[[HNH/1984]]


-  --  &new{2019-04-21 (日) 18:45:35};
--卒業式を前にして姿を消すロックをやってみたかった…! -- [[げま>VG/北村]] &new{2019-04-21 (日) 18:46:06};
---なにいっリュウがいない!って奴だな!&br; きっとヒノモトでライドしながらヴァジュラオンをぶんぶんぶん回していることだろう… -- [[シャオロン>HNH/0026]] &new{2019-04-21 (日) 22:34:22};
---畑とか作ったものはきっとシャオロンくんがなんとかしてくれるだろう…などと思いそのまま残して…(鉄腕バイト戦士に丸投げだ!)&br;劇場版でパワーアップ先行登場みたいなシナリオがしたかったんじゃ…(からんでくれたかたがたに感謝… -- [[げま]] &new{2019-04-21 (日) 22:44:11};
---購買だけでなく屋上も陣地に!くくくだんだん支配区域が広がっていく…!(とりあえず来年用のかぼちゃを植えておいた)&br; ああ!ヒノモトが本編だとするならこっちは劇場版みたいなイメージか?なるほどそれは面白い発想だ!&br; んで暴れまわってた赤マフラーが姿を消したと思ってたらスーツとしゃべるようになってるしなんかすげぇ加速するし強くなってると!いいねぇ。&br; ちなみに真鋼808ってやっぱり煩悩の回数叩いて鍛えた感みたいな? -- [[シャオロン>HNH/0026]] &new{2019-04-21 (日) 22:58:52};
---ちょうど夏ごろに一度敵のボスを追いつめるも事故で知らない土地へ!→いろいろあって現地の人と交流しパワーアップ→劇場で新フォーム先行登場(パラレルかどうかはその時々のライブ感)というニチアサ感を出したい…&br;そしてシャオロンくんはゲストライダーとか劇場に出てくる感…(ゲスト演じる劇場限定味方?)なのかも…(じつはライバルライダーはいる設定だった、ムツキくんとの会話でちょっと複線)&br;オーバリウム808よろしく真鋼と書いてトゥルーリウムと読むとかそういう…?(元素周期のアレ的な数だけど108のほうが語呂よかったかもしれん…) -- [[げま]] &new{2019-04-21 (日) 23:08:59};
---ニチアサは見ないんで感が出てるかはわからんが、筋立てとして面白いなって思うねぇ。お尋ね者で流れ者ってのにもぴったりだし。&br; 爆破アーマーで戦ってたから若干のライダー感があったと見てもいいんではないだろうか(気づかんかった…そういうのもまた良し!)&br; うむ言った後に煩悩の数は108だわって思った(めそらし)元素記号の方だったか…別アプローチで造った合金って感じで実にこういうの好物ですはい -- [[シャオロン>HNH/0026]] &new{2019-04-21 (日) 23:27:49};
---おそらく仇を打つまで世界中どこでも旅するのは変わらないかな…(仇をうったあと?しらない…&br;劇場限定ライダーは違う技術でうごいていてもいい…(共通規格があったりなかったり…)&br;地元にいるライバルライダーは純粋培養の正義くん的なものをイメージしていた…(偽悪者よばわりされたっていうのはそれ)&br;そして年下男子はなんとなく弟のように思えていたのがあってね…(感傷でしかないかもしれないけど…) -- [[げま]] &new{2019-04-21 (日) 23:57:26};
---ていうか小屋は私物判定で解体したかどうか聞く前になんか飾っちゃいましたね ごめんなさい -- [[ティマ.M>HNH/0216]] &new{2019-04-22 (月) 01:42:56};
---いいんだ…物置小屋にもつかえるしな!おっぱい!! -- [[げま]] &new{2019-04-22 (月) 18:26:24};
--スナドラちゃんはかわいいからな…(おじょうさんあっしに惚れちゃあいけねえぜ的なルートもあったのかな…と遠い目) -- [[げま>VG/北村]] &new{2019-04-21 (日) 23:27:51};
--せっかくだからこれまでのあらスジなんかもぶちまけたほうがいいのかもしれない…&br;6年前、甲太郎は天才少年として時の人、父親の助手としてある研究所で医療分野の実験に参加していた。&br;実の弟のキノトやその他大勢の人を被験者にした新たな医療器具『ドライバー』を開発した甲太郎の実験は成功しそうになっていたがそこで被験者が一斉に怪人化&br;ほとんどの被験者は正気を失って暴れまわっていたが、キノトは正気を保っており兄の甲太郎と父を守ろうと戦うが、騒ぎの原因を作ったと思しき『ラーフ』という怪人に殺されてしまう&br;おまけに証拠隠滅とばかりに研究所は出資者の手によって跡形もなく破壊されてしまい、事件は関係者全員死亡、原因は天才少年の危険な実験による研究所壊滅事故として処理されました&br;なので公的に浦嶋甲太郎なる人物は死んだことになってて、甲太郎が全部悪いことになってうやむやになり現在に至ると…(なのでムツキくんのお前が全部悪いんだと責められるビジョンにキレた) -- [[げま]] &new{2019-04-21 (日) 23:59:11};
---だいたいあってた(俺の理解と)でも全部ウラセンになすりつけられてたのは知らんかったな。&br; となるとなるほど、ムツセンの夢の事は二重にイラッとくる出来事だった訳だ(うむうむ頷く) -- [[シャオロン>HNH/0026]] &new{2019-04-22 (月) 00:15:57};
---だから余計に正体が割れづらくなってるのよね(死んだはずの人間があんなとこで亀スーツ着てるわけないだろ!っていう)&br;当時天才だったとはいえ体力的にただの人間の子供だった甲太郎が助かったかに関しては、自分に何かあったらどっかの山賊じみた駆け込み寺のジジイに頼れっていう父さんの遺言があったんだけど…(研究所壊滅のときになんか武装した連中の襲撃があったって話だ) -- [[げま]] &new{2019-04-22 (月) 00:27:48};
---なるほどなるほど、よく考えられてんねぇ。そうなるともうバレる要素としては研究所関係者にだけって感じか。&br; まさかのここでヒゲ爺吹いた。となると時期によっちゃどっかの客分の真面目くさった坊主も居たかもしれんな! -- [[シャオロン>HNH/0026]] &new{2019-04-22 (月) 00:36:20};
---あいつはいったい誰なんだ?!→えっ死んだはずの人間…? っていうドラマ感を出したかった…(あいつは何者?って視聴者に思ってもらうような…よく戦うライバルライダーの視点で正体を探ったりしたい)&br;どっかのUFOハンターが出てっていない時期に6年くらいだからな…いるかも(駆け込み寺で治外法権、犯罪者の巣窟?はー?!ここは修行の場ですがー!?というアレで捜査の手が及ばないやつ…結局山を出て街でお尋ねものしている…)&br;なんで駆け込み寺に強化外骨格なんてあんだよ?に関しては鬼とか超常の存在に変化できない人の吹き溜まりの巣窟の側面もある駆け込み山ではそういう研究もしてたってことで… -- [[げま]] &new{2019-04-22 (月) 00:51:37};
---そう考えるとウラセン自体は結構ナイトメアな感じもあるんだなーその辺の設定まで含めると。そしてライバルが傍目には正義、と。いい対比だねぇ。&br; その時期ならハンターが居ないなりに合同修行しててもおかしくないな…折角だし真面目坊主も居たかもしれないことにしよう。活かせるかはわからんけど!&br; むしろ鬼のことを考えるとそれに人為的に近づくアプローチをしてたってことであるのが自然くらいに思える…とかいいつつそろそろおやすむ。お疲れさんなー! -- [[シャオロン>HNH/0026]] &new{2019-04-22 (月) 01:03:22};
-''無限の三十三間堂''&br;&br;「三十三間堂」の名称は、間面記法による表記「三十三間四面」に由来する。「33」は観音に縁のある数字で、&br;『法華経』等に観音菩薩が33種の姿に変じて衆生を救うと説かれることによる。&br;俗に「三十三間堂の仏の数は三万三千三十三体」というのは、本尊と脇仏の一千一体がそれぞれ33に化身するからである。&br;…という通り一遍のどこかから引用した基礎知識はさておき、その基本構造を維持したまま無限(未確認)に広がっている階層&br;寺院の備品や本尊や脇仏を破壊したり拝借してもすぐ再生される謎っぷりだが、そういったアイテムのお約束かそこまでの価値はない模様。&br;33階というそれなりの深さだがモンスターの類の出現は確認されておらず、&br;また単に34階に向かうだけなら32階からのポータルのすぐ近くにポータルがあるため素通りできる。&br;「33」という数に引っ張られて形成された特に意味のない階層のようなので、休憩するなり素通りするなり好きにできるようだ。&br;&br;&COLOR(#006400){で? no doubt 間違いなくココなのか?};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<私を猟犬がわりにしておいてよく仰る>>};&br;&br;&COLOR(#006400){ コ コ な の か ? };&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<…あなた、友達いないでしょう。>>};&br;&br;同族どうしの察知能力、『自我意識を持つアムリタ』の反応を探ることが出来るという『私』に探らせることで&br;あの時、下水から逃走したヴリトラがダンジョン内にいることを突き止めた甲太郎、ドライバーの中の『私』と漫才をする&br;事前情報の通りならば危険性の低いこの階層は姿を隠すにはうってつけではあるが…&br;その時!寺院の一角を破壊し現れる鎧の男たち、総勢…&br;&br;&COLOR(#006400){thirty-three…33体。};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<推しますね、33を。>>};&br;&br;当事者ふたりともご丁寧に人数を数え、他人事のような事を言う間にも手にした剣で一斉に斬りかかってくる鎧の男たち&br;だが、慌てず騒がずジェレスドライバーを起動、ジェレスを装着した甲太郎の「車田ナックル」などと呼ばれるアッパーカット系の拳でまとめて上方に吹き飛ばされる&br;33体すべてが判で押したかのように顔面から地面に落下する、いわゆる車田落ちを披露する鎧の男たち…&br;&br;&COLOR(#006400){『ま、warming-up ならこんなモンか』};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<彼らの敗因は、戦力計算の甘さにあるようです。>>};&br;&br;ことごとく破壊された鎧、しかしこの中にはヴリトラの本体はない…それゆえのこの手ごたえのなさ&br;だが、破壊された鎧から漏れたアムリタとドライバーの働きをしている剣とが寺院の一角に集合していく!&br;すべての流体と剣とが集合した先には手足のない東洋的な竜の形状をとったメカが姿を現す!&br;全身に剣をスパイク状に配置し、そこからアムリタが全体を覆う…今度こそヴリトラが姿を現したようだ&br;&br;&COLOR(#663399){''『来やがったな…待ってたぜぇこの時をよぉォぉォ!!』''};&br;&br;&COLOR(#006400){『 neck を wash してか?』};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<古来、あの手の存在を倒す際は首を潰すに限ると聞きます。>>};&br;&br;&COLOR(#663399){''『うるせぇ!てめぇらバカなのか?!この姿を見て何か思う事はねえのか!?』''};&br;&br;大して驚いた様子のない甲太郎と『私』に対してその瞬間湯沸かし器っぷりを見せつつ、威嚇するように咆哮し鎌首をもたげるヴリトラ&br;数十メートルはあろうかという大型のボディはそれだけでも脅威であるが…&br;&br;&COLOR(#006400){『おおかた大量のドライバーで総合的な power up を狙ったってとこだろ』};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<単純に計算して、あの場で遭遇した時より33倍の強化をされているということですね。>>};&br;&br;アムリタの総量の増加による出力と戦闘力のアップ、大量の予備ドライバーによる安全性アップ、定石ではあるがありきたりだな…という覚めた反応である。&br;&br;&COLOR(#663399){''『ああ…まあ、そういうのではあるが…一番大切なことを忘れてるぜ…』''};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<その心は?>>};&br;&br;&COLOR(#006400){『「この前みたいなaccidentは起こらねえ、てめえらはここで終わりだ。」とでも言いたいんだろ。』};&br;&br;&COLOR(#663399){''『ご説明どうもおおおおお!!!!!』''};&br;&br;パワーアップした自分の身体の売りから、キメ台詞から、すっかり全て奪われて逆上したヴリトラはその身体を使って周囲を巻き込む薙ぎ払いを行う! --  &new{2019-04-09 (火) 20:09:16};
--&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<…話にならない、他者の言うがまま下僕となり、盲目的に破壊活動を行う…同族と認めたくありませんね。>>};&br;&br;&COLOR(#663399){''『あァ…?俺たち選ばれし者のツラ汚しはてめぇのほうだろうが『名無し』!ラーフ様を裏切って、下等生物に尻尾を振りやがっ…てェエエェエエエエ!!』''};&br;&br;全身の流体からトゲを形成し、それを無差別に放射してまたも周囲を破壊してまわる…&br;もともと粗暴だったヴリトラだが、パワーアップの代償かさらに理性を欠いたように見える。&br;&br;&COLOR(#006400){『雑な power up とあの様子… guinea pig 実験台か};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<誰かを裏切った記憶はありませんが、やはり、ラーフという人物と私とでは相容れぬようです。>>};&br;&br;自我を持つアムリタたちを従える一方で、ヴリトラを実験台にしてあんな状態にした…それは自我を第一に考える『私』にとって敵対するのに充分な理由だった&br;それもやむにやまれずであるとか、種族を守る大義であるとか、そういうものとは関係ない悪趣味なマシンを用意して『遊んでいる』ように感じられたのだ。&br;&br;&COLOR(#006400){『 What’s next ? どうすんだよ『名無し』』};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<断固戦います、そのための『力』も用意してある、それに…『私』は『名無し』ではありません。>>};&br;&br;&COLOR(#006400){『そうだったな…行くぜ『ソーマ』!』};&br;&br;[[''<< JELL-ES SO=MA !! >>''>http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst088574.png]]&br;&br;ジェレスドライバーに鉤状のパーツ、『ソーマフック』を装着することによりジェレスは『ジェレスソーマ』へと二段変身が可能になったのだ!&br;そして『ソーマ』とは『私』ことジェレスを自宅にする自我を持ったアムリタに与えられた名前である!&br;&br;&COLOR(#663399){''『GUUUUUUUUU!!!!』''};&br;&br;&COLOR(#006400){''『 Shut up ! うるせえんだよっ!!』''};&br;&br;迫るヴリトラの巨体を手にした武器『DXヴァジュラオン』で、ウツボを捌くかのようにブツ切りにしていく…その動きは文字通り電光石火&br;具体的に言えばもはやCGめいたギラッと目に悪い光を全身から放ち、スーッとスライドしCGめいた動きで相手に斬撃を加える…特撮でよくあるアレである!&br;この非常識な動きを可能にする宝貝テクノロジーと、そのエネルギー源である呪術魔術的相転移を絶えず行うアムリタの状態変化由来のエネルギーの合わせ技だ!&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<コアの位置は頭部のようです。甲太郎、トドメを。>>};&br;&br;&COLOR(#006400){『 慌てんなよ… ''gotcha!!'' 』};&br;&br;''<< VAJRA ON ARC !! >>''&br;&br;ドライバーを操作し、『DXヴァジュラオン』を必殺待機状態にすると…全身をブツ切りにされ虫の息のヴリトラの頭部、眉間のあたりにむけて全力で投擲!!&br;もちろんただ投げるだけでは必殺の一撃になり得ない、ここで効果を発揮するのが新たに追加された罪枷重の重力制御機能&br;指向性重力波による重力加速を行い、直撃するインパクトの一瞬だけ『光速度』にまで達することによりその直撃を受けた相手は『無限大の反動』を受け&br;湾曲した空間の中を光速で落下することとなり、この超々急加速により目標は光子のレベルまで分解、完全に破壊されてしまう。その際『本当に光って消えている』ような視覚効果を生む&br;なお、投擲した『DXヴァジュラオン』は極細のアムリタ流体ワイヤー『クモの糸』により自動的に手元に戻ると同時に、このワイヤーがソーマ自身からのパワー供給をも担っている&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<ヴリトラのコアの消滅を確認、お疲れさまでした。>>};&br;&br;&COLOR(#006400){『 これでまた Regeneration してくるってコトはねえワケだな… 』};&br;&br;少々オーバーキルぎみのこの攻撃法を取るのには理由がある&br;ヴリトラが言おうとしていたように、予備ドライバーの準備が潤沢でアムリタ流体の総量が膨大な場合物量に勝る側のほうが有利であることは明らか&br;仮に勝てたとしても『本体』にあたる部分がこの前のように逃げてしまってはいつまでたっても倒すことができない&br;『本体』は自我を持つ以上その自我が宿る部位を通常の流体のように変化させてしまっては自我が保てないという当然の理由で、唯一変化しない部位であると考えられた&br;そこをソーマの探知能力で探り当て、『DXヴァジュラオン』による必殺の VAJRA ON ARC で跡形もなく消滅させることが意志あるアムリタに対する現状の対抗策なのである。&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<…不思議なものですね、何の感慨もない。>>};&br;&br;&COLOR(#006400){『 fratricide …同族殺しをしたってのにか?薄情なヤツだ』};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<私が私であることを否定するのであれば、それは敵でしかありません。>>};&br;&br;&COLOR(#006400){『そうかい…』};&br;&br;甲太郎という『共犯者』がいたとはいえ、同族を殺しても何の感慨もないというソーマ&br;一方の甲太郎はといえば、すでに行方をくらましたであろうラーフ以外には興味なしといった具合に天を仰ぎ……&br;&br;&COLOR(#006400){『… Oops! … やっべぇ…』};&br;&br;この階層においては破壊された施設も物品も時間をおけば元通りになるのは前述の通り&br;しかし%%まるでバキシムが行うような%%『空間がガラスのように割れ別のフロアに繋がる横穴』ができた場合はどうなるのか…?&br; VAJRA ON ARC の余波によって発生しただろうそれの事を考える前に早々にその場を後にするのであった&br;&br;EX05 古きをRenaissance×新たな favorite END --  &new{2019-04-09 (火) 20:14:33};
-&br;すこし前 クリスマスの夜&br;&br;&COLOR(#006400){なあ、いい加減応えろよ… Who are you?  おまえはいったい誰なんだ?};&br;&br;部室の工房で修理中のジェレスに向かって話しかける甲太郎、以前絶対絶命の時にジェレスを勝手に動かした存在の正体を探るためだ&br;しばしの沈黙ののち…勝手に起動したジェレスが音声を発する&br;最初はノイズめいた雑音だったのが、徐々に男性とも女性ともつかない、だが落ち着いた印象を受けるだろう人物の声を取る&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<…私はあなたがたがアムリタと呼ぶ存在であり、このドライバー、強化外骨格を生命維持装置兼、自宅としています。>>};&br;&br;&COLOR(#006400){いつの間にか landlord …大家になってたってことか…&br;いつからお前はお前だった?&br;いつからあんなことができるようになった?&br;…そもそもなんで、あのとき俺をかばった?};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<質問攻めですね。>>&br;<<私が私としての自我を持ち始めたのは、あなたがヒノモトという地域で彼らと戦闘を繰り返していたころです。>>&br;<<この学園に転移し、破損の修理の際に真鋼なる素材を用いて私の自宅が強化された際、私は自我をより強固なものとしていきました、>>&br;<<有事に、あなたに代わって自宅を動かせるほどに>>&br;<<…多くの生物にとって自身の巣、自宅を守ることは自然な行動なのでは?>>};&br;&br;&COLOR(#006400){自分が危険に晒されるかも…あいつらに敵と認識されるかもしれないのにか?};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<あの場合ならば、充分に対応できると判断しました。対応しなければ自宅が破壊され、私の死は免れなかった。>>};&br;&br;アムリタは長時間外気に触れ続ければ死を迎える、どうしても外気に触れないための殻の役割と、生命維持のため透析を行う装置、ドライバーが必要となる&br;『私』と名乗ったこの流体も例外でなく、それの同族であるヴリトラが逃げ帰ったのもそのドライバーになっている剣が破壊されたからだ。&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<…それに、あなたが彼らと敵対する以上私も彼らとの対決は避けられない、あなたは大家さんですからね。>>};&br;&br;&COLOR(#006400){家賃替わりに協力してくれるってか? That's very hard to believe. …信用できないね。&br;お前があの時みたいにジェレスのcontrolを奪ってあいつらに寝返らないって保障はどこにある?&br;at this minute いまこの瞬間も、俺を殺して逃げだすことだってできる。};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<………それを証明することは困難です、行動で示すにも、私は自宅のコントロールを奪った前科がある。>>&br;<<あなたの言うようにあなたを排除し逃げることは可能でしょうが、この自宅の点検整備の問題を考えれば上策とは言えない、>>&br;<<あなたを生かしておくことは私にとってプラスである。という状況証拠だけではあなたの信用を得られないでしょう>>&br;<<あまりにあなたにとってリスクが大きい、私があなたの立場だったなら…>>};&br;&br;&COLOR(#006400){Shut up! … 御託はいい、保証はあるのか?ないのか?};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<…私という自我を形成するにあたって、非常に重要な働きをしたデータがあります。あなたの実弟、浦嶋乙渡の記憶です。>>}; --  &new{2019-04-07 (日) 20:30:21};
--&br;&br;&COLOR(#006400){……アムリタは parasite したモノを imitation する、外見にしろ、機能にしろ、意識にしろ…キノトの身体に parasite してたお前なら…そうなるんだろうな。};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<理解が早い、さすがですね。>>};&br;&br;アムリタの性質について甲太郎はよく理解している。我が意を得たりと『私』はジェレスの身体を使い頷く&br;&br;&COLOR(#006400){but. お前はキノトじゃない…キノトは自分の事を『ワタシ』なんて言わないし、声の質も違うし、第一もうちょっと charm of an innocent child. 可愛げのあるヤツだった。};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<キノトという人物に関して、私は情報として知っているに過ぎません>>&br;<<自我を形成するにあたって大変参考になったことは事実です、しかし猿真似では本当に自我を得たとは言えない。>>&br;<<ましてや、それを忠実に再現しキノトであるかのように振る舞うことは、あなたの心を踏みにじることだ。>>&br;<<私にそんな趣味はないし、私でなく他の誰かの模倣をするだけでは、私という自我を否定することにも繋がります。>>&br;<<私は、私なのですから。>>};&br;&br;&COLOR(#006400){…ぷっ… あっはははははははは!!};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<何か、笑うようなことでも?>>};&br;&br;&COLOR(#006400){いや、narcissism…自分が大好きってのも極まると、案外まともになるんだな?};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<誉め言葉として受け取りましょう。>>};&br;&br;&COLOR(#006400){selfish なヤツは満足できる remuneration さえあれば裏切らねえ、daemonとの契約なんかがいい例だ};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<家賃以上の働きには、報酬を約束していただけると?>>};&br;&br;&COLOR(#006400){寝首かかれるよりはマシだ};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<私が私らしくあることの保障、さらには、より良い待遇と環境のため…>>};&br;&br;&COLOR(#006400){要点だけ言え。};&br;&br;&COLOR(#00bfff){<<『我々の将来に遺恨を残すであろう、同族のツラ汚しの積極的な排除。』と言えばよろしいでしょうか?>>};&br;&br;&COLOR(#006400){ …HA ! …今までとやる事変わんねえじゃねえか…};&br;&br;要は、自分が自分らしくいるため、その安全を不特定多数に脅かされないために&br;安全を脅かすだろうラーフほか、自分の同族と言える連中を積極的に排除しろという要求を突き付けて来たのだ&br;自分以外の同族を淘汰することで自分と自分の因子だけ残す。&br;という生物の利己的な面を隠そうともしないその『私』に薄ら寒さを感じつつ&br;その要求を飲む甲太郎…悪魔との契約でも構わない、なにせその悪魔と戦おうと言うのだから&br;&br;EX04 決別する tribe×結ばれる promise END --  &new{2019-04-07 (日) 20:34:36};
-文化祭も無事終ろうとしていたそのとき 仮装をしたまま店じまいをしていた甲太郎だったが…&br;思い思いの仮装をして過ごしている生徒たちのなか、見間違いようのない姿を目撃する&br;&br;&COLOR(#006400){『ラーフ…!?''待てッ!!!''』};&br;&br;人込みに紛れるようにしてどこかへ歩いていくその後ろ姿を追って駆け出す甲太郎&br;学園ダンジョンへと入っていくように見えたラーフを追ってダンジョンへ入り込もうとすると…一閃!&br;間一髪それを避けた甲太郎の前に禍々しいデザインの剣を持った全身鎧姿の男が立ちはだかった。&br;&br;&COLOR(#006400){『ラーフの手下か…You're not welcome here. 失せろ。』};&br;&br;&COLOR(#663399){『あァ?ナメた口利いてんじゃねえぞ、肉の身体に縛られてる、チンケな下等生物がよ…』};&br;&br;&COLOR(#006400){『そのチンケな下等生物相手に負け続けで嫌にならない? …死にたくなきゃ travail でもしな。』};&br;&br;そう、甲太郎の妨害によりヒノモトでの基盤を失って新たな場所で再起を図っている…コイツもその生き残りの寄せ集めの一人にすぎないと挑発&br;邪魔をするなら殺してでも押し通ると一歩ずつ前に歩む甲太郎、しかし鎧の男はそれを通す気はないようで…2メートル以上はある巨体で道を阻む&br;&br;&COLOR(#663399){『…ぷっ…ギャハハハハハ!テメェ…まさか本気で?あの方を追いつめてるつもりだったのか…?』};&br;&br;&COLOR(#006400){『足りねえ脳みそで時間稼ぎしてくれてるとこ悪いが、It is a waste of time. 時間の無駄だ。』};&br;&br;&COLOR(#663399){『…解らねえか…?お前は放牧してた家畜を逃がして、いい気になってただけなんだよ…!』};&br;&br;いままでのアスラはあくまでアムリタを安定して培養するための苗床、家畜に過ぎないと&br;そして自分は今までの奴らとは違う、ラーフの部下で正規の戦闘要員なのだと嘯く鎧の男…&br;しかし、それを告げても歩みを止めない甲太郎にイラ立ちが募っているようで&br;&br;&COLOR(#006400){『それで?ウシ泥棒にイラついて出来損ないの cow boy をぶつけてきたってワケか… HA! ナメられたモンだぜ』};&br;&br;&COLOR(#663399){『イチイチムカつく下等生物だ…あのお方のことを何も知らずにほざいてんじゃねぇ!』};&br;&br;&COLOR(#006400){『よく知ってるさ、crazy な psycho でブッ殺す以外に Prescription はねえ。だろ?』};&br;&br;&COLOR(#663399){『''死ねやぁぁぁぁ!!''』};&br;&br;手にした剣で斬りかかる鎧男、怒り狂ってはいるがその剣閃はなかなかのもの、『直接触れずとも切り裂かれる』カマイタチのような効果を発動しそのリーチは見た目以上に広い&br;口喧嘩では優勢だったものの、正規の戦闘要員だというだけあっていままでの奴らとはパワーもスピードも桁違い、正直焦りが出ている甲太郎&br;なにより…ここで手間どってはやっと見つけたラーフを逃がしてしまう。&br;&br;&COLOR(#006400){『…時間はかけてられねえんだ…少しくらい無茶させてもらうぜ…!』};&br;&br;シャオロンからの差し入れはまだジェレスに組み込めていない、いまあるモノでなんとかするには…『手持ちのショットジェルをすべて同時に用いる』これしかない。&br;ふだんは一個ずつ挿入される腰のドライバーのソケット部を引き出し収納のように引けば、増設された5つのソケットが現れる。&br;そこにsolidからplasmaまでの4形態変化ショットジェル、自律兵器形成の buddy ショットジェルをすべて挿入し…理論上可能とされる『完全な流体制御』をぶっつけ本番で試す構え&br;&br;&COLOR(#663399){『苦し紛れの悪あがきかぁ?見苦しいなぁオイ!!』};&br;&br;&COLOR(#006400){『 One-shot reversal …一発逆転、瞬きすんなよ。』};&br; --  &new{2019-04-01 (月) 23:47:04};
--&br;甲太郎の言葉と同時にジェレスの装甲面が光り輝き…全身から蒸気が噴霧される、ふだんはかく乱に用いられるこれが高熱を伴った攻撃手段に変化していた&br;しかしこれはあくまで予兆であり、余波である、蒸気に囲まれた鎧の男の周囲、四方八方から取り囲む影。&br;流体によって形成されたジェレスの姿をした半透明の分身を4体ほど形成し制御している、ニンジャらしく分身の術というワケだ&br;&br;&COLOR(#663399){『野郎ナメたマネしやがっ…げェ!?』};&br;&br;分身のうちの一体が鎧の男の腹部めがけ掌を翳し、至近距離からsolidの実体弾を発射!&br;のけぞるスキを見逃さず本体のジェレスから放たれたliquidの触手で絡め取られると上空に放り投げられる。&br;放り投げられ無防備になった所へ腕部にsolidで形成された流体のエッジを伴った分身が二体すかさず突進!前と後ろから胸部を貫かれ串刺しになる鎧の男&br;ダメ押しとばかりにもう二体の分身によるsolidエッジの斬撃を二発、滞空し周囲を再び取り囲んだ合計四体の分身は自らの流体を用いてsolidの散弾を叩き込んでいき…&br;上空からは本体のジェレスが急降下し、さらにplasmaを纏ったキックを鎧の男の顔面めがけて突き立てる!&br;地面に叩きつけられ爆発四散する鎧の男は断末魔の言葉すら発せない&br;この間わずか数秒、強化外骨格ジェレスの内部で超活性したアムリタ流体の機能をフルに用いた超高温、超馬力、超速度を全開にした状態ならばこのような無茶も効く…&br;&br;&COLOR(#006400){『demeritなし…とは、いかなかったな…』};&br;&br;装甲は焼き付き、破損する…全身から火花が散るというダメージの表現で膝をつく&br;ラーフを追うどころではない、すぐにでもジェレスの修理と、限界駆動からくる体力の消耗を回復しなければ…そう考える意識すら危うい状態で&br;&br;&COLOR(#663399){『…もう終わりか?』};&br;&br;&COLOR(#006400){『What!?…そういうことかよ…』};&br;&br;地面に突き立てられた剣から聞こえる鎧の男の声、鎧の男が爆発する際に手放されたその剣からは流体が溢れ出していく…&br;つまりはこの剣自体が甲太郎のドライバーと同様の透析機能を持ち、このアムリタ流体そのものが…&br;&br;&COLOR(#663399){『俺はヴリトラ…ハハハハハ!肉の身体に縛られてはいねえって言ったろ…?俺の本体は、こっちなんだよ』};&br;&br;&COLOR(#006400){『出来損ないの cow boy どころか… ameba の親戚だったってワケだ…お笑いだぜ…!};&br;&br;&COLOR(#663399){『その減らず口ももう聞けねえと思うと…ハァ!スカっとすんぜぇ!』};&br;&br;流体で形成された『腕』が突き立てられた剣を引き抜き、地面を這うようにして動けない甲太郎へと迫る!&br;そして大上段に振り上げた剣が振り下ろされたのだが…&br;&br;&COLOR(#006400){『……マジかよ…』};&br;&br;すでに体力の限界、指一つ動かせぬ状態で真剣白刃取りを行う甲太郎の身体&br;甲太郎の意思ではない、勝手に身体が動いている…何者かが動かして…&br;&br;&COLOR(#663399){『どこにそんな力が!?…あぎぃ?!』};&br;&br;取られた刃はそのままあらぬ方向に曲げられ、折られる。&br;あくまで飾りであった鎧の身体とは違って生命維持機能を持つ剣がダメージを受けることは深刻なようで&br;このままでは、ヴリトラと名乗った流体がアムリタであるかぎり、外気に接触したまま、透析装置が破損したままでは&br;&br;&COLOR(#663399){『わ…忘れねえ!この屈辱…絶対に!てめえを八つ裂きに…!!』};&br;&br;あと一歩のところで仕損じたうえに、思わぬ反撃を食らい自らの命のほうが危険にさらされる&br;文字通り這う這うの体で下水道に逃げていく、情けないことこの上ないそのサマを笑ってやる余裕は甲太郎にはなく…&br;&br;&COLOR(#006400){『 That's not funny. 笑えねえ…』};&br;&br;そう呟くと同時に意識が遠のいていく…呟きを掻き消すように振り出した土砂降りの雨に周囲が包まれていく…&br;&br;&br;EX03 途切れる energy×目覚める unknown END --  &new{2019-04-01 (月) 23:47:50};



-   一か月前&br;&br;&COLOR(#006400){『ラーフ…!王手、checkmateだ。』};&br;&br;雲一つない満月の夜、摩天楼が聳え立つ大都市、ヒノモトの首都『日輪京』&br;とあるビルの屋上で対峙する二つの影、ひとつは赤マフラーのDライダーこと甲太郎。&br;&br;&COLOR(#8B0000){『…解らないな、なぜボクたちに付き纏う?……弟のおかげで拾った命だろうに。』};&br;&br;もうひとつは、濁った紅の外殻に身を包んだ鬼を想起させる見た目のmutant…『ラーフ』と呼ばれる『アスラ』たちの首領格だ。&br;&br;&COLOR(#006400){『HA!…それが解らねえから、てめえはmutant…バケモノなんだよっ!』};&br;&br;&COLOR(#8B0000){『軽い冗談じゃないか、つれないなあ…それに僕はキミたち親子、特にキミには感謝しているんだよ?』};&br;&br;&COLOR(#006400){『おまけにjokeのセンスもねえみてえだな、救えねえ。』};&br;&br;''<< plasma! >>''&br;&br;&COLOR(#8B0000){『ボクたちは…&ruby(・・・・・・・・){キミの作り出した};ドライバーがなければ、生まれることもなかったんだから。};&br;&br;&COLOR(#006400){''『 Shut up! 黙れぇぇーーッ!』''};&br;&br;ドライバーにプラズマショットジェルを挿入し、数万℃に加熱されたアムリタを纏った脚部でビルの屋上を蹴り砕く勢いで疾走し跳躍!&br;『イオナイズキック』の態勢に入る甲太郎だが…ラーフはその場を動こうとしない。&br;&br;&COLOR(#8B0000){『せっかちだなキミは、慌てない慌てない…』};&br;&br;右手で甲太郎の必殺の一撃を止めつつ、左腕を天に掲げると…月食!闇夜に光を届けていた満月が黒き星に浸食されるように欠けていく…&br;&br;&COLOR(#006400){『ぐぁっ…… What !?』};&br;&br;モノのついでのように必殺技を捌かれ、ビルの屋上に叩きつけられる甲太郎、そして突然の月食に驚愕&br;この天変地異を引き起こしているのは目の前のラーフであることは明白である&br;&br;&COLOR(#8B0000){『今夜はこのへんにしておこう、catch you later!…だったかな』};&br;&br;もちろん本物の月食ではない、その正体は満月を媒介にした転移ゲートの一種のようで&br;這いつくばる甲太郎を後目に跳躍し、月食を引き起こしている黒いゲートの中に消えていくラーフ。&br;&br;&COLOR(#006400){『逃がすかッ…ラーフッ!!』};&br;&br;ラーフが通過したことで閉じていくゲート、そこに飛び込むべく近くに突き刺しておいたboardを引き抜くと&br;boardにrideして間一髪、ゲートに滑り込んだ甲太郎…しかしそのゲートはラーフ以外の通過を想定されたものではない&br;文字通りの乱気流と迸る電光に翻弄され、一筋の光を頼りにゲートを通過し終えるころには全身にダメージを負ってしまっていた…&br;&br;…&COLOR(#006400){''Damn it!''};&br;&br;気が付けば日も昇りきった時刻、どこともわからぬ異郷の地にたどり着き、ダメージを負って不時着したことで変身は解け、boardも修理が必要になっていた&br;地面に拳を叩きつけて悪態をつく甲太郎だったが、そこに『不敵な笑みを浮かべた%%年増%%妙齢の女性』がやってきて…&br; --  &new{2019-03-05 (火) 22:36:57};
--&br;   現在&br;&br;&COLOR(#006400){あの時はどーなるかと思ったが、結果 All right ってトコか…};&br;&br;校長と名乗った年m…妙齢の女性の言うまま転校の手続きを取って一か月ほど&br;一時は途方に暮れたものの、シャオロンのツテで装備の修理に必要なSOZAIを確保しbuild部という拠点もできた&br;アスラの存在がある以上はラーフも何か噛んでいる…いまは焦らずにヤツが尻尾を出すまで待つのだ&br;&br;&COLOR(#006400){Everything comes to those who wait … ほらな!};&br;&br;気の流れがよく解るということは『気の淀み』もまたよく解る&br;その淀みを生むアスラか、それに類するものが現れたことを察するにもここの立地は最適…ジェレスに変身し屋上からboardと共に飛び出す&br;boardで駆け付けた現場はまたもや学生街で、この前取り逃がした大玉サイズのイガグリアスラが飛び回っている。&br;&br;&COLOR(#006400){'' 『Just meet !!』''};&br;&br;強固な外殻を頼りにした体当たり攻撃、直接攻撃は通りづらく、攻撃が直撃してもその勢いを使ってさらに激しく跳ね回る…&br;あいさつ代わりに boardattack を食らわせても街中の建造物をピンボールのように跳ね回るだけだ。&br;&br;&COLOR(#006400){『ここまでは今まで通り… although!』};&br;&br;''<< buddy! >>''&br;&br;&COLOR(#006400){『&ruby(デビュウ){ 初 陣 }; だ!』};&br;&br;新たなショットジェルをドライバーに挿入!すると…ジェレスの右腕から放たれた流体が四足歩行の獣、『犬』のような形態を取る&br;激しく跳ね回るイガグリへと体当たりを行い始める!ちょうどジェレスとtennisかなにかのrallyを行うようにお手玉だ!&br;&br;&COLOR(#006400){『 random に跳ねられなきゃ、こっちのモンだッ!』};&br;&br;<< plasma! >>&br;&br;&COLOR(#006400){''『 gotcha!! 』''};&br;&br;真上に跳ねあげられ、勢いを殺されると同時に跳ねるための障害物も周囲にないイガグリは catcher fly のごとき無防備状態&br;ジェレスはそこを狙って垂直ジャンプ!プラズマ加熱された拳…『イオナイズパンチ』をアッパーのように叩き込む!&br;閃光とともに爆発し地面に叩きつけられると、アスラから解放されたモブ生徒が気絶した状態で転がる…&br;&br;&COLOR(#006400){『 good job!よくやったぜ…』};&br;&br;流体で形作られた犬は尻尾をふるなど生物的に振る舞っている、褒めろとばかりにジェレスに近づくと撫でられて上機嫌&br;ペットを用いての多角的な攻撃…これも学園に来て他の生徒の実例を観察しつつ新たな発想に至った一つの例&br;アムリタを流体自律兵器として扱うことに不安がなかったわけではないが、時間経過で硬質化のち砕けて死滅するのを見れば一安心。&br;&br;&COLOR(#006400){『俺はもっと強くなる、待ってろよ…ラーフ…!』};&br;&br;覚醒することを求める生徒を引き寄せ、才能を開花させる…この学園にはそんな働きがあるのかもしれない…&br;ならばそれに乗っかって今よりも強く、そしてヤツを仕留められるほどに…握られる拳に力が入った。&br;&br;EX02 追えば separately×呼べば response END --  &new{2019-03-05 (火) 22:45:22};
-深夜、闇を貫く赤い照明、鳴り響く警報と、人の悲鳴…&br;&br;&COLOR(#006400){父さん!しっかりしろよ!父さん!!};&br;&br;研究所は奴らにメチャクチャにされ、所員も警備員もかたっぱしから殺されて、俺たちも…&br;&br;''甲太郎、これは罰だ…私たちの…いや、私のエゴに、お前や、キノトまで巻き込んで…''&br;&br;&COLOR(#006400){今更…何言ってんだよ!父さん!父さーーーんッ!!};&br;&br;   6 年 後    &br;&br;&COLOR(#006400){……dream…いや、Nightmareか…};&br;&br;セミの羽音とうだるような暑さ、テントから這い出してうらめしそうに見上げた太陽はすっかり登り切っている。&br;今日はAugustの31日、ただしすごく…長い。主観で言えば数日ほど31日のままに感じる&br;しかしみんな自覚しているのかいないのか、「夏休みの末日」として過ごしている&br;あるいはこれはこのうさんくさい男、浦嶋甲太郎の主観でしかないまったくの幻影なのか、とりあえず今日が終わらぬことには分からない。&br;&br;&COLOR(#006400){まさかPossibly…};&br;&br;甲太郎の経験則で言えばこういう不可解な出来事の裏側にはたいてい「アスラ」が関わっているのだが…&br;31日がずっと続くことに何の意味があるのか?それが解らない、気分転換に学園上空をライドしていたら。&br;&br;&COLOR(#a8983c){夏休みは終わらねえ!俺はまだひと夏の経験も何もしてねえ!新学期なんてぇーーーっ!!};&br;&br;学生街で暴れるのは熊手になった腕とビーチサンダルを装着した足、浮き輪と麦わら帽子がくっついた半透明のバケモノ&br;かろうじて人型をしているそれは全身から各種花火型の発熱機関をニョキニョキと生やすと火炎を噴射!&br;その温度が尋常ではないようで、周囲の気温はみるみる上昇し火の手が広がっていく、当の「サマーバケーションアスラ」は極彩色の炎に包まれていく…&br;&br;&COLOR(#006400){''Cowabunga!''};&br;&br;&COLOR(#a8983c){がああああっ!?};&br;&br;暴れるアスラにむけてお手製のボードでライドしのしかかるように体当たり、ボードは頑丈に作られているようで見事にアスラを吹っ飛ばした&br;&br;&COLOR(#006400){Jesus…こんなのを「苗床」にしようなんて、ヤツら相当ヤキが回ってるみてえだな。};&br;&br;&COLOR(#a8983c){なんだ!?俺のなつやすみを終わらせようってのか?!};&br;&br;&COLOR(#006400){終わらないSummer vacationってのも浪漫だけどさ、Septemberになってもらわなきゃ俺、schoollifeをenjoyできないんだよね。};&br;&br;アスラと2〜3会話のち、手にしたボードを地面に突き刺すと…甲太郎は懐からベルト状の物体、『ドライバー』を取り出す。 --  &new{2019-02-27 (水) 23:43:09};
--&br;&br;''<< driver on!  >>''&br;&br;&COLOR(#006400){''変身!!''};&br;&br;''<< 瞬着! Jell=ES! >>''&br;&br;&COLOR(#a8983c){スキだらけなんだよおおおお!};&br;&br;甲太郎が『ドライバー』を腰に装着、変身の一言で全身が閃光に包まれる&br;すかさずアスラがその顔面に殴りかかるものの、砕けたのはアスラの腕のほう&br;装甲を纏った戦士『ジェレス』はその場から小動もしない、涼し気にマフラーが風に棚引く&br;&br;&COLOR(#006400){『一発は一発だからな…今度は俺の one Shot 食らってもらうぜ』};&br;&br;&COLOR(#a8983c){いでぇぇぇ…!こ、こんなヤツ相手にしてられるかっ!夏休みが俺を呼んで…};&br;&br;''<< liquid! >>''&br;&br;ベルトに掌大のカプセル、「ショットジェル」を挿入すると…伸びた!&br;半透明のゼリー状の『腕』がジェレスの右腕から伸び、逃げるアスラの頭部を掴み…引き倒す!&br;&br;&COLOR(#006400){『逃げんなって!』};&br;&br;舗装された学生街の地面を「おろし器」がわりにして引き寄せるついでに追加ダメージという残虐殺法だ&br;&br;''<< plasma!  >>''&br;&br;&COLOR(#006400){''『gotcha!!』''};&br;&br;&COLOR(#a8983c){ふぉ…フォーエバー!サマー!バケーショーーーン!!};&br;&br;態勢を崩しのたうち回っているアスラ、プラズマショットジェルの力で数万℃に加熱された脚部を用いた飛び蹴り&br;『イオナイズキック』がアスラに直撃、断末魔の叫び、爆散後に残っていたのはアスラと化していた苗床…宿主のモブ学生&br;命に別状はなく気絶しているだけだ、ほっとけばいいという対処はいつも通り。だが…&br;&br;&COLOR(#006400){『……とっととRunawayしたほうがヨサソーだな…』};&br;&br;「学生街で騒ぎを起こした怪物と取っ組み合いして爆散させました。」などとバカ正直に報告していたら面倒なことこの上ない&br;故郷でのお尋ね者経験を活かしてさっさと逃げることにすると、地面に突き刺さったボードを引き抜いてライド!スタコラサッサだぜ&br;しかし今夜の夢見心地はいいはずだ&br;おそらくはこれでsummervacationが終わり、Septemberの新学期がスタートするのだから。&br;&br;EX01 終わるsummervacation×始まるtomorrow  END --  &new{2019-02-27 (水) 23:50:08};