:設定/ミグインス雲海
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* 設定/ミグインス雲海 [#ze7b3e52] ~ #ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst084807.jpg,800x535)~ ~ 一見すると普通の低層雲のようだが、その内に身を投じれば水と同じように「泳ぐ」ことができる浮遊性魔法物質の巨大なかたまり&br; 大都市ほどのサイズで上空1000mほどの低空に浮かび、季節風に流されるまま決まったルートを周遊するように巡っている&br; 周遊の周期は1年であるため、ルートにある土地では季節の風物詩にもなっている&br; &br; &br; #ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst084806.jpg,around,left) &br; &br; &br; 太古の魔法大戦の折に生み出されたとされているが、その利用目的や製法といった詳細は明らかになっていない&br; &br; &br; &br; 発見当初の調査から、「水」の性質は南洋の海水に極めて近く、誤って飲み込んだ際の害も海水程度であること&br; &br; 海に浮くこともできる構造の飛行艇であれば、雲状のそれに浮かべておくことも可能であること&br; &br; 通常の雲と違い太陽熱をよく蓄えることから、上空でありながら遊泳に適した環境であることなどが確認されている&br; &br; &br; &br; また、適応して住み着いた水鳥や便乗して季節ごとの巣を巡る渡り鳥なども目撃されており&br; &br; 雲の「深い」部分には未知の生態系があるとも推察されている&br; &br; &br; &br; &br; 現在は周遊ルートにある国々が互いに牽制しあい、国家として干渉しない協定ができているため大がかりな調査は打ち切られている&br; &br; 自己責任のうえでの遊泳は各国も認めており、物好きな飛行艇乗りの間では隠れた観光スポットとして知られているようだ&br; &br; &br; &br; 凹凸の少ない遊泳に適したエリアには既に巨大なイカダなどが持ち込まれ、シーズンには「海の家」を営むものも居るという&br; &br; &br; &br; &br; その性質が知られるまでは知らずに飛び込んだ飛空艇が自由を失い墜落するなどの事故が多発し&br; &br; 「艇喰い雲(ふねくいぐも)」などと呼ばれ怖れられていたこともあった&br; &br; &br;
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* 設定/ミグインス雲海 [#ze7b3e52] ~ #ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst084807.jpg,800x535)~ ~ 一見すると普通の低層雲のようだが、その内に身を投じれば水と同じように「泳ぐ」ことができる浮遊性魔法物質の巨大なかたまり&br; 大都市ほどのサイズで上空1000mほどの低空に浮かび、季節風に流されるまま決まったルートを周遊するように巡っている&br; 周遊の周期は1年であるため、ルートにある土地では季節の風物詩にもなっている&br; &br; &br; #ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst084806.jpg,around,left) &br; &br; &br; 太古の魔法大戦の折に生み出されたとされているが、その利用目的や製法といった詳細は明らかになっていない&br; &br; &br; &br; 発見当初の調査から、「水」の性質は南洋の海水に極めて近く、誤って飲み込んだ際の害も海水程度であること&br; &br; 海に浮くこともできる構造の飛行艇であれば、雲状のそれに浮かべておくことも可能であること&br; &br; 通常の雲と違い太陽熱をよく蓄えることから、上空でありながら遊泳に適した環境であることなどが確認されている&br; &br; &br; &br; また、適応して住み着いた水鳥や便乗して季節ごとの巣を巡る渡り鳥なども目撃されており&br; &br; 雲の「深い」部分には未知の生態系があるとも推察されている&br; &br; &br; &br; &br; 現在は周遊ルートにある国々が互いに牽制しあい、国家として干渉しない協定ができているため大がかりな調査は打ち切られている&br; &br; 自己責任のうえでの遊泳は各国も認めており、物好きな飛行艇乗りの間では隠れた観光スポットとして知られているようだ&br; &br; &br; &br; 凹凸の少ない遊泳に適したエリアには既に巨大なイカダなどが持ち込まれ、シーズンには「海の家」を営むものも居るという&br; &br; &br; &br; &br; その性質が知られるまでは知らずに飛び込んだ飛空艇が自由を失い墜落するなどの事故が多発し&br; &br; 「艇喰い雲(ふねくいぐも)」などと呼ばれ怖れられていたこともあった&br; &br; &br;
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