[[名簿/111896]]

-てすと --  &new{2008-07-11 (金) 23:39:49};

-''目を開けるとそこは一面の青空が広がっていた。'' --  &new{2008-07-10 (木) 19:46:29};
--次に感じられたのは頬をなでるゆるやかな風、緩やかに草木を揺らし奏でられる自然の音色、僅かに香るのは花の香り…。 --  &new{2008-07-10 (木) 19:48:49};
---「・・・俺は・・・・・・死んだのか・・・？」 -- [[アジャパー>名簿/111896]] &new{2008-07-10 (木) 19:50:47};
---時間を忘れてしまいそうなほどに晴れ渡った空、流れる雲とそよぐ風の音だけが時が流れていることを感じさせてくれた。&br;&br;&br;不意に頭に感じるその感触、やわらかく、そして暖かいその感触…&br;空と雲しか捉えていなかったその視界に、突如それは影を差す。 --  &new{2008-07-10 (木) 19:55:22};
---「………目……覚めた？」 -- [[？？？>名簿/119661]] &new{2008-07-10 (木) 19:58:38};
---もっとも長い間聞いていたその声を忘れるわけがない、そう、その声は俺の大切なたった一人の家族のもの…。&br;「・・・あぁ・・・そのようだ・・・　・・・ここは天国って奴なのか・・・？」 -- [[アジャパー>名簿/111896]] &new{2008-07-10 (木) 20:02:02};
---「………ふふっ……そう…思う？」 -- [[？？？>名簿/119661]] &new{2008-07-10 (木) 20:04:06};
---少女は穏やかに笑う、俺のよく知っているその笑顔はとてもかけがえのないもので…&br;「・・・・・・ハミィ・・・俺は・・・どうなっちまったんだ・・・？」 -- [[アジャパー>名簿/111896]] &new{2008-07-10 (木) 20:07:38};
---「…わ…ひどい……　がんばって…助けたのにな…覚えて…ないんだ…むぅ…」 -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-10 (木) 20:09:52};
---不満げに頬をふくらますその姿に懐かしさと愛おしさを感じる、あぁ、俺は夢でも見ているのか…。&br;「・・・・・・また俺は・・・お前に助けられたのか・・・はは・・・これで何度目なんだろうな・・・3度目か・・・？」&br;腕を動かしてみる、あのとき負傷した右腕は、僅かに痛みを感じるものの、そう苦労なく動かすことができた。 -- [[アジャパー>名簿/111896]] &new{2008-07-10 (木) 20:14:01};
---「&size(8){ん};ん…私が直接助けるのは初めてだよ…？　…だから…あのとき私を助けてくれたのとで…おあいこ……かな…」&br;そういって微笑むと、だらしなく伸びきった髪を、左手ですく。 -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-10 (木) 20:18:51};
---「・・・そうだっけか・・・そうだったな・・・でもその死地を乗り切るために必要だったこの『吸血鬼の力』をくれたのはお前だ・・・感謝してもしきれねぇよ・・・へへっ」 -- [[アジャパー>名簿/111896]] &new{2008-07-10 (木) 20:23:03};
---''「吸血鬼」''という言葉を聞き、少女の表情が少し曇る、何やら思いつめたような表情だ。 --  &new{2008-07-10 (木) 20:26:16};
---「・・・どうした・・・まだ俺をこんな体にしちまったことに引け目を感じてんのか？&br;・・・俺は何にも気にしてねぇよ・・・前に言ったじゃねぇか・・・ずっと前によ・・・？」&br;ハミィの頭にポンと手をやると頭をぐしっと撫でてやる。 -- [[アジャパー>名簿/111896]] &new{2008-07-10 (木) 20:29:09};
---だが、それでも少女の顔は晴れない。&br;&br;「…………私ね……？」&br;そこでぐっと、言葉を飲み込み、一つ息を吐くと、ハミィはこれまでの経緯を話し始めた。 -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-10 (木) 20:34:07};
---「……私……逃げてきたんだ……　……''本当の''……''お家から''……」 -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-10 (木) 20:35:37};
---&br;&br;&size(16){''-黄金暦99年5月-''}; --  &new{2008-07-10 (木) 20:38:09};
---''ウーズによって重症を負わされ、窮地に追い込まれたハミィの前に、いつからそこに立っていたのか二人の男が目の前に現れた。&br;'''「ハーミール・オキュペテー様でございますね？」'''　'''「ただいまお迎えにあがりました。」'''&br;そう畏まる二人の男の背後では、ウーズが一瞬のうちに切り刻まれ、焼きつくされ、消し炭となって四散していた…。&br;&br;&br;その後ハミィはとある場所へ強制的に連行されることとなる。'' --  &new{2008-07-10 (木) 20:38:31};
---''&color(crimson){ハイランド家};、吸血鬼の名家であり、その当主であるヴェルフェルク・ハイランドは多くの領土と民を配下に持つ君主でもあった。&br;彼の没落後、ハイランド家は醜い後継者争いの渦に包まれることになる。&br;ヴェルフェルクは女遊びを全くと言っていいほどせず、妻も娶らなかった、子宝とは無縁の生活であった、そのせいか正当な後継者がはっきりとせず、事態は泥沼の展開を催していた。&br;そこに突如浮かび上がってきたのが隠し子の存在であった。&br;ヴェルフェルクは短い間であったが、ある一人の使用人と恋仲になっていた、そしてその使用人に子供がいたことが突如発覚したのであった。&br;&br;その子供がハーミール、そう、ハミィはハイランド家の正当な子孫に当たる存在であったのだ。'' --  &new{2008-07-10 (木) 20:41:51};
---&br;''ハミィは式典において、正式に当主の座につくことを余儀なくされた、しかし、だからといって彼女には何の権利も働かない。&br;実質権力を酷使するのは側近であるハイランド家の重鎮達、ハミィは民衆の心を掴むためのお飾りでしかなかった。&br;高い塔の頂上に幽閉され、何かしらの祝い事のためだけに担ぎ出される人形のような扱い、&br;彼女に許されていたのは手紙や贈り物（監視人の検閲有り）を出すことと、小さな窓から外の景色を眺めることだけであった・・・。''&br; --  &new{2008-07-10 (木) 20:43:43};
---俺はあまりに突拍子のない話に呆然としていたが、孤児であったハミィの出自は誰も知らなかったし、その吸血鬼としての血族である由縁もそれ故に分からなかった。&br;確かめる術は何一つとして無かったし、ハミィが嘘をつくはずもない、俺はそのままその話を受け入れるしかなかった。&br;「・・・それで・・・お前は逃げてきたのか・・・そこから・・・一人で戻ってきたってのか？」 -- [[アジャパー>名簿/111896]] &new{2008-07-10 (木) 20:51:29};
---「ぇと…何人か協力してくれた人もいるの…でも…みんなバラバラになっちゃった……元気に…してるのかな…？」&br;そういうと少女は空を仰ぐ、今はどこにいるかも分からない協力してくれた人達の安否を案じて…。 -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-10 (木) 20:56:25};
---「・・・・・・&br;・・・そっか、感謝しねぇとな・・・そいつらにも・・・そして帰ってきてくれたお前にも・・・」&br;そう言うと上半身を起こし、そっとハミィの頭を抱きしめる、すぐ傍にある大事な存在をこの手で確かめるように。 -- [[アジャパー]] &new{2008-07-10 (木) 20:59:18};
---「・・・''おかえり''・・・ハミィ？&br;・・・やっと直接言えた・・・ごめんな・・・随分と怖い思いをしたろうに・・・助けに行くことすらできなかった・・・つくづく駄目な兄貴だな俺は・・・ははっ」&br;笑を漏らしながらもその顔は今にもゆがんでしまいそうで…。 -- [[アジャパー>名簿/111896]] &new{2008-07-10 (木) 21:02:33};
---「………ぅん……うんっ！　……ふふ…頼りないのは…前からだよね？&br;…ふふっ&br;……''ただいま''……お兄ちゃん！」 -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-10 (木) 21:05:38};
---&br;目には大粒の涙、流れ落ちる二人の心の雫、それは大地に落ちて一つとなる。&br; --  &new{2008-07-10 (木) 21:08:03};
---''兄妹はここに三度目の再会を果たす、二度と離れ離れになってしまわないように、固くお互いを抱きしめ合いながら…。&br;そう、例え血は繋がっていなくとも、長い間時を共にした二人はもう本当の家族も同然なのだから…。'' --  &new{2008-07-10 (木) 21:08:30};
--・・・ところで、だ・・・ここってどこなんだ？　・・・なんかすげー見覚えがあんだけど・・・？（あたりをキョロキョロと見回して） -- [[アジャパー>名簿/111896]] &new{2008-07-10 (木) 21:10:21};
---…&size(8){ん};と……ほら……あの花壇……見覚えないかな……？（遠くに見える花壇を指差しながら） -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-10 (木) 21:14:25};
---・・・あれは・・・アザレアの・・・ここってアザレアの家の近くか！？　・・・一体なんでこんなとこに・・・ -- [[アジャパー>名簿/111896]] &new{2008-07-10 (木) 21:17:29};
---……ぇとね……逃げたのはいいんだけど……私……マーク…されちゃってるみたいなの……&br;……うまく…隠れてここまで来たけど……あのお家はもう……すっかりマークされちゃってる&size(10){みたい};……&br;……だからね？　…アザレアさんのお家…借りたの……一緒に看病してくれたんだよ……？ -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-10 (木) 21:21:11};
---（花壇奥、小さな小屋の裏口から頭を覗かせ、キョロキョロとあたりを見回し、いそいそと近づく少年の影）&br;･･････っ！･･･アジャパーさん！お目覚めになったんですね･･･！（洗面器と濡れタオルを地面に置き、アジャパーに駆け寄ると）&br;･･･良かった･･･本当に･･･目を覚ましてくれて･･･良かったです･･･（微かに涙浮かべ、しゃがれ声で手を握りながらつぶやく） -- [[アザレア>名簿/96887]] &new{2008-07-10 (木) 21:29:30};
---・・・アザレア・・・（握られた手から伝わってくる体温に、あらためて生きていることを実感する）&br;・・・ははっ・・・ひでぇ声だな？　・・・心配かけたね・・・ほんと何度目だっつーのな？（おどけるように笑ってみせながらアザレアの頭をぽんと叩く）&br;・・・ありがとな・・・もう大丈夫だ！　・・・お前、俺らみたいなの泊めて大丈夫なのかよ・・・話はハミィから聞いてんだろ・・・？&br;・・・結構ヤバいのに追われてるみたいだぜ・・・俺ら・・・（心配そうな表情をみせながら） -- [[アジャパー>名簿/111896]] &new{2008-07-10 (木) 21:37:08};
---（もう一度確かめるように握る手の力を強めながら）･･･悲しくて泣いたあと･･･嬉しくて･･･嬉しくて･･･本当に嬉しくて･･･&br;･･･恥ずかしいんですけどハミィちゃんの前でわんわん泣いちゃいまして･･･（頭を撫でられ目を細め嬉しそうに微笑む）&br;･･････事情はハミィちゃんから聞きました･･･それでも･･･ハミィちゃんがアジャパーさんを抱えて･･････（思い出すように真剣な顔になり）&br;･･･それを見捨てれる訳･･･ないじゃないですか･･･僕にとって大事な・・・大事な･･･（少しだけ顔を赤くしながら）･･･か、家族みたいなお2人を！ -- [[アザレア>名簿/96887]] &new{2008-07-10 (木) 21:44:23};
---（「家族」という言葉に、はっと息を呑む、その顔に浮かぶのは喜びの笑み） -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-10 (木) 21:48:14};
---（しばらく唖然とした顔をするも、言葉の意味を理解すると、自然と笑みがこぼれる）&br;・・・家族・・・家族か・・・そんな風に他の誰かに言ってもらえる日がこうしてくるなんてな・・・はは・・・恥ずかしいもんだな？（頭をかきながら）&br;・・・俺らにとってもお前は大切な存在だよ・・・（その場で顔を伏せ）・・・今まで・・・ありがとうな・・・？（急に真剣な表情になる）&br;・・・俺達二人はこれから旅に出ることになると思う・・・ここにも長くは居れない・・・きっと追っ手が来る・・・一箇所に留まるような暮らしは当分できないはずだ・・・&br;・・・つらい旅になるかもしれねぇ・・・でも行かなくちゃならない・・・恐らくもうお前の顔を見ることは二度とできなくなると思うんだ・・・&br;・・・すまん・・・アザレア・・・その言葉だけで俺たちは十分救われたよ・・・今までありがとう・・・（つらそうに目を逸らしながら） -- [[アジャパー>名簿/111896]] &new{2008-07-10 (木) 21:59:26};
---（兄のその反応に何か言葉を投げかけようとするが、気持ちは同じらしく、もどかしそうに口を瞑る、それでも納得できない何かが心の中で渦巻いていた。） -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-10 (木) 22:06:33};
---（笑顔のハミィに微笑み返し）･･･アジャパーさんが目覚めて本当に良かったねハミィちゃん&br;（そして話を聞き終わると、目を逸らし沈痛な面持ちのアジャパーを覗き込む）･･･あ、あのですね、そのことなのですが･･･&br;もしも・・・もしもアジャパーさんが良ければなのですけど･･･ハミィちゃんにはもうお話したのですが･･･&br;･･･よければその旅に僕も連れて行ってはもらえないでしょうか･･･？&br;ここにきて7年･･･そろそろ僕も旅立ちたいとおもっていた所なので･･･ -- [[アザレア>名簿/96887]] &new{2008-07-10 (木) 22:07:15};
---………！（アザレアの言葉に安心したような微笑みを漏らす、心の中のもやもやがその言葉によって浄化されてゆく） -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-10 (木) 22:11:50};
---・・・お前・・・話は聞いてたのか！？　・・・俺らを追ってきてる奴らはタダ者じゃねぇ・・・なんせ吸血鬼の家系だ・・・常人離れしたような動きをする奴がごろごろいるだろう・・・&br;・・・平穏な暮らしが・・・お前の大好きな花達に囲まれて暮らす生活ができなくなるんだぞ・・・？&br;・・・分かってて・・・！！（ぐっとアザレアの首根っこを掴んで引き寄せる、その形相は怒りながらも悲しみに満ちている）&br;・・・分かってて・・・言ってんのかよ・・・？（アザレアのその目を覗き込み、しっかりと問う） -- [[アジャパー>名簿/111896]] &new{2008-07-10 (木) 22:15:40};
---はい･･･聞いてます･･･聞いた上で･･･僕も･･･それに僕もなんだかんだで冒険者として長いんですよ？&br;常人離れもなんのそのです！（強がるように安心させるようにと精一杯微笑んで見せ）&br;それに僕は･･･ここに来る前も、いつも旅をしてきました･･･何年も･･･何十年も･･･&br;アジャパーさんはなんかあまり気づいてなかったみたいですけど･･･ほら･･･僕･･･あったときから全然姿変わってませんよ？&br;おかしいとは思いませんか？（少しおどけた調子で笑顔は絶やさず） -- [[アザレア>名簿/96887]] &new{2008-07-10 (木) 22:33:42};
---・・・何十年・・・？（アザレアの言葉に違和感を感じる、それは些細なものだったが、次の言葉でその疑問は確信に変わる）&br;・・・そ・・・そう言われると確かに・・・お前と会ったのが94年・・・七年前だとすると・・・お前はその時から何一つ変わっていない・・・&br;・・・アザレア・・・お前は一体・・・？ -- [[アジャパー>名簿/111896]] &new{2008-07-10 (木) 22:42:19};
---いえ、そんなたいしたものでもないんですけどね（照れ笑いするように）&br;ハミィちゃんのお話聞いた時の僕の驚きようといったら･･･（思い出しながら）&br;えっとですね･･･簡単に説明するとー･･･僕「''も''」人間ではないと言いますか･･･そのー･･･精霊っぽい何かといいますかー&br;（改めて言うと恥ずかしいのか、いつものようにモジモジしながら呟く）･･･とっ！ともかく！こうみえても実は200歳くらいなんですよ！ -- [[アザレア>名簿/96887]] &new{2008-07-10 (木) 22:53:52};
---・・・に・・・にひゃくさいぃぃい！？（素っ頓狂な声で）　・・・い・・・いや・・・精霊とかそういうのは酒場でも珍しくねぇけどよ・・・&br;・・・改めて言われると・・・なんだな・・・気づかなかった俺がマヌケみたいっつーか・・・はぁ・・・（脱力したように掴んだ首根っこの手を離しながら）&br;・・・ハミィ・・・お前も聞いてたのか・・・？ -- [[アジャパー>名簿/111896]] &new{2008-07-10 (木) 22:58:41};
---……ふぇ！？　…ぇと……う……&size(10){うん……};　…色々…事情…話したときに……&size(10){一緒に……};（ばつが悪いのか俯いてもじもじしながら） -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-10 (木) 23:00:43};
---と･･･言うわけでして･･･姿変わらぬこの体･･･同じと頃にずっと留まってますと･･･不気味に思われたり･･･悲しい出来事が起ったりもするものですから･･･&br;数年ごとに･･･旅に出てはこうやって花壇を作り花屋をして暮らしていたんです･･･&br;ですから･･･改めて･･･僕も旅に一緒に連れて行ってください！･･･僕･･･ハミィちゃんにもこのお花を･･･&br;（エンゼルランプの花を手からポンっと現せ）･･･僕と同じ名前のエンゼルランプ･･･ハミィちゃんに渡して･･･こう言ったんです･･･&br;･･･「あなたを守りたい」･･･って･･･今度は･･･今度こそは･･･しっかりと･･･ハミィちゃんの側で･･･守ってあげたいんです･･･（決意を秘めた真剣な表情で） -- [[アザレア>名簿/96887]] &new{2008-07-10 (木) 23:11:14};
---……アザレアさん……（心なしか潤んだ目、心にはまだ少女には理解できない、暖かな感情） -- [[ハミィ>名簿/111896]] &new{2008-07-10 (木) 23:19:24};
---・・・・・・（アザレアの瞳をじっと見つめ返す、その瞳の奥の真意を読み取るかのように）&br;・・・へっ・・・決意は固いようだな・・・いいだろ・・・好きにしろ・・・（そうぶっきらぼうな返事をすると僅かに微笑む）・・・いずれ旅立つなら一緒に旅立つのも・・・いいだろ・・・&br;・・・しかしまぁその恥ずかしいセリフをよくもまあ俺の前でも言ってくれたもんだ・・・　・・・&size(10){妹のこと・・・まかせたぜ・・・？};（アザレアの耳元に顔をよせ、囁くように呟く）&br;・・・さーって・・・俺はそろそろ挨拶回りにでも行ってくるわ・・・この場所ともお別れなんでな・・・会っておきたい奴がたくさんいる・・・&br;・・・んじゃ、そういうわけで・・・お前等もそういうのあったら済ませとけよー？（そういい残すと後ろ手に手を振ってフラフラと歩いていった） -- [[アジャパー>名簿/111896]] &new{2008-07-10 (木) 23:27:01};
---･･･（恥ずかしい台詞と言われ、改めて認識すると恥ずかしくて顔が茹蛸のようになる）･･･あ、あははっ･･･&br;･･･（そこに更に「まかせた」と言われ、頭から湯気がでん勢いだ）･･･''は！はい！''･･･（精一杯大きな声をだし決意を新たに）&br;っとっと！アジャパーさん行ってらっしゃいませ！僕も済ませておきます･･･！&br;･･･（ハミィと2人きりになり、暫く無言の時間が過ぎる･･･） -- [[アザレア>名簿/96887]] &new{2008-07-10 (木) 23:32:47};
---……よ…良かった……認めてくれたね……これで……また一緒にいられ&size(10){るね…};（沈黙に耐えられなくなったのか、言葉を漏らす、話題は何でも良かったようだ）&br;……さっき……何言われてたのかな……ちょっと……気になる……&size(10){かも……};（耳打ちで何を言われたのか気になるようだが、小心者なので聞き出しづらい様子で） -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-10 (木) 23:41:35};
---あ、うん！･･･これで･･･また一緒に居られるねハミィちゃん･･･（心底嬉しいのか、自然と笑みがこぼれ、踊りだしそうなほど体が揺れている）&br;え・・・耳打ちの内容はその･･･えっと･･････は、恥ずかしいな･･･そのえっと･･･&br;（ハミィの耳元で小声で）･･･その･･･妹のことを　まかせたって　･･･アジャパーさんが･･･（顔真っ赤にして小声だが、嬉しさが声からもわかるくらいソワソワした口調で） -- [[アザレア>名簿/96887]] &new{2008-07-10 (木) 23:49:06};
---……う&size(10){わ};……&size(10){うわわ};……（顔を真赤にしてよろめきながら）&br;……な……何言ってるんだろ……&size(10){お兄ちゃん};……どこかで…頭でも打ちゃったのかな……&size(10){もぅ……};（目を逸らして恥ずかしそうに悪態をつきながらも、満更ではない様子でもじもじ） -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-11 (金) 00:07:52};
---あはっあははっ･･･（気恥ずかしく笑うことしかできず）･･････&br;で、でも！僕その･･･アジャパーさんに言われたからというわけじゃないですけど･･･&br;･･････ずっと･･･ずっと一緒に居て･･･ハミィちゃんを守りますから･･･吸血鬼の長い時間も･･･&br;僕なら･･･僕なら･･･ずっと一緒に居れますら･･･何十年でも･･･何百年でも･･･ハミィちゃんと･･･アジャパーさんが･･･&br;･･････そのときまでずっと･･･僕は一緒に居て･･･守りますから･･･ -- [[アザレア>名簿/96887]] &new{2008-07-11 (金) 00:21:55};
---……うぅ…ふ…不束ですが……よ……よろしく&size(10){お願い};&size(8){します};……（守るという言葉を改めて言われて、恥ずかしさで倒れてしまいそうなのを必死に堪えながら）&br;……わ…私も…こう見えて……す…少しは強いんだよ……？　&size(10){…ほんの…ちょっぴりだけど…};　…だ…だから……足手まといにならないように…するからね…？&br;…わ…私…ちょっと怖かった&size(10){の……};　…私達だけ年とらなくて…アザレアさんだけが…年とっちゃう…そうなっちゃうのが怖かった…&br;…だから…アザレアさんが告白してくれたとき……むしろ…ほっとしたんだ……ほっと……ほんと…嬉しかった……（穏やかな、本当に穏やかな笑みを浮かべて微笑みかけながら） -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-11 (金) 00:52:24};
---こ、こちらこそ不束者ですがよろしくお願いします（ﾍﾟｺﾘっと頭を下げ）&br;･･･んっあははっ･･･なんだか可笑しいね･･･でも凄く今、幸せな気分でいっぱいなんです僕･･･&br;僕も・・・ずーっと回りの人が老いて去っていくのを見つづけてきましたから･･･そして1人旅にでては･･･旅にでては・・・を繰り返し&br;これからもずっとずっとそんな生活が続くかと思っていたので･･･ハミィちゃんとアジャパーさんに会えて･･･&br;そして一緒に居てもいいって言われて･･･本当に家族ができたみたいで･･･胸の奥が凄く暖かくて･･･これが幸せなのかなって今･･･実感してます -- [[アザレア>名簿/96887]] &new{2008-07-11 (金) 01:16:08};
---…ふふっ……ほんと…おかしい…ふふふっ…（口に手を当ててくすくすと笑いながら）&br;…私も…幸せ……　…大好きなお兄ちゃんがいて……大好きなアザレアさんがいて……&br;……そこに私が居られる……すごく……幸せ……&br;……私もぽかぽかしてる…ずっと…お胸が…ぽかぽかしてるの…これがきっと……私の幸せ……アザレアさんと……一緒……！（くるくると回りながら腕一杯に青空を仰いで）&br;……これからは……アザレアさんも家族なんだね……お兄ちゃんが二人になっちゃうのかな……う〜ん……（困ったような顔をして） -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-11 (金) 01:56:03};
---（お兄ちゃんが2人という言葉に少し苦笑しながらも、胸の奥は暖かいまま）&br;ハミィちゃんにもそのうち･････････今はまだ渡すのははやいかもしれませんけど･･････&br;もう一つ･･･僕と同じ名前の･･･アザレアの花をハミィちゃんに･･･（閉じた手をハミィの目の前に差し出し開くと、ポンっと白とピンクの大輪の花が咲く）&br;いつか･･･ハミィちゃんが･･････わかってくれたときはアザレアの花言葉もお教えしますから、今は花だけ受け取ってください（穏やかで慈愛に満ちたような、そんな笑顔で）&br;･･･そろそろアジャパーさんが戻ってくるでしょうか？出発の準備しませんとね -- [[アザレア>名簿/96887]] &new{2008-07-11 (金) 02:05:46};
---……わぁ………（目の前に突如現れたアザレアの花に、目を白黒させるも、思わず顔が綻ぶ）&br;…きれい……　…ありがと…アザレアさん…！（花を大事そうに胸の前で抱えると、花のような笑みを返す）&br;……そだね……準備…ほとんど終わっちゃって&size(10){るけど…};済ませちゃわないと…ね…？&br;……！（準備をしに家の中に戻ろうとしたが、急にはっと何かを思いついた様子で）　……んしょ………（地面にしゃがみこみ、こそこそと何かをし始める） -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-11 (金) 19:03:18};
---はい、僕のほうも･･･持っていくものは少ないですからいつでも出発できます&br;っとどうしたんですか？（地面に急にしゃがみこんだハミィに少し心配そうに見つめながら） -- [[アザレア>名簿/96887]] &new{2008-07-11 (金) 21:03:58};
---……ん……ちょっと大きいかな……（頭の辺りを弄りながらそっと立ち上がる、そしてアザレアの方にゆっくりと振り向いた）&br;…に……似合う……&size(10){かな？};（頭にはさっきまでつけていたジャスミンの代わりにアザレアの花が髪飾りのように頭にちょこんと乗っていた） -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-11 (金) 21:10:03};
---･･･（ちょこんと花を頭に乗せる仕草が、行動がとても愛しく思え、自然と頬が綻ぶ）&br;･･･はい、とっても似合ってますよ･････････あ、あの･･･ハミィちゃん&br;･･････アジャパーさん帰ってくる前に･･･出発前に･･･そ、その･･･だ、&SIZE(11){抱きしめてもいい･･･かな？};&br;（精一杯勇気を出したように顔を真っ赤にさせ俯きながら小声で呟く） -- [[アザレア>名簿/96887]] &new{2008-07-11 (金) 21:17:48};
---…ぇ…？　………''ふぇ…！？''（一瞬意味が分からずきょとんとしていたが、直に顔が茹で上がるように真赤になっていた）&br;……え……え&size(10){と……そ};……その……あ&size(10){の………};（あまりのことに頭が追いつかないようでばたばたと手を振る）&br;………ちょ……&size(10){ちょっとだけ…};&size(8){なら………いいよ…？};（真赤な顔で俯いたまま呟くように答える） -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-11 (金) 21:29:29};
---･･･（真っ赤になった見た目は少年少女）・・・（言葉をどもらせながらも肯定してくれたことに喜び隠し切れぬ様子でアザレアは、ゆっくりと近づいて）&br;･･･&size(13){ずっと守りますから･･･};･･･&size(10){あ、愛してます･･･};（褐色の肌を花のように赤く染め、そう呟くと、優しく、優しく抱きしめた） -- [[アザレア>名簿/96887]] &new{2008-07-11 (金) 21:35:15};
---……ぁ……ぅぁ……（恥ずかしくてしょうがないのか、ぱくぱくと口を開けるも言葉は出ない）&br;……ぅ……〜！　……&size(8){うれし…い……};（それは短くも少女の心からの言葉、心の底から溢れてくる精一杯の気持ち） -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-11 (金) 21:43:12};
---えへへっ･･･僕もです･･･とっても嬉しくて･･･もう･･･二度とハミィちゃんに会えないんじゃないかって思ってましたから･･･&br;（抱きしめたまま、呟きつづけ、もう離したくないという気持ちからか、少しだけ抱きしめる手に力がこもる）&br;･･･（そっと手を離し）ありがとうハミィちゃん･･･あんまりずっと抱きしめてると･･･アジャパーさん帰ってきて怒られちゃいそうですから･･･あははっ（楽しげに少しイタズラ少年のようにニッコリと微笑んだ） -- [[アザレア>名簿/96887]] &new{2008-07-11 (金) 21:52:29};
---……むぅ……（腕を放された後もしばらく硬直したようにその場に固まっている）&br;……ふぅ……びっくり……この辺がね……？　…ばくばくって……するの……（胸の辺りを両手でおさえ、落ち着かせるかのように呼吸を整える）&br;………でも……すごく……心地よかった……かな？（アザレアの笑みに答えるように朗らかな笑みを返す） -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-11 (金) 22:03:31};
---･･･（ハミィの言葉にただただ笑顔を返す）･･･大変な旅になるでしょうけど･･･3人一緒なら･･･こうやって胸の奥暖かくなれます&br;だからきっと大丈夫･･･きっと･･･（願うように目を瞑り、旅の幸先を祈るように、くるりと周るとあたり一面に花が咲き乱れる）&br;辛いことよりも楽しいことのほうが一杯になりますように！･･･ハミィちゃんとアジャパーさんに精霊の加護あらんことを -- [[アザレア>名簿/96887]] &new{2008-07-11 (金) 22:10:57};
---…わぁ……（その幻想的な光景に思わず感嘆の息が漏れる）&br;……うんっ……私達なら…きっと………幸せいっぱいの…旅になるよ…きっと！（アザレアの言葉に答えるように、満面の笑みを浮かべて言う） -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-11 (金) 22:17:45};
---''・・・何恥ずかしいこと行ってやがんだお前等・・・''（挨拶回りを終えてフラフラと帰ってくる）&br;・・・挨拶回りはもういいのかー？（どうやら一度元の家へ戻ったらしく、手には手荷物が握られていた）&br;・・・ったく・・・俺の家だっつーのにガード固かったぜ・・・数人いたな・・・監視役が・・・（何らかの方法で監視を潜り抜け、自分の荷物だけを取ってきたようだ） -- [[アジャパー>名簿/111896]] &new{2008-07-11 (金) 22:19:50};
---''あわわっ！''（アジャパーに声をかけられ、慌ててハミィから離れる）&br;お、おかえりなさいアジャパーさん･･･だ、だいじょうぶでしたか？&br;僕のほうも準備はできていますので（旅に必要最低限のものをつめたリュックを指差しながら）&br;挨拶周りも･･･もう済ませてきました･･･僕はいつでも大丈夫です！ -- [[アザレア>名簿/96887]] &new{2008-07-11 (金) 22:27:24};
---…ひゃっ……（素っ頓狂な声をあげてアザレアから離れる）&br;……び……びっくりした……やめてほしい……そういうの……（むすーっとした顔でアジャパーを睨みつける）&br;……私も……大丈夫……いつでも行ける…よ？（腕には手提げ袋を引っ掛け、その手にはスケッチブックが抱えられている） -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-11 (金) 22:39:53};
---・・・ん、そうか・・・俺もいつでも行けるよう準備もしてきた・・・ほらよ？（二人に林檎を投げて渡す）&br;・・・そこの農家で貰ってきた・・・無断拝借じゃないから安心してくれ・・・（りんごを丸齧りしながら）&br;・・・さぁて・・・じゃあ行くか・・・''ｷﾝｯ''（親指で金貨をはじく）　・・・表なら東・・・裏なら西だ！ -- [[アジャパー>名簿/111896]] &new{2008-07-11 (金) 22:50:39};
---あっはい！（投げ渡されたリンゴをあたふたとキャッチしながら）&br;･･･（コインの裏表がどちらかとじっくりと見つめている）&br;もうすぐ春ですから･･･東のほう･･･四季豊かで穏やかに過ごせる国があると聞いたことがありますね･･･（っとポツリと呟く） -- [[アザレア>名簿/96887]] &new{2008-07-11 (金) 22:54:42};
---…わ…わ…わ……（投げられた林檎を空中で泳がしながらも、なんとかキャッチする）&br;……ほんとに…貰ってきたのかな……？（林檎を片手に兄の言葉の真意を疑っているようだ） -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-11 (金) 23:01:25};
---・・・ほーぅ・・・それじゃあ表が出てくれることを願おうか！&br;・・・おい、ハミィ・・・何だその疑わしいものを見るような目は・・・って''おわっ！？''（視線に気を取られているうちに金貨を取りこぼしてしまう）&br;（落ちた金貨は軽い傾斜になっている草むらを転がり、その勢いを止めない）&br;・・・待てっ！　・・・こらっ・・・''俺の1Ｇぉぉぉおお〜！！''（転がる金貨をの後を必死で追いかけていく） -- [[アジャパー>名簿/111896]] &new{2008-07-11 (金) 23:09:02};
---あぁ！アジャパーさーん！（転がるコインを追いかけるアジャパーをリュックサック背負って追いかけていく） -- [[アザレア>名簿/96887]] &new{2008-07-11 (金) 23:12:39};
---……くすっ……ふふふっ…！（しばらくその場で堪えられない笑いに身をまかせていたが、気づけば二人の姿ははるか遠くに）&br;…わ……待って……お兄ちゃん……アザレアさん……待ってってば！（二人に追いつけるように元気に駆け出していく） -- [[ハミィ>名簿/119661]] &new{2008-07-11 (金) 23:18:02};
---''一面に広がる青空の下・・・三人は旅立つ・・・彼等の行方はあなたの胸の中だけに・・・'' --  &new{2008-07-11 (金) 23:20:31};