#navi(../)

||~名前|火車王(金田一技彦)|
|~|~性別|男|
|~|~年齢|享年27|
|~|~出身地|東の果ての島国|
|~|~職業|火車の仕事を眺める|
|~|~理由|他にやることがない|
|~|~企画|[[ForAfter>企画/ForAfter]]|
|~|~声|きれいな小山|
|~|~曲|[[starry night>つべ:AYprG168NxI]]|
|~|>|~行動方針|
|~|~RP傾向|ためらいのない強キャラムーヴ。イベント用のひとです|
|~|~好み|鍛錬、強者、ミント味、かわいい動物|
|~|~苦手|それ以外全部|

**川柳(字余り) [#v1215a98]
-天才と
-呼ばれた男の
-成れの果て

**概要 [#a77b0d3a]
生前、国許の武術界隈では「卑怯剣法」「邪流」として知られる異端の流派・八ツ墓流を振るう武芸者だったアンデッド~
ある組織の食客として招かれ、気が向くままに仕事したり強者に喧嘩ふっかけたり、悠々自適の生活をしていたが~
ある日、死霊の蔓延る廃城の掃除を組織から請け負った際、城の主こと冥王シンクシングの呪いを受け、生きたまま不死者の肉体にされてしまう~
呪いにより「冥王復活の儀式を遂行するけんぞくぅ」と成り果て、当然そんなことに手を貸す気はないし~
考えようによっては睡眠も食事も必要としないこの体は鍛錬にうってつけでもあるので~
廃城に居座ったまま、時折やってくる探索者や、冥王の僕であるアンデッドを相手に、鍛錬に耽る日々を過ごす健康優良死体~
~
**イベント用おはなしゾーン [#a0fd303b]
|#pcomment(台所は火の車,1,reply)|
~
 火車王>FA/1031 &color(#5F04B4){わーざーひーこー};
**設定 [#y23c8757]
-[[どっかのうま女>FA/0004]]が国抜け犯してまで探していた「元弟子」その人。身長177cm体重92kg
--生前の名は金田一技彦。八ツ墓流二十二代宗家・金田一寅之助の長男にして「流祖以来の天才」と呼ばれた男
---その多彩かつ美麗な技の数々は「大技林」と呼ばれ恐れられていたとかいないとか
---いない~
~
-冥王の呪いで不死者となった
--そもそもは「死霊のうじゃる廃城を浄化して売り物件にする」という依頼のため訪れた城だったが、~
間の悪いことに城を占拠していた冥王シンケンジャー(仮名)を信仰する邪教団が復活の儀式を滞りなく終えたその日に乗り込んでしまった
---冥王シーチキン(仮名)自体は大層な肩書のわりにあっさり倒れたが、死に際に恨みを込めた呪いを置いていった~
仮にも冥王の最後っ屁、天才の技をもってしても逃れることは叶わず、あわれ技彦は彼のけんぞくぅに作り替えられてしまう
--冥王の名前は忘れた。なんかシから始まる名だったことだけ覚えてる
~
-冥王復活の儀式を行っている
--城に設置された「冥王の祭壇」に死者の魂を捧げることで冥界と現世を繋げ、あちらから冥王シノアリス(仮名)にお越し頂くというもの
--弱いやつに興味のない技彦はそんなもん無視する気だったが、どうも定期的に一定量の魂を捧げないと消滅する呪いらしいので渋々従っている
---現在のペースだと復活まで2000年ほどかかるけど知ったこっちゃない~
~
-死体を盗む妖怪「火車」を使役する
--見た目は猫そのものだが「めぃおぅ」と鳴く 猫なので相応にかわいい
---かわいい
---何匹かで協力して、名前通り車輪が炎で出来た牛車のようなものを曳き、墓場や戦場跡から死体を盗み、祭壇に捧げる
--儀式遂行にあたり冥王から%%押し付けられた%%授かった能力~
基本的に王である技彦の命令に従うが、死体を盗むことだけば何度言い聞かせても一向にやめようとしない~
やめると火車でなくなり、存在意義を失って消えてしまうので
--仕方ないので「身寄りがなくて社会的地位の低いやつの死体だけ盗んでこい」と命令してある
---盗まれても騒ぎになったり悲しむものが少なそうなので。面倒は少ない方がいい~
~
-いつも白い錠剤を齧っている
--ただのミントタブレット。食事の必要はないが、この清涼感が生きていた頃の記憶をつなぎとめてくれている
---特別見栄えのいいアンデッドに人里まで買いに行かせてる なくなったら心が死ぬ~
~

必要に応じてまた増えるんじゃないかな

**技能 [#f174c95a]
-''獄門党''
--不死者と化した技彦改め火車王が、もはや誇りある八ツ墓の名を名乗るにふさわしい身ではないとして拓いた流派~
基本的に八ツ墓流と変わらず、杖術と暗器を使用するが、火車王独自の改良が端々に加えられたそれはもはや別物であり~
魔を祓う技である気功術も、己自身が浄化されてしまうため使えなくなっている~
~
-''瘴気''
--「しょうき」と読む。正気や生気を失った火車王が編み出した「不死者のための気功術」
---不死者の力の源である闇の魔力を体内で練り上げたもので、火車王はこれを用いて生前と同じように気功の技を使う
--ただ闇の魔力ならなんでもよいというわけでなく、不死者を生み出し操る、冥界由来の闇でなければならない。~
火車王が冥王の魔力に満ちた城から離れない理由の一つでもある
---気の色はほとんど黒に近い深紫。どことなく闇っぽい

-すてきなかくしぶき
#region(火車王は暗器術より杖術のほうが好きなのであまり使わない)
-縄手裏剣
--いわゆる縄鏢というやつ。クナイ・ダートの尻に縄を結わえたもの~
気を流し込んで意のままに操るのが主な使用法で、師匠のようにぽいぽい投げたりしないエコな運用をする~
~
-手鉤
--手の中に隠し込める鉤爪。手の甲に装着してひっかいたりもできる~
火車王の場合こんなもんで攻撃するより普通に殴ったほうが強いのであまり使わない~
~
-投げ矢
--投げ矢とは言うが矢より小型の投げ槍に近い。袴の裏に仕込んである~
主に尻の空洞に火薬や煙玉を差し込み、火をつけて投げつける~
~
-色男
--愛用の杖に仕込まれた刺突剣。真銀製の上物~
ガブリエル・オットーとの一騎打ちに勝利した際、形見としてもらったもの。それまでは倭国から持ってきた刀を仕込んでいた~
銘は勝手につけた
---鍔も握りもない仕込み杖という形式では使いにくいが友の形見なのでちゃんと使う。~
刺突剣だが刃もついていて斬りつけることも出来る~
~
-艶女
--愛用の杖に仕込まれた刃渡り30cm程の短刀。アダマンチウム製の超が付く高級品~
たまたまオークションに出ていたアダマンチウムの塊をセネリオに買わせてセネリオに加工させたもの~
ホワイトファミリーはこの短刀一本で軽く傾きかけたが知ったこっちゃない
---この世にこの刀で切れるものはあんまりないが、この世にこの刀を切れるものはあんまりない。とにかく硬いだけのなまくら~
いい女はガードが硬いもんだからね~

#endregion

-火車王アーツ
#region(必殺技とは必ず殺すから必殺技であり、いくつもあっても仕方のないものなのだ)
-柳間一踏
--瞬時に対象に駆け寄り、すれ違いざま袈裟懸けに打ち据えて駆け抜ける技。[[一言で言えばこうだ>イメぐぐる:近寄りて斬る也]]~
柳並木を端から端まで一足で駆け抜けたという7代宗家・金田一鉄馬の編み出した技
---基本的に筋力に酔って生み出す速度なので体への負担が大きく、気で和らげようにも今度は気の消費がでかい。強力だけに使い所の難しい技~
~
-月華転輪
--相手の打ち込みを突き立てた杖で受けるかいなすかして躱し、立てた杖の上端から空中で前転して唐竹割りに移行する技。[[一言で言えばこうだ>イメぐぐる:グリードセバー]]~
餅食べながらぼんやり月見してたらふいに思いついたという21代宗家・金田一嘉右衛門の編み出した技
---型に持ち込めればわりと気軽に出していけるし仕込み杖との相性もいい優秀な技。欠点は動作がでかいので一度受け止められると次からは隙まるだしになること~
~
-無間廻り
--縄手裏剣の縄部分に気を通して操る技法。気の籠もった縄は半端な刃物では文字通り歯が立たない強度を誇る~
火車王の卓越したカンと空間認識ぢからによって、あたかも石を持っているかのごとく自在に動き回る面倒なやつ
---八ツ墓流の歴代の達人でも最高は12本だったところを、火車王は最大16本扱い、さらに操作に集中することなく杖による同時攻撃も行う
-無間廻り・野干吼
--上下左右から噛み付くような形で同時に手裏剣を繰り出す技。気で操っているので躱されようと何度でも噛み付いてくる。コワイ!~
~
-山河枯芒
--切れ味鋭い気の刃を地面に生み出す技。この刃は鋭くこそあるが衝撃に弱く、意外と簡単に折れる~
敵の足止めや突進してくる相手へのカウンターに向いているが、やっぱり簡単に折れる
-山河枯芒・十把一握
--折れた枯芒の刃の破片を手に集め、巨大な刃の掌と変える技。見た目に派手な大量の刃の生成はこの技への前振りでしかない
---名前通り握り潰すのが主だが、切り離して的にぶつけたりもできる。技彦が桃李を破るために編み出した思い出の技~
桃李さんはパクった~
~
-根腐葦原
--瘴気による泥濘を地面に作り出す技。この泥の上では生者の気は萎え、不死者の力は漲る

-とちゅう!
#endregion
**登場しない人物紹介 [#na07fd1e]
#region(要するに使い切れない設定捨て場だ!)
-金田一寅之助
--杖術八ツ墓流二十二代宗家。故人。~
早いうちから技彦の天賦の才を見抜いており、己が指導するより技彦の資質と合いそうな桃李に育成を任せる~
結果的に見立ては正しかったが、道場主であり流派の頂点である父にほとんど指導を受けなかったことは技彦にとって苦い記憶でもある~
---また、跡取りとなるべき長男が才に長け過ぎる余り、出来ない者の気持ちがわからない=指導者としての資質に欠けることにも気付いていて~
才能は劣るものの、よく気がつき勤勉で、太刀筋が自分に似ている次男の方を早いうちから後継者と見て稽古をつけていた
--若い頃に桃李と恋仲だった事があり、結婚を考えていたが、先代に猛反対されて泣く泣く断念した
---他の女と結婚して子供まで作っておきながら未練があったようで、死後、年若い二十三代目の代理に、妻ではなく桃李を指名した~
「俺の嫁こいつだから。後任せられるのこっちだから」と言わんばかりの遺言に激怒した妻は、四十九日を終えるとさっさと実家に帰った
--人を見る目はあるけど人付き合いが下手なタイプ。こいつがもっと周囲に気を配ることが出来てたら皆幸せだった~
~
-金田一十郎
--杖術八ツ墓流二十三代宗家。寅之助の次男で技彦の弟。父の急逝により齢12にして宗家を継ぐ~
兄には数枚劣るが一流の使い手であり、弟子一人ひとりに合った指導メニューを立て、うまくやる気を引き出しつつ上達させる育成手腕の持ち主~
柔和な性格で顔立ちも整っており、十郎が道場主となって以来、女性の見物客が増え、弟子の士気がめちゃくちゃ上がった
---私生活では一男一女の父。子供達と弟子の成長を見守るのが日々の楽しみです~
~
-セネリオ・ホワイトソン
--技彦が倭国を出奔して以来世話になっていた、ホワイトファミリーの頭領~
カラテ以外は金にも女にも大して興味を持たない技彦を鬼札としてうまく使い、弱小ファミリーからものの数年で暗黒街の約4割を支配する大物となった
---当時ヤクザ界最強と言われていたガブリエル・オットーと技彦の一騎討ちは現在でも語り草だとかそうでもないとか
--冥王の城に派遣した技彦がそのまま失踪し、使いを出しても誰一人戻らない異常事態に当たって、最強のコマに固執するあまりファミリーの運営がおろそかになり~
強引なやり口で傘下に収めてきた組織からいっせいに離反され失脚。すべてを失い現在では行方不明
---たぶん死んでんじゃない?~
~
-ディアナ
--技彦の身の回りの世話をする女ゾンビ。ノリのきいたメイド服をぱりっと着こなす美死人
---死にたてで外傷も腐敗もほとんどなかったので人里に使いへ出させるのにちょうどいい見た目をしている
--生前のことは余り覚えてないが、火車がさらってくるくらいなので身寄りも財産もない寂しい女だったと技彦は推測してる
---ディアナという名前も技彦がその時読んでた本からてきとうにつけた

-冥王シンクシング
--技彦に呪いをかけた張本人。広大な冥府の一角を支配する、通称「思索の魔王」~
異名通り、いつも領地の奥深くでいつ終わるとも知れない思索に耽っている
---彼の人となりを知る者や、心を読める者は一様に「アホの王」とか「ヒマ人」と呼ぶ
--脳内では彼に捧げられた死人の魂をパネラーとした「シング会議」が常に開かれており~
「縞パンの縞は何色が一番グッと来るか」「マロニーはどのタイミングで投入するべきか」「トッピングの煮卵ってわざわざ追加注文したい?」等~
大変インテリジェントな議題について熱い議論が飛び交っている
---人間界にちょっかいをかけるのもパネラーを増やすため。支配とかする気は別にないが新鮮な死者の魂は欲しい
--魔王としての格はそこそこ高いが、シング会議に脳のリソースを8割ほど使っているので戦闘力は低い
---技彦にやられた際も「アンダーリムってなんかノーマル眼鏡好きから違クソされがちな気がするけどあれはいいものだと思う」について議論していたし~
会議を中断して戦闘に集中するくらいなら負けて死ぬ覚悟だった。どうせ不死だし冥王だし
--会議でシンクシングのハートにグッと来る回答をした者にはシングスタンプが与えられ、~
4つ貯まると、彼が支配する冥界で輪廻の日まで安寧に暮らす権利が手に入る~
---シング会議の結論を存分に取り入れた彼の冥界は大変快適かつ楽しいらしく、~
輪廻の権利を次の人に譲って会議に参加し直し、冥界で暮らす権利を取り直そうとするリピーターもいるとか
---会議中の街頭インタビューなどで冥界の様子は逐一伝わっており、パネラーたちはスタンプのために本気で議論に挑んでいる~
技彦改め火車王もゲストで参加したことがあるものの「お前のコメントはつまらん」と一蹴されてへこんだ

#endregion
**秘密ゾーン [#r48d9a9d]
//必要になることもあるのかな