#navi(../) * ピートモス家出身 パプリコ・ピートモス 412356 [#zb7c661c] |ID:|412356| |名前:|パプリコ・ピートモス| |出身家:|ピートモス| |年齢:|23| |性別:|#listbox3(男,server,sex)| |前職:|#listbox3(農夫,server,job)| |理由:|#listbox3(故郷に錦を飾りたくて,server,reason)| |状態:|#listbox3(冒険中,server,state)| ////////// |方針:|#listbox3(特になし,server,type)| |難易度:|#listbox3(安全第一,server,diff)| |信頼性:|#listbox3(あまり気にしない,server,conf)| |その他:| [[ステータス>http://gold.ash.jp/main/?chrid=412356]]/[[戦歴>http://gold.ash.jp/main/advlog.cgi?chrid=412356]]| // // ※ ご注意「//////////」より上は変更可能個所以外はそのままにして下さい。 // タイトルの「家出身」の記述も含まれます。 http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst065329.jpg~ **農夫とバナナ [#mf0c6234] 父が腐ったドーナツを食べて倒れた、そんな知らせを聞いたのはもう何年前だろうか~ そんな事を忘れてパプリコは必死にクワを振り今日も畑を耕す~ 最近は近代化が進み魔力と科学の融合によって動く耕運機が復旧していた~ しかしパプリコの家は土から生えるバナナ、土バナナを育てていたため、そんな高価なものは買えなかった~ 土バナナは単価は高いがその分税が重い。高級なフルーツではあるのだが手入れも大変で、質のいいモノを作り上げなければ黒字にはならないのだ~ そんなギャンブルな果物を育てる家に耕運機はなかった~ これでは他の農家に示しが付かないとパプリコは一旦クワを捨て槌を握る~ 質の悪いバナナを潰してきたそれは今までのバナナの怨念が篭った物々しい妖気を放っていた~ 耕運機がほしい農夫がバナナの怨念が詰まった槌を手に取り今冒険へと旅立つ……~ **バナナくせぇ [#j897d328] しかし農夫の習性は抜けない。腐ったドーナツを呪いのドーナツと称し、パプリコはそのドーナツを売った金で小さな庭付きの小屋を買った~ なので時間が空いた時は畑を耕す~ 害虫、畑泥棒を見れば問答無用で殺虫剤を撒く~ 泥棒相手にも殺虫剤を撒くのはつまり価値観である、別に死んじゃったら発行させるために埋めてもいいかなって~ 家の中には大きな貯金箱があり耕運機のために毎月少しずつ溜める~ 夜な夜な槌がバナナ怨念で動き出すので夜は開かずの間にしまいこむが、それを打ち破ろうとがんがんドアをたたき始める~ 最近は子供の足音も聞こえるようになってきた~ いわくつき物件だった~ しかしそんな事は気にせず畑を弄る~ **日記 [#hc88cd40] 黄金暦160年 10月~ 一ヶ月目初めに私は洞窟を歩いていた~ じめじめじめじめ比較的乾燥した地帯で育った私の体には洞窟特有の下品な湿り気がまとわり付いていた~ 途中罠がかかっていたらしい扉があったが一時的な仲間の一人が慎重に開け回避したらしい~ 一時的とはいえ生き残るために必死なため協力は必要なのだろう~ だがふと思えば冒険者とはどういう人間がなるのだと言うのだろうか~ 生活が苦しいものはともかく娯楽として冒険者となった者もいるかもしれない~ だがそんな事は考えてる暇はない、私は私のために耕運機を買う金を溜めているのだ~ 大鼠が多い、正直戦いは苦手なのでとりあえず隠れて難を逃れる~ 思えば私の人生根っから後ろ向きだったのかもしれない~ だがどうだろう、後ろ向きだからこそ今此処で大鼠と対峙した私が居たのではないだろうか~ そう考えれば私は耕運機のために生まれてきた人間だと言えよう。~ 黄金暦160年 11月~ 冒険者とはなんだろうか、先月そんな考えを頭で満たしたばかりだがまさか今月にまでそれを引きずるとは思わなかった~ 冒険者とはいわば使い捨ての駒なのだろう、そうでなければ新米である冒険者に~ あのような恐ろしい依頼を出すわけがない~ そうだ、奴らは私達が悲鳴をあげ怒涛のさなか血と泥まみれになりながら地を這い逃げ惑う姿を見て笑っているに違いない~ きっと裏ではあの化け物共と結託し、その姿を撮影させ怪しいビデオを裏で流している事だろう~ だが幸運にも私は今月も生きて帰ってこれた、だが依頼自体は失敗なのでもちろん報酬は貰えず。私は質の悪いバナナを食べ今月を生き抜くことになるだろう~ 運の悪い事に最近は冬の気配が近づき、土バナナの育ちも悪い、というより土バナナは夏の果物だ。この時期に育てるのはビギナー~ そう今の冒険者である私のように新米のペーペーがやる事だろう~ そこで私は考えた、実家は土バナナだけを育てていた、それ故に耕運機も買えない家庭であった~ 耕運機も買えないとは言うが今の時代耕運機自体珍しいものであり珍しいもの=高価という世界の理が存在するため買えない事自体はおかしくはない~ しかし周りの農家が野菜や果物で儲け、その多大な財産の中で耕運機に当てる出費など些細なほどに感じてしまう中での耕運機が変えないという事実だけが~ 我が家には取り残されていた~ 改めて考えれば土バナナは正直金持ちが育てる果物だ、何かでまず土台を作るべきだったはずだ~ なのに親は土からバナナが生えるなんてまぁ素敵などという短絡的な思考で土台も作らず~ いわば基礎を練習せず抽象画を書き始めるに等しい行為を行ったのだ~ 私は腐ったバナナを食うような親とは違う、厳密には類似した遺伝子を持った他人だ~ 何を言いたいのかと聞かれればそう、冬にも育てられる野菜を作れば良い~ だが残念な事に11月時点で植えてももはや手遅れだろう~ そこで私は来年に賭けることにする、早めに春の野菜を育てまだ春ものが出回っていないうちに少々値を高くして売るのだ~ こうして土台を作り、やがては土バナナへと戻りたい~ だがそれまで生き残れるだろうか。私の小さな心臓に不安のガラスは突き刺さったままである~ ---- //*畑か家 [#xed7924c] #pcomment(畑とかバナナとか,5,below,reply) **畑と肥やしと牛の死体の愉快な楽園の中に潜む男達 [#u2009465] //しかし考えてみれば私のところにコメントアウトなど来るはずがない //なぜなら私は内面的であり人とのコミュニケーションが苦手なのだ //そんな男がどうコメントアウトを利用するというのだろうか //精々悪口、いや通りすがりに鼻で笑いながらつばを吐き捨てられる程度の事しか待っていないだろう //ではなぜこのようなスペースを作ったのか、それは私的にもこのような気の緩むスペースがあれば //内面的な私であれおのずと人と自然に接する事が出来るかもと思ったからだ //しかし現実はそう甘くないのかもしれない、逆に此処があることで更に内面的になりいわば引き篭もりになる可能性もある //だが諸君心配はしないでほしい、私は最初から引き篭もり寄りの生活を自身に推奨している //期待しなければ落ち込むことも泣く事もないというように私は私自身に一片の期待もしていないのだ //そのような哀れな目で見ないでくれたまえ、これは私なりの自己防衛であり自分に酔った行為でもあるのだ //いわば自分を保つため、そう先ほども言ったように自己防衛には最適なのだ //だが此処は私だけのスペースではない //気が向けば是非諸君も気軽に利用してくれたまえ //ちなみに私から言いたい事は何かというと別に私に対して挨拶返しなどは気にしなくて良い //またありえない事ではあるが恋愛事情で行けば私的には私からアピールする事はないし告白なんて事はもちろんする気もない //だが万が一このかっこよくおしとやかで程よく謙虚な私にほれてしまった乙女が居てしまった場合 //告白は受け付けようではないか。それとタイミング的にえっちぃ画像があげられたばかりの人のところに行ってしまったが //やましい気持ちはもちろんない //私はこんな事だから駄目なのだろう //軽いモノを重いとし重いはずのモノを軽く見る //どうしてもこうしてしまうのだ、天邪鬼というものでありどうしてもそれが抜けないのだ //おかしい正直なかの人単位で胃と気分が重い //重い重い重い重い、長文をつらつら書き連ねている時が一番心が安らぐのだ //文字の事だけを考え文字と対話し文字の未来を思えば他の不安が無くなっている //文字がもっとほしい、そうして文字を書いていく、文字があれば音が聞こえなくなる //吐きそうである //吐きそうである //吐きそうである //吐きそうである //つらつらつらね一度結んでしまった糸は外れない //再び一人になることはできないのだ、この場は私にとって毒であり毒だったのか //良薬口に苦しというのなら毒は甘いのだろう //甘いのだろう、とても //とても甘いのだ //甘すぎた、甘すぎた、甘すぎた、甘すぎた、あますぎた、あますぎたあますぎたあますぎたあますぎた //戻れないであろう、進めずにいるであろう //私はがんばっていないのだ //わたしはなにだろうか //ここに //昔を思い出す //最初だけでよかったのだ //芯までたべるひつようはなかった //私だけが //居てよかった //親しいものは居た //私だけでも居てよかった //謝られるたび落ちるのだ //おちる //おちる //おちる //何故謝る、何故謝る //胃が痛くなる、謝られれば胃が痛くなるのだ //思うようにしてくれていいのに、胃が痛くなるのだ //長文が恋しい //すべてそこにある、そこだけだ //もうもどれない、進めもしないなら //そこに根を張ればいいのだ //ここだ、此処こそが長文なのだ //縦に長くしよう、全部だ //胃が痛いのだ、胃が //これはどうやったら消える、頭が痛いのも、胃が痛いのも //ハエが周りに飛んでいるのも、この虚無感もすべてだ //煽れるのなら煽れる人間になりたい、すべてを荒らせるほどの図太さがあるなら手に取るだろう //だが私には無理だろう //無理だ //少ない寿命の中、見るのだ //一人になるかもしれない //そんな気を使われた //私はそこまで不安定化 //不安定だろう、足がもうないのだから //ただただ、すべてが悲しい //思いついたときには三度目だ //遅かった //頭が痛い、すべてが襲い //遅い //は //き //そ //う //ああ、そうか //体が軽い