#navi(../)

//CENTER:'''''&size(15){家々から聞こえる声が、大きくなった。&br;50年前この場所がそうであったように、今、あの頃に酒場であった、宿屋であった、&br;或いは温泉であり、あるいは広場であった場所から声がする。&br;明るく、陽気に、時に叫び、時に泣く声がする。&br;それは華々しく。&br;そして同時に、既に其れは過去の事であると、説くかのように。&br;町並みの中に、悲しく響いた。};'''''
CENTER:黄金暦151年、8月某日。&br;町の外れを、水が覆い尽くした。&br;その水は、廃墟の一帯を覆い、その外へと被害を及ぼすことは、なく。&br;直後、光に形作られた一本の鳥居が、宙に浮かんだ。&br;町の中からも、若しかすれば見えたのかもしれない。&br;鳥居はしばらくの間空にあり、そして暫くの後、唐突に消えた。&br;&br;町の外れに、空き地が出来たのだと。囁かれるようになった。&br;嘗て廃墟のあったはずのその場所には、今は何もないのだと。&br;確かにその場所には更地があり、多くの子供達は、突然出来たその遊び場を、楽しんだという。&br;&br;町の外れに鳥居が立った。&br;誰かがそれを潜り、去った。


//#region(町の噂)
//|#ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst057535.jpg,around,right,nolink)&br;|LEFT:何時の頃からか。&br;町外れの鳥居の噂が人々の口の端に上るようになった。&br;50年程前。黄金暦にして百年頃、冒険者たちの集った場所。&br;廃墟の立ち並ぶその場所に、人は鳥居が立ったという。&br;|
//&br;
//CENTER:◆&br;
//&br;
//|RIGHT:あるものは三本立ったと言った。&br;あるものはいいや、そんなものは無かったと言った。&br;子供は、何処まで続くか分からない鳥居の群れを目にした。&br;子の手を引く母は、そこに鳥居を一つ見た。&br;|#ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst057533.jpg,around,left,nolink)&br;|
//&br;
//CENTER:◆&br;
//&br;
//|#ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst057537.jpg,around,right,nolink)&br;|LEFT:猫が鳥居をくぐると二本足で歩いたと、囁いた者もいた。&br;鳥居の影から此方を見ている者がいる、と親に泣きついた幼子もいた。&br;鳥居の内の美女に誘惑され、一晩を過ごしたと嘯く老人がいた。&br;見上げるほどの大入道の足が突き出ていたと囁くものもいた。&br;|
//&br;
//CENTER:◆&br;
//&br;
//|RIGHT:何時の頃からか、廃墟に人の気配がし始めた。&br;暗く沈んでいた町並みが色づいたように、人の交わす声がする。&br;家々の中からは、食欲をそそる、香ばしい匂いが感じられる。&br;家の外、道に人は誰一人歩いていない。&br;|#ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst057541.jpg,around,left,nolink,350x300)&br;|
//&br;
//CENTER:◆&br;
//&br;
//|#ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst057540.jpg,around,right,nolink,250x200)&br;|LEFT:ひび割れたかつての噴水に腰掛ける、少女の影が一つあった。&br;顔の半分を覆う仮面は、天狗のようにも狐のようにも。&br;或いはしょうけらのようにも見える。&br;己以外の人影に気付けば、少女はつけた仮面を押し上げた。&br;|
//&br;
//CENTER:◆&br;
//&br;
//|RIGHT:こんにちは。どうかしましたか?&br;少女の口元が動いたのが見えた。&br;鳥居をお探しですか?それでしたら、お力になれると思います。&br;気付けば町外れ、一つの鳥居の前に立っていた。&br;|#ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst057539.png,around,left,nolink,えへらへら)&br;|
//&br;
//CENTER:◆&br;
//&br;
//|#ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst057534.jpg,around,right,nolink,300x350)&br;|LEFT:やぁ、珍しいね。なんだい?&br;首を傾げるのに伴って、髪がさらりと靡いた。&br;あぁ、鳥居を探してるのか。子供の一人歩きは危ないよ。&br;気付けば町外れ、二つの鳥居の前に立っていた。&br;|
//&br;
//CENTER:◆&br;
//&br;
//|RIGHT:けけ。餌に釣られた馬鹿が来た。&br;喧騒の中、鈴の鳴るような声。&br;今日は満腹だ。また来な。ケケッ。&br;気付けば町外れ、鳥居など無い。&br;|#ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst057536.jpg,around,left,nolink,250x200)&br;|
//&br;
//CENTER:◆&br;
//&br;
//CENTER:噴水に腰掛けた少女は、こちらを見て笑っている。&br;
//近づけば、立ち上がった。背を向けて、歩き出す。&br;
//振り向いた顔、白い肌。仄かに色づいた唇の隙間から、鮮烈な赤が見えた。&br;
//舌を出したのだと気付いた時には、もう遅かった。&br;&br;&br;
//[[&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst057538.png,center,nolink,あかんべえ);>http://www.youtube.com/watch?v=LRgr-4ItFeo]]&br;
//&br;
//CENTER:◆&br;
//&br;
//CENTER:町の外れに鳥居が立った。街角に少女の姿があった。&br;
//ある老人は懐かしい友の声を聞いた。&br;
//ある若者は硝子のぶつかる乾杯の音を聞いた。&br;
//&br;
//廃墟の鳥居は何本見えるか。&br;
//#endregion
//#region(目撃者)
//|[[スヴャトポルク・デルソル>名簿/370104]]&br;|古い時代の宴を見た。&br;彼は鳥居を二本見た。&br;宴の内に彼は歌った。&br;二本鳥居が彼を迎えた。|[[&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst057731.png,黒い剣の香りがする);>http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F391155]]|
//|[[コルト・スタッガリー>名簿/391963]]&br;|少女と触れ合い、少女の肉へ分け入った。&br;彼は鳥居を見なかった。&br;|~|
//|[[仮面奏者>名簿/390904]]&br;|鳥居の向こうに少女を見た。&br;彼女は鳥居を一本見た。&br;仮面の内に見えた文様。&br;一本鳥居が見送った。|~|
//|[[サイラス・ブラックモア>名簿/391021]]|噴水の中に少女を見た。&br;一本鳥居を見なかった。&br;枯れた噴水へ少女と沈んだ。&br;彼は鳥居を一本見た。|~|
//|[[リヒャルト・ミュラー>名簿/389317]]|友を希求し、結を得た。&br;彼は鳥居を一本見た。&br;子犬を捨て去り結は途絶えた。&br;彼の頭上に鳥居があった。|~|
//|[[ソリン・クリーク>名簿/392161]]|連なる廃墟を彼は目にした。&br;彼は鳥居を見なかった。|~|
//|[[クルト・ビュンテ>名簿/392147]]|少年と少女の鬼ごっこ。&br;彼は鳥居を見なかった。|~|
//|[[ヨウム・コンパク>名簿/376648]]|迷い子。|~|
//|[[緋奈ヶ瀬灯>名簿/358552]]|狸か狐か蜃気楼。&br;二本鳥居を見なかった。|~|
//|[[王城高嶺>名簿/366085]]|陽炎の中、少女が触れた。&br;四本鳥居に見送られ。|~|
//|[[マリータ・トランパータ>名簿/392816]]|猫と少女と木枯らしと。&br;猫の道末鳥居が一本。|~|
//|[[ギルモア・ファーネス>名簿/366079]]|生死楽観。&br;見送ったのは歪な鳥居。|~|
//#endregion
----
**町外れの更地 [#sd66c38f]
//**町並みの中、枯れた噴水 [#yc572e1e]
//#comment(below)
#pcomment(いついつ出やる,3,below,reply)
//----

//**町並みの中、酒場の壁 [#cfe9bdcc]
//|[[&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/s/qst058626.jpg,これはひどい);>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst058626.jpg]]&br;|>(鳥居が立つ)&br;いわゆる都市RP。登録者が女なので真面目に判定&br;半施設、ガチ系と言うのが第一印象&br;登場人物である少女が相手に合わせて言動を変えてるので本質がわかりにくいが、&br;逆を言えばしっかりとしたすたいるが確立できていると言うこと&br;ただ初見ではとっつきづらいと感じたり、&br;また目的も不明瞭なため人を選びそうなところが難点といえば難点か&br;プレイスタイルとしての評価が高いが、可愛い指数となると・・・ &br;可愛い指数 55点|
//|[[&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/s/qst058834.jpg,あちまれー);>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst058834.png]]||
//&br;
&br;&br;&br;&br;&br;&br;&br;&br;&br;&br;&br;
CENTER:http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst058684.jpg
//&br;

&br;

//* 廃墟家出身 鳥居 392004 [#l22825d6]
//|ID:|392004|
//|名前:|鳥居|
//|出身家:|廃墟|
//|年齢:|17|
//|性別:|#listbox3(女,server,sex)|
//|前職:|#listbox3(占い師,server,job)|
//|理由:|#listbox3(やむをえない事情により,server,reason)|
//|状態:|#listbox3(冒険中,server,state)|
//////////
//|方針:|#listbox3(護衛を優先,server,type)|
//|難易度:|#listbox3(実力相応,server,diff)|
//|信頼性:|#listbox3(あまり気にしない,server,conf)|
//|その他:| [[ステータス>http://gold.ash.jp/main/?chrid=392004]]/[[戦歴>http://gold.ash.jp/main/advlog.cgi?chrid=392004]]|
//
// ※ ご注意「//////////」より上は変更可能個所以外はそのままにして下さい。
// タイトルの「家出身」の記述も含まれます。

//ごめんなさい、ちょっと席外さなきゃですー。なんかよくわかってなくて長丁場になってしまって申し訳ないです(リヒャ
///いえー。すみません、此方こそ良く分からない娘で……
///お話していただけただけでも凄く有難いです。ありがとうございます。

//来月で三回目の同行なんだけどどういうリアクションすればいいだろう…
//というか冒険中どうなってんだろう(C
///多分、こう、ですね
///視界の隅に、見た覚えの有る髪の毛が靡いているのを、冒険中ずっと見てて
///視界の中心には捕らえられないとか、多分そんな感じでしょうか……?

//「怪異に気付かない一般人ポジション」でいこうと思い、あんな感じで御挨拶させて貰いました。
//恐縮ながらこっちの中身の霊圧が不安定な都合上、wiki上でより深く会話する機会があるかはわかりませんが、
//今後ともよろしくお願いしますー。(392161ソリン)
///あわわわわわわわわ気付くの遅れてすみませんっ
///こんな良く分からない娘の名簿にお越しいただきまして有難うございます
///今後も冒険で一緒になることもあるかと思いますが、何卒、何卒温かい目で見守っていただけますと幸いです
///本日はお越しいただきまして、ありがとうございました!

//CV判定
//>(鳥居が立つ)
//吉川未来
///ありがたやありがたや……

///長門が可愛すぎて生きてるのが辛いのでちょっとだけ休憩……

///>鳥居が立っていないだと
///一人でも鳥居を覚えてくれた人が居て、中身はとても幸せです
///絵のパパにも顔向けできるかな……

//死んでいたのに気が付かなかった・・・
//すまない・・・(サイラス)

///&ruby(サイラス){祐一};……
///お気になさらず。寧ろ有難いお話です。娘のところに遊びにきてくださって、ありがとうございます。
///そしてすみません。復活させるかどうか悩んで名簿弄らずいたところに来て頂いたので、こっちの責任がかなり大きいと思います
///今ちょっと色々考えながらお返事させていただいていますので、若し宜しければ、文通状態でも、少しだけお付き合いいただけますと幸いです。

//了解いたしたー。何だかトドメを刺しに来たようですまない・・・
//こっちも2:30くらいになったら寝るので、以降は文通モードで
//あとU-1言われるとシリアス回路が焼ききれる!

///とどめにならないかもしれない
///もしそうなったら、すまない……
///今此方には他に息子も娘も居ないので、お時間のあるときにでも、よろしくお願いいたします

//おはうお
//長文になりそうなのでまた夜に伺いまっす

///おはようございます
///こっちが長々垂れ流しているだけなので、さらりと一行でレスとかでも問題ないので……なんだかすみません

//こっちも楽しんでやってる事なので気にしないでくだち!
//お疲れ様でした! いちおう、きれいにおわったかな?

///ありがとうございましたー
///いや、長話に付き合ってくれて、ありがとうございました。
///とりあえずこの子は、多分、終わりだと思います。
///引きこもりのところに三回もきてくれて、本当に有難うございます。

//どういたしまして
//こっちも楽しかったよー。ありがとう
//残念だけどこれゴルロアなのよね・・・
//また別キャアでお会いしましょう!

//ああ、お面を引っ張る前に逝ってしまったのね…
//お話したかったよ。お疲れ様。

//もしかして漫画を書いてくださった方でしょうか
//もしもそうでしたら、すみません、ここのところゴルロアに参加してなかったもので、絵柄でどなたか判断することが出来ず……
//お礼に伺えなくて済みませんでした。ありがとうございました。凄く嬉しかったです
//もしも違う方でしたら、うちの子を気にかけてくださって、本当に有難うございます
//お話したかった、といっていただけるのは、最高のお言葉です
//ありがとうございました!