* イモゲッゲ家出身 ニデル 150331 [#s4bd95e8] //#ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst002001.png,left,around) |ID:|150331| |名前:|ニデル| |出身家:|イモゲッゲ| |年齢:|27| |性別:|#listbox3(男,server,sex)| |前職:|#listbox3(学者,server,job)| |理由:|#listbox3(弱きものを救うため,server,reason)| |状態:|#listbox3(引退,server,state)| ////////// |その他:| [[ステータス>http://gold.ash.jp/main/?chrid=150331]]/[[戦歴>http://gold.ash.jp/main/advlog.cgi?chrid=150331]]| |二つ名:|殲滅(エラプション)| |所属|[[魔術師協会>http://notarejini.orz.hm/?%C6%B1%CC%C1%2F%A5%B4%A5%EB%A5%ED%A5%A2%CB%E2%BD%D1%BB%D5%B6%A8%B2%F1]] / [[会議室>http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F666]]| ~ ~ ~ ~ ~ * ニデルについて [#u2cf3da1] 僕はとあるアカデミーで魔法学の教授をしつつ研究をしていたんだ。~ 研究内容は"永遠の命"。人間にはどうしても寿命と言う縛りがある。~ だからこそ輝けるとか、必死に生きているんだとかそう言うのは置いておこう。~ 病気に苦しむ人がいる。怪我をして体の一部を失った人がいる。彼らを治せるのは医学。~ じゃあ魔法は?……僕は永遠の命と言う物を必ず見つけ、苦しんでいる人達を救いたいんだ。~ たとえ、どんな代償を払ったとしても……~ ** 外見 [#c68ddce6] -茶色の髪を後ろで腰の高さまでの三つ編みにしている。 -魔力の源を得る為に体を少し弄った為、瞳が黒から黄色になった。 -冒険中でも講義中でもいつでも深緑色のローブを着ている。 -年相応に見えない身長(140cm)と童顔が特徴。左目の下に泣きぼくろがある。 //契約魔法の代償として"肉体の成長"を支払った為。(13歳当時) //これ以上見た目は変わらないが寿命はそのまま。 ** 性格等 [#b71df8ae] -幼い頃から魔法に興味を持ち独学で勉強し15歳でアカデミーを卒業する程の勉強家。 -身長と顔の事がコンプレックスであり、からかわれると怒る。 -先生と呼ばれると喜ぶ一人称は僕。名前に君をつけて呼ぶ。 -ずっと魔法一筋で来たせいなのか驚くほど運動神経が無い。道端の石に良く躓く。 -人々を苦しめる魔物を退治しつつ、研究の資料にもなりそうなので冒険者になった。 -自分の魔法理論に誇りを持っているが決して自惚れているわけでなく日夜研究を続けている。 * 魔法理論講義 [#s3304179] ** 最終講義:新分類の魔法 [#kb7de2d3] '''―研究所は空になっており、一冊の魔道書が置いてあった―'''~ こんにちはお客人、それとも僕の講義を受けに来た生徒だろうか?まぁどちらでも構わない~ 君がこれを読んでいるという事は僕はもう旅立った後だ~ 今までの研究の成果と言うか、僕の最後の講義内容が此処に記してある、と言うかこれから記すと言った感じかな~ 珍しい魔道書でね。念じるだけで文章になるという優れものだ。参考にしてくれれば幸いだ~ *** これまでの経歴 [#j4aef4d3] 話は長くなる、僕の経歴から説明しようか。僕は至って普通の家庭に生まれた。いや失礼、少し裕福だったくらいか~ 自慢じゃないが頭は良い方でね、小学校から飛び級で大学に行く程度の脳みそさ。そんな僕が小学校四年生くらいの時だったろうか~ 行動範囲の地図を広げようと危なくない範囲で、近くの森の中を散歩していたんだ。そこで見かけたのが"妖精"と言う存在だった~ 御伽噺の本でしか呼んだことのない世界に僕は激しく興味をひかれた。(彼?)彼女について行った僕は彼らのたまり場的な存在を見つける~ 次の日、僕は必死に魔法を使えるように頼みこんだね。妖精は快く僕に魔力を譲ってくれる事を承諾してくれた~ でもその代償が大きかった。「僕の未来をくれ」だと。僕はその時の年齢から成長が止まってしまった。勿論寿命はそのままだ~ 名字も彼女たちに譲り、僕はニデル・イモゲッゲと名乗る事になった~ その後は勉学の傍ら、と言ってもほとんど魔法の研究をしていたんだけどね。そのまま魔法理論について研究する学者になった訳さ~ *** とある女性との出会い [#ze297601] 僕が学者になって幾年経ったあたりかな。僕はとある女性に一目惚れしてしまったんだ。いやぁ、恥ずかしい話だ。こんなの紙に残してていいのか?~ 僕が通っていたアカデミーの学長の娘さんでね。フォントゥーカと言った。彼女は僕の講義を熱心に聞いていたよ。質問も鋭く的確だった~ 質問を通して会話していく中、彼女の理知的な所と野心的な所に惹かれたんだと思う。彼女は本が好きでいつかは図書館を経営したいそうだ~ しかし、告白できる間もなく、僕は遠くの街へ引っ越すこととなる。これからが冒険の始まりかな? *** 再会 [#qf356b19] 昔話はこれくらいにして話の時間軸を戻そう。それから冒険者となった僕はある一通の手紙を貰う事となる。その内容は…~ 「死亡と確認されていたフォントゥーカと思われる人物をとある街中で目撃した」と言う友人からの手紙~ こうしちゃいられない。僕は何もかも捨てて飛び出していた。身勝手な行動をして協会の皆には申し訳無いと思っている~ 馬車に揺られて十数日。その街へとたどり着いた僕は必死に彼女を探した。人探し用の魔法を研究しようと思ったくらいにね~ 路地裏で見つけた彼女は酷い有様だった。まるで乞食のような身なりで言葉も発せず、何かを求めて当てもなく彷徨っているようだった~ それでも僕は一目で彼女と解ったよ。くすんでいても緑色の美しい髪はそのままだったし。一冊の本を抱えていたからね~ ともかく、僕はすぐさま彼女を保護し、ちかくの森の奥にある屋敷に住むことにしたんだ *** 契約魔法の代償 [#j828201f] またしても昔話になるが我慢して聞いてくれ。彼女の魔道書についてだ。彼女が肌身離さず持っていたそれには恐ろしい事が書かれていた~ それは空間魔法について記されていた本だった。空間を自由自在に操り、移動する方法。聞こえはいいがどれだけ複雑なものなのだろうか~ 理論を読んでみたが……僕にすら分からない言語で記されていたので無理だった。だが、彼女がなぜこうなったのか、とても気になる~ それで一月程この魔道書に記されていたことを研究していたのだが……またしても恐ろしい事実が判明した。~ この文字は古代から悪魔が使用していたものであり、彼女がこれを読んでいるという事は…悪魔と契約したこととなる~ 悪魔文字を読めるようになる代わりに何を代償に支払ったのか……彼女の魂は13に分割されていた。元の肉体は此処にあるが精神ごと分離している~ だから会話がうまくいかない、感情が無いに等しいのか。何と言う事だ。僕が何とかして彼女を救わないと *** 日常 [#z6413c75] 彼女との会話は"初めまして"がキーワードだ。これは記憶がリセットされたと分かるスイッチになっている~ 彼女は一月ごとに記憶を失う。つまり毎月僕たちは"初めまして"と言う事さ。皮肉なものだ~ 「初めまして、私の名前は…ふぉ…フォー・ガットン(忘れた)」~ 「初めましてお嬢さん、僕の名前はニデル、ニデル・イモゲッゲさ」~ 「イモゲッゲ……くすくす、変な名前ですわ」~ とまぁ、こんな会話が毎月繰り返されるわけだ。彼女は何故か"イモゲッゲ"と言う言葉にだけは反応して笑ってくれる~ 改めてあの妖精に感謝したい所だね~ *** 献身 [#e4b44d2b] 彼女を元に戻す方法を探しつつ、僕は彼女の看病をした。今まで一人暮らしだったから家事は苦手だったが自分なりに十分やれたと思う~ 「(ビーカーに入った紅茶を差し出しながら)…フォー?美味しいかい?」~ 「…………」~ それでも彼女は中々心を開いてくれない。報われないなあ、なんてね。別に見返りが欲しい訳じゃない。こんな生活も悪くないな…~ ―そう思い続けていればどれだけ幸せだったろうか~ 僕はやっぱり本当のフォントゥーカに会いたい。昔のような君の笑顔が見たい。いや、見て見せる~ 僕はその日から記憶を取り戻すための魔法を探すこととなる *** 記憶の返還 [#t3ffe136] 記憶を取り戻すにはやはり失った魂を全て元の肉体に戻す必要があるようだ。つまり魂を呼び寄せる魔法。蘇生魔法が必要となる~ この代償は大きい。人を生き返らせる魔法なのだから。自らの命を失ってしまうのかもしれない。いや、それでも僕は構わない~ 君と出会ってから僕の人生に綺麗な色をつける事が出来たんだ。文字だけの世界が華やかになったんだ。それだけで僕は十分幸せだったよ~ ……術式は完成した。後は実行に移すだけだ *** 初めまして [#nccbbec3] 術式の代償は僕の寿命。この呪文を唱えれば彼女の記憶は元に戻る、そして……~ 計算だと今日でまた記憶がリセットされる。つまり、最後の"初めまして"というわけだ~ 階段を下りる音が聞こえる。彼女がやってくる。いつも見慣れた風景なのにきょろきょろしている。やはり今日だ。先に話しかけよう 「初めまして…君は…?」~ 「……?…初めまして…私は……」~ さあ呪文の詠唱の開始だ。間違えないように一文字ずつ……~ 「初めまして…わたしは…わたくしは……ふぉ…」~ 様子がおかしい。何故だ、何故涙を流してるんだ…もうすぐ君は記憶を…~ 「私の名前は…フォ…フォントゥーカ。フォントゥーカ・ヨンディールですわ…」~ 「…!?……僕の名前は…僕はニデル。ニデル・リィエ・レインヴァークさ。」~ 「お久しぶりですニデル様…お会いしとうございました……。お慕い申しておりましたわ…」~ は、ははは…何ということだ。僕の術式が全部無駄になったじゃないか。神の悪戯には本当に困らされる~ いや、待てよ…?もしかしてこれは……~ ――僕、ニデル・リィエ・レインヴァークが新しい魔法の分類の存在を今ここに証明する…~ ~ ~ ~ ~ CENTER:http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst014675.png~ ~ ~ CENTER:'''これは……恋の魔法だ''' //ついでだから書いておくオチ // //「フォントゥーカ、参考までに聞きたいんだけど分割された魂をどうやって元に戻したんだい?」 //「別にわたくしの力ではございませんわニデル様。悪魔さんとの契約期間が切れましたのよ」 //「な、なんだってー!?……僕の苦労は…」 * 研究所(コメント) [#te8461d9] [[コメント編集>http://notarejini.orz.hm/?cmd=edit&page=%A5%B3%A5%E1%A5%F3%A5%C8%2F%CC%BE%CA%ED%2F150331]] / [[差分>http://notarejini.orz.hm/?cmd=diff&page=%A5%B3%A5%E1%A5%F3%A5%C8%2F%CC%BE%CA%ED%2F150331]]~ ニデル>名簿/150331 COLOR(#2f4f4f){} &br; &ruby(){}; %%%% SIZE(){} #pcomment(,5,below,reply) ---- * 魔法理論講義(過去) [#cacf8e1d] ** 魔法の分類 [#jbb0c337] 僕が思うに魔法の種類は大まかに分けて5つに分けられる。~ 簡易魔法、契約魔法、召喚魔法、古代魔法、錬金術がそれだ。~ -簡易魔法~ これは僕たちが魔法を使いたいな、と思ったらすぐにでも実行できる一番簡単なものだ。~ 何かマジックアイテムを魔法の起動スイッチにして体内の魔力を放出させる。~ この地域だと、杖や魔道書や指輪かな。マジックアイテムそのものに頼るので魔力のぶれが大きくなる。~ 属性も決まってしまうからね。でもメリットとしてあまり自分の魔力を使わないから疲れない事が大きいかな。~ -契約魔法~ これは少し魔法を勉強したものならできる中級の魔法だね。~ 精霊と契約して自らの力を引き出して貰って魔力とする。その代わりに代償を支払わなければならない。~ その内容は精霊にもよるけどやっぱり力と比例して失うものも大きくなる。~ ある人は聴力を捧げ、ある人は夢を見る事を失った。僕は……内緒だけどね!~ -召喚魔法~ これは選ばれた人間にしか使えない上級の魔法だ。契約魔法と違って精霊その物を呼び出して魔法を使う。~ よほど力の強いものか、精霊に気に入られたものにしか使えない難しいものだ。~ しかしその力も恐ろしく、水の精霊を召喚すれば洪水で街を沈めたりできるし、~ 火の精霊を呼び出して辺り一面を焼け野原にすることもできる。恐ろしいものだね。~ でもその力もうまく使えば砂漠にオアシスを作る事も出来るし、荒れ地を耕すこともできるんだ。~ 要は使いようだね…ってこれじゃあお説教になっちゃうか。~ -古代魔法~ これは古代の書にしか乗ってないものでその存在自体本物かどうかも分からないんだけど…説明する。~ 全く…おとぎ話なんだけどね。竜や天使、神に選ばれし者はその力を分け与えられ、天変地異をも操る力を得るだろう。~ 何だろう…凄く嫌な鳥肌が立つよ。使える人間がいたら見てみたいものだね。~ -錬金術~ これは僕の専門外なんだけど…錬金術とは科学的手段を用いて卑金属を貴金属に精錬することを言う。~ 確かに科学的な学問なんだけど凄く魔法学と通ずるものがあってね。色々掛け合わせると面白いものが出来るらしい。~ 賢者の石…だっけな命の精錬には僕も興味がある。君も興味があるのなら、本か僕以外の講師に聞いてみる事だね。~ とまぁこんな所で魔力の源はこのような形で作られるんだ。良く理解して間違った使い方をしないようにして欲しい。 ** 簡易魔法:魔法陣 [#ic768ad6] 簡単に行ってしまえば魔法陣は魔力の増幅装置みたいなものだ。~ 前述の簡易魔法を道具無しで魔法陣を描き行うものだと思ってくれていい。~ -成り立ち~ そもそも何故魔法陣が生まれたのか。魔法陣の歴史自体は物凄く古い。~ 魔法の出現とほぼ同時期だとされている。あくまで推測だが…~ 何者かが描いた落書きが不思議な光を放って術者に力を与えた。それを利用しようとして今日まで研究が進んでいる。~ なんともまぁ曖昧な成り立ちだが魔法陣自体はかなり洗練されていて且つ奥が深い。~ -効果~ その紋様によって様々だが大きく分けて4つの効果がある。増幅、抑制、結界、召喚だ。~ --増幅~ 文字通り術者の力を増幅させて魔力として放出する。~ 紋様によって属性や効果などを変えたりと様々な使い方ができる。魔法陣の基本だ。~ --抑制~ 先程とは違い、力を抑え込める役割がある。~ 魔物の体に魔法陣を描き込んでコントロールするということも可能だ。あくまで自分よりはるかに弱い魔物相手だが。~ --結界~ これは術者の力を大きく消費する上級の魔法陣だ。魔法陣の中と外を隔てて行動を制限できる。~ 例えば、ある都市だと城壁全てに結界魔法陣を描いて魔物が中に入れないようにしたりする。うまく使えば色々できそうだ。~ --召喚~ 結界とは逆に術者の力にあまり頼らず作成が可能だが、かなりリスクを伴う危険な魔法陣だ。~ 召喚の魔法陣を描き、そこから精霊や獣、はたまた悪魔を呼び出したりできる。~ 呼び出した相手がこっちに素直に従うとは限らないし、失敗した場合何が起こるか分からない。~ 素人が迂闊に召喚し、そこから悪魔が生まれ、街がすべて消滅した。とか言うのも嘘話では無いのが怖いね。~ 後日紹介する召喚魔法と発動方法が違うのでここでは召喚魔法陣と言う意味で紹介させて貰った。~ 魔法陣自体はそれそのものが力を持っているので描き方さえ覚えればすぐにでも使えるようになるが、~ まず作成に時間がかかるのと、色々な要素が組み合わさっているので失敗することも多いという事に注意が必要だ。~ 戦闘向きでは無いので、じっくり研究して思い通りの効果を得るよう頑張って欲しい。 ** 契約魔法:その効力と代償 [#ke73cc4a] 僕らが魔法を使うと言ってもその魔力には限度がある。使いたての者がいきなり上位魔法を唱える事はできないし、~ 休憩無しで何度も魔法を打つことは不可能だ。魔力は無限では無いのだ。~ しかし、自身のその上限を変える事が出来るとしたら…魔力の成長以外だと契約魔法を利用すると言った形となる。~ -契約方法~ 契約とは文字通り妖精や精霊、もしくは神と悪魔と契約を交わして力を与えて貰う事だ。~ つまり、その相手をどうにかして呼び出さないと契約は不可能だ。妖精なら森の奥まで行けば見つかるかもしれないが~ 精霊はその土地の核となる部分に何らかの力を与えて呼び出すか、気まぐれで出て来た所に偶然出くわすしかない。~ 神や悪魔等は本当に出会えるかどうかも珍しい相手だし…まぁつまり契約するという事はとても難しい事なんだ。~ 運良く契約相手が見つかったとしても、相手が受けてくれるかどうかも分からないしね。~ ともかくだ、このとんでもなく高い難関を越えたものだけが契約魔法の力を得る事が出来る。~ 相手に認めて貰う事さえできればすぐにでもその力を得る事が出来るだろう。~ -効力~ これもやっぱり契約相手によって様々なんだけど…妖精だとヒーリング等の力が向上するし、~ 精霊だと、その属性に合った魔法が強化される。神や悪魔になってくると全て、もしくは新しく特殊な力を得る事になる。~ そのどれもが強力なもので、手に入れる事が出来れば僕らの生活をより豊かなものにできるだろう。~ -代償~ しかしだ。そんな美味しい思いをしてこっちにリスクが無いなんて上手い話はこの世の中には存在しない。~ 契約には何らかの代償が必要となる。それも相手によって様々だ。~ 具体例をあげるとすれば、体の一部、感情、感覚、生命力、寿命等。まれに想像もつかない様な代償を要求してくる相手もいる。~ 妖精程度なら喜ばせてあげれば気まぐれに力を貸してくれるかもしれないし、精霊だって自分の力を認めて貰えれば無償で行けるかもしれない。~ しかし、一番恐ろしいのは悪魔だ。悪魔と契約した者は必ず色々なものを失う。だからこそ、君達にはそのような真似をしてもらいたくはない。~ 契約にかかる代償は戻ってくることは無いんだ。支払ったらそれでお終いだ。千載一遇のチャンスだからこそ十分に注意して契約して欲しい。~ ** 召喚魔法:召喚対象と方法 [#re2d5ece] 召喚魔法とは自らの魔力と何かの起動スイッチを切っ掛けに精霊や召喚獣、他には天使や悪魔等をここに呼び出す術式だ。~ 言うなれば助っ人を呼び出して力になって貰う感じだね。~ -成り立ち~ 元はと言えば古代からある一族に伝わる方法に改良を重ねて今日にまで至った。~ 研究が進む前にはその一族にしか使えない力だと思われていたようだが、今では魔力を持つ者ならだれでも使えるようになっている。~ -具体的な方法~ 召喚魔法には様々な方法があるが一番有名なものはやはり魔法陣からの召喚だね。~ だがここではあえて別の方法での召喚魔法を紹介させて貰う --道具~ 必要なものは魔導具。この場合杖でも指輪でも本でも良い。後は己の体と魔力だね。~ --魔力の抽出、挿入~ 次に自分の中に流れる魔力をイメージして魔導器に送り込む。~ ここまではいつも魔法を使っている感じと一緒だ。ただ一つ違うのはそこで召喚用の呪文を唱える事だ。~ 呪文については呼び出す相手によって違うのでここでは割愛させて頂く。~ --成功したら…~ 稀に魔力が低すぎる、相手の力が強大すぎる、魔導器との相性etc…によって召喚が成功しない事もある。~ それでも何とか召喚に成功したのならここで第一歩が完了だ。~ そこで相手は大体こう問いかけてくるだろう。'''何故私を呼び出したのか'''、ってね。~ だから予め目的を決めて呼び出しておこう。無計画な召喚は相手を怒らせる結果になる。~ --召喚相手との取引~ 契約魔法と同じで相手にもよるが力を貸してもらうには何かしらの代償が必要となる。~ それが自分の魔力や精神力程度ならリスクも少ないので十分戦力として使いこなせるだろう。~ ~ 契約魔法と違って簡単に他者の力を借りる事が出来るが失敗が怖いのでやはり慎重に行うべき魔法だと思う。~ 皆も注意して上手く活用して欲しい。 ----