* エリゴーラ家出身 フィミーチカ・エリゴーラ 22323 [#of850b55]
|ID:|22323|
|名前:|フィミーチカ・エリゴーラ|
|出身家:|エリゴーラ|
|年齢:|23|
|性別:|#listbox3(男,server,sex)|
|前職:|#listbox3(人足,server,job)|
|理由:|#listbox3(己を鍛えるため,server,reason)|
|状態:|#listbox3(引退,server,state)|
//////////
|その他:| [[ステータス>http://gold.ash.jp/main/?chrid=22323]]/[[戦歴>http://gold.ash.jp/main/advlog.cgi?chrid=22323]]|
~
-実家にて~
「というわけだったんだよ親父。え?話はそれで終わりかって?」~
~
「ああ、だいたいこれで言うことは全部かな・・・は?何?」~
~
「全然駄目だ?いやいや待ってよこれでも死ぬ思いを・・・ねえちょっと何また荷物引っ張り出してるのねぇ」~
~
「いっぱしになるか死ぬまで戻ってくるな?いや、息子の言い分もちょっとは聞いてよ」~
~
「聞く耳もたない?待って、ちょっと」~
~
SIZE(20){[[''「またですかァーーーーー!?」'':http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F72246]]}~
~

~
~
~
~
~
~
~
~



CENTER:http://notarejini.orz.hm/up/d/hero12463.jpg~
&color(gray){SIZE(10){ベルグさんの絵から使わせてもらいました。ありがとうございます!}};
//無いよ!問題ないよ! むしろ使って頂き恐悦至極!
//
//
//
#contents

**出自 [#f2284d4b]
母を幼くして亡くし、父とその仲間の手で健やかに育つ。~
冒険へは自分の意思ではなく「見聞を広めて欲しい」という父の願いの元で旅立っている。~
このように主体性が少し足りないような人物だったが~
最初の冒険で「自分にはこれしかない」、と~
いわば天啓が閃いたことにより、冒険への意志が固まる。~
~
二度の討伐失敗に加え多数の死者が出たことにより一時精神的に不安定となるが、~
いくらかは落ち着いてきている。~



質問が新しくなったとの事で[[再度回答。:http://notarejini.orz.hm/up/d/hero6419.txt]]
前のは[[こちらに。:http://notarejini.orz.hm/up/d/hero2345.txt]]

//
//趣向について、本人は美脚が好きという程度の発言だが、実は本当にいい脚を見るといてもたってもいられなくなる
//現時点ではそういう我を忘れさせるかのような脚には未だ彼は巡り合えていない
//
//空気。いわゆる酒場の賑わいのうちの1人。
//上の設定ですらどこかに霞んでしまうかのようなまさに空気。
//よって人から忘れられることに不安を感じてしまうタイプである。
//
//
//一人四月バカはむなしい。ちぃおぼえた
//
//

**手記 [#d04492f5]
***黄金暦90年 [#be41aac4]
『手記から抜け落ちたページ』~
-黄金暦90年9月~
冒険者として最後の依頼。~
道中には罠がいくつかあったが、危険な目にあうよりは~
当然生きて帰ったほうがいいだろう。~
見つけて知らせてやったら皆感謝していた。~
やめてくれ。僕はそういう奴じゃないんだ。~
~
結局鉄鉱は見つからずに街の入り口でメンバーと別れる。~
他の皆に挨拶というのもガラじゃないし手記もこっそり持って帰ろう。~
さよなら。最高に素敵な愛すべき仲間達。~
~
バニーになんかならないからな。~
今度こそさよなら。~
実家に帰ったら親父にこの手記と土産話でもしてやろう。~
-黄金暦90年8月~
酒場を見ると随分多くの面々が向こうに逝ったみたいだ。~
どいつもこいつも先に旅立つ。僕みたいなのに限ってしぶとく残る。~
ああ、また実家に帰る仕度をする時期だ。~

-黄金暦90年7月~
いよいよもって2万台のメンバーが消える。~
杖はやっぱダメだ。合わない。~
暑い上に情熱がまた落ちてるのでこのくらいにしておく。~
次回はとうとうメンバーが自分以外4万5万の面々になる。~
ああ、また先輩チーッスとか言われるんだろうな。~

-黄金暦90年6月~
たまには慣れない武器を使うのも一考、と杖を担いで行ってみた。~
案の定魔法っぽい真似事ができたくらいだったが何となく新鮮な気分だ。~
後輩達には悪いがしばらくこういうのもいいな。~
あいつらばっか防具持って行きやがったし。~
情熱も取り戻してきたのでよしとしたい。~
~
そうそう、酒場に戻ったらやけにドヤドヤと人が増えていた。~
きょうはまつりか!?~


-黄金暦90年5月~
先月、今月と依頼失敗が続く。~
くまなく洞窟を探し回った分連戦が続いたが~
今回は死者を出すことはなく、いい経験となったと思う。~
~
しかし2ヶ月稼ぎ0はしんどい。~
蓄えは多少あるがそうそう手をつけるわけにもいかないしツケにするのも気にくわないし・・・~


-黄金暦90年4月~
危ないところだった。~
ここしばらく一方的に討伐されてばかりのコボルド族が本気を出してきたのだろう。~
森に入ってしばらくのところで爆発が起こり酷いケガを負ってしまった。連中の仕掛けた罠だろう。~
幸いにも五体満足だがケガとショックでフラフラな所に最上位、ロードの名を冠するコボルドが出てきたからたまらない。~
その統率力と力に2人が倒れ、残った僕らも這う這うの体で逃げざるを得なかった。~
久しぶりの死線ギリギリの依頼で興奮はしたが・・・~


-黄金暦90年3月~
先月に続いてキノコ探し。~
地元の猟師が仕掛けたのであろう罠がいくらかあったが、~
後輩らに何かがあるといけないので前もって知らせておき、無事回避しつつ探索ができた。~
自分のやる気も大事であるが、後ろを進む者には正しい轍についていってもらう事も大事だと僕は考える。~
~
最近やけに僕よりも後に冒険者となった者と組むことが多い。~
まさかとは思うが、同期があらかた倒れるか去るかしたのだろうか。~


-黄金暦90年2月~
キノコ探し。~
真冬にそうそう見つかるわけないじゃないか。~
見つかるわけないじゃないか。~
~
最近何となく罠や敵の気配を感じやすくなった気がする。~
いっそちょっと鈍感なくらいがまだ色々起こりそうだと思うが・・・~
いやいやいやいや~
これじゃただのマゾヒストじゃないか。考え直せ。~


-黄金暦90年1月~
%%また僕1人か。%%~
年明け早々しょっぱい依頼を噛まされる。~
ゴブリンて。ゴブリンて。~
新年からいきなりこの先が思いやられる。~
そろそろ実家に帰る支度でもしようか。~
~
気が付いたら23じゃないか。また1つ歳をとったかと考えると変な笑いが出る。~
***黄金暦89年 [#f4e94bc6]
-黄金暦89年12月~
寒い中、情報もロクにないまま怪物の討伐に向かう。~
川に沿って森の中を歩くと湖があった。~
水は澄み、今が討伐じゃなければ友人&size(10){(少ないけど)};や恋人&size(10){(いないけど)};でも連れて行きたいところだが、~
そうも言ってられない。~
奥深くに進むとムカデが出てきた。なるほどコイツか。~
寒さで弱ってたのだろう、これといって重大な被害も出さずに達成することができた。~
~
今年も終わりだ。毎年毎年言ってる気もするが色々あった年だった。~


-黄金暦89年11月~
最近になって巨大な怪物の討伐依頼が増えた。~
やっと冒険者としての力も認められてきたのだろうか。~
そして次回も怪物討伐。~
正直不確定要素だらけで対策の練りようもないが、~
力の過信だけはしないでおきたい。~
~
・・・たまには知らない面子に話しかけてみるのもいいだろうか。~


-黄金暦89年10月~
数ヶ月ぶりの巨大生物の討伐だ。~
先月と同じく多くに後輩を引き連れてムカデを倒す。~
やはり大物は対峙しているだけで興奮してくる。~
~
酒場に戻ると新たに称号が増えたとのことで、自分のも確認してみた。~
~
「毛皮剥ぎの」~
これは狼を多く倒した者に与えられる称号だそうだ。~
「ネズミ駆除人」~
文字通り。~
~
・・・少し泣く。~


-黄金暦89年9月~
自分よりもしばらく後に冒険者になったという新人を引き連れてコボルド退治。~
彼らには経験も自信も必要だ。~
先を進む者は道を作ってやらないとダメだ。~
最低限の戦闘で済ませ、適度に戦闘への参加をさせ、親玉のトドメを譲る。~
これでいいのだ。強くなって欲しい。~
~
~
・・・と、かっこよく書いてはみるが結局欲求不満である。~
~
''&SIZE(18){「ちぃくしょーーーーーーーーーーー!!」};''~


-黄金暦89年8月~
何よりも鉱脈探しは落盤が恐い。~
頭に小さめのコブが出来た。~
幾度かの戦闘と3度の罠・・・うち2回は僕が気付いて仲間に知らせ、回避させた。~
スリルというかそういう緊張感は薄れるが、死人が出るよりかはマシだろう?~
それでもやる気は少し向上した気がする。~
何となく「飼い殺し」という言葉が浮かんだ。~


-黄金暦89年7月~
グール共を相手にする。~
一度でかい山を越えるとこのまま一線を退くのもまたいいんじゃないかとも思えるようになってきた。~
一度給仕に仕事内容でも聞いてみるか。~
一方でこのまま続けていきたいと思う自分もいる。~
安定した生活。~
生と死が隣り合わせの生活。~
どうなることやら。~


-黄金暦89年6月~
やった。とうとうやってやった。~
何が出るかと戦々恐々としてたらあのムカデが出てきた。~
何度か噛まれたり圧し掛かられたりしたが、~
とうとう僕が止めをさして依頼を達成することができたのだ。~
今この場にベルグやカタリナがいない事が悔やまれるが、~
その分今日は飲んでやろう。~
何だかんだで現金な自分に半ば呆れる。~


-黄金暦89年5月~
ちょっとした金とちょっとした財宝。~
冒険というものがどことなく僕から遠ざかってるような気がしないでもない。~
次回は怪物の討伐とのことだ。~
結果しだいでは今後の身の振り方を考える必要がある。~


-黄金暦89年4月~
ここ数ヶ月キノコ探ししかしてない。~
酒場に戻って「今度こそ」と思ったらまたキノコ探しだった。~
協会から実力不足とでも思われてるのだろうか。~
不安になる。~


-黄金暦89年3月~
そろそろ森に春の息吹が感じられてきた。~
しかしてキノコってのはちょっと時期はずれじゃないだろうか。~
まぁ、見つかったからよしとする。~
流石にしばらく金が入らないと色々とつらいし。~
~
最近、何となく旅に出た頃よりも力が付いた気がする。~
その辺もあってからか協会から熟練の称号をもらった。~
悪い気はしないが・・・~


-黄金暦89年2月~
案の定何も見つからずノコノコ帰ってきた。~
文字通り草の根わけて探し回ったので戦闘が多かったのが救いといえば救いだ。~
何となく「0が1になりまた0に戻った」という言葉を思い出す。~
気が抜けてしまっていかん。とりあえず飲んで寝よう。~


-黄金暦89年1月~
大ムカデを叩く。~
いい具合に足を切り落として弱ってきたところをまたも掻っ攫われた。~
とことんまで機会に恵まれないようだ。~
しかし要は1発で叩き潰せるくらいの力さえあればいいという話だ。実に簡単だと思う。~
~
他所の酒場の奴にメンツを潰された腹いせなのかまた来月はキノコ探しだそうだ。~
せめて4,5戦はしたい。~
~
追記:[[あの彼:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F22617]]がとうとう引退せざるを得なくなったようだ。~
思えば自己鍛錬の精神がいい意味で強い男だった。そんな彼のことだ、何か思うところがあったのだろう。~


***黄金暦88年 [#s3b7ffa6]


-黄金88年12月~
寒さで弱ってでもいたのだろうか。~
まったく手ごたえというのが感じられなかった。~
せっかくの超巨大ムカデもその名が廃れる気がしてならない。~
~
が、まだ神はチャンスを与えてくれたようだ。~
次回も巨大生物の討伐依頼を任せられた。~
別に汚名を被ったわけではないが汚名返上である。~
~
追記:そういえばあの小うるさい声が聞こえないなと思ったら[[あの子:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F26814]]が消息を絶ったという知らせが入っていた。とりあえず酒を買ってくる。~


-黄金暦88年11月~
メンバーは皆生きて帰れたことを喜んでいたが~
まだこう、やる気が不完全燃焼しているようだ。~
~
が、そんな思いも酒場に戻って次の依頼を見た時に全部吹き飛んだ。~
北東に少し行った山のふもとの森に住む巨大な怪物の討伐依頼。~
思えば冒険に出てからリーダー格の巨大生物は蟻としかやりあってない。~
その上怪物の情報もあやふやでどんなものが出てくるかわからないという。~
今度こそ、だ。~


-黄金暦88年10月~
ケツガスならぬ毒ガスを浴びること2回。~
宝箱から護符を取り出した時に作動したワナで針がケツに刺さること1回。~
さながら出来の悪い喜劇のようだった。~
二度目のガスを浴びた時は毒ガスじゃなくて笑いガスじゃないのかと思えるほどパーティメンバーも笑っていた。ちくしょう。~
結果的に鉱脈は見つからなかったが、しかしてこういうのも冒険の醍醐味じゃないかと思う。~
この話も酒のちょっとした肴くらいにはなるだろう。~
久しぶりに潰れるまで飲んでみるのもいいか。~


-黄金暦88年9月~
鉱脈の探索。~
途中で狼に襲われる、いや、じゃれつかれること1回。~
今まで死んでいった仲間には悪いが、正直物足りない。~


-黄金暦88年8月~
全くもって面白くない。~
あの狼がわざわざ行く先に回り道でもしてくれたのか~
はたまたメンバーの勘が良かったのか~
ともかく一直線で狼王コースだった。~
さらに来月はまた鉱脈探索、倍づけで面白くない。~
もっというと暑くてさらに倍ドン。~
非常に面白くない。汗を洗い流したい。~


-黄金暦88年7月~
ともかく連戦に次ぐ連戦だった。~
いくら相手がゴブリン共とはいえ、道中の休憩がなければ恐らく危なかっただろう。~
…相変わらず親玉のトドメはさせないままだけど。~
そういえば[[あの彼:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F22617]]も超巨大ムカデを仕留める機会を逃したと聞く。~
次回は狼の群が相手だが、奢り奢られとなるとムカデだのトカゲだの位やらないと駄目そうだ。再来月に期待しよう。~
…未だ野宿生活は続くが、そろそろ蚊が沸く時期のはずだ。~
かゆいのはもとより伝染病が恐い。~


-黄金暦88年6月~
毒ガスを浴びるわ崖から落ちるわで散々だった。~
多分討伐対象のグールリーダーより道中の軟体生物(ブラックプディング?美味しそうね)~
との戦闘の方が面倒だった。きっと連中は湿気が多いと活性化するんだろう。~
散々ついでに言うと戻ったら酒場が何故かなくなってた。おーいー。~
これから先しばらくは野宿になるんだろうか。~
金と命と前後の貞操も守らなければ。~


-黄金暦88年5月~
鉱脈探索の依頼を受けて洞窟へ赴く。~
依頼は滞ることなく順調に進み、目立った大怪我もなく早々に鉱脈を見つけることができた。~
ただ最近、捜索の依頼を任される事が増えてきた気がする。~
冒険者としての信頼が落ちてきているのだろうか…~
と、次の依頼を確認すると再び討伐だった。頑張ろう。~


-黄金暦88年4月~
またも狼。もう猟友会とか名前変えたほうがいいんじゃなかろうか。~
洞窟の中は所々に光が差し、久しぶりにいいものを見たきになったがその後が良くなかった。~
宝箱を開けたらよくあるメイスを見つけたが、笑いあう僕らに向けて宝箱からいきなり出てきたケツ、~
あれは他に形容のしようがない。ケツがガスを浴びせてきた。~
臭気も酷かったがしばらく頭がガンガンと痛かった。毒ガスの類だろう。~
その後、群を率いた狼王と交戦。死者も出ず無事に依頼は終わった。~
次回は鉱脈の捜索。春先の森は毛虫が出るから嫌いなので実にいい。~
…あ、ホワイトデー忘れた。~


-黄金暦88年3月~
案の定キノコは見つからなかった。~
報酬が無いというのはたまにあるがやはり少ししんどい。~
転じて言えば生き延びさえすればあとは目標を退治すればいい討伐の方が、~
安定してると言えば安定した依頼だと思う。~
そういうわけで次回は討伐。同じ酒場から[[キビン氏:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F17764]]が同行してくれるらしい。~
直接会話をしたわけではないが、見た顔が居るとやはり少し安心する。~
~
そういえば先月のお返しをする日がもうすぐと聞いた。何か適当に用意しないと…~


-黄金暦88年2月~
王の名前も随分安っぽくなったんじゃないの?~
森の少し進んだ広場で狼王と交戦。~
また、道中も黒い軟体動物に襲われた程度だった。~
さしたる被害もなく無事依頼達成。~
そういえばギルドから一人前と認定されたな…。何か変わるんだろうか。~
来月はキノコ捜索だが、いまいち情報が少なくキノコがあるのかも怪しい。~
報酬は多いので成功することを祈りたい。~


-黄金暦88年1月~
旅に出て1年。思えば多くの出会いと別れの日々だった。~
そんな新年最初の依頼は狼の討伐。いつも酒場で[[大酒を飲んでる人:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F22617]]が同行してくれた。~
遠目で見ても気風のいい人っぽく、今回も「親玉をどっちが仕留めるか」で酒を賭けることになった。~
~
結果としては残念ながらどちらも仕留めるには至らなかったが、賭けとは別で後日じっくり飲み語りたい。~
そんな人だった。~

-同月未明~
その[[彼:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F22617]]の奢りで[[飲む。:http://notarejini.orz.hm/up/d/hero4141.jpg]]~
奢りで飲む酒は旨い、が、それ以上に誰かと飲む酒がこんなに旨いとは思わなかった。~
何か[[ちっさい生き物:http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F26814]]が同席していた事に気付いて驚いたら顔を酒樽に突っ込まれた。落ち着いて考えればなるほど無礼だった。~
しかしこういうのもいいもんなんだな。生きている事が素直に嬉しい。~
次は僕の番だ。嫌と言うくらい飲ませてやろう。~
&size(7){(今更ですがありがとうございます!!)};
***黄金暦87年 [#l19208dd]

-黄金暦87年12月~
酒はいい。ちょっとの間だけど何もかも忘れさせてくれる。~
少し痛む頭で討伐に向かう。~
これという大事も無く仲間の一人がゴブリンリーダーの脳天を矢で射抜き、目的は達成された。~
次も狼だ。あいつらはもうその辺の犬コロと変わらない。~

-黄金暦87年11月~
仲間が一人志半ばに倒れた。~
何が嫌になるって仲間が死んだのにさらに自分が冒険に魅力を感じ始めている事だ。~


-黄金暦87年10月~
そろそろ森の木も少しづつ色づいてきた。
今回は狼よりもあの軟体生物(学者さんがオーカーゼリーとか言ってた)との戦闘の方が多かった。~
よその大陸だとあのテの生物は圧倒的な弱さの生物だと聞くが、こっちは全くの逆で~
異常なまでの素早さと手数でこちらを苦しめてくる。~
そんなのと3回もやりあうとさすがにしんどく、~
ボス狼との戦闘で不覚にも結構な怪我を負ってしまった。~
幸い酒場には腕のいい医師が多く、今回の儲けが6〜7割飛んだがそれでも今はこうして物を書くくらいには回復した。~
先月に慢心が〜なんて言っておきながらこのザマだ。情けない。~


-黄金暦87年9月~
未だ夏の緑が残る残暑の森での討伐。~
とは言ったものの罠は直前でメンバーが発見し、~
探索の道中ではただ1度大鼠の群と交戦したくらいだ。~
案の定、狼のリーダーとその取り巻きは易々と見つかり、~
僕は連中から1度浅く噛まれた程度で済み、群の制圧はあっという間に終わった。~
そういえば一緒に組んだパトリシアさんはハンマーを振り回しながら狼の頭を砕いていた。~
その姿は実に心強く感じる。~
来月もまた狼だ。今回あまりにもあっさりしすぎていて物足りなく感じている自分がいるが、~
その慢心が死を呼ぶものと肝に銘じ、次に備えたい。~


-黄金暦87年8月~
またも狼だ。いやな思い出ばかり蘇るが、今となっては弱音も吐いていられない。~
相手をするのも慣れたもので、そろそろ習性も予測できそうなくらいだ。~
依頼は無事終了。次回の依頼を確認するとさらにまた狼。増えてきてるってこれ。~
そういえば酒場でたまに見かける人と一緒のパーティのようだ。足手まといにならないようにしたい。~


-黄金暦87年7月~
そろそろ暑くなってきた。~
こういう時は洞窟へ向かう依頼が嬉しい…が、運悪く森林でのコボルト討伐だった。~
やはり森の中は蒸し暑く、皆どことなくイライラしていたがそのイラつきが敵に向かい、~
全員が全員片っ端からコボルトを切り伏せていた。~
早く汗を洗い流したい。~


-黄金暦87年6月~
あの時のリーダー狼が住処を変えたとの依頼を受け、図らずも再戦となる。~
何も出来なかったあの時から少しは剣の腕も磨いた。力もつけた。~
負けるわけにはいかなかった。~
こちらが強くなったのと同じく、向こうの群の規模も以前よりも膨れ上がっていた。~
何度か油断して傷を受けたが、怨恨が力を与えたのか~
とうとうあの狼の息の根を止めることが出来た。今回は死者もいない。~
自分の手で止めを刺すことが出来なかったのがわずかな心残りだが、~
今となってはそれも些細なことだ。~
この日の酒と料理は少ししょっぱかった。~


-黄金暦87年5月~
洞窟に湧き出したゾンビの討伐依頼がくる。~
仲間は皆自分よりも逞しく見えて、~
そんな中に自分がいるのがちょっとだけ恥ずかしい。~
実際ゾンビ共のリーダーから攻撃を食らったのは自分だけだった。~
肉類はしばらく食べられそうにない。~


-黄金暦87年4月~
店の親父が気を遣ってくれたのか、地下鉱脈の探索が今回の依頼だった。~
だけど心はひどくモヤモヤしたままで、一緒に組んだメンバーからも~
「そんな様子じゃできる依頼もできないよ」と茶化された。~
無事、死者も出さず依頼を終える。ちょっとだけ安心した。~


-黄金暦87年3月~
悲劇は続いた。~
暗い洞窟の中、いつまでも止まない蟻の足音に精神をすり減らしながら進む。~
やっと主の部屋に到達し、切っても切っても沸いてくる蟻を倒してふと気付くと~
2人が蟻に纏わり付かれ、骨だけとなっていた。~
何で僕は生きてるんだろう。~


-黄金暦87年2月~
悲劇が起きた。~
相手は狼の群とそれを率いる一回り体躯の大きいリーダー。~
遭遇前に何度か罠に掛かり、皆の体力が落ちていたのが災いした。~
そのまま3人が目の前で猛威に屠られた。~
しばらく食事が喉を通らない。~


-黄金暦87年1月~
最初の冒険。~
全てが自分を歓迎してるかの様な高揚感に包まれていた。~
ゴブリンの徒党を相手に僕を含めて皆奮い立ちながら戦い、勝利した。~
依頼を無事こなし酒場に戻ってそのまま祝勝会。その日の酒の味は今も覚えている。~

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**その方向には誰もいない [#yd2decc6]
[[編集先:http://notarejini.orz.hm/?%A5%B3%A5%E1%A5%F3%A5%C8%2F%CC%BE%CA%ED%2F22323]]
#pcomment(,10,below,reply)
----
*ありがとう。さようなら(敬称略、ID順) [#cc1ec807]
//
//「こりゃひどい」と思われたらすみません。即削除します。ごめんなさい。調子乗りましたごめんなさい。
//
//
**声をかけた・かけられた [#xe57f329]
-[[ピエール・イモゲ>名簿/11629]]~
骨、どうみても骨。酒場にはゾンビも神も幽霊もいるので驚きはしないが、~
骨になっても女を追い求めるそのエネルギーには感心する。あと先輩。

-[[ミエラ・ギヌンガガブ>名簿/13586]]~
ダークエルフの女性。一時は情熱が低迷してたようだけど十分回復してるようで。おめでとさんです。

-[[キビン・オイモゲ>名簿/17764]]~
88年4月にパーティを組む。以前は貴族の屋敷で執事をしていたとのこと。~
なるほど今の給仕姿も様になって実にスタイリッシュ。スタイリッシュ?

-[[紅美鈴>名簿/18229]]~
でかァァァァァァァァァい!!説明不要!!~
向こうは何だかこっちのことを結構知ってるっぽい。何故だ?

-[[パトリシア・フォックス>名簿/22945]]~
初めての同じ酒場からのパーティメンバー。~
ハンマーを軽々と振り回してその強さを見せてくれた格好いい女性。

-[[リョーコ・ホワイトクロス>名簿/29724]]~
悪い奴をやっつけるという確固たる目標で冒険をしている。~
その冒険にかける情熱を是非とも見習いたい。

-[[レーリア・レムトリア>名簿/48416]]~
ジュース好きの少女。姉の仇を討つ為に冒険者になったそうで。~
その意気は素晴らしいが糖尿には気をつけるんだよ。

-[[ケンノ・セイレイ>名簿/56195]]~
動物から機械人形と酒場の種族の乱れ入りぶりにはほとほと呆れるが~
とうとう剣までやってきた。男に柄を握られるのが苦手らしい。どれ(ぎゅっ)

-[[ウォルド・スミッソン>名簿/56589]]~
どことなく弱々しそうな雰囲気を漂わせてい“た”少年。~
だが守るべきものが出来た男は強くなると僕は思う。愛する者を悲しませることにはならないで欲しい。

-[[ジェンガ>名簿/58972]]~
積み木。積み上げて少しづつ崩していく遊びに使うとのこと。

-[[建御名方・国津神>名簿/59410]]~
タケナミカタ・クニツカミと読むらしい。~
極東の国の神様であり90年の元旦に参拝に行った神社の神様。~
あらゆる事を司っていると聞いて情熱向上を祈願したが・・・ご利益はあるといえばあるのでお礼参りにでも近いうち行こうと思う。

**元気にしてるだろうか [#i00d019f]
-[[ベルグ・ワズフル>名簿/22617]]~
一時大物をどちらが先に仕留めるかを競いあった・・・友、と呼んでもいいんだろうか。~
89年1月にまだ見ぬ大物を求めて別大陸に旅立っていった。今も強敵相手に大暴れしているんだろうか・・・~

-[[ブレイク・メイカイ>名簿/60114]]~
異世界からの来訪者。ほんの数ヶ月ほどでまた向こうに戻ってしまったらしい。~
あっという間というか何と言うか・・・~

**じきに会いに行くよ [#v8a3356b]
-[[カタリナ・スモーラー>名簿/26814]]~
ベルグとの酒飲みの時に一緒にいた少女。今にして思えばちっさいの呼ばわりだのお返しド忘れするだの~
散々なことをしてきたと思う。ごめん。~

-[[ゼピュロ・ヴェステン>名簿/48926]]~
「いい男」を求め冒険者となった男。しかしそんな立ち居振る舞いの彼こそ真のいい男だったのではないか。~

-[[エステバリス・ヒカルキ>名簿/59892]]~
ただ一人の女性を愛し続けた男。その愛が尽きることはないと思う。~