設定/ヴァレンシュタイン
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[[隠れ地下街に戻る>設定/ケモノの隠れ地下街]] *ヴァレンシュタイン領 [#c35465aa] [[♪ Song of the Silkie - David Arkenstone>http://www.youtube.com/watch?v=2JoTnxQ2i0E&NR=1]] ~ CENTER:http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst058720.png ~ **地方領ヴァレンシュタイン [#y53adc31] 黄金伝承(ゴールデンロア)地方より北に2〜3日程行った所にある、フォン・ヴァレンシュタイン家が代々治める少領。~ 山や森に囲まれた豊かな土地で、人々は自然に根ざした生活を行っている。~ ~ **交通や治安 [#edae9188] 山や森、川によって閉ざされた土地柄ゆえに、交通の便は極めて悪い。それ故か、他所から攻め入られる事も無く、長らく戦禍からは遠ざかっている。~ 領内の治安は非常に良好だが、豊富な山や森に身を隠す盗賊や山賊の類が少なくなく、領の衛兵隊はその対応に追われている。~ また、嘗て、領家が賊の標的にされた事もあり、当時の領家の一人娘が殺害された記録が残っている。~ ~ **歴史と土地 [#l6149048] フォン・ヴァレンシュタイン家とその一族郎党が移り住む以前は、古竜が統治する妖精郷であったとされる。~ それを裏付ける様に、領内では未だに妖精、精霊の類の目撃例が多くあり、また、嘗て竜が住んでいたとされる竜穴が残されている。~ ~ 土地は妖精郷であった名残か、大地の気が強く、時折不可思議な現象が起こったり、特殊な生態が見受けられる。~ ~ ヴァレンシュタイン家の歴史を紐解くと、とある国家の末裔であったとする記述に当たる。~ 記述に残る国は、とある魔獣(記録にはダーコーヴァと記されている)によって壊滅の危機に瀕するが、国の最高位の魔術師によって一度救われている。~ が、結局は魔獣の残した毒素によって衰え、滅亡したのだという。~ ヴァレンシュタイン家の先祖はこの時に国を離れ、現ヴァレンシュタイン領に移り住んだ。~ ~ **特産物 [#sd9e0632] 農耕が盛んであり、主に芋類等は他地方などにも輸出され、領の収入源の一つとなっている。~ また、ヴァレンシュタイン独特の物として、夜毎に淡く光を放つ特殊な植物が群生しており、領内では贈り物等で珍重されている。~ これは大地の気が強いヴァレンシュタインならではの植物であり、苗を他所の土で育てた場合、普通の植物として育つ。~ **人々と童話 [#b5fd088e] ヴァレンシュタイン領に住む人々は、殆どが通常の人族であるが、代々の領主が亜人族に寛容であった為&br;古くから獣人族も人族に混じって暮らしている。~ また、迫害で他所から逃れて来た亜人の受け入れ先でもある。~ ~ 領内には他の国々でも伝わっている様な童話の他に、『ヴァレンシュタインの兎』という、この地のみに伝わる童話がある。~ 比較的新しい童話であり、黄金暦134年以降から子供達の間で流行り始めた。~ 内容は、貴族に飼われていた野兎が、攫われた貴族の娘を助け出すまでの冒険譚であるが…~ その内容はほぼ、ニコラウス・ヴァレンシュタインの生涯その物。~ ~ *人物 [#s22f0088] …あれ、兎ばっかりじゃね? **[[ジャンナ・アムナリア(旧姓アリエーテ)>名簿/13834]] [#d695da2d] 黄金暦86年〜90年代まで冒険者を続けた兎の弓手。~ 正確な出身地は判明していないが、ヴァレンシュタイン地方の森に捨てられていた所を、同領に住む老夫婦に拾われた。~ 老夫婦の営む牧場を手伝っていたが、ある時、風の音に声を聞き、その導きのまま冒険者へ。~ 後に片腕を失い、冒険者業を辞め、先に引退していた夫と一人息子と共に、夫の故郷の森へと移り住んだ。~ ~ //こっからピクシブでの話 冒険者業末期、白い衣装に身を包んでいた所為か、一部の獣人族間では神聖視された事もある。~ その名残として、嘗て交流の在ったとあるオーク族の里には、彼女を奉った祠が今も残されている。~ //ピクネタ終了 ~ **[[ニコラウス・ヴァレンシュタイン>名簿/178930]] [#qc3a8579] 最初の冒険は黄金暦101年〜黄金暦111年で一度引退。~ 二度目の冒険は黄金暦127年〜黄金暦134年、没。~ ~ ヴァレンタイン地方の森に住んでいた極普通の野兎。~ ある日、猟師の罠に掛かり、領家の晩餐に上る所であったが、領主の娘に救われて以後、彼女の愛玩動物となる。~ 後、娘が乗った馬車が盗賊に襲撃され、命を落とした時、馬車に同乗していた彼は~ 主の死を受け止め切れず、その嘆きと身に浴びた人の血と、そして満月の魔力によって、自分の仕業とは知らぬまま、半獣の姿へと転じた。~ 半獣へと転じた後、主は盗賊に連れ去られたのだと信じ込み、それを追って旅に出る。~ ~ 冒険者の街で騎士団へと加わり、その任を勤めていたが一度引退。~ 主を探す旅路を再開したものの、その旅路の折、致命傷を受けて一度死者の国へと迷い込む。~ 其処で主と再会して全てを悟り、生存を諦めるが、とある騎士の亡霊によって現世へと送り返される。~ その後、人員危機を迎えていた騎士団に復職、致命傷を負い命を落とすまで、騎士として勤め続けた。~ ~ 領内に伝わる『ヴァレンシュタインの兎』の童話は、いわずもがな、彼の生涯そのものである。~ 最後だけが違っていて、童話では生きたまま主を救い出し、末永く…と如何にも童話的な結末を迎える。~ ~ **[[ニコラウス・フォン・ヴァレンシュタイン>名簿/393380]] [#o33949ff] 黄金暦150年〜黄金暦155年?~ ニコラウス・ヴァレンシュタイン死後、ふらりと黄金騎士団に姿を現した、姿形、名前まで同じ兔の騎士。~ その正体は、フォン・ヴァレンシュタイン家の末子として転生したニコラウス当人。勿論、自覚は無い。~ ~ ニコラウスが死者の国へと迷い込んだ際、手傷を負わせた死者の国の統治者に逆恨みされ、転生後のニコラウスもまた兔の姿へと変えられ、フォン・ヴァレンシュタイン家には、死者の国の統治者に寄って、偽者のニコラウスが送り込まれた。~ ~ 寄る辺無くして途方にくれていた時、自身とそっくりな兔の騎士の亡霊(過去のニコラウス)に導かれ、酒場の街、黄金騎士団へと身を寄せる。~ ~ 黄金暦155年、騎士団からふらりと姿を消す。~ これは偽者のニコラウスに寄るヴァレンシュタイン支配を防ぐ為、故郷へと帰還した為であった。~ 同年、過去のニコラウスと共に、偽者のニコラウス、死者の国の統治者の尖兵を退け、ヴァレンシュタイン地方を救った。~ 後、ヴァレンシュタイン家に正体を明かした後、領へは戻らず、そのまま姿を消した。~ **[[テオドール・ココシュカ>名簿/388012]] [#k7f5433d] ~ ~ ~ ~ ~
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[[隠れ地下街に戻る>設定/ケモノの隠れ地下街]] *ヴァレンシュタイン領 [#c35465aa] [[♪ Song of the Silkie - David Arkenstone>http://www.youtube.com/watch?v=2JoTnxQ2i0E&NR=1]] ~ CENTER:http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst058720.png ~ **地方領ヴァレンシュタイン [#y53adc31] 黄金伝承(ゴールデンロア)地方より北に2〜3日程行った所にある、フォン・ヴァレンシュタイン家が代々治める少領。~ 山や森に囲まれた豊かな土地で、人々は自然に根ざした生活を行っている。~ ~ **交通や治安 [#edae9188] 山や森、川によって閉ざされた土地柄ゆえに、交通の便は極めて悪い。それ故か、他所から攻め入られる事も無く、長らく戦禍からは遠ざかっている。~ 領内の治安は非常に良好だが、豊富な山や森に身を隠す盗賊や山賊の類が少なくなく、領の衛兵隊はその対応に追われている。~ また、嘗て、領家が賊の標的にされた事もあり、当時の領家の一人娘が殺害された記録が残っている。~ ~ **歴史と土地 [#l6149048] フォン・ヴァレンシュタイン家とその一族郎党が移り住む以前は、古竜が統治する妖精郷であったとされる。~ それを裏付ける様に、領内では未だに妖精、精霊の類の目撃例が多くあり、また、嘗て竜が住んでいたとされる竜穴が残されている。~ ~ 土地は妖精郷であった名残か、大地の気が強く、時折不可思議な現象が起こったり、特殊な生態が見受けられる。~ ~ ヴァレンシュタイン家の歴史を紐解くと、とある国家の末裔であったとする記述に当たる。~ 記述に残る国は、とある魔獣(記録にはダーコーヴァと記されている)によって壊滅の危機に瀕するが、国の最高位の魔術師によって一度救われている。~ が、結局は魔獣の残した毒素によって衰え、滅亡したのだという。~ ヴァレンシュタイン家の先祖はこの時に国を離れ、現ヴァレンシュタイン領に移り住んだ。~ ~ **特産物 [#sd9e0632] 農耕が盛んであり、主に芋類等は他地方などにも輸出され、領の収入源の一つとなっている。~ また、ヴァレンシュタイン独特の物として、夜毎に淡く光を放つ特殊な植物が群生しており、領内では贈り物等で珍重されている。~ これは大地の気が強いヴァレンシュタインならではの植物であり、苗を他所の土で育てた場合、普通の植物として育つ。~ **人々と童話 [#b5fd088e] ヴァレンシュタイン領に住む人々は、殆どが通常の人族であるが、代々の領主が亜人族に寛容であった為&br;古くから獣人族も人族に混じって暮らしている。~ また、迫害で他所から逃れて来た亜人の受け入れ先でもある。~ ~ 領内には他の国々でも伝わっている様な童話の他に、『ヴァレンシュタインの兎』という、この地のみに伝わる童話がある。~ 比較的新しい童話であり、黄金暦134年以降から子供達の間で流行り始めた。~ 内容は、貴族に飼われていた野兎が、攫われた貴族の娘を助け出すまでの冒険譚であるが…~ その内容はほぼ、ニコラウス・ヴァレンシュタインの生涯その物。~ ~ *人物 [#s22f0088] …あれ、兎ばっかりじゃね? **[[ジャンナ・アムナリア(旧姓アリエーテ)>名簿/13834]] [#d695da2d] 黄金暦86年〜90年代まで冒険者を続けた兎の弓手。~ 正確な出身地は判明していないが、ヴァレンシュタイン地方の森に捨てられていた所を、同領に住む老夫婦に拾われた。~ 老夫婦の営む牧場を手伝っていたが、ある時、風の音に声を聞き、その導きのまま冒険者へ。~ 後に片腕を失い、冒険者業を辞め、先に引退していた夫と一人息子と共に、夫の故郷の森へと移り住んだ。~ ~ //こっからピクシブでの話 冒険者業末期、白い衣装に身を包んでいた所為か、一部の獣人族間では神聖視された事もある。~ その名残として、嘗て交流の在ったとあるオーク族の里には、彼女を奉った祠が今も残されている。~ //ピクネタ終了 ~ **[[ニコラウス・ヴァレンシュタイン>名簿/178930]] [#qc3a8579] 最初の冒険は黄金暦101年〜黄金暦111年で一度引退。~ 二度目の冒険は黄金暦127年〜黄金暦134年、没。~ ~ ヴァレンタイン地方の森に住んでいた極普通の野兎。~ ある日、猟師の罠に掛かり、領家の晩餐に上る所であったが、領主の娘に救われて以後、彼女の愛玩動物となる。~ 後、娘が乗った馬車が盗賊に襲撃され、命を落とした時、馬車に同乗していた彼は~ 主の死を受け止め切れず、その嘆きと身に浴びた人の血と、そして満月の魔力によって、自分の仕業とは知らぬまま、半獣の姿へと転じた。~ 半獣へと転じた後、主は盗賊に連れ去られたのだと信じ込み、それを追って旅に出る。~ ~ 冒険者の街で騎士団へと加わり、その任を勤めていたが一度引退。~ 主を探す旅路を再開したものの、その旅路の折、致命傷を受けて一度死者の国へと迷い込む。~ 其処で主と再会して全てを悟り、生存を諦めるが、とある騎士の亡霊によって現世へと送り返される。~ その後、人員危機を迎えていた騎士団に復職、致命傷を負い命を落とすまで、騎士として勤め続けた。~ ~ 領内に伝わる『ヴァレンシュタインの兎』の童話は、いわずもがな、彼の生涯そのものである。~ 最後だけが違っていて、童話では生きたまま主を救い出し、末永く…と如何にも童話的な結末を迎える。~ ~ **[[ニコラウス・フォン・ヴァレンシュタイン>名簿/393380]] [#o33949ff] 黄金暦150年〜黄金暦155年?~ ニコラウス・ヴァレンシュタイン死後、ふらりと黄金騎士団に姿を現した、姿形、名前まで同じ兔の騎士。~ その正体は、フォン・ヴァレンシュタイン家の末子として転生したニコラウス当人。勿論、自覚は無い。~ ~ ニコラウスが死者の国へと迷い込んだ際、手傷を負わせた死者の国の統治者に逆恨みされ、転生後のニコラウスもまた兔の姿へと変えられ、フォン・ヴァレンシュタイン家には、死者の国の統治者に寄って、偽者のニコラウスが送り込まれた。~ ~ 寄る辺無くして途方にくれていた時、自身とそっくりな兔の騎士の亡霊(過去のニコラウス)に導かれ、酒場の街、黄金騎士団へと身を寄せる。~ ~ 黄金暦155年、騎士団からふらりと姿を消す。~ これは偽者のニコラウスに寄るヴァレンシュタイン支配を防ぐ為、故郷へと帰還した為であった。~ 同年、過去のニコラウスと共に、偽者のニコラウス、死者の国の統治者の尖兵を退け、ヴァレンシュタイン地方を救った。~ 後、ヴァレンシュタイン家に正体を明かした後、領へは戻らず、そのまま姿を消した。~ **[[テオドール・ココシュカ>名簿/388012]] [#k7f5433d] ~ ~ ~ ~ ~
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