#navi(../)
*ID:472904 応援天使 エールニア・レスラック [#c8dee6b2]
[家主] : [[ステータス>ステ:472904]]/[[戦歴>戦歴:472904]]/女/34歳/死亡/冒険暦8年/歴戦~
[居候] : [[ステータス>ステ:474063]]/[[戦歴>戦歴:474063]]/[[名簿>名簿/473157]]/ヤンデレ魔女っ子ローザちゃん/試験合格/もういない~
[参加] : [[企画/おんりーゆあうぃっち!>企画/おんりーゆあうぃっち!]]/合計50匹/合格/終了~
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**応援天使の旅路 [#i7437f5b]
''【プロローグ】''
-あるところに何よりも人の幸せを願う天使様がいました。
-でもその天使様が幸せを願って応援すると、必ず対象に不幸が降りかかってしまいます。
-仲間の天使に対してもよく応援していたので、常日頃からありがた迷惑だと思われていました。
-そんなある日、親友だと思っていた仲間の天使から『下界の人達の近くで応援した方がいいんじゃない?』と勧められました。
-『まぁそれは良い考えですわ』と、彼女は全く疑いもせず、本当に下界に降りていきました。
-それはいわゆる、厄介払いでした。
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''【冒険者登録編】''
-厄介払いとは露知らず、天使様は人間界へ降りてきていました。
-早速天使様はあちこちをふらふら渡り歩きました。
-人間の暮らしは天使様にとって凄く新鮮で、とても面白くて、大変興味が尽きないものでした。
-それは、楽しい楽しい、旅でした。
-ですが、旅を続ければ続けるほど、そこかしこで愛する人間を苦しめている魔物が目に入ります。
-天使様はそのことに酷く心を痛めました。
--ああ、ヒトの子はなんと脆く、そして儚いのでしょう。~
この様なこと、遠くから見ているだけでは気付きもしなかった。~
しかし気付くことが出来たのです。~
ならば、愛する彼らを守りましょう。ええ、それこそわたくしの使命。ですわ。~
-そうして、天使様は決意を胸に、冒険者として活動する事にしたのでした。
--でも、冒険者って魔物を倒すだけなのかしら?~
お話を聞いていると他にも色々とやっているみたいですけれど。~
ああ、ヒトの子がやることはどれもこれも新鮮で、興味が尽きませんですわー~
-もちろん、普段が能天気な天使様ですので、こんな感じで若干ちゃらんぽらんだった事は否めません。
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''【[[魔女っ子編>企画/おんりーゆあうぃっち!]]】''
-黄金歴209年3月のことです。
-天使様がいつもの如くふらふらと散歩していると、突然声をかけられました。
--「あの、すいません」
--「はい?なんでしょう?」
-声をかけてきたのはツインテールの少女でした。
-彼女は天使様と正面から顔を合わすなり、感極まった声で叫びました。
--「ガブリエル様っ!」
-それは一体誰のことでしょうか。
--「わたくしでございます、前世であなたの伴侶であったエンディミオンにございます!」
-そのような名は天使様の記憶に全くございません。
-そうです。彼女は残念な頭の…いえ、いわゆる前世系の電波少女だったのです。
-テレパシる気持ちは一体どこの電波へ向かって発信しているのでしょう。
-天使様は少女に抱きつかれたまま混乱してしきりに「?」を浮かべていました。
-そのような様子の天使様を見て、電波少女はどういう結論へと至ったのか、
--「あぁ……まさか、まさかガブリエル様!~
ヘラなぞにそそのかされわたくしを偽っていらっしゃいますの!?~
許せませんわ……」
-なにやらよく分からない理屈を並べ立て始めました。
-どうやら+ヤンデレの三重苦をお持ちのようです。
--「うーん、やっぱり思い出せませんし、ねぇ貴方は……」
--「キェーッ!」
-困惑を大きくする天使様を他所に、彼女は有無を言わさず奇声と共に、いえ、気勢と共に剣を振るいました。
--「危ない!」
-当然天使様は剣をかわそうと身を捻るのですが、広げられた翼は大きく弧を描き──
-それをしこたま叩きつけられて、ヤンデレ電波少女は気を失うのでした。
--「……あ。あらあら、わたくしとしたことがなんて事を……」
-意図せぬ状況に慌ててしまう天使様でしたが、
--「えーと、とりあえず家に連れて帰って手当てしましょう。うん、それがいいですわ」
-一言で納得し、少女を家に連れ帰ったのでした。
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-それから、天使様とヤンデレ電波少女の生活が始まり、いろんな事が起きました。
-ヤンデレ電波少女が実は魔法少女だと発覚したり
-その卒業試験である魂集めを天使様が応援したり
-IKEMENな男性からなめこをもらったり、
-それを見たヤンデレ電波少女が困惑したり、
-やっぱりいらないですわね、とIKEMENになめこを突き返したり、
-カラスを連れた魔女っぽい人と天使様がご近所挨拶を交わしたり、
-天使様の入浴をヤンデレ電波少女が覗いたり、
-真夏日の中公園に散歩に行き、暑さに耐えているとケンタウロス娘からジュースの差し入れを貰ったり、
-それをヤンデレ電波少女がストーカーしつつ影から見ていたり
-天使様がヤンデレ電波少女に膝枕してあげたり、
-ヤンデレ電波少女が鼻血を出したり、
-海に行って、年の差カップルを二人まとめてお姫様抱っこしたり
-それを見たストーカーがカップルの男の方を呪ったり、
-よく分からない芸を見せられ、よく理解できぬままになんとなく笑ってしまったり、
-ヤンデレ電波少女が鼻血を出したり
-ヤンデレ電波少女と天使様が一緒にお風呂に入ったり
-ヤンデレ電波少女が鼻血を出したり、
-ヤンデレ電波少女が死んだ振りをしたり、
-ヤンデレ電波少女の首筋に天使様が噛み付いたり、
-ヤンデレ電波少女が鼻血を出したり、
-ヤンデレ電波少女は鼻血を出しすぎです。
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-そんなこんなで騒がしい日々は続き、二人の努力の甲斐あって、~
ついにヤンデレ電波少女は魂を集めきったのでした。
-二人は互いに喜び合いましたが、いきなりヤンデレ電波少女が天使様の子を妊娠したとのたまい、~
天使様は喜びを困惑に変えてしまいました。
--「ヒトとの間に天使との子は成せないと思うのですけれど……?」
--「愛の力で何とかなりますわ」
-なんと、それは想像妊娠だったのです。
-ですが、生殖の仕方をよく理解していない天使様はその妊娠が本当であると誤解してしまいました。
-あまつさえ、ヤンデレ電波少女から生殖方法を手取り足取り、実践を交えて学ぼうと……
-したところで、ヤンデレ電波少女は魔法少女の世界へと強制送還されてしまい、
-天使様はあわや、というところでその純潔を守りきったのです。
--「あなたの魔女人生が幸せとなりますように……」
-危機感が全く無い天使様は、いつものように、少女の今後を祈って応援するのでした。
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''【帰還編】''
-ヤンデレ電波少女が居なくなってからも、天使様はヒトの子のために戦い続けました。
-冒険者として魔物を悉く屠るという仕事は以外にも天使様の性に合っていたようです。
-その間、特に何か別の体験をするということも無く、気付けば、8年という歳月が流れていました。
-そんなある日のことです。
--''ファンレターが届いた'' --  &new{2012-05-10 (木) 18:15:56};
-一体誰から差し出されたものなのでしょう。
-きっと天使様のご活躍が世に知れ渡っていたということですね。
-文面に目を通し、応援していたはずの自分が応援されていた事に気付き、天使様は柔らかな微笑を浮かべました。
--ふふ、応援されるというのはこんなにも嬉しいものでしたのね…
-決意も新たに天使様は巨大な怪物討伐へと向かいました。
-そこで天使様が目にしたのは巨大なグリフォンでした。
--「まぁ、とても大きな鳥。ふふ、わたくしと翼がお揃いですわねー」
-そんな呟きがこぼれたのとほぼ同時だったでしょうか。
-グリフォンの大きな大きな爪が深々と天使様の体に突き刺さったのです。
--「爪も大きいですわねー……''ごふっ''」
-最後までのんきな天使様はそんな感想と共に息を引き取ったのでした。
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-気付くと、見慣れた光景が天使様の目の前に広がっていました。
-そこかしこでゆらゆらと舞い、時折羽を休め歓談する仲間達。
-その中の一人が天使様に気付き、近づいてきます。
-その方は地上へ行くことを勧めた天使様でした。
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--「エールニア?エールニアなの?」
--「あら、わたくし戻ってきてしまったのですわね」
--「……みたいね。地上はどうだった?」
-その質問に天使様はゆっくりと地上での記憶を思い返していきます。
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[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp020665.jpg>ロダ3:020665.jpg]]
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-その記憶には若干事実と違うものもありそうではありましたが、そこは天使様のことです。
-あること無いこと、全て一言で片付きます。
--「楽しかったですわー」
--「そう。だったらもう一度行ってはどう?」
-さすがお仲間の天使様です。戻ってきて早速行けとは、ああ、それほどまでに厄介なのでしょうか。
--「いえいえ、8年と短い間でしたが十分楽しめました。ですわ。~
それにこちらも随分と懐かしい感じがします。しばしこちらで羽休め、ですわ。」
--「そう……チッ」
-とても天使様のお仲間とは思えないその表情と舌打ちは、どこかヒトのようでもありました。
-だからでしょう。天使様は思わずこみ上げる笑いを堪えきれませんでした。
--「ふふ、ふふふ……」
--「何?どうしたの?」
--「いいえ、ヒトも天使もあまり変わりないのかもしれない、そう思っただけですわ」
--「そんなものかしらねぇ?」
-首をかしげるお仲間に、天使様は変わらず微笑を向けるのでした。
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''【おしまい】''
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//**キャラ造詣三行 [#s5be8adf]
//-貴方の近くの応援駄天使。(応援された者は何故か概ね一時的な不幸に陥る)
//-気持ちだけは若い巨乳ねーさん。お嬢様系丁寧語。ですわ。
//-ぽわんぽわんしてるお花畑。あらあらうふふ。
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//**アンラッキー例三行 [#f8ce61d2]
//-犬の糞を踏むとか程度による。ですわ。
//-宗教的な祝福をして下さいとか祈り捧げられたら応援しますわよ。ですわ。
//-応援効果は無効でも良いよ。ですわ。
//~
//**絡む上での注意三行 [#de459896]
//-基本はできる引きこもりスタイル。ですわ。
//-気が向いたら遊びに行きますが、取れる時間は別の事に注ぐかもしれない。ですわ。
//-ゲーム上死んだら天界に帰ります。
//~
//~
**天使の祈り [#d41dfbad]
[[編集>編集:わたくしの応援で]]
#pcomment(わたくしの応援で,2,below,reply)
~
**お絵描き [#g5beac4e]
[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp014822.jpg>ロダ3:014822.png]]
[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp015014.jpg>ロダ3:015014.png]]
[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp015122.jpg>ロダ3:015122.png]]
[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp014857.jpg>ロダ3:014857.png]]
[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp015176.jpg>ロダ3:015176.png]]
[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp015363.jpg>ロダ3:015363.png]]
[[http://notarejini.orz.hm/up3/s/exp015675.jpg>ロダ3:015675.png]]
**絡んだ人達メモ(たぶん出会った時系列順) [#da28e94d]
#region(絡んだ人達メモ(たぶん出会った時系列順))

|お名前|同行年月|備考|
|[[ローザ>名簿/473157]]|wikiのみ|同居人ですわ。鼻血を出す癖のある可愛い魔女っ子。……だった方。ですわ|
|[[IKEMENNさん>名簿/472959]]|wiki/209.4/6/11/210.3|なめこをこよなく愛するお方。ヒトの身で天使に近い感じ。ですわ。|
|[[マギーさん>名簿/472918]]|wiki/209.5|丁寧な口調の優しそうな方でした。フードの下はどんな顔してらっしゃるんでしょう?ですわ。|
|[[ウルさん>名簿/473183]]|209.5|オークっぽいさんです。魔物を捕獲していらっしゃるとか。ですわ。|
|[[カテンさん>名簿/473572#l5c5ff46]]|wikiのみ|海でお会いしたヴィヴィアンさんと教師と生徒で恋人同士の方。幸せそうなお二人でした、ですわ。|
|[[ヴィヴィアンさん>名簿/473083]]|wikiのみ|海でお会いしたカテンさんと以下略。ヒトの愛は年齢の垣根を越えることを知りました。ですわ。|
|[[リーヴさん>名簿/473173]]|wikiのみ|ゴージャスさんと同居されているらしいです。変な芸人さんとは違ってしっかりした方だとお見受けしました。ですわ。|
|[[ゴージャスさん>宇宙(そら)へ]]|wikiのみ|芸人かつリーヴさんの家主さん。なんだかよく分からないけど面白い方です。ですわ。|
|[[ザムザさん>名簿/473168]]|209.8|包帯をぐるぐる巻きにしてらした方。ヒトは不思議でいっぱいね。ですわ|
|[[ムァンさん>名簿/471469]]|wikiのみ|広場でジュースを下さった優しいお馬さん…ではなく、ケンタウロスの方です。魔女っ子の家主仲間。ですわ。|
|[[白壁美結さん>名簿/468914]]|209.10/11/210.2|可愛いらしい方でした。あまりお話できなかったですわ。|
|[[ケイレムさん>名簿/473187]]|209.10/11|白髪のお爺さんです。お年を召しても現役ですのね。ですわ。|
|[[ライファーさん>名簿/473183]]|209.11|ガスマスクのヒト。色んな格好をした方がいらっしゃるのね。ですわ。|

#endregion
//|[[>]]|||
**こめあう。ですわ。 [#l84d038b]
//&Ruby(がおんっ!){瞬獄の門に続く悠久不変の檻};
//死ぬほど忙しいよコンチクショー!
//そして忙殺されている間に応援天使は死んでいた。
//ファンレターはコメントに気付いてなかったので、
//申し訳程度に最後の駄文に使わせてもらいました。気付かなくてすまん。
//マキモノに対してなんて律儀な対応!ステキな自画自賛!!
//
//最後の絵に関してはやる気が起きず放置していた漫画の下書きとか諸々を
//取りあえず解読できるレベルに修正して適当に統合したらくがきでしかないです。
//つまり特に意味は無い。
//
//というわけで応援天使はwikiからサヨナラするのでした。ちゃんちゃん。

//お疲れ様ですわ、お疲れ様ですわ!
//ごゆっくりお休みになってくださいまし!(ろーざ)

//はい、お疲れですわ!もうなんかアレですわ!
//ローザちゃんお久しぶりだけど私もうお休みなのですわー(ぐでー)