#navi(../)
* ディロンフィータ家出身 パーヴェル・ロージン 435605 [#x8d3942b]
|CENTER:#ref(http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005603.jpg,around,410x550)|BGCOLOR(#3399ff):ID:|435605|
|~|BGCOLOR(#3399ff):名前:|パーヴェル・ロージン|
|~|BGCOLOR(#3399ff):出身家:|ディロンフィータ|
|~|BGCOLOR(#3399ff):年齢:|18|
|~|BGCOLOR(#3399ff):性別:|#listbox3(女,server,sex)|
|~|BGCOLOR(#3399ff):前職:|#listbox3(占い師,server,job)|
|~|BGCOLOR(#3399ff):理由:|#listbox3(故郷に錦を飾りたくて,server,reason)|
//|~|BGCOLOR(#3399ff):状態:|#listbox3(冒険中,server,state)|
//////////
//|~|BGCOLOR(#3399ff):方針:|#listbox3(討伐を優先,server,type)|
//|~|BGCOLOR(#3399ff):難易度:|#listbox3(多少の危険も辞さない,server,diff)|
//|~|BGCOLOR(#3399ff):信頼性:|#listbox3(あまり気にしない,server,conf)|
|~|BGCOLOR(#3399ff):その他:|&areaedit(){[[ステータス>ステ:435605]]/[[戦歴>戦歴:435605]]};|
|~|BGCOLOR(#3399ff):[[http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005500.jpg>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005495.jpg]] :|&areaedit(){[[ステータス>ステ:439028]]/[[戦歴>戦歴:439028]]};|
|~|BGCOLOR(#3399ff):活動時間:|夜|
|~|BGCOLOR(#3399ff):状態:|#listbox3(ありがとう,server,stay2)|
|~|>|BGCOLOR(#ffffff):CENTER:http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005496.jpg[[http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp004462.gif>企画/邪教崇拝ロワイヤル]]http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005496.jpg|
|~|>|CENTER:[[同盟/ちょろい同盟]]|
|~|>|''■■三行設定■■''&br;・北の雪国出身の白竜を信仰する女の子。&br;・純粋純情!自分に自信がないのでたまに卑屈。&br;・本人は自分はちょろくないと思ってる。CV:高橋理恵子|
//
// ※ ご注意「//////////」より上は変更可能個所以外はそのままにして下さい。
// タイトルの「家出身」の記述も含まれます。
*彼女のその後 [#k12b9176]
#region(魔道書を守るために。)
北の雪国、白い塔から手紙が届いた。「''噂の調査を終了し、鬼より手に入れた魔道書を持ち直ちに帰還せよ''」とのこと。&br;
館の信者も私も、この魔道書の儀式を行うつもりで覚悟していたのにそれも中止せよと書かれてあった。&br;
報告をしたのはつい最近。今まで手紙なんて定期的に同じ文が来るだけだったのに、この手紙はわざわざ北の国から使者が持ってきた。&br;
私は返事はすぐにはできないと返した。使者は今すぐにでも持ち帰りたいようだったけれど…。&br;
&br;
…この魔道書は人に渡していいものなのだろうか、迷う。&br;
&br;
白い塔の住人はきっと良い方向に使ってくれる。&br;
そう思うけれど…。&br;
&br;
迷ったままひと月、今度は白い塔の…私を導いてくれた人が館を訪ねてきた。&br;
新しい信者と共に国に帰りましょうと誘われる。違和感を覚えるほどに優しく。&br;
白い塔はどうしても魔道書が欲しいらしい。&br;
私はまだ迷っていたので、時間をくださいと言った。国に帰るにしてもその前に会いたい人がいる。&br;
彼はしばらく館に滞在する事になった。&br;
&br;
そして数日後の夜…。&br;
&br;
私に魔道書を授けた魔法使いがあらわれた。&br;
&br;
「久しぶり。元気にしてた?」&br;
窓枠に腰をかけ、黒いローブとドレスを風になびかせて魔法使いは笑う。&br;
「…前置きはいいや、魔道書を持って今すぐ逃げなさい。北の雪国に帰っては駄目だよ」&br;
彼女の口から出た意外な言葉、応えに迷っていると話を続ける。&br;
「魔道書を白い塔の住人が持っていると王宮に知れたようだ」&br;
「そして王宮は白い塔に書と…持ち主の引渡しを要求してきた。拒否すればすぐに兵を出すと」&br;
&br;
「……白い塔は書と君の引渡しを了承した。館に来たあの者は、君にそれを告げぬまま北の国へ連行しようとしているようだな」&br;
&br;
「…そんな…」&br;
白い塔の住人達は正面からぶつかって勝てるほど力はない。魔道書を使おうにも儀式には時間がかかる。&br;
だから&br;
&br;
「私は…白い塔に…切り捨てられる…?」&br;
&br;
「…そうだ。引き渡されれば…良くて生涯幽閉。悪くて火炙りだ…忌み子と黒竜に呼ばれた君なら…多分火炙りのほうだね」&br;
「書の内容を知るものは生かしておけない。忌み子と呼ばれた人間ならなおさらだ」&br;
「白い塔なら君を守るかなと思っていたけど…人はどこに属していても変わらないようだね。醜いものだ」&br;
「おそらく書は偽物と摩り替えるつもりだろう。よく似た本を細工師に作らせているようだよ。完成したらあいつも殺されるかもね」&br;
&br;
「嘘…」&br;
&br;
強く言い返せなかった。私を迎えに来た人は白い塔でも上位の聖職者だ。あの国を離れるなんて今まで一度もなかった。&br;
異例の事…ただ私を連れ戻す事がそんな人を動かすほどに重要な事とは思えない。&br;
&br;
「嘘だと思いたい気持ちはわからなくもないけれど…人の醜さを知っている君なら、理解できないわけないだろう?」&br;
「それに…今更あそこに帰りたいかい?本当に」&br;
&br;
私は…何も言えなくなってしまった。&br;
白い塔に受け入れてもらえて、そしてこの街に来て優しい人に触れ忘れていた「迫害されてきた自分」を思い出す。&br;
彼女の言う事が本当なら…と思うと心が凍った。&br;
&br;
「早くお行き。王宮は白い塔を信用していない。追っ手が数日中にはやってくるだろう」&br;
「北の雪国に書が渡るのは面白くない」&br;
&br;
私は祭壇に隠してあった魔道書を取りに走る。&br;
数人の信者達がそこにいた。&br;
私を逃がさないようにと白い塔から来たあの人に言われていたらしい。&br;
魔法使いの言っている事は本当だったのだ。&br;
&br;
とっさに身構える私に彼らは書を差し出てくれた。&br;
&br;
「私達は貴女に導かれて信者になった。あなたを裏切る事は神を裏切る事と同じ」&br;
「どうか逃げて下さい」&br;
&br;
そう言って。&br;
私は書を受け取ると簡単に身支度をして館を出る。信者達に見送られて。&br;
魔法使いがいつのまにか道の先に立っていた。&br;
&br;
「その書を君は使わなかったね」&br;
&br;
「ええ、これからも多分使いませんわ。魔道書は貴女が望むのならお返しします」&br;
&br;
「どうして」&br;
&br;
「書を使えば白竜様は蘇るでしょう。ただし私の復讐心が具現化したお姿で…身勝手で醜い人々に災いをもたらすものとして」&br;
「私はあの国の人々を…恨まずには、憎まずにはいられない」&br;
「けれど復讐したらあの人たちと同じになってしまう気がするの」&br;
「それは絶対に嫌だから…私は使わないわ」&br;
「私は綺麗でいたい。真っ直ぐでいたい。憎しみの心と戦い続けたい…あの人が愛してくれた私のままでいたいの」&br;
&br;
魔法使いが目を細める。嬉しそうに。&br;
&br;
「そう。書は…君が持っていて。誰かにあげてもかまわないし、燃やしてくれてもいい」&br;
「君にあげたものだから、君のものだ」&br;
「私も君のように生きられたら良かったのに…まあ、今となっては無理な話だけれど」&br;
&br;
「今からでも遅くはありませんわ。愛する人がいるのなら、その人のために変われるはずです」&br;
&br;
私がそう言うと魔法使いは声を上げて笑った。&br;
&br;&br;
そして私は走る。
大好きな人のもとへ。&br;
最後にひと目、会う為に。&br;
#endregion
#region(愛する人と。)
-…スカッドさん、スカッドさん…(真夜中にアパートの扉を小さく叩く。魔道書と小さなトランクを抱えて)&br;(いつもの白いローブ姿ではなく黒いコート。ひと目でどこかから逃げてきたのだとわかるような強張った顔)// -- [[パーヴェル>名簿/435605]] &new{2011-02-21 (月) 03:33:10};
--パーヴェルさん (間を置かずにドアを開け、鈍い瞳に驚きを湛えてパーヴェルを見下ろす)&br;どうか、しましたか (すぐにその出で立ちとまとう雰囲気が尋常ではないことを察して、家の中へと誘う)&br;どうか、したんですね -- [[スカッド>名簿/434986]] &new{2011-02-21 (月) 18:20:00};
---(家の中に招かれると、もつれた足で彼に倒れこむように彼に抱きついて)&br; ご、ごめんなさい、こんな夜中に…私…この書を持ってここから出なくちゃいけなくて、それで…&br; (話す言葉が上手くつながっていない、見上げる瞳に今にもこぼれそうなほど涙をためて)&br; もうあそこには帰れなくて…頼れる人、貴方しかいなかったから…ああごめんなさい、落ち着かなきゃ… -- [[パーヴェル>名簿/435605]] &new{2011-02-21 (月) 21:06:44};
---… (胸の中で微かに震えながら、乱れた言葉を連ねるパーヴェルを見て、無表情に剣が奔る)&br;大丈夫です (それだけを優しく囁くと、大きな手でそっと体を抱く 窓から外の様子を見て、気配がない事を確認する)&br;ここには、俺しか居ません 何があったのか、聞かせてくれますか(白い頬を指先で撫でるように涙を拭い、微かに笑う) -- [[スカッド>名簿/434986]] &new{2011-02-21 (月) 21:16:57};
---あ…(抱きしめられて、強張っていた体が緩む)…ごめんなさい。私…沢山の事が一度にあって…。&br; (彼の体と頬に触れる指先の温かさに、少し落ち着きを取り戻して、息を吐く)&br; はい…私、ここに来た時に…この魔道書を貰ったんです。故郷の魔法使いに。&br; 沢山の命と引き換えに願いを叶える魔道書…大昔に北の雪国の王宮から盗まれたものです。&br; 時期が来たらこれを使って私達の信仰の対象を、白竜様を復活させるつもりでした。&br; 私と信者の人々の命を代償にして…けれど、教団は突然魔道書とその内容を知る私を国に引き渡そうとして…&br; …一部の信者の方の手引きで、ここまで逃げてこられましたの。捕まれば、私…… -- [[パーヴェル>名簿/435605]] &new{2011-02-21 (月) 21:36:01};
---… (椅子に腰を下ろし、指先を組んでパーヴェルの独白をきき終えた黒い男)&br;(相変わらずの無表情だが、その内面は、初めて聞いた恋人の使命に激しくざわついていた)&br;白竜 (それを甦らせる為に、パーヴェルは死のうとしていた その言葉が重く胸に残っている)&br;そうだった、んですか (あのクリスマスの、あの涙、その理由が、漸くわかった)&br;パーヴェルさん (髪の間から黒い瞳を覗かせて、静かに云った)&br;俺は、あなたを守る、そう言いました その気持ちは、これからずっと、どこまでも変らないです&br;ずっと、苦しかったんですね、パーヴェルさんは 気付いてあげられなくて、すいませんでした -- [[スカッド>名簿/434986]] &new{2011-02-21 (月) 21:48:26};
---(よく見れば人の皮のようなもので表紙が作ってある魔道書。その禍々しい書を守るように抱きしめて)&br; いいえ、謝らないで…話せなかったのは私の弱さです。最後まで普通の恋人同士で、思い出を胸に死んでいくつもりでした。&br; 貴方に愛されてもう思い残す事なんてなかった。白竜様の、教団のためなら死ぬのは怖くなかった…でも…&br; 私は…その教団に、裏切られたのですわ。この魔道書を私から取り上げ、別のことに使うつもりなの…!!&br; 信じていたのに…私、わたし…(崩れ落ちるように膝をついて、涙をこぼす。聖職者らしい面影はなく、ただの歳相応の少女のように) -- [[パーヴェル>名簿/435605]] &new{2011-02-21 (月) 22:12:56};
---パーヴェルさん (泣き崩れる背中をそっと抱いて、涙で濡れる顔を神妙な面持ちで眺める)&br;俺を、信じてくれませんか (ぽつりと、しかしはっきりと告げた)&br;パーヴェルさんの使命や、背負ってる物、全部俺に分けてくださいませんか&br;どこまでも、傍に居ます ずっとあなたを守ります だから…(そっと肩に手を置いて、濡れた瞳をまっすぐに見つめた)&br;死なないでください 生きてください、俺の、ために -- [[スカッド>名簿/434986]] &new{2011-02-21 (月) 22:24:29};
---(一緒にいてほしい、でもこの人まで失ったらと思うと躊躇ってしまう)&br; (涙で滲む目で、黒い瞳を見つめ返して迷う)……スカッドさん…でも、貴方まで、追われることになるわ。&br; それでも、いいの…?捕まったら一緒に火炙りにされてしまうかもしれないの…。&br; 貴方に縋ってしまってもいいの…?私、何かに縋らないと生きていけない…弱い女なの、それでも…。&br; (強がる事もできなくて、弱い心を全部口に出してしまった)&br; ……そばに、いて。私を守って…ずっと…お願いスカッド………。 -- [[パーヴェル>名簿/435605]] &new{2011-02-21 (月) 22:47:22};
---はあ構いません (目元に笑みを湛えてさらりと言ってのける)&br;捕まりません 誰にも、何にも いくらでも縋ってください、いくらでも支えます&br;(ありのままの告白を、ありのままの心で受け止めた。少女の口から告げられた依頼を、静かに 聞き届ける)&br;引き受けました&br;(それが、“バンシィ”として最後の “スカッド”として最初の依頼となった)&br;ずっと守ります パーヴェルの傍で (暗い部屋の中、引き寄せあうように唇を重ねた) -- [[スカッド>名簿/434986]] &new{2011-02-21 (月) 23:04:34};
---(彼の低い声が心の奥に響く。神の言葉と、同じように)&br; …約束よ…(囁く唇を重ねた。こぼれる涙はひとしずくだけ、悲しみではなく、幸せの)&br; (長い口付けの後、顔を少し離して目を細める)…ありがとう。貴方がいればきっと大丈夫よね。&br; この魔道書は北の雪国にも教団にも誰にも渡してはいけない。どこか遠く、誰も知らない場所へ隠しに行きたいの。&br; 夜明け前にはここを出なくちゃ。朝になれば私が居ないことに気づかれ……(ごとっと持っていた魔道書が落ちて)&br; ぅ……や、やだ、また吐き気…(口元を押さえて体を折る)ごめんなさい…この頃よくあるの……。 -- [[パーヴェル>名簿/435605]] &new{2011-02-21 (月) 23:21:34};
---はあ、それじゃあ俺は足を用意します&br;東の街には飛空船が出てますから、それでどこへでも…&br;(本が落ちる音に振り向くと、口元を押さえたパーヴェルが眼に入り、足早に駆け寄って、体を支える)&br;大丈夫、ですか 吐き気?ああ…(風邪か、と思ったところに、確信めいた直感が走る)&br;あ… (喉元まで出掛かった言葉を飲み込む 動揺している彼女を、さらにけしかけるような真似はしたくなかった)&br;今度、落ち着いたら…(笑顔を浮かべて、もう一度そっと体を抱きしめる)&br;これからの話を、しましょう -- [[スカッド>名簿/434986]] &new{2011-02-21 (月) 23:39:46};
---(しばらくするとすぐにおさまる吐き気。ストレスだと思い込んでいるので彼の腕の中、苦笑する)&br; この頃色々ありましたから…きっとそのせいですわ。&br; (新しい命が体に宿っている事にはまだ、気づかない)&br; ええ…追っ手から逃げられたら先のことをお話しましょうね(彼の手に支えられて、立ち上がる)&br; (片手には魔道書。持ち直すと顔をあげる。まっすぐに)…準備ができたら行きましょう。&br; 飛行船、私乗った事がないから…乗れるならそれがいいですわ…ふふ、変ね私。&br; さっきまで怖くて仕方なかったのに、貴方と一緒だと思うと、旅が楽しみになってしまう…。&br; (ようやく、いつものように花のような笑顔。幸せそうな) -- [[パーヴェル>名簿/435605]] &new{2011-02-21 (月) 23:54:18};
---ええ、俺もです (守るべき命が二つになった 苦痛ではない、むしろ体中から、今までにない力が沸きあがってくる)&br;ああ、わかりました 俺は (パーヴェルの笑顔を見て、少年のような満面の笑顔を浮かべた)&br;あなたに会うために生まれてきたんです &br;(明けの太陽を背負って、街から発つ一組の男女が居た 見通せぬ行く先に微塵も怯えず、希望と、未来を胸にして) -- [[スカッド>名簿/434986]] &new{2011-02-22 (火) 00:06:58};
#endregion

館の主は突然姿を消した。信者達に聞くと突然いなくなってしまったと口をそろえて言う。&br;
彼女はどこへ行ったのか誰も知らないようだった。&br;
&br;
噂では彼女によく似た金髪のちょろそうな女と、その女を守るように常にそばに居る黒衣の男が&br;
東の街から出ている飛行船に乗っていく姿を見た人がいるとか。&br;
とても幸せそうだったのでよく覚えていると、言っていた。&br;
あと、女性の方が身重な事に気づいて大騒ぎだったとか。そんな話もあったりなかったり。&br;
*街外れの古い洋館 [#w93a2d6f]
-大きな洋館の一部は教会に改装されていて、残りは信者達が住めるようになっている。現在は16人の信者のみが生活している。
--洋館の裏には青い花の咲く小さな庭と、野菜畑。
--教会をたった一人ではじめた彼女はもういない。

 &br; &size( ){ }; &ruby( ){ }; \/ '''' &COLOR(#191970){}; &new{now?}; パーヴェル>名簿/435605
|BGCOLOR(#f0f8ff):[[こめんとログ>https://sites.google.com/site/auau13003/home/43605-01]]・[[ログ2>https://sites.google.com/site/auau13003/home/43605-02]] <ありがとうございました。まだ絵を描いたりはするけど!(2011-02-22 (火) 00:37:37)|
//|BGCOLOR(#ffffff):#pcomment(手術室なう,2,below,reply)|
*白い塔の住人・パーヴェル [#q141c9bc]
#ref(http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp004472.jpg,around,right,219x300)
-[[北の雪国>設定/北の雪国]]出身。白に近い金髪に青い瞳、鬼の血を少しだけ引いているので尖った耳。
-性格は純粋で素直。白竜を侮辱する人間や黒竜を信仰する人間以外には優しい。
-黒竜に忌み子と言われたために虐げられて生きてきたので、自分に自信がなく卑屈になりがち。
-[[北の雪国にいた白竜を信仰している宗教団体>名簿/435605#tdb631e1]]に所属している。
-処女。
-[[鬼>名簿/374696]]から譲り受けた[[革張りの魔道書>名簿/435605#e5df0bdb]]は祭壇の奥に隠してある。
-絶賛布教中!(ロワイヤルルールにのっとり同行者が死亡すると信者が増えます)
***生い立ちと入信 [#m671255b]
#region(黒竜の予言により不幸になった女)
王都の貴族の間に彼女が産まれた時、黒竜が言った。~
「この子供はこの土地に不吉をもたらす忌み子だ」と。~
黒竜に忌み子と言われた子供は国から遠くへ追放になる。国の要職につく両親は一緒に行けない。~
長く子供の出来なかった二人がやっと授かった子だ。~
両親は財産を投げ打って国や貴族達にかけあい、彼女をこの土地にいられるようにしてくれた。~
でも予言はあっという間に周りの人間に広まって、彼女と家族は虐げられて生きてきた。~
彼女は自分が不幸をもたらす子だと信じ、人と関わらぬよう隠れるように俯いて過ごすだけ。~
…「白い塔の住人」と名乗る人間に会うまでは。~
~
白竜を信仰するというその人間に誘われ、~
彼女と家族は王都より遠く離れた土地へ一時的に移り住む。~
古い白い塔があるとても小さな町だった。~
そこでは皆彼女達に優しく、彼女は初めて人として扱われた。~
こんな忌み子の自分にまで優しくしてくれるこの人達はなんて素晴らしいのだろうと彼女は泣いた。~
幸せな涙を流す彼女の手を取って「白い塔の住人」は言う。~
黒竜の予言などでたらめだと。~
「忌むべきもの」を意図的に作り出し、排除してみせる事で自分の権威を示しているだけだと。~
~
「貴女は今まで何か人にひどいことをしましたか?だから人に虐げられているのですか?」~
いいえ私は人にひどいことをしないようにずっと隠れるように生きてきました。~
予言が成就しないように。正しい心を持つようにお父様もお母様も必死に育ててくださいました。~
「そう、あなたはとても優しい清らかな子。忌み子などでは断じてない」~
「黒竜の予言が間違っているだけなのです」~
~
本当に忌むべき存在は…予言をした黒竜。~
~
~
そして黒竜を滅ぼすとされる白竜の話を聞き、彼女も白い塔の住人になる。~
ほどなくして彼女の家族も。~
鬼の血を引き魔法の才能もある彼女は白い塔の中でも強い影響力を持つ人間になっていく。~
自分を助けてくれた、手を差し伸べてくれた人のために彼女は魔法を使う。~
黒竜の神殿や黒竜に使える貴族を襲い、黒竜の力を弱め白竜を復活させるために。~
#endregion
***邪教崇拝に参加する理由 [#sa9852bc]
#region(大災害回避のために白竜復活を)
北の雪国で千年に一度おこる「大災害」が近づいていると白き塔の長が言った。~
そして黒竜や鬼の力ではもう押さえられないかもしれないと。~
大災害が起きれば国は滅んでしまうかもしれない。~
それを防ぐためには白竜様の知恵が必要だと。~
白竜復活を急がなくてはいけない…でも、どうやって?~
長い話し合いの続く中、住人の一人が[[ある噂>企画/邪教崇拝ロワイヤル#f7b34128]]を口にした。~
~
様々な方法で白竜復活を試みることが決まり、彼女は一番危険で邪悪な方法に志願した。~
~
この身が穢れようとも、復活した白竜様に罰を受けようとも…~
…私を受け入れてくれた人達のためなら何だってできる。
#endregion
***暗闇 [#a77ea922]
#region(心の奥底にある本当の願いは)
予言により「国に災いをもたらす忌み子」であると告げられた彼女は産まれた時から人に虐げられて生きてきた。&br;
&br;
両親は彼女が本当に忌み子になってしまわないよう正しく清い心を持つように大事に育てた。&br;
けれど、両親がいくら大事にしてくれても屋敷の外の人間は違う。外は地獄といってもいい所だった。&br;
北の雪国は信仰心の深い人が多い。その信仰の対象から忌むべき存在と呼ばれたら……どう扱われるかは誰にでも想像がつく。&br;
&br;
「母様、どうして皆私とお話してくれないの。今日は男の子に石を投げられたの。どうしてなの?私何もしてないのよ」&br;
ある時、外へ遊びに出かけて行って、彼女は額から赤い血を流して家に帰ってきた。&br;
母は彼女を抱きしめて言った。&br;
「恨んではいけませんよパーヴェル。予言を成就させないために貴女は綺麗な心を持たなければ」&br;
泣きながら諭す母に彼女は頷く。傷を撫でる手が暖かかった。&br;
「はい、母様…」&br;
同じような事はそれから何度もあった。そのたびに母は必死に彼女に言い聞かせる。&br;
恨んではいけない、憎んではいけない。皆ただ不幸が怖いだけなのだから。&br;
素直な彼女はそれを守った。&br;
そして家から一歩も出なくなった。&br;
恨まない、憎まない、私は誰も傷つけたくない…優しい母と父に悲しい思いをさせたくない。&br;
&br;
けれど、不当に迫害され続けた人間が、正しく清い心など持ち合わせるものなのだろうか?&br;
&br;
いつからか&br;
心の中に&br;
&br;
真っ黒な気持ちが、澱の様に溜まって行く。&br;
&br;
&COLOR(#d3d3d3){どうして私に石を投げるのか、罵倒するのか。私は何もしていないのに。};&br;
&COLOR(#d3d3d3){恐ろしいなら、ほうっておいてくれればいいじゃない。};&br;
&COLOR(#d3d3d3){黒竜は、私を人々の鬱憤を晴らすための生贄にしたんじゃないのかしら?};&br;
&COLOR(#d3d3d3){恨まない、憎まない、私は誰も傷つけたくない…優しい母と父に悲しい思いをさせたくない。};&br;
&COLOR(#d3d3d3){いいえ私は恨むわ、憎むわ、皆、皆死んでしまえばいいの。};&br;
&COLOR(#d3d3d3){黒竜も、それにべったりと縋る事でしか生きられないこの国も、人々も、皆消えてしまえばいいんだわ!!!!};&br;
&br;
ああこんな事、考えてはいけないの。私は忌むべき存在なんかじゃない。&br;
必死に考えを振り払う。&br;
&br;
白い塔の住人に救われて、その黒い想いも消えていくと思った。&br;
そう思っていたのに。&br;
まわりの人が自分に優しければ優しいほど、外の人間達が憎くなる。&br;
&COLOR(#d3d3d3){竜の予言さえなければ、私はこう扱われていたんだ。本当はずっと優しくしてもらえたんだ。};&br;
&COLOR(#d3d3d3){私は悪い所なんて無かった。};&br;
&COLOR(#d3d3d3){本当に悪いのは……。};&br;
日々闇は深くなっていく。&br;
押し殺して心の奥底にしまいこんで。&br;
私は恐ろしい忌み子にはならないと自分に言い聞かせて。&br;
そう思えば思うほど、何故か憎しみは深く。&br;
&br;
&br;
手元には黒衣の鬼が置いていった魔道書。&br;
これがあれば願いは叶う。代償は私達の命。&br;
信者達の覚悟は出来ている。彼女を信じてその日を待っている。&br;
&br;
彼女の願いは信仰の対象の…白竜の復活。&br;
この国を大災害から救うには、白竜の知恵が必要だった。&br;
&br;
&br;
&br;
「…本当に?願っているのはそんな事?」&br;
黒衣の鬼の、心を見透かして笑う声が聞こえる気がした。
#endregion
***アンケート [#j5ea68b0]
#region(邪教信仰ロワイヤル参加者への質問)
|CENTER:''■■邪教信仰ロワイヤル参加者への質問■■''|
|''■お名前と性別・年齢を教えてください■''&br;パーヴェルと申します。見ての通り女性で、18歳ですわ。|
|''■このロワイヤルに参加してどのような存在を復活させたいですか■''&br;本来ならば黒竜に代わって北の雪国をお守りしてくださっていたはずの白竜様を…|
|''■活動時間を教えて下さい■''&br;夜です。|
|''■RPの方向性を教えてください■''&br;なるべくなんにでも対応できるようにと。|
|''■恋愛RP・戦闘RP・エロールの予定はありますか■''&br;お相手を募集して絵に描くことはあるかもしれません。|
|''■ロワイヤルで勝利した場合、敗北した場合はどうしますか?■''&br;勝利すれば白竜様の復活により北の雪国が変わって行くでしょう。&br;敗北した場合は…私はおそらくこの世にはいないと思いますわ。|
|''■最後に何か一言どうぞ■''&br;白く無垢で、賢しくありますように。|
#endregion
#clear
*絵 [#if902a7a]
#region(いただきもの&自分で描いたの)
|>|>|>|CENTER:[[愛の巫女様>名簿/434991]]ゾーン。いじめゾーンとも言う。|
|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004873.jpg>ロダ3:004873.gif]]|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004628.jpg>ロダ3:004628.gif]]|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004630.jpg>ロダ3:004630.gif]]|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004632.jpg>ロダ3:004632.gif]]|
~
|||||CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp005022.jpg>ロダ3:005022.jpg]]|
|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp005448.jpg>ロダ3:005448.jpg]]|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp005508.jpg>ロダ3:005508.jpg]]|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004919.jpg>ロダ3:004919.jpg]]|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004869.jpg>ロダ3:004869.jpg]]&br;どや顔。&br;(信者+4)|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004864.jpg>ロダ3:004864.jpg]]&br;イメチェン!|
|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004862.jpg>ロダ3:004862.jpg]]&br;毛布巻き。|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004755.jpg>ロダ3:004755.jpg]]&br;信者の前では&br;お澄まし中。|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up2/s/qst070525.jpg>ロダ:070525.jpg]]&br;酒場にて&br;恥かしぬ|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004757.jpg>ロダ3:004757.jpg]]&br;酒場にて&br;イメチェン。|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004700.jpg>ロダ3:004700.jpg]]&br;([[馬小屋差分>ロダ3:004704.jpg]])|
|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up2/s/qst070491.jpg>ロダ:070491.jpg]]&br;[[スカッドさん>名簿/434986]]とデート。|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004655.jpg>ロダ3:004655.jpg]]&br;邪神ロワザイル([[ぱんつ差分>ロダ3:004657.jpg]])|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004634.jpg>ロダ3:004634.jpg]]&br;[[愛の巫女様>名簿/434991]]に&br;…いじめかっ!!|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004631.jpg>ロダ3:004631.jpg]]&br;[[愛の巫女様>名簿/434991]]に&br;おしおき。|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004629.jpg>ロダ3:004629.jpg]]&br;[[愛の巫女様>名簿/434991]]に&br;おしおき。|
|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004615.jpg>ロダ3:004615.jpg]]&br;[[トゥオーノさん>名簿/435375]]に&br;服を借りた|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004598.jpg>ロダ3:004598.jpg]]&br;酒場にて|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004596.jpg>ロダ3:004596.jpg]]&br;テンションMAX&br;(信者+1)|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004555.jpg>ロダ3:004555.jpg]]&br;生きてた|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004548.jpg>ロダ3:004548.jpg]]&br;死ぬかも|
|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004616.jpg>ロダ3:004616.jpg]]&br;酒場にて|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004547.jpg>ロダ3:004547.jpg]]&br;[[トゥオーノさん>名簿/435375]]の&br;おうちの前で&br;[[蒼星石ちゃん>名簿/433719]]と|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004497.jpg>ロダ3:004497.jpg]]&br;[[カウェントさん>名簿/412260]]に&br;襲われた|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004489.jpg>ロダ3:004489.jpg]]&br;酒場にて|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp004488.jpg>ロダ3:004488.jpg]]&br;酒場にて|
|>|>|>|>|[[立ち絵>ロダ3:004639.png]]・[[立ち絵(下着姿)>ロダ3:004640.png]]|
//CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/expexp005022.jpg>ロダ3:exp005022.jpg]]
//CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp■>ロダ3:■]]
#endregion
*彼女の信じる神 [#tdb631e1]
**北の雪国の白竜 [#v2515642]
北の雪国の初めの大災害の少し前、黒竜の力が弱まり竜の代替わりを行おうという話が出た。~
その時に異界の門の向こう側から使わされたのが白竜。黒竜は異界へ帰り、白竜が土地を守る。そのはずだった。~
けれど黒竜は白竜を食べてしまった。~
この土地に不吉をもたらす邪神になると言って。~
~
黒竜は白竜を食べて力を取り戻し、また神として北の雪国に君臨する事となった。~
**白竜信仰 [#l44c76a2]
***伝承 [#pd4dab89]
-白竜は黒竜の中に生き、いつか黒竜を食い破って復活するのだと言い伝えられている。&br;そして白竜を信じていた者達だけに力を与え、遥か異界の楽園へ導くのだとも。
--国はその伝承を否定している。文献なども見つかっていない。
--黒竜の存在を憎む者達が捏造したものだという考えが一般的。
-北の雪国に白竜が降り立った時人々にさまざまな知恵をもたらしたと言われている。
--知恵には禁忌とされていたものも多い
***信者 [#xa9bdfee]
-白竜を信仰する者達が集まる町がこの国のどこかにあるという。
--そこに住む人々は自らを「白い塔の住人」と呼ぶ。
***信仰 [#rac80b35]
-信者は白竜のことを「白き賢神」と呼んでいる。他にも色々な呼び方があるらしい。
-「白く無垢で、賢しく(さかしく)ありますように」とは信者達がよく別れに口にする言葉。
--無垢とは「穢れなく清浄なこと」賢しくとは「意思をしっかり持ち、物事を正しく判断すること」
---要するに「清く正しく美しく」みたいな感じの言葉。
*革張りの魔道書 [#e5df0bdb]
-あらゆる願いを叶えると言われる魔術の方法が書かれた本。
--使う者の心の奥底にある願望を沢山の人の命と引き換えに叶えると言われている。
--代償にする命は多ければ多いほど良い。
-北の雪国の宝物庫に厳重に保管されていた。
--100年ほど前に宮廷魔術師の一人と異国の魔法使いにより盗まれたという噂。
-つぎはぎされた皮で表紙が作ってある。
--よく見ると人の皮だとわかる。
#region(黒衣の鬼より譲り受けた物。)
-(パーヴェルが賑やかな酒場で一息ついていると、隣に黒いローブを着た女性が寄って来て…一冊の本を差し出した)&br;(何かの皮がつぎはぎされたもので作られた表紙。見るからに怪しげ。魔道書だろうか)&br;…はい、君にあげるよ。きっととても役に立つ。 -- [[ミハイル>名簿/374696]] &new{2011-01-18 (火) 03:34:32};
--&COLOR(#191970){なっ…(本の装丁にも驚いたが何よりもローブの中の顔に驚いた。菫色の瞳に銀色の髪、尖った耳…ある種族の特徴)&br; ミハイロフの鬼…!!黒竜の手先が私に何の用だ?!(勢い役立ち上がってそばの杖に手を伸ばす)}; -- [[パーヴェル>名簿/435605]] &new{2011-01-18 (火) 03:38:33};
---そう警戒しなくて良いよ。私は鬼だけど…あの国に、黒竜に虐げられた鬼。&br;''君と同じ''さ(毛を逆立てて威嚇する猫みたいな彼女を横目に隣に座る。心配そうに見ている店員に酒を注文して席を外させる)&br;白竜復活を企んでいる集団がいるって聞いてたけど、まさか本当にいるとはね。歴史書に数行しか載ってない存在にこうも入れ込めるとは…人とは不思議なものだ。&br;もっとも、君は少し私達に近いようだけど。 -- [[ミハイル>名簿/374696]] &new{2011-01-18 (火) 03:44:59};
---&COLOR(#191970){(ぱっと自分の耳を片手で覆う。彼らと同じ尖った耳)…私は、人間だ。&br;もう一度言う、何の用だ。白の塔の住人の事を知っているのなら私達がお前に敵意を抱いている事も知ってるだろう。&br;白竜様の復活は邪魔させない…!!!(杖を突きつけ、凛とした声で言う)}; -- [[パーヴェル>名簿/435605]] &new{2011-01-18 (火) 03:53:14};
---そんなもの、本当に存在すると思ってるのかい?まあ、「存在した」事は確かみたいだけどね…黒竜の中で生きてるって言うのは、微妙な所かな。&br;(そこまで言うと立ち上がって、彼女の杖に触れる。少しずつ、近づいていく)&br;でも…この魔道書があれば…居るか居ないかなんて''そんな事関係なくなる''。&br;書いてある通りに儀式を行えば''君の望む存在''が''君の望む通りに''現れるだろう。&br;私はね。あの国も、黒竜も大嫌いなんだ。私達がいなければ滅ぶというのにいつまでたっても私達を異邦人扱いで…そしてくだらない予言で私を追放したあいつらが。&br;あんな奴等、めちゃくちゃになって壊れてしまえばいい。…君もそう思うだろう? -- [[ミハイル>名簿/374696]] &new{2011-01-18 (火) 04:12:12};
---&COLOR(#191970){どういう…こと…?お前も私のように存在を否定された者なのか?(ありえない話じゃない。でも…)&br; そんな物を持っているならお前が自分でやればいいだろう!私達人間と違って力も時間もあるお前が!!&br; あおれに、私は…あの国を壊したいわけじゃないわ…!白竜様を蘇らせて、正しい国を…誰も虐げられる事の無い国を作りたいだけ!&br; 壊れてしまえばいいなんて、恐ろしい事…思ったこと…ない…(強く言わなくてはいけない。頭ではそう思っているのに声が弱くなる)&br; (恨まなかった事なんて無いなんて嘘。私に石を投げる者達が憎くないなんて…)}; -- [[パーヴェル>名簿/435605]] &new{2011-01-18 (火) 04:21:47};
---…''嘘''(くすくす笑いながら強張った表情の彼女の頬をつつく)顔に嘘だって書いてあるよ。君は正直だね。&br; どうしてそんなに我慢するんだい?理不尽な事を我慢する必要なんて無いじゃないか。君は何も悪くないのに。&br; 本当は自分でやるつもりだったんだけどね。好きな人ができたし、かわいい子供も居るし、もう面倒だしいいかなって。&br; だけど…(俯いて、ローブで表情が隠れてしまう)&br; ''あいつらがあのまま平和に暮し続けるなんて腹が立つ…!!!''&br; (さっきまでの優しく諭すような声とは違う、低く地の底から響くような憎しみの声)&br; (けれどすぐに優しい笑顔。何も無かったように気楽な話し方で)&br; …だからね、賭けてみようと思ったの。これは「''君の願いを叶える本''」これを読んで、それでも君が使わなかったら…&br; 使っても白竜復活しか作用しなかったら…僕もあの国と黒竜を許そうと思う。僕と''同じ''君が許すのならね…。&br; 「本当の」願いが君の言うとおりなら、知性溢れる白銀の竜が国を良くしてくれるだろうさ。 -- [[ミハイル>名簿/374696]] &new{2011-01-18 (火) 04:47:02};
---&COLOR(#191970){(嘘、と心の中を読まれたような言葉に身をすくませる。それだけで多分この鬼はわかってしまったはずだ)&br; (私の心の奥底にある感情を。黒竜のような闇色の想いを)&br; …私、私は…ただ黒竜を…&br; (言い淀んでいると、鬼はさらに追い討ちをかける。深く暗いすべてを憎む声…私の心の奥底の声と同じ)&br; (どうして私だけが虐げられなければならなかったのか、どうして皆予言を信じるの?未来の事なんて誰もわからないのに)&br; (忌み子と言われた人間がその土地に害をなした事なんて無い。遠くへ追放されるからだ。でも追放されなくても同じだったんじゃないの?)&br; (深く仕舞い込んでいた気持ちがあふれ出して、もう何も言えなくなってしまった。彼女から目をそらす事もできない)&br; (私は…本を……受け取ってしまった)}; -- [[パーヴェル>名簿/435605]] &new{2011-01-18 (火) 04:59:06};
---ふふっ。君は君の心のままにすればいいのさ。大丈夫、その本は「本物」だよ?&br; 北の雪国にいたなら死なない鬼の話を聞いた事があるだろう?禁術を使い、永遠の子供になった鬼を。&br; 使ったのは私の息子。可愛い可愛い母の分身を助けたくて、死んだ母に似たままの姿で弟を永遠に…。&br; まあ、儀式は不完全だったから微妙な叶い方をしたけれどね…もう昔の話だ。&br; 君ならきっと…素晴らしいものを見せてくれると信じているよ。&br; (本を胸に抱く彼女を見て、楽しくてしょうがないと言った風に笑うと背を向ける。丁度店員が酒を持ってきた)&br; ああ、これ、飲んでいいよ。私の奢り。&br; (赤ワインを指差し少しだけ振り返ると、そのまま夜の街へ消えていった) -- [[ミハイル>名簿/374696]] &new{2011-01-18 (火) 05:10:39};
---&COLOR(#191970){(誰もいなくなったテーブルにグラスが置かれて、赤ワインが揺れる。血みたいに赤くて)&br; (とても飲む事なんてできなくて、店員に詫びると館へ走って帰った)&br; &br; (そして…古い洋館の中、ランプの明かりの下で魔道書が開かれる)&br; …これは。噂と…同じ。(呆然と呟いて、何かに取り憑かれたかのように本にのめりこんでいく)&br; (願いを叶えるその方法。膨大な魔力を集めるその方法は……人の命を使い魔力に変える事)&br; 使い方も…書いてあるわ。こんな魔法陣…見た事無い…。&br; &br; (恐ろしくなって、作りたての祭壇に祈る。震える手を握り締めて)&br; …ああ…白竜様…どうか私の醜い心を清く白く塗りつぶしてくださいませ…ただ、貴方の復活だけを…願わせてください…&br; (朝日が昇るまで祈りの言葉は続いた)}; -- [[パーヴェル>名簿/435605]] &new{2011-01-18 (火) 05:30:53};
#endregion
*こめ★あう [#nb4b7d34]
セックス!!~
↑ちんこもげる呪いをかけました~
なんだか野球選手が手につける白い粉末のような名前ですね~
↑えーとなんだろう…私その名称知らないの…っていうかそんな編集で書き込むほどのことですの?!~
CENTER:http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005506.jpg http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005497.jpg http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005496.jpg http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005496.jpg http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005496.jpg http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005496.jpg http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005496.jpg http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005536.jpg http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005536.jpg http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005496.jpg http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005496.jpg http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005496.jpg http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005496.jpg http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005496.jpg http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005496.jpg http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005497.jpg http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp005506.jpg
----
///急ぎの用事の場合は名簿/13003のコメ欄までドウゾー
///がんばって設定作ったけどしんだらおわりー設定は北の雪国の方へ吸収されまう
///サバトメモメモ http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F434600
///絵ロールにお付き合いいただこうと思います。しかし好きな人が出来てしまいましたわ。
///ピンチですわ。無計画に定評があります。
///長くなってきたのでがおん。

//パーヴェルさんと話すのすごく楽しかったです、お疲れ様でしたっ!(アイ)
///ギャー今気づいたわ!!ごめんなさい!!私こそありがとう。記憶、早く戻るといいわね(なでなでぱーべる)

//素敵な似顔絵をありがとう
//あと事後承諾だけどグリーパーヴェルを貰っていくわね…(アウレリオ)

///どういたしまし…え、あの子?!いいの?!
///後ろをついていく様子を想像するとなんかかわいい…(ぱっつぁん)