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闇堕ちといえば?
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名有りキャラを殺める 3  
胸が小さいので早いところ大きくなってほしい 3  
異形化 1  
訪ねてきた輩は遠慮なく殺っちゃっていいのよ 0  

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112.1 Edit

芸舞場 Edit

  • 修復された観客席
    • (瓦礫の中でたたずみ、じっと舞台を眺めている) -- 旋風
      • (急ピッチの修復に感嘆の表情の忍び) -- 旋風
      • (忍びのけつを触る酔っ払い)
      • !?(不意打ちにびくりと跳ねた…振り返り酔っ払いを見る)
      • (狸寝入りする) -- 酔っ払い?
      • (客席の隅に佇む影)
      • (狸寝入りに口を尖らせながら、視線は現れた人影へ) -- 旋風
      • やぁ、君はいつも此処で見ますね。戦うのが好きなのですか?(男とも女ともつかない中性的な声で喋る。気配が異様に薄い)
      • 今日和であります、どうなのでありましょうな…。 元々鍛練のつもりでありましたが…嫌いではないのではありましょうが -- 旋風
      • ほほう、鍛錬ですか……しかし、一体何の為に? 故郷での評価を覆す為ですか?(クスクスと笑う)
      • そうでありますな…それも以前はあったでありますが。(一瞬おや?っという表情を浮かべた)
        弱さ故に肝心な場面で向き合えない、それが恐いのでありましょう。 -- 旋風
      • ふむふむなるほどね……今も強くなりたいと思っているのですか?
      • 拙者は弱いでありますからな……せめてそう思い続けなければ、断折れましょう -- 旋風
      • ふふふ……なら、力の獲得に興味がある……と、解釈してよろしいかな?(影が色濃くなる)
      • ……うーむ。強いて言うならそうなる、のでありましょうか…(突如増した圧力に気圧されながら) -- 旋風
      • よろしい……ならば、力を与えましょう……何者をも飲み込む力を……くくくくく……!(影が溶け出し、まるで軟体生物のように旋風に飛びかかってくる!)
      • 何を…っ!?(慌てて身を引き、後方へと跳ぶが座席に引っかかり転倒) -- 旋風
      • (コールタールのような粘液と化した影が転倒した旋風に襲い掛かる)
      • うわー!?(たまたま間にいて影に飲み込まれる) -- 酔っ払い?
      • 一体…!(体勢を立て直し、飛びずさるが間に合わず片足が呑まれる) -- 旋風
      • みゃー?(さらに飲み込まれる) -- ぬこ?
      • 俺も飛び込むぞこやすー! -- よっぱらい?
      • 地球が駄目になるかならないかなんだ、やってみる価値ありますぜ!(一名追加) -- 観客?
      • 力が欲しいのでしょう? なら拒むことはないではないですか……さぁ、身を委ねなさい……くくくく……
      • 俺に力をよこせ! -- 酔客?
      • 大丈夫でありますか!……くっ!(飲まれた面々に声をかけるが、思考が混濁してくる) -- 旋風
  • 寒さ厳しい芸舞場
    • (ロープに弾かれて客席から転がり落ちた) -- 旋風
      • (旋風を追いかけてズルズルと這い寄る影)
        力が欲しいのでしょう? ……なら拒む事はないはず……さぁ、身を委ねなさい……くくく……
      • いや、なんというか……その、胡散臭いというでありますか。 (落下の際に足を痛めたか、苦痛の表情で後ずさる。壁際に追い詰められる忍び) -- 旋風
      • なら、君は力を望まないのかい?(すぐ横で誰かが囁く)
      • !(ぎょっとして思わず振り向く) -- 旋風
      • (振り向くと、すぐ目前には真っ黒な影) どうなんだい? 力が欲しいなら君に力を与えよう。拒むというならそれもいいだろう。さぁ……選ぶといい……(気付けば粘性の影は旋風の周りを囲んでいた)
      • 強さ……力。(詞とは反比例するように目線に力が衰えていく) ……。(微かに、だが確かにコクリと頷いた) -- 旋風
      • くくく……正直でよろしい……闇は力を望むものを拒まない(粘性の影が疾風の身体を包み込み、徐々に身体へと染み込んでいく)
      • ……。(虚ろな目で影を見つめる) (抵抗する気力すら起きないのか、徐々に呑み込まれて堕ちていく……) -- 旋風
      • (影はすっかり旋風の身体へと染み込み、旋風の身体から瘴気が漏れ出す) くくく……汝には影を操る力を与えた……さぁ、思うさま力を振るえ……欲望の赴くままに力を……恐怖を振りまくがいい…… -- 渦巻く闇
      • ……。(よろりと揺らめき、両膝を付く…その様は王に頭をたれるようだ) -- 旋風

112.2 Edit

百合の館 Edit

  • (切り刻まれた花の残骸が散らばっている)
    • 花が…。何があったの…? 何か嫌な予感がするわ… -- カナメちゃん
      • なんだこりゃ…カナメさん、他に変わったとことかねぇか? -- ウォルト
      • あ、ウォルくん。今のところ、特には。花が切り刻まれてるだけ… 花は…確か、旋風ちゃんが準備してたわよね… -- カナメちゃん
      • 今日は旋風はまだ帰ってねぇのか?たしか酒場じゃちゃんと帰還してるって聞いたんだけどな…部屋のぞいてみっか。 -- ウォルト
      • ええ、死亡報告も出てないし、帰ってきてるはずよ。旋風ちゃんの部屋、どこだったかしら… -- カナメちゃん
      • 旋風の部屋、戻った感じがしねぇ。何かあったのかもしれない。 カナメさん、旋風がよくいた場所とかしらねぇか?ちっと俺探してみるぜ。 -- ウォルト
      • 帰ってないの? おかしいわね…。えっと旋風ちゃんがここ以外で行きそうな場所っていったら…どこかしら… カヤちゃんのところか闘技場か…そのくらいしか知らないわ… -- カナメちゃん
      • 旋風様が行方不明!?…っと、失礼しました。先週から料理人として雇われましたシュタイアーで御座います。 しかし、ご無事だったようで安心しておりましたが…よもや… -- シュタイアー
      • おう、はじめましてだぜー、俺は馬丁兼執事…見習いなのかな、ウォルトだぜ、よろしく。 闘技場か…ちっと誰かしらねぇかいってみるかな。 -- ウォルト
      • あら、こんにちは、初めまして。私はカナメよ 旋風ちゃんどこ行ったのかしら…。杞憂ならいいんだけど… -- カナメちゃん
      • これはこれはご丁寧に…(スパッと一礼する) 闘技場ですか…その、戦闘記録に旋風様が戦っていたと記録が… -- シュタイアー
      • そんな記録あんのかー、なにか変ったこと書いてあったか?こう、何があったとか些細なことでもいいんだぜ。 -- ウォルト それが…どうも、闇に魅入られた、というか、闇に取り込まれてしまったような…
      • ううむ…そもそもあれは戦闘だったのか…とりあえずこれが記録です。 -- シュタイアー
      • 闇…? 何かしら、これ……。何か…普通じゃない感じだわ… -- カナメちゃん
      • 闇の主…深淵の力を自在に操ると言う、矛盾の王…いや、今まで御伽噺か根も葉もない怪談で伝え聞くばかりでしたが… これは…もしや… -- シュタイアー
      • もしや何よ…。何かマズいことが起きてるんじゃないの…? -- カナメちゃん
      • はい…起こってしまったやも知れません… むかし、シェフをやっていた時に、とある旅籠の主人から、矛盾の王の根城を聞いたとこがあります…。 当時は御伽噺と笑い飛ばしましたが…私は、そこに行って見ようかと思います… -- シュタイアー
      • そう…。大丈夫なの? 貴方にまで何かあったら大変よ -- カナメちゃん
      • お気遣い、ありがとう御座います。私は闇に魅入られるほど心に余裕は持っていないので…ハハハ…。 まぁ大丈夫です。旋風様の居場所を聞いて、手早く帰ってきますよ。 あ、皆様のご夕食はラップしてありますので… -- シュタイアー
      • ……そう。分かったわ、待ってるからちゃんと帰ってきてね。くれぐれも、気をつけて -- カナメちゃん
      • ええ、大丈夫です。料理人としては、また明日も料理を作りに来なければなりません故… それでは、行って参ります。(魔術師用の、分厚いコートを着て出て行く) -- シュタイアー
  • (その日を境に館へと戻る事は無くなった)
    • …旋風いねぇのか?っかしいな…何かあったのか…? -- ウォルト
    • 旋風様、ご無事で何よりです…軽症とはいえ傷の手当を… (入ってすぐ、閑散とした部屋に傷薬を落とし)ああ…俺はまた、救えなかったのか… しかしどうして俺と関わった女性はことごとく闇落ちしてしまうのだろう…(独り言を言いつつ、館を出て行く料理人) -- シュタイアー
    • 旋風ちゃん…どうか無事で、ちゃんと戻ってきてよ… -- カナメちゃん

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円卓 Edit

斬虎との遭遇(失われた記録)

  • ブラッドハウンドが先日の虎騒動の現場にいた少年と料理人風の中年男性を引き連れ円卓に戻ってくる
    • ここが円卓の…もっと豪華な所をイメージしていましたが…意外と家庭的なんですねぇ… (ちゃぶ台を見ながら) -- シュタイアー
      • あ、ええ、ええと、お邪魔します… -- 斬虎
      • こないだの虎人の少年じゃないか ブラッドハウンド、確かお前の今夜の担当はスラムだったはずだが…何があった? とりあえず今茶を出す -- コフ
      • 騎士団と言ってもあまり経費もないっスからねぇ… ちょっと暖かい物でも用意してくるっス 代わりに誰か話を聞けそうな人は…誰かいないっスか〜!? -- ブラッドハウンド
      • あら、シュタイアーさんじゃない。どうしたの? -- カナメちゃん
      • ああ、これはどうも、ご丁寧に…。(お茶を受け取り) さて、何処から話すべきですかねぇ… -- シュタイアー
      • あっ コフさん 実はかくかくしかじかで…(鋼の騎士はコフにスラムで起こった一部始終を話した) この少年が襲われた被害者っス こちらの男性はたまたま通り掛かった方で襲撃者の事にも詳しいらしいっス -- ブラッドハウンド
      • …! キリコ!? 覚えてるかな、この間広場で会った… ……一体何が?(少年に目線を合わせて、優しく聞く青年) -- アルフレード
      • か、カナメ様!実は、スラム街で、行方不明の旋風様を見つけたのですが… 既に戦闘中で、止めに入るも力及ばず…ハハハ、面目ない… -- シュタイアー
      • え、あ、こ、こんばんわ・ う、うん… ぼ、僕も よ、よくわからなくて… -- 斬虎
      • 近づくものを無差別に襲うなぞの少女、ね… 黄金騎士団は市民を守る剣にして盾。落ち着いて、安心して話すといい。何かさらに聞きたいことがあれば質問するから -- コフ
      • 戦闘中? …どういうこと? やっぱり、あんまり良くないことになってたのね… スラム街か… -- カナメちゃん
      • (治療用具と生姜湯を持ってやって来る) とりあえずコレでも飲んで温まるっス (二人の前に生姜湯を差し出す) 襲撃した女についてなんですが どうも少年の知り合いだという話っス シュタイアーさん曰く「闇に魅入られた」という話らしいっスけど… -- ブラッドハウンド
      • 見たところ、旋風様は、酷く生気が無いと言うか…目が空ろでして… かくかくしかじか…それと、これは深淵の王に詳しい旅籠のご主人に聞いた話なのですが… かなり強固な精神干渉がされているようです・・・ -- シュタイアー
      • 闇に魅入られた、だと?闇の魔術師の称号じゃないだろう …ミスター・シュタイアー。その辺から聞かせてくれるか。 -- コフ
      • あ、ありがとうございます。(生姜湯を手にとって) 彼女は、今月突然姿を消した、百合の館の住人です… 深淵の王に力を授かる代わりに、闇に取り付かれてしまったようで…目下捜索中だったのですが… -- シュタイアー
      • 旋風ちゃん、あんなのいい子だったのに… -- カナメちゃん
      • いわゆる悪堕ちとか闇堕ちとか言われる現象か 参ったな、単純な討伐ならともかく、精神系が絡んでくると関係のないのがいくら束になって力押ししても根本的な解決にはならん -- コフ
      • まだ、助ける手立てはあると思います!悪いのは彼女ではない… 女性が傷つく姿は、私が最も嫌いとすると所でして…なので、必ず助けます! -- シュタイアー
      • とにかく、元に戻す方法が分からないとどうしようもないわね…。シュタイアーさん、何か分からなかったの? -- カナメちゃん
      • 深淵の王…っスか 確か銀草さんが詳しかったっスかね…? 解く方法が分からなくてはどうにもならないっスからねぇ… あの魔王が親切に教えてくれるとは思えないし… -- ブラッドハウンド
      • (一通りの話を聞き、肩を落として) …そんなのに襲われたなんて…大変だったんだね、キリコ……(目線を合わせたまま斬虎の肩をぽんぽんと叩く青年) -- アルフレード
      • それが…目下交渉中でして…申し訳ない… 深淵の王は巧妙な上、勝つ事も適わぬと忠告を受けたので…事は慎重にと… -- シュタイアー
      • そんな状態ならとりあえず民間の人々と接触するのは避けさせた方がよいですね、早急に手配しましょう。(明るかった少女を思い出し、悲痛な表情) 精神的な問題なら親しい人々のご協力が必要になる可能性もあります、屋敷に他に旋風さんと…親しい人は居られますか? -- クレア
      • 今 自分らに出来る事は今回みたいに現場に踏み込み 彼女がこれ以上殺人を犯すのを食い止める事ぐらいっスね… その間にどうにか呪縛を解く方法を見つけ出せれば… -- ブラッドハウンド
      • 交渉にも気をしっかり持つようにな。交渉と見せかけて実は向こうのターン!とか目も当てられん ある程度戦闘能力を奪った上で、面識のある人間総出で説得…くらいしか対策が思い浮かばん。大体冒険譚じゃこの手のピンチをすくうのは仲間の『想いの力』ってやつだ -- コフ
      • せ、旋風は、旋風は… 僕の し、知ってる旋風は、と、とっても優しい。、ひ、人だよ 僕にか、かき氷、作って、く、くれたもの… -- 斬虎
      • 旋風ちゃんと親しかった人…。カヤちゃんかセシリィちゃんかしら… -- カナメちゃん
      • キリコがそう言うなら間違いないね…うん。(安心させるように頭を撫でる青年) そんな優しい人に悪心を抱かせるなんて…! -- アルフレード
      • 張り紙による注意喚起と巡廻の強化…まず騎士団が打てる手はこのぐらいっスかね… 彼女にかかった呪縛に関しては情報を集めていく方向で努力するっス この手の情報に関しては魔法協会の方が自分らより詳しそうっスね -- ブラッドハウンド
      • ううむ…向こうのターン…か、気をつけましょう…。 彼女は望んで力を手に入れた…なら…望んで力を捨てさせるしか… -- シュタイアー
      • 銀草さんにも情報を知りえるようなら問い合わせをしてみましょう、最悪の場合は僕が本人にお伺いにいってもかまいません。 ……旋風さんが、簡単に堕ちるとは思えません、何かしらの要因はあるはずですから。 -- クレア
      • 魔法協会の方には私が加盟しておりますゆえ、一度相談に上がって見ます。 絶対に、悲劇にはさせません…っ!(その瞳には、熱い熱意が見て取れる) -- シュタイアー
      • (シュタイアーの方を向き) そのための騎士団っス! 自分らも出来る限りの事をやってみるっス -- ブラッドハウンド
      • そうそう 少年は安全のため 今日はココに泊まっていくと良いっス 彼女がまた襲って来ないとも分からないし まだ寒いっスからね -- ブラッドハウンド
      • だ、大丈夫だよ、ぼ、僕おうち、あ、あるし… 旋風は悪いことしたり、し、しないよ… -- 斬虎
      • ありがとう御座います。円卓騎士団のご協力、心より感謝いたします。(深々と頭を下げる) ええと、キリコさん、でしたか、怪我はどうです? -- シュタイアー
      • う、うん ちょ、ちょっとい、痛いけど い、いつもの事だし… -- 斬虎
      • まあ 彼女が何かしなくとも 別の変な輩が襲って来ないとも限らないっスから… 遠慮無く泊まって行くと良いっス 怪我もしてる事っスからね -- ブラッドハウンド
      • それじゃぁ、屋敷の巡回もあるですし、斬虎さんのおうちの周辺も僕巡回しましょうですかね。 他手の空いた騎士団員はできれば見回りの強化をお願いいたしますー。 -- クレア
      • ふむ…手をお出しください。(指輪から淡い光を発し、傷口を癒していく) 女性が傷つつくのは嫌ですが、少年が傷つくのも嫌ですので(ニッコリと笑う) -- シュタイアー
      • そうっスね それじゃ頼むっス 自分もあちこち警戒してみるっスよ 少年もくれぐれも無茶な行いはしないように気をつけるっスよ -- ブラッドハウンド
      • さて、それでは私も、一旦店に戻ります。個人的な調査依頼が進展しているやもしれませんし…。 それでは、失礼致します。 -- シュタイアー

貧民街 Edit

  • (スラムの町並みを歩く長身の白衣の男 異常に目立つ 通りを歩くチンピラ達でさえ その異様な風貌に眼を見開く) -- メヒスト
    • …。(そんな男が視界に入ったにも関わらず、地味な女は無表情にたたずんでいる) -- 旋風
      • (白衣が翻る まるでサーカスのテントだ) おや…… 貴女、ここには「初めて」 ですかね? まだ身なりが薄汚れていない… しかし血の臭いはする… -- メヒスト
      • ……。(応える声は無い、硝子玉の様な瞳が男を見つめる) -- 旋風
      • おや、どす黒く、綺麗な瞳をしてらっしゃる… 私は精神科医では無いのですがね 貴女のような人は何人も見てきた はははははっ -- メヒスト
      • ……。(やはり応えは返ってはこない、女は唯々立っていた) -- 旋風
      • (ニカリと陰鬱な笑みを浮かべ、男の姿が人気の雑踏の中へ埋没していく…) -- メヒスト
      • ……。(何の表情の変化も無く、埋もれていく姿を見届けた) -- 旋風
  • (少女の佇むスラム街の上空を、小さな何かが通り抜けていく……) -- 式神の群れ
    • (気にした様子は無い、芸舞場へと歩いていった) -- 旋風

芸舞場 Edit

  • さーてと、こんな時間に誰かきたら奇跡だよね、しかも戦闘力もスタイルも不明な相手に(木刀担ぎながら) -- マリ子
    • ・・・こねー!!! 当り前か -- マリ子
      • (叫んでいるところ不意を打つように、足元の影から女の姿) -- 旋風
      • WAっしょいギミアベイベー!M☆O☆S☆O春めいて満開ーWAっしょいギミアベイベーYEAHイケイケハニハニ〜♪ -- マリ子
      • ・・・こほん(熱唱はじめたとこで来られて居直った) -- マリ子
      • ……。(無言の女、能面のように表情がない) (硝子玉のような目で見ると、礼も名乗りも金貨袋を放るでも無く、襲い掛かる) (影から引き抜いた刃…黒く細い、曲線を描いている…足元から振り上げた) -- 旋風
      • ・・・っと!(木刀でがふり上げられる刃に対して構えるような位置にくる、 が、一瞬何か感じたかタンッと地面を蹴って後に避ける動き タイミングと動きは早いがまぁよく見ればそれだけのうごきである) -- マリ子
      • ……。(鼓舞する声も叫びもなく、無音の女は離れた間合いを詰めるように踏み込む) (振り上げた手を返しもせず、真っすぐに振り下ろす…黒い刃が蠢いた) -- 旋風
      • うわっ!?(無造作に振り降ろされた刃の峰が木刀に当たった、あっさりと硬い樫の木でつくられた木刀が折れた) -- マリ子
      • (いつの間にか峰側が刃となっている…そのまま突き立てんと振り下ろした) -- 旋風
      • (折れたのではなく切れた、そう認識した瞬間にも刃は迫る) ・・・っ!(引けば切られる、受けることもできぬ、ならば切り落とされ残った木刀の柄をするどく相手に突き入れる 刃がマリ子の肩口にふれている) -- マリ子
      • (斬れた木刀の柄が肉にめり込む感触が確かに伝わるだろう…) (女は引きもせず、苦痛の色も見せず、刃はそのまま振りぬかれた) -- 旋風
      • ぐっ!!(刃に伝わるのは人体よりも硬い感触) はぁっ!!!(突き抜いた木刀の柄は人一人を十分に跳ねとばす威力がある) (だが、刺突をくらってなお微塵の躊躇もなく振り抜かれた刃はマリ子の片腕を斬り落とした) -- マリ子
      • (突きぬかれた一撃、華奢な体が地面を転がる…その距離数m…) (女は突きが残した浅からぬ傷を一瞥しただけで片膝で立ち上がった) (相手の腕を削いだにも関わらず、その顔には悔恨も歓喜も、何の表情も浮かばない) -- 旋風
      • いやー・・・なんか剣術修行!とか言ってられる状態じゃなさそうだね・・・ (肩腕を失い、左手一本で少女が真剣を抜いた、無銘の野太刀、片手には明らかに余るそれを) よっ・・・っと、よし!さあどっからでもいいよ!(軽々と振りまわし正眼に構える) -- マリ子
      • (女は体を支えるように地に刃を突き立て立ち上がった) (不意に。マリ子の影から生える鉤爪の黒い腕、その足を掴み突き立てんとする…) -- 旋風
      • !・・・っ!?(影から音もなく生える腕に足を取られる) うわっ・・・!?ナニコレ!?(がっちり足を取られて動けない、影にむかって刀を振りまわしている) -- マリ子
      • (引き裂くと泥のような何かしら確かな手応え、淀んだ瘴気が漏れ出てくる…) (身動きままならぬマリ子に向かって、苦無を左右に投じるが明らかに外れている…その端には何か結び付いているが…) -- 旋風
      • っち!(斬ってもドロを切るようで抜け出せない、脱出はあきらめ飛んできた苦無に相対し構える! だがそれはマリ子にあたることなく、逸れて行く、正面にきたものを叩き落とすことに集中していたマリ子は一瞬あっけにとられた) -- マリ子
      • (苦無の両端に結び付けられていたのは鋼糸、構えたマリ子を軸にぐるぐると纏わり絡みつき、動きを封じる……) -- 旋風
      • おわー!?(ぐるぐる巻きにされ動きを封じられるマリ子) ・・・うぐぐこのままじゃ一発で決まっちゃいそうだ、しょうがない、あんまり使う気はなかったんだけど・・・ ひっさーつ!!艦砲射撃!トマホーク!!(縛られて動けないマリ子の声に合わせて、港に係留された潜水艦からミサイルが発射された! ※爆発したりしますが、格ゲー的エフェクトなので全弾まともにくらっても痛いだけです、がんばればミサイルの合間を抜けられます、撃ったあとに硬直あり -- マリ子
      • ……。(ほぼ状態を封じたと見てか、袖口から出した分銅付の鎖を振り回し叩きつけようとするが) (視線を上に上げる、降って来る何か……女の姿が影の中へと沈み込んだと同時に、舞台を爆音が覆った) -- 旋風
      • ドドドドドドッ! (派手な爆風のあおりをくらってマリ子がむせる) っぺ!ぶはー!どぉーだ!これでやっつけられただろー!(直前に影に消えた女の動きは見えていない -- マリ子
      • (煙が舞台を覆う中、ゆらりと人影が浮かび上がる) -- 旋風
      • ・・・ええー・・・ひょっとしてあれでも効いてないのー?(縛られたまま冷や汗を垂らすマリ子) -- マリ子
      • (煙が晴れると其処に現れたのは直立した影) (不意にマリ子の背後に生まれる気配、漆黒の手がその喉元に触れた……) -- 旋風
      • (不意に生まれる気配に動こうとするも、からめ取られた捕縛の糸は固い) ・・・っく!(のど元に触れられた腕に対してなすすべもない) まるで心得えぬ術理と技、抜け出す糸口すらも見つけられなかった) -- マリ子
      • ……。(後背で見えぬであろう女の表情には何の感情も伺えず、唯行動に示す。) (嬲るが如く、マリ子の身に深く刃を突き立てていく……) -- 旋風
      • あはは・・・これはさすがに降参って・・・っ!がはっぁ・・・っ! (突き立てられた刃はマリ子の体を貫く、機械のそれとはいえ、まるで生き物を切り裂くような反応) っちょっこれはやりすg・・・っっ!ぷはっ!はぁっっ!!かっ・・・(内臓の損傷が気管を満たす、あふれ出る血痰、口の端で赤い泡が吹く) なっ・・・(まともな相手ではない、そう気づいたのは常人ならばとうに絶命している傷を抉られてからだ 機械の体をもつマリ子はまだ死には至らない) -- マリ子
      • せ、旋風っ! な、なにしてるの、こ、こんなと、とこ、所で…? -- 斬虎
      • ……。(止めを刺しきれぬその有様、無表情だった顔に多少困惑の表情が伺える) (刃を大きく振り上げた) -- 旋風
      • 光技・退魔弾(ホーリィシュート)! (芸舞場に飛び込みざま、旋風へ聖なる光弾を6発、同時に撃ち込む) -- カズアキ
      • 刺し貫かれた刃を掴む、引き抜かれ大上段に構えられたときに、指が切り落とされた) ・・・っ!(その刃から逃れるも、今だ旋風とマリ子はほぼ同じ位置にいる) -- マリ子
      • ……。(掛けられた声に一瞬動きが止まる、と同時に打ち込まれる聖なる弾丸!) (その場から飛びずさり、飛苦無で数発相殺、刃で弾くも……打ち落としきれなかった一撃が抉った) -- 旋風
      • こんにちは旋風さん。観客席で一緒におせんべい食べて以来ですが…こんなことする方でしたっけあなた? (マリコと旋風の間にたてになるような位置関係で身構える) -- カズアキ
      • (着弾でよろめくも、手傷を窺わせぬほどしっかりと立っている) ……。(表情は無く、応える声もまた無い。硝子玉のような目で三者を見ると女は影へと潜り込み始める) -- 旋風
      • ぅぉおおおらっしゃぁあああああああああ!!!!ちょっと待てやー!私はまだ生きてるぞー!(致命傷の血だらけで立ち上がるマリ子) 潜水艦は最強の・・・戦力で・・・私は・・・最強!!(片腕でびしりと天を指さす) どんな相手だって、絶対に降伏なんてしない・・・! 超必殺…! エマージェンシーブロウ!! (マリ子の絶叫とともに現れるのは全長百数十mの鋼鉄の巨体!、現れた威容は塔のごとく闘技場に影を投げ落し・・・) いっけぇええええええ!!(巨体が舞台を撫でおろすように覆いかぶさる!!) ※(格ゲー的エフェクトですのでまともにくらっても体力ゲージ8割持っていかれるだけです) (炸裂する超必殺技!瀕死の状態で決めポーズを取るマリ子!・・・にカズアキが放った光弾のながれだまが当たった、しんだ) -- マリ子
      • (巻き込まれて大ダメージを受けてポヨる虎の子) -- 斬虎
      • で、え、ええええ…!?(いきなり背後からものすごい攻撃が来て不意打ち気味に7割ほど削られるカズアキ) -- カズアキ
      • (喰らったのか喰らってないのか姿を消した女、気配は既に無い……。) -- 旋風
      • 退いてくれた…んでしょうか。そっちの虎っぽ方もマリ子さんも、ご無事ですか? -- カズアキ
      • ふにゃ… うぅぅ… あ、あれ、せ、旋風…は? -- 斬虎
      • 影に沈むようにして消えてしまわれました。 私の知る限り旋風さんにあんな能力はないはずなんですが……何か良くないものに憑かれたか呑まれたかしたんでしょうか。 -- カズアキ
      • (完膚なきまでに死んでるマリ子) -- マリ子
      • とにかく出ましょう。私はマリ子さんをドックに運ばないとなので申し訳ありませんがこれで。 光技・麗和癒陣(ディクリアルフィールド)!(最後に斬虎に回復魔法だけかけてマリ子を抱えて芸舞場を後にした) -- カズアキ
  • 観客席
    • え、あれ、せ、旋風? ど、どうしてこんな所に… -- 斬虎
      • ……随分雰囲気変わりましたね、それ以前にアレは止めたほうがよさそうです。(詠唱しつつ芸舞場へ) -- カズアキ

貧民街 Edit

  • (スラムで女が野垂れている)
    • スラムでのたれ死にとは、珍しくも無いですねぇ… -- ????
      • (もそりと動いた、何だかんだで息はあるらしい)
      • おや、生きているようですねぇ 私も医者の端くれ、治療くらいはいたしましょうか… (白衣を開く、長身の男、 白衣の下の無数のポケットには様々な医療器具や薬品 そして、異常な、病的に痩せたその身体) -- メヒスト
      • (抉られたのか帷子ごと腹部に裂傷が走っていた)
      • ふむ、まぁこの程度でしたらなんとかなるでしょう 血液パックは… ま、いいですかね (恐ろしく機械的な手つきで処置を続ける、大量の出血で白衣が血に染まるが男の顔は嬉しそうだ) -- メヒスト
      • (気を失っているのか時折びくりと動くものの、ぐだっている)
      • ふむ、まぁこんなものですかねぇ とりあえず、平気でしょう あとは貴女に幸運がある事を… はははっ、ははははははっ!(そのままスラムに女を置き去りにして去っていく白衣の男) -- メヒスト
      • (一瞬見開いた目、去り行く白衣をを見ていた)

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112.3 Edit

貧民街 Edit

騎士団との遭遇(失われた記録)

  • (誰かを追っているような様子でスラムの路地裏へ鋼の騎士が駆け込んでくる) 確か この辺に逃げてきたような気がしたンスけど… -- ブラッドハウンド
    • (手にバンダナをまきつけながら、後ろを駆けてくる)…居ましたか? -- クレア
      • この辺に入ったのは確かなんスけど… それよりも手 大丈夫っスか?(そう言って傷薬を差し出す) -- ブラッドハウンド
      • 大丈夫ですよ、これくらいは慣れてます。(笑い、傷薬を返す) …さて、本当に旋風さんに見えましたが…先日の報告は事実のようなのですね(いつもと違う真面目な表情、しかし悲しげ) -- クレア
      • (薄暗い路地裏、突き当たりから淀んだ空気が流れてくる…)
      • ええ…残念ながら… 先日 スラムで少年に切り掛かったのは間違いなく彼女だったっス… シュタイアーさんの話が事実だとすれば 何らかの呪縛に掛かってる可能性が高いようっスけど… -- ブラッドハウンド
      • (淀んだ空気に気付き 壁を背にして身構える) -- ブラッドハウンド
      • (突き当たりには月光に照らされるようにして瓦礫の山と伸びる影、その上に人影が見える)
      • ……どうやら“彼女”のお出ましみたい…ッスね…(身構えるが攻撃する様子はない) -- ブラッドハウンド
      • ん…会話できる様子でもなさげですし…どうしましょうかね(腰の太刀に手を当て、瓦礫の人影の様子を伺う) -- クレア
      • 少年やシュタイアーさんの反応を考えると怪我をさせる訳にも行かないっスね… ひとまず 反応を窺うのが無難だと思うっス(そう言うと鋼の騎士は旋風の前に姿を晒した) 旋風さん…っスかね? ニ三 聞きたい事があるっス -- ブラッドハウンド
      • (目をこらせば判るだろう、「人の形」をした影だけが立っている…其処に女の姿はない!) (不意に背後に気配、クレアの影から滲み出るようにして女が背面から斬り付けた)
      • (目の前の様子を伺っていると、不意に背後へ気配)…ガキッ!(半身を捻り、鞘で…切りつけられた刃をぎりぎりに軌道を反らせる) (そのままその間から軽く跳躍、太刀を構える)…問答無用ですかねー、これは。…確認します、貴方は通り魔ですか?そして、名前は? -- クレア
      • ……!? (素早く振り向き 閃光弾を投げ付ける) -- ブラッドハウンド 2008-11-20 (木) 21:11:35 New
      • (クレアの問い掛けに応える声はあったのか無かったのか、轟音と閃光が全てを隠す…) (女の手は印を結んでいる…)
      • 案の定 罠だったようっスね…影を操る能力っスか…(印を結ぶ旋風に警戒しつつ身構える) -- ブラッドハウンド
      • っわ?!(咄嗟の閃光に、目をつぶる)…っつぅ、こんな時眼帯あるとべん… (少女の印を、視認する)っまず、旋風さんなら……間に合うかっ!?(咄嗟に、手近な瓦礫を投げつける。術の発動を妨害するのが目的) -- クレア
      • (かってクレアが見たそれとは明らかに速度が違う、迷いの無い様は機械の如く) (投げられた石が当たるかという瞬間、残像を残して擦り抜けた) (…次の瞬間ブラッドハウンドの真横で既に刃を振り下ろしている)
      • ……!? (突然 側面に現れ 刃を振り下ろしてきた旋風に対し 回避も防御も困難と考えた鋼の騎士は  相打ち覚悟で体当たりを仕掛け その身を旋風に叩きつけようと試みる) -- ブラッドハウンド
      • (闘技場の時より…早い!! 右足を後ろに半歩さげ、太刀を何時でも抜けるように構える) ハウンドさん気をつけて!彼女の印は受けに回れば不利です!! -- クレア
      • (体格差も考えれば本来ならば華奢な女が吹き飛ばぬ道理はない…が) (片手で押し返す、地面をすっただけで当たり敗けせずに立っていた) (この場にいたのがカナメであれば神風と呼ばれるその術を知っていただろう) (全身から煙を上らせながら…黒い刃は無常にも振り下ろされた)
      • クッ…その身体の何処にそんなバカ力があるんスか…!? (黒き刃が鋼の騎士の肩に食い込む刹那 とっさに旋風の股間に手を回しボディスラムで彼女を投げ落とす) -- ブラッドハウンド
      • (重量までは誤魔化せず、投げ業によって宙に浮き、叩きつけられる…筈だった) (が、しかし、体の下に出来た影の中に女はそのまま飲み込まれた) (不意にクレアの足を掴む鉤爪の生えた漆黒の手)
      • (咄嗟に組み打ちを仕掛けたことにより切断は免れたものの 肩を大きな傷を負う) クッ… クレアさん 注意するっス!!(肩を押さえつつ 無事な腕に鉄棒を持つ) -- ブラッドハウンド
      • (脚を掴む手へと、太刀を抜きざま突き立て、引き抜く)ハウンドさん、閃光弾は後いくつありますかっ! -- クレア
      • (クレアの声に応え) まだ…3つほどあるっス -- ブラッドハウンド 2008-11-20 (木) 21:58:01 New
      • 次に彼女が出たところに投擲してくださいっ!影の間を移動するのならそれさえなければ出てこれないはずですっ!(太刀を再度構える) あと…くれぐれも、無理しないでくださいですよ。 -- クレア
      • (貫いた影の腕はさながら泥のよう、瘴気が湧きだす) (小山の長細い影から湧き出た女は印を結んでいる)
      • 了解っス… なに…機械の体っスから多少は無茶もできるっスよ! (そう言ってバックパックから閃光弾を取り出す) -- ブラッドハウンド
      • ……あちらの山まで逃げたようっスね…… ひとまずこの場は離れた方が無難かもしれないっス -- ブラッドハウンド
      • (印を結ぶ少女へと、催涙玉を投擲しつつ、横へ跳躍)今、閃光弾を!! -- クレア
      • (印を結ぶ女の周囲には知覚できるほどの瘴気が渦巻いている…)
      • 了解っス! 届くか分からないっスけど… (閃光弾のピンを抜き 小山の上の旋風へ向け 渾身の力で投げ付ける) -- ブラッドハウンド
      • (再び轟音と閃光が辺りを満たした…)
      • ……やったっスか!? (周囲の影を警戒しつつ 退く準備を始める) -- ブラッドハウンド
      • 油断しないようにっ!!(閃光の大元へと跳躍、少女が居たと思われた辺り目掛け、一閃!) -- クレア
      • (女は目を閉じ、静かにたたずんでいた…直撃を受けた?否。諦めた?否。) (催涙玉よりも早くその術が発動していた…周囲を吹き荒れる暴風) (瘴気を伴った真空の刃が叩き落とす…否、断ち斬らんと…跳躍したクレアへと群がった)
      • あっ…クレアさん!? 今 援護に向かうっス!!(急いで小山を駆け上る) -- ブラッドハウンド
      • (身体を撫で、切り裂くような風。それでも)っぁあああああああっ!!(その風ごと斬るように、太刀を振るう。脚が、腕が次々に血に染まる。) (普通なら動けなくなるような傷でも動けるのは獣人の血故か、そのまま、少女の元へと駆け)…目を、覚ませっ!!(渾身の力で頬を殴りつけた) -- クレア
      • (クレアの鉄拳、女の口元から血が滲む…開かれた目には感情は未だ伺えない) (不意に女がクレアの方へと歩み出し、もたれ掛かった)
      • (クレアの元に駆け寄ろうとするが 旋風の様子が気になり 2mほどの距離で様子を窺う) クレアさん…大丈夫っスか?(バックパックからパイロットエイドを取り出す) -- ブラッドハウンド
      • ん、大丈夫です。(血に染まってはいるが、身体は普通に動いている。ただ、見える傷はそのどれもが深かった) (もたれ掛る少女を支え、頬をぺちぺちとやや強めに叩く)……旋風さん?聞こえますか? -- クレア
      • (恐らく油断していただろうその瞬間、黒い刃がクレアの脇腹を刺し貫いた)
      • そうっスか…? まあ とりあえず手当てを…(クレアに近付く) …コイツ!?(素早く駆け寄ると同時に旋風へ蹴りを入れ クレアから引き剥がす) -- ブラッドハウンド
      • (蹴り離されて黒い刄は音を立て消えていく、血に染まった女はやはり無表情) (クレアの声は届かなかったのか?硝子玉のような瞳で二人を一瞥すると影に呑まれ、闇に消えた…)
      • (ゴポと、音を立てて口から血が溢れた)…っ!(そのまま、逃がすまいと襟元を握り締めた瞬間、引き剥がされる腕) …っは、ハウンドさん!逃がすな!今逃げられたら、また被害…がっ(ぼたぼたと、口から血が滴り落ちる) -- クレア
      • クッ…! 自分がもう少し気をつけていれば…! クレアさん! しっかりするっス!! (バックパックからありったけの救急用具を取り出し クレアの手当てを始める) -- ブラッドハウンド
      • ……もう遅いっス… 今は喋らない方が良いっス… (クレアに応急手当を施すと 彼女を担いで円卓へ向かう) (立ち去る前に旋風が消えた方を向く) …もう…穏便に済ませる手はないんスかね…? -- ブラッドハウンド
      • 僕…は…あきらめ……(そのまま意識を失い、運ばれていった) -- クレア
      • ち…また出遅れてしまった……っ!?あれは先月の騎士団のっ…だ、大丈夫ですか!? -- シュタイアー
      • ……大丈夫じゃないっス とりあえず一緒に円卓へ向かうっス -- ブラッドハウンド
      • か、畏まりましたっ…不味い…ここじゃ止血も出来ないし…急いで搬送しないと…! -- シュタイアー

円卓 Edit

  • 満身創痍のクレアを背負い ブラッドハウンドが戻ってくる
    • おかえりなさい…って、ちょっと、どうしたの!? (スラムのでの負傷で胴回りを包帯が巻き付けてある) -- リベラ
      • 騎士 ブラッドハウンド…帰還したっス… スイマセン…自分がいながらこんな事に… (クレアを寝台に寝かせ 医者を呼ぶ 鋼の騎士本人も損傷は深いようだ) -- ブラッドハウンド
      • (体中、服を切り裂き、骨が見えてもおかしくないほどの傷が血を流している。失血ししていないのがおかしいほど。) (その中でもっとも酷いのは、腹部の貫通された傷だった。服を、赤く染めてゆく。意識は無い) -- クレア
      • ゲッシュさんは…あー、もういないんだった!医者が来るまで保つかしら…!(苛立たしげに爪を噛む) -- リベラ
      • あっ…リベラさん 実は…(そう言って 鋼の騎士は路地裏での一件をリベラに話す) こんな事になるなんて…自分がふがいないっス… -- ブラッドハウンド
      • 失礼します!医者ではないですが、光魔術を少々心得ておりますので、応急処置か止血くらいなら何とかっ! -- シュタイアー
      • …!お願いします!(深々と頭を下げた) -- リベラ
      • (程無くして 円卓の最寄にある騎士団かかりつけの診療所から医者が駆けつけ クレアの治療を始める) (心配そうにクレアの様子を見つめる) そうだ シュタイアーさんの方では何か進展はあったっスか? -- ブラッドハウンド
      • (医者に治療を引き継ぐ、止血の処置くらいは出来たようだ) ふう…ええと、進展ですか…ヴァルキサスとの交渉によると、旋風さんが力を拒絶するしか無いそうです…
      • あと、調査して貰った所によると、スラム街に出入りしている…くらいですかね… -- シュタイアー
      • 敵討ち行ってくるわ…無傷で取り押さえるのは無理でしょ(報告を聞いて怒り狂っている) -- リベラ
      • そうっスか…力を拒絶…どうすれば…? こちらの説得も聞いてくれそうになさそうっスから… 先程の戦いで得られた情報っスけど 彼女は影を操る力を得たみたいっス 影の中を溶け込んで移動したり…影を刃と変えたり… -- ブラッドハウンド
      • リベラさん…気持ちは分かるっスけど……今のところは落ち着くっス… (そう言ってリベラを制する鋼の騎士の背中からも静かな怒りが見て取れる) -- ブラッドハウンド
      • むう…。とりあえず貴方も治療してらっしゃい。 -- リベラ
      • ええ…自分もいささか傷を負ってしまったっス…お言葉に甘えて ちょっと裏で簡単に修理してきますっス… (そう言うとバックパックからインスタントキットを取り出し 休憩室へ向かう) -- ブラッドハウンド
      • また多くの人を傷つけてしまった…助けられなかったか…クソッ… それにしても…影…ですか、成る程…光ある所なら何処でも能力が使える…正に闇の力ですか… とりあえず、皆さん、落ち着いて…って言っても駄目でしょうが… -- シュタイアー
      • 神出鬼没の単独犯……上乗せを思い出すわね、アレよりある意味性質が悪いけれど -- リベラ
      • …更正の可能性がある分マシだろう 最悪のタイミングで用事が入って、その間にコレか…クソッ!(苛立ち紛れに壁に拳を叩きつける) -- コフ
      • 敵討ちとか、人を死んだみたいに扱わない…っぅ…。(医者の制止を押し切り、上半身包帯にスカートのままで円卓に戻ってくる) レイズさんの二の舞にはさせないのが大事なんです、とりあえず皆さんおちつくのですよ。(平然と話すが、じわじわと包帯には血がにじんでいる) -- クレア
      • 無理するな副隊長! 治りが遅くなると困るだろう。話があるならこっちから出向くものを…(とりあえず椅子を並べてそこで休むように促す) -- コフ
      • …寝てなさい!仇討ちいわないだけマシでしょ? -- リベラ
      • (クレアの声を聞き 休憩室から出てくる) しかし…どうするっスか…?彼女に力を拒絶させ様にも 今の彼女が説得に応じるとも思えないっス -- ブラッドハウンド
      • ぬ…やはり止血が不十分でしたか…やはり初心者が見よう見真似でするものではない… しかし…私がもう少し早く駆けつけていれば…すみません… 兎も角、これ以上怪我人を増やさないように策を考えないと… -- シュタイアー
      • これくらい、問題ありませんよ…ちょっと痛いくらいです、死にはしません。(一応椅子には座るが明らかに出血は多い) 力を拒絶させるなら、相手に必要ないと思わせればいいのですよ、何かしらのきっかけで。 そして、影は確かに光のある場所でならどこにでも存在します…では、影の無い場所は?……影の出来ないほどの光をぶつければ良いので…っぷ(口から、血が溢れる) -- クレア
      • クレアさん…今は横になってるっス……(ひとまず休憩室のソファに寝かせる) 影が出来ないほどの光…っスか…四方八方から光を浴びせれば… …でも 足元はどうあっても影はできちゃいそうっスね… -- ブラッドハウンド
      • 影ができないほどの光…ブラッドハウンドの閃光弾を旋風の反対側から同時に炸裂…いや光魔法の光球のほうが制御は簡単か…って言わんこっちゃない! 死にはしなくても治りは確実に遅くなるだろう、ここで無理して大事な場面にいられなくなってもいいのか!?(口元に布を当てる) -- コフ
      • とりあえず、横になってください。気休め程度か見知れませんが…光魔法でもう一度止血を…(指輪を取り出しながら) 影が出来ないほどの光…ですか…私の専門は雷魔法ですね…どうしても影は出来てしまうだろうな… -- シュタイアー
      • 足元に放ればなんとか…でも一時的に封じたところで 光が途絶えたら また力を行使できる訳っスから…拒絶するまでには行かないような気がするっス どうしたものっスかねぇ… まず話を聞いて貰えないうちはどうにも… -- ブラッドハウンド
      • 論理が通じそうならやってみたい手があったんだが…参ったな -- コフ
      • あはは、コフさんは若いですねー…これでも創立初期から騎士なのです、体の具合は心得てるですよ…ふぅ。(口元の血をぬぐう) とりあえずは彼女の捕縛、そして説得ですかね…捕縛は光を行使して逃げないようにするしかないと思うです。 光りを当てたとき、殴ってみましたがその時はちゃんと殴れましたし、消えたのは刃だけでしたから本人はちゃんと物質のはずです。 あ…シュタイアーさんありがとうですよ、いたた…あとでアレならワルプルギス先生のとこいきますかねぇ…(ちょっとぐてぇとしている。よく見れば半裸) -- クレア
      • 自分も自分なりに「力」には考えを持ってるんで話し合えるなら試してみたい理屈もあったっス 確かに…閃光を浴びせた状況でなら影の力の行使を一時的に抑える事は可能かもしれないっスね… まあ…それはそれとして無茶は控えて欲しいっス クレアさんは獣人とはいえ あれほどの深手だったんスから… -- ブラッドハウンド
      • ……若くて悪かったな、騎士が仲間の心配しちゃ悪いか(そっぽを向いた) つまり捕縛、説得の間絶えず光を生む要因がいるわけで…それなりの数光の使い手が要るな。心当たりあるか? -- コフ
      • ううむ…まずは捕縛しないとどうしようも無いですか…しかし、つかまった時点で、彼女の「力」は折れてしまうやも… って、うわぁッ!!す、すみませんっ!クレア様っ…(治療魔法は行いつつ、目だけそらす奥手な50歳) -- シュタイアー
      • しかし…彼女 何のために「力」を欲したんスかねぇ…? そこが分かれば説得の糸口もありそうっスけど… その「力」を持ち続ける事が「目的」に不合理であれば それを持ち続ける意味はなくなるっスからね -- ブラッドハウンド
      • 問題はそこだ、ブラッドハウンド 闘技場で二、三言葉を交わしたときには旋風は「何かに備えるために力がほしい」としか言ってなかった その何かがわかるほど親しい人間がわかれば…ミスター・シュタイアー。心当たりはないか? -- コフ
      • 彼女は自ら力を欲したわけじゃない気がするのですよ… 戦闘記録と残留思念を見ましたが、ありゃあ力の押し売りです。暴走を前提とした… 心当たりですか…一度傷だらけの旋風様を治療させていただいた事なら… あ、それから…彼女が居なくなる月に…依頼が辛いので帰れないかもしれない…館を頼む…と… -- シュタイアー
      • 別に悪いとはいってないですよー…あはは、拗ねないのです。…昔なら、サナダさんが光の使い手でしたが、今は居るかどうか……。 光に関しては魔術師教会に案を聞いてみるのもいいかもですねー…大丈夫、これくらいなら慣れてるです。…死んだらリベラさん怖そうですしね、わふ。 何かに備える…ねぇ。ふむぅ…屋敷は見回りしてる限り異変なかったですし…。(目をそらせても気づかない外見だけ20代) -- クレア
      • 押し売りとはいえ 付け込まれるだけの力を欲する理由があったと思うっスよ 館を頼む…っスか… そういえば彼女は館の従業員用心棒だとか聞いてるっスね… -- ブラッドハウンド
      • 闇にはそれ以上の闇で覆うって方法もありますよ皆さん -- ファンド
      • 無力化だけが目的ならそれでもいいんだろうが、あくまで目的は旋風を元に戻すことだ ついでに聞きたいんだが、矛盾の魔王に魅入られる以上の闇というと? -- コフ
      • 用心棒というか、警備関係ですね、屋敷では僕と同じ業務に付くこともあったです。 あぁ…ファンドさんこんばんわですよー…それは考えなくもないのですが、最悪の場合、その闇を自在に移動されたらを考えるとですね…。 …むぅ、もうちょっと闘技場で旋風さんと戦っておけばよかったですよー…っつ(血はだいぶ止まっているが、動くとやはり傷が開いてにじみ、ぐったり)ぁー…鉄分足りないですー…。 -- クレア
      • 何か…我々では図りかねる事情があったのやも知れません…彼女だけが思い悩んでいた事とか… 闇を上塗りする…か、そう言えば、知り合いに一人、闇の魔術師がいます。 ふう、これで大分血は止まったと思います。クレアさん。あ、その、見たりはしてませんのでっ!! -- シュタイアー
      • まあ…今日のところは休んだ方が良さそうっスね… 十分な対処策が見つかるまでは彼女と出会っても深追いはしない方が良さそうっス… 鉄分っスか…それならレバーが良いと思うっス 確か台所にレバーペーストの瓶詰が… -- ブラッドハウンド
      • いや…大丈夫ですよ、かえって病院でも…開いてるかなぁ…。 とりあえず、御疲れ様でしたですよー…え?見てないってな………(自分の格好に気づき、近くに落ちていた自分の外嚢で身体を覆う) …ま、まさか、治療中誰も見て無いですよね!ね!?…っとりあえず着替えもあるですから!また明日なのですっ!…いたた(よたよたと、円卓を歩み去る) -- クレア
      • 私は、可能な限り呼びかけてみようと思います…彼女がまだ人としての心を持っているなら… いえ、持っていると思います。あのときの笑みに、嘘は無い筈ですから… だ、大丈夫です!見てません!見てませんからっ!お疲れ様ですっ… -- シュタイアー

百合の館 Edit

  • ちょっと、誰かいない?(玄関口から声がする) -- エーデルトラウト
    • お帰りなさいませお嬢様(玄関で待ちうけ、頭を下げながら) -- カナメちゃん
      • は?…私はここの主じゃない!それはともかく、ちょっとあの子を出して、あの…東の方の名前だった…ちょっとど忘れちゃったけれどとにかく出して頂戴 -- エーデルトラウト
      • あれ…? お客さんじゃなかったの? 残念… えっと、あの子って言われても…。東の方の…うーん…さっちゃんかしら。ヒントとかない? -- カナメちゃん
      • 客人よ!全く、あなたは使用人としてなってないわね……ほら、えーと…旋風、そんな名前の子だったと思うけど -- エーデルトラウト
      • あ、そう言うことじゃなくて、お店の方のってことよ。旋風ちゃん? えっと、旋風ちゃんはちょっと……まだ、帰ってきてないわ… -- カナメちゃん
      • 帰ってきてない?じゃあその子の部屋に案内して、そこで待ってるから。…住み込みよね? -- エーデルトラウト
      • いいけど…うーん…。帰ってくるのには、ちょっと時間掛かるかもしれないわよ? それでもいい? -- カナメちゃん いいわよ別に。さ、案内して(「どうせそんなに掛からないだろう」と思ったので短く答えた) -- エーデルトラウト
      • そう…。まぁいいわ、こっちよ。…ところで、貴女、旋風ちゃんのお友達? -- カナメちゃん
      • ──只の知り合い(とだけ答えた) -- エーデルトラウト
      • そう。…旋風ちゃんの部屋はここだけど…いつ帰ってくるか分からないわよ? -- カナメちゃん
      • ……今日中に帰らないとか言うならまた今度来るけど -- エーデルトラウト
      • うーん…。そうねぇ…旋風ちゃん、いまちょっと反抗期してるから、いつ帰ってくるか分からないのよね… -- カナメちゃん
      • 反抗期?はぁ…多感な時期っていうの、それ。まあ、帰ってきてないならどこかで寝泊りしてるでしょう。その場所わかったら教えに来て。私の住所ここだから(簡単な地図を渡す) -- エーデルトラウト
      • まぁ…ちょっと悪い風に吹かれたんでしょうね…。ええ、分かったわ。帰ってくるか、どこで寝泊りしてるかが分かったら知らせるわ -- カナメちゃん
      • じゃ、後は頼んだわよ(帰っていった) -- エーデルトラウト
      • ええ、任せて。……きっと、帰ってくるわ(小さく呟いて見送った) -- カナメちゃん

協会 Edit

  • 失礼致します。協会の末席に席を置かせて頂きました。ヴォルフ・シュタイアーと申します。 挨拶が遅くなってしまい、申し訳ありません…本日は少々相談がありまして… 此方で言って良い物か迷ったのですが…友人が深淵の王に力を授かり、闇堕ちしてしまいまして… 何としても助け出したいのですが…何か良い手立てはないかと… -- シュタイアー
    • 返事遅れちゃってゴメンなさい・・・ ヴォルフさん、今後は此方でもよろしくね♪ で、相談の内容だけど・・・その闇堕ちっていうのが、具体的にどういう状態になっちゃってるのかにもよるわねぇ。 魔術的な洗脳なら、解除魔法でも解けない事はないと思うけど・・・ -- アーシュラ
      • 具体的に申しますと、矛盾の魔王より闇の力を授かり、暴走してしまったのです…。どうやら影を操る力を手に入れたようで… 彼女は現在、スラム街を中心に、無差別に人を傷つける悪鬼と化しています…幸い、まだ死者は出ておりませんが… もし、闇の力を封じれるような光の魔道器があれば、ご助力願いたく思いまして… -- シュタイアー
      • なるほどね〜。そういう事なら、暴走の原因となっている闇の力を封印、或いは解除するのが一番ね。 となると、分野は光魔法か氷魔法・・・氷魔法ならお姉ちゃんやナッツさん、ソラノムさんが使えるけど、光魔法は・・・ (アルティアの帰還報告を聞いて)・・・ちょうど良いタイミングで、光の魔導器が来たみたいね♪ -- アーシュラ
      • 矛盾の魔王の呪い…本当に解除出来るのでしょうか…(不安そうに) おお、なんと言うベストタイミング! それから彼女…旋風様と言うんですが、どうやら本来の技能で「風」も使うらしいのです… 風封じに一版効力がある魔術と言うと、何になりましょう…? -- シュタイアー
      • それはやってみないと分からないけど、協会所属魔術師の実力は甘く見てもらっちゃ困るわよ♪ 風、かぁ・・・炎は相性最悪ね。闇は向こうも使ってくるところを考えると、守りなら氷、攻めなら雷かしらぁ? -- アーシュラ
      • それは頼もしい…ご協力、本当にありがとう御座います。(深々と一礼) 雷で攻められる…か、ようやく私の力が役に立つやも知れませんね・・・ -- シュタイアー

貧民街 Edit

  • 焚き火
    • (そばに座って、石を放り込んでいる) -- ネガビム
      • こう焚き火を見てると踊りたくなるよなぁ・・・・・・マイムマイム -- シルヴィ
      • 失礼します。人探しをしてるのですが…褐色の肌に黒い髪を後ろで結った少女、心当たりありませんか? -- シュタイアー
      • ……(首を横に振る) -- 陰気な男?
      • (足の無い女を見、故郷の父や親戚を思い出していたが 不意に話しかけられて振り向く) 見た事はあるけど、知らない(とだけ言い放ち、焚き火に石を放り込んだ) -- ネガビム
      • あらら、シャルウィーダンスなお誘いじゃないのかよ 褐色で黒髪ねぇ、オルツのダンナがそんな感じだけどあれは女じゃねえしなぁ -- シルヴィ
      • そうですか…もし見つけたらご一報ください。(そう言って3人にコインを渡した) しかし3月とはいえ、まだ冷えますねぇ…焚き火にあたっても良いですか?(魚を取り出しながら) ん?オルツ…というと、ああ、貴方、ラウンジのランプの、私、旅籠で料理人をしています、シュタイアーです。お見知りおきを。 -- シュタイアー
      • (コインを受け取るとにやりと笑みを浮かべた) -- 陰気な男?
      • へえ、アンタがあそこの料理人なのかい。こんなところで遇うなんて奇遇だねぇ。 アタシはシルヴィよろしくなシュタイナー!(コインを受け取るついでに手を握る) -- シルヴィ
      • どうも、最近あまり表には出てないですが、よろしく願いします。(手を握る) (因みにコインの裏にはちゃっかり連絡先が、貨幣として使えるので問題は無い) -- シュタイアー
      • (興味無さ気にコインを受け取り、コートのポケットに仕舞う シュタイアーをちらりと見て、眠そうに目を擦った後その場を立ち去った その体からは、離れていてもわかる程の湯気が立っていた) -- ネガビム
  • 深夜のスラム
    • (まだ張り込んでる、厚手のコートの男。もう殆ど不審者である)くしゅん!…うう、流石に夜は冷えますねぇ… -- シュタイアー
      • (角材を手に近づいてくるチンピラ)
      • ああ、丁度良かった。人探しをしてるんですけど、褐色の肌で黒髪を後ろで結った少女なんですが…知りませんかね? -- シュタイアー
      • (無言で殴りかかるチンピラ)
      • (コートに角材が当たると、勢い良く火花が散って角材が燃え始める) あれ?ああ…やる気ですか…(厳かに眼鏡を外す、スイッチが入ったように) いいぜ、丁度退屈してた所だ。遊んでやるぜ。浮浪者さん!(楽しそうに、コインを指ではじきながら言う) -- シュタイアー
      • ひ、ひぃ!? な、なんだコイツ、どうなってんだ!
      • うーん、原理は簡単なんだけどな?一応私、「神雷を呼ぶもの」デスから。 コートの中の楔帷子に、電流流しておけば、これくらい、ね? 所で、コートを焦がした覚悟は出来てます?出来てない?(ニッコリ笑う) -- シュタイアー
      • ひー!お、お、おたすけー!(小便を漏らしながら逃げていくちんぴら)
      • (逃げていくチンピラを尻目に浮浪者らしき男が、いつの間にかシュタイアーの隣に立っていた) …ひ、ヒヒヒ 旦那ぁ…情報が入用ですかい?
      • 汚いですねぇ…まぁ、スラムってこんなもんか…(眼鏡をかけ直しながら) (少しぎょっとして)…ええ、入用です。人を探しているんですが、見た目15,6歳の少女で、肌は褐色、髪は黒く、後ろで結っています。 名前は旋風…情報料は、食料で如何でしょう?(豪華な弁当箱を見せる) -- シュタイアー
  • ぎゃははははっ!(いつの間にか近くの塀の上に腰掛けて弁当を差し出す様を見て笑っている男)
  • へ、へへへ… 旦那あ… ものをわかっちゃいねえですね ここで力を持つのは金だけですよ 食料の配布だって金を出せば幾らでも食えやす だ・か・ら 分かるでしょう? (ヒヒヒと卑しく笑う)
  • ちっ…これだから貧民街は嫌いなんだ…(眼鏡を取り、勢い良くコインを弾く) (宙に舞ったコインは、電荷を帯び、光の速さであざけ笑った男の頬を掠める)その金やるから失せな。 それとも頭にもう一本坑道が欲しいか? -- シュタイアー
  • ちぃっ…仕方ねぇな。金は後払いだ。まずはその少女を知ってるかどうかだ! -- シュタイアー
  • おいおい、あんたがいくらつええかしらねぇが ここにゃここのルールがあるんだぜ 「ギブアンドテイク」だぜ それと、その男の言う通り、ここで信頼に足るのは金だけだぜ
  • ええ、知っておりますとも ひ、ヒヒヒ… 先日に此処の若いのがあの少女に切り裂かれて殺されたって話でさあ 何ともまあおっかないことで ひ、ヒヒヒ
  • ちっ…つくづくいけすかねぇ所だ。いいか?その程度の情報は餓鬼でも知ってる。 俺が知りたいのはその少女の根城だ。 それから、ご忠告感謝したい所だが、俺は笑われるのがこの世で二番目に嫌いなんだよ! 根城を知ってるなら話せ、しらねぇなら立ち去りな! -- シュタイアー
  • は、ヒャハハハ まずは前払い分って事でさあ それにあっしのこの笑いは性分みたいなもので… ひ、ヒヒヒ 根城… そいつはその少女の奴ですかい? それとも…おかしくさせちまった奴の方の方がいいですかな ひ、ヒヒヒ
  • 少女の根城だ。根源の奴にはもう会った。(ゆっくり煙草に火を点す) ふん、狡賢さだけは人並み以上か。前払い分だ。(皮袋の金貨、3分の1を投げて渡す) -- シュタイアー
  • ひ、ヒヒヒ… 毎度ありがとうごぜえます …あの少女を追いたければ瘴気の臭いを追ってくだせえ 闇の眷属となった奴に家だの住処なんぞのしがらみはありません 闇あるところに奴等は現れやす… 雲を掴むような話ですが、あの少女はまたきっと此処に来ますぜ ひ、ヒヒヒ
  • 成る程…騙し取られるかと思ったがが…中々有用な情報じゃねぇか。(脚で煙草を消す) 残りの報酬だ。なんか美味いもんでも食いな。(皮袋ごと投げてよこす) しかし、やはり闇か…、ああ、口止め料込だかんな!命が惜しかったらそいつを見つけても近寄るんじゃねぇぞ? まぁ寄らねぇだろうがな -- シュタイアー
  • へ、へへへ… あの若ぇのは最近流れてきた奴でして この街の人間は危険の香りには敏感で死ぬのはそれがわからねえやつ あとはちょっとばっかしの運があればこの界隈で生きていけますんで… ヘ、フヒヒ… 今後ともごひいきに… (皮袋を携え、情報屋の男は人の雑踏に飲まれるようにして消えていった)
  • ああ、見つけたらまた来な。二束三文なら払ってやるよ。 さて、少しの収穫はあったし…今日はもう現れないだろうなぁ…帰るか…(そう言うと闇に溶けていった) -- シュタイアー
  • 闇に包まれた路地裏
    • (ふよふよ)あたたかいー、ごはんですよー(クリームシチューを配っている) -- ロザリエル
      • (ヒュー、色っぽいネーちゃんだ。おい、やろうぜ?)
      • (で、でもよ・・・簡単にやれっか?あれも一応冒険者だろ?)
      • はいーそちらの方もーおなかぺこぺこですかー?(器にシチューを入れて差し出す) -- ロザリエル
      • あぁ、もちろん腹ペコだぜ。でも、もっと餓えてるモンがあってな(ニヤニヤと下卑た顔)
      • はえー?なんでしょうかー(首をかしげている) -- ロザリエル
      • (逃げ道を塞ぐように後ろに回るチンピラ)
      • (ごはんがもらえると聞いてきたが天使さんを取り囲んでいる男達が怖くて逃げた) -- 幼女
      • そりゃ女にキマってんだろうがっ!(腕を無理やり引っ張って地面に引き摺り下ろそうと試みる)
      • (腕に触れようと手を伸ばせば、リングの周りに自動で発生している重力場に力を逸らされ、横を通り抜けるようにすれ違うだろう) あわてなくてもーシチューは沢山ありますよー、そっちの子もーまだまだありますからー安心してくださいねー(逃げた幼女の元に砲座が一つ飛んでいき、言葉を伝える) -- ロザリエル
      • て、テメェ!意味分かんネェ技使いやがって!このっ!(角材でリングに殴りかかる)
      • お姉ちゃん! おかわり…いい? (少しやつれた子供たちが列をなして並んでいる)
      • お、おい。やっぱよそうぜ・・・コイツなんかオレらじゃ無理そうだしよ
      • (角材がリングに近づくにつれ反発する力場が作用し徐々に速度が落ちていく、数センチ手前で止まってしまうだろう) 乱暴はーいけませんよー(砲座から熱戦が放たれ、角材の先端に火がともる) -- ロザリエル
      • ヒィッ!クソがっ、覚えてやがれ!次あったらタダじゃおかネェからなっ!(燃える角材を捨て逃げ出した)
      • お、おい。待てよ、待ってくれよ!(シチューを未練がましく見て、同じ方角に逃げ去った)
      • あらー…シチューはいらないんでしょうかー…(手にシチューを持ったままその場にふよふよ浮いている) -- ロザリエル
      • ふむ、助けに入ろうと思ったが…無駄足だったようですね…あ、私は別にシチュー目当てではないんですが… 貴女、この辺りの方ですか?人探しをしているんですが… -- シュタイアー
      • (ふよふよ)はえー、シチューはいらないんですかーそうですかー(しゅん) 私はー今日はーごはんをさしあげにきただけなのでー、この辺りに住んでいる訳ではーないのですー(ぺこぺこ) -- ロザリエル
      • あ、いえ、折角ですし、シチュー、頂きましょうかね? この辺りの方ではないのですか…失礼しました。 -- シュタイアー
      • (ぱああ)はいーどうぞー(暖かいクリームシチューを差し出す、ジャガイモとにんじんとたまねぎ、そして少しのお肉が入っているようだ)
      • ごめんなさいですー、おやくにたてなくてー(ぺこぺこ) -- ロザリエル
      • いえいえ、シチューをいただけるだけでも有難いですよ。 最近はまだ冷えますからねぇ(手持ちのパンにつけてシチューを頂く) うむ、美味しい!レシピを教えて欲しいくらいです! -- シュタイアー
      • 煮込むときにー無重力下で圧力鍋のような高圧をかけて煮込むんですー(こくこく) 重力の下で煮込むよりーおいしくなりますよー -- ロザリエル
      • 成る程…野菜がふっくらしていて、美味しいですよ。 でも無重力かぁ…雷魔術で真似出来ないかなぁ… あ、ええと、何か術者の方ですか? -- シュタイアー
      • 魔術で出来るかはーわからないですー、このリングを使ってー重力を操作して作ったんですよー(えっへん) わたしはー炎の術を使いますけどー…申し遅れましたー、天使のロザリエルと申しますー(ぺこぺこ) -- ロザリエル
      • ほほう…重力を操作するリングとは…また珍しい装具をお持ちですね。天使の方でしたかっ! これは御失礼を致しましたっ(深々と頭を垂れる) 私はヴォルフ・シュタイアー、しがない料理人で御座います。 -- シュタイアー
      • えへー、天使ですよー(ぶいっ)でもー、頭は下げなくてもいいですよー、これはただのあーてぃふぁくとですしー ほえー…料理人さんでしたかー(ぺこぺこ) ヴォルフさんはーこちらへ御用があっていらしたのですかー?誰かをーお探しのようでしたけどー -- ロザリエル
      • いやぁ、すみません。天使の方ということで、つい… ええ、少々人探しを…褐色で黒髪を後ろで結った少女なのですが… 丁度この辺りで見かけたという情報があったので、探していたのです。 -- シュタイアー
      • 褐色で黒髪ですかー(うーんうーん)ごめんなさいーちょっとわからないですー(ぺこぺこ) -- ロザリエル
      • あ、いえいえ、すみません。この辺りの人ではないとお伺いしたのに… …あの、天使の方と聞いてお聞きしたい事があるのですが… 闇に堕ちてしまった者を、元に戻す方法とか、ご存じないでしょうか? -- シュタイアー
      • そうですねー…穴に落ちてしまった人はーみんなで力を合わせて引き上げますー 闇に落ちるのはー心の穴に落ちてしまうのだと思いますー、だからみんなの心で引っ張りあげましょー!
      • でもー…天使が堕ちるのはーちょっと違うのでー、戻るのは無理かもしれないですねー…
      • 心の闇に捕らわれているだけならーみんなの光で解き放てばいいと思いますよー(うんうん) -- ロザリエル
      • 成る程…皆で引っ張りあげるか…いや、参考になります。 まぁ、心の闇だけではなく…物体としての闇にも囚われているようなのですが… あ、シチューありがとう御座いました。芯から温まりました。後日、器を洗って御礼に行きます。 -- シュタイアー
      • 物体としての闇ですかー…?それじゃあー光の魔術で照らしてあげるといいかもしれませんねー、光あるところに闇はありますけどー、照らされれば消え去るのが運命ですからー(こくこく) あやー…お構いなくですよー -- ロザリエル
      • 心を照らす光があれば、まとわりつく闇なんてすぐ消えるわよ -- カナメちゃん
      • やはりそれが懸命ですかね…影を移動する能力を得てしまったらしくて…中々捕まえられないようなのです…
      • あ、もしさっきの特徴の少女を見かけたら、不用意に近づかないようにして下さい。 暴走しているようなので… -- シュタイアー いや、これは、カナメ様…貴女も調査に? -- シュタイアー
      • かしこまりましたー、様子を見るくらいにーしておきますねー(こくこく) -- ロザリエル
      • ええ、私もちょっと動いてみようかと思って。それに、旋風ちゃんには戻ってきてほしいしね -- カナメちゃん
      • いや、出来ればその場を逃げた方が賢明かもしれません… 一応此方で聞き込みをしてみた所、収穫もありましたよ。 旋風様は今、独特の瘴気を放っているそうです… -- シュタイアー
      • 瘴気…? うーん…なるほど。よく分からないけど、良くない気ね。居場所は分かった? -- カナメちゃん
      • 旋風さんという方なんですねーかしこまりましたー 1人の時はーわかりませんけどー、場合によってはー協力いたしますねー(こくこく) -- ロザリエル
      • ええ、魔術や魔力があれば、すぐ判ると思います。影から影へと移動する瘴気、これだけ判れば… 居場所は、不定のようです。闇の者は根城を持たないとも聞きました…。 ええ、是非。天使の方の協力があれば、助かります。(スパッと一礼) -- シュタイアー
      • わたしーは光の術はあんまり使えませんけどー 高重力でー動きを止めるくらいならー…100倍くらいでいいでしょうかー? -- ロザリエル
      • 魔力の無い魔族は悲惨ね…。居場所は分からないの…? うーん、やぱり、連れて帰るしかないわね… -- カナメちゃん
      • 確かに、中身が人である以上、重力には逆らえない…使えます!是非お願いします! ええ、今もこの貧民街の何処かをさまよっている筈なのですが…衛生的とはいえませんしね… -- シュタイアー
      • あら、この区画のどこかには居るのね? 当ても無く探すよりは範囲が絞れていいわ -- カナメちゃん
      • ふえー…ここに居るんですかー?何かここにその方の用事があるのでしょうかー… 目的を果たすために操られているのかもしれませんねー -- ロザリエル
      • ええ、最も…影に溶け込んでいるようなので、向こうにその気が無ければ視認はできないようですが… -- シュタイアー
      • 目的…? そういえば…そうね。旋風ちゃんは、なにかやりたいことがあるのかしら---人や物を探しているのかもしれませんしー、負の力を集めているのかもしれませんねー こう言う場ですからー、負の感情は多いですー -- ロザリエル
      • 操られている…か、有り得ますね…。 只、もしかすると、推測ですが、彼女は力を振るう場所を求めているのかも知れません -- シュタイアー
      • 探し物なら良いけど、負の力を集めるのは良くないわね。なんとか接触できればいいんだけど… -- カナメちゃん
      • 力ですかー?何のためのー力かーですねー 暴れたいだけならー思う存分暴れさせてあげればーすっきりするかもしれませんー(こくこく) -- ロザリエル
      • 誰がその相手をするのよ…。旋風ちゃんが暴れたら大変なんだから。はやくすっきりしてくれることを祈るしかないわ… -- カナメちゃん
      • そんなにすごい方なんですかー?それじゃあー、魔術師協会の方にも協力していただいてー 闇の力を抑えるアイテムをーお借りしてはどうでしょうかー -- ロザリエル
      • 戦闘記録で見ただけだけどね。なんか、風が凄いらしいのよ…。協会ねぇ…私、協会がどこにあるか分からないから… -- カナメちゃん
      • 風ですかー?闇の力だけじゃー無いんですかー…(こくこく) -- ロザリエル
      • ええ、魔術師協会の方は、今相談している所でございます… いや、本当に推測なんですが…人としての良心が残っていたから、こんなスラムを選んだのでは… いや、本当に負の力を集めてたりするとかなり大変なんですが… -- シュタイアー
      • ええ、彼女は元々風使いよ -- カナメちゃん
      • もともとの能力ですかー(なっとく) 特殊な力を封じればー、網か何かで捕獲できそうですねー -- ロザリエル
      • そうね…。力を封じられれば、普通の捕獲用具で捕獲できそうだけど……どうやって力を封じるの? -- カナメちゃん
      • 先ほど魔術師協会さんに協力をーと仰られていましたしー、闇や風を封じる魔具をお借りできるのではないでしょうかー? -- ロザリエル
      • あ、なるほど、そういうことね。そんな道具があるんだ…。私、あんまり魔法とか詳しくないからなぁ… -- カナメちゃん
      • 風はわかりませんけどー、それぞれの魔導器の力を抑える魔具はあるのではないでしょうかー -- ロザリエル
      • そうなんだ…。人間って時々すごいもの作るわねぇ… -- カナメちゃん
      • 発見したあーてぃふぁくとの管理をしているかもしれませんしねー、内部事情には詳しくありませんけどー -- ロザリエル
      • 風使い…ですか…不味いな…風の属性…似た所で雷属性になるのだろうか…(ブツブツ) 本当に力を封じる道具があるかどうかは…賭け…ですけどね… -- シュタイアー
      • あ、思い出した。風の力を封じるには、烏の風きり羽を壁に貼っておけばいいんだわ! あ…でもこのおまじないで旋風ちゃんの風が防げるかしら… アーティファクト? うーん…そうね、力を封じるのは難しいものね… -- カナメちゃん
      • そこはー実際にお話しをしないとわからないでしょうねー… -- ロザリエル
      • ええ、協会は今月中には話がまとまると思います。 アーティファクト…そんな強大な力を持つ物を貸してもらえるのか、少々不安ですが… しかし、すみません。ロザリエルさん…巻き込んでしまったようで… -- シュタイアー
      • いえいえー、構いませんよー もし出会ったらー、粛清しないように気をつけますねー(こくこく) -- ロザリエル
      • 違った、壁じゃなくて風の通り道に烏の風きり羽だった… とりあえず先ずは協会と話しつけることが必要ね。シュタイアーさん、それは頼んだわよ -- カナメちゃん
      • はい。お任せください。何としても旋風様を救って見せます! し、粛清…ですか…あ、あははは… さて、夜も明けてきましたし、私は一度家に戻ろうかと…いやぁ、長々と申し訳ありませんでした。 -- シュタイアー
      • 私も一旦帰って寝るわ…。おやすみなさい -- カナメちゃん
      • (ぺこぺこ)それではお2人とも、お疲れ様でしたー(この後はしばらく残って鍋の中身が空になるまでシチューを配り続けたらしい) -- ロザリエル

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112.4 Edit

矛盾の魔宮 Edit

  • 深淵の王よ、故あってここに馳せ参じた。わが名はヴォルフ・シュタイアー、深淵の王よ、その姿を見せ給え…
    • って言っても格好付きませんねぇ…とりあえず、貴方が闘技場で闇に引きずり込まれた女性の件でお話が… -- シュタイアー
      • (闇が玉座に擦り寄り、異形を形作る) ……余の名は無慈悲なる矛盾の魔王、ヴァルキサス…… くくく……どうした人の子よ? 汝も力を欲するか? -- 矛盾の魔王
      • やはり貴方でしたか…いや、そもそも御伽噺にあった貴方が居る事自体驚きですが… 前説はいいですね。出来れば彼女を元に戻す方法をお伺いしたいのですが、 出来れば紳士的に、直結に。(飄々と言いながら)) -- シュタイアー
      • くくく……やはり、その事か……簡単な話だ。奴が……旋風自身が己が力を拒絶すれば済むだけの話……だが、奴は力を求めた。力を欲した……果たして、あの状態から元に戻る事を……力を拒む事を……奴自身が望むかな……?(髑髏を揺らして笑う)-- 矛盾の魔王
      • 成る程…いやぁ、もっと勿体ぶられるかと思ってましたが…一言宜しいですか? (眼鏡を外し、性格が変わったように)力の押し売りなんてもんは、欲したなんて言わねェんですよ? とどのつまり、アンタが解呪することはできねぇって訳か… 売るだけ売っといて…いや、それが本来の闇ってもんか…(キッと闇を見据えながら) -- シュタイアー
      • 押し売り? くく、確かに余から奴に詰め寄ったな……だが、最後に首を縦に振り、力を欲したのは紛れもない奴の『意思』……力を求めるドス黒い欲望だ……余はその心の隙間を埋めてやっただけのことよ……感謝されることはあっても、恨まれる謂れはないなぁ……?(玉座の闇は横柄に笑う) くくく……さて、どうだろうな? 仮に余が解呪できたとしても、頼まれたからと言ってそれを素直に行うとでも思うか……? 魔族と取引するにはそれ相応の代価が必要だ……(茫と髑髏の眼窩が輝く) -- 矛盾の魔王
      • それは隙間を埋めたとは言わねぇよ。隙間に付け込んだって言うんだ。 クク…ハハハッ!面白いぜ。矛盾の魔王!対価か!最もだ。それが闇の闇たる所以だ! 良いだろう。彼女を助けるためならば、この身でも魂でも、好きにくれてやる!! -- シュタイアー
      • くく……まぁ、代価を支払うと言うならいいだろう……あの娘に与えた力は他者の望んだ呪いという形で剥奪してやる……だが、代わりに今度は汝がその身を矛盾の深淵に堕として貰うぞ? ……良いな? -- 矛盾の魔王
      • 料金は後払い。それが最低条件だ。(煙草に火を点す) 彼女が本当に元に戻り、救われたのなら、俺は嬉々として、深淵の闇に身をゆだねよう。(紫煙を吐きながら) -- シュタイアー
      • 後払い? くくく……異な事を言うな? 『ヴォルフ・シュタイアー』よ……(シュタイアーの名を魔王が呟いた刹那、魔宮の闇が歪み始める) 取立てはもう始まっている……くくくく……!(じっとりとまるでスライムのような粘性を持った影がシュタイアーに忍び寄ってくる) -- 矛盾の魔王
      • ふん…判ったよ…手足くらいなら、前払いでくれてやろう。 だが、ちゃんと彼女が救われた事を見届けさせろ!それが正式な対価だ! 「彼女の代わりの生贄」だ。2人とも仲良く闇に堕ちるのは許さねぇ… -- シュタイアー
      • くくく……安心しろ。五体満足ではいさせてやる……その方が余としても面白い……(じっとりと闇がシュタイアーへと染み込み、その身が異形のモノへと変異していく) 最初はまず身体からだ……もう残り半分の心は後で刈り取ってやる……努々気をつけるがいい……心は身に……姿形に指針を惹かれる……果たして、奴の解呪まで汝の心は人でいられるかな? くくく……フハハハハハハッ……! -- 矛盾の魔王
      • ぐっ…アッ…ア゙ッ…(体の変化の苦痛に悶える) ハァ…ハァ…見くびるなよ魔王っ…俺はアンタの契約に乗るような弱者だが… アンタが捻じ曲げた奴ほど付け込まれはしないっ… さぁ…ギブアンドテイクだ…彼女の解呪に必要なものを出せ…ぐっ…アアっ…!! -- シュタイアー
      • とっくに使者を解呪に走らせている……見に行ったほうがいいのではないか? 汝の心まで闇に染まりきる前になぁ? フハハハハハハッ……! -- 矛盾の魔王
      • はぁ…はぁ…彼女が元に戻ったのを見届けたら、お礼参りに来てやる…ハァッ…覚悟しておけっ… だけど…ハハハ…ミイラ取りがミイラにか…だが…これで…良…(背中から生える羽のようなモノを手で押さえながらよたよた歩いていく…) -- シュタイアー
      • ……まぁ、奴が……旋風自身が解呪を完全に受け入れるとは限らんがな……くくく……(笑い声だけが魔宮に響いた) -- 矛盾の魔王

貧民街 Edit

  • (物陰の暗がりから現れた異形に、旋風の影が……闇が吸われていく) お前の力を剥奪しろととある男がお前を呪った……契約に従い、貴様の力は剥奪され、精神は解き放たれる……くくく……だが、我らが王は寛大だ……また力が欲しいというならいつでも矛盾の魔宮に訪れるがいい……深淵は闇に堕ちるモノを拒みはしない…… -- 魔王の化身
    • ……。(己の手を眺めている) -- 旋風
      • (不振な様子に魔王の化身が近寄ってくる) ……くくく、力を欲したお前だ……また力を欲したとて何の不思議もない……なんなら、今すぐにでもまた力を…… -- 魔王の化身
      • オイ!待てよ魔王。さっすが矛盾の魔王だ…やる事がえげつないなぁオイ… 旋風さん…良いですか?私の…話を… -- シュタイアー
      • ……。(化身を眺めた後、声に振り向く) -- 旋風
      • 旋風さん…私の声、聞こえます…か?(その背中からは、異形の羽が生えている) どうか…元の貴女に戻ってください…手当てをさせて頂いたとき…微笑んだ貴女に… 力なんてものは…押し売られるもんじゃない…自分で…修練と共に手に入れるもんです… -- シュタイアー
      • その声は……ああ、なるほど。化身の方の言ったとある男というのは、ヴォルフ殿でありましたか。 (姿を見て見開かれた目、掠れた声で呟くと) -- 旋風
      • ええ。ハハハ…女性の苦しむ顔は…見たくない性質ですから… もし貴女が暴走して…人を傷つけてしまったら、貴女はきっと…その人の数倍苦しむ事になる… ですから…少々差し出がましいようでしたが…私…が…ぐぅッ… -- シュタイアー
      • ありがとうでありますよ、ヴォルフ殿……拙者の所為で(異形の上から抱きしめた) ……化身の方、居られるか?(不意に、問いかける声) -- 旋風
      • いえ…ありがとうございます…暖…かい… 旋風さんは…笑顔の方が…凄く可愛…い…(そう言うと、抱かれたまま崩れ落ちる) -- シュタイアー
      • さて……契約は履行された……ならば……(影がシュターアを包み込む) 次はお前の心を我らが王に引き渡して貰おう……くくくく……(それだけ告げて魔王の化身は物陰の暗がりへと消えていく) -- 魔王の化身
      • 化身の方、去るには早いでありますよ……(ヴォルフの元から離れて暗がりへと歩みだす) その男との契約の破棄を、私は願うであります。 彼の方の魂も肉体も拙者の代価としては過分すぎるもの…… -- 旋風
      • 何…をっ…止めてくださいっ…旋風さんっ!(這いずりながら呻く) 貴女の救いは…私が望んだんです…だから…だからっ… 闇の化身よ!!私を連れ行けェェッ!!矛盾の迷宮でわが魂…好きなだけ貪り食らうが良いッ!! -- シュタイアー
      • ほほう……? これはまた愉快な事になったな……(興味深そうに旋風の顔を覗き込む) くくく、いいだろう。なら、今はまだその男の心は刈り取らん……代わりに、お前の力の解呪も半分だけだ……(再び影が旋風へと染み込んでいく) 後々、矛盾の魔宮へと足を運ぶがいい…… -- 魔王の化身
      • 待てェェェェッ!矛盾の魔王ッ!!契約だ!等価交換だ!!闇だって契約は守るんだろうッ!! なら、私を連れて行けッ!!今すぐにッ!! -- シュタイアー
      • ……。(闇が浸み込む瞬間、ヴォルフへと笑顔を向け……闇の中へと歩み去った) -- 旋風
      • …待って下さい!お願いです!!旋風さんッ!! ぐぁぉぉぉぉぉぉぉォお…(地面を這うが、後一歩届かない) -- シュタイアー
  • せ… んぷう? -- 斬虎
    • 斬虎殿、今晩和であります。 この間は申し訳無いことをしてしまったでありますな……(耳が垂れた) -- 旋風
      • せん、旋風っ!(珍しく、大きな声を上げる) よ、よかった… なs、なんだか恐い顔してたから ど、どうしちゃったのかなって… ぼ、僕…(今にも泣き出しそうに眉を八の字に下げ) -- 斬虎
      • 申し訳ない、本当に…しかし 次にあの時のような拙者を見たら…遠くに逃げるでありますよ(真剣な眼差し) -- 旋風
      • え… にげ、る? …… や、やだ 僕は、逃げたりしないよ、旋風… も、もしく、苦しいなら、た、助けてあげたいし… そ、そうで無いなら… ぼ、僕はせ、旋風から 逃げたりなんか、し、しないよ 絶対にっ -- 斬虎
      • …。(困ったように小さく笑った) もう一度あのような拙者を見たならば、思い切り殴り倒して欲しいであります -- 旋風
      • ど、どうして…? そ、そうしたら、も、元に戻るの? -- 斬虎
      • うまく行くかはわかりませんが、それが最善の策であります(やはり真剣な眼差し) -- 旋風
      • うん、わ、わかった 旋風が、そ、そう言うなら… 判った… で、でも、で、できれば… あ、あんな旋風は、み、見たくないよ…… -- 斬虎
      • …そうでありますな。拙者も頑張るであります -- 旋風
      • うん、や、約束だよ お、お願いだよ旋風… ず、ずっと、い、いつもの旋風で、い、いて -- 斬虎
      • ええ…(頷きはしなかった、だが安心させるように額を付け、笑いかける) -- 旋風
  • やあ旋風・・・久しぶりだね 覚えてるかい?広場でちょっと話しただけだけれども・・・2年前かな、そんな昔だったっけ (サングラスをかけてやってきた赤いコートの男) -- ヴァッシュ
    • 今晩和であります、お懐かしいでありますな 貯古麗糖を美味しいと言ってくださったのを先日のように感じますが(小さく笑う) -- 旋風
      • カチャ(サングラスを外す) ああ・・・旋風・・・いつもの旋風だ・・・! よかった・・・ -- ヴァッシュ
      • 拙者は拙者でありますよ?(不思議そうな顔で) -- 旋風
      • ホントは、ホントはね、きみを、きみを、きみを撃ちに来たんだ・・・ きみが人を襲っているという話を聞いたんだ・・・ なんとしてでも止めたかった 僕にできる事全てをかけて止めたかった だから、きみを、撃ちに・・・来たんだ・・・ 僕は、僕は・・・よかった・・・旋風・・・(肩を抱いて泣く 友達を傷つけなくて済むという事に心から安心して泣く) -- ヴァッシュ
      • ああ、なるほど。そうでありましたか…ありがとうであります。ですが… そういう意味でしたらまだ未決着でありますよ…けじめをつけにいかねばなりません。 -- 旋風
      • けじめ、かい?それは一体・・・ 危ない事なのかい? -- ヴァッシュ
      • 間違えばまた拙者は凶刃と化すやも知れないであります。 ですからその時は…どうか……。酷なお願いでありますが。(微笑を浮かべた) -- 旋風
      • やめてくれ そんな事を言うのはやめてくれ きみは、きみは大丈夫じゃないか!もう凶刃を振るう事なんか、ないんだ・・・ もう・・・ないんだ・・・(肩を握る手に力が入る) -- ヴァッシュ
      • いまはとある方が必死になって作ってくださった猶予の時間。 時が尽きれば…あとはどうなるか、蓋を開けるまで判らないであります。(肩に当てられた手を両手で包んだ) -- 旋風
      • (返事はなく、ただ泣き続ける男 それは肯定の意味なのだろう) (そして彼は一つの大事な約束を抱えて自分の住処へ帰っていった) -- ヴァッシュ

百合の館 Edit

  • 皆様…今月もご無事でしょうか? 暖かいコーンポタージュをご用意しておきました。どうぞ、お召し上がりください。 -- シュタイアー
    • (花が残されている)
      • ……これは…旋風ちゃん? …帰ってきたの……? でも… -- カナメちゃん

広場 Edit

  • 夜の広場 君はベンチに座っても良いし、噴水に飛び込んでも良い
    • (疲れた様子でベンチに座る女)
      • (女に声をかける青年)
      • (掛けられた声に振り向き、力なく微笑む女)
      • (女に向かって振り下ろされる刀)
      • (辛うじて袖口から抜いた刃で受け流す女、目を見開いている)
      • (青年薄ら笑いを浮かべているだけだが、女の後ろから目に見えない斬撃だけが飛んでくる、その数は6)
      • (気配を感じたか横に飛び退く、が躱し切れずに腕を貫かれる)
      • (飛びのいた先へ不可視の刃が追撃する、先ほどとは別に3)
      • (女には切り裂かれる大気が見えていた、自ずと軌道も読める…) (躱し潜り、男へと間合いを詰める)
      • (詰める女へ向け振り下ろされる手刀、一見ただの手刀だが真剣よりもなお凶器)
      • (ただならぬ迫力を感じたか、横へと飛びずさりながら二本の刃を投げた) (男の左右、明らかに狙いは外れているが端に何か結び付いている…)
      • (青年はそこに佇んでいる、刃がある程度の距離に近づくと不可視の刃によってバラバラに切断され地面に散らばる)
      • (再度見開かれる目、正攻法は通じないとみて、手で複雑な形を作り始める)
      • (前後上下左右6方向から同時に刃が襲い掛かる)
      • (斜め後ろへと傷ついた腕で後方の一撃を受けとめながら退いて残りを躱した) (傷からか地面に手を付く、瞬間、地を這う衝撃刃が男を襲う)
      • (地に気配を感じ、常人にはありえない跳躍力で飛ぶ、男はそのまま空へ消えていった)
      • (額に脂汗、片膝をついたまま、片手で止血を始める)

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  • (ぼうっとたたずんでいる) -- 旋風
    • …!あなた、最近居なかったそうじゃないの。どこに行ってたのよ……
      • おや、今晩和であります。よくご存じでありますな…少々ありまして(力の無い笑み) -- 旋風
      • あれから館に訪ねたの、でもあなたは居ないって。反抗期とか聞いたけど何かあったの?
      • ああ、なるほど…それは申し訳ない事をしたでありますな。 反抗期、でありますか?(くすりと、しかし影のある笑み) …少々取り返しのつかない過ちをしてしまいまして。 -- 旋風
      • ……何、したの
      • 身に余る力に溺れ、多くの方々を傷つけたでありますよ…(静かにはっきりと己の所業を語る) -- 旋風
      • そう、なら償いなさい…あなたにはまだそれが出来る(旋風の肩にそっと手を置いた)
      • …そう、でありますな。(頷きも否定もせずその手を見ながらただ呟く) -- 旋風
      • ……ねえ、あなたが私に花を送ってきた理由がまだわからないの。大昔に私と会った事がある?
      • 記憶にないのならば…ない、のでありましょう(少し言葉を悩みながら) -- 旋風
      • ……まだ思い出せない。だから、あなたの知っている私を教えて
      • そうでありますな……(やはり躊躇いながら) 拙者の知るある方は、拙者のことをヴィントと、お呼びでありました。(反応を見る) -- 旋風
      • (少しだけふらっと眩んだような動作をした)……そう、なら私もヴィントと呼びましょう。
      • ……。(心配そうに見つめている) -- 旋風
      • …大丈夫よ、ちょっと頭が痛くなっただけ(心配そうに見つめる旋風にそう言った) ……あなた、今どこで寝泊りしてるの?あの館に居ないのはわかったけど、また話したい時困るから教えて
      • ……。けじめを付けにいかねばなりません(首を振った) 仮に次にまみえる事があったとしても拙者は拙者ではないでありましょうから -- 旋風
      • …また、力に溺れるの?なら…私が止めるわ(少しだけ強く言った)
      • ……。(言葉もなく微笑を浮かべたが、一雫涙が零れた) -- 旋風
      • (旋風のその涙を指で拭う) ……泣かないで。どうすればいいか、今はよくわからない(そのまま抱き寄せる)
      • ……いえ。十分でありますよ。(躊躇いながらも抱き返した) -- 旋風
      • ……どう、落ち着いた?
      • …ええ。(くすりと笑う、その顔に影はない) -- 旋風
      • …そう、よかった。今日はもう遅いし、泊まっていきなさい。ごちゃごちゃしてるけれど寝場所ぐらいならあるから
      • …また、でありますよ(深々と一礼すると背を向けた) -- 旋風
      • …あ、ちょっと(その背は、すぐ届く所にあるのにとても遠く見えた。何故か見送る事しかできずに居た)

矛盾の魔宮 Edit

  • (化身に導かれるようにして、闇の中へと堕りてくる) -- 旋風
    • (深淵の底で玉座に腰掛け、嗤う魔王) くくく……よく来たな……して、あの男の事であったな? -- 矛盾の魔王
      • 左様でありますな……契約の破棄をお願いいたしたく。 -- 旋風
      • さて、その話だがな……あの男とも一度契約した以上、契約は等価だ……つまり、その同じ価値の契約を破棄するにはそれに更に上乗せした代価が必要となる……汝の身一つでは足らんなぁ? -- 矛盾の魔王
      • なるほど。ならば、かの方の身代わりとなりましょう……それとも、代案がありましょうか? -- 旋風
      • 止め・・・ロ…止めるんだっ…旋風さんっ!(おぼつかない足取りでやってくる) (体は大分侵食されているようだ) -- シュタイアー
      • ならば、次は汝の身と心に加え……汝の『想い』を差し出して貰おう……! くくくく……!(影が旋風へと染み込んでいく) 奴を……『ヴォルフ・シュタイアー』を倒せ……だが、決して殺すな……どちらかが諦め、絶望に堕ちるまで……互いの想いが擦り切れるまで戦い続けるがいい……ふふふ……フハハハハハハッ! -- 矛盾の魔王
      • む……?(途中で影が旋風への侵食を止める) ほう……今宵は来客が多いな…… -- 矛盾の魔王
      • オイ…魔王…契約だ…等価に…従イ…彼女を…開放…しろっ…(膝から崩れ落ちる) -- シュタイアー
      • ……。(顔を歪ませる) ヴォルフ殿…… -- 旋風
      • くくく……とはいえ、この女はこの女でお前を解放しろと言っている……いやはや、想いとはかくも難儀なものだなぁ? ヴォルフ・シュタイアーよ?(心のそこから愉快そうに魔王は嗤う) -- 矛盾の魔王
      • 俺は…貴女を治療した時…あの笑顔を見たとき…守りたいって…思ったんです… だから…任せてください…俺は…いつか必ず…貴女の元に、笑顔で戻るから… さぁ!魔王!これだけ人の心をもてあそべば十分だろう! 御託はもう良い!俺を喰らえ…そして…彼女を真に闇から解放しろッ!! -- シュタイアー
      • そう、御託は無用でありますよ…… 拙者が拙者であるかぎりそれを見過ごすことは出来かねるであります。 ヴォルフ殿を…倒せば宜しいのでありましたな?(確認するように問い掛けた) -- 旋風
      • くくく……まぁ、いいだろう……闇はいつでも力に真摯だ……最後まで立っていた方の契約を履行してやる……想い会う者同士、相手を想う故に争い合う……くくく、正に矛盾だな……これだから人間は面白い…… -- 矛盾の魔王
      • 魔王ゥゥゥッ!!貴様ァァァァァッ!!(闇に向かって吼える) そんな…止めて…止めて下さいッ!!旋風さん!!このままじゃ…どちらにしろ貴女はっ…! -- シュタイアー
      • ……。(無言のまま仮面のような微笑、ゆっくりと歩みだす) -- 旋風
      • 此処で殺し合えと言うのかっ…魔王!! 旋風さん…泣かないで下さい…俺が…助けますから… 貴女を傷つけるのは…もう…(ゆっくりと歩み寄る) -- シュタイアー
      • ……。(首を振る、もう十分だというように) (その手は二重に印を結んでいる、一撃で決めるつもりなのだろう) -- 旋風
      • …待って下さい!傷つけちゃ駄目だ!俺に戦う意思はっ…(そう言いつつ、印を結ぶ手を見て、思わず身構える。本能なのだろう) -- シュタイアー
      • (ただ二言、女は言葉を紡ぐ) 青嵐…(巻き起こる突風が掲げた拳に収束し) 神風…(刹那、残像を残して姿が消えた…) -- 旋風
      • なっ…姿が…消えたッ…残像でしか捉えることができない…幻術の類か… (辺りを見回す。神経を尖らせて。) -- シュタイアー 2008-11-22 (土) 00:14:29 New
      • (それは真正面から、真っすぐに、唯々純粋に、圧倒的な速さで迫った颶風如き黒い影) -- 旋風
      • 真正面っ…!!(一度構える…が、吹き荒れる風の最中、構えを解いて、旋風さんに両腕を差し出した) (まるで抱きとめるようにして。それは闇の力に対する彼の出来うる限りの抵抗だった) -- シュタイアー
      • (差し出された手、掴めれば或いは…躊躇い。だが、しかし。) (魔宮に来るまでの僅かな時間の内に、女は覚悟を決めていた、闇と正面から向き合う覚悟を…) (無力化せんと無防備なヴォルフへと拳は振りぬかれた) -- 旋風
      • (旋風さんの瞳を見て)…ああ、心が弱いのは…俺の方だったんだ…(無防備な胸に拳がめり込む) でも、変かもしれませんが……私は貴女を愛してしまった…んだと思います…旋風…さん…(ゆっくりと抱きしめる) -- シュタイアー
      • ありがとう…(驚いたように目を瞬かせたが、ゆっくりと力強く抱き締めた) (数瞬の後、崩れ落ちるヴォルフを優しく横たえる) -- 旋風
      • 旋風さん…これ…を…(横になったまま、あの時治療に使った指輪を差し出す。力なく) 闇あるところに…必ず…光はあります…ごふッ…だから… もう闇には…囚われ…ない…で…(ドサッ) -- シュタイアー
      • ……。(手渡されたヴォルフの指輪をぎゅっと握り締めた)-- 旋風
      • くくく……中々愉快な演目であったな……よかろう、契約に従い、その男の呪いは解いてやる(シュタイアー身体から闇が溶け出し、次第に身体も元に戻っていく) 代わりに、旋風、汝には引き続き矛盾の闇の虜となって貰う……さぁ、力を受け取るがいい……(粘性の影が旋風へと忍び寄っていく) -- 矛盾の魔王
      • ……。(ヴォルフの状態を見て安堵の溜息、サイズが合わないのか指輪に鋼糸の輪を結びつけて首飾りにした) 今度は容易くは折れないでありますよ……(闇を見据える瞳には決意の表情) -- 旋風
      • 余は力を与えるだけだ……汝がその闇に魅入られようが踏破しようが、余はどちらでも構いはしない……いずれにせよ、汝が力を振るえばそれは我が力を世に知らしめる事となる……くくく…… -- 矛盾の魔王
      • ……。(魔王の言葉に応える声はない、忍び寄る影へと自ら歩み寄る) -- 旋風
      • (ゆっくりと影が染み込み、再び旋風に影を操る力が完全に宿り始める) -- 渦巻く闇
      • ……ッ!(染み込む影、荒れ狂う力の奔流に対魔の特性が発動した…)
      • (旋風の身体にじっとりと染み込んでいく影) -- 渦巻く闇
      • ……ぁぁぁァァア!!(心を塗りつぶしていく闇、悲痛の叫びが木霊し、涙が零れ落ちた) ……。(やがて、悲鳴も音も止んだ) -- 旋風
      • そうだ、それでいい……欲望と闇に身を委ねろ……さすれば自然と力も増す……汝にとっては躊躇いこそが最大の足枷だ……くくくく…… -- 矛盾の魔王
      • 旋風…さんっ……ゔ…あア゙っ…畜生っ…また救えなかったのかっ… うおぉぁぁぁぁッ!!(咆哮は、むなしく闇に木霊した) -- シュタイアー

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Last-modified: 2012-08-26 Sun 11:00:04 JST (4255d)