃を、ナイフが捉えに捉える)&br;(だがそれは同時に隙――そう、先ほどのキョーレンと同じように。しかし、一手だけ違うのは――1本だけ、アルテアが投げるナイフがキョーレンに向かって放たれたことだろうか。少しでも足止めになるか――)}; -- [[アルテア>冒険者/0001]] &new{2016-07-04 (月) 22:49:50};
--- &color(blue){やはりすごいな。……だが!(アルテアが隙を見せてくれた。おそらく勝機はこの瞬間を持って他にあるまい。だからこそ、その勝機を広げる必要がある。)&br;(まだ痺れの左足は支えとしては心もとない。前後を入れ替えて右半身の状態で踏み込んだ。キィンと高い音を立てて抜刀術でナイフを弾きながら、もう一歩。一足一刀の間合いよりもわずかに遠い程度。)&br;''鳴神抜刀流・閃轟!''(その瞬間アルテアの視界に映るキョーレンの顔は有り得ないものであろう。なにしろ視界が頼りの近接戦闘者が、''目を閉じている。'')&br;(まったく破壊力を持たない雷がアルテアのすぐそばを駆け抜けていく。それはこの雷が無害であることを意味しない。破壊力がなくとも……いや、破壊力と引き換えの目を焼く強烈な閃光がアルテアに牙を剥くのだから。)}; -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-04 (月) 23:00:30};
---&color(red){(ナイフですべて払い落として迫るキョーレンの顔を見る……驚愕した。自分では決してあってはならない、その瞳。いったい何を――)&br;(そして、次の瞬間)''ッッ''(目が焼かれた。常人よりもはるかに優れたその瞳は、それゆえ光を吸い込み…焼き付けを起こす)&br;うっ……!(思わず目を閉じる…閉じても、目の奥に黒いぼんやりとしたものが残っている感じだ。後でサザンカにヒーリングをしてもらう必要がある…それよりも)……(自分が世界と断絶されたことの方が、問題)&br;(僅かに口を開け…舌の感触で空気の流れを。鼻で匂いを追うが――絶望的なまでに、戦闘力を削がれた。闇に生きるものでありながら、その眼を失ったことはこれが初めてだった)&br;くっ!(キョーレンの匂いが、気配がする方へナイフを逃避的に投擲――しかし。狙いに芯がない。うろたえ弾である)…はぁっ(息を整え、近接用のナイフを構えなおす――酷く怯えたような様子であった)}; -- [[アルテア>冒険者/0001]] &new{2016-07-04 (月) 23:05:37};
--- &color(blue){(先ほど意趣返しで同じような技を放ったからというわけではないが、思考の片隅で思う。この手のめくらまし術が来たならとりあえず下がって距離を取りつつ牽制で何か放つ。アルテアもその通りの行動をしてきた。戦闘者として手練れの証。互いに通じるからこそ予想しえた牽制のナイフは、逆手に抜いた脇差で防いだ。)&br;''鳴神抜刀流・巻雲・改!''(鞭のように撓る一撃はナイフで防いでもそこを視点に巻き付くので無意味である。体に触れればそこから今度こそ威力をもった雷がアルテアを襲うだろう。)}; -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-04 (月) 23:15:59};
---&color(red){(見えない。毎晩、眠る時…その時以外に、目を閉じること…視界が無くなることを、アルテアは酷く恐れている それは聾者にとって必然とも言える恐怖)&br;(偉人には視力と聴力を失ってなお強く生きた人もいると聞いたが…私は、無理だ。聖女ではないのだから――)&br;…ひ、(気配だけ。空気の流れと、キョーレンの闘気、殺気だけを読み、手に握ったナイフで巻雲の先端を払うことに成功。多分に恐怖が含まれていた捌きとはいえ、それだけで奇跡的なことだろう)&br;(そこから、さらに間合いを放す前に――)……''がっ…!!''(手に、袖口を縫って腕に侵入する巻雲の鞭が、アルテアの全身を叱咤するように電流を流す)&br;(びくんっ、と生理的反射で震えるアルテアの体。……まだ戦えなくもない。本来であれば、法力を満たしているため若干のしびれが残っても、すぐに振りほどき後方へ逃走、体勢を立て直すことも可能な力は残っていたが…)};&br;……キョーレンさんっ、無理、もう無理です…!(視力を失った中での戦闘。命懸けではない――暗殺でもない。試合の中のそれ、という甘えにも似た心の弱さが。アルテアにギブアップの宣言をさせた)&br;(もしこれが―――サザンカであれば。たとえ全身が痺れ、耳が聞こえず眼が潰されようと。体が動けば向かってきただろうが――闘争を求む者と、闘争を嫌う者の差が、ここではっきりと出たのであった) -- [[アルテア>冒険者/0001]] &new{2016-07-04 (月) 23:24:21};
---ん、分かった。(アルテアを苛む霊気の鞭刃が掻き消える。キョーレンの気配が武芸者のそれから、気さくな青年のそれへと瞬時に丸くなる。)&br;ええい今日に限って誰もおらんのな!? めでぃーっく!!(刀を納めてアルテアに駆け寄って、その手を閉じた瞳の上から当てた。掌の体温だけではない暖かさがアルテアの傷ついた目を癒していく。) -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-04 (月) 23:32:15};
---はぁ……はぁっ…(''『ギブアップ宣言により勝者!!キョーレン・キリカゲ!』''と叫ぶアナウンスも…当然アルテアの耳には届かない)&br;(そして、目がつぶれている以上……相手の意図を読み取ることができない。キョーレンの気配が収まったことに安堵し…それでも、目に手を当てられればびく、と少し驚く)&br;(涙を流すその瞳に…サザンカのものに近い、癒しの力が与えられれば……しばらくして、目を開く)…っ(明るさに何度か瞬いて)&br;(涙をごしごし)………すみません。目が見えないと、ここまで恐怖心をあおられるものだとは…(参りました、と頭を下げた) -- [[アルテア>冒険者/0001]] &new{2016-07-04 (月) 23:36:00};
---こうでもしないと勝てないと、ずっと思っていたからな。普通に耳の聞こえる俺でさえいきなり視界を塞がれれば怖いのにアルテアならばなおのこと、だ。&br;でもこれ、多分2回目はシスターアルテアには通用しないだろうなあ……。(慨嘆してみせながら、腹の中では別のことを思っていた。)&br;(彼女はもともと戦いを好む人間ではないことはギプアップからも分かる。が、それを無理矢理血みどろの道に追いやった人間の暗い側面に、やりきれないものをおぼえていた) -- [[キョーレン>冒険者/0038]] &new{2016-07-04 (月) 23:45:06};
-(真っ白な紐を襷がけにした少年が立つのは、初春の涼やかな空気が流れる夜 篝火に煌々と照らされた闘技場である) -- [[虎彦>冒険者/0027]] &new{2016-07-02 (土) 22:12:47};
--(普段着のまま、普段の剣を携え)やれやれ…こういう舞台に俺が再び立つ事になるとはねぇ…(まだ誰も観客がいない、闘技場を見渡し) -- [[リカルド>街人/モブサポート系おっさん]] &new{2016-07-02 (土) 22:16:13};
---ってもういやがる…どこで聞きつけたんだあいつは…(苦笑いを) -- [[リカルド>街人/モブサポート系おっさん]] &new{2016-07-02 (土) 22:16:49};
---(対して、白の装束に白い鉢巻 気負うた様にも見えるだろうか) 再び、と言う事は、もっと若い頃は?&br;師匠の少年時代、冒険時代、話してくれないんですもん (そう言って目を細める) -- [[虎彦>冒険者/0027]] &new{2016-07-02 (土) 22:18:27};
---昔天才剣士と煽てられた若さだけの凡人がいたってだけの事さ…(肩を竦め)&br;そうだな…俺に勝てたら、色々と話してやってもいいぞ?勝てれば、の話だがな…(ニヤリと笑い)&br;(すらりとゆっくりと抜いた剣、黒い刀身で細長いがやや分厚い、突きに丈夫さを求めたものであり、弟子には初めて見せるものでもあり) -- [[リカルド>街人/モブサポート系おっさん]] &new{2016-07-02 (土) 22:23:42};
---才が無く見捨てられた若造が、今は貴方の前に立っていますよ …師匠、貴方がどれだけ卑下しようと、僕は凄いと思う …だから、越えたいとも思います&br;(そう言いながら、深く頭を下げる 上半身が地面と水平になるほどに深く、長く そして、顔をあげれば、) 勝てば、良いんですよね? (少し似てきた笑い方)&br;(相対しながらまず抜くのは脇差 出会った頃からさしていた愛刀 頭身太く、鉈にも似た武骨な物 八双の構え)&br; &color(red){参りますっ!! (一声、ぐっと膝を溜めてから、低く駆ける身体 蛇が滑るように揺れながら、いつも通りの真正面、しかし)&br;はああっ! (袈裟切り、から跳ねあがる切っ先は、真っ直ぐリカルドの胸を狙う 目は揺るがぬ、本気だっ)}; -- [[虎彦>冒険者/0027]] &new{2016-07-02 (土) 22:32:44};
---何言ってやがる…んじゃ、俺は才能なしのをわざわざ拾ったって事になるんだが?馬鹿言うな、それなら最初から弟子なんざしてねぇよ(カラカラと笑い)&br;…あぁ、勝てると思うならやって見せろ…一番弟子(いつもと違う呼び方で)&br;&color(blue){(それに対しスッと足だけは後ろにそらし、フェンシングとよく似た構えだが、右手は黒剣を持ったままだらんと下げたまま待ち受け)&br;(そのまま切られれば致命傷は必至!と言う目前で、手が跳ね上がるが狙うは相手、ではなく相手の剣先で)&br;(まるで剣先同士を合わせるように、そして軌道を誘導するかのように、軌道は大きく外させる、静かで柔らかな剣で)}; -- [[リカルド>街人/モブサポート系おっさん]] &new{2016-07-02 (土) 22:41:46};
---&color(red){(少年の振るう太刀風がリカルドの前髪を数本宙に切り飛ばす 刹那の見切りをしかし、そこから更に踏み込んで追いすがる少年の一撃)&br;(しゃりん、と涼やかな金属が擦れる音 柔らかな剣が少年の剣を巻き込み、突きの勢いをそのまま外に導く)&br;く、ぅっ (崩れる姿勢をそのままに、踏み込んで、リカルドとすれ違って足裏で地を滑る)&br;(そのまま踏み止まれば、堪えた反動を使って、振り返りざまに小さく飛ぶ 左手に握った鞘には、すでに脇差が収まっている)&br; しゅ、あああっ! (鋭い声 腰の捻りと身のこなしで放つ、空中抜刀霞斬り 静の師、動の弟子)}; -- [[虎彦>冒険者/0027]] &new{2016-07-02 (土) 22:48:16};
---&color(blue){…っとに、手加減なしに切りかかりやがって…(こりゃ剣で捌き続けるのは限界がありそうだな、と内心呟き)&br;とまぁ、ここまでは…サザンカにも見せた動きだし、これもまた本気ではあるんだがな…(通り過ぎざまに、飛び上がるのを横目に)&br;(左手は鞘を持ち、斜め後ろから切り結ぶ弟子の一撃を、鞘で受ける瞬間、鞘がはじけ飛ばされ)&br;…こいつは、サザンカに見れせないままだったんでな…(鞘が飛ばされて見えたのは、鞘に隠された仕込み刀、こうして一対の黒剣を持って笑い)&br;…んじゃ、今度はこっちから…な!(防いで振り向きざまに打ち放つは右の突き、狙うは少しずつ相手の動きを封じるための、右肩を)}; -- [[リカルド>街人/モブサポート系おっさん]] &new{2016-07-02 (土) 22:59:43};
---&color(red){加減なんてしたら、勿体ないじゃないですかっ (一度たりとも当たっていない刀、それなのに嬉しそうに、楽しそうに声を返す)&br;本気も色々あります、もっとです、まだまだもっとですっ! (斬りつける抜き打ちは、木刀の時よりも重く、防御の鞘を弾き飛ばす!)&br;(だが、) 仕込み…っ (着地の硬直の内に見る、放たれる右の突き 咄嗟に崩れるように身を捻るが、浅く肩口を掠る)&br;(牽制の切り返しも少し遅く 後ろに間合いを取るように離れようとバックステップを踏む)&br;二刀流…成程、いつもの構えの理由が、分かった気がします (白装束の肩をジワリと染める、赤華 それでも、口の端に笑みを)}; -- [[虎彦>冒険者/0027]] &new{2016-07-02 (土) 23:14:28};
---&color(blue){(左で受けた一撃、鞘は吹っ飛ばされるのは予想通り、しかし)…ちょいと、手が痺れるな(とはいえ、まだまだいける。と握り直し)&br;…ちっ、良く避けたな…ちゃんと当たってりゃ、おめぇの攻撃力は半減したんだが…(バックステップを踏んで距離を置く弟子に向かって笑い)&br;…んで、その距離…本当に安全だと思うか?(くるりと左手を回し、縦に切り落とすように振る際に放つ、気の斬撃)&br;(さらに右も回し、今度は切り払うよう横に切り放つが目標は虎彦の足元、それは地面に土煙を巻き起こすためのもので)}; -- [[リカルド>街人/モブサポート系おっさん]] &new{2016-07-02 (土) 23:22:12};
---&color(red){真っ直ぐ受けてくれたら、鞘の一つも割って見せるんですけどね (ちろ、と渇いた唇を舐める 肩の痛みは熱いけど、まだ痛いと感じない まだいける)&br;師匠と会う前の僕なら、串刺しでしたよ …でも、師匠は『そう言う人』って今は知ってますから (ちょっとだけじゃれるような笑い方) 伊達に一番弟子やってません&br;いいえ、安全じゃあない でも、これ以上離れたら、一方的だっ (放たれた跳ぶ斬撃 少年は確かにそれを『見ていた』! 見えぬ斬撃に振るう脇差)&br;(通常ならば防ぐことが能わぬ剣気を、しかし、) くぅっ (土煙が巻き起こる直前、確かにリカルドは見えた 少年が剣気を断ち切るのを!)&br;(土煙が少年に襲い掛かる 視界が防がれて、まずやった事は、脇差の納め 瞑目 サザンカは知っているその構えは、目に頼らずに気配を探る、抜き打ちの…) そこっ! (一閃っ)}; -- [[虎彦>冒険者/0027]] &new{2016-07-02 (土) 23:36:19};
---&color(blue){馬鹿野郎…そんな事になったら、手入れさせてるドリムにドヤされるんだぞ。俺が(戦闘中だというのにこの会話で)&br;ちっ…手の内が知られてるってのは面倒だな…(会話も、戦闘も、実に楽しそうにニッと笑い)&br;その割に、良く躱すじゃねぇか…ん?(気を断ち切るのが見え、眉をしかめるも、追撃の手は止めずに)&br;(狙いは短期決戦…時間はかけられないとばかりに、土煙に身を隠し、そのまま胴へ右の突きを繰り出そうとした、その瞬間)&br;…チィ!…くっ(逆に見えぬ位置からの一撃に、寸前で気づき右でギリギリ合わせるも、逆に右の剣が跳ね上げられ)}; -- [[リカルド>街人/モブサポート系おっさん]] &new{2016-07-02 (土) 23:45:12};
---&color(red){偶には叱ってくれる人が居ても良いじゃありませんか、良い薬ですよ (くく、と笑いを含んだ声 二人とも、動きながらの会話に、呼吸すら乱れずに)&br;ですね、…だから、僕は、今日までこっそり練り上げてたものが、あるんです 今日の為に (目を細める、視線を交わす 姿勢はすでに、左膝をついた構え)&br;師匠程の柔らかさはまだないですけど、かわしの重要性を教えてくれたのは師匠です&br;そして、これも…っ (克ち合う刀 激しい金属音と火花が散る 衝撃が肩の傷に響き、脇差を取り落とすけれど、)&br;(ぐうっと左腕で太刀を帯から抜けるほどに差し上げれば、辛うじて動く右手で柄を握る 左腕と腰の動きだけで抜き払う太刀 左腕を添えれば大上段)&br;(高まる剣気 力を込めれば、浅かった肩の傷が裂けんばかりに痛む それでも、) これも…&br;これもっ、師匠に教わった物ですっ!! (振り下ろす刃 その刀身がぶれる 否、纏った剣気が陽炎の様に追いすがる)&br;(練り上げた剣気を飛ばす事は出来ない それほど才覚は無く、器用でもない少年は、何をしたか)&br;(唯々練り上げ留める事で、飛ばさず、共に叩き付ける!) ''霞、二段ッ!'' (一刀の後に遅れ重なる、二段太刀!)}; -- [[虎彦>冒険者/0027]] &new{2016-07-03 (日) 00:04:47};
---&color(blue){あぁ、これまで俺やイェチン…他にも色々と教えて貰ってきたもんな、おめぇは…(咎めるというより、褒めるような口調で)&br;なら、それらを見事出し切ってみやがれ…!(流された右手は間に合わない、右の剣は持ったまま地面へと突き刺さり)&br;…良い、技だ…(至近距離、突きにしては近く、絶好の間合いで上段の構えからの一撃を見やり)&br;(相手の剣気のまだ完成してはいないが、未来が感じ取れるその一撃に左の剣を合わせ、一刀目を辛くも反らすも手から剣が弾き飛ばされ)&br;(しかし二刀目、受け流す事も出来ずに最早これまでか…と思った矢先)&br;''ガキィン''&br;だが、あと一本足りなかったな…(受け止めたのは、右の剣。その柄から伸びた気の剣で)&br;(気の斬撃を放てるのだ、剣から気の剣を生やす事も…そう、発想すれば可能なのだと笑い)&br;(互いの剣気が砕け散り、その余波で己の右肩が鎖骨近くまで切り裂かれるのも気にせず、弟子の成長を笑い)}; -- [[リカルド>街人/モブサポート系おっさん]] &new{2016-07-03 (日) 00:24:08};
---&color(red){はい、皆のお蔭で、今僕はここに居ますっ …っ (リカルドの声に、笑顔を返す 父親に褒められた子供のように、晴れやかに)&br;はい、まだです、まだまだぁっ!! (気合を乗せて、剣に乗せて、振り下ろしたそれはしかし、)&br;!? (受け止めるその感触に、目を丸くして)&br;…ははっ 三刀流 師匠、貴方って人はぁっ! (喜びの声だ、まだまだ遥か高みに居る師匠 自力も、技も、発想も、まだまだ、この人について行きたい、そう思った)&br;(一刀振るった剣の音が、ギギンと弾ける 捻じ込むような剛剣が師の肩を噛む 引ききり、左手で構える姿勢は、師と鏡写しで同じ構え)&br;(すでに右半身は赤に染まっているけれど、) …後、一太刀 付き合って、下さいますか、師匠っ (気力充実意気軒高)&br;(互いの剣の間合い、立ちながらに、練り上げる気勢 流れる血が増えるだけ、その熱は已まず、高まる)}; -- [[虎彦>冒険者/0027]] &new{2016-07-03 (日) 00:51:20};
---&color(blue){はっ…発想、考える事こそ…人類の最も秀でた部分だ、そこを使わんでどうする!(ニヤリと笑って見せ)&br;(アルテアの時のように、あの時より箇所は圧倒的に少ないが、しかし逆に骨が見えるほどの深手にも拘わらず)&br;やれやれ…本当、我儘で…面倒な弟子を持ったもんだな…(苦笑いの後地面に突き刺さってた剣を抜き、そして構え)&br;(左手には剣はなく、最初の、いつも通りの待ちの構えになり)…さぁ、最後まで振り絞れよ…虎彦!}; -- [[リカルド>街人/モブサポート系おっさん]] &new{2016-07-03 (日) 00:58:42};
---&color(red){は、は、それもそうです …考えて、積み重ねて、そして、脈々と、受け継がれる力も、また人の秀でた物ですっ&br;面倒でも、付き合って貰います 今までも、今も、これからも… 師匠、師匠達、皆もっ! (そう言える今が、素直に幸せだと思う 闇から覚めれば、光が見えるものなのだ)&br;''応さぁっ!!'' (響く声、同時に強く踏み込んだ脚 身を捻りながら放つ初手の突きは真っすぐに、リカルドが見せた動き)&br;(その突きが伸びきる寸前に横に払い、その反動で身を捻る 独楽のように回る動きは、共に稽古を重ねたサザンカの動き コンパクトに纏まった鋭い回し蹴り その両方に、剣気を乗せる 紙一重で交わせば、一拍遅れるその衝撃を身に受けるだろう)&br;ここ、から…っ (その蹴り足を、踏み込む音 地を響かせる震脚 痛む腕を一本の武器として、勢いを乗せて放つ真っ直ぐなイェチンの突き 身体が勢いと筋力に軋む、奥歯を噛んで堪える)&br;(教えられた物を、全てをぶつける そして、放った拳に乗せる太刀の峰 そこから放つ) ''ぉぉおおおらああああっ!!'' (最後の一閃、縦、一文字っ!)}; -- [[虎彦>冒険者/0027]] &new{2016-07-03 (日) 01:29:17};
---&color(blue){…この、強欲もんが!(呆れたように、しかし拒絶の意思と言うよりは仕様がない奴だ、と言うような顔で)&br;俺に突きなんぞ…ほぅ!(万全の態勢で待ち構えてただけあり、軽い上体の動きで避けて見せるが)&br;(そこから回転しての追撃の一撃が来るのが見え、その軌道を先取り下から拳を突き立てるように振り上げ)&br;(太ももと膝の間、そこに拳をめり込ませる事で勢いと力を軽減させるも)…ぐっ!(慣性までは消しきれず、回り蹴りが首元に当たり)&br;(衝撃と震脚で若干よろめいた所に、最後の渾身の一撃が近づき、『こりゃ辛いな…あぁ、やっぱ今の体じゃここらが気も限界か…だが』)&br;負けられねぇんでな…お前の師匠で、あるためにもなぁ!(気を高めるでもなく、受け流すでもなく、あえての消力で)&br;(縦の一閃を薄氷を踏むかのように、間一髪、それ以上に服と肌を切り裂かれるも、虎彦と緋乃と対した時のように縦の動きに巻き取られる木の葉のように軽く跳躍すると)&br;(回転しながら、優しい手つきで虎彦の側頭部に振れ)…''波打て、零の拳''(少ない気で、虎彦の脳を揺さぶり)}; -- [[リカルド>街人/モブサポート系おっさん]] &new{2016-07-03 (日) 01:58:57};
---&color(red){素直になろうって思ったんです 全部、大事って思って良いって、言ってくれた人達がいるんです だから、僕は…&br;(拳が打ち付けられた脚、半身はすでに動かない 斬り下ろした一撃は、地面に深く突き刺さる)&br;(太刀の切っ先が地面に埋まるほどの威力の斬撃をふわりと巻き込む師を見る)&br;もっともっと、強くなって、見せます (自分の頭に触れたその手に、ちょっとだけはにかむような顔)&br;(全力を振り絞れた今の自分を、リカルドに褒めて貰えた気がして)&br;(そして意識は一瞬で断ち切られる かくんと糸が切れたように膝から崩れ落ちる少年はしかし、安らかな顔で)&br;(それでも尚も、左手に握った刀を離さない もっともっと強く その思いは消えず)};&br;(師弟の対決は、ここに決着したのであった) -- [[虎彦>冒険者/0027]] &new{2016-07-03 (日) 02:12:39};
---(そのまま体を回転させ、すとんと着地を決めるが、ダメージは見る人が見れば隠しきれないほど、小さくぐらつき)&br;…あー、疲れた…やっぱ、タバコと酒、控えるべきかねぇ…(そう言いながら、タバコに銜え)&br;…おーい、いんだろ。サザンカ、あとはエルオやイェチンたちも…弟子一号を、よろしく頼むぞ?(右肩血まみれなまま、火をつけ) -- [[リカルド>街人/モブサポート系おっさん]] &new{2016-07-03 (日) 02:23:41};
---\おっさんも治すわアホか!意地はってんじゃねぇよ!/(この後みんなで治しました) -- [[サザンカ>冒険者/0001]] &new{2016-07-03 (日) 02:27:59};
-  --  &new{2016-06-24 (金) 22:50:47};
-''相談欄''
--ログ取っときました。 -- [[サザンカ>冒険者/0001]] &new{2016-06-24 (金) 23:03:16};
---乙! -- [[レクトール>冒険者/0025]] &new{2016-06-25 (土) 00:34:35};