[[IG個人イベント/伊上山の山神退治]]

|[[http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp002053.png>編集:IG伊上山の山神退治B]]|
|BGCOLOR(white):#pcomment(IG伊上山の山神退治B,1,below,reply)|

-''伊神山の山神退治・２''
--''果たして陽動は上手くいっている。 &br;虎化した大福に乗り、墨薫と三笠の二人は一気呵成に疾駆して、瞬く間に旧社殿へと突入する！ &br;内部はそう広くないが――暗闇の中に何かがいる。 &br;すぐに攻撃されない以上、気付かれてはいないようだが――慎重に進むべきだろう。'' --  &new{2020-05-23 (土) 22:03:13};
---しってる、いつもみんなの事心配してるもの。でも、だからこそ…（無事終わってほしい、と祈る。心配する）&br;うひ！？くすぐった、くすぐったいから！（背中を擦られるとくすぐったがる敏感肌）&br;う、うん、すー…は…（強い呼吸を数度、いくらか気を落ち着け）なんかアイツ、運命をどうとか言ってるね…。&br;（何か、自分の中でチクリと痛んだ。不条理な失敗、不合理な不運を起こす、その力に…黒い赤い髪が、ざわめいた）&br;（しかし、それを気にしている場合ではない）さ、そろそろ行こうか、三笠くん、大福。頃合いだよ。&br;（戦況はともかく陽動は上手くいっていると思える）&br;（ならば、動くべきときだ。練習通り、おおきな大福に跨り、その毛を掴んで姿勢を安定させ）&br;（とにかく振り落とされない様、異能を維持しつつ、進行は三笠にまかせる） -- [[墨薫>IG/0008]] &new{2020-05-23 (土) 22:06:30};
---運命ね…確率を操作する…？　シュレディンガーの猫かよクロ氏の妹。量子力学は知らんぞ…&br;(大福は疾駆する。目立たないために雷は纏っていないが…夜目が利くせいか、潜んでいるものを見つける。仁に伝え)&br;……黛さん、この先には何かいるみたいだからステルス維持このままよろしく…気合入れていこう&br;(旧社殿の中を、ご神体を探して…ゆっくり進む事にした) -- [[三笠仁>IG/0032]] &new{2020-05-23 (土) 22:14:34};
---''目が闇に慣れると――見えた。それは神使なのだろう。神の使いたる化身の動物。 &br;蟷螂のような、しかし極彩色の翅を持て余し、 &br;蜘蛛のような八本の腕―しかし先端には五指を具えている―をごちゃごちゃと動かしながら、 &br;虚ろな表情の、しかし瞳だけは澄み渡った人面の張り付いた鳥の頭で、 &br;不協和音で構成された不愉快な、しかし紛れもなく人の声音で鳴きながら、忙しなく辺りを見回している。 &br; &br;墨薫のフルステルスの効果は神の使いにも有効なようだ。 &br;まだ見つかっていない……。 &br; &br;社殿において、御神体があるのはまず間違いなく中央の奥だ。慎重に進みたまえ。 &br;ただし、神使は社殿の空間の多くを占めており、大福に騎乗したまま近づくのは不可能だ。 &br;生身で横を摺り抜け、通り抜ける必要がある。'' --  &new{2020-05-23 (土) 22:17:24};
---ふぐ…！！？（思わず悲鳴を上げそうになるのを堪える。いや、上げてしまっても問題はないのだが…）&br;神様の使いってもっとこう、綺麗でカッコいいものだと思ってたけど…。&br;神様がああだと、眷属もこんなになっちゃうのかな…。&br;（見た目は恐ろしく、おぞましく、気持ち悪いものの、その知覚力は元となっている動物の域を出ない様に感じられる）&br;三笠くん、大福、そーっと、そーっと少しずつ歩いてね。&br;あ、蜘蛛っぽいのの近くは避けて。蜘蛛って確か、震動にすごく敏感だから。&br;（言って、暗視と霊視をＯＮにする。捜すべきはご神体、もっとも霊力が強い一箇所、社の中心へ…） -- [[墨薫>IG/0008]] &new{2020-05-23 (土) 22:22:35};
---あの妙な化物が番人か……戦闘は可能な限り避けたいな……&br;(生物学的にはありえないキメラさに顔を顰める。各関節の可動域や視界が読みづらい……)&br;&br;かっこいいのもいると思うけど…まっとうな神様だけなんだろうな…わかった。霊感さっぱりないから、道案内は頼むよ&br;(大福から降りて、黛のフルステルスから離れないように。慎重に、慎重に歩く…)&br;(音はあまりたたないように歩けている。大福も重さは誤魔化せないが慎重に続き…) -- [[三笠仁>IG/0032]] &new{2020-05-23 (土) 22:26:58};
---''社殿の奥に、古びた桐の函（はこ）が見えた。 &br;両開きの扉がついており、これを開いて中身を持ち出すことが君たちの仕事である。 &br; &br;焦点の合わない澄み切った眼が墨薫の相貌の至近距離にあって、 &br;嘴の奥の声帯から発せられる不協和音が間近で鼓膜を打つ。 &br; &br;だが、まだ。まだ見つかっていない。 &br;その不快感に耐えながら進むとやがて、箱の扉を開くことが出来るだろう――'' --  &new{2020-05-23 (土) 22:29:16};
---（霊力の集う所、そこにその函があった。普段なら近付くのを避けるであろう、力の源…）&br;アレ、だね、神棚にある扉になんとなく似てる…。函は…固定されてるっぽいかな。&br;流石に壊したら気付かれるだろうし、そーっと開けて、そーっと持ち出そう。…先、行くよ。&br;（大福から降り、忍び足で函に近寄る。あまりの霊圧に吐き気を感じるが、ぐっと堪えて函のすみっこにちょん、と指で触れる）&br;（そして、函に対してもステルスを発動。函が見えなくなるのは不自然なので、それが上げる音だけを消しておく）&br;いつでも、走れる様にしておいて（そう三笠に告げ、そっと、函の蓋たる扉を片方ずつ開けていく） -- [[墨薫>IG/0008]] &new{2020-05-23 (土) 22:41:37};
---(…あれか。開いたらさすがにバレるかな……！)&br;(意識的に呼吸をし、緊張から来る震えを取り除く…この至近距離に化物がいるのはさすがに心臓に悪い)&br;&br;(黛の言葉に頷き、ステルスを保つために軽く触れられる距離を維持しつつ追従)&br;(大福は、いつでも走れるように待機している………) -- [[三笠仁>IG/0032]] &new{2020-05-23 (土) 22:49:00};
---''扉を開けると、そこには古びた両刃の剣が収められていた。 &br;不可思議な斑模様の光沢を放つそれは、触れてみるとかなり重い。 &br;しかし、持ち歩けない重量ではなさそうだ。持ち上げて振り向いた瞬間――。 &br; &br;神使と眼が合う。 &br; &br;悍ましくうねる八本の腕が、今にも墨薫を捕えようと蠢いていた。 &br;墨薫は確信するだろう――見つかった、と。 &br;もはやステルスを保っている場合ではない。三笠を信じて、外へと駆け出したまえ。 &br; &br;そして三笠は――護衛の任を全うする時だ。 &br;神使たる怪物をこの場に食い止めるべく、奮戦が求められる――！！'' --  &new{2020-05-23 (土) 22:50:49};
---剣…？古代の…？（歴史の教科書か漫画でしか見たことのないそれをそっと取り出す）う…重…っ！！？&br;（ずしり、と腕に伝わる重量。それに謎の縞模様）この模様、ダマスカス…いや、時代がおかしいか。鉄よりも前だろうし…&br;（そんな事を呟きながら振り向けば――眼があった。三笠でも、大福でもなく、おぞましい怪物と）&br;（ステルスは発動しているが、勘付かれている！なんらかの知覚で！）&br;（それを察するや、剣を脇に抱えたまま出口へ向け駆けだす！）外で合流！！（それだけを言う、ステルスはいったん解除）&br;（ご神体の剣をリュックに仕舞う間も、ロープで縛る間もない）&br;（最短、最速で。姿勢を低くして出口へ。三笠に背を任せて） -- [[墨薫>IG/0008]] &new{2020-05-23 (土) 22:59:05};
---ブツは……剣か。目標物確認、と&br;(念のために、自分と大福をザイルで繋いでおく。だいぶ長く取ったので動きづらいという事はない)&br;…見つかったか！&br;(抜き払うは黒塗りのコンバットナイフ。息を吸い、黛へと走る触手を数本切り落とす溜めに振りぬき)&br;''大福！！！''&br;(強化された大福…4ｍの白虎が紫雷を纏う。残る触手は全て、雷を纏う爪が払い除けた)&br;通さない。つーか、ここで寝ててもらうぞお前ら -- [[三笠仁>IG/0032]] &new{2020-05-23 (土) 23:05:58};
---はぁ…はぁ…（恐怖の中、重いものもって走り回ったため、雪の上で座りこんで肩で息するスタミナ切れガール）&br;し、しまった…。重さを「消す」練習してたのに（それをする余裕がまったくなかった。怪異への恐怖耐性が薄いがゆえ）&br;と、とにかく、ご神体はクロくんに渡したよ…。三笠くん…？（大丈夫か、と社の方を振り向く） -- [[墨薫>IG/0008]] &new{2020-05-23 (土) 23:15:01};
---(黛が戻る前に。爆音と閃光が旧社殿に鳴り響いた。知識があればフラッシュバンが炸裂したのだろうと分かるかもしれない)&br;&br;(内部では)&br;(その隙に、閃光の効果を無視できる大福は、もう一匹いた神使に食らいついた。えげつない咀嚼音が響く)&br;(閃光の中、目を瞑り元から居た神使に突撃した仁は…人間の全力…無意識にしている「枷」を一瞬だけ外して首を切り落としにかかった)&br;悪いがお宝は───頂戴していく！&br;(しばらくの戦闘音の後に。4ｍの大福が仁を優しく咥えて旧社殿から出てきた)&br;か…かた…肩外れた…(動けるようだが右手がぷらんとしている。逆にそれ以外はひどい怪我はなさそうだ) -- [[三笠仁>IG/0032]] &new{2020-05-23 (土) 23:27:34};
---ぎにゃー！！？（暗視を使用していたため、フラッシュバンに思い切り目をやられた！）&br;目が、目があ〜（せっかくなのでムスカごっこをしながら、それでも耳で三笠と大福の勇ましい戦いぶりと、神使いたちの断末魔を捉える）&br;（そして大福とくわえられた三笠が出てくれば、霞む目を擦りつつ）大丈夫…みたい、だね？（三笠の様子にやや疑問形に）&br;あらら、あとで誰かに肩入れてもらおう。…さ、みんなのとこに戻るよ。&br;（大福の横に並び、戦場へ歩いていく。そろそろ決着がついたころか――） -- [[墨薫>IG/0008]] &new{2020-05-23 (土) 23:33:37};
-''伊神山の山神退治・１''
--''一方御神体の奪取を目的とする別動隊はといえば、 &br;異界に入る前からフルステルスを発動させ、神の目を欺いていた。 &br;陽動が始まってからが君たちの仕事だ。今は様子を見ながら、じっと息を潜めていることだ。'' --  &new{2020-05-23 (土) 21:04:49};
---ううー。まさか雪が降るなんてねー。ついてないと言うか、さ、寒い…！&br;（異能、フルステルスを発動した状態で震える。学校指定のジャージの上に厚手のパーカー、あとはマフラーと、冬の山に登るには薄手の服装）&br;（それもまあ大福のぬくもりをアテにしての事ではあるが、それまでの事をあんまり考えていなかった）&br;しかし、すごい事になっちゃってるね、ここ（見上げる山、霊視をしてみれば目が痛くなるほどの霊気と、穢れた気が淀むのが見える）&br;（その気を発する、あるいは自分の力として行使する。そんな怪物とこれから相対するのだ）&br;（そう思うと、さらに身体は震えた） -- [[墨薫>IG/0008]] &new{2020-05-23 (土) 21:11:23};
---（異能、フルステルスは今は普段と同じ状態。一番慣れた使い方をしている）&br;（即ち、姿も、発する音も、臭いも、味も、魔力や霊力も、自分達以外からは認識できない状態だ）&br;（唯一、触覚に相当する、周囲のものとの接触だけが残されている。これを消してしまうと、歩けないどころか地球の中心に向かい落ちる羽目になるから）&br;（そういう意味では不安があった。山を踏む、大地への微かな振動はあるし、雪道に足跡が残るのだ――「不運」なことに） -- [[墨薫>IG/0008]] &new{2020-05-23 (土) 21:15:52};
---雪洞さんマジで戦えるのか…？　金髪美少女ver.2がフォローに息巻いてたけど…頑張れよ血伏崎シールド。真田丸ブレード。鞍馬さんとアエリアさんがきっと決めてくれる。&br;(服装は黒いコート(ある事件の時にアリスに製作してもらったやつ)に革の手袋。マフラー。なおコートの内側にも色々仕込んでいるようだ)&br;あ、黛さんこれもつけて。(黛に革製の手袋を渡す。取り出したのはロープではなく、登山用のザイルだ)&br;これもつけて。転落対策。(女性用にポニテで髪が出しやすくなっているヘルメットも持ってきたらしく。ぽいぽい渡す)&br;(フルステルスに驚いた後は冷静なもので、足元を既に気にしている)&br;(大福は強化済で、もふもふの毛を提供しているが……常に低く唸っている。警戒態勢だ。神気にも、瘴気にも敏感なようで) -- [[三笠仁>IG/0032]] &new{2020-05-23 (土) 21:22:21};
---みんながんばって…！（戦闘班に聞こえないエールを送る。が、三笠の言葉にうｎ！？って顔になった）&br;あれ？そう言えばなんでチロリちゃんあっちの班なの！？&br;それと男子は肉壁扱いでいいの！？まあ、はまぐりの時もそんなだったけど！&br;（今になってそんな事をツッコむ。自分達以外には聞こえない声のため、わめきたい放題だ！）&br;（手袋を受け取って）ありがとー。そっか、ロープを掴むなら手袋ないと手が大変な事になっちゃうもんね。&br;（それからヘルメットも被る）髪型にまで配慮しなくても！？（メットの穴からツインテールを出す。恐らく、ケモミミ種族用のメットか）&br;（そして今は３人よりそってじっと我慢の子だ。出番の時まで…） -- [[墨薫>IG/0008]] &new{2020-05-23 (土) 21:30:42};
---男はいいんだよ肉壁で。血臥崎は特に(特に)。血臥崎は特に(特に)&br;準備中に雪洞さん説明してたろ、彼女は怪異だから…強力な能力持ちのはずだけど紙装甲だから砲台役なのか…？&br;ザイルは素手で握るとひどい事になる。髪型はほら、邪魔にならなそうなのがポニテしか思い浮かばず&br;(戦闘班を横目に大福にザイルをしっかりと結んでおく。準備に余念はない)&br;雪なのが最悪だな…足跡は残るは場はぬかるむ可能性があるわ…それでもやるしかないけどな(時が来れば、黛と仁を乗せて大福が全開で走れるように。待つ……) -- [[三笠仁>IG/0032]] &new{2020-05-23 (土) 21:37:53};
---ま、まあ頑丈さは折り紙付きだからねえ…（以前に見た事がある）&br;（自分なら喰らったら即死してたであろう、大蛇からの一撃をあのギザ歯は耐えて、その上戦ったのだ）&br;そ、そっか！緊張してあんま聞いてなかったよ。…って怪異！？はー…ま、まあネコミミあったしね！&br;（とりあえず、なんか猫関連の怪異だろうと解釈した）でも、怪異だからって、普段保健室にいる子が…（さらに病弱な怪異だと解釈した！）&br;なんだか気を遣わせちゃってごめんね！そこまで考えてなかったよ。&br;（そんな話をしながらも目線は戦闘班の方）…う、うああああ…？（そして出現したあまりにもおぞましい姿の神、に思わず一歩退く）&br;な、なにあれ…。荒いさんてあんななの…？（名前を口にしない方がいい、と注意されてるため、不遜な徒名でよんだ！） -- [[墨薫>IG/0008]] &new{2020-05-23 (土) 21:47:27};
---猫型病弱美少女タイプの優しい怪異だと思っておけばいい。優しいよ雪洞さん。ほんとに&br;はい、黛さんリラックス〜〜　ひっひっふー、ひっひっふー&br;(一歩引いた黛の背中をさする。ゆるせ暁これくらいはセーフにしてくれ)&br;緊張してると体が強張るから、ゆっくり息を吸って、吐こう&br;(一方、こちらは異様なほど冷静だ…思わず眉を潜めた程度。一般人らしさは鳴りを潜めている)&br;姿は俺もはじめてみたからわからん…グロイなアレ…それに、攻撃が全部逸れたぞわけわかんねえ…&br;(物理的にあり得ぬ挙動…つまり魔術妖術の類であることしか推論できない) -- [[三笠仁>IG/0032]] &new{2020-05-23 (土) 21:54:58};