#menu(MenuBar/洋上学園都市)

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|http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp026003.jpg|>|BGCOLOR(#3399cc):COLOR(#ffffff):SIZE(20):CENTER:CENTER:'' - 《行動的探偵》 レーチェル・ダイオジェネス - ''|
|~|>|BGCOLOR(white):COLOR(black):|c
|~|ID:|498187|
|~|名前:|レーチェル・ダイオジェネス|
|~|出身家:|ダイオジェネス|
|~|学年:|''研究科一年''|
|~|年齢:|18|
|~|性別:|#listbox3(女,server,sex)|
|~|理由:|''輝きを守るため''|
|~|状態:|#listbox3(冒険中,server,state)|
|~|その他:|&areaedit(){%%[[ステータス>ステ:498187]]/[[戦歴>戦歴:498187]]/[[名簿>名簿/498187]]%%&br;%%[[ステータス>ステ:498613]]/[[戦歴>戦歴:498613]]/[[冒険中>冒険中/498613]]%%&br;%%[[ステータス>ステ:499304]]/[[戦歴>戦歴:499304]]/[[冒険中>冒険中/499304]]%%&br;%%[[ステータス>ステ:499663]]/[[戦歴>戦歴:499663]]/[[冒険中>冒険中/499663]]%%&br;%%[[ステータス>ステ:499718]]/[[戦歴>戦歴:499718]]/[[冒険中>冒険中/499718]]%%&br;%%[[ステータス>ステ:499855]]/[[戦歴>戦歴:499855]]/[[冒険中>冒険中/499855]]%%&br;[[ステータス>ステ:499941]]/[[戦歴>戦歴:499941]]/[[冒険中>冒険中/499941]]};|
|~|>|CENTER:[[http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp024906.jpg>企画/洋上学園都市]]|
|~|>|CENTER:''\既知歓迎/''|
|~|テーマソング:|[[Tonitrus>http://www.youtube.com/watch?v=3d3qdlW5KlU]]&br;[[雷の黄/電気騎士>http://www.youtube.com/watch?v=s4ornxr1u74]]&br;[[戦闘/力の顕現>http://www.youtube.com/watch?v=X2D5QhxcYls]]|
//
// ※ ご注意「//////////」より上は変更可能個所以外はそのままにして下さい。
// タイトルの「家出身」の記述も含まれます。

//&ref(http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp025054.png,519x724);
~
**自作絵 [#p2ee2749]
[[探偵>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp025054.png]]~
[[水着>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp025397.png]]~
[[ファーニット帽>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp025680.png]]~
[[女子っぽい格好を>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp026009.png]]~
[[パイプ>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp026010.jpg]]~
[[斜め顔>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp026083.png]]~
[[照れ顔>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp026086.png]]~
~
**http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp025031.png《行動的探偵部》部室である探偵事務所、或いは学生街、或いは洋上学園都市のどこか http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst083637.png [#m1de8b82]

 &ruby(){};

|BGCOLOR(white):COLOR(black):|c
|''洋上祭にて、再び探偵は学園都市の物語を歩む''|
|[[◆>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst083523.mht]]|
|#listbox3(タダイマー,server,stay2)|
|#listbox3(イベント中,server,stay2)|
|#pcomment(――待て、しかして希望せよ,1,below,reply)|

~
**相談とかあれば [#s59bd2dc]

|BGCOLOR(white):COLOR(black):|c
|#pcomment(――待て、しかして希望せよ,1,,reply)|
~
**SS書いた [#v62a2578]

[[その1>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp025596.htm]]~
~
#region(邪悪なる《神》との戦い)
-&size(20){&color(#005952){'' - 古代遺跡 - ''};};
--&size(14){&color(red){'' - 告知 - ''};};
--&size(14){&color(#598527){'' - 遺跡入り口 - ''};}; (石で出来た100段ほどある階段の上にある入り口。三角形の大きな建物の中心にある)
--&size(14){&color(#598527){'' - 神の家(遺跡内部) - ''};}; (細かい文様が壁や床全てに彫られている。沢山の部屋全てに同じような文様があるため迷いやすい
---&br;&br;古代カダス碑文にも似た奇怪な文様が壁や床に掘られた古代遺跡の内部。&br:暗く、南国特有のじめじめとした湿気が遺跡中に充満している。ここは、《神の家》と呼ばれる場所。奇怪なる古代遺跡の、神の坐す場所とされるところだ。&br;「これは……古代碑文か? かつて本で見たものとよく似ているけれど……こんな南国にまで伝播しているのか」&br;機関式小型電燈を片手に、古代遺跡を往くものがあった。その名はレーチェル・ダイオジェネス。《行動的探偵部》部長であった。彼女は、旅行で訪れたこの不思議なる遺跡の調査に来たのであった。&br;忌まわしき人身御供の伝説、古代の神々の原像、海より来たる恐るべき魔物、そして《黄金瞳》、その謎を追って――&br;&br;当然ではあるが、古代遺跡に人影はほとんど見られない。幾人かの洋上学園の生徒とはすれ違ったものの。&br;《神の家》には無数の部屋があり、どれもこれもが二かった部屋である。内装はよく見えないものの、既に失われた信仰の場である。何もかもは朽ち果てていた。&br;「――これは」&br;レーチェルはひたすら奥へ進んでいた。すると、レーチェルの眼前に、ひとつの巨大な《門》が現れた。&br;どこかオリエンタルな彫刻のなされたそれは、彼の《地獄の門》を彷彿させるような、威圧感があった。&br;門の上部、中央には形容しがたい、《神》らしきものの像が据えられていた。&br;何やら文字らしきものが門の回り、そして門自体にも書かれているが、レーチェルは読むことはできない。&br;今のレーチェルが《黄金瞳》の力を取り戻していれば、話は別であったのだが。&br;「この奥にいかにも何かあると言った門じゃあないか」&br;&br; -- [[レーチェル>名簿/498187]] &new{2013-06-02 (日) 04:03:31};
---&br;&br;機関式小型電燈に照らされる《門》はやはり異様であった。&br;何らかの宗教的色彩を伴った彫刻、文字。異形の神々の姿らしきものを象った像。&br;空と海に君臨する《神々》を、奇怪なる三重冠を戴く司祭が崇め奉っているというようなレリーフである。&br;「彼の《ルルイエ異本》に記されたものともにているけれど……」&br;勿論レーチェルは彼の忌まわしき《ルルイエ異本》そのものを読んだことはない。ごく安全な抜粋を見たことがあるだけだ。&br;だが、その《ルルイエ異本》に載せられていた図に、この門に描かれたものはよく似ていた。&br;「しかし、これは果たして開くのか。かなり厳重なようだけれどね」&br;そのあまりに巨大な《門》は石であるのか金属であるのか。はたまた木造であるのか。判別のつかない材質で造られていた。&br;その色は黒檀のごとく色であった。ゆえに、不気味さをより強く醸し出していた。&br;レーチェルが手で押しても、その《門》は開く様子はなかった。&br;&br; -- [[レーチェル>名簿/498187]] &new{2013-06-02 (日) 04:15:19};
---&br;&br;「駄目か――」&br;&br;レーチェルはそう声を漏らした。司祭ならぬレーチェルでは、この扉を開けることは叶わないのだろうか。&br;巨大な門はびくともしない。門の奥からは冷たい空気が流れ込んできている。これがただの飾りなどではないことを示してはいたが。&br;「……与太話につき合うだけ無駄だったかな?」&br;レーチェルがここに来たのは、南国の港町で、一人の占い師めいたものに声をかけられたからである。&br;曰く、あの古代遺跡には「汝の求めるものあり」と。&br;だが、この奥に行けないのでは話にならない。レーチェルは残念そうにため息をつきながら、踵を返そうとした。&br;――そのときである。&br;&br;カチリ。レーチェルの足が何かを踏みつけた。石のタイルが無数に埋め込まれた床の一つ。それがスイッチとなっていたのだ。&br;ゴゴゴととても重々しい音を鳴らしながら、《地獄の門》めいたそれが開き始めた。&br;ひとりでに。招かれざる来訪者を歓迎するかのように。&br;「……なるほど。こう言う仕組か」&br;レーチェルは再び門と向き直る。そして、門が開いた先を、機関式小型電燈にて照らす。&br;&br; -- [[レーチェル>名簿/498187]] &new{2013-06-02 (日) 04:28:32};
---&br;&br;――レーチェルの目の前には、信じがたい光景が広がっていた。&br;&br;機関式小型電燈が照らすのは、非常に広大な空間であった。カビ臭く、湿った空気を門から吐き出すその空間。&br;「祭壇か」&br;そう、そこはまさしく《祭壇》めいていた。古代の宗教的色彩がより強くなっている。&br;レーチェルは意を決してその広大な空間へと足を踏み入れた。&br;レーチェルの眼前には、《神殿》と思しきものが鎮座していた。&br;それは巨大な神殿であった。かつてここで、神々を祭ったのだろう。エジプトの神殿とも、南米の神殿とも違う異様な様式の神殿であった。&br;神殿の周りには円柱らしきものが並んでいたが、悉くそれらは破壊されていた。&br;しかし、神殿を四方から囲むように建てられた、神殿に一番近いオベリスクだけは、いまだ健在であった。&br;黒曜石と近しい鉱石で造られたと思しきオベリスクは、異様な色彩を放っていた。&br;レーチェルは神殿へと近づいていく。目の前に鎮座する巨大な神殿はまさしく《神の家》か。&br;神殿の周りは、何故か悉く破壊されてしまっていた。巨大な槌で砕かれたかのごとき破壊の様子であった。&br;神殿へと至るまでの参道には、神々の像らしきものの残骸が散乱していた。&br;「ここの信仰は後に否定されたのか……?」&br;そう思われるほどに、その破壊は徹底していた。&br;&br; -- [[レーチェル>名簿/498187]] &new{2013-06-02 (日) 04:45:12};
---&br;&br;そして、レーチェルはさらに神殿へと近づく。神殿には、巨大な階段が据えられていた。&br;南米の遺跡ともよく似た形のものだ。&br;その階段の前には、人型の石像めいたものの残骸が散乱していた。&br;後ろを振り返ってよく見てみれば、神々の像の残骸にまじって、その人型の石像めいたものが散乱していた。&br;神々の像のように彫刻などはされておらず、大小さまざまに存在する、人型のものであるとしか言えないものだった。&br;「これは、一体なんだ……? 神々への供物の代替か?」&br;人型のものはかなりの数が存在していた。彫刻がなされていないのを見れば、それは神像の類ではないのだろうと推測された。&br;レーチェルは、人身御供に代わる、神への供え物ではないかと想像した。&br;「……僕の求めるものは、この先にあるというのか」&br;巨大な神殿をレーチェルは見上げる。その階段は長い。&br;レーチェルは、背後に散らばる人型のものを尻目に、神殿の階段を登り始めた――&br;&br; -- [[レーチェル>名簿/498187]] &new{2013-06-02 (日) 05:02:38};
---&br;&br;一段、一段。レーチェルは階段を登って行く。中々に急勾配で登るのも一苦労であった。&br;苔だの黴だののせいで、レーチェルは時折足を滑らせそうになりつつも、《バリツ》式歩行のおかげで、転がり落ちるようなことはなかった。&br;階段には、神のための祭器具の残骸が散らばっていた。見たこともないような不可思議な祭器も存在していた。&br;よくよく見れば、この神殿全体にも、何やら呪術的な意味があると思しき古代文様が彫りこまれていた。&br;長時間見ていればめまいを起こしてしまいそうなそれを、レーチェルは極力見ないようにしながら、神殿を昇る。昇る。&br;&br;そして、レーチェルはついに神殿の《祭壇》の部分と思しき場所まで到達した。&br;そこにあったのは――巨大な、あまりに巨大な、《神像》であった。&br;「なんだ、これは……!」&br;レーチェルであっても、絶句するほどの、それは。それは、おぞましい姿をしていた。&br;巨大な神像はレーチェルが見上げるほどの大きさがあった。神殿の頂上にて、それは坐していた。禍々しい気配を伴って。&br;苔むしたその姿は、龍、あるいは蛸に似ていた。その頭部からは無数の蝕腕が伸び、その体躯は龍のごときものである。&br;祭壇部分は妙にゆがんでおり、平衡に作られてはいなかった。&br;非ユークリッド幾何学に基づく、異常なる《角度》がそこを支配していた。&br;目の前の《神像》もまさにそうであり、レーチェルが視るたびに、その姿を変えるのだ。時に、歪んで、時に、うねり、時に、這いまわる――&br;そんな幻覚を得るほどに、《祭壇》は歪んでいた。&br;&br; -- [[レーチェル>名簿/498187]] &new{2013-06-02 (日) 05:32:22};
---&br;&br;自らの平衡感覚が狂わされ、吐き気を催しそうな、酷く気分の悪い場所であった。&br;《神像》からは禍々しい気配が感じられる。およそ、善神とは呼べぬ姿であった。&br;「く、う、ぅぅ……なんなんだ、ここは……!」&br;レーチェルの声が広大な神殿区域に響く。目の前に坐している神は、まさしく古代のこの南国の住民が信仰していたものなのだろう。&br;そしておそらくはここで忌まわしい儀礼が行われた。故に、神殿区域はここまで荒廃しているのだろう。&br;「……だが、ではなぜこの神像は破壊されていないんだ? そうであるならば、もっとも忌むべき存在のはずだ」&br;巨大な《神像》は傷一つついていない。かなり古めかしいものであるにもかかわらず、である。&br;「神の祟りを恐れたか……?」&br;古代の信仰を否定しても、その神の逆襲には恐れたのだろうか。神像には手はつけらえていないようだった。&br;&br;ふと、レーチェルの視界の端に、《神像》へと祈りをささげているような、司祭の如き姿の二つの石像が目に留まった。&br;「司祭役の石像か……? いやしかし、妙だ。神への捧げものであるとしたならば……」&br;&br;――そのとき。&br;――人型の石像から、《声》が聞こえた。&br;&br;'''''『恐怖を』&br;&br;『我々の、耐えきれぬ』&br;&br;『恐怖を』'''''&br;&br; -- [[レーチェル>名簿/498187]] &new{2013-06-02 (日) 05:43:59};
---&br;&br;「――誰だ!」&br;&br;よもや、二つの人型の石像から声が発せられているなどとは思わない。レーチェルはあたりを見回す。&br;しかし、誰もいない。いるはずもない。ここにいるのはレーチェルだけだ。&br;&br;'''''『恐怖を』&br;&br;『我々の、耐えきれぬ』&br;&br;『恐怖を」'''''&br;&br;再び声が響く。しわがれた、老人のような声が。&br;「まさか……この石像から?」&br;レーチェルもようやく気づき始める。その《声》は、司祭の石像の二つから発せられているのだ。&br;&br;'''''『IiiiiiiiAaaaaaaa』&br;&br;『IiiiiiiiAaaaaaaa』'''''&br;&br;おぞましき神への、忌まわしき賞賛の言葉が駆けられる。&br;ひどく、怯えた声で。&br;ひどく、嘆く声で。&br;「この石像が……人のなれの果だというのか!? ならば先程の石像も――」&br;そう、それは人であった。かつて、人であったものだった。《神》を、呼び出そうとした者たちだ。&br;&br;――そして、突如、レーチェルの目の前に、男が現れた。&br;あの《門》のレリーフに描かれた《三重冠を戴く司祭》が、レーチェルの目の前に。&br;《黒い男》であった。そのすべてが漆黒。&br;奇怪な幾何学模様の、祭服を身に纏い。&br;ファラオの如き、高貴なる雰囲気さえも醸し出して。&br;そして、嗤うのだ。&br;この、神殿すべてを。この、神殿にて朽ち果てる、かつての人々を。&br;嗤うのだ。&br;&br;司祭は諸手を振りかざして、叫ぶ――&br;&br;'''''にゃる・しゅたん! にゃる・がしゃんな!&br;&br;にゃる・しゅたん! にゃる・がしゃんな!'''''&br;&br; -- [[レーチェル>名簿/498187]] &new{2013-06-02 (日) 06:01:40};
---&br;&br;忌まわしき、古代闇黒神への称揚の言葉が響く。&br;貌無き、神。&br;這い寄る、神。&br;混沌たる、神。&br;&br;邪悪なる神の名が、叫ばれる――&br;&br;「……成程、僕は掴まされたらしいね」&br;&br;「これでは探偵失格だ」&br;&br;レーチェルは即座にバリツの構えを取る。今のレーチェルには《異能》も《黄金瞳》もない。しかし。&br;しかし、レーチェルにはバリツがある。レーチェルはすぐさま動ける構えにて、目の前の黒き司祭と対峙する。&br;&br;'''''にゃる・しゅたん! にゃる・がしゃんな!&br;&br;にゃる・しゅたん! にゃる・がしゃんな!'''''&br;&br;神への称揚の言葉はより盛り上がっていく。忌まわしき称えごとが。&br;&br;そして、レーチェルは気づく。三重冠の下には――&br;&br;貌が、ないことを。&br;&br;「無貌……!?」&br;&br;黒い司祭には顔がなかった。あるのは闇。そして、赤く裂けた、嗤う口であった。&br;&br;'''''『ああ』&br;&br;『恐怖が、いま、再び』&br;&br;『恐怖が、現れる』'''''&br;&br;司祭の石像から、恐怖の声が響く。恐れる声が。《神》の来臨を恐れる声が。&br;&br;――そして、世界が――&br;&br;――変わる――&br;&br; -- [[レーチェル>名簿/498187]] &new{2013-06-02 (日) 06:33:34};
---&br;&br;――そして、この祭壇は異界と化した。&br;広大な空間の天井が、赤く染まる。何かが嗤う声が聞こえる。天高き、何処かで。&br;変わる。&br;世界が変わる――&br;《恐怖》が再びこの地に降り立ったのだ。&br;《神》を呼び出す《現象数式実験》の果に。石へと変わりながら、生き続けて、恐怖に怯える人々が、呼び出したものが。&br;永き眠りから、覚める。&br;世界を異形に染めて。&br;世界を黒に染めて。&br;&br;――恐怖が降臨する――&br;&br;&size(20){'''''『AAAAAAAAAAAAAA!!!!』'''''};&br;&br;祭壇のある広大な空間が揺れた。震えた。&br;地響きが鳴る。轟音とともに、遺跡が揺れる。&br;おぞましきものの声が響く。&br;&br;「馬鹿な……!?」&br;レーチェルの目の前の、《神像》が大きく揺れ始めていた。&br;蛸と龍と、おぞましきものの複合体のようなそれが、地響きをあげて。&br;動き、始めていた。&br;&br;&size(20){'''''『AAAAAAAAAAAAAA!!!!』'''''};&br;&br;聞いたものを恐怖させ、畏怖させ、邪悪なる神の、あらゆるものを狂わせる叫びが響く。&br;そして、石像の司祭たちの、否、石に変えられた人々すべての。&br;嘆きと恐怖の声が、響く。&br;その《神像》は、眼を赤く光らせ、奇怪なる角度を保ちながら、その座所から、立ちあがったのだ。&br;&br;「……ッ!!」&br;レーチェルであっても、それには《恐怖》した。この世ならざるもの。圧倒的理不尽。何もかもを恐怖させる異形のもの。&br;混沌なるものの加護を受けた《神》が降臨したのだ。&br;この神殿区域すべてを石に変え。&br;何もかもをその蝕碗で薙ぎ払った《神》。&br;今、まさに。&br;レーチェルの眼前に、居た。&br;&br; -- [[レーチェル>名簿/498187]] &new{2013-06-02 (日) 07:08:07};
---&br;&br;'''''『いあ』&br;&br;『いあ』&br;&br;『くとぅる・ふたぐん』&br;&br;'''''&br;&br;石となった司祭たちの声が悲しく響く。自らを破滅に追いやるものであっても神は《神》。彼らは称揚するしかなかった。&br;巨大な邪悪なる《神》の前で、黒い司祭が嗤う。無貌なる故に、慈悲はない。無貌なる故に、あらゆる邪悪を称揚する。&br;&br;'''''――時は来たれり。&br;&br;――時は来たれり。&br;&br;喝采せよ! 喝采せよ! 死せる眠りより覚めし神が!&br;&br;鮮やかな蘇りを遂げるなり!&br;&br;《黄金瞳》、古の神の欠片。&br;&br;我が《神》に捧げん!'''''&br;&br;そして、黒い司祭は、その黒い指で、レーチェルを指した。邪悪なる《神》もそれをなぞるようにして、レーチェルを見る。&br;「――ッ!!」&br;&br;恐怖! この世ならざる恐怖! 宇宙の深淵そのものが、レーチェルを“視”る。&br;びりびりとした恐怖がレーチェルを襲う。汗が噴き出、体が震えそうになる。&br;今のレーチェルには《黄金瞳》はその体に眠れど、力は使えない。襲い来る邪悪な情報を自分で処理しなければならない。&br;&br;&size(20){'''''『OOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!』'''''};&br;&br;邪悪なる神の触腕が、明確にレーチェルの右目を狙って。&br;&br;振り、降ろされる。&br;&br; -- [[レーチェル>名簿/498187]] &new{2013-06-02 (日) 12:29:12};
---&br;&br;巨大な触腕は振り下ろされた。ずどん、という音が炸裂し、邪悪なる《神》のおぞましき触腕が、祭壇の床を砕く。&br;当たりには土煙が立ち込め、何もかもが砕かれる音がする。&br;さらに触腕は横に薙ぎ払われる。すると、石となったまま神への賛辞を続けていた司祭らは無残にも砕かれた。&br;&br;――レーチェルは、死んだであろうか。&br;――無慈悲な神の瞳に射られ、恐怖にすくんで動けないまま。&br;――死を遂げたのであろうか。&br;――否、否である。そこにレーチェルの姿はない!&br;――レーチェルはまだ、死んでいない。&br;&br;「僕がここに来たせいで、これが復活を遂げたのなら」&br;「たとえ仕組まれたことであったとしても、僕が責任を取らなければならない」&br;「もう一度、眠ってもらうぞ、《古き神》よ!」&br;&br;――レーチェルの姿が――&br;&br;――変わる――&br;&br;レーチェルの腰に巻かれたのは&ruby(マシンベルト){機械帯};。レーチェルの両手に顕現したのは&ruby(マシンアーム){機械籠手};。&br;今は《異能》を持たぬレーチェルが、邪悪と戦うための手段の一つ。&br;雷鳴の如き輝きが周りに走る。レーチェルの左手には、並ぶことなき雷電がある。&br;&br;その右手は、学園都市での輝きを力とするもの、今はまだ使えぬもの。&br;その左手は、憧憬の力。幻想であった《白い男》と並ぶ、雷電の力。&br;レーチェルの&ruby(マシンベルト){機械帯};が起動し、計器が回り始める。完全な力を発揮しているわけではないが、それでもなおレーチェルが戦うためには十分な力だ。&br;&br;「――行くぞ!」&br;&br; -- [[レーチェル>名簿/498187]] &new{2013-06-02 (日) 12:47:03};
---&br;&br;既にそこには黒い司祭の姿はない。高みへと消え、この戦いを嗤いながら見つめているのだろか。&br;あまりに巨大な《神》と、あまりに小さな《人》との戦いを。&br;&br;『OOOOOooooAAAAaaaaaaaaa!!!!』&br;&br;邪悪なる《神》がレーチェルを見る。その視線から赤黒い波動のようなものが発せられる。&br;「――! これは!」&br;レーチェルはその波動を即座に避けんと体を捻らせる。機械帯のスロットに機関カードを差し込み、高く跳躍する。&br;その波動はレーチェルがいた場所に直撃した。すると、そこで舞っていた砂埃は苔むした床などが、瞬時に石と化した!&br;&br;「成る程、これが《神》の力か。これで、この神殿自体を全て石へと変えたのか――!」&br;&br;「ならば、やはり君を外に出すわけにはいかない。ここで、食い止める!」&br;&br;無数の触腕が暴れはじめる。狂ったように暴れるそれは、祭壇自体を破壊していく。レーチェルをそれは狙う。捕えんとするのだ。レーチェルの中に眠る《黄金瞳》を求めて。&br;&br;「――雷撃!!」&br;レーチェルはバリツで得た体術と、機関帯による支援で華麗に攻撃を避けていく。&br;そして、左手から強烈な高圧電流を《神》目がけて放つ。しかし――&br;&br;『IiiiiiiiiAAaaaaaa』&br;&br;《神》を倒すには程遠い。そして、レーチェルの動きもだんだんと鈍くなっていく。&br;「く、うぅぅ、ここは、駄目か……!」&br;祭壇自体が歪んだ非ユークリッド幾何学に基づいて構成されているのだ。そこにいればいるほど、めまいが起き、吐き気さえ催してくる。&br;「ならば――!」&br;&br;レーチェルは後ろを振り向くと、祭壇から飛び出し、長い長い階段を駆けおり始めた。&br;「こっちだ……――こっちへ、来い!」&br;&br;『AAAAAAAAAAAAAAA!!!!』&br;&br;レーチェルを追うようにして、《神》はその巨体を動かし、レーチェルを追い始める!&br;邪神がひとたび動き、地面を這えば、何もかもが破壊されていく。祭壇も神殿も破壊されていく。&br;レーチェルは邪悪なる《神》に追われながら、レーチェルは駆ける。神殿の下目がけて!&br;ばらばらと神殿の破片が階段を転がる。レーチェルは階段を駆け下りていく。後ろの《神》は階段ごと破壊しながら、レーチェルを追う! 触腕を蠢かせて!&br;&br; -- [[レーチェル>名簿/498187]] &new{2013-06-02 (日) 13:44:53};
---&br;&br;狂気の波導を振りまきながら、《神》はレーチェルを追う。&br;普通の人間ならば発狂してしまいそうな恐怖。レーチェルはそれをも退け、邪悪なる《神》と戦おうとしていた。&br;そして、ついにレーチェルと《神》は神殿の下の、広大な空間へとたどり着いた。&br;神殿は《神》が動いたことにより、そのほとんどが壊れ、崩れ去って行った。&br;レーチェルはさらに駆ける。より広い場所を目指して。&br;《神》が行く先では、何もかもが破壊されていく。かつて人間だった石たちも、破壊されていく。それは、永遠の苦痛が破壊されていくということでもあったが。&br;いまだ健在であったおぞましきオベリスクも倒壊していく。古の邪悪なる信仰の影が壊されていく。&br;&br;「――邪悪なる君、僕は、君をうち滅ぼそう。《行動的探偵》として!」&br;レーチェルは一気に後ろに振り返る。眼前にはおぞましき《神》の姿ががある。恐怖に声を失いそうになるが、気丈に振舞い、バリツの構えを取る。&br;《神》とレーチェルが再び対峙した。ここはあの異常な平衡の場所ではない。レーチェルも眩暈を起こすことなく戦える。&br;&br; -- [[レーチェル>名簿/498187]] &new{2013-06-02 (日) 14:12:14};
---&br;&br;機関カードを素早くレーチェルは入れ替える。機関帯は駆動を変え始める。&br;レーチェル目がけて突進してくる邪悪に、レーチェルは構える。左手からはばちばちと雷電が溢れ出している。&br;「――バリツ式、《天津雷》!」&br;レーチェルは一気に跳躍する。カチカチと計器が音を立て、蒸気を吹き出す。レーチェルの体が浮かび上がり、電光の如きスピードで動き始める。&br;そして、触腕で暴れ続ける邪神の頭部へと駆け上る!&br;十分な雷電を溜めこんだ左手が、《神》の頭部を掴み――超高圧電流が流し込まれる! ただの雷撃ではない。錬金術と、科学と、魔術の結晶たる雷電が!&br;&br;'''''『GYAAAAAAAAAAAAAA!!!!』'''''&br;&br;忌まわしき《神》の絶叫が響く。そう、これは効くのだ。神に効くのだ。イリジアの鋼鉄を使っているから!&br;&br;しかし直後、触腕の一つがレーチェルを横から薙ぎ払う。瞬時にレーチェルは腕をクロスさせて体をかばうものの、その小さな体躯は吹き飛ばされていく。&br;「ぐぅ、あ、ああああああっ!!」&br;レーチェルの体が地面に強く打ちつけられた。機関帯による雷電の防御壁により、致命傷は免れ、骨なども折れてはいない。だが、そのダメージは大きい。&br;そこを突かんとばかりに、無数の触手がレーチェルに襲い掛かる!&br;&br; -- [[レーチェル>名簿/498187]] &new{2013-06-02 (日) 14:42:57};
---&br;&br;「くっ!! こんなところで、やられるわけにはっ!!」&br;しかし無慈悲に触手は迫りくる。何もかもを圧壊させる強靱なそれが!&br;「――バリツ式、《天羽々斬》!!」&br;レーチェルは叫ぶ。迫りくる狂気の塊目がけて。&br;すると、碩学機械たる機械帯の計器が激しく回り始める。レーチェルはいくつもの機関カードをスロットに差し込む。&br;そして、レーチェルの左手の機械籠手の計器も最大まで振り切れ、白く、白く輝き始める。&br;――閃光が走る。&br;左手の機械帯から、長い長い剣めいた輝きが発せられた。これこそ雷電の剣!&br;かつての神話の英雄が大蛇を切り捨てたという剣にちなんだ名前。&br;名はかたちを表す。故に、この剣も龍を切り裂くのだ!&br;迫りくる触腕が雷電の剣によって切り裂かれる! 緑色の血を吹き出しながら!&br;&br;'''''『EEEEEEEEEEAAAAAAAAA!!!』'''''&br;&br;禍々しき神の怒りの声が響く。赤黒い瞳の波動が発せられる。あらゆるものが石へと変わる。&br;レーチェルはそれを回避しながら、再び《神》との距離を詰めんとする。&br;「――成程、確かに。人は君に何もできないだろう」&br;邪悪なる《神》忌まわしき《神》。それに人は抵抗することはできない。&br;ただ無慈悲に殺され、死ぬのみだ。あるいは石に変えられて。&br;「だけど、だけど僕は《行動的探偵》だ。闇と戦う者だ、ゆえに」&br;&br;「僕は、君には負けない」&br;&br;レーチェルは己が左手で右手を掴む。《異能》が使えない今、それは起動しない。&br;&br; -- [[レーチェル>名簿/498187]] &new{2013-06-02 (日) 15:21:08};
---&br;&br;しかし、レーチェルは無理やり右手に「介入」する。左手の雷電を以て。&br;バチバチと雷電が右手の機械籠手に走る。すると、どうであろう。右手の機械籠手にも雷電が宿ったのだ!&br;「今の僕には《異能》も《黄金瞳》もない。だから」&br;「僕はこうしよう」&br;「天よりの光で、打ち砕く」&br;&br;レーチェルが両手を合わせる。すると、雷電はより強く、輝く。&br;大地が揺れ始め、一陣の雷がレーチェルの両手に落ちる!&br;機械帯に備え付けられた計器が、それぞれ、最大まで振り切れていく。&br;限界まで雷電が充電されていく!&br;天空でその雷は五芒の星を描く! 《旧き神》の印を!&br;&br;&size(20){'''''『AAAAAAAAAAAAAA!!!!』'''''};&br;&br;邪悪なる《神》の怨嗟の声が響く。五芒星を目にして。&br;それは《神》にとって忌まわしきもの。《神》の敵なるものの証!&br;暴れ狂うように、あらゆる何もかもを破壊するように。まさに狂乱のままに、邪神はレーチェルの攻撃を阻もうと近づく。&br;狂気の波導を放って! 狂気の叫びを放って! 名状しがたき姿をくねらせて!&br;&br;「――遅い」&br;&br;本来ならば死んでいる。狂気の波導に当てられて、生き残れるものなど居はしない。&br;だが、レーチェルは立っている。邪神の叫びを受けても、今此処に。&br;&br;&size(20){'''''『GYAAAAAAAAAAAAAA!!!!』'''''};&br;&br;「――喚くな」&br;&br;迫りくる触腕! 迫りくる巨体! 邪神の念力により、あらゆる残骸がレーチェル目がけて突撃を駆ける。&br;「諦めるんだ。ここは、もう君の時代じゃない」&br;「僕たち人間の世界だ。人間の時代だ。だから」&br;「――砕けよ、影」&br;&br;&size(25){'''''「《&ruby(邪を祓う天高き神の輝く剣){天  叢  雲  剣};》」'''''};&br;&br; -- [[レーチェル>名簿/498187]] &new{2013-06-02 (日) 17:12:47};
---&br;&br;邪悪なる《神》を。今は滅びし古代の《神殿》を。まばゆい光がつつむ――&br;レーチェルの両手に宿る眩い輝きの力が、闇を、融かす――&br;&br;『―――――――!!』&br;&br;光に包まれ、邪なる神は消える。《人》の輝きにより消え去っていく。&br;既に邪悪なる《神》の時代は終わり。&br;《人》の時代へと移ったのだ。&br;その光は、これまで石化して苦しんできた古代の人々をも、解放した。&br;石化した人々は、《現象数式実験》の果てに破滅した人々は。&br;砂となって、消えていった――&br;&br;レーチェルの前には、もう何ものもいなかった。邪悪なる神は退けられた。&br;それが、滅びたのか、眠りについたのか、果てに消え去ったのかは、わからないことだが。&br;そして、崩落が始まった。忌まわしき邪悪なる儀式がおこなれた神殿区域が、崩落を始める。&br;「――行こう。もう、ここには邪悪なる《神》は存在しない」&br;「事件、解決だ」&br;古代の《現象数式実験》により邪悪なる《神》を呼び出してしまい、滅んだ古代の民の呪縛は今解かれた。&br;レーチェルは崩落する神殿区域から走り去る。天井が落ち、神殿は崩れ、オベリスクは倒壊する。&br;あの入口の《門》は閉ざされ、もう誰も入ることはないだろう。&br;レーチェルは雷電のごとき速さで、古代遺跡の入口へと向かっていったのだった――&br;&br;&br;'''''『素晴らしい』&br;&br;『《黄金瞳》を持つものよ、輝きを持つものよ』&br;&br;『時間だよ。時間だよ』&br;&br;『邪悪なる《神》は退けられても、時を止めることはできない』&br;&br;『輝けるものこそ、我が《現象数式実験》の。《鐘》の』&br;&br;『生贄に、相応しいのだから』'''''&br;&br;レーチェルが去った《門》の前で、あの三重冠を被った司祭が嗤う。&br;時計の音を鳴らしながら。チク・タク。&br;輝けるものを見下しながら。チク・タク。&br;破滅を導く邪悪なる混沌が、嗤うのだ――&br;&br; -- [[レーチェル>名簿/498187]] &new{2013-06-02 (日) 18:04:43};

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**情報収集用 [#uee8345f]

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***http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst074764.gif ひそひそ石通信[周波数:広域設定] http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst057764.gif [#u5394fb3]
|''説明!''|
|今、若者たちの間で絶賛流行中のひそひそ石(エルマニウム魔石)を使用した電波による音声通信機能です。&br;電波の範囲内であれば何処でも誰とでも会話することが可能ですが、その性質上匿名性が高くノイズが乗り易いです。&br;※トランシーバー(ハム無線)の様なものだと思ってください。誰でも何でも''音声の形''で使用することが出来ます。&br;※ひそひそ石は各種お店、購買部にてどなたでも購入が可能です&br;※個人のイベントに使ってもいいし、くだならい事を呟いても良し、チャンネルを増やしても良いんだ|
|COLOR(red){COLOR(red){}} COLOR(mediumblue){COLOR(mediumblue){}} COLOR(seagreen){COLOR(seagreen){}}  COLOR(indigo){COLOR(indigo){}}  COLOR(chocolate){COLOR(chocolate){}}|
|BGCOLOR(#3399cc):COLOR(#ffffff):SIZE(20):CENTER:600|c
|*''広域設定''(学園全体)|
|BGCOLOR(white):COLOR(black):|c
|#pcomment(電波通信,10,below,noname)|

~
***今月のかわらBANG! [#w1d7e8eb]
|CENTER:ご自由にお取りください|
|#pcomment(かわらBANG!,1,below,reply)|


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**[[《行動的探偵部》>洋上学園都市/部活動/行動的探偵部]]部長 [#r06cbefd]
***レーチェル [#k80caa97]
-''レーチェル・ダイオジェネス''
--彼女は部活「行動的探偵部」部長である。
---日々、学園都市内の謎や事件を追って活動している。
--性格は勇敢であり、正義に篤い。
---おおっぴらに言うと陳腐になるので言わないが、「正義の味方」たらんとしている。
--1年前は普通の女子学生であった。探偵小説が好きなそこまで目立つ学生ではなかった。
---しかしある日、怪学生の異能犯罪に遭遇し、その命を狙われそうになる。
---その時、謎の''白い男''が姿を現し、レーチェルを救った。
---''白い男''は輝く異能を行使し、怪学生を捕えた。
---レーチェルが名を尋ねると、「探偵」であるということを言い残して消えていった。その後、レーチェルは学園都市でその男を見ていない。
---レーチェルはその事件以後全くその性格が変わり、あの''白い男''のようになるために、「正義の探偵」であることを目指して、《行動的探偵部》を設立したのだった。
--小柄で短髪。いかにも女子というような格好はあまりしない。
--事件の解明のためには危険を厭わないため、やっかいなことに巻き込まれることも多い。
--いわゆる''異能''の発現についても訝しく思い、独自に調査を行っている。
--学生街にある探偵事務所に住居している。
--一人称は「僕」
--探偵としてのスタイルとしては、とにかく足を使う。自らの足で調べる。
---椅子に座って推理するということなどはほとんどせず、もっぱら自分で調査する。
---官憲である風紀警察が入り込み憎いようなそういう箇所にも入り込み、事件の解決を図る。
--遥か遠国の諮問探偵に憧れている。
--異能を封じられた時の事などを考えて、「バリツ」という名の武術を独学で習得したという。
--出身国は蒸気文明華やかなりし国だった。機械には強い。
--異能学生だが、自ら異能持ちということを喧伝することはなく、隠している。もっとも効率の良い使い方をするために。
--学園都市生活が2年目になったとき、右の瞳が黄金瞳になった。

-''真実''
--レーチェルが異能学生から''白い男''に救われたという記憶は「偽りであった」

---レーチェルの異能は何かしら、心理学めいた手法により改ざんされていたのであった。
---《&ruby(チクタクマン){時計人間};》なる邪悪な存在がレーチェルを襲ったのである。そして、レーチェルに偽りの記憶を植え付けた。
---《統治会》や《大鐘楼》へと向かわせるために。
---何らかの目的により、レーチェルを動かそうとしていたようだが詳細は不明。
---レーチェルの白い男へのあこがれも、探偵となった動機も、《時計人間》、''黒い男''によるものであるといえる。
--《思弁実践的探偵部》の探偵たちにより、この隠された真実が明らかになった。
***%%異能%% 《奇械》 [#rfdb9a31]
http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp025438.png
~
-''《&ruby(クラッキング){奇械の権能};》''
--学園都市に入学し、白い男に助けられた後に発現した「異能」
---右手を前に伸ばすことにより異能を行使できる。
--右手を前に伸ばすことにより、まばゆい輝きと共に背後から人型のものが現れる。
---その人型のものが現れることにより、その人型のものが戦ったり、レーチェルの身体能力が上昇する。
--この世の物理法則を超えた力。この世の法則を書き換え、魔術めいた力を行使することができるようになる。
--その姿は光を纏った鋼と形容される。
--超エネルギーの光の刃で敵を切り裂き、反物質を放つ光線により、敵を光へと消し去る。
--物理法則を変化させることができ、静止しているものを動かしたりすることができる。
---重力の制御などもある程度できるようだ。
--「正義」を執行する力

-具体的にいうならば、世界に対してクラッキング(ハッキング)を行う異能である。
--本来世界、宇宙で行われるべき「法則」に干渉・影響し、起こるべき現象を書き換える異能である。
---《世界の敵》ともいえる力。
-その異能の力がかたちとなって現れたものが、輝く白き鋼の“彼”と呼ばれるものである。
--イメージとしてはスタンドやペルソナに近い。
---レーチェルの思うままに動き、レーチェルの命ずることを実現する為に現実の現象を捻じ曲げるのである。
-故に、本来人間では敵うことのない非現実の存在とも戦い、破壊することが可能。
-普通の人間ではこの異能を行使するだけでも精一杯であり、まともに操ることも難しい。
--世界の現象を捻じ曲げる力ゆえに、かなりの集中力等を要する。
---レーチェルは、黄金瞳が発現してからは、黄金瞳特有の驚異的な演算能力により、演算を黄金瞳に代行させている。そのため、レーチェルは異能を行使しても倒れるなどのことはない。
-白き鋼の“彼”は《奇械》とも呼ばれる。
-チクタクマン戦で《奇械》は''異能ではない''ということが判明した
--世界の外側にいる輝くもの、白いものから与えられた力である。
-チクタクマン戦にて《&ruby(ヒノカグツチ){輝く炎の神};》とレーチェルは名づけた
***異能 [#i516d285]
-''《&ruby(ディテクティヴ){探偵小説};》''
--探偵ゆえの宿命。探偵の運命。探偵であるが故の悲劇。
---自分の行く先々で事件が発生してしまうというもの。まさに、探偵小説のように。
---レーチェルが赴くところで、その大小は問わず、事件が発生する。
---それはただの偶然なのか、それとも運命を操作する異能の一つなのか。不明である。
---レーチェルはこの事実に気づいているということはない。学園都市では常に事件が起こり続けているのだから。
---%%実際に異能であるならば、監視・隔離されても不思議ではないものである。%%
---チクタクマン戦で《異能》であることが判明。チクタクマンが、学園都市に介入し、レーチェルに与えた、《悲劇を生み出す》異能である。
***''&ruby(マシンベルト){機械帯};'' [#m371f812]
-''《&ruby(マシンベルト){機械帯};》と《&ruby(マシンアーム){機械籠手};》''
--機関の力で起動する機械のベルト。《思弁実践的探偵部》のロジャーの製作。
---装着し、起動させることにより「変身」するがごとき力を使えるようになる。
---身体能力の向上や、機械技術による力で敵と戦うことができるようになる。その身に異能がなくとも。
---光の剣や光線なども使える。
---右手の機会籠手はレーチェルの《異能》と連動しており、輝く右手である。異能を制御することができる。
---レーチェルの異能と黄金瞳と機械帯が一つになることにより、その真価が発揮される。
***黄金瞳 [#qc8a34cb]
-レーチェルの右目に突如として発現した猫のものにも似た黄金色の瞳。
-それは学園都市に入学してから二年目のことであった。
-「妖精眼」、「すべてを見抜く瞳」、「すべての想いを受け止める瞳」などと言われる
-猫男爵曰く、「その瞳を持つ者は、往々にして何か巨大な運命に巻き込まれる」
-異能との関係性は不明。異能の発動時に黄金瞳が輝くものもいれば、異能を所持していなくても黄金瞳を持つものもいる。
***現在追っている案件 [#p6d0f8d3]
|''異能について'':|調査中|独自調査|
|''異能犯罪'':|調査中|独自調査|
|''機械の修理者を探してほしい''|捜索中|[[ジェイファ>名簿/498123]]より受けた依頼。音楽再生機とヘッドフォンの修理を無償で行ってくれる人を探してほしいとのこと。|
|''機関人間の捜索''|捜索中|[[リゼット>名簿/498142]]より受けた依頼。機関人間なるものがこの学園都市に存在するかもしれないという。その真偽を確かめてほしいとのこと。|
|''『実在するかどうかわからぬもの』の捜索''|捜索中|[[モノポリー>名簿/498249]]より受けた依頼。彼女のルーツにかかわるかもしれないという人物を探し出してほしいとのこと。『召喚術師』の捜索|
***解決済みの案件 [#o76bdffc]


|''猫さがし''|解決済|[[リゼット>名簿/498142]]より受けた依頼。猫を探してほしいとのこと。&br;''猫のたまり場を見つけることに成功。しかし既に依頼人もこの場所を察知。完全な成功とはいえない結果となった。''|
**もらいもの [#i09f9ac6]
酒場でもらった判定。~
~
''異能レベル判定''

 スタンドだし利便性を考えるとレベル4くらいかな

~
''異能検閲中間報告書''~
''被験体名:''《&ruby(クラッキング){奇械の権能};》~
''リスクランク:''S~
詳細不明。物理法則歪曲を実行可能とのこと~
まことだとすれば災害指定も考慮すべき個体である~
早急な追加調査を望む~
~
-''[[肖像>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp025093.jpg]]''
--エル君の探偵手帳に書かれていたものである。
-''[[肖像>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp025756.png]]''
--酒場で描いてもらったものである。
-''[[肖像>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp025760.png]]''
--スッして描いてもらったものである。
-''[[エルと二人で肝試し>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp025820.jpg]]''
--助手である[[エル>名簿/498185]]から浴衣を貰う。二人で肝試しを駆け抜けた。
-''[[フェルト人形>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst083637.png]]''
--[[ルチア>名簿/498189]]よりもらったフェルト人形。とても可愛らしく作ってある。
-''[[マシンベルト>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp026003.jpg]]''
--マシンベルトを装備しているところを描いてもらった。これこそ変身!
-[[コラ>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp026087.png]]/[[コラ>http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp026088.jpg]]
--深夜に突如登場したコラ。ひどい!
~

~
''異能点数判定''
 
 ''奇械の権能(クラッキング)''~
 ''色々と詰め込みすぎて説明が雑多としすぎている''~
 ''具体的に書いているようで抽象的すぎる起来があり''~
 ''とにかく凄いんだぞーと言いたいだけにしか見えない''~
 ''45点''~
~
''恋人判定''~
 498187 レーチェル・ダイオジェネス
 はいケイタさんですね。で説明がつきそうなレーチェルさんです
 まずは第一印象 影が薄い。いろいろやって頑張ってるのに影が薄い
 そんな印象を受けてしまいます。まぁ探偵が目立ちすぎてもダメなんですけどね
 足で稼ぐということもあり活動自体は活発ですが
 もうちょっと踏み込んだ関係を求めてもいいと思います。
 次に設定 こう言う系統のキャラによくある設定ですが、定番を外すと動きづらくなるので
 これが正解だと思います。ただつっけんどんな印象を持たれるとお友達が減る可能性があり?
 最後にパパ判定 ケイタさんであることがプラスかマイナスかは人次第だと思います
 正直レスしづらいリンファ的存在
 総評 恋人にしたいか判定 40点
~
''当たり判定''
 弾幕ゲーの自機1ドット
~
''エロゲ判定とか''~
 >スッ
 精液プールから着て帰った服を大事に保管して毎晩スンスン匂いをかいで恍惚に浸ってる
 はっきりわかる それは洋上学園都市の皆が知ってる
 皆が知ってるってことは本人が否定してもそれが真実になるんだわかるね?
 そうこれが俺の能力 坊主憎けりゃ今朝まで全力でファックしますピーッピーッファックします
 おやトラックかと思ったらバラタックがやってきたぞ
 あまりに適当な展開で打ち切りになっちまったようだ
 すべてわたしの作戦ミスだ…! 世界は海の底に沈み”完”
 これが洋上学園都市最終回のネタバレでございます

 >498187
 まず黄雷のガクトゥーンがなにそれ?って感じですね
 エロゲの本道は監禁!調教!凌辱!三枚のメダルを入れて変身だ
 カン! チョ! リョ! アンク、浣腸フォームだ!
 精液プールで遊んでたけどなに? イカ臭いの大好きなの?
 浣腸してぷくぷくぽんで逝っちまいなあ! 黄ばみのグボトゥーンですのぉおおお!
 何がライアーソフトだ馬鹿馬鹿しい!
 レーチェルちゃんはBISHOPでアヘ顔晒してザーメン浴びるか
 わるきゅーれでレイプ!レイプ!レイプ!の魔法少女エレナればいいと思うよ
 というかしたいさせてやりましたのホウレンソウから判定を送りました
**一人遊びとか [#gac21aeb]
#region(――例題です)

|BGCOLOR(white):COLOR(black):|c
|#pcomment(――例題です。,1,below,reply)|

#endregion
*コメントアウト [#bb625de0]
//
//
//
//恋愛スイッチ on
//戦闘スイッチ on
//セクハラスイッチ on
//エロールスイッチ on? わからんです。たぶん恋人とか
//企画終了後に締めるスイッチ まだ決めてない
//ガチ死スイッチ on
//異能に目覚めるスイッチ 目覚めている

///がおん
//同性愛スイッチ わからん。状況による
//陰毛スイッチ on はえかけ

//さてそろそろ精液プールに入ろうか


///ちょっと待てよ!!
///というかこれなに、探偵投げ込むってなにさ!