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* グランドール家出身 ウルカ 475275 [#q0cfd1b4]
|ID:|475275|
|名前:|ウルカ|
|出身家:|グランドール|
|年齢:|15|
|性別:|#listbox3(男,server,sex)|
|前職:|#listbox3(占い師,server,job)|
|理由:|#listbox3(故郷に錦を飾りたくて,server,reason)|
|状態:|#listbox3(冒険中,server,state)|
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|方針:|#listbox3(討伐を優先,server,type)|
|難易度:|#listbox3(危うきに近寄らず,server,diff)|
|信頼性:|#listbox3(とても気にする,server,conf)|
|その他:|&areaedit(){[[ステータス>ステ:475275]]/[[戦歴>戦歴:475275]]/[[名簿>名簿/475275]]};|
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// ※ ご注意「//////////」より上は変更可能個所以外はそのままにして下さい。
// タイトルの「家出身」の記述も含まれます。


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#contents
*公開設定の追記等 [#hd65ea94]
**ウォーロード [#oc4a3fbb]
武門の家であるが剣、槍を持つ騎士とは違い魔術を軍事的行動に行使することに長けた家のことである。~
魔術の研究成果を戦闘行為に用いるのではなく軍事的行動のために魔術を研究し、行使に長けている一族~
その発生にはパルメニア領の土地的問題が大きく影響しており、極寒の北地では~
通常の騎兵や兵士では軍事活動が行いづらいという点から生まれた。

**研究ノート『魔術の考え方』 [#xd427166]
基本的に自分の内側にある力、ないし外側にある見えないものの力を借りるか変異させて行使する術である、と捉えている。~
まだ期間は浅いものの、養成学校のクラスメイトが行う術を聞き、やはり「如何に使えるようにするかがその術のオリジナリティ」と感じている~
現在自然元素、代表的な4元素を使う魔術を基盤としているものの研究会や授業の結果や知識によって自分の納得行くものにしていこうと思っている。~
即ち完全に自分の力にしたいと。
***魔術師は精神を重要視する。 [#wf73d15d]
魔術の素養があり物質主義や精神に比重を置かないものは錬金術に近い魔術師になると考えている。~
秘密主義や修行というのもの魔術師である証であるのだが、魔導具の作成やウォーロードという社会階級を持つため魔術師と錬金術師の中間にウルカは位置している。~
''[[スイ>名簿/475270]]との話''~
彼女の父は占星術を、母は魔導士だという。その母は目の見えなくなったスイに目となる術を与えた。~
精神性の話となるが、母が子のために術を与えるというのは尊いことでありそのような魔導士の方は実力もまた偉大だろうと感じた。~
「万物を変化させるのが魔術師で、万物の路軸を解き明かすのが魔道士」~
なるほど。これについてどう解釈するのかも課題かなと思った。~
この言葉は目的ではなく性質について述べている。

***人造生命体に成長は不要か [#xc5e895f]
その疑問は全ての生命の価値に繋がる。~
[[アルム>名簿/471716]]との会話~
「人造生命体は創造主の手足となる存在。故に成長する場合長く存在し続けると自我を持って造物主に反発するため壊すものである。」~
~
この答えはそれこそ人の生命に対しての価値観によって違うのではないだろうか~
自分のように生命は尊いもので、作り出したものが責任を持ち。~
作られた命に対しても自由さを与える…生まれたものを祝う。~
魔術師としてはおかしいらしい。それでもアルム先生はこの答えは良い、好きだという。~
先生が人造生命体だからだろうか。それとも生命が普遍的に価値を持っていると思っているからだろうか?~
生命を愛しているからか…?~
それはわからない。~
けれど自分はユーグ、彼を作る際に自分の魔力を篭めて育てた。~
それはつまりもう一人の自分ではないんだろうか?自分から生み出した子供のようなものであり、自分でもある…~
人造生命体については、難しい。~
*以下は非公開設定 [#sd19bd87]
**ウルカ [#nbbe82c7]
魔力や他との繋がりや感受性が強いために幼い頃より身体に発達障害を抱える。~
武門の家柄の長男として責務を果たせぬまま終わるかと思われていたが無事復帰~
しかしその代償として姉であるシャルロットがこの世界から消えてしまったため~
密かに姉を元に戻すために力を求めている。~
そのため魔力や他界との強い繋がりに感受性を備えた素質を手に入れる~
今も発達障害は起きているが、これは大きい魔力や魔素と聖素が毒となっているからである
**魔槍シャル [#o1dec5b5]
思念し思考するインテリジェンス・アイテム。だが持ち主以外に語りかけることをせず、語りかけても応えない。~
ほぼ万能であり万象、時間や場所を選ばない力を行使できる。~
持ち主以外が触れると衝撃波や異常な重さによって拒絶される。~
正体はウルカの姉シャルロットであるがウルカの健康障害の治癒を願いパルメニアで復活しかかっていた堕天使シャヘルと契約。~
黄金の魔槍となって護る。~
これは魔導師の杖であり剣でもあり槍でもある。シャルはシャルであり本体がそのまま槍となった。~
本人としてはウルカが無事であるしい家も安泰なのでこのままでいいと思っているし伝えている。


**レコード [#t899628b]
***GL.205  4/2  21:45:52 [#b17381b4]
「どうして…なんでなんだ…!」~
天にまで貫く光の柱、天を穿つ大穴が黒い夜空を不気味に泡立たせる。~
大気は振るえ風は舞い、雲は散る。雪山から雪は消え、山があった場所には既に虚空が覗いていた。~
全てを失ったような虚無感がその大穴に落ちていく。~
「遅かったか…」~
黒だけを纏った男が風と雪を踏み分けて悠然と近づいてくる。~
「お前の姉の存在があってこそ危機は逃れることができた。だからこそ受け取れ、お前の運命だ」~
指差す虚空の大穴には黄金の槍が輝いていた。
***GL.206 7/8    13:24:08 [#zf992be1]
「かつてこの土地では天使と堕天使、悪魔と人が未来を決するために闘った戦争が起きていた」~
黒ずくめの男は手の中の幼い竜を撫でながら本を開いていく。神世の時代の戦いの話だ。~
「その時封印された堕天使の首領がシャヘル…ルシファーの祖にして暁の堕天使」~
テントが立ち並ぶ白焔騎士団の野営地では様々な装具を纏った洗練された兵士達が戦いを前に支度を整えていた。~
この黒ずくめの男もその中の一人…闇の隣人にして闇の魔導師という~
「今追っている堕天使の御子は双子。片翼が一対、それでも我々の手には余る…相手が子供だからといって気を抜くな」
***GL.209 12/25 22:33:46 [#ie7bd68d]
「お前の姉はこの世のものではなくなった。故に俺とお前以外誰も覚えていないのだ。」~
あの日から僕の両親は、親戚は、使用人は、給仕ですら覚えていない。優しかった姉さん…~
誰も覚えていない。まるで最初からこの世界にいなかったかのように。~
「どうしてお前の姉がそう選んだのか…選ばされたのか…お前が知るにはまだ力が足りない」~
不安定な力は常々感じている。自分とは違う、異世界のような。この世界の理から外れたような力が今自分から引き出せることを。~
「強くなれ。そのためには冒険者の街に行き己を高め…時間さえ合えば聖なる杯を手に入れる戦いにも参加しろ」
***GL.211  4/3 11:05:22 [#d33aefce]
「ほう、そのような連中が。ククク…酔狂な連中だ。魔術師としては度し難い。己を高めるためだけではなく教師としているとはな」~
そういうものなんですか、とつぶやくようく問うとランプが照らす、錬金術を用いた魔術の光が薄く照らしている店舗の中で~
黒ずくめの男は愉快そうに口をゆがめて離す。ハロウィンのお化けでもこうは恐ろしくはない。~
「魔術師とは元来一子相伝。そして子に残すというより己を高め続けることを目的とする。」~
テーブルの上にガラス玉をいくつか並べていき一本の直線を描く。~
しかし描き終えたら描き終えたで手のひらを端から滑らせ、全て掬い取っていく。~
その手のひらに収めたガラス玉を手で遊ぶ。~
「全ては1へ。魔術師はその全て積み上げたものを自分のために…弟子を取るのも稀。教師になるなど」~

***GL.212 11/3 22:13:35 [#bb4d863f]
「死は人に何かを遺す。それが自分にとって大切な人であればだ。」~
姉、錬金術士を志す友人、聖歌を聞かせてくれた友人に戦友とも呼べる友~
だからどうした。残された方はたまったものではない。~
なぜ死んだ?なぜ置いていった?どうして勝手に行ってしまったんだ~
「今のお前では理解できない。お前の見ているものは自分でしかないからだ」~
わからない…本当にわからないんだ…~

***GL.213 7/21 16:00:29 [#m6297c38]
「正しい選択をする。正しい選択をする勇気を持って、選択したものが大事なものであるように、か」~
薄暗い店舗の中、本棚の本を取っては読む黒ずくめの男と茶を飲みながら話す。~
「生意気なことを言うようになったな。だがそれでこそ解ったろう。お前の姉もまた…」~
本を畳む音が静かに響く。揺らめくランタンの光~
「勇気を持って正しい選択をした。その結果残ったのがこの世界の平穏と、お前だ」~
耐え切れなかった。わかっていたけれどもそれを肯定する自分がまだできていなかった。~
いつかは理解しなければならないのだがそれを理解させてくれた、答えとして導いてくれた友に感謝しながら泣いた。~
今までただ恨むかのように目標としてきた彼と、姉への懺悔もある。~
静かにすすり泣く声が店の中に染みていく。慟哭の涙ではなく、慈しむ涙。~
「お前の姉は彼を愛し、勇気を持って選択した。誰もが真似できることではない。」
***GL.214 12/25 16:00:84  [#yda92848]
飛空艇の甲板には現地にまで輸送される兵士達が。彼ら白焔騎士団の面々は皆独特の鎧を着けている。~
その竜を模した姿は竜騎兵から来ているものだが彼らとは違って真白の鎧と炎のようなスカーフが彼らの闘志の高さを表していた。~
しかしその中に一人、また毛色の違う全身鎧が一人。長い大刀を背負った長身の男がいた。~
「お前が今回の当事者の一人だろ?話は聞いてるぜ」~
鎧の上でもわかる明るい声色で話しかけられた。~
今この場にいる誰よりも力を持っていそうな雰囲気を持っているとしても、その物腰は陽気すぎる。~
「いやぁほんと、お前みたいな子供がなぁ…うちの娘くらいだってのに。うちの娘さぁ今月で14なんだよ14.写真見る?」~
といってもあまりに馴れ馴れしい。これでも初対面であるが、気遣ってくれているのはわかる。~
はいともいいえとも言わぬ間に容姿だけは同年代のだろう女子の写真が差し出された。~
しかし容姿は近いといえ年齢は4つ上である。しばらくすれば19だ。~
「マジで!? 苦労してるんだな。 それじゃ、もう戦う理由は決まっているか。巻き込まれてすぐってわけじゃないだろ?」~
~
その通りだ。実際、もう4年たった。~
だからもう自分がなぜ戦っているかぐらい柱として立っている。~
姉が選んだ選択が正しかったということのために、そして姉が残した世界と。~
友がいる世界と自分のために。~
~
「じゃぁ、大丈夫だな。」~
何がとは言わずそのまま船首に向き首を鳴らした。何だと見れば途端に騒がしくなる。~
堕天使達の強襲だった。~
「先に浮上して迎撃する!後からついてこい!」~
その男の鎧の背中から光の羽が生じると甲板を蹴り大空の海へ飛び上がった。~
***GL.215 3/15 Phase 2 [#tc56801c]
「カナエル先生…感謝しています。貴方のお陰で一度でも大人になれた。だからできる」~
「自分の時間を送るこの禁術が!」~
自らの服を拘束するように巻かれていた金属鎖とベルトを解き両の手を目の前で交差し開放の術式を唱えていく。~
この術式を唱えたら最後、体は魔素と聖素に適応するように構築しなおされる。~
新しく人とは違う成長を迎えることになる…それが終わりであり始まりであることも承知。~
「第4構成術式開放!カイン法術練成…!」~
髪留めもはずれ、金属の輪が石造りの床に落ちた。開放された髪は更に長く、伸びて~
顔も精悍な顔つきに体も大人へと成長していく~
「見せてやる…これがお前たちの欲した堕天使の力だ!」

***GL.215 3/15 Phase 4 [#dd881b17]
右腕が熱い。焼けるように熱い。穴が開いた赤いコート覗けば、焼けた鉄ような赤が肩から流れている。~
流れ出る血潮が空を貫く光が雲を切り裂き突風を靡かせる塔の最頂上を汚すように滴り落ちる。~
「あぁぁぁああ…!」~
地を這う芋虫のように蹲り声を絞り出す。門と鍵が崩れたように体から魔力が抜け落ちていく。~
禁術の左様もなかったかのように体は縮み子供の姿に還っていく。~
「人間がいくら足掻こうとしても無駄さ。今日ここで再び暁の神が生まれる。」~
「人間はそこで地を這い、崇めよ。再誕である。」~
切り離された黄金の槍を持つウルカの右手が拘束されている肉塊に捧げられる。~
「ああ 門と鍵がついに揃った」~
肉塊に吸い込まれるようにして消えると塔全体が脈動し始める。~
その振動はどんどん大きくなり巨大な魔素と聖素を流し続けている。~
「今、再びこの世に堕ちて誕生する!」~
力が抜けていく。自身の体の力もあの肉塊に吸い取られているようだ。~
堕天使との戦いにはやはり自身だけでは無理だったのか…~
力を失い血も抜けたように体は動かず目を閉じて意識を手放した。

***GL.215 7/8 [#tca37abf]

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