forty seven arch enemies. Edit

管轄 Edit

ここ

概要 Edit

  • エストナ魔導国に於いて半民間組織『最高機関』によって認定される存在達の総称。
    • 俗称は人類の敵だが、広義の意味と被る為、『機関』は"47人の人類の敵"という正確な固有名詞での呼称を推奨している。
  • 元々民間組織であった最高機関の前身である『連座制委員会(CSC)』によって非公式に認定がされていた物だったが、
    一般社会への適合性が高まりすぎたことを原因としてエストナの公的認定を受け始める。
    • 半官半民の運営を掲げているが、その実国側は承認しか行っておらず、
      また、検閲によって認定が棄却されたことは一度もない。
  • 運営は『最高機関』の類型学魔術師の合議によって行われ、
    認定、除外、保留等の決定は最高機関のみの意思決定で行われる。
    • 所属する類型学魔術師の多くは『分類』を根源に持つ魔術師であり、
      十五階梯を超える者も多い。
      • 基本的に非営利団体から開始したため理念の殆どが採算を度外視されており、
        認定をするために認定をしているという批判も多く寄せられる(半民間となってからは運営資金の一部が税金から賄われているため)
      • 反面、そのために観測は極めて正確であり、
        また認定に妥協を許さない姿勢が評価されている自家撞着を起こしてもいる。

内容 Edit

  • 階位は認定順や、既存の認定者と交代することで認定されるため、
    階位ごとの立場・実力の上下は存在しない。

認定者 Edit

I Edit

II -Betrayer- Edit

  • 【呼称】 アガールト=シニュス="ベトレイヤー"
    • 階位は二位。
      元々は一位だったのだが、観測時期の前後によって異例の繰り下がりとなった。
  • エストナ建国の際に起こった魔導戦争において、
    初代マージョリースの下で多大な功績を残した『一悪八英雄』の一人。
    • 初代マージョリースの一番弟子とされており、
      最もマージョリースに近いとされていた魔術師である。
      • 『一悪八英雄』の中では唯一根源属性が不明な魔術師であり、
        その根源属性は一説には本人は愚かマージョリースですら知らなかったと噂されている。
        様々な流言飛語に苛まれ、何度も教科書が書き換えられている。
    • 『エストナ戦争』に於いて、その最中にマージョリースを裏切り、その命を奪った罪により、
      一悪の名を戴き、国家級の犯罪者として永年懲役を課されている。
      影響を懸念してか、エストナ本国に於いて霊峰にて幽閉生活を送っている。存命。
      • 生存が確認されている魔術師の中でも指折りの実力を持っており、
        推定では人間の形を保っている数少ないエストナ魔術階梯にて20階梯到達者となっている。

III Edit

IV Edit

V Edit

VI -No.6- Edit

  • 【呼称】エメリード=アートリリィ=ヘルスタール
    • 階位は六位
    • エストナ建国の際に起こった魔導戦争において、
      初代マージョリースの下で多大な功績を残した『一悪八英雄』の一人。
      • 根源属性に『人間』を持ち、別名『人間使い』と呼ばれる。
      • 人工生命ではなく、人間を創造する力を持っているとされ、
        その根源属性の危険性から真祖マージョリースが手元に置きたがった逸材であったらしい。
        根源属性『人間』はエストナでは第一種禁忌属性に最初に認定された属性である。
        現在でも人間を根源属性に持つ人間は観測されていない。
      • No.6の呼び名はマージョリースの6番目の直弟子であることに由来している。
    • 前髪を整えた長い白髪を持つ痩身の女性であり、
      真紅の瞳も相まってアルビノを連想させるが、実際にアルビノかは不明。
      白い飾り気のない服を好み、パッと見は田舎の村娘のような姿をしている。
      • 発言に主体性がなく、言動も客観的に見れば浮ついているように見えるが、
        その発言一つで人が動き、国が傾くほどの影響力を持っていた。
        マージョリースもこの影響力を最も懸念していたようで、常に己の第一魔術領域の中に居るよう命じていた。
        本人としては甚だ不服だったようだが、師に逆らうわけにもいかず渋々従っていた。
      • 本人の言動や行動にはかなりの粗忽さやそそっかしさが見え隠れしていたのだが、
        それでもマージョリースは彼女の危険性を他の『一悪八英雄』に説き続けていた。
        後年、これは承知のうえで行っていたとする説が出てきている。
    • マージョリース死亡後にエストナを出奔。
      その際に第十四魔術将兵隊から二十六魔術将兵隊までを引き連れていた信徒が皆殺しにする。
      この出奔事件を以って47人の人類の敵として認定される。
      • 現在は北部の移動国ヘルスタールの女王になっている。
        現在も存命で国の規模は年々巨大化している。

VII Edit

VIII -EEE- Edit

  • 【呼称】スリーエッグ
    • 階位は八位。
    • 人の先に進んだとされている存在。

IX Edit

X -Hero- Edit

  • 【呼称】ザ・ワン
    • 階位は十位。
    • 素性を誰も知らないが、47人の人類の敵の中では三番目に有名な存在。
      自称『正義の味方(ヒーロー)』であり、47人の人類の敵の中で唯一、
      自分から志願して所属している人間である。
      • 推定十七階梯クラスの恒常魔力を有し、
        その有り余る魔力を最悪の燃費で筋力全振りしている。
        厳密には魔術師であるらしいが、音声にも文字にも頼らず、思念で生じる魔法のみを使用という
        信じられない魔力の使い方をしているため、対外的に魔術師であると観測されたのは極最近である。
        観測されるまでは特異体質、あるいは能力であると思われていた。
      • 時に『勇者』に、時に『英雄』に、時に『正義の味方』にと名前を変えながら、
        災害や悪政に苦しむ人間を救い出すことを生業としている。
        その正義の行使はザ・ワンの価値観により行われ、本人もそれを是としているために、
        47人の人類の敵の要件を満たし、設立当初から階位十位として名を刻んでいる。
    • 自身の行為を正当な物とは理解しておらず、
      ある一定の価値観から見た時の正義であるという自覚をしている。
      故に自身を人類の敵に位置づけ、より強い力やより正しい力には屈するべきだと考えている。
      が、故に現在を以っても生命を永らえていることを憂いてもいるらしい。
      • 座右の銘は『勝てば官軍』。
        そして『死人に口なし』である。

XI -Those Authors- Edit

  • 【呼称】ライプニッツ
    • 階位は十一位。
      • 正確には本名不明であり、彼が残した書物に記されていたサインを解読したものである。
    • 47人の人類の敵の中で、生存している可能性が高いが、死亡しているかもしれないという半端な立ち位置での認定者である。
      また、この点について認定者に相応しくないのではないかという派閥も存在し、毎年議論が重ねられている。
      • 『焚書十篇』の作者であり、
        『冒涜者』という名を与えられ、本国の創作者のほとんどから蛇蝎のごとく嫌われている。
        その作風や残した書物が余りにも創作の範囲を逸脱しており、
        また逸脱をしていながらも質の高い物揃いであるため、という意見が大半を占める。
      • 『焚書十篇』については3冊が禁書、残り7冊に至っては焚書指定までされており、
        閲覧・拡散が多くの国で禁止されており、
        それ以外の創作物についてもその九割近くが禁書指定されている。

XII Edit

XIII Edit

XIV Edit

XV Edit

XVI Edit

XVII Edit

XVIII Edit

XIX Edit

XX Edit

XXI Edit

XXII Edit

XXIII Edit

XXIV Edit

XXV Edit

XXVI Edit

XXVII Edit

XXVIII Edit

XXIX Edit

XXX Edit

XXXI Edit

XXXII Edit

XXXIII Edit

XXXIV Edit

XXXV Edit

XXXVI Edit

XXXVII Edit

XXXVIII -jack pocket- Edit

  • 【呼称】 リョウカ・キシマル
    東方表記:騎士丸良華
    • 階位は三十八位。
    • 現在の人類の敵内、そして歴史上でも唯一とされる、『第1階梯の魔術師』での認定者。
      異名として『偉そうな最弱(ジャックポケット)』という名を戴いている。
      ユニーク魔術師ではないため、これは他称であり、そして蔑称でもある。
    • 黄金歴以前よりその名と蔑称が記されている文献があるため、
      相当古い魔術師であることは確実ではあるのだが、
      いつ頃から存在しており、いつ頃から認定されていたのか、正確な時期の記録が残っていない。
      • また、認定の内容についても不明瞭な部分が多く、
        毎年のように彼女を認定から外すかどうかについて議論が行われている。
      • 或いは外形が共通なだけの襲名性魔術師であるのではないかという見方もあるが、
        ここについても定かではない。
    • 彼女の本質は『第1階梯の魔術師である』ということそのものである。
      • 嘘偽りなく彼女には通常の人間が持ち合わせている程度の魔力もなければ、
        魔術の知識も存在しない。
        認定理由が彼女の中にあるとするならばナイフ一本でもその手にあれば、
        世界を根幹から揺るがすことが出来るほどの『危険思想』そのものにある。
      • 世界がバランスを保ち成立しているのは、
        彼女自身の持つこの『危険思想』を実行に移すことが出来るほどの力が彼女にないことを起因としている、
        とまで言われているほどに繊細なバランスを以って成立している魔術師。
      • それほどまでに危険な存在でありながら認定こそされているが、
        積極的な討伐が実施されていないのは、彼女が『危険思想』として存在することそのものが、
        世界のバランスを保っているという見方を否定しきれないことが原因である。
      • 本人曰く、『この世界の人、良かったねぇ。私が弱くて』とのこと。
  • 彼女の認定を解かない支持者の最大の焦点は、
    彼女が魔術師として持つ根源属性の特異さであり、
    世界で唯一エストナ魔術師協会にて観測されている『動因』の属性を根源属性に持つ魔術師である。
    • 彼女自身が第1階梯程度の魔力しか有しておらず、
      また魔術の才能も乏しいことが分かっているために、この根源属性での魔術がどのようなものなのか、
      またどれほど危険性があるのかは正確には知れていない。
    • 本人は他の47人の人類の敵やユニーク魔術師と同じように協会による監視下という条件を以って、
      全国全世界を漫遊している。
      • かなり単純明快に見える精神構造を持つ魔術師であり、
        ひと目見ただけでどのような人物か理解出来るような挙動を取る。
        挙動が全て精神性に繋がると見れば分かりやすい性格をしているとされる。
      • 外見は若い女性のそれで、黒髪を後ろで束ねて、女生徒用の学生服を着ていることが多い。
        また、両目が燃えるような赤をしており、その真紅は初対面の人の心に焼き付く程である。
        なので彼女を見た人間は名前こそ覚えないが、目撃した事自体は忘れないことが多い。
      • この瞳については、『魔眼』であるという観測がされている。

XXXIX -HAPPY HAPPY MALICE- Edit

  • 【呼称】SSS・サクラバ 
    • 階位は三十九位。
    • 『不幸蜜』の概念存在。異名は『ハッピーハッピー』
      • 元々一人の人間として生まれてきており、
        5階梯レベルの魔術師にも満たない一般人であったが、
        生活の中で何らかのきっかけで概念存在に存在を押し上げられてしまった。
      • 『不幸蜜』の概念存在であり、
        人間の形を取ってはいるが、正確には人以外のモノである。
        個体としての生命活動はもちろんあり「今現在のサクラバ」に関しては魔術師ですらないただの人間だが、
        個体として対外より死や消滅が与えられると自動的に並行起動しているサブ個体を個体として活動を始める。
        このサブ個体については生産方法や生産手段が画一的な物ではないことが判明しており、
        仮に「彼女ら」を根絶しようとすれば大きな予算と計画が必要と判断されている。
      • 個体ごとに名前も外見も違う上、個体同士の記憶に連続性があるわけでもなく、
        さらには『ハッピーハッピー』の個体であるという自覚もないため、特定には魔術鑑定か行動による推測しか方法がなく、
        下手に個体消滅や死を与えると補足が難しくなるという厄介な存在と認識されている。
    • 彼女ら『ハッピーハッピー』の最初の個体であったのは『桜庭櫻』という名前の少女で、
      そのため概念存在としての集合体になった後の彼女らを『サクラバ』と呼び、観測する者も多い。

XXXX -Grafdigger- Edit

XXXXI -Beast Berseak- Edit

  • 【呼称】クウコ・フォックステイル・妃崎 
    • 階位は四十一位
    • アイゼンロニー獣王国所属・フォックステイルの序列第二位『妃崎』が擁する『三大九尾』の内の一尾。
      • 何者にも従わず、ただ破壊したいという欲求によって、小国大国併せて六つもの国を壊滅に追い込んだ後、
        侵攻先の北端の凍土にて大地に概念幽閉されるまでその手で星の数程の無辜の命を奪ったとされるフォックステイルの忌み子。
        北方への道には今でもその爪痕が残る地域がある。
      • 最も序列二位『妃崎』を象徴する存在であり、
        未だにアイゼンロニーが国際連盟に独立国として承認されることが出来ない原因を作り出した張本人である。
        反面、アイゼンロニー国内では強さこそ本懐である風潮により市民の間では英雄視されている。
        何にも縛られない強さへの信仰の象徴として掲げられることも少なくない。
        アイゼンロニーの生み出したフォックステイルの中では、最も質の高い物とされている。
    • 外見は地面に着く程の長い金髪と、直視することも憚られる程に均整の取れた身体を持つ長駆の女性。
      • 遠方からの観測であるが、十六階梯レベルの魔力を有していたとも言われている。
        伝承であるために正確な情報ではない。
    • 現在も北端の凍土に概念幽閉されており、
      近隣地域も含めて第一種進入禁止区域とされている。

XXXXII Edit

XXXXIII Edit

XXXXIV Edit

XXXXV Edit

XXXXVI Edit

XXXXVII Edit

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『最高機関』>設定/47人の人類の敵
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Last-modified: 2021-04-10 Sat 09:12:05 JST (1104d)