* ターベージ家出身 パプリカ・ターベージ 44861 [#xc7b6184] |ID:|44861| |名前:|パプリカ・ターベージ| |出身家:|ターベージ| |年齢:|30| |性別:|#listbox3(女,server,sex)| |前職:|#listbox3(商人,server,job)| |理由:|#listbox3(やむをえない事情により,server,reason)| |状態:|#listbox3(野垂れ死に,server,state)| ////////// |声のイメージ:|塩沢兼人| |その他:| [[ステータス>http://gold.ash.jp/main/?chrid=44861]]/[[戦歴>http://gold.ash.jp/main/advlog.cgi?chrid=44861]]| // // ※ ご注意「//////////」より上は変更可能個所以外はそのままにして下さい。 // タイトルの「家出身」の記述も含まれます。 //CENTER:そして彼女の命も尽き //CENTER:真実はすべて闇の中……? CENTER:[[彼女は再び真実に向けて歩み出した。>名簿/83741]] CENTER:彼女の業務は[[後任者>名簿/64609]]に引き継がれている。 CENTER:部屋に残されていた大量の紅茶は、古びて飲めぬ状態になっていたため、涙を呑んで処分したようだ。 //http://1st.momo.net/uploader/img/adv000686.png //ウチの子?でも空気だから多分違うよなあ……。 //CENTER:http://notarejini.orz.hm/up/d/hero18436.jpg ---- * かつてパプリカの墓があった場所 [#z8503bc4] #pcomment(,1,below,reply) ---- * 設定 [#n81191fa] ''ターベージ本家''出身の冒険者。(厳密には本元の流れではなく、御三家の内の一。)~ ただし、実は養子であり、本家の血を引いていない。~ 養子に出された13、4歳以前の記憶を持っておらず、またその頃の記録も一切残っていなかったという。 以前は国軍御用達の武器商を営んでいたが、[[分家の元冒険者>http://gold.ash.jp/main/?chrid=21342]]に店を乗っ取られ、失脚。~ 家長からその責を問われ、罰としてターベージ家の冒険者たちの監督と記録を行う役目を言い渡されていた。 //中の人自身が自分のキャラを管理するために作った、ある意味メタな要素を持ったキャラでもあります。 『精霊使い』としての才能があり、冒険者になった後はその能力を活かして戦った。~ 雷の精霊を用いることが多く、特に《ボール・ライトニング/Ball Lightning》がお気に入りだったようだ。 ** 外見 [#j1b10329] -身長:1m87cm -髪:肩までより少し長いくらいで、やや軽くフワリとした、赤黒い髪。~ 『ドス黒い血のような色』と評されたことがある。 -眼・瞳:眼自体は大きいが、いわゆるジト目の三白眼であるため、愛嬌はなかった。~ 瞳の色はやや濃い目の茶色 -容貌:端正な方ではあるものの、常に不機嫌そうな顔をしており、近寄り難い雰囲気があった。 -肉体:冒険者という仕事柄か、30の女性にしては引き締まっていた。 -立振舞い:非常に形式的で官僚的。また、持って回ったような言い回しをよく用いた。 ** 性格 [#r1b640ba] 感情の起伏に乏しく、冷淡・冷徹。喜怒哀楽の変化がほとんどなかった。~ 最近は、本人自身もそのことで思い悩んでいたようだ。 //実は精霊使いとしての力に目覚めたときに父親を殺してしまい、そのトラウマにより、~ //悲しみ、思いやりなどの感情と過去の記憶を封印していた。~ //またその事件がきっかけで養子に出されることになった。~ //ちなみにそのとき離れ離れになった妹がいた。 口癖は「どうせ(私も)いつかは死ぬ」。~ 不幸なことに、その予言が当たってしまったと言える。 紅茶を好んで飲み、冒険に出ていないときは1日に2リットル前後飲んでいたという。~ 茶葉の種類に詳しいわけではないが、良し悪しについては少しうるさかったようだ。 * パプリカ自身による過去の記録 [#fabbdb36] ** 黄金歴90年 9月 [#ea6cbfb3] 今月より、詳細な監視・調査を行うため、当家の人間がよく出入りするという酒場に足を運ぶことにした。~ 冒険者たちの多い酒場というものは、安い酒、汗、血、吐瀉物などの臭いに満ちており、あまり心地の良い場所ではない。~ しかし今や私も、彼らと同じ冒険者だ。贅沢は言えぬ。~ それにどうせ死ぬまでの短い間だ。せいぜい後任の役に立つよう、情報収集に精を出すことにしよう。 ** 黄金歴90年 10月 リザードマン討伐依頼 [#g09a86cf] 今回の冒険で発見した罠の数:2 ともに宝箱に仕掛けられていた罠だ。~ しかし、無警戒に宝箱を開けようとする冒険者の何と多いことか。~ 一人で死んでくれる分には構わんが、こちらまで巻き込まれてはたまったものではない。 ** 黄金歴90年 11月 怪物討伐依頼 [#i089fb33] 敵は超巨大ムカデ一匹のみ。有体に言って、くだらない仕事だった。~ 依頼をする側も、もう少し自分で情報を集めて欲しいものだ。 ** 黄金歴90年 12月 ゴブリン討伐依頼 [#k032a3c5] 今回の冒険で発見した罠の数:1 例によって宝箱の罠。~ 感応の護符を所持しているとはいえ、何故私がレンジャーの真似事をせねばならないのか。 ** 黄金歴91年 1月 人型の怪物討伐依頼 [#zb19393b] オーガ10匹、狼男5匹、ウーズ1匹と敵の数は多かったものの、~ 罠など他の障害がほぼ皆無だったため、つつがなく冒険終了。 ** 黄金歴91年 2月 自室にて [#y2254627] [[ファルファレッファ・リッキリカカリルレカ>名簿/30427]]との婚姻関係の有無について、~ [[パトリック・コーラサワー>名簿/12401]]より事情を聴取。~ その後の調査により得た情報も勘案すると、婚姻関係はなかったと推定できる。~ 一方で、2人が懇意にしていたのは事実であり、追って事情を聞く必要があるだろう。 ** 黄金歴91年 3月 [[ラクトス錬金術店>http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F55635#f9a0f2ef]]について [#y2bf8e57] 錬金器具の他、紅茶等も取り扱っており、利便性が高い。茶葉の質も比較的良好。~ 「ラクトス」と言えば、同名の、人工生命の研究をしている錬金術師の家系がある。~ そちらとの関係は不明。 ** 黄金歴91年 4月 自室にて [#kf8be8aa] [[ファルファレッファ>名簿/30427]]に関する資料の再整理を行ったところ、~ 冒険者としての能力や戦績等の情報は充実しているものの、~ いわゆる人柄や性格に係る部分が不足していることに気付いた。~ よって、それらの補完のため、生前の彼女と交友があった者に接触を試みることにする。 ** 黄金歴91年 5月 リザードマン討伐依頼 [#yb898845] 罠にかからなければ、リザードマンキャプテンなど恐れるような敵ではない。 ** 黄金歴91年 5月 [[ラクトス錬金術店>http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F55635#f9a0f2ef]]について・2 [#t8cc5407] 主人のアデル殿が体調を崩したそうだ。彼女の義理の息子が店番をしていた。~ 私の気のせいかもしれぬが、店内奥に多少の&ruby(マナ){魔力};の淀みを感じた。~ 疾病の遠因はそれであろうか?~ 近場では恐らく最良質の茶葉を取り扱っている店であるため、~ アデル殿の早期快復を願う。 ** 黄金歴91年 6月 自室にて [#eff35e10] ([[来月の依頼内容>http://gold.ash.jp/main/advlog.cgi?id=250495]]にある「[[アミバ>名簿/51495]]」の名を見た際、~ 飲んでいた紅茶が気管に入ったようで、酷く咳き込んでいる。) ** 黄金歴91年 7月 巨大ムカデ討伐依頼 [#j426c5be] 我がターベージ家の(いや、本当に我が家系であるかは疑問が残るが)[[アミバ>名簿/51495]]と共に冒険。~ 最初に彼の名簿を見たときには甚だ不安であったが、直接話をしてみると、~ 想像していたよりは普通の冒険者――決して天才ではないという意味でも――だった。~ ただし、殊更に自分の天才性を主張する点と己の失敗を認めぬ点は極めて煩わしく、閉口した。~ ……今月は非常に疲れた。紅茶を飲んでゆっくり休みたいところだ。 ** 黄金歴91年 7月 出来事の箇条書き [#tbb747fd] -[[ファルファレッファ>名簿/30427]]の遺品のマフラーを発見。彼女の墓前に供えられていた。~ 回収はせず、彼女のために残すことにする。 -ファルファレッファと私の顔だが、[[ジェラールズ氏>名簿/41659]]によれば似ておらず、[[パトリック氏>名簿/12401]]によればよく似ているらしい。 -[[アデル殿>名簿/55635]]に不快な思いをさせてしまった。~ また、それと絡んで宿題事項を受け取った。よく考えて回答せねばなるまい。 ** 黄金歴91年 8月 自室にて [#id5463d4] [[ラクトス錬金術店>http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F55635#f9a0f2ef]]にて、[[アデル殿>名簿/55635]]と語り合った。~ 感情を持つゴーレムの本質、アデル殿の過去、そして私自身のこと……。~ 互いに、すべてを語れたわけではないかもしれない。~ しかしアデル殿は、私を友と呼んでくれた。それだけで十分だ。 ** 黄金歴91年 9月 巨大ムカデ討伐依頼 [#f581acd6] 今月も[[アミバ>名簿/51495]]と一緒だった……。~ しかし煩わしい男ではあるものの、インプ2匹を一瞬で葬るなど、その実力は確かだ。~ 味方である限りは頼りになる。 ** 黄金暦91年 10月 巨大トカゲ討伐依頼 [#g38a4ba9] 超巨大トカゲ。多くの冒険者の命を奪ってきた魔物。~ [[ファルファレッファ>名簿/30427]]も超巨大トカゲと戦い、散っていったという。~ ……そう、それは単なる事実。ただそれだけのこと―― ――気がつくと、仲間の背に負われ、街へ戻る途中だった。~ 超巨大トカゲを倒した直後、気を失ったらしい。少々、魔力を使い過ぎたようだ。~ ……熟練と呼ばれる身になったとは言え、超巨大トカゲは強敵だ。~ それ故、全力で戦った。そう、ただそれだけのことだ―― ** 黄金暦91年 11月 自室にて [#wcdf8f2e] [[パトリック殿>名簿/12401]]の言葉で決心がついた。~ 私と[[ファルファレッファ>名簿/30427]]との関係。それを明らかにせねばなるまい。 しかし、私の過去とファルファレッファとの2つを繋ぐものがあるとすれば、~ それは恐らく私の失われた記憶のみ。~ さて、どうやってそれを取り戻したものか……。 ** 黄金暦91年 12月 自室にて [#jb6eb8ee] [[アデル殿>名簿/55635]]は言った。「人の過去や軌跡というのはそれだけで物語だ」と。~ 私は、私自身の記憶、過去の物語を紐解くため、[[ワルプルギス・ナハト女史>名簿/14572]]の治療を受けることにした。 「海の近くの小さな町」「漁師の父」「母」……という程度しかわからなかったが、~ 兎にも角にも、一歩前進できた気がする。 ……記録はここで終わっている。