概要 Edit

  • 概要
  • 祇 洋助の個人イベントです。
    • 参加自由(当日飛び入り可)
    • 雷電スペースも必要なら用意します。
  • 詳細は長くなるので、ページ下部へ。

決戦場 Edit

編集:後悔という言葉の終結 
お名前:
  • -戦いが終わり- -- 2021-11-08 (月) 23:32:58
    • ナンシーと洋助二人の拳を受けると、ひび割れた体は遂にその状態を維持する事も叶わず、白い灰となって粉々に砕け散る
      アスファルトに蟠った、灰の塊それが冬の風にまき散らされるとその中から、二つの光球が現れる
      ひとつは『渾沌』の物。そしてもうひとつは邪魔されて取り損ねた『窮奇』の魂だろう
      洋助がそれに向かい手を伸ばすと引き寄せられるように光球が浮かび、眼前へ
      続けて体の中からもうひとつの光球『檮杌』の魂と思わしき物が出現すると
      洋助は、炎を纏った手を振るい、それらを消滅させた -- 2021-11-08 (月) 23:40:47
      • ・・・終わったな(静かに呟く。他の四凶は蚩尤の炎によりこの世から完全に消滅した)
        (戦いの終わりを告げる言葉) -- 2021-11-08 (月) 23:35:32
      • それを遮るように『蚩尤』が言葉を発した

        <<いや、まだ終わってない>>
        <<もうひとつ。私の魂が残っている…それに…>>
        <<鴻鈞道人に魂を砕かれた折、他の者等が息を吹き返したのは、お前の中に魂の一部を預けていたお陰だが>>
        <<お前は、誰にも預けていない…ここに今立っているのは一時的なものだ>> -- 2021-11-08 (月) 23:35:44
      • (地面に戻り、ナンシーの肩から手を離す)
        (事実を告げられると短く息を吐く洋助「それも仕方が無いか」と静かに笑った) -- 2021-11-08 (月) 23:36:48
      • シューちゃん……お別れなんです?(けっこう憎めないキャラしてたのに……) -- 恒河沙 2021-11-08 (月) 23:38:02
      • ・・・え・・じゃ、じゃぁ祇先輩は・・・ 「まぁ当然の理屈よね・・・一時的にでも生きかえったのが不思議なくらいよ」 -- 大地 2021-11-08 (月) 23:38:46
      • ふう…(剣を収め、ほっと息を吐く…疑似体験はあったが、死に至るのは初めてだった。)
        はい、皆おつかれー…って(不穏な言葉が届く)
        先輩の魂が…!? -- 勇樹 2021-11-08 (月) 23:39:53
      • …ぬっ…!?(蚩尤の言葉に目を見開き驚く)……ちょ、ちょっと待つッス。それは……(事態の推移を静かに見守る) -- 彼方 2021-11-08 (月) 23:41:04
      • 【ヨウスケは…】
        【本当に悪い男デスねぇ…】 -- ナンシー 2021-11-08 (月) 23:42:47
      • 「終わりましたね」(祇とナンシーの拳で砕かれた鴻鈞道人の姿を見て微笑む 人の力で一つ乗り越えたと)
        (蚩尤が告げた祇の命の話を聞き)「稀人よ、そなたも去るのか」(瞑目し、白銀の男は言った) -- ??&???? 2021-11-08 (月) 23:42:49
      • <<安心しろ、手はある。…ひとつだけな>>
        <<以前にも言ったがお前の中には無限に可能性が広がっている>>
        <<この世界の新たな神となれ、洋助。そうすればお前は新たな存在となり以前の魂に縛られる事はなくなるだろう>>

        改めて出た提案は、余りにも突拍子もないもの。普通の人間なら一笑に伏す所だが、彼自身それができるであろう事は誰よりわかっている
        俯き後の言葉を聞く洋助

        <<ただし、そうなればお前の存在は彼等の目に留まる事はなくなる。神とはそういう者だ>>

        神とは本来人の目に触れるものでは無い。当然と言えば当然の事だが、余りにも残酷な選択肢

        生きるため、己の存在を消さないために。共に戦ってきた者達を残してこの世から消えろ。そう言われた洋助は
        短くも、長い沈黙の果て…顔を上げた -- 2021-11-08 (月) 23:45:09
      • …アホ。誰が神なんかになるかよ…前にも言ったが俺は人間だ
        ・・・一人にさせたくない奴が居るんだよ、だからその選択肢は無しだ
        (あくまでも、一人の人間でいると笑い、答えを返した。しかしそれでは彼は…) -- 2021-11-08 (月) 23:45:43
      • 洋助が答えを出すと、暫く後に『蚩尤』は再び言葉を紡ぐ
        <<そう言うと思っていた。…流石だな洋助。お前はどこまでも自分を曲げない>>
        <<以前言った約束を果たす時が来たようだ…四凶を倒した暁にはお前に体を返すと>>
        <<短い間だったが、世話になった。お前との戦いの日々、悪くはなかった…さらばだ洋助>> -- 2021-11-08 (月) 23:47:17
      • オイそりゃどういう… -- 2021-11-08 (月) 23:47:26
      • 困惑の表情を浮かべていたが、自分の中で『蚩尤』の存在。魂とも言うべきものが溶けていくのが分かる
        完全に自分の中に取り込まれようとして行く『蚩尤』。それを感じ取り -- 2021-11-08 (月) 23:47:45
      • …馬鹿な奴だな…四凶なんだろ…素直に約束なんて守んなよ…
        (自分が意識を失っていた折に感じた寂寥はこれだったのかと、思い至り止めようとしたが)
        (目の端にナンシーの姿が写り、直ぐに考えを改めた)
        …じゃあな…饕餮…お前との共存生活も…悪くはなかったぜ -- 2021-11-08 (月) 23:48:02
      • 声をかけても返事はなく、自分の中に居たものが完全に自分の魂に置き換わったと洋助は知った
        心に空いた穴を二月の冷たい風が吹き抜けるが、周囲にいる仲間達に目を向ける
        空いた穴は暫しの間塞がらないかもしれないが、仲間達が居れば、いずれその傷も癒えるだろう

        日が昇り始め、夜明けが近づくと辺りは紫色の世界に彩られてゆく

        qst089703.jpg
        -- 2021-11-08 (月) 23:48:56
      • 紫色の道路…またこの光景が見られて何よりだよ
        (バイカーである洋助が何より好きな光景を仲間達と共有し、満足そうに微笑む)
        ・・・帰るか?オールしても学校は休校にならねーからな
        (現実を告げながら笑うと、その場を後にする。傍らに大事な者の肩を抱いて) -- 2021-11-08 (月) 23:49:50
      • (傍らで零れそうになった本物の涙を拭きとり)
        【0点ではなくなったようなので ヨウスケにはギリギリ30点をあげマスよ!!!】 -- ナンシー 2021-11-08 (月) 23:53:57
      • 「己を宿したヒトのために存在を投げ打った。蚩尤、貴方も祀られるべき存在でしょう」(陽光の女は戦神の献身を慈しむように微笑んだ)
        「何、葦原は八百万の神を受け入れる。社の一つ二つ、こさえてやるといい。……っと、姉上、どうやら時間ですな」(二人を支えていた神気が失せていく その強大な存在を顕現するには二つの器は小さすぎた) -- ??&???? 2021-11-08 (月) 23:58:15
      • 祇先輩・・・よかった・・(ほっと胸をなでおろす)
        ・・もう朝か・・・学校・・これから学校!?(え?それはちょっと・・・って顔、大分しんどい) -- 大地 2021-11-09 (火) 00:00:56
      • …ありがとう蚩尤(先輩の中に溶け込む事で救ったのだと分かると、最後にそう礼を呟いて)
        (そして、その景色を見た。美しい、紫色の夜明け前。)
        ……あーあ、めっちゃバイク欲しくなってきた。先輩はコレを見れてたのか…
        (先に帰りだす祇とナンシーに配慮して、少し距離を置いて紫の景色を見ながら帰路に着く)
        (魂が手の内から滑り落ちる程の戦いであっても、仲間と見るこの美しい景色は報酬として申し分ないと思いながら) -- 勇樹 2021-11-09 (火) 00:02:51
      • ……ここまで来ちまうとこのままオールして学校行った方がよくないッスかねぇ。あー…とにもかくにも…
        (紫色に染まる高速道路。それに目を細め、肩を寄せ合う、二人の先輩の姿を見つめ…微笑みを浮かべて)
        めちゃくちゃに濃いコーヒーが飲みたい気分ッスね(確かな達成感と共に、そう呟いた) -- 彼方 2021-11-09 (火) 00:03:19
      • 「良き日の出を守ったのは誇るべき成果でしょう 蚩尤の担い手よ」(祇の功績も讃え、その存在が薄れていく)
        「我らが巫女が傷つけられるのを黙って見ておれず、外つ国の大妖を討つ手助けをしましたが、本来ヒトの世はヒトが守るもの」
        「次は自分で乗り越えなさいと、伝えて下さい」(最後にヒトの自主性を重んじる言葉を残し、大いなる存在の気配は消えていった)
        (そうして変身が解けた真榊と八雲は、ペットである猫忍者の手によって回収されたのだとか) -- ??&???? 2021-11-09 (火) 00:09:48
      • いやあ、神にしては義理堅いナイスガイでしたねぇシューちゃん……(うむうむ。約束は守るものだよね)
        あはは……学校なんか休んで昼まで寝ちゃいましょうか?(大地くんにぴたりと寄り添って…くふふとわるい笑みを浮かべる) -- 恒河沙 2021-11-09 (火) 00:18:13
      • 後に残ったのはひとつの赤い旗だけ
        ここは雪国だ、暫くすれば辺りは白い世界に染まるだろうが
        蚩尤旗と呼ばれるその赤い色の旗は何時までも赤く輝き、はためいているだろう
        それが彼等がこの場で戦った証だと、証明するために



        「最後の四凶」完 -- 2021-11-09 (火) 00:21:44

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編集:後悔という言葉の終結 

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  • ・ -- 2021-11-08 (月) 21:10:35
    • ふと洋助は目を覚ます。先ほど倒れ込んだ高速道路のアスファルトの上かと僅かに体を起こすと暗黒のさなかに自身が居る
      さらに見渡すと周囲にまともな光景は広がっておらず唯々暗黒の空間が広がっている事を知る洋助

      「ああ…どうも死んじまったか」
      冴えない頭で漠然と呟く。意識をハッキリさせるためか頭を振り
      「そりゃいい…俺は良い…けど、アイツ等は?ナンシーは?!」
      完全に覚醒したのか、その場から飛び起き、その場から走り出す

      何とかならないかと走る洋助だったが、その足を止める様に脳内に声がする

      <<洋助。無駄だ…お前はもう死んだ>>
      <<加えて言うならば共に戦った仲間達も鴻鈞道人の手にかかり、既に死んでいる>>

      なじみ深い声。己と同化した、かつて『饕餮』と呼び、今は『蚩尤』と呼ばれる怪異の声
      その声と内容を理解すると、足を止める洋助。諦めたのではない、走る事の行為の無意味さを知ったからだ

      「どうにかならねえか?俺は良い…ナンシーを…アイツ等を助けられねーのか?…どうにかならねえのか蚩尤!」
      何度となく自分の身を救ってきた己が内の怪異に叫ぶ。無駄かもしれないがそれしかできないとばかりに
      暫くの後答えは返ってくる

      <<無理だ。死んだ者の命は返らない>>

      絶望的な答えを聞き、居ても立ってもいられなくなり再び走り出そうとする洋助。それを留める様に再び声が響く

      <<落ち着け。…それは本来ならば…だ>>

      若干呆れた様子で『蚩尤』は洋助の動きを制する。どうにも気の早い宿主だといった所だろう
      急かす様子の洋助に、続けて声を投げかける

      <<お前ならばそれを可能にする。洋助…お前は彼等の血を飲み、彼等の心・・・魂の一部をその身に宿している>>
      <<お前の身に住まう彼等の心の一部である怪異達をその身から解き放ち、彼等に戻せ。そうすれば彼等は生き返る>>
      <<それがお前の可能性だ。以前より言っていた絆の力…今日まで育んでいたそれが役に立つ時が来た>>
      <<力を開放しろ。彼等の名を呼べ。求めればお前の力は新たに宇宙を作り出す事も可能だ>>

      告げられると、洋助は目を閉じ己の内に居る倒れた仲間達の魂を感じる
      『天照』『須佐之男』『月読』『経津主』『頞儞羅』『伊邪那美』そして『玄武』
      その身に感じられた魂達の名前を呼び、目を見開く洋助
      すると、体の中から呼ばれた怪異達の発光体が飛び上がり、暗黒の天へと駆け登り消えて行った
      <<それでいい。流石は我が宿主…それでは最後に…私の名前を呼べ。それでお前はこの世界から目覚める>>

      何故か一抹の寂しさを感じさせる声色に、多少躊躇いを覚えながら、洋助は頷き口を開いた

      「・・・炎帝神農の子…戦神…『蚩尤』」
      呟くと暗闇が晴れ、世界は光に包まれた━━━ -- 2021-11-08 (月) 21:21:53
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編集:後悔という言葉の終結 相談所 相談スペース
お名前:
  • ・ -- 2021-11-09 (火) 18:23:32

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予定表 Edit

  • 日程
    • 一日目11/7 (日) 20:30〜24:00(予定)
      二日目11/8 (月)20:30〜24:00(予定)
      三日目11/9 (火)予備日(無い。とは思いますが一応)

      一日目にて渾沌一段階目討伐
      二日目にて渾沌最終形態討伐
      と、なっております。三日目は二日目が長くなりすぎると判断したのみ使用

場所 Edit

名取ICの近くの高速道路上
劇中時間内で2月28日午前二時
各々どういった方法でここに来るかはお任せします

前哨戦 Edit

一日目 11/7(日)
高速道路上で四凶最後の一体『渾沌』と戦って貰います
『渾沌』の詳細は下記に記しておきます
普通に戦って貰って普通に死にます
卑怯な奴なので、逃げ出そうとしたり、人質を取ったりしようとする描写があるかもなので対策を考えておくといいかも

時間が余ったら二日目の頭の方をこちらに回します

最終決戦 Edit

二日目11/8(月)
『渾沌』を倒した後、最終進化が現れます
その折に戦闘参加者には一旦全員死んでもらいます(ここ重要!)
勿論、イベント内での死であり、復活するのも確定なのですが
そういう描写が嫌だな〜という方はこのイベント自体避けてもらった方が無難かと思います
復活後は普通に戦えます。好きなように戦って最終形態をボコってください

注意点 Edit

イベント内で全員一度死んでもらいます(雷電したい方は別)
復活は確定ですが、気になる方は当イベントは避けてください
その他の事はなるたけ柔軟に対応しますけど、場の空気を壊す事や
ページ内でガチで死ぬのは避けてください(流石にしないとは思いますが一応)

渾沌について Edit

中国四凶のひとつ。
四つの翼を持った巨大な黄色い犬のような獣。
その名の通り混沌の力を持っており。四凶の名の通り曲がった事を好む
四枚の羽で飛行し、一軒家程の巨体と、鋭い爪、とがった牙で直接攻撃を
混沌の力は汎用性が高く、色々な物を生成したり破壊する事が可能
煙を作り出し煙幕を張ったり、自分に来た攻撃を混沌の渦へ巻きこみ彼方へ追いやったり
新しく生命を誕生させたり(自分の分身・他人の分身等)
単純に圧縮して撃ち出したりなどをする

鴻鈞道人について Edit

『渾沌』が成長を遂げ神格を得た姿
道教における三柱の最高存在。元始天尊・太上老君・通天教主(太上道君)より更に上、彼等の師にあたる存在
その力は常軌を逸しており三人の最上位級の仙人から畏れられ、彼等を容易く殺す事が出来るほど
持っている力は以前の『渾沌』の物と加えて
名前を呼ぶ事により対象の魂を手の内に呼び出し、潰す事によって相手を死に至らしめる事が出来る


Last-modified: 2021-11-05 Fri 23:13:27 JST (874d)