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《遥か忘れられし 古き小神》サリウス †
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| 基礎情報 | ||
| 名前 | サリウス | |
| 異名 | ― 真なる世界を望む者 | |
| 性別 | 男性 | |
| 年齢 | 不明 （万は越えていると思われる） | |
| 身長 | 152�� | |
| 所属 | 在るべき処を探している | |
| 出自 | ||
| 出身 | この世界 | |
| 種族 | 古き神 | |
| 行動方針 | ||
| RP傾向 | ― | |
| 嫌い | ― この世界のすべて | |
| 好き | 月 | |
| その他 | ||
| 表情集 | ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ | |
| 企画 | 魔王軍 / 人間界侵攻 | |
| BGM | Invincible 砕けぬ思い | |
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『古き神々』の末席にして、最後の一柱。
※この節の内容はサリウスの、長き年月を経て正気と狂気の狭間で摩耗し、
美化された記憶に基づくものなので、どこまでが本当かはわからない。
かつてこの世界で広く信奉されていた神々。
現在とは異なる形で、世界の様々な法則を司っていた。
今となっては詳細は定かではなく、その記憶を残す者もいないが、
『古き神々』は現在の神魔との争いに敗れ、月に封じられたという。
サリウスは、現世代の人と魔の争いの結末に興味はない。
より長く戦を続けさせ、より多くの生命を死なせ、その魂を贄として、
『古き神々』が封じられた月への門を開くことを目論んでいる。
外面的に魔王軍に身を置いているのは、戦乱を死を振り撒くにあたり、
そのほうが都合がよいからに過ぎない。
『古き神々』たちが月に封じられたとき、
自身でもその理由はわからないが、サリウスだけがそれを逃れ、
この世界に残された。
サリウスは、他の『古き神々』――父や兄姉たちの存在が
時が経つにつれ忘れ去られて行くことに、深い悲しみと憤りを感じた。
今のこの世界は、偽りだと思った。
そしてサリウスは、いつの日か『古き神々』を蘇らせ
かつての日々を、“真なる世界”を取り戻すことを、独り誓った。
神々の力の源である信仰を失って久しく、その力は現代の人々が抱く“神”のイメージには遠く及ばない。
それでも今なお並の生命より強大な存在なのは、
当時の人々の信仰、残された想いの力が大きかったゆえなのだろう。
だがその精神は、永遠にも感じられるほどの星霜の間、
偽りの世に在るために偽りを重ね、また悲哀と憤怒と孤独と不安に苛まれ続けた結果、
狂気に近い極めて不安定な状態にある。
………自分が本当は何を望んでいるのか、それすらも最早わからないほどに。
そして古き、幼き者は足掻き、悩み、考える。
自分が未だこの世界に在る意味を。
父が、兄姉たちが残した想い。それを護り、紡ぐすべを。
