* ザクセン家出身 ナターリエ 110465 [#sc73d100]
|ID:|110465|
|名前:|ナターリエ|
|出身家:|ザクセン|
|年齢:|24|
|性別:|#listbox3(女,server,sex)|
|前職:|#listbox3(占い師,server,job)|
|理由:|#listbox3(何となく,server,reason)|
|状態:|#listbox3(野垂れ死に,server,state)|
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|その他:| [[ステータス>http://gold.ash.jp/main/?chrid=127815]]/[[戦歴>http://gold.ash.jp/main/advlog.cgi?chrid=127815]]|
//|電波状態:| 普通 |
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// ※ ご注意「//////////」より上は変更可能個所以外はそのままにして下さい。
// タイトルの「家出身」の記述も含まれます。

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CENTER:綺麗に片付けられた室内
CENTER:壁のコルクボードにはメッセージが貼ってある
&br;
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CENTER:「心配かけてしまってごめんなさい」
CENTER:「母の故郷でもう一度やり直そうと思います」
CENTER:「みんなありがとう。またいつかきっとお会いしましょう」
&br;
&br;
CENTER:黒く艶やかな髪の毛を短く切りそろえ
CENTER:白いワンピースと麦藁帽子、大きなトランクを引きずる女が
CENTER:隣町へと向かう馬車に乗っていたとかいないとか
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&br;
//CENTER:&size(10){小さい頃にナターリエは事故で家族を失った};
//CENTER:&size(10){残された少ない財産で細々と生きながらナターリエは魔法の勉強をした};
//CENTER:&size(10){魔力を身に付け、占い師になったナターリエは一人の男と恋をした};
//&br;
//CENTER:&size(10){ナターリエは幸せだった};
//CENTER:&size(10){生まれて初めて手に入れた幸せだった};
//&br;&br;
//CENTER:&size(10){しかし男は裏切った};
//CENTER:&size(10){愛する人に裏切られ、一人になったナターリエは世界に絶望して海に身を投げた};
//&br;&br;
//CENTER:&size(10){そこまでは悲惨ではあるが、どこにでもある普通の話};
//&br;&br;
//CENTER:&size(10){後日、ナターリエは戻ってきた};
//CENTER:&size(10){以前は見たことも無い黒い服を着ていた};
//CENTER:&size(10){黒い服には鉄臭い何かの液体が染み付いていた};
//&br;&br;&br;
//CENTER:&color(#f08080){&size(10){「好きよ」};};
//CENTER:&color(#f08080){&size(10){「あなたの全てが」};};
//&br;&br;&br;&br;
//CENTER:&color(#dc143c){''「食べてしまいたいほどに」''};
//&br;&br;
//----
//** ステータス [#i19997c7]
//http://1st.momo.net/uploader/img/adv008360.jpg
//
//** 設定 [#cd9d80d0]
//-透けるような白い肌、背中まで伸びる黒い長髪、服はツヤの無い黒いものを好む
//-以前は明るい性格だったがある日を境に一転して暗く、粘着質な性格になった
//-蛇の魔道器『ニーズヘッグ』の持ち主
//-デタラメな再生能力と、黒い蛇を発生させて操る能力を持つ
//-潜伏活動中なのであまり出歩かなくてごめんなさい
//-''独占欲が強く完全ストーカー気質なので血と地獄を見たくない人は恋愛RPを控えましょう&br;自分の周囲の人達にも被害が及ぶ可能性があります''&br;&ref(http://1st.momo.net/uploader/img/adv009683.png,354x264);
//http://1st.momo.net/uploader/img/adv010487.jpg
//** 頂き物 [#n2ebf2b9]
//-&ref(http://notarejini.orz.hm/up/d/hero23040.jpg,250x250);~
//&color(#f08080){&size(10){酒場で描いてもらった....探し出してお礼をしないと....ね?};};
//-&ref(http://1st.momo.net/uploader/img/adv009945.jpg,320x256);~
//&color(#f08080){&size(10){にゃっ...ス...};};
** 下宿先 [#z035e858]

 &color(#f08080){}; &size(){}; &br;

[[メッセージ編集>http://notarejini.orz.hm/?cmd=edit&page=%A5%B3%A5%E1%A5%F3%A5%C8%2F%CC%BE%CA%ED%2F110465]]~
[[全部視る>http://notarejini.orz.hm/?%A5%B3%A5%E1%A5%F3%A5%C8%2F%CC%BE%CA%ED%2F110465]]
#pcomment(,5,below,reply)

** 終幕 [#cb8a97a2]
//南西に5日ほど行った山のふもとの洞窟
//そこには糞尿と腐肉に臭いが充満している
//
//洞窟の最深部には肉の塊が転がっている
//
//骨と筋肉を分解され紐のように萎びた手足
//頭と胴体は膨らみ、変形した骨が内容物を支えている
//
//この洞窟の主、トロルのリーダーの変わり果てた姿だった
//
//トロルの頭部が微かに動く
//醜く膨れ上がり、皺に埋もれた目から紅い水が流れ出る
//次の瞬間、膨らんだトロルの腹から人間の手が突き出される
//針を突き込まれた風船のように爆ぜるトロルの腹
//内容物を周囲に撒き散らし、絶命したトロルの腹から人影が現れる
//
//背中まで伸びる艶やかな黒髪
//光を捉えて離さない昏い瞳
//柔らかな身体の曲線から女であることが伺える
//
//女の小さく悲しい笑い声が洞窟内に響く
//「また・・・死ねなかったのね・・・」
//
//糞尿と腐肉、血と臓物の悪臭が溢れかえる中
//血まみれの女はトロルの頭を愛しそうに撫でる
//「ごちそうさま.....」
//
//
//
//「なかなかエグい再生の仕方をするね」
//
//洞窟内の片隅に積み上げられた人骨の上に1匹の大鷲が止まっていた
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//女は大鷲を睨む
//「あら・・・逃げ回っていたと思ったら・・・どういう風の吹き回しかしら・・・?」
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//大鷲は答えない
//女の周囲から湧き出る黒い蛇を冷たい目で見下ろす
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//「理由なんかいらないわね・・・好都合であることには変わらないもの・・・」
//女は大鷲に手を伸ばす
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//「いらない・・・いらない・・・いらない・・・」
//黒い蛇が床を埋め尽くす
//「消えていく友人・・・」
//黒い蛇が壁を這い上がる
//「偽りの愛・・・」
//黒い蛇が天井を覆う
//「死ねない身体・・・」
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//黒い蛇の群れが一斉に鎌首を持ち上げる
//「いらない・・・いらない・・・こんな世界は・・・いらない・・・」
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//女の慟哭が洞窟内に充満していく
//「手に入れることも・・・消えることも・・・できないなら・・・」
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//
//「全て・・・全て・・・全て・・・私が・・・・・・飲み込んでやる・・・!」
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//目を瞑る大鷲
//風が吹く
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//悲しみ、憎しみ、愛しみ、死者の全てを飲み込むためにフレースヴェルグは羽ばたいた
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