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[[名簿/372452]]
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*黄金暦141年5月(11/8) [#sbfac649]
**始まりの日・vsキャスター−『折刃現界』 [#r9acc9fc]
-&color(#A52A2A){(朽ちた社に身を横たえ、怠惰に日々を過ごす)&br;(変わらない社 変わらない少女)&br;(いつもと同じように今日という日さえ過ぎ去る… 彼女にとってそんなこともどうでもよかったが。)&br;(そう、穏やかに ゆっくりと 過ぎ去るはずの日だった。)}; --  &new{2009-11-08 (日) 20:00:37};
--[その奥深く、奥深くは変わらずとも 今、状況は変わった]&br;[冒険者の街、その六箇所までで陣を用いた魔力の坩堝が異界からの力を引き出したのはつい先日]&br;[そして此処に、最後の気配 未だ顕現せずとも、伝わる] --  &new{2009-11-08 (日) 20:08:57};
---&color(#A52A2A){(大きな耳を動かし、寝返りを打つ)&br;(続いて緩やかに首を動かし辺りを見る)&br;(何も、何も変わっていない。 人間どもの捨てた社、荒れ果て誰も近寄らぬ社、そして居続ける自分)&br;(それでも、何かを感じて身を起こす 何かに、期待して…………)}; --  &new{2009-11-08 (日) 20:16:20};
---(音も無く不意に…夜闇の中から姿を現したのは女)&br;(黒髪に和装、一見すれば何の変哲も無い東方風の風体、だが纏う気配は瘴気)&br;……(社へとゆっくり近づいていくその背後に蠢くは直立したような無数の影、陰、翳…) -- [[黒髪の女>名簿/372425]] &new{2009-11-08 (日) 20:31:12};
---&color(#A52A2A){(社はその見た目を裏切らず静まり返っており、物音がしない また明りも灯されておらず、闇に包まれている)&br;(一般人であれば誰かが居るとも思わないような場所だ)}; --  &new{2009-11-08 (日) 20:37:03};
---(女が足を踏み鳴らす、無音の空間に響く音)&br;(それが合図だったか、蠢く影達は探るように社へと殺到する) -- [[黒髪の女>名簿/372425]] &new{2009-11-08 (日) 20:45:38};
---(静寂を切り裂くように、全長2mほどあろう巨大な戦斧が宙を舞う 一つはその重量、威力で大木を叩き割り)&br;(一つは和装の影を両断せしめんと、枝葉をへし折りながらも襲い掛かる……) -- [[キャスター>名簿/372415]] &new{2009-11-08 (日) 20:47:55};
---&color(#A52A2A){(何者かの足音、空を切る音)&br;(どちらも非日常だ、有り得ない。 少なくとも彼女はそう思っていた。 蠢く影が瞳に映るまでは)&br;・・・・!!(口を開くが声は出ない 長いこと話していなかったので喉がその役目を果たさなかった)&br;(とっさに後退し、出来うる限り影から距離を取り、周囲の様子を伺う)}; --  &new{2009-11-08 (日) 20:55:10};
---!(飛来した尋常でない大きさの戦斧が女を両断した)&br;(勢いそのままに地面を粉砕しながら突き立つ)&br;……おやおや、いきなり物騒でありますな(断ち切られたはずの女がその場に何事も無くやはり立っていた) -- [[黒髪の女>名簿/372425]] &new{2009-11-08 (日) 20:57:45};
---[影が探る社 飛び退いた猫の後ろ 長く静寂を保ってきた場に突然の衝撃]&br;[長く使われず塞がっていた―奈落が口を開ける] --  &new{2009-11-08 (日) 21:04:13};
---へぇ……獲ったと思ったけれど、どうにも気の早い話だったようだ。 アサシン……いや、違うな。 セイバーか。&br;それで、こんな夜更けに散策かね? 夜道は怖いおじさんが出るんだよ……それとも、誘っていたのかな? -- [[キャスター>名簿/372415]] &new{2009-11-08 (日) 21:07:15};
---&color(#A52A2A){(一体何が起こっているのか、これから何が起こるのか 先ほどの衝撃で社に異変が起きた気配があったがそれを気に留める余裕もない)&br;(唇を噛み締め社の外の話し声に耳を傾ける)}; --  &new{2009-11-08 (日) 21:11:20};
---フフッ……それはそれは運の悪い事&br;ところで。この場合運が悪いのは…どちらだと思われるでありますかな?(足音一つ、殺意も前触れも無く辺りから押し寄せるは蠢く影の群れ) -- [[黒髪の女>名簿/372425]] &new{2009-11-08 (日) 21:24:21};
---僕か、君か……それは結果が示すだろう。 今は只、享楽に任せて躍るだけさ。 &br;(すぅ、と手を掲げれば、紫炎に揺れる光芒がゆらり背後に浮かび上がり 再度その腕を下ろせば……)&br;(''ビュウ、と風を劈く音'' 引き絞られた矢のように、無数の突撃槍が放たれた!) -- [[キャスター>名簿/372415]] &new{2009-11-08 (日) 21:32:44};
---&color(#A52A2A){(どうやら自分の知らない二人……当然だが……が何やら争い始めた気配がする)&br;(只管に社が壊されないことだけを願いながら、崩れかけた壁から二人の様子を見る)}; --  &new{2009-11-08 (日) 21:35:55};
---[連鎖反応はもう始まっている それは此処に二体のサーヴァントが現われたという因果から来るものかもしれない]&br;[あるいはその決闘により社内奥深く 位相のズレた召喚陣が複雑にその意味を違え、刻々と英霊の座へ繋がる途を生成し始めているという―物理的/魔術的な要因によるのかもしれない] --  &new{2009-11-08 (日) 21:47:08};
---ふむ、アーチャー…いや、キャスターでありますかな(群影が、辺りが、己が…槍に穿たれるのを見ても動じた様子も無く)&br;(その場で数度足を踏み鳴らせば突き立った槍の陰から再び生まれ出でる影の群れ…それが一つに纏まり始めた) -- [[黒髪の女>名簿/372425]] &new{2009-11-08 (日) 21:47:33};
---&color(#A52A2A){(この社に他者が、それも二人も来るという時点で異常だ)&br;(しかし異常はそれに留まらない 慣れ親しんだ社がどこかおかしい)&br;(どこが、とははっきり掴めないが…確実に何かが変化している)&br;(1歩、2歩と導かれるように 普段は足を踏み入れない、薄れ消えかかった陣のある部屋へと足を向ける)}; --  &new{2009-11-08 (日) 21:58:54};
---(無情にも絡め取られ、捕えられた突撃槍 号令ひとつで手品のように消し去って、先刻と同種の戦斧を呼び出す)&br;搦め手とは珍しい……正面突破が信条であり、特性のクラスと思っていたんだが。 初陣から楽しませてくれるね。&br;(両腕を交差すると、4対の 合計8振りの刃がセイバーを求め虚空を飛び交った) -- [[キャスター>名簿/372415]] &new{2009-11-08 (日) 22:10:02};
---[猫のゆくのはぐるぐると渦巻く陣の部屋 違う、だが違う]&br;[折れた剣は何処から発生したのか?その陣の中央に突き立ち、決定的な変化を与えてしまっている]&br;[では、その意味するところは?問いかけの声を待つかのように螺旋陣は鳴動する] --  &new{2009-11-08 (日) 22:15:09};
---(飛来する刃に立ち塞がるようにして地から現れる巨大な六本の黒い手)&br;即席ではこの程度が…限界でありますなー(一つに纏まった影、姿を見せるは数十mの巨体、三対の腕持つ[[漆黒の巨人>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst050545.jpg]])&br;(女の踏み鳴らした足音に巨体はその巨大な足を無造作に振り下ろす…轟音!確かな威力を持って大地が揺れる!) -- [[黒髪の女>名簿/372425]] &new{2009-11-08 (日) 22:21:03};
---&color(#A52A2A){(なぜ、どうして。 あの剣がここにあるはずはない)&br;・・・っ(声は出ない、空気が掠る音だけが部屋に響く 今日は異常なことばかりだ)&br;(天満がいなく…いや、姿を見せなくなってからただ怠惰に日々を過ごしていただけだというのに 何が始まろうとしているのか)&br;(目の前の、折れた剣に答えが秘められているのか? 問いかけの言の葉の代わりに剣へと手を伸ば……………)&br;&size(20){''ドゴォォォォッ''};&br;(セイバーの繰り出した巨体は社をいとも容易く地盤ごと揺らす ぱらぱらと天井からは欠片が降り注ぎ、この社の崩れる前兆を知らせる)&br;……………&size(6){ゆる};……''さないっ!!!''(怒りに任せ、目の前にある剣を引き抜こうと手をかける)}; --  &new{2009-11-08 (日) 22:27:09};
---……こりゃあまた驚いた。 僕の代わりに、キャスターとして呼ばれても、良かったんじゃないかね?&br;(巻き上がった砂塵を払い、帽子を直し視線を上げる 悠々と聳え立つ巨体を前に、愉悦の溜息が思わず漏れる)&br;ただまぁ……いつまで維持できるかね? (攣り上がる口元に連れ、踵を鳴らせば合わせるように再度の地鳴り)&br;(キャスターを始点に、炸裂するように次々と立ち昇る岩盤は、巨人とセイバーを飲み込もうとしていた) -- [[キャスター>名簿/372415]] &new{2009-11-08 (日) 22:38:35};
---[桜吹雪は匂いと質感を持って貴方に触れる]&br;[猫の明確な意思とともに吹き荒れる、陣の内からの光!触れれば砕ける一本刀]&br;[其処に、一人の男が立っていた] --  &new{2009-11-08 (日) 22:43:28};
---&color(#cd5e3c){'''勿論許して置くものか'''(男は豪奢で華美でまるで猫と対照的な服装をしていた)&br;'''そもさん、&ruby(キミ){汝};が&ruby(ワタクシ){私};のマスターか?'''(奇怪な鞘を携えた男は 少女に向かって、扇子を持つ手を差し伸ばす)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-08 (日) 22:45:21};
---&color(#A52A2A){(舞い散る桜吹雪に包まれるように現れた男を見上げる)&br;・・・・だ・・・・・れ・・・・・・(言葉よりも瞳が、明確に男を問質す)&br;(しかしそこで今度はキャスターによる二度目の地響き 社は速度を増して崩壊する そのことに彼女はひどく顔を歪め、唇に牙を立てる 鮮血がぽたりとたれた)&br;(天井は抜け、床は裂ける それでも不思議と二人の周りは未だ崩れない)&br;・・・・・おまえは・・・ちからをもつか・・・? もつなら・・・なんにでもなってやる・・・・!!!(掠れた声を必死に上げ、小さな手をライダーの手へと伸ばす)}; --  &new{2009-11-08 (日) 22:54:15};
---まあ、貴殿の御相手をする間には十分でありましょう…っと!?&br;(揺れる大地、立ち上る岩壁に遂に女は動き、巨人へと飛び乗った)&br;(前進、双脚が、三対の腕が岩盤を打ち砕いていく…辺りへと飛び散る岩石)&br;新手…か!(収束する魔力の気配に社へ一瞬視線を向ける) -- [[黒髪の女>名簿/372425]] &new{2009-11-08 (日) 23:01:41};
---&color(#cd5e3c){ヤ、承知 求め訴えたる心、私捨て置けませんな(ぱたむ、と扇子を広げ貴方の掌に合わせる 余りにもイレギュラーな契約ではあるがこれで完了…)&br;我等が素晴らしき住処を荒らす不逞の輩を許すまじ!(ぐにゃあと微笑が緩慢に広がる間にその指は鞘を特殊な律動で叩く その&ruby(コード){進行};は―&ruby(ウシトラセブンチェンジャー){鬼門七鍵守護神};・土蜘蛛である 鞘が妖怪じみた展開と変形をもののミリ秒に終え、古い社の壁といわず床といわず疾駆する強力な脚となる)&br;参りましょうな、我が主(ひょい、と脇に抱え上げ、地上に向かい大蜘蛛が走る!飛び出す先は決闘のど真ん中)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-08 (日) 23:05:49};
---道中で余所見たぁ、一体どういう……ノイズか。 新たなサーヴァントが一人、何かを呼び出したな。(帽子を弄り、立て直す)&br;その様子じゃあ予定調和とは言えんようだね。 (破砕され、転がる瓦礫を踏み砕く 視線はセイバーと同様に……)&br;(担ぎ上げたバルディッシュを肩に、ゆらりゆらりと待ち侘びている) -- [[キャスター>名簿/372415]] &new{2009-11-08 (日) 23:14:42};
---&color(#A52A2A){な・・(んだそれと問い詰めることもできず小脇に抱えられた)&br;(セイバーやキャスターの前に姿を現す頃にはくったりとしている)&br;(慣れない魔力供給と移動にまいっているようだ)}; --  &new{2009-11-08 (日) 23:17:12};
---&color(#cd5e3c){ハハハ!困憊は早ぅございますな、これからが本番!(二体の英霊の視線を受け飛び出してきたものは機巧蜘蛛!しかしその姿は瞬く間に畳まれ消え)&br; まずは…その、戦斧!(上に立つ男の片手に持つ鞘へと収束する!足場を無くしたそこはバルディッシュを持つキャスターの真上 絶好の攻撃機会に見えるだろう)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-08 (日) 23:28:27};
---貴殿に時間を取られすぎたようでありますな…さてさて(場に割り込むように現われた異形とその主達に目を細め) -- [[黒髪の女>名簿/10000000]] &new{2009-11-08 (日) 23:36:32};
---飛び出し注意、長柄武器は急に止まれない……ってね! (コートに包まれた腰を捻り、ワンテンポ溜めてのフルスイング)&br;(月明かりを反射した刃は、銀光の軌跡を以ってアッパー気味に振るわれた!) -- [[キャスター>名簿/372415]] &new{2009-11-08 (日) 23:39:38};
---&color(#cd5e3c){(丸腰、そう丸腰だった 何しろ鞘の中に収まるべき刃は対手のモノなのだから!)&br; ……''鐵華!''(真上に振るわれたハルバードを受け止めるように鞘が木細工を幾重にも展開しその軌道の先を包み込む)&br; ''折刀ッ!''(ぴちりと異界に閉じ込められたバルディッシュは鞘の上から破滅のメロディーを瞬時に叩き込まれ砕け散る)&br;お粗末!(片手に猫、片手に飴細工を折るように長柄を通過した鞘 勢いのまま転びそうな足取りでキャスターから逃げるように着地 その格好だけは決まっている)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-09 (月) 00:03:03};
---鞘……まさか、あれは…あの技は!(無表情だった女の顔に驚愕が貼りつく) -- [[黒髪の女>名簿/372425]] &new{2009-11-09 (月) 00:15:26};
---完全に抉ったつもりだったが……曲芸師にしては、随分な蛮行だね? (着地するライダーを横目に、棒きれと化した武器を払い霧散させ)&br;セイバーに加え、君みたいなイレギュラーまで現れるとは。 こりゃあ梃子摺りそうだ、が。 ''是非とも再度見せてくれ!''&br;(指を弾けばライダーを囲うよう、浮かび上がる九つの円月輪 二度鳴らせば、ひとつひとつが意思を持つかのように、降り注ぐ)&br;(既に意識はセイバーにはなく、目の前の1組へと注がれていた) -- [[キャスター>名簿/372415]] &new{2009-11-09 (月) 00:15:52};
---&color(#A52A2A){(長すぎる髪がライダーの動きに沿って流れる)&br;(着地し、それにともない地面に髪が触れ…少しだけ顔を上げた)&br;(左右違えど、禍々しい色彩を放つ瞳で社を荒らした者の顔を見るためだ)&br;!!(キャスターをその目に捉え、セイバーを横目に…しかし降り注ぐ円月輪に目を伏せることになった)}; --  &new{2009-11-09 (月) 00:17:53};
---&color(#cd5e3c){オヤ?どこぞで見た顔・・・やったったった?!(セイバーの顔を確認し、一息つく暇も無く 猫を抱えたまま円月輪に追われる男)&br;私平和主義者でしてナ(一度に襲い掛かる輪を鞘にて弾く、走りつつ弾いて再度自分に向かうタイミングを不規則な周期に変える それほど大きくは無い飛び道具が、二度男に襲い掛かるたびに消えていく)&br;そのための曲芸、無礼は承知(借りてきた猫のように大人しいマスターが今は救いか 言葉の軽さと動作の滑稽さからは想像も出来ぬ緊張と技芸で9つまでの円刃を粉へと還す)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-09 (月) 00:23:49};
---こりゃあ実に愉快だ。 ヘタなクラウンよりジョークが利いてるじゃあないか。 小脇に抱えてよくやるよ。&br;(駆けずり回るライダーらを前に、帽子を深めに直して鍔を撫でる 一度視線を外し溜息を付くと、心苦しそうに呟いた)&br;このひと時をずっと、ずっと楽しみたいところなんだけれど、生憎と魔力ってヤツは有限でね。&br;貯蓄も無いもんだからハメも外せやしないんだ。 世知辛い時世だよ。&br;今宵の宴は切り上げて、お二方で二次会でもどうかね? なぁ、マスター! -- [[キャスター>名簿/372415]] &new{2009-11-09 (月) 00:32:35};
---衝突は瞬時、結果は不測、なかなか面白い状況になったようではないか。(闇夜から姿を現す白衣を纏う紳士服)&br;ここで手傷を負うのはご遠慮願いたい なかなかの余興であった…… さぁ再び宴が始まる前に我々は一時撤退と行こうか。 -- [[ベヒスト>名簿/372442]] &new{2009-11-09 (月) 00:37:47};
---&color(#A52A2A){(恐る恐る目を開けば痛みを感じる箇所はどこにもない)&br;(助かった、だがそれよりも…)かえ・・・る・・・と・・・・ ただで・・・かえすと・・・・・・おもうな・・・・っ!!(精一杯叫ぶが虚勢でしかない)&br;(それでも我武者羅に暴れ、ライダーの腕から逃れようとする)}; --  &new{2009-11-09 (月) 00:39:55};
---ハハハッ!まさか貴方までいようとは……生憎と刻限のようで&br;今宵は退かせて頂くでありますよ、収穫もあったでありますしな……&br;キャスターの方、そして先生とその主人の方、おさらば!最後に進呈するでありますよ!&br;(巨人が急激に収縮し、次の瞬間、轟音と共に''大爆発!!''…闇が爆ぜた後、女の姿は其処にはなかった) -- [[黒髪の女>名簿/372425]] &new{2009-11-09 (月) 00:40:03};

---&color(#cd5e3c){オヤ?ヤ、小手調べにまんまとかかってしまいましたな、不覚、不覚(からからとおかしそうに、応えて飛翔)&br;エ、何だかこの辺りまで出ていましてが・・・マ、野暮というモノでしょうな(じたばたと暴れるマスターに顔など引っかかれながら担ぎ上げる形に そして、爆ぜる人形の威力は紛れも無く…兵器!ならば)&br;''断楞影簾''(大きく、大きく異界の口を開けた鞘が火柱を直上から…放たれた榴弾砲の映像を逆回しするように呑み込んで行く 地上を焼く衝撃波の第一波を残し、熱と爆風は男の指先より奏でられる対波を鞘の中で浴び霧消する)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-09 (月) 00:48:29};
---(白煙があければ、共にキャスター……そのマスターと思わしき人物の影もなく)&br;(ただ闘争の爪跡が残された杜に、二人が残された) -- [[キャスター>名簿/372415]] &new{2009-11-09 (月) 00:47:15};
--一方、社から離れた場所で戦いを見つめる影一つ --  &new{2009-11-08 (日) 21:34:39};
---サーヴァントと相見えたかキャスターよ 享楽に酔いしれて遊び過ぎぬようにな……。(杖を片手に口端を釣り上げ笑みを浮かべた) -- [[ベヒスト>名簿/372442]] &new{2009-11-08 (日) 21:38:53};
---だいぶ揺れたな……だがキャスターにはさほど問題はなかろう。&br;問題があるとすれば先ほどより強まっているこの魔力反応……これほどなれば何が起こっても不思議れはない。&br;(何やら思案するもその顔には笑みが、これから起こることがどれほど愉快なことなのだろうと) -- [[ベヒスト>名簿/372442]] &new{2009-11-08 (日) 22:42:57};
---どうやら聖杯戦争の参加者が増えたか……なに、増えたとしても何も問題はない。&br;ちょうどいい、キャスター 君の実力この目で確かめさせてもらおう。 -- [[ベヒスト>名簿/372442]] &new{2009-11-09 (月) 00:27:57};
--(同様に森の中から情報収集にいそしむサーヴァントの姿もあった 最も気配遮断能力に加え闇に溶け込んでおり発見することは困難だが) -- [[アサシン>名簿/372484]] &new{2009-11-08 (日) 21:50:10};
---(どちらも、マスターの姿はない、か……どこか近くで見ていると考えていいはずだが)&br;(そしてこの社の気配は……?) -- [[アサシン>名簿/372484]] &new{2009-11-08 (日) 22:02:51};
---(和装の女は影を操りオッサンは武器を飛ばす…ととりあえず今後のために分析などしておく) -- [[アサシン>名簿/372484]] &new{2009-11-08 (日) 22:17:52};
---[キキキ、キキキと蝙蝠が アサシンの存在に気づかずその腕に停まる 木の枝か何かと思っているらしい] --  &new{2009-11-08 (日) 22:19:44};
---…む(使い魔の類かと一瞬警戒するも、視覚共有に必ず伴う意思の篭った視線を感じられないので捨て置く)&br;(蝙蝠はそのままにして呼び出された巨人に視線を戻す…少しでも事を有利に運ぶためには野生動物に構っている暇はなかった) -- [[アサシン>名簿/372484]] &new{2009-11-08 (日) 22:28:27};
---……騒がしい連中だ…(遠く離れた箇所にまで地鳴りを感じ、呆れたように) -- [[アサシン>名簿/372484]] &new{2009-11-08 (日) 22:43:16};
---[相次ぐ異変に蝙蝠はキィキィと悲鳴を上げ飛び立っていく、貴方に気づくことは終ぞ無かった] --  &new{2009-11-08 (日) 23:08:51};
---……これで七人目、か(意味ありげなことを言いつつ観察を継続したがお父さんはぶっちゃけ寝落ちかけてたのでリタイア) -- [[アサシン>名簿/372484]] &new{2009-11-09 (月) 00:02:42};
--(そして、もう一つの主君の影。若い男のようだが、正確な年齢は窺い知れない。ただ瞳には、爛々と黒い炎が燃え滾っていた)&br;接近するにも限界か。偵察だけで構わないと釘を刺したはずだが、どうして、愉しんでいるようだな。 -- [[アダム>名簿/372439]] &new{2009-11-09 (月) 00:07:43};
---潮時か。種を明かしすぎるのも問題だな。機はやがて来る、気長に待てばいい。&br;(社から踵を返し、自らの根城へと戻ってゆく。そう、まだ始まったばかりなのだ。魔術師たちの夜は)&br;''帰るぞ、セイバー。'' -- [[アダム>名簿/372439]] &new{2009-11-09 (月) 00:34:01};
**始まりの日・天満宮−『オーヴァース・オーダー』 [#u7c8fe35]
-&color(#A52A2A){(爆発があり、担ぎ上げられ、よく分からないうちに侵入者を逃した)&br;(ライダーに噛み付き、身を離すと1回転して着地 その様子は普段の身のこなしからかけ離れ、疲労の色が強い)・・・・なぜ・・・逃がした・・・・・}; --  &new{2009-11-09 (月) 01:05:56};
--&color(#cd5e3c){痛い!もうちょっとですな、慈悲というものをですな(大袈裟なリアクションは何処か楽しそう)&br;なぜ、なぜと聞かれればそれは・・・マ、色々とありましてが(敵の範囲攻撃の脅威、こちらの足の遅さなど諸々の理由からマスターの状態による要素を差っ引いて説明 主人の自尊心は大切にするのだ)&br;許さないためですナ(最後に、一番大きな理由を付け加える)&br;許さない、報いを与える、争いの根本である。では一度でその決着を付けるのは如何なものか?許さないを続けるのでございますな(これから始まる戦争、その端緒に決着を急ぐのは性急過ぎる 真意を隠した乱暴な理論ではあるが煙に巻くには充分と思えた)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-09 (月) 01:15:43};
---&color(#A52A2A){(見上げ、睨みつけながら説明を聞く)&br;(多くの情報を染み渡るように飲み込み)ずっと・・・・ゆるさ・・・・い・・・・。 かならず・・・ふくしゅ・・・・・・し・・・・・!!(強い意志を秘めた瞳が復讐に燃える)&br;(しかし突如、こてりと崩れ倒れた 眠りに誘われるように安らかに)&br;(半壊した社の奥から響くは鈴の音、澄んだ音色が社を包む)}; --  &new{2009-11-09 (月) 01:28:15};
---&color(#cd5e3c){ヤ、知恵熱?(こてりと倒れた主人・・・ごくありふれた妖怪、と見て言葉の意味が通じるとは半信半疑であったがしかし どうやら、「理解」していた)&br;・・・?!(そう、違う この社はかつて一度きり関わったことがあったが 余りにも違う様相に気付くことが遅れた ならば目前の少女は― そこで、鈴の音に思考は遮られる)&br;エ、数奇な縁も一夜にあはれ 何より風流・・・後はまたあと、と(りん、しゃんと鳴る雅の社で主人の隣に座り込む 着物の裾は裸体の上に 春は過ぎてもまだ肌寒い)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-09 (月) 01:37:39};
---&color(#A52A2A){'''くくっ 主は変わっとらんのう………'''(倒れた少女は着物を纏い起き上がり、同一人物とは思えないほど流暢な言葉、いや思念を飛ばす)&br;(長い髪が邪魔をしてその顔を見ることが出来ない)'''もう、わらわの刀のことなど忘れておると思ったが…その様子では憶えておるようじゃの、主が折った天満の刀を'''&br;http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst050695.jpg &br;(髪をかきあげ、顔を晒せば元とは比べようもない力を持つ瞳が見える 溢れる魔力に耐え切れない体が悲鳴をあげ、血の涙を流している)}; --  &new{2009-11-09 (月) 01:47:06};
---&color(#cd5e3c){ハァ・・・エ、おかげさまで(雰囲気どころではない 中身が丸ごと変わったかのような―実際、過去に識った貌をしている)&br;忘れ得ぬ破剣…縁に引き寄せられて私が&ruby(レギロス){現界};するほど。口伝には残らずとも私も貴方も覚えていた それが現状なのでしょう(ぱたむ、と扇子を広げると隙間から薄布がひらひら 傀儡の顔へ風に舞い飛ぶ)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-09 (月) 01:54:22};
---&color(#A52A2A){'''嫌味と皮肉をたっぷりと込めて…くどくどと長話してやりたい所だがの、莢の身体がもたんからに…見逃してやろう'''(ぽたぽたと紅い雫を零しながら笑う)&br;(舞う布を爪で一閃 2枚に裂かれた布は風に煽られ)'''良いか…必ず、莢を守れ。そして勝利へ導け。 それで許してやろう'''(その真剣な眼差しには偽りはない)&br;'''主がどれほど…胡散臭かろうと、今は仕方のないことじゃ 精一杯己が役目を果たすが良い'''&br;(腰を下ろし瞼を閉じた 響いていた鈴の音も消え、社には静寂が戻った)&br;(蒼白な顔で横たわる少女は今度こそ…当分目を覚ますことはないだろう)}; --  &new{2009-11-09 (月) 02:03:20};
---&color(#cd5e3c){そうは言われても「らいふわぁく」という奴でしてナ、あらつれない(血涙は拭われず、布の蝶は夜に放たれ消える)&br;委細承知。契約は絶対、機構上今の主人は・・・貴方ということになる(厳密にはその器となっている少女、という真実は仕舞う)&br;ヤ、ではおやすみなさい 社の君 聖杯は過たずその手元へ・・・(消える気配に安堵して 主を守る従僕は、少女が目を覚ますまで傍らに在った)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-09 (月) 02:12:20};
**始まりの日・天満宮−『ロンリー・シーカー』 [#f3ea26cf]
-さて、反応があったのはこの辺りか、あー出力の低下を感じるぅ・・・マスターから離れられる距離ってのはこのぐらいが限界なのかな&br;(浮かれているようにも、こらえがたい癖のようにも見える、独り言しながら戦いの後を見て回っている)&br;うへっこれとか爆発のあとかな?(彼女としてはこっそり偵察のつもりである) -- [[ランサー>名簿/372468]] &new{2009-11-09 (月) 02:52:51};
--(なんか幸い誰にも見とがめられることなく偵察してくことに成功した) -- [[ランサー>名簿/372468]] &new{2009-11-09 (月) 03:02:45};
---&color(#cd5e3c){ヤヤ?何事か、何者か 点滅する霊圧が0,1,0,1…何物か?(首を捻る まだ眼を覚まさないマスターの隣、縁側にまどろむ老人のように)&br;春うらら。活発にもなりましてナ(ぽむ、と手を叩き消えた気配を追うのを止める これからこんな機会はいくらでもあるのだろうから)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-09 (月) 14:38:24};
*黄金暦141年6月(11/9) [#i09b2420]
**雨・天満宮−『呉服御用』 [#uc958689]
-&color(#A52A2A){(6月、梅雨の時期)&br;http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst050741.jpg &br;(降り注ぐ雨で水浴びをしている)&br;(壊れた社に湯殿などなく、普段は古井戸から水を汲み上げ沐浴を行うのだが、今はただ雨に打たれていたかった)&br;(壊れた社が少しでもこの目に入らぬように、社に背を向けたまま)}; --  &new{2009-11-09 (月) 23:11:06};
--&color(#cd5e3c){雨、に歌えば♪(その象徴 先日、破壊とともに現れた彼女の従僕はそんな様子を暢気に眺め歌う)&br;ふむ ふむ…サテ、困った(貴方に声をかけようとして止まる 大仰な動作だ どうも名前を呼びあぐねている)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-09 (月) 23:24:23};
---&color(#A52A2A){(暢気な歌声はなるべく耳に入れないように 雨音だけに集中する)&br;(背後に居るのは分かっているが口を開く気になれない そもそもあの男は胡散臭すぎる 信じるに値するのか)&br;http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst050744.jpg &br;(彼女がそんなことを考えながら髪の水分を切れば、隠されていた契約の証が顕わになる)&br;(天満の記憶を受け継いでいない彼女にとって、この証だけがライダーとの繋がり)}; --  &new{2009-11-09 (月) 23:30:16};
---&color(#cd5e3c){ ミケ、タマ、ポチ?イヤイヤこれは似合いませんナ(白い項に浮かぶ三つ巴柊紋。その令呪の形はやはり男に縁深いものだ―どちらかといえば、その得物にだが)&br;ウムムムム……困った、困った?(包帯に巻かれた上の眼鏡が雨粒に濡れ光る 視線すら窺い知れない奇矯な装いは少女との対比でより鮮明に映る)&br;・・・マスター(どうやらシンプルに行くことにしたらしく。)君、欲しいものはありますかな?(この戦争の意味を多少なりと理解するのは今この場に一人だけ。問いかけは答えへの道標でもある)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-09 (月) 23:41:24};
---&color(#A52A2A){・・・・・・・・・・・・・(聞こえてくる一般的に猫につける名前は何か)&br;(文脈から察するに…考えたくないが…自分の呼び名でも考えているのか)&br;莢・・・。 いちどしか・・・いわない。(振り向く前に天満が授けてくれた大切な名をぽつりと呟いた)&br;(しっとりと濡れた髪、耳、尾を振り、盛大に水を切ってからライダーに向き合う)わたし・・・が・・・・のぞむのは、ただひとつ・・・ 天満の・・・平穏・・・・・}; --  &new{2009-11-09 (月) 23:52:12};
---&color(#cd5e3c){然り。キミの主人思いは…名の通り サエ、莢…エ、全く出来すぎていますな(水飛沫を防ぐためか、あるいは主人の裸体を見まいとする殊勝な心か?扇子を広げ顔を覆う)&br;キミのあるじとは古い…マ、古い?仲でございまして。保護者の代わりを頼まれてもおりますな(かなりの拡大解釈ではあるが娘の警戒を解くには一番の言葉だろう。顔を隠したまま)&br;天満殿はキミを気遣いキミは天満殿を奉る。私はそのお手伝いですな、そう この、戦争状態を終わらせるための}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-10 (火) 00:02:55};
---&color(#A52A2A){(天満を包み隠し護る莢 察しの通り、そのままの名)&br;(1歩また1歩と歩み寄る 天満の名前の効果は絶大だ)・・・・・・おまえ、しっているの・・・か・・・?&br;天満は・・・ひとにわすれさられ・・・ひさしいもの・・・・ おまえは・・・なにものだ・・・(金と紅の両眼がライダーを見据える)}; --  &new{2009-11-10 (火) 00:10:54};
---&color(#cd5e3c){今は&ruby(サーヴァント・ライダー){操者の英霊};。かつては時の&ruby(エトランゼ){異邦人};。更に昔は――マ、詮索無用ですな(畳んだ扇子は貴方の視線をそらすように揺ら揺らと振れ)&br;きっと昔、ずっと昔。そんな縁が合ったということで・・・ネ?(莢士として、あらゆる時代で刃を折って来た。それは遠いいつかどこかでの話だった)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-10 (火) 00:21:05};
---&color(#A52A2A){(目の前の奇妙な輩が答える気がないのは明白だ)&br;(どれだけ問い詰めても押し問答を繰り返すだけで得られるものなど何も無い そう踏んで目を細めて揺れる扇子を眺める)&br;こたえるきは・・・、ないということか(ここで大きく咳き込む)&br;ふべん、だ・・・ あまりにながいとき・・・くちをとざしていた・・・・ 天満いがいと、はなすきはなかった(これも事実、そしてもうひとつ。 侮られまいと必死に棘の様な言葉を選ぶこと、これもまた円滑な発声の邪魔をした)&br;もういちど とう そのせいはいは ほんとうにいかなねがいでも・・・ かなえるのか}; --  &new{2009-11-10 (火) 00:28:58};
---&color(#cd5e3c){失敬な。キミに問われるままに話しておりますな、このライダーは(白々しい態度だが男は少女との会話を心底楽しんでいるようで。にこやかにつかえる声を聞く)&br;無論キミが望むのであれば。如何様にも応えて見せますな(それはサーヴァントと聖杯、二つの疑問にまとめて齎された回答)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-10 (火) 00:41:28};
---&color(#A52A2A){(ライダーが言葉を出し渋っているわけでもないのにまるで雲か何かと会話をしているようだ)&br;(多少のもどかしさを覚えつつも肝心な答えは得られたので良しとする)&br;ならば・・・なにをぎせいにしても、かならず・・・せいはいを、このてに。&br;天満がふたたび・・・このちでくらせるように・・・だれも天満を・・・わずらわせないように・・・ ''かならず''}; --  &new{2009-11-10 (火) 00:51:19};
---&color(#cd5e3c){(変わりませんな、と先日同じ身体を持つ別物を評した言葉を再び返し その内容よりも、貴方の搾り出すような発声にこそ男は従うのだろう)&br;……しかし、アレですな その分ではやや支障が出てか?(人ならざる存在と悠久を生きる少女。だが今、人界と関わらずには居られない戦争が始まった。これまで通り、というわけにはいかないだろうと思案する)&br;そうですな・・・さしあたっては。・・・衣類を着てはもらえまいか?(偵察、囮、必要物資の用意…全てのマスターを伴う場面で危険な光景が幻視された)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-10 (火) 00:59:24};
---&color(#A52A2A){(視界に映される様々な幻)&br;(人とは衣服を纏うイキモノ 紛れるには必須か)・・・・・・(少女は葛藤に揺れる)&br;(天満が与えてくれた衣服を失ってから、天満が姿を現さなくなってから、着飾る必要などどこにもなかった)&br;(しかし、だ 再び天満をこの地に戻すことが出来るのなら…聖杯を手に入れ、自分というちっぽけな莢の外でも悠々と暮らすことが出来るのなら………)きぬずれは・・・きらいだ、だが・・・・しかたない。 そとへでるときは・・・きよう}; --  &new{2009-11-10 (火) 01:10:18};
---&color(#cd5e3c){結構、結構(言葉の調子とは裏腹に今日一番安堵している。ここで嫌がる→無理に着せる→街中で騒ぎというデッドエンドルートすら一時は見えた)&br;ではまずですな、私の上っ張りを一枚貸してござる(幾重にも折り重なって着込まれた無駄に豪奢な着物、その一枚をくるくるぱっと外して畳む)&br;私が現界していないと消えてしまうモノですからな、これを着て買出しに行きましょうな(金銭は大道芸の一つも打てば手に入る 根本では武芸者、芸者の仲間だ)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-10 (火) 01:19:42};
---&color(#A52A2A){・・・・(折りたたまれた着物を見て一言) ''そのようなきものはいやだ''(一度に早く喋りすぎて咽る)&br;(世の中そう上手くいくようにはできていないのだ)}; --  &new{2009-11-10 (火) 01:24:13};
---&color(#cd5e3c){ゲェ?!私の一番お気に入りな『あばんぎゃるど』裃が一息に否定されましてか?!(今日一番のショックに見舞われトホホと座り込むかぶきもの)&br;……存外に強敵なのかも知らざるかも?(どうやらオチも着いたところで一時の閉幕 その肌に布が纏われる日はまだ先らしかった)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-10 (火) 01:33:11};
*黄金暦141年7月(11/10) [#k22968b5]
**夏・vsアラン−『クロックワーク・デッド』 [#ib692a97]
-'''おーおーきな、のっぽのふるどけいー、おじいーさんのー、とけいー'''(歌を口ずさみながら、ふらふらとその女は現れる。真っ白な髪を揺らし、ロングスカートの裾をヒラヒラと舞わせながら、歌っている) -- [[アラン>名簿/372468]] &new{2009-11-10 (火) 16:13:12};
--&color(#A52A2A){(忘れられたこの地に足を踏み入れるは何者か)&br;(少女は警戒を顕わにした顔でアランの方に振り向く)&br;(長い銀糸が彼女を隠しているが明らかに裸体のまま)}; --  &new{2009-11-10 (火) 16:19:18};
---おや、古ぼけた社に裸体の幼女が一人。これはまた絵になるな、素晴らしい(いきなり拍手を始める)&br;さて、今日も今日とて生命賛歌を聞こうと思ったが……ここでは多くの賛歌は聴けそうに無いな。まぁ、君のような可愛らしい娘が一人いれば十分か……ふふふ、お嬢さん。出来れば名前を教えてもらえるかな? -- [[アラン>名簿/372468]] &new{2009-11-10 (火) 16:25:10};
---&color(#A52A2A){おまえは・・・何者だ、ここに何のようだ(厳しい眼つきで質問に質問を返す)}; --  &new{2009-11-10 (火) 16:27:19};
---おお、名を聞く際は先に名乗るのが礼儀だったね、これは失礼、だが、ここではどの名で名乗ればいいかわからない。故に今は最も名乗るに相応しい夢幻の舞台に踊る演出家にして役者の名前を使わせていただこう(すっと懐から取り出した白骨の仮面を被り、大仰に会釈する)&br;演出家にして役者、役者にして聴衆、聴衆にして演出家&br;シナリオの終幕を求めるただの人間の私はこう名乗ろう&br;私の名は「アラン・スミシー」&br;今の私にはその名が相応しい -- [[アラン>名簿/372468]] &new{2009-11-10 (火) 16:29:58};
---&color(#A52A2A){(怪訝な顔つきで大仰に名乗ったアランを見つめる)&br;(この動作や口ぶり、何かに似ているような……… そうか、ベクトルは違うがライダーに似ている そんな気がした)&br;わたしは・・・・・・莢。&br;(アランとは対照的なまでに静、身動きをとらず淡々と続ける)ここは・・・おまえが・・・ふみいれてよい場所ではない・・・ かんきゃくも、ぶたいもない とうにわすれられた・・・社だ・・・}; --  &new{2009-11-10 (火) 16:34:59};
---サエ……ふふ。いい名だね。心の奥に押し込められた眠る感情と獣の身をもった稚児……美しい、私は君の事を眠り姫と呼ぼう&br;ふむ、そのようだね。確かに君以外には何もいないようだが……眠り姫という名の役者がいて、私という役者がいて、そして私達は同時に聴衆になりえる&br;足りないというなら呼べばいいだけのこと!(パチンと指を鳴らせば、様々なキメラがうめき声を上げてのそのそとアランの背後から現れる)&br;さぁ、眠り姫。君という名のシナリオの儚い輝き。共に見ようじゃないか。美しいこの世界と君の為に(その言葉に悪意は無く、敵意は無く、そして害意もない……あるのはひたすらの、空恐ろしくなるまでの……善意) -- [[アラン>名簿/372468]] &new{2009-11-10 (火) 16:42:23};
---&color(#A52A2A){(どんな名をつけられようとそれが天満でないのなら意味を成さない 彼女は興味を示すこともなくアランへとさっさと帰れ、と言わんばかりに視線を向けていた)&br;(それもキメラの姿を見るまでのこと、おぞましいキメラの姿を見て再び顔を顰め、耳と尾を毛羽立たせる)・・・おまえ・・・・汚らわしいものを・・・・社に・・・いれるな・・・・・!&br;(一瞬でもライダーに似ていると思ったのは愚かだった 目の前に居る者はもっとずっと真直ぐで、だからこそ恐ろしい)&br;(音もなく駆け出す 狙いはキメラやアランの相手をする事ではなく…少しでも社から遠ざけることだ)}; --  &new{2009-11-10 (火) 16:49:06};
---ははは、なるほど、最初の題目は逃亡か。いいだろう、逃げる姫を追う暴徒の演出、見事果たしてご覧にいれよう(適当なキメラにのり、サエを追って社から離れていく) -- [[アラン>名簿/372468]] &new{2009-11-10 (火) 16:54:23};
---&color(#A52A2A){(社から十分に離れる頃には彼女の息は少しだけ上がっていた)&br;(身体がだるい、ただでさえ言うことを聞かない身体がだるい)&br;(それでも目の前の異物たちに社を穢した侘びをさせねば………)&br;(逃走する足を止めることなくその勢いを殺し踵を返す)&br;(肉食獣のように身をこなし、先頭に駆けていたキメラへと爪の一閃を放つ)}; --  &new{2009-11-10 (火) 17:00:41};
---(爪に裂かれ、首から鮮血を吹き出してキメラは絶命する。一体一体にそれほどの力はないようだ)&br;逃亡から一転しての闘争! 向き出しのその戦気、実に素晴らしい! ああ、その肢体、その瞳、その動き全てが愛おしい! さぁ、もっと踊ろう眠り姫! 私達の舞台を赤でもっと彩ろう!(再びキメラがけしかけられる。一体は空から。もう一体は丁度先ほどのキメラの死体の裏から!) -- [[アラン>名簿/372468]] &new{2009-11-10 (火) 17:08:59};
---&color(#A52A2A){(飛び散る赤を避けることも怯むこともなく、銀は一瞬で赤黒に染まる)&br;(爪や牙を向けること、命を絶つことに全く戸惑いはないようだ)&br;(裏から出てきたキメラを横目に、死体を踏み台に跳躍!)&br;(ヒトで在らざるその跳躍力で空のキメラを迎え撃つ)}; --  &new{2009-11-10 (火) 17:14:50};
---ああ……ああ、命が散る……銀の軌跡と赤の彩の中で最高に輝き、世界に美しさを添えて天へと還って行く……! これは鎮魂歌だ……散る命が歌い、踊る鎮魂歌……獣の爪をもつ眠り姫に誘われ、永久の眠りに落ちる魂達の宴……! あ、ああ、やはり、やはりこの舞台は素晴らしい! 全ての命が輝き、全ての事象が歌をうた……(そこまで言い掛けて、アランの身体が倒れる。空中で迎撃されたキメラの身体がアランの身体を押しつぶしたからだ)&br;(それきり、動かなくなる。キメラ達は主を失って最初は戸惑っていたようだが、次第に散り散りに去っていった) -- [[アラン>名簿/372468]] &new{2009-11-10 (火) 17:19:37};
---&color(#A52A2A){(難なく着地、次………)&br;(獲物を選別する眼をキメラたちに向ければ、統率なく散って)&br;・・・・?(そういえば聞こえない アランの…華美で派手な舞台でのような…語りが止んでいる)&br;(確かに迎撃したキメラの落下軌道上に居たが、それしきことで死んだのか?)&br;まあ・・・いい・・・・・・・・・・。(背後への警戒を怠らずに社へと帰った)}; --  &new{2009-11-10 (火) 17:27:42};
---ヤ、お見事、お見事(社の中で待つのは先程の騒動に全く顔を出さなかった従僕 巻物、カタログを広げ空返事)&br;些事を自ら片付けるキミは大変心強い。誉めましょうな(敵も戯れ、あるいは辻斬り?英霊の気配は無かった故の放置)&br;シテ、これなど如何かと…(散らばった書物の中から付箋付きの頁を開き、外着を選ぶ方が大事であった) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-10 (火) 17:41:31};
---&color(#A52A2A){(起きた事、全て見聞きしながら出てこなかったライダーを一瞥する その姿は赤黒に染まり)・・・・きらくなものだ&br;あれは・・・かんけいしゃではないのか?(問いかけながら広げられた書を眼だけで見て、眉を寄せる)&br;おまえは・・・どうしてそうへんなものばかりえらぶ}; --  &new{2009-11-10 (火) 17:50:25};
---どうでしょうナ、ああいう手合いも盛んな時代で…今は。(不可解と言えば不可解。だが劇場型のソレであれば偵察も何もなく、ただ『相応しいから』という理由で最強の手札を出さぬ事も十分有り得る)&br;マ、気になる敵では在ります…注意をってこれでもだいぶ譲歩したというのに?!(がくり) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-10 (火) 18:16:42};
---&color(#A52A2A){(項垂れるライダーに背を向け古井戸の方へ足を向ける)}; --  &new{2009-11-10 (火) 18:23:09};
---(いってらっしゃい、ともう一度検討を始めた 背表紙には「古今ビジュアルパンク大振袖全集」) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-10 (火) 22:00:05};
---&color(#A52A2A){(暫くして戻ってくる 当然裸体で)&br;・・・えらぶき、あるのか・・・・・・・・・・・・?(背表紙に見える文字を読み、一言)}; --  &new{2009-11-10 (火) 22:19:55};
---&color(#cd5e3c){だからこう苦心して選んでござる(ぱららら、虹色の反物に髑髏を染め抜いた浴衣特集の頁が開く・・・)&br;外に出ないのであればですな、配達を待つのですな 便利便利・・・シテ、どれならば(密林通信販売部充ての封筒がどこからか運び込んだ木机の上に置いてあった)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-10 (火) 22:38:26};
---&color(#A52A2A){(浴衣を見てすっっっっっっごく嫌そうな顔)&br;(ライダーから古今ビジュアルパンク大振袖全集を取りあげると放り投げた)&br;はいたつとやらは・・・まともなのか・・・?}; --  &new{2009-11-10 (火) 22:45:34};
---&color(#cd5e3c){;ああ?!当世においても中々にイカす書と見ておりましたのに・・・(折り目のついた本を拾い上げぱたぱたと埃を払いつつ)&br;そのような顔をせずとも配達はこちらの(どさり、と大量のカタログ―探せば、まともな衣類も見つかるかもしれない―を置く)中から選んで送れば翌日には来ますな!(嬉しそうに奇抜なのを上の方に積んでいく)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-10 (火) 22:57:01};
---&color(#A52A2A){(無視)&br;(木机に近寄るとカタログの山の頂上にある本を手に取り…ライダーのほうへ投げた)&br;(本がライダーに当たるのを確認せずに次の本の表紙を見てまたライダーへ投げつけた)&br;(一度山を押し倒し、ごそごそとまともそうな本を探し始める)}; --  &new{2009-11-10 (火) 23:00:10};
---&color(#cd5e3c){はっはっはっ痛ッこれ、そんな乱暴に痛ッ書物をですな、扱っては痛ッ(投げつけられた本に埋まる英霊)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-10 (火) 23:07:32};
---&color(#A52A2A){(埋まっていくライダーを気にもせず本を漁る)&br;(ふと目に留まった本を開き、ページを開き始めた)&br;(それは所謂和装のカタログであり、着物が載っている)}; --  &new{2009-11-10 (火) 23:13:21};
---&color(#cd5e3c){ムムー・・・ムー(その辺りはあまり面白みも無い、もっとエッヂな柄がですな・・・と抗議の声は埋もれて聞こえない 封筒には宛名どころか既に切手も貼ってある・・・)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-10 (火) 23:23:32};
---&color(#A52A2A){(うめき声が訴える意味がなんとなく伝わってくる気がした)&br;(気がしただけで耳を伏せて当然無視したのだが)&br;(カタログに載っている番号と同じ番号に印をつけ、封筒に入れ封をする 通販などしたことがないが、カタログの説明を読み学習したのだ)&br;(彼女が選んだのは巫女装束であり、かつてはこの社に仕える巫女達と同じタイプのものだった)&br;・・・・きめた。 それでこのふうしょは・・・どうすればいい(ポストなんて知りません)}; --  &new{2009-11-10 (火) 23:28:54};
---&color(#cd5e3c){ぐぇっふ(本の山から首を出す)ヤ、どうやら通じたようで何より、何より(言葉が通じたことに楽観的だ!)&br;ヤヤ?エ、それはですな、この社・・・の前には無いですな・・・人里近くに集荷用の箱がありまして。そちらに入れておけば持って行ってくれますな(土ぼこりに白い壁に鞘の先でがりがりと図解 郵便のシステムについてだ)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-10 (火) 23:36:28};
---&color(#A52A2A){そうか・・・(説明を聞き、納得)&br;(そのまま素っ裸で外に行こうとする幼女)}; --  &new{2009-11-10 (火) 23:39:47};
---&color(#cd5e3c){待った!お待ちにですな、お待ちにですな!そのような雑事は従僕である私が・・・!(本の山から抜けようとじたばた 通報アラート!)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-10 (火) 23:44:32};
---&color(#A52A2A){おまえが・・・?(頭だけ振り向き)&br;私は・・・このあたりのちりを・・・たしかめなければ・・ならない・・・・ おまえが・・・くるなら・・・つごうがいい(付いて行く気満々)}; --  &new{2009-11-10 (火) 23:55:53};
---&color(#cd5e3c){くぅ・・・&ruby(レギロス){現界};してこの方一番に厳しい状況・・・!(やっとなんとか抜け出て立ち上がる しかし危機は変わらず)&br;むむむむむ・・・(思案、思案 そこで先日脱いだ裃が目に見えて)ア、莢君。ちょっとこちらに立っていただけますかナ?(手早く裃を回収、後ろ手に隠しつつ自分の前に立つように指示)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-11 (水) 00:10:21};
---&color(#A52A2A){ぶつぶつと・・・何をいっている・・・? いかないなら・・・ひとりでいく・・・(ライダーの前に立ち見上げて)}; --  &new{2009-11-11 (水) 00:14:05};
---&color(#cd5e3c){''そぉい!''(裃を頭上から被せてぐるぐる巻きに)&br;ヤ、ほら その 従僕としてですな、主人の脚代わりになろうかと(簀巻きにした莢を肩に抱え上げ、封筒を持って出発)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-11 (水) 00:20:52};
---&color(#A52A2A){!!! ''もがっ''(暴れるもがく騒ぐ)&br;(その様子はまるで誘拐現場)&br;(こうして服は手に入れたがやっぱり変な噂が流れたのであった あと莢がライダーを見る目もますます冷ややかになったとか)}; --  &new{2009-11-11 (水) 00:25:12};
**夏・天満宮−『ウォーム・ビズ』 [#v941bd3e]
-ふぅん……まあ、こういうところにも暮らしてる奴はいるってな。&ruby(ナート){あっち};じゃあしっかり防寒したあとじゃねえと、凍え死ぬぜ。っで、ここに同行者ね……。 -- [[エージェント>名簿/365006]] &new{2009-11-10 (火) 18:25:00};
--&color(#A52A2A){だれだ・・・?(寒暖の不安について述べるならさらに煽るように裸体で姿を現す)}; --  &new{2009-11-10 (火) 18:29:46};
*黄金暦141年8月(11/11) [#ka2a6fec]
**百合の館近郊・vsセイバー−『廃線の森』 [#d2dfdc73]
-[線路、廃線。かつては館に続く森、更にその先の鉱山か要衝。鉄道が通っていた名残の路をそぞろ歩く影が二つ]&br;[昼間でもなお暗いそこは人目に映らず街へと向かう絶好の道のりといえた しかし] --  &new{2009-11-11 (水) 21:00:55};
--・・・迷いましたな!(どうもキナ臭い森だ そういうことにしておかないと完璧に迷ったことへの説明がつかない、先日補充しそびれた諸々の買い物を済ますために別の街へ連れ立って行く途中であった) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-11 (水) 21:02:14};
---(実は結構必死にライダーの歩幅に合わせている)&br;・・・・・・・・・(無言)&br;・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(無言)&br;(重苦しい空気、何よりも刺す様な視線がライダーを貫く)&br;(尾は莢の心情を表すように荒々しく振られ………やはり無言) -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-11 (水) 21:06:15};
---マ、仕方が無いですな、本日は散歩に変更ですな・・・ネ?(その場にマスターを留め、周りを少し窺って来てから振り向けばばしんばしん振られる尻尾が目に入る)&br;・・・偵察に変更ですかな・・・?(譲歩した) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-11 (水) 21:12:48};
---'''視線、二人を見つめる眼が森にはあった……殺気も気配も無くそれは歩む二人を見つめていた''' --  &new{2009-11-11 (水) 21:15:12};
---(当然視線には気付かない、気付けない)&br;(早く探して来い、見つけなかったら………………という念を込めて顎をしゃくる) -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-11 (水) 21:16:30};
---オヨ?どこぞで見た顔ですな、そうアレは確か地が丸い世界での闘士で―(視線には同じく反応も無く。如何にこの廃線が館に近かろうとも、それに気づいた風でもない。偶然の邂逅というべきだろう) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-11 (水) 21:21:12};
---'''不意に。不吉な硬質な音が辺りに響く…森の暗がりは一層深くなり、影が蠢き始めた''' --  &new{2009-11-11 (水) 21:29:20};
---ヤヤ?探すまでも無く?しかしこれだけで敵と見るのも気の張りすぎでございますか(少女の方へ向きのほほんと) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-11 (水) 21:31:31};
---(つべこべ言わずに早く行け、口も開かずご立腹)&br;(突如ざわめく森…いやこの音は違う、森はこのような硬い音は鳴らない)&br;・・・・・・・・なんだ・・・・? -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-11 (水) 21:31:55};
---'''音も無く、それらは現れた…空間に直立した影としか言いようの無い黒の群れ、辺りから押し寄せてくる''' --  &new{2009-11-11 (水) 21:37:52};
---とと、寄席でもないのに大入りですな!&ruby(莢君){マイマスター};、お客様を如何致す?(くるくるぱしん 扇子を回して胸元に いつでも抜けるその鞘を) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-11 (水) 21:42:17};
---もんどう無用、片付ける・・・・・・・(鬱憤を晴らすためか、無謀にも影に駆け寄る) -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-11 (水) 21:44:27};
---や、友好の道も残されていて欲しいものです(その横を守るように歩調をあわせる) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-11 (水) 21:46:10};
---'''木々の影だけあってその大きさは少女はおろか男の身の丈よりも大きいほど、囲むように間合いを詰めて来る…&br;それほど機敏ではないのか迫ってきた少女へとゆっくりと太い枝だったであろう影の一部を撓らせ振りかぶる''' --  &new{2009-11-11 (水) 21:49:47};
---(駆け出してから考える、こいつらに物理的な攻撃は通用するのか…?)&br;(動きが早くない、避けられると判断し 身を屈める) -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-11 (水) 21:54:29};
---ふむう……サテこの術、出会った中では・・・ウム、幻惑に特化したあの子ですかな?(本体を見せない・・・かといって通りすがりの怪異であるわけが無い ならば、とこちらは飛んで避けつつ思案) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-11 (水) 22:02:29};
---'''木の影は確かに大気を引き裂きながら、ごうと少女の頭の上を通り過ぎた&br;空振りを気にした様子も無く、そのまま押し潰すように前進してきた…一方で飛びずさった男の頭上、何かが降ってくる!''' --  &new{2009-11-11 (水) 22:06:41};
---デ、こういう場合(扇子を上空に投げつける、影に潜み何段もの仕掛けで敵の行動を絞っていく。その戦法は遥か東で武芸から外れた、しかし殺しの業として広く知られる) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-11 (水) 22:10:10};
---(頭上に風を切る音…この影、確かに質量がある)&br;(そうと分かれば圧し掛かられるよりも早く踏み込み、両手から爪を出し切りかかる) -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-11 (水) 22:11:31};
---'''爪で引き裂いた感触はさながら粘質の油、粘体生物のようで多少の傷ではゆっくりと塞がっていく…&br;男へと降ってきたのは木の枝、迫る鋭く尖った切断面が扇子に弾かれるが…その地面に映った影から女が一瞬姿を見せ、男の退路を制限するように左右斜めに四本苦無を投じる&br;その間には極細の線…''' --  &new{2009-11-11 (水) 22:40:51};
---エ、先日はお構いも出来ませんで(ばさりと鞘が変化の様相 最外層が薄幕を張る&ruby(ウシトラ・セブンチェンジャー){鬼門七鍵守護神};・絡傘だ)&br;私も多少は頑丈になりましてな、君は如何か?(後退の意図は無く進むには糸の門 しかし、この手に雨除け、弾除け一本) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-11 (水) 22:48:13};
---(切り裂いた感覚は粘質、これではキリがない)&br;(かといって今天満の力を借りるのは気が引ける…どうせこれらは消耗させるために呼ばれたようなものだろう)&br;(苦々しい顔をすると飛び退き、手近な枝に駆け上る)&br;(どうやら黒幕が姿を現したようだが…ライダーが何とかするだろう、むしろ、しろ) -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-11 (水) 22:50:16};
---(影の群れは木の上の少女から男の方へと向かっていく、女が姿を見せたからかその歩みは滑らかなものとなる)&br;…御壮健で何より、先生。&br;(先程も響いた硬質な音、地に写った男の影から伸びる異形の腕が双脚を捉えんと) -- [[剣士>名簿/372425]] &new{2009-11-11 (水) 23:07:19};
---(影が引くのを見てやっと周囲の状況を見回す余裕が出た)&br;・・・・・・あいつは・・・!(忘れもしない、ライダーを召喚した時に…社を破壊した女) 知り合いなのか・・・・っ -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-11 (水) 23:16:14};
---ええ、ええ存じないでもありませんな…ヨヨ、ハッと(貴方に向かい跳ぶ傘を担いだ男の影は丸い 下から来る腕を下駄先で軽やかに踏み、あるいは両足合わせて止めつつまた跳ねる 軽業は貴方の知るソレより・・・大分人間離れが進んでいる)&br;時にですな、何とお呼びすれば宜しいか?どうも伊達だったはずがボヤけますな・・・名前も幾つか覚えがある(少女から注意をそらすことには成功したようで 問答により生まれる隙、あるいは正確な居場所を探るだけの機転を期待するのは人里から長年離れた娘には辛いことか) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-11 (水) 23:18:05};
---いやはや、曲芸に磨きがかかったでありますな先生…&br;拙者今は&ruby(セイバー){剣士};の名を頂いているでありますよ(作り物めいたにこやかな笑みを見せる女)&br;しかし、こうした場で逢おうとは…(旧知の親交を深めるがごとく言葉を紡ぐ最中、前触れもなく少女の気配の方へと無造作に苦無を投げる) -- [[剣士>名簿/372425]] &new{2009-11-11 (水) 23:47:50};
---(頭に血が登りきっており、辛うじて殴りかかるのを踏みとどまっているような状態において…ライダーが望むような行動を取る可能性は極めて低い)&br;(それどころか投げられた苦無にさえ気付いていない… このままでは間も無く餌食になるだろう) -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-11 (水) 23:55:18};
---セイバー、ネ・・・ならばセイバー君としますな(扇子を追ってもう一本 クナイを逸らすべく抜き放つと貴方へと距離を詰めるべくアクロバティック森の中 傘に乗り糸を滑り影を踏んで踊るように)&br;多重存在集約現界。剣士の名はそのタガ代わり、というわけですかナ(ハッタリ一つ、しかし確かにそういう事例もあったのだ あまりにも世界は広く幅を持つ) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-11 (水) 23:56:49};
---存外冷静でありますな…(詰まる間合い、その間に投げられた刃は扇子に当て逸れ、少女のすぐ横に突き立った)&br;さて、どうでありましょう…(にこりと笑みつつ女は男が近づいてくるのを待つが如くその場を動かない) -- [[剣士>名簿/372425]] &new{2009-11-12 (木) 00:17:42};
---(軽やかな音を立てて突き立つ苦無…それが通り過ぎる風によって我を取り戻す)&br;・・・・・っ(落ち着け、冷静になれ、サーヴァントの戦いは広場で見たとおりなのだから自分など一瞬のミスで命を落とす危険がある)&br;(すぅ、と大きく息を吸うと耳を澄まさなければ聞こえないような、木々のざわめきに飲まれてしまいそうなほどの小さな音で奥歯を打ち鳴らす) -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-12 (木) 00:26:57};
---どうなのでしょうナ・・・?私は私であるのか否か?聖杯戦争というシステムに組み込まれた自我は連続性を保つ。しかしそれ自体が私なのかといえばとても、とても&br;(貴方の目線にはさかしまに立つ傘 更に上には片手で支える逆立ちの姿勢 瞳は交わらない) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-12 (木) 00:28:23};
---存在する以上は変えようの無い事実、虚像と否定するならばそれすら塗り潰す他に道はないでありますよ(三度硬質な音が響く…) -- [[剣士>名簿/372425]] &new{2009-11-12 (木) 01:02:30};
---(この''音''は天満への合図、祝詞の代わり 内に秘めた天満の力を少しだけ借りるための祝音)&br;(硬質な音に掻き消されながらも最後の音を鳴らす)&br;(影に対抗するような眩き光、御柱が3本現れ━━━その中心に位置するセイバー目掛けて上空から照らしながら降り注ぐ) -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-12 (木) 01:10:46};
---君は揺れる心であった。その在り様がどう響いたか。綾模様は如何なるものか。興味は尽きまじ(燐光、虚影を尽く照らす それがマスターのものによる援護だとは理解したがしかし)&br;マスター、どうやら虚像は尽きません この辺に出没するということを収穫に帰りましてナ(これだけの術、負担はどう考えても激しい!戦慣れせぬ少女に無理をさせては危険と判じ、ぽーんと跳ねてまた浚うように) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-12 (木) 01:15:12};
---少々マスターの方を侮りすぎたでありま…(眩ゆい光に飲み込まれ、女の身体が…虚像が群影共々溶けていく)&br;(何事もなかったかのように、森に静寂が戻った) -- [[剣士>名簿/372425]] &new{2009-11-12 (木) 01:23:20};
---ヤ、芝居が上手い 拍手、拍手(静かな森に、有無を言わさず莢を抱えて走り去る男の手よりの音が響く)&br;此処はどうやら敵陣。兵法に劣り軍略に敗れて散るを良しとはしますまいな?(留まれば、更に絡めとられ致命的な状況に陥る―そんな気がした) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-12 (木) 01:28:07};
---(大きく肩で息を吸いながらライダーの小脇に抱えられる)&br;(消耗していても文句だけは一人前に放ち、やれ探せ、やれまだやれるなど喚いたとか) -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-12 (木) 01:31:27};
*黄金暦141年9月(11/12) [#t5ce11cb]
**初秋・vsアラン−『芸の道』 [#m563f126]
-&color(#A52A2A){(朝、生ぬるいような温度の水を古井戸からくみ上げて水浴びをする)&br;(さわやかな清涼感は得られないが考え事は進む…彼女は今までの戦いを思い返していた)&br;私は・・・弱い、な・・・・・・ 今まで怠惰にすごしてきたことの・・・むくいか・・・・・・・・・&br;それにしても・・・ライダーはどうして攻撃しない・・・?(攻撃手段を持っていないとは考えもせず)}; --  &new{2009-11-12 (木) 10:52:29};
--&color(#A52A2A){まあ・・・・あいつが考えていることは・・・もともといまいちわからん・・・ なやんでも仕方ない、あとで問い詰めるか&br;それよりも 自分のみを何とか・・・しなければ・・・・}; --  &new{2009-11-12 (木) 10:59:45};
---&color(#A52A2A){(小さくため息をつくと、もう一度水を汲み上げ被った)}; --  &new{2009-11-12 (木) 11:04:22};
---&color(#A52A2A){(耳に水が入ったのか、不快そうに顔を歪めて身震い)はあ・・・・・・・}; --  &new{2009-11-12 (木) 11:24:37};
---&color(#A52A2A){(天満の力を借りるのは気が引ける いつもいつも自分に様々なものを与えてくれたのは天満なのに…その恩返しをしたいだけなのに…そのために天満の力を借りるのは気が引ける)&br;(かといってそれ以外に自分に取り柄などあるだろうか……… 考え事は止まない、水に濡れたままぼーっとしている)}; --  &new{2009-11-12 (木) 11:31:26};
---(かさり、と枯葉を踏む音がした) --  &new{2009-11-12 (木) 11:33:08};
---&color(#A52A2A){(乾いた音に大きな耳が立つ)&br;(ライダーか、それとも招かざる輩か 耳を澄まし音のする方に振り向いた)}; -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-12 (木) 11:38:31};
---驚いたな。此処では、猫が二本足で歩くのか。&br;(魔術師然としたローブに包まれた青年がそこに立っていた。敵意を含むわけでもなく、ただ、好奇の視線で莢を見返している) -- [[アダム>名簿/372439]] &new{2009-11-12 (木) 11:44:47};
---&color(#A52A2A){だれだ。 何ゆえに・・・この社に踏み入った・・・・(好奇心に返されたのは警戒、敵意、少なくとも好意的なものではない)&br;(長い銀糸のみを纏った状態でも怯むことなく侵入者を睨み付ける)}; -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-12 (木) 11:50:44};
---(微弱ではあるが、目の前の猫からは魔力を感じる。前回セイバーに偵察させた件から見て、ライダーの主に間違いはない。だが、こちら側がマスターとは発覚していない。ならば―)&br;いや? 珍しい猫が見えたものでね。少しばかり、興味を持ったんだ。&br;(シラを切る、に限る) -- [[アダム>名簿/372439]] &new{2009-11-12 (木) 11:58:47};
---&color(#A52A2A){''帰れ'' ここは・・・ニンゲンが軽々しく踏み入れてよい場ではない・・・・・・(思惑通り目の前にいるのがマスターだとは思っていない)&br;(シラを切りつつさらに探ったならば、猫から発せられる魔力には異質なものが混じっているのが分かるだろう 彼女は魔力の隠蔽などは一切行っていない)}; -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-12 (木) 12:12:44};
---(ようやく、相手の魔力の質に気づく。人とは異なった、ザラついた感覚。単に弱いのではなく、認識できなかったに過ぎない)&br;そうか。邪魔をして、悪かったな。今度は猫が好きそうなミルクでも、持ってきてやるよ。&br;(背を向け、森の外へと歩き始めた。その背中は、無防備だ) -- [[アダム>名簿/372439]] &new{2009-11-12 (木) 12:31:08};
---&color(#A52A2A){('''おやおや…小さき者はなかなかするどいようじゃな………'''少女の中の人ならざる者が内でせせら笑う)&br;(その笑いはアダムにも、莢にも届くことはなかった)&br;(一方で莢はしなやかな身体のバネを生かし、アダムとの間合いを一気に詰め、背中に爪を突きつける) もう・・・来るな・・・・・・・・・・・}; -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-12 (木) 12:44:05};
---物騒だな。どけてくれないか。&br;(振り向きはしないまま、爪を叩く。まるで飼い猫を諌めるかのように) -- [[アダム>名簿/372439]] &new{2009-11-12 (木) 13:00:42};
---&color(#A52A2A){社が汚れるのは・・・のぞむところではない もう来ないならどけてやる・・・&br;(カツカツと爪の音が響けば手のひらに力を込め、一層爪が顕になる 完全に逆撫でになったようだ)}; -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-12 (木) 13:33:13};
---残念、首輪付きで飼うのも悪くないと思ったんだが。&br;構わないさ、どうせ、少なからず俺とお前は再び出会う。ここではない、どこかで。&br;(とりあえずは『来ない』の意思表示なのだろう。多分に他意を含んだ) -- [[アダム>名簿/372439]] &new{2009-11-12 (木) 13:39:09};
---&color(#A52A2A){・・・ふざけるなっ おまえごときに・・・飼いならされはしない!(ローブを突き破り、皮膚に傷をつけようと爪を埋め込む)&br;思い上がるな・・・ニンゲン(もう2度と会わなくしてやろうか、とでも言い捨てるように)}; -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-12 (木) 13:47:16};
---(背中の薄皮が剥がれ、生温かい鮮血が皮膚を伝う)&br;いいのか? これ以上続けると、大切な社が血に染まってしまうぞ。&br;無論お前ではなく、俺の血で、だ。&br;(気配、いや空気が変化した。あるいはそれなりに値が張った高級品の外套を傷物にされたことに腹が立ったのかもしれない) -- [[アダム>名簿/372439]] &new{2009-11-12 (木) 13:59:01};
---&color(#A52A2A){(変化した空気を敏感に感じ取る)&br;(この男、口とは違ってそうやすやすと殺れない…それにこの社が血で穢れるのは望ましくない)&br;(小さく舌打ちすると爪を抜き取り、後ろへ飛び退く)去れ・・・・・・・・・・・・・}; -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-12 (木) 14:08:20};
---気をつけろよ。何にとは言わないが、''襲われる''ぞ。&br;(表情を見せることなく、社から去って行った) -- [[アダム>名簿/372439]] &new{2009-11-12 (木) 14:12:32};
---&color(#A52A2A){はあ・・・・? おまえのような・・・輩が来なければいいだけの・・・話だ・・・&br;(理解できないような、納得できないような…そんな表情で見えなくなるまでその背中を見ていた)}; -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-12 (木) 14:20:32};
--おやおや、これは眼福。入浴中に失礼してしまったかな?(ふらふらとアランが獣道をあるいてやってくる。今日は仮面をつけていない) -- [[アラン>名簿/372468]] &new{2009-11-12 (木) 14:44:50};
---&color(#A52A2A){(社の敷地内ならこんなことも多々あるのが実情だ 頑張れライダー)&br;(またしてもやってくる人影、聞き覚えのある声に顔をしかめる)アラン・・・・・・・・・・・・ おまえは、何のようだ ここは・・・汚らわしきものが踏み入れてよい土地ではない・・・・・・・・!!(苛立ちながら言い放つ)}; --  &new{2009-11-12 (木) 14:50:30};
---汚らわしいとはご挨拶じゃないか眠り姫。まぁしかし、人間とは確かに醜悪で邪悪で劣悪な汚物であるという神も存在する。それもまた真実なのかもしれないね(穏やかに笑って肩を竦め、その辺の切り株に腰掛ける)&br;別に用は特にないさ。ちょっと君の顔をみたかっただけだよ。君とは出会いから既に忙しなかったからね? -- [[アラン>名簿/372468]] &new{2009-11-12 (木) 14:59:11};
---&color(#A52A2A){・・・・・・・・・・(声が小さくてその名は届かないだろう)は、お前たちの事など・・・微塵もきにしていない・・・だが、私はゆるさない・・・・ みがってで、利用することしか・・・かんがえないおまえたちなど・・・この地に踏み入る・・・資格はない・・・・&br;(いつもより気が立っているのか、言葉の節々に棘がある 今にも殴りかかりそうな勢いだ)}; --  &new{2009-11-12 (木) 15:07:47};
---&color(#cd5e3c){キミへの評価を人類全体に拡大解釈とは中々に詭弁の才がありますナ、御客人(反物を持ちその場に現れる男。その場にそぐわない、あまりにも派手な男) }; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-12 (木) 15:08:11};
---そうかっかしないでくれたまえ、これでも私は小心者なんだ。そんな気迫を押し当てられては恐怖で身が竦んでしまうよ……ん?(背後の大質量の魔力に気付き)&br;詭弁の1つも語れなくてはできない因果な商売でね、演出家というものは。はっはっは(と肩を竦めて笑う)&br;……しかし、これだけの魔力をもつ存在がいるということは、なるほど、やっとシナリオが見えたよ。眠り姫、君は聖杯戦争のマスターだったのか……ああ、喜ばしいことだ! 君のような美しい存在と競演できるなんて、恐悦至極というやつだよ! -- [[アラン>名簿/372468]] &new{2009-11-12 (木) 15:13:58};
---&color(#A52A2A){・・・・・(いっそ今すぐ殺して……いや、こいつが死ぬところは何度も見ている それにもかかわらず目の前に居るのだ…それでは血を流させるだけ無駄というもの)&br;これだけ派手なやくしゃがこれば・・・アラン、おまえも満足だろう&br;好きなだけあいてをしてやれ・・・ ただし殺すときは外でやれ・・・こいつは死なないが(それだけ言い残すとアランに背を向け……ライダーの手から相変わらずの反物を奪う)&br;うまくやらなかったら・・・・燃やす・・・・・・・・}; --  &new{2009-11-12 (木) 15:24:03};
---&color(#cd5e3c){いけません。喜劇と滑稽とシュルレアリスムを除き詭弁に頼るは座の、ひいては芸に対しての敗北ですナ(着物を広げてマスターに被せる―立て人形に引っ掛けておくようなぞんざいさで―と、扇子を開き講釈が始まる)&br;説得力を伴う事で物語構造の骨子が補強され観客を没入させる下準備となりますでナ(熱が入る アランの言葉後半部分はあんまり聞いていない・・・!)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-12 (木) 15:24:58};
---何をいうんだい眠り姫。私は死ぬさ。君たちと違ってただの人間だからね。人間は不滅ではないよ&br;……やれ、それは困ったな。君がマスターと分かった以上、彼の競演相手は私ではなく、私の美しい黒花なのだが……ま、想定外の自体があるのも舞台の面白いところだ。その即興劇、暫しつきあおう(すっと仮面を被り大仰に会釈する)&br;演出家にして役者、役者にして聴衆、聴衆にして演出家 シナリオの終幕を求めるただの人間の私はこう名乗ろう&br;私の名は「アラン・スミシー」&br;今の私にはその名が相応しい&br;君は名づけるに困らない。私は君を傾奇者と呼ばせてもらおう。よろしいかね? -- [[アラン>名簿/372468]] &new{2009-11-12 (木) 15:27:51};
---&color(#cd5e3c){ヤ、ちょっと莢君?!話はまだ始まったばかりで・・・ハァ(がくーっと肩を落とし見送る)&br;エ、失礼しましてナ、何分ああいう娘なもので。で、何処まで話しましたっけかな?(アランに向き直り調子を変えず)&br;オ、話がわかる方。あらんぽう殿とやら?私をその名で呼ぶものはかれこれ…fa単位年ぶりでシテ(包帯まみれの顔の下が嬉しそうにほころんだのが外からでもわかる)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-12 (木) 15:32:02};
---説得力を伴う物語は云々までだったかな? ふふふ、君はやはり舞台やシナリオについてどうやら一家言ある者のようだね傾奇者君。君のような素晴らしい役者と共演できることを海よりも深く感謝しているよ(すっと右手を差し出す。声色はこちらも楽しそう)&br;私は舞台とは起承転結で特に結ぶ最後の部分が重要だと考えている。当然起きる部分は見るものをひきつけねばならないし、承ってからはそれを離さないように魅せ続けなければならない。そして転びては観客に感動と動揺を与え、これが全て成功しても、結ぶ最後でしくじっては全てが台無しだ&br;故に私は舞台の終幕にこそ力を入れ、役者も聴衆も裏方も全て大団円を迎えられるようなハッピーエンドが特に好みなのだよ -- [[アラン>名簿/372468]] &new{2009-11-12 (木) 15:47:14};
---&color(#cd5e3c){ソリャまたどうしてどうして、殊勝な心がけ。(「起」は彼女が社へ現れたこと、「承」はこの会話そのものだ ならば「転」はこの、右手 差し伸べられた手に伸ばす男の手の先には扇子が握られ)&br;結末へ向けて…エ、絡まった糸を両断する勇ましさならいざ知らず。全て投げ放るような落ちで満足する輩も多く見てきまして(和やかな会話、闘争に崩れるならば―今を置いて無い)&br;但し。与えられる幸福を良しとせず自ら考えることで変革を迎える。傾き精神の始まりですな}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-12 (木) 16:04:28};
---なるほどなるほど、それも然り。確かに君たちの起源はそれこそが仕来りの破戒にして習慣からの脱却。その美意識からすれば君たちの終幕は君たちの手で横合いから引くに限るもの。確かに道理だ。面白い。ならば、この舞台ではやはり共演は相応しくない(一歩後ろに下がり、指を鳴らせばキメラの群れが背後から現れる)&br;主演を幕引きを競い合う競演こそが相応しかろう。サーヴァントたる君には私では少々役不足かもしれないが、お付き合い願えるかね? -- [[アラン>名簿/372468]] &new{2009-11-12 (木) 16:10:59};
---&color(#cd5e3c){ヤ、ご理解早くて是非も無し。今宵の寄席に千客万来、散るは夜桜もしくは主等!(抜き放つ鞘は禍々しい木片を打ち鳴らし「武器」そのものとして生まれた人造生物を歓迎するかのように闇を覗かせる)&br;エ、はじまり、はじまり(大勢を前に並木道を走る、一方向へと敵を収束させるため)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-12 (木) 16:33:49};
---さぁて、舞台の彩りあいは演出家の華にして役者の矜持! 今宵は傾奇の妙に酔いしれよう! オーディエンス! まずは開演の拍手を!(狼を基礎としたキメラ達が群れを成してライダーへと迫っていく!) -- [[アラン>名簿/372468]] &new{2009-11-12 (木) 17:09:26};
---はっはっはっ、まずはスタコラ!(逃げる?いや正確には逃げるフリだ 背後から迫る敵に対して一方に逃げる。当然キメラは追って来るが)&br;エ、巧く成し得ば御慰み(そこは好き勝手に混ぜ合わされた合成生物、足並みにはバラつきが生じる。自然脚の速いものから順に追い付くことになる)&br;ちょちょい、ちょい(振り向き様に爪を、牙を、あるいは腕を脚を首を胴を破剣の技にて包み折り!無力化したらまた走る)&br;ア、テンテコマイ♪(あとはこれを繰り返せば敵の武器は全滅、あるいは無害化した先頭集団に阻まれ威力を発揮出来ないという寸法でござるよ) &br;サテ、キリキリ舞♪(何処をどう走ったか、そして歌舞伎武者に率いられたキメラの役者行列は一つのベクトルとなる。即ち、アランの居る位置へ、圧し潰す勢いで!) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-12 (木) 17:40:41};
---ほうほう、これは面白い! 実際の戦闘でも良く使われる多対一での正しい戦術。それを舞台にあげて現実味をさらに帯びさせるその手法! 傾きながらも温故知新の心根を感じるね、ふふふ、君は中々に真摯で機知に富んだ役者のようだ。ならば、いや、だからこそ!(短く詠唱。指を鳴らせばキメラの身体から骨が矢となってライダーへと飛び、)&br;私も古きに倣って舞台を彩らせてもらおう!(そして同時に周囲の樹木に回復呪文をかけ、植物の壁で袋小路をライダーの目前へと作り出す!)&br;多対一での殲滅戦の基本は隅に追い詰めること! そちらが基礎に倣うならば、私も合わせて基礎に倣おう! さぁ、ステップの時間だ! -- [[アラン>名簿/372468]] &new{2009-11-12 (木) 17:48:14};
---ヨ、ハ、せい!えぇイヤこりゃどこぞのぼんやり侍から聞いた話ですな、案外使えたモノで(飛んでくる矢の威力は山なりに進む点。精妙に打ち抜くならいざ知らず、走る狼の群れがメクラに打ち込むならば―振り向かず避け、あるいは鞘に呑み 珍奇な舞踏は止まらず進む)&br;ハテ大変!(だがその先に築かれた木の砦は厄介だ 生木というのは侮れない素材である。しかも幾重にも組まれ、強度と粘りを増している。現実、彼の持つ鞘も木細工に分類されるのだ。)&br;ヤ、絶体絶命此処までか?!(しかし、ならばしかし。今の魔術は召喚ではない、空間の置き換えでもない。そこにある樹木を「伸ばした」モノだ ならば必然構成素材として水分/質量を急激に吸われた土壌は穴だらけ―そんな思考を外には出さず、壁際に殺到したキメラによる衝撃が木壁に伝わる様が向こう側からも見えただろう)&br;&br;&br;あいや、暫く(壁の手前で土が盛り上がる 中から飛び出るドリルと和装!&ruby(ウシトラ・セブンチェンジャー){鬼門七鍵守護神};・千年土竜でスカスカの基礎部を抉り抜き、囲いを潜り抜けたのだ)&br;舞台裏こそ早足が要りましてな、エ(嘯きつつも開いた穴からは当然後続が追ってくる、引き絞られた軍勢が貴方に向かってあと10mまで迫る) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-12 (木) 18:25:02};
---これは絶妙! これは愉快! よもや一瞬で私のトリックのカラクリを見破るとは! 傾きながらも知恵の回る、道化の皮を被った策士! ああ、君の舞台は面白い! 次の一手を考えてしまう! この考える一瞬が面白い! その先を読む駆け引きが面白い! 気に入ったよ傾奇者君! 私は君を一人の演出家として意識する! 一人の役者として陶酔する!&br;さぁ! この局面での舞踏に、今こそピリオドを!(迫り来る魔物の軍勢を避けようともせず手を広げ)&br;(貫かれる)&br;(そして同時に起きる爆発。アラン本体、キメラ、全ての個体が内面から爆発し、激しい爆風を巻き上げて散る。回復魔術の応用だろう。新陳代謝の急加速で熱を生み出し、そこから生じる膨張で攻撃と成した。一体一体の持つ熱量こそ大したものではないが、数が揃えばそれは異臭を撒き散らす醜悪な爆弾となる)&br;(アラン本体は骨を突き出してライダーを捉えようと迫り、他の個体は爆風と骨の散弾で周囲を蹂躙する) -- [[アラン>名簿/372468]] &new{2009-11-12 (木) 18:40:36};
---コリャ伊達でございましてな、眼は良い方で・・・ッ?!(ちょーんと跳ねて頭を飛び越し敵が自軍に轢き潰される様を見届けぬ、画面栄えを気にしたのが災いした)&br;熱、熱ッ熱ツッ!(手にした得物を土竜から傘へと移行させるのが遅れ、骨の腕こそ避けたが爆風を半ばほど浴びて包帯も着物も燃え放題 残りの半分を傘に受け、空を舞うこと十数秒 スプーンおばさんを焜炉に投げ込んだような有様でふわふわと社に降りてきた)&br;嗚呼あらん君・・・エ、上々の上演しかし衣装は大事、と言うべきでした(命ほどに大事な着物を黒焦げにされ、肩を落として一件落着。勿論大爆発に荒れ放題の敷地を見て主人が何を思ったかは明白であった) -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-12 (木) 18:56:21};
**初秋・天満宮−『ヘパイストス・シンドローム』 [#q37764bc]
-マスターの話からすればあの派手な包帯男がここにいんのは間違いないんだ、さてどうしたものか(偵察である、レーダーや各種センサーへの欺瞞は完璧だが相変わらず気配や魔力を隠すという概念はない) -- [[ランサー>名簿/372468]] &new{2009-11-13 (金) 00:43:52};
--&color(#A52A2A){(社の敷地内、すこし開けた場所で少女が佇んでいるのが見受けられるだろう)&br;(魔力的にも物理的にも何ら隠蔽を行っておらず、見たまま、察知されるがままの状態だ)&br;(少女は目を閉じたまま何かを呟いている……)}; --  &new{2009-11-13 (金) 00:46:38};
---(見つけた!と物影から覗き見てる「あいつ、広場で戦った時にあの派手包帯と一緒に居た奴だ!ってことは・・・」&br;周囲にサーヴァントの姿が無いのをざっと暗視と熱源反応で確認)&br;こんばんわ、マスターは君になんて役名を与えたんだっけ?そうか「眠り姫」だ(アランのマネして芝居がかった動きしてでてくる) -- [[ランサー>名簿/372468]] &new{2009-11-13 (金) 00:54:00};
---&color(#A52A2A){(急に掛けられた声にビックリして耳と尾が大きく揺れる)・・・・クロ、カ・・・?(目の前に居るのはアランがクロカと呼んだカラクリ)&br;(あの怪力を持つサーヴァントが来るとは、まずい しかし目の前に居るのは人間ではない…カラクリだ)&br;(社に踏み入られてもそう不快感は感じない カラクリには縁がないため僅かな興味さえある)}; --  &new{2009-11-13 (金) 01:00:55};
---ランサーだ、私のマスター以外にその特別な名前は使わせない(声を荒げるわけではないが、表情のテンプレートから選んだのは威圧と怒り)&br;まぁ気をつけてよね(すぐ表情が笑顔に戻った、主目的が戦いではないようだ -- [[ランサー>名簿/37246]] &new{2009-11-13 (金) 01:11:37};
---&color(#A52A2A){らんさー、か・・・ 名に対する思い入れ、わからなくもない・・・(怒りの表情を見て僅かに顔が緩む)&br;(こちらも威嚇や戦闘態勢を取ることなく、立ち尽くしたまま)私は、ランサーに聞きたいことがある・・・ おまえは何故戦う? まもりたいものでもあるのか・・・?}; --  &new{2009-11-13 (金) 01:18:49};
---聞きたいことあんの私の方なんだけどー?まぁいいか・・・えーと、例え戦いに身を置くどうしと言えど会話というのはストーリーと飾る上で非常に重要・・・&br;そう、私が黒き花として戦いに赴くその訳は・・・あー・・・だめだ言いづらい、こんなプログラム入ってないっての&br;何故って、私は元々戦闘用でマスターが戦えって命令して、勝ち残れば私は人間になれる、とっても合理的だわ -- [[ランサー>名簿/372468]] &new{2009-11-13 (金) 01:30:00};
---&color(#A52A2A){(言い直すランサーの言葉を無表情で待つ)&br;ニンゲンに・・・・・・・・・・・・・?(やや表情が曇り)どうして、ニンゲンに・・・?(ニンゲンになど良い思い入れがひとつもない かといって全否定をして気を損ねる気もしない)&br;答えたら、私も・・・聞きたいことに答える・・・}; --  &new{2009-11-13 (金) 01:34:11};
---ふむ・・・(聞きたいことに答えるとの言葉をあっさり信じる、それが現状で目的達成のために最も効率的だと考えた結論だ)&br;私の存在価値を決め、行動の命令を出すことができるのは人間だ&br;だが私は今回作出された時、機械の体で構成され自己を定義する意思をあらかじめ持たされた、これは本来の私の在り方に大きく矛盾する&br;だからその矛盾を正す、それは私がこの形を保つ上で重要なことだ -- [[ランサー>名簿/372468]] &new{2009-11-13 (金) 01:54:05};
---//てまどってごめん --  &new{2009-11-13 (金) 02:03:39};
---&color(#A52A2A){意思を持つから・・・カラクリではなくニンゲンに・・・?? それが、らんさーをらんさー足り得るものに・・・する、ということか・・・?&br;私は・・・・ニンゲンなど愚かだと思う・・・ りゆうを聞いた今でも・・・ニンゲンになりたいという思い・・・なっとくできない・・・・ でもそれは・・・私が決めることではないから・・・&br;・・・・らんさーは・・・私に、何を聞きたい・・・?&br;(//いいのよ)}; --  &new{2009-11-13 (金) 02:03:52};
---愚かか・・・客観的に判断してそういう側面もあるけど、モノってね自分で自分に価値や意味を与えることはできないの&br;それをしようとしたら、モノを使う側、人間になるしかないってことなのよ、愚かだろうと脆弱だろうとね(なんとも言えない表情をした)&br;あんたのサーヴァントのことかな、とても特殊な技を使う・・・その詳細が気になる -- [[ランサー>名簿/372468]] &new{2009-11-13 (金) 02:16:57};
---&color(#A52A2A){勝手に価値を見出し・・・勝手にすてる・・・ それでも、ニンゲンになりたいのか・・・。&br;私とは、逆なのだな むかし・・・私はニンゲンだった・・・・・・・・・・・ ニンゲンでなくなったとき、そうしてもらった時は・・・感動した。&br;あいつの技・・・・・・・? わるいが、私は知らない。(その言葉には嘘偽りはなく、心音やその他に全くの異常値を出さない)&br;あいつは・・・わたしにもよくわからん・・・ きこうとは思うが・・・何かと変なものを買ってきて、それどころではなくなったり・・・掴み所がなかったりでふめいなままだ}; --  &new{2009-11-13 (金) 02:24:48};
---人間やめても正真正銘のモノになったことなんてでしょ、まぁそれはおいといて・・・&br;知らない?そんなはず・・・無いこともないか(ウソは言ってないのは分かる、では理解してないということか、何か他の判断材料から探る手は・・・と考えた時)&br;変なもの?へぇ・・・たとえばどんなの?(何かヒントになるかな -- [[ランサー>名簿/372468]] &new{2009-11-13 (金) 02:33:41};
---&color(#A52A2A){・・・そうだな・・・ いっそ、モノになったら・・・怠惰な日々を過ごすことも・・・なかったのに・・・・。(ヒト在らざるモノになる際に得たもの、失ったもの。 それは何だったのだろうか)&br;技・・・は・・・残念だが知らない・・・。 変なもの・・・を・・・本当にみたいのか・・・? 見たいというならとめないが・・・いらいらしてもしらん(足音を立てず社の中へ、そしていくつかライダーが買ってきた反物や染料を抱えて持ってくる)&br;これだ・・・(ぽいぽいと差し出さされるのは奇抜で奇妙な柄の反物、使ったら何色になるのか考えたくもない染料がいくつか) 焼いても・・・捨てても・・・いつの間にか増えている・・・}; --  &new{2009-11-13 (金) 02:40:58};
---これは・・・(瞳の奥を駆動させ、金・銀・メタリッシュ・ありとあらゆる極彩色の装飾材料を光学スペクトル、あるいは複雑な走査により見る)&br;構成素材、含有成分から判断・・・被服等の原材料・・・??ああ、こういうの組み合わせればあいつが着てたような服ができるな、うん(納得)&br; -- [[ランサー>名簿/372468]] &new{2009-11-13 (金) 02:54:24};
---&color(#A52A2A){・・・・・・(大きな溜息)&br;そんなわけで・・・知らない、答えられなくてわるいな・・・}; --  &new{2009-11-13 (金) 02:58:24};
---(これ以上探ってもあまり収穫はないなと判断)問題ない、この偵察は命令されてない、失敗しても支障はない(帰りかける)&br;あーそうだ、それ全部服の材料だとおもうんだけどさー、それがいらいらするってなら、着る服は自分で選んだ方がいいと思うよ?&br;ま、私のマスターは舞台の登場人物がどんな姿であれ難色しめしたことはないから、そのままでも十分なんだろーから私は何も問題ないけどね?&br;それでは幕間劇を仕舞いとしましょう、願わくば、次に立ち会うは我主の望む美しき終幕で(そのまま歩み去った) -- [[ランサー>名簿/372468]] &new{2009-11-13 (金) 03:08:55};
---//小1時間がやたら伸びててゴメン、調子乗り過ぎた --  &new{2009-11-13 (金) 03:09:33};
---&color(#A52A2A){無論・・・自分でえらんでいる・・・・ だが、増え続けるのがめに入る・・・&br;・・・・・・・・・(無言で去る背中を見た)&br;モノと、ニンゲンと、人間にあらざるモノ・・・・・・・・・・。 一体どれが、すぐれているのか・・・。&br;(//こちらこそ長引かせてすみませんー)}; --  &new{2009-11-13 (金) 03:20:25};
*黄金暦141年10月(11/13) [#lbda8b50]
**秋・天満宮−『人世隔世』 [#bd9a16a0]
-よう。(葬式に行くかのような、縁起の悪い配色の服装。着崩していれば無頼漢。手には鞄、ナートの代理人)&br;お誘いに乗ってきたぜ。 -- [[エージェント>名簿/365006]] &new{2009-11-12 (木) 18:48:50};
--&color(#A52A2A){(社から少し離れた所で焚き火をしている)&br;(燃やしているのは枯葉、枯木、そして芋ではなく…通販カタログ、異様な柄の反物、金糸銀糸などなど普通お目にかからないような派手な衣類)&br;・・・・・エージェントか、いいところに来た}; --  &new{2009-11-13 (金) 00:12:43};
---(焚き火の煙と匂いに顔をしかめつつ、近くに来ればしゃがみこむ。見える様々なくべられたものに、苦笑いを浮かべて)&br;いいところにきた? ってのは、どういうこった。この燃やしているのと、関係があったりとかすんのか? -- [[エージェント>名簿/365006]] &new{2009-11-13 (金) 20:46:38};
---&color(#A52A2A){察しが良いな・・・そのとおりだ。&br;このしんじられない素材から・・・・あいつのふくができる これから、だ・・・・(といいながら追加の反物を火に投げ入れる)&br;もう想像が・・・つくだろう・・ お前の方が・・・どうかんがえてもマシだ・・・}; --  &new{2009-11-13 (金) 21:48:48};
---……これが素材なのか!?(言葉を飲み込むためにちょっと沈黙。がばっ、と振り向いた)&br;ははぁ……うん、俺のほうが……いや、マシどころじゃねえよ。どういう服だよそれ。よくばらばらにならねえな……。 -- [[エージェント>名簿/365006]] &new{2009-11-13 (金) 21:51:51};
---&color(#A52A2A){そうだ。 これが素材だ・・・(大きく溜息) どんなに捨てても・・・元通り・・・&br;あいつの服の好みは・・・独特をとおりすぎた何かだ・・・ どういう服かと言われても・・・そうとしかいえない・・・}; --  &new{2009-11-13 (金) 21:58:40};
---いやなんか、その縫製技術の方が気になってきたな。魔術的にせよそうでないにせよ、その縫製技術だけは対したもんだ。技術だけは&br;好みは……うん。同感だ。実物を見たことはないけど。見たいようなでもないような好奇心は猫を殺す……。 -- [[エージェント>名簿/365006]] &new{2009-11-13 (金) 22:01:43};
---&color(#A52A2A){・・・・・・・あれは一種の奇術だ・・・・・・・・・(げんなり)&br;いずれ、会うだろう・・・そして後悔・・・するといい・・・・(この言葉は暗にまた来ると良い、と伝えている)}; --  &new{2009-11-13 (金) 22:04:02};
---奇術か……むううう……ま、まあ分かった。興味はあるし……いや、後悔か。&br;くっ……なんて悲しい焚き火だよ。死体燃やしてるわけでもねえってのに、辛い気分になってきやがった。 -- [[エージェント>名簿/365006]] &new{2009-11-13 (金) 22:12:22};
---&color(#A52A2A){これは・・・週に一度はある焚き火だ・・・ わかるか・・・?このきもち・・・・&br;どうにか・・・心変わりさせる方法・・・知らないか・・・?}; --  &new{2009-11-13 (金) 22:20:42};
---週に一度って……週に一度って。実際目の当たりにしているお前の気持ち全てを汲み取れるわけじゃあないが、お察しします……&br;俺には自信がねえぜ……頭撫でていいか……? -- [[エージェント>名簿/365006]] &new{2009-11-13 (金) 22:23:09};
---&color(#A52A2A){撫でる・・・? 何故・・・・・(首をかしげ)}; --  &new{2009-11-13 (金) 22:29:11};
---お前苦労してるなあ〜……! って思ったから。(悲しげな笑みを浮かべつつ) -- [[エージェント>名簿/365006]] &new{2009-11-13 (金) 22:30:36};
---&color(#A52A2A){・・・・わかってくれるか・・・・・・・・・・(撫でやすいように下を向く)}; --  &new{2009-11-13 (金) 22:38:15};
---それは分かるからな……(あまり力をかけぬように、猫耳の間に手を置けばさすりさすり。なでなでと)あー……いい手触りだな。 -- [[エージェント>名簿/365006]] &new{2009-11-13 (金) 22:42:07};
---&color(#A52A2A){・・・毛並みを気にしたことはないが・・・・・・・ これも、天満のじゅつのひとつなのかもしれない・・・(長い耳を揺らしながらぽつり)}; --  &new{2009-11-13 (金) 22:54:55};
---猫はよくよく撫でてるけどな……それに劣らずいい手触りしてるぜ。&br;……天満ってなんだ?(その呟きを、研ぎ澄まされた耳が捉えた) -- [[エージェント>名簿/365006]] &new{2009-11-13 (金) 22:58:45};
---&color(#A52A2A){天満は、この器を作ったものだ・・・ 私は・・・天満をかくし、護るうつわでしかない(懐かしむように)}; --  &new{2009-11-13 (金) 23:01:09};
---器……(撫でる手を緩めて、余っている片手が自信の膝に肘をついた。頬杖を。)器か……なるほど。どういうものかってのは、何となく分かった気がする。天満も、お前も。解釈に間違ってるところはたっぷりありそうだけどな。 -- [[エージェント>名簿/365006]] &new{2009-11-13 (金) 23:06:10};
---&color(#A52A2A){・・・天満とは・・・・・・もう忘れ去られたものだ・・・ そして今後も・・・名が広がるべきではない 天満にはゆっくりと・・・平穏に暮らしてもらいたい だから私は・・・・(ここで言葉を区切る 前に立つ人間は恐らく関係者ではない、言っても害はないだろうが………あえて言わなかった)}; --  &new{2009-11-13 (金) 23:10:52};
---……そうかい。んなら、あえて掘り返そうなんて事はしねえよ。お前がそれを望むってんなら……俺個人がどういう言う事はねえな。&br;(どうにも、口にしない雰囲気を感じ取ったのか。しかし、忘れ去られたと言う辺りで、そういうつもりになっている部分もあった)&br;平穏に暮らしてほしいなら、な。俺に出来るのはこうして、そっとしておくくらいだ。&br;(気にはなる。勿論のこと)&br;……俺はそろそろ行くぜ。まあ、また来ることもあるだろ。 -- [[エージェント>名簿/365006]] &new{2009-11-13 (金) 23:15:55};
---&color(#A52A2A){それがいい・・・。 下手に関れば・・・命に関る・・・・ おまえたちははかないからな・・・・(にたりと笑う 瞳孔が切れ長になり、いかにも肉食の獣のように)}; --  &new{2009-11-13 (金) 23:17:35};
---(だが、笑みを返した)んなこたあ、分かってるよ。特に俺みたいなのは、早死にだ……じゃあな。(手を一つ振り……もと来た道を行った) -- [[エージェント>名簿/365006]] &new{2009-11-13 (金) 23:19:59};
---&color(#A52A2A){(久方ぶりに人間に触れられ、珍しく人間に関心を持った、そんな日であった)}; --  &new{2009-11-13 (金) 23:22:32};
**秋・天満宮−『人生遊戯』 [#c06ce9be]
-&color(#A52A2A){・・・・・・・・・・・(今日は異様な着物にある程度目を瞑ると心に決めて。)&br;ライダー・・・・! 話がある、ちょっと・・・来い・・・・・}; --  &new{2009-11-14 (土) 01:27:00};
--&color(#cd5e3c){御意に。シテどうしたことですかな&ruby(マイマスター){我が主};(連日の破竹破剣にすこぶる調子が良いようで、にっこにこしつつ姿を顕す 先日の破壊の跡も癒えきらぬ社)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 01:29:52};
---&color(#A52A2A){(妙にイラッと来たがここは堪えて)&br;おまえに聞きたいことがある・・・ おまえは・・・何ゆえにこの戦いに参戦したのか・・?(初期に比べれば大分饒舌に話す)}; --  &new{2009-11-14 (土) 01:35:52};
---&color(#cd5e3c){ヤ、コリャ吃驚!キミの中にある興味、意味ある事柄は勝利と安寧のみと見受けられましたがゆえ(ぱちんと扇子を開く)&br;聞きたい、私の動機を聞きたいと。変化は知らずのうちに訪れる、とは良く聞きましてが(主人に対する時には珍しく床に座り込む 長くなる話なのだろう)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 01:41:58};
---&color(#A52A2A){・・・切欠があった。 おまえのこと、ランサーに聞かれたが・・・私は何も知らない。 何も答えられなかった。&br;・・・、そうだ、な 怠惰の術がかかったこの身でも・・・天満興味を持てる様だ(本人も驚いているようだ)}; --  &new{2009-11-14 (土) 01:47:24};
---&color(#cd5e3c){エ、大変宜しい。知ること、得ること。停滞のための進歩。先がどうなれど現に今を生きるキミには必要なことでして(どうやら危険は無いと放置していた邂逅にも意味があった事を知りより嬉しそうに)&br;デハお話しましょうな、私が何を求めるか。とある破剣の男が一生第一幕。はじまり、はじまり}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 01:50:52};
---&color(#A52A2A){(長くなったら寝よう。 そんなことを考えつつ耳を立てる)}; --  &new{2009-11-14 (土) 01:53:56};
---&color(#cd5e3c){'''男は役者になりたかった。世にも奇妙な剣法などに興味は無かったし、その効果にも懐疑的だったからだ。&br;だから男は、都に出た。瞬く間に数年が過ぎ、しかしそれが若さゆえの軽率であったことを心のどこかで認めても居た。&br;男の兄が死んだ。男は遊んでも居られなくなり、継承者として相応しい芸を磨くため家に戻った。'''}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 01:55:29};
---&color(#cd5e3c){関係ない?イヤイヤここで撒いた伏線が出すな、後で生きるので エ、では第二幕。}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 01:57:19};
---&color(#A52A2A){剣法を継ぐ家に生まれたが・・・芸者になりたかった、しかしそうはいかなかった・・・と それで・・・?(緩やかに尾を揺らして続きを促す 今日はちょっぴり気の長い猫)}; --  &new{2009-11-14 (土) 01:58:57};
---&color(#cd5e3c){'''男は藩命をしくじった。瀕死の淵を彷徨い歩くこと数ヶ月。&br;藩主は次から次へと一門へ無理難題を申し渡し、男が起きたときにはその芸を持つものはこの世にただ一人となっていた。&br;活人剣に人を恨む道理は無い。男は行くあてをなくし冒険者になった。'''}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 02:03:58};
---&color(#cd5e3c){もうちょっと、もうちょっとで肝心なところですな、とろんとした眼を開けて頑張って?ハイ第三幕}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 02:05:09};
---&color(#A52A2A){・・・・ながいな・・・・・ 本当にかんけいあるのか・・・・?(うとうと 舟をこぐ頭、一緒に揺れる耳)}; --  &new{2009-11-14 (土) 02:06:28};
---&color(#cd5e3c){'''しかし困った、男の手には争いを納める武芸しかない。これでは敵を殺せぬ、稼ぎも無い。&br;転機は一匹の妖怪だった。男に妖怪はよく懐き、一つの解決策と妖術を教えた。&br;即ち、一本/一種/その都度折っても止まらないなら千本/千種/一度に折ればいいじゃない。&br;男の武芸は完成した。'''}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 02:12:43};
---&color(#cd5e3c){マ、「ぶれいくするぅ」という奴ですな・・・案外考えれば何とかなるもので。''「ばうわうっ」''(犬の鳴き真似で渇を入れ)次こそ最後、第四幕!}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 02:14:22};
---&color(#A52A2A){(犬の鳴きまねに思わず飛び起きる)&br;(耳や尾が毛羽立ち、ちと危なくなってきた)&br;おまえ・・・案外たんじゅんだな・・・・・・・(聞いていた振り)}; --  &new{2009-11-14 (土) 02:17:03};
---&color(#cd5e3c){'''男は冒険者としてあらゆる武器を折った。それでも足りなくなると妖怪に連れられ異国の武器を折った。それでも足りなくなると異界の武器を折った。それでも足りなくなると異元の武器を折った。&br;そうして、数多の月日が流れ、あるいは流れなかった。男はありとあらゆる争いを納め、また得物を砕き進歩の邪魔をした。男は一芸披露に行脚する旅芸人とも言えた。&br;そうしてその奇矯な平和主義者は今でも―抑止力も破壊力も、一切合財折るために―この広い宇宙のどこかに居るかもしれないのです。'''}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 02:20:19};
---&color(#cd5e3c){ヤァぱちぱちぱち。(耳元で拍手)ちなみにこれ私の友達の話ですな。彼は平和が大好きで…エ、決して折る口実が欲しかったわけではなく。&br;私は同じ業を持つものとして、何の御縁かこうして&ruby(レギロス){現界};した以上。その意思を汲み、兵器を折って平和を齎そうと努力しているのですな(ぱたぱたと扇子を口元で扇ぎ)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 02:23:42};
---&color(#A52A2A){は・・・・・・・・・・・・・・?(眉を顰めて) これだけ・・・長々話しておいて・・・おまえの話じゃない・・・??&br;おまえはそいつに習ったとか・・・そういう繋がりなのか・・・?}; --  &new{2009-11-14 (土) 02:26:44};
---&color(#cd5e3c){マ、やや入り組んだ話でして…そこを理解するにはキミはまだ知らなければならない事が多すぎましてナ(扇子の先をつい、ついと一定間隔で左右に振る 眠くなるような単調さ)&br;デ、参戦理由ですな。要約すればそこに武器があるから?一言で済みましたな!(カカカ、と笑う包帯カブキマン)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 02:35:50};
---&color(#A52A2A){(小馬鹿にされた気がしたのでとりあえず齧っておいた 扇子を)&br;・・・・・・気楽なものだな・・・・・・・ だが、私の願いは・・・天満の安息・・・ニンゲンどもを&ruby(抹殺しよう){消し去ろう};と思ってるわけだが・・・まあそれも・・・一種の平和だからいいか・・・・(さらっと物騒なことを言いながら色々捻じ曲げて自己完結する)}; --  &new{2009-11-14 (土) 02:41:02};
---&color(#cd5e3c){結構高いというのに?!(しおしおになった扇子にまたもやがっくり)&br;人間とは逞しいもので…消すならば条件指定は念入りにしておくべきですな、恐らくどんな隙間からでも這い上がって参りましょう。そして人あるところ争いアリ。私もまた消えることは無し。&br;(楽しそうに、嬉しそうに楽観論を語る。だから男は神も仏も好きなのだ、乗り越えるべきモノであれば)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 02:47:51};
---&color(#A52A2A){・・・・面倒だな・・・・・・ 天満を残して・・・全て消してしまえたら・・・楽なのに・・・(そこには紛れもなく自分も含めて)&br;はあ・・・・面倒ばかりだ・・・ あ、あと・・・あのよくわからん・・・折る技・・・あれはどうなってる? どういう仕組みだ?}; --  &new{2009-11-14 (土) 02:56:50};
---&color(#cd5e3c){ラクな方に流れるばかりではいけませんな、ウム 楽しく生きるべきです(そんなどうでもいい事を大真面目に話しつつ)&br;エ、折刀ですかナ?そりゃこう・・・こうやって?鞘に納めたら適切なスタイルで奏でるのですな、こう、指ですたたたたっと(そう、「とりあえずココは気合で避けて」的な説明だ・・・!)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 03:01:52};
---&color(#A52A2A){・・・(明らかに適当な説明になったのでじと目)}; --  &new{2009-11-14 (土) 03:03:05};
---&color(#cd5e3c){ぬう・・・そんな眼で見られても説明するのが難しくてですな・・・(わりと本気で苦心しているらしい)&br;マ、武器であれば全て折るべき曲が見える、が近いのですかな?後はソレを奏でるわけですな(もう一度すたたたた、と指を走らせる 今度は三味線を弾くような形)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 03:09:00};
---&color(#A52A2A){・・・・・・・・・(さっぱり分かってない)&br;そういう能力だと思っておく・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おまえは、私に聞きたいことはあるか?(空から槍が降ってくるよりも珍しい質問だ!)}; --  &new{2009-11-14 (土) 03:10:43};
---&color(#cd5e3c){ヤヤ?!私の友達の話を聞いて話す喜びに目覚めましてか!めでたい、めでたい(よいよい、と一寸舞って)&br;ヤ、ではこの中からどれを着たいかなどと・・・是非(もちろんカタログは「世界シャーマニック衣装アレンジ・メタルパッチワーク編」だ)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 03:17:51};
---&color(#A52A2A){・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(長い長い沈黙があった)&br;(その間彼女はただ只管に自分の発言に後悔していたという)&br;(そして徐に立ち上がるとカタログを一蹴、見事に爪の数だけ穴が空く 更にその勢いを殺さず1回転するとライダーの顔目掛けて華麗なる飛び膝蹴りを繰り出した)}; --  &new{2009-11-14 (土) 03:21:27};
---&color(#cd5e3c){えぶしっ(いい捻りこみが蹴りに乗りきれいに真上にすっ飛んでいく着物の万博のような男)&br;ヤ、回答が暴力になるとは頑爺もびっくりですな・・・不覚(天井に刺さったままガクリといく男であった)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 03:25:21};
*黄金暦141年11月(11/14) [#uac1629b]
**冬・天満宮−『イミテイト・デュエル』 [#ecf2f07f]
-(カッと社の近くの木の幹に紙が結び付けられた矢が刺さる……結び付けられる紙に書かれる文字は『果たし状』の四文字) --  &new{2009-11-14 (土) 22:00:57};
--&color(#cd5e3c){アラ?コリャご丁寧なものですな、莢君、莢君ー(矢を認めて主人を呼ぶ)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 22:03:21};
---&color(#A52A2A){ん・・・・? なんだ、カタログならもう見ない・・・・・・・(しぶしぶ出てくる)}; --  &new{2009-11-14 (土) 22:18:06};
---&color(#cd5e3c){ヤ、そうではなく果たし状ですな(木に突き立った矢を指差し、その内容をあらためて)由緒正しい決闘の申し込み方法で…}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 22:24:10};
---&color(#A52A2A){おまえ・・・何か恨みを買うようなことでも・・・したのか・・・?&br;&br;そうではないのなら・・・聖杯関係者、か・・・}; --  &new{2009-11-14 (土) 22:28:03};
---&color(#cd5e3c){ワタクシほど善良に生きている者は早々いないため後者でしょうな(しれっと)&br;しかし日時、場所、相手は果たして何処に・・・?(ひっくり返したり逆さまにしたりして)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 22:30:22};
---果たし状にはこう書かれている&br;     告&br;聖杯の寄る辺に導かれ、貴殿に戦いを挑む&br;場所は街より2日先の遺跡、時は黄金歴141年12月!// -- [[果たし状>名簿/372519]] &new{2009-11-14 (土) 22:30:50};
---&color(#A52A2A){(ライダーからひったくって読む)ふむ・・・ 聖杯関係・・・か・・・}; --  &new{2009-11-14 (土) 22:39:19};
---&color(#cd5e3c){ヤ、魔力感応インクを用いた炙り出しですな 誤射防止も徹底している&br;シテ莢君、行きますかな?}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 22:40:52};
---&color(#A52A2A){・・・・・・? 倒してくるのは・・・おまえの仕事だろう・・・?(さも当然そうに)}; --  &new{2009-11-14 (土) 22:47:10};
---&color(#cd5e3c){オ?いつもの君なら「社をあらすもの、許るさん!」といってすっ飛んでいくかと思いましてが&br;コリャ御信頼を得られましたかな?(にこりにこり、実に嬉しそう)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 22:50:15};
---&color(#A52A2A){別に荒らされてない・・・ 場所も此処ではない・・・ ならば、勝手にやれば良い・・・それで数が減れば、越したことがない・・・&br;信頼・・・・・・・・・・・?(嫌そうな目) おまえ、自分が・・・信頼されてると思っているのか・・・?}; --  &new{2009-11-14 (土) 22:53:09};
---&color(#cd5e3c){(居場所が割れていれば早晩荒らされるだろうな、とは口に出さず)アラつれない&br;無論、私たちは信頼関係にあると思っていましてナ!(力強く主張)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 22:57:04};
---&color(#A52A2A){お前がしでかしたこと・・・覚えているのか・・・? 日々焼かれるか・・・蹴られるか・・・殴られるか・・・ ・・・・・・・・・・・・それでも、信頼されてると・・・?}; --  &new{2009-11-14 (土) 23:03:04};
---&color(#cd5e3c){・・・(暫し考え込んで)愛情の裏返し?(真顔で)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 23:03:50};
---&color(#A52A2A){(口より早く牙が出た がぶう)&br;相当の・・・馬鹿だということをさいにんしきした・・・。&br;・・・それで・・・私が行かないと・・・不都合があるのか・・・?}; --  &new{2009-11-14 (土) 23:08:34};
---&color(#cd5e3c){痛い!(噛み付かれて、しかし引き剥がさずに喉の辺りをごろごろして脱出を試みる)&br;ヤ、賢い私の考えるニですな、これが両者の引き離しを狙い各個撃破を目論む策であった場合&br;対処としては近くに居てもらった方が護り易くありますな(存外真面目な理由を口にする)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 23:13:53};
---&color(#A52A2A){(喉に触れられると益々深く噛み付く ねじ切る感じで でもごろごろ言う ぬこだし)&br;・・・・・・・・''馬鹿''にしては・・・考えが回るのだな・・・ 私は自分の身も守れない・・・仕方ない、行くか・・・・・・・・&br;そういえば・・・アランがニンゲンを殺しランサーに魔力をおくっていた 備えて・・・殺してくる・・・何人くらい殺せばいい?}; --  &new{2009-11-14 (土) 23:18:48};
---&color(#cd5e3c){(ギブギブ、と背中を叩く ちょういたい)&br;エエ''賢い''ですからな、存分に護らせていただきましょう(パタパタ扇子を口元で扇ぎ)&br;ヤ、三食きちんと食べていますゆえ暫くは必要なくてございますナ(魔力補給に人力の活用は確かに手っ取り早い、しかしリスクも大きい)&br;何よりその御飯が得られ難くなる。此処は人間の世なのですナ、今のところは}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 23:33:16};
---&color(#A52A2A){(フン、と鼻を鳴らしてから牙を抜く)&br;&size(16){''馬鹿''};に違いないが・・・私よりも強いからな・・・ しっかり働け・・・&br;そうなのか・・・? 私は魔力が高くない、それくらいはにんしきしている・・・5,6人殺したほうが・・・よさそうだが。&br;霊のくせに食べるのは何故かとおもえば・・・魔力のほきゅうも出来ていたのか・・・ ふむ・・・}; --  &new{2009-11-14 (土) 23:42:01};
---&color(#cd5e3c){&size(16){''賢い''};ワタクシなればこそ。燃費も御得なのですな(気づいていない、が 少女から流れる常量こそ少ないが。それはどんな時にも一定で、なおかつ途切れることが無い。桁違いの容量を、極僅かに開いた穴からかすめている状態…ならばまだ、限界は遠い)&br;そう、人を殺すと敵が増える…キミがまだ怠惰に沈む前の世界とは、社会の構造が違っていまして。面倒ごとはお嫌いでしょう?(社に踏み込む捜査官、の真似をして脅かす)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-14 (土) 23:55:14};
---&color(#A52A2A){(くだらない言い合いににも興がそれたのか、時が経ったということを実感したのか。 猫はやる気なくごろりと転がった)&br;そうだ、面倒だ・・・ 面倒は嫌いだ・・・・・・・・・・・(不思議な動きをするライダーに背中を向けて、尾でしっしと追い払う)}; --  &new{2009-11-15 (日) 00:04:22};
---&color(#cd5e3c){ハハ、まあもう少し…そう、これまでの時間よりすればもう少し。(捜査官の真似に熱が入り隣の部屋にごろごろ転がり込んだりしつつ)&br;マ、この度の決闘もまた一歩・・・(その後、元凶をつきとめ政府に巣食う邪悪な陰謀を暴くところまでたっぷり24時間はやっていたとか…)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-15 (日) 00:10:33};
*黄金暦141年12月(11/15) [#ga9cf631]
**決闘前夜・55番街道−『焼夷義憤』 [#s924ddaf]
-(決闘前夜、戦いに応じるならば無人と思われる社に3発の[[ロケット弾>http://notarejini.orz.hm/?%B3%B9%A4%E8%A4%EA2%C6%FC%C0%E8%A4%CE%B0%E4%C0%D7]]が飛来する) --  &new{2009-11-15 (日) 13:53:30};
--&color(#A52A2A){(遺跡へと向かう少なくとも猫にとって陰鬱な雰囲気の中、社の…かの地の異変を感じて耳が跳ね上がる)&br;・・・・・・!? 今・・・・・・社が・・・・・・(被害の深度は正確には分からない、だが…あの社はただでさえ崩れやすいのだ 恐らくはもう、社としての形は残されていないだろう)&br;(果たし状の送り主からの前哨戦のつもりだろうか、それとも最初からこうすることが目的で……?)また壊された・・・また失われた・・・・・・ &size(16){''愚かな・・・・・ニンゲン・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!''};&br;(我を忘れ、怒りに堕ちる 普段からは信じられないほど魔力が滾る)}; --  &new{2009-11-15 (日) 14:04:36};
---&color(#cd5e3c){どうどう、どう 鳴子が反応していましたな、莢くん。(溢れる魔力反応に逆立つ毛。だがその言葉は落ち着いて)&br;風化に任せるより多少促進した程度。破壊と再建、世の常ですな だがその前に、その後に。詫びを入れさせる必要はありましょうや}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-15 (日) 14:55:55};
---&color(#A52A2A){''許すものか・・・・・・決して許さぬ・・・''(毛細血管は破れ、指先からは血液 ライダーの言葉が耳に入っても怒りが抑えきれない)&br;(すると、響く、鈴の音 社から遠く離れても確かに聞こえる音 それは物理的な音ではなく、精神に響かせている音のようだ)&br;'''これこれ…わらわの怠惰の術を傾くとは、なにごとかえ? このままでは…莢の身体が耐え切らぬ'''(その音は、天満が降りる前兆)}; --  &new{2009-11-15 (日) 15:05:00};
---&color(#cd5e3c){アラアラコリャ大変…っと、ヤア社の君。コリャ丁度良いところに。(ぱたぱたと熱を持った頭部に風を送り冷まそうとしているところに声)&br;エ。見ての通り大変なところで…時にアナタ。ワタクシに策アリ、なのですがな、ご協力頂きたく。&br;エ、莢君の身体と敵の精神、二重に効くもので…ただしアナタに我慢を強いる}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-15 (日) 15:08:08};
---&color(#A52A2A){'''ははあ、社に何奴かが手を出したか わらわは莢の内に居場所を持つ故、あの場など捨て置けというに…莢はほんに可愛い'''&br;'''なんや? 莢は折角わらわが良い耳を与えてもよう聞く耳もたん、聞いてやろう 手短にな'''(溢れる魔力に伴い零れていく鮮血)}; --  &new{2009-11-15 (日) 15:14:59};
---&color(#cd5e3c){貴方の内蔵魔力で丸10日以上我々の万全状態を維持していただきたい。&br;何、社が壊されるならそれでよいこと。間に莢君の精神の安定と敵の焦燥を煽りましょうな}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-15 (日) 15:17:34};
---&color(#A52A2A){'''ほう 万全状態とな わらわには容易きこと、されど莢には難しき事'''&br;'''莢にはその後の反動がある故 主が絶対に勝利すると約束せぬ限り出来ぬ'''&br;'''無論敗北がどれほど主らに不利益を齎すかわかっておって言っておるだろうがの'''(ひらり、と宙に舞う身体 銀糸は魔力に煽られ棚引く)}; --  &new{2009-11-15 (日) 15:22:37};
---&color(#cd5e3c){勝利の定義によりますな、戦術的勝利か?戦略的勝利か?後者ならば出来うる限り待ちぼうけをさせ続ければその間足止めという立派な戦果が得られますな&br;前者であれば…差される武器の一切合財、全て折ってしんぜよう(少女の身体を仮死状態、つまり極限まで低燃費に置き負担を軽減することも付け加える。主人の身は案じるのだ)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-15 (日) 15:26:46};
---&color(#A52A2A){(返された答えに満足気に笑う)'''''よかろう!!'''''&br;'''これより、10日間主に有り余る魔力を、莢には安らかな眠りを…'''&br;(宙に舞う少女の身体はライダーの上に緩やかに降りてくる)&br;(その身体に触れたならば、約束されたとおりの魔力を得られるだろう)}; --  &new{2009-11-15 (日) 15:50:02};
---&color(#cd5e3c){(少女を軽く抱え上げ、魔力供給ラインを確認)ヤ、コリャ早々に起きて貰わないと大変ですな…&br;(走る、走る 途中に長すぎる休憩と諸々の雑事を済ませつつ走る。決闘場まで、あと一日)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-15 (日) 15:59:42};
**決闘数日後・廃社地下−『ビバ・ノンノ・ミラージュ』 [#me81d5fc]
-&color(#A52A2A){(バーサーカーとマックスとの戦闘を終えてから少女が目を覚ますにはかなり時間がかかった)&br;(死んでいるかのように深い眠り、ライダーに与えた天満の魔力の代償を払ったのだ)&br;(そして、目覚め、社の様子……いや、最早何処にも片鱗すら見えないような荒地を眺め、絶句した)&br;(何者かに狙撃され崩れただろうと思っていた…それでもまだ再建は可能だろうと希望を持ち、まず第一にライダーに声を掛けるつもりだった)&br;(それらが全て吹き飛ぶほど、目の前の様子は壮絶で)&br;(泣き叫ぶでもなく、怒り狂うでもなく、喚き散らすでもなく。 彼女は目を閉じ、あるものを探し始める)}; --  &new{2009-11-15 (日) 22:07:00};
--&color(#cd5e3c){オ、莢くんー?莢君、どちらですかな〜?(何時も寝かしていた仮説寝所には居ない、しかし遠くに行った気配も無い…のほほんと変わらぬ声で迷い猫を探す)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-15 (日) 22:10:40};
---&color(#A52A2A){(返事はない)&br;(それどころかライダーの声さえわずらわしげに耳を伏せ必至の形相で探し物の僅かな反応を探っている)}; --  &new{2009-11-15 (日) 22:15:52};
---&color(#cd5e3c){ヤ、探し物というのは古来より思いもよらぬところにあると相場が決まり…そうですな、冷暗室?(ふらふら、ふらふら 普段であれば足を踏み入れない領域に その構造自体が崩落で変わっていることを知ってかしらずか)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-15 (日) 22:24:52};
---&color(#A52A2A){(やはり返事はない)&br;(が、すぐに目を見開き)&br;・・・ライダー、お前の真下・・・・・・・掘れ}; --  &new{2009-11-15 (日) 22:27:26};
---&color(#cd5e3c){エ?はあ、掘れといわれればはい、どりどり(千年土竜で掘り返し、軽い感触に動きが止まる)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-15 (日) 22:36:12};
---&color(#A52A2A){どうした・・・? もっと奥だ・・・・・(ライダーの傍に歩み寄って続きを促す)}; --  &new{2009-11-15 (日) 22:37:40};
---&color(#cd5e3c){探し物で無いので?このままですと岩盤を突き抜けますな(ごーりごーりと回転体の上に座り、回りながら問う)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-15 (日) 22:39:53};
---&color(#A52A2A){(回るライダーを見てイラついたので蹴飛ばす)&br;なんか・・・イライラする・・・・・・(相変わらず口よりも足が先に出る猫)&br;鈴は、もっと奥だ・・・・・・ 岩盤の下にあるというのか? そこまで埋まってしまったのか・・・}; --  &new{2009-11-15 (日) 22:47:15};
---&color(#cd5e3c){酷い?!(蹴られて転がるも、土竜は変わらず床を掘る 少し後ぼごりと音がして、抜けた)ヤ、莢君……こみゅにけぃしょんは良いのですがな、もう少し肉体言語の比率を少なく…&br;オ、空きましたな ……これは?広い、上に風も…?}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-15 (日) 22:54:16};
---&color(#A52A2A){(きかざる)&br;(穴を覗き込みながら)よく見えない・・・・が・・・・もしかして、社の地下洞につながったの・・・か・・・・??&br;降りるぞ・・・(迷うことなく穴に入ろうとする猫)}; --  &new{2009-11-15 (日) 22:57:48};
---&color(#cd5e3c){エ、はいはい…梯子は……ッテ、コリャ身軽ですな(すたたんと軽々降りていった猫の後に続き地下祠探検に続く)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-15 (日) 23:06:10};
---&color(#A52A2A){(祠はひんやりと佇んでいる)やはり・・・ ここは、天満の地下洞・・・・それも、最奥だ・・・・・・・・・&br;(入口が塞がれて久しく、懐かしむような口調で語る 見知った場所であると分かればすたすたと進み)}; --  &new{2009-11-15 (日) 23:09:54};
---&color(#cd5e3c){確かにどこかで見たような…ふむう 崩落の影響か…?あちこちに通路が空いていますな(きょろきょろと見回し風が、光が漏れるいくつもの扉を見る ちょっとした迷宮並だ)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-15 (日) 23:13:29};
---&color(#A52A2A){(歩くこと2,3分経って首を傾げる)・・・・・・・変わっている。 前と違う・・・&br;(どうやらもとあった祠の部分と今回の地殻変動で空いた洞窟が混ざり合い、かなりの広さになったようだ)&br;まあ・・・いい・・・・鈴は、ここだ・・・・・・・・・(しゃがむと地面を徐に掘りだす)&br;(土を被った程度だったのかすぐに姿を現し)よかった・・・壊れてない・・・・・・・・・・・・(傷一つ付かず、汚れも付かず眩い金を放つ其れを大事そうに抱きかかえる)}; --  &new{2009-11-15 (日) 23:21:02};
---&color(#cd5e3c){ヤ、猫に鈴…よく似合う(貴方のほうをちらと見て、本心からの言葉が漏れる が、長く見やることも無く)&br;莢君、此方の通路!熱風が吹いていますな!コリャもしかすると…!(広い広い地下洞窟、はしゃぐ姿は探検家のソレだ)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-15 (日) 23:24:28};
---&color(#A52A2A){(どうにも小ばかにされた気がしたが気分が良いので気にしない)&br;何を・・・はしゃいでいる・・・・・ まだ鏡が・・・・(ぶつぶつ)}; --  &new{2009-11-15 (日) 23:26:03};
---&color(#cd5e3c){鏡?コレじゃないので?(何処で拾ったか、カンテラで照らす先 源泉の沸く浴場に据え付けられた神棚にかかる鏡を指差す)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-15 (日) 23:29:13};
---&color(#A52A2A){(鏡に走りよる姿、正に獣)&br;(神棚からそっと鏡を取ると)・・・・・・これだ・・・・! おまえ、よく見つけたな・・・・!!!}; --  &new{2009-11-15 (日) 23:32:21};
---&color(#cd5e3c){ヤ、恐らく温泉…に入りたかったのではないですかナ?その、鏡を祀ったモノも(貴方の目の前に広がるのは湯 なみなみと溢れる、湯)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-15 (日) 23:34:07};
---&color(#A52A2A){そんな馬鹿な・・・&br;・・・・・・・・・・・(湯に手をつけてみる やや熱めだが十分に適温だ)&br;社は崩されたが・・・地下の祠は無事・・・・温泉・・・・ ふむ・・・。&br;社を建て直すまで・・・ここに身を潜めるとするか}; --  &new{2009-11-15 (日) 23:37:42};
---&color(#cd5e3c){エ、温泉は老若男女森羅万象、嫌いなものの方が少ないですな!(うきうきと、着物を脱いで畳みつつ)&br;名案、名案 一度壊したところを二度探す者も少ないでしょうな…教訓から鑑みて、出入り口には偽装でも施しますかな?(鞘が変形、桶になる}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-15 (日) 23:44:03};
---&color(#A52A2A){そう、だな・・・ また見つかって破壊されたら・・・今度こそ我を失いそうだ・・・・&br;私は・・・鏡と鈴を安置する場を探す・・・お前は好きなだけ・・・湯に浸かってればいい・・・・・・・(ライダーの鞘を次に借りようと思いつつ他の穴へと向かった)}; --  &new{2009-11-15 (日) 23:46:32};
---&color(#cd5e3c){それではお先、いっい湯ーだーなー♪(かけ湯を済ませ、入浴タイム)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-15 (日) 23:54:19};
*黄金暦142年2月(11/17) [#je1baff7]
**厳冬・地下温泉−『総集編』 [#yf0c4d5d]
-'''社跡最深部―温泉''' --  &new{2009-11-17 (火) 21:02:07};
--&color(#cd5e3c){ヤ、しかし温泉とは実に日々の疲れを癒す格好の―(散々湯治に現を抜かす英霊、猫の視線を受けて)&br;エ、わかってますな、わかってますな、私とてここ最近ただ遊んでいたわけではなく!状況の整理などをですな、ホラ有益&br;(あからさまにただの思いつきのようだが…ともかく日々を振り返る 聖杯戦争・総集編 莢/ライダー篇 はじまり、はじまり)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-17 (火) 21:05:41};
---&color(#A52A2A){(飛沫も、湯気もこないくらい離れてじと目のぬこ)&br;おまえ・・・温泉に浸かってただけだろ・・・ しかもこれからも浸かりたいだけだろ・・・・・・・・}; --  &new{2009-11-17 (火) 21:07:23};
---&color(#cd5e3c){はっはっは何を仰る。ヤ、そんなに遠くてはワタクシの声も届きませんなゴニョゴニョ(あからさまに発声を小さくしつつ)&br;&size(12){エ、まずは初めから…召喚ですな これは聖杯戦争に規定されている七組のうち、我々が一番最後と目されておりましたが…最初から波乱でございまして};}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-17 (火) 21:17:39};
---&color(#A52A2A){(耳をピンと立てて意地でも近寄らないぬこ)''聞こえる''・・・・・・&br;キャスター・とセイバーが・・・おまえを召喚する前から来ていた 前は分からなかったが・・・おまえを呼ぶ前に潰そうという・・・狙いか・・・ ・・・奴らは社を傷つけた、これは許されざることだ・・・必ず、報復を・・・!}; --  &new{2009-11-17 (火) 21:21:10};
---&color(#cd5e3c){&size(12){ホントですかな?ホントですかな?ゲッホゲッホのどの調子が悪く…(更に小さくなる声)&br;&size(10){エ、その件ですが…どうやら、噂を聞く限りでは…彼等が戦闘を行った余波により偶発的にワタクシが呼ばれたようですな(召喚陣の様子は一般的な召喚とは様相を異にしていた、と付け足す)&br;デ、あとはその通り。彼等との戦闘により私はキャスターらしき男の武器を一本折ったものの、撤退を許した 次は…乱戦。};};}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-17 (火) 21:34:35};
---&color(#A52A2A){・・・・・・・・(ぴぴぴーん) きこ・・・える・・・・&br;・・・つまり・・・・・キャスターとセイバーが悪い・・・・・・・!!(さすがに湯の音に掻き消されて断片的にしか聞こえないらしい)}; --  &new{2009-11-17 (火) 21:37:17};
---&color(#cd5e3c){&size(8){ええ、マ、要約すればその通り ただしその意図は未だ不定。もしやその件話せば協力が得られるやも知れませんな オヤ?あそこに見えるは敵の偵察用使い魔…(湯船の逆端に移動したのか更に小さくなる声)&br;そして乱戦ですな、こちらは広場での偶発戦闘。先の髭男とランサー?の戦闘中、見学していた莢君はアランと名乗るマスターと接触。その場を狙った…消去法でアサシン、と一太刀交え&br;ここでも音速刀の斬撃を折った…ところで先程のランサーの乱入に合い、アサシンと共闘の上ランサーの機械式爪刃を折りましたな なお、ここではランサーの範囲攻撃から撤退。消費に効果が見合いませぬ};}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-17 (火) 21:47:05};
---&color(#A52A2A){・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ぷちん) おまえ・・・わざとだろ・・・・・!!(小石をつかんで投げつけるぬこ)&br;聞こえん、もう一度言え・・・・・・(3歩くらい湯に近付く)}; --  &new{2009-11-17 (火) 21:51:23};
---&color(#cd5e3c){(こつーん あ痛っ 少し近付いたおかげで少し声が聞こえやすくなる)};
---&color(#A52A2A){(勝利を確信したぬこ)}; --  &new{2009-11-17 (火) 22:01:19};
---&color(#cd5e3c){&size(10){あ、お見事使い魔に当たりましたな エ?聞こえませんな、もっと寄っていただかないと…(超ワザとらしい)&br;デ、その次。セイバー組との廃線での戦闘。まるで何かを守るような、足止めをするような…あの戦闘術は恐らく…旋風君、でしょうか 古い知り合いですな デ、彼女の本拠が近いと見てよろしいか、あるいはブラフか。&br;ここでは特に何も得物はナシ。次は…日を置かず、アランと名乗るマスター戦ですな こちらの方に関しては莢君のほうが詳しいと見ましてが};}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-17 (火) 21:59:11};
---&color(#A52A2A){(ぎりぎりぎり…歯軋りの音がする)&br;(ずんずんと湯の方に近寄り、袴のまま湯に足を勢いよく突っ込む)&br;(必然的に水飛翔がライダーに…そして自分にかかる)&br;(足を抜くと大きく身震い、ここでも盛大に水が跳ぶ)&br;ふん・・・セイバーと知り合い、だと・・・? 弱点の一つや二つ握ってるのか・・・? あと拠点かどうか気になるなら・・・確かめるだけだ&br;アランと話すときは・・・まるでおまえと話しているようだ 言葉に飾りがじゃらじゃらと・・・}; --  &new{2009-11-17 (火) 22:11:57};
---&color(#cd5e3c){わはは、私にかけ湯ですかな?っぷは(もちろん、平気 しかし猫の服はじゃぶじゃぶだ)エ、莢君。風呂に入るときは着物はいりませんな、コレ常識。そのままで風邪を引きたいならば別ですがな、社の君も悲しみましょう、貴方の不健康。&br;知り合いとは言っても…ヤ、とらえどころの無い御仁でしたので。私としてはお話が出来て楽しいくらいの利点しか見当たりませんな エ、折を見て別方面からあの森は探りましょうな&br;確かにアラン君には近しいものを感じますが…私の方が言語は明瞭と自負しますな エ、わかりやすい そして次。先日社上層が破壊される原因となった…(続きを促す バーサーカー組に対する感慨は間違いなくマスターの方が上)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-17 (火) 22:22:36};
---&color(#A52A2A){(言われなくともぽいぽいと脱いで毛づくろいしている 濡れるのも濡れたままなのも大嫌いだ)&br;・・・・役立たず・・・・・・・・・・・・&br;おい、そういうの・・・なんていうか知ってるか、どんぐりの背比べだ(口を歪め)&br;&size(15){''あいつらは殺す それだけだ''};(言及するだけでも腹立たしいのか毛づくろいしたばかりの尾が毛羽立つ)}; --  &new{2009-11-17 (火) 22:27:09};
---&color(#cd5e3c){ええ!温泉は皆ではいるに限りましてナ〜(何処からか浮いてきた盆に升酒、徳利を楽しそうに傾けて 尖りに尖った頭髪は全て撫で付けられてタオルで上に纏められている)&br;(眼を見開き、諺に耳を傾け)ハハ、莢君は物知りですな・・・人の言葉を知るのも大分進んだか?頼もしい限りといえます&br;デ、バーサーカー組には砲撃から…(物凄い剣幕に途中を全て省略、その怒りの程を窺い知る)エ、最後!最後にかの狂戦士の鎌を叩き折り、魔力枯渇を起こさせた!これは大戦果ですな、むしろ大勝利と言うべきですな!(機嫌を直そうと頑張り始めたぞ!)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-17 (火) 22:36:50};
---&color(#A52A2A){(こいつ別人だなーとか思いつつ)一人で浸かってろ・・・・ それと、おまえ私のことをつねづね・・・馬鹿だと思ってないか・・・?&br;発音が不自由なのは・・話す必要がなかったからだ 言葉を知らないわけではない・・・(横文字は分からないが。)&br;だが・・・マスターを殺す好機でもあったのにできなかった・・・・・・・・ これは・・・悔やんでも悔やみきれない・・・&br;一戦交えてわかったことは・・・あのバーサーカーとやらの広域攻撃・・・巻き込まれてはひとたまりもない・・・つまり、私が完全な荷物になる・・ことだ・・・}; --  &new{2009-11-17 (火) 22:48:50};
---&color(#cd5e3c){まさかそんな、まさかそんなでございますな!私莢君のことは常にかしこい猫主人と思っておりますれば、その慧眼を褒め称えるに当然(大仰に身振り手振りを交えつつ)&br;たとえ敵を倒したところで莢君が倒れてはどうにもなりません。もっと確実に、万一にもしくじりが無い好機を待つべきかと…&br;しかし寒くなりませんかなー・・・?マ、私は湯に浸かっているからこそ強くなったのですが(大嘘)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-17 (火) 23:02:51};
---&color(#A52A2A){その動きが・・・うそ臭い・・・&br;魔力切れで倒れても・・・構わない・・・・・・・ 死にはしない、多分・・・・・・・ だから・・・次からは・・・遠慮せず、やれ・・・・・・ 足りないというのなら・・・人間を殺してくる・・・・ 面倒だが・・魔力が足りないよりは・・・ましだ・・・ いい隠れ家もできたことだし・・・&br;(小さくくしゃみ)寒い。 おまえ、出ろ。}; --  &new{2009-11-17 (火) 23:13:15};
---&color(#cd5e3c){(うそくさい動きをぴたりととめて)ヤ、そのことですがな…(先日の決闘で確信した、点が一つ)莢君、キミの魔力量はけして少なくない…というより、無尽蔵と言っていい&br;ただし、その蛇口たる君の一度に出力できる量が少ない。するとどうなるか?君自身が魔力を出そうと絞れば絞るほど、内蔵された魔力の圧は高まり、君に負担を強いる&br;これを解消するには常時出力量を底上げするしかないのですが…何か、心当たりは?}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-17 (火) 23:20:48};
---&color(#cd5e3c){エエこの社の快適さならば…外部から人を招くのも良いかもしれませんな、偽装として温泉宿にし…客から魔術師を探す&br;オ、意外と名案に思えてきましたな(頑として温泉から出ようとせず)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-17 (火) 23:23:13};
---&color(#A52A2A){私が・・・無尽蔵・・・・・?? それは、違う(きっぱりと言い放つ)&br;魔力を多く持つのは・・・天満であって私ではない・・・ 最も・・・今は・・・・・・・・・・・・・・・・・&br;(ここでまたくしゃみ)・・・・・・・・寒い、とにかく・・・おまえ、出ろ・・・・ 私が入る・・・ 話は其れからだ・・・}; --  &new{2009-11-17 (火) 23:26:33};
---&color(#cd5e3c){出たら寒いですな…!ヤ、しかし…(妥協策として足だけつけて縁にすわる)&br;エ、マ、騙されたと思ってですな、魔術の練習など…ネ?}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-17 (火) 23:32:03};
---&color(#A52A2A){(ざぶーんと肩まで浸かる ぬくいので嬉しそうに耳が揺れる)・・・・・・・。&br;私は・・・今まで、魔術の練習をしたことは・・・''ない''・・・ 天満の使う術は・・・魔力も使うが・・・それよりも、信仰を必要とするからだ・・・&br;だから、指輪や…書を使う魔術は・・・使ったこともない・・・・・・(拾ったけど一度も使ってない魔導器を思い出し)}; --  &new{2009-11-17 (火) 23:36:59};
---&color(#cd5e3c){''ない?!''ヤ、いくらなんでも無いというのは…ヤ、そんなに達者ではないと思っていましてが(そう、魔術の心得を持つもの、ほど呼びやすい 「ない」などというのは本来在り得ないイレギュラーのはずだった)&br;エ、ならばですな…!特に、通常の心得だけでもよい。実戦で使う必要さえない、手解きだけでも相当向上すると思われます(思わぬ強化への道が見えた)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-17 (火) 23:43:38};
---&color(#A52A2A){何をそんなに驚いている・・・?(悠々と湯に浸かりながら)&br;・・・手解き・・・・おまえは魔術を使えるのか・・・?&br;面倒だから・・・来月は指輪とやらを使ってみるのもありか・・・・・・・・(ベアります)}; --  &new{2009-11-17 (火) 23:50:17};
---&color(#cd5e3c){エ、過去使ったことが無いこともないでもありますがな…しかも触媒を持ってはいる?!(二度びっくり)&br;エ、無理に戦闘に使わず…それこそ、文の読み方、式の意味からで宜しい。ヤこれは光明が見えてきた…莢君、上がったらお勉強の時間です(ベアらないように持ち替えはさせまいという方針だった)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-17 (火) 23:58:29};
---&color(#A52A2A){(当然授業が始まればものの見事に5分と経たず寝る猫)&br;(魔術基礎習得はライダーの背にのしかかった)}; --  &new{2009-11-18 (水) 00:00:32};
---'''未来への展望、過去のなんやかんやを纏めつつ 総集編、これにて閉幕''' --  &new{2009-11-18 (水) 00:02:22};
*黄金暦142年4月(11/21) [#zd00152e]
**百合の館近郊・vs剣林弾雨−『廃線の森・アゲイン』 [#ff621293]


*黄金暦142年5月(11/20) [#ud29de5e]
**春・社跡裏山−『火狐原罪未蕾』 [#r3aeb31f]
-'''社跡・徒歩10分―裏山''' --  &new{2009-11-21 (土) 00:15:51};
--&color(#cd5e3c){(散歩中、ふと思う)&br;(紅葉に若葉。枯れ木に葦。無節操に満ちる山菜。ただ伸び続ける蔦。)&br;(この見覚えのある景色―100年200年では生態系は変わらない 意図的に人を遠ざけた神域であれば更に)&br;あれはそう…確か(この社と一度だけ関わった時。今現在の自分ではない自分が折った、一本の剣の銘)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-21 (土) 00:20:31};
---'''&color(#cd5e3c){&size(18){&ruby(ダイホウトウ・サンシャ){大奉刀・霰鷓};};&br;[[http://notarejini.orz.hm/up2/s/qst051491.jpg>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst051491.jpg]]};''' -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-21 (土) 01:52:21};
---&color(#cd5e3c){[鞘は無い。天の気分を害さぬよう、刀身の輝きを遮らぬよう…彼等の奉る「何者か」への祈りが込められている。&br;即ち 雹、霰、霙、雪 その中を飛ぶ鷓の濡れ羽色を顕す光。&br;凍えて堕ちる、永遠でない色を好むと信じられていた「何者か」。&br;厳冬を避けるため、翼を模した装飾に彩られた日緋色金は剣として―「何者か」に奉げられた。]}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-21 (土) 02:09:26};
---&color(#A52A2A){[受け取りしもの、天満は込められた願いを理解しなかった、否、出来なかった&br;形無き我に何故社を建て剣を奉納したのか 人間と天満は余りにも違いすぎて&br;だが、剣は天満に僅かに変化を齎した 天満はヒトガタを取り姿を現すようになった&br;それは剣を''視''るため''触''れるため………&br;天満にとって剣は人間よりもよっぽど関心の対象となった]}; --  &new{2009-11-21 (土) 03:10:06};
---&color(#cd5e3c){ヤ、しかし 存外強力すぎたんですな…社の君も、その剣も(滝の端、飛沫を上げる岸壁を見据え一人ごちる 四十雀が飛ぶ)&br;[人の似姿を社の中に見つけると、民は歓喜した。冬が弱まり、作物がよく取れ獣は年中野山で見られた。]&br;[豊穣の地。噂を聞きつけ、社に賊が入った。誰にも見咎められず、宝剣を奪う。「何者か」の時間感覚は超越者のそれだった]}; -- [[ライダー>聞いているのかねオリファー君!]] &new{2009-11-21 (土) 16:54:10};
---&color(#cd5e3c){[刀はそれ自体が力を秘めた妖刀だった。気圧を操り、風雨を呼ぶ。呪符を巻かれ制御された。]&br;[一年が過ぎ、二年が過ぎた。賊は大奉刀・霰鷓を振るい、悪逆の限りを尽くした。]&br;[時の異邦人が現れるまでは―]}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-21 (土) 19:56:41};
---&color(#cd5e3c){エ、アレは良い刀でしたな…しかし(思い出す、その瞬間 粉々に砕け散る剣、社の君の不思議そうな顔 天雷に焼かれる賊)&br;[いくさを絶つ。シンプルな理由で剣は歌舞伎武者に折られた。「何者か」の時間感覚は超越者のそれだった]&br;[どうやら剣が手元に無いことに飽いてか?あるいはその終焉を見届けることを予感したのか?破剣の現場に居合わせる]&br;[感情と呼べるものがあるかはともかく。変化、漣は嵐を呼び時空の裂け目を作り出した。あとは、それきり]}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-21 (土) 21:37:45};
---&color(#cd5e3c){マ、怨まれたようなのは置いといて…莢君。アレは、おそらく(無かったもの。補うもの。)&br;(暫く考えつつ歩き、社地下に戻る 過ぎたことだ、先を考える方が良い)得物は多いに越したこと無し。どういうことか主人はかの猫、折って折って折り切るより他に無し。&br;(奇妙な因果だ だが繋がる輪を断ち切ることは出来ないらしい そして今日も静かに戦争は進行する―)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-21 (土) 22:11:48};
*黄金暦142年6月(11/21) [#z2c4e7f7]
**百合の館近郊・vs剣林弾雨−『廃線の森・アゲイン』 [#j620efa2]
-''廃線の森・アゲイン'' --  &new{2009-11-21 (土) 23:05:55};
--&color(#cd5e3c){ヤ、というわけで今回は別ルートからですな、探りに来たわけで&br;(&ruby(ウシトラ・セブンチェンジャー){鬼門七鍵守護神};・&ruby(カジュウ){処住};の、テント大の装甲に包まれつつ進む 急な襲撃に警戒してのことだが、小回りは効きづらい)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-21 (土) 23:13:17};
---必ず・・・見つけ出す・・・・・・(気を引き締め、厳しい顔つきで進む)&br;(彼女に出来る最大限周囲に気を配っている) -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-21 (土) 23:15:32};
---&color(#cd5e3c){しかしですな莢君。その、窓を占拠されますと操者たるワタクシに外が見えないわけでありまして&br;(ずずん、木に脚を取られ巨体が転ぶ)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-21 (土) 23:17:13};
---・・・・・そういうこ・・・(とは早く言え、という前に転がる巨体、そしてその中で翻弄される子猫) -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-21 (土) 23:20:29};
---&color(#cd5e3c){…とまあ、妖怪というのもまた一長一短ありましてナ…&br;ましてや人為的に再現したものであれば。幾ら名工カラクラの作といいましてもうんぬんかんぬん(転がる中、猫に蹴られながらも処住を立てなおすと解説病が始まった、隣の小窓から外を見るしか無さそうである)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-21 (土) 23:23:28};
---うるさい(げし)・・・いいから(げしげし)・・・早く何とか(げしげしげし)・・・しろ・・・&br;(漸く立て直ると窓から離れ)つまり・・・おまえしか外が見えない・・・ 不便だ。 この音を聞きつけて・・・出て来たらいいが・・・・ -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-21 (土) 23:27:51};
---'''静寂に満ちた森、転倒の音が響けば…聞き覚えのある硬質な音もまた響き…&br;森の陰達が蠢き始める''' --  &new{2009-11-21 (土) 23:35:12};
---&color(#cd5e3c){っとと、早速出てきましたな…木偶、地形に住む者を動かしている…?&br;……本体、が居ない限りは 定置型の行動原理として順当なのは「追い返す」ですかな…(音の鳴る方へ舵を切り)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-21 (土) 23:40:12};
---また・・・あの音、出てきたか 耳障りだ・・・・・・・・!&br;私には・・・この術の原理が分からん・・・ 追い返すとは、どういうことだ・・・ -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-21 (土) 23:45:10};
---&color(#cd5e3c){要するにですな、自身の意思を拡散、あるいは定着させる。「目的に沿う機構」として分離するのですな&br;デ、どうやらこの森には彼等の大事なものがあるらしい。ならば、入られたくない。我等のような明確な敵ならば尚更ですな。しかし&br;単なる散歩に訪れた老人などを急に襲うなどして目立てば…逆に不利。この広い森をカバーするにはあまり細かい識別能力を持たせることもキツいと見まして。&br;通常ならば、脅威を感じない限りは…追い返す方向で動いているのではないかと}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-21 (土) 23:51:49};
---'''音鳴る方へと向かえば行く手を妨げるように起き上がった木々の影達…以前見た事のあるあれだ''' --  &new{2009-11-21 (土) 23:56:32};
---ふむ・・・つまり・・・この近くに奴らの拠点があるが故・・・立ち入られたくない、しかし目立ちたくも無い・・・だから「追い返す」か・・・(子供向けの魔法基礎で居眠りしていた時とは打って変わって。 すとんと理解したようだ)&br;ここらの影の相手をしても・・・きりが無い・・・・・・・ 突っ切れるか・・・? -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-22 (日) 00:00:57};
---&color(#cd5e3c){ヤ、理解が早くてよろしい 出来ればですな、普段ももう少し…(しかし、「あの」セイバーが真っ当な手を打つだろうか?だが現に今そうなっていると見られる)&br;やってみましょう。エ、ほっぷすてっぷ(軽快に跳ねる巨体、影に真っ向から踊りこむ)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-22 (日) 00:12:26};
---'''奇怪な光景、只の人がみればそれだけでその場を後ろにするであろうが…&br;更に近付き駆け抜けんとする二人に対し、影は小さく身を縮めて、至近距離で爆ぜた!礫の如く降り注ぐ黒''' --  &new{2009-11-22 (日) 00:25:10};
---(小言は耳に入らない それでも影が爆ぜる音は聞こえる)・・・なんだ・・・!?&br;(小窓を譲ったので音しか聞こえず、余計に不安は煽られる) -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-22 (日) 00:27:48};
---&color(#cd5e3c){頑張れ、頑張れ処住〜(どうやら乗機の選択は正しかったようだ…地雷原を駆け抜けるように、樽に手足が生えたような材木要塞は進む)&br;やったったった?!しかし…はやいところ、抜けないとまずいかもしれませんな(揺れる室内。)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-22 (日) 00:31:01};
---'''爆ぜた影は瘴気を撒き散らし、辺りを蝕んでいく…&br;行く手を阻むは爆ぜる影ばかりではない、進むにつれてその激しさを増し、一層陰湿なものとなってくる…''' --  &new{2009-11-22 (日) 00:42:56};
---&color(#cd5e3c){ヤ、成る程…物理的な障壁だけでなく環境的なものも?&br;莢君、少々空気が悪いゆえ外での派手な立ち回りは出来ぬものと心得ましょう。こいつの装甲が頼りですな&br;……恐らく、棲み処付近まで抜ければ…(未だに姿を顕さないのは不可解ではあるが進む、進む この激しさならば行く手には必ず敵が居る)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-22 (日) 00:45:34};
---(不浄な空気は小さな身体を苛む)・・・・・・・・・・・・ 私にも、わかる。 気持ち悪い・・・&br;はやく・・・抜けろ・・・・・・(揺れに堪えながらも身を縮こませる) -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-22 (日) 00:51:02};
---'''辺りは罠罠罠罠……さながらキャスターの陣地の如く。&br;攻撃、障害多岐に渡り、堪え忍ぶ二人に襲い掛かる…だが&br;進み続ければやがては森の切れ目が見えてくるだろう''' --  &new{2009-11-22 (日) 01:03:18};
---&color(#cd5e3c){ヤハハ、コリャちょっと予想外でしたな…!(剣林弾雨をひた走り 森の地獄を潜り抜け)&br;しかし何故・・・?ここまで、仕掛けてくる気配は無し(光が見える、突っ切りはしてもやはり被害の少ない方へ 誘導されるかのように)&br;ッ!変殻…ッ(装甲が維持できない より剛性を上げ、天幕を絞った「椎蜘蛛」にやむなく変形、ギリギリで森を抜ける)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-22 (日) 01:11:17};
---(森を抜けることに必死でそこにどんな思惑が隠されているかなどと考えている様子はない)&br;抜けた・・・か・・・・? -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-22 (日) 01:21:58};
---'''森を抜けると其処には咲き誇る花々…遠方に見えるのは大邸宅、あまりにも広大だが此処は庭、だったのだろうか&br;視界に入る人影…''' --  &new{2009-11-22 (日) 01:34:24};
---&color(#cd5e3c){どうやら。(展開された蜘蛛は鞘に戻る、少女を肩に乗せ降り立つそこは花畑)&br;…どうやら、アタリ、のようですが…サテ(人影は何者か 誰何の声は無くとも、味方で無いことは間違いない)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-22 (日) 01:44:53};
---(ぐったりしていたのも束の間、すぐに顔を上げて人影を睨みつける)&br;(確証は無いが予感がする きっとあの影は…………) -- [[莢>名簿/372452]] &new{2009-11-22 (日) 01:46:55};

*黄金暦142年5月(11/20) [#ud29de5e]
**春・社跡裏山−『火狐原罪未蕾』 [#r3aeb31f]
-'''社跡・徒歩10分―裏山''' --  &new{2009-11-21 (土) 00:15:51};
--&color(#cd5e3c){(散歩中、ふと思う)&br;(紅葉に若葉。枯れ木に葦。無節操に満ちる山菜。ただ伸び続ける蔦。)&br;(この見覚えのある景色―100年200年では生態系は変わらない 意図的に人を遠ざけた神域であれば更に)&br;あれはそう…確か(この社と一度だけ関わった時。今現在の自分ではない自分が折った、一本の剣の銘)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-21 (土) 00:20:31};
---'''&color(#cd5e3c){&size(18){&ruby(ダイホウトウ・サンシャ){大奉刀・霰鷓};};&br;[[http://notarejini.orz.hm/up2/s/qst051491.jpg>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst051491.jpg]]};''' -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-21 (土) 01:52:21};
---&color(#cd5e3c){[鞘は無い。天の気分を害さぬよう、刀身の輝きを遮らぬよう…彼等の奉る「何者か」への祈りが込められている。&br;即ち 雹、霰、霙、雪 その中を飛ぶ鷓の濡れ羽色を顕す光。&br;凍えて堕ちる、永遠でない色を好むと信じられていた「何者か」。&br;厳冬を避けるため、翼を模した装飾に彩られた日緋色金は剣として―「何者か」に奉げられた。]}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-21 (土) 02:09:26};
---&color(#A52A2A){[受け取りしもの、天満は込められた願いを理解しなかった、否、出来なかった&br;形無き我に何故社を建て剣を奉納したのか 人間と天満は余りにも違いすぎて&br;だが、剣は天満に僅かに変化を齎した 天満はヒトガタを取り姿を現すようになった&br;それは剣を''視''るため''触''れるため………&br;天満にとって剣は人間よりもよっぽど関心の対象となった]}; --  &new{2009-11-21 (土) 03:10:06};
---&color(#cd5e3c){ヤ、しかし 存外強力すぎたんですな…社の君も、その剣も(滝の端、飛沫を上げる岸壁を見据え一人ごちる 四十雀が飛ぶ)&br;[人の似姿を社の中に見つけると、民は歓喜した。冬が弱まり、作物がよく取れ獣は年中野山で見られた。]&br;[豊穣の地。噂を聞きつけ、社に賊が入った。誰にも見咎められず、宝剣を奪う。「何者か」の時間感覚は超越者のそれだった]}; -- [[ライダー>聞いているのかねオリファー君!]] &new{2009-11-21 (土) 16:54:10};
---&color(#cd5e3c){[刀はそれ自体が力を秘めた妖刀だった。気圧を操り、風雨を呼ぶ。呪符を巻かれ制御された。]&br;[一年が過ぎ、二年が過ぎた。賊は大奉刀・霰鷓を振るい、悪逆の限りを尽くした。]&br;[時の異邦人が現れるまでは―]}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-21 (土) 19:56:41};
---&color(#cd5e3c){エ、アレは良い刀でしたな…しかし(思い出す、その瞬間 粉々に砕け散る剣、社の君の不思議そうな顔 天雷に焼かれる賊)&br;[いくさを絶つ。シンプルな理由で剣は歌舞伎武者に折られた。「何者か」の時間感覚は超越者のそれだった]&br;[どうやら剣が手元に無いことに飽いてか?あるいはその終焉を見届けることを予感したのか?破剣の現場に居合わせる]&br;[感情と呼べるものがあるかはともかく。変化、漣は嵐を呼び時空の裂け目を作り出した。あとは、それきり]}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-21 (土) 21:37:45};
---&color(#cd5e3c){マ、怨まれたようなのは置いといて…莢君。アレは、おそらく(無かったもの。補うもの。)&br;(暫く考えつつ歩き、社地下に戻る 過ぎたことだ、先を考える方が良い)得物は多いに越したこと無し。どういうことか主人はかの猫、折って折って折り切るより他に無し。&br;(奇妙な因果だ だが繋がる輪を断ち切ることは出来ないらしい そして今日も静かに戦争は進行する―)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-21 (土) 22:11:48};

*黄金暦142年8月(11/23) [#kdf6f049]
**虐殺直後・社跡−『フリップフロップ・ネガティブ』 [#wdecfdad]
**虐殺直後・社跡−『フリップフロップ・ネガティブ』 [#l0e43f73]
-&color(#A52A2A){(これまでと同じなら、すぐにあの状態は元に戻る…)&br;(猫の身体が強すぎるチカラに耐えられないためだ)&br;(しかし今回は違う…社跡まで戻ってきても 猫の様子は一向に元に戻らず、ラインは太いまま、血液があふれ出すことも無い)&br;(道中も愉しそうに笑っていたが、着いてもまだ笑っている その様はいつもの怠惰に沈んだ猫ではなく…………)&br;ライダー、おまえ・・・先の闘い、どう思った? 自称平和主義、心が痛むのか?(くすくす、くすくすと笑いながら)}; --  &new{2009-11-24 (火) 01:49:22};
--&color(#cd5e3c){率直に申し上げましょう(わかっている、わかりすぎるほどにわかっているその有様。)&br;貴方の行動は正しい。貴方の戦術は正しい。ワタクシとて莢君を囮とし、あるいは敵術者へ抗し得るだけの期待を賭けていなかった―無論、貴方の現出をして―とは言えませんな(笑いを否定するかのように言いわけがましい言葉はまだ続く)&br;……旋風君との決着への水入りは良しとしましょう(しかし辿り着くのはやはりそこだ)&br;良いはずが無いがよしとする。契約の上、不誠実は無い…しかし(煮え滾っている。満身創痍、欠損から魔力を溢れさせ始めて露になる怒り。)&br;''私の手を下すに必要な場面であったか?!''(争いを止めるための刃。禁じ手、報復者を絶滅させることを条件に使用が許された技はいとも簡単に振るわれた)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-24 (火) 02:03:29};
---&color(#A52A2A){おまえも、そんな風に怒るのだな(初めてみる従者の激昂も、今の彼女には笑いの種にしかならない)&br;無論必要であった、だから・・・貴重な令呪をつかって命じた・・・(口を歪め、挑発するように)&br;何か勘違いしているようだが・・・私ではサーヴァントたるセイバーを倒せやしない。 私は半分でしかないのだから&br;そうか、おまえは知らないのか 何故莢に怠惰の術が掛けられているのか 面白いな、ああ面白い・・・!(心底愉しそうに笑う姿、それは獣そのもの)}; --  &new{2009-11-24 (火) 02:12:18};
---&color(#cd5e3c){面白いはずがあってたまるものですかな…!(挑発は容易く。抗命は激しく。それに足る理由、是が非にも聴かねばなるまい)&br;ならば社の君、勘違いは正さねばならない。まず1に、私の主人は莢君である!(そう、入れ物が同じの半分以下。従うべきはその子猫である。今隠された、その理由)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-24 (火) 02:27:45};
---&color(#A52A2A){何故・・・? おまえは何も分かっていない、当然もう半分の莢も分かっていない・・・ これ以上に面白いことがあるか?&br;おまえは勘違いしていると言っているだろう、私はお前が契約した莢の裏側、感情が高ぶり生命の危機が訪れた時だけその天秤が私に傾く&br;おまえが社の君と呼ぶのは恐らく天満のことだろうが、私は天満ではない!&br;天満がこの身に降りればこの器など脆い、あっという間に壊れてしまう・・・ おまえも知っているだろう? だが今はどうだ? 負った傷さえも塞がり、この通り何とも無い。&br;つまり私はおまえが莢と契約したと言うのなら 私と契約したに相違ないこと(上空から、笑みを絶やさず…事実を告げる)}; --  &new{2009-11-24 (火) 02:35:34};
---&color(#cd5e3c){なんと…!(そう、全くその通り。一つの身体に宿るのは一つではない、二つではない、あるいは三つ、四つ、それ以上 先手は、完敗)&br;2に!怠惰の術と申したか、全ての変化を拒むような挙動は如何なることか!}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-24 (火) 02:47:06};
---&color(#A52A2A){ふむ。 それを説明するのは些か面倒だ ・・・だが、いつまでもおまえが知らないのは詰まらない・・・&br;・・・・・・・・天満によって創られた器は、莢はもとは一つだった 裏も表も無く一つの莢として・・・ だがそれは甘かった 与えられたチカラが強すぎて・・・さらに私は&ruby(さや){莢};だ、包み護らなければならない だが天満の力が強すぎて・・・&br;器は上手く器として機能しなかった 天満とて失敗はあるというわけだ 人格は崩壊寸前、器は溢れる寸前(他人事のように、面白おかしく語る)&br;そこで天満は器が安定するように、壊れないように怠惰の術をかけた&br;それで莢は激しい感情の揺れも、変化も、成長も全て止まったまま悠久の時を生きる器となったのだ}; --  &new{2009-11-24 (火) 02:59:12};
---&color(#cd5e3c){……理解した(その言葉を受ける間の何時の間にか。鞘を横に置き正座で応える)&br;では、3に……緊急事態への、器の損失を避ける策が…君ならば。&ruby(・・・・・・・・){最早勝負は決した};。未だ君が表出する意味はッ(真実、事実 情報は次々と更新され、行く末を動かす)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-24 (火) 03:13:36};
---&color(#A52A2A){損失を避ける策・・・ね・・・ 私はそんなに良いものでもない(歪んだ顔で笑う)&br;その証拠にお前が言う・・・危機が過ぎ去っても戻らない・・・・・・ 小さな莢、天満のお気に入りの莢は眠ってしまったから・・・・・・・・・・・・&br;私はニンゲンの狂気に過ぎない 器の元となった生贄の小娘・・・ あれが殺された日に生まれた狂気(そう、物語はずっと続いていた あの剣が折られたのは続く物語の一点に過ぎない 天満と莢を廻る物語はずっとずっと続いていたのだ 今も、含めて。)&br;何も知らなかったこと、驚いたか? ・・・・・・・一度傾いた天秤を戻すにはどうすればいいと思う?(正座するライダーの手前に着地、自身の血の匂いにまみれた狂気が微笑んだ)}; --  &new{2009-11-24 (火) 03:26:51};
---&color(#cd5e3c){くっ・・・!(三度、否定。信じたくは無かった事実だが三度として牙を剥く、食い込んでくる)&br;人の情念が何より恐ろしい力を生むか、皮肉が利いている(苦々しい表情 莢士の在り方として真っ先に断つべきもの。だが断てなかったからこそ今目の前に立つのは人)&br;両天秤、錘を除するか、安定が取れるまで……両の皿に加重するのみ(前者であれば幸い。要は少女から狂気を抜けばよい。後者ならば……より強く、より怠惰に。器へと負担を増やし、無理やり安定させる……だけ)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-24 (火) 03:35:22};
---&color(#A52A2A){くくっ ''あははは!!!!!'' おまえは面白いな、先の闘いと同じくらい面白い&br;そうだ、あの男を葬ったのはバケモノでも何でもなく、ニンゲンの偏った情念だ・・・・・・・実に愉快だろう?&br;・・・・わかってるじゃないか、そして事態はおまえにとって好くない方へ転ぶことも・・・わかっているだろう?&br;さらなる負荷をかけ安寧を図るのみ! 覚えておけ、私が現れるということは・・・社の君が姿を現すよりも悲劇であると(一層の狂気を湛え 笑みを浮かべる)}; --  &new{2009-11-24 (火) 03:46:08};
---&color(#cd5e3c){愉快なことであるものかッ…(もう一度、同じ言葉 猫の存在そのものが…最早自らの存在意義、イデオロギに関わる)&br;全く。全く全く。君の発現、存在は…抑圧の果ての鬱憤晴らしにしては迷惑極まる(事態が見えてくることで精神の安定も取り戻しつつある 問答から言葉遊びへと、あるいは未だ致命的な状況ではないことに安堵したのかもしれなかった)&br;お褒めに預かり光栄ですがな、免じて君には眠りを望む。(ぴしゃりと、告げる)&br;此度の君の活性化は不適当な戦場へ放り込んだ私の失策。なれば以後重々に、丁重に一切の危害が及ぶことなく!出番を潰して差し上げる(花形をとられたは敵わないですからナ、と冗談までつけて言い切った つまり、これ以上負担をかけずに勝利してやるので引っ込んでいろという倣岸な宣告―)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-24 (火) 04:06:33};
---&color(#A52A2A){随分と嫌われたものだ、敵を見事打ち倒した主に対して失礼ではないか?(冷静さを取り戻す従者におどけてみせる)&br;そう邪険にされなくとも、今宵私は非常に気分が良い 早々に眠りに着くとしよう、この悦びを忘れぬ内に&br;ああそうだ、魔術の教師・・・中々様になっていた 諦めず続けるが良い、私のために、ラインのために ・・・・・・・・・・・・・・・(彼女が瞳を閉じれば狂気は治まり。 あどけない顔で眠る猫が残された)&br;(しかしこれでは終わらない 遠く響く鈴の音、宣言通り安寧をかけるために社の主は姿を現すのだろう、その予兆が残酷に鳴り響いた)}; --  &new{2009-11-24 (火) 04:17:43};
---&color(#cd5e3c){全く、全く(無力である。既に起こってしまったことに、折って終わらぬことに無力。今までも、これからも幾らでも在って有り得ることにただ、嘆息)&br;エ、お休みなさい、明日からは地獄の猛勉強が待っていますな…どちらかというと、道徳教育のために。(少なくとも令呪の残り、を不本意な使われ方をせぬように。情念に、飲み込まれぬように。気を強く持たせるのが急務 …どれだけ困難なことだとしても)&br;(そして、眠る子猫の傍に控える あの日と同じように、衣をかけて)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-11-24 (火) 04:26:49};

*黄金暦143年4月(12/1) [#x40c0049]
**乱闘芝居数日後・記憶の鏡−『哀禍輪廻紋様』 [#l3b40f41]
-&color(#A52A2A){(眠りから覚める)&br;(強制的に齎されたそれから目覚めた猫は状況が読めないのか、まだ覚醒しきってないのか、ぼんやりと辺りを見回している)}; --  &new{2009-12-01 (火) 18:06:30};
--&color(#cd5e3c){[貴方の視界に幾分元気のない様子の男が入る]&br;[何か書き物をしているようだ…貴方の目覚めにはまだ気付いていない]}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-02 (水) 07:00:56};
---&color(#A52A2A){(その姿を確認すると、何が起きたのかが一斉に蘇った)&br;(ライダーの話、溢れた涙、不可抗力だった眠り)&br;(怒ればいいのか悲しめばいいのか、感情が渦巻いて分からない………… 分かるのは、どす黒い何かがもやもやとしていることだけだ)&br;(''ぱたり'' 処理しきれない感情に対して溢れたのは、一滴の……)&br;(水滴が衣服に落ち、広がっていく染みを眺めていると無性に腹が立ち始めた 勢いよく立ち上がると普段よりも落ち込んでいる…そんな気がするが構わず男に掴みかかった)}; --  &new{2009-12-02 (水) 09:24:32};
---&color(#cd5e3c){ヤ、敵騎手練心得…次は勝てるとよいのです''がっ''?!&br;(いつも通り、否いつもとは違い…打撃ではなく引っ張られる力 戦闘記録を中断しぐわんぐわん振られる頭)&br;おはようございますナ、ちょっと落ち着き申した…アラァ(その顔を認め。ひどい有様にどうやら事態の重さを認識する)&br;莢君、莢君。とりあえず状況の整理…要ります?(胸元からハンケチを取り出しつつ聞く)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-02 (水) 12:40:06};
---&color(#A52A2A){いらない・・・・・・・っ!!(掴んだ服を強く引き、思い切り突き放す)&br;(その勢いのまま後ろに飛退き)おまえなんか・・・''嫌いだ!!!''&br;(さながら野生の獣のよう 理屈も理由も抜きにして高ぶる感情のまま喚く)}; --  &new{2009-12-02 (水) 14:06:27};
---&color(#cd5e3c){エ、そう邪険になさらず…ネ?(突き飛ばされ…ない いつもより硬い身体の感触)&br;これは困った…莢君に嫌われたらワタクシ悲しみのあまり現界することも出来なくなります(ぱたぱたとハンケチを振る。軽業で飛ぶ余裕がない―そういうことのようだ)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-02 (水) 17:53:09};
---&color(#A52A2A){・・・?(おかしい いつもならへらりふらりと流されるはず、しかし動かない)&br;(要らないと言った手前聞くことも出来ず、わずかに困惑が浮かんだ)&br;おまえと・・・私は相容れない・・・ 大嫌い・・・だ・・・・・・・・(力無く言う)&br;(耳も尾も垂れ下がり、怒りよりも悲しみが勝ってきたようだ)}; --  &new{2009-12-02 (水) 19:52:33};
---&color(#cd5e3c){マ、マ、そういうこともありましょう(隙を突いて額にぺらり、小布が乗って)&br;問題を明らかにしていく。何故嫌いですかな?(立ち上がる気力は無い、猫の方へ向き、座りなおして問う)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-02 (水) 20:04:44};
---&color(#A52A2A){(ぱしんと尾で床を打つ 長い話、説明するのが面倒くさい だがこのままでは腹立たしい、悲しいばかり)&br;(付いて来いと言っても大方動けないのだろう もう一度、尾で床を叩いた)&br;(そこに目の前に布)・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(小さいため息一つ、大きな身震い一つ。 布を振り払うとライダーに背を向けて部屋を出て行った)&br;(足音も立てず、その姿が完全に見えなくなってから)・・・そこにいろ・・・(蚊の鳴くような声をかけた)}; --  &new{2009-12-02 (水) 20:40:03};
---&color(#cd5e3c){少しは見晴らしが良くなりましてか?……アリャ&br;(無言で遠ざかる少女、これは随分嫌われたかと神妙な顔で待つがそこにかかる声)&br;はっはっは莢くん、私そう云われれば五十年ほどは待つ用意がありますな!}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-02 (水) 20:47:18};
---&color(#A52A2A){(本当に50年待たせてやろうか、猫はそんなことも思ったかもしれない)&br;(程なくして戻ってきたときには鏡を抱えていた 社が破壊された時に真っ先に心配していた鈴と鏡のうちの鏡の方)&br;(ぱっと見ただけでは古い鏡にしか見えない ずかずかとライダーに近寄ると差し出した)}; --  &new{2009-12-02 (水) 21:34:06};
---&color(#cd5e3c){アラお早いお帰りで(軽口とは裏腹にやはり立ち上がらない)&br;これは…例の温泉鏡(眼鏡の横のツマミネジをきりきり、倍率を変えて検分)&br;曰く…あるのでしょうな(見ただけでわかる事。これはあの刀と「似たような」モノだ)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-02 (水) 21:38:47};
---&color(#A52A2A){はやく・・・持て・・・・・・。(他のものだったら投げつけるだけだが、この鏡はそうもいかない)&br;この鏡は・・・天満が見たもの、見ているもの・・・全てが映る。(鏡が煌くと鏡面が揺らぐ 莢視点での様子が映された つまり現在の天満の視界は莢と同一だということだろう)}; --  &new{2009-12-02 (水) 21:47:47};
---&color(#cd5e3c){ほう。ほうほう、便利ですナ?(その鏡面を覗き込み、確かに見る 鏡合わせのようなその景色)&br;ウム?ということは…社の君が見たことによりワタクシ嫌われていると(結構心当たりがあった)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-02 (水) 22:01:45};
---&color(#A52A2A){ふん・・・ 天満の心は・・・天満にしか分からない・・・勝手な推測をするな&br;おまえに・・・見せるのは今ではなく、過去・・・。 私がこうなった、原因を・・・見て来い・・・(説明するのが面倒なので直接見せるつもりのようだ)&br;言っておくが・・・私はこんなことをした事など一度も無い・・・覚悟、しておけ・・・}; --  &new{2009-12-02 (水) 22:09:03};
---&color(#cd5e3c){エ、キミのためならワタクシ火の中水の中(ぱたぱた扇子を口元に)&br;ヤ、でも今確かに一度も無いっていいませんでしたk(しゅるり、と霊体が解ける 共鳴作用だ、鏡が再生機としての役割を果たすため場面に男を取り込む…)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-02 (水) 22:14:11};
---&color(#A52A2A){つべこべ言わずに・・・・・・(最後まで言う必要は無かった、ライダーはもういない)&br;・・・・・・・(鏡の前に鎮座すると映像を維持すべく集中し始めた)&br;[ひどく靄がかり、視界が晴れない 更には気を抜くと意識が拡散しそうなほど不安定 ライダーはそんな感触を受けるだろう]&br;[宣言通り不慣れであり、ともすれば直ちに鏡から弾き出されそうだ]&br;[それでも目を凝らせば、折られた刃とその傍にぼんやりと佇む天満の姿が見えるだろう 時は昔 莢が生まれるよりも数十年は昔]}; --  &new{2009-12-02 (水) 22:20:26};
---&color(#cd5e3c){大宝刀―(見覚えがある。アレは自分で折ったモノ、そして折り悪くそれを目撃した、社の君)&br;っとと、夢心地?(無論悪い意味で。あれから幾らの時が経ったのか?映像は仔細がぼやけそこまでは読み取れない)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-02 (水) 22:29:46};
---&color(#A52A2A){[雑音が混じり、鮮明でない映像はさらに歪む 莢の力不足の他にも要因がある]&br;[天満の自我がはっきりしていないということ 折られ、輝きを失った刀からは興味が薄れている この場面は天満にとって見ている、のではなく勝手に視界に入っている事象、に過ぎない 当然時間軸など微塵も気にされておらず、計る由も無いだろう]&br;[やがて本格的に白に包まれ、右を見ても左を見てもただ白い]&br;[どれほどの時が立っただろうか、再び白以外の色彩が表れる]&br;[痩せ細った男二人に連れられた、これもまた痩せ細った娘 真白な着物を羽織り、社へと]&br;[その娘は髪も瞳も黒く、また莢よりも大人びた姿 宝刀が折られたことで姿を現さなくなった天満へと捧げられた娘]}; --  &new{2009-12-02 (水) 22:38:25};
---&color(#cd5e3c){嗚呼。(自分の責任…になるのであろうか。刀の記憶は其処まで、変わる景色)&br;捧げ物の次は奉げ者。定石とはいえ(白無垢は死に装束でもある。但し印象に残る、残ったということはつまり重要なひとなのだ 目を凝らす)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-02 (水) 22:44:45};
---&color(#A52A2A){[娘を中心として視界はやや晴れていく]&br;[映り出された様子はただただ悲惨]&br;[天満が姿を現さない事で 作物は実らず、水は枯れ、日照り、時に洪水 嘗ての豊穣の地はこの世の地獄のような有様]&br;[贄の娘は誠心誠意天満に仕えている様子が流れる 日毎に細くなる体、決して見間違いではない]&br;[徐々に社へと参拝に訪れる民も減り、残ったのは無数の屍と社、そして娘だけになった]}; --  &new{2009-12-02 (水) 22:49:54};
---&color(#cd5e3c){争いではなく一時の豊穣、その代償(人の営みである。関知しない事ではあるが―人並みに悲しみもする)&br;しかし。では何故か?アレがそうだと言うのなら…否、転機はまだ先か(伽藍とした社。人気は今にも潰えそうだが見なければなるまい)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-02 (水) 22:59:50};
---&color(#A52A2A){[只管に過去を映すのみ ライダーの悲しみも何の意味も成さない]&br;[娘は社で必死に祈る 時折弱音を漏らしながら]&br;「何故お姿を現してくださらないのですか…? 天満様は私たちがお嫌いですか………? それでも、私は…私は天満様が好きです 例え実を結ぶことが無くとも決して滞ることなくお仕えします」&br;[娘の言葉は天満を揺さぶらない 相変わらず薄ぼんやりと映っているだけ しかしある時を切欠に視界は広がる 鮮明ではないが広域に渡る まるで天から見下ろしているよう]&br;[その片隅に数人の人間が映る 逃げ延びた民の数人が戻ってきたのだ 豊穣の地が甦っていることを祈って、微かな希望を胸にこの地を訪れた]&br;[しかし現実は悲しきもの、旅立つ時よりも悲惨な有様 やってきた民は埋葬したはずの、掘り起こされ、骨でさえ所々しか残っていない…娘の亡骸の前で膝を折り流れない涙を流した]}; --  &new{2009-12-02 (水) 23:12:10};
---&color(#cd5e3c){サテ・・・何が来る?(少女の祈りは届かない。普通はこのような事になる前に神との折り合いをつけるのだが)&br;嫌な雲行き…ですな(祀られた神は不幸にも本物だった。奇跡を見れば祈りは絶えず)&br;嫌だ嫌だ、争いの空気だ(言葉を絶やせば今にも弾かれそうな緊張 捨て切れず、無駄な期待を)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-02 (水) 23:21:56};
---&color(#A52A2A){[涙を流す男の憎悪は留まることを知らず 真っ先に天満へと向いた]&br;[衰えた足を奮い立たせ、社へ駆け込む このようなモノなど祀る必要はない、その悲痛な叫びは連れ立ってきた全ての人間の心に響いた]&br;[暴徒と化した彼らは社に破壊の限りを尽くす 老朽が進んだ社は容易く破壊され、すぐに最奥の間へと]&br;[彼らはそこで見てしまった 贄に捧げられた娘が生きているのを]&br;「俺の(私の)娘は(息子は)無残に死に、骨もろくに残らなかった それなのに…何故、お前が!!!」&br;[憎悪は一瞬にして娘へと矛先が変わった この娘が生き延びたのは天満の加護に違いない、一人だけ…自分だけ生き延びた娘が許せない]&br;[娘が生き延びたのは只の偶然… 天満が贄として召さなかった…たまたま強かだった…ただ、それだけ それだけの事が彼らには伝わらない 非道、残酷、目の塞ぎたくなるような映像が流れ…………遂には娘は息絶えた]}; --  &new{2009-12-02 (水) 23:33:29};
---&color(#cd5e3c){得物は…フム、短刀ひとつに手斧2(描写は克明。意味がある場面なのだ 人の死を何とも思わない…はずの視点が、此処だけ鮮明)&br;あとは材木の欠片を独創的に(全て折ってやるべき害意だ。しかし今見ているものは記録であるし折るべき自分はこの時点でどこぞの時空で何かを折っているのだろう)&br;シテ、どうなる?特別な娘はどうなる(見届けなければいけない。悲劇で終わるならば…この地に悲劇も惨劇も数え切れぬはずだ)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-02 (水) 23:48:09};
---&color(#A52A2A){[娘を殺してもなおやり場の無い怒り 彼らはその後も破壊を止めなかった]&br;[残ったのは鈴と鏡のみ この二つはどうしても、彼らが何をしても、壊れることが無かった]&br;[程なくして彼らは社から去り、社には静寂が訪れる]&br;[娘の亡骸の前に佇むのは天満 漸く姿を現した天満]&br;[娘の亡骸を、否、娘の魂をじっと見つめている]&br;[娘は天に昇ることが出来ない この地に縛られ、誰よりも強い憎しみに染まっている]&br;[その黒き魂を、何をするでもなくじっと見つめていた]}; --  &new{2009-12-02 (水) 23:57:42};
---&color(#cd5e3c){ウム?これが、始まり…(悪意に染められ奪われた命はまた敵意に染まる 膝元で起きたその変化を見つめる影は…その表情は伺い知れない)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-03 (木) 00:06:12};
---&color(#A52A2A){[混じりなき漆黒 魂もまたただただ天満を見ていた]&br;[さて、どれ程の時をそのまま過ごしただろうか 亡骸にはほとんど骨しか残らなくなった]&br;[天満が顕現したまま過ごすということは……………………そう、再び、豊穣が訪れる]&br;[枯れ果てた大地は嘘のように緑を取り戻す 美しき色彩を取り戻す 秋には豊かな実り…正に豊穣]&br;[娘を殺した人間達は生き神のように祀られる 悪を、邪を払った強きものとして]&br;[彼らは我が物顔で社へと踏み入った 此処は今日から我らが社だと言い娘の亡骸を蹴り飛ばした]&br;[その刹那、黒き魂は闇の深淵へと変貌する]&br;[天満ですら見たことの無い、深き闇]}; --  &new{2009-12-03 (木) 00:15:20};
---&color(#cd5e3c){神威を借るか?ヤ、広い眼で見れば解決の努力と見るべきか(繋がる。その怒り、涙の理由)&br;しかし。而してそれは慮外という他は無く。(違う。不断の意思もなく一方的な視点の喧伝。狂信と言い換えてもいい)&br;断じて人の行いに非ず。であればこそ、記憶に留まるか…(激情に駆られ激情を生み出し悪意のみが残る。結果として神は顕現しその特異を見つめる)&br;フゥムしかし一朝一夕には片付きそうも無い(美徳と醜悪の違いを教え込むには実体験が強烈に過ぎた。怒りも尤も、悪例である)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-03 (木) 00:22:44};
---&color(#A52A2A){[深淵は天満を取り囲み 天満に希う]&br;[視界は闇に包まれる]&br;[この闇の中、如何な遣り取りが成されたのか……それは娘と、天満だけの秘め事 音も色も何も映されない]&br;[次に視界が晴れた時には莢の姿 そしてゆっくりと&ruby(さや){莢};に包まれる天満]&br;[以後は只管に赤い 超常なる力を手に入れた娘の、莢の復讐の惨劇]&br;[村人を誰一人残すことなく殺戮を繰り返す]&br;[後は裏の莢が語った通り 耐え切れない器、歪んだ感情、怠惰を掛けられ漸く治まる]&br;[これが、今に繋がる莢の道の始まりの全て]}; --  &new{2009-12-03 (木) 00:37:57};
---&color(#cd5e3c){ヤ、成程、成程(その一部始終を見届けて。拍手も疎ら、唯一人)&br;ウム、悪で或る(一言で断罪 復讐は肥大し尽きせぬ悪意が惨禍を広げた)&br;悪であるが故正さねばならぬ(一言は救済。余りにも困難な道を唯一言で)&br;であるならば…嫌われている場合ではありませんな!(終わりを見て始まりを見る。在り方を見る、揺り動かす心が見えた 目の前には災厄、その景色を折る)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-03 (木) 00:51:16};
**記憶の旅直後・社跡縁側−『涙』 [#d77273a9]
-&color(#A52A2A){(ライダーの意識が現世へと戻れば、鏡に突っ伏している猫が居る)&br;(記憶の再生に疲れただけでなく、自身にとって最も忌まわしき、そして天満との大切な記録だ)&br;・・・・・・・・ 見た、か・・・}; --  &new{2009-12-03 (木) 00:56:30};
--&color(#cd5e3c){ハイハイ、もう確り(鏡を抱え、勢い猫を膝の上に乗せる形)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-03 (木) 01:13:47};
---&color(#A52A2A){・・・離せ・・・・・!!!(当然膝の上で暴れる 今は力無き腕を振り回し着物で爪を研ぐ)&br;(暴れながらも口は開き)私は・・・おまえの言う徳など・・・認めない・・・・・・・・・・!(三度溢れる涙)}; --  &new{2009-12-03 (木) 01:20:36};
---&color(#cd5e3c){ならば結構。(暴れる腕を止めもせずに。包帯で固められた腕も脚も、中身が無いかのように軽い)&br;認めずとも宜しい。見方一つと言った筈ですナ?煩悶無くして悟り無し、千里の道も一歩から&br;だから莢君、それは私を厭う涙ではなく…キミ自身の苦悩の証として頂きたい(着物は柄も何も無茶苦茶だが雑巾の代わりくらいにはなる。顔を拭う手には力が無い)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-03 (木) 12:37:34};
---&color(#A52A2A){(拭われると余計に溢れる 最早何が憎いのか、何が悲しいのか、一緒くたになって溢れ止まらない)嫌いだ・・・おまえがいうことなんて・・・意味が・・・・わからん・・・・・・(弱弱しい語尾、振り回す腕も止まって涙を流す)&br;(暫くそうして声にならないような声で不器用に泣き続けた)}; --  &new{2009-12-03 (木) 18:06:08};
---&color(#cd5e3c){わからないという事はわかろうとしているという事。ヤ、暫くは考える時間が溢れておりますれば…&br;(雨が降る、涙も流れる 先日の負傷により雨除けくらいにしかならないが…無いよりはマシだと信じたかった)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-03 (木) 18:25:17};
**翌朝・社跡−『ノーブル・レインボウ』 [#b00f51cb]
-&color(#A52A2A){(荒地の下 地下洞の祠)&br;(幾分か腫れぼったい目だが背筋を伸ばして正座)&br;・・・・・・・・・(すぅ、と大きく息を吸い込む)}; --  &new{2009-12-04 (金) 00:40:58};
--&color(#cd5e3c){[傾奇の姿は座して動かず。…眠っている。常とは逆の静謐な空気]}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-04 (金) 00:53:09};
---&color(#A52A2A){(考える、考える、考える。 思考は濁った渦、一向に纏まらず)&br;(ちらり、と動かない姿を見遣る)&br;(思ったよりも酷い怪我、治りが遅いのか………?)&br;・・・・・・・(限界まで吸い込んだ息を吐き、大きな音を立てて手を合わせる 続いて祝詞をあげはじめた)&br;'''この いき は てん の みいき'''&br;'''てん の みいき は わが いき'''}; --  &new{2009-12-04 (金) 01:06:58};
---&color(#A52A2A){(天満を神と呼ぶのなら、神気が そうでないなら…清められた清浄な空気が満ちる)&br;'''わが いき は てん の みいき'''}; --  &new{2009-12-04 (金) 01:33:59};
---&color(#A52A2A){(自分でも何故こんなことをしているのか理解できない)&br;(つくづく分からないことばかりだ それとも罪滅ぼしとでもいうのだろうか、一体何に対しての罪滅ぼし…?)&br;(頭を振り、思考を中断する 余計なことを考えている余裕は無い、集中しなければ失敗する………)}; --  &new{2009-12-04 (金) 01:39:24};
---&color(#A52A2A){(辺りに満ちた空を確認してから立ち上がり、ライダーの傍に歩み寄る)&br;(とりあえずやけに軽かった腕に手を翳し…………… 恐らくは治癒の術、を掛ける)&br;(嘗て天満に施された術の真似事 本来なら暖かな光が溢れるはずなのだが精々少し明るいかもしれないといった程度)&br;(内包する力が超常とはいえ扱う器が未熟なため効果は余り期待できない)&br;(上手くいかなかったので自分の手をじっと見た後、諦めたように溜息をついた)}; --  &new{2009-12-04 (金) 02:00:35};
---&color(#A52A2A){(今行ったのは恐らく''良い''事 少なくとも悪事ではない)&br;(しかしそれでも一向にもやもやとした思考は晴れることなく…)・・・・・・無駄、か・・・&br;(どうせ起きてても狸寝入りしているだろう相手に軽く蹴りを入れてから、離れた場所に横になるのだった)}; --  &new{2009-12-04 (金) 02:04:59};
---&color(#cd5e3c){…?何か寝覚めがよいですな(身体の調子は戻らずとも、うっすら作用したようだ 蹴られた脇腹が痛いのは何時ものことなので気にしなかった)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-04 (金) 12:35:39};

*黄金暦143年8月(12/5) [#o84da525]
**夏夜・社跡鏡棚−『グッドナイト・スーサイド』 [#y59694e7]
-&color(#cd5e3c){[中秋の名月。社跡地、鏡の祀られた地下宮]&br;[物思いに耽る、少女の停滞の理由 憎しみに枷を掛ける社の君の術法…否、足踏みさせる?]&br;[思い至る。その枷により悪意は発散されず、時が忘れさせることも無くなる …堂々巡りに陥りはすまいか]}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-05 (土) 19:25:53};
--&color(#A52A2A){(月光の届かぬ地下奥深く 鏡は薄ら揺らめく)}; --  &new{2009-12-05 (土) 19:33:22};
---&color(#cd5e3c){[臭いものに蓋。内部で渦巻く悪臭は自浄されるわけでは無い]&br;[天秤の維持。両天秤に過積載すればやがて天秤自体が壊れる]&br;[大きな思い違いをしていたのかもしれない。社の君の措置は本当に正しかったのか―?]&br;莢君。君ではないキミ。社の君。(呼びかける、一人に宿る三様の意思に どれが出るかは運次第)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-05 (土) 19:40:40};
---&color(#A52A2A){(呼びかけに答えるように揺らぐ、揺らめく鏡面)&br;(其に映るは天満の視点………面に己の顔が映されれば、即ち応えたのは天か)}; --  &new{2009-12-05 (土) 19:43:33};
---&color(#cd5e3c){サテ…ワタクシ平穏平和のためにですナ、どうも気になることがひとつ&br;(嘯くのは職業病だ 独り言になろうとも諧謔は忘れない)&br;かの猫の時を止め、味を失くし。激情を押さえ込む仕業は適切と見ましてか?}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-05 (土) 19:52:43};
---&color(#A52A2A){(鏡の波紋は皿に広がり)&br;「'''わらわに聞いておるのかえ? 怠惰の術に関してはわらわはどうとも思わぬ、莢からの苦情もでておらぬ故な'''」&br;(実体を現してはいない、莢はどこかで眠っているだけ その声は直接頭に響く)}; --  &new{2009-12-05 (土) 20:02:19};
---&color(#cd5e3c){それ、それですな(ぱららと扇子を広げる 誰が見ているのか、その柄は紫陽花)&br;そも貴方のやることに莢君が異議立てたことは過去にあり申したか?&br;悪意は尽きせぬから無理に押さえ込む…それ自体が悪化の原因となっていたとしたら。&br;デハ私から願い奉る。怠惰を解き、君ではないキミの問題解決は人の手に委ねて頂きたい。}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-05 (土) 20:09:27};
---&color(#A52A2A){「'''莢がわらわに申し立てをしたことはないの ほんに可愛い。'''」&br;「'''術を解けば狂気は溢れ器は壊れる それが莢のためになると?'''」&br;(結局の所天満が気になるのはその一点のみ)}; --  &new{2009-12-05 (土) 20:15:46};
---&color(#cd5e3c){このまま怠惰に沈みいつか来る…タガが外れ押さえ込めなくなる終末を待つよりは。&br;器を壊さず凶器を折る、手練手管に御期待あれといった所か?&br;悩む意味も分からず悩む姿は忍びない、というだけですな(壊させない、と眼が語る)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-05 (土) 20:25:53};
---&color(#A52A2A){「'''ふむ…'''」(暫しの間)&br;「'''確かに…最近の莢は揺らいでおるようだしの……術が妨げになっておるというのなら、分からないでもない'''」&br;「'''では今一度傾奇の言の葉にのせられてやろうぞ、しかと収めよ'''」&br;「'''わらわは術を解き、器に少しだけ細工を施すとしよう……'''」}; --  &new{2009-12-05 (土) 21:45:53};
---&color(#cd5e3c){ありがたい事で。(細工に一抹の不安が過ぎるがこれだけの譲歩はそうそう得られるものではない、と看過して)&br;此処からが正念場、ですな…(激動の日々は迫り終幕は近い。サーヴァント特有のものか?感覚が訴えてくる…)&br;(その前に、嗚呼その前に。哀れな猫を救い賜う力を我に…などと願う対象が目前に居るならば、人智の限りを尽くす方が健全と思えた)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-05 (土) 21:52:09};
---&color(#A52A2A){&size(25){ドン!!};&br;(前触れもなくその言葉は実行される 枷のなくなった器の暴走は分かり易く始まった)&br;(地下そのものを再び沈めるような地震、地響き これは普段抑えられた力の、狂気の喜びの宴)}; --  &new{2009-12-05 (土) 22:11:31};
---&color(#cd5e3c){エ、それではそれでは…御覧アレ(近付いてくる。震源が、怒りが 予断なく鞘を抜き構える)&br;今日という今日は一手御指南差し上げる!(少女への教育、本当の意味での第一歩が始まろうとしていた)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-05 (土) 22:34:29};
---&color(#A52A2A){(真直ぐに傾奇の元へと進んでいた気配は後一部屋で接触する、その寸前で止まった)&br;(それでも地響きは収まらない、ぱらぱらと天井から土が落ちる)}; --  &new{2009-12-05 (土) 22:38:34};
---&color(#cd5e3c){エ、デハひとつめ。(停止する気配、一歩前に出て)&br;引っ込み思案は直しましょう(からたたた、高下駄鳴らして走り出す 回る回る左腕、&ruby(ウシトラ・セブンチェンジャー){『鬼門七鍵守護神』};・穿捻土竜が唸りをあげて、壁を抜く)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-05 (土) 22:42:52};
---&color(#A52A2A){(引っ込み思案…… 否、むしろ苦悩の表情)&br;(両手で頭を抱え、悶える)う・・・ア・・・・・・・!! なんだ・・・これは・・・ 私、が、こわれ・・・・・・・っ!!!!&br;(裏と表の鬩ぎ合い 完全に天秤が傾ききってしまえばこのようなことにはならない、だが不安定な天秤は無情にも左右に触れる)&br;らい・・・・・・ はな・・・・ろ・・・(裏を知らない表にとって自分が抗い難き何者かに乗っ取られる、恐怖以外の何でもない)}; --  &new{2009-12-05 (土) 22:51:52};
---&color(#cd5e3c){いいえ。壊れるのではなく元に戻る。(自分から歩み寄る 悶え苦しむ猫の姿を咎めるでもなく)&br;離れません。それもまた貴方なのであれば、纏めて御教授いたしましょう(ずかずかとずけずけと人の心へ踏み込んで、不安を除く一助にならん)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-05 (土) 22:55:16};
---&color(#A52A2A){は・・・あ・・・・・?(理解できない 今は理解できない)&br;おま・・・いみわか・・・(ふ、と少しだけ表情が緩み)・・・・・ッ!!!!!!!(天秤は完全に傾いた 抗うのを、やめた、のかもしれない)&br;&size(30){''ドドン!!!''};(始まりよりも激しく揺らす)&br;(完全に目覚めた狂気が歪んだ笑みを浮かべ)随分と…思い切ったことをするな、怠惰の術を解くとは&br;(彼女の&ruby(ブレス){呼吸};は清めの息 周囲は瞬く間に清められた、その主を除いて)}; --  &new{2009-12-05 (土) 23:07:22};
---&color(#cd5e3c){ヤ、次はもう少し頑張りましょうな?(流されたA面。その瞳を覗き込み、狂笑に鷹揚に頷くとまた歩み寄る)&br;どうもキミ次第、君次第というのも癪でしてナ、いっそやってみようかとワタクシが&br;(清浄な空気 揺れる宮 今にも崩れそうな背景に声は軽い)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-05 (土) 23:14:02};
---&color(#A52A2A){されどおまえは攻めに向かない、どうするつもりだ?&br;私は・・・ずっと見てきた、むざむざおまえに攻撃を仕掛けるほど阿呆ではない(くすくす、くすくすと顔を歪めて笑う)&br;(その間にも天満の力を溜めているのが見て取れる 周囲は清められ彼女が力を振るうのに最適な状態へと向けられている)}; --  &new{2009-12-05 (土) 23:20:22};
---&color(#cd5e3c){アラ賢明。コリャ困りましたな、抱き締めましょうか?&br;(答えは「仕掛けない」―!折るのは武器ばかりではない。その心を、憎しみを)&br;そのまま大人しくして居てくれると何時までも御説教出来て楽なのですが(最早眼前、顎に手をかけることも頭を撫でることも出来る距離)&br;何故憎むか、何故壊すか。ある程度は知り得まして理解はしましょう。しかし何故其の力を手にしたか?聞かせていただきたい(折るために、である)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-05 (土) 23:30:51};
---&color(#A52A2A){くくくっ やはりお前は面白いな、殺すのは最後にしておくか(至近距離でも怖気づくこともなく笑う)&br;無論折角お前が自由にしてくれたのだから 大人しくしているはずもない、力を得て、力を溜めて…何をするか、そんなのは……(後光が差す 強烈な光が地上から差し込む! 天井は崩れ外への道となった)&br;''人間を、殺すためだろう?''(ふわりと飛び上がり外へ出る 目指すは市街地 人の集まる殺戮の舞台…)}; --  &new{2009-12-05 (土) 23:38:51};
---&color(#cd5e3c){そう言って貰えると芸人冥利に尽きる、しかし(&ruby(ウシトラ・セブンチェンジャー){『鬼門七鍵守護神』};・椎蜘蛛に乗り天への道を駆け上り、打ち出された中空でまた変形)&br;減点。論拠を明確に示すべし!(&ruby(ウシトラ・セブンチェンジャー){『鬼門七鍵守護神』};・一丈橋。天に架かる橋は際限なく伸び、市街へ跳ぶ貴方を追う道となる!)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-05 (土) 23:53:01};
**一瞬後・夜空−『とある少女の平穏』 [#h4319a3b]
-&color(#A52A2A){おまえと問答をしていたら日が暮れるからな…その前に一先ずの殺戮を、復讐を&br;(長い銀糸を靡かせ飛ぶ 幸いにも災害の影響で周囲の人口は減っている、市街地までは暫しの空中散歩)}; --  &new{2009-12-06 (日) 00:03:36};
--&color(#cd5e3c){日が暮れた後でも出来ますナ、復讐!(追う、空の橋をひたすらに駆けて追う 良く見れば後端から分解され前へ前へと延びていく…実質今居る足場さえ確保できれば用は足りるのだろう)&br;素敵な響きですがキミ、その意味を考えた事は?(言葉を刺す。力を振るわない以上、攻勢に出るのはこちらだ)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 00:14:54};
---&color(#A52A2A){(道中でくるりと振り向き、口を歪ませる) 意味ね 憎いから、殺す。&br;それ以上に何か必要か? それは、否だ。 私を殺した奴らもそうだろう? 私が憎いから殺した。&br;(戯れに3本の柱を橋へと降ろす 光と熱で構成された柱は足場を崩すことを目的とし飛来する!)}; --  &new{2009-12-06 (日) 00:20:19};
---&color(#cd5e3c){否に否。是なるは憎いからで殺されてはたまったものではありませんな(こちらを向く、興味を示しているという事だ)&br;キミを憎いと思うだけでやったと、本当に?私から言わせて貰えれば…あそこに居たのがキミでなくともやられた、そう思えます&br;(為す術も無く穴が開く橋、大きく歪む…しかし無数の立脚は地面に穴を穿ち建て直して、また道を成す)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 00:26:24};
---&color(#A52A2A){そうだな、奴らはもしあそこに私以外の生き残りが居ても殺したことだろう、だかそれもやはり憎いからだ&br;では私に憎まれる以外の非があったとでも? 私が何をした??(その顔は激情ではない 最早冷め切った、冷徹な笑み)&br;それにお前は問答を繰り返して説き伏せようと思っているのかもしれないが…無駄だ、私は狂気そのもの 憎いと思えば殺す それだけで十分だ&br;(見る間に修復される橋を見て足止めに飽きたのか、また背を向け空を駆ける)}; --  &new{2009-12-06 (日) 00:31:44};
---&color(#cd5e3c){何もしていない。そして憎いのは何故か?復讐をするのは何故か?短絡してはいけない、そうなった環境と状況を解き明かせ&br;(人が人を殺す。ただ憎いからで、衝動で起きただけではない。理由なく対象も見定めず殺すのは…復讐ですらない)&br;無駄な事などそうそう無いのですよ…莢君(走る、走る 街の灯りは近い 更に畳み掛ける!)&br;なにせ憎いと、それだけで。狂気に囚われてただただ殺すというのなら!ワタクシと交わす言葉など有り得ない}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 00:43:09};
---&color(#A52A2A){(街灯が見える 望む舞台はすぐそこに 速度を上げて空を駆ける)&br;何故、何故、其ればかり聞くな…私はもう聞き飽きた… 私がお前と口を利いているのも戯れ、私が人を殺すのも復讐という大義名分を掲げた戯れ それでいい&br;狂気という矛盾に理論など必要ない、あるのは歪な感情だけだ(そろそろ話すのも億劫になってきたのか振り向くことすらしない)}; --  &new{2009-12-06 (日) 00:52:27};
---&color(#cd5e3c){何故ナニどうして?知らないから知ろうとする、思考停止が災禍を産む。&br;(此処に至り投げられる言葉、憎いでもなく必要でもなく。戯れ、と言った ならば許せるはずも無し)&br;要するにキミは殺したいから殺す。元の復讐の意義も忘れただ殺すと?&br;そう自覚したならば話が早い!武器であり刃、振るわれる抜き身。キミ自身が得物ということになる&br;(定義の問題だ。人であるならば悪意、そうせざるを得ない事情。意思がある故、鑑みて武器その物―とは言い辛いが、しかし。戯れと言った、ならば)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 01:06:27};
---&color(#A52A2A){そうだ…私にとって何もかもが戯れ、憎しみに溺れているのさえ戯れ…&br;理屈など無い、此れが人だった………の残した最後の感情(名前はあえて発音されなかった 恐らく&ruby(さや){莢};になる前の莢の名前だろう)&br;お前は私を折るか? ならば…それもいいだろう(一瞬だけ見えた表情は歪な笑みでも怒りでもなく、疲労に染まった顔)}; --  &new{2009-12-06 (日) 01:14:48};
---&color(#cd5e3c){復讐するならば実行犯だけにしておくべきでした…ナ&br;(橋が途切れた。十六次元の入れ子構造が収束し、其の手に納まる鞘になる)&br;貴方は貴方を殺した者達、そして貴方を殺させた者達、そして貴方とは何の関係もない人達を殺す間に 貴方を殺すために使われた刃と同じモノに…なってしまった。キミは人ではない。人の名残でもない。&br;(大きく跳んだ、その前に。少女に真っ直ぐ自由落下、人形鞘が哀しい瞳を向け、しかし籠のように拡がる)&br;よって私と柊はキミを武器と認め。その在り方を、否定する}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 01:27:48};
---&color(#A52A2A){否定する…か…………(大きく口を開け笑う!) いいだろう、先に相手をしてやる&br;この身は天の斎串! この身の&ruby(うち){空};は天の&ruby(みち){通路};!(頭上の籠を拒むように手を掲げ、天満の加護による結界を張る)}; --  &new{2009-12-06 (日) 01:42:45};
---&color(#cd5e3c){ハッハ!コリャ大仕事!(結界とかち合う、籠で包むにはまだ大きすぎる反発力!)&br;社の君も分け隔てなく。寛容と言うか何と言うか(がいんと弾かれる、中空でもう一回転、其の間に再び鞘は変化!穿捻土竜…結界を破るためのドリル!)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 01:51:36};
---&color(#A52A2A){天満にとって私も可愛い莢の一部だからな(楽しい、愉しい戦闘の時間 この時だけ憎悪に囚われず快楽だけに浸れる)&br;(結界は土竜に削られ徐々に厚みを失う、それでも時間稼ぎには十分だ)ふるへ ゆらゆらと ふるへ  ふるへ ゆらゆらと ふるへ ふるへ&br;(祝詞に合わせて手を打ち鳴らす その音に呼ばれるのは巨大な光球)&br;(少女とは裏腹に清い光が辺りを照らしながらも土竜目掛けて浮き上がる)}; --  &new{2009-12-06 (日) 02:01:16};
---&color(#cd5e3c){裏表なく愛す?神たる所以か!(&ruby(ウシトラ・セブンチェンジャー){『鬼門七鍵守護神』};・&ruby(ツルベオトシ){弦苹落};へあっという間の変化!その木材とは思えない超質量は空間を歪ませながら現出する)&br;ア、鏡割り(光球を圧殺せんと落下!其の上には操主である男が乗り、両者の距離は一気に縮まる)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 02:23:36};
---&color(#A52A2A){さあ、ね…そもそも天満は神なのか? 人間にとって祀るべき対象なのか、いや其れが何であろうと自分達に有益ならば祀る、それが人間か。&br;''キィィィィィィィィィンッ''(弦苹落としと接触し、硬質な音を立てて光球が爆ぜる 周囲の霊など根こそぎ持っていくような劈く音)&br;(次の手を出すには祝詞をあげる時間が足りない、カチカチと奥歯を打ち鳴らしながらも出来るだけ軌道から逸れんと飛びのく)}; --  &new{2009-12-06 (日) 02:28:41};
---&color(#cd5e3c){信仰が存在すればそれは神。ナニ、八百万とも言いまして…ちょっとやそっと増えたくらいでは問題ありませんな&br;(役を果たした鞘はまたもや変化。そのままでは際限なく…惑星核まで落下し続けたであろうカタチから絡傘へ。ふわふわと浮き、しかし追う手立ては…)&br;お待ちになられ!(ある。投げた扇子には糸が通されている 離れる少女に絡めば、自動的に引っ張られてついていく格好だ)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 02:39:34};
---&color(#A52A2A){そのままどこまでも落ちていけば良いものを、おまえの鞘はおまえのようにぐねぐねと変化するな&br;(扇子を避けることなく、むしろ笑顔で受け取る)&br;(そのまま糸を手繰り寄せ意図的に此方へ引き寄せている 笑顔の奥で響く音 カチカチカチカチ……)}; --  &new{2009-12-06 (日) 02:47:43};
---&color(#cd5e3c){彼女は変わる事、留まらぬ事こそを真理に置いていますれば。&br;(勢いがつく、手繰り寄せられたということは。その必要がある攻撃が来るという事!傘はまた鞘へと戻る)&br;其れに沈むワタクシというのも想像し辛いでしょう?(知っている。この音は知っている。剣士、その主人を仕留めた―)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 02:53:52};
---&color(#A52A2A){(''カチン''最期の音が響けば見覚えのある九本の槍が顕現する)&br;(莢を囲むように円陣を描く光の槍 前回と違うのは最早収束する余裕が無いほど、狙いを定める必要が無いほど距離が近いということ)&br;(九本の槍は各々がばらけたままライダーに向けて次々と飛来する!)貫かれ、地に落ちる。 そういう芸人の終わりも……ありだろと私は思う(口の端だけを引き上げた笑い)}; --  &new{2009-12-06 (日) 03:02:19};
---&color(#cd5e3c){エエ、それもまた芸 奇跡の大脱出、ですか…ナ!&br;(避けず!どころか、折りもしない!今宵折るのはただ一本、少女の捩れた心の槍 貫かれ、引き裂かれしかし倒れない身体!)&br;エ、お立会いの…ちちんぷい(血反吐を吐きながらしかし勢いは止まらない!啓く宇宙の深淵が、覗く異界の星の声 鞘が口金を弾き飛ばし少女の身体を包み込むべく細切れに成る)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 03:11:58};
---&color(#A52A2A){(折ると思っていた。 間違いなくこの男は鞘の口を開け九本の槍を折るのだと確信していた この男には其れが出来るはずなのだから)&br;………何故、折らなかった?(襤褸切れのようになった身体を眺め、ぽつりと口を付いたのは「何故」という言葉 少女は初めて男に問い返す)&br;(口を開く深淵に包まれながら 抵抗することも無く ただ「何故」と問うた)}; --  &new{2009-12-06 (日) 03:20:14};
---&color(#cd5e3c){意外性というのも・・・大事です…ナ(嘯く。自分の身を守るのは二の次と置けば…瀕死なれど腕は動く、口も動く!覆うカタチはやはり籠)&br;モタモタしていると…また、逃げられて…しま、うでしょうし(その籠の中は一面の異世界模様。男が、鞘が折って来た争いの景色が映し出されて)&br;槍より大事なモノ どうしても…折るべきとき…でし…て――!(復讐があった。正義があった。快楽があった。対立、和解、戦争、交渉。人が武器をとり争う間に必ず現れ双方を完膚なきまでに折る姿があった)&br;(今必要な震動は物理を持って砕く音波ではない。その心根を砕き、まっ更に戻す情動…波長。副次的にこころへ直接鳴り響くメロディは子守唄のようで―そして、籠が砕けた)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 03:31:46};
---&color(#A52A2A){(映し出される景色を瞬きせず眺めた)&br;(様々な物事の発祥、そして顛末)&br;(そして流れる旋律に身を任せる 心地よい音、数百年ぶりの安らぎ)…………。 これが、おまえの答えか&br;(眠りに誘われるように瞳を閉じ、その顔は彼女らしからぬ…安堵の表情)&br;&br;(籠は砕け狂気は散った 囚われ続けた闇は、終に開放された………)}; --  &new{2009-12-06 (日) 03:47:19};
---&color(#cd5e3c){エエ、おやすみなさい……寝物語には、退屈でしょう、が……(答え。そう、諍いは折り不幸は失くす。少女のような者を生み出さぬための道。最期に、人の心に伝えられたと信じたかった)&br;&br;&br;……しかし、無理しすぎましたかな…(莢を抱え自由落下、砕けた鞘は無理な破剣の反動だ)};&br;&color(#00a381){'''信じられない―御主人バカだったんだね、いやわかってたけど本当にバカだったんだね'''};&br;&size(20){どんがらがっしゃん};&br;[かくして、一件落着の閉幕。どうにかこうにか、木片の活躍で一命を取り留めた傾奇と猫のお話は続く―] --  &new{2009-12-06 (日) 04:00:49};

**夜明け・雑木林−『デイブレイク・スターター』 [#w7a9bdd2]
-'''[星空・それから二刻ほど後]''' --  &new{2009-12-06 (日) 16:36:02};
--&color(#cd5e3c){[猫を抱えたまま地面に大穴を穿ち半死半生の歌舞伎者が仰臥する、満天の星が明るい夜空]&br;[貴方は目を覚ます]}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 16:37:47};
---&color(#A52A2A){(ぱかりと目を開く)&br;(身体が羽のように軽い、そして心の半分を占めていたどす黒いモノが無い)&br;(失われたものが狂気であれ急に失うと空、寂しい 感情を抑える枷はもう無い はらはらと涙が溢れた)&br;(そこで漸く自分以外の、自分が下敷きにしているモノに気がつく)・・・おまえ、何してるんだ?(滲んだ視界でも分かるほど、重傷だ)}; --  &new{2009-12-06 (日) 16:43:23};
---&color(#cd5e3c){エ・・・少々、手厚いおもてなしを受けましてナ……&br;(少女の言葉に片手を挙げ答える、どうにか口は回るらしい)&br;努力の…甲斐あって、穏便に御帰り賜うたので、ハイ 感無量&br;(伊達のはずの包帯が真っ赤だ しかし其の顔は晴れやか)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 16:47:31};
---&color(#A52A2A){お前の言葉は・・・要領を得ない、もっと分かり易く話せ・・・(猫には傷一つ付いていない、身軽な動作で降りる 雫も振り払われた)&br;今は・・・とりあえずその怪我・・・(邪魔な包帯を引っぺがしながら治癒のための祝詞をあげる)&br;(一息吸う、今までとは桁違いの力)・・・!?(今までほぼその力を独占していた闇が消えたことで器本来の力が戻ったのだ)&br;う・・・あ・・・・・・・・!?(止まることなく広がる治癒の光、されど暴走は始まらない 天満の細工は上手く働いている)}; --  &new{2009-12-06 (日) 17:00:23};
---&color(#cd5e3c){マ、あれです。君の物思いの種を取り除いたという事でひとつ…&br;(暖かな光。魔力が充当され、しかし暴れるような力ではなく。どうやら経過も良好)&br;莢君。これからにござる、これからに…きっと、今なら考えも纏まるでしょう…ナ&br;(扇子を広げる。石に座す、真っ直ぐに目を見て)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 17:07:12};
---&color(#A52A2A){種どころか・・・半身が居なくなったような気分だ・・・&br;(力の解放を押さえ込むと光も収まり)そうだ、今は・・・いつになくすっきりとしていて…そして失ったものが寂しい。&br;私を取り巻く周囲のものが色鮮やかで・・・渇いた口の中が不味い。(大穴の底で両手を広げ大きく息を吸う 解かれたのは思考の枷だけではない、肉体の枷もまた解かれた)&br;(渦巻く思考はやがて流れを正し、流れ過ぎ去ることで澱みが薄れる)・・・私はずっと憎かった。 私を殺したニンゲンが、真実を知らず安穏と暮らし始めたニンゲンが。&br;器となってから・・・いや、殺されたときから・・・其ればかり考えていた・・・ お前の言葉で言うのなら、考えてすらいなかった・・・ただ固執していただけだ・・・&br;(何故人を殺すのか、何故人を憎むのか 自分を真直ぐに見据える男の声が甦る 今なら分かる、私は――――――ただ悲しくて、悲しくて…それだけ、それしか残っていない 憎悪を紐解き姿を見せたのは悲しみに咽ぶ小さな少女だけだ)&br;(座する男を見つめ返し、口を開くものの言葉は出てこない)}; --  &new{2009-12-06 (日) 17:25:11};
---&color(#cd5e3c){然り!而してもう堂々巡りは終着点、キミは君の言葉で自らを語る時に来たのです&br;(ぱたん 扇子が閉じる 言葉の続きは促さない、ただ瞳が語る 貴方の話を聞き逃すまいと)&br;憎い、哀しい、もうイヤだ。肯定しますな、感情に正負は無い。否1次元で表せる物ではないのです&br;(感情の振れ幅は大きい。少女が自分の頭を取り戻したことはもう傍目にもわかる。―味も、思い出した)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 17:36:47};
---&color(#A52A2A){(何度も口を開き、それでも言葉が出てこなくて 俯き項垂れる)&br;(頭を上げては口を開きまた噤む)&br;(乾いた砂に零れた水のように男の言葉が染み渡る 終ぞ俯いたままか細い声を発する)・・・・・・・・私は・・・}; --  &new{2009-12-06 (日) 17:45:39};
---&color(#cd5e3c){(充分。少女の其の姿は何よりも雄弁に語る。今、大きな一歩を踏み出そうとしている…ならば)&br;……まずは莢君、腹ごしらえと行きましょう!出る声も出て来ませんからな?&br;(破顔一笑。緊張感がさっと崩れる、硬い顔は似合わない)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 17:50:04};
---&color(#A52A2A){・・・・・・・・は?(言葉も、表情もころころと変わる 歳相応の姿)&br;&size(6){大事な事を言おうとしていたのに・・・むしろお前は言わせたいんじゃなかったのか・・・・・・?!};  &size(20){''ガスッ!!''};(呟きから2秒後、元気な飛び蹴り 折角治した顔面目掛けて容赦ない)&br;もういい、行くぞ!! 肉だ!}; --  &new{2009-12-06 (日) 17:58:54};
---&color(#cd5e3c){痛い?!(がっすん、綺麗にドロップキックが木立の向こうまで傾奇をすっ飛ばして)&br;ヤ、言ったはずで…もう、焦る事などないのですな、ならば肉の後でも宜しい道理&br;(よろよろと立ち上がり、ふらふらと付いて行く 何時もどおり、しかし何時もと少し違う光景)&br;大事な事でしょう?ごはん(少女が先を歩く、自分の意思で、言葉で 第一歩、半歩かもしれないが―歯車は確かに回り始めたのだ)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 18:04:43};
**翌日・廃堂−『とある猫の親離れ』 [#ldba97d0]
-&color(#A52A2A){(肉即ち狩り 狩りに行く気満々だった猫を捕まえて小料理屋へ)&br;(そこでは食べる食べる、その身体の何処に入って行くのかと疑問に思うほど食べる)&br;(久しぶりの味覚を存分に楽しんだ猫はあとは眠るだけ この眠りは怠惰の眠りではない、成長のための眠り)}; --  &new{2009-12-06 (日) 19:34:01};
--&color(#cd5e3c){はっはっは寝る子は育つといいますな、ワタクシまだ腹の中身がスッカスカゆえ食べられないのが残念&br;(再生途中だ しかし払いはどうやら自分に来る…会席で眠った猫を視る、がどうやら様子がおかしい)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 19:42:00};
---&color(#A52A2A){(風もなく靡く髪は見間違いではなく明らかに伸びている)&br;(変異はそれだけに止まらない、猫の姿は薄ぼんやりとした天満の光に包まれ始めた)&br;(早いうちに連れ出さないととんでもなく目立つだろう)}; --  &new{2009-12-06 (日) 19:58:39};
---&color(#cd5e3c){ヤ、店員さん?イヤこれは違うんですな、ちょっと眠ると発光するタイプの方で…ええ一度眠ると中々起きないゆえ抱えているのでありましてナ?っとというわけで釣りはいらないのでこれにて失礼!&br;(通報一歩手前の挙動で店を脱出、全快と行かない身体に無理をさせる…しかし異変だ 止まっていた時間?そう、動き出させたのは自身ではないか)&br;ええい!人気の無い、人気の無い…明らかに後ろ指を差されているッ?!&br;(それでも何とか神社…土地神か、天満の分霊筋かは判然としないが意匠は良く似ている…へと辿り着き、堂に潜り込む)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 20:08:35};
---&color(#A52A2A){(傾奇への視線は厳しい 人気の無い方へ駆けて行くなら尚更冷たく鋭く)&br;(慌てて堂に入り込む頃には誤魔化すには些か眩い光を放ちながら、その輪郭は徐々に境界を失っていく)&br;(この堂は奇遇にも天満縁の地、変化は促され成長は完了する 光は収束し一回り大きくなった猫が横たわる)&br;(年の頃は15歳程といったところか、幾分か幼さの抜けた顔立ち 当然体つきもより女へと近付く これが和服でなければ惨事を呼んだ)}; --  &new{2009-12-06 (日) 20:25:56};
---&color(#cd5e3c){莢君…やはりワタクシは正しかったと言わねばなるまい&br;(余裕のある巫女服だったのが幸いした、この上衣服まで破損されたら帰宅までの間に聖杯戦争が終わりかねない 安堵し額の汗を拭う)&br;しかし…育つとは。莢君、莢君ー?相応に精神も成熟してくれると引っ掻かれたり蹴られる機会も減りましょうがどうでしょう&br;(その肩を揺すってみる、食べて寝て育ったのなら恐らく次は起きて遊ぶと見て)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 20:32:26};
---&color(#A52A2A){(揺すられるとそれを制止するように声が響く)'''これこれ…まだ早い。'''&br;'''莢の意識はまだ眠りが必要だ、起きるまでわらわが相手をしてやろう'''(目を覚ましたのは莢に宿るもう一人、天満 器の成長に伴い耐久力が増したのか、以前のように血の涙が溢れることは無い)&br;'''わらわにはよう分かる…莢は、これでいいのだな……… ようやっと真直ぐと歩き始めた'''&br;'''役者には礼をしよう…何を望む?'''}; --  &new{2009-12-06 (日) 20:44:02};
---&color(#cd5e3c){アレ?ああ、保護者の方ですかな、少々娘さんをお預かりしてまして…エ、違う?&br;(漫談をはじめかけるKABUKI、制される声に我に返り 向き直って一礼)&br;ヤ、どうにかこうにか。意外と荒療治でも何とかなるものですナ…サテ&br;(褒美は素直に受け取るのが良いだろう…少女を案ずる心は本物らしい。安堵に嘘が無いのならば尚更だ。望むもの、差し当たっては―)&br;ヤ、私の商売道具がですな、無理が祟って破損しまして。コリャ生家の方に行かなければ直らない…さりとて今の時代には居ないらしいことに頭を抱えておりました&br;「四季峠空蔵神楽 人形鞘 柊」―修理していただけますかナ?}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 20:58:24};
---&color(#A52A2A){'''誰と話しておる、歌舞伎役者'''(向き直る男へと笑う、芸に対する賛辞)&br;'''わらわは莢が望む力を与えた、されどそれではいかなんだ ヒトとはかくも不可思議な生き物よの'''&br;'''ほう…霊木による機巧……… 今の世の者には手に余るよの、よかろう…わらわが直そう'''(細く、されど強かに成長した手を差し出す)}; --  &new{2009-12-06 (日) 21:08:57};
---&color(#cd5e3c){マ、これくらいの難題は言ってもバチは当たりますまい?&br;(伸ばされた手に差し渡す、木片としか言いようの無いカタマリ。渡した後には手をしっかと握り応援の言葉を)&br;キミも君も笑顔の方がしかめつらより景気が良い。身に余る丈というのは存外不便、大は小を兼ねない事も多いのですな(扇子を広げてぱたぱたり。)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 21:13:43};
---&color(#A52A2A){(砕けた木片を受け取り)'''破損の域を超えておらぬか…全損ではないか 莢の闇はそれほどに手強かったか'''&br;'''これは大変そうじゃ…しかし…ふむ…どうやら意思を持つようだの、ほれ……起きよ'''(鞘の意思を擽るように)}; --  &new{2009-12-06 (日) 21:22:53};
---&color(#cd5e3c){全く、全く。定義の問題とは言えキミが自らを武器と自認しなければそもそもが折れませんでしたな…難事でした…&br;っと、アラ?ご存知?隠し事は出来ませんな…(と、言うと木片の中の目玉が光り、か細い声が聞こえてくる)};&br; &color(#00a381){'''んがー・・・ウムぅ、ちょっと・・・父様以外の手で、なんて不安に・・・&br;うわ、この霊圧…ああ、そういう感じのひとなのね……何とか成りそうなのが逆に癪だけどまあ任せてもいい、わ&br;・・・多元界鏡面機巧は無事、だから…ガワを成型してくれればあとは自動よ'''};&br; &color(#cd5e3c){……あのですな、口が悪いのはちょっとした茶目っ気という奴でして}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 21:33:59};
---&color(#A52A2A){'''難儀なのは主よの、武器と定義せねば折れぬというのは…真に難儀じゃ そも、そのように制限を課す事で発揮するのかえ?'''&br;'''良い良い、役者の鞘なのだから癖があるのも当然よの さあ鞘よ、寸分違わず戻すために強く意思を持て'''&br;'''本来の姿を、強く思い描け'''}; --  &new{2009-12-06 (日) 21:39:21};
---&color(#cd5e3c){何でも出来る魔法の杖、ではなくてですナ、しかしその在り様こそが私そのものと言っていい};&br;&color(#00a381){'''んん〜〜〜・・・わたし、わたし自身は…'''&br;(その瞬間、貴方の脳裏に着物の少女、眼帯の人形師、狐面の忍者、金色の刀、百器の王―様々な、様々な人々の影が過ぎる)&br;'''ン、わたしは柊。[[妖怪鞘>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst006386.jpg]]の[[柊>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst000090.jpg]]、だ'''}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 21:52:16};
---&color(#A52A2A){'''やはりひん曲がっておるではないか ま、左様じゃな 主がそうでなければ詰まらぬ'''&br;(映し出される影をゆるりと眺め楽しむ)'''ほんに面白い…… それがそなたの姿にして本質か… しかと受け止めた!'''&br;カンッ(乾いた木を打ち鳴らすような音が1度、後は木片が自ら元の形へと集まっていく)&br;(破損が嘘のように、瞬く間に修復され)'''「四季峠空蔵神楽 人形鞘 柊」 ……と、言ったな これで良かろう'''(有言実行、鞘は寸分違わず元に戻った)}; --  &new{2009-12-06 (日) 22:01:35};
--- &color(#cd5e3c){見事!(霊木造りが完全に修復。道具としてのカタチを取り戻し、自身の声はまた眠る)&br;エエ、礼を言っていますな…私からも申し上げましょう&br;(一度、二度。振るたびに異界を覗かせ、鞘から外れ。しかし一瞬後には手の内に収まり戻る)&br;万全。あとは莢君が…決める未来で御座います、な}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 22:11:21};
---&color(#A52A2A){'''うむ。'''(鞘の挙動を見て問題ないことを確かめ頷く)&br;'''莢は…もう破滅は望まぬだろう…… そなたは、莢が何を願うと思うか…?'''&br;'''わらわはな…莢は…わらわと離れることを、望むのではないかと思うておる わらわが与えた力は莢を苦しめることの方が多かったのではないか、とな……'''(遠くを見据える瞳、寂しげなのは気のせいではない)}; --  &new{2009-12-06 (日) 22:23:44};
--- &color(#cd5e3c){どうでしょうな?莢君は天涯孤独の身の上となっている&br;その上で、今まで護っていたものが社の君であることは理解していましょう…&br;マ、親元を離れる、そんな時期もあるのかもしれませんがナ&br;(大丈夫大丈夫、顔を見に戻ってくる事もある、と俗世の話をする男。事はそう軽い問題ではないが軽妙洒脱に笑い飛ばしてこその芸人だ)&br;何れにせよ…今の私の主人は莢君であるゆえ。その道には従いましょうナ}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-06 (日) 22:28:21};
---&color(#A52A2A){'''ふ、主は相談役にはとんと向いておらんな やはりただの芸人だ'''(振り向き笑う)&br;'''決めるのは可愛い莢、最もだ。 わらわもまた眠りにつき、決断を待とうぞ…………'''&br;(すぅ、と瞳を閉じ横たわる そこにはすでに天満の気配は無く静寂が訪れた)}; --  &new{2009-12-06 (日) 22:35:55};
---[社の君から莢へ。その意思は、力は委ねられた。この先なにが起こるのか、子猫は何を望むのか。&br;堂を包む夕暮れに一旦幕は下りる…] --  &new{2009-12-06 (日) 22:39:35};



*黄金暦143年9月(12/6) [#w5fb9237]
**晩秋・境内跡−『イマジネイティブ・アーマゲドン』 [#f6e6453f]
-所在地を間違えたかな・・・(以前見た光景との差異に地点データの再建策を試みる) -- [[ランサー>名簿/372468]] &new{2009-12-06 (日) 22:52:50};
--&color(#A52A2A){(荒地の下から人影が出てくる どうやら隠されているようだが地下になにかがあるようだ)&br;(それは以前にこの場で見た人影の面影はあるものの、仕草も、雰囲気も、姿も一新されている)&br;・・・ランサーか、ここに何か用か?(幼女は少女へと変貌し、声も幾分か落ち着いた)}; --  &new{2009-12-06 (日) 22:59:08};
---え?誰あんた・・・あー・・・あーあー!犬猫って成長早いけど・・・へー可愛くなっちゃってもー、元のも結構いい線言ってたけどね&br;(以前に見たランサーよりもより人間らしい動き自然な動きをするようになっている、見た目はほとんど人と変わらないほどに)&br;ああ、そうだもちろん用があって来たのさ、物語はいよいよ大詰め時間は秒刻みにおしまれるからね(成長した莢を前にすると今度はランサーの方が年下の少女のようにくるくるとよく動く)&br;今日は一ついい話を持ってきたんだ、アクションシーンだけが舞台じゃないしさぁ?・・・眠り姫君の願はもうすぐ叶うことになる、聖杯を手にせずともね(年頃の少女らしい柔らかな笑顔) -- [[ランサー>名簿/372468]] &new{2009-12-06 (日) 23:14:40};
---&color(#A52A2A){おまえも・・・随分と変わったな、まるで人間の子供のようだ(自身が変化を遂げたのと同じで、ランサーもまた変化しているのだろうか)&br;どういう事だ・・・ 私の望みは違う、もう変わった 変わることが出来たんだ 私はもう人間の破滅を望まない&br;(落ち着いた声で目の前の少女へと問いかける)}; --  &new{2009-12-06 (日) 23:24:20};
---変わるさ、そして今も変わり続けてる・・・成長っていうのかな、私が着実に人に近づいてる証拠だってマスターは言ってた&br;・・・望まない?それはまた急だね(左腕をスッとあげた)&br;せっかく''仕掛け''を取ってきたのに・・・苦労したんだよこれを仕込むの -- [[ランサー>名簿/372468]] &new{2009-12-06 (日) 23:45:48};
---&color(#A52A2A){おまえも私も成長とはかけ離れた存在だったというのに・・・ 不思議なものだ&br;(掲げられた左手を顔を顰めて見遣る)なんだ、その左腕は・・・ ・・・それは&ruby(・・・・){何の左腕};だ!?(天満の目を通してもよく分からない、その分だけ左腕は異質に見えた)}; --  &new{2009-12-06 (日) 23:58:06};
---私はね君と君のサーヴァントが観客で居てくれた方がいいんだけどなぁ、あせらなくても今見せてあげるよ・・・(ニヤリと笑った)&br;ちょっとまってね(物影にイン)&br;はいおまたせー(物影からふんじばった適当な人を持って出てきた)&br;ここに持ってきたのはただの人間、何の変哲もないね、これを・・・(左腕をかざし、そして手から何か飛ばした、その瞬間・・・&br;人体が膨れ上がり、肉虫のようになると、風圧と衝撃を伴い、白く長い腕無機質な頭部、と重金属の爪と間接を持つ何かに変成されていく)&br;(その様はアランのキメラ化と似てもいるが、酷く無機質で機械人形のようだ)&br;生命のその輝く瞬間を別種の元素に置き換えた、生命の彫像、生命賛歌のモニュメントさ&br;私はこの腕でこいつらを増やす、そしてこいつらも同じように増えていく一人が二人に二人が四人に・・・あっという間この星のすべてに終幕を下ろすんだ&br;(さっきと同じ笑顔のままだ、だがそれは酷くいびつで歪んでいるように見えた) -- [[ランサー>名簿/372468]] &new{2009-12-07 (月) 00:23:58};
---&color(#A52A2A){おい・・・・・・・・?(ランサーが人間を捕まえてきた時から嫌な予感が止まらない)&br;(変成していく風圧に顔を覆う)&br;(今までだったら特になんとも思わない、ニンゲンなど全て死んでしまえば良い、死ぬべきだと考えていた)&br;(しかし今は違う、目の前で異形へと変化していく人間を見過ごせない あれは過去の自分、偶然居合わせ命を奪われた自分)&br;(そして歪な笑みを浮かべる少女もまた嘗ての自分だ)やめろ、こんなのは何も美しくなど無い!&br;(ランサーはこの場でモニュメントを増やすような真似をしないだろう、此れはあくまで幕間なのだから そうと決まれば一先ず人間だったナニカを抑えねば…ランサーがいうとおりであるならばこいつらは増殖する!)&br;(大きく息を吸い込み祝詞をあげる)'''不通不起 縛々々律令!!'''(光の縄は異形を締め上げその動きを封じる)}; --  &new{2009-12-07 (月) 00:41:17};
---センスまで無理強いはしないさ(元人で在ったその人形は易々と縛られた、呻きも悲鳴もあげず)&br;こいつらの性能は私が保証するよ?(人形の腕に拘束に抗うように力が入る、その黒い爪と骨格はランサーのものと同じ、力も今までのキメラとは比べ物にならないほどに強い)&br;本当にやめちゃっていいの?やめて君は次に何がしたいのさ、眠り姫? -- [[ランサー>名簿/372468]] &new{2009-12-07 (月) 00:56:11};
---&color(#A52A2A){(対抗する力が強い… 此方の出力も上げているのに、尚抗ってくる)く・・・&br;舞台を 美しく飾るのが演出家と役者だろう? こんなことをして何になる&br;やめていい、こんなのは望んでいない!! 私の、願いは……(では私の望みは何か――――――言葉に詰まる それと同時に異形の拘束も弱まった)}; --  &new{2009-12-07 (月) 01:04:17};
---演出するのはマスターさ、私は望まれたままに演じてみせるだけ&br;全ての生命の輝く瞬間に幕を引く、それはマスターの望む事、それは同時に私の望む事でもあるのさ&br;全ての人間に幕を引き、あらゆる命の賛歌に飾られたこの星の上で私は人になる!私とマスターだけが唯一の観客として全てを見届けるんだ!&br;(拘束を引きちぎり爪が地面に触れるとパテのようにサクリと切れた)&br;どうした眠り姫、聖杯戦争は互いに願いをかけて、欲望をかけて戦いあうものじゃないのか?&br;なら・・・望みを失くした君はもう舞台を降りてもいいよね・・・やれ!(命令が下される、緩慢だった人形の動きが一変した、長い腕を振りかざし重金属の爪を振り下ろす) -- [[ランサー>名簿/372468]] &new{2009-12-07 (月) 01:14:55};
---&color(#A52A2A){違う、違う!! 私の願いはおまえなどに聞かせない! 今のおまえ(嘗ての私)には・・・理解できない!&br;&size(20){''来い、ライダー!!''};(そこに一切の防御は無く、叫ぶ)}; --  &new{2009-12-07 (月) 01:23:18};
---&color(#cd5e3c){'''―勿論了解、合点承知―'''&br;願いを変えることもありましょう?捨てたと判じるのは聊か尚早、早計、計量誤算!&br;(言葉と共にキメラの姿が崩折れる 意思を失くし唯獣の如く…しかし明確な害意の持ち主に指向性を持たされた武器!折るに定義は充分)&br;ワタクシのオススメは人類皆兄弟、平和が一番並べて世はこともなし。(&ruby(レギロス){現界};!少女の言葉を継ぐように歌舞伎武者が空に舞う)&br;それで充分、出来るものなら…ネ?莢君(それは切なる望み。本気の願い。馬鹿げていると一笑に付されようと―信仰の域にまで達した&ruby(・・){正気};!)&br;(少女の前に立ち。機女の前に立ち。悪意を折って捨てんと舞台挨拶、これより開幕)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-07 (月) 01:26:05};
---そうか・・・それが君の君達の新しいシナリオなんだな(たとえ強化されていても所詮は元人間のキメラである、あっけなく粉微塵に砕かれ消えた)&br;そういうわけなら付き合わないわけにはな行かない・・・ね!(ライダーを前に躊躇なく突進した、右腕の武装が反回転し攻撃の位置へ、詰め寄り腕を振りかぶり・・・&br;いつものように容赦も無駄もない一撃を突きのタイミングが少し遅い、何かを狙っている) -- [[ランサー>名簿/372468]] &new{2009-12-07 (月) 01:47:27};
---&color(#A52A2A){(消えていく元人間に、生まれたであろう複数の悲しみに目を伏せる)&br;私はもう死を悲しむことが出来る、憎しみには振り回されない 人類皆信頼し平和を望むことは未だできないが、&ruby(ライダー){おまえ};は信頼してやる&br;そんな・・・望みもありだろう?(揺ぎ無い眼差しをライダーに、微笑んだ)}; --  &new{2009-12-07 (月) 01:56:06};
---&color(#cd5e3c){エエ…終幕、までお付き合い頂けると。(その意味は目前のサーヴァントの主人の言う意味とは少し違う。広く、より多様性を持った―つまり、オチは無限!)&br;然り。その先を願いを知るのが楽しみに御座る(迫り来る敵の様子は以前までとはやはり違う、であればその微妙なタイミングのズレは変化のうちと看過され)&br;絶啓!(拓く鞘、その伸ばした腕を過たず捕らえ折らんと―)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-07 (月) 01:59:05};
---はっ!(開いた鞘の前に噛みつくような笑顔、右腕は来ない、代わりに左、手のひらを広げた左腕が開いた鞘の前に差し出され)&br;そこもかしこも急展開だ(''パンッ''とランサーの左手と鞘の口の間で何かが弾きあった、その腕は飲まれ砕かれること無く、一切を砕くその機巧からその身を守った)&br;(素早く身を翻し距離をとる)何時の間にフラグ立ててんだ?この土壇場で急展開の嵐だねぇ〜ふふっ・・・じゃあやっぱり演じるのはふさわしい舞台でだ!&br;すでに準備は整ってるんだ、急いだ方がいい・・・それでは次の舞台で会いましょうあははっ!(言葉が終わるころには舞台は暗転して役者の姿はそこにはない) -- [[ランサー>名簿/372468]] &new{2009-12-07 (月) 02:17:44};
---&color(#cd5e3c){ヤア君といい莢君といい 二枚目役者の…役得といったところか&br;(弾かれる。どうやら防壁、しかも護る事のみを―否、得物と認識させない高位定義が為されている?ともかく、収めることは不可能!)&br;全く、全く!次はバレていない芸を御見せする必要がありそうで…御楽しみに&br;(去る背中を追うことも出来ない、転送の類か。)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-07 (月) 02:26:35};
---&color(#A52A2A){折れなかった・・・のか・・・?&br;(自分も、相手も 随分と様変わりしている 流れたのは僅かな時間、激動だった)&br;(舞台もまた次へ、終幕へと移り変わる)&br;(少女の願いは少女の胸に、天さえもその行方は知らない)}; --  &new{2009-12-07 (月) 02:35:20};
*黄金暦143年10月(12/7) [#lf9cc76f]
**初冬・岩戸跡−『ドランク・ビタースイート』 [#qc1c0679]
-(画像は同行者挨拶に来たら荒地だった時のお姉ちゃんの表情) -- [[アーシュラ>名簿/57511]] &new{2009-12-07 (月) 16:41:01};
--&color(#A52A2A){(何の変哲もない荒地から突如出てくる少女 協会の結界ほどではないが地下に何か隠されているらしい)&br;・・・おまえ、今月依頼で会った・・・(見覚えはあっても名前までは覚えていない)}; --  &new{2009-12-07 (月) 16:47:27};
---・・・あらあら、はっけ〜ん♪(姿を確認すると小走りで駆け寄って)ええ、今月同行したアーシュラよぉ。&br;それと、来月もね。(次回の依頼書を見せて) -- [[アーシュラ>名簿/57511]] &new{2009-12-07 (月) 16:50:18};
---&color(#A52A2A){アーシュラか。 来月の事、わかっている ・・・・・・・。(人間嫌いが直ったとはいえ急に好きになるはずもなく 気まずい)}; --  &new{2009-12-07 (月) 16:54:05};
---ええ、次回は他にも酒場の人と一緒みたいだし皆で頑張りましょうね、サエちゃん♪&br;(ニコリを微笑んだ後、ポケットに手を入れて紙包みを出し)これ、お近づきの印って事で♪ チョコは好きかしらぁ? -- [[アーシュラ>名簿/57511]] &new{2009-12-07 (月) 16:57:35};
---&color(#A52A2A){ランサーは危険だ。 気をつけろ・・・・・・・(依頼書をみて顔を険しくする)&br;(微笑みに一歩下がる どう対応していいかなんて忘れてしまった)チョコ・・・? 食べ物、か?}; --  &new{2009-12-07 (月) 17:00:50};
---一応知り合いの妹?さんみたいだから、お姉ちゃんが居る限りは大丈夫じゃないかしらぁ?&br;ええ、甘くて美味しいわよ♪(包みを片側を開き、シンプルなミルク板チョコをサエの方へ向ける) -- [[アーシュラ>名簿/57511]] &new{2009-12-07 (月) 17:04:56};
---&color(#A52A2A){そうなのか?&br;(恐る恐る受け取って匂いを嗅ぐ)甘いな・・・ (そのまま一舐めして確かめた後、頬張り始めた)}; --  &new{2009-12-07 (月) 17:10:31};
---多分だけどね。まぁ、少なくとも依頼中に背中を貫かれる事は無いはずよ。&br;(チョコを食べる姿を笑顔で見つめ)気に入ってくれたみたいね♪ それじゃ、今日はこれで。&br;次の依頼が終わったら、今度は一緒にチョコ食べましょうね〜♪ -- [[アーシュラ>名簿/57511]] &new{2009-12-07 (月) 17:17:48};
---&color(#A52A2A){その心配はない、だが・・・ とにかく危険だ&br;ああ、その・・・・・・・・(礼も、また会おうという旨も伝えられず終わった)&br;(余談だが板チョコ一枚食べきった猫は後でチョコレート酔い、さらには気分が悪くなって懲りたという)}; --  &new{2009-12-07 (月) 17:22:16};

*黄金暦144年1月(12/10) [#pd2a4902]
**暖冬・地下温泉−『エンドオブデイズ/前夜祭』 [#t4366f1a]

-ええと、温泉郷天満宮……一度来たきりだがずいぶんと印象が高い。(荒地をきょろきょろと見回している) -- [[ジェラード>名簿/349969]] &new{2009-12-10 (木) 16:48:32};
--[貴方は荒地の中に巧妙に隠された地下への階段を見つけた。心なしか瓦斯臭い…]&br;[横に達筆な看板が立つ。『この宮に入るお客様は武器を置いてください』] --  &new{2009-12-10 (木) 17:47:15};
---……ええと。えぇー……? なんか、こう。招かれるみたいな感じになってるけどそれでいいのか……? 階段だけだったら、まだ雰囲気も出たものを。……妙な臭いもするな。……まぁその、火器は置いてくか。(がちゃがちゃと武器類を置いている。特殊武器のバーゲンセール) -- [[ジェラード>名簿/349969]] &new{2009-12-10 (木) 18:06:13};
---[武器を置いた貴方が地下に進むとまた看板があった。瓦斯の元に近付いたらしく匂いは強まる。&br;『禊のついでにさっぱり汗を流しよくお暖まりください。かけ湯は二回』脱衣所併設の地下温泉だ] --  &new{2009-12-10 (木) 18:20:33};
---……妙な臭いが強まってきたな……一応、退路がふさがれるということはなさそうだが……突然なにか、毒などを撒かれては困る……まぁ、俺にそこまでするメリットがないから安心といえば安心なのだが。そこそこ。(緊張した面持ちで、冷や汗を一筋額に浮かべて四足で歩くようにとんとんと慎重に歩いている、と)&br;(ガターン)(思い切り転ぶ)…………俺なにしにここに来たんだったっけ……? 花を相手にするために、湯の花散らして前哨戦? もう、これ入るしかないのかな……こう、あれか。服を自然に脱がせることにより完全な無防備を作り出しているの? そう考えればまだその、辻褄が合うような。合いそうなところで食い違って互いに別方向に飛んでいくような。(めちゃくちゃ納得いかない顔で脱ぐ) -- [[ジェラード>名簿/349969]] &new{2009-12-10 (木) 18:29:43};
---[貴方が服を脱ぎ、備え付けのタオルを片手に湯煙の中飛び込めばそこはパラダイス。]&br;[瓦斯の匂いはお約束の硫黄によるものと気付くだろう。木造りの桶と石鹸が端の方に用意されている]&br;[%%温泉行きたい%%さあ!洗い終えたら勇気を出して岩湯へ飛び込みたまえ!] --  &new{2009-12-10 (木) 19:41:16};
---うんうん、タオルまではよかった。……そこらへんはよかったんだけどなんで石鹸と桶まで用意されてるんだよ……こんなところでなんで至って尽くされてるんだよ……(かっくーんと頭を落としながらもう諦めたように湯を入れて身体を洗う)&br;(仕方なく湯船から湯を桶にとる)(ざばー)''あづぁー!!'' これも約束された事例ぃいー!! ……(ざばー)ぐぉおー!! 慣れてきたぁー!! ……俺は、一体なにをやっているのだろうか。ソレは誰にもわからない……いや、風呂に入るんだったな。あれ、うん? ……ええい、入ればよいのだろう! 入れば!(ざばー) -- [[ジェラード>名簿/349969]] &new{2009-12-10 (木) 20:21:25};
---&color(#cd5e3c){ヤ、次はオイルを摺り込んでから泥パックと称したコロモをつける作業ですな&br;(先客だ。湯に使ってビバノンノしている…貴方と同じく。タオルは頭に乗っけているが元が多すぎる髪量のため纏めているだけで精一杯という感じ)&br;温泉は静かに入るもの。辞衛乱堂君、ここまで素直に入浴された方は君が初めてですな&br;(ちょっと嬉しそうに言う。遺跡図書の故事にちなむ趣向のため看板を書いたのはこの男らしかった)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-10 (木) 20:34:42};
---風呂に静かに入るというのは認めよう。きゃいのきゃいの言うのは若い娘が数人纏まって入ったときで充分だ。(もはや入っていることにもその珍妙な格好にもつっこむ気をなくしている)&br;って、待て。もしかして素直に&ruby(はい){入浴};らなくてもよかったとでも言うのか! なにかおかしいと思ったんだ! そして俺の名前はジェラードだ衛を辞してるのに堂を乱してどうするつもりだ俺は! -- [[ジェラード>名簿/349969]] &new{2009-12-10 (木) 20:45:28};
---&color(#cd5e3c){エエ、今まで来られた方は大体脱ぐ前に意図に気付き帰るか破壊を試みましたな&br;(このまま進めば天ぷらにされて頭からバリバリと、そんな事実は微塵も無いがこの地に残る天満伝説には化物じみたものがある)&br;裸の付き合いというのもありまして。まあ少なくとも話しに来たという事は確認できる良い手段だとは思いませぬか?&br;(こともなげに。九割以上ただ温泉に入りたいだけだという事は享楽的な性格から容易に窺える)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-10 (木) 21:03:00};
---進めば天麩羅、それがいやならサリドにでもしましょうか。注文は少ないが料理店でもなさそうだしと進んでみたらこれなのだからな。実に。(額に掌を置いて悩ましい表情を浮かべている)&br;確かに話しに来たというのはよく、また、武装もなにもない状態でーだとそういう気にもなるがね……もうちょっとその、こう、真面目というかシリアスな雰囲気というか。そこらへんが湯気に立消えて霞がかってしまうというか。どうにも度し難いものよ……(それらしいことを言っているが、明らかに胡散臭い。しかし、それに乗ってしまった自分も自分なので強くはいえない) -- [[ジェラード>名簿/349969]] &new{2009-12-10 (木) 21:17:51};
---&color(#cd5e3c){マ、所用あればワタクシの主が居るときに承りましょうナ、今現在は休暇を満喫するべきデ。&br;(湯に浮かんだ桶には酒は勿論あろう事かツマミまで常備してある…完全に寛ぐ体勢)&br;至って真面目。真面目に生きるというのは即ち自らの有様に筋を通すということ。&br;拠って完全に自らの洒落に全力を傾けた看板は至って正当、何の憂いもなくしりあすてぃっくと言えますな&br;(男の主人…猫の少女が来るまで有用な話は聞けそうに無い。温泉を楽しむのが吉だろう)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-10 (木) 21:30:32};
---そうすることにする。(酒まで用意して温泉で寛ぎに入るライダーを冷めた目で見る)普段からおかしなのぼせかたをしているというのに、これ以上のぼせてどうするつもりかね……はぁ。(溜息が湯船に沈む気分)&br;お前と話していると間違っているようなものでもあたかも正しいかのように聞こえてくるから不思議なもの。この場には俺とお前しか居らぬで、多数派でも少数派でもないのが苦しいものだ。全く疲れる……温泉入って疲れるとはいかに。浸かってるのは確かなのだけれど。(なにもかもあきらめてくつろぎモードに入る) -- [[ジェラード>名簿/349969]] &new{2009-12-10 (木) 21:56:18};
---&color(#A52A2A){(ジェラードが湯に浸かるころ、足音も立てずに少女がやってくる 当然先客が居ることも知らず、居ても気にしない。)&br;(温泉に来る、即ち入浴目的)&br;[[何やってんだ、おまえら・・・>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst052606.jpg]]&br;(辛うじて髪と煙が隠してくれる安心CERO C機能)}; --  &new{2009-12-11 (金) 00:46:06};
---&color(#cd5e3c){無論のことONSENですな、莢君(そちらを見ずにCEROクリア)&br;今日は運が良い事に仲間が来ています、温泉仲間}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-11 (金) 00:56:34};
---(ブシャーと噴出して面を湯にバシャーンとつける解りやすい反応)……もう、なんか……(ぶくぶく言わせている。CEROグレーの最中)&br;この温泉疲れる……っ!(悲痛な叫び。葵のほうは見ない)なにやってんのかとか俺が知りたいですっ……! -- [[ジェラード>名簿/349969]] &new{2009-12-11 (金) 04:24:18};
---&color(#A52A2A){こんなところまでわざわざ温泉に浸かりにきたのか・・・? 物好きだな、おまえ(ジェラードのことは知っている、此れで会うのは3回目…いや4回目か)&br;湯を汚すな・・・(まだ温泉に入らず突っ立ってる少女)}; --  &new{2009-12-11 (金) 14:00:58};
---(しっかり見てないのでイメージはなんか声のトーンが変わったなー、ぐらいで成長には気づいてない)ンなわきゃあないだろうがっ……!(もう突っ立ってる葵にはどう言葉をかけるかの袋小路に突き当たってるのでなにも言わない)&br;端的に言うと、協力要請に来た。ランサーとそのマスター。アラン・スミシーと黒花を倒さなければならん。(と、そこで出来る限り葵のほうに視線をやるまいとしてライダーのほうを向くとこれでもかと寛いでいたので全力でこいつらに協力要請していいものか迷う) -- [[ジェラード>名簿/349969]] &new{2009-12-11 (金) 15:11:48};
---&color(#A52A2A){なんで私が人間と協力しなければならんのだ、と過去の私なら言ったんだろうな・・・(少女自身遠い目で嘲笑うように言ったが、だれもこっちを見てないので気付かないだろう)&br;(ざばざばと掛け湯を二回(※ライダー君の努力の賜物)したあと湯船に入って近寄る)詳しく話せ、あいつらは・・・あいつらがしようとしていることは、危険だ;}; --  &new{2009-12-11 (金) 15:47:11};
---(なんだろう、この状況は。べつにやましいことをなにもしているわけでないのに何故か負い目を感じるのはどうしてなのだろうか)……随分と棘が取れたものだ。牙や角と、棘は違う。……(音を聞いて、なにか言い表しようのないやりきれなさ。何故、俺は、この状況に。)&br;(脳の回路の一部をシャットアウトして話す)どうにも、厄介なものがより厄介になってしまったようでな。少なくとも、ここら一帯に危険が及ぶことを起こそうとしておるらしい。詳しくは知らんが、この付近にとある人が封じていたのか知らんが、……ええと、どう言えばいいのかね。なにか重大なものを奴らは手に入れてしまったらしくてな。(近づいたとか近づかないかとかはいいとして、全力で視線を逸らす。ただ湯の波紋が伝わってきて針を刺されたようにビクゥッとなる) -- [[ジェラード>名簿/349969]] &new{2009-12-11 (金) 16:02:55};
---&color(#cd5e3c){フゥム。要領を得ませぬがあれですかな&br;(がさごそと桶酒を横に避け、湯の外の銀板に乗せる 寒いので湯に入ったまま)&br;折るべきエモノが居ると。そう言いたい?&br;(であればそれは協力要請ではない。情報が、被害が耳に入れば放っておいても出向いて折る。その事実こそが英霊として此処に男を存在せしめている)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-11 (金) 19:14:41};
---&color(#A52A2A){ふん・・・ 私は変わった、それだけだ&br;私はもう人間の死を望まない・・・ ・・・ ・・・ ・・・ かといって急に守ってやる気もしない。 だが・・・、私は誰かを守るということを知りたい・・・ 忘れたから、知らないから、知りたい。 それでもいいなら手伝ってやる ライダーに関してはほかっといても勝手にやると言ってるしな&br;ランサーは・・・私に何もしなくても私の願いは叶うと言ってきた(少女の願いは少し前までは人間の破滅、だった) そのための仕掛けを取ってきたとも・・・ そして・・・・・・(安置されている鏡へと手を向け、引き寄せるような動作のみで実際に触れることも無く鏡を引き寄せた)&br;(ジェラードの背にはヒヤリと冷たいものがあたる)}; --  &new{2009-12-11 (金) 20:17:58};
---平たく言えばそういうことだ。なにかとんでもない力を奴らが手に入れて、とんでもないことをやらかそうとしている。だからそうなる前に止めねば、とな。なんとしてもだ。そのためには一つ、まず手が必要。(その性質を知っているか知らないか、それは解らない。だが、悪い奴でもなさそうという理由。それでなくとも聖杯戦争、その目的はというと敵を滅することにある。その目的の方向へ、進むというなら断るほうに理由が必要。そう思ったまで。)&br;変わった、か。それはいい……不変のままにいつまでも在り続けるというのは、不自然だ。文字通りの意味でだがな。(前回のあの会話で、多少なり不安を抱いていたのが解消されて安堵。そして、目の前の傾奇者はわりと保護者として認めてよかったものなのだなと少しの笑み)&br;勝手にやると。ならば、知らせにきただけでも無駄足にはならなかったわけだ。なんの因果か入浴することになっているのは置いておくとして。……願いというと、前に言っていたもの、か。…………事態は思ったよりも深刻らしいな。(情報から推測される結果は何よりも悪いもの。おそらくそれはランサーたちの望みであるとも言えるのだろう。幕は大きく広く、覆うように降りてきている。劇場であるなしを区別せずに、観客席もその外も、まとめて幕で包んでしまう。そこもまた劇の一部であるかと言わんばかりに)&br;……それは? ぅぉぉおぉう…………!?(ぞくりと冷たいものが触れる。駆け抜ける寒気に身を震わせて、震えが伝わるままに身体をぴたっと止めている。揺れる音叉の鉄棒がごとく) -- [[ジェラード>名簿/349969]] &new{2009-12-11 (金) 21:39:12};
---&color(#cd5e3c){(銀板に乗せられた酒とツマミはあとでまた賞味するのだろう、オカモチのような木箱に入れられ縁に置かれた)&br;エエ、ワタクシは極単純な倫理に生きる小市民ゆえ。出来る精一杯を御覧戴き拍手を請う者也}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-11 (金) 22:06:46};
---&color(#A52A2A){ランサー曰く・・・「全ての人間に幕を引き、あらゆる命の賛歌に飾られたこの星の上で私は人になる!私とマスターだけが唯一の観客として全てを見届けるんだ!」そうだ・・・ 止めねば、破滅が待ち受ける&br;これを見ろ(突きつけた鏡をぐいぐいとまた押し付ける)&br;(鏡を見ればそこにはおぞましい肉塊)ランサーは・・・左腕で人間をこの肉塊に変えた コイツは別の人間を肉塊に変えることが出来る・・・らしい、つまりもしもこんなのが一人でも街に流れ出せば・・・・・・・・&br;奴らはもう舞台を整えている、急がないと取り返しがつかんだろう}; --  &new{2009-12-11 (金) 22:13:05};
---……ずいぶんと明るい。というより、躁のような言い振る舞いだな。どうにも、観客というふうではないのに観客だと言うのか……。厄介だな、本当に。全てひっくるめて厄介なところだらけ。(そこでまた鏡がつきつけられたので身をかわしながらしぶしぶソレを見る)&br;……前に見たキメラとはずいぶん意匠が違う。なにか、根本的なものが違ってきている……あいつらは、どうなっているんだ。(少しばかり不安を覚えた。今までもおぞましい化け物であったものが、それよりもさらに解らないものへと昇華されていくような、言いようのない不安。タールのように濁ってべったりした黒い不安)&br;これもその準備の一端を見せ付けてくれたものというのかね……これだけでも、被害を出すには充分だ。やってくれるよ……全く。&br;行動は急ぐべきだな。……突破口がないわけではないはずなんだ。マスターを討てばそこで終結はする。……それは「ルール」上で抗えん箇所のはずだ。 -- [[ジェラード>名簿/349969]] &new{2009-12-11 (金) 22:36:35};
---&color(#cd5e3c){フム。ではその突破口を開けるために折りにいくとしましょうナ、君たちは着いて来れば宜しい?&br;(あくまで軽く、何でもないことのように。その規模、被害、敵…どれを取っても最悪だがやらねばなるまい、芸を披露する舞台として申し分なし)&br;備えるに越した事は無し、しかしてゆっくりする暇も無し。ヤヤ、コリャ詰め手を誤るわけには行きませんな&br;(必要充分、あとは主人の言うとおり…放っておいても、全ての支度を終え最小の手順で玉を落すための戦に赴くだろう どうもオカモチが気になるらしく微妙に調整しているが些細な事だ)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-11 (金) 22:57:31};
---&color(#A52A2A){奴らは舞台に拘っている、だからこそ・・・幕を引いてやれさえすれば大人しく舞台から降りるだろう&br;(胡散臭そうにライダーを眺め)・・・どうしてライダーがいうとああも胡散臭く感じるんだろうな・・・(オカモチらしきものを弄っているのでさらに信頼度だうん)&br;ところで・・・おまえは、そこそこ使えるのか・・・?(ジェラードを見遣り 使える、すなわち戦闘能力はあるのかと問う)}; --  &new{2009-12-11 (金) 23:02:45};
---……竹を割ったような物言いで、普通なら好感がもてるはずなのに。なんていうか竹を横から割ったような性格をしておる。(釈然としないが、冗談を言っているわけでもなさそう。信用に足るかといえばそうでなく、また疑わしいかといえばそうでもない。)&br;備えあれば憂いなしというが、こうまで憂いばかりだとどう備えていいかわからないような気もするがね。(真剣なのか真剣でないのか。真剣でみね打ちするようなものが岡持を直す姿から感じられる。またも釈然としない顔)&br;大人しく引いてもらわねば困る。ただ、往生際が悪いということはなさそうだ。直ぐに往生するという意味でもまたあるのだが。(目を細めて遠くを見る)&br;俺……か? 解りやすく言うと、ランサーにはどうがんばっても少しの足止め程度しかできんだろうな。そのマスターや、作られたキメラ程度ならば相手はできる。……というか、あの黒花が異常なんだ。……今回の件で異常さが上がったらしいのがまた厄介なところ。俺では手も足も出なくなっていそうだ。(少しばかり気落ちしたような表情。仕方のないこと、と解っている。だからこそここに協力要請に来たのだから。) -- [[ジェラード>名簿/349969]] &new{2009-12-11 (金) 23:12:41};
---&color(#cd5e3c){ハッハッハッ前回手酷くやられましたからな、繰り返しは避けたく思う気持ちくらいはありまして&br;(向けられる視線に思い直したか、頭のタオルに手を戻す…髪の反発力に負けズレていた)&br;マ、人間やれば何とか出来るもの。他力本願成就せず。ひとつ頑張ってみようではないですかナ?&br;(暫く。暫く考え、そしてもう一度声をかける)&br;…ところでジェラ藤君、やる気が出る、実力が出せる、ワタクシなりの強化魔法を進呈しようかと思うのですが。}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-11 (金) 23:25:26};
---&color(#A52A2A){ランサー相手に足止めできるといえるなら十分だ・・・人間。&br;私もあいつ相手ではほぼ何もできん ・・・・・・・不本意ながら・・・(ライダーに視線を戻し、こいつに任せるほか無い、と言おうと言葉は喉まで出ていたのだが。 ずれたタオルを見て噤んだ) ・・・はあ。(代わりに軽い溜息)&br;(ライダーが口を開いたので黙って肩まで湯に浸かっている 鏡はいつの間にか元の位置に戻された)}; --  &new{2009-12-11 (金) 23:35:47};
---……はい、そうですかいな。(気にしないようにしていた頭上のタオルの不安定さを気にされていよいよ呆れが増してくる。頭をかくんと下げた)&br;自力だけでどうにかなるとも思えないが、もとより独りで挑む無謀さは持ち合わせておらんしな。自力だけでなくて、他力もアテにさせてもらう。どうにかしてみせるさ……。ランサーに対してはやっぱり足止めぐらいにしかならんのだよ。……それでも、出来ることはあるから充分だというのなら、見合うようにやらせてもらうさ。…………なにも正面から戦うだけが戦いではないでな。(葵の視線のせいで期せずして二度見、どっと疲れてこちらもため息)&br;……やる気が出る、実力が出せる。強化魔法ねぇ。どんなものかね、お前の紡ぐ魔法というのは。(肩が出て冷えていたのでとぷんと肩まで湯に入る。そこでなにをやっているんだ自分モード再発。釈然としない顔Part.いくつか。) -- [[ジェラード>名簿/349969]] &new{2009-12-12 (土) 02:51:31};
---&color(#cd5e3c){エ、了解しましたな、此処に御座るは一枚の銀板。サテサテお立会い&br;(オカモチががしょんと開く、何処へ消えたのか酒もつまみも無く…銀板が一枚、そして薬瓶らしきものと作業碗がたくさん。)&br;で、ハイ、こちらの特製蒸気泉に暫く置いて取り出すと&br;(手際よく銀板を見るからに有害そうな蒸気にくぐらせる。湯気の存在に感謝しよう)&br;これこのように衝撃的瞬間が&br;(銀板に浮かび上がる実像。そう、先程莢に背を向け鏡を覗き込んだまま数分話し込んだジェラードの姿…露光には充分すぎた時間!)&br;ふふふははは蘭堂君!この「だげれおたいぷ・ふらいでい」を然るべきところへ提出/公開され社会的絞首刑を迎えたくなければ泣き言は無用!&br;どうですかナ?この程度の危機でへこたれている場合では無いと気合が入りますでしょう?&br;(その目は…本気!貴方は勝って帰らねば「温泉で鏡を用いた斬新な覗き行為を働いた男」として一生世間に後ろ指指される羽目になる…ッ!)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-12 (土) 03:07:31};
---うんうん。ええと。(やけにものものしいものが出てきたので目をぱちくりとさせてそれを見守る。果たしてなにが起こるというのか)&br;ほぉー……(蒸気が吹き出る。果たしてあの銀板はなにになるというのだろうか、案外まともではないかと見直す)&br;うんうんうん! つまり……''つまりこういうことだってばよのかー!!?'' ……違うよ!? でも俺そんなことをしたつもりは……ああ! でもこの角度からだと絶妙にそう見える!!(風呂に血が引き寄せられるように顔から血が引く)&br;ちょ、そのそれを出されると俺がいよいよ拙いのでやめてくださりませぬか! 後生! 後生ですから! ……こんな素敵な魔法、俺は見たくなかったぁあ! やる気といいうか鬼気が沸いてくるわ! ……こやつ……!(冗談ではない。ここで彼はようやく死の危険を感じ始めた。戦うことに恐怖はあれど、それに阻まれるほど弱い心は持ち合わせていない。しかし、それ以上の「死」の感覚。いっそ殺せという恐ろしいイメージが脳裏に浮かぶ) -- [[ジェラード>名簿/349969]] &new{2009-12-12 (土) 03:33:42};
--- &color(#cd5e3c){エ、君の家庭環境は噂に聞いて居りますれば…効果的なのはやはりコレかと?&br;(銀板写真―実にローテク、しかしそれ故に偽装もし易い。極論レンズと光、暗箱を容易さえすればあとは感光させるタイミングのみ―無闇に明るいこの地下温泉ならではの罠だった)&br;ワタクシとしても心苦しい。やめたい。やめたいがしかし君自身のめんたるを強化するにはコレしか無かった…&br;(遠い目、演技派だけに仕草からでは全くボロが出ないのが見るものにとって逆に腹立たしいかもしれない)&br;なおワタクシ、莢君がこの社に帰らなかった場合にも郵送及び公開される準備が整っています(もはやいやがらせの域だった)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-12 (土) 03:54:09};
---どうしよう……厄介な存在相手にしようと思ってたのに目の前のもやっぱり厄介だった……ねぇ本当にそれしかなかったの手立て。俺を社会的に首に縄かけてどうするのよ! クソッ、本当に心苦しいというような顔をするな!(俺をなんだと思っているんだろうか。それが一番効果的な人間だとしたら俺は果たしてなんなのか。というかそもそもそれでもボクはやってない)&br;なんで俺協力要請に来て脅しにかけられているんだろうか! 帰ってこさせますともさ、言われなくても全力尽くしますですよ!?(やられると社会的に本格的にまずいことになってRORIKONandHENTAIの烙印を押されてしまうので必死) -- [[ジェラード>名簿/349969]] &new{2009-12-12 (土) 04:34:33};
---&color(#A52A2A){(二人がなにやら騒がしい 銀板を見て何を喚いているのやら)&br;(何がどうまずいのかさっぱり分からない少女はひとり悠々と湯に浸かっている)何を騒いでいる・・・?}; --  &new{2009-12-12 (土) 13:43:37};
---&color(#cd5e3c){エ、ちょっと魔法が効きすぎたらしく。善哉善哉、勝てばよかろうなのだ&br;(準備は万端、湯から上がればもう阻むものは何も無い そして夜が更けていった…)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-12 (土) 15:32:12};
**決戦より一日・始まりの社・『その願い、貴きものにつき』 [#ib9eb590]
-&color(#A52A2A){(朝日に照らされて帰って来た筈が、目覚めたのは日もとっぷりと暮れた夜だった)&br;(薄く瞳を開けて二回瞬き、ぐるりと周囲を見回し)&br;(ぽてりと寝なおした)&br;(まだ夢の中、そんな感覚)}; --  &new{2009-12-23 (水) 19:58:29};
--&color(#cd5e3c){zzz……(敵の気配、サーヴァントの霊圧もマスターの霊圧も今この廃社に残る一つずつをおいて他にない)&br;(平穏。静寂。喚び出されたときの願い、それが適ったかのような光景)&br;(傍らに眠る少女、呑気な歌舞伎者は微睡む)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-23 (水) 20:02:18};
---(しかしその平穏に水を差すかのように地を踏みしめる音が 一歩ずつゆっくりと廃社に近づいていた)&br;(その気配、サーヴァントともマスターとも人ともいえぬものであり) --  &new{2009-12-23 (水) 20:13:37};
---&color(#A52A2A){(異様な気配と足音に耳を傾ける)&br;(……眠い、まだ寝ていたい、まだ……………)&br;(寝たふりを決め込む猫 応対は従者に丸投げた)}; --  &new{2009-12-23 (水) 20:19:02};
---&color(#cd5e3c){zzz…フム(近づくのは野生動物の類ではない、であるが)&br;莢君、怠惰の時間は終わりかもしれませんぞ(今はまだ眠る、その背筋に言うと来る方へ向く)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-23 (水) 20:26:26};
---(そしてある程度近づいたかと思うと その気配。突如ギターを弾き始めた。眠りを妨げるように鳴り響くギターの音) --  &new{2009-12-23 (水) 20:32:30};
---&color(#A52A2A){(掛けられた声には尻尾だけで応える 起きる心算は無い、何とかしろ そんな意思表示)&br;(しかし眠りはギターの音色に妨害される)&br;(長い髪を整えることも無く起き上がり)・・・おまえの同類か・・・?(歌舞伎役者と音楽家…接点はなさそうだが)}; --  &new{2009-12-23 (水) 20:39:04};
---&color(#cd5e3c){本当に終わった…!?ええい楽士!近所迷惑を考えまいか!&br;(知らない知らないと首を振ってからばたーんと引き戸を開けて怒鳴り込む)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-23 (水) 20:39:49};
---あっれー精一杯のお祝いの曲だったんだけどなこいつは(引き戸がピシャーンと開かれると見えるのは)&br;(サングラスをかけたウェーブのかかった赤髪の男。しかも観光帰りのアロハシャツスタイル)&br;俺ってば音楽の才能はないのか....(しばし凹む男) --  &new{2009-12-23 (水) 20:48:52};
---&color(#A52A2A){・・・・・・・・・・・・・・ どうみても同類じゃないか&br;(360度どこから見ても胡散臭い男と歌舞伎役者を見比べる)&br;こんな胡散臭い奴に祝われる覚えは無いが・・・何者だ・・・?(凹んでいるようだが容赦なく)}; --  &new{2009-12-23 (水) 20:51:51};
---&color(#cd5e3c){ええ…ワタクシこんな八割赤ワカメヘアの方と同類に見られて…?&br;(こっちもすごい凹む、軽薄と傾奇は違うのだ)&br;ヤ、莢君…それなのですがな、我々にとって祝すべきことは一つありまして}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-23 (水) 20:57:18};
---なんか散々言われてるからもう地の中にもぐりたい気分だぜこいつは...陸ワカメ&br;そうそうそっちのライダーは察しがいいな(ギターを置いて拍手を浴びせ)&br;第二次聖杯戦争優勝おめでとうライダーのマスターとライダー(サングラスをはずして)&br;俺は前回のセイバー・スレイン。聖杯戦争の優勝ペアに聖杯を渡して願いを叶えに来た(ばっとアロハスタイルが瞬時にどこかの軍服のような衣装に変わり) -- [[スレイン>名簿/335192]] &new{2009-12-23 (水) 21:02:55};
---&color(#A52A2A){十二分におまえの服装と似たものを感じる(どっちも猫にとっては異常でしかないのだ)&br;っ おまえが・・・前回のセイバー・・・(そう言われてようやく長い髪を避けてまともにスレインを見る)&br;聖杯・・・聖杯、か・・・(その表情は嬉しいというよりも安堵に近い また迷いも含まれて)}; --  &new{2009-12-23 (水) 21:06:36};
---&color(#cd5e3c){然り。昨日の決戦によりどうやら終焉、我々以外に聖杯を求めるものは居なくなった。&br;ヤ、また一つ争いを止めましたな…重畳、重畳(「セイバー」の出現、争う意思は感じない。であれば平穏無事、いつもどおりに)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-23 (水) 21:12:23};
---ということだ。この聖杯の力によって願いが叶えられるのだが....各々願い事は決まっているのかな。それ以外にも何かあれば聞いておくが(先ほどとは打って変わって背筋を伸ばし) -- [[スレイン>名簿/335192]] &new{2009-12-23 (水) 21:19:06};
---&color(#A52A2A){そう・・・なのか・・・&br;(一度俯き、そのあと顔を上げて)おまえは何を願うんだ?(分かっていて尋ねる)}; --  &new{2009-12-23 (水) 21:23:03};
---&color(#cd5e3c){エ?世界平和。決まっていますな…しかし&br;皆にとっての平和など定義から始める必要がある。ワタクシの願いは何ら実行力を伴わぬでしょう…ならば&br;魔法の道具でちちんぷいとは行かぬもの、何時も通りに地道に潰す。ワタクシの行脚に終わりは無し…ということで一つ如何?&br;(実質願わないも同じ…そもこの存在は天満に喚ばれ少女の望みを叶えるべくあるモノである)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-23 (水) 21:27:59};
---つまり、実体化が望みなのかライダーは?あまり大雑把過ぎると解釈の違いがおきる。直接叶えるのは俺じゃない。しっかりとどうしたいかなりたいか具体的にしておいてくれ&br;で、そこのライダーのマスターはいかが。ないならないで構わないぞ -- [[スレイン>名簿/335192]] &new{2009-12-23 (水) 21:41:37};
---&color(#A52A2A){それでいいのか・・・?(何でも願い適う代物を目の前にしてあっさりし過ぎていやしないか…否、こういう奴か。)&br;私は・・・ 私の願いは・・・ いや、言う前に一つ聞く 前回の聖杯で叶えられた願いは何だったのか?}; --  &new{2009-12-23 (水) 21:42:22};
---&color(#cd5e3c){だから今しっかり言ったではないですか、世界平和。&br;ヤ、期待していますな〜(ひらひらと手を振り答える、そうこういう奴だ 聖杯には微塵の信用も置いていない…)}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-23 (水) 21:50:13};
---そうか。うん.............まぁ好きにしてくれ(ライダーのどうでもよさげな雰囲気を察して会話を早々に切り上げ)&br;前回の願い?参考にはならないと思うが。先に言って置くがマスターはしらん。俺の叶った願いは&br;第二次聖杯戦争の開始。つまり以降聖杯戦争が開かれること、だ。 参考にならんだろう? -- [[スレイン>名簿/335192]] &new{2009-12-23 (水) 21:59:18};
---&color(#A52A2A){欲が無い・・・いや、強欲すぎる奴なんだ(ライダーの願いは全ての人に影響を与えるような、とても大きな願い 無欲というよりも強欲すぎるくらいだろう)&br;つまり・・・この戦争はおまえが始めたのか・・・? おい、こいつを折っておいた方がいいんじゃないのか&br;(こほん、と一つ咳払いをして)私は・・・この戦いが終わったら、聖杯の力で・・・莢であることをやめようと思っていた&br;ただの人間に戻って・・・ひっそりと暮らそうと思っていた・・・ だが、やめた。&br;天満との分離はその利益も損害も考えてから行わなければならないし・・・ 何より、今度こそ自身の手で、地道にやるのも悪くない&br;私が願いを変えるのはこれで2回目だ 1回目も2回目も、ライダーのせいで変わった(せい ではなく おかげ なのだが猫はあえてそう言わなかった せめてもの意地なのかもしれない)&br;・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だ、だから・・・最後くらいはお前の願いに貢献してやる・・・ 私の願いは''この戦争で理不尽に奪われた命を元に戻すこと''だ&br;無論参加者はこれに含まない・・・ キメラにされたり魔力の充填に当てられた命の修復、だ&br;この戦争では多くの命が奪われ・・・舞台となった町ではほんの一握りを除いて失った 残されたものには私が嘗て味わったような悲しみだけが残るんだ・・・ それを戻してやればすくなくともあの戦いのせいで・・・おまえが関った戦いが種になり争いが生まれることも・・・ないだろう?&br;(らしくない、本当にらしくないことを言っているのが分かっているのでそっぽを向いて吐き捨てるように言う)&br;(だが少女は確かに変わったのだ、変われたのだ ジェラード、アサシン、そしてライダーのおかげで)}; --  &new{2009-12-23 (水) 22:18:09};
---&color(#cd5e3c){……(鳩が豆鉄砲を喰らったような顔。恐らくこの世に現界してから一番のアホヅラを晒して数秒)&br;はっはっはっは!ヤ、見事、御見事!(心よりの賛辞。少女は、少女の願いは平穏、静寂から人として生きることへ。そして今は、人と共に生きることへ)&br;私の不手際。確かに今の君を、元の君を生み出したのはその末の連鎖であった…確かに。確かに。&br;(だから、少女は繰り返さないと願った。只々折ることしか出来ない莢士の思考では無く、その教え、理念から自ら考えた平和のために)&br;聞きましたかナ?スレイン殿。どうやら我々の如き得物、折物風情が考えるよりもずっと彼女は尊きものである。更に無数の争いを断つ。キミも私も商売上がったりですなァ…叶えていただきましょう、その願い}; -- [[ライダー>名簿/372465]] &new{2009-12-23 (水) 22:34:56};
---戦争を始めたのは俺じゃないさ。望むものがこの血生臭ぇバトルロイヤルを始めただけ....俺は続くことを望んだがなァ(一瞬だけ邪獣のような牙を見せる笑みをし)&br;なぁに聖杯戦争も商売も同じ。続く限り機会があるさ.....(そういうや否や七人の騎士が転移、一人の人間の女性のようなものを連れてスレインの傍らに)&br;それでは(その女性の頭に手を触れて) 扉を開く。二人ともその願いを祈り強く念じろ。光が収まる頃には願いは叶っている......&br;'''スレインを中心に真っ白い光が広がり...空間を塗りつぶしていく。別の境界とつながり無垢で純真な力があふれ出してくる''' -- [[スレイン>名簿/335192]] &new{2009-12-23 (水) 23:17:31};
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CENTER:&size(20){'''そして、幾許かの時が流れ'''};
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*黄金暦185年2月 [#kdfe2f62]
**終わりの日・温泉郷天満宮-『ようこそ、この懐かしき日々へ』 [#d6ee24c7]
-'''―黄金歴185年・2月―''' --  &new{2009-12-23 (水) 23:19:29};
--[争いの日々は遠く過ぎ。温泉郷天満宮には客足が絶えない。]&br;[人が増えれば人でなしも増え。乗り込んできたのは山賊団、この地の利権を奪い取ろうとの算段だった] --  &new{2009-12-23 (水) 23:23:23};
---&color(#cd5e3c){ヤ、何だかでじゃびゅ?を感じまして(敵、的、適。居並ぶ四十一名の得物を全て折り、突如現れた歌舞伎武者は少女に問う)&br;エ、どうにもあっちにこっちに引張り凧ですナ(異次元酔いが覚めない男。何時かの舞台の再現のよう、ふらふら、ふらりと傾いて)&br;(あの日以来、とんと姿を見かけなかった従僕らしきもの―が、今再見)}; -- [[ミダレバ>名簿/372465]] &new{2009-12-23 (水) 23:28:22};
---&color(#A52A2A){おまえ・・・ ・・・っ!?(懐かしい姿、奇妙な着物は奇抜さを増し鮮やかに折るその姿 持っていた山賊に向けるべき短刀を取り落とすほどの動揺)&br;(少女はすでに少女と呼べるような外観ではなく…大人の女性らしい姿で久方ぶりの来訪者を指差した)&br;ふ、ふふ そういう意味では会えない方がおまえにとっては良かったのかもしれないな(続いて笑顔 自然な笑顔を浮かべて)&br;懐かしいな…急に居なくなったから少しは心配した。 おまえのことだから折るべき争いへと向かったんだと思っていたが…予想は外れてなかったようだ(女はよく笑う 嘗ての棘を微塵も感じさせない)}; --  &new{2009-12-23 (水) 23:39:16};
---&color(#cd5e3c){ええと…ヤ、ああぁ!ああ、そういうことでしたか…ハイ、ご心配お掛けしましたが&br;(様子がおかしい。ただ思い出しただけではなさそうで…しかし、今はどうでもいいことだ)&br;エ、お久しぶりですか…ナ?莢君。実にお美しくなられた…ウム&br;(男は英霊ではない。聖杯から喚び出されたモノではなく、次元をさまよう…さまよい続ける、伝承の元としての存在)&br;エ、社の君に…少しは骨休めせい、と喚ばれましたか。キミに逢いに来た、と言って宜しい?&br;(笑顔に向ける笑顔、何時もの調子で温泉に向かう…あの日々の再現のように)}; -- [[ミダレバ>名簿/372465]] &new{2009-12-23 (水) 23:50:37};
---&color(#A52A2A){なんだ? 歯切れが悪いな(首を傾げて見上げる) …………(ただ見上げているのではない、その質を、本性を、探っている ―――彼女はまだ莢のままだ そう選択したのだ――― 莢と天満の瞳は男の本質を見つめる) そうか、おまえ…ライダーではないな 察する所にオリジナルの方だろうか&br;私に逢いに来た、とは中々気の利いた言葉だ 特別にタダで入らせてやる(また笑い、ぽいぽいとお風呂セット渡し)&br;……ゆっくりとしていくといい、ミダレバ。(知っていた、でも使うことの無かった名を数十年ぶりの再開の場で呼んだ)}; --  &new{2009-12-24 (木) 00:06:44};
---&color(#cd5e3c){かないませんなァ…ではお世話になります、莢君。(そうして、温泉の夜は更ける)};&br;&br;'''[歌語の日々は続く、人にあらずとも、人にあろうとも…今は休息]&br;[こうして第二次聖杯戦争を戦い抜いた少女と傾奇の物語は終わる。]&br;[だがそれは長い長い生の中、ほんの一瞬だけのこと。]&br;[だからありふれた日常を…道を得た猫と、主を得た侍は演じて終幕]&br;[絢爛豪華な戦を折って、大絵巻を湯に飾る。一件落着!]''' -- [[ミダレバ>名簿/372465]] &new{2009-12-24 (木) 00:22:21};