:ピラナコンダ
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マリウス>名簿/505054 トレンタ>名簿/505063
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(冷たい大気に晒されてこわばった表情を揉み解し、手袋を外して家の鍵をさがす)
…………ふぅ…(かれこれ2週間だ 3日か4日で帰れると言って出かけたのが、今では遠い昔の出来事にも思える)
(離れて暮らしていた時期とは訳が違う その頃でさえ、想いを殺して過ごすしかなかったというのに)
(連絡だけは絶やさないようにしていたが、おたがい電話口の向こうの表情まではわからない)
(片手をふさぐ荷物を背中に隠して久々の我が家へ 暖かな空気のなかに濃い獣臭を嗅ぎとった)ただいま!! 帰ったぞトレンタ! --
マリウス
2015-12-29 (火) 20:48:09
(マリウスの戻らない二週間、電話の向こうの声は少なくとも大きな変化は感じられなかった。ただ、まだ帰らないのかといった質問の割合は増えていたが…)
(以前のようになかなか会えない、という距離では無くなった分、孤独感をより強く感じるのかもしれない)
……っ!? マリウス!? おっ…おかえ…
うっぁ… ま、待ってくれ、ちょっト待っテ…っ…
(驚いたような、喜色を露わにしたような声は、途中から異質な響きへと変化していた)
(トレンタの変身において重きを占めるのは、その理性である。 積もり積もった想いと欲求を理性で押さえ込んでいたところへ、その緊張が一息に緩むような事態が起こればどうなるか)
(奥の部屋からは人ならざる声に混じって獣の息遣いのような音すら聞こえる。状況はあまり芳しくないようだ) --
トレンタ
2015-12-29 (火) 21:51:21
悪かった、遅くなったな …どうした?(父親の形見になったトレンチコートを脱ぎ、ハンガーに架けながら奥の様子をうかがう)
(帰れなかったことに怒っているような感じではない そのことに安堵しながら、背中に隠していたものへと目を落とす)
ダメだ、待たない(何のために帰ってきたのかわからなくなる それは嫌だ 意地悪く笑って首を振り、構わず奥へと突き進んでいく)
(その背には、質素なラッピングに包まれて揺れる冬の花々 楚々として白く、慰めの香りを漂わせて)
(花を捧げるべき相手の姿が見えない 荒い吐息が聞こえるだけだ 百獣の存在感が入り混じり、動物園の檻の中にいるみたいだった)…トレンタ、そこにいるのか? --
マリウス
2015-12-29 (火) 22:14:36
う、うぅぅう…待テって…言ってるのに…っ。
(相変わらず人外じみた声音。メキメキという肉体の軋む音)
(こうして変身の制御を失うのは久々だった。幼い頃に虐められた際、マリウスの記憶の中のトレンタはしょっちゅうこうして色々な獣に変質していた)
い、居るには居る…けど……
(つけずに居たのか咄嗟に明かりを消したのか、部屋は薄暗い。その暗がりの奥に、赤くぎらつく瞳が二つ、浮かび上がった)
ん、花…花の匂いがする…
(呼吸をするごとに大型肉食獣の唸る声にも似た音が漏れる)
(暗がりからそろそろと伸ばされた手は黄褐色の体毛が茂る大きなネコ科肉食獣の手。ずるりと体を引きずるようにして姿を現せば、巻き角を生やしてヘビの尾を持つ、服を着たライオンがそこに居た)
(かろうじて人の形を保っているのは必死の制御の結果か。毛皮を持つ半獣人のような形態でおずおずとマリウスを見上げている) --
トレンタ
2015-12-29 (火) 23:18:40
そうかよ、なら俺にも考えがある(ネクタイを緩め、抜きとってそばの椅子の背にかける)
隠れてるやつをとっ捕まえるのが仕事でね(同僚の猛者たちでさえたじろぐような狩人の姿に近づき、恭しく花束を向ける)
お前に似合うと思った とりあわせの問題だ 白ならどんな色にも染まって引き立ててくれる
花は置いとく 後で飾ろう 話しづらいなら無理に喋らなくていいぞ 言いたいことはだいたいわかる
立ってるのも辛いんじゃないか 楽にしてくれ(片膝をつき、赤い目を見て大きく腕を広げた)ほら、来いよトレンタ! --
マリウス
2015-12-29 (火) 23:56:55
捕まえる…といっても、今のボクは。 ふ、ゥ… 花は、嬉しい…嬉しい…ケド…
(文字通りの合成獣は、大きな呼吸を繰り返して落ち着かんとしているのが分かる。腕を広げるマリウスを見上げ、赤い目をニ、三度瞬かせ)
……す、すまない、マリウス…ッ。 ウ、ウゥゥ…!!
(四つ足の獣のように身を起こすと、獲物の首筋に踊りかかる獅子の如く、腕を回して飛びついた)
(毛質はやや固めではあるがふかふかとした腕で抱きつき、身体を押し付ける。ネコ科特有の喉を鳴らす音もエンジンのアイドリングのように大きく激しい) --
トレンタ
2015-12-31 (木) 00:15:50
おっと、っと―――(なんとか踏みとどまり、ふかふかの身体を腕いっぱいに抱きしめる)これが俺たちのやり方だ 気にするなよ
成体の雌ライオンは小柄なもので120kg、育ちきったやつは180kgを越える例もある…(顎の下をわしゃわしゃと掻く)
持つべきものは動物図鑑だな 警察手帳より役に立ってる(いつの間にやら動物の習性に精通していた 必要に迫られて勉強を続けた結果だ)
(大きな背中を撫でて、金色の体毛に埋もれながら獅子の顔に頬ずりをする)フレイザー警部、覚えてるか? 同僚の…娘さんができたんだとさ
で、ここはひとつ盛大に祝ってやろうって話になった! 会場の手配もついてる お披露目会だな 家族同伴だ お前も呼ばれてる
……ところでドクター、窮屈じゃないか? 肩の縫い目と…背中もだな、ド真ん中が裂けてるぞ 今にもはちきれそうだ! 油断してたな(とりあえず脱がしにかかる) --
マリウス
2015-12-31 (木) 00:49:36
だ、大丈夫なのかマリウス…? 医者が怪我をさせては本末転倒にも程が……ん、ん…
(顎下を撫でられればゴロゴロ音は更に大きくなって目を細める。頬ずりを受けると大きなネコ科の顔は若干マズルが縮んでやや人に近い姿になった)
フレイザー…ああ、あの時の。 妻帯者だったとは驚きだな。
そういう事なら…うん、顔を見に行ってやろう。 だが…さし当たって今のこの状態を…何とかしないと……
(マリウスの触れた部分から順に、よりヒトに近い馴染み深いラインへと変化してゆく。相変わらず体毛に覆われてふかふかとした手触りではあるが)
…久々だ、今更になってこんなになるなんて… 結構気に入ってたんだけどな、この服…
(既に大きく裂けていた服は容易に剥ぎ取られてゆく。豊かな胸の隆起も今は温かな体毛が覆い、先端部分だけが毛の中から微かに覗える) --
トレンタ
2015-12-31 (木) 23:01:14
その時はさ、お前が治してくれるんだろ ならいい そこは信頼しているぞ(気持ち良さそうだな、と笑って)
お前の気持ちが、うっかり俺を傷つけるかもしれない? そんな心配、させる方が悪いに決まってるだろ
普通がどうとか、考えなくていいからな(獅子の貌、赤い瞳を見て)お前が合わせる必要はないし、普通になんかなってほしくない
次の休みは…そうだ、明日か わかった、もっといいのを探しにいこう 付き合ってくれるよな?(鼻の頭に唇をあて、そのまま獅子と熱い口付けを交わす)
だから気を落とすなよ、ドクター(肉食獣の体躯を転がし、腹側の毛並みを撫でて その手のひらの下で骨格と筋肉の構造が変わっていくのを感じる)
(背広を脱ぎ捨て、前をはだけてソファに寝転がる 顎の下をくすぐり、手招きして)……俺も同じだ お前がそばにいないだけでおかしくなりそうだった
こう、離れてみるとわかるもんだな! 俺もどっかのお堅いメガネのおかげで、並みの女じゃ満足できない身体にされちまってね --
マリウス
2016-01-01 (金) 03:07:38
キミも大概頑丈だという事は分かっているつもりだけど…それでもな…… でもそう言うなら…
ふふ、今更人の目なんか気にしないさ。それに…この身体は色々な思い出も一緒に内包している。恥じたりなんてするものか。
(口付けを交わせばネコ科のざらつく舌が舐め返す。ゴロゴロとした音が唸り声のようにも聞こえた)
約束…だな。 ついでにどこかで一緒に昼も食べよう。折角の機会だし…な?
(ヒトに近づいた骨格は、艶のある毛皮と相まってしなやかに妖艶さを際立たせる)
そんなところまでお互い様…だな。 なら今日はその、満足いくまで…
(だいぶヒトの姿に近づいたとはいえ、まだ体毛の残る顔。それでも赤面しているのが分かる仕草と声)
(じりじりと間合いをつめてマリウスの足元から這い上がる。下腹の部分に鼻先を寄せたが、そこには手をつけずに腹筋をぺろりと舐めた。細かな紙やすりのような感触が肌をなでる)
そ、その…色々、してあげたいけど…今はこんなだから。
(申し訳無さそうに、恥らうように、耳を伏せて、ざり、ざり、と胸板へ向かって舐め上げてゆく) --
トレンタ
2016-01-01 (金) 20:55:03
そうとも、お前はそれでいい(頭を抱き、対を成す角を撫でさすって 獅子の耳の縁をふにふにと揉む)
(耳の中深くへと指をつっこみ、内側の柔毛を掻く)…ライオンの耳ってのは見た目以上に奥行きがあるんだな
獅子の身体、蛇の尾、胸から上には美人の顔 とくれば、あとは鷲の羽根が生えればスフィンクスの完成だ
有名どころの中でも特に頭がいいやつだ しかも絵で残ってるのは皆いい胸をしてる お前にはぴったりじゃないか
ん…!(強めの刺激にくすぐったさの方が勝って、笑いをこらえて腹筋がわななく 仕返しに耳の奥深くを揉んで)
取って喰うのは構わないが、謎かけはもう御免だ 外で散々こなしてきたからな まだしばらくは間に合ってる
(金色の体毛に覆われた胸に触れて)こいつを使う方法もあるぞ 舌も…少しくらいならいい刺激になるんじゃないか --
マリウス
2016-01-01 (金) 22:37:51
おっ…あ… あまり馴染みのない感覚だからこそばゆいな…
(マリウスにつままれたままぴくぴくと反応する耳)
翼…か、今はやめておこう、制御が崩れそうだし…こんな狭いところでは邪魔になる。
アレも国や地域によって解釈の違う生き物だが…神か化け物か、そんな部分もボクらしいと言えばらしいんだろうか。
(耳を気ままに弄り回されればぞわぞわと毛が逆立つ。しかしながら悪い気はしないようで、戸惑いつつも喉が鳴っている)
そう言うなら…試してみるけど、あまり期待しないでくれよ…?
(マリウスの顔を上目遣いに見上げつつ、大きな鉤爪のついた指で慎重に前開きをくつろげる)
(ややスリリングな手つきで中身を掴み出すと、掌に余るサイズの隆起でそれを挟み込んだ。人肌とは違う毛皮のぬくもりが包み込む感触) --
トレンタ
2016-01-03 (日) 01:00:43
伝言ゲームで話が盛られていったんじゃないか? 人の噂なんてそんなもんだ(耳の内側、柔らかい毛を揉み解しつつ)
人も化物も変わらない 善きにつけ悪しきにつけ、評判だけが一人歩きして止めようもなく広がっていく
(露わになった陽物が獅子の毛並みに覆われた胸に押し包まれ、喉の奥から吐息が漏れる)……ちくちくするな 変な気分だ
熱はあまり感じないな すこし冷たいくらいだ(幼馴染の容姿をいつも特徴付けてきた角を指で包み、ゆっくりと頭を撫でる)
(弓なりに張りつめたものは今にも爆発してしまいそうな程に熱く、硬度を得ている 半月にも及ぶ禁欲の結果がこれだ)
(雄であることを主張する獣じみた体臭 獅子の身体から発散される雌の匂いを嗅ぎとるたび、脈打つほどに充血して) --
マリウス
2016-01-03 (日) 21:36:46
東洋の鵺の話も似たようなものだ。 怪物にしてみれば滑稽な話だろうな。
ん…だ、大丈夫…か? 痛くないのなら…いいんだが……
(間近に嗅ぐ濃縮された雄の匂い。挟み込んだ柔らかな毛皮越しに鼓動が伝わりそうな気がした)
(呼吸をすれば張り詰めた先端を吐息が撫で、やや逡巡したような仕草で赤い舌を伸ばす)
これはそのー…い、痛い…と思うから。 無理はしないでくれ…?
(赤い瞳が不安げな色を宿してマリウスの表情を覗う)
(大きく一息、深呼吸してから、硬く熱いものの切っ先に舌先を当て、掠めるように舐め上げる。感触はやはりヤスリじみた刺々しさがあった) --
トレンタ
2016-01-04 (月) 23:11:44
無理はしてないが、その時はその時だ 名誉の負傷ってやつじゃないか(吐息を感じたあと、熱くしなやかな熱源に触れて)
ちょっとやそっとの傷なら一晩で治る ドクターの手を借りるまでもない…っ!(ざら、と遠慮がちに加わる刺激に背筋がこわばった)
(包み込まれるような圧迫から逃れるように腰を引き、谷間の奥深くへと突き上げる)…いつもより嵩が増えてる感じがするな
(普段の彼女よりひとまわり豊かにも感じる胸の、熱のこもった奥深い場所を繰りかえし征服していく)
もう少し、強くしても…平気だ、思ったよりは(要領を得てきたようで、両手はライオン耳の中の柔毛をくすぐる作業に戻る) --
マリウス
2016-01-05 (火) 23:11:00
キミの治りの早さは重々承知しているけれど…こういう事に及んで怪我をするというのはどうなんだ…?
……っ!? ほ、ほらやっぱり…
(舌が触れて一瞬動きを止めたマリウスにびくりとする。代わりにざらつきのない舌の裏側を当てて癒すように)
こっちもこっちで…肌だけじゃなくて毛でも感じられて…んっ… くすぐったいような、気持ち良いような…
(大きな乳房を支えて挟み込みながら、谷間を出入りする先端に口付け、舌裏での奉仕を続けてゆく)
や、やっぱり…溜まってる、ね。 匂いも勢いも…その、凄くて。
(過敏になった嗅覚で濃厚な雄の匂いを嗅ぎ取れば、奉仕にも熱が入り、身体も火照り始める)
(耳孔の中を弄ばれる感覚にぞくぞくと身を震わせつつ、凶悪な犬歯の覗く口をおずおずと開いて切っ先を口に含み、唇で扱く様な動きを加え始めた) --
トレンタ
2016-01-06 (水) 23:57:42
そうは言うがなトレンタよ、猫っぽいやつらだって世の中にごまんといるだろ その旦那とか、嫁さんがたはどうしてるんだろうな
痛みがあったわけじゃない そんなにはな ただ、くすぐったい…とも違う……少し驚いただけだ
(強い刺激に晒されたあとは熱い泥濘に包まれて)ん、匂いって何だよ これでもな、身奇麗にはしてるはずだぞ
気分が腐りそうになった時にはお前のことを考えてた 頭の切り替えにはもってこいでね(大質量の胸が打ち付けられるたび音がして)
ドクター、なぁ―――!(一回り大きくなって爆ぜる陽物、白濁はメガネのフレームまで汚して)…おー出るわ出るわ……我がことながら大したもんだな --
マリウス
2016-01-09 (土) 23:31:55
う、ん…難しいな。それなりの工夫があるのか気にしていないのか… ボクたちもその一例だけど。
(胸を寄せて谷間の熱源をぐにぐにと弄ぶ。その瞳は熱っぽくマリウスを見上げる)
こういう姿…だからかな。臭いと言うわけではなくて…その、フェロモンというか…っ。
(かかる肉の圧力をものともしない硬い感触に、奉仕も一層熱が増す)
ん、ん…ボクだって、君のことを考えない日は──んんんっ!?
(そんな矢先、顔の間近で爆発する欲望。成すすべなく顔全体にその迸りを受ける)
うっ…ぁ…本当、凄い量…… それに、凄く…濃い。
(メガネを汚し、髪を汚し、毛皮に絡みつく粘液。口元についたものを舐め取れば、興奮を抑えきれずにもじもじと腰を揺らす) --
トレンタ
2016-01-12 (火) 22:08:24
そうか、ドクターが言うならそうなんだろう(すんすんと袖を嗅いで、まだ小首を傾げつつ)
なにしろ見た目がこんなだからな いつまで経っても変わり映えのしないベビーフェイスだ 男の色気だとか、そういうのは無縁とばかり思ってたんだが
かれこれ二週間分だ お前が押しかけてきた日の…覚えてるか? あの晩も凄かったよな 凄かったとしか言い様がない…(ハンドタオルで顔を拭く)
で、これで終わりじゃないんだろ?(手をとり、引いて、目の前のデコに口付けをして)
(獣人寄りのバランスに戻りつつも、なお発達した下肢と腰つき 腕を回し、しっぽの付け根あたりとトントンと叩く) --
マリウス
2016-01-16 (土) 23:59:37
キミはどちらかと言うと…ヒトより動物に好かれる方なんじゃないか?
(ボクもその一人だけど、と付け加えてくすくすと小さな笑い声を立てる半獅子)
う…確かに、あの時も凄かった……うん…
(思い出したのか、拭かれながら目を逸らす)
それはもちろん…まだまだ、終われない…から。
(こうした事への恥じらいはまだあるものの、以前よりも慣れがある。口付けに目を細めつつマリウスの身体を足元から這い上がり)
んぅっ…ぁ… もうっ…それ、弱いから…っ……
(まだ少し獣らしい重みの残る身体をマリウスの膝上まで引き上げると、腿の間で熱を持つ強張りを秘部で擦った)
(ヒトとは逆にその周辺は毛が薄い。ふわりとした短い毛の感触とともに、昂ぶり始めた部分の熱をマリウスに伝える) --
トレンタ
2016-01-20 (水) 02:13:08
商売柄、人に好かれることが少ないのはたしかだな 痛くない腹だって探られると気分が悪い だから警官は避けられる
好き好んで寄ってくるのは、気まぐれな仔猫ぐらいなもんだろうさ(わしゃわしゃと頭をなで、むせ返るほどに濃い獣の体臭を嗅ぐ)
(組み伏せられる様な重量感 発達した下肢の付け根、獣人ならではの豊かな腰つきを抱き寄せる)
喰うか喰われるかって感じだな! ライオンだけに…俺はやりたい様にやるからお前も好きにするといい(熱源に切先を浅く刷りつけて)
なんと言うか、ようやく実感が湧いてきたぞ ただいま、トレンタ(甘い口付けをもう一度、そしてわななく灼熱を蹂躙しはじめる) --
マリウス
2016-01-24 (日) 21:46:20
ヒトには嫌われる警官で居る方が…キミらしいのかもしれないな。でもそんな事は獣には関係ない…そうだろう?
(腰を抱き寄せられ、豊かな胸を押し付けて)
んっ…ぁ… ま、まだ重いから…気をつけてくれよ? う、ぅ…んっっ…!
(腰を落とし込み、目を閉じてしばし感じ入る。熱くたおやかにマリウスを迎え、狭く吸い付くように絡みつく)
あ、あぁ……おかえり、マリウス…っ……!
(潤んだ瞳で微笑み返し、背に腕を回してより深く密着すると、唇を重ねてざらつく舌を絡ませた) --
トレンタ
2016-01-31 (日) 22:31:44
(濃い獣臭を塗り替えるほどに発散される雌の匂いを胸いっぱい吸って)なかなかクるものがあるな いい匂いだ
時々思うんだが この分の肉は普段どこに付いてるんだろうな…このへんか?(麦の色に似た金の体毛に覆われた胸を受け止める)
寄り添ってくる女(ひと)ひとり、支えられないほど柔じゃないぞ 見た目はこんなだが、そこは頼りにしてくれていい
ん、ん…!(深奥は貪るように絡みつき、人外の脚力に締めつけられる 気を抜けば途端に果ててしまいそうで)
はは、そんなに欲しいかよドクター!(愉しそうに笑って獣の背を抱き、唇を求め合いながら動きを重ねて内壁を穿つ) --
マリウス
2016-02-08 (月) 01:42:24
今良い匂いと言われても…お、主に獣の匂いしかしないだろう…?
(荒く獣じみた息をつきながらマリウスに上体を預け)
自分の身体も、まだまだ分からない事だらけだ… でも、キミが傍でこうして支えてくれるなら、こんなに頼もしい事は無い…ん、ぅっ…!
(奥へと押し入られる度に柔らかな獣毛がぱさぱさと下腹に触れる。夢中で腰を揺すってマリウスの動きに追従し、獣らしく貪るような交わりに湿った吐息をこぼす)
うんっ…マリウスが居ない間…ずっと、こうしたかった…から…ぁ…ぁぁっ…!
(動きを少し抑え、より体重をかけて奥へとぐりぐり押し付けて、歓喜に震えた声で感じ入る。ざわめくように蠢く胎内は、なおも奥へ誘うように絞り上げた) --
トレンタ
2016-03-11 (金) 00:35:51
そうでもないぞ? お前の角の付け根のあたりな、実は独特の匂いがあるんだ 東国生まれのやつらが売ってる薬みたいな…(角をつかんで嗅ぐ仕草)
いや冗談だが、いい匂いはいい匂いだ! 語彙が乏しくてすまないが、この匂いだけは変わらない 正真正銘お前の匂いだよ 俺の身体にも染み付いてる
どんな姿をしてたって、お前はお前だ 俺にはわかる いつだってお前を近くに感じられる(密着する肉の重みを感じながら、腰をつかんで熱い胎を突き上げる)
(しなやかにして強靭なる筋肉が隆起した後脚を撫でさすり、人のものとも獅子のものとも知れない大きな尻を躾けるように二度三度と叩く)
俺はお前のアルファでありたい アルファってのは群れを引っぱる雄のことだ お前がこの世界にたった一人の種であっても、そんなのは些細なことだ
(張りつめた陽物で深奥を叩きつつ、シャツの襟元を大きくはだけて肩をさらす)ほら、噛んでもいいぞ ちょっとやそっとの傷なら一晩で治る 痕も残らない --
マリウス
2016-03-27 (日) 22:43:21
そ、それは漢方というか薬そのものの…っ、ぅ…!
(蕩けた頭では反論もままならず、言葉の過半は吐息となって宙に舞う)
ん……
(返答の代わりに頭を摺り寄せ、動きを合わせながらぺろりとマリウスの頬を舐める)
ふぁっ…! こら…あっ、ぅんんっ…!
(尻を叩かれる度に食い締めるような蠕動が走る。軽い絶頂にちかちかと意識を焼かれ、大きく呼吸が乱れた)
もとよりボクも…そのつもりだよ…っ、キミにどこまでも…連れて行って欲しい……っっ…!
(今にもはじけそうな意識の中で晒された肩口。それを見止めれば吸い寄せられるように顔を寄せ)
は、む……ん、んんんぅぅぅぅ…っ…!!!
(ヒトよりも少し発達した犬歯をマリウスの肩に甘く食い込ませ、血の味を感じた瞬間。その味が昂ぶりの最後の一押しとなって絶頂へと跳ね上げた)
(回された手脚に力がこもり、繋がりあった部分に一際強い収縮が走る。牙が深く食い込みすぎないよう堪えるのに必死で、背を爪が掻き、腰が自然と貪るようにくねるのを止められない。じわりと広がる生温かさは、悦びのあまり少し粗相でもしたか) --
トレンタ
2016-03-28 (月) 00:38:42
俺はしがない牧羊犬だが、お前はどう見たって羊じゃない別の何かだ(顔を舐められればくすぐったそうに笑い、獣の耳を揉む)っはは、こらこら!
泣き虫トレンタは羊じゃなかった 俺みたいな犬でもなかった 百の貌を持つ獣の王だ そいつは酷く傷ついていた 手負いの獣だった
牙を剥いて咆え返すことさえ―――(肩口に突き立つ牙、甘美な痛みに片目をつむる)……知ってたよな ただ、お前はそうしなかっただけだ
お前はマルタの青い虎だ! この世で一番綺麗な獣だ(獣性も露わに熱気を放つ頭を撫で、愛情を込めて抱く このまま喰い破られてもそれはそれで、と思いかけている)
獣は自力で傷を癒した 見違えるような姿で帰ってきた 強くて気高い俺の獣は―――………おい、マーキングのつもりか…?(陽物を濡らして伝う熱い雫、粗相の躾に強く尻を叩いた)
いいさ、御託は抜きだ! お前らしく咆えろよトレンタ!!(熔けてしまいそうな熱の泥濘を穿ち返して、秘奥を叩いたはずみに白濁が爆ぜる 溢れる陽精は胎を押し拡げて止まらずに) --
マリウス
2016-03-28 (月) 23:31:39
う、ん…うん……
(耳朶から脳髄へ染み渡るようなマリウスの言葉を反芻し、身を震わせて感じ入る)
いっ…あぅ…! す、すまな…あ、あぁぁぁぁぁ……!
(尻を張られ、溢れる物を止めようと下腹に力を込めれば中は一層狭く密着し、そこへまともに熱い物を注がれて仰け反った)
あ、はぁ…っ…! あぁぁ…ぅん…っ…
(胎奥に叩きつけられる感覚にまた軽い絶頂を味わい、全身をぐったりと預けてただ打ち震えるがままに)
(内に鼓動のように響いて打ち寄せる、熱く心地よく、そして幸せな感覚に満たされてゆくうち、マリウスの肌に触れる毛皮の感触が消えてゆく。見た目以上の重みも失せ、徐々に馴染みのある半人の女医の姿へと変じてゆく) --
トレンタ
2016-03-30 (水) 00:38:33
聞き流してくれてもいいんだぞ 喋りまくってないとこっちまで獣になりそうで…な(金色の毛並みがたおやかな女の肌へと変じていく)
っ…く、はは、そっくり持ってかれたな(解き放たれた獣欲の証左を吐き出し終える刹那、組み敷かれたまま身をこわばらせた)
……なぁドクター、よくよく考えたらアレだ(数瞬のうちに硬度を取り戻す陽物 自堕落に余韻を求めて灼熱の泥濘を貪りはじめる)
(数秒間の自問と自答 真面目くさった顔をして、肩口を食む女の髪を撫でる)ああ、間違いない――――お前が漏らしてるとこ見たの初めてじゃないか?
色んな貌が見たいといったのは俺の方だが、なるほどこういうのもあったか…新しいな!(おかしそうにくくっと笑って、柔らかに沈む身体をぎゅうと抱いた) --
マリウス
2016-03-31 (木) 23:58:40
っ、は……はぁ…ん、く… ふは…ぁ……(しばしの間言葉を紡ぐ事もままならず、汗ばんだ肌を押し付けたままで荒く息をつく)
う…ばっ、ばか…っ……!(ぽこん、と力なくマリウスの胸板に当たる拳は既に獣の膂力を失った女の細腕。まだ繋がったままの部分に感じる必要以上の水気に、涙目のまま真っ赤になる)
い、犬や子供じゃあるまいし…っ。 こんな姿を見て…その、嬉しい…のか?(身じろぎすれば混じりあった体液同士が音を立て、その音に反応してまた中が蠢く)
責任取れと言おうにももう十分そんな状態だし…っ。(抱き締められながら、照れ隠しにか肩口の傷に赤い舌先を這わせ、胎内の硬いままのものを加減無く食い締めて、上目遣いに抗議するような視線を投げかけた) --
トレンタ
2016-04-03 (日) 23:15:22
あえて言うならイエスだ ガキじゃあるまいしとお前は言うが、たしかにこうなっちゃ台無しだよな(ぽんぽんと背中に手を当てて撫でる)
お前も俺もこうありたいと望む自分ってのがあって、その通りの仮面をつけて暮らしてる 普通にしている限り地が出ることはないわけだ
俺は強くてタフなお前が好きだ 弱くて脆いところも愛おしい(委ねられた体重を支えて穿ち返す陽物)お前の中に自分を感じることもある
……そっちの意味じゃないぞ?(自分でツボってますます笑いだす)そんなわけで、たまにはいいんじゃないか いつもは困るが!
(くぅ、と腹が鳴ってこちらも肩にかじりついた)…そうだ、喰ってなかったんだった 飯の支度は? なければ俺が作るよ しばらくぶりだしな
と、その前に汗流すぞドクター 続きは飯喰った後だ!(黒髪おさげの獣臭にすんすんと鼻を鳴らして、肩口に口付けの痕を残すのだった) --
マリウス
2016-04-10 (日) 00:43:49
(東海岸の商都に居を移して一月足らず 今日もまた故郷で待つ人のために電信局に立ち寄り、週に一度の便りを出した)
(新しい職場、新しい肩書、新しい人間関係、そして新しい仕事をこの都市で手にした 心が躍らないはずがない けれど、心のどこかでは)
(次の転機が訪れて、幼馴染との再会が叶うときが来るのを心待ちにしているのだ
一日の終わり
(
When day is done
)
、酒も入れずに一人住まいのフラットへの帰途をたどって) --
マリウス
2014-03-16 (日) 22:36:34
(便りには必ず返事があった。取り留めの無い、身の回りで起こったようなことや取り止めの無い話。締めの言葉は「愛してる」)
(平凡ではあるがその裏にしっかりと想いが篭っていることを感じ取れる手紙だった)
(その日も同じ道をたどり、同じ部屋へと戻るマリウスを、違う何か…強いて言えば「匂い」とでも言うべきか。明かりを落とした無人のはずの部屋に、違う何かが入り込んだ気配が出迎えた)
(青臭い苦味のあるような、独特の匂い。人にとっては不安を抱かせる大型爬虫類の匂いに似ている) --
トレンタ
2014-03-16 (日) 23:41:07
(故郷での暮らし、つかの間訪れていた安息の日々に溺れ、易きに流されるまま過ごすこともできた しかし、そういう道は選ばなかった)
(裏を返せば、自分なりのけじめを押し付けたのと同じだ かけがえのない時間を犠牲にしながら、日々の忙しさに追われていた)
(便りを絶やさずにいたのは、決して償いのためではなく…想いと覚悟を新たにするためだ)
(鼻をつくかすかにして異様な獣臭、いわば神話の怪物が放つ様なそれを嗅ぎ取って)
…ここは……大家の婆さんが潔癖症でね、ペットの持ち込みは禁止なんだが(薄闇の中を進み、いっそう濃い闇の向こうへと手を伸ばした) --
マリウス
2014-03-17 (月) 00:00:51
ペット、か… キミはそんな風にボクを見ていたんだな?(伸ばした手の先、柔らかくたおやかな丸みがたわむ感触)
(遅れて、闇の中に赤い光が二つ灯った。呆れたような物言いではあるが、言葉は喜色を帯びている)
……来ちゃった、というガラじゃないな。 久しぶり、マリウス。(胸に触れた手に指を重ねる。少しひんやりとした体温を伝え、薄闇の中に微笑が浮かんだ) --
トレンタ
2014-03-18 (火) 00:01:15
あの婆さまがそう見るかもしれない 仮定の話だ フィアンセだとわからせてやれば何の心配もいらなくなる(手のひらを包む沈みこむような感触、体温を感じて)
ん…いいさ、お前が恋しかった ご覧の通り女っ気ゼロの暮らしだ 修行中の僧さんみたいだろ おかげでお堅い女嫌いのろくでなしだと思われちまってる
そっちはどうしてた? 診療所はいいのか?(おいで、と誘うように両腕を広げて)ワトソン先生はたしか…空けてるあいだ、医者仲間に貸してたんだっけな --
マリウス
2014-03-19 (水) 23:27:39
なら心配は要らないな。 それとも独居者向けのようだからそれはそれで困る…か?(呼吸のたびに静かに上下する胸、その奥の鼓動を伝えながら)
ボクも…キミのように優秀な患者が居ないと少々物足りなくてね。 …流石に寂しかったよ。こう言っちゃなんだがスパイスの足りない料理のようだった。
こっちは相も変わらず…といったところかな。(誘われるまま、胸に擦り寄って身体を押し付け、抱きしめる) ああ、医師協会に相談してしばらくは別の医師を回してもらっているんだ。年寄りだが優秀な先生だよ。
キミの方こそどうだ? 身体の方は? ちゃんと食べているか? --
トレンタ
2014-06-01 (日) 21:24:30
だったら、ここを出て行くまでさ 他を探してもいい ノアの方舟の中身みたいな有様になっても目をつむってくれる大家を探そう
優秀な患者ね…そうだな、まあ、否定はしないが…それだけか?(笑いつつ、黒髪の房を鼻に当ててトレンタの香りを嗅いだ)
相変わらずの修羅場続きだ ここ二、三ヶ月で六回も医者に匙を投げられた でも生きてる そういう契約になっちまってるからな
お守り代わりこんなものを(警察手帳の最後のページを開いてみせる、写真の中の女はこちらを見つめて静かに笑っている)
持ち歩いてみたんだが…最近、余計に酷くなった気がする …気がするが、仕組みがわかってくればこっちのもんだ
「幼馴染だ」とか「俺の嫁さんになる人だ」とか「故郷で待ってくれてる」とか…なんとか言って見せびらかすだろ?
その後、たいがいろくでもない事が起きる…ジンクスってやつかね(苦労のあとが刻まれた無骨な手で腰をささえ、首筋に口付けする) --
マリウス
2014-06-01 (日) 21:49:30
本格的にここで暮らすとなると…そうだな、ゆくゆくは手狭になるだろう。 でも今しばらくは必要十分を楽しむと言うのも悪くないかもしれないな。
…言うまでもないだろう? キミが居ないと…落ち着かない。日常から何か欠けたような… それに随分色々と…仕込んでくれたものだからね?
(くすくすと声を漏らし、マリウスの胸板を指でなぞる。獣と女、複雑に混じった香りがマリウスの鼻腔をくすぐった) ……そんなところも相変わらずか…って、まるで邪神の肖像か何かのような有様だなそれは…
元より人智を超えた領分でその力を得ているんだ、何か影響があってもおかしくないが… さて、ボク本人が来てしまったら一体どうなるんだ?
(首筋に感じるこそばゆさに背筋が伸びる。お返しとばかりにマリウスの頬に鼻先を寄せ、耳朶を吐息でくすぐった) --
トレンタ
2014-06-01 (日) 22:24:29
ゆくゆくは手狭に、ね 今から仕込んで…一年、二年先の話か?(そういう意味で言ったのかどうか、紅い瞳を覗きこんで)
ただな、ご利益もあるぞ 馬鹿にならない話だ 経験則から知れたことだが、ここぞって時にお前の名前を呼ぶといいらしい
運が良ければ無傷で乗り切れることもある トレンタ様様だな…俺の女神さまは後にも先にも一人だけだ
ただの写真だと思うかもしれないけどな、これでも実際救われてたんだ いざって時に力をくれる
…ああ、まず生活がガラッと改善されるだろ? 当然、怪我の治りも早くなる それから…ここに帰らないといけない理由ができる
なあ、トレンタ――(月明かりの差す清かな夜、闇になれた目が、永久に変わらぬ瞳が年下の恋人を見つめて)
……ん、すまない ちょっと待ってくれ、準備がいる(そっと離れて何かを探す) --
マリウス
2014-06-01 (日) 23:11:42
あ、はは…まぁそうなるかも…な。 多産かもしれないからせいぜい覚悟しておいてくれよ?(少しはにかんだように細まる瞳。概ね当たってはいたらしい)
…自慢すると厄介事が起き、縋れば助かる…か。まったく、我ながら天邪鬼な女神様だな。(肩をすくめ、少し大げさに嘆息して見せ)
でも、そうだな…そんな形ででもキミの力になれているのは嬉しいな。
勿論、ここに来たからにはボクも全力でキミのサポートをさせてもらおう。 やはり君が傍に居ないとボクはダメだ。すぐに老けてしまいそうだよ。
(そんな事を冗談めかして言いながら、腕の中から恋人の瞳を見つめ返す)
うん…? 準備…というと?(人並みはずれて夜目の利く瞳でマリウスが探す様子を見守りながら、訝しげに) --
トレンタ
2014-06-02 (月) 00:09:35
お前と老いていくなら悪くない気もするが、中身だけ爺さまになっちまうのもな……あった、これだ、見つかった
だいぶ先のことになるかと思ってたんだけどな、次に会った時には伝える気でいた…お前の答えも聞かなきゃならない
トレンタ! 俺と同じ姓を名乗ってみる気はないか?(古風な外箱を開け、時代を越える輝きを放つ指輪をとって)
母さんが一番大事にしてたやつだ 今のお前にはよく似合うと思う…綺麗になったな、本当に……お前は、誰よりも強くなった
もう二度と一人にしない 離れてみてよくわかった…俺にはお前が必要だ、トレンタ そばにいてくれ --
マリウス
2014-06-02 (月) 00:45:24
まぁ、まだまだ先は長い。その辺りは追々考えても…んっ?
(闇の中で見止めた恋人の手の中の小箱。形状といい、大きさといい、「アレ」しかない)
………っ!?(瞬きの回数が一気に増え、鼓動が高鳴る。音が聞こえそうなほど大きく息を吸い込んだ)
あ、あはは…公園で泣いてたあの頃は、こうなるなんて思ってもみなかったな。
マリウスだって立派になった。ちゃんとボクの事を助けに来てくれたしな?(男の手にある指輪に視線を向け、今一度大きな深呼吸をひとつ)
ボクにも…キミと言う男が必要だ。 その指輪に相応しい女で居続けられるよう…キミの傍で頑張らせてもらうよ。(はにかんだ微笑と共に、左の細指を差し伸べた) --
トレンタ
2014-06-02 (月) 22:35:30
(指に通して、サイズがぴったり合ってることを確かめると月光に透かし見て)綺麗だ、相棒、よく似合ってる
長い付き合いになったもんだな、本当に…(未来の嫁になると聞かされたらどうしていただろう、と追憶しながら黒髪を梳いて)
何にせよ結果オーライだ!…ドクター、これからはもっといろんな顔を見せてくれ 俺もできる限りのことをする
千の貌を持つお前の、一番いい顔を俺は知ってる…そう言える様になりたいと思う(腕をとり、背中をささえて幸せな口付けを交わす)
一人じゃどうにもならないことだ だから、手を貸してほしい お前も一緒に探してくれたら…きっとうまいこと見つかってくれる
(濡れて艶めく唇をふさぎ、獣臭まじりの香りに鼻を鳴らして)いつかこんな日が来やしないかと思ってた ずっと思ってたさ
今日からは正真正銘の女房役だ よろしくな、トレンタ(意志をつらぬき歩んだ道はついに交わり、今ふたたびひとつになったのだった) --
マリウス
2014-06-06 (金) 00:26:27
(やや緊張があるのか、指に通された印を眺めて最初に浮かべた笑みはぎこちなく)
あ、はは…そうだな、本当に…… 本当に…っ……(胸が詰まって声が出ない。昔からそうだ、切羽詰ると上手く言葉を紡げない)
……うん、ボクも…キミにいろいろな顔を見せたいから…一番傍で見守っててほしい。 それに…キミの色々な表情も見たいし…ね。
だから…んんっ………(塞がれる唇。触れ合うそのたしかな温もりが全身を満たしてゆくのを感じて吐息が漏れる)
嬉…しい……うん、嬉しいな… これからはずっと傍に居る。奥さんらしいことも出来るように頑張るから…!
(高く上擦ったままの声に今更気づいて咳払いをひとつ。しかし赤い頬は隠さずに)…ああ、末永く…よろしく、マリウス。 ボクの旦那様…
(遠き日の記憶、交わされた約束。それが果たされ、今、二人は同じ道を歩み始めた。また新たに交わされた約束と共に──) --
トレンタ
2014-06-11 (水) 00:52:57
--
2014-03-16 (日) 20:56:50
(ドクターの住居兼診療所とはいえ、実際には診療所のスペースが大半を占めている 備え付けの浴室など実につつましいものだ)
(傷あとだらけの身体に熱いシャワーを浴びれば、凝り固まった何かが白く溶け落ちていく 魂の洗濯とはいい得て妙だと思う)
……………ん…(衣擦れの音を聞いて目を瞑る そろそろ素直になってもいい頃かもしれない 生傷がずきりと疼いた) --
マリウス
2013-12-29 (日) 22:02:17
(大型病院の患者用に備え付けられたものならいざ知らず、診療所として改装した際に出来た空きスペースに滑り込ませたような、一人用の代物だ)
(その狭い浴室の戸が静に開く。立っているのは起伏に富んだ肢体を申し訳程度にタオルで隠した診療所の主)
あ、あー…ちょっと、失礼するぞ?(狭い浴室内で引っかかる事を考慮してか、角や尻尾を仕舞った姿は、どこにでも居る女のようにも見えた)
--
トレンタ
2013-12-31 (火) 01:06:37
(ざあざあと降る熱水で髪を後ろに撫でつけ、振り向いて)ああ、さすがに眼鏡は外すか 外すよな、そりゃそうだ
髪まで解いちまったら誰だか…いや、わかるが別人みたいだな(幼馴染の贔屓目に見てもその美しさは群を抜いていた)
(身長差など今ではあってない様なものだ 昔の姿を知る者の目に、時を止めたこの身体はどんな風に映っているだろう?)
遠慮するなよ お前んちの風呂じゃないか(ふざけ半分にシャワーヘッドを向けて水の勢いを強める) --
マリウス
2013-12-31 (火) 03:39:10
……あ? あ、ああ…視力の補正も少しはあるが無くても問題ない、しっかり見えているよ。(束の間、思考停止していたようで話しかけられてようやく応答した)
ぁ…へ、変か?(解けば流れるような長い黒髪。心細げにその毛先を弄りながらおずおずと問う)
(湯煙の中に見えた男の裸身は随分昔──能天気だが妙に押しの強い養母がマリウスを「お泊り」させた日、一緒に入った時の事を思い出してしまう)
(その時の恥ずかしさも蘇るようで、どんどん赤くなって直視できなくなってしまう)
……ひゃっっ!? こ、こら、子供かキミは!?(水流を受けて片胸から剥がれるタオル。形よく豊かな胸が片方露わになり、タオルも肌に貼りついて身体のラインがくっきりと浮かび上がる)
--
トレンタ
2014-01-01 (水) 12:07:41
変じゃない(ただ、とすこし言いよどみ)化けたなお前 きれいになった すっかり見違えちまったもんだと思ってな
そんなに珍しいか? 前にも何度か見てるだろ この腹ん中の内臓までいじくり回してるはずだ 今さらだな
はは、子供だよ もういい歳だってのにガワも中身もガキのままだ そろそろ10年になる 次の10年も、その次の10年も変わらない
身代わりの絵のないドリアン・グレイだな(笑ってボディタオルを泡立て)こっちが俺のだ で、どうする? 先に頼めるか? --
マリウス
2014-01-02 (木) 04:07:42
あ、ぅ…そ、そう…か? 確かに肉付きだけは良くなったかもしれないが…
変わらないからこそ余計に気恥ずかしいというか…なんだ、その…昔、初めて一緒に入った時の事を思い出して…
(その頃の自分は年相応に貧相だったし、恥ずかしくて隅っこに縮こまっていたのを思い出す。年齢も関係も変わってしまった今ではまた別の恥ずかしさがあるのだが)
…実のところ、ボクもここに帰ってきてからはほとんど変わっていない。何年生きられるかは分からないが…長い付き合いになりそうだ、飽きてもらっちゃ困るぞ?
(意を決し、もはや透けて意味を成さなくなったタオルを外す。豊かな胸から腹へのうねりとくびれ、骨盤の丸みや髪と同色の下生えが縁取る部分…全てが露わになる)
ああ、それじゃ…お背中流させてもらおうか、旦那様?(照れ隠しにそう言ってタオルを受け取り、マリウスに背を向けさせる)
--
トレンタ
2014-01-02 (木) 12:05:10
いつの間にか泊まることになっちまってて、気付いたらお前と風呂に入れられてた 今思い返しても不思議な話だ…
長生きしろよドクター 俺もあと100年くらい務めたら警視総監になってるかもしれん
長命種
(
ノスフェラトゥ
)
の同業者もいないわけじゃないしな
(左の頬へと手をのばし、黒髪の貼りついた首筋まで撫で下ろして すぐに目をそらし、背を向けた)なあドクター、俺は…
俺は、どうしたらいい? お前はいい女になったさ なっちまったから困ってるんだ ここでがっついてみろよ 台無しだろ
お前の中にいる俺を、俺の中にいるお前を殺したくない お前のことになるとまるでダメだ 教えてくれドクター、冴えたやり方ってのはないもんかね --
マリウス
2014-01-02 (木) 20:35:24
マリー母さんの言う事には何故か逆らえないからな…アレは何かの特殊能力の類だよ…
…努力してみよう。キミに顎で使われる部下たちというのはなかなか面白そうだしな。
(頬に指が触れれば少しどきりとし、男の顔を見つめて) ん……?
う、うぅむ……難しい悩みだな。 もちろんそうやって純粋にボクの事を気遣ってくれるのも嬉しいが…
その…求めてきてくれても、それはそれで嬉しいと思うぞ?(あまり答えにならない答えを返しながら、少年のような背中に泡立ったタオルをこすり付けてゆく)
--
トレンタ
2014-01-02 (木) 21:54:15
大して汚れてもいなかったのに、洗濯する!とか何とか言って脱がされたんだよな 乾くまでおやっさんのお古を着せられてた
たしか、お前の替えのやつとの二択だったんだ 二人ともどうしてる? 俺が出入りしてること、知ってそうだよな
悩みってほどでもないんだが、難しいよな 幼馴染の手下どもに銃ぶっ放して、縄かけて回ってた俺が言うのも何だが
もう少し強めに頼む 知っての通り、見かけ以上に治りが早いんだ ちょっと貸してみろよ、ほら、お前のこれでいいんだよな?
(振りかえり、白い腕をとってごしごしと泡立てる そのまま鎖骨のあたりまで泡まみれにして、あでやかな薄紅色から視線を外しつつ) --
マリウス
2014-01-02 (木) 22:43:23
ふふ、懐かしいな。ボクが友達を連れてくることなんて珍しかったから、妙にはしゃいでしまって…
…ああ、二人とも無駄なくらい元気で未だにお熱いよ。 恐らくもう耳に入っているだろうから…そのうちまた挨拶に来るかもしれないな。
うむ、昔を知っているだけに、な… でもボクは…キミとこうしているのも、嫌じゃないぞ?
んっ…なるほど、こ、こうか…?(倣うように振り向いたマリウスの腕をタオルで擦り、泡立てて、そのまま胸板近くまで洗ってゆく)
--
トレンタ
2014-01-03 (金) 00:08:14
会ったら会ったで開口一番身も蓋もないこと言われそうだな さっさとやっちまえよだとか…(目に浮かぶ様ですこし頭を抱える)
まあ、な 居心地の良さは感じてるさ 相手がお前だからな 身構えなくていいってのは何にせよ気楽なもんだ
(嘘だ、半分は大嘘だ こわごわと探り探り、というのが本当のところだ 向き直り、壊れ物に触るように手を伸ばして)
(つとめて淡々と女の身体を泡立てる 大きすぎるほど大きな胸は片手から溢れるほどで、丸みを帯びた形を機械的に洗っていく)
(扇情的な腰つきも端正な下生えも一緒くたに磨く その顔はぼんやりと、どこか遠くを見ていて)…っと、すまん、自分で洗えるよな --
マリウス
2014-01-03 (金) 00:33:05
あの夫婦は未だに新婚と変わらないからな… 二又ですごいとか娘に聞かせるのは正直…(目をそらす)
…本当か? ボクはキミに甘えさせてもらっているが…良いんだぞ?ボクにもっと甘えてくれたって…
ん…(滑らかな肌の上を泡が彩ってゆく。胸は触れるがままにたわんで形を変え、その柔らかさを伝える)
ん、んっ…もう…(こそばゆさに身を捩れば、濡れた肌は艶かしく光を反射したが、そこに彼の視線は無い)
だ、大丈夫か…マリウス? せっかくだから…このまま、お互いを洗うというのも面白そうだ。(お返しにと、マリウスの胸板を泡立て、洗いはじめる。下腹部には出来るだけ視線を落とさないようにしながら、腹に向かって洗ってゆく)
--
トレンタ
2014-01-05 (日) 21:20:50
よーしわかった、俺はやりたい様にやる お前も好きにすればいい(脚のあいだに膝を差しこみ、顔を近づける)
バカになっちまえよ その方が話が早い(ささやき、タイルの壁面に縫いとめる様にして唇を奪う 顎をつかみ、割り開いたその奥を貪って)
(もう一方の手は慎ましくも秘められた場所へ ぐちゃぐちゃと品のない音が立つのも構わず泡立て、嬲るようにこね回す)
今まで何人と寝た? 何しろ女っ気のない世界のことだ お前みたいな綺麗どころが放って置かれる訳がない
(喰われた、と言い捨ててしまってもよかった 本当のことを聞きたければ相手を怒らせることだ 露悪的な仮面をつけたまま、指先は浅く肉襞を分け入って) --
マリウス
2014-01-05 (日) 21:25:56
えっ…?好きにって…んんんっ……!(勢いに気圧されて唇を塞がれ、目を白黒させる)
ん! んんー…っ!(手から逃れるようにくねる腰。少しは期待する何かがあったのか、かすかな湿り気を感じる)
きゅ、急にそんな…待っ… く、痛っっ……!
(困惑を隠せないまま、割り入る指にびくりと身を竦ませて動きが止まる。健気に指先を押し返す薄い抵抗感が、口にするよりも如実にその答えを語っていた)
--
トレンタ
2014-01-05 (日) 22:24:41
ああそうだな、いい女には男の一人や二人… んっ…ん? 何だ、つまり何だ…?(その反応は経験の乏しさを物語っていて)
(だとすれば、実に最低な薮蛇だ 触手で首を絞められても文句は言えないかもしれない)…そうか、悪かったな 口が過ぎた
(男の仕事仲間も女のパートナーも長続きしなかった理由の一端がここにある けれど、失策に気付かないほど鈍くもなく)
明日も美味い飯食わせてやる リクエストしていいぞ 中華以外でも…まあ、何とかする だから許せ、今は許してくれ
(腰を抱き、今度は優しく口付けして普通に四肢を洗う 自失したままのトレンタと熱いシャワーを浴びて)さて、と…
見るからに一人用だよなこれ 二人いけるのか…?(とりあえず先に湯船につかってみる) --
マリウス
2014-01-05 (日) 22:40:34
っ…はぁ…っ…! まったく…警部補殿はよほど推理が下手と見える……
(壁に寄りかかったまま、呼吸を整えて無理に口調を作ってみせる)
(口づけを受け、黒髪で隠れていた顔を上げれば、そこにはいつもの不敵な笑みが)
アカデミーなんかに好んで行くような男はプライドの塊の秀才だぞ? 飛び級で入ってきた異形の小娘…自分より賢しい女と付き合おうなんて物好きは…そう居ないさ。
許すも何も…元々こんな事をしても良いくらいの関係だ、とボクは認識していたんだけどな…?
でも、キミが言うなら…そうだな、明日は点心がいい… 小龍包なんかが食べたいな。
(シャワーを浴び、窮屈そうに浴槽に収まるマリウスを眺め、苦笑を浮かべて)
二人入るだけの幅はなさそうだな。 なら…(と、そのままマリウスの膝の上に乗るように浴槽に浸かった。柔らかな肉付きのお尻が押し当たる)
--
トレンタ
2014-01-05 (日) 23:24:20
了解だ 痛かった…よな、今度は痛くない様にする 触ったことくらいはあるだろ? なあワトソン、医学博士どの?
使い方は知ってるはずだ 今日日小学生でも教えられてる お前のパパとママもやってることさ(おへその下に手を宛がって)
やることやればここに赤ん坊ができる コウノトリさんが運んでくるんじゃないぞ ここまでで何か質問は? ないな、よし次だ
お前の器量とツノと愛くるしいスティグリッツの存在があってそれでも言い寄る奴もいなかった、としよう…実際信じられないんだが
警察学校なんかスポーツマンの脳筋揃いだからな、誕生日祝いのパーティにストリッパー呼んだりなんかザラだったぞ
いや、この際それはいい まあ見てろよ(張りつめた陽物は女医のふとともに挟まれていて、秘所をなぞるように動きだして)
(小柄なりに豊満な身体を抱き、瑞々しく張った胸を楽しそうに揉みしだいて 薄紅色の頂に触れるか触れないかの刺激を繰り返す) --
マリウス
2014-01-05 (日) 23:47:44
そ、それくらいは心得ているとも。 ボクの場合はどんな子供が生まれるか分からないけどね…
それに、最初は痛いということも聞いてはいる… あまり気負ってくれなくても大丈夫だ…んっ…
(触れられた下腹が疼くような感覚。わずかに身じろぎして吐息を漏らす)
インテリすぎるのも考え物だ、という事さ。 何でも頭で考えようとする。 美味いものを食っても頭の中は栄養素の計算をして旨味の要因でも探ってるんだろう。
ボクとしても…そういう退屈な相手は願い下げなんでね。 うぁ…っ、くふ…(初めて異性のものが肌に触れ、その熱に少しびくりとする。湯とは違うものが男の物に絡んでゆく)
んくっ…な、慣れてるな…?(マリウスの望むままに形を変える白く豊かな膨らみ。焦らすようなその指先の動きに、先端はツンと自己主張して応えた)
--
トレンタ
2014-01-06 (月) 00:57:48
決して混ざり合わない万色の血に俺の何もかもが呑まれちまうとしても、それはそれでだ 考えるだけ疲れるぞ
知識としては知ってるだろうさ 慰めたりだとか、自分で試してみたりしなかったのか?(首元に薄く吸いあとを残して)
俺もいつもここに入り浸れる訳じゃないからな やってみろよ、ほら うまくできたらジェリービーンズをやろう(手をとり秘所へと導いて)
はは、慣れてるもんかよ 大差ないさ 今も昔も遊び呆けてる暇なんてなかったからな せいぜい甘えさせてもらおうか
(はっきりと形を得た頂きを手のひらで転がし、柔肉と一緒にくすぐり、そこからお乳でも出るかの様にふにふにと絞って)
その気になればこっから栄養満点の牛乳が出せる様になるわけか…朝っぱらから目に毒なもんが拝めそうだ
キメラの嫁さんがいないとできない芸当だぞこれは(冗談とも本気ともつかない顔で絞る仕草を続けて) --
マリウス
2014-01-06 (月) 01:32:44
案ずるより産むが易し、とは言うが… こ、こらっ…こんな時までそんな…! ふぁ!?(首筋に唇が触れただけ。それだけでも過敏すぎる反応を示す)
そ、それは…まったく経験が無いわけじゃない…けど…… ん、は…(マリウスの表情を窺うように振り向いた顔は、少し涙目。しぶしぶと手を動かし始めるが、上から撫でる様なごく軽いもの)
な、何だか随分とその…意地が悪くないか? もう少しこう、ムードとか… んくっ…! はっ…ん… ひぅ…!
(透けるような白い肌、その豊かな隆起。執拗に先端を責める指に、嬌声とも悲鳴ともつかない声が漏れる)
な、んだ… 乳が恋しいか? ふふ……あぁ…っ…!(少し強がって見せるが全くそれを維持できない。先端からじわりと白いものがにじみはしたがそれだけだ。集中が足りないらしい)
--
トレンタ
2014-01-06 (月) 20:05:05
これじゃご褒美はやれないな 気分が乗らないか? そりゃそうだ 酒が入ってるわけでもなし、お互い素面だもんな
だからバカになれと言ったんだ あいにくムードとやらは品切れ中でね(膝の下に腕を通し、片脚を抱えあげて大きく脚を開かせる形にして)
これしきのことで俺が幻滅するとでも? 見損なってくれるなよドクター そんな時期はとっくに過ぎてる 今更じゃないか!
ん、手が止まってるみたいだが…まだよく見えないな、これでどうだ(もう片方の脚も抱えてしまい、否応なしに羞恥心を煽る)
お利巧すぎるのも考え物だな、ええ?(今しがた聞いたばかりの台詞をそのまま返し、閉じようとする脚をさらに開いて)
誰も見てないし、いくら声を出したって聞かれる心配もない 何も考えなくていい 続けろよ、お前の乱れるところが見たいんだ
…って本当に出るんだな…(あまりの逸材ぶりに素の声色に戻って)今に牛みたくでっかくなっちまったりしてな… --
マリウス
2014-01-06 (月) 23:39:52
そ、そういわれても…ひゃっ、ぁ…!(逡巡しているうちに両脚を抱え上げられ、用足しをさせられているような体勢にされてしまった。少し抗議するような目で振り向くが、弱々しい)
はぁ…っ… ぅん… ふぁ…っ……(仕方なしに、公開の自慰を披露する。指を三本そろえて上からなぞる様な手つき)
ひっ…ぎゅ、いた…っ……(これだけでは見世物としては足りないのか、とためしに指を立ててみるが、触れた部分が悪かったのか痛みを感じて身を竦ませる)
(その手つきは未通女そのもので、強い刺激にも中の刺激にも不慣れな事が読み取れる。本当に普段からこうしたもどかしくすら見える手付きをしているのだと)
だ、だせることは出せるが…牛そのものにしてしまっては何か違うだろう…んっ…!(滲む白い液体は徐々に量を増して珠を綴り、ついには先端から一筋、白い胸を流れ落ちた)
--
トレンタ
2014-01-07 (火) 01:15:57
いいぞ、上出来だ(怖々と危なっかしく晒される痴態はたまらなく愛おしいもので、脚を開かせたまま腕の支えを外す)
そのままだ 疲れたら閉じてもいいが、なるべく頑張れ(緊張と弛緩をくりかえす腹筋の下の方に手のひらを置いて)
気長にやれよ じきに良くなるさ 俺は手出ししないからな(ミルクの甘い香りがした気がして、白い雫を指の腹に受け止める)
(顔の輪郭に触れ、下唇をつついて二つの指を滑り込ませる 指づかいで舌を誘い、熱い唾液をかき回して) --
マリウス
2014-01-07 (火) 01:45:18
え…そのまま…って、んっ…ふぅ…っ…(困惑と鈍い快感で泣き出しそうなほど潤んだ赤い相貌がマリウスを見上げる)
(しかし、頑張れと言われた手前、手を止めるわけにも行かずにのろのろと拙い自慰を続ける。腹に手が置かれれば、それにもやや大袈裟過ぎるような反応を返して)
て、手出ししないって…そんな、ずるい……っ…(長らく、本当に長らく見せていなかった素地が出た。10年以上も昔、まだこうして強気な女になる前の、気弱な苛められっこだった頃の)
ん、ぷ…ぅ……(抗議する口に男の指が差し込まれる。自分の胸から出たものとはいえ複製品、味は牛乳と変わらない。何とか舌で指に奉仕しつつ、促されるままに自慰を続けた)
--
トレンタ
2014-01-08 (水) 21:54:56
六年だ 別々の道を六年もぶらついてきたんだよ俺たちは(胎のあたりに置かれた手はぴくりともせず、熱だけを伝えて)
おたがい他人行儀になったわけじゃない 会えば昔の話もしたさ ただ、大人になっちまったんだ いい大人ってやつにな
俺が会いたかったのはもっと別のお前だ 大抵のことは時間が解決してくれる だが待つのは苦手だ だったらどうする? ぶっ壊すしかないだろ
クールな女を気取ってるお前にはいつでも会える(指を引き抜けば唇から銀の糸が伝って、揺れる黒髪を優しく撫でる)
けどな、俺は昔のお前も好きだったんだ 気弱に見えるのは優しさの裏返しだった お人よしだが、決して卑屈にはならなかった
頑固とは違う、芯の強いやつだったよな ちんちくりんのガキの頃から力の意味を理解してた 俺なんかとは頭の出来が違ってたんだ
思うに、間違いなく今でもそうだ 刑事になってないのが何よりの証拠だ(もっと出ないものかと指の腹で薄紅色をつまんで)
俺は…俺を慕ってくれるお前が好きだった 現金な話だろ? なにしろガキだったからな、好きも嫌いもそんなもんだ --
マリウス
2014-01-08 (水) 22:35:48
ぷ、ぁ…… そ、そのために…こんな…?(口を開放されれば、いつもよりも弱々しい声音で問う)
そ、それにしたって…もっと他にやり方…なかったの…?(吃り、どこか自信なさげな声音と彷徨う視線。こうした土壇場になって初めて『タイムスリップ』は起こった)
ボ、ボクは…そんな、褒められるほどの人間じゃ……んぃっ!?(摘まれれば更に乳白の液体が滲む。噴き出すほどではないが、しかし確実に胸を流れ落ちてゆく)
……そんな、前から…? その頃から、ずっと…?(赤い瞳を更に真っ赤にしながら、口元をわななかせ、マリウスを見る)
--
トレンタ
2014-01-08 (水) 23:55:30
いや、俺が見たかっただけだが(適当にこじつけて煙に巻いてしまうのも違う気がしたので、なるべくさらりと即答する)
ごもっともで お前の言うとおり、やり方は何でもいい もちろん今の顔も好きだ 見るからに誇りを持って働いてる
そういう奴は見ていて気持ちがいいんだ 欲を言うなら、もっと色んな顔が見たいところだな(振り向いた隙におでこに口付けして)
さて、いつからだろうな 姿かたちにとらわれない自由なお前に惹かれてた 気に入ってたさ きっと特別な存在だった
お前の良さがわからない奴はバカだと思ってた 気負っちまって、お前の前でドジを踏むのが怖くなったこともある
妙な生き物を見せられるたび、叔父貴に聞いて図鑑で調べた お前がいなけりゃペンギンもカピバラも知らずに育ってただろうさ
いい嫁になるかもしれんと気付いたのはつい最近のことだ 男は男で複雑なんだよ(心なしか張った胸を両手で絞って)
で、終わったのか? あと一息ってとこだよな 今度はそっちの番だ 喋りながらやってもらおうか --
マリウス
2014-01-09 (木) 01:22:50
う、う…うぅ……っ…(相変わらず飾らずにまっすぐ飛んでくる言葉。元から赤くなっていた肌がますます赤くなった)
いい嫁って、言われても…家事、出来ないし…だらしないし…っ…ん、あぅ…っ…!(まず自己否定から入る癖。自信の無さの表れ。これもまた昔と変わらない)
ボ、ボクの番…? …って、言われても…ぅんんっ…!(ゆるゆると動かし続ける指に逐一反応しながら、弱々しい声で。絞られる胸からは絶えず乳白の液体が流れ落ち、浴槽に落ちてゆく)
話すも…何も… マリウスは、昔から…ボクのヒーロー…だったでしょ…? はっ…ん… ヒーローに憧れない…子供なんて、居ないよ…
いつも矢面に立って…ボクを助けてくれて。 いつかそうなりたいって…誰かを助けたいって、思うようになってた…
でもボクは…臆病だったから。 殴ったり殴られたりも…嫌だったから。 だから…医者になって、別の形で人を助けたいって…そう思ったんだよ。 はぁ…っ…
そうでなくても…マリウス、いつも怪我してたから… 治してあげられたらいいのにって…その… (視線がせわしなく泳ぐ。眼鏡という障壁が無い今、視線が直に交わる感覚がして目を合わせられない)
そ、それに…っ、ずるいよ、マリウスは。 一番憧れの強かったころの…その時の顔のままで現れるんだから… んくっ…! あぁ…ぅ…
(話しながらも蠢かせていた指の先、すっかり熱くほぐされた部分を撫で上げれば、白い喉を晒して身悶える)
--
トレンタ
2014-01-12 (日) 02:11:46
俺は自分の弱さを認められるほど強くなかった 正義の味方であり続けるためには、悪いやつと虐げられた誰かが必要だった
お前や他の誰かに手を差し出せば大人が褒めてくれた 気難し屋の叔父貴でさえ機嫌が良くなることがあった
お前を見ている時間が自然と増えた 他の奴には見せない顔が見られることに心地よさを感じてた 舞い上がって、有頂天になってた
そんな自分に嫌気がさした わかるだろ? いつの間にかきたない人間に成り下がった気がした 留学の話は渡りに船だったんだ
(話を続けながら胸を絞って、湯船が白く濁っていくさまを見ていた)で、何も言わずに行っちまった お前をほっぽり出してな
俺は俺自身が作り上げた自分に耐え切れなくなった 誰ひとり俺を知らない世界にいけばやり直せると思ってた
それからの俺は…お前ほど強くも立派にもなり切れなかった とことん自分を見失って、一度は地獄を見る破目になった
(手をかさね、動きをさらに促して)帰ってきたらお前の顔さえ忘れてた 会いに行こうともしなかった 悪かったな、すまなかったと思ってる --
マリウス
2014-01-13 (月) 20:59:50
んっ…… ふ、ぅ…!(男の言葉に、声も出さぬままにふるふると首を横に振る)
(それは昔と同じ、言葉を思いつかないときに意思だけでも伝えようとする否定の仕草。胸は新たに溢れた乳がマリウスの指を湿らせてゆく)
打算もなしに…動ける人なんて、そんなに…いないと思う。 それに…偽善でも、善は善だよ… いじめっ子とは違う、ボクの側に立ってくれる人だった。
(もう一度、ふるふると首を振る。やはり言葉が出るまでは数瞬あった) それでも、マリウスは…ちゃんと、戻ってきてくれて…ボクと、向き合ってくれたから。
い、いまだって…こうして……っっ……!(重ねられた手の下、引き攣るような震えが走ったのが分かる。マリウスに預けた背が硬直し、びくびくと何度も跳ねた)
--
トレンタ
2014-01-14 (火) 23:40:29
…お前がそう言ってくれるなら(本心からうなずきつつ、溢れしたたる雫ごと薄紅色をつまんで)それじゃ、俺からもひとつ言わせて貰おう
お前の言葉に救われるやつもいる 同じものを見ていても、お前は希望の物語を語ってみせる それは尊いことだ
同じ「語られる物語」なら…そっちの方がいいに決まってる 俺はお前の語り口が好きだ
俺の言葉はお前のより汚れちまってる だとしても、お前にも俺の知ってるお前を気に入って欲しいと思ってる
いい嫁さんにだってなれるさ なれるに決まってる(ささやきつつ、弓なりに張りつめ悦楽に震える身体を抱きしめて)
なにしろ…今だって、こんなに(慎ましく生えそろったもの下、半ば隠れたそれを押し潰させた) --
マリウス
2014-01-15 (水) 00:12:32
(しばしの休暇を言い渡されてから二日後 男は静かに暮らすことを渋々ながらに了承し、療養生活への順応をはじめていた)
(彼女の患者はひっきりなしに訪れ、疲れを隠して普段どおり仕事に励む姿は一抹の危うさを感じさせないでもない)
(動ける様になって最初にしたことは食料品の買出しだった ある品物を手に入れるため中華街まで足を伸ばして、帰り着いたのは日も暮れた後のことだ)
悪いなドクター、遅くなっちまった 飯にしよう 今日は出前とらなくていいぞ(荷物を置くなりキッチンに立って) --
マリウス
2013-12-14 (土) 00:26:43
(女医にしてみれば普段の生活の中に青年の経過観察が加わっただけのようにも見えたが、実際は少し違っていた)
(空き時間や診療時間を終えてからの時間に語らう相手が居る、という状況は、新鮮でなおかつ想像以上に心安らぐものであった。 時折、時間外の急患に慌しく応対することもあったが、それでも女医の顔には笑顔があった)
(動けるようになれば、少々の心配こそあれどリハビリも必要と送り出す。夕時の診療を終えた頃、戻ってきたマリウスを一息つきながら出迎えた)
……もうこんな時間か。随分遅かったな? ということはつまり…キミが料理してくれるのか?(首を鳴らし、キッチンに立つ後姿を期待を込めた視線で眺める)
--
トレンタ
2013-12-15 (日) 01:55:36
遠出って程でもないんだが、東国街だとか、そっちの方に行ってきた 黒猫の料理屋みたいな店が並んでる辺りだ
いつ行っても賑やかな場所だよな …これ幸いとゴロゴロして、積んでる本を崩してやろうにもこいつがまだ慣れなくてな
(右目の眼帯のことを言っている 向こう数ヶ月は取れる見込みがないが、大事をとってのことだ いずれ治る怪我でもある)
任せろ、今日は中華だ あの店ほどじゃないが、素人なりの特別製だ(こいつを見てみろ、といい色をした肉の塊をひっぱり出す)
本場の
金華
(
Jinhua
)
ハムだ 少しばかり贅沢に使ってやる 乞うご期待ってとこだな(手際よく独身者らしい男料理をはじめて) --
マリウス
2013-12-15 (日) 02:11:29
//
三つ編みおさげにフレームぶっといイモメガネいいよね…
メガネとってもあら美人
--
マリウス
2013-12-15 (日) 22:32:52
ああ、あの区画か。 凄いものだよな、街並みごとそっくりそのまま渡って来たかのようだ、ボクも最初は驚いたよ。
爆風で目の毛細血管と視神経をやられて目そのものも眼球破裂に近い状態だったんだ、もうしばらく我慢してくれ。 遠近感にはもう慣れたか?
(聴診器と白衣を診察室の椅子に掛け、ようやく寛いだ様子でソファーに身を沈める)
ほう…!それはまた、なかなかの値がしたんじゃないか? うむ、なかなかいい具合の代物だ…そのままでもいけそうだが、楽しみだな。
(肉の塊を見れば空腹が加速したかのような錯覚を覚える。思わず嬉しそうな声を漏らした)
//わぁい! ありがとう!! スティグリッツ可愛い! 伊達にするかはちょっと迷ったけど近眼でもいいかなと思ったよ…
--
トレンタ
2013-12-16 (月) 23:37:14
新大陸でもなかなかお目にかかれないな あれを越える規模となると数えるくらいだ しかも片手で足りる
奴さんがたは何世代もかけて根を下ろすんだ 自分ひとりの人生だけじゃない、ひ孫の代のことまで考えて生きてるんだとさ
ヒゲを切られた猫の気分だな それでも、だいぶ物に当たらなくなってきたとは思うんだが…さしあたり、今はお前の顔だけ見えれば十分だ
(山盛りの具材を最大火力にさらし、腕の返しをきかせて中華鍋を振るう まずは一品、中華料理屋でおなじみの炒飯が完成した)
(火の勢いはそのままに、続いてオイスターソースの風味が利いたタケノコ入りの青椒肉絲が盛り付けられる)
(最後に、多くて二人分というサイズの蒸篭と老酒の甕が食卓に鎮座して)さあ食え食え、飯の時間だ! おかわりもあるぞ
//読子さんの眼鏡は恋人の遺品だから男物なんだ…このセルフレームっぽいメガネにも医学生時代とかにエピソードがあったりして?
//で、もう少ししっかり塗って
こんな!
感じに!
よかったら差し替えて!!1 --
マリウス
2013-12-17 (火) 00:33:11
小国家…と言える規模の街とコミュニティだな。 結束の強さが無ければ出来ない芸当だ。
そういった文化と言うものも大いに興味をそそられるところではあるな。また黒猫飯店の店主にでもじっくり話でも聞いてみるか。
ふふ、慣れてきているなら何よりだな。 そのボクの顔はちゃんと見えているか?
(ニヤついた頬を押さえるように両手で頬杖をつき、料理をする背中と食欲を誘う匂いに陶然とする女医)
(そして、卓に並べられた料理を眺めれば、ほう、と感嘆の声を漏らした)……凄いな、本格的だ。
それじゃ…いただきます。(しっかりと手を合わせてから蓮華を取り、まずは炒飯を一口)
//特に考えてなかったんだけどね! 伊達なら養父の使ってたものとかでもいいかもしれない
//了解! 差し替えとくね、ありがとう!
--
トレンタ
2013-12-17 (火) 01:48:48
ああ、不自由はない 見えすぎて目のやり場に困ってるくらいだ(奇人変人のご多分に漏れず、ドクターは生活能力に乏しかった)
(おまけに警戒心もどこかに置き忘れてしまったらしい 今では羞恥心の存在にも疑いの目を向けはじめているところだ)
(幼馴染の少女は今も変わらずそこにいる 姿かたちが美しく成長してしまっただけだ 決してうろたえるほどのことではない)
人に食わせることまで考えてこなかったからな 口に合わないかもしれないが…(まずは一口、炒飯の出来栄えをたしかめて)
(85点のラインは超えている まずまずの及第点だった)医者の学校に通ってたわけだよな 寮暮らしだったのか? 飯はどうしてたんだ --
マリウス
2013-12-17 (火) 23:13:09
そうか、なら良かった。(笑って見せるその表情は年齢に不相応な無邪気さを残していた)
(心許した猫の馴れ馴れしさとでも言うべきか。こうした関係になってからはマリウスの前で聡明な医師として以外の顔も随分と覗かせるようになっていた)
………うん! 美味い! これならばいくらでも食べられそうだぞマリウス。
(自分が作ったのではこうはいかない。人が食えるものになるかも危うい。そんな事を考えながらも旺盛な食欲を見せる)
ん、ああ…アカデミーの寮に食堂もあってね。 朝夕はそこで食べさせてもらえるし…昼はまぁ、いくらでも何とかなる。
また食堂のおばちゃんがいい人でな。 ほら、ボクは大きい方じゃないし、当時はまだ細っこい小娘だっただろう? ただでさえ飛び級で周囲よりも年下だったしね。 だからって色々おまけしてくれたんだ。
--
トレンタ
2013-12-21 (土) 00:10:27
全くだ 何ならもっと困らせてくれてもいいぞ(軽口を叩いてはみたものの、その笑みには心さわぐものがあった)
(記憶の中の少女は妹のような存在だった 昔はもっと単純だった気がする けれども昔は昔、今は今だ)
(おたがい別の道に進んでからの時系列を指折り数えて)可愛がられてたんだな 言われてみれば飛び級か 大したもんだ
こっちの下宿のおかみはひどいもんだった 前にも話したが、おかげで自炊する破目になった それはそれで楽しかったけどな
(タケノコの火の通り具合も完璧だった 一般家庭の火力でここまでたどり着くのは容易なことではない)
警察学校の近くにラクダのコブの炒めたやつを売ってる屋台があった こんな紙ペラの箱に入ってるんだが、とにかく妙な味でな
興味本位で食って死ぬほど後悔したやつもいれば、病みつきになっちまったやつもいた お前はどうだろうな
それで、何かわかったのか?(何か、とはドクターの体質、または種族のことを言っている 医学の盛んな土地ならばと期待を寄せるのは自然なことだ)
(それとも、彼女は秘密にしていたのだろうか? 何かの間違いでマッドサイエンティストの研究標本にされてはたまらない)
(きっと彼女なりにうまくやったのだ 変異の規則性については知らないことの方が多い わかったことがあれば聞いてみたかった) --
マリウス
2013-12-21 (土) 19:07:20
キミにはずいぶんと困らされたからな、お返しをするのも一興か。
(少し考える仕草も悪戯を考える子供のよう。少し間をおいて思いついたものは)よし、食べ終わったら風呂で背中を流そうか。
周りに負けまいとする気持ちだけでひたすら頑張ったからな。 ハイスクールでも、アカデミーでも。 おばちゃんのお陰で多少は見栄えのする見た目にもなれた。背は…あまり伸びなかったが。
ならそのおかみさんにも感謝しないといけないか。 お陰でこうして上手い料理が口に出来る。
(本格的な仕上がりの料理を幸せそうにぱくつく様子はすっかり油断しきっている)
ああ、アレか…ボクは割と嫌いじゃないな。多少しつこいが独特の食感が面白いぞ。 炒めものもいいが煮込んでも美味くなると思う。
……ああ。といっても…あまり多くが分かったわけではないが。(食べる手は休めぬまま、少しだけ口調が真剣味を帯びる)
どうやらボクは天然自然の産物…というわけではないようだ。 絵の具遊びをしたことはあるか? 例えば虹の七色を混ぜたらどうなる? 限りなく黒に近い色になるだろう。
そしてその混ざり合った黒から元の7色を選んで取り出すなんて芸当はまず出来ない。 生物も同じだ。 複数の形質を取り込めば自然と混ざり合って元の形はぼやけてくる。
ボクの体はいわば…7色のまま混ざらず、その状態から更に好きな色を取り出せるような、現実にはありえない状態のようだ。
--
トレンタ
2013-12-22 (日) 00:01:14
悪くないが、こいつはおあずけだな(紹興酒の甕を脇へと寄せて)その後なら一杯やってもいいぞ 簡単なつまみでよければ作り直してやる
…情報の可逆圧縮か 本質を失わないまま完全な再現が得られる…それも好きな部位を、好きな時に? 無茶苦茶な話だ
俺に置き換えていえば、親父やおふくろに化けられる様なもんだろ? しかも”図書館”の本は後から無尽蔵に増やせる
もしもお前が元々そういう存在なら、病理や免疫系のつくりなんかもまるっきり違ってたはずだ 心臓の位置さえ違ってる可能性もある
だが、お前はロンサム・ジョージじゃない 俺たちはおそらく、系統樹の同じ枝にぶらさがってる同士だ
(冷めない内にと炒飯を掻きこみ、蒸篭のふたをずらして勧める 湯気の向こうには桃色と白の生地、一口サイズの寿桃がのぞいた)
お前の身体に興味はあるが、そうなった理由も経緯も俺には関係のないことだ お前が知りたいと思うなら別だけどな
気をつけた方がいいことがあれば言ってくれ もしもの話、コントロールがきかなくなっちまったら俺の出番だよな どうすれば止められる? --
マリウス
2013-12-22 (日) 01:08:36
それじゃ、それは寝酒代わりにいただくとしようか。たまにはのんびり呑むのも悪くない。
そう、一番の問題点はそこだ。 ベースになっているのはあくまでも人間なんだ。 お陰でこの身体でも色々と不便はしていないが…
とりあえず、分かった事はこれくらいだな。 ここから先は人間の医学の範疇じゃない。魔術や錬金術の出番になってくる。
(蒸篭の中身を見れば、頬をほころばせて一ついただき、幸せそうな表情を見せる)
ボクもこれ以上のことは追求するつもりは無い。 出自がどうあれ、今は家族とキミがいる。20年以上も音沙汰の無い過去なんて今更探る気になれないよ。
ただ、キミもそのー…なんだ。別の意味でもボクの身体に興味を持ってくれたなら嬉しいけど…(そこは小声でごにょごにょと、照れくさそうに)
今はもうだいぶコントロールできるようになったから、まず暴走の恐れは無いと思うが… 強い感情の発露がトリガーになる可能性はある。暴れ馬と同じだ、その時は落ち着かせるか…何かショックでも与えて頭を真っ白にしてくれればいい。
--
トレンタ
2013-12-23 (月) 22:22:51
医者にわかるのはそこまでか…専門家ってのがいるのかどうかも疑わしいな 魔法は苦手だ おとぎ話でも聞いてる様な気分にさせられる
(魔術犯罪の専従捜査官ならいざ知らず、一般の捜査官にとって魔術とは法医学の知識体系の延長にすぎない マリウスも例外ではなかった)
言葉が足りなかったな 興味があると言ったのはあらゆる意味でだ 今のところ、好奇心の方が勝っちまってるけどな
(その言葉に嘘はないが、全てを語っているわけでもない 強力な視線誘導から逃れ、片付けられそうな食器から洗い物をはじめて)
本当にどうしようもなくなっちまうのは…大人しいお前が怒り狂ってる時、それかひどく悲しんでる時だったな
(感情が揺れた時、辛い思いをさせられた時に異形の獣性が垣間見える それはヒトの本質を突いている様にも思えた)
頭を真っ白にか それなら何とかなりそうだ 任せろ、いざって時には俺が止める お前の痛みは俺が受け止めてやる --
マリウス
2013-12-24 (火) 00:18:11
解析して術理が分かったところで、それが役立つかどうかも分からないしな。
(こちらも薬学の他はほとんど感覚的に使いこなしているようなもの。首を振って肩をすくめる)
んっ……!?(デザートにと頬張っていた寿桃をのどに詰めかけ、慌てて水で流し込み、取り繕うような咳払いを一つ)……まぁ、それならば良かった。ストイックすぎるのも考え物だしな、うん。
子供の頃と違って感情の抑制も出来るようになったし、あの頃と違っていじめっ子も居ない。よほどの事がなければそうなる事は稀だろうが…
(しかし、無い、と言い切れるほどの確信は無い。人間の感情とは何がきっかけで大きく揺れるか分からないのだ)
もし何かあったらその時は頼んだぞ。 あの時のようにボクの王子様になってくれ。(最後は少しはにかみながらそう言って、洗い物の背中を見守っていた)
--
トレンタ
2013-12-29 (日) 21:38:02
(ベッドの柔らかさに病室特有の香り、ぼんやりと白い光、簡素な病衣の肌触り 身じろぎするたびに衣擦れの音も、少しだけ)
(五感がとらえた情報が順番もバラバラに飛び込んでくる 頭の整理が追いつかず、身体を起こし額に手をあてて)
(手のひらが何かに触れる 両目を覆う帯状のもの、水底から見上げるようにぼやけた視界を白く染める、消毒された何者かに)
(その一瞬で知りえたことはそう多くない 胸にはただ喪失感だけがあって、ぽつりとその名を呟いた)…トレンタ… --
マリウス
2013-11-27 (水) 22:02:20
(ベッドのすぐ脇、事務机に突っ伏したままで微睡に落ちていた女医)
(血の跡の残る白衣もそのままに束の間の休息を貪っていたが、名を呼ばれれば薄く目が開いた。続いて上体を起こす)
んー… ぁ…ん、ん…?(おぼつかない様子で机の上を探る手。眼鏡を探していたようだったが胸ポケットにささっていたのに気づくのに1分弱)
……ああ、目が覚めたか、マリウス…?(流石に若干憔悴を残した表情と声音で、マリウスに向かって苦笑を向けた)
--
トレンタ
2013-11-27 (水) 22:24:05
(声のした方を向き、視界を遮る包帯の結び目を探す その姿を見てつかのまの安堵を本物にしたかった)
(大きく堅牢な獣の腕に抱かれ運び去られていく、そんな記憶が夢のように残されていた その獣の名をもう一度口にして)
…トレンタお前、相当疲れてるよな 怪我は? 平気なのか?(声を頼りに手を伸ばし、点滴のスタンドを倒してしまう)
(身を案じるべきもう一人の人物、たった一人の肉親の名を口にするのが怖かった 問いかける気になれず、包帯の下でこわばった左目をこじ開けて) --
マリウス
2013-11-27 (水) 22:38:49
……ああ、こらこら。 無理に動くな。 ほら…ボクはここにいるから。(倒れた点滴のスタンドを元通りに起こしてチューブを捌くと、伸ばされた手を細指がしっかりと捕まえた)
…ボクなら大丈夫だ。 キミを助けるために…少し体力を使いすぎただけだよ。 まったく、世話の焼ける男だなキミは。
(あえていつもの調子を崩さぬままに語りかける。彼の言わんとしていた事はそれとなく分かっていた)
生憎…『外』の状況は全く分からなくてね。 キミをここまで運んで手当てをして…傍についているので精一杯だった。 あの後は何がどうなったのか…全く分からない。
爆発と同時に変身して飛び出したから、もしかするとボクが起こした爆発だと思われているかもしれないな。
--
トレンタ
2013-11-27 (水) 23:26:31
そうか、すまなかったな お前に…(無理をさせてしまった、危険な目に遭わせてしまった けれど、口をついて出たのは別の言葉で)
力を貸せと言えなかった 信じてるつもりだったんだがな いざって時に俺は寄りかかれなかった(包帯を引き下ろし、左の瞳を向ける)
事件を抱えるたび相棒を変えてきた 万事この調子だから長続きしなくてな、男も逃げるし女も逃げる 誰だって命は惜しいから無理もない話だ
嫁さん貰うのも諦めかけてたくらいだ(ぼやけた輪郭は思うように像を結ばず、戸惑い気味の表情に変わって)…もっと近くに寄ってくれ、よく見えない
お前に助けられた 感謝してる 今はそれで十分じゃないか? で、ドクター 俺の身体はどうなってる? これじゃ商売上がったりだ(目の前で空いている方の手を閉じて開いて) --
マリウス
2013-11-28 (木) 00:04:29
ああ、本当に…水臭いったらありゃしない。 もし次があるならば、自分から飛び込んでキミを立たせてやるつもりさ。
(デスクのポットから冷め切ったコーヒーをマグに注ぎ、一息に飲み干してようやく眠気を払う)
いくら体質とはいえ無茶をしすぎなんだ、キミは。 人間の医学の範疇じゃ何度死んでるか分からないぞ。
今回だって……ん、目…か? 頭を強かに打ったんだ、一時的な失明状態に陥っていてもおかしくはないが…(ベッドに歩み寄り、顔の高さをあわせながら)
今はとにかく静養の時だ、キミの体質ならばそのうち……?(ふむ、と首をかしげて左目を覗き込む)
--
トレンタ
2013-11-28 (木) 22:29:05
大概のことは寝てれば治る そういう仕組みになってるからな(規格外の自然治癒力と変わらぬ容姿、そこに人間離れした何かを感じ取ってしまう人間は少なくない)
(たとえば無数の菌糸が束ねられ、縒り合わさってきのこの形となるように、この男は/青年は自分自身のすがたを定義し続けているのだ)
この急場に休んでる場合じゃないんだが、今の俺が駆けつけたって足手まといになるだけだ 従うさ 脱走したりはしない 安心してくれ
(おぼろげなフォーカスが次第に絞られ、表情がわかるまでになれば声のトーンが上がって 気丈に振舞うその頬に手を伸ばす)
(顔のパーツの形に触れ、そのまま頭を首元まで引きよせ、撫でるでもなく抱き続ける 女の匂いの濃さにくらくらと惑わされて)
(トレンタの髪をいじりながらサイドテーブルに置かれた手帳に目がとまる つい先ほど制服警官が届けにきた品物だ)ん、あれは…? --
マリウス
2013-11-29 (金) 02:55:51
治療しておいてなんだが、ふざけた体質だよまったく。 ボクも人のことは言えないが…
(少年のようなあどけなさの残る青年と同じく、女医の容姿もこの数年間大きくは変わっていない。孤児であったがゆえに出自も不明、種族も不明。どれだけ生きられるのか、それすらも定かではない)
あの有様ではまだ現場は大混乱の最中だろうな。一人が無理をしてどうこうなる状況じゃないさ。 その言葉を聴いて安心したよ…ん…
(急に抱き寄せられて少し戸惑いがちに抱かれ続ける。硬質な角の側面がマリウスの頬に触れた)
もう…傷に触っても知らないからな?(しかしその口ぶりはまんざらでもない様子。少々気恥ずかしげに頬を染めて)
…ああ、さっき警官が置いて行った代物だ。 詳細は聞いていないが、中身はおそらく…キミにしかわからないだろうと思ってね。(示された手帳をとってマリウスに手渡す)
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トレンタ
2013-11-30 (土) 00:07:35
信用してるんだな 前科のある人間だぞ俺は 今度も煙みたいに消えちまうなんてことは…しないさ、本当だとも
少し休んで、動ける様になったら新聞を買い集めてくれ 号外もあればいいが、無くても構わない 当てにならないからな
報道管制が布かれる前の情報なら直接聞けばいい 今は…線が入り組みすぎてる 考えられるシナリオは無限大に近い
一本の針を探すには、もう少し藁山の方を崩す必要がある 俺一人じゃできない仕事だ 早いとこ署に戻らないとな
はじめて見る品物だ だいぶ古びてるが、誰かの手記か備忘録ってところかね(だが、と首を振って押し戻す)
俺はこんな有様だ 読書したい気分じゃなくてな(おでこに口付けして放し、目を瞑って)よければ代わりに読んでもらえないか?
(手記に記された最初の日付は30年近くも前のものだ 毎日数行ずつ書き込まれいく日記めいたもの)
(謎めいた符丁が散りばめられた日々の記録は、ある日を境に一人の捜査官の足跡をたどる内容へと移り変わっていく)
(書き手が兄と呼び慕い、畏怖と敬意をないまぜにして語られる人物 治安機構の一員でありながら、死と災厄の匂いが染みついた男)
(恐るべき兄へと嫌疑をかける苦悩をにじませながら、私的な日記は内偵の捜査記録へと変貌していく)
(捜査の名のもとに行われた殺戮行為の数々、その全ては犯罪組織の一派閥を利するものだった――手記は捜査官の裏切りを仄めかしていた)
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マリウス
2013-11-30 (土) 23:02:29
今度は逃がさないさ。良いというまではボクと一緒に居てもらう。 何なら隣で寝るのも悪くない。
……ああ、お安い御用だ。 何せあれだけの騒ぎになったんだ、情報も正誤入り混じって錯綜しているだろうな。
重要なものには違いないだろうが…それにしてはあっさりと渡してくれたものだな、キミの立場は向こうも重々承知しているだろうに…?
(手に取った手帳の裏表を眺めていると、唇が額に降ってきた。驚いたような顔の後で少し頬を膨らませ、すばやくマリウスの頬に口付けて反撃してから手帳を開いた)
……(静かに朗々と中身を読み上げてゆく。その内容を、自分の脳裏でも噛み砕きながら)
(書き手が誰なのか。その内容が示す人物とは誰なのか。おおよその見当こそついたが、それは常識的に考えればにわかには信じがたい)
……おい、マリウス…これは……(言いかけるが口をつぐみ、さらにその続きへ視線を向けて読み上げてゆく)
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トレンタ
2013-12-01 (日) 20:53:04
元々俺の手に渡る予定だったんじゃないか? そのはずが、土壇場になってあの騒ぎに見舞われちまった、と(唇が触れたあとをさすって)
少なくとも、俺が読んで知っておかなきゃならないと考えた誰かがいた それは疑いようも無いわけだ
書き手と運び手は別々の人物である可能性もある…そんな気がしてるんだが、二人とも善意の人だとは限らない
手の込んだ悪戯か、適当にでっちあげられたまがい物だって線も…考えられるわけだしな(態度を決めかねて、とりあえず耳を傾けることにした)
(目をつむれば優しく歌うような声が響いて、心安らぐものを感じながら困惑の度を少しずつ深めていく)
…そう、だな…あながち…ああ、抗争があった日付は俺が覚えてる限りで間違いない 関係者の顔ぶれもだいたいあってる
部外者がでたらめに書ける内容じゃない、とは思うが……一部は俺の知ってる事実の、通り…(静かに血の気が引いていくのがわかった)
もしも…の話だが、そいつを書いたのが…(のろのろと口にするたび舌がもつれた 足元が崩れ、真っ逆さまに墜落していく感覚を味わって)
……それで、そいつはどうしたんだ? 裏切りの証拠を固めて、それから…?(手記はある日付を最後に唐突に途切れる)
(数ページが破り取られ、後は空白のページだけが続いた 朽ちかけた最後のページには、”R.I.P.”の文字が残るのみだ)
なあドクター、俺は何をしていた? 叔父貴に何をしようとした…?(喉がからからに渇いていく 手のひらで顔を覆って) --
マリウス
2013-12-01 (日) 21:54:51
やはりこれは…当人の? 兄…か。(正確な日時と仔細な内容、何よりもマリウスの動揺がこれが真実であると告げている気がして、緊張に渇いた喉がごくりと鳴った)
……最後は……(破り去られたページをマリウスに示し)……安らかに眠れ、か。
……待て、結論を急ぐな、マリウス。(正直、自分も情報量が多すぎて処理しきれない。マリウスの傍へ歩み寄り、肩に手を置いた)
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トレンタ
2013-12-01 (日) 22:48:39
「――いささか、逆説めいた話になるが」
(コツ、と硬質の音が響き、壮年の男が現れる 深手を負いながら一分の隙も無いその姿、疲労の色すら精悍な生気に退けられて)
(オープンカフの杖をついたその人物こそ誰あろう、市警本部の長を務める男 リュシアン・アジャンクールその人だ)
「我らは物語を生きておる 真実などまやかしだ とこしえに移ろわぬ普遍の真理などありはせん あらゆる事実は脚色とともある」
「ゆえに全ては
語られる物語
に過ぎんのだ この心、意識すらも作り物めいておる そうでないと言い切れるかね?」
「我らが物語を生むのではない、物語が我らを生むのだ」(女医に視線を投げ、にこりともせずに目を細める 口元がかすかに歪んで)
「マリウス、お前の筋書きは読ませてもらった 評価に値するものだった 新大陸風の
新派
(
ノワール
)
小説としては、と言い添えねばならんがな」
「己を疑ったがために、お前の物語は潰えたのだ 愚か者め 今やお前は、私の物語に膝を屈しかけておる つまらんな、下らん結末だ」
--
リュシアン
2013-12-02 (月) 23:05:52
…っ…叔父貴! そうかよ、そうだよな…あんたはそういう男だ、あれしきのことでくたばる様なタマじゃない
俺は…くそったれな真実から目を逸らさずに追っかけてきたつもりだった そうすることが俺の務めだと信じた 願いでもあった
あんたに教わったことだ、叔父貴…知らず知らずのうちに、俺は見たいものだけを見ていたんだ
(終生癒えないかもしれない傷を負い、気力が切れかかっていたところに叱責の言葉が染みた それだけに、子供じみた反発もひとしおで)
野放しにされてた理由がよくわかったさ 一人で盛り上がって突っ走っちまった さぞかし愉快な見ものだっただろうな! --
マリウス
2013-12-02 (月) 23:06:10
……どうやらずいぶんと器用な人間らしいな、この本部長殿は。
(あの時爆炎の中に呑まれたはずの人影を再び間近に見た驚きを、女医はそう表現した)
医者としてはどんな体をしているのか大いに気になるところだが…
存在するのは事実のみ。それに名前や理由や真実を付け加えるのはいつもヒトの仕事だ。
そのヒトの感性すらもまた、ヒトによって生み出されたもの。それを思えば世界は虚飾に満ちている、といえるな。
(白衣の内ポケットからタバコを一本取り、唇に乗せて火はつけずに大きく息を吐く)
……だ、そうだが。 どうするんだ、マリウス? キミはここで潰える男か?
--
トレンタ
2013-12-03 (火) 22:52:34
俺と違ってこっちは天然モノだからな、悪運だけで生き永らえてる 叔父貴を狙ったんだったら建物ごと吹き飛ばしたって手ぬるいぐらいだ
…どうするもこうするも、単に見え方の問題だったんだ 叔父貴と俺は同じものを見ていたはずだ
俺がつけた筋道と、叔父貴の話は矛盾しないんだよ 物語が人の数だけあるとするなら、おそらくどっちも正しかったんだ
…このヤマを片付ければ叔父貴を越えられる 俺はそんな考えに取りつかれちまってた 自分に酔ってたのかもしれん
今も俺の勝手に付き合わせちまってる 悪いなドクター すまないついでにもう少しだけ、続けさせてもらおうか
いいか、真実がどこにも無いなんて言葉遊びだ! 失われた真実ってやつを探り当てるのが俺の仕事でね
俺はあんたを追いかけた 親父の足跡をたどって、過去の欠片を拾い集めた 親父はたしかに多くの悪党を手にかけた
違法すれすれの悪どいやり口にも手を染めた 慈悲も許容もなく、人間らしい呵責のひとつも感じずに引き金を引ける男だった
敵の敵に近づいた可能性もたしかに否定しがたい…けどな、その行いの何もかも、俺たち家族を守るためにしたことだ
親父は…母さんを死に追いやった男を追っていた 組織の構成員だった 親父は敵の多い男だった 脅迫を受けてたらしい
俺や叔父貴の命さえ危険に晒されていた だから親父は一人になった 不器用な男だったからな それでも十分に戦えていた --
マリウス
2013-12-08 (日) 23:03:25
「後ろから刺されなければ、とでも言いたげだな 脅迫めいた手紙など珍しくもない この仕事を選んだ者の常だ」
「あれとの間に秘密がなかったとは言えん それでも俄かには信じがたい話だ」(仏頂面を保ったままゆっくりと首を振り)
「思うに我らは、無意味であることに耐えられんのだ あれの死ひとつをとっても筋の通った理由付けが要る 勝手な話もあったものだな」
「この世に生を受けた意味を、老さばらえてゆく意味を、病に倒れる意味を、そして命の終わりにすら意味を求める」
「全ての行いに意味を与えねば気が休まらん 無意味な生も、無意味な死も我らには等しく受け入れがたい」
「…それがお前の得た答えならば」(灰になったはずの書付の束が宙を舞う)「大事に取っておくがいい 私には必要のないものだ」
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リュシアン
2013-12-08 (日) 23:03:36
はぐらかすのは止めてくれ それこそ無意味だ 叔父貴、あんたも薄々気付いてたんだろ だから告発しなかった
いや、できなかったんだ 今の俺と同じさ どう見るのが本当だかわからなくなっちまって、結局何もできなかった 違わないよな
確信を得たときには手遅れだった 結果だけ見れば、見殺しにしちまったも同然だった
もっと上等な結末だってあり得たはずなのに、何もかもが遅すぎた 後悔しか残ってない だから破って捨てちまったのさ
失われたページに書かれていたのは大方そんな内容だ そう大きく間違ってはいないはずだが、つまり…
叔父貴、あんたは俺を試していたんだ 疑いをかけられることを承知の上で、俺がどうするか見極めたかったんだ
俺は黙っていられなかった 話したい事が山ほどあったんだ 俺はただ、俺なりの答えをあんたにぶつけたかった それだけだ --
マリウス
2013-12-08 (日) 23:03:49
「戯けたことを お前の父は情に流され私憤に走ったのだ お前は父の幻に美徳を重ねた 私は悪徳を見出したまでだ」
「この件はお前に預けておく 持ち出したければ好きにするがいい だが、まずは…」(咳払いして)
「休みをとることだ、マリウス お前に三週間の休暇を与える 要請ではない、命令だ こちらのお嬢さんも同意見だろう」
「あまり己を過信せんことだな 英気を養ったら帰って来たまえ お前の椅子は残しておいてやる」
「…うむ、出迎えご苦労」(赤髪の若者を先頭に私服刑事の一団がなだれ込み、市警本部長の身体を担ぎ上げるような勢いで回収していく)
(行き先は臨時の対策本部か、はたまた警察病院か フレイザーが殿をつとめ、冷やかしめいた軽口を叩きあわただしく立ち去って)
--
リュシアン
2013-12-08 (日) 23:04:03
Last-modified: 2016-04-10 Sun 00:43:50 JST (2935d)