* キルケ家出身 ニベルレーカ・キルケドーウ80173 [#rca8f910] |ID:|80173| |名前:|ニベルレーカ・キルケドーウ| |出身家:|キルケ| |年齢:|18| |性別:|#listbox3(女,server,sex)| |前職:|#listbox3(鍛冶屋,server,job)| |理由:|#listbox3(弱きものを救うため,server,reason)| |状態:|#listbox3(野垂れ死に,server,state)| ////////// |その他:| [[ステータス>http://gold.ash.jp/main/?chrid=80173]]/[[戦歴>http://gold.ash.jp/main/advlog.cgi?chrid=80173]]| //|二つ名:|[[&ruby(エデン){殲滅};>http://pha22.net/name2/index.php?name=%E5%BF%AB%E5%82%91%E2%98%86%E3%83%8B%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%BC]]| // // ※ ご注意「//////////」より上は変更可能個所以外はそのままにして下さい。 // タイトルの「家出身」の記述も含まれます。 //分厚い名簿と二枚の絵画と一片の羽毛を手にした女性は、樫の若木に三つの瞳と真紅の×の字と、それに彼女の思念が縫いこまれた藍色の布をそっと掛けると街を後にした。その背が透けているように見えたのは、ただの気のせいだろうか? //変わってしまった少女が居た。 ~ //http://1st.momo.net/uploader/img/adv002850.png~ //''&size(16){『ちゃははは!何かもうお兄さん欝々するの飽きたんで&br; そろそろこのマスク外して皆に復活罵倒の挨拶回りしなきゃ……};&size(18){と、取れない!};&size(16){』};''~ //こうして快傑☆ニベルレイカーは誕生した!~ //勿論、正体は不明だ! //* &ruby(ダンシング・ロマンス){浪漫舞踏};家出身 快傑☆ニベルレイカー!80173 [#rca8f910] //***設定 [#kda4748d] //[[彼女>名簿/48447]]を模して作った木彫り人形。~ CENTER:青い布だけが打ち捨てられている。 CENTER:http://1st.momo.net/uploader/img/adv005127.png //***投票 [#v1080966] //-快傑☆ニベルレイカーに盗んで欲しいもの~ //#vote(美術品[0],他人のアイデンティティ[12],盗みとかどうでも良いからコーラ買ってきてよ[11],俺のデスメタル![666])~ //コーラ買ってきたんだけど誰に渡しに行けば良いのさ? ***何も無い中空に声を響かせる [#j4520667] [[空を括る>http://notarejini.orz.hm/?cmd=edit&page=%A5%B3%A5%E1%A5%F3%A5%C8%2F%CC%BE%CA%ED%2F80173]] //虚言壁 //ことばのぼうりょく [#hb5edc4e] // &color(green){}; // レイカー>名簿/80173 #pcomment(,7,below,reply) //- //***手記 [#jac2231b] //&ruby(ちゃっはー!){大事なもの};を取り戻すために戦争を始める事にした。~ //あっさり勝った!序に自分も取り戻した!良かったね!~ //でも、一番大事な人の記憶だけ思い出せないのはご愛嬌!~ //与えられなかったから //***&color(ffffff){大切な、そうとても};大切なもの。 [#ede37ea3] //http://notarejini.orz.hm/up/d/hero16230.jpg //http://notarejini.orz.hm/?plugin=attach&pcmd=open&file=48447.jpg&refer=%CC%BE%CA%ED%2F25753 //***名簿[#o773aea5] //-Ν~ //|[[ウーズさん>名簿/55477]]|[[キスりん>名簿/76908]]|[[カトラス>名簿/69381]]|[[ジュンジュン>名簿/87887]]|[[ブラック>名簿/86890]]| //-Q~ //|[[アルエさん>名簿/11639]]|[[ミューゼル先生>名簿/16925]]|[[ケイタさん>名簿/42517]]|[[ドリりん>名簿/57830]]|[[皇帝>名簿/21434]]|[[ナマコ>名簿/44994]]| //|[[フロア>名簿/52228]]|[[アチョーとめいりん>名簿/74839]]|[[猫さん>名簿/27565]]|[[トルメンコさん>名簿/50600]]|[[コクタン>名簿/51663]]|[[デュラりん>名簿/38272]]| //|[[鬼さん>名簿/51112]]| //|[[ネオス>名簿/22766]]|[[ニパニパ>名簿/19216]]|[[セイジローさん>名簿/30313]]|[[パーマン>名簿/14756]]|[[ディーンさん>名簿/13284]]|[[アトちゃん>名簿/60935]]| //|[[虫のお姉さん>名簿/40284]]|[[アクチーニャさん>名簿/12693]]|[[ガンちゃん>名簿/50767]]|[[アミりん>名簿/45951]]|[[ノエル>名簿/20593]]|[[ブルー>名簿/48454]]| //|[[エニグマさん>名簿/53537]]|[[カイムさん>名簿/38044]]|[[トーコさん>名簿/55941]]|[[ラプリアさん>名簿/57460]]|[[シャルルくん>名簿/27773]]|[[マッドさん>名簿/13509]]| //|[[ルナエスタさん>名簿/58992]]|[[ジェスコートさん>名簿/13573]]|[[ブラッディさん>名簿/13806]]|[[トリさん>名簿/38300]]|[[兵隊さん>名簿/60939]]|[[ブレイク>名簿/81264]]| //|[[ナイルさん>名簿/63395]]|[[ギムさん>名簿/21850]]|[[ナンダロウさん>名簿/11942]]|||| //|>|>|>|>|>|鬼籍| //|[[ニャールさん>名簿/25753]]|[[ほなみん>名簿/67397]]|[[シロりん>名簿/18719]]|[[シィク>名簿/49618]]|[[セっちゃん>名簿/43522]]|[[ホーキングさん>名簿/52566]]| //|[[マドツキちゃん>名簿/42719]]|[[ガラスのバラ>名簿/43792]]|[[ミアミア>名簿/12904]]|[[タケシさん>名簿/11431]]|[[ショボりん>名簿/35374]]|[[ナッツさん>名簿/12782]]| //|[[神様>名簿/56774]]|[[ファックさん>名簿/45962]]|[[スピりん>名簿/56321]]|[[エメナさん>名簿/47883]]|[[アキラさん>名簿/65761]]|| &color(ffffff){&counter;/&counter(today);};~ ***そして、そして物語 [#r2ba3e2e] // //***了――そして序 [#e0517229] //もういいや、もういいや~ //私を知っている人はどんどん死んでゆく~ //どうしてあの時素直に出て行くことが出来なかったんだろう~ //それは私が弱いからだ~ //皆に強さを貰ったけれど結局私は変われなかった~ //もういいや、もういいや~ //全部、全部投げ打ってしまえ~ //~ //でも捨てられなかった~ //そして、そこからの物語 // //「僕が人形を作るにあたって必要な物は名前だ。 // 君を模した人形を作るんだから、似せようとするのならなるべく君に近い名前が必要になるね。 // さて、どんな名前をこれに名づける?」 //「ニベルレーカ・キルケドーウ、そう名づけようと思います」 //「上出来だね。あくまでもそっくりな偽者で、本物じゃあ無いんだからそのくらいの近似値が丁度良い。」 // //「ところで君は、僕にこいつを作らせて何がしたいんだぃ?」 //「昔の私によく似た人を見ていたら、何だか懐かしくなってしまいまして」 //「そうかい。まぁ好きにすると良いよ。」 // //3年前のあの日、私は生き延びてしまった。 //10年前に続き、二度までも // //最初に私が死んだのは父と兄が死んだ時。 //私の家は名の知れた鍛冶屋だった。 //名の知れた鍛冶屋だったから、特殊な業務を請け負う事になった。 //失われた魔道具の修復か、希少な魔法金属の精製か、 //そして不幸な事故が起こり、父と兄は死んでしまった。 //お兄ちゃんは、私を庇って。 // //それから三年ほどの事は覚えていない。 //真白の彼女に出会うまで、私の心は死んでいたから。 //森に囲まれた小さな村で過ごしていたのは、確か療養の為だったか //兄を真似ても、父を真似ても、私はそのどちらにもなれなかった。 //けらけらと、笑っていた。死んだように、心を壊して無様な日常を過ごしていた。 // //それから何年か経って村を訪れた身も心も真っ白彼女は、 //私を気の触れた女ではなく"そう言う性格の人間"として扱ってくれた。 //それが突破点となって、私の心は蘇生した。 // //世界はこんなにも美しい // //私は自分を取り戻した。 //その切欠になった彼女の事が大好きになった。 //彼女のような存在になりたいとなった。 //だから私は、彼女に少しでも近づく為に冒険者になった。 // //私が冒険者をしていたのはほんの一年半の間だった。 //でも、その一年と半年と、そこで出会った人たちは、今でも私の中で輝き続けている。 //時の流れにも負けない、宝石のような思い出。 // //その中でも特に思い出深いのがシィクの事だ。 //私と同じく、自分の本音を装飾して偽っていた男。 //私は彼が好きだった。墓前で本音を漏らしてしまう程に。 // //好きだったから、仇を討ちたいと思っても仕方が無いだろう。 //ムカデ、ムカデ、ムカデ、ムカデ。 //死と紙一重の四ヶ月、その最後に氷の魔法杖を手にして冒険に赴いたのも彼の影を追っての事。 // //黄金暦90年 6月 //最後の巨大ムカデ討伐、森の最奥で致命的な一撃を受けて私は息絶えた。 //正確には虫の息。 //私が倒れたのを見て他の冒険者達は早々に撤退してしまった。 //痛かったし、辛かった。倒れ臥して、泥を舐めて、血を吐いて //ギチギチと音を立てながら、ゆっくりと私に近づいてくる超巨大ムカデを見て //"生きたまま食べられるなんて嫌だなぁ"と思っていた。 // //そして私は、人生で二度目の死を迎えた。 // // // //そこから先の事はまた曖昧だ。 //真白なる彼女の故郷、東の大陸に居た気もするし、魂はずっと墓地に居た気もする。 //確かなのは、ずっと大切な人達の死を見続けていたと言う事だ。 // //八月のお盆にもう一度街を訪れた時、私は耐えられなくなった。 //また冒険に出たいと思った。 //だが、それこそ真に耐えられない。 //今更、顔を合わす事なんて出来ない。 //私は既に舞台から降りている。死人は死人。 //何も出来ないし、するべきではない。 // //「でも」 //そのたった二文字が私に人形の製作を依頼させた。 // //「私が貴方を模した人形を作るにあたってですが”生体波動の同調”と言う技術を使います。 // これにより精密且つリアルタイムでの連続的な遠隔操作を可能にしますが、 // その一方で人形が破壊された場合、貴方自身も致命的な損傷を受ける可能性があります。良いですね?」 //その問いに、首を縦に振った事を覚えてる。 // // // // // // // // // // //